JPH06351012A - 画像機器 - Google Patents

画像機器

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JPH06351012A
JPH06351012A JP5163965A JP16396593A JPH06351012A JP H06351012 A JPH06351012 A JP H06351012A JP 5163965 A JP5163965 A JP 5163965A JP 16396593 A JP16396593 A JP 16396593A JP H06351012 A JPH06351012 A JP H06351012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
electronic camera
image data
data
station
Prior art date
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Pending
Application number
JP5163965A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Tsukamoto
明弘 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Priority to US08/232,771 priority patent/US5528285A/en
Priority to DE69420176T priority patent/DE69420176T2/de
Priority to EP94106682A priority patent/EP0624038B1/en
Priority to TW083103895A priority patent/TW238455B/zh
Priority to CN94102888A priority patent/CN1058127C/zh
Priority to KR1019940009410A priority patent/KR100188863B1/ko
Publication of JPH06351012A publication Critical patent/JPH06351012A/ja
Priority to HK98114702A priority patent/HK1013566A1/xx
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  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種入出力端子や電源端子等を逐一接続する
ことなく様々な拡張機能を付加することのできる画像機
器を実現する。 【構成】 画像機器は、その筐体101を奥行きの薄い
直方体に形成するとともに、液晶表示部103を採用し
て小型・軽量化を図り、携帯しての利用を可能にした電
子カメラ100と、電子カメラ100の機能を拡張又は
補完する電話機能を内蔵した画像ステーション150と
から構成され、画像ステーション150は、画像・音声
の入出力3端子ケーブル252を家庭用大画面テレビ受
信機250に接続したままの状態にしておくようにする
とともに、画像データを印字可能なカードシールプリン
タ部151b、大容量のデータを記憶する外部記憶装置
174、電子カメラ100に所定電圧値の直流電圧を供
給するための電源供給回路175を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像機器に係り、詳細
には、電話機に接続することによりテレビ電話としても
使用可能な画像機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近時における高度情報化社会の発達に伴
い、大容量の各種情報を高速に伝送する通信媒体に対す
る需要が増している。
【0003】このような需要に対応すべく1988年に
TTC(Telecommunication Technology Comittee:
(社)電信電話技術委員会)の標準通信方式としてJJ
−40.10「アナログ電話帯域静止画映像通信方式」
が制定され、これにより通信回線を介して白黒画像を相
互にやり取りすることが可能となった。その後、198
9年にTTC標準が改定され、白黒画像のみならず、カ
ラー画像をやり取りすることも可能となっている。これ
らのTTC標準に則った画像機器が種々開発されてお
り、音声による説明だけでは相手に伝わりにくい情報を
見せて伝達することができるというメリットや、相手の
表情を見ながら通話を行えるというメリット等があるこ
とから普及が有望視されている。
【0004】画像機器は、接続する通信網の種類と画像
及び音声の伝送機能の種類によって大別され、例えば、
アナログ公衆回線に接続して白黒静止画像やカラー静止
画像を伝送するもの、また、カラー動画像を伝送するも
の等がある。
【0005】このようなアナログ公衆回線に接続して白
黒静止画像を伝送する静止画画像機器では、画像データ
を圧縮することなく、そのまま伝送する方式を採ってお
り、例えば、1画面が100×160画素で64階調
(6ビット)の白黒画像データを扱う場合、100×1
60×6=96000ビット(約11.7キロバイト)
のデータを約8740bps(Bit Per Second)程度の
伝送速度で伝送していたため、1画面分の画像データを
伝送するのに約11秒程度の時間を要していた。
【0006】画像データは、情報量が多く、そのままの
形で処理するには、メモリ容量、通信速度等の関係から
実用的でない。
【0007】そこで、伝送する画像データ及び音声デー
タを、例えば、1/20〜1/100程度に圧縮して伝
送することによりアナログ電話帯域を利用して2〜10
枚/秒程度の動画像の送信・受信を可能としたカラーの
動画画像機器が案出されている。
【0008】画像データの圧縮伝送は、極めて多量のデ
ータを伝送するので、多少の伝送遅れが発生しても、通
話の進行に対する影響があまり大きくない。そのため、
可変長符号化(例えば、CCITT勧告H.261に基
づく可変長符号化方式等)が一般に行われている。
【0009】一方、音声データの圧縮伝送では、音声デ
ータをディジタル化することにより平均生成ビット長を
圧縮することができるが、一般に、最大ビット長が保証
されないエントロピー圧縮(例えば、ハフマン符号化
等)を音声信号に適用することは、エントロピー圧縮に
より音声信号が長いビット長に生成されてしまった場
合、音声信号に大きな伝送遅れが発生し、通話の進行に
対する影響が大きいため、固定ビット長で符号化されて
伝送されている。
【0010】なお、このようなアナログ通信網に接続さ
れる画像機器では、画像情報と音声情報とを多重化して
送・受信する通信機能を有しており、その接続される通
信網に対応する通信手順と、その通信手順に基づく通信
信号に付加して送・受信される画像情報と音声情報の符
号化方式に関しては、CCITT(国際電信電話諮問委
員会)勧告等により、通信網の種類毎に規定されてい
る。
【0011】また、従来の画像機器は、一般に、電話機
能を備えており、その筐体も大型であった。
【0012】ところで、近年、液晶テレビが普及しつつ
あり、車載用やスポーツ観戦用等として使われている。
【0013】最近では、例えば、ワイシャツのポケット
に入るほどの小型の液晶テレビも開発され、通勤時や出
張時に携帯していつでもテレビを見ることができるよう
になってきている。
【0014】一方、外出先で電話を使用する機会は多い
が、当然のことながら電話では音声しか伝えることがで
きない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像データ及び音声データを圧縮して伝送す
る画像機器にあっては、圧縮したデータを伝送するため
に、画像入力部であるカメラ、画像表示部であるCRT
(Cathode Ray Tube)、音声入出力部である電話機が一
体となって構成されていたため、装置の小型・軽量化が
難しく、携帯型の装置を得難いといった問題点や、既存
の電話機を使用できないという問題点があった。すなわ
ち、従来の画像機器は、据え置き型を前提として作られ
ており、一度設置したら他の場所に移動して使うことは
困難であった。
【0016】ところで、最近、液晶表示装置の高画質化
が進み、CRTに代わる表示装置として注目されてお
り、この液晶表示装置を採用することで、消費電力を少
なくするとともに、装置の小型・軽量化を図ることが可
能である。また、液晶表示装置に表示された画面情報
を、より大画面の画像表示装置に表示したり、比較的大
容量のメモリに記憶しておきたい場合がある。
【0017】しかし、このように装置の小型・軽量化が
可能になっても、従来の画像機器では、上記機能を実現
するためには各種入出力端子や電源端子等をその都度接
続しなければならず、面倒であった。また、携帯性を重
視する観点から大画面の液晶表示装置や大容量のメモリ
を搭載することは困難である。
【0018】特に、携帯性を重視した画像機器の場合、
頻繁に装置を持ち運ぶことが考えられ、携帯時には入出
力端子等を外し、送受信時には入出力端子等を接続し直
す作業を繰り返す必要があり手間がかかっていた。ま
た、この接続とは別に、適宜、画像機器のバッテリ充電
を行なう必要があり、長時間の送受信をしようとする場
合等はバッテリ接続の作業を併せて行なわなければなら
ず、さらに面倒であった。
【0019】また、各種入出力端子や電源端子等をその
都度接続するという形態上、取り扱いに不慣れな人が簡
単に接続することは難しく、誰でもが簡便に使用すると
いうわけにはいかなかった。そこで本発明は、小型・軽
量化を図り、携帯しての利用を可能にするとともに、各
種入出力端子や電源端子等を逐一接続することなく様々
な拡張機能を付加することのできる画像機器を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的達成のため、撮像手段と、この撮像手段により
撮像した画像データを記憶する記憶手段と、上記画像デ
ータを表示する表示手段とを備えた電子カメラと、上記
電子カメラを着脱可能に電気的かつ機械的に結合する結
合手段と、上記電子カメラが結合されたときに該電子カ
メラの電源を充電する充電手段と、テレビジョン受像機
に接続することによって上記電子カメラの記憶手段に記
憶された画像データを該テレビジョン受像機に供給する
外部テレビ接続手段とを備えたステーションと、からな
り、上記ステーションは電話回線と接続され、上記電子
カメラにより撮像した画像データを変調して電話回線に
送出するとともに、電話回線を介して送られてくる画像
データを復調して取り込む通信手段を備えている。
【0021】上記電子カメラは、例えば請求項2に記載
されているように、電話回線と接続する手段と、上記撮
像手段により撮像した画像データを変調して電話回線に
送出する手段を具備していてもよい。
【0022】また、上記ステーションは、例えば請求項
3に記載されているように、上記電子カメラの記憶手段
よりも大容量の記憶手段を備え、上記電子カメラにより
撮像した画像データを記憶するものであってもよく、上
記電子カメラは、例えば請求項4に記載されているよう
に、テレビジョンチューナを備えているものであっても
よい。
【0023】また、上記ステーションは、例えば請求項
5に記載されているように、印刷手段を備え、上記電子
カメラにより撮像された画像データ若しくは上記テレビ
ジョンチューナにより受信された画像データを印刷する
ものであってもよく、上記印刷手段は、例えば請求項6
に記載されているように、カード型シール紙にカラー印
刷を行なうものであってもよい。
【0024】
【作用】請求項1、2、3、4、5及び6記載の発明で
は、撮像手段と、撮像した画像データを記憶する記憶手
段と、画像データを表示する表示手段を備えた電子カメ
ラと、電子カメラを着脱可能に電気的かつ機械的に結合
する結合手段を備えたステーションとから構成され、電
子カメラが、ステーションに結合されると、ステーショ
ンが有する各拡張機能が直ちに使用可能になるように構
成される。
【0025】従って、電子カメラを単体で使用するとき
には、液晶表示部を採用したことにより小型・軽量化が
図られて携帯しての利用が可能になり、電子カメラをス
テーションにドッキングさせるだけで、入出力端子等の
接続をすることなく画像データの家庭用テレビ等への表
示、プリンタ等による印刷、外部記憶装置による記憶・
保存等が可能になる。
【0026】
【実施例】以下、図1〜図10を参照して実施例を説明
する。
【0027】図1〜図10は本発明に係る画像機器の実
施例を示す図であり、本実施例は画像機器として電子カ
メラ機能を備えたテレビ電話装置に適用した例である。
【0028】まず、構成を説明する。図1は、画像ステ
ーションを備えた電子カメラの接続関係を説明するため
の図、図2は、図1の画像ステーションを備えた電子カ
メラの外観図、図3は、画像ステーションを備えた電子
カメラの全体構成ブロック図、図4は、画像ステーショ
ンの全体構成ブロック図、図5は、画像ステーションの
カードシールプリンタ部のブロック図、図6は、多重化
符号の1フレームの構成を示す図である。なお、以下、
通信回線としてアナログ電話一般加入者回線を使用する
場合について説明する。
【0029】図1において、本実施例の画像ステーショ
ンを備えた電子カメラは、小型・軽量化により携帯して
の利用を可能にするとともに、画像ステーションに着脱
可能に接続される電子カメラ100と、電子カメラ10
0が着脱可能に接続されるとともに、家庭用テレビ受信
機に画像データを表示する表示機能、画像データを印刷
する印刷機能、テレビ電話機能を含むデータ通信機能等
を備え、電子カメラ100とドッキングすることによっ
て、電子カメラ100の機能を拡張又は補完する画像ス
テーション150とにより構成されている。
【0030】上記電子カメラ100が載置される画像ス
テーション150は、アナログ公衆回線に接続されるモ
ジュラージャック式コンセント201と電話機202と
の間に設置され、その背面に、アナログ公衆回線に接続
するためのLINE側入出力端子1Lと、電話機202
に接続するためのTEL側入出力端子1Tとを備えてい
る。そして、両端にモジュラープラグ203を有するモ
ジュラーケーブル204によって、モジュラージャック
式コンセント201とLINE側入出力端子1Lとをそ
れぞれ接続し、また、TEL側入出力端子1Tと電話機
202とをそれぞれ接続している。
【0031】また、画像ステーション150は、入出力
プラグ251を有する3端子ケーブル252によってテ
レビ受信機250に接続されている。
【0032】図2において、電子カメラ100は、その
筐体101が奥行きの薄い直方体に形成されており、筐
体101は、縦65mm、横60mm、厚さ24mmの
サイズの縦方向に細長い薄型の直方体の形状に形成され
ている。
【0033】筐体101の上部左側には、カメラ部10
2が取り付けられており、カメラ部102によって被写
体を撮影することができる。
【0034】筐体101の前面には、液晶表示部103
及びキー入力部104が設けられており、液晶表示部1
03は、図4で後述するようにDD(Display Driver)
34、LCD(Liquid Crystal Display )35とから
構成され、キー入力部104は、電子カメラ100にお
ける各種処理の選択に際してオペレータが指示するため
の複数のキースイッチ10から構成されている。上記液
晶表示部103は、例えば画面サイズが1.4インチの
TFT方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置であ
り、色の三原色となるR(Red),G(Gree
n),B(Blue)に対応する各画素をデルタ状に配
設した220×279=61380画素の高解像度カラ
ー液晶表示パネルを備えている。
【0035】さらに、筐体101の側面には、電源スイ
ッチ105が設けられており、電源スイッチ105は、
電子カメラ100のメイン電源のオン/オフを行なうも
のである。
【0036】また、筐体101の上面には、音声の音量
を調整するボリュームダイヤル106、イヤホン端子1
07、各種モード等を切り換える切換スイッチ108、
チューニングボタン109、メイン電源のオン/オフを
表示するパワーインジケータ110が設けられている。
なお、筐体101の底面には、後述する画像ステーショ
ン150の筐体151の凹部151aに設けられたI/
Oポート111に接続するためのI/Oポート(図示
略)が設けられている。
【0037】カメラ部102は、液晶表示部103の表
示面と同一面方向に設けられた小型CCD(Charge Cou
pled Device )カメラである。
【0038】液晶表示部103は、画面サイズが1.4
インチのTFT方式のアクティブマトリクス型液晶表示
装置であり、色の三原色となるR(Red),G(Gr
een),B(Blue)に対応する各画素をデルタ状
に配設した220×279=61380画素の高解像度
カラー液晶表示パネルを備えている。
【0039】キー入力部104は、電子カメラ100に
おける各種処理の選択に際してオペレータが指示するた
めのものである。
【0040】ボリュームダイヤル106は、イヤホン音
量を調節するためのものであり、切換スイッチ108
は、各種モード等を切り換えるスイッチである。また、
イヤホン端子107は、ワイヤーアンテナを兼用するイ
ヤホンを接続するための端子であり、アンテナ端子とし
ての働きも有している。
【0041】チューニングボタン109は、同調周波数
のアップまたはダウンを指示するものであり、パワーイ
ンジケータ110は、電源スイッチ105による電子カ
メラ100のメイン電源のオン/オフを表示する。
【0042】また、図1に示すように筐体101の底面
には、映像データ及び音声データの送受信が可能な画像
ステーション150の筐体151の凹部に設けられたI
/Oポート(図示略)に接続するためのI/Oポート1
11が設けられている。 さらに、筐体101の底面に
は、図1に示すように画像ステーション150の筐体1
51の収納部151aに設けられた電源供給端子(図示
略)に接触して、電子カメラ100に所定電圧値の直流
電圧を供給するための電源供給端子112が設けられて
いる。
【0043】このように電子カメラ100の筐体101
を、縦長に形成し、より小型・軽量化すると、服のポケ
ット等に収納して持ち運ぶことができ、携帯性をより一
層向上させることができる。
【0044】一方、上記画像ステーション150は、携
帯しての利用が可能な軽量小型の電子カメラ100とド
ッキングすることによって、電子カメラ100の機能を
拡張又は補完するステーションとなるもので、本実施例
の画像ステーション150は、拡張又は補完機能として
内部にモデム(MODEM:MOdulation and DEModulation)
及びNCU(Network Control Unit)を備えた電話機能
を有するとともに、画像データを印刷可能なプリンタを
有し、さらに図1に示すように電話回線201と電話機
202との間に接続したままの状態にしておくように
し、画像・音声の入出力3端子ケーブルもテレビ受信機
250に接続したままの状態にしておくようにする。ま
た、画像ステーション150は、電子カメラ100に所
定電圧値の直流電圧を供給するための電源供給回路17
5(図4で後述)を備えている。従って、電子カメラ1
00を、画像ステーション150にドッキングさせるだ
けでこれらの機能を直ちに使用ことができ、電子カメラ
100の機能を拡張又は補完することが可能になる。
【0045】図1において、画像ステーション150
は、その筐体151の上部が上記ポケット型の電子カメ
ラ100を、使用者が視認し易いように所定角度傾斜し
た状態で、安定して載置するための収納部151aとな
っており、収納部151aは、電子カメラ100をドッ
キングさせたとき電子カメラ100が緩傾斜して直立可
能なように電子カメラ100の筐体101の横方向と奥
行きよりも少し大きい形状に形成され、筐体101の裏
面を支える部分が所定の高さだけ上方に伸びた形状にな
っている。従って、電子カメラ100の底部を、画像ス
テーション150の筐体151の収納部151aに収納
することにより電子カメラ100が画像ステーション1
50にドッキングされることになる。
【0046】また、筐体151の収納部151a内の底
部には、電子カメラ100の底部に設けられたI/Oポ
ート111に接続するためのI/Oポート(図示略)が
設けられているとともに、電子カメラ100の底部に設
けられた電源供給端子112に接続するための電源供給
端子(図示略)が設けられている。従って、電子カメラ
100を、画像ステーション150の筐体151の収納
部151aにドッキングさせるとI/Oポート111同
士が係合して接続され、電子カメラ100と画像ステー
ション150の間のデータの送・受信が可能になり、こ
れによって電子カメラ100から送られてくる画像デー
タを印刷部191(図5)でカラー印刷可能になる。ま
た、家庭用テレビ受信機250に画像データを表示する
ことができる。さらに、電源供給端子同士が係合して接
続され、電子カメラ100に画像ステーション150の
電源供給回路175(後述)から所定電圧値の直流電圧
を供給することが可能になる。
【0047】また、筐体151の下部は、画像データを
カードシール180上に印刷するカードシールプリンタ
部151bとなっており、カードシールプリンタ部15
1bは、内部の大容量記憶装置に記憶された画像データ
をカードシール180上にカラーで印刷することができ
るとともに、電子カメラ100が画像ステーション15
0の収納部151aにドッキングされると、ドッキング
した電子カメラ100からの画像データの受信して、受
信した画像データをカードシール180上にカラーで印
刷することができる。
【0048】上記筐体151上部の収納部151aと下
部のカードシールプリンタ部151bは、筐体151の
裏面に設けられた蝶番(図示略)によって回動自在に支
持されており、上記収納部151aの前面を上方に持ち
上げることにより収納部151aを開き、収納部151
aを後方に回動させて筐体151内部を露出させること
ができる。筐体151内部には、カードシール180上
に画像データをフルカラーで印刷可能な印刷部191
(後述)、印刷するカードシール180を印刷部191
まで搬送し、印刷後のカードシール180をカードシー
ルプリンタ部151b外部まで搬送するゴムローラー等
からなる搬送部(図示略)、印刷するカードシール18
0を複数枚(例えば、20枚)単位で収納するトレイ
(図示略)等が設置されている。カードシール180
は、図1に示すようにカードシール台紙181上に剥離
可能に密着された専用シールであり、図示しないトレイ
内に例えば、20枚単位でセットされる。
【0049】また、筐体151のカードシールプリンタ
部151bの前面には、画像ステーション150のメイ
ン電源のオン/オフを行なう電源スイッチ152、カー
ドシール台紙181上に印刷されたカードシール180
が出力されるカードシール出力口153、カードシール
180が紙詰まりしたとき等に紙詰まり状態を解除する
ために開閉する蓋154が設けられている。また、筐体
151の収納部151aの前面には、画像ステーション
150におけるカードシール印刷処理を含む各種処理の
選択に際してオペレータが指示するための複数のキース
イッチ155、このキースイッチ155による印刷箇所
の指定、印刷枚数及びカードシールの印刷状態等を表示
する表示部156が設けられている。
【0050】また、筐体151の裏面には、LINE側
入出力端子1L及びTEL側入出力端子1Tと、映像信
号を入出力するためのピン端子161と、音声信号を入
出力するためのピン端子162,163と、VHF信号
を入力するためのVHFアンテナ端子164と、UHF
信号を入力するためのUHFアンテナ端子165と、映
像信号を入出力するためのS端子166と、電源コード
(図示略)とが設けられている。すなわち、筐体151
の裏面には、入出力端子1L、1Tが設けられており、
入出力端子モジュラージャック式コンセント201と電
話機202との間に介在して設けられ、モジュラープラ
グ203を有するモジュラーケーブル204によってそ
の間が接続されている。
【0051】上記ピン端子161、162、163に
は、3端子ケーブル252の入出力プラグ251が接続
され、3端子ケーブル252の入出力プラグ251の他
端はテレビ受信機250の外部入出力端子(図示略)に
接続されている。
【0052】この場合、画像ステーション150は自宅
等に設置しておくことを前提にしているため、画像ステ
ーション150のLINE側入出力端子1L及びTEL
側入出力端子1Tを、常時、自宅の電話回線251及び
電話機252に接続したままの状態にしておくようにす
る。また、画像ステーション150のピン端子161、
162、163についても3端子ケーブル252を介し
て、常時、自宅のテレビ受信機250に接続したままの
状態にしておくようにする。
【0053】このようにすれば、電子カメラ100を、
画像ステーション150にドッキングさせるだけで、電
子カメラ100が画像ステーション150を介在して電
話回線等に接続されることになり電子カメラ100と電
話回線等を介して接続された他の画像機器との間でデー
タの送受信が可能になる。また、電子カメラ100の画
像データを画像ステーション150を介在して自宅の大
画面のテレビ受信機250に直ちに映し出すことができ
るとともに、電子カメラ100及び画像ステーション1
50をテレビ電話装置として使用する場合に、相手方の
画像をより大画面で映し出すことが可能になる。
【0054】図3は、図2に示した電子カメラ100の
概略構成を示すブロック図である。図6において、電子
カメラ100は、カメラ部102、液晶表示部103、
制御部11、画像処理部12、音声処理部13から構成
されており、キー入力部104、制御部11、画像処理
部12、音声処理部13、I/Oポート50は、それぞ
れバス15に接続されている。
【0055】キー入力部104は、図3に示すように、
複数のキースイッチ10から構成されており、電子カメ
ラ100における各種処理の選択に際してオペレータが
指示するためのものである。
【0056】制御部11は、CPU(Central Processi
ng Unit)16、RAM(Random Access Memory )1
7、ROM(Read Only Memory)18から構成されてい
る。
【0057】I/Oポート(Input/Output port)50
は、必要なデータを外部から取り込むとともに、データ
を外部に出力する入出力機構である。
【0058】バス15は、キースイッチ10、制御部1
1、画像処理部12、音声処理部13をそれぞれ接続す
る共通の信号路であり、番地を指示するためのアドレス
バスと、データを転送するためのデータバスとから構成
されている。
【0059】CPU16は、電子カメラ100内の各部
を制御する各種制御信号を、バス15を介して各部に出
力するとともに、接続される通信回線種に応じた通信制
御プログラムを実行するものであり、また、CPU16
は、テレビ電話100が画像ステーション150上に載
置されたとき、相手先の画像機器(例えば、テレビ電話
装置)から多重化して送信される画像データ及び音声デ
ータを受信し、画像ステーション150の変調・復調部
14(図4)により復調されて入力されると、復調され
た画像データ及び音声データを分離処理し、圧縮画像デ
ータをバス15を介して画像圧縮・伸張回路19に出力
するとともに、圧縮音声データをバス15を介して音声
圧縮・伸張回路27に出力するものである。
【0060】さらに、CPU16は、画像圧縮・伸張回
路19からバス15を介して入力される圧縮画像データ
と音声圧縮・伸張回路27からバス15を介して入力さ
れる圧縮音声データとを多重化し、画像データ及び音声
データとしてバス15を介して画像ステーション150
の変調・復調部14に出力するものである。
【0061】RAM17は、CPU16により実行され
るプログラム処理において利用されるプログラムデータ
や、圧縮した画像データ及び音声データ等を格納する半
導体メモリである。
【0062】ROM18は、電子カメラ100内で利用
されるプログラムやデータ等を格納する半導体メモリで
ある。
【0063】画像処理部12は、画像圧縮・伸張回路1
9、バッファメモリ20、ADC(Analog to Digital
Converter :A/Dコンバータ)21、ビデオメモリ
(VRAM)22,23、DAC(Digital to Analog
Converter :D/Aコンバータ)24から構成されてい
る。なお、25は画像入力端子である。
【0064】画像圧縮・伸張回路19は、ビデオメモリ
22に格納された画像データを所定の符号化方式、すな
わち、取り扱う画像の種類(この場合、静止画)に応じ
た、例えば、JPEG(Joint Photographic (Coding)
Experts Group )アルゴリズムにより8×8画素ブロッ
ク毎にDCT(Discrete Cosine Transform :離散コサ
イン変換)、量子化、ハフマン符号化により圧縮処理
(符号化)を実行したり、また、通信回線を介して受信
され、画像ステーション150の変調・復調部14によ
って復調された受信圧縮画像データの伸張(復号化)処
理を実行し、その伸張された画像データをビデオメモリ
23に出力し、格納するものであり、この場合、通信回
線を介して110×160画素で最大4096色(12
ビット)のカラー映像信号として送られてくる画像デー
タを220×279画素相当の輝度信号(以下、Y信号
という)と、4096色相当の色信号(以下、C信号と
いう)とからなるYC信号として処理する機能を有して
おり、前述の110×160画素で12ビットのデータ
は、220×279画素で12ビットのディジタル画像
データに変換される。なお、画像圧縮処理におけるデー
タ圧縮率は、伸張後の画像品位との関係から7/100
程度(約68/1000)となっている。
【0065】バッファメモリ20は、画像圧縮・伸張回
路19によって圧縮処理された圧縮画像データを一時的
に記憶するものであり、バッファメモリ20に圧縮され
た状態で蓄えられた画像データは、CPU16からの制
御命令に基づいて順次読み出される。
【0066】ここで、バッファメモリ20の記憶容量を
充分に確保することにより、カメラ部102より取り込
んだ画像データを圧縮した状態で複数格納しておくこと
ができ、これを利用して本実施例のように電子カメラ1
00を電子スチルカメラとして利用することができる。
【0067】さらに、バッファメモリ20に格納した画
像データを、I/Oポート50を通して画像ステーショ
ン150側に伝送することにより、画像ステーション1
50に接続された大画面のテレビ受信機250で見るこ
とができ、印刷部191でフルカラー印刷できる。
【0068】ADC21は、カメラ部102から入力さ
れる画像信号(アナログ信号)を画像処理回路12内で
処理可能な信号(ディジタル信号)に変換してビデオメ
モリ22に出力するものである。
【0069】ビデオメモリ22,23は、VRAM(Vi
deo RAM)から構成され、ADC21から出力される
画像データ(ディジタルデータ)、または画像圧縮・伸
張回路19により圧縮・伸張された画像データ(ディジ
タルデータ)を格納するための半導体画像メモリであ
る。
【0070】DAC24は、ビデオメモリ23に格納さ
れた画像データの画像信号(ディジタル信号)を液晶表
示部103によって表示可能な信号(アナログ信号)に
変換して出力するものである。なお、本実施例では、後
述するLCD28のデータドライバにアナログデータド
ライバを使用しているために、DAC(D/Aコンバー
タ)を必要としているが、データドライバとしてディジ
タルデータドライバを用いている場合には、このDAC
24は不要となる。
【0071】音声処理回路13は、ADC26、音声圧
縮・伸張回路27、バッファメモリ28、DAC29か
ら構成されている。
【0072】ADC26は、電話機202から画像ステ
ーション150の変調・復調部14のNCU31、I/
Oポート52及びI/Oポート50を介して入力される
音声信号(アナログ信号)を音声処理部13内で処理可
能な信号(ディジタル信号)に変換して音声圧縮・伸張
回路27に出力するものである。
【0073】音声圧縮・伸張回路27は、ADC26か
ら入力されるディジタル音声データを、例えば、CEL
P(Code Excited Linear Predivtion)アルゴリズムに
より、一定時間の入力データに対して分析する手段、分
析されたパラメータにより波形合成する手段、入力波形
及び合成波形の誤差算出手段等による所定の符号化方式
によってバス15からの入力データに対して圧縮(符号
化)処理を実行し、その圧縮音声データをDAC29に
出力したり、また、画像ステーション150の変調・復
調部14によって復調された受信圧縮音声データの伸張
(復号化)処理を実行し、その伸張音声データをDAC
29に出力するものである。なお、音声圧縮処理におけ
るデータ圧縮率は、伸張後の音声品位との関係から5/
100程度(約50/1000)となっている。
【0074】バッファメモリ28は、音声圧縮・伸張回
路27によって圧縮処理された圧縮音声データを一時的
に記憶するものであり、バッファメモリ28に圧縮され
た状態で蓄えられた音声データは、CPU16からの制
御命令に基づいて順次読み出される。
【0075】また、図3において、カメラ部102は、
レンズ32、CCD(Charge Coupled Device )33と
から構成されている。
【0076】レンズ32は、電子カメラ100本体に設
けられた、ガラスまたはプラスチックからなる光学レン
ズであり、CCD33はレンズ32によって結像された
光の強度に基づいて電気信号を発生し、この電気信号
(アナログ信号)を画像処理部12に出力するものであ
る。
【0077】液晶表示部103は、DD(Display Driv
er)34、LCD(Liquid CrystalDi-splay )35と
から構成されている。なお、36はテレビチューナ、3
7はADCであり、34aは映像入力端子、34b映像
出力端子である。
【0078】DD34は、画像処理部12から入力され
る映像信号または映像入力端子36から入力される映像
信号に基づいて、LCD35によって画像表示を行なう
ためにLCD35を駆動するものであり、具体的には、
入力される映像信号を220×279画素で所定ビット
のアナログ映像信号(アナログRGB信号)に変換し、
LCD35に出力するものである。
【0079】LCD35は、アクティブマトリクス方式
の1つであるTFT(Thin Film Transistor )型液晶
表示パネルを有するカラー液晶表示装置から構成され、
DD34の駆動によって、最大4096色(12ビッ
ト)のカラー映像信号を表示するものである。なお、前
述したように、LCD35の表示画素数は110×16
0となっている。
【0080】一般に、LCDは、CRT等の画像表示手
段と比較して、極めて薄型で、かつ、小型・軽量化が容
易であり、また、アクティブマトリクス型のLCDは、
単純マトリクス型のLCDと比較して、きめ細かい中間
調の制御ができるとともに、高いコントラスト比が確保
でき、さらに、応答速度が速いことなどから、高画質で
多階調のカラー表示が求められる分野においては有効な
デバイスである。特に、3端子素子であるTFTを用い
たアクティブマトリクス型LCDはCRTに匹敵する高
画質が得られる。
【0081】テレビチューナ36は、所定のテレビ電波
を受信し、ADC37を介して映像信号をバッファメモ
リ20に出力するものである。
【0082】ADC37は、テレビチューナ36から入
力されるアナログ信号である映像信号をディジタル信号
に変換するものである。
【0083】また、図3に戻って、電源回路51は、充
電式電池や電圧調整回路等を備え、充電式電池の電源を
電圧調整回路等で電圧調整して、電子カメラ100の各
部に電源を供給する。なお、電源回路51は、本実施例
では、充電式電池を使用しているが、乾電池等の非充電
式の電池を使用してもよい。
【0084】図4は、図1に示した画像ステーション1
50の概略構成を示すブロック図である。図4におい
て、画像ステーション150は、電源スイッチ152、
キースイッチ155、表示部156、制御部170、外
部記憶装置174、プリンタ画像処理部190、印刷部
191、変調・復調部14、I/Oポート52から構成
されている。
【0085】キースイッチ155は、画像ステーション
150における各種処理の選択とモデム31及びNCU
30の通信環境を設定するとともに、モード切り替えに
よって印刷箇所や印刷枚数のカードシール印刷処理を指
定するためのものである。
【0086】表示部156は、通信状態を表示するとと
もに、モード切り替えによって印刷枚数及びカードシー
ルの印刷状態等を表示する制御部170は、CPU17
1、RAM172、ROM173から構成されている。
【0087】CPU171は、画像ステーション150
内の各部を制御するとともに、接続される通信回線種に
応じた通信制御プログラムを実行する。また、CPU1
71は、画像ステーション150上に電子カメラ100
が載置されたとき、相手先の画像機器(例えば、テレビ
電話装置)から多重化して送信される画像データ及び音
声データを受信し、変調・復調部14により復調されて
入力されると、復調された画像データ及び音声データを
分離処理し、圧縮画像データを電子カメラ100の画像
圧縮・伸張回路19に出力するとともに、圧縮音声デー
タを電子カメラ100の音声圧縮・伸張回路27に出力
するものである。
【0088】さらに、CPU171は、電子カメラ10
0の画像圧縮・伸張回路19から入力される圧縮画像デ
ータと音声圧縮・伸張回路27から入力される圧縮音声
データとを多重化し、画像データ及び音声データとして
変調・復調部14に出力するものである。
【0089】RAM172は、CPU171により実行
されるプログラム処理において利用されるプログラムデ
ータや、送信すべき音声データ等を格納する半導体メモ
リである。
【0090】ROM173は、画像ステーション150
内で利用されるプログラムやデータ等を格納する半導体
メモリである。
【0091】外部記憶装置174としては、多数の画像
データを記憶可能な高速大容量の磁気ディスク装置や、
光磁気ディスク装置が用いられる。磁気ディスク装置と
して、着脱自在のパック式ハードディスクを使用すれ
ば、パック式ハードディスクを交換することによって多
数の画像データを一括して分類して保存し・交換するこ
とができる。
【0092】変調・復調部14は、モデム(MODEM,MOdu
lation and DEModulation )30、NCU(Network Co
ntrol Unit)31とから構成されている。なお、1L,
1Tは、通信回線(この場合、一般加入者回線)に対す
る入出力端子であり、1Lはモジュラージャック式コン
セント201側に、また、1Tは電話機202側に、そ
れぞれモジュラーケーブル204を介して接続されてい
る。
【0093】モデム30及びNCU31は、コンピュー
タや端末装置から出力される直列のディジタル信号を、
通信回線で伝送可能な伝送信号(アナログ信号)に変換
・送信する「変調器(modulator )」としての機能と、
逆に通信回線を介して送られてきた伝送信号(アナログ
信号)を、再びコンピュータや端末装置の解読可能なデ
ィジタル信号に戻す「復調器(demodulator )」として
の機能とを備えたものであり、NCU31によって、利
用する通信回線として一般加入者回線での使用が可能と
なっている。このモデム30は、A/D変換回路とバッ
ファメモリを備えており、復調したデータをA/D変換
し、バッファメモリに一旦蓄える。そして、CPU16
によってこのバッファメモリに蓄えられたデータが読み
出され、画像データと音声データが分離されて、画像デ
ータは画像圧縮・伸張回路19へ、音声データは音声圧
縮・伸張回路27へ、それぞれ供給されるものである。
【0094】また、本実施例におけるモデム30及びN
CU31は、アナログ公衆回線で利用できる最大のデー
タ伝送速度である14400bpsによる信号伝送が可
能であり、処理単位となる1フレーム中に映像符号と音
声符号とを組み込むことにより画像データと音声データ
とを双方向に同時に伝送し、1画面分の画像データを3
秒に1コマの割合で間欠画像として伝送する。
【0095】1フレームを構成する多重化符号は、映像
ヘッダ及び映像符号からなる約256バイト(約204
8ビット)の映像データと、音声ヘッダ及び音声符号か
らなる約256バイト(約2048ビット)の音声デー
タとから構成されており、映像符号と音声符号とはエラ
ー訂正符号を含み、かつ、映像符号と音声符号との前に
は、それぞれ映像ヘッダと音声ヘッダとが付加されるた
め、実際の映像符号に含まれる画像データと音声符号に
含まれる音声データとの伝送データ量は合計9600b
psとなり、画像データ用に4800bps、また、音
声データ用に4800bpsを使用する。
【0096】具体的には、1フレームのデータ長は、映
像データに約256バイト、音声データに約256バイ
トの合計約512バイト(約4098ビット)であり、
14400bpsの伝送速度においては、1フレームの
データ伝送時間は、約280ms(映像データに約14
0ms、音声データに約140ms)となる。
【0097】つまり、1秒間に約3.57フレームのデ
ータが伝送されることになり、1秒間に伝送される映像
データは約7300ビット(256×8×3.57=7
311)となる。従って、本実施例では、1秒間に伝送
される約7300ビットのデータから実際の画像データ
(4800bps)を差し引いた約2500ビットのデ
ータに、画面サイズに関する情報、画像データ伝送に関
するコマンド、エラー訂正符号等が含まれている。
【0098】本実施例で取り扱う画像データは、1画面
が110×160画素で4096色(12ビット)のカ
ラー画像データであり、1画面分の画像データ量は11
0×279×12=211200ビット(約25.8キ
ロバイト)となる。これを画像圧縮処理により約68/
1000にデータを一括して圧縮して14400ビット
の画像データとし、この14400ビットを1秒間に4
800ビットずつ伝送し、すなわち、3秒(=1440
0÷4800)に1コマの割合で間欠静止画像を伝送す
る。
【0099】従って、実際に1秒間に伝送されるデータ
は、211200ビットを3で割って求められる704
00ビット(約8.6キロバイト)の画像データであ
り、この70400ビットの画像データが約68/10
00に圧縮されて4800ビットの画像データを含む映
像符号とされている。
【0100】この場合、伝送する画像データは、1画面
分の画像データを一括して圧縮処理し、圧縮された画像
データを伝送するだけでなく、伝送する時間に基づいて
元の画像データを予め分割し、この分割した画像データ
単位に圧縮処理を施すものであってもよい。
【0101】一方、音声データは、12ビット・8kH
zでサンプリングしたディジタルデータとして扱い、こ
の12×8000=96000ビットの音声データを、
約50/1000に圧縮して4800ビットの音声デー
タを含む音声符号としている。
【0102】図5は、図4に示した画像ステーション1
50のプリンタ画像処理部190及び印刷部191のブ
ロック図である。
【0103】図5において、プリンタ画像処理部190
は、Y/C分離回路192、色差変換回路193、A/
D変換回路194,195、メモリ196、ディジタル
インターフェース197、YMC変換回路198から構
成されている。
【0104】Y/C分離回路192は、アナログビデオ
信号から輝度信号Yとカラー信号Cに分離する回路であ
る。
【0105】色差変換回路193は、Y/C分離回路1
92により分離されたカラー信号Cを、色差信号(R−
Y,B−Y)に変換する回路である。
【0106】A/D変換回路194は、Y/C分離回路
192により分離された輝度信号Yをディジタル信号に
変換する回路である。
【0107】A/D変換回路195は、色差変換回路1
93により変換された色差信号(R−Y,B−Y)をデ
ィジタル信号に変換する回路である。この場合、変換さ
れた色差信号(R−Y)又は色差信号(B−Y)のデー
タ量は、上記輝度信号Yの約半分であるが、色差信号
(R−Y,B−Y)をディジタル信号に変換するので変
換に要する時間は、上記A/D変換回路194で輝度信
号Yをディジタル信号に変換する場合と略同じとなる。
【0108】メモリ196は、印刷すべき画像データを
記憶するデュアルポートRAM等の半導体メモリであ
る。
【0109】ディジタルインターフェース197は、入
力されたディジタルビデオ信号を、メモリ196に記憶
できるデータに変換するインターフェース回路であり、
例えば所定の形式で入力されたディジタル信号を、上述
したアナログビデオ信号のディジタル信号に変換後のデ
ィジタル信号と同様な形式に変換してメモリ196に入
力する。
【0110】YMC変換回路198は、メモリ196か
ら読み出した画像データを、印刷部191でフルカラー
印刷できるようにイエローY、マゼンタM、シアンCの
各色素データに変換するものである。
【0111】印刷部191は、YMC変換回路198か
ら出力されたイエローY、マゼンタM、シアンCの各色
素データに基づいて画像データをカードシール180上
に印刷するカードシールプリンタであり、印刷部191
としては、専用のカードシール180上に画像データを
フルカラーで高画質に印刷可能な溶融熱転写プリンタを
使用する。印刷部191に昇華型熱転写プリンタを使用
した場合、サーマルヘッドの各素子の発熱量を制御する
ことで画素毎に濃度を変えて画像データの階調を忠実に
実現できる。また、フルカラープリンタとして昇華型熱
転写プリンタやインクジェットプリンタを使用するよう
にしてもよい。
【0112】電源供給回路175は、画像ステーション
150の各部に所定の電源を供給する電源部としての機
能を有するとともに、電子カメラ100に所定電圧値の
直流電圧を供給するための電源アダプターとしての機能
を有する。
【0113】次に、本実施例の動作を説明する。
【0114】本実施例の電子カメラ100及び画像ステ
ーション150は、電子カメラ100本体を小型軽量化
することによって携帯しての利用を可能にするととも
に、自宅等に設置した画像ステーション150とドッキ
ングすることによって、電子カメラ100の機能を拡張
又は補完するようにしたものである。
【0115】(1)具体的には、電子カメラ100は、
カメラ部102より取り込んだ画像データを圧縮した状
態で複数格納する電子スチルカメラとしての機能を有
し、画像ステーション150はその電子スチルカメラの
拡張・補完ステーションとしての機能を有する。
【0116】この場合の画像ステーション150側の拡
張又は補完機能としては、電子カメラ100から送られ
た画像データを画像ステーション150に接続された家
庭用テレビ受信機250に大画面で映し出すモニタ機能
と、電子カメラ100から送られた画像データを画像ス
テーション150の大容量の外部記憶装置174に記憶
・保存する機能と、電子カメラ100から送られた画像
データ及び外部記憶装置174に記憶された画像データ
等をカードシールプリンタ部151b内部の印刷部19
1によってカードシール180上にフルカラーで印刷す
るプリンタ機能と、がある。
【0117】このように、本実施例の画像機器は、電子
スチルカメラとしての機能とその電子スチルカメラの拡
張・補完するステーションとしての機能を備えているこ
とを特徴とするものであるが、本実施例の画像機器で
は、上記電子スチルカメラ機能に加えて内部にモデム及
びNCUを備えた電話機能を有することも特徴としてい
る。
【0118】(2)電話機能を用いた場合の画像ステー
ション150側の拡張又は補完機能としては、画像ステ
ーション150を介在して電話回線201及び電話機2
02に電子カメラ100を接続する拡張ステーション機
能と、拡張ステーション機能によって接続された他のテ
レビ電話装置(画像機器)との間で、電子カメラ100
のカメラ部102で取り込んで画像処理部12で画像処
理した画像データを電話機能を使用して相手方のテレビ
電話装置に送出するとともに、接続された電話機202
による音声データを電話機能を使用して相手方のテレビ
電話装置に送出する送信機能、及び、相手方のテレビ電
話装置から送出された画像データを、電話機能によって
受信して電子カメラ100の表示部103及び画像ステ
ーション150に接続されたテレビ受信機250に映し
出すとともに、相手方のテレビ電話装置から送出された
音声データを、電話機能によって受信して接続された電
話機202により放音する受信機能からなるテレビ電話
機能と、相手方のテレビ電話装置から送出された画像デ
ータを画像ステーション150の大容量の外部記憶装置
174に記憶・保存する機能と、相手方のテレビ電話装
置から送出された画像データをカードシールプリンタ部
151b内部の印刷部191によってカードシール18
0上にフルカラーで印刷するプリンタ機能と、がある。
【0119】なお、電子カメラ100が、画像データを
取り込む電子スチルカメラとしての機能を有し、画像ス
テーション150がその電子カメラ100の機能を拡張
又は補完するものであれば、電子カメラ100はテレビ
電話装置に限定されない。
【0120】(3)また、画像ステーション150の別
の補完機能としては、電子カメラ100に所定電圧値の
直流電圧を供給する電源アダプターとしての電源供給機
能がある。
【0121】上記(1)(2)(3)の各機能を、電子
カメラ100を画像ステーション150にドッキングさ
せることによって直ちに発揮させるために、画像ステー
ション150本体を通電状態にしておくとともに、入出
力3端子ケーブル252を介して画像ステーション15
0とテレビ受信機250と接続したままの状態にしてお
くようにし、さらに画像ステーション150を電話回線
201と電話機202との間に接続したままの状態にし
ておくようにする。
【0122】これによって、電子カメラ100を、画像
ステーション150にドッキングさせるだけでこれらの
各機能を直ちに使用することができ、電子カメラ100
の機能を拡張又は補完することが可能になる。
【0123】まず、図3に示す制御部11及び図4に示
す制御部170による動作について説明する。制御部1
1及び制御部170による動作によって上記テレビ電話
機能及び電子スチルカメラとしての機能が実現される。
【0124】なお、制御部11内のCPU16の処理動
作に対応するプログラムは、同じく制御部11内のRO
M18に格納されている。また、制御部170のCPU
171は、電子カメラ100が画像ステーション150
上に載置され所定条件になったとき制御権を制御回路1
1内のCPU16に渡すものとする。
【0125】ここで、本実施例の動作説明における電子
カメラ100は、画像ステーション150上に載置され
ているものとし、画像ステーション150には、入出力
3端子ケーブル252を介してテレビ受信機250が、
モジュラーケーブル204を介して電話回線201及び
電話機202が接続されているものとする。
【0126】また、電子カメラ100は、電子カメラ1
00がパワーオフの状態の場合、電子カメラ100及び
画像ステーション150におけるLINE側入出力端子
1LとTEL側入出力端子1Tとはスルー状態で接続さ
れる。この状態で、電話機202の音声信号は、TEL
側入出力端子1TからLINE側入出力端子1Lを介し
てアナログ公衆回線にそのまま出力され、一方、アナロ
グ公衆回線から入力される音声信号は、LINE側入出
力端子1LからTEL側入出力端子1Tを介して電話機
202にそのまま出力される。
【0127】また、電子カメラ100及び画像ステーシ
ョン150がパワーオン状態の場合、電話機202の音
声信号は、TEL側入出力端子1Tから電子カメラ10
0内に取り込まれ、一旦ADC21によりA/D変換さ
れた後、音声圧縮・伸張回路27により所定の圧縮処理
で圧縮されてバス15に出力される。そして、バス15
に出力された音声信号は、CPU16によって画像信号
と合成され、画像ステーション150のモデム30及び
NCU31により変換されてLINE側入出力端子1L
に出力される。
【0128】一方、アナログ公衆回線からLINE側入
出力端子1Lを介して入力される入力信号は、モデム3
0及びNCU31により復調された後、モデム30内の
DSP(Digital Signal Processor)でA/D変換さ
れ、バス15に出力される。そして、バス15に出力さ
れた画像信号及び音声信号がCPU16によって画像信
号と音声信号とに分離され、音声信号が、音声圧縮・伸
張回路27により伸張された後、さらに、DAC24に
よりD/A変換されてTEL側入出力端子1Lに出力さ
れる。
【0129】まず、電子カメラ100及び画像ステーシ
ョン150の電源投入後、オペレータにより電話機20
2の受話器が持ち上げられてオフフック状態とし、通信
相手の電話番号が入力されることによりNCU31によ
りダイヤル発呼が行われる。
【0130】通信回線が接続された場合、以下に述べる
ような送信処理と受信処理とが実行される。
【0131】なお、本実施例の電子カメラ100及び画
像ステーション150は、送信処理及び受信処理におい
て、画像処理と音声処理とを同時に並列して実行するた
め、以下では、送信処理を画像送信処理と音声送信処理
とにそれぞれ分け、また、受信処理を画像受信処理と音
声受信処理とにそれぞれ分けて説明する。
【0132】画像送信処理では、カメラ部102によっ
て撮像された画像データがADC21を介してビデオメ
モリ22に格納され、画像圧縮・伸張回路19によって
ビデオメモリ22内に格納された画像データが所定の圧
縮処理により圧縮される。
【0133】そして、圧縮された画像データはバス15
及びI/Oポート50,51を介して画像ステーション
150の変復調部14に出力され、変復調部14によっ
て通信相手に伝送される。ここで、通話の最中にLCD
35に表示される自画像(送信画像)を記録したい場
合、オペレータにより画像記録用のキースイッチ10が
押下されることにより、ビデオメモリ23に画像データ
が格納される。
【0134】この場合、1画面分の画像データのデータ
量は、211200ビット(約25.8キロバイト)で
あるから、ビデオメモリ23の容量が256キロバイト
あれば、画像データを約9〜10画面分格納することが
できる。ちなみに、圧縮された1画面分の画像データの
データ量は、14400ビット(約1.76キロバイ
ト)であるから、圧縮された画像データを10画面分格
納するためには、RAM17に画像データ格納領域が約
18キロバイトあればよいことになる。
【0135】音声送信処理では、電話機202における
受話器から入力される音声データが画像ステーション1
50の変復調部14、及びI/Oポート51,50を介
して電子カメラ100のADC26に出力され、音声圧
縮・伸張回路27によって音声データが所定の圧縮処理
により圧縮される。
【0136】そして、圧縮された音声データは、バス1
5を介して画像ステーション150の変復調部14内の
モデム30に出力され、NCU31及び入出力端子1L
を介して通信相手に伝送される。
【0137】画像受信処理では、画像ステーション15
0の変復調部14によって画像受信信号の有無が判別さ
れ、画像受信信号がある場合、復調された画像データ
が、I/Oポート50、52及びバス15を介して画像
処理部12に出力され、受信された画像データが、画像
圧縮・伸張回路19により伸張される。
【0138】そして、伸張された画像データが、ビデオ
メモリ23に格納されるとともに、DAC24を介して
液晶表示部103に出力され、LCD35に表示され
る。また、伸張された画像データはI/Oポート52及
び入出力3端子ケーブル252を介してテレビ受信機2
50に出力され、テレビ受信機250の表示画面に大画
面で表示される。
【0139】ここで、通話の最中にLCD35及びテレ
ビ受信機250の表示画面に表示される相手画像(受信
画像)を記録したい場合、オペレータにより画像記録用
のキースイッチ10が押下されることにより、ビデオメ
モリ23に画像データが格納される。
【0140】この場合、画像送信処理で説明したよう
に、1画面分の画像データのデータ量は、約25.8キ
ロバイトであるから、ビデオメモリ23の容量が256
キロバイトあれば、画像データを約9〜10画面分格納
することができるため、送信用に3画面、受信用に7画
面という具合に分割して使用することもできる。
【0141】音声受信処理では、画像ステーション15
0の変復調部14によって音声受信信号の有無が判別さ
れ、音声受信信号がある場合、復調された音声信号が音
声処理部13に出力される。受信された音声データは、
バス15を介して音声圧縮・伸張回路27に出力されて
音声圧縮・伸張回路27により伸張される。
【0142】そして、伸張された音声データは、DAC
29を介して変復調部14内のNCU31に出力され、
入出力端子1Tを介して電話機202に音声が出力され
る。以上の送信・受信処理が、電話機202の受話器が
置かれたオンフック状態とされるまで繰り返し実行され
る。
【0143】すなわち、本実施例では、電子カメラ10
0変復調部14によって圧縮された画像データ及び音声
データを同時に伝送し、かつ、画像圧縮・伸張回路19
におけるデータ圧縮率(7/100程度)と、変復調部
14の画像データ伝送速度(4800bps)とに基づ
いて、LCD35によって表示される1画面分の画像デ
ータ(211200ビット)が3分割されて伝送される
ことにより、アナログ公衆回線で高品位な画像が伝送さ
れる。つまり、LCD35の画面サイズが3インチで、
1画面が110×160画素×12ビット(4096
色)=211200ビットのデータを有するため、3秒
に1駒の割合で画像データの伝送を行なっているが、画
面サイズの変更に伴う1画面の画素数及び色数(階調
数)の増減に伴い、1画面分の画像データを伝送する時
間は変更される。
【0144】具体的には、例えば、4096色で画像デ
ータを伝送するモードを通常モードとし、同画素数(1
10×160画素)で65536色(16ビット)の表
示を行なうモードを高画質モードとする場合、高画質モ
ードで画像データを伝送するときには、1画面分の画像
データ量は、110×160×16=281600ビッ
ト(約34.4キロバイト)となり、画像圧縮処理によ
り約68/1000にデータが圧縮されることによっ
て、19200ビットの画像データとされ、この192
00ビットを1秒に伝送できるビット数(4800ビッ
ト)で割った時間(すなわち、19200÷4800=
4秒)に1コマの割合で間欠静止画像が伝送される。す
なわち、この場合、281600ビットを4で割って求
められる70400ビット(約8.6キロバイト)の画
像データが約68/1000に圧縮され、上記第1実施
例の図6に示すように、4800ビットの画像データを
含む画像符号とされる。
【0145】図7及び図8は、電子カメラ100及び画
像ステーション150の処理動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0146】まず、電子カメラ100の電源投入後、制
御回路11内のイニシャライズや各メモリのクリア等の
初期設定処理(ステップS1)を行なった後、キースイ
ッチ10からの入力があるかどうかチェックするための
キースキャンを行ない(ステップS2)、キー入力があ
るときには、後述するように、キー操作に対応する処理
を実行する。
【0147】次に、受信フラグを一旦オフ(=”0”)
にし(ステップS3)、NCU31のライン電圧レベル
を監視して、リンガートーンの検出を行なうことによ
り、通信相手からの呼び出しの有無をチェックする(ス
テップS4)。
【0148】ここで、リンガートーン区間であると判断
すると、受信フラグをオン(=”1”)にし(ステップ
S5)、再度、NCU31のライン電圧レベルを監視し
て、、現在、通話状態にあるかどうか判断する(ステッ
プS6)。
【0149】現在通話状態でないときには、キースイッ
チ10の映像オン・オフスイッチが押されたか否かチェ
ックし(ステップS7)、押されていないときには、上
記ステップS2に戻って同様の処理を行なう。
【0150】一方、上記ステップS6において、通話状
態にあると判断すると、受信フラグがオン状態かどうか
チェックし(ステップS8)、受信フラグがオフ(=”
0”)のときには、上記ステップS7の処理で映像オン
・オフスイッチが押されている場合と同様に、表示画面
の初期設定を行なう(ステップS9)。
【0151】LCD35の初期設定が終了すると、ビデ
オメモリ22に格納された画像データを画像圧縮・伸張
回路19に読み込み、そのままビデオメモリ23に出力
することにより、ビデオメモリ22からビデオメモリ2
3に画像データの移動を行なう(ステップS10)。
【0152】次に、キースイッチ10のキー操作があっ
たかどうチェックするために、キースキャンを行ない
(ステップS11)、キースイッチ10の映像オン・オ
フスイッチが押されたかどうか判断する(ステップS1
2)。映像オン・オフスイッチが押されていないときに
は、通話中かどうかチェックし(ステップS13)、通
話中でないときには、液晶表示部303のLCD35の
表示画面を消去した後(ステップS14)、ステップS
2に移行して、同様の処理を行なう。
【0153】すなわち、通話中でないときには、映像オ
ン・オフスイッチを押してオンすることにより、電子カ
メラ300のカメラ302で撮影された映像を液晶表示
部103に表示出力させることができ、またこの状態
で、映像オン・オフスイッチを押してオフすることによ
り、液晶表示部303の表示を終了させることができ
る。
【0154】ステップS12で、映像オン・オフスイッ
チが押されているときには、現在通話状態にあるかどう
か判断し(ステップS15)、通話中でないときには、
LCD35を消去した後(ステップS14)、ステップ
S2に移行する。また、ステップS12で映像オン・オ
フスイッチが押されておらず、ステップS13で通話中
のときには、ステップS10に戻って同様の処理を行な
う。
【0155】また、ステップS12で映像オン・オフス
イッチが押されており、ステップS15で、通話中のと
きには、後述する図10に示す処理に進む。
【0156】そして、上記ステップS8で、受信フラグ
がオン(=”1”)のときには、キースイッチ10のキ
ースキャンを行ない(ステップS16)、映像オン・オ
フスイッチが押されたかどうかチェックする(ステップ
S17)。映像オン・オフ投入されていないときには、
通話中かどうかチェックし(ステップS18)、通話中
のときには、ステップS16に戻って同様の処理を行な
う。ステップS18で、通話中でないときには、LCD
35を消去した後(ステップS14)、ステップS2に
移行して、上記同様の処理を行なう。
【0157】また、ステップS17で、映像オン・オフ
スイッチが投入されているときには、図8に示す処理に
進む。
【0158】図8の処理では、まず、ネゴシエーション
処理を行ない(ステップS21)、液晶表示部303の
画面の初期設定を行なう(ステップS22)。
【0159】次に、画像処理部12による画像データの
圧縮・伸張処理(ステップS23)、音声処理部13に
よる音声圧縮処理(ステップS24)を順次行ない、次
に、通信処理によりデータの送・受信を行なう(ステッ
プS25)。
【0160】そして、キースイッチ10からの入力があ
るかどうかチェックするために、キースキャンを行ない
(ステップS26)、現在、通話中かどうかチェックす
る(ステップS27)。
【0161】ステップS27で、通話中のときには、ス
テップS23に戻って、画像データの圧縮・伸張処理か
ら同様の処理を行なう。通話中でないときには、図9の
ステップS14に移行して、LCD35の消去処理から
上記同様の処理を行なう。すなわち、通話中のときに
は、映像オン・オフスイッチを押してオンすることによ
り、通信相手から送信されてきた映像を液晶表示部10
3に表示出力させることができ、またこの状態で、映像
オン・オフスイッチを押してオフすることにより、通信
相手から送信されてきた映像から電子カメラ100のカ
メラ部102で撮影した映像に切り換えて液晶表示部1
03に表示出力させることができる。
【0162】上記ステップS23での画像データの圧縮
・伸張処理、上記ステップS24での音声データの圧縮
・伸張処理及び上記ステップS25での通信処理につい
て、以下、詳細に説明する。
【0163】なお、本実施例の電子カメラ100は、送
信処理及び受信処理において、画像データ処理と音声デ
ータ処理とを同時に平行して実行するため、以下の説明
では、送信処理と受信処理とに分けて説明する。
【0164】(送信処理)送信処理においては、カメラ
102で撮影された画像データは、ADC21によりA
/D変換され、A/D変換された画像データは、ビデオ
メモリ22に出力される。ビデオメモリ22に取り込ま
れた画像データは、画像圧縮・伸張回路19により圧縮
処理され、バッファメモリ20に一時的に記憶される。
このバッファメモリ20に圧縮された状態で蓄積された
画像データは、CPU16からの制御信号により順次読
み出されることになる。
【0165】ここで、通話の最中に液晶表示部103に
表示される自画像(送信画像)を記録したい場合には、
オペレータは、キースイッチ10の画像取込スイッチを
投入する。この画像取込スイッチが投入されると、CP
U16は、バッファメモリ20に蓄積されている画像デ
ータをRAM17に転送させ、RAM17に格納する。
【0166】この場合、圧縮された1画面分の画像デー
タのデータ量は、14400ビット(約1.76キロバ
イト)であるから、圧縮された画像データを10画面分
格納するためには、RAM17に画像データ格納領域
が、約18キロバイトあればよいことになる。
【0167】一方、電話機202から入力される音声デ
ータは、TEL側入出力端子1TからNCU31を介し
てADC26に入力され、ADC26でA/D変換され
た後、音声圧縮・伸張回路27によって圧縮処理され
て、バッファメモリ28に一時的に記憶される。そし
て、バッファメモリ28に圧縮された状態で蓄えられた
音声データは、CPU16からの制御信号に基づいて順
次読み出される。
【0168】CPU16は、圧縮された画像データ及び
音声データを順次読み出し、画像データと音声データと
を合成して、モデム30に出力する。そして、入力され
た圧縮データが、モデム30により変調され、D/A変
換された後、NCU31からライン側入出力端子1Lを
介してアナログ公衆回線に出力される。
【0169】(受信処理)圧縮された画像データ及び音
声データは、圧縮された状態で、アナログ公衆回線から
ライン側入出力端子1L及びNCU31を介してモデム
30に入力され、モデム30により復調及びA/D変換
された後、バス15を介してCPU16に順次転送され
る。
【0170】CPU16は、合成されたデータを画像デ
ータと音声データとに分離し、圧縮された画像データは
バッファメモリ20に、圧縮された音声データはバッフ
ァメモリ28に一時蓄えられる。
【0171】次に、画像圧縮・伸張回路19は、書き込
まれた画像データをバッファメモリ20から順次読み出
し、伸張した後、ビデオメモリ23に書き込む。
【0172】ここで、通話の最中に、液晶表示部43に
表示される相手画像(受信画像)を記録したい場合に
は、オペレータは、キースイッチ10の画像取込スイッ
チを投入する。画像取込スイッチが投入されると、CP
U16は、バッファメモリ20に蓄えられている画像デ
ータをRAM17に転送し、RAM17に格納する。
【0173】この場合、前述の送信処理で説明したよう
に、圧縮された1画面分の画像データのデータ量は、約
25.8キロバイトであるから、RAM17の画像デー
タ格納領域が256キロバイトあれば、画像データ約1
0画面分格納することができる。そこで、10画面分の
格納領域を、例えば、送信用の画像データ格納用に3画
面分を、受信用の画像データ格納用に7画面分を、とい
う具合に分割して、RAM17を利用することもでき
る。
【0174】一方、音声圧縮・伸張回路27は、書き込
まれた音声データをバッファメモリ28から順次読み出
して伸張し、一定のレートでDAC29に出力する。そ
して、伸張されたアナログ音声データは、NCU31か
らTEL側入出力端子1Lを介して電話機202に出力
され、受話器から聞くことができる。
【0175】この送信・受信処理は、電話機202の受
話器が置かれる状態となるまで、繰り返し実行される。
【0176】次に、図9及び図10に基づいて送信動作
及び受信動作を説明する。
【0177】なお、図9及び図10において、オンフッ
クとは、電話機202の受話器が置かれている状態をい
い、オフフックとは、電話機202の受話器が持ち上げ
られた状態をいう。また、通信中とは、回線が接続され
て会話が成立している状態をいう。
【0178】まず、図9に基づいて送信動作を説明す
る。
【0179】図9は、送信時における通信状態の遷移図
である。
【0180】オンフックの状態では、液晶表示部103
におけるLCD35の画面表示が消えているときに、映
像オン・オフスイッチを1回押してオンにすると(図9
中の(a)参照)、LCD35が表示状態となり、自分
の電子カメラ100のカメラ部302からの入力画像が
モニタとしてLCD35に表示される。この状態で、も
う一度、映像オン・オフスイッチを押してオンフックに
すると(図9中の(b)参照)、LCD35の表示が消
えて元の状態に戻る。
【0181】オンフックの状態から受話器を上げると
(図9中の(c)参照)、オフフックの状態に移行す
る。
【0182】オフフックの状態で、液晶表示部103の
LCD35の画面表示が消えているときに、映像オン・
オフスイッチを1回押すと(図9中の(d)参照)、L
CD35が表示状態となり、前述したオンフック状態の
ときと同様に、自分側の電子カメラ100のカメラ部1
02からの入力画像がモニタとしてLCD35に表示さ
れる。この状態で、もう一度、映像オン・オフスイッチ
を押すと(図9中の(e)参照)、LCD35のモニタ
表示が消えてもとのオフフック状態に戻る。
【0183】なお、オンフック及びオフフックの状態
で、LCD35にモニタ表示がなされている状態(図9
中、オンフック及びオフフックの三重線が引かれている
状態)で受話器を上げ・下げしても(図9中の(f)参
照)、オンフックからオフフック、又はオフフックから
オンフックに状態が移行するだけで、LCD35のモニ
タ表示には変化はない。
【0184】次に、LCD35がモニタ表示となってい
るか消えているかの状態にかかわらず、オフフックの状
態でダイヤル発呼し、相手側と応答が成立すると(図9
中の(g)、(h)参照)、通話中の状態に移行し、L
CD35は、自分側のモニタ表示となる。この状態のと
き、相手側が電話を切ると(図9中(i)参照)、オフ
フックの状態に移行し、LCD35のモニタ表示も消え
る。また、通話中の状態で、自分側が電話を切った場合
でも(図9中の(j)参照)、オンフック状態に移行
し、LCD35のモニタ表示も消える。
【0185】通話中で、LCD35が自分側のモニタ表
示中に、映像オン・オフスイッチが押されると(図9中
の(k)参照)、相手側端末との間で、通信のネゴシエ
ーションが開始される。この結果、相手側端末と自端末
とが相互通信不可能と判断されると(図9中の(l)参
照)、映像オン・オフスイッチが押される前の状態に戻
り、相手側端末と自端末とが相互通信可能な場合は、テ
レビ電話区間が成立し(図9中の(m)参照)、以後、
画像データと音声データとの相互通信がなされる。
【0186】なお、この状態で、映像オン・オフスイッ
チが何回押されても、無視される(図9中の(n)参
照)。この状態のとき、相手側が電話を切ると(図9中
の(o)参照)、オフフックの状態に移行し、LCD3
5のモニタ表示も消える。また、自分側が受話器を置い
ても(図9中の(p)参照)、オンフックの状態に移行
し、LCD35のモニタ表示も消える。
【0187】そして、オフフックの状態でLCD35の
モニタ表示が消えているときに、受話器を置くと、オン
フックの状態に移行する(図9中の(q)参照)。
【0188】次に、図10に基づいて受信動作を説明す
る。
【0189】なお、前述の送信動作の説明により説明し
た事項については、その説明を省略する。
【0190】図10は、受信時における受信状態の遷移
図である。ちなみに、図10中、ジグザグ線で示す期間
は、リンガートーン、すなわち、電話機202のベルが
鳴っている時間を示す。
【0191】リンガートーンの区間中に(図10中の
(r)参照)、受話器を持ち上げて応答すると(図10
中の(s)参照)、通話中の状態に移行するが、このと
き、送信側と異なって、LCD35にモニタ表示はされ
ず、消えたままである。しかし、オンフックの状態で、
映像オン・オフスイッチを1回押すと(図10中の
(t)参照)、LCD35がモニタ表示状態となり、自
分側をモニタすることができる。このとき、リンガート
ーンが発生し(図10中の(u)参照)、このリンガー
トーンに応答すると(図10中の(v)参照)、通話中
の状態となり、LCD35は、モニタ表示のままとな
る。ちなみに、オンフックの状態で、かつ、リンガート
ーンの区間内でも、映像オン・オフスイッチは有効であ
る。
【0192】次に、図5に示すプリンタ画像処理部19
0による動作について説明する。
【0193】プリンタ画像処理部190では、入力され
た画像データを、カードシールプリンタ部151b内部
の印刷部191によりカードシール180上にフルカラ
ーで印刷する動作を行なう。
【0194】この場合、入力画像データとしては、ビデ
オ入力の場合のアナログビデオ信号の他、電子カメラ1
00から送られた画像データ、外部記憶装置174に記
憶された画像データまたはICカードを結合した場合に
ICカードから読み出したデータが入力される。
【0195】図4に示すようにビデオ入力によりアナロ
グビデオ信号がプリンタ画像処理部190に入力された
場合、アナログビデオ信号はY/C分離回路192に入
力され、Y/C分離回路192では、入力されたアナロ
グビデオ信号から輝度信号Yとカラー信号Cを分離し、
分離した輝度信号YをA/D変換回路194に出力す
る。A/D変換回路194は、入力されたアナログの輝
度信号Yをディジタル信号に変換してメモリ196に出
力してメモリ196に格納する。
【0196】また、Y/C分離回路192で分離された
カラー信号Cは、色差変換回路193に入力され、色差
変換回路193によってカラー信号Cを色差信号(R−
Y,B−Y)に変換してA/D変換回路195に出力す
る。A/D変換回路195は、入力された色差信号(R
−Y,B−Y)変換後のアナログの信号をディジタル信
号に変換してメモリ196に出力してメモリ196に格
納する。
【0197】一方、I/Cカードを結合した場合のよう
にディジタルビデオ信号がプリンタ画像処理部190に
入力された場合、ディジタルビデオ信号はディジタルイ
ンターフェース197に入力され、ディジタルインター
フェース197は入力されたディジタルビデオ信号をメ
モリ196に記憶できるデータに変換してメモリ196
に格納する。
【0198】メモリ196は、印刷すべき画像データを
記憶するとともに、CPU171からの所定の画像デー
タを出力させる指示があると指示された画像データを読
み出してYMC変換回路198に出力する。YMC変換
回路198では、メモリ196から読み出した画像デー
タを、印刷部191でフルカラー印刷できるようにイエ
ローY、マゼンタM、シアンCの各色素データに変換し
て印刷部191に出力する。印刷部191は、YMC変
換回路198から出力されたイエローY、マゼンタM、
シアンCの各色素データに基づいて画像データをカード
シール180上にフルカラー印刷する。
【0199】印刷部191によりフルカラー印刷された
カードシール180は、図1に示すようにカードシール
プリンタ部151bの前面のカードシール出力口153
から出力される。
【0200】カードシール180は、例えばビデオテー
プのタイトル等を記入するタイトル部の形状に形成され
ており、フルカラー印刷されたカードシール180をカ
ードシール台紙181から剥がしてビデオテープのタイ
トルとして貼込むことができる。
【0201】以上説明したように、本実施例の画像機器
は、その筐体101を奥行きの薄い直方体に形成すると
ともに、液晶表示部103を採用して小型・軽量化を図
り、携帯しての利用を可能にした電子カメラ100と、
電子カメラ100の機能を拡張又は補完する電話機能を
内蔵した画像ステーション150とから構成され、画像
ステーション150は、画像・音声の入出力3端子ケー
ブル252をテレビ受信機250に接続したままの状態
にしておくようにするとともに、画像データを印刷可能
なカードシールプリンタ部151b、大容量のデータを
記憶する外部記憶装置174、電子カメラ100に所定
電圧値の直流電圧を供給するための電源供給回路175
を備えているので、電子カメラ100を、画像ステーシ
ョン150にドッキングさせるだけでこれらの機能を直
ちに使用ことができ、電子カメラ100の機能を拡張又
は補完することが可能になる。
【0202】特に、電子カメラ100本体を、画像ステ
ーション150に載置するだけで、入出力端子や電源端
子等を逐一接続することなく電子カメラ100から送ら
れた画像データを画像ステーション150に接続された
家庭用テレビ受信機250に大画面で表示することがで
き、また、指定した画面をカードシールプリンタ部15
1bで直ちに印刷することができる。また、取り扱いに
不慣れな人であっても、電子カメラ100本体を画像ス
テーション150に載置するという極めて簡単な作業だ
けで所定の接続が完了し、各機能が利用できるので、誰
でもが簡便に使用することが可能になる。
【0203】なお、本実施例では、画像機器として電子
カメラ機能を備えたテレビ電話装置に適用した例である
が、携帯使用可能な画像機器本体の機能を拡張するステ
ーションを備えた装置であればどのような装置に用いて
もよいことは言うまでもない。
【0204】また、画像データの圧縮方式としては、本
実施例におけるJPEGアルゴリズムに限らず、例え
ば、ブロック符号化方式、予測符号化方式、直交変換符
号化方式等であってもよく、また、音声データの圧縮方
式としては、本実施例におけるCELPアルゴリズムに
限らず、例えば、AD−PCM(Adaptive Differentia
l Palse Code Modulation)方式、VSELP(Vector
Sum Excited Linear Prediction)方式等であっても構わ
ない。
【0205】
【発明の効果】請求項1、2、3、4、5及び6記載の
発明によれば、電子カメラが、ステーションにドッキン
グされると、ステーションが有する各拡張機能が直ちに
使用可能になるように構成しているので、電子カメラを
単体で使用するときには、液晶表示部を採用したことに
より小型・軽量化が図られて携帯しての利用が可能にな
り、電子カメラをステーションにドッキングさせるだけ
で、入出力端子等の接続をすることなく画像データを家
庭用テレビ等に大画面で表示させたり、シールプリンタ
等による印刷、外部記憶装置による記憶・保存等が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像機器の接続関係を説明するための図であ
る。
【図2】電子カメラの外観図である。
【図3】電子カメラの全体構成ブロック図である。
【図4】画像ステーションの全体構成ブロック図であ
る。
【図5】画像ステーションのプリンタ画像処理部のブロ
ック図である。
【図6】多重化符号の1フレームの構成を示す図であ
る。
【図7】画像機器の制御部の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】図7に続く制御部の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】画像機器の送信時における通信状態の遷移図で
ある。
【図10】画像機器の受信時における通信状態の遷移図
である。
【符号の説明】
1L LINE側入出力端子 1T TEL側入出力端子 10 キースイッチ 11、170 制御部 12 画像処理部 13 音声処理部 14 変調・復調部 15 バス 16、171 CPU 17、172 RAM 18、173 ROM 19 画像圧縮・伸張回路 20 バッファメモリ 21 ADC 22 ビデオメモリ 23 ビデオメモリ 24 DAC 25 画像入力端子 26 ADC 27 音声圧縮・伸張回路 28 バッファメモリ 29 DAC 30 モデム 31 NCU 32 レンズ 33 CCD 34 DD 34a 映像入力端子 34b 映像出力端子 35 LCD 36 テレビチューナ 37 ADC 50、51、152、157、311、502 I/O
ポート 51 電源回路 100 電子カメラ 101、501 筐体 102 カメラ部 102a レンズ 103、153 液晶表示部 104、154 キー入力部 105、152 電源スイッチ 106、156 ボリュームダイヤル 107、157 イヤホン端子 108、158 切換スイッチ 109、158 チューニングボタン 110、160 パワーインジケータ 113 電源供給端子 150 画像ステーション 151 筐体 151a 収納部 151b カードシールプリンタ部 155 キースイッチ 156 表示部 161、162、163 ピン端子 164 VHFアンテナ端子 165 UHFアンテナ端子 166 S端子 174 外部記憶装置 180 カードシール 181 カードシール台紙 190 プリンタ画像処理部 191 印刷部 192 Y/C分離回路 193 色差変換回路 194,195 A/D変換回路 196 メモリ 197 ディジタルインターフェース 198 YMC変換回路 201 モジュラージャック式コンセント(電話回線) 202 電話機 203 モジュラープラグ 204 モジュラーケーブル 250 テレビ受信機 251 入出力プラグ 252 3端子ケーブル
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、筐体101の上面には、音声の音量
を調整するボリュームダイヤル106、イヤホン端子1
07、各種モード等を切り換える切換スイッチ108、
チューニングボタン109、メイン電源のオン/オフを
表示するパワーインジケータ110が設けられている。
なお、筐体101の底面には、後述する画像ステーショ
ン150の筐体151の凹部151aに設けられたI/
Oポート端子111に接続するためのI/Oポート端子
(図示略)が設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】また、図1に示すように筐体101の底面
には、映像データ及び音声データの送受信が可能な画像
ステーション150の筐体151の凹部に設けられたI
/Oポート端子(図示略)に接続するためのI/Oポー
ト端子111が設けられている。さらに、筐体101の
底面には、図1に示すように画像ステーション150の
筐体151の収納部151aに設けられた電源供給端子
(図示略)に接触して、電子カメラ100に所定電圧値
の直流電圧を供給するための電源供給端子112が設け
られている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】また、筐体151の収納部151a内の底
部には、電子カメラ100の底部に設けられたI/Oポ
ート端子111に接続するためのI/Oポート端子(図
示略)が設けられているとともに、電子カメラ100の
底部に設けられた電源供給端子112に接続するための
電源供給端子(図示略)が設けられている。従って、電
子カメラ100を、画像ステーション150の筐体15
1の収納部151aにドッキングさせるとI/Oポート
端子111同士が係合して接続され、電子カメラ100
と画像ステーション150の間のデータの送・受信が可
能になり、これによって電子カメラ100から送られて
くる画像データを印刷部191(図5)でカラー印刷可
能になる。また、家庭用テレビ受信機250に画像デー
タを表示することができる。さらに、電源供給端子同士
が係合して接続され、電子カメラ100に画像ステーシ
ョン150の電源供給回路175(後述)から所定電圧
値の直流電圧を供給することが可能になる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】DAC24は、ビデオメモリ23に格納さ
れた画像データの画像信号(ディジタル信号)を液晶表
示部103によって表示可能な信号(アナログ信号)に
変換して出力するものである。なお、本実施例では、後
述するLCD35のデータドライバにアナログデータド
ライバを使用しているために、DAC(D/Aコンバー
タ)を必要としているが、データドライバとしてディジ
タルデータドライバを用いている場合には、このDAC
24は不要となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】図4は、図1に示した画像ステーション1
50の概略構成を示すブロック図である。図4におい
て、画像ステーション150は、キースイッチ155、
表示部156、制御部170、外部記憶装置174、プ
リンタ画像処理部190、印刷部191、変調・復調部
14、I/Oポート52から構成されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0133
【補正方法】変更
【補正内容】
【0133】そして、圧縮された画像データはバス15
及びI/Oポート50,52を介して画像ステーション
150の変復調部14に出力され、変復調部14によっ
て通信相手に伝送される。ここで、通話の最中にLCD
35に表示される自画像(送信画像)を記録したい場
合、オペレータにより画像記録用のキースイッチ10が
押下されることにより、ビデオメモリ23に画像データ
が格納される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0135
【補正方法】変更
【補正内容】
【0135】音声送信処理では、電話機202における
受話器から入力される音声データが画像ステーション1
50の変復調部14、及びI/Oポート52,50を介
して電子カメラ100のADC26に出力され、音声圧
縮・伸張回路27によって音声データが所定の圧縮処理
により圧縮される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0149
【補正方法】変更
【補正内容】
【0149】そして、現在、通話状態でないと判断され
ると、キースイッチ10の映像オン・オフスイッチが押
されたか否かが判断され(ステップS7)、押されてい
なければ上記ステップS2の処理から再度実行される。
これにより、通話状態ではなく、キースイッチ10の映
像オン・オフスイッチが押されていない状態のループA
を構成する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0152
【補正方法】変更
【補正内容】
【0152】次いで、キースイッチ10からの入力があ
るかどうかをチェックするためにキースキャンが行われ
(ステップS11)、NCU31のライン電圧レベルを
監視することにより、通話中か否かが判断されるととも
に(ステップS12)、通話中でないときには、キース
イッチ10の映像オン・オフスイッチが押されたか否か
が判断される(ステップS13)。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0153
【補正方法】変更
【補正内容】
【0153】ここで、上記ステップS13の判断処理に
おいて、キースイッチ10の映像オン・オフスイッチが
押されていない場合には、上記ステップS10の処理か
ら再度実行される。これにより、通話状態でなく、キー
スイッチ10の映像オン・オフスイッチが押された状態
のループBが構成される。また、上記ステップS13の
判断処理において、キースイッチ10の映像オン・オフ
スイッチが押されている場合には、液晶表示部103の
LCD35に表示される画面が消去され(ステップS1
4)、上記ステップS2の処理から再度実行される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0154
【補正方法】変更
【補正内容】
【0154】一方、上記ステップS12の判断処理にお
いて、通話中であると判断された場合には、後述するス
テップS16の処理に移行する。すなわち、通話中でな
いときには、キースイッチ10の映像オン・オフスイッ
チを押してオンすることにより、携帯型の電子カメラ1
00のカメラ部102で撮影された映像を液晶表示部1
03のLCD35に表示させることができ、また、この
状態で、キースイッチ10の映像オン・オフスイッチを
押してオフすることにより、液晶表示部103のLCD
35の表示を消すことができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0155
【補正方法】変更
【補正内容】
【0155】一方、上記ステップS6の判断処理におい
て、通話状態であると判断されると、続いて受信フラグ
がオフ(=“0”)である場合、上記ステップS9での
処理と同様に、液晶表示部103の表示画面(LCD3
5)の初期設定が行われる(ステップS15)。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0156
【補正方法】変更
【補正内容】
【0156】そして、キースイッチ10からの入力があ
るかどうかをチェックするためにキースキャンが行われ
(ステップS16)、現在通話状態にあるか否かが判断
される(ステップS17)。このステップS17の判断
処理において、通話状態でない場合、上述したステップ
S14、ステップS2の処理から再度実行される。一
方、上記ステップS17の判断処理において、現在通話
状態であると判断されると、キースイッチ10の映像オ
ン・オフスイッチが押されたか否かが判断される(ステ
ップS18)。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0157
【補正方法】変更
【補正内容】
【0157】このステップS18の判断処理において、
キースイッチ10の映像オン・オフスイッチが押されて
いないと判断されると、上記ステップS16の処理から
再度実行される。これにより、通話状態であるが映像を
送受信していない状態のループCを構成する。一方、上
記ステップS18の判断処理において、キースイッチ1
0の映像オン・オフスイッチが押されている場合、後述
の図8に示す処理に進む。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0158
【補正方法】変更
【補正内容】
【0158】図7は、図7に続く制御部の制御動作を示
すフローチャートである。上記ステップS18の判断処
理でキースイッチ10の映像オン・オフスイッチが押さ
れている場合、ネゴシエーション処理が行われ(ステッ
プS21)、液晶表示部103の画面の初期設定が行わ
れる(ステップS22)。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0161
【補正方法】変更
【補正内容】
【0161】ここで、通話中の場合、上記ステップS2
3からの処理が再度実行される。これにより、通話状態
であり、映像を送受信している状態のループDを構成す
る。他方、通話中でない場合、図7に示す上記ステップ
S14,ステップS2の処理から再度実行される。すな
わち、通話中であるときには、キースイッチ10の映像
オン・オフスイッチを押すことにより、映像の送受信が
可能となる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0172
【補正方法】変更
【補正内容】
【0172】ここで、通話の最中に、液晶表示部103
に表示される自画像(送信画像)を記録したい場合に
は、オペレータは、キースイッチ10の画像取込スイッ
チを投入する。この画像取込スイッチが投入されると、
CPU16は、バッファメモリ20に蓄積されている画
像データをRAM17に転送し、RAM17に格納す
る。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0179
【補正方法】変更
【補正内容】
【0179】図9は、送信時における通信状態の遷移図
である。なお、同図で大文字のアルファベット及びステ
ップ(S6,S7,S12,S13,S17,S18,
S27)で示されているのは、図7及び図8のフローチ
ャートに対応している。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0180
【補正方法】変更
【補正内容】
【0180】電源を投入した後、オンフックの状態(ル
ープA)では、液晶表示部103におけるLCD35の
画面表示が消えているときに、キースイッチ10の映像
オン・オフスイッチを1回押すと(図7中のステップS
7及び図9中の(a)参照)、LCD35が表示状態と
なり(ループA→ループB)、自分の電子カメラ100
のカメラ部102からのカメラ入力画像がモニタとして
LCD35に表示される。この状態で、もう一度、キー
スイッチ10の映像オン・オフスイッチを押すと(図7
中のステップS13及び図9中の(b)参照)、LCD
表示が消えて元の状態に戻る(ループB→ループA)。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0181
【補正方法】変更
【補正内容】
【0181】オンフックの状態(ループA)から受話器
を上げると(図9中の(c)参照)、オフフックの状態
に移行する。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0182
【補正方法】変更
【補正内容】
【0182】オフフックの状態(ループA)で、液晶表
示部103におけるLCD35の画面表示が消えている
ときに、キースイッチ10の映像オン・オフスイッチを
1回押すと(図7中のステップS7及び図9中の(d)
参照)、LCD35が表示状態となり、前述したオンフ
ック状態のときと同様に、自分側の電子カメラ100の
カメラ部102からのカメラ入力画像がモニタとしてL
CD35に表示される。この状態で、もう一度、キース
イッチ10の映像オン・オフスイッチを押すと(図7中
のステップS13及び図9中の(e)参照)、LCDの
モニタ表示が消えて元のオフフック状態に戻る(ループ
B→ループA)。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0184
【補正方法】変更
【補正内容】
【0184】次に、LCD35がモニタ表示となってい
るか消えているのかの状態にかかわらず、オフフックの
状態でダイヤル発呼し、相手側と応答が成立すると(図
7中のステップS6,S12及び図9中の(g),
(h)参照)、通話中の状態に移行し、LCD35は自
分側のモニタ表示となる(ループC)。この状態のと
き、相手側が電話を切ると(図7中のステップS17及
び図9中の(i)参照)、オフフックの状態に移行し、
LCD35のモニタ表示も消える(ループC→ループ
A)。また、通話中の状態で自分側が電話を切った場合
でも(図7中のステップS17及び図9中の(j)参
照)、オンフック状態に移行し、LCD35のモニタ表
示も消える。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0185
【補正方法】変更
【補正内容】
【0185】通話中(ループC)で、LCD35が自分
側のモニタ表示中に、キースイッチ10の映像オン・オ
フスイッチが押されると(図7中のステップS18及び
図9中の(k)参照)、相手側端末との間で通信のネゴ
シエーションが開始される。この結果、相手側端末と自
端末とが相互通信不可能と判断されると(図9中の
(l)参照)、キースイッチ10の映像オン・オフスイ
ッチが押される前の状態に戻り、相手側端末と自端末と
が相互通信可能な場合は、テレビ電話区間が成立し(図
9中の(m)参照)、以後、画像データと音声データと
の相互通信がなされる(ループC→ループD)。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0186
【補正方法】変更
【補正内容】
【0186】なお、この状態でキースイッチ10の映像
オン・オフスイッチが何回押されても無視される(図9
中の(n)参照)。この状態(ループD)のとき、相手
側が電話を切ると(図8中のステップS27及び図9中
の(o)参照)、オフフックの状態に移行し、LCD3
5のモニタ表示も消える(ループD→ループA)。ま
た、自分側が受話器を置いても(図8中のステップS2
7及び図9中の(p)参照)、オンフックの状態に移行
し、LCD35のモニタ表示も消える(ループD→ルー
プA)。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0191
【補正方法】変更
【補正内容】
【0191】リンガートーンの区間中(ループA)に
(図10中の(r)参照)、受話器を持ち上げて応答す
ると(図7中のステップS6及び図10中の(s)参
照)、通話中の状態に移行するが、このとき、送信側と
異なってLCD35にモニタ表示はされず、消えたまま
である(ループA→ループC)。しかしながら、オンフ
ックの状態(ループA)でキースイッチ10の映像オン
・オフスイッチを1回押すと(図7のステップS7及び
図10中の(t)参照)、LCD35がモニタ表示状態
となり、自分側をモニタすることができる(ループA→
ループB)。このとき、リンガートーンが発生し(図1
0中の(u)参照)、このリンガートーンに応答すると
(図7中のステップS12及び図10中の(v)参
照)、通話中の状態となり、LCD35はモニタ表示の
ままとなる。ちなみに、オンフックの状態で、かつ、リ
ンガートーンの区間内でもキースイッチ10の映像オン
・オフスイッチは有効である。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1L LINE側入出力端子 1T TEL側入出力端子 10 キースイッチ 11,170 制御部 12 画像処理部 13 音声処理部 14 変調・復調部 15 バス 16,171 CPU 17,172 RAM 18,173 ROM 19 画像圧縮・伸張回路 20 バッファメモリ 21 ADC 22 ビデオメモリ 23 ビデオメモリ 24 DAC 25 画像入力端子 26 ADC 27 音声圧縮・伸張回路 28 バッファメモリ 29 DAC 30 モデム 31 NCU 32 レンズ 33 CCD 34 DD 34a 映像入力端子 34b 映像出力端子 35 LCD 36 テレビチューナ 37 ADC 50,52 I/Oポート 51 電源回路 51a 電源供給端子 100 電子カメラ 101 筐体 102 カメラ部 103 液晶表示部 104 キー入力部 105,152 電源スイッチ 106 ボリュームダイヤル 107 イヤホン端子 108 切換スイッチ 109 チューニングボタン 110 パワーインジケータ 111 I/Oポート端子 112 電源供給端子 150 画像ステーション 151 筐体 151a 収納部 151b カードシールプリンタ部 155 キースイッチ 156 表示部 161,162,163 ピン端子 164 VHFアンテナ端子 165 UHFアンテナ端子 166 S端子 174 外部記憶装置 175 電源供給回路 180 カードシール 181 カードシール台紙 190 プリンタ画像処理部 191 印刷部 192 Y/C分離回路 193 色差変換回路 194,195 A/D変換回路 196 メモリ 197 ディジタルインターフェース 198 YMC変換回路 201 モジュラージャック式コンセント(電
話回線) 202 電話機 203 モジュラープラグ 204 モジュラーケーブル 250 テレビ受信機 251 入出力プラグ 252 3端子ケーブル
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、この撮像手段により撮像し
    た画像データを記憶する記憶手段と、上記画像データを
    表示する表示手段とを備えた電子カメラと、 上記電子カメラを着脱可能に電気的かつ機械的に結合す
    る結合手段と、上記電子カメラが結合されたときに該電
    子カメラの電源を充電する充電手段と、テレビジョン受
    像機に接続することによって上記電子カメラの記憶手段
    に記憶された画像データを該テレビジョン受像機に供給
    する外部テレビ接続手段とを備えたステーションと、 からなり、 上記ステーションは電話回線と接続され、上記電子カメ
    ラにより撮像した画像データを変調して電話回線に送出
    するとともに、電話回線を介して送られてくる画像デー
    タを復調して取り込む通信手段を具備していることを特
    徴とする画像機器。
  2. 【請求項2】 上記電子カメラは、電話回線と接続する
    手段と、上記撮像手段により撮像した画像データを変調
    して電話回線に送出する手段を具備していることを特徴
    とする請求項1記載の画像機器。
  3. 【請求項3】 上記ステーションは、上記電子カメラの
    記憶手段よりも大容量の記憶手段を備え、上記電子カメ
    ラにより撮像した画像データを記憶することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2の何れかに記載の画像機器。
  4. 【請求項4】 上記電子カメラは、テレビジョンチュー
    ナを備えていることを特徴とする請求項1、請求項2又
    は請求項3の何れかに記載の画像機器。
  5. 【請求項5】 上記ステーションは、印刷手段を備え、
    上記電子カメラにより撮像された画像データ若しくは上
    記テレビジョンチューナにより受信された画像データを
    印刷することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3又は請求項4の何れかに記載の画像機器。
  6. 【請求項6】 上記印刷手段は、カード型シール紙にカ
    ラー印刷を行なうことを特徴とする請求項5記載の画像
    機器。
JP5163965A 1993-04-30 1993-06-08 画像機器 Pending JPH06351012A (ja)

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US08/232,771 US5528285A (en) 1993-04-30 1994-04-25 TV telephone system which sends and receives image data to another TV telephone system and having power supply and image display control
DE69420176T DE69420176T2 (de) 1993-04-30 1994-04-28 Fernseh/Telefon-Gerät
EP94106682A EP0624038B1 (en) 1993-04-30 1994-04-28 Television telephone apparatus
TW083103895A TW238455B (ja) 1993-04-30 1994-04-29
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KR1019940009410A KR100188863B1 (en) 1993-04-30 1994-04-30 Television telephone apparatus
HK98114702A HK1013566A1 (en) 1993-04-30 1998-12-22 Television telephone apparatus

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