JPH06315147A - 画像送受信装置 - Google Patents

画像送受信装置

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Publication number
JPH06315147A
JPH06315147A JP5124936A JP12493693A JPH06315147A JP H06315147 A JPH06315147 A JP H06315147A JP 5124936 A JP5124936 A JP 5124936A JP 12493693 A JP12493693 A JP 12493693A JP H06315147 A JPH06315147 A JP H06315147A
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JP
Japan
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image data
image
unit
data
microphone
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Application number
JP5124936A
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English (en)
Inventor
Masami Yuyama
将美 湯山
Keiichi Kobayashi
圭一 小林
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は画像送受信装置に関し、通信回線を
利用して所定の画像データを送信するとともに、液晶テ
レビにおける液晶表示部分を利用して通信回線を介して
送られてくる画像を見ることができるようにすることを
目的とする。 【構成】 テレビチューナ部4と、該テレビチューナ部
4により受信される受信映像を表示する表示部5と、被
写体画像を画像データとして取り込むカメラ部6と、該
カメラ部6により取り込まれた画像データを所定の音声
信号に変調する変調回路7と、該変調回路7により音声
信号に変調された所定の画像データを音声データとして
出力するスピーカ部8と、音声信号に変調された所定の
画像データを音声データとして取り込むマイク部9と、
該マイク部9により入力される音声データを元の画像デ
ータに復調する復調回路10と、該復調回路10により
復調された画像データを前記表示部5に表示する表示手
段とを具備するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像送受信装置に係
り、詳細には、電話回線により双方向に画像データの授
受を行う画像送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CRT(Cathode Ray Tube)に代
わって液晶テレビが普及しつつあり、車載用やスポーツ
観戦用の分野で多用されている。
【0003】特に、最近では、ワイシャツの胸ポケット
に入るほど小型化された高画質な液晶テレビも開発され
ており、通勤時や出張時に携帯していつでもテレビを見
ることができるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶テレビにあっては、見ることのできる画
像はテレビ放送の受信映像だけであった。
【0005】一方、外出先で電話を使用する機会は多い
が、当然のことながら電話では音声しか伝えることがで
きない。
【0006】このように、画像を見ることかできる液晶
テレビを携帯していながら、電話使用時には音声しか伝
えられないのは不合理である。
【0007】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たものであり、通信回線を利用して所定の画像データを
送信するとともに、液晶テレビにおける液晶表示部分を
利用して通信回線を介して送られてくる画像を見ること
ができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0009】請求項1記載の発明は、図1に示すよう
に、テレビチューナ部4と、該テレビチューナ部4によ
り受信される受信映像を表示する表示部5と、被写体画
像を画像データとして取り込むカメラ部6と、該カメラ
部6により取り込まれた画像データを所定の音声信号に
変調する変調回路7と、該変調回路7により音声信号に
変調された所定の画像データを音声データとして出力す
るスピーカ部8と、音声信号に変調された所定の画像デ
ータを音声データとして取り込むマイク部9と、該マイ
ク部9により入力される音声データを元の画像データに
復調する復調回路10と、該復調回路10により復調さ
れた画像データを前記液晶表示部5に表示する表示手段
と、を具備することを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明に加えて、前記カメラ部6によって取り込まれた画
像データを圧縮する画像圧縮回路11と、前記復調回路
10によって復調された画像データを伸張する画像伸張
回路12と、を備え、前記変調回路7は、前記画像圧縮
回路11により圧縮された圧縮画像データを音声信号に
変調することを特徴としている。
【0011】この場合、請求項3記載の発明のように、
前記表示部5と前記カメラ部6と前記スピーカ部8と
は、前記装置本体2を構成する筐体に一体的に形成さ
れ、前記マイク部9は、前記装置本体2を構成する筐体
に着脱自在に設けられる第二筐体に一体的に形成される
ことや、あるいは、請求項4記載の発明のように、前記
表示部5と前記カメラ部6と前記マイク部9とは、前記
装置本体を構成する筐体に一体的に形成され、前記スピ
ーカ部8は、前記装置本体を構成する筐体に着脱自在に
設けられる第二筐体に一体的に形成されることが有効で
ある。
【0012】また、請求項5記載の発明のように、前記
表示部5と前記カメラ部6と前記スピーカ部8とは、前
記装置本体2を構成する筐体に一体的に形成され、前記
マイク部9は、該装置本体2を構成する筐体から信号線
によって接続される送話用小型マイクであることが有効
である。
【0013】この場合、請求項6記載の発明のように、
前記カメラ部6より取り込まれた画像データ、あるい
は、前記マイク部9より取り込まれた画像データは、前
記筐体内に着脱可能なメモリカードに格納することが有
効である。
【0014】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0015】請求項1記載の発明によれば、カメラ部に
よって取り込まれた画像データが変調回路によって音声
信号に変調され、スピーカ部により音声データとして出
力される。また、音声信号に変調された画像データがマ
イク部によって取り込まれ、この取り込まれた画像デー
タが復調回路によって復調されるとともに、復調された
画像データを液晶表示部に表示される。
【0016】すなわち、通信回線を介して画像データを
送受信することができる。
【0017】この場合、請求項2記載の発明のように、
前記カメラ部によって取り込まれた画像データを圧縮す
る画像圧縮回路と、前記マイク部によって取り込まれた
画像データを伸張する画像伸張回路とを備え、前記変調
回路は、該画像圧縮回路により圧縮された圧縮画像デー
タを音声信号に変調することにより、送受信の対象とな
る画像データとして圧縮された圧縮画像データを利用で
きるため、効率良くデータ伝送ができる。
【0018】そして、請求項3記載の発明のように、装
置本体を構成する筐体に、液晶表示部とカメラ部とスピ
ーカ部とを一体的に形成するとともに、装置本体を構成
する筐体に着脱自在に設けられた第二筐体にマイク部を
一体的に形成することにより、装置全体を小型化するこ
とができ、また、請求項4記載の発明のように、装置本
体を構成する筐体に、液晶表示部とカメラ部とマイク部
とを一体的に形成するとともに、装置本体を構成する筐
体に着脱自在に設けられた第二筐体にスピーカ部を一体
的に形成することによっても、装置全体を小型化するこ
とができる。
【0019】また、請求項5記載の発明のように、装置
本体を構成する筐体に、液晶表示部とカメラ部とスピー
カ部とを一体的に形成するとともに、装置本体を構成す
る筐体から信号線によって接続される送話用小型マイク
を設けることにより、さらに装置全体を小型化すること
ができる。
【0020】さらに、請求項6記載の発明のように、カ
メラ部により取り込まれた画像データ、あるいは、マイ
ク部より取り込まれた画像データを筐体内に着脱可能な
メモリカードに格納することにより、複数の画像データ
を容易に格納することができる。
【0021】
【実施例】以下、図2〜図5を参照して実施例を説明す
る。
【0022】図2〜図5は本発明に係る画像送受信装置
の一実施例を示す図である。
【0023】まず、構成を説明する。図2は、一実施例
の画像送受信装置の正面方向から見た外観図であり、図
3は、一実施例の画像送受信装置の背面方向から見た外
観図である。
【0024】なお、図1に示すブロック図と同一部分に
は、同一符号を付し、以下では、通信回線としてアナロ
グ電話一般加入者回線を使用する場合について説明す
る。
【0025】図2において、画像送受信装置1は、大別
して、装置本体2とアタッチメント2aと電源部3とか
ら構成され、装置本体2は、強化プラスチック製の筐体
から構成されており、装置本体2の正面部には、図2に
示すように、筐体に表示部5とカメラ部6とが一体的に
設けられるとともに、装置本体2の背面部には、図3に
示すように、スピーカ部8が一体的に設けられている。
【0026】アタッチメント2aは、装置本体2と同サ
イズの強化プラスチック製の筐体(以下、第二筐体とい
う)から構成され、第二筐体の背面部には、図3に示す
ように、筐体にマイク部9が一体的に設けられるととも
に、アタッチメント2aの上端部には伸縮自在の蛇腹部
2bを有しており、この蛇腹部2b部分を装置本体2の
下部に装着することにより、装置本体2とアタッチメン
ト2aとは、その背面部に、スピーカ部8とマイク部9
とが同一面上に配設される。ちなみに、このスピーカ部
8とマイク部9との各中心位置間の距離は、市販されて
いる電話機の受話器における送話口と受話口との間隔を
考慮して約14cm程度となっているが、本実施例で
は、この距離は±1cm程度の範囲で調節できるように
なっている。また、このアタッチメント2aは装置本体
2に対して着脱自在に設けられており、アタッチメント
2aを使用しない場合は装置本体2に直接電源部3を装
着することができるようになっている。
【0027】電源部3は、アタッチメント2aまたは装
置本体2の下部に装着することにより装置本体2及びア
タッチメント2a内の各部に所定の電源電流を供給する
ものであり、具体的には、専用のニッカド(Ni−C
d)蓄電池を内蔵するバッテリパックから構成されてい
る。なお、本実施例では、アタッチメント2aの下部に
装着する電源部3として、専用のニッカド蓄電池を内蔵
するバッテリパックを例に採り説明しているが、これに
限らず、例えば、単4のアルカリ乾電池を5個内蔵する
乾電池パックや、AC(交流)電源を利用するACアダ
プタ、また、自動車のシガーライタ部分からのDC(直
流)バッテリを利用するカーアダプタ等を用いるもので
あっても良い。
【0028】表示部5は、画面サイズが1.4インチの
TFT方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置であ
り、色の三原色となるR(Red),G(Gree
n),B(Blue)に対応する各画素をデルタ状に配
設した220×279=61380画素の高解像度カラ
ー液晶表示パネルを備えている。
【0029】カメラ部6は、図3に示すように、表示部
5の表示面と同一面方向に着脱自在に設けられた小型C
CD(Charge Coupled Device )カメラであり、図示し
ない映像ケーブルを介して装置本体2に接続されてい
る。
【0030】スピーカ部8は、例えば、ダイナミック型
コーンスピーカから構成され、図3に示すように、装置
本体2の背面部に環状に立設された遮音壁8aの内側に
穿設されたスピーカ穴8bから音声データを出力するも
のである。なお、本実施例では、スピーカ部8の例とし
て、ダイナミック型コーンスピーカを例に採り説明して
いるが、これに限らず、スピーカ部8に利用されるスピ
ーカとしては、例えば、コンデンサ型、平面型の全面駆
動型のスピーカやドームスピーカであっても構わない。
【0031】マイク部9は、例えば、エレクトレットコ
ンデンサ型マイクから構成され、図3に示すように、ア
タッチメント2aの背面部に環状に立設された遮音壁9
aの内側に穿設されたマイク穴9bから音声データを入
力するものである。なお、本実施例では、マイク部9の
例として、エレクトレットコンデンサ型マイクを例に採
り説明しているが、これに限らず、マイク部6に利用さ
れるマイクとしては、例えば、ダイナミック型マイクで
あっても構わない。
【0032】そしてさらに、装置本体2には、パワース
イッチ21、パワーインジケータ22、チューニングボ
タン23、ボリュームダイヤル24、イヤホン端子2
5、映像オン・オフスイッチ26、映像切替スイッチ2
7、画像取込スイッチ28等の各種操作スイッチが設け
られている。
【0033】パワースイッチ21は、電源部3から供給
される電源電圧を画像送受信装置1内に通電するか否か
を選択するためのスイッチであり、パワーインジケータ
22は、LED(Light Emitting Diode)から構成さ
れ、パワースイッチ21がオンとなっている場合に点灯
するものである。
【0034】チューニングボタン23は、同調周波数の
アップまたはダウンを指示するものであり、ボリューム
ダイヤル24は、イヤホン音量を調節するためのもので
ある。イヤホン端子25は、ワイヤーアンテナを兼用す
るイヤホンを接続するための端子であり、アンテナ端子
としての働きも有している。
【0035】映像オン・オフスイッチ26は、表示部5
に対してLCD画面表示の有無を指示するトグルスイッ
チであり、映像切替スイッチ27は、表示部5に表示す
る映像として、送信画面または受信画面を切り替えて表
示するためのトグルスイッチであり、画像取込スイッチ
28は、表示部5に表示された画像を画像データとして
所定のメモリへの格納を指示するスイッチである。
【0036】図4は、図2及び図3に示す画像送受信装
置1の概略構成を示すブロック図である。図4におい
て、画像送受信装置1は、電源部3、テレビチューナ部
4、表示部5、カメラ部6、変調回路7、スピーカ部
8、マイク部9、復調回路10、画像圧縮回路11、画
像伸張回路12、制御回路13、キー操作部14から構
成されており、変調回路7、復調回路10、画像圧縮回
路11、画像伸張回路12、制御回路13、キー操作部
14は、それぞれバスBに接続されている。
【0037】電源部3は、前述したように、ニッカド
(Ni−Cd)蓄電池を内蔵するバッテリパックから構
成され、パワースイッチ21がオンされることにより所
定の電源電圧を装置本体2及びアタッチメント2a内の
各部に供給するものである。
【0038】テレビチューナ部4は、チューナ31と、
ADC32とから構成され、チューナ31は、所定のテ
レビ電波を選択的に受信し、ADC32を介して映像信
号を画像伸張回路12内のバッファメモリ45に出力す
るとともに、図4に示すように、音声信号をスピーカ部
8に出力するものであり、ADC32は、チューナ31
から入力されるアナログ信号である映像信号をディジタ
ル信号に変換するものである。
【0039】表示部5は、図4に示すように、DD(Di
splay Driver)33と、LCD(Liquid Crystal Displ
ay)34とから構成されている。なお、図4中、DD3
3に接続されているINは映像入力端子、OUTは映像
出力端子である。
【0040】DD33は、画像伸張回路12から入力さ
れる映像信号または映像入力端子INから入力される映
像信号に基づいて、LCD34によって画像表示を行う
ためにLCD34を駆動するディスプレイ駆動部であ
り、具体的には、入力される映像信号を220×279
画素で所定ビットのアナログ映像信号(アナログRGB
信号)に変換し、LCD34に出力するものである。
【0041】LCD34は、液晶パネル(図示せず)を
有するカラー液晶表示装置から構成されており、本実施
例におけるLCD34には、そのバックライト(背面照
明)として、小型の平面蛍光管(図示せず)が用いられ
ている。
【0042】カメラ部6は、レンズ35と、CCD36
とから構成されている。
【0043】レンズ35は、画像送受信装置1の装置本
体2に設けられた、ガラスまたはプラスチックからなる
光学レンズであり、CCD36はレンズ35によって結
像された光の強度に基づいて電気信号を発生し、この電
気信号(アナログ信号)を画像圧縮回路11に対して出
力するものである。
【0044】変調回路7は、図4に示すように、バッフ
ァメモリ37と、データ変調部38とから構成されてい
る。
【0045】バッファメモリ37は、データ変調部38
によって変調されるべき圧縮画像データを一時的に記憶
保持するものである。
【0046】データ変調部38は、バッファメモリ37
に保持されたディジタル信号を、通信回線(この場合、
アナログ電話一般加入者回線)で伝送可能な伝送信号
(アナログ信号)に変換・送信する「変調器(modulato
r )」としての機能を備えたものであり、本実施例にお
けるデータ変調部38は、アナログ電話一般加入者回線
を利用して音声による画像データの取り込みを行うた
め、そのデータ伝送速度は1200bpsに設定されて
いる。
【0047】スピーカ部8は、例えば、図5に示すよう
に、装置本体2に立設された遮音壁8aを電話機におけ
る受話器101の送話口に押し当てることにより、遮音
壁8aの内側に穿設されたスピーカ穴8b(図3参照)
を介して送話口に対して音声データを出力したり、ま
た、チューナ31により受信されたテレビ音声を出力す
るものである。なお、遮音壁8aは、例えば、合成ゴム
等の可撓性部材より構成されている。
【0048】マイク部9は、例えば、図5に示すよう
に、アタッチメント2aに立設された遮音壁9aを電話
機における受話器101の受話口に押し当てることによ
り、遮音壁9aの内側に穿設されたマイク穴9b(図3
参照)を介して受話口から送られてくる音声データを入
力するものである。なお、遮音壁9aは、例えば、合成
ゴム等の可撓性部材より構成されている。
【0049】復調回路10は、図4に示すように、デー
タ復調部39と、バッファメモリ40とから構成されて
いる。
【0050】データ復調部39は、通信回線(この場
合、アナログ電話一般加入者回線)を介して送られ、マ
イク部9から入力されるアナログ音声信号を、制御回路
13で解読可能なディジタル信号に戻す「復調器(demo
dulator )」としての機能を備えたものであり、本実施
例におけるデータ復調部39は、アナログ電話一般加入
者回線を利用して音声信号による画像データの取り込み
を行うため、そのデータ伝送速度は1200bpsに設
定されている。
【0051】バッファメモリ40は、データ復調部39
によって復調された圧縮画像データを一時的に記憶保持
するものである。
【0052】画像圧縮回路11は、ADC(Analog to
Digital Converter :A/Dコンバータ)41、ビデオ
メモリ(VRAM)42、データ圧縮部43、バッファ
メモリ44から構成されている。
【0053】ADC41は、カメラ部6から入力される
画像信号(アナログ信号)を画像圧縮回路11内で処理
可能な信号(ディジタル信号)に変換してビデオメモリ
42に出力するものである。
【0054】ビデオメモリ42は、VRAM(Video R
AM)から構成され、ADC41から出力される画像デ
ータ(ディジタルデータ)を格納するための半導体画像
メモリである。
【0055】データ圧縮部43は、ビデオメモリ42に
格納された画像データを所定の符号化方式、すなわち、
取り扱う画像の種類(この場合、静止画)に応じた、例
えば、JPEG(Joint Photographic (Coding) Expert
s Group )アルゴリズムにより8×8画素ブロック毎に
DCT(Discrete Cosine Transform :離散コサイン変
換)、量子化、ハフマン符号化に基づいて圧縮(符号
化)処理を実行し、その圧縮された画像データをバッフ
ァメモリ44に出力し、格納するものであり、この場
合、通信回線を介して110×160画素で最大409
6色(12ビット)のカラー映像信号として送るべき画
像データを、220×279画素相当の輝度信号(以
下、Y信号という)と、4096色相当の色信号(以
下、C信号という)とからなるYC信号として処理する
機能を有しており、前述の220×279画素で12ビ
ットのディジタル画像データは、110×160画素で
12ビットの画像データに変換される。なお、伝送する
圧縮画像データのデータ圧縮率は、圧縮・伸張後の画像
品位との関係から7/100程度(約68/1000)
となっている。
【0056】バッファメモリ44は、データ圧縮部43
によりデータ圧縮された圧縮画像データを一時的に記憶
保持するものであり、バッファメモリ44に圧縮された
状態で蓄えられた画像データは、CPU49からの制御
命令に基づいて変調回路7に出力される。
【0057】画像伸張回路12は、バッファメモリ4
5、データ伸張部46、ビデオメモリ(VRAM)4
7、DAC(Digital to Analog Converter :D/Aコ
ンバータ)48から構成されている。
【0058】バッファメモリ45は、復調回路10によ
って復調された圧縮画像データを一時的に記憶保持する
ものであり、バッファメモリ45に圧縮された状態で蓄
えられた画像データは、CPU49からの制御命令に基
づいてデータ伸張部46に出力される。
【0059】データ伸張部46は、バッファメモリ45
に格納された圧縮画像データを所定の符号化方式、すな
わち、取り扱う画像の種類(この場合、静止画)に応じ
た、例えば、JPEG(Joint Photographic (Coding)
Experts Group )アルゴリズムにより8×8画素ブロッ
ク毎にDCT(Discrete Cosine Transform :離散コサ
イン変換)、量子化、ハフマン符号化に基づいて伸張
(復号化)処理を実行し、その伸張された画像データを
ビデオメモリ47に出力し、格納するものであり、この
場合、通信回線を介して110×160画素で最大40
96色(12ビット)のカラー映像信号として送られて
くる画像データを220×279画素相当の輝度信号
(以下、Y信号という)と、4096色相当の色信号
(以下、C信号という)とからなるYC信号として処理
する機能を有しており、前述の110×160画素で1
2ビットのデータは、220×279画素で12ビット
のディジタル画像データに変換される。なお、伝送され
てくる圧縮画像データのデータ圧縮率は、圧縮・伸張後
の画像品位との関係から7/100程度(約68/10
00)となっている。
【0060】ビデオメモリ47は、VRAM(Video R
AM)から構成され、データ伸張部46により伸張され
た画像データ(ディジタルデータ)を格納するための半
導体画像メモリである。
【0061】DAC48は、ビデオメモリ47に格納さ
れた画像データの画像信号(ディジタル信号)を表示部
5によって表示可能な信号(アナログ信号)に変換して
出力するものである。なお、本実施例では、多階調表示
を行うべく前述したLCD34のデータドライバにアナ
ログデータドライバを使用しているため、DAC(D/
Aコンバータ)を必要としているが、例えば、表示部5
のデータドライバとしてディジタルデータドライバを用
いている場合には、このDAC48は不要となる。
【0062】制御回路13は、CPU(Central Proces
sing Unit)49、RAM(RandomAccess Memory)5
0、ROM(Read Only Memory)51から構成されてい
る。
【0063】CPU49は、画像送受信装置1内の各部
を制御する各種制御信号を、バスBを介して各回路に出
力するものであり、また、CPU49は、相手先の画像
送受信装置(例えば、テレビ電話装置等)から送信され
る画像データを受信し、復調回路10により復調されて
入力されると、復調された圧縮画像データをバスBから
バッファメモリ45を介してデータ伸張部46に出力す
るものである。
【0064】RAM50は、CPU49により実行され
るプログラム処理において利用されるプログラムデータ
や、圧縮した画像データ及び音声データ等を格納する半
導体メモリである。
【0065】ROM51は、画像送受信装置1内で利用
されるプログラムやデータ等を格納する半導体メモリで
ある。
【0066】キー操作部14は、前述した映像オン・オ
フスイッチ26、映像切替スイッチ27、画像取込スイ
ッチ28等の各種操作キースイッチから構成されてお
り、キースイッチの押下により当該キースイッチに対応
する処理がCPU49により実行される。
【0067】バスBは、変調回路7、復調回路10、画
像圧縮回路11、画像伸張回路12、制御回路13、キ
ー操作部14をそれぞれ接続する共通の信号路であり、
番地を指示するためのアドレスバスと、データを転送す
るためのデータバスとから構成されている。
【0068】本実施例で取り扱う画像データは、1画面
が110×160画素で4096色(12ビット)のカ
ラー画像データであり、1画面分の画像データ量は11
0×279×12=211200ビット(約25.8キ
ロバイト)となる。これを画像圧縮処理により約68/
1000にデータを一括して圧縮して14400ビット
の画像データとし、この14400ビットを1秒間に1
200ビットずつ伝送し、すなわち、12秒(=144
00÷1200)に1コマの割合で間欠静止画像を伝送
する。
【0069】したがって、実際に1秒間に伝送されるデ
ータは、211200ビットを12で割って求められる
17600ビット(約2.15キロバイト)の画像デー
タであり、この17600ビットの画像データが約68
/1000に圧縮されて1200ビットの画像データを
含む映像符号としている。
【0070】一般に液晶表示装置は、CRT等の画像表
示手段と比較して、極めて薄型で、かつ、小型・軽量化
が容易であり、また、アクティブマトリクス型のLCD
は、単純マトリクス型のLCDと比較して、きめ細かい
中間調の制御ができるとともに、高いコントラスト比が
確保でき、さらに、応答速度が速いことなどから、高画
質で多階調のカラー表示が求められる分野においては有
効なデバイスであり、特に、3端子素子であるTFTを
用いたアクティブマトリクス型LCDはCRTに匹敵す
る高画質が得られる。
【0071】本実施例では、この液晶表示装置の持つ優
れた長所をさらに生かすため、バックライトとして平面
型蛍光管(図示せず)を使用しており、より小型化を図
っている。
【0072】次に、本実施例の動作を説明する。
【0073】まず、図4に示す制御回路13による動作
について説明する。なお、制御回路13内のCPU49
の処理動作に対応するプログラムは、同じく制御回路1
3内のROM51に格納されている。
【0074】なお、本実施例における画像送受信装置1
は、テレビチューナ部4によってテレビ放送を受信し、
当該受信放送を表示部5に表示する、いわゆる、テレビ
として動作するモードと、アナログ電話一般加入者回線
から所定の画像データを送受信することにより画像デー
タ送受信装置として動作するモードとの各動作モードを
備えている。
【0075】テレビとして動作する場合、パワースイッ
チ21をオンし、チューニングボタン23を操作するこ
とにより所望のテレビ放送局からの電波に同調させ、表
示部5にテレビ映像を表示するとともに、イヤホン端子
25に接続するイヤホンから音声を聞くものであり、ボ
リュームダイヤル24によってイヤホン音量が調整さ
れ、最適な音量が設定される。
【0076】なお、テレビ放送受信の際に音声だけを聞
きたい場合は、映像オン・オフスイッチ26を押すこと
により、表示部5によるテレビ映像の表示はオフされ
る。
【0077】画像データ送受信装置として動作する場
合、まず、映像切替スイッチ27を押下することにより
動作モードを変更し、図5に示すように、通話中の電話
機における受話器101の送話口に、装置本体2の背面
側に形成された遮音壁8aを押し当てるとともに、通話
中の電話機における受話器101の受話口に、アタッチ
メント2aの背面側に形成された遮音壁9aを押し当て
ることにより、スピーカ部8による音声データの出力待
機状態、及び、マイク部9による音声データの入力待機
状態とする。
【0078】以下、画像データの送信処理と受信処理と
を分けてそれぞれ説明する。
【0079】(送信処理)音声データの出力待機状態
で、カメラ部6から取り込まれた画像データは、ADC
41を介してビデオメモリ42に格納され、ビデオメモ
リ42に格納された画像データはデータ圧縮部43によ
り圧縮されてバッファメモリ44に蓄えられる。
【0080】そして、CPU49の指令に基づいてバッ
ファメモリ30に格納された圧縮画像データがバスBに
出力され、バスBを介して変調回路7内のバッファメモ
リ37に一旦蓄えられる。
【0081】次に、データ変調部38は、書き込まれた
圧縮画像データをバッファメモリ37から順次読み出す
とともに、読み出した圧縮画像データを変調し、変調さ
れた圧縮画像データがスピーカ部8より音声データとし
て出力され、通信回線(この場合、アナログ一般加入者
回線)を介して通信相手に伝送される。
【0082】一方、ビデオメモリ42に書き込まれた画
像データ(ディジタルデータ)は、ビデオメモリ47に
も書き込まれる。
【0083】そして、ビデオメモリ47に格納された画
像データはDAC48によってD/A変換されてDD3
3に出力され、DD33によってLCD34に画像デー
タが表示される。
【0084】ここで、映像切替スイッチ27が押下され
ると、LCD34に表示する映像として、テレビ放送の
受信画面の表示が行われ、再度押下すると、アナログ電
話一般加入者回線を介して送信される画像データの表示
が行われる。以上の切り換え表示は、映像切替スイッチ
27が押下される度に交互に行われる。
【0085】さらに、通話の最中にLCD34に表示さ
れる自画像(送信画像)を記録したい場合、オペレータ
により画像取込スイッチ28が押下されることにより、
バッファメモリ44に蓄えられた画像データがRAM5
0に格納される。
【0086】この場合、前述の送信処理で説明したよう
に、圧縮された1画面分の画像データのデータ量は約2
5.8キロバイトであるからRAM50の画像データ格
納領域が256キロバイトあれば、画像データを約10
画面分格納することができる。
【0087】なお、通信中に、通信回線の状態が悪化
し、伝送する画像品位が著しく低下するような場合に
は、伝送する画像データに基づいてCPU49の判断に
より、自動的に画像データ送信を停止するようにしても
よい。
【0088】(受信処理)音声データの入力待機状態
で、アナログ電話一般加入者回線を介して通信相手よ
り、音声データに変調された圧縮画像データが伝送され
てくると、マイク部9から入力される音声信号がデータ
復調部39によって復調され、バッファメモリ40に蓄
えられる。
【0089】そして、CPU49の指令に基づいてバッ
ファメモリ40に格納された圧縮画像データがバスBに
出力され、バスBを介して画像伸張回路12内のバッフ
ァメモリ45に一旦蓄えられる。
【0090】次に、データ伸張部46は、書き込まれた
圧縮画像データをバッファメモリ45から順次読み出す
とともに、読み出した圧縮画像データを伸張し、伸張し
た画像データをビデオメモリ47に書き込む。
【0091】そして、ビデオメモリ47に書き込まれた
画像データ(ディジタルデータ)は、DAC48によっ
てD/A変換され、DD33に出力され、DD33によ
りLCD34に画像データが表示される。
【0092】ここで、映像切替スイッチ27が押下され
ると、LCD34に表示する映像として、テレビ放送の
受信画面の表示が行われ、再度押下すると、アナログ電
話一般加入者回線を介して送られてくる画像データの表
示が行われる。以上の切り換え表示は、映像切替スイッ
チ27が押下される度に交互に行われる。
【0093】さらに、通話の最中にLCD34に表示さ
れる相手画像(受信画像)を記録したい場合、オペレー
タにより画像取込スイッチ28が押下されることによ
り、バッファメモリ45に蓄えられた画像データがRA
M50に格納される。
【0094】この場合、前述の送信処理で説明したよう
に、圧縮された1画面分の画像データのデータ量は約2
5.8キロバイトであるからRAM50の画像データ格
納領域が256キロバイトあれば、画像データを約10
画面分格納することができる。
【0095】なお、通信中に、通信回線の状態が悪化
し、伝送される画像品位が著しく低下するような場合に
は、伝送される画像データに基づいてCPU49の判断
により、自動的に画像データ受信を停止するようにして
もよい。
【0096】すなわち、本実施例では、通信回線を介し
て伝送される圧縮画像データのデータ伝送速度(120
0bps)に基づいて、LCD34によって表示される
1画面分の画像データ(211200ビット)が12秒
間に1画面分の割合で伝送されることにより、アナログ
一般加入者回線での高品位な画像が伝送される。つま
り、LCD34の画面サイズが1.4インチで、1画面
が110×160画素×12ビット(4096色)=2
11200ビットのデータを有するため、12秒に1コ
マの割合で画像データの伝送を行っているが、画面サイ
ズの変更に伴う1画面の画素数及び色数(階調数)の増
減に伴い、1画面分の画像データを伝送する時間は変更
される。
【0097】具体的には、例えば、4096色で画像デ
ータを伝送するモードを通常モードとし、同画素数(1
10×160画素)で65536色(16ビット)の表
示を行うモードを高画質モードとする場合、高画質モー
ドで画像データを伝送するときには、1画面分の画像デ
ータ量は110×160×16=281600ビット
(約34.4キロバイト)となり、画像圧縮処理により
約68/1000にデータが圧縮されることによって1
9200ビットの画像データとされ、この19200ビ
ットを1秒に伝送できるビット数(1200ビット)で
割った時間(すなわち、19200÷1200=16
秒)に1コマの割合で間欠静止画像が伝送される。
【0098】図6〜図8は本発明に係る画像送受信装置
の他の実施例を示す図である。
【0099】まず、構成を説明する。図6は、他の実施
例の画像送受信装置の正面方向から見た外観図であり、
図7は、他の実施例の画像送受信装置の背面方向から見
た外観図である。
【0100】なお、図1に示すブロック図と同一部分に
は、同一符号を付し、以下では、通信回線としてアナロ
グ電話一般加入者回線を使用する場合について説明す
る。
【0101】本実施例の画像送受信装置1は、図6に示
すように、前述の一実施例におけるアタッチメント2a
を省略して装置本体2と電源部3とを直接装着し、装置
本体2に音声入力端子Ainを設けるとともに、図7に
示すように、音声入力端子Ainにマイク部9として電
気信号線によって接続される送話用小型マイクであるテ
レホンピックアップマイク61を設けたものである。
【0102】テレホンピックアップマイク61は、マイ
ク本体62と、面状係合部を有するベルト部63とから
なり、図8に示すように、通話中の電話機における受話
器101の送話口に、装置本体2の背面側に形成された
遮音壁8aを押し当てるとともに、通話中の電話機にお
ける受話器101の受話口に、テレホンピックアップマ
イク61のマイク本体62を押し当てた状態でベルト部
63で固定することにより、スピーカ部8による音声デ
ータの出力待機状態、及び、マイク部9による音声デー
タの入力待機状態とする。
【0103】以下の動作は前述の一実施例と同様であ
る。
【0104】すなわち、本実施例では、電話機における
送話口と受話口との距離にかかわらず、目的位置に確実
にスピーカ部8及びマイク部9を固定することができ、
アタッチメント2aを排することにより、前述の一実施
例と比較して、より小型化することができる。
【0105】以上説明したように、本実施例では、スピ
ーカ部8及びマイク部9から音声信号により通信回線を
介して画像データの送受信をすることができる。
【0106】また、従来の装置では、送られたきた画像
を記録するためには、記録するために別の記録装置(例
えば、オーディオカセットテープレコーダ等)を必要と
していたが、本実施例では、大容量のRAM50を搭載
することにより通話の最中に画像を記録したい場合、画
像取込スイッチ28の押下により容易に好みの画像を保
存できる。この場合、RAM50の代わりに、図9に示
すように、不揮発性のフラッシュメモリ等から構成され
るメモリカード71を用いても良く、受信した画像をメ
モリカード71内に保存することにより、メモリカード
71の交換により複数の画像を保存しておくことができ
る。
【0107】この場合、複数の画像データが格納された
メモリカード71は、例えば、図10に示すようなビデ
オプリンタ81に装着することにより、その格納された
画像データをプリントアウトすることができる。
【0108】図10は、ビデオプリンタ81の一例を示
す外観図である。なお、図10中、82はメモリカード
71を装着するスロット、83は電源スイッチ、84は
各種操作スイッチであり、このビデオプリンタ81は、
色の三原色であるR,G,Bに対して各8ビット256
階調(1677万色)の出力を行う昇華型熱転写カラー
プリンタである。
【0109】さらに、従来の装置は、一般に、据え置き
型を前提として作られており、一度設置したら他の場所
に移動して使うことは不可能であったが、本実施例で
は、近時における液晶表示装置の高画質化により、表示
装置として従来のCRTに代わってカラーTFT型液晶
表示装置を採用することで、消費電力を少なくするとと
もに、装置の小型・軽量化を図ることが可能となってい
る。この場合、液晶表示装置に用いられるバックライト
に、小型の平面型蛍光管が用いられることにより、LC
D34部分をさらに薄型化でき、大幅に小型・軽量化が
できる。
【0110】そして、チューナ31からの入力信号をバ
ッファメモリ45に出力するADC32に映像入力端子
として、コンポジットビデオ入出力端子やアナログ/デ
ィジタルRGB入出力端子等を設けることによりビデオ
カセットレコーダ(VCR)やレーザーディスクプレー
ヤ(LDP)を含む映像機器、または、コンピュータ等
と接続することも可能となり、例えば、映像出力端子を
有するビデオカセットレコーダ等を接続することにより
表示部5にビデオ画像を表示することも可能である。
【0111】なお、画像データの圧縮方式としては、本
実施例におけるJPEGアルゴリズムに限らず、例え
ば、ブロック符号化方式、予測符号化方式、直交変換符
号化方式等であっても構わない。
【0112】また、前述した一実施例において、装置本
体2側にスピーカ部8を形成するとともに、アタッチメ
ント2a側にマイク部9を形成したものを例としている
が、装置本体2側にマイク部9を形成するとともに、ア
タッチメント2a側にスピーカ部8を形成したものであ
ったもよいことは言うまでもない。
【0113】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1記載の発明で
は、カメラ部によって取り込まれた画像データを変調回
路によって音声信号に変調し、スピーカ部により音声デ
ータとして出力する。また、音声信号に変調された画像
データをマイク部によって取り込み、この取り込まれた
画像データを復調回路によって復調するとともに、復調
された画像データを液晶表示部に表示することで、通信
回線を介して画像データを送受信することができる。
【0114】この場合、請求項2記載の発明のように、
前記カメラ部によって取り込まれた画像データを圧縮す
る画像圧縮回路と、前記マイク部によって取り込まれた
画像データを伸張する画像伸張回路とを備え、前記変調
回路は、該画像圧縮回路により圧縮された圧縮画像デー
タを音声信号に変調することで、送受信の対象となる画
像データとして圧縮された圧縮画像データを利用できる
ため、効率良くデータ伝送ができる。
【0115】そして、請求項3記載の発明のように、装
置本体を構成する筐体に、液晶表示部とカメラ部とスピ
ーカ部とを一体的に形成するとともに、装置本体を構成
する筐体に着脱自在に設けられた第二筐体にマイク部を
一体的に形成することで、装置全体を小型化することが
でき、また、請求項4記載の発明のように、装置本体を
構成する筐体に、液晶表示部とカメラ部とマイク部とを
一体的に形成するとともに、装置本体を構成する筐体に
着脱自在に設けられた第二筐体にスピーカ部を一体的に
形成することでも、装置全体を小型化することができ
る。
【0116】また、請求項5記載の発明のように、装置
本体を構成する筐体に、液晶表示部とカメラ部とスピー
カ部とを一体的に形成するとともに、装置本体を構成す
る筐体から信号線によって接続される送話用小型マイク
を設けることで、さらに装置全体を小型化することがで
きる。
【0117】さらに、請求項6記載の発明のように、カ
メラ部により取り込まれた画像データ、あるいは、マイ
ク部より取り込まれた画像データを筐体内に着脱可能な
メモリカードに格納することにで、複数の画像データを
容易に格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像送受信装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図2】一実施例における画像送受信装置の正面方向か
ら見た外観斜視図である。
【図3】一実施例における画像送受信装置の背面方向か
ら見た外観斜視図である。
【図4】一実施例における画像送受信装置の要部構成を
示すブロック図である。
【図5】一実施例における画像送受信装置の動作例を説
明するための図である。
【図6】他の実施例における画像送受信装置の正面方向
から見た外観斜視図である。
【図7】他の実施例における画像送受信装置の背面方向
から見た外観斜視図である。
【図8】他の実施例における画像送受信装置の動作例を
説明するための図である。
【図9】さらに他の実施例の構成を示す外観斜視図であ
る。
【図10】ビデオプリンタの一例を示す外観図である。
【符号の説明】
1 画像送受信装置 2 装置本体 2a アタッチメント 2b 蛇腹部 3 電源部 4 テレビチューナ部 5 液晶表示部 6 カメラ部 7 変調回路 8 スピーカ部 8a 遮音壁 8b スピーカ穴 9 マイク部 9a 遮音壁 9b マイク穴 10 復調回路 11 画像圧縮回路 12 画像伸張回路 13 制御回路 14 キー操作部 21 パワースイッチ 22 パワーインジケータ 23 チューニングボタン 24 ボリュームダイヤル 25 イヤホン端子 26 映像オン・オフスイッチ 27 映像切替スイッチ 28 画像取込スイッチ 31 チューナ 32 ADC 33 DD 34 LCD 35 レンズ 36 CCD 37 バッファメモリ 38 データ変調部 39 データ復調部 40 バッファメモリ 41 ADC 42 ビデオメモリ 43 データ圧縮部 44 バッファメモリ 45 バッファメモリ 46 データ伸張部 47 ビデオメモリ 48 DAC 49 CPU 50 RAM 51 ROM 61 テレホンピックアップマイク 62 マイク本体 63 ベルト部 71 メモリカード 81 ビデオプリンタ 82 スロット 83 電源スイッチ 84 各種操作スイッチ B バス IN 映像入力端子 OUT 映像出力端子 Ain 音声入力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビチューナ部と、 該テレビチューナ部により受信される受信映像を表示す
    る表示部と、 被写体画像を画像データとして取り込むカメラ部と、 該カメラ部により取り込まれた画像データを所定の音声
    信号に変調する変調回路と、 該変調回路により音声信号に変調された所定の画像デー
    タを音声データとして出力するスピーカ部と、 音声信号に変調された所定の画像データを音声データと
    して取り込むマイク部と、 該マイク部により入力される音声データを元の画像デー
    タに復調する復調回路と、 該復調回路により復調された画像データを前記液晶表示
    部に表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする画像送受信装置。
  2. 【請求項2】前記カメラ部によって取り込まれた画像デ
    ータを圧縮する画像圧縮回路と、 前記復調回路によって復調された画像データを伸張する
    画像伸張回路と、 を備え、 前記変調回路は、前記画像圧縮回路により圧縮された圧
    縮画像データを音声信号に変調することを特徴とする請
    求項1記載の画像送受信装置。
  3. 【請求項3】前記液晶表示部と前記カメラ部と前記スピ
    ーカ部とは、前記装置本体を構成する筐体に一体的に形
    成され、前記マイク部は、前記装置本体を構成する筐体
    に着脱自在に設けられる第二筐体に一体的に形成される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像送受信装
    置。
  4. 【請求項4】前記液晶表示部と前記カメラ部と前記マイ
    ク部とは、前記装置本体を構成する筐体に一体的に形成
    され、前記スピーカ部は、前記装置本体を構成する筐体
    に着脱自在に設けられる第二筐体に一体的に形成される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像送受信装
    置。
  5. 【請求項5】前記液晶表示部と前記カメラ部と前記スピ
    ーカ部とは、前記装置本体を構成する筐体に一体的に形
    成され、前記マイク部は、該装置本体を構成する筐体か
    ら信号線によって接続される送話用小型マイクであるこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の画像送受信
    装置。
  6. 【請求項6】前記カメラ部より取り込まれた画像デー
    タ、あるいは、前記マイク部より取り込まれた画像デー
    タは、前記筐体内に着脱可能なメモリカードに格納する
    ことを特徴とする請求項4または5記載の画像送受信装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049362A1 (en) * 2000-12-12 2002-06-20 Nec Corporation Broadcast viewing method, broadcast transmitting server, mobile terminal, and multi-location calling/broadcast control viewing apparatus

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WO2002049362A1 (en) * 2000-12-12 2002-06-20 Nec Corporation Broadcast viewing method, broadcast transmitting server, mobile terminal, and multi-location calling/broadcast control viewing apparatus

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