JPH10296065A - 混合方法および混合装置 - Google Patents

混合方法および混合装置

Info

Publication number
JPH10296065A
JPH10296065A JP9124875A JP12487597A JPH10296065A JP H10296065 A JPH10296065 A JP H10296065A JP 9124875 A JP9124875 A JP 9124875A JP 12487597 A JP12487597 A JP 12487597A JP H10296065 A JPH10296065 A JP H10296065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
mixture
container
rotating shaft
mixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9124875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3209941B2 (ja
Inventor
Koji Toyoda
弘次 豊田
Hiroyuki Yamashita
博之 山下
Shuichi Nitta
秀一 新田
Kenji Tanaka
研二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=14896266&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH10296065(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP12487597A priority Critical patent/JP3209941B2/ja
Priority to EP98917613A priority patent/EP1016450B2/en
Priority to CN98804507A priority patent/CN1094779C/zh
Priority to DE69820278T priority patent/DE69820278T3/de
Priority to PCT/JP1998/001831 priority patent/WO1998048928A1/ja
Priority to US09/403,283 priority patent/US6354727B1/en
Publication of JPH10296065A publication Critical patent/JPH10296065A/ja
Priority to HK01103162A priority patent/HK1032553A1/xx
Publication of JP3209941B2 publication Critical patent/JP3209941B2/ja
Application granted granted Critical
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/60Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis
    • B01F27/70Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis with paddles, blades or arms
    • B01F27/707Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a horizontal or inclined axis with paddles, blades or arms the paddles co-operating, e.g. intermeshing, with elements on the receptacle wall
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F23/00Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
    • B01F23/10Mixing gases with gases
    • B01F23/14Mixing gases with gases with moving mixing elements, e.g. with liquid seal

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被混合物の湿分や温度等の物性のガスによる
調整を効率良く行うことができる混合方法を提供する。 【解決手段】 被混合物を容器2内で軸中心に回転する
攪拌部材4により攪拌するに際し、被混合物の物性調整
用のガスを、混合中の被混合物の中から、その攪拌部材
4の回転方向の前方側に向かい噴出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内で粉体や粒
状体等の流動性を有する被混合物を攪拌することで混合
する際に、その被混合物の湿分や温度等の物性調整用の
ガスを噴出する混合方法と混合装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】実公平5
‐36493号公報は、被混合物の容器と、その容器内
で横軸中心に回転駆動可能に設けられる回転シャフト
と、その回転シャフトと同行回転するように設けられる
攪拌部材と、その攪拌部材に設けられた空気の噴出口
と、その回転シャフトの外周部に対向する容器の内周部
に回転駆動可能に設けられる粉砕部材とを備える混合装
置を開示する。その噴出口から攪拌部材の回転方向の後
方側に向かい空気を噴出することで、被混合物が容器の
内周部に付着するのを防止する。しかし、この従来の混
合装置では、被混合物に水や反応液を添加して造粒や種
々の化学反応を適正に行うことができない。例えば、被
混合物に水を添加して造粒を行う場合、その噴出口から
乾燥空気を噴出することで被混合物を乾燥することが考
えられる。しかし、この従来の混合装置では、その乾燥
空気は攪拌部材の回転方向の後方側に向かい噴出され
る。その攪拌部材の回転方向の後方側には、その攪拌部
材により被混合物を押し退けることで空間が生じるた
め、乾燥空気と被混合物とを効率良く接触させることは
できない。また、被混合物に反応液を添加して発熱反応
をさせる場合、その噴出口から冷却空気を噴出しても、
その冷却空気と被混合物とを効率良く接触させることが
できない。すなわち、空気と被混合物とを効率良く接触
させることができないため、被混合物の湿分や温度の調
整を効率良く行うことができない。
【0003】特開昭51‐61621号公報は、被混合
物の容器と、その容器内で縦軸中心に回転駆動可能に設
けられる回転シャフトと、その回転シャフトと同行回転
するように設けられる攪拌部材と、その回転シャフトの
中心から上向きに空気を噴出する噴出口と、その被混合
物の上方空間において攪拌部材の回転方向の前方側に向
かい流動するように空気を噴出する噴出口と、その容器
の内部に液体を供給する手段とを備える混合装置を開示
する。その攪拌部材の回転により、その中心から上向き
に噴出された空気の渦流を生じさせ、その渦流運動を、
その被混合物の上方空間において攪拌部材の回転方向の
前方側に向かい流動するよう空気により支援する。しか
し、その空気は被混合物の上方空間において流動するの
で、被混合物の表面のみにしか接触できない。すなわ
ち、空気と被混合物とを効率良く接触させることができ
ないため、被混合物の湿分や温度の調整を効率良く行う
ことができない。
【0004】英国特許1369269号公報は、被混合
物の容器と、その容器内で軸中心に回転駆動可能に設け
られる回転シャフトと、その回転シャフトと同行回転す
るように設けられる攪拌部材と、その容器内に被混合物
の物性調整用のガスを噴出する手段と、その回転シャフ
トの外周部に対向する容器の内周部に回転駆動可能に設
けられる粉砕部材と、その容器の内部に液体を供給する
手段とを備える混合装置を開示する。そのガスの噴出口
は、混合中の被混合物の中からガスを噴出できるよう
に、その容器に対して一定位置に配置される。しかし、
この従来技術では、そのガスの噴出方向については何ら
記載されていない。すなわち、空気と被混合物とを効率
良く接触させることを何ら考慮していないため、被混合
物の湿分や温度の調整を効率良く行うことができない。
【0005】本発明は、上記問題を解決することのでき
る混合方法と混合装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の混合方法は、被
混合物を容器内で軸中心に回転する攪拌部材により攪拌
するに際し、その被混合物の物性調整用のガスを、混合
中の被混合物の中から、その攪拌部材の回転方向の前方
側に向かい噴出することを特徴とする。本発明の混合装
置は、被混合物を入れる容器と、その容器内で軸中心に
回転駆動可能に設けられる回転シャフトと、その回転シ
ャフトと同行回転するように設けられる攪拌部材と、そ
の容器内に被混合物の物性調整用のガスを噴出する手段
とを備える。そのガスの噴出口は、混合中の被混合物の
中からガスを噴出できるように、その容器に対して一定
位置に配置可能とされる。そのガスは、その攪拌部材の
回転方向の前方側に向かい噴出される。本発明方法によ
れば、混合中の被混合物の中からガスを噴出し、且つ、
そのガスを攪拌部材の回転方向の前方側に噴出すること
で、そのガスの被混合物内での滞留時間を長くし、その
ガスによる被混合物の物性調整を効率良く行うことがで
きる。本発明装置によれば、本発明方法を実施すること
ができる。
【0007】本発明装置において、回転シャフトは横軸
中心に回転駆動され、その容器の内周部は、その回転シ
ャフトの軸心を中心とする回転体に沿う曲面とされ、そ
のガス噴出口は、噴出ガスが容器の下部から容器の内周
部に沿って上方に向かって流動するように配置されてい
るのが好ましい。この構成によれば、その容器に収納さ
れる被混合物の体積が容器の容積よりも大幅に少なくて
も、ガスの被混合物内における滞留時間を可及的に長く
し、ガスと被混合物との接触効率を向上できる。
【0008】そのガス噴出口は、その容器内に挿入され
るパイプの先端開口により構成され、そのパイプの先端
面は、下方に向かうに従い前記攪拌部材の回転方向の後
方側に向かうように、水平面に対して傾斜され、そのパ
イプの先端面と水平面とがなす角度は、粉体状被混合物
の安息角以下とされているのが好ましい。この構成によ
れば、被混合物がパイプ内部に入りこむのを防止でき
る。
【0009】その回転シャフトの外周部に対向する容器
の内周部に回転駆動可能に設けられる粉砕部材を備え、
その粉砕部材の前記回転シャフトの軸方向における位置
と、そのガス噴出口の前記回転シャフトの軸方向におけ
る位置とは互いに一致するのが好ましい。この構成によ
れば、ガスにより被混合物を粉砕部材に向けて流動させ
ることができるので、被混合物の粉砕効率を向上でき
る。
【0010】その容器の内部に液体を供給する手段と、
その供給された液体を分散する分散部材とを備え、その
分散部材の前記回転シャフトの軸方向における位置と、
前記ガス噴出口の前記回転シャフトの軸方向における位
置とは互いに一致するのが好ましい。この構成によれ
ば、液体が集中的に供給される部位にガスを流動させる
ことで、その液体供給部位におけるガスと被混合物との
接触効率を向上できる。これにより、そのガスによる被
混合物の乾燥や冷却等の物性調整を効率良く行うことが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1、図2に示す横型混合装置1
は、被混合物を入れる容器2を備える。その容器2は、
横軸心の円筒形容器本体2aと、被混合物の投入部2b
と、被混合物の排出部2cと、排気部2dとを有する。
【0012】その容器2内で、その容器本体2aの軸と
同心の横軸中心に回転可能に回転シャフト3が両端支持
される。その回転シャフト3は、モータ等の駆動源(図
示省略)により、図1において矢印100方向に回転駆
動される。
【0013】その回転シャフト3と矢印100方向に同
行回転するように6つの攪拌部材4が設けられる。本実
施形態では、それら攪拌部材4は、回転シャフト3の軸
方向において互いに離れた6位置において、回転方向に
おいて例えば60度毎に配置されている。なお、図では
回転シャフト3の中央側の2つのみ表示し、回転シャフ
ト3の両端側の4つの図示は省略している。その回転シ
ャフト3の中央側の2つの攪拌部材4は回転方向におい
て例えば180度離れて配置され、回転シャフト3の一
端側の2つの攪拌部材は回転方向において例えば180
度離れて配置され、回転シャフト3の他端側の2つの攪
拌部材は回転方向において例えば180度離れて配置さ
れる。各攪拌部材4は、その回転シャフト3から突出す
るアーム5に取り付けられる。なお、その攪拌部材4の
数は特に限定されない。
【0014】図3〜図5に示すように、各攪拌部材4
は、その回転方向においてアーム5の前方に位置する板
状の前壁4aと、その回転シャフト3の軸方向において
アーム5の両側に位置する一対の板状の側壁4b、4c
と、その回転シャフト3の径方向において側壁4b、4
cの外方に位置する板状の底壁4dとを有する。その前
壁4aの表面4a′は、回転シャフト3の外周部に対し
て回転径方向の間隔をおいて配置される。なお、その回
転径方向とは回転シャフト3の径方向を意味する。その
前壁4aの表面4a′と回転シャフト3の外周部との距
離は、回転方向前方に向かうに従い大きくされている。
【0015】一方の側壁4bの表面4b′は、回転シャ
フト3の外周部に対して回転径方向の間隔をおいて配置
される。その側壁4bの表面4b′と回転シャフト3の
外周部との距離は、回転方向前方に向かうに従い大きく
されると共に回転シャフト3の一端に向かうに従い大き
くされている。他方の側壁4cの表面4c′は、回転シ
ャフト3の外周部に対して回転径方向の間隔をおいて配
置される。その側壁4cの表面4c′と回転シャフト3
の外周部との距離は、回転方向前方に向かうに従い大き
くされると共に回転シャフト3の他端に向かうに従い大
きくされている。回転シャフト3の軸方向と径方向にお
ける各側壁4b、4cの寸法は、回転方向後方に向かう
に従い大きくされている。その前壁4aの表面4a′と
各側壁4b、4cの表面4b′、4c′が、回転シャフ
ト3の回転により被混合物を回転シャフト3の外周部に
向かって流動させる攪拌面を構成する。図2、図3に示
すように、各側壁4b、4cの外端縁に、回転時の負荷
軽減のために複数の爪4eが形成される。なお、爪4e
は省略してもよい。
【0016】その底壁4dの表面4d′は、その容器本
体2aの内周部2a′に対して回転径方向の間隔をおい
て配置され、その回転径方向の間隔が一定となるよう
に、その容器本体2aの内周部2a′と底壁4dの表面
4d′は、その回転シャフト3の軸心を中心とする回転
体に沿う曲面とされている。その回転体は、本実施形態
では円柱とされるが、特に限定されない。
【0017】その容器本体2aの内周部2a′に6つの
粉砕部材6が設けられている。各粉砕部材6は、容器本
体2aの回転径方向に沿う軸中心に回転可能な回転シャ
フト6aと、この回転シャフト6aから回転径方向外方
に突出する複数の粉砕ブレード6bとを有し、モータ等
の駆動源(図示省略)により回転駆動される。なお、こ
こでの回転径方向は、回転シャフト6aの径方向を意味
する。
【0018】図2に示すように、本実施形態では、その
粉砕部材6は、回転シャフト3の軸方向に離れた3位置
において、2つずつ回転シャフト3の回転方向において
離れて配置される。すなわち、回転シャフト3の軸方向
における中央に配置された2つの粉砕部材6の回転軸
は、回転シャフト3の中央側の2つの攪拌部材4の中の
一方における一方の攪拌面4b′よりも回転シャフト3
の一端に近接して配置され、且つ、回転シャフト3の中
央側の2つの攪拌部材4の中の他方における他方の攪拌
面4c′よりも回転シャフト3の他端に近接して配置さ
れる。回転シャフト3の一端側に配置された2つの粉砕
部材6の回転軸は、回転シャフト3の一端側の2つの攪
拌部材4の中の一方における一方の攪拌面4b′よりも
回転シャフト3の一端に近接して配置され、且つ、回転
シャフト3の一端側の2つの攪拌部材4の中の他方にお
ける他方の攪拌面4c′よりも回転シャフト3の他端に
近接して配置される。回転シャフト3の他端側に配置さ
れた2つの粉砕部材6の回転軸は、回転シャフト3の端
端側の2つの攪拌部材4の中の一方における一方の攪拌
面4b′よりも回転シャフト3の一端に近接して配置さ
れ、且つ、回転シャフト3の他端側の2つの攪拌部材4
の中の他方における他方の攪拌面4c′よりも回転シャ
フト3の他端に近接して配置される。3つの粉砕部材6
の配置高さは、容器本体2aの略1/2の高さとされ、
残りの3つの粉砕部材6の配置高さは、容器本体2aの
1/2の高さと底部との間とされている。なお、その粉
砕部材6の数は特に限定されない。
【0019】その回転シャフト3と同行回転するように
6つの流動方向変更部材7が設けられる。本実施形態で
は、各流動方向変更部材7は、上記各攪拌部材4に一対
一で対向する。すなわち、各流動方向変更部材7は、各
攪拌部材4と回転シャフト3との間に配置され、上記ア
ーム5に取り付けられる。なお、その流動方向変更部材
7の数は特に限定されない。
【0020】図3〜図6に示すように、各流動方向変更
部材7は、その回転方向においてアーム5の前方側に位
置する板状の前壁7aと、その回転シャフト3の軸方向
においてアーム5の両側に位置する一対の板状の側壁7
b、7cと、その回転シャフト3の回転径方向において
両側壁7b、7cの外方に位置する板状の底壁7dとを
有する。
【0021】その前壁7aの表面7a′は、回転シャフ
ト3の外周部に対して回転径方向の間隔をおいて配置さ
れ、その回転径方向の間隔は、回転方向前方に向かうに
従い大きくされている。一方の側壁7bの表面7b′
は、回転シャフト3の外周部に対して回転径方向の間隔
をおいて配置され、その回転径方向の間隔は、回転方向
前方に向かうに従い大きくされていると共に回転シャフ
ト3の一端に向かうに従い大きくされている。他方の側
壁7cの表面7c′は、回転シャフト3の外周部に対し
て回転径方向の間隔をおいて配置され、その回転径方向
の間隔は、回転方向前方に向かうに従い大きくされてい
ると共に回転シャフト3の他端に向かうに従い大きくさ
れている。その前壁7aの表面7a′と各側壁7b、7
cの表面7b′、7c′が、回転シャフト3の回転によ
り被混合物を回転シャフト3の外周部に向かって流動さ
せる補助攪拌面を構成する。各側壁7b、7cの回転シ
ャフト3の軸方向と径方向における寸法は、回転方向後
方に向かうに従い大きくされた後に一定とされている。
【0022】その底壁7dの表面は、上記攪拌面4
a′、4b′、4c′と回転シャフト3の外周部との間
において、容器本体2aの内周部2a′に対して回転径
方向の間隔をおいて配置され、且つ、その被混合物の流
動方向を回転シャフト3の外周部に向かう方向から容器
本体2aの内周部2a′に向かう方向に変更させる変更
面7d′を構成する。その容器本体2aの内周部2a′
と変更面7d′との回転径方向の間隔が一定となるよう
に、その容器本体2aの内周部2a′と変更面7d′
は、その回転シャフト3の軸心を中心とする回転体に沿
う曲面とされている。その回転体は、本実施形態では円
柱とされるが、特に限定されない。
【0023】その変更面7d′は、上記攪拌面4a′、
4b′、4c′と回転径方向の間隔をおいて対向する部
分を有する。本実施形態では、回転方向における変更面
7d′の寸法は回転方向における攪拌部材4の寸法と略
等しくされ、回転シャフト3の軸方向における変更面7
d′の寸法は回転シャフト3の軸方向における攪拌部材
4の寸法よりも大きくされることで、回転径方向におい
て変更面7d′は攪拌面4a′、4b′、4c′の全体
を覆う。その変更面7d′の回転方向の最大寸法は、攪
拌面4a′、4b′、4c′の全体を覆うことができる
ように、攪拌部材4の回転方向の最大寸法と等しくする
か大きくするのが好ましい。変更面7d′の回転方向の
前端位置は、攪拌部材4と一致させるか、攪拌部材4の
回転方向の前端位置よりも回転方向の後方に配置するの
が好ましい。変更面7d′の回転方向の後端位置は、攪
拌部材4と一致させるか、攪拌部材4の回転方向の後端
位置よりも回転方向後方に配置するのが好ましい。
【0024】その変更面7d′は、回転途中で上記粉砕
部材6の全体と回転径方向において対向する部分を有す
る。すなわち、回転シャフト3の中央側の2つの流動方
向変更部材7の変更面7d′は、回転シャフト3の中央
側に配置された2つの粉砕部材6と回転途中で回転径方
向において対向する。回転シャフト3の一端側の2つの
流動方向変更部材7の変更面7d′は、回転シャフト3
の一端側に配置された2つの粉砕部材6と回転途中で回
転径方向において対向する。回転シャフト3の他端側の
2つの流動方向変更部材7の変更面7d′は、回転シャ
フト3の他端側に配置された2つの粉砕部材6と回転途
中で回転径方向において対向する。
【0025】図2に示すように、その回転シャフト3と
同行回転するように2つの補助攪拌部材10が、回転シ
ャフト3の両端近傍の2位置に設けられている。その2
つの補助攪拌部材10は回転方向において例えば180
度離れて配置される。各補助攪拌部材10は、その回転
シャフト3から突出するアーム11に取り付けられ、容
器本体2aの外周近傍に配置される。各補助攪拌部材1
0の形状は、被混合物を攪拌できれば特に限定されな
い。また、補助攪拌部材10は同位置に複数設けてもよ
い。
【0026】図1、図2に示すように、その容器本体2
aの内部に、被混合物の湿分、温度、組成等の物性調整
に用いられるガスを噴出するため、3本のパイプ21が
設けられている。例えば、被混合物の湿分調整のための
乾燥した空気や不活性ガス、被混合物の温度調整のため
の温度調節された空気や不活性ガス、被混合物と反応し
て組成調整をするための反応ガス等が噴出される。
【0027】それらガス供給用パイプ21は、本実施形
態では、回転シャフト3の軸方向に離れた3位置に設け
られている。すなわち、各パイプ21は、容器本体2a
内に挿入され、溶接等の公知の固定方法にて容器本体2
aに対して一定位置に配置される。各パイプ21の先端
開口により構成されるガス噴出口21aは、混合中の被
混合物の中からガスを噴出できるように容器本体2aに
対して一定位置に配置される。その容器本体2aに収納
される被混合物の体積は、容器本体2aの容積よりも少
なくされる。図1における二点鎖線200は、その混合
中における被混合物の表面位置の一例を示す。なお、そ
のガス噴出口21aの数は特に限定されない。
【0028】各ガス噴出口21aから噴出されるガス
は、上記攪拌部材4の回転方向の前方側に向かうものと
される。さらに、各ガス噴出口21aは、噴出ガスが容
器本体2aの下部から容器本体2aの内周部2a′に沿
って上方に向かって流動するように、容器本体2aの底
部近傍に配置されている。
【0029】各パイプ21の先端面21bは、下方に向
かうに従い攪拌部材4の回転方向の後方側に向かうよう
に、水平面に対して傾斜される。そのパイプ21の先端
面21bと水平面とがなす角度θは、粉体状被混合物の
安息角以下とされている。
【0030】各ガス噴出口21aの回転シャフト3の軸
方向における位置と上記各粉砕部材6の回転シャフト3
の軸方向における位置とは互いに一致する。すなわち、
回転シャフト3の中央側に位置するガス噴出口21aに
対して、回転シャフト3の中央側に配置された2つの粉
砕部材6は、攪拌中の被混合物の中において攪拌部材4
の回転方向の前方側に配置され、回転シャフト3の一端
側に位置するガス噴出口21aに対して、回転シャフト
3の一端側に配置された2つの粉砕部材6は、攪拌中の
被混合物の中において攪拌部材4の回転方向の前方側に
配置され、回転シャフト3の他端側に位置するガス噴出
口21aに対して、回転シャフト3の他端側に配置され
た2つの粉砕部材6は、攪拌中の被混合物の中において
攪拌部材4の回転方向の前方側に配置される。
【0031】その容器本体2aの内部に液体を供給する
ための3本のパイプ31が設けられている。その液体と
して、例えば、粉末状の被混合物を粒状にするための造
粒液や、被混合物と接触することで化学反応を生じる反
応液等が供給される。
【0032】それら液体供給用パイプ31は、本実施形
態では、回転シャフト3の軸方向に離れた3位置に配置
される。すなわち、各パイプ31は、容器本体2aに取
り付けられた筒状の案内体32を介して容器本体2a内
に挿入され、その案内体32に固定されることで容器本
体2aに対して一定位置に配置される。本実施形態で
は、各パイプ31の先端開口により構成される液体吐出
口は、混合中の被混合物の中から液体を下向きに吐出で
きるように容器本体2aに対して一定位置に配置され
る。各液体供給用パイプ31から下向きに吐出される液
体は、本実施形態では、上記攪拌部材4の回転方向の後
方側に向かうものとされる。また、パイプ31は同位置
に複数配置してもよい。
【0033】それら液体供給用パイプ31の液体吐出口
の回転シャフト3の軸方向における位置と上記粉砕部材
6の回転シャフト3の軸方向における位置とは互いに一
致する。すなわち、回転シャフト3の中央側に位置する
液体吐出口に、回転シャフト3の中央側で容器本体2a
の略1/2の高さに配置された粉砕部材6が対向し、回
転シャフト3の一端側に位置する液体吐出口に、回転シ
ャフト3の一端側で容器本体2aの略1/2の高さに配
置された粉砕部材6が対向し、回転シャフト3の他端側
に位置する液体吐出口に、回転シャフト3の他端側で容
器本体2aの略1/2の高さに配置された粉砕部材6が
対向する。これにより、その容器本体2aの略1/2の
高さに配置された各粉砕部材6は、各パイプ31から供
給される液体を分散する分散部材を兼用する。その分散
部材6の回転シャフト3の軸方向における位置と上記ガ
ス噴出口21aの回転シャフト3の軸方向における位置
とは互いに一致する。
【0034】上記混合装置1によれば、攪拌部材4の回
転により攪拌されることで被混合物の混合が行われる。
また、凝集した被混合物は粉砕部材6の回転により砕か
れたり微細化される。その攪拌部材4の攪拌面4a′、
4b′、4c′により、被混合物は回転シャフト3の外
周部に向かい流動させられる。図1における一点鎖線3
00は、その被混合物の流動方向を示す。その被混合物
の流動方向は、流動方向変更部材7の変更面7d′によ
り、回転シャフト3の外周部に向かう方向から容器本体
2aの内周部2a′に向かう方向に変更させられる。こ
れにより、その被混合物が容器本体2aの内周部2a′
に設けられた粉砕部材6から離れる方向に流動するのを
防止できるので、被混合物と粉砕部材6との接触機会を
増大し、被混合物の粉砕効率を向上できる。
【0035】また、各攪拌部材4の一方の攪拌面4b′
により、被混合物を回転シャフト3の外周部に向かうに
従い回転シャフト3の一端に向かうように流動させるこ
とができる。よって、その攪拌面4b′に対向する変更
面7d′により、その被混合物の流動方向を、容器本体
2aの内周部2a′に向かう方向であって回転シャフト
3の一端に向かう方向に変更することができる。これに
より、その攪拌面4b′よりも回転シャフト3の一端に
近接した位置で、粉砕部材6と被混合物との接触機会を
増大し、粉砕部材6による被混合物の粉砕効率を向上で
きる。
【0036】また、各変更面7d′は回転途中で粉砕部
材6と回転径方向において対向する部分を有するので、
被混合物と粉砕部材6との接触機会を増大し、粉砕効率
を向上できる。
【0037】その容器本体2aの内周部2a′と変更面
7d′は、その回転シャフト3の軸心を中心とする回転
体に沿う曲面とされているので、その容器本体2aの内
周部2a′と変更面7d′との間の距離は一定となる。
これにより、その内周部2a′と変更面7d′との間に
導入された被混合物の流動方向を、変更面7d′により
円滑に変更でき、被混合物と粉砕部材との接触機会を増
大し、粉砕効率を向上できる。
【0038】また、その変更面7d′は、回転方向後方
に向かうに従い回転シャフト3の軸方向における寸法が
大きくされている部分を有するので、回転シャフト3の
外周部に向かうに従い回転シャフト3の一端に向かうよ
うに流動する被混合物に効率良く接触し、その流動方向
を変更できる。
【0039】また、上記構成によれば、補助攪拌面7
a′、7b′、7c′により被混合物を回転シャフト3
の外周部に向かって流動させることで、攪拌効率を向上
させることができる。その補助攪拌面7a′、7b′、
7c′は流動方向変更部材7に設けられ、且つ、回転シ
ャフト3の外周部に対して回転径方向の間隔をおいて配
置されるので、変更面7d′による被混合物の流動方向
の変更を阻害することはない。その補助攪拌面7a′、
7b′、7c′と回転シャフト3の外周部との回転径方
向の間隔は、回転方向前方に向かうに従い大きくされて
いると共に回転シャフト3の一端に向かうに従い大きく
されている。
【0040】上記ガス噴出口21aは、混合中の被混合
物の中から、攪拌部材4の回転方向の前方側にガスを噴
出するので、そのガスの被混合物内での滞留時間を長く
し、そのガスによる被混合物の乾燥や冷却等の物性調整
を効率良く行うことができる。また、その噴出ガスが容
器本体2aの下部から容器の内周部に沿って上方に向か
って流動するように、そのガス噴出口21aは配置され
ているので、その容器本体2aに収納される被混合物の
体積が容器本体2aの容積よりも大幅に少なくても、ガ
スの被混合物内における滞留時間を可及的に長くし、ガ
スと被混合物との接触効率を向上できる。そのガス噴出
口21aを構成するパイプ21の先端面21bと水平面
とがなす角度θが粉体状被混合物の安息角以下とされて
いるので、被混合物がそのパイプ21内部に入りこむの
を防止できる。また、各ガス噴出口21aの回転シャフ
ト3の軸方向における位置と上記各粉砕部材6の回転シ
ャフト3の軸方向における位置とは互いに一致する。各
攪拌部材4は、粉砕部材6と干渉しないように、粉砕部
材6が配置されている位置を含む容器本体2aの円周方
向領域を通過しない。そのため、各ガス噴出口21aの
回転シャフト3の軸方向における位置と上記各粉砕部材
6の回転シャフト3の軸方向における位置とが互いに一
致され、各ガス噴出口21aから噴出されたガスによ
り、各攪拌部材4が通過しない領域で被混合物が滞留す
るのが防止され、被混合物が粉砕部材6に向けて流動さ
れ、被混合物の粉砕効率が向上される。さらに、液体供
給用パイプ31から液体が集中的に供給される部位にガ
スを流動させることで、その液体供給部位におけるガス
と被混合物との接触効率を向上できる。これにより、そ
のガスによる被混合物の乾燥や冷却等の物性調整を効率
良く行うことができる。
【0041】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、図7の第1変形例に示すように、変更面7
d′は、回転途中で粉砕部材6の一部とのみ回転径方向
において対向する部分を有するものでもよい。また、変
更面7d′の回転シャフト3の軸方向における寸法は、
図7の第1変形例に示すように全体が回転方向後方に向
かうに従い大きくされてもよいし、図8の第2変形例に
示すように回転方向全域において一定とされてもよい。
また、上記実施形態では流動方向変更部材7をアーム5
に直接に取り付けたが、図9の(1)、(2)、(3)
の第3変形例に示すように、アーム5から回転シャフト
3の軸方向に突出する補助アーム15に取り付けてもよ
いし、図9の(2)において二点鎖線で示すように回転
シャフト3から突出する第2アーム16に取り付けても
よく、要は回転シャフト3と同行回転可能に設ければよ
い。また、変更面7d′は、回転シャフト3の径方向に
おいて攪拌面4a′、4b′、4c′と重なる位置に配
置する必要はなく、攪拌面4a′、4b′、4c′によ
り攪拌されることで回転シャフト3の外周部に向かって
流動する被混合物が存在する位置に配置されていればよ
い。上記実施形態では変更面7d′は回転シャフト3の
軸心を中心とする回転体に沿う凸曲面とされているが、
その形状は特に限定されない。例えば図10の(1)、
(2)、(3)、(4)の第4変形例に示す流動方向変
更部材57は、回転シャフト3の回転軸と平行な板状の
上壁57aと、その回転シャフト3の軸方向においてア
ーム5の両側に位置する一対の板状の側壁57b、57
cとを有し、その両側壁57b、57cの表面57
b′、57c′は、上記実施形態と同様に補助攪拌面を
構成する。各側壁57b、57cの回転シャフト3の軸
方向と径方向における寸法は、回転方向後方に向かうに
従い大きくされている。各側壁57b、57cの裏面
は、アーム5に取り付けられた一対の補強板58に接続
され、各補強板58から突出する補強ロッド59が各側
壁57b、57cに接続される。その上壁57aの裏面
57a″と各側壁57b、57cの裏面57b″、57
c″とが変更面とされている。また、回転シャフト3の
回転径方向において、両側壁57b、57cの外方に板
状の底壁を設け、その底壁に平面状の変更面を設けても
よい。なお、上記第1〜第3変形例において、他は上記
実施形態と同様で、上記実施形態と同様部分は同一符号
で示す。上記実施形態では一つの攪拌部材4と一つの流
動方向変更部材57とが対向するが、一つの攪拌部材と
複数の流動方向変更部材とが対向してもよいし、複数の
攪拌部材と一つの流動方向変更部材とが対向してもよ
い。
【0042】上記実施形態では本発明を横型混合装置1
に適用したが、回転シャフトが縦軸中心に回転する図1
1、図12に示すような竪型混合装置101にも本発明
を適用できる。その竪型混合装置101は、架台102
に支持される容器103と、この容器103内で縦軸中
心にモータ104により回転駆動される回転シャフト1
05とを備える。その容器103の内周部は、その回転
シャフト105の軸心を中心とする回転体に沿う曲面と
されている。その回転シャフト105から回転径方向外
方に向かい突出する4本のアーム106が設けられ、各
アーム106の先端に攪拌部材107が一体的に設けら
れている。各攪拌部材107は、その回転シャフト10
5と図11において矢印100方向に同行回転すること
で、その容器103に入れられる被混合物を攪拌する。
図12における二点鎖線200は、その混合中における
被混合物の表面位置の一例を示す。その容器103の内
部に、被混合物の物性調整に用いられるガスを噴出する
ためのパイプ110が設けられている。そのパイプ11
0は容器103内に挿入され、溶接等の公知の固定方法
にて容器103に対して一定位置に配置される。そのパ
イプ110の先端開口により構成されるガス噴出口11
0aは、混合中の被混合物の中からガスを噴出できるよ
うに容器103に対して一定位置に配置される。本実施
形態では、そのガス噴出口110aは攪拌部材107の
上方に配置される。そのガス噴出口110aから噴出さ
れるガスは、上記攪拌部材4の回転方向の前方側に向か
うものとされる。その噴出されたガスを排出するための
排気管112が容器103の上部に接続されている。ま
た、その回転シャフト3の外周部に対向する容器103
の内周部に回転駆動可能に設けられる粉砕部材113が
設けられている。その粉砕部材113は、モータ114
により横軸中心に回転駆動されることで、被混合物を砕
いたり微細化する。その粉砕部材113の回転シャフト
105の軸方向における位置と、そのガス噴出口110
aの回転シャフト105の軸方向における位置とは互い
に一致するものとされている。上記竪型混合装置101
によれば、混合中の被混合物の中からガスを噴出し、且
つ、そのガスを攪拌部材の回転方向の前方側に噴出する
ことで、そのガスの被混合物内での滞留時間を長くし、
そのガスによる被混合物の物性調整を効率良く行うこと
ができる。また、そのガスにより被混合物を粉砕部材1
13に向けて流動させることができるので、被混合物の
粉砕効率を向上できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、被混合物の湿分や温度
等の物性のガスによる調整を効率良く行うことができる
混合方法と混合装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の横型混合装置の側断面図
【図2】本発明の実施形態の横型混合装置の部分破断正
面図
【図3】本発明の実施形態の横型混合装置の要部の斜視
【図4】本発明の実施形態の横型混合装置の要部の正面
【図5】本発明の実施形態の横型混合装置の要部の背面
【図6】本発明の実施形態の横型混合装置の要部の平面
【図7】本発明の第1変形例の横型混合装置の部分平面
【図8】本発明の第2変形例の横型混合装置の部分平面
【図9】本発明の第3変形例の横型混合装置の(1)は
部分平面図、(2)は部分正面図、(3)は部分側面図
【図10】本発明の第4変形例の横型混合装置の(1)
は部分正面図、(2)は部分側面図、(3)は部分平面
図、(4)は部分底面図
【図11】本発明の実施形態の竪型混合装置の構成説明
用平面図
【図12】本発明の実施形態の竪型混合装置の構成説明
用側面図
【符号の説明】
2、103 容器 3、105 回転シャフト 4、107 攪拌部材 4a′、4b′、4c′ 攪拌面 6、113 粉砕部材 7 流動方向変更部材 7a′、7b′、7c′ 補助攪拌面 7d′ 変更面 21、110 ガス噴出用パイプ 31 液体供給用パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 研二 和歌山県和歌山市湊1334番地花王株式会社 研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被混合物を容器内で軸中心に回転する攪
    拌部材により攪拌するに際し、その被混合物の物性調整
    用のガスを、混合中の被混合物の中から、その攪拌部材
    の回転方向の前方側に向かい噴出することを特徴とする
    混合方法。
  2. 【請求項2】 被混合物を入れる容器と、 その容器内で軸中心に回転駆動可能に設けられる回転シ
    ャフトと、 その回転シャフトと同行回転するように設けられる攪拌
    部材と、 その容器内に被混合物の物性調整用のガスを噴出する手
    段とを備え、 そのガスの噴出口は、混合中の被混合物の中からガスを
    噴出できるように、その容器に対して一定位置に配置可
    能とされ、 そのガスは、その攪拌部材の回転方向の前方側に向かい
    噴出されることを特徴とする混合装置。
  3. 【請求項3】 その回転シャフトは横軸中心に回転駆動
    され、 その容器の内周部は、その回転シャフトの軸心を中心と
    する回転体に沿う曲面とされ、 そのガス噴出口は、噴出ガスが容器の下部から容器の内
    周部に沿って上方に向かって流動するように配置されて
    いる請求項2に記載の混合装置。
  4. 【請求項4】 そのガス噴出口は、その容器内に挿入さ
    れるパイプの先端開口により構成され、 そのパイプの先端面は、下方に向かうに従い前記攪拌部
    材の回転方向の後方側に向かうように、水平面に対して
    傾斜され、 そのパイプの先端面と水平面とがなす角度は、粉体状被
    混合物の安息角以下とされている請求項2に記載の混合
    装置。
  5. 【請求項5】 その回転シャフトの外周部に対向する容
    器の内周部に回転駆動可能に設けられる粉砕部材を備
    え、 その粉砕部材の前記回転シャフトの軸方向における位置
    と、そのガス噴出口の前記回転シャフトの軸方向におけ
    る位置とは互いに一致する請求項2に記載の混合装置。
  6. 【請求項6】 その容器の内部に液体を供給する手段
    と、 その供給された液体を分散する分散部材とを備え、 その分散部材の前記回転シャフトの軸方向における位置
    と、前記ガス噴出口の前記回転シャフトの軸方向におけ
    る位置とは互いに一致する請求項2に記載の混合装置。
JP12487597A 1997-04-28 1997-04-28 混合方法および混合装置 Expired - Fee Related JP3209941B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12487597A JP3209941B2 (ja) 1997-04-28 1997-04-28 混合方法および混合装置
PCT/JP1998/001831 WO1998048928A1 (fr) 1997-04-28 1998-04-22 Procede de brassage et dispositif de brassage
CN98804507A CN1094779C (zh) 1997-04-28 1998-04-22 混合方法及混合装置
DE69820278T DE69820278T3 (de) 1997-04-28 1998-04-22 Mischverfahren und mischvorrichtung
EP98917613A EP1016450B2 (en) 1997-04-28 1998-04-22 Mixing device
US09/403,283 US6354727B1 (en) 1997-04-28 1998-04-22 Mixing device
HK01103162A HK1032553A1 (en) 1997-04-28 2001-05-04 Mixing method and mixing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12487597A JP3209941B2 (ja) 1997-04-28 1997-04-28 混合方法および混合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10296065A true JPH10296065A (ja) 1998-11-10
JP3209941B2 JP3209941B2 (ja) 2001-09-17

Family

ID=14896266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12487597A Expired - Fee Related JP3209941B2 (ja) 1997-04-28 1997-04-28 混合方法および混合装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6354727B1 (ja)
EP (1) EP1016450B2 (ja)
JP (1) JP3209941B2 (ja)
CN (1) CN1094779C (ja)
DE (1) DE69820278T3 (ja)
HK (1) HK1032553A1 (ja)
WO (1) WO1998048928A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200418A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Kubota Corp 加水混合機
EP1681343A1 (en) 2005-01-13 2006-07-19 Kao Corporation Anionic surfactant powder granules
WO2006108381A1 (de) * 2005-04-12 2006-10-19 Ludger Fischer Vorrichtung zum mischen und homogenisieren viskoser medien
DE112007002390T5 (de) 2006-10-16 2009-08-20 Kao Corporation Verfahren zur Herstellung eines anionischen Tensides
DE112007002929T5 (de) 2006-12-08 2009-10-15 Kao Corp. Verfahren zur Erzeugung von Körnchen aus einem anionischen Tensid
WO2009142135A1 (ja) 2008-05-19 2009-11-26 花王株式会社 界面活性剤担持用顆粒群
WO2011001966A1 (ja) 2009-06-30 2011-01-06 花王株式会社 高嵩密度洗剤粒子群の製造方法
WO2011062236A1 (ja) 2009-11-18 2011-05-26 花王株式会社 洗剤粒子群の製造方法
US8026204B2 (en) 2007-07-13 2011-09-27 Kao Corporation Method for producing anionic surfactant granule
JP2016538987A (ja) * 2013-05-22 2016-12-15 マルティヴェクター・アーエス 少なくとも一つの物質を、乾燥、破砕、流動化状態とされた最終生成物へと処理するための方法、システムおよびデバイス

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1310583B1 (it) * 1999-04-30 2002-02-19 Wam Spa Dispositivo mescolatore, in particolare per materiale incoerente, ingranuli o in polvere, o pastoso.
CA2445074A1 (en) * 2001-04-25 2002-11-14 List Ag Mixer bars cleaning in a radial or axial manner
DE10222080A1 (de) * 2002-05-17 2003-11-27 Bhs Sonthofen Maschinen & Anlagenbau Gmbh Seitenschaufel, Doppelwellenmischer mit Seitenschaufel
US7731411B2 (en) * 2005-04-04 2010-06-08 Schlumberger Technology Corporation Circulating fluid system for powder fluidization and method of performing same
US9733440B2 (en) * 2014-04-29 2017-08-15 Corning Incorporated Optical connectors for coupling light sources to optical fibers
CN105478194A (zh) * 2015-11-27 2016-04-13 太仓圣广仁自动化设备有限公司 一种破碎搅拌装置
RU171698U1 (ru) * 2016-11-11 2017-06-13 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Воронежский государственный университет инженерных технологий" (ФГБОУ ВО "ВГУИТ") Смеситель
GB201622183D0 (en) * 2016-12-23 2017-02-08 Matcon Ltd Apparatus for mixing
CN107952380A (zh) * 2017-11-16 2018-04-24 重庆盛青汇农业发展有限公司 一种高均匀度面条原料混合机构
CN108479592B (zh) * 2018-03-19 2020-01-24 江苏大学 一种自转式通气搅拌装置
CN108654431B (zh) * 2018-06-11 2021-11-09 安徽医学高等专科学校 一种西药粉剂三维混合装置
CN109433064B (zh) * 2018-09-25 2021-07-23 广东锐涂精细化工有限公司 一种水性涂料的制备设备及其工艺配方
CN109943313B (zh) * 2019-04-23 2021-03-12 中国石油大学(华东) 一种超临界二氧化碳微乳液与粉煤灰颗粒复配分散体制备设备及方法
CN109966973B (zh) * 2019-04-28 2021-06-18 知弗(上海)科技股份有限公司 一种干性粉体混合装置
CN112717791A (zh) * 2020-12-09 2021-04-30 何静 一种化工用液体材料混合装置

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA670869A (en) * 1963-09-24 Lodige Wilhelm Method of and apparatus for mixing and comminuting materials
DE1102534B (de) * 1957-12-20 1961-03-16 Fritz Loedige Vorrichtung zum Mischen, Zerkleinern und gegebenenfalls Anfeuchten von pulverfoermigen, feinkoernigen oder faserigen Stoffen
GB1075741A (en) * 1964-02-28 1967-07-12 Simon Ltd Henry An improved process for the continuous kneading of fat substances
DE1728102B1 (de) * 1968-08-24 1971-02-18 Feldmuehle Ag Verfahren zum Fertigen von Faserstoffzusammenballungen
ZA72295B (en) 1971-02-01 1973-09-26 Colgate Palmolive Co Method for neutralization of detergent acid
DE2219352C2 (de) * 1972-04-20 1982-05-06 Draiswerke Gmbh, 6800 Mannheim Kontinuierlich arbeitender Ringmischer
US4037794A (en) * 1974-09-23 1977-07-26 Dierks & Sohne Granulation apparatus
JPS5141654A (ja) 1974-10-05 1976-04-08 Kubota Ltd Kayukanyoyosetsubozai
DE2615506C2 (de) * 1976-04-09 1986-09-11 Loedige, Fritz Ringmischer zum Benetzen eines dispersen Feststoffes mit einer Flüssigkeit
DE2730598A1 (de) * 1977-07-06 1979-01-25 Loedige Fluessigkeitszufuehr-einrichtung fuer mischer
ES471554A1 (es) * 1977-07-08 1979-02-16 Loedige Maschbau Gmbh Geb Procedimiento y dispositivo para la desecacion continua y-o granulacion de material a granel
US4295925A (en) 1979-06-15 1981-10-20 Weyerhaeuser Company Treating pulp with oxygen
US4390285A (en) * 1980-08-24 1983-06-28 Draiswerke Gmbh Method and apparatus for mixing solids with liquids, in particular for gluing wood chips
DE3120260A1 (de) * 1980-11-04 1982-06-16 Gebrüder Lödige Maschinenbau-Gesellschaft mbH, 4790 Paderborn Vorrichtung zum befeuchten von schuettguetern
JPS57171429A (en) * 1981-04-13 1982-10-22 Glatt Gmbh Rotary disk type granulator
JPS5924878B2 (ja) * 1982-05-17 1984-06-12 共和化工株式会社 有機廃棄物の連続発酵処理方法
DE3226861A1 (de) * 1982-07-17 1984-01-19 Fritz Loedige Ringmischer zum vermischen von fluessigkeit mit aus strukturierten teilchen bestehendem mischgut
JPS5924878A (ja) 1982-08-03 1984-02-08 ヤマハ株式会社 電子楽器
DE3913384A1 (de) 1989-04-24 1990-10-25 Henkel Kgaa Mischer, verwendung dieses mischers und verfahren zum herstellen von pulvermischprodukten
JPH0536493Y2 (ja) * 1989-11-24 1993-09-16
JPH04216116A (ja) 1990-12-14 1992-08-06 Toshiba Corp 携帯形コンピュータの傾斜用脚出入機構
US5289978A (en) * 1991-07-08 1994-03-01 Lundquist Lynn C Apparatus for continuous container label removal
JPH0536493A (ja) * 1991-07-30 1993-02-12 Nippon Steel Corp プラズマトーチのアーク安定化装置
JP2548652B2 (ja) 1991-12-11 1996-10-30 セーラー万年筆株式会社 脳波測定具
JPH09150046A (ja) * 1995-12-01 1997-06-10 Amano Kogyo Gijutsu Kenkyusho 粉体分散装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200418A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Kubota Corp 加水混合機
EP1681343A1 (en) 2005-01-13 2006-07-19 Kao Corporation Anionic surfactant powder granules
WO2006108381A1 (de) * 2005-04-12 2006-10-19 Ludger Fischer Vorrichtung zum mischen und homogenisieren viskoser medien
DE112007002390T5 (de) 2006-10-16 2009-08-20 Kao Corporation Verfahren zur Herstellung eines anionischen Tensides
DE112007002929T5 (de) 2006-12-08 2009-10-15 Kao Corp. Verfahren zur Erzeugung von Körnchen aus einem anionischen Tensid
US8026204B2 (en) 2007-07-13 2011-09-27 Kao Corporation Method for producing anionic surfactant granule
WO2009142135A1 (ja) 2008-05-19 2009-11-26 花王株式会社 界面活性剤担持用顆粒群
WO2011001966A1 (ja) 2009-06-30 2011-01-06 花王株式会社 高嵩密度洗剤粒子群の製造方法
WO2011062236A1 (ja) 2009-11-18 2011-05-26 花王株式会社 洗剤粒子群の製造方法
JP2016538987A (ja) * 2013-05-22 2016-12-15 マルティヴェクター・アーエス 少なくとも一つの物質を、乾燥、破砕、流動化状態とされた最終生成物へと処理するための方法、システムおよびデバイス
US10260803B2 (en) 2013-05-22 2019-04-16 Waister As Method, a system and devices for processing at least one substance in a dried, fragmented, fluidized end product

Also Published As

Publication number Publication date
DE69820278T2 (de) 2004-05-19
CN1272805A (zh) 2000-11-08
DE69820278D1 (de) 2004-01-15
EP1016450B1 (en) 2003-12-03
DE69820278T3 (de) 2007-07-05
CN1094779C (zh) 2002-11-27
EP1016450B2 (en) 2007-03-21
EP1016450A1 (en) 2000-07-05
HK1032553A1 (en) 2001-07-27
US6354727B1 (en) 2002-03-12
JP3209941B2 (ja) 2001-09-17
WO1998048928A1 (fr) 1998-11-05
EP1016450A4 (en) 2001-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3209941B2 (ja) 混合方法および混合装置
JP3136117B2 (ja) 混合装置
CN1927437B (zh) 粉体/液体连续混合造粒方法及装置
KR101222456B1 (ko) 회전날개식 교반장치
KR20120135033A (ko) 분산방법 및 분산시스템
JP7061476B2 (ja) 攪拌装置
US5356215A (en) Mixing device
JP3631920B2 (ja) 回転翼式撹拌装置
CN218339639U (zh) 一种盐生产用混料罐
US4159880A (en) Circulation mixer
JP3669552B2 (ja) 混合機
JP3271880B2 (ja) 粉粒体処理装置
JP2007152224A (ja) 粉粒体処理装置及びバッフル装置
JP4011192B2 (ja) 造粒物の製造方法
JP3084026B1 (ja) 縦型撹拌乾燥装置
CN218077755U (zh) 一种连续流动造粒干燥装置
JP2018108539A (ja) 攪拌造粒機
JPH01284329A (ja) 微粒体を造粒、コーティングおよび乾燥させる方法および装置
JP3338523B2 (ja) 粉粒体の処理装置及び粉粒体の収容槽
JP2001187115A (ja) 粉粒体処理方法および装置
JPH10259013A (ja) 有機性廃棄物等の高温熱処理装置
JPH01262935A (ja) 連続式液体粉状体混合装置
JP2000171154A (ja) 縦型攪拌乾燥装置
JPH07299348A (ja) 流動造粒コーティング方法および装置
JPH07289877A (ja) 流動造粒コーティング方法および造粒コーティング装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080713

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080713

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090713

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090713

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees