JPH08195943A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JPH08195943A
JPH08195943A JP7156212A JP15621295A JPH08195943A JP H08195943 A JPH08195943 A JP H08195943A JP 7156212 A JP7156212 A JP 7156212A JP 15621295 A JP15621295 A JP 15621295A JP H08195943 A JPH08195943 A JP H08195943A
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image
videophone
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data
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JP7156212A
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English (en)
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Yuichiro Irie
雄一郎 入江
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】意図せずにテレビ電話の接続が断たれてしまっ
た場合にこれを表示画面上で報知し、また接続が断たれ
てしまったテレビ電話を容易に再接続する。 【構成】アナログ電話回線を介して相手先からの画像及
び音声情報を受信したとき、この情報を表示手段によっ
て表示する。そしてテレビ電話による画像及び音声情報
の送受信中に、CPU71は相手先のテレビ電話装置の
ストップキーが押されたかあるいは受話器が切られたか
否かを監視する。そして、ストップキーが押されたかあ
るいは受話器が切られた場合は表示手段による表示を他
の表示形態に切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にテレビ電話の接続
中にテレビ電話の接続が切断された場合の処理に特徴を
有するテレビ電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高度情報化社会の発達に伴い、大
容量の各種情報を高速に伝送する通信媒体に対する需要
が増し、これに対応すべく1988年にTTC(Tel
ecommunication Technology
Comittee:(社)電信電話技術委員会)の標
準通信方式として、JJ−40.10「アナログ電話帯
域静止画像通信方式」が制定され、これによりアナログ
通信回線を介して白黒静止画像を相互にやり取りするこ
とが可能となった。その後、1989年にTTCの標準
通信方式が改定され、白黒の画像データのみならず、カ
ラーの画像データを授受することも可能となり、これら
のTTCの標準通信方式に沿ったテレビ電話装置が種々
開発されている。
【0003】テレビ電話装置は、接続する通信網の種類
と画像及び音声の伝送機能の種類によって、例えば、ア
ナログ公衆回線に接続して白黒静止画像やカラー静止画
像を伝送するもの、また、カラー動画像を伝送するもの
等があり、音声による説明だけでは相手に伝わりにくい
情報を見せて伝達することができるというメリットや、
相手の表情を見ながら通話が行なえるというメリット等
があることから普及が有望視されている。
【0004】この様なアナログ公衆回線に接続して白黒
静止画像を伝送する静止画テレビ電話装置では、画像デ
ータを圧縮することなく、そのまま伝送する方式を採っ
ており、例えば1画面が100×160画素で64階調
(6bit)の白黒画像データを取り扱う場合、100
×160×6=96,000ビットのデータを約874
0bps(Bit Per Second)程度の伝送
速度で伝送していたため、1画面分の画像データの伝送
に約11秒の時間を要していた。
【0005】このように、画像データは情報量が多く、
そのままの形で処理するにはメモリ容量、通信速度等の
関係から実用的ではない。そこで、伝送する画像データ
及び音声データを、例えば、1/20から1/100程
度に圧縮して伝送することにより、アナログ電話帯域を
利用して2〜10枚/秒程度のカラー動画像の送信・受
信を可能とした動画テレビ電話装置がある。
【0006】画像データの圧縮伝送は、極めて多量のデ
ータを伝送するため、多少の伝送遅れが発生しても、通
話の進行に対する影響が余り大きくないので、可変長符
号化(例えばCCITT勧告H.261に基づく可変長
符号化方式等)が一般に使われている。
【0007】一方、音声データの圧縮伝送では、音声デ
ータをデジタル化することにより、平均生成ビット長を
圧縮することができるが、一般に最大ビット長が保証さ
れないエントロピー圧縮(例えば、ハフマン符号化等)
を音声信号に適用することは、エントロピー圧縮により
音声信号が長いビット長に生成されてしまった場合、音
声信号に大きな伝送遅れが発生し、通話の進行に対する
影響が大きいため、固定ビット長で符号化され、伝送さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな画像及び音声データの圧縮方式を使用したテレビ電
話装置においては、回線を接続して画像及び音声の送受
信を行なっている時に、回線の状態が悪化してテレビ電
話の接続が維持できなくなる場合、あるいは相手先で意
に反してテレビ電話モードの解除を指示するストップキ
ーを操作したり、受話器をオンフックして通話を切断し
てしまう場合などがあり得る。
【0009】このような場合、自分の側では、状況が理
解できないままに突然テレビ電話による通話が切断され
てしまうこととなるとともに、さらにテレビ電話を継続
したい際には、あらためて電話をかけ直さなくてはなら
なかった。
【0010】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、意図せずにテレビ
電話の接続が断たれてしまった場合にこれを表示画面上
で報知し、また接続が断たれてしまったテレビ電話を容
易且つ確実に違和感なく再接続することが可能なテレビ
電話装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、 (1) 通信回線を介して相手先と画像データ及び音声
データの送受信を行ない、表示画面に自分及び相手先の
画像を表示するテレビ電話装置において、回線接続状態
の変化を検出する検出手段と、この検出手段が回線接続
状態の変化を検出したとき、上記表示画面を所定の表示
形態に切換える表示制御手段とを備えるようにしたもの
である。
【0012】(2) 上記(1)項において、上記表示
制御手段は、上記表示画面の相手先の画像表示領域を所
定の表示形態で表示するようにしたものである。 (3) 上記(1)項において、上記表示制御手段は、
上記検出手段が回線接続状態の変化を検出する直前の相
手先の画像を上記表示画面に静止画表示させるようにし
たものである。
【0013】(4) 上記(1)項において、上記検出
手段が回線接続状態の変化を検出した後、通信回線は接
続したままテレビ電話の接続状態を停止し、且つ、テレ
ビ電話の再接続を可能とする再接続手段をさらに備える
ようにしたものである。
【0014】(5) 通信回線を介して第1の転送レー
トで相手先と画像データの送受信を行ない、表示画面に
自分及び相手先の画像を表示するテレビ電話装置におい
て、回線接続状態の変化を検出する検出手段と、この検
出手段が回線接続状態の変化を検出したとき、通信回線
は接続したままテレビ電話の接続状態を停止し、且つ、
上記第1の転送レートよりも低い転送レートでテレビ電
話の再接続を可能とする再接続手段とを備えるようにし
たものである。
【0015】(6) 上記(1)項または(5)項にお
いて、上記検出手段は、相手先のテレビ電話モード解除
を検出するようにしたものである。 (7) 上記(1)項または(5)項において、上記検
出手段は、相手先のオンフックを検出するようにしたも
のである。
【0016】(8) 上記(1)項または(5)項にお
いて、上記検出手段は、通信回線の回線状態の悪化を検
出するようにしたものである。 (9) 上記(5)項において、上記再接続手段は、上
記表示画面に再接続可能である旨を表示する表示制御手
段をさらに有するようにしたものである。
【0017】
【作用】上記(1)項に記載した構成によれば、検出手
段が回線接続状態の変化を検出すると、表示制御手段に
より表示画面を予め定められた所定の表示形態に切換え
るようになるため、意図せずにテレビ電話の接続が断た
れてしまった場合にこれを表示画面上で報知することが
できる。
【0018】上記(2)項に記載した構成によれば、上
記(1)項の作用に加えて、表示制御手段が表示画面の
相手先の画像表示領域を所定の表示形態で表示するよう
になるため、特に相手先の誤操作等で意図せずにテレビ
電話の接続が断たれてしまった場合にこれを表示画面上
で報知することができる。
【0019】上記(3)項に記載した構成によれば、上
記(1)項の作用に加えて、上記表示制御手段は上記検
出手段が回線接続状態の変化を検出する直前の相手先の
画像を上記表示画面に静止画表示させるようにしたた
め、テレビ電話を再接続した際の中断時の違和感を軽減
することができる。
【0020】上記(4)項に記載した構成によれば、上
記(1)項の作用に加えて、上記検出手段が回線接続状
態の変化を検出した後、通信回線は接続したままテレビ
電話の接続状態を停止し、且つ、テレビ電話の再接続を
可能とする再接続手段をさらに備えるようにしたため、
意図せずにテレビ電話の接続が断たれてしまった場合で
も容易に再接続して通話を続行することができる。
【0021】上記(5)項に記載した構成によれば、検
出手段が回線接続状態の変化を検出した際に、再接続手
段により通信回線を接続したままテレビ電話の接続状態
を停止し、且つ、上記第1の転送レートよりも低い転送
レートでテレビ電話を再接続するようにしたため、伝送
レートを下げてネゴシエーションすることで回線状態が
悪化してもテレビ電話の再接続を行なうことができる。
【0022】上記(6)項に記載した構成によれば、上
記(1)項または(5)項の作用に加えて、上記検出手
段が相手先のテレビ電話モード解除を検出するようにし
たため、特に相手先の誤操作によりテレビ電話モードが
解除されてしまった場合でもこれを表示画面上で報知
し、あるいは再接続することができる。
【0023】上記(7)項に記載した構成によれば、上
記(1)項または(5)項の作用に加えて、上記検出手
段が相手先のオンフックを検出するようにしたため、回
線が切断されてしまった場合にこれを表示画面上で報知
し、あるいは再接続に移行することができる。
【0024】上記(8)項に記載した構成によれば、上
記(1)項または(5)項の作用に加えて、上記検出手
段が通信回線の回線状態の悪化を検出するようにしたた
め、回線状態が悪化した場合にこれを表示画面上で報知
し、あるいは伝送レートを下げて接続を可能とした状態
で再接続することができる。
【0025】上記(9)項に記載した構成によれば、上
記(5)項の作用に加えて、上記再接続手段が上記表示
画面に再接続可能である旨を表示する表示制御手段をさ
らに有するようにしたため、表示により操作を促して速
やかに再接続に移行させることができる。
【0026】
【実施例】
(第1実施例)以下、図1乃至図11を参照して本発明
の第1実施例を詳細に説明する。ここでは、通信回線と
してアナログ電話一般加入者回線を使用する場合につい
て説明する。
【0027】まず、本実施例の構成を説明する。図2は
本発明が適用されるテレビ電話装置と既存の電話機、テ
レビ、通信回線との接続について説明するための図であ
る。図2(a)はテレビ電話接続前の状態を示してお
り、電話機の親機500が接続ケーブル400を介して
電話回線300に接続されている。同図(a)におい
て、200は接続前のテレビ受像機であり、600は上
記親機500と通信を行なう電話機の子機である。
【0028】図2(b)はテレビ電話接続後の状態を示
す図であり、電話機(親機)500に接続していた接続
ケーブル400を本実施例のテレビ電話装置100の電
話回線接続端子に接続し、接続ケーブル202を介して
テレビ電話装置100の電話機接続端子に電話機(親
機)500を接続している。さらに、AVコード201
を介してテレビ電話装置100の映像・音声出力端子に
テレビ受像機200を接続している。また、図示しない
がテレビ電話装置100の電源入力端子にはACコード
が接続されて電力が供給される。
【0029】このような接続状態において、テレビ電話
装置100の本体背面に設けられる図示しない主電源ス
イッチをオンにすると、イニシャライズを実行して接続
完了となる。
【0030】図2(c)はテレビ電話装置100をテレ
ビ受像機200と上記親機500及び子機600からな
る電話機700とに接続して、相手先のテレビ電話装置
と一般アナログ公衆回線(PSTN)800を介して画
像及び音声情報の送受信を行なう場合の基本構成図であ
る。
【0031】図1は、本テレビ電話装置100の概略構
成を示すブロック図である。本テレビ電話装置100
は、カメラ部1、ビデオ回路部2、ビデオ処理部3、ビ
デオ表示部4、NCU部5、音声処理部6、監視手段と
切換手段を構成するCPU部7、モデム部8、キー・L
ED9とリモコン10より構成される。
【0032】カメラ部1は、本テレビ電話装置の画像取
込のためのブロックで、レンズ11、CCD(Char
ge Coupled Device)12、このCC
D12を駆動するためのドライバ13、A/D変換器、
D/A変換器、フィルタ等からなるアナログLSI1
4、及び色処理のためのDSP(Digital Si
gnal Processor)15とにより構成され
る。
【0033】レンズ11は、本テレビ電話装置100に
設けられた、ガラスまたはプラスチックからなる光学レ
ンズである。CCD12はレンズ11によって結像され
た光の強度に基づいて電気信号を発生するもので、この
発生した電気信号はドライバ13で増幅された後にアナ
ログLSI14でA/D変換される。A/D変換された
デジタル画像データは、DSP15により色処理を施さ
れ、再びアナログLSI14によりD/A変換されてビ
デオ信号としてビデオ回路部2へと出力される。
【0034】ビデオ回路部2は、同期分離、フィルタリ
ング等の処理を行なうディスクリート回路であり、入力
として、カメラ部1からと画像入力端子からの入力とが
あり、後述するリモコン10からの制御により、これら
2つの入力の切換えを行なう。ビデオ回路部2により、
入力処理されたビデオ信号は、ビデオ処理部3の入力信
号となる。
【0035】ビデオ処理部3は、A/D変換器、D/A
変換器、PLL回路、フィルタ回路等からなるアナログ
LSI31、画像入力制御回路32、RAM33、及び
画像圧縮・伸張回路34から構成される。
【0036】上記ビデオ回路部2により同期分離された
輝度及び色差信号は、各々アナログLSI31によりA
/D変換され、デジタルデータとして、画像入力制御回
路32の制御に従って各々RAM33に一時記憶され
る。RAM33に一時記憶された入力画像データは、後
述するCPU部7からの命令により、画像入力制御回路
32の制御の下にRAM33から順次読出され、画像圧
縮・伸張回路34に送出される。
【0037】画像圧縮・伸張回路34は、入力画像を所
定の符号化方式、すなわち取扱う画像の種類(この場
合、静止画)に応じた、例えばJPEG(Joint
Photographic Experts Grou
p)アルゴリズムにより8×8画素ブロック毎のDCT
(Discrete Cosine Transfor
m:離散コサイン変換)、量子化、ハフマン符号化によ
り、圧縮・符号化処理を実行し、処理後のデータを順
次、RAM33に書込んでいく。
【0038】また、画像圧縮・伸張回路34は、圧縮・
符号化された画像データを復号化、伸張する機能を有
し、画像圧縮・量子化、符号化されたデータをRAM3
3から順次読出し、復号化、逆量子化、伸張処理を行な
い、順次RAM33に書込んでいく。したがって、RA
M33には入力画像データ、圧縮画像データ、伸張画像
データが記憶されるもので、各々の領域を画像入力制御
回路32がコントロールしている。
【0039】ビデオ表示部4は、表示制御回路41、R
AM42、及びOSDC(On Screen Dis
play Controller)43より構成されて
いる。
【0040】表示制御回路41は、後述するCPU部7
からの命令により、RAM33に一時記憶されている入
力画像または伸張画像をRAM42に順次転送し、これ
らの画像を表示仕様に応じて補間、間引きを行なうこと
で出力画像信号を作成し、RAM42に一時記憶させ
る。
【0041】一方、CPU部7からの命令により表示制
御回路41はまた、OSDC43に内蔵されている文字
ROMから文字パターンデータを読出し、RAM42に
一時記憶された出力画像信号と合成して、アナログLS
I31に送出する。アナログLSI31はこのデジタル
信号をD/A変換し、ビデオ出力信号として画像出力端
子に出力する。
【0042】NCU部5は、電話回線300と電話機7
00とを切換えるための制御と、モデム部インタフェー
ス、及び電話機700への音声出力信号を同時に外部出
力するための回路、電話機700からの音声入力信号と
外部音声入力、マイク入力信号を合成するための回路等
からなるディスクリート回路である。
【0043】電話機700からの音声入力信号、外部か
らの音声入力信号、外部マイク入力端子からの音声入力
信号は、このNCU部5で合成されて後述する音声処理
部6へ送られる。逆に音声処理部6からの出力信号は、
電話機700及び音声出力端子28へ出力される。
【0044】音声処理部6は、CODEC61、RAM
62、及び音声圧縮・伸張回路63よりなる。CODE
C61は、フィルタ、A/D変換器、D/A変換器より
構成されており、上記NCU部5からの音声信号(アナ
ログ信号)をA/D変換してデジタル化した後に順次R
AM62に一時記憶する。
【0045】音声圧縮・伸張回路63は、RAM62に
一時記憶されたデジタル音声データを、例えばCELP
(Code−Excited Linear Pred
iction)アルゴリズムにより一定時間の入力デー
タに対して、分析する手段と、分析されたパラメータに
より波形合成する手段と、入力波形及び合成波形の誤差
算出手段等による所定の符号化方式によって圧縮・符号
化処理を実行し、その圧縮音声データをRAM62に一
時記憶する。
【0046】逆に圧縮・符号化されてRAM62に記憶
された圧縮音声データは、音声圧縮・伸張回路63によ
り復号化、伸張処理をされ順次CODEC61によりD
/A変換されて、NCU部5を通り、電話機700への
音声出力または音声出力端子28への出力信号となる。
【0047】CPU部7は、CPU71、RAM72、
及びGA(Gate Array)73により構成され
る。CPU71は、本テレビ電話装置内の各部を制御す
る各種制御信号をバスを介して各部に出力するととも
に、接続される通信回線の接続に応じた通信制御プログ
ラムを実行するものである。
【0048】すなわち、CPU71は、カメラ部1また
は外部映像入力端子より入力された画像が圧縮・符号化
されてRAM33に一時記憶されている画像圧縮データ
と、電話機700または外部音声入力端子、マイク入力
端子からの音声信号が圧縮・符号化されてRAM62に
一時記憶されている音声圧縮データとを多重化して画像
・音声圧縮データとしてバスを介して後述するモデム部
8に出力する。
【0049】逆にCPU71は、相手先のテレビ電話装
置から多重化して送信される画像・音声データを受信
し、後述するモデム部8により復調されて入力される
と、この復調された画像・音声データを分離処理し、圧
縮画像データをバスを介してRAM33に出力するとと
もに、圧縮音声データをバスを介してRAM62に出力
する。
【0050】RAM72は、CPU71により実行され
るプログラム処理において利用されるプログラムデータ
や、圧縮した画像及び音声データ等を格納する半導体メ
モリである。GA73は、CPU71周辺のランダムロ
ジックをまとめたもので、例えば、本テレビ電話装置1
00を制御する上記リモコン10からの入力信号を取込
む取込回路を有する。
【0051】モデム部8は、変調、復調の制御を行なう
DSP81、A/D変換器、D/A変換器、フィルタ及
び上記NCU部5の制御とCPU I/Fを行なうAF
E(Analog Front End)82、ROM
83、及びRAM84とよりなる。
【0052】DSP81及びAFE82は、CPU71
より送られてくる多重化された画像・音声圧縮データを
電話回線300で伝送可能な伝送信号(アナログ信号)
に変換して送信する変調器(モジュレータ:Modul
ator)としての機能と、逆に電話回線300を介し
て送られてきた伝送信号(アナログ信号)を再びCPU
71で解読可能なデジタル信号に戻す復調器(デモジュ
レータ:demodulator)としての機能とを備
えたものであり、NCU部5を備えることによって一般
加入者回線での使用が可能となっている。
【0053】ROM83はDSP81で利用するプログ
ラムやデータ等を格納する半導体メモリである。RAM
84は、DSP81で実行するプログラムをROM83
よりブートして格納し、またDSP81が実行するプロ
グラム処理において利用するプログラムデータや、送受
信データ等をバッファ記憶する目的で使用する半導体メ
モリである。
【0054】また、本実施例におけるモデル部8及びN
CU部5は、アナログ公衆回線での伝送速度14,40
0bps(bit per second)が可能とな
っており、処理単位としては、画像データ、音声データ
または制御データを各パケット構成として時分割伝送を
し、1画面分の通常画像データを約3.5秒に1コマの
割合で間欠画像として伝送する。また精細画像データの
場合は、約30秒に1コマの割合で伝送する。
【0055】通常画像伝送の場合を説明する。図3に示
すように、本テレビ電話装置100では画像データ、音
声データと制御データとをパケット構成で時分割伝送を
行なっている。各々のデータにはヘッダ及びCRC(C
yclic Redundancy Check)符号
が追加されるため、実際に伝送して有効な画像データは
約7,000bps、音声データは約7,000bps
である。
【0056】すなわち、画像データとして例えば1画面
が112×128画素で4,096色(12bit)の
カラー画像データを扱う場合、1画面の画像データ量
は、112×128×12=172,032ビット(約
21.5キロバイト)となり、画像圧縮処理により約1
/7にデータ圧縮することで、24,500ビットの画
像データとし、この24,500ビットを1秒に伝送で
きるビット数(約7,000ビット)で割った時間、す
なわち24,500÷7,000=3.5秒に1コマの
割合で間欠静止画を伝送する。
【0057】したがって、実際には、172,032ビ
ットを3.5で割って求められる49,152ビットの
画像データを約1/7に圧縮して約7,000ビットの
画像データとして伝送している。
【0058】一方、音声データは12ビット、8KHz
でサンプリングしたデジタルデータとして扱い、この1
2×8,000=96,000ビットの音声データを約
1/14に圧縮して約7,000ビットの音声として伝
送している。
【0059】図3は多重化符号の構成を示す図である。
本実施例では、V.32bisモデムのため、多重化符
号を送受信双方で行なっている。次に、上記のような構
成のテレビ電話装置100の動作を説明する。
【0060】本実施例では、複数の画面状態、つまり図
4(a)乃至図4(c)に示すようなマルチ画面、フル
画面、ピクチャ・イン・ピクチャ画面(以下、PinP
画面と略す)の3種類の画面状態を持ち、テレビ電話装
置100の動作状況に応じて自動的に、あるいはリモコ
ン10のキー操作によってテレビ受像機200に切換表
示されるようになるものとする。
【0061】ここで、マルチ画面(図4(a))は、簡
易画像(4)、精細画像(2)、受信した簡易画像
(1)、受信した精細画像(3)を、テレビ画面を4分
割した領域にそれぞれ表示する画面である。簡易画像
(4)とは、通常時に相手先に送信される画像であり、
当該テレビ電話装置100の内蔵カメラまたは外部入力
の映像を左右反転表示したものである。精細画像(2)
とは、精細時に相手先に送信される画像であり、ビデオ
スルーから取込まれた精細画像やメモリ(RAM33)
に記録された精細画像を表示したものである。受信した
簡易画像(1)とは、相手先から平均3.5秒毎に送ら
れてくる簡易画像を表示したものである。受信した精細
画像(3)とは、相手先から送られてくる精細画像を表
示したものである。
【0062】また、フル画面(図4(b))は、上記マ
ルチ画面の4つの画像のうちの一つ、すなわち簡易画像
(4)、精細画像(2)、受信した簡易画像(1)、受
信した精細画像(3)のうちのいずれかをテレビ画面全
体に拡大表示したものである。
【0063】そして、PinP画面(図4(c))は、
例えば上記フル画面((3)の画面)の一部分に、例え
ばテレビ画面の1/16の大きさの子画面((1)の画
面)を追加表示したものである。その組合わせとして
は、 親:簡易画像 + 子:受信した簡易画像、 親:精細画像 + 子:簡易画像、 親:精細画像 + 子:受信した簡易画像、 親:受信した簡易画像 + 子:簡易画像、 親:受信した精細画像 + 子:簡易画像、 親:受信した精細画像 + 子:受信した簡易画像、 の6種類があるものとする。
【0064】図5は、テレビ電話装置100本体裏面に
設けられる主電源スイッチの投入により開始されるメイ
ンフローチャートである。まず、動作モードを判断する
(ステップS1)。ここで、主電源スイッチの投入時に
は、自動的に待機モードに設定されるようになってい
る。したがって、この動作モード判断においては待機モ
ードと判断され、待機モード処理を実行する(ステップ
S2)。
【0065】そして、この待機モードにおいて、テレビ
電話装置100またはリモコン10のスタート/ストッ
プキーが操作されるとローカルモードに、また電話機7
00の送受話器が使用者によって持上げられてオフフッ
ク状態になるとアナログ電話モードに動作モードが変更
される。
【0066】上記待機モード処理中にスタート/ストッ
プキーが操作されてローカルモードにセットされると、
上記ステップS1における動作モード判断によりローカ
ルモードであると判断され、ローカルモード処理が実行
される(ステップS3)。
【0067】このローカルモードは、電話機700と独
立した動作を実施するモードであり、例えば通常切られ
ているビデオ処理回路部2の電源をオンさせ、画像入力
及び画像出力を動作させて、精細画像のメモリ処理やカ
メラパラメータの設定などの各種処理をリモコン10の
キー操作に応じて行なう。
【0068】そして、このローカルモード処理中に電話
機700の送受話器が使用者により持上げられてオフフ
ック状態になると、アナログモードに動作モードが変更
される。
【0069】上記待機モード処理中またはローカルモー
ド処理中に、相手先に電話をかけるため、あるいは相手
先から電話がかかってきて、このテレビ電話装置100
の使用者により送受話器が持上げられてオフフック状態
になると、上記ステップS1における動作モード判断に
よりアナログモードであると判断され、アナログ電話モ
ード処理が実行される(ステップS4)。
【0070】すなわち、NCU部5を介して電話機70
0の信号を監視していたモデム部8が、CPU71に対
してこの状態を知らせる。CPU71は、オフフックを
検出すると、通常切られているビデオ処理回路部2の電
源をオンさせ、画像入力及び画像出力を動作させる。
【0071】このとき、テレビ受像機200の表示画面
が切換えられ、図6(a)に示すように自画像が1/1
6の小画面としてPinP表示される。ここで、相手先
に電話をかける場合には、使用者が相手先の電話番号を
ダイヤルして回線を接続することになる。そして、相手
先と通話し、テレビ電話を開始する場合には、本テレビ
電話装置100の前面に付いているスタート/ストップ
キーまたは、リモコンのスタート/ストップキーを自分
と相手先の双方が押す。これにより、動作モードがネゴ
シエイションモードに変更される。
【0072】また、テレビ受像機200の表示画面で
は、図6(b)に示すように左上に「接続中」の文字が
表示されるとともに、上記図6(a)で小画面としてP
inP表示していた自画像の簡易画像がマルチ画面で右
下1/4の領域に表示される。
【0073】上記アナログ電話モード処理中に、スター
ト/ストップキーが操作されてネゴシエイションモード
にセットされると、上記ステップS1における動作モー
ド判断によりネゴシエイションモードであると判断さ
れ、ネゴシエイションモード処理が実行される(ステッ
プS5)。
【0074】このネゴシエイションモード処理では、モ
デム部8のネゴシエイションが開始され、テレビ受像機
200の画面表示は図6(c)に示すようになる。そし
て、モデム部8のネゴシエイションが終了すると、テレ
ビ電話モードに動作モードが変更され、テレビ受像機2
00の表示画面では図6(d)に示すように相手先の簡
易画像が表示される。
【0075】上記ネゴシエイションモード処理において
モデムのネゴシエイションが終了してテレビ電話モード
にセットされると、上記ステップS1における動作モー
ド判断によりテレビ電話モードであると判断され、テレ
ビ電話モード処理が実行される(ステップS6)。
【0076】このテレビ電話モード処理においては、以
下に述べるような送信処理と受信処理が実行される。な
お、本実施例のテレビ電話装置100では、送信処理及
び受信処理において、画像データ処理と音声データ処理
とを同時に並行して実行するが、説明を簡単にするため
に、以下の説明では、送信処理を画像送信処理と音声送
信処理とにそれぞれ分け、また、受信処理を画像受信処
理と音声受信処理とにそれぞれ分けて説明するものとす
る。
【0077】まず、画像送信処理では、カメラ部1によ
って撮影された画像データがビデオ回路部2を介してビ
デオ処理部3に送られ、アナログLSI31、画像入力
制御回路32を通ってRAM33に格納される。そし
て、画像圧縮・伸張回路34によってこのRAM33内
に格納された画像データがRAM33上で所定の圧縮処
理により圧縮され、圧縮された画像データはバスを介し
てCPU71に読取られる。
【0078】CPU71は、読取った圧縮画像データに
画像ヘッダを付加し、バスを介してモデム部8に送る。
モデム部8は、このデータに上記図3で示した如くCR
Cを付加し、変調して、通信相手先に伝送する。
【0079】また、音声送信処理では、外部の電話機7
00の送受話器から入力される音声データが、NCU部
5を介して音声処理部6に入力される。音声処理部6
は、この入力された音声データを所定の圧縮処理により
圧縮する。圧縮された音声データは、バスを介してCP
U71に読取られ、CPU71はこの読取った圧縮音声
データに音声ヘッダを付加し、バスを介してモデム部8
に送る。モデム部8は、このデータに上記図3で示した
如くCRCを付加し、変調して通信相手先に伝送する。
【0080】一方、画像受信処理では、電話回線300
を通して送られてきた変調データをNCU部5を介し
て、モデム部8によって受信、復調するもので、この復
調された受信データはバスを介してCPU71に読取ら
れる。CPU71はデータ中の画像ヘッダを判別し、デ
ータが画像データである場合は当該データをバスを介し
て画像圧縮・圧縮回路34に送り、伸張処理を施させ
る。そして、伸張された画像データは、バスを介してビ
デオ表示部4に送られ、表示制御回路41によりビデオ
信号としてアナログLSI31及びビデオ回路2を介し
てテレビ受像機200より表示出力される。
【0081】また、音声受信処理では、電話回線300
を通して送られてきた変調データをNCU部5を介し
て、モデム部8が復調し、復調された受信データは、バ
スを介してCPU71に読取られる。CPU71はデー
タ中の音声ヘッダを判別し、データが音声データである
場合は、当該データをバスを介して音声処理部6に送
り、音声圧縮・伸張回路63により伸張させる。伸張さ
れた音声データは、CODEC61によりD/A変換さ
れ、NCU部5を通って、外部接続された電話機700
に出力される。
【0082】以上の送信・受信処理が、外部接続された
電話機700の送受話器が置かれたオンフック状態とな
るまで繰返し実行される。次いで、テレビ電話として上
記送受信処理による動作中に、相手先からテレビ電話の
継続を意図しない通報があった場合、すなわち、自機側
の使用者の意図に反してテレビ電話を終了したり回線が
切断された場合、例えば画面を4分割にしてマルチ画面
とし、その後、このマルチ画面内の特定の受信画像を単
一色の画像にして、テレビ電話が切断されたことを使用
者に知らせる場合の動作について以下に説明する。この
場合、回線が切断されたときにすでにマルチ画面であっ
た場合はこの画面内の特定の受信画像を単一色の画像に
する。
【0083】すなわち、本テレビ電話装置100がテレ
ビ電話として稼働中は、図7に示すフローチャートの工
程が反復して実行される。すなわち、ステップS301
において、相手先から送信されてくるデータを音声、画
像、その他の情報に分類して上述したような送受信処理
を行なう。このとき、相手先がテレビ電話モードを解除
するべくテレビ電話装置100′のストップキーを押し
た場合、その情報が電話回線300を介してNCU部5
に入力され、モデム部8のAFE82を介してDSP8
1へと伝達される。DSP81はこの情報をCPU71
にストップキーが押された情報として供給すると、CP
U71は相手先がストップキーを押したものと判断し
て、ステップS307に飛ぶ。
【0084】また、送受信中に相手先が電話機700′
の受話器を切った場合は、キャリアが送信されなくなる
ので通信中に一定の規則で送られていたデータの送信が
停止される。このときCPU71はステップS303に
おいてキャリア無しと判断してステップS307へ飛
ぶ。
【0085】さらに上記したこと以外にも、受信側でキ
ーの読取りを行なうときに(ステップS304)、スト
ップキーを押したか否かを判断しており(ステップS3
05)、ストップキーが押された場合はステップS30
7へ飛ぶ。
【0086】一方、上記したキー以外のキーが押された
場合、あるいは何も押されなかった場合はステップS3
06に飛んで、その他のキー処理を実行する。これは例
えば、マルチ画面/YESキーが押された場合は画面を
マルチ画面に切換えたり、保存キーが押された場合は相
手先から送信されてきた精細画像等を記憶する等の処理
を行なうものである。
【0087】しかしてステップS307では、図8のフ
ローチャートに示すような切断処理を行なう。すなわ
ち、切断時に例えば上記図4(b)に示したようなフル
画面あるいは上記図4(c)に示したようなPinP画
面であった場合は、この画面を上記図4(a)に示した
ようなマルチ画面に切換え(ステップS401)、次に
このマルチ画面内の受信簡易画像(ここでは(1)の画
像)を図9に示すように単一色、例えばグレーの画像に
書換える(ステップS402)。
【0088】この処理は、CPU71が画像入力制御回
路32を通して単一色のデータをRAM32の所定のア
ドレスに書込み、画像圧縮伸張回路34によってこのデ
ータを伸張し、次に画像入力制御回路32でこの伸張デ
ータをRAM42の今まで受信簡易画像((1)の画
像)が記憶されていたアドレスへ転送するように命令す
る。転送が終了すると、アナログLSI31、ビデオ回
路部2を経て、図9に示す如く単一色画像が今まで簡易
画像が表示されていた場所に表示されることになる。
【0089】そして、続くステップS403でモードを
アナログ電話モードにして終了する。メインフローは上
記図5で説明した通りであるので、ステップS403を
実行した後はアナログ電話モードになり、テレビ電話は
終了したことになる。
【0090】上記した実施例の動作によれば、使用者の
意志に反してテレビ電話が終了したとき、その直前の状
態で受信簡易画像や受信精細画像が表示されていない場
合であっても、一時的にマルチ画面に切換えることによ
って、テレビ電話が切断されたことを確実に使用者に知
らせることができ、かつ、切断時の画面がマルチ画面で
あっても、受信簡易画像を単一色画像に書換えること
で、テレビ電話が切断されたことを確実に使用者に知ら
せることができる。
【0091】なお、上記実施例では受信簡易画像を単一
色画像に切換えるものとしたが、多色画像に切換えるも
のとしてもよいことは勿論である。また、上記第1実施
例の他の動作例を以下に説明する。図10に示すこの他
の動作例では、上記図8に示すフローチャートのステッ
プS402を実行するのに加えて、回線の切断を知らせ
る文字を表示するようにしたものであり、その他のステ
ップS601、603は、ステップS401、403と
同じなので説明を省略する。
【0092】すなわち、ステップS602で、CPU7
1は上記ステップS402と同様に画像入力制御回路3
2を通して単一色のデータをRAM32の所定のアドレ
スに書込み、画像圧縮伸張回路34によってこのデータ
を伸張し、次に画像入力制御回路32でこの伸張データ
をRAM42の今まで受信簡易画像((1)の画像)が
記憶されていたアドレスへ転送するように命令する一
方、OSDC43に切断を知らせる文字列データ、座標
データ及び色データ等を送る。これらのデータによりO
SDC43は表示制御回路41に文字情報を画像情報と
して送り、表示制御回路41は画像に文字情報を重畳し
て、アナログLSI31、ビデオ回路部2を介してテレ
ビ受像機200に表示すべき画像として出力する。
【0093】図11はこのときのテレビ受像機200の
表示画面を例示するものであり、上記図9と同じく受信
簡易画像((1)の画像)が単一色、例えばグレーの画
像で表示される一方、同マルチ画面の下部に「回線不良
が起こりました」なる文字列が指定された色データに応
じた色、例えばマゼンタでカラー表示されるものであ
る。
【0094】上記した他の動作例によれば、単一色表示
に加えて文字表示を行なうようにしたことにより、テレ
ビ電話が切断されたことを使用者により一層確実に知ら
せることができる。
【0095】なお、上記した他の動作例では単一色表示
と文字表示とを組合わせるようにしたが、文字表示のみ
を行なうようにしても良いことは勿論である。 (第2実施例)次に、図12乃至図16を参照して本発
明の第2実施例を詳細に説明する。
【0096】ここでは、通信回線としてアナログ電話一
般加入者回線を使用するものとし、本発明が適用される
テレビ電話装置と既存の電話機、テレビ、通信回線との
接続については上記図2で示したものと、取扱う多重化
符号の構成については上記図3で示したものと、そして
主電源スイッチの投入により開始されるメインフローチ
ャートについては上記図5で示したものとそれぞれ同様
であるものとして、同一部分には同一符号を付してその
説明は省略する。
【0097】しかして、図12は本実施例に係るローカ
ルモード及び待機モードと、アナログ電話モード、ネゴ
シエイションモード及びテレビ電話モードの間での遷移
状態を示すものである。
【0098】同図中、テレビ電話モード時において、回
線状態が悪化して後述する切断条件が成立するか、ある
いは相手先のテレビ電話装置100′のストップキーが
押された場合には、CPU71がモデム部8のDSP8
1のフラグを設定することによってデジタル通信のビッ
トレートを9.6kbpsに設定した上で、回線の接続
が維持されたままの状態でテレビ電話モードを解除して
アナログ電話モードに移行する。
【0099】このアナログ電話モードの状態でテレビ電
話装置100のスタートキーを押すと、そのままネゴシ
エイションモードに移行し、ネゴシエイション処理が成
功すれば再びテレビ電話モードに復帰することができる
が、ネゴシエイション処理が失敗した場合あるいは相手
先のテレビ電話装置100′のストップキーが押された
場合には、ネゴシエイションモードからアナログ電話モ
ードに戻るものとする。
【0100】また、上記テレビ電話モード、ネゴシエイ
ションモードあるいはアナログ電話モードにおいて、こ
のテレビ電話装置100の使用者が電話機700の送受
話器を置いてオンフック状態とした場合には、それぞれ
のモード時において回線の接続が断たれることとなるの
で、直ちにローカルモード及び待機モードに移行するも
のとする。
【0101】さらに、このローカルモード及び待機モー
ドにおいて、テレビ電話装置100の使用者が電話機7
00の送受話器を持上げてオフフック状態とした場合に
は、CPU71がモデム部8のDSP81のフラグの設
定状態を参照してデジタル通信のビットレートを14.
4kbps及び9.6kbpsのいずれか一方に設定し
た上でアナログ電話モードに移行するものとし、ダイヤ
ル操作があれば発呼処理を実行させる。
【0102】なお、本実施例のテレビ電話装置100で
は、送信処理及び受信処理において、画像データ処理と
音声データ処理とを同時に並行して実行するが、その処
理内容は上記第1実施例で説明したものとほぼ同様であ
るので、ここではその説明を省略するものとする。
【0103】次いで、テレビ電話モードで送受信処理に
よる動作中の、主として自機側の使用者の意図に反して
テレビ電話を終了したり回線が切断された場合での動作
について以下に説明する。
【0104】すなわち、本テレビ電話装置100がテレ
ビ電話として稼働中は、図13に示すフローチャートの
行程が反復して実行される。すなわち、ステップS70
1において、相手先から送信されてくるデータを音声、
画像、その他の情報に分類して上述したような送受信処
理を行なう。
【0105】このとき、CPU71は回線の接続状態が
悪化しているか否かを検出するべく、相手先から受信し
ている画像及び音声データで有効なものが1秒間連続し
て来ない状態があるか否かを随時判断しており(ステッ
プS702)、有効なデータがある場合にはRAM72
内の図示しない悪化判断用のAレジスタをクリアして
「0」とした上で(ステップS703)、受信側でキー
の読取りを行なうときに(ステップS704)、ストッ
プキーを押したか否かを判断しており(ステップS70
5)、ストップキーが押された場合はステップS709
の切断処理へ飛ぶ。
【0106】一方、上記したキー以外のキーが押された
場合、あるいは何も押されなかった場合はステップS7
06に飛んで、その他のキー処理を実行する。これは例
えば、マルチ画面/YESキーが押された場合は画面を
マルチ画面に切換えたり、保存キーが押された場合は相
手先から送信されてきた精細画像等を記憶する等の処理
を行なうものである。
【0107】また、上記ステップS702で受信してい
る画像及び音声データで有効なものが1秒間連続して来
ないと判断した場合には、上記RAM72内のAレジス
タの内容を「+1」更新設定し(ステップS707)、
その後にこのAレジスタの内容が予め設定されている値
K、例えば「3」以上となったか否か、すなわち画像及
び音声データで有効なものが来ない状態が「3」秒以上
連続しているか否か判断する(ステップS708)。
【0108】Aレジスタの内容が設定値Kより小さいと
判断した場合はそのまま上記ステップS704でのキー
の読取りに進むが、Aレジスタの内容が設定値K以上と
なっていると判断した場合は、回線の接続状態が完全に
悪化しており、これ以上の同設定状態でのテレビ電話モ
ードの継続は無理と判断して判断してステップS709
の切断処理へ飛ぶ。
【0109】しかしてステップS409では、図14の
フローチャートに示すような切断処理を行なう。すなわ
ち、切断時に例えば上記図4(b)に示したようなフル
画面あるいは上記図4(c)に示したようなPinP画
面であった場合は、この画面を上記図4(a)に示した
ようなマルチ画面に切換え(ステップS801)、次に
このマルチ画面内の下部に「画像通信ストップ」の文字
列を重ねて表示させる(ステップS802)。
【0110】この処理は、CPU71がOSDC43に
上記文字列のコードデータ、座標データ及び色データ等
を送る。これらのデータによりOSDC43は表示制御
回路41に文字情報を画像情報として送り、表示制御回
路41は画像に文字情報を重畳して、アナログLSI3
1、ビデオ回路部2を介してテレビ受像機200に表示
すべき画像として出力する。
【0111】この「画像通信ストップ」の表示処理後、
CPU71は上記図12でも示したように一旦動作モー
ドをテレビ電話モードからアナログ電話モードに切換え
ると共に(ステップS803)、RAM72内の図示し
ない表示フラグレジスタにフラグをセットして、予め設
定されているテレビ電話モードの再接続を促す「STA
RTできます」なる文字列の表示準備状態とし(ステッ
プS804)、次いでモデム部8のDSP81のフラグ
を設定することによってデジタル通信のビットレートを
9.6kbpsに設定し(ステップS805)、以上で
この図14の切断処理を終えると同時に、上記図13に
おけるフローチャートも終了する。
【0112】しかるに、図15は上記図13のフローチ
ャートに続けてCPU71がアナログ電話モード時に反
復して実行するフローチャートの行程を示すものであ
り、その当初には上記RAM72内の図示しない表示フ
ラグレジスタに上記図14の切断処理によって文字列
「STARTできます」を表示させるためのフラグがセ
ットされているか否か判断する(ステップS901)。
【0113】そして、セットされていると判断した場合
にのみ、回線の接続状態が悪化するか、使用者が自機側
のテレビ電話装置100のストップキーの操作により上
記図14の切断処理を実行したものとして、テレビ受像
機200に表示しているマルチ画面中の受信簡易画像
((1)の画像)でその直前の画像を静止画表示させる
(ステップS902)。
【0114】この静止画表示の実際上の処理としては、
ビデオ表示部4のRAM42のそれまで受信簡易画像が
記憶されていたアドレス範囲の内容を書換えたり、積極
的に消去するのではなく、それまで記憶されていた内容
を維持し続けることでなされるものである。
【0115】この静止画表示の処理後、上記表示フラグ
レジスタのセット状態に対応してOSDC43にテレビ
電話モードの再接続を促す「STARTできます」の文
字列データ、座標データ及び色データ等を送る。これら
のデータによりOSDC43は表示制御回路41に文字
情報を画像情報として送り、表示制御回路41は画像に
文字情報を重畳して、アナログLSI31、ビデオ回路
部2を介してテレビ受像機200に表示すべき画像とし
て出力する(ステップS903)。
【0116】図16はこのときのテレビ受像機200の
表示画面を例示するものであり、マルチ画面中の静止画
表示されている(1)の受信簡易画像の下部に「STA
RTできます」なる文字列が指定された色データに応じ
た色、例えばマゼンタでカラー表示されるものである。
【0117】この表示処理後、上記RAM72内の図示
しない表示フラグレジスタのフラグをクリアし(ステッ
プS904)、それから上記ステップS901で表示フ
ラグレジスタにフラグがセットされていないと判断され
た場合も含めて、他のアナログ電話モードでの処理、例
えばテレビ電話モードが解除されているものの回線が接
続されているので通常の電話としての通話を行なう場
合、あるいは回線が切断されて「プー,プー,‥‥」と
いう音を電話機700の送話器より出力させる場合等の
処理を行ない(ステップS905)、以上でこの図15
の処理を終了する。
【0118】したがって、上記図16に示すようにテレ
ビ受像機200の表示画面でマルチ画面中の静止画表示
されている(1)の受信簡易画像の下部に「START
できます」なる文字列が表示されている状態で、テレビ
電話装置100のスタートキーを操作することにより、
上記図12でも示したようにそのままネゴシエイション
モードに移行し、ネゴシエイション処理が成功すれば再
びテレビ電話モードに復帰することができる。
【0119】このネゴシエイション処理の際、CPU7
1はモデム部8のDSP81のフラグの設定状態を参照
してデジタル通信のビットレートを14.4kbps及
び9.6kbpsのいずれか一方から選択するもので、
特に上記図14の切断処理によりビットレートが9.6
kbpsと設定されている場合には、回線の接続状態の
悪化に伴ってビットレートをそれまでの14.4kbp
sから低く設定し直したこととなるので、ビットレート
が14.4kbpsの場合に比べて静止画像及び間欠画
像共に1枚の画像表示に要する時間が約3倍となるもの
の、ネゴシエイション処理が成功してテレビ電話モード
の再接続が可能となる確率が高くなる。
【0120】上記した実施例の動作によれば、使用者の
意志に反してテレビ電話が終了したとき、受信簡易画像
や受信精細画像が表示されていない場合であっても、一
時的にマルチ画面に切換え、且つ受信簡易を静止画表示
させることによって、テレビ電話が切断されたことを確
実に使用者に知らせることができ、さらにはテレビ電話
の再接続を促して簡単な操作で確実に元のテレビ電話の
状態に復帰することができる。
【0121】なお、上記した第1及び第2実施例では画
像データの圧縮方式としてJPEGアルゴリズムを使用
したが、これに限定されず、ブロック符号化方式、予測
符号化方式等であってもよく、また、音声データの圧縮
方式として本第1及び第2実施例ではCELPアルゴリ
ズムを用いたが、これに限定されず、例えば、ADPC
M(Adaptive Differential P
ulse CodeModulation)や、VSE
LP(Vector Sum ExitedPredi
ction)や、ベクトル量子化等の方式であってもよ
いことは勿論である。
【0122】さらに、上記した第1及び第2実施例では
アナログ電話回線を使用した場合について説明したが、
デジタル電話回線であるISDNなど他の通信回線であ
ってもよい。
【0123】
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、意図
せずにテレビ電話の接続が断たれてしまった場合にこれ
を表示画面上で報知し、また接続が断たれてしまったテ
レビ電話を容易且つ確実に違和感なく再接続することが
可能なテレビ電話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るテレビ電話装置の回
路構成を示すブロック図。
【図2】同実施例に係るテレビ電話装置の接続構成を説
明する図。
【図3】同実施例に係るテレビ電話装置で取扱う多重化
符号の構成を示す図。
【図4】同実施例に係る表示画面を例示する図。
【図5】同実施例に係る動作のメインフローチャート。
【図6】同実施例に係るテレビ電話モード当初の表示画
面を例示する図。
【図7】同実施例に係るテレビ電話モード時の反復処理
内容を示すフローチャート。
【図8】図7の切断処理サブルーチンの内容を示すフロ
ーチャート。
【図9】図8の処理に従った表示画面を例示する図。
【図10】図7の切断処理サブルーチンの他の内容を例
示するフローチャート。
【図11】図10の処理に従った表示画面を例示する
図。
【図12】本発明の第2実施例に係る各モードの遷移状
態を例示する図。
【図13】同実施例に係るテレビ電話モード時の反復処
理内容を示すフローチャート。
【図14】図13の切断処理サブルーチンの内容を示す
フローチャート。
【図15】同実施例に係るアナログ電話モード時の反復
処理内容を示すフローチャート。
【図16】図15の処理に従った表示画面を例示する
図。
【符号の説明】
1…カメラ部 2…ビデオ回路部 3…ビデオ処理部 4…ビデオ表示部 5…NCU部 6…音声処理部 7…CPU部 8…モデム部 9…キー・LED 10…リモコン 11…レンズ 12…CCD 13…ドライバ 14,31…アナログLSI 15,81…DSP 32…画像入力制御回路 33,42,62,72,84…RAM 34…画像圧縮・伸張回路 41…表示制御回路 43…OSDC 61…CODEC 63…音声圧縮・伸張回路 71…CPU 73…GA 82…AFE 83…ROM 100,100′…テレビ電話装置 200,200′…テレビ受像機 201…AVコード 202,400…接続ケーブル 300…電話回線 500…親機 600…子機 700,700′…電話機 800…一般アナログ公衆回線(PSTN)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して相手先と画像データ及
    び音声データの送受信を行ない、表示画面に自分及び相
    手先の画像を表示するテレビ電話装置において、 回線接続状態の変化を検出する検出手段と、 この検出手段が回線接続状態の変化を検出したとき、上
    記表示画面を所定の表示形態に切換える表示制御手段と
    を具備したことを特徴とするテレビ電話装置。
  2. 【請求項2】 上記表示制御手段は、上記表示画面の相
    手先の画像表示領域を所定の表示形態で表示することを
    特徴とする請求項1記載のテレビ電話装置。
  3. 【請求項3】 上記表示制御手段は、上記検出手段が回
    線接続状態の変化を検出する直前の相手先の画像を上記
    表示画面に静止画表示させることを特徴とする請求項1
    記載のテレビ電話装置。
  4. 【請求項4】 上記検出手段が回線接続状態の変化を検
    出した後、通信回線は接続したままテレビ電話の接続状
    態を停止し、且つ、テレビ電話の再接続を可能とする再
    接続手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記
    載のテレビ電話装置。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して第1の転送レートで相
    手先と画像データの送受信を行ない、表示画面に自分及
    び相手先の画像を表示するテレビ電話装置において、 回線接続状態の変化を検出する検出手段と、 この検出手段が回線接続状態の変化を検出したとき、通
    信回線は接続したままテレビ電話の接続状態を停止し、
    且つ、上記第1の転送レートよりも低い転送レートでテ
    レビ電話の再接続を可能とする再接続手段とを具備した
    ことを特徴とするテレビ電話装置。
  6. 【請求項6】 上記検出手段は、相手先のテレビ電話モ
    ード解除を検出することを特徴とする請求項1または5
    記載のテレビ電話装置。
  7. 【請求項7】 上記検出手段は、相手先のオンフックを
    検出することを特徴とする請求項1または5記載のテレ
    ビ電話装置。
  8. 【請求項8】 上記検出手段は、通信回線の回線状態の
    悪化を検出することを特徴とする請求項1または5記載
    のテレビ電話装置。
  9. 【請求項9】 上記再接続手段は、上記表示画面に再接
    続可能である旨を表示する表示制御手段をさらに有して
    いることを特徴とする請求項5記載のテレビ電話装置。
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