JPH10243327A - 画像入力装置とその制御方法及び画像入出力システム - Google Patents

画像入力装置とその制御方法及び画像入出力システム

Info

Publication number
JPH10243327A
JPH10243327A JP9046637A JP4663797A JPH10243327A JP H10243327 A JPH10243327 A JP H10243327A JP 9046637 A JP9046637 A JP 9046637A JP 4663797 A JP4663797 A JP 4663797A JP H10243327 A JPH10243327 A JP H10243327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
image
image input
power supply
node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9046637A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takahashi
賢司 高橋
Takashi Ishikawa
尚 石川
Yuji Konno
裕司 今野
Hiroshi Tajika
博司 田鹿
Miyuki Fujita
美由紀 藤田
Norihiro Kawatoko
徳宏 川床
Hiroo Inoue
博夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9046637A priority Critical patent/JPH10243327A/ja
Priority to DE69836160T priority patent/DE69836160T2/de
Priority to US09/030,767 priority patent/US6580460B1/en
Priority to EP98103396A priority patent/EP0862313B1/en
Publication of JPH10243327A publication Critical patent/JPH10243327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00888Control thereof
    • H04N1/00891Switching on or off, e.g. for saving power when not in use
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00899Detection of supply level or supply failure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00901Using different supplies or connection to an external supply
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00904Arrangements for supplying power to different circuits or for supplying power at different levels

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像装置の電源をプリンタから得、バッテリの
消耗を防ぐ。 【解決手段】パワーマネジメント部108では、プリン
タ118と接続されると、電源を供給され得るか判定
し、供給されえる場合には、電源をバッテリ109から
電源受給部110に切り替える。その際、バッテリの残
り電力が少ないなら、プリンタからの電源でバッテリ1
09を充電する。又、表示部105の輝度をあげたり、
制御部104の動作周波数をあげたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータ等のプリンタサーバを介さずに、画像出力
装置に直接接続可能な画像入力装置とその制御方法及び
画像入出力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラの普及に伴い、デジタル
カメラを手軽に扱うことを可能とするための技術が開発
されている。その中の一つにデジタルカメラとプリンタ
とのダイレクト接続がある。これはデジタルカメラで撮
影した画像を、パーソナルコンピュータなどを介すこと
なくプリント出力を可能とする。そのため、パーソナル
コンピュータを持たないユーザのデジタルカメラの使用
を促進する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】デジタルカメラとパー
ソナルコンピュータ、又はダイレクトプリントを行う場
合のデジタルカメラとプリンタとの接続は、無線と有線
の2種類の方法で実施される。このどちらも、カメラか
らのデータ転送のため、またはカメラのビューファイン
ダでの画像の確認等のため、カメラのバッテリを多く消
費してしまう。そのためユーザはデータ転送時にはバッ
テリの消耗を防ぐために、ACアダプタを用いてカメラ
に電源を供給しながらデータの転送を行う場合が多い。
すなわちユーザは、パソコンへのデータ転送又はダイレ
クトプリント時には、データ転送のためのケーブルと電
源を供給するためのACアダプタの2つのケーブルをカ
メラに接続することになる。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、データ転送時におけるデジタルカメラに電源供給線
を接続する煩わしさを解消し、また転送中のバッテリ消
耗やバッテリ切れを防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明はつぎのような構成からなる。
【0006】画像出力装置と画像入力装置とを接続して
なる画像入出力システムであって、前記画像出力装置
は、前記画像入力装置からの画像信号を受信して出力す
ると共に、前記画像入力装置に電力を供給する電源部を
有し、前記画像出力装置は、前記画像出力装置に画像デ
ータを送信し、かつ前記画像出力装置から電源電力の供
給を受けるための接続ケーブルにより前記画像出力装置
と接続され、前記画像出力装置から電力供給を受けるこ
との可否を判定する判定手段と、電源部とを有し、前記
判定手段により、前記画像出力装置から電力供給を受け
られると判定された場合は、前記画像出力装置からの電
力を用い、電力供給を受けられないと判定された場合
は、前記電源部からの電力を用いる。
【0007】あるいは画像出力装置と接続される画像入
力装置であって、前記画像出力装置から電力供給を受け
ることの可否を判定する判定手段と、電源部とを備え、
前記判定手段により、前記画像出力装置から電力供給を
受けられると判定された場合は、前記画像出力装置から
の電力を用い、電力供給を受けられないと判定された場
合は、前記電源部からの電力を用いる。
【0008】あるいは、画像出力装置と接続され、該装
置あるいは電源部のいずれかから供給される電力により
駆動される画像入力装置の制御方法であって、前記画像
出力装置から電力供給を受けることの可否を判定する判
定工程と、前記判定工程により、前記画像出力装置から
電力供給を受けられると判定された場合は、前記画像出
力部からの電力を用い、電力供給を受けられないと判定
された場合は、前記電源部からの電力を用いる電源制御
工程とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態] <デジタル画像入出力システムの構成>図1は、デジタ
ルカメラ等のデジタル撮像装置117とプリンタ等の画
像出力装置118とを、IEEE1394シリアルバス
などのインターフェースにより接続してなる画像入出力
システムのブロック図である。以下このブロック図を用
いて本発明の説明を行う。また本実施形態においてはデ
ジタル撮像装置とプリンタとが直接接続され、更にプリ
ンタ側から電力の供給が受けられる場合の例について述
べる。
【0010】図1において、撮像装置117は、撮像部
101においてCCDにより撮影信号を得る。撮影され
て得られた信号は画像処理部102において色変換処
理、フィルタ処理等の色画像処理を施され、画像データ
へと変換される。次に制御部104は表示制御部106
を制御して画像データを表示部105に表示し、また記
憶部103へと画像データを記憶する。
【0011】また制御部104はデータI/F部107
を介してプリンタ118から送られてくる情報を基にパ
ワーマネージメント部108を制御する。ここではプリ
ンタからプリンタの認識信号、接続ケーブルによる電源
供給の可否、出力装置のステータス等が送られる。
【0012】図2は、パワーマネージメント部108の
構成を示した図である。パワー検知部202は、プリン
タ118から供給される電源容量を測定するもので、撮
像装置117を動かすのに必要な電源容量が得られるか
を検知する。ここで、パワー検知部202で検出された
プリンタ118からの電源容量が撮像装置を動かすのに
十分であることが確認されれば、切り替え制御部201
により、撮像装置117の電力源をバッテリ109から
電源受給部110を介して得られるプリンタ118の電
力源へと切り替える。また、このパワーマネージメント
部108はバッテリ109の残容量を検知し、残容量が
少ない場合には切り替え制御部201により電源受給部
110から電力を送ってバッテリ109を充電する。
【0013】また、撮影された画像データをプリント出
力する場合、画像データはプリンタ118側のデータI
/F部111へと送られ、画像処理部115でテーブル
変換、RGB→CMYK変換、2値化等の処理が行わ
れ、プリンタエンジン116へと送られてプリント出力
される。
【0014】ここで、撮像装置117は、プリンタ11
8に接続されたことを認識し、プリンタから供給される
電源容量を判定するために、双方向インターフェースに
よりプリンタ118と接続されている。このための双方
向インターフェースの一例として、IEEE1394規
格について説明する。 <IEEE1394の技術の概要>家庭用デジタルVT
RやDVDの登場も伴って、ビデオデータやオーディオ
データなどのリアルタイムでかつ高情報量のデータ転送
のサポートが必要になっている。こういったビデオデー
タやオーディオデータをリアルタイムで転送し、パソコ
ン(PC)に取り込んだり、またはその他のデジタル機
器に転送を行うには、必要な転送機能を備えた高速デー
タ転送可能なインタフェースが必要になってくるもので
あり、そういった観点から開発されたインタフェースが
IEEE1394−1995(High Performance Serial
Bus)(以下、1394シリアルバス)である。
【0015】図5に1394シリアルバスを用いて構成
されるネットワーク・システムの例を示す。このシステ
ムは機器A,B,C,D,E,F,G,Hを備えてお
り、A−B間、A−C間、B−D間、D−E間、C−F
間、C−G間、及びC−H間をそれぞれ1394シリア
ルバスのツイスト・ペア・ケーブルで接続されている。
この機器A〜Hは例としてPC、デジタルVTR、DV
D、デジタルカメラ、ハードディスク、モニタ等であ
る。
【0016】各機器間の接続方式は、ディジーチェーン
方式とノード分岐方式とを混在可能としたものであり、
自由度の高い接続が可能である。
【0017】また、各機器は各自固有のIDを有し、そ
れぞれが認識し合うことによって1394シリアルバス
で接続された範囲において、1つのネットワークを構成
している。各デジタル機器間をそれぞれ1本の1394
シリアルバスケーブルで順次接続するだけで、それぞれ
の機器が中継の役割を行い、全体として1つのネットワ
ークを構成するものである。また、1394シリアルバ
スの特徴でもある、プラグアンドプレイ機能で、ケーブ
ルを機器に接続した時点で自動で機器の認識や接続状況
などを認識する機能を有している。
【0018】また、図5に示したようなシステムにおい
て、ネットワークからある機器が削除されたり、または
新たに追加されたときなど、自動的にバスリセットを行
い、それまでのネットワーク構成をリセットしてから、
新たなネットワークの再構築を行う。この機能によっ
て、その時々のネットワークの構成を常時設定、認識す
ることができる。
【0019】またデータ転送速度は100/200/4
00Mbpsと備えており、上位の転送速度をもつ機器
が回の転送速度をサポートし、互換をとるようになって
いる。
【0020】データ転送モードとしては、コントロール
信号などの非同期データ(Asynchronousデータ:以下A
syncデータ)を転送するAsynchronous転送モード、
リアルタイムなどビデオデータやオーディオデータ等の
同期データ(Isochronousデータ:以下Isoデータ)
を転送するIsochronous転送モードがある。このAsy
ncデータとIsoデータは各サイクル(通常1サイク
ル125μS)の中において、サイクル開始を示すサイ
クル・スタート・パケット(CSP)の転送に続き、I
soデータの転送を優先しつつサイクル内で混在して転
送される。
【0021】次に、図6に1394シリアルバスの構成
要素を示す。
【0022】1394シリアルバスは全体としてレイヤ
(階層)構造で構成されている図6に示したように、最
もハード的なのが1394シリアルバスのケーブルであ
り、そのケーブルのコネクタが接続されるコネクタポー
トがあり、その上にハードウェアとしてフィジカル・レ
イヤとリンク・レイヤがある。
【0023】ハードウェア部は実質的なインタフェース
チップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤは符
号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイヤは
パケット転送やサイクルタイムの制御等を行う。
【0024】ファームウェア部のトランザクション・レ
イヤは、転送(トランザクション)すべきデータの管理
を行い、ReadやWriteといった命令を出す。マ
ネージメント・レイヤは、接続されている各機器の接続
状況やIDの管理を行い、ネットワークの構成を管理す
る部分である。
【0025】このハードウェアとファームウェアまでが
実質上の1394シリアルバスの構成である。
【0026】またソフトウェア部のアプリケーション・
レイヤは使うソフトによって異なり、インタフェース上
にどのようにデータをのせるか規定する部分であり、A
Vプロトコルなどのプロトコルによって規定されてい
る。
【0027】以上が1394シリアルバスの構成であ
る。
【0028】次に、図7に1394シリアルバスにおけ
るアドレス空間の図を示す。
【0029】1394シリアルバスに接続された各機器
(ノード)には必ず各ノード固有の、64ビットアドレ
スを持たせておく。そしてこのアドレスをROMに格納
しておくことで、自分や相手のノードアドレスを常時認
識でき、相手を指定した通信も行える。
【0030】1394シリアルバスのアドレッシング
は、IEEE1212規格に準じた方式であり、アドレ
ス設定は、最初の10bitがバスの番号の指定様に、
次の6ビットがノードID番号の指定用に使われる。残
りの48bitが機器に与えられたアドレス幅になり、
それぞれ固有のアドレス空間として使用できる。最後の
28ビットは固有データの領域として、各機器の識別や
使用条件の指定の情報などを格納する。
【0031】以上が1394シリアルバスの技術の概要
である。
【0032】次に、1394シリアルバスの特徴といえ
る技術の部分を、より詳細に説明する。 <1394シリアルバスの電気的仕様>図8に1394
シリアルバス・ケーブルの断面図を示す。
【0033】1394シリアルバスでは接続ケーブル内
に、2組のツイストペア信号線の他に、電源ラインを設
けている。これによって、電源を持たない機器や、故障
により電圧低下した機器等にも電力の供給が可能になっ
ている。
【0034】電源線内を流れる電源の電圧は8〜40
V、電流は最大電流DC1.5Aと規定されている。 <DS−Link符号化>1394シリアルバスで採用
されている、データ転送フォーマットのDS−Link
符号化方式を説明するための図を図9に示す。
【0035】1394シリアルバスでは、DS−Lin
k(Data/Strobe Link)符号化方式が採用されている。こ
のDS−link符号化方式は、高速なシリアルデータ
通信に適しており、その構成は、2本の信号線を必要と
する。より対線のうち1本に主となるデータを送り、他
方のより対線にはストローブ信号を送る構成になってい
る。
【0036】受信側では、この通信されるデータと、ス
トローブとの排他的論理和をとることによってクロック
を再現できる。
【0037】このDS−Link符号化方式を用いるメ
リットとして、他のシリアルデータ転送方式に比べて転
送効率が高いこと、PLL回路が不要となるのでコント
ローラLSIの回路規模を小さくできること、更には、
転送すべきデータが無いときにアイドル状態であること
を示す情報を送る必要が無いので、各機器のトランシー
バ回路をスリープ状態にすることができることによっ
て、消費電力の低減が図れる、などが挙げられる。 <バスリセットのシーケンス>1394シリアルバスで
は、接続されている各機器(ノード)にはノードIDが
与えられ、ネットワーク構成として認識されている。
【0038】このネットワーク構成に変化があったと
き、例えばノードの挿抜や電源のON/OFFなどによ
るノード数の増減などによって変化が生じて、新たなネ
ットワーク構成を認識する必要があるとき、変化を検知
した各ノードはバス上にバスリセット信号を送信して、
新たなネットワーク構成を認識するモードに入る。この
ときの変化の検知方法は、1394ポート基板上でのバ
イアス電圧の変化を検知することによって行われる。
【0039】あるノードからバスリセット信号が伝達さ
れて、各ノードのフィジカルレイヤはこのバスリセット
信号を受けると同時にリンクレイヤにバスリセットの発
生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号を伝達
する。最終的にすべてのノードがバスリセット信号を検
知した後、バスリセットが起動となる。
【0040】バスリセットは、先に述べたようなケーブ
ル抜挿や、ネットワーク異常等によるハード検出による
起動と、プロトコルからのホスト制御などによってフィ
ジカルレイヤに直接命令を出すことによっても起動す
る。
【0041】また、バスリセットが起動するとデータ転
送は一時中断され、この間のデータ転送は待たされ、終
了後、新しいネットワーク構成のもとで再開される。
【0042】以上がバスリセットのシーケンスである。 <ノードID決定のシーケンス>バスリセットの後、各
ノードは新しいネットワーク構成を構築するために、各
ノードにIDを与える動作に入る。このときの、バスリ
セットからノードID決定までの一般的なシーケンスを
図17,図18,図19のフローチャートを用いて説明
する。
【0043】図17のフローチャートは、バスリセット
の発生からノードIDが決定し、データ転送が行えるよ
うになるまでの、一連のバスの作業を示してある。
【0044】先ず、ステップS101として、ネットワ
ーク内にバスリセットが発生することを常時監視してい
て、ここでノードの電源ON/OFFなどでバスリセッ
トが発生するとステップS102に移る。
【0045】ステップS102では、ネットワークがリ
セットされた状態から、新たなネットワークの接続状況
を知るために、直接接続されている各ノード間において
親子関係の宣言がなされる。ステップS103として、
すべてのノード間で親子関係が決定すると、ステップS
104として一つのルートが決定する。すべてのノード
間で親子関係が決定するまで、ステップS102の親子
関係の宣言を行い、またルートも決定されない。
【0046】ステップS104でルートが決定される
と、次はステップS105として、各ノードにIDを与
えるノードIDの設定作業が行われる。所定のノード順
序で、ノードIDの設定が行われ、すべてのノードにI
Dが与えられるまで繰り返し設定作業が行われ、最終的
にステップS106としてすべてのノードにIDを設定
し終えたら、新しいネットワーク構成がすべてのノード
において認識されたので、ステップS107としてノー
ド間のデータ転送が行える状態となり、データ転送が開
始される。
【0047】このステップS107の状態になると、再
びバスリセットが発生するのを監視するモードに入り、
バスリセットが発生したらステップS101からステッ
プS106までの設定作業が繰り返し行われる。
【0048】以上が、図17のフローチャートの説明で
あるが、図17のフローチャートのバスリセットからル
ート決定までの部分と、ルート決定後からID設定終了
までの手順をより詳しくフローチャート図に表したもの
をそれぞれ、図18、図19に示す。
【0049】先ず、図18のフローチャートの説明を行
う。
【0050】ステップS201としてバスリセットが発
生すると、ネットワーク構成は一旦リセットされる。な
お、ステップS201としてバスリセットが発生するの
を常に監視している。
【0051】次に、ステップS202としてリセットさ
れたネットワークの接続状況を再認識する作業の第一歩
として、各機器にリーフ(ノード)であることを示すフ
ラグを立てておく。さらに、ステップS203として各
機器が自分の持つポートがいくつ他ノードと接続されて
いるのかを調べる。
【0052】ステップS204のポート数の結果に応じ
て、これから親子関係の宣言を始めていくために、未定
義(親子関係が決定されていない)ポートの数を調べ
る。バスリセットの直後はポート数=未定義ポート数で
あるが、親子関係が決定されていくにしたがって、ステ
ップS204で検知する未定義ポートの数は変化してい
くものである。
【0053】まず、バスリセットの直後、はじめに親子
関係の宣言を行えるのはリーフに限られている。リーフ
であるというのはステップS203のポート数の確認で
知ることができる。リーフは、ステップS205とし
て、自分に接続されているノードに対して、「自分は
子、相手は親」と宣言し動作を終了する。
【0054】ステップS203でポート数が複数ありブ
ランチと認識したノードは、バスリセットの直後はステ
ップS204で未定義ポート数>1ということなので、
ステップS206へと移り、まずブランチというフラグ
が立てられ、ステップS207でリーフからの親子関係
宣言で「親」の受付けをするために待つ。
【0055】リーフが親子関係の宣言を行い、ステップ
S207でそれを受けたブランチは適宜ステップS20
4の未定義ポート数の確認を行い、未定義ポート数が1
になっていれば残っているポートに接続されているノー
ドに対して、ステップS205の「自分が子」の宣言を
することが可能になる。2度目以降、ステップS204
で未定義ポート数を確認しても2以上あるブランチに対
しては、再度ステップS207でリーフ又は他のブラン
チからの「親」の受付けをするために待つ。
【0056】最終的に、何れか1つのブランチ、又は例
外的にリーフ(子宣言を行えるのに素早く動作しなかっ
た為)がステップS204の未定義ポート数の結果とし
てゼロになったら、これにてネットワーク全体の親子関
係の宣言が終了したものであり、未定義ポート数がゼロ
(すべて親のポートとして決定)になった唯一のノード
はステップS208としてルートのフラグが立てられ、
ステップS209としてルートとしての認識がなされ
る。
【0057】このようにして、図18に示したバスリセ
ットから、ネットワーク内すべてのノード間における親
子関係の宣言までが終了する。
【0058】次に、図19のフローチャートについて説
明する。
【0059】まず、図18までのシーケンスでリーフ、
ブランチ、ルートという各ノードのフラグの情報が設定
されているので、これを元にして、ステップS301で
それぞれ分離する。
【0060】各ノードにIDを与える作業として、最初
にIDの設定を行うことができるのはリーフからであ
る。リーフ→ブランチ→ルートの順で若い番号(ノード
番号=0〜)からIDの設定がなされていく。
【0061】ステップS302としてネットワーク内に
存在するリーフの数N(Nは自然数)を設定する。この
後、ステップS303として各自リーフがルートに対し
て、IDを与えるように要求する。この要求が複数ある
場合には、ルートはステップS304としてアービトレ
ーション(1つに調停する作業)を行い、ステップS3
05として勝ったノード1つにID番号を与え、負けた
ノードには失敗の結果通知を行う。ステップS306と
してID取得が失敗に終わったリーフは、再度ID要求
を出し、同様の作業を繰り返す。IDを取得できたリー
フからステップS307として、そのノードのID情報
をブロードキャストで全ノードに転送する。1ノードI
D情報のブロードキャストが終わると、ステップS30
8として残りのリーフの数が1つ減らされる。ここで、
ステップS309として、この残りのリーフの数が1以
上ある時はステップS303のID要求の作業からを繰
り返し行い、最終的にすべてのリーフがID情報をブロ
ードキャストすると、ステップS309がN=0とな
り、次はブランチのID設定に移る。
【0062】ブランチのID設定もリーフの時と同様に
行われる。
【0063】まず、ステップS310としてネットワー
ク内に存在するブランチの数M(Mは自然数)を設定す
る。この後、ステップS311として各自ブランチがル
ートに対して、IDを与えるように要求する。これに対
してルートは、ステップS312としてアービトレーシ
ョンを行い、勝ったブランチから順にリーフに与え終わ
った次の若い番号から与えていく。ステップS313と
して、ルートは要求を出したブランチにID情報又は失
敗結果を通知し、ステップS314としてID取得が失
敗に終わったブランチは、再度ID要求を出し、同様の
作業を繰り返す。IDを取得できたブランチからステッ
プS315として、そのノードのID情報をブロードキ
ャストで全ノードに転送する。1ノードID情報のブロ
ードキャストが終わると、ステップS316として残り
のブランチの数が1つ減らされる。ここで、ステップS
317として、この残りのブランチの数が1以上ある時
はステップS311のID要求の作業からを繰り返し、
最終的にすべてのブランチがID情報をブロードキャス
トするまで行われる。すべてのブランチがノードIDを
取得すると、ステップS317はM=0となり、ブラン
チのID取得モードも終了する。
【0064】ここまで終了すると、最終的にID情報を
取得していないノードはルートのみなので、ステップS
318として与えていない番号で最も若い番号を自分の
ID番号と設定し、ステップS319としてルートのI
D情報をブロードキャストする。
【0065】以上で、図19に示したように、親子関係
が決定した後から、すべてのノードのIDが設定される
までの手順が終了する。
【0066】次に、一例として図10に示した実際のネ
ットワークにおける動作を図10を参照しながら説明す
る。
【0067】図10の説明として、(ルート)ノードB
の下位にはノードAとノードCが直接接続されており、
さらにノードCの下位にはノードDが直接接続されてお
り、さらにノードDの下位にはノードEとノードFが直
接接続された階層構造になっている。この階層構造やル
ートノード、ノードIDを決定する手順を以下で説明す
る。
【0068】バスリセットがされた後、まず各ノードの
接続状況を認識するために、各ノードの直接接続されて
いるポート間において、親子関係の宣言がなされる。こ
の親子とは親側が階層構造で上位となり、子側が下位と
なると言うことができる。
【0069】図10ではバスリセットの後、最初に親子
関係の宣言を行ったのはノードAである。基本的にノー
ドの1つのポートにのみ接続があるノード(リーフと呼
ぶ)から親子関係の宣言を行うことができる。これは自
分には1ポートの接続のみということをまず知ることが
できるので、これによってネットワークの端であること
を認識し、その中で早く動作を行ったノードから親子関
係が決定されていく。こうして親子関係の宣言を行った
側(A−B間ではノードA)のポートが子と設定され、
相手側(ノードB)のポートが親と設定される。こうし
て、ノードA−B間では子−親、ノードE−D間で子−
親、ノードF−D間で子−親と決定される。
【0070】さらに1回層あがって、今度は複数個接続
ポートを持つノード(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノー
ドからの親子関係の宣言を受けたものから順次、さらに
上位に親子関係の宣言を行っていく。図10ではまずノ
ードDがD−E間、D−F間と親子関係が決定した後、
ノードCに対する親子関係の宣言を行っており、その結
果ノードD−C間で子−親と決定している。
【0071】ノードDからの親子関係の宣言を受けたノ
ードCは、もう一つのポートに接続されているノードB
に対して親子関係の宣言を行っている。これによってノ
ードC−B間で子−親と決定している。
【0072】このようにして図10のような階層構造が
構成され、最終的に接続されているすべてのポートにお
いて親となったノードBが、ルートノードと決定され
た。ルートは1つのネットワーク構成中に一つしか存在
しないものである。
【0073】なお、この図10においてノードBがルー
トノードと決定されたが、これはノードAから親子関係
宣言を受けたノードBが、他のノードに対して親子関係
宣言を速いタイミングで行っていれば、ルートノードは
他のノードに移っていたこともあり得る。すなわち、伝
達されるタイミングによってはどのノードもルートノー
ドとなる可能性があり、同じネットワーク構成でもルー
トノードは一定とは限らない。
【0074】ルートノードが決定すると、次は各ノード
IDを決定するモードに入る。ここではすべてのノード
が、決定した自分のノードIDを他のすべてのノードに
通知する(ブロードキャスト機能)。
【0075】自己ID情報は、自分のノード番号、接続
されている位置の情報、もっているポートの数、接続の
あるポートの数、各ポートの親子関係の情報等を含んで
いる。
【0076】ノードID番号の割り振りの手順として
は、まず1つのポートにのみ接続があるノード(リー
フ)から起動することができ、この中から順にノード番
号=0,1,2,…と割り当てられる。
【0077】ノードIDを手にしたノードは、ノード番
号を含む情報をブロードキャストで各ノードに送信す
る。これによって、そのID番号は「割り当て済み」で
あることが認識される。
【0078】すべてのリーフが自己ノードIDを取得し
終わると、次はブランチへ移りリーフに引続いたノード
ID番号が各ノードに割り当てられる。リーフと同様
に、ノードID番号が割り当てられたブランチから順次
ノードID情報をブロードキャストし、最後にルートノ
ードが自己ID情報をブロードキャストする。すなわ
ち、常にルートは最大のノードID番号を所有するもの
である。
【0079】以上のようにして、階層構造全体のノード
IDの割り当てが終わり、ネットワーク構成が再構築さ
れ、バスの初期化作業が完了する。 <アービトレーション>1394シリアルバスでは、デ
ータ転送に先立って必ずバス使用権のアービトレーショ
ン(調停)を行う。1394シリアルバスは個別に接続
された各機器が、転送された信号をそれぞれ中継するこ
とによって、ネットワーク内すべての機器に同信号を伝
えるように、論理的なバス型ネットワークであるので、
パケットの衝突を防ぐ意味でアービトレーションは必要
である。これによってある時間には、たった一つのノー
ドのみ転送を行うことができる。
【0080】アービトレーションを説明するための図と
して図11(a)にバス使用要求の図、同図(b)にバ
ス使用許可の図を示し、以下これを用いて説明する。
【0081】アービトレーションが始まると、1つもし
くは複数のノードが親ノードに向かって、それぞれバス
使用権の要求を発する。図11(a)のノードCとノー
ドFがバス使用権の要求を発しているノードである。こ
れを受けた親ノード(図11ではノードA)はさらに親
ノードに向かって、バス使用権の要求を発する(中継す
る)。この要求は最終的に調停を行うルートに届けられ
る。
【0082】バス使用要求を受けたルートノードは、ど
のノードにバスを使用させるかを決める。この調停作業
はルートノードのみが行えるものであり、調停によって
勝ったノードにはバスの使用許可を与える。図11
(b)ではノードCに使用許可が与えられ、ノードFの
使用は拒否された図である。アービトレーションに負け
たノードに対してはDP(data prefix)パケットを送
り、拒否されたことを知らせる。拒否されたノードのバ
ス使用要求は次回のアービトレーションまで待たされ
る。
【0083】以上のようにして、アービトレーションに
勝ってバスの使用許可を得たノードは、以降データの転
送を開始できる。
【0084】ここで、アービトレーションの一連の流れ
をフローチャート図20に示して、説明する。
【0085】ノードがデータ転送を開始できるために
は、バスがアイドル状態であることが必要である。先に
行われていたデータ転送が終了して、現在バスが空き状
態であることを認識するためには、各転送モードで個別
に設定されている所定のアイドル時間ギャップ長(例.
サブアクション・ギャップ)を経過することによって、
各ノードは自分の転送が開始できると判断する。
【0086】ステップS401として、Asyncデー
タ、Isoデータ等それぞれ転送するデータに応じた所
定のギャップ長が得られたか判断する。所定のギャップ
長が得られない限り、転送を開始するために必要なバス
使用権の要求はできないので、所定のギャップ長が得ら
れるまで待つ。
【0087】ステップS401で所定のギャップ長が得
られたら、ステップS402として転送すべきデータが
あるか判断し、ある場合はステップS403として転送
するためにバスを確保するよう、バス使用権の要求をル
ートに対して発する。このときの、バス使用権の要求を
表す信号の伝達は、図11に示したように、ネットワー
ク内各機器を中継しながら、最終的にルートに届けられ
る。ステップS402で転送するデータがない場合は、
そのまま待機する。
【0088】次に、ステップS404として、ステップ
S403のバス使用要求を1つ以上ルートが受信した
ら、ルートはステップS405として使用要求を出した
ノードの数を調べる。ステップS405での選択値がノ
ード数=1(使用権要求を出したノードは1つ)だった
ら、そのノードに直後のバス使用許可が得られることと
なる。ステップS405での選択値がノード数>1(使
用要求を出したノードは複数)だったら、ルートはステ
ップS406として使用許可を与えるノードを1つに決
定する調停作業を行う。この調停作業は公平なものであ
り、毎回同じノードばかり許可を得るようなことはな
く、平等に権利を与えていくような構成となっている。
【0089】ステップS407として、ステップS40
6で使用要求を出した複数ノードの中からルートが調停
して使用許可を得た1つのノードと、敗れたその他のノ
ードに分ける選択を行う。ここで、調停されて使用許可
を得た1つのノード、またはステップS405の選択値
から使用要求ノード数=1で調停無しに使用許可を得た
ノードには、ステップS408として、ルートはそのノ
ードに対して許可信号を送る。許可信号を得たノード
は、受け取った直後に転送すべきデータ(パケット)を
転送開始する。また、ステップS406の調停が敗れ
て、バス使用が許可されなかったノードにはステップS
409としてルートから、アービトレーション失敗を示
すDP(data prefix)パケットを送られ、これを受け取
ったノードは再度転送を行うためのバス使用要求を出す
ため、ステップS401まで戻り、所定ギャップ長が得
られるまで待機する。
【0090】以上がアービトレーションの流れを説明し
た、フローチャート図20の説明である。 <Asynchronous(非同期)転送>アシンクロナス転送
は、非同期転送である。図12にアシンクロナス転送に
おける時間的な遷移状態を示す。図12の最初のサブア
クション・ギャップは、バスのアイドル状態を示すもの
である。このアイドル時間が一定値になった時点で転送
を希望するノードはバスが使用できると判断して、バス
獲得のためのアービトレーションを実行する。
【0091】アービトレーションでバスの使用許可を得
ると、次にデータの転送がパケット形式で実行される。
データ転送後、受信したノードは転送されたデータに対
しての受信結果のack(受信確認用返送コード)をa
ck gapという短いギャップの後、返送して応答す
るか、応答パケットを送ることによって転送が完了す
る。acKは4ビットの情報と4ビットのチェックサム
からなり、成功か、ビジー状態か、ペンディング状態で
あるかといった情報を含み、すぐに送信元ノードに返送
される。
【0092】次に、図13にアシンクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示す。
【0093】パケットには、データ部及び誤り訂正用の
データCRCの他にはヘッダ部があり、そのヘッダ部に
は図13に示すような、目的ノードID、ソースノード
ID、転送データ長さや各種コードなどが書き込まれ、
転送が行われる。
【0094】また、アシンクロナス転送は自己ノードか
ら相手ノードへの1対1の通信である。転送元ノードか
ら転送されたパケットは、ネットワーク中の各ノードに
行き渡るが、自分宛てのアドレス以外のものは無視され
るので、宛先の1つのノードのみが読み込むことにな
る。
【0095】以上がアシンクロナス転送の説明である。 <Isochronous(同期)転送>アイソクロナス転送は同
期転送である。1394シリアルバスの最大の特徴であ
るともいえるこのアイソクロナス転送は、特にVIDE
O映像データや音声データといったマルチメディアデー
タなど、リアルタイムな転送を必要とするデータの転送
に適した転送モードである。
【0096】また、アシンクロナス転送(非同期)が1
対1の転送であったのに対し、このアイソクロナス転送
はブロードキャスト機能によって、転送元の1つのノー
ドから他のすべてのノードへ一様に転送される。
【0097】図14はアイソクロナス転送における、時
間的な遷移状態を示す図である。
【0098】アイソクロナス転送は、バス上一定時間毎
に実行される。この時間間隔をアイソクロナスサイクル
と呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間は、125μSで
ある。この各サイクルの開始時間を示し、各ノードの時
間調整を行う役割を担っているのがサイクル・スタート
・パケットである。サイクル・スタート・パケットを送
信するのは、サイクル・マスタと呼ばれるノードであ
り、1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のアイドル
期間(サブアクションギャップ)を経た後、本サイクル
の開始を告げるサイクル・スタート・パケットを送信す
る。このサイクル・スタート・パケットの送信される時
間間隔が125μSとなる。
【0099】また、図14にチャネルA、チャネルB、
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、区別して転送できる。これによって同時に複
数ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また
受信するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータ
のみを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレス
を表すものではなく、データに対する論理的な番号を与
えているに過ぎない。よって、あるパケットの送信は1
つの送信元ノードから他のすべてのノードに行き渡る、
ブロードキャストで転送されることになる。
【0100】アイソクロナス転送のパケット送信に先立
って、アシンクロナス転送同様アービトレーションが行
われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1の
通信ではないので、アイソクロナス転送にはack(受
信確認用返信コード)は存在しない。
【0101】また、図14に示したiso gap(ア
イソクロナスギャップ)とは、アイソクロナス転送を行
う前にバスが空き状態であると認識するために必要なア
イドル期間を表している。この所定のアイドル期間を経
過すると、アイソクロナス転送を行いたいノードはバス
が空いていると判断し、転送前のアービトレーションを
行うことができる。
【0102】次に、図15にアイソクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示し、説明する。
【0103】各チャネルに分かれた、各種のパケットに
はそれぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの他
にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図14に示したよ
うな転送データ長やチャネルNO、その他各種コード及
び誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれ、転送が
行われる。
【0104】以上がアイソクロナス転送の説明である。 <バス・サイクル>実際の1394シリアルバス上の転
送では、アイソクロナス転送と、アシンクロナス転送は
混在できる。その時の、アイソクロナス転送とアシンク
ロナス転送が混在した、バス上の転送状態の時間的な遷
移の様子を表した図を図16に示す。
【0105】アイソクロナス転送はアシンクロナス転送
より優先して実行される。その理由は、サイクル・スタ
ート・パケットの後、アシンクロナス転送を起動するた
めに必要なアイドル期間のギャップ長(サブアクション
ギャップ)よりも短いギャップ長(アイソクロナスギャ
ップ)で、アイソクロナス転送を起動できるからであ
る。したがって、アシンクロナス転送より、アイソクロ
ナス転送は優先して実行されることとなる。
【0106】図16に示した、一般的なバスサイクルに
おいて、サイクル#mのスタート時にサイクル・スター
ト・パケットがサイクル・マスタから各ノードに転送さ
れる。これによって、各ノードで時刻調整を行い、所定
のアイドル期間(アイソクロナスギャップ)を待ってか
らアイソクロナス転送を行うべきノードはアービトレー
ションを行い、パケット転送に入る。図16ではチャネ
ルeとチャネルsとチャネルkが順にアイソクロナス転
送されている。
【0107】このアービトレーションからパケット転送
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行っ
た後、サイクル#mにおけるアイソクロナス転送がすべ
て終了したら、アシンクロナス転送を行うことができる
ようになる。
【0108】アイドル時間がアシンクロナス転送が可能
なサブアクションギャップに達することによって、アシ
ンクロナス転送を行いたいノードはアービトレーション
の実行に移れると判断する。
【0109】ただし、アシンクロナス転送が行える期間
は、アイソクロナス転送終了の力、次のサイクル・スタ
ート・パケットを転送すべき時間(cycle synch)までの
間にアシンクロナス転送を起動するためのサブアクショ
ンギャップが得られた場合に限っている。
【0110】図16のサイクル#mでは3つのチャネル
分のアイソクロナス転送と、その後アシンクロナス転送
(含むack)が2パケット(パケット1、パケット
2)転送されている。このアシンクロナスパケット2の
後は、サイクルm+1をスタートすべき時間(cycle syn
ch)にいたるので、サイクル#mでの転送はここまでで
終わる。
【0111】ただし、非同期または同期転送動作中に次
のサイクル・スタート・パケットを送信すべき時間(cyc
le synch)に至ったとしたら、無理に中断せず、その転
送が終了した後のアイドル期間を待ってから次サイクル
のサイクル・スタート・パケットを送信する。すなわ
ち、1つのサイクルが125μS以上続いたときは、そ
の分次サイクルは基準の125μSより短縮されたとす
る。このようにアイソクロナス・サイクルは125μS
を基準に超過・短縮し得るものである。
【0112】しかし、アイソクロナス転送はリアルタイ
ム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず実
行され、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮され
たことによって次以降のサイクルにまわされることもあ
る。 <電源切り替え制御>以上のような装置の動きをより分
かりやすく説明するため、切り替え制御部108による
実際の動作および操作、処理についてのフロー図を図3
に示す。
【0113】まず、撮像装置117とプリンタ118と
が直接接続され、撮像装置およびプリンタの電源が入る
と、撮像装置は接続されているケーブルより電源の供給
が受けられるか否かを判別する(ステップ302)。こ
れは撮像装置側の制御部104からデータI/F部10
7を通してプリンタ118に認識信号を転送し、その信
号に対するプリンタ118からの応答信号によりプリン
タを認識して、更に電源供給を行っているか否かの判別
を行う。
【0114】プリンタ118から電源供給を受けられる
と判別した場合、撮像装置117は撮像装置内部のバッ
テリ109からの電源供給を切り、プリンタ118と接
続されているケーブルより供給される電力を撮像装置1
17に供給する(ステップ303)。即ち撮像装置11
7を動作させるための電力の供給源が撮像装置内部のバ
ッテリ109から、プリンタ118側のパワーマネジメ
ント部119からケーブルにより供給される電力への切
り替えられる。
【0115】ステップ306ではユーザによる操作が行
われる。例えばプリント出力するための画像の選択、出
力レイアウトの決定、出力枚数の設定、色調整、インデ
ックスプリント等の処理およびプリント出力が撮像装置
117およびプリンタ118により行われる。
【0116】操作が終了すると、ユーザは電源をオフに
するために電源スイッチを切る。撮像装置117とプリ
ンタ118とが直接接続されている場合の電源スイッチ
はお互いのパワーマネージメント部108,119によ
り連動しており、撮像装置117側の電源又はプリンタ
側の電源がオフになれば両方の電源がオフになる。した
がって、ステップ307では、撮像装置117とプリン
タ118と両方の電源の状態を判定する。
【0117】またユーザが電源をオフにしない場合は操
作が終了した時点よりタイマ203が動作し、操作のさ
れていない時間(アイドリング時間)を計測する。この
アイドリング時間が規定された時間に到達すると(ステ
ップ308−YES)、撮像装置117の残バッテリ容
量をパワー検知部202により検出する(ステップ30
9)。ここで残バッテリ容量が規定値より多かった場合
は、そのまま撮像装置およびプリンタの電源をオフにす
る。しかし、バッテリの残量が規定値より少なかった場
合はバッテリ充電モードとなり、プリンタ側から供給さ
れる電力によりバッテリの充電が行われる(ステップ3
10)。
【0118】一方、撮像装置117がプリンタ118か
ら接続ケーブルを介して電力の供給を受けることができ
ないと判断した場合は(ステップ302−NO)、撮像
装置117の電力は装置内部のバッテリ109により供
給される。また、この場合は操作毎、もしくはある一定
時間毎に撮像装置内部のバッテリの残量が検出され(ス
テップ303)、もし画像データを転送するだけの電力
の残容量がなかった場合はユーザに警告を行う(ステッ
プ304)。この警告は撮像装置の表示部、プリンタの
表示部により表示、もしくはプリンタの出力媒体へと出
力することもできる。さらにバッテリの消費を防ぐため
に、撮像装置117は、パワーマネージメント部108
によりプリンタ118との信号の受け渡しが行われてい
ない場合には、パワーマネージメント部108以外の回
路ブロックへの電源の供給を行わない。
【0119】また、プリンタ118から電力の供給が受
けられない場合においては、図3中、ステップ309,
ステップ310にといて、撮像装置117のバッテリ1
09の容量検出およびバッテリの充電は行われない。
【0120】プリンタと撮像装置との接続がたたれる際
には、電源をプリンタからの供給から、バッテリに戻
す。
【0121】以上の手順で撮像装置とプリンタとを接続
し、撮像装置側でプリンタからの電源供給を受けられる
か調べ、その結果に応じて電源を切り替えることによ
り、撮像装置とプリンタとを接続するだけで、撮像装置
の電源をプリンタから供給できる。このため、撮像装置
のバッテリの消耗を防止するとともに、カメラの交流電
源が不要になる。
【0122】なお、撮像装置は、プリンタ装置へのデー
タ転送が終了した際に、その電源をオフにするようにす
れば、さらに消費電力の削減を図ることができる。
【0123】又、電源を全てオフにせず、プリンタ装置
からの信号を受け取り電源を制御するパワーマネジメン
ト部以外への電源の供給を行わないようにしてもよい。
【0124】この場合には、プリンタとの接続がたたれ
たなら、バッテリからの電力の供給を再開する。 [第2の実施の形態]図4は第2の実施例の処理フロー
を示した簡単な図である。以下のこのフローを使用し、
簡単に本発明の説明を行う。また本実施形態においては
第1の実施形態同様、撮像装置とプリンタとが直接接続
され、さらにプリンタから電力の供給が受けられる場合
の例について述べる。
【0125】撮像装置とプリンタ装置が直接接続され、
撮像装置およびプリンタ装置の電源が入ると、撮像装置
は接続されているケーブルより電源の供給が受けられる
か否かを判別する(ステップ402)。
【0126】プリンタ装置から電源供給を受けられる場
合、撮像装置は内部のバッテリからの電源供給を切り、
プリンタ装置と接続されているケーブルより供給される
電力により撮像装置のシステムを動作させる(ステップ
405)。
【0127】バッテリ駆動からプリンタ装置から供給さ
れる電力駆動へと切り替えられた撮像装置は、まずプリ
ンタ装置から供給される電力量をパワーマネージメント
部108内のパワー検知部202で測定を行う(ステッ
プ406)。測定された電力量の値は、不図示のCPU
を有する制御部104へと送られる。制御部104では
電力量の値に基づいて、演算処理およびシステム制御を
行うCPUの最適な動作周波数を求める。一般に、マイ
クロプロセッサでは、動作周波数があがるほど消費電力
が大きくなる。そのため、バッテリ駆動時には、プリン
タからの電源による駆動時よりも動作周波数を下げる。
そのため、制御部104により求められた周波数にCP
Uの動作周波数が変更される(ステップ407)。
【0128】さらに求められた電力量値は表示制御部1
06へと送られ、その電力量値に基づいて表示部105
の明るさの向上を図り、表示のコントラストを上げるこ
とにより表示部をより見やすくする(ステップ40
8)。例えば、表示部が液晶パネルであれば、プリンタ
から電源を供給されている場合にはそのバックライトの
明るさを明るくする。
【0129】また、プリンタから電源供給を受けられな
い場合には、バッテリの残り電力が所定値以下なら撮像
装置の表示部やプリンタからの印刷出力でユーザに知ら
せる。一方、バッテリには十分に残り電力があるなら、
バッテリを電源としたまま動作を続ける。
【0130】後の動作は第1の実施形態とほぼ同様であ
る。ただし、プリンタと撮像装置との接続がたたれる際
には、電源をバッテリに戻すとともに、CPUの駆動周
波数を下げ、表示部の明るさを下げて消費電力を小さく
する。
【0131】このようにデータ転送と電力を供給するた
めの2つのケーブルを1つのケーブルに統合することに
より、ユーザのダイレクトプリント時の結線の手間を省
くことができる。また、デジタルカメラのバッテリの残
り容量が少ない場合にはプリンタから供給される電力を
用いてバッテリの充電を行うことを可能とする。また、
電力消費の問題から制限された機能、例えば表示部の画
面の明るさ、デジタルカメラ内部の画像処理演算速度等
の問題を解消することが可能となる。
【0132】なお、バッテリ駆動中にその残り電力が少
なくなったなら、表示部への電力供給を取りやめて消費
電力を節約することができる。
【0133】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0134】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成される。
【0135】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0136】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0137】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0138】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ転送時におけるデジタルカメラに電源供給線を接
続する煩わしさを解消し、また転送中のバッテリ消耗や
バッテリ切れを防止することを目的とする。
【0140】
【図面の簡単な説明】
【図1】画像入出力システムのブロック図である。
【図2】パワーマネージメント部のブロック図である。
【図3】第1の実施形態の撮像装置における、プリンタ
と接続された際の電源制御手順のフローチャートであ
る。
【図4】第2の実施形態の撮像装置における、プリンタ
と接続された際の電源制御手順のフローチャートであ
る。
【図5】1394シリアルバスを用いて構成されるネッ
トワーク・システムの例を示す図である。
【図6】1394シリアルバスの構成要素を示す図であ
る。
【図7】1394シリアルバスにおけるアドレス空間の
図を示す図である。
【図8】1394シリアルバス・ケーブルの断面図を示
す図である。
【図9】1394シリアルバスで採用されている、デー
タ転送フォーマットのDS−Link符号化方式を説明
するための図を示す図である。
【図10】ノードの階層構造の例を示す図である。
【図11】バスのアービトレーションを説明する図であ
る。
【図12】アシンクロナス転送における時間的な遷移状
態を示す図である。
【図13】アシンクロナス転送のパケットフォーマット
の例を示す図である。
【図14】アイソクロナス転送における、時間的な遷移
状態を示す図である。
【図15】アイソクロナス転送のパケットフォーマット
の図である。
【図16】アイソクロナス転送とアシンクロナス転送が
混在した、バス上の転送状態の時間的な遷移の様子を表
した図を示す図である。
【図17】バスリセットからデータ転送が行えるまでの
手順の流れ図である。
【図18】バスリセットからルート決定までの手順の詳
しい流れ図である。
【図19】ルート決定からID設定終了までの手順の流
れ図である。
【図20】アービトレーションの手順の流れ図である。
【符号の説明】
104 制御部 105 表示部 106 表示制御部 108 パワーマネジメント部 109 バッテリ 110 電源受給部 113 電源供給部 114 外部電源部 117 撮像装置 118 プリンタ 119 パワーマネジメント部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田鹿 博司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 藤田 美由紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川床 徳宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 井上 博夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像出力装置と画像入力装置とを接続し
    てなる画像入出力システムであって、 前記画像出力装置は、前記画像入力装置からの画像信号
    を受信して出力すると共に、前記画像入力装置に電力を
    供給する電源部を有し、 前記画像出力装置は、前記画像出力装置に画像データを
    送信し、かつ前記画像出力装置から電源電力の供給を受
    けるための接続ケーブルにより前記画像出力装置と接続
    され、 前記画像出力装置から電力供給を受けることの可否を判
    定する判定手段と、 電源部とを有し、前記判定手段により、前記画像出力装
    置から電力供給を受けられると判定された場合は、前記
    画像出力装置からの電力を用い、電力供給を受けられな
    いと判定された場合は、前記電源部からの電力を用いる
    ことを特徴とする画像入出力システム。
  2. 【請求項2】 前記電源手段は再充電可能なバッテリで
    あり、前記画像入力装置は、バッテリの残り容量を検出
    する検出手段と、前記バッテリの残り容量が所定値以下
    の場合には、前記画像出力装置から供給される電力によ
    り前記バッテリに再充電する充電制御手段とを更に備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像入出力システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記画像入力装置は、操作入力が一定時
    間以上無いことを判定する手段を更に備え、操作入力が
    一定時間以上ない場合、前記検出手段及び前記充電手段
    によりバッテリの再充電を行うことを特徴とする請求項
    2に記載の画像入出力システム。
  4. 【請求項4】 前記画像入力装置は、電力供給を受けら
    れないと判定された場合は、残りのバッテリ量を検出
    し、所定値以下であれば、その旨メッセージを出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至4に記載の画像入出力シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記画像入力装置は表示手段を更に有
    し、前記メッセージは前記表示手段に表示されることを
    特徴とする請求項4に記載の画像入出力システム。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は明るさを調整でき、前記
    画像入力装置は、残りバッテリ容量が所定値以下であれ
    ば、前記表示手段の明るさを残バッテリの容量に応じて
    変化させることを特徴とする請求項2または3に記載の
    画像入出力システム。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は前記電源手段から供給さ
    れる電力により駆動され、前記画像入力装置は残バッテ
    リ量を検出し、残バッテリの容量が規定値よりも少ない
    場合、前記表示手段への電力の供給を取りやめることを
    特徴とする請求項2または3に画像入出力システム。
  8. 【請求項8】 前記画像入力装置は、前記画像出力装置
    から電力の供給を受けられる場合に、前記表示手段を、
    前記電源手段からの電力で駆動する場合より明るくする
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画
    像入出力システム。
  9. 【請求項9】 前記画像入力装置は、前記画像出力装置
    から電力の供給を受けられる場合には、供給される電力
    量を計測し、計測して得られた電力値に応じて前記画像
    入力装置の画像処理演算の演算速度を最適化することを
    特徴とする画像入出力システム。
  10. 【請求項10】 前記画像入力装置および前記画像出力
    装置は、それぞれ電源スイッチを有し、どちらか一方の
    電源がオフになった場合に両方の電源がオフになること
    を特徴とする画像入出力システム。
  11. 【請求項11】 前記画像入力装置は、前記出力装置へ
    のデータ転送が終了した際にその電源をオフにすること
    を特徴とする請求項1に記載の画像入出力システム。
  12. 【請求項12】 前記画像入力装置は、前記画像出力装
    置からの信号を受け取り電源を制御するパワーモニタ部
    を更に有し、前記出力装置へのデータ転送が終了した際
    に、前記パワーモニタ部以外への電源の供給を行わない
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像入出力システ
    ム。
  13. 【請求項13】 画像出力装置と接続される画像入力装
    置であって、 前記画像出力装置から電力供給を受けることの可否を判
    定する判定手段と、 電源部とを備え、 前記判定手段により、前記画像出力装置から電力供給を
    受けられると判定された場合は、前記画像出力装置から
    の電力を用い、電力供給を受けられないと判定された場
    合は、前記電源部からの電力を用いることを特徴とする
    画像入力装置。
  14. 【請求項14】 画像出力装置と接続され、該装置ある
    いは電源部のいずれかから供給される電力により駆動さ
    れる画像入力装置の制御方法であって、 前記画像出力装置から電力供給を受けることの可否を判
    定する判定工程と、 前記判定工程により、前記画像出力装置から電力供給を
    受けられると判定された場合は、前記画像出力部からの
    電力を用い、電力供給を受けられないと判定された場合
    は、前記電源部からの電力を用いる電源制御工程とを備
    えることを特徴とする制御方法。
JP9046637A 1997-02-28 1997-02-28 画像入力装置とその制御方法及び画像入出力システム Pending JPH10243327A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9046637A JPH10243327A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 画像入力装置とその制御方法及び画像入出力システム
DE69836160T DE69836160T2 (de) 1997-02-28 1998-02-26 Bildein-/ausgabesystem
US09/030,767 US6580460B1 (en) 1997-02-28 1998-02-26 System connecting power supply line to image sensing device upon data transport
EP98103396A EP0862313B1 (en) 1997-02-28 1998-02-26 Image input/output system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9046637A JPH10243327A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 画像入力装置とその制御方法及び画像入出力システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10243327A true JPH10243327A (ja) 1998-09-11

Family

ID=12752825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9046637A Pending JPH10243327A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 画像入力装置とその制御方法及び画像入出力システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6580460B1 (ja)
EP (1) EP0862313B1 (ja)
JP (1) JPH10243327A (ja)
DE (1) DE69836160T2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079673A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Sony Corporation Dispositif electronique et procede de commande d'alimentation
US6831683B2 (en) 2001-11-22 2004-12-14 Canon Kabushiki Kaisha Methods and apparatus for print control of moving a position of a non-print area
JP2005071274A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Canon Inc 撮像装置及び電力管理方法
US7310156B2 (en) 2001-02-01 2007-12-18 Canon Kabushiki Kaisha Printing system, printing method, digital camera, storage medium and program for printing method, and printing control apparatus
JP2008541600A (ja) * 2005-05-10 2008-11-20 エヌエックスピー ビー ヴィ データを送信するためのシステム及び方法
US7483052B2 (en) * 2000-12-21 2009-01-27 Canon Kabushiki Kaisha Image-capturing apparatus, image processing system, control method, and storage medium for use with external printer with determination of operating state of external printer and corresponding adjustment of clock signal
US7538818B2 (en) 2001-07-02 2009-05-26 Fujifilm Corporation Digital camera use in connection with a mobile electronic device
US8493450B2 (en) 2001-02-07 2013-07-23 Canon Kabushiki Kaisha Camera, printer, print system, control method, memory medium and program therefor

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3166692B2 (ja) * 1997-12-09 2001-05-14 日本電気株式会社 符号化回路
JP4124873B2 (ja) 1997-12-17 2008-07-23 キヤノン株式会社 電力制御システム
JP4127732B2 (ja) * 1998-07-10 2008-07-30 オリンパス株式会社 撮像装置
JP3357004B2 (ja) * 1999-02-08 2002-12-16 オリンパス光学工業株式会社 電子カメラ
JP3357005B2 (ja) * 1999-02-08 2002-12-16 オリンパス光学工業株式会社 電子カメラ、画像印刷機構、及び画像印刷機構の電源残量判断方法
JP2000253303A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Minolta Co Ltd 電池駆動されるデジタルカメラ及び電子機器
US7016595B1 (en) * 1999-05-28 2006-03-21 Nikon Corporation Television set capable of controlling external device and image storage controlled by television set
US7479983B2 (en) * 2000-03-06 2009-01-20 Sony Corporation System and method for effectively implementing an electronic image hub device
JP2001320620A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法並びに記憶媒体
FR2810833B1 (fr) * 2000-06-27 2002-09-20 Thomson Multimedia Sa Appareil multimedia de reception d4emission audiovisuelle
JP2002051195A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Canon Inc 画像読み取り装置、その制御方法、画像処理システム、及び記憶媒体
US7403232B1 (en) * 2000-09-01 2008-07-22 Eastman Kodak Company Intelligent power management system
JP2002095181A (ja) * 2000-09-12 2002-03-29 Canon Inc 複合システム
JP2002094873A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Fuji Photo Film Co Ltd デジタルカメラ
JP3898889B2 (ja) * 2000-12-19 2007-03-28 ペンタックス株式会社 電源補助ユニット及び携帯機器システム
JP2002344794A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Fuji Photo Film Co Ltd デジタルカメラ
WO2003036777A1 (en) * 2001-10-22 2003-05-01 Apple Computer, Inc. Methods and apparatus for charging a battery in a peripheral device
US7460170B2 (en) * 2002-09-23 2008-12-02 Hand Held Products, Inc. Computer expansion module having image capture and decoding functionality
JP4112341B2 (ja) * 2002-11-20 2008-07-02 オリンパス株式会社 プリントシステム並びにこのシステムに適合するデジタルカメラ
JP3730614B2 (ja) * 2002-11-26 2006-01-05 株式会社東芝 電子機器における電源制御方法及び電力管理システム
JP2004343663A (ja) 2003-05-19 2004-12-02 Sony Corp 撮像装置
JP2005130143A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Canon Inc プリントシステム、撮像装置、プリント方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP4088603B2 (ja) * 2004-03-29 2008-05-21 富士フイルム株式会社 デバイス組み合わせシステム
SE0401574D0 (sv) * 2004-06-18 2004-06-18 Henrik Ehrnlund Trådlöst sensornätverk
US9001215B2 (en) * 2005-06-02 2015-04-07 The Invention Science Fund I, Llc Estimating shared image device operational capabilities or resources
TWI299236B (en) * 2005-12-08 2008-07-21 Princeton Technology Corp Video and audio system capable of saving electric power, power management system and method of saving electric power
JP2007228049A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Pentax Corp 撮像装置制御ユニット及びデジタルカメラ
US7770036B2 (en) * 2006-02-27 2010-08-03 Apple Inc. Power management in a portable media delivery system
US7848527B2 (en) 2006-02-27 2010-12-07 Apple Inc. Dynamic power management in a portable media delivery system
JP2007305108A (ja) * 2006-04-12 2007-11-22 Seiko Epson Corp 記録装置
JP5056054B2 (ja) * 2007-02-19 2012-10-24 株式会社ニコン 電子カメラ
US7966501B2 (en) * 2007-10-04 2011-06-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Multi-function peripheral, power supply apparatus, and power supply control method
JP5103198B2 (ja) * 2008-01-18 2012-12-19 株式会社日立製作所 情報記録再生装置
US9043617B2 (en) * 2008-01-30 2015-05-26 Kyocera Corporation Device incorporating data communication function
US20090295230A1 (en) * 2008-05-30 2009-12-03 Nokia Corporation Selective coupling of a powered component
TW201004352A (en) * 2008-07-09 2010-01-16 Wistron Corp Display device and related computer device
US20100225176A1 (en) * 2009-03-09 2010-09-09 Apple Inc. Systems and methods for providing protection circuitry to selectively handle multiple cable-types through the same port
JP5676950B2 (ja) * 2009-08-20 2015-02-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5269166B2 (ja) * 2011-09-29 2013-08-21 株式会社東芝 電子機器およびその制御方法
US9053380B2 (en) 2012-06-22 2015-06-09 Honeywell International, Inc. Removeable scanning module for mobile communication terminal
JP6360410B2 (ja) 2014-10-07 2018-07-18 キヤノン株式会社 記録装置及びその駆動方法
JP2016074152A (ja) 2014-10-07 2016-05-12 キヤノン株式会社 記録装置及びその駆動方法
JP5992988B2 (ja) * 2014-12-24 2016-09-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム
JP6287947B2 (ja) * 2015-05-11 2018-03-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末及びプログラム
JP6332132B2 (ja) * 2015-05-11 2018-05-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 携帯端末及びプログラム
JP2020037209A (ja) 2018-09-03 2020-03-12 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、およびプログラム
JP2022050012A (ja) 2020-09-17 2022-03-30 キヤノン株式会社 記録装置、制御方法、および搬送装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4928137A (en) * 1983-12-24 1990-05-22 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus having a low-resolution monitor means for reducing the amount of information in an image signal, and switching means for reducing power consumption in various operating modes
JPS62266982A (ja) * 1986-05-15 1987-11-19 Canon Inc 画像情報処理システム
US4961220A (en) * 1988-12-21 1990-10-02 Spectrum Concepts, Inc. Power management in a microprocessor-controlled battery-powered telephone device
US5210568A (en) * 1989-11-13 1993-05-11 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera having a charging operation which is inhibited during an operation of the camera function section and a battery check function which is inhibited during the charging function
JPH03245180A (ja) * 1990-02-23 1991-10-31 Toshiba Corp パネルディスプレイの輝度制御装置
JPH0458679A (ja) * 1990-06-28 1992-02-25 Canon Inc 磁気記録再生装置
JP3112348B2 (ja) * 1992-06-19 2000-11-27 キヤノン株式会社 ビデオカメラ
JPH06351012A (ja) 1993-06-08 1994-12-22 Casio Comput Co Ltd 画像機器
JP3280749B2 (ja) * 1993-05-21 2002-05-13 富士写真フイルム株式会社 画像形成システム
JP3129890B2 (ja) * 1993-09-02 2001-01-31 キヤノン株式会社 電池駆動型電子機器
JPH07284043A (ja) * 1994-04-06 1995-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオプリンター装置
US6545775B1 (en) 1995-07-21 2003-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Control system and units removably attachable to the same
JPH09294108A (ja) * 1996-04-25 1997-11-11 Canon Inc 赤外線通信アダプタ装置
US6191814B1 (en) * 1997-02-21 2001-02-20 Elbex Video Ltd. Apparatus for powering television cameras via camera transmission lines
US5875313A (en) * 1997-04-08 1999-02-23 National Instruments Corporation PCI bus to IEEE 1394 bus translator employing write pipe-lining and sequential write combining

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483052B2 (en) * 2000-12-21 2009-01-27 Canon Kabushiki Kaisha Image-capturing apparatus, image processing system, control method, and storage medium for use with external printer with determination of operating state of external printer and corresponding adjustment of clock signal
US7310156B2 (en) 2001-02-01 2007-12-18 Canon Kabushiki Kaisha Printing system, printing method, digital camera, storage medium and program for printing method, and printing control apparatus
US8493450B2 (en) 2001-02-07 2013-07-23 Canon Kabushiki Kaisha Camera, printer, print system, control method, memory medium and program therefor
US7538818B2 (en) 2001-07-02 2009-05-26 Fujifilm Corporation Digital camera use in connection with a mobile electronic device
US7911530B2 (en) 2001-07-02 2011-03-22 Fujifilm Corporation Digital camera and system capable of sharing power with a mobile device
US6831683B2 (en) 2001-11-22 2004-12-14 Canon Kabushiki Kaisha Methods and apparatus for print control of moving a position of a non-print area
WO2003079673A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Sony Corporation Dispositif electronique et procede de commande d'alimentation
US7550877B2 (en) 2002-03-20 2009-06-23 Sony Corporation Electronic apparatus and power supply controlling method
JP2005071274A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Canon Inc 撮像装置及び電力管理方法
JP4502360B2 (ja) * 2003-08-27 2010-07-14 キヤノン株式会社 撮像装置
JP2008541600A (ja) * 2005-05-10 2008-11-20 エヌエックスピー ビー ヴィ データを送信するためのシステム及び方法
US8732325B2 (en) 2005-05-10 2014-05-20 St-Ericsson Sa System and method for transmitting data

Also Published As

Publication number Publication date
EP0862313A3 (en) 1998-10-28
DE69836160T2 (de) 2007-08-16
EP0862313A2 (en) 1998-09-02
US6580460B1 (en) 2003-06-17
DE69836160D1 (de) 2006-11-30
EP0862313B1 (en) 2006-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10243327A (ja) 画像入力装置とその制御方法及び画像入出力システム
JP4124873B2 (ja) 電力制御システム
EP1653722B1 (en) Image pickup apparatus, image pickup control method, and computer-readable storage medium
JPH10226139A (ja) 画像形成システム及び画像形成装置及び媒体
JP3293779B2 (ja) 信号処理装置およびその制御方法
JP2000358033A (ja) データ通信システム及びデータ通信方法
JPH10229533A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、及び、画像形成方法
JPH10224719A (ja) 電子機器、像形成システム、ビデオプリントシステム及びカメラ一体型記録再生装置
US20060017811A1 (en) Communication system, electronic apparatus, control apparatus, and computer-readable storage medium
JP3599581B2 (ja) 電子装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP3682512B2 (ja) 画像取り込み装置及びその制御方法、印刷システム、印刷方法、及び、印刷装置及びその制御方法
JPH10229544A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、画像処理システム、出力装置、記憶媒体
JP3501613B2 (ja) データ通信システム、プリントシステム及びデータ通信装置
JPH10229534A (ja) 撮像装置およびビデオプリントシステム及びそれらの制御方法
JP4401446B2 (ja) デジタルカメラ及びその制御方法
JPH10228364A (ja) データ転送装置及びその制御方法及び印刷システム
JP2000196873A (ja) 情報処理装置及び情報処理システム及びそれらの方法と記憶媒体
JP3647328B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法並びに画像処理システム
JP2003333045A (ja) パワーマネージメント
JP4463953B2 (ja) 画像処理システム及びデジタルカメラとその制御方法
JP2000138860A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2004304836A (ja) 撮像装置及びその制御方法、画像プリントシステム
JPH10307691A (ja) データ通信方法と装置及び印刷装置と前記装置を含む印刷システム
JPH10304007A (ja) データ処理方法、データ処理装置、プリンタ及び記憶媒体
JP2004289857A (ja) プリント方法、通信方法、プリント制御装置、及び通信制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070326