JPH10503192A - 2−イミダゾリン−5−オンを含有する殺菌組成物 - Google Patents

2−イミダゾリン−5−オンを含有する殺菌組成物

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JPH10503192A JP8505518A JP50551896A JPH10503192A JP H10503192 A JPH10503192 A JP H10503192A JP 8505518 A JP8505518 A JP 8505518A JP 50551896 A JP50551896 A JP 50551896A JP H10503192 A JPH10503192 A JP H10503192A
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Abstract

(57)【要約】 式(I):

Description

【発明の詳細な説明】 2−イミダゾリン−5−オンを含有する殺菌組成物 本発明は2−イミダゾリン−5−オン型の化合物を含有する殺菌組成物と、作 物を菌類の侵食から治療及び予防的に防御するための前記組成物の使用方法に関 する。 作物を侵食する恐れのある植物病原菌の増殖及び成長を阻止し得る殺菌作用を もつ2−イミダゾリン−5−オンから誘導されるラセミ化合物は、特にヨーロッ パ特許出願第EP551048号から公知である。 しかし、このような殺菌作用をもつ化合物の活性スペクトル及び効率には改善 の余地がある。 治療活性をもつ殺菌剤を入手できるならば、寄生菌の良好な防除を確保しなが ら体系的予防処理の数を減らすことができるので望ましい。 活性の持続を改善し、寄生菌の良好な防除に必要な殺菌処理の間隔を長くでき るような殺菌剤を実現することも非常に望ましい。 いずれにせよ、菌類の侵食に対する作物の防御を高度に確保しながら、環境に 拡散される化学物質の量を低減できるならば 特に有利である。 本発明の殺菌組成物により上記目的の1つ(又は2つ以上)を達成できること が茲に判明した。 従って、本発明はまず第1に式(I): (式中、Mは酸素又は硫黄原子を表し、nは0又は1の整数であり、Yはフッ素 もしくは塩素原子、又はメチル基である)の化合物Aと、 −ジチオカルバミン酸及びその塩の誘導体(例えばマンネブ、マンゼブ、ジネブ 、メチラム−亜鉛)、 −亜リン酸誘導体(例えばホセチル−Al等の金属亜リン酸塩)、亜リン酸自体 及びそのアルカリ又はアルカリ土類塩、 −ベンゼンの塩素化誘導体(例えばクロロタロニル)、 −1〜2個の窒素原子を含む複素環を含む誘導体(例えばフルアジナム、フルジ オキソニル、プロクロラッツ)、 −トリアゾール誘導体(例えばブロムコナゾール、シプロコナ ゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、エポキシコナゾール、フェンブ コナゾール、フルシラゾール、フルトリアフォル、ヘキサコナゾール、メトコナ ゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリチコナゾール)、 −ジカルボキシイミド誘導体(例えばキャプタン、フォルペル、カプタホル、イ プロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン)、 −銅又は銅の有機もしくは無機誘導体(例えばオキシ塩化銅又は水酸化銅)、 −アミド(例えばシモキサニル、メタラキシル、ベナラキシル及びオキサジキシ ル)、 −モルホリン誘導体(例えばジメトモルフ、ドデモルフ、トリデモルフ、フェン プロピモルフ、フェンプロピジン、トリアジメノール)、 −メトキシアクリレート型誘導体(例えばメチル−(E)−2−{2−[6−( 2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキ シアクリレート、メチル−(E)−メトキシイミノ[α−(o−トリルオキシ) −o−トリル]アセテート、又はN−メチル−(E)−メトキシイミノ[2−( 2,5−ジメチルフェノキシメチル)フェニル]アセ トアミド)、 −グアニジン誘導体(例えばドジン)、 −式(II): (式中、R1及びR2は同一又は異なり、水素原子、ハロゲン原子、又は場合によ りハロゲン化されたアルキル基であり、R3及びR4は同一又は異なり、炭素原子 数1〜4のアルキル基である)のフェニルベンズアミド型誘導体 を含む群から選択される少なくとも1種の殺菌化合物Bを含有する殺菌組成物に 関する。 本発明の殺菌組成物は有利には、0.0005〜50、好ましくは0.001 〜10のA/B重量比で成分A及びBを含有する。 当然のことながら、上記殺菌組成物は化合物Bをただ1種だけ含有していても よいし、2種以上含有していてもよく、例え ば所期用途に応じて1、2又は3種の化合物Bを含有し得る。 本発明の殺菌組成物は、化合物Aが式(I)中、Mが硫黄原子であり且っnが 0である化合物、即ち(4−S)4−メチル−2−メチルチオ−4−フェニル− 1−フェニルアミノ−2−イミダゾリン−5−オンであるものが好ましい。 化合物Bの選択肢としては、下記誘導体の1種が好ましい。 −マンネブ、マンゼブ、メチラム−亜鉛から選択されるジチオカルバミン酸及び その塩の誘導体、 −ホセチル−Alから選択される亜リン酸誘導体、亜リン酸自体及びそのカルシ ウム又はカリウム塩、 −クロロタロニル、 −フルアジナム、フルジオキソニル、プロクロラッツから選択される1〜2個の 窒素原子を含む複素環を含む誘導体、 −ブロムコナゾール、ジフェノコナゾール、エポキシコナゾール、テブコナゾー ル、トリチコナゾールから選択されるトリアゾール誘導体、 −フォルペル又はイプロジオンから選択されるジカルボキシイミド誘導体、 −オキシ塩化銅又は水酸化銅から選択される銅誘導体、 −シモキサニル、メタラキシル又はオキサジキシルから選択されるアミド、 −ジメトモルフ、 −R1が水素原子を表し、R2がトリフルオロメチル基を表し、R3がメチル基を 表し、R4がエチル基を表す式(II)のフェニルベンズアミド型誘導体、即ちN −メチル−N−エチル−2−(3,4−ジメトキシフェニル)−4−トリフルオ ロメチルベンズアミドと呼ばれるフェニルベンズアミド型誘導体。 上記化合物Bの特に好適な選択肢のうちでは、ホセチル−Al、マンゼブ、シ モキサニル、ジメトモルフ、オキサジキシル又はN−メチル−N−エチル−2− (3,4−ジメトキシフェニル)−4−トリフルオロメチルベンズアミドが特に 好ましい。全く予想外なことに、本発明の組成物は特にブドウ又はナス科等の作 物に特に有害な所定数の菌類に対して個々の活性材料の作用を著しく改善できる 。この改善の結果、特に成分の各々の薬量を低減でき、使用者と環境に特に有利 である。従って、殺菌剤はTammes,“Isoboles,a graph ic representation of synergism in pe sticides”,Netherlands Journal of Plant Pathology,70(1964), p.73−80の方法を適用するか又はLimpel,L.E.,P.H.Sc huldt及びD.Lammont,1962,Proc.NEWCC 16: 48−53に定義されているように、Colbyの式とも呼ばれる下式: E=X+Y−X.Y/100 (式中、Eはそれぞれa及びbに等しい規定薬量の2種の殺菌剤A及びBの混合 物が菌の増殖を阻害すると予想される百分率であり、Xは薬量aの殺菌剤Aによ り観察される阻害百分率であり、Yは薬量bの殺菌剤Bにより観察される阻害百 分率である)を使用することにより立証される相乗特性を示す。混合物から観察 される阻害百分率がEを上回るときに、相乗効果が存在する。 好ましくは、成分Bが亜リン酸誘導体、特にホセチル−Alであるとき、A/ B比は0.001〜2、好ましくは0.002〜1である。 好ましくは、成分Bが式(II)の誘導体、特にN−メチル−N−エチル−2− (3,4−ジメトキシフェニル)−4−トリ フルオロメチルベンズアミドであるとき、A/B比は0.1〜10、好ましくは 0.2〜10、より好ましくは0.25〜4である。 好ましくは、成分Bがシモキサニルであるとき、A/B比は0.05〜4、好 ましくは0.2〜4、より好ましくは0.25〜4である。 好ましくは、成分Bがオキサジキシルであるとき、A/B比は0.5〜30、 好ましくは0.5〜10である。 好ましくは、成分Bがマンゼブ等のジチオカルバミン酸誘導体であるとき、A /B比は0.02〜2、好ましくは0.1〜1である。 好ましくは、成分Bがモルホリン誘導体、特にジメトモルフであるとき、A/ B比は0.1〜2、好ましくは0.2〜1である。 化合物Aは本願出願日の時点で未公開のヨーロッパ特許出願第9442016 7.2号に記載されている。 Mが硫黄原子であり且つnが0である式(I)の化合物A、即ち(4−S)4 −メチル−2−メチルチオ−4−フェニル−1−フェニルアミノ−2−イミダゾ リン−5−オンは次のよう に製造することができる。 (4−S)4−メチル−2−メチルチオ−4−フェニル−1−フェニルアミノ −2−イミダゾリン−5−オンの製造 : この製造は2段階で実施される。 第1段階: 第1段階では、それ自体はα−アミノ酸から容易に得られる対応するアミノエ ステルからSulfur Reports Volume 8(5),p.32 7−375(1989)に記載の方法に従って(2−S)2−イソチオシアナト −2−フェニルプロピオン酸メチルをまず最初に製造する。 即ち、20リットル容反応器に(2−S)2−アミノ−2−フェニルプロピオ ン酸メチル(+)塩酸塩780g(3.61mol)、次いで水3.4リットル を導入する。温度を20℃にする。トルエン3.4リットルを加え、次いで炭酸 水素ナトリウム911g(10.8mol)を1時間かけて少量ずつ加える。温 度は8〜9℃に低下する。チオホスゲン276ml(3.61mol)を2時間 かけて注入する。反応はガス発生と温度上昇を伴い、注入終了時に温度は24℃ に達する。反応混合物を更に2時間撹拌下に維持する。デカント後、水相をト ルエン2リットルで抽出する。トルエン相をあわせて水4リットルで洗浄した後 、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶液を減圧濃縮する。 こうして(+)(2−S)2−イソチオシアナト−2−フェニルプロピオン酸 メチル682gが淡色油状物として得られる(収率=85%)。 常法に従って生成物0.78gをクロロホルム100mlに溶かした溶液の旋 光能を測定すると、温度29℃で+16°(±6.4°)である。 第2段階: 第2段階では、上記のように製造した(2−S)2−イソチオシアナト−2− フェニルプロピオン酸メチル682g(3.08mol)を無水テトラヒドロフ ラン4リットルに溶解した後、アルゴン流下の20リットル容反応器に導入する 。全体を15℃まで冷却する。温度を15℃〜18℃に維持しながらテトラヒド ロフラン2リットルに溶解したフェニルヒドラジン343g(3.08mol) を30分間かけて注入する。反応混合物を40分間撹拌下に維持した後、0℃ま で冷却する。温度を0℃に維持しながらテトラヒドロフラン4リットル中のカリ ウム第3ブチレート346g(3.08mol)の溶液を1時間かけて注入する 。混合物の撹拌を0℃で2時間続けると、薄いばら色の沈殿の形成が観察される 。温度を0℃〜3℃に維持しながらヨウ化メチル218ml(3.39mol) を15分間かけて注入した後、撹拌を2時間維持して温度を室温まで昇温させる 。反応混合物を水5リットルにとる。デカント後、水相を酢酸エチル3リットル で3回抽出する。有機相をあわせて水5リットルで洗浄し、硫酸マグネシウムで 乾燥した後、減圧濃縮する。茶色い固体1099gが得られる。これをトルエン 2リットル中で再結晶する。 乾燥後、(+)(4−S)4−メチル−2−メチルチオ−4−フェニル−1− フェニルアミノ−2−イミタゾリン−5−オン555gが白色固体として得られ る。分解融点138℃(収率=58%)。 常法に従って生成物0.86gをエタノール100mlに溶かした溶液の旋光 能を測定すると、温度27℃で+61.1°(±2.9°)である。 キラル相で高性能液体クロマトグラフィーによりエナンチオマー過剰率(e. e)を測定すると、98%を上回る。 Mが酸素原子であり且つnが0である式(I)の化合物Aは、ヨーロッパ特許 出願第EP599749号に記載の方法に従って(4−S)4−メチル−2−メ チルチオ−4−フェニル−1−フェニルアミノ−2−イミタゾリン−5−オンを ナトリウムの存在下でメタノールと反応させることにより得られる。 nが1である式(I)の化合物Aは、当業者に容易に入手可能な出発反応材料 を変更することにより、上記製造方法から得られる。 Bの定義に挙げた殺菌活性材料の俗名に対応する構造は下記2文献の少なくと も一方に示されている。 −“The pesticide manual”,Charles R.Wo rthing及びRaymond J.Hance編,British Cro p Protection Council刊,第9版、 −Index phytosanitaire 1994,Associati on de Coordination Technique Agricol e編,第30版。 メトキシアクリレート型の誘導体については、メチル−(E)−2−{2−[ 6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4 −イルオキシ]フェニル}−3−メトキシアクリレートが国際出願第WO920 8703号に記載されており、メチル−(E)−メトキシイミノ[α−(o−ト リルオキシ)−o−トリル]アセテートがヨーロッパ特許出願第EP25321 3号に記載されており、N−メチル−(E)−メトキシイミノ[2−(2,5− ジメチルフェノキシメチル)フェニル]アセトアミドがヨーロッパ特許出願第E P398692号に記載されている。 フェニルベンズアミド型の誘導体は1994年1月12日付けで公開されたヨ ーロッパ特許出願第EP0578586号に記載されている。 本発明の殺菌組成物は、農業上許容可能な固体又は液体キャリヤー及び同じく 農業上許容可能な界面活性剤との混合物として、活性材料としての化合物Aと少 なくとも1種の化合物Bを含有する。特に、慣用不活性キャリヤーと慣用界面活 性剤を利用できる。これらの組成物は、噴霧装置等の適当な装置により被処理作 物にそのまま施用できる組成物だけでなく、作物に施用する前に希釈することが 必要な市販濃厚組成物も含む。活性材料とは、化合物Aと少なくとも1種の化合 物Bの組み合わせを意味する。 これらの組成物は更に、例えば保護コロイド、接着剤、粘稠剤、チキソトロー プ剤、浸透剤、安定剤、金属イオン封鎖剤等の任意の他の成分も含有し得る。よ り一般的に言うならば、化合物A及びBは慣用調剤技術に対応する全固体又は液 体添加剤と組み合わせることができる。 一般に、本発明の組成物は通常は0.05〜95%(重量)の活性材料と、1 種以上の固体又は液体キャリヤーと、場合により1種以上の界面活性剤を含有す る。 本明細書で使用する「キャリヤー」なる用語は、植物の露出部分に施用し易く するために活性材料と併用される有機又は無機の天然又は合成材料を意味する。 従って、このキャリヤーは一般に不活性であり、特に処理する植物に対して農業 上許容可能でなければならない。キャリヤーは固体(クレー、天然又は合成ケイ 酸塩、シリカ、樹脂、ろう、固体肥料等)でもよいし、液体(水、アルコール、 特にブタノール等)でもよい。 界面活性剤は、イオン型もしくは非イオン型の乳化剤、分散剤もしくは湿潤剤 、又はこのような界面活性剤の混合物であり得る。例えばポリアクリル酸塩、リ グノスルホン酸塩、フェノールスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、エチレ ンオキシ ドと脂肪アルコール又は脂肪酸又は脂肪アミンの重縮合物、置換フェノール(特 にアルキルフェノール又はアリールフェノール)、スルホコハク酸エステルの塩 、タウリン誘導体(特にアルキルタウレート)、アルコール又はポリオキシエチ ルフェノールのリン酸エステル、脂肪酸とポリオールのエステル、硫酸基、スル ホン酸基及びリン酸基をもつ上記化合物の誘導体を挙げることができる。活性材 料及び/又は不活性キャリヤーが非水溶性であり且つ施用賦形剤が水である場合 には、少なくとも1種の界面活性剤の存在が一般に不可欠である。 結局、本発明の農業用組成物は0.05%〜95%(重量)といった非常の広 い範囲の活性材料を含有し得る。界面活性剤の含有率は5〜40重量%が有利で ある。 本発明のこれらの組成物はそれ自体非常に多様な固体又は液体形態である。 固体組成物形態としては、散粉用粉剤(活性材料含有率100%まで)と、特 に押出、圧縮、粒状キャリヤー含浸、粉末からの造粒により得られる粒剤(これ らの粒剤の活性材料含有率は0.5〜80%)、発泡性圧縮錠剤又は錠剤を挙げ ることができる。 本発明の殺菌組成物は散粉用粉剤として使用することができ、活性材料50g とタルク950gを含む組成物を使用してもよいし、活性材料20g、微粉砕シ リカ10g及びタルク970gを含む組成物を使用してもよく、これらの成分を 混合粉砕して混合物を散粉する。 液体組成物又は施用時に液体組成物を構成する形態としては、溶液、特に水溶 性濃厚液、乳化性濃厚液、乳剤、濃厚懸濁液、エアゾール、水和剤(即ち噴霧用 粉剤)、ペースト、ゲルを挙げることができる。 乳化性又は水溶性濃厚液は多くの場合には活性材料10〜80%を含み、その まま施用できる乳剤又は溶液は活性材料0.001〜20%を含む。 乳化性濃厚液は溶剤以外に必要に応じて上記安定剤、界面活性剤、浸透剤、腐 食防止剤、着色剤又は接着剤等の適当な添加剤を2〜20%含有し得る。 これらの濃厚液を水で希釈すると、作物に施用するのに特に適した任意の所望 濃度の乳剤が得られる。 乳化性濃厚液の組成例を以下に挙げる。例CE1 : −活性材料 400g/l −アルカリドデシルベンゼンスルホン酸塩 24g/l −エチレンオキシド10分子を含む オキシエチルノニルフェノール 16g/l −シクロヘキサノン 200g/l −芳香族溶剤 1リットルまで 乳化性濃厚物の別の組成によると、下記組成を使用する。例CE2 : −活性材料 250g −エポキシ化植物油 25g −スルホン酸アルキルアリールとポリグリコールエーテルと 脂肪アルコールの混合物 100g −ジメチルホルムアミド 50g −キシレン 575g 同様に噴霧により施用可能な濃厚懸濁液は、沈殿を生じない安定な液体生成物 を得るように調製され、一般に活性材料10〜75%、界面活性剤0.5〜15 %、チキソトロープ剤0.1〜10%、消泡剤、腐食防止剤、安定剤、浸透剤及 び接 着剤等の適当な添加剤0〜10%、更にキャリヤーとして水又は活性材料がほと んどもしくは全く溶けない有機液体を含み、所定の有機固体材料又は無機塩をキ ャリヤーに溶かして沈殿を防止するか又は水のゲル化防止剤として使用してもよ い。 濃厚懸濁液の組成例を以下に示す。例SC1 : −活性材料 500g −ポリエトキシル化トリスチリルフェノールホスフェート 50g −ポリエトキシル化アルキルフェノール 50g −ポリカルボン酸ナトリウム 20g −エチレングリコール 50g −オルガノポリシロキサン油(消泡剤) 1g −多糖 1.5g −水 316.5g 水和剤(即ち噴霧用粉剤)は一般に活性材料20〜95%を含有するように調 製され、一般に固体キャリヤー以外に湿潤剤0〜30%、分散剤3〜20%、及 び必要に応じて1種以上の安定剤及び/又は他の添加剤(例えば浸透剤、接着剤 、又は消 泡剤、着色剤等)0.1〜10%を含有する。 噴霧用粉剤即ち水和剤を得るためには、適当な混合器で活性材料を添加剤と混 和し、適当なミル又は他の粉砕機で粉砕する。この結果、有利な湿潤性と懸濁性 をもつ噴霧用粉剤が得られ、所望の任意濃度で水に懸濁することができ、これら の懸濁液は特に植物の葉に施用するのに非常に有利に利用できる。 水和剤の代わりにペーストを調製してもよい。これらのペーストの調製及び使 用条件及び方法は水和剤即ち噴霧用粉剤と同様である。 水和剤(即ち噴霧用粉剤)の種々の組成例を以下に示す。例PM1 : −活性材料 50% −エトキシル化脂肪アルコール(湿潤剤) 2.5% −エトキシル化フェニルエチルフェノール(分散剤) 5% −チョーク(不活性キャリヤー) 42.5%例PM2 : −活性材料 10% −8〜10のエチレンオキシドによりエトキシル化された C13 分枝鎖型オキソ合成アルコール(湿潤剤) 0.75% −中性リグノスルホン酸ナトリウム(分散剤) 12% −炭酸カルシウム(不活性チャージ) 100%まで例PM3 : この水和剤は前例と同一成分を下記割合で含有する。 −活性材料 75% −湿潤剤 1.50% −分散剤 8% −炭酸カルシウム(不活性チャージ) 100%まで例PM4 : −活性材料 90% −エトキシル化脂肪アルコール(湿潤剤) 4% −エトキシル化フェニルエチルフェノール(分散剤) 6%例PM5 : −活性材料 50% −アニオン及び非イオン界面活性剤の混合物(湿潤剤) 2.5% −リグノスルホン酸ナトリウム(分散剤) 5% −カオリンクレー(不活性キャリヤー) 42.5% 例えば本発明の水和剤又は乳化性濃厚液を水で希釈することにより得られる組 成物等の水性分散液又は乳剤は、本発明の一般範囲に含まれる。乳剤は油中水型 でも水中油型でもよく、「マヨネーズ」様の粘稠コンシステンシーをもち得る。 本発明の殺菌組成物は、同様に本発明の範囲に含まれる水分散性粒剤形態とし て調剤することもできる。 これらの分散性粒剤は一般に約0.3〜0.6の見掛密度をもち、一般に約1 50〜2000、好ましくは300〜1500μmの粒度をもつ。 これらの粒剤の活性材料濃度は一般に約1〜90%、好ましくは25〜90% である。 粒剤の残余は主に固体チャージと、場合により粒剤に水分散性を与える界面活 性アジュバントから構成される。これらの粒剤は使用するチャージが水溶性であ るか非水溶性であるかに依 存して主に2種類に分類される。チャージが水溶性の場合には、無機型でも有機 型でもよいが、有機型が好ましい。尿素を用いると優れた結果が得られる。非水 溶性チャージの場合には、例えばカオリン又はベントナイト等の無機型が好まし い。その場合には、半分以上が例えば主にアニオン性の少なくとも1種の分散剤 、例えばアルカリもしくはアルカリ土類ポリナフタレンスルホン酸塩又はアルカ リもしくはアルカリ土類リグノスルホン酸塩から構成され、残余がアルカリ又は アルカリ土類アルキルナフタレンスルホン酸塩等の非イオン又はアニオン性湿潤 剤から構成される界面活性剤を(粒剤の2〜20重量%の割合で)添加すると有 利である。 更に、不可欠ではないが、消泡剤等の他のアジュバントを添加してもよい。 本発明の粒剤は、必要な成分を混合した後、それ自体公知の複数の方法(造粒 装置、流動層、アトマイザー、押出等)で造粒することにより製造することがで きる。一般に、粉砕後に上記範囲内で選択された粒度に篩分けして工程を完了す る。更に、上記のように得られた粒剤に、活性材料を含有する組成物を含浸させ て使用してもよい。 好ましくは、粒剤は以下の例に記載するように操作して押出により得られる。例GD1分散性粒剤 混合器で活性材料90重量%とパール状尿素10%を混合する。次に、混合物 をスピンドルミルで粉砕する。粉末が得られ、これを約8重量%の水で湿らせる 。湿潤粉末を孔あきロール押出機で押出す。顆粒が得られ、これを乾燥した後、 150〜2000μmの粒度の顆粒のみを残すようにそれぞれ粉砕及び篩分けす る。例GD2分散性粒剤 混合器で下記成分: −活性材料 75% −湿潤剤(アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム) 2% −分散剤(ポリナフタレンスルホン酸ナトリウム) 8% −非水溶性不活性チャージ(カオリン) 15% を混合する。 この混合物を水の存在下に流動層で造粒した後、乾燥し、粉砕及び篩分けし、 粒度0.15〜0.80mmの顆粒を得る。 これらの粒剤は、所望薬量を得るように水溶液又は水分散液 として単独で使用することができる。また、他の活性材料、特に水和剤、水性粒 剤又は水性懸濁液の形態の殺菌剤との併用剤を調製するために使用することもで きる。 貯蔵及び輸送に適した組成物については、0.5〜95%(重量)の活性材料 を含有するようにするとより有利である。 最後に本発明は作物の植物病原菌に対する治療又は予防的防除方法に関し、該 方法は非植物毒性有効量の本発明の殺菌組成物を植物の露出部分に施用すること を特徴とする。 この方法により防除し得る作物の植物病原菌としては、特に以下のものが挙げ られる。 −卵菌類として、 −Phytophthora属、例えばPhytophthora infe stans(ナス科、特にジャガイモ又はトマトのべと病)、Phytopht hora citrophthora、Phytophthora capsi ci、Phytophthora cactorum、Phytophthor a palmivora、Phytophthora cinnamoni、P hytophthora megasperma、Phytophthora parasiti ca、 −ツユカビ科、特にPlasmopara viticola(ブドウべと病 )、Plasmopara halstedei(ヒマワリべと病)、Pseu doperonospora種(特にウリ科及びカラハナソウ属のべと病)、B remia lactucae(レタスべと病)、Peronospora t abacinae(タバコべと病)、 −アデロ菌類として、 −Alternaria属、例えばAlternariasolani(ナス 科、特にトマト及びジャガイモのアルテルナリア病)、 −Guignardia属、特にGuignardia bidwelli( ブドウ黒斑病)、 −Oidium属、例えばブドウうどん粉病(Uncinula necat or)、野菜のうどん粉病、例えばErysiphe polygoni(アブ ラナ科のうどん粉病)、Leveillula taurica、Erysip he cichoracearum、Sphaerotheca fulige na(ウリ科、キク科、トマトのうどん粉病)、Er ysiphe communis(テンサイ及びキャベツのうどん粉病)、Er ysiphe pisi(エンドウ、ウマゴヤシ属のうどん粉病)、Erysi phe polyphaga(アズキ属及びキュウリのうどん粉病)、Erys iphe umbelliferarum(セリ科、特にニンジンのうどん粉病 )、Sphaerotheca humuli(カラハナソウ属のうどん粉病) 、Erysiphe graminis(穀類のうどん粉病)、 −Septoria属、例えばSeptoria nodorum又はSep toria tritici(穀類の葉枯病)、 −担子菌類として、 −Puccinia属、例えばPuccinia recondita又はs triiformis(コムギさび病)。 本発明の目的である殺菌組成物は種々の処理方法により施用され、例えば −上記組成物を含む液体を被処理作物の露出部分に噴霧する方法や、 −粒剤又は粉剤を土壌に添加したり、散粉したり、潅水したり、 樹木に注入したり塗布する方法がある。 被処理作物の露出部分に液体を噴霧する方法が好ましい処理方法である。 「非植物毒性有効量」とは、作物に植物毒性症状を引き起こすことなく、これ らの作物に存在するか又は出現する恐れのある菌類を防除するか又は死滅させる ために十分な本発明の組成物の量を意味する。このような量は防除しようとする 菌類、作物の種類、気候条件、及び本発明の殺菌組成物に含まれる化合物Bの種 類に依存して広い範囲をとり得る。この量は、体系的フィールド試験により当業 者の能力の範囲内で決定することができる。 農業実地の通常条件下では、1ヘクタール当たりの薬量に換算して10g/h a〜5000g/haにほぼ相当する1g/hl〜500g/hlの噴霧液体容 量当たりの本発明の殺菌組成物の薬量を使用すると、一般に良好な結果が得られ る。 以下の実施例は単に本発明を説明するためのものであって、これを制限するも のではない。 以下の実施例中、使用する化合物Aは(4−S)4−メチル−2−メチルチオ −4−フェニル−1−フェニルアミノ−2− イミダゾリン−5−オンである。 添付図では、指定濃度で植物病原菌を防除するために必要な各活性材料単独の 薬量を混合物としての2種の活性材料の薬量と比較する。各活性材料単独の薬量 を横座標と縦座標の軸に示し、これらの2軸を通ってこれらの2種の材料の薬量 を結ぶ直線を引く。活性材料が単独では有効でない場合(例えば図1のホセチル −Al)には、直線はこの活性材料の薬量を示す座標の軸に平行である。2種の 活性材料の混合物については、所与の比の混合物の薬量を1点で示す。この点と 軸系の原点を結ぶ直線を引くと、各試験比毎に活性材料の比を容易に示すことが できる。 実施例1:Phytophthora infestans(トマトべと病)に 対する48時間予防処理によるAとホセチル−Alの併用のインビボ試験 水で10%に希釈した界面活性剤(ソルビタンのポリオキシエチレン化誘導体 のオレイン酸塩)0.3mlと水60mlから構成される液体混合物中に化合物 A及びB60mgを含む懸濁液を調製する。 成分Bはホセチル−Alであり、A/B比は0.05− 0.1−1である。 トマト(Marmande種)の苗木を植木鉢で栽培する。これらの苗木が1 カ月齢(5〜6葉期、高さ12〜15cm)のときに、上記懸濁液を噴霧して処 理する。 48時間後にPhytophthora infestansの胞子の水性懸 濁液(30000個/cm3)を噴霧して各苗木を汚染させる。 この汚染後、トマトの苗木を水分飽和雰囲気内で約20℃で7日間保温する。 汚染から7日後に対照苗木と比較検査する。 得られた結果を寄生菌死滅率90%に対応する点として報告し、横座標にAの 薬量(mg/l)、縦座標にBの薬量(同じくmg/l)をとったTammes の図に示す。 図1の図が得られ、ホセチル−Alを単独で施用しても試験条件下では全く無 効なことが明らかである。他方、全く予想外なことであったが、ホセチル−Al を加えると、寄生菌の90%を死滅させるのに必要なAの薬量を、同一百分率の 死滅率を得るために添加することが必要なAの単独薬量に対応する309mg/ lよりも低減できることも明らかである。 従って、得られる点配置は片側効果であり、上記Tammesの方法によると 英語では“one sided effect”と呼ばれている。この配置は前 記方法(上述の対応参考文献の74頁)によるとII型の等値線に対応し、相乗作 用の特徴をもつ。 実施例2:Plasmopara viticola(ブドウべと病)に対する 72時間予防処理によるAとホセチル−Alの併用のインビボ試験 水で10%に希釈した界面活性剤(ソルビタンのポリオキシエチレン化誘導体 のオレイン酸塩)0.3mlと水60mlから構成される液体混合物中に化合物 A及びB60mgを含む懸濁液を調製する。 成分Bはホセチル−Alであり、A/B比は0.002−0.004−0.0 2である。 Chardonnay種のブドウ(Vitis vinifera)の挿木を 植木鉢で栽培する。これらの苗木が2カ月齢(8〜10葉期、高さ10〜15c m)のときに、上記懸濁液を噴霧して処理する。 対照として使用する苗木は活性材料を含まない同様の懸濁液 (ブランク調合物)で処理する。 72時間乾燥後、7日前に汚染させた胞子形成葉から得たPlasmopar a viticolaの胞子の水性懸濁液を噴霧して各苗木を汚染させる。これ らの胞子は1cm3当たり100000単位の割合で懸濁する。 汚染させた苗木を次に、水分飽和雰囲気内で約18℃で2日間、次いで相対湿 度90〜100%で20〜22℃で5日間保温する。 汚染から7日後に対照苗木と比較検査する。 得られた結果を寄生菌死滅率90%に対応する点として報告し、横座標にAの 薬量(mg/l)、縦座標にBの薬量(同じくmg/l)をとったTammes の図に示す。 図2の図が得られ、ホセチル−Alを単独で施用しても試験条件下では全く無 効なことが明らかである。他方、全く予想外なことであったが、ホセチル−Al を加えると、寄生菌の90%を死滅させるのに必要なAの薬量を、同一百分率の 死滅率を得るために添加することが必要なAの単独薬量に対応する20mg/l よりも低減できることも明らかである。 従って、得られる点配置は片側効果であり、上記Tamme sの方法によると英語では“one sided effect”と呼ばれてい る。この配置は前記方法(上述の対応参考文献の74頁)によるとII型の等値線 に対応し、相乗作用の特徴をもつ。 実施例3:Plasmopara viticola(ブドウべと病)に対する 24時間予防処理によるAとマンゼブの併用のインビボ試験 成分Bとしてマンゼブを使用し、苗木処理懸濁液中のAとBの濃度をそれぞれ 3.2及び12.5mg/lとし、処理から24時間後に汚染させる以外は実施 例2と同様に操作する。 測定した効力と、同一条件下で測定した生成物A及びB単独の効力を下表に示 す。 実施例4:Phytophthora infestans(トマトべと病)に 対する48時間予防処理によるAとシモキサニルの併用のインビボ試験 成分Bとしてシモキサニルを使用し、苗木処理懸濁液中のA/B比を0.25 −0.5−2−4とする以外は実施例1と同様に操作する。 相乗作用の特徴をもつ実施例1と同様の点配置を示す図3の図が得られる。 実施例5:Phytophthora infestans(トマトべと病)に 対する48時間予防処理によるAとN−メチル−N−エチル−2−(3,4−ジ メトキシフェニル)−4−トリフルオロメチルベンズアミドの併用のインビボ試 験 成分BとしてN−メチル−N−エチル−2−(3,4−ジメトキシフェニル) −4−トリフルオロメチルベンズアミドを使用し、苗木処理懸濁液中のA/B比 を0.25−0.5−1−2−4とする以外は実施例1と同様に操作する。 得られた結果を寄生菌死滅率90%に対応する点として報告し、横座標にAの 薬量(mg/l)、縦座標にBの薬量(同じくmg/l)をとったTammes の図に示す。 図4の図が得られ、全く予想外なことであったが、163mg/l(寄生菌の 90%死滅率を得るために添加することが必要なAの単独薬量に対応)未満の薬 量のAを添加した場合に、寄生菌の90%を死滅させるのに必要なBの薬量を1 66mg/l(この値は同一百分率の死滅率を得るために添加することが必要な Bの単独薬量に対応する)よりも低減できることが明らかである。 従って、得られる点配置は両側効果であり、上記Tammesの方法によると 英語では“two sided effect”と呼ばれている。この配置は前 記方法(上述の対応参考文献の75頁)によるとIII型の等値線に対応し、相乗 作用の特徴をもつ。 実施例6:Phytophthora infestans(トマトべと病)に 対する48時間予防処理によるAとジメトモルフの併用のインビボ試験 成分Bとしてジメトモルフを使用し、苗木処理懸濁液中のA/B比を0.25 −0.5−1とする以外は実施例1と同様に操作する。 図5の図が得られ、点配置は実施例5で得られたものと同様 で相乗作用の特徴をもつ。 実施例7:Plasmopara viticola(ブドウべと病、フェニル アミド感受性株)に対する48時間治療処理によるAとオキサジキシルの併用の インビボ試験 水で10%に希釈した界面活性剤(ソルビタンのポリオキシエチレン化誘導体 のオレイン酸塩)0.3mlと水60mlから構成される液体混合物中に化合物 A及びB60mgを含む懸濁液を調製する。 成分Bはオキサジキシルであり、A/B比は0.5−1−2−4である。 Chardonnay種のブドウ(Vitis vinifera)の挿木を 植木鉢で栽培する。これらの苗木が2カ月齢(8〜10葉期、高さ10〜15c m)のときに、7日前に汚染させた胞子形成葉から得たPlasmopara viticolaの胞子の水性懸濁液を噴霧して汚染させる。これらの胞子は1 cm3当たり100000単位の割合で懸濁する。 汚染させた苗木に次に、上記のように調製した殺菌剤の懸濁液を汚染から48 時間後に噴霧して処理する。 対照として使用する苗木は活性材料を含まない同様の懸濁液 (ブランク調合物)で処理する。 汚染させた苗木を次に、水分飽和雰囲内で約18℃で2日間、次いで相対湿度 90〜100%で20〜22℃で5日間保温する。 汚染から7日後に対照苗木と比較検査する。 得られた結果を寄生菌死滅率70%に対応する点として報告し、横座標にAの 薬量(mg/l)、縦座標にBの薬量(同じくmg/l)をとったTammes の等値線図に示す。 図6の図が得られ、点配置は実施例5で得られたものと同様で相乗作用の特徴 をもつ。 実施例8:Phytophthora infestans(トマトべと病)に 対する48時間予防処理によるAとクロロタロニルの併用のインビボ試験 成分Bとしてクロロタロニルを使用し、A/B比を0.125−0.25−0 .5−1−2とする以外は実施例1と同様に操作する。寄生菌の死滅率70%に 対応する結果を報告する。 相乗作用の特徴をもつ実施例5と同様の点配置を示す図7の図が得られる。 実施例9:Plasmopara viticola(ブドウべと病)に対する 48時間治療処理によるAとジメトモルフの併用のインビボ試験 成分Bとしてジメトモルフを使用し、A/B比を0.25−0.5−1−2− 4とする以外は実施例7と同様に操作する。寄生菌の死滅率90%に対応する結 果を報告する。 相乗作用の特徴をもつ実施例1と同様の点配置を示す図8の図が得られる。 実施例10:Phytophthora infestans(トマトべと病、 フェニルアミド感受性株)に対する48時間予防処理によるAとメタラキシルの 併用のインビボ試験 成分Bとしてメタラキシルを使用し、A/B比を0.25−0.5−1−2と する以外は実施例1と同様に操作する。フェニルアミド感受性株を使用する。 相乗作用の特徴をもつ実施例1と同様の点配置を示す図9の図が得られる。 実施例11:Plasmopara viticola(ブドウべと病)に対す る24時間予防処理によるAとメタラキシルの併用のインビボ試験 成分Bとしてメタラキシルを使用し、A/B比を2−4−8とする以外は実施 例2と同様に操作する。AとBの混合物を含む懸濁液で処理してから24時間後 にブドウの苗木を汚染させる。 相乗作用の特徴をもつ実施例5と同様の点配置を示す図10の図が得られる。 実施例12:Phytophthora infestans(トマトべと病) に対する48時間予防処理によるAと亜リン酸の併用のインビボ試験 成分Bとして亜リン酸を使用し、A/B比を0.025−0.05−0.1− 0.2−1とする以外は実施例1と同様に操作する。寄生菌の死滅率70%に対 応する結果を報告する。 相乗作用の特徴をもつ実施例1と同様の点配置を示す図11の図が得られる。 実施例13:Plasmopara viticola(ブドウべと病)に対す る24時間予防処理によるAと亜リン酸のナトリウム塩の併用のインビボ試験 成分Bとして亜リン酸のナトリウム塩を使用し、A/B比を0.025−0. 05−0.1とする以外は実施例2と同様に 操作する。AとBの混合物を含む懸濁液で処理してから24時間後にブドウの苗 木を汚染させる。 相乗作用の特徴をもつ実施例2と同様の点配置を示す図12の図が得られる。 実施例14:Phytophthora infestans(トマトべと病) に対する48時間予防処理によるAとシモキサニルの併用のインビボ試験 成分Bとしてシモキサニルを使用し、A/B比を0.25−0.5−1−2と する以外は実施例1と同様に操作する。寄生菌の死滅率70%に対応する結果を 報告する。 相乗作用の特徴をもつ実施例5と同様の点配置を示す図13の図が得られる。 実施例15:Phytophthora infestans(トマトべと病) に対する24時間治療処理によるAとシモキサニルの併用のインビボ試験 水で10%に希釈した界面活性剤(ソルビタンのポリオキシエチレン化誘導体 のオレイン酸塩)0.3mlと水60mlから構成される液体混合物中に化合物 A及びB60mgを含む懸濁液を調製する。 成分Bはシモキサニルであり、A/B比は0.25−0.5−1−2である。 トマト(Marmande種)の苗木を植木鉢で栽培する。これらの苗木が1 カ月齢(5〜6葉期、高さ12〜15cm)のときに、Phytophthor a infestansの胞子の水性懸濁液(30000個/cm3)を噴霧し て苗木を汚染させる。 24時間後にこれらの苗木に上記懸濁液を噴霧して汚染させる。 その後、トマトの苗木を水分飽和雰囲気内で約20℃で7日間保温する。 汚染から7日後に対照苗木と比較検査する。 得られた結果を寄生菌死滅率90%に対応する点として報告し、横座標にシモ キサニルの薬量(mg/l)、縦座標にAの薬量(同じくmg/l)をとったT ammesの図に示す。 図14の図が得られ、点配置は相乗作用の特徴をもつ片側効果を示す。 実施例16:Plasmopara viticola(ブドウべと病)に対す る48時間治療処理によるAとN−メチル− N−エチル−2−(3,4−ジメトキシフェニル)−4−トリフルオロメチルベ ンズアミドの併用のインビボ試験 成分BとしてN−メチル−N−エチル−2−(3,4−ジメトキシフェニル) −4−トリフルオロメチルベンズアミドを使用し、苗木処理懸濁液中のA/B比 を0.25−0.5−1−4とする以外は実施例7と同様に操作する。 相乗作用の特徴をもつ実施例5と同様の点配置を示す図15の図が得られる。 実施例17:Plasmopara viticola(ブドウべと病)に対す る24時間予防処理によるAとメチル−(E)−メトキシイミノ[α−(o−ト リルオキシ)−o−トリル]アセテートの併用のインビボ試験 成分Bとしてメチル−(E)−メトキシイミノ[α−(o−トリルオキシ)− o−トリル]アセテートを使用し、苗木処理懸濁液中のA/B比を0.25−0 .5−1とする以外は実施例2と同様に操作する。AとBの混合物を含む懸濁液 で処理してから24時間後にブドウの苗木を汚染させる。 相乗作用の特徴をもつ実施例5と同様の点配置を示す図16の図が得られる。 実施例18:Plasmopara viticola(ブドウべと病)に対す る48時間治療処理によるAとメチル−(E)−メトキシイミノ[α−(o−ト リルオキシ)−o−トリル]アセテートの併用のインビボ試験 成分Bとしてメチル−(E)−メトキシイミノ[α−(o−トリルオキシ)− o−トリル]アセテートを使用し、A/B比を0.25−0.5−1とする以外 は実施例7と同様に操作する。寄生菌の死滅率90%に対応する結果を報告する 。 相乗作用の特徴をもつ実施例5と同様の点配置を示す図17の図が得られる。 実施例19:Phytophthora infestans(トマトべと病) に対する48時間予防処理によるAとメチル−(E)−2−{2−[6−(2− シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキシア クリレートの併用のインビボ試験 成分Bとしてメチル−(E)−2−{2−[6−(2−シアノフェノキシ)ピ リミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキシアクリレートを使用し、 A/B比を0.25−0.5−1とする以外は実施例1と同様に操作する。寄生 菌の死滅 率90%に対応する結果を報告する。 相乗作用の特徴をもつ実施例5と同様の点配置を示す図18の図が得られる。 実施例20:Phytophthora infestans(ジャガイモべと 病、フェニルアミド感受性株)に対する24時間治療処理によるAとフルアジナ ムの併用のインビボ試験 ジャガイモ(Bintje種)の苗木を使用し、成分Bとしてフルアジナムを 使用し、A/B比を0.11−0.33−1とする以外は実施例15と同様に操 作する。 図19の図が得られる。 実施例21:Septoria nodorum(コムギ葉枯病)に対する24 時間予防処理によるAとエポキシコナゾールの併用のインビボ試験 Aの500g/lの濃厚水性懸濁液を調製する。 成分Bはエポキシコナゾールであり、125g/lの濃厚水性懸濁液を使用す る。 次に、A/B比が0.25−0.5となるように水で希釈したA及び/又はB を含む懸濁液を調製する。いずれの場合も均質希釈懸濁液が得られる。 温度約10℃、相対湿度約70%の温室に植木鉢を入れてTalent種のコ ムギの種子を蒔く。これらの苗が15日齢(高さ8〜10cm)のときに上記の ように調製した希釈懸濁液を施用して処理する。 この施用は70〜110°の頂角をもつ円錐形の液体噴霧ノズルシステムによ り実施される。このようなシステムは刷毛ジェットノズルと呼ばれる。固定台に 配置した植木鉢に対して並進移動するキャリッジにこのノズルシステムを固定す る。 このようなシステムは、A及び/又はBの施用薬量をg/haとして表すこと ができる。 実験条件は、植木鉢に施用される希釈水性懸濁液の容量が250l/haとな るような条件である。 24時間後に、Septoria nodorumの胞子の水性懸濁液(50 0000個/cm3)を噴霧して各苗を汚染させる。 この汚染後、コムギの苗を約20℃で7日間保温する。 汚染から7日後に、寄生菌により汚染されているが未処理の対照苗と比較検査 する。 得られた結果を寄生菌死滅率90%に対応する点として報告 し、横座標にエポキシコナゾールの薬量(g/ha)、縦座標にAの薬量(同じ くg/ha)をとったTammesの図に示す。 相乗作用の特徴をもつ実施例1と同様の点配置を示す図20の図が得られる。 実施例22:Puccinia recondita(コムギ褐さび病)に対す る24時間予防処理によるAとエポキシコナゾールの併用のインビボ試験 A/B比を0.1−0.2−1−2とし、Puccinia recondi taの胞子の水性懸濁液(100000個/cm3)で汚染させる以外は実施例 21と同様に操作する。 汚染から10日後に、寄生菌により汚染されているが未処理の対照苗と比較検 査する。 図21の図が得られる。 実施例23:Septoria tritici(コムギ葉枯病)に対する24 時間予防処理によるAとエポキシコナゾールの併用のインビボ試験 A/B比を0.25−0.5−1とし、Darius種のコムギの種子を使用 する以外は実施例21と同様に操作する。 汚染はSeptoria triticiの胞子の水性懸濁液(500000 個/cm3)を用いて実施し、保温は温度18℃及び夜間15℃で21日間実施 する。 汚染から21日後に、寄生菌により汚染されているが未処理の対照苗と比較検 査する。 相乗作用の特徴をもつ実施例21と同様の点配置を示す図22の図が得られる 。 実施例24:Puccinia recondita(コムギ褐さび病)に対す る24時間予防処理によるAとプロピコナゾールの併用のインビボ試験 成分Bとしてプロピコナゾールを125g/lの可溶性濃厚液として使用し、 A/B比を0.5−1−2とする以外は実施例22と同様に操作する。 寄生菌の死滅率70%に対応する結果を報告する。 相乗作用の特徴をもつ実施例5と同様の点配置を示す図23の図が得られる。 実施例25:Septoria nodorum(コムギ葉枯病)に対する24 時間予防処理によるAとプロピコナゾールの併用のインビボ試験 成分Bとしてプロピコナゾールを125g/lの可溶性濃厚液として使用し、 A/B比を0.5−1−2とする以外は実施例21と同様に操作する。 相乗作用の特徴をもつ点配置を示す図24の図が得られる。 A/B比を0.1−0.2−1として本実施例を繰り返す。 相乗作用の特徴をもっ点配置を示す図25の図が得られる。 実施例26:Septoria tritici(コムギ葉枯病)に対する24 時間予防処理によるAとプロピコナゾールの併用のインビボ試験 成分Bとしてプロピコナゾールを125g/lの可溶性濃厚液として使用し、 A/B比を0.1−0.2−1とする以外は実施例23と同様に操作する。 寄生菌の死滅率90%に対応する結果を報告する。 相乗作用の特徴をもつ実施例1と同様の点配置を示す図26の図が得られる。 実施例27:Septoria nodorum(コムギ葉枯病)に対する24 時間予防処理によるAとプロクロラッツの併用のインビボ試験 成分Bとしてプロクロラッツを使用し、エチレンオキシド3 3モルでエトキシル化したリシン油とアルキルアリールスルホン酸カルシウムか ら構成される界面活性剤をベンジルアルコールと芳香族型溶剤の混合物に加え、 この中にそれぞれ150及び320g/lのA及びBを含む乳化性濃厚液を調製 する以外は実施例21と同様に操作する。 A/B比が0.25−1−2となるように水で希釈したA及び/又はBを含む 乳剤を調製する。いずれの場合も均質な希釈乳剤が得られる。 相乗作用の特徴をもつ点配置を示す図27の図が得られる。 実施例28:Septoria nodorum(コムギ葉枯病)に対する24 時間予防処理によるAとテブコナゾールの併用のインビボ試験 成分Bとしてテブコナゾールを25g/lの濃厚懸濁液として使用し、A/B 比を0.1−1−2とする以外は実施例21と同様に操作する。A及び/又はB を含む希釈懸濁液は均質である。 相乗作用の特徴をもつ点配置を示す図28の図が得られる。 実施例29:Puccinia recondita(コムギ褐さび病)に対す る24時間予防処理によるAとテブコナゾー ルの併用のインビボ試験 成分Bとしてテブコナゾールを25g/lの濃厚懸濁液として使用し、A/B 比を0.1−0.2−1−2とする以外は実施例22と同様に操作する。A及び /又はBを含む希釈懸濁液は均質である。 相乗作用の特徴をもつ点配置を示す図29の図が得られる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I): (式中、Mは酸素又は硫黄原子を表し、nは0又は1の整数であり、Yはフッ素 もしくは塩素原子、又はメチル基である)の化合物Aと、 −ジチオカルバミン酸及びその塩の誘導体(例えばマンネブ、マンゼブ、ジネブ 、メチラム−亜鉛)、 −亜リン酸誘導体(例えばホセチル−Al等の金属亜リン酸塩)、亜リン酸自体 及びそのアルカリ又はアルカリ土類塩、 −ベンゼンの塩素化誘導体(例えばクロロタロニル)、 −1〜2個の窒素原子を含む複素環を含む誘導体(例えばフルアジナム、フルジ オキソニル、プロクロラッツ)、 −トリアゾール誘導体(例えばブロムコナゾール、シプロコナ ゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、エポキシコナゾール、フェンブ コナゾール、フルシラゾール、フルトリアフォル、ヘキサコナゾール、メトコナ ゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリチコナゾール)、 −ジカルボキシイミド誘導体(例えばキャプタン、フォルペル、カプタホル、イ プロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン)、 −銅又は銅の有機もしくは無機誘導体(例えばオキシ塩化銅又は水酸化銅)、 −アミド(例えばシモキサニル、メタラキシル、ベナラキシル及びオキサジキシ ル)、 −モルホリン誘導体(例えばジメトモルフ、ドデモルフ、トリデモルフ、フェン プロピモルフ、フェンプロビジン、トリアジメノール)、 −メトキシアクリレート型誘導体(例えばメチル−(E)−2−{2−[6−( 2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキ シアクリレート、メチル−(E)−メトキシイミノ[α−(o−トリルオキシ) −o−トリル]アセテート、又はN−メチル−(E)−メトキシイミノ[2−( 2,5−ジメチルフェノキシメチル)フェニル]アセ トアミド)、 −グアニジン誘導体(例えばドジン)、 −式(II): (式中、R1及びR2は同一又は異なり、水素原子、ハロゲン原子、又は場合によ りハロゲン化されたアルキル基であり、R3及びR4は同一又は異なり、炭素原子 数1〜4のアルキル基である)のフェニルベンズアミド型誘導体 を含む群から選択される少なくとも1種の殺菌化合物Bを含有し、成分A及びB のA/B重量比が0.0005〜50、好ましくは0.001〜10である殺菌 組成物。 2.化合物Aが式(I)中、Mが硫黄原子であり且つnが0である化合物、即ち (4−S)4−メチル−2−メチルチオ−4−フェニル−1−フェニルアミノ− 2−イミダゾリン−5−オンであることを特徴とする請求項1に記載の殺菌組成 物。 3.化合物Bが下記誘導体: −マンネブ、マンゼブ、メチラム−亜鉛から選択されるジチオカルバミン酸及び その塩の誘導体、 −ホセチル−Alから選択される亜リン酸誘導体、亜リン酸自体及びそのカルシ ウム又はカリウム塩、 −クロロタロニル、 −フルアジナム、フルジオキソニル、プロクロラッツから選択される1〜2個の 窒素原子を含む複素環を含む誘導体、 −ブロムコナゾール、ジフェノコナゾール、エポキシコナゾール、テブコナゾー ル、トリチコナゾールから選択されるトリアゾール誘導体、 −フォルペル又はイプロジオンから選択されるジカルボキシイミド誘導体、 −オキシ塩化銅又は水酸化銅から選択される銅誘導体、 −シモキサニル、メタラキシル又はオキサジキシルから選択されるアミド、 −ジメトモルフ、 −R1が水素原子を表し、R2がトリフルオロメチル基を表し、R3がメチル基を 表し、R4がエチル基を表す式(II)のフェ ニルベンズアミド型誘導体、即ちN−メチル−N−エチル−2−(3,4−ジメ トキシフェニル)−4−トリフルオロメチルベンズアミドと呼ばれるフェニルベ ンズアミド型誘導体の1種であることを特徴とする請求項1又は2に記載の殺菌 組成物。 4.化合物Bが、ホセチル−Al、マンゼブ、シモキサニル、ジメトモルフ、オ キサジキシル又はN−メチル−N−エチル−2−(3,4−ジメトキシフェニル )−4−トリフルオロメチルベンズアミドから選択されることを特徴とする請求 項1から3のいずれか一項に記載の殺菌組成物。 5.成分Bがホセチル−Alであるとき、A/B比が0.001〜2、好ましく は0.002〜1であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載 の殺菌組成物。 6.成分BがN−メチル−N−エチル−2−(3,4−ジメトキシフェニル)− 4−トリフルオロメチルベンズアミドであるとき、A/B比が0.1〜10、好 ましくは0.2〜10、より好ましくは0.25〜4であることを特徴とする請 求項1から4のいずれか一項に記載の殺菌組成物。 7.成分Bがシモキサニルであるとき、A/B比が0.05〜 4、好ましくは0.2〜4、より好ましくは0.25〜4であることを特徴とす る請求項1から4のいずれか一項に記載の殺菌組成物。 8.成分Bがオキサジキシルであるとき、A/B比が0.5〜30、好ましくは 0.5〜10であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の殺 菌組成物。 9.成分Bがマンゼブであるとき、A/B比が0.02〜2、好ましくは0.1 〜1であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の殺菌組成物 。 10.成分Bがジメトモルフであるとき、A/B比が0.1〜2、好ましくは0 .2〜1であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の殺菌組 成物。 11.農業上許容可能な固体又は液体キャリヤー及び同様に農業上許容可能な界 面活性剤との混合物として化合物A及びBを含有することを特徴とする請求項1 から10のいずれか一項に記載の殺菌組成物。 12.0.05〜95%(重量)の活性材料を含有することを特徴とする請求項 1から11のいずれか一項に記載の殺菌組成物。 13.非植物毒性有効量の請求項1から12のいずれか一項に記載の殺菌組成物 を植物の露出部分に施用することを特徴とする、作物の植物病原菌に対する治療 又は予防的防除方法。 14.10〜5000g/haの組成物を施用することを特徴とする請求項13 に記載の防除方法。
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