JP2004132273A - イモビライザーシステム付エンジン制御装置 - Google Patents

イモビライザーシステム付エンジン制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】汎用性を有し、かつセキュリティの向上を図る。
【解決手段】エンジンの運転状態を制御するエンジンECU30と、エンジンキーに内蔵され該エンジンキーをキーシリンダに差し込んだ際に該エンジンキーを特定する識別コードを送信するトランスポンダ10Aと、トランスポンダから送信された前記識別コードと予め登録されている第1の識別コードとを照合し、両者が一致した場合にエンジンECUにエンジンの運転状態を制御する制御処理の実行禁止を解除するための駆動禁止解除信号を出力するイモビライザーユニット20とを有し、エンジンECU30は、電源投入時にエンジンの運転状態を制御する制御処理を実行するに先立ち、最初に前記制御処理の実行を禁止し、受信した駆動禁止解除信号と予め登録されている駆動禁止解除信号との照合結果に基づいて前記制御処理を実行するか否かを決定する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠隔操作によりエンジン始動を可能とする機能を備えたイモビライザーシステム付エンジン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近では、車両の盗難防止を目的として専用のエンジンキーに内蔵されたトランスポンダから送信された識別コード(IDコード)と自動車本体に登録された識別コートとを照合し、両者が一致した場合にのみエンジンの駆動機能を有効とし、一致しない場合にはエンジンの駆動機能を停止させるイモビライザーシステム付エンジン制御装置が提案されている。
一方、リモートコントローラにより車外より識別コードを含むエンジン始動信号を送信し、該信号によりエンジンを駆動し、事前にアイドルリングをさせたり、エアコンを動作させたりするリモートエンジン始動システムが知られている。
【0003】
上述したイモビライザーシステム付エンジン制御装置と、リモートエンジン始動システムの両者の機能を自動車に搭載できれば便利である。このような、両者の機能を備えたイモビライザーシステム付エンジン制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開平10−35416号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載されている従来のイモビライザーシステム付エンジン制御装置にあっては、エンジンの運転状態を制御するEFIECU(エンジン制御装置)に常時、エンジン駆動許可信号EAを出力し続けなければ、エンジン制御を行うことができず、煩雑な制御をしなければならないという問題が有った。
【0006】
また、上記従来のイモビライザーシステム付エンジン制御装置では、リモートコントローラでエンジンを始動させるためにリモートエンジンECU(本発明の実施形態におけるリモコンエンジンスタートユニットに相当)よりEFIECUに対し、予め固定的に決められているアイドリング許可信号IAを出力させるようにし、この信号IAが出力されている間は、駆動信号EAの有無に関係なく、エンジンを始動させるようにしている。
【0007】
しかしながら、リモートエンジンECUはオプションとして販売され、自動車に後付けされるのが一般的である。したがって、リモートコントローラと対になったリモートエンジンECUを付け替えることにより、エンジンをリモートコントローラにより始動させることが可能になり、セキュリティ上、問題である。
また、上述したように、アイドリング許可信号IAは予め、固定的に決められているので、車種ごとに、異なる仕様のリモートエンジンECUを用意する必要があり、汎用性に欠けるという問題も有った。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、エンジンの運転状態を制御するエンジン制御装置に駆動禁止解除信号を常時出力する必要がなく、汎用性を有し、かつセキュリティの向上を図った、遠隔操作によりエンジン始動を可能とする機能を備えたイモビライザーシステム付エンジン制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、遠隔操作によりエンジン始動を可能とする機能を備えたイモビライザーシステム付エンジン制御装置であって、
エンジンの運転状態を制御するエンジン制御手段と、
エンジンキーに内蔵され該エンジンキーをキーシリンダに差し込んだ際に該エンジンキーを特定する第1の識別コードを送信するトランスポンダと、
前記トランスポンダから送信された前記第1の識別コードと予め登録されている第1の識別コードと比較するためのコード信号とを照合し、両者が一致した場合に前記エンジン制御手段にエンジンの運転状態を制御する制御処理の実行禁止を解除するための駆動禁止解除信号を出力する第1の制御手段とを有し、
前記エンジン制御手段は、電源投入時にエンジンの運転状態を制御する制御処理を実行するに先立ち、最初に前記制御処理の実行を禁止し、受信した駆動禁止解除信号と予め登録されている駆動禁止解除信号との照合結果に基づいて前記制御処理を実行するか否かを決定することを特徴とする。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のイモビライザーシステム付エンジン制御装置において、さらに、エンジン始動指令信号を出力するリモートコントローラと、前記リモートコントローラよりエンジン始動指令のための第2の識別コード信号を受信し、該信号と予め登録されている第2の識別コードと比較するためのコード信号とを照合し、両者が一致した場合に前記エンジン制御手段にエンジンの運転状態を制御する制御処理の実行禁止を解除するための駆動禁止解除信号を出力する第2の制御手段とを有し、
前記第2の制御手段から出力される前記駆動禁止解除信号は、データ読出し/書込み手段により、前記第1の制御手段に内蔵された記憶手段に登録されている駆動禁止解除信号を読み出し、かつ該読み出された駆動禁止解除信号を前記第2の制御手段に内蔵された記憶手段に書き込んだものであることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1に本発明の実施形態に係るイモビライザーシステム付エンジン制御装置の構成を示す。同図において、本実施形態に係るイモビライザーシステム付エンジン制御装置1は、エンジンキー10に内蔵されたトランスポンダ12Aと、イモビライザーユニット20と、エンジンの運転状態を制御するエンジンECU30と、と、リモートコントローラ40からのエンジン始動指令信号に基づいてエンジンを始動させるための制御を行うリモコンエンジンスタートユニット50とを有している。このうち、リモコンエンジンスタートユニット50はオプションとして販売され、ユーザの選択により後付けされるようになっている。
【0012】
イモビライザーユニット20、エンジンECU30、リモコンエンジンスタートユニット50は、コネクタ100とコネクタ101、コネクタ102とコネクタ103、コネクタ108とコネクタ109をそれぞれ接続することにより相互に接続され、通常、この状態でイモビライザーシステム付エンジン制御装置が機能するようになっている。
また、テスタ60で、電気系統の機能チェックを行う際、あるいは後述するリモコンエンジンスタートユニット50内のROMにデータを書き込む際には、さらに、コネクタ104とコネクタ105、コネクタ106とコネクタ107とを接続して使用される。
【0013】
トランスポンダ10Aは、内蔵されたエンジンキーをキーシリンダ11に差し込んだ際にキーシリンダ11側から供給される電磁エネルギーにより動作し、該エンジンキーを特定する識別コードを送信する機能を有している。
イモビライザーユニット20は、トランスポンダ10Aから連続的に複数回、送信された第1の識別コードと予め登録されている第1の識別コードと比較するためのコード信号とを照合し、両者が一致した場合にエンジンECU30にエンジンの運転状態を制御する制御処理の実行禁止を解除するための駆動禁止解除信号を出力する機能を有している。イモビライザーユニット20は本発明の第1の制御手段に相当する。
【0014】
イモビライザーユニット20は、CPU200と、ROM201と、RAM202と、トランスポンダ10Aと通信を行う通信部220とを有しており,CPU200、ROM201、RAM202は、バス210を介して相互に接続されている。また、通信部220とCPU200とは相互に接続されている。ROM201には、トランスポンダ10Aから入力される識別コードの照合処理、通信部220を介して行う通信処理等を実行するための各種プログラム及び上記識別コードと照合するための第1の識別コード、エンジンの駆動禁止状態解除するための駆動禁止解除信号(コード)を含む固定データが格納されている。
【0015】
なお、第1の識別コードは、図7(A)に示すように、チェックコードC10、固定コードC11、トランスポンダコマンドコードC12、キーNo個別コードC13、予備コードC14及びチェックコードC15から構成されている。
ここで、チェックコードC10は、これからコード信号を送信することを意味するコード、固定コードC11は、メーカを識別するためのコード、トランスポンダコマンドコードC12は、「電子認証をせよ」を意味する命令コードであり、キーNo個別コードC13は認証コード、予備コードC14は、予備的に必要となった場合に使用するコードで、通常はブランク状態になっている。さらに、チェックコードC15は、パリティチェック等の誤りチェック用のコードである。
【0016】
また、駆動禁止解除信号は、図7(C)に示すように、複数のコードから構成されたコードであり、チェックコードC30、固定コードC31、禁止解除コマンドコードC32、車両No個別コードC33、予備コードC34及びチェックコードC35から構成されている。
ここで、チェックコードC30は、これからコード信号を送信することを意味するコード、固定コードC31は、メーカを識別するためのコード、禁止解除コマンドコードC32は、「エンジンの駆動禁止状態を解除せよ」を意味する命令コード、車両No個別コードC33は、車両を特定するコード、予備コードC34は、予備的に必要となった場合に使用するコードで、通常はブランク状態になっている。さらに、チェックコードC35は、パリティチェック等の誤りチェック用のコードである。
【0017】
CPU200は、ROM201に格納された各種プログラムを実行することによりトランスポンダ10Aとの通信処理、トランスポンダ10Aから送信された識別コードとROM201に格納された第1の識別コードとの照合結果に基づいてエンジンの駆動禁止解除信号(コード)をエンジンECU30に出力する処理(エンジン駆動禁止解除処理)を実行する。
また、CPU200は、テスタ60からのコード読出し指示に基づいて第1の識別コードをROM201から読出し出力するコード出力処理等を行う。RAM202には、CPU200により実行される処理結果等のデータが、一時的に記憶されるようになっている。
【0018】
エンジンECU30は、電源投入時にエンジンの運転状態を制御する制御処理を実行するに先立ち、最初に前記制御処理の実行を禁止し、受信した駆動禁止解除信号と予め登録されている駆動禁止解除信号との照合結果に基づいて前記制御処理を実行するか否かを決定する機能を有している。エンジンECU30は本発明のエンジン制御手段に相当する。
【0019】
エンジンECU30は、CPU300と、ROM301と、RAM302とを有しており、これらは、バス310を介して相互に接続されている。ROM301には、エンジンの運転状態を制御するための各種プログラム及び固定データが格納されている。エンジンの運転状態を制御する制御処理としては、エンジンの駆動禁止及び駆動禁止解除を制御するエンジン駆動制御処理、燃料噴射制御処理、点火時期制御処理、アイドル運転制御処理等が有る。CPU300は、上記各種プログラムを実行することによりエンジンの運転状態を制御する。
また、ROM301には、イモビライザーユニット20内のROM201に格納されているエンジンの駆動禁止状態を解除するための駆動禁止解除信号(コード)と同一のデータが格納されている。
【0020】
RAM302には、各種プログラムを実行する際に必要な初期設定のためのデータ、各種プログラムの処理結果が一時的に記憶されるようになっている。
なお、エンジン駆動制御処理は、自動変速機がパーキングポジションに切り換えられていることが条件となり、このために、エンジンECU30には自動変速機がパーキングポジションに切り換えられていることを検知するパーキングポジションスイッチ(SW)52の検知出力が入力されるようになっている。
【0021】
リモートコントローラ40は、アンテナ41を有しており、図示していない操作部を操作することにより、エンジン始動指令のための第2の識別コード信号をアンテナ41より出力し、無線送信する機能を有している。
リモコンエンジンスタートユニット50は、リモートコントローラ40よりエンジン始動指令信号(第2の識別コード信号)を受信し、該信号と予め登録されている第2の識別コードと比較するためのコード信号とを照合し、両者が一致した場合にエンジンECU30にエンジンの運転状態を制御する制御処理の実行禁止を解除するための駆動禁止解除信号を出力する機能を有している。リモコンエンジンスタートユニット50は本発明の第2の制御手段に相当する。
【0022】
リモコンエンジンスタートユニット50は、アンテナ51と、CPU500と、ROM501と、RAM502と、リモートコントローラ40と通信を行う通信部520とを有しており、CPU500、ROM501、RAM502は、バス510を介して相互に接続されている。また、通信部520とCPU500とは相互に接続されている。
ROM501には、リモートコントローラ40からの第2の識別コードの照合処理、通信部520を介して行う通信処理等を実行するための各種プログラム及び上記第2の識別コードと照合するためのコード信号を含む固定データが格納されている。
【0023】
第2の識別コードは、図7(B)に示すように、複数のコードから構成されたコードであり、チェックコードC20、固定コードC21、RCコマンドコードC22、RC個別コードC23、ローリングコードC24及びチェックコードC25から構成されている。
ここで、チェックコードC20はこれからコード信号を送信することを意味するコード、固定コードC21はメーカを識別するためのコード、RCコマンドコードC22は「リモコンエンジンスタートユニット50を起動せよ」を意味する命令コード、RC個別コードC23は、リモートコントローラ40を特定するコード、ローリングコードC24は、送信毎に+1をインクリメントして盗難防止するためのコード、チェックコードC25は、パリティチェック等の誤りチェック用のコードである
【0024】
ROM501はデータの読出し、書込みが可能なROM、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)である。
さらに、ROM501には、後述する処理を行うことにより、テスタ60によりイモビライザーユニット20内のROM201に格納されているエンジンの駆動禁止状態解除するための駆動禁止解除信号(コード)が書き込まれるようになっている。
【0025】
CPU500は、ROM501に格納されている各種プログラムを実行することによりエンジンの始動制御を行う。RAM502には、各種プログラムの処理結果を一時的に記憶されるようになっている。
ここで、リモコンエンジンスタートユニット50には、エンジンの始動制御を許可する条件判定を行うために、各種センサ、すなわち、パーキングポジッションスイッチ52、サイドブレーキスイッチ53、テールゲートランプスイッチ54、ドアランプスイッチ55、フードスイッチ56、イグニッションキースイッチ57、IG1検出スイッチ58の各信号が入力されるようになっている。図面ではスイッチをSWと表記している。
【0026】
ここで、パーキングポジッションスイッチ52は、自動変速機のギアがパーキングポジッションの位置に入っているか否かを示す信号を出力するスイッチ(パーキングポジッションの位置に入っているときにON,入っていないときにOFFとなる)、サイドブレーキスイッチ53は、サイドブレーキが引かれているか否かを示す信号を出力するスイッチ(サイドブレーキが引かれているときON,引かれていないときOFFとなる)である。
【0027】
また、テールゲートランプスイッチ54はテールゲートが開状態でONするスイッチ、ドアランプスイッチ54はドアが開状態でONするスイッチ、フードスイッチ56はフードが開状態でONするスイッチであり、これらのスイッチの状態を示す信号がリモコンエンジンスタートユニット50に入力されるようになっている。
イグニッションキースイッチ57は、イグニッションキー(エンジンキー10)がキーシリンダ11に挿入されたか否かを示す信号を出力するスイッチ(キーシリンダ11に挿入されている状態でON、挿入されていない状態でOFFとなる)である。
【0028】
さらに、IG1検出スイッチ58は、イモビライザーユニット20及びエンジンECU30に電源が供給されているか否かを示す信号を出力するスイッチ(電源が供給されている状態でON、供給されていない状態でOFFとなる)である。
リモコンエンジンスタートユニット50は、(1)自動変速機のギアがパーキングポジッションの位置に入っていること(パーキングポジッションスイッチ52がON)、(2)サイドブレーキが引かれていること(サイドブレーキスイッチ53がON)、(3)テールゲートが閉まっていること(テールランプが消燈)、(4)ドアが閉まっていること(ドアランプが消燈)、(5)フードが閉まっていること(フードスイッチがONしている)、(6)エンジンキー10がキーシリンダ11に挿入されていないこと(イグニッションキースイッチ57がOFF)、(7)IG1検出スイッチ58がOFFであること、の全ての条件を満たしている場合にエンジンを始動するように制御する。
【0029】
テスタ60は、電気系統の機能チェック、故障診断処理及び、イモビライザーユニット20内のROM201に格納されているエンジンの駆動禁止状態を解除するための駆動禁止解除信号を読み出し、リモコンエンジンスタートユニット50内のROM501に書き込む処理等を行う機能を有している。テスタ60は本発明のデータ読出し/書込み手段に相当する。
CPU600と、ROM601と、RAM602とを有しており、これらは、バス610を介して相互に接続されている。
【0030】
ROM601には、電気系統の機能チェック処理、故障診断処理及び、イモビライザーユニット20内のROM201に格納されている、エンジンの駆動禁止状態を解除するための駆動禁止解除信号を読み出し、該信号をリモコンエンジンスタートユニット50内のROM501に書き込む駆動禁止解除信号書込み処理を行うための各種プログラム及び固定データが格納されている。
【0031】
CPU600が、ROM601に格納されている各種プログラムを実行することにより電気系統の機能チェック、故障診断、及びイモビライザーユニット20内のROM201に格納されている駆動禁止解除信号のリモコンエンジンスタートユニット50内のROM501への書込みを行う。
RAM602には、機能チェック、故障診断の基準データ、並びにCPU600が各種プログラムを実行したる際の処理結果が、一時的に格納されるようになっている。
【0032】
テスタ60をイモビライザーユニット20及びリモコンエンジンスタートユニット50に接続したときの外観構成を図3に示す。同図は、運転席内の状態を示しており、テスタ60は、コネクタ104とコネクタ105、コネクタ106とコネクタ107を接続することにより、インストルメントパネル内、またはエンジンルーム内に搭載されたイモビライザーユニット20、リモコンエンジンスタートユニット50と有線で電気的に接続される。
【0033】
次に、リモコンエンジンスタートユニット50と電源供給系統との関係を図2に示す。同図において、バッテリから供給される電源は、イグニッションスイッチ70を介して各部に供給されるようになっている。具体的には、イグニッションスイッチ70における端子STからエンジンスタータモータに、端子IG1からエンジンECU30、イモビライザーユニット20に、端子IG2からエアコン、ヒータに、それぞれ電源供給されるようになっている。したがって、通常は、エンジンキー10をキーシリンダ11に挿入して操作して、可動接点を各接点に接続することにより各部に電源が供給されるようになっている。
【0034】
また、スタータ(ST)用リレー80、IG1用リレー81、IG2用リレー82の各々のリレー接点80B、81B、82Bの一方の接点が共通接続され、バッテリ(図示せず)の出力側に接続されている。そして、リレー接点80B、81B、82Bの他方の接点はそれぞれ、イグニッションスイッチの端子ST、端子IG1,端子IG2に接続されている。
【0035】
また、スタータ(ST)用リレー80、IG1用リレー81、IG2用リレー82の各々のリレーコイル80A,81A,82Aの一端はリモコンエンジンスタートユニット50の出力側に接続され、リレーコイル80A,81A,82Aの他端はそれぞれ、接地されている。
上記構成において、エンジンキー10をキーシリンダ11に挿入しない状態で、リモートコントローラ40から出力されるエンジン始動指令信号に基づいてエンジン始動可と判断されたときリモコンエンジンスタートユニット50からリレーコイル80Aに通電する信号が出力されると、リレー接点80Bが閉じ、バッテリよりスタータモータに電源が供給される。
【0036】
同様にリモコンエンジンスタートユニット50からリレーコイル81Aに通電する信号が出力されると、リレー接点81Bが閉じ、バッテリよりエンジンECU30及びイモビライザーユニット20に電源が供給される。
さらに、リモコンエンジンスタートユニット50からリレーコイル82Aに通電する信号が出力されると、リレー接点82Bが閉じ、バッテリよりエアコン及びヒータ等に電源が供給される。
【0037】
次に、テスタ60によりイモビライザーユニット20内のROM201に格納されている駆動禁止解除信号(コード)をリモコンエンジンスタートユニット50内のROM501に格納する際の処理シーケンスを図4に示す。この処理はCPU600がROM601に格納されている書込み処理プログラムを実行することにより行われる。同図において、テスタ60は、読出し指示をイモビライザーユニット20に出力し(シーケンスS1)、イモビライザーユニット20は、上記読出し指示を受け取り、コード、すなわち図7(C)に示す駆動禁止解除信号を出力する。この駆動禁止解除信号を読み込み(シーケンスS2)、リモコンエンジンスタートユニット50内のROM501に書き込む(シーケンスS3)。
【0038】
次いで、テスタ60は、リモコンエンジンスタートユニット50内のROM501に書き込まれた駆動禁止解除信号を読み込み(シーケンスS4)、この読み込んだ駆動禁止解除信号とシーケンスS2で読み込んだ駆動禁止解除信号とを照合し、一致したら、この処理シーケンスを終了する(シーケンスS5)。
【0039】
次に、エンジンECU30内のCPU300により実行されるプログラムの処理内容を図5に示すフローチャートを参照して説明する。同図において、まずステップ700において、各種処理において、必要な初期値等がROM301より読み出され、RAM301に格納する等の初期設定が行われる。
次いで、ステップ701では、RAM302の所定のメモリエリアにイモビフラグがセットされる。ここで、「イモビフラグ」とは、エンジンの駆動を禁止することを示す識別データである。
【0040】
さらに、エンジンECU30に入力される駆動禁止解除信号と予めROM301に格納されている駆動禁止解除信号との照合回数を計数するソフトカウンタの計数値Nをリセットする(ステップ702)。
次いで、ステップ703で駆動禁止解除信号を受信したか否かが判定され、駆動禁止解除信号を受信したら、受信した駆動禁止解除信号と予めROM301に格納されている駆動禁止解除信号との照合を行い、その照合結果が一致した(OK)か、否(NG)かが判定される(ステップ704)。
【0041】
ステップ704の判定が「NG」と判定された場合には、ステップ711でソフトカウンタの計数値Nを+1だけインクリメントし、次いでN=n(nは所定値、例えば、3)であるか否かが判定される(ステップ712)。このnの設定値は適宜、設定すればよい。
ステップ713の判定が否定された場合、すなわち未だ上記照合がn回、行われていない状態ではステップ703に戻り、既述した処理を繰り返す。
【0042】
また、ステップ713の判定が肯定された場合、すなわち、上記照合がn回、行われても、上記照合結果が「NG」である場合には、この処理の実行を終了する。
また、ステップ704で受信信号の照合結果が「OK」であると判定された場合には、エンジン駆動禁止解除許可(OK)信号を出力する(ステップ705)。この信号はイモビライザーユニット20、またはリモコンエンジンスタートユニット50に出力されることとなる。
【0043】
次いで、ステップ706では、エンジン駆動禁止状態を解除するか否かが判定される。この判定では、エンジンECU30自体でのエンジン駆動許可条件が成立しているか否かが判定される。具体的には、本実施形態では、パーキングポジッションスイッチ52がON、すなわち自動変速機のギアがパーキングポジッションに入っているか否かにより判定される。
ステップ706の判定が肯定された場合には、ステップ701でセットされたイモビフラグをリセットし、エンジン駆動禁止状態を解除する(ステップ707)。 この時点でエンジンの運転状態を制御することが可能となる。
【0044】
次いで、メイン処理として点火時期制御、燃料噴射制御、アイドル制御等の各種エンジン制御処理が実行され(ステップ708)、次いでエンジンが停止したか否かが判定される。この判定はエンジン回転数センサ等の出力に基づいて反転される。エンジンが停止していない場合には、ステップ708に戻り、メイン処理を実行し、エンジンが停止した場合には、処理はステップ710に移行する。ステップ710では、エンジン制御処理を終了するか否かが判定され、この判定が否定された場合にはステップ701に戻り、既述した処理を繰り返す。また、ステップ710の判定が肯定された場合には、この処理の実行を終了する。
【0045】
次に、リモコンエンジンスタートユニット50内のCPU500により実行されるプログラムの処理内容を図6に示すフローチャートを参照して説明する。同図において、プログラムが起動された後、初期設定が行われ、次いで、リモートコントローラ40よりエンジン始動指令信号を受信すると(ステップ800)、エンジンがかかっているか否かが判定される(ステップ801)。この判定は、ACGランプが点灯、非点灯により、またはイグニッションスイッチ70の端子IG1がONか否かが判定される。
【0046】
ステップ801でエンジンがかかっていると判定された場合には、エンジン始動指令信号の受信処理に戻る(ステップ800)。また、ステップ801でエンジンがかかっていないと判定された場合には、ステップ802でIG1用リレー81のリレーコイル81Aに通電され、この結果、リレー接点81Bが閉じるため、バッテリよりエンジンECU30及びイモビライザーユニット20に電源が供給される。
【0047】
次いでエンジンECU30との通信が行われる。すなわち、リモコンエンジンスタートユニット50からエンジンECU30に対してROM501に書き込まれた駆動禁止解除信号をエンジンECU30に送信するとともに、エンジンECU30からは受信した駆動禁止解除信号とROM301に格納されている駆動禁止解除信号とを照合した結果、OKであれば、既述したようにエンジン駆動禁止解除許可信号が出力される。この通信で、エンジン駆動禁止解除許可信号を受信した場合には、ステップ804で、「通信結果はOK」と判定され、ステップ805に処理は移行する。
【0048】
また、ステップ804の判定が否定された場合、すなわち、エンジンECU30よりエンジン駆動禁止解除許可信号を受信できなかった場合には、ステップ810で所定時間経過したか否かが判定される。すなわち、エンジンECU30よりエンジン駆動禁止解除許可信号が送信される場合には、所定時間内に連続的に同一信号が送信されるようになっているので、この判定が行われる。通信結果がNGである状態で所定時間経過した場合には、この処理を終了する。
また、ステップ810で所定時間が経過していないと判定された場合には、ステップ803に戻り、エンジンECU30との通信を行う。
【0049】
ステップ804で「通信結果はOK」と判定された場合には、リモコンエンジンスタートユニット50に入力される各種センサの検知出力のチェックが行われ、この各種センサの出力が既述したエンジン始動許可条件をすべて満たしているか否かが判定される(ステップ805)。ステップ805の判定が否定された場合には、この処理の実行を終了する。
また、ステップ805の判定が肯定された場合には、スタータ(ST)用リレー80のリレーコイル80Aに通電され、この結果、リレー接点80Bが閉じ、バッテリよりスタータモータに電源が供給され、スタータモータが駆動される。
【0050】
次いで、エンジンがかかったか否かが判定され(ステップ807)、この判定が否定された場合には、スタータモータが駆動されている状態が所定時間経過したか否かが判定される(ステップ811)。ステップ811で所定時間経過していないと判定された場合には、ステップ807に戻り、既述した処理を繰り返す。
また、ステップ811で所定時間が経過したと判定された場合には、この処理の実行を終了する。
【0051】
他方、ステップ807でAGCランプ信号によりエンジンがかかったと判定された場合にはスタータ用リレー80のリレー接点80Bを開き、次にIG2用リレー82のリレーコイル82Aに通電され、この結果、リレー接点82Bが閉じ、バッテリよりエアコン、ヒータに電源が供給されて、エアコン、ヒータが駆動される(ステップ808)。次いで、所定時間、例えば、10分間IG1用リレー81、IG2用リレー82の各リレー接点81B、82Bの接点を閉状態に保持し、10分後はリレー接点81B、82Bを開状態とする処理である、アイドル運転処理が行われ(ステップ809)、この処理の実行を終了し、またエンジン始動指令信号受信処理に戻る(ステップ800)。
【0052】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、遠隔操作によりエンジン始動を可能とする機能を備えたイモビライザーシステム付エンジン制御装置であって、エンジンの運転状態を制御するエンジン制御手段(エンジンECU30)と、エンジンキーに内蔵され該エンジンキーをキーシリンダに差し込んだ際に該エンジンキーを特定する第1の識別コードを送信するトランスポンダ10Aと、前記トランスポンダから送信された前記第1の識別コードと予め登録されている第1の識別コードと比較するためのコード信号とを照合し、両者が一致した場合に前記エンジン制御手段にエンジンの運転状態を制御する制御処理の実行禁止を解除するための駆動禁止解除信号を出力する第1の制御手段(イモビライザーユニット20)とを有し、前記エンジン制御手段は、電源投入時にエンジンの運転状態を制御する制御処理を実行するに先立ち、最初に前記制御処理の実行を禁止し、受信した駆動禁止解除信号と予め登録されている駆動禁止解除信号との照合結果に基づいて前記制御処理を実行するか否かを決定するようにしたので、エンジンの駆動可能な状態となった際に従来のイモビライザーシステム付エンジン制御装置のように、エンジンの運転状態を制御するエンジン制御装置に駆動禁止解除信号を常時出力する必要がなく、制御が簡単化されるという効果がある。
【0053】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のイモビライザーシステム付エンジン制御装置において、リモートコントローラよりエンジン始動指令のための第2の識別コード信号を受信し、該信号と予め登録されている第2の識別コードと比較するためのコード信号とを照合し、両者が一致した場合に前記エンジン制御手段にエンジンの運転状態を制御する制御処理の実行禁止を解除するための駆動禁止解除信号を出力する第2の制御手段とを有し、第2の制御手段から出力される前記駆動禁止解除信号は、データ読出し/書込み手段により、前記第1の制御手段に内蔵された記憶手段に登録されている駆動禁止解除信号を読み出し、かつ該読み出された駆動禁止解除信号を前記第2の制御手段(リモコンエンジンスタートユニット50)に内蔵された記憶手段(ROM501)に書き込むようにしたので、車種毎に、異なる仕様のリモートエンジンECU(リモコンでエンジンを始動する制御装置)を用意する必要がなく、汎用性を有するという効果が得られる。
さらに、エンジンの駆動禁止状態を解除する駆動禁止解除信号(コード)は、特定のデータ読出し/書込み手段(テスタ)により有線で読出し/書込みを行うので、外部から勝手にデータの読出し/書込みを行うことができないためセキュリティの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るイモビライザーシステム付エンジン制御装置の構成を示すブロック図。
【図2】リモコンエンジンスタートユニットと電源供給系統との関係を示す回路図。
【図3】テスタをイモビライザーユニット及びリモコンエンジンスタートユニットに接続したときの運転席における外観構成を示す斜視図。
【図4】テスタによりイモビライザーユニット内のROMに格納されている駆動禁止解除信号(コード)をリモコンエンジンスタートユニット内のROMに格納する際の処理シーケンスを示すシーケンス図。
【図5】エンジンECU内のCPUにより実行されるプログラムの処理内容を示すフローチャート。
【図6】リモコンエンジンスタートユニット内のCPUにより実行されるプログラムの処理内容を示すフローチャート。
【図7】本発明の実施形態に係るイモビライザーシステム付エンジン制御装置に使用される識別コード及び駆動禁止解除信号の内容を示す説明図。
【符号の説明】
10A…トランスポンダ、20…イモビライザーユニット、30…エンジンECU、40…リモートコントローラ、50…リモコンエンジンスタートユニット、60…テスタ、70…イグニッションスイッチ、80〜82…リレー。

Claims (2)

  1. 遠隔操作によりエンジン始動を可能とする機能を備えたイモビライザーシステム付エンジン制御装置であって、
    エンジンの運転状態を制御するエンジン制御手段と、
    エンジンキーに内蔵され該エンジンキーをキーシリンダに差し込んだ際に該エンジンキーを特定する第1の識別コードを送信するトランスポンダと、
    前記トランスポンダから送信された前記第1の識別コードと予め登録されている第1の識別コードと比較するためのコード信号とを照合し、両者が一致した場合に前記エンジン制御手段にエンジンの運転状態を制御する制御処理の実行禁止を解除するための駆動禁止解除信号を出力する第1の制御手段とを有し、
    前記エンジン制御手段は、電源投入時にエンジンの運転状態を制御する制御処理を実行するに先立ち、最初に前記制御処理の実行を禁止し、受信した駆動禁止解除信号と予め登録されている駆動禁止解除信号との照合結果に基づいて前記制御処理を実行するか否かを決定することを特徴とするイモビライザーシステム付エンジン制御装置。
  2. さらに、エンジン始動指令信号を出力するリモートコントローラと、
    前記リモートコントローラよりエンジン始動指令のための第2の識別コード信号を受信し、該信号と予め登録されている第2の識別コードと比較するためのコード信号とを照合し、両者が一致した場合に前記エンジン制御手段にエンジンの運転状態を制御する制御処理の実行禁止を解除するための駆動禁止解除信号を出力する第2の制御手段とを有し、
    前記第2の制御手段から出力される前記駆動禁止解除信号は、データ読出し/書込み手段により、前記第1の制御手段に内蔵された記憶手段に登録されている駆動禁止解除信号を読み出し、かつ該読み出された駆動禁止解除信号を前記第2の制御手段に内蔵された記憶手段に書き込んだものであることを特徴とする請求項1に記載のイモビライザーシステム付エンジン制御装置。
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