JP3642072B2 - テレビ会議装置 - Google Patents
テレビ会議装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3642072B2 JP3642072B2 JP26954894A JP26954894A JP3642072B2 JP 3642072 B2 JP3642072 B2 JP 3642072B2 JP 26954894 A JP26954894 A JP 26954894A JP 26954894 A JP26954894 A JP 26954894A JP 3642072 B2 JP3642072 B2 JP 3642072B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- still image
- data
- image data
- control unit
- counterpart device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、音声データ、動画像データおよび静止画データの多重伝送機能を備えたテレビ会議装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ITU−T(ITU:国際電気通信連合)において、オーディオビジュアル・サービス用のビデオ符号化方式、多重化方式および通信手順が正式勧告化され、それに伴い各社からITU−T勧告に準拠したテレビ会議システム、テレビ電話等の装置が開発されている。
【0003】
以下、図面を参照しながら従来のテレビ会議装置について説明する。図6は従来のテレビ会議装置の機能ブロック図である。
【0004】
図6のテレビ会議装置100は、音声コーデック部5、動画コーデック部6、静止画制御部7、多重化制御部10および網制御部11を含む。音声コーデック部5にはハンドセット1が接続されている。動画コーデック部6には、自画像を撮影するためのカメラ2、および相手側装置から送られる動画像または静止画像あるいは自側装置の動画像または静止画像を表示するモニタ3が接続されている。静止画制御部7には、カラー静止画像の入力のためのスキャナ、カラー静止画像の出力のためのプリンタ、二値画像の入出力のためのFAX(ファクシミリ装置)等の画像処理装置4が接続されている。
【0005】
音声コーデック部5は、音声データの符号化および復号化を行う。動画コーデック部6は、動画像データの符号化および復号化を行うとともに、モニタ3への画像の表示制御を行う。静止画制御部7は、画像処理装置4に対するデータ送受信制御、JPEG方式やMH方式等による圧縮伸張制御、および相手側装置に対する圧縮データの送受信制御を行う。
【0006】
多重化制御部10は、音声データ、動画像データおよび静止画データをITU−T勧告H.221に従うフレームフォーマットで多重化するとともに、相手側装置から送られてきたITU−T勧告H.221に従うフレームを音声データ、動画像データおよび静止画データに分離する。ここで、ITU−T勧告H.221は、オーディオビジュアルテレサービスにおける64kbit/sから1920kbit/sチャネルのフレーム構造を規定している。
【0007】
さらに、多重化制御部10は、ITU−T勧告H.242に基づいた通信手順でビットレート割当信号(BAS)の送信制御および受信制御を行う。ここで、ITU−T勧告H.242は、1920kbit/sまでのデジタルチャネルを使用したオーディオビジュアル端末間の通信を設定する方式を規定している。この多重化制御部10は、網制御部11を介して通信網12に接続されている。
【0008】
図3にITU−T勧告H.221により規定されている多重化フレーム構造を示す。図3に示すように、ビット番号1〜7にサブチャネル1〜7が割り当てられ、ビット番号8にフレーム同期信号(FAS)、ビットレート割当信号(BAS)およびサブチャネル8が割り当てられている。
【0009】
図4および図5にITU−T勧告H.221により定義されているBAS符号表を示す。
【0010】
図4および図5において、列見出しのビット(b0 b1 b2 )は属性を示す。図4のビット(000)はオーディオコマンドを示し、ビット(001)は転送レートコマンドを示す。また、ビット(010)はビデオまたは他のコマンドを示し、ビット(011)はLSD/MLPコマンドを示す。ここで、LSDは低速データを表わし、MLPはマルチ・レイヤ・プロトコルを表わす。図5のビット(100)は、オーディオ/転送レート能力を示し、ビット(101)はデータ/ビデオ能力を示し、ビット(111)はエスケープを示す。BAS符号表の左端の列は、ビット[b3 b4 b5 b6 b7 ]の十進表現の値を示す。
【0011】
次に、図6に示したテレビ会議装置100の動作を説明する。網制御部11は、通信網12を介して相手側装置との間で通信チャネルの接続制御を行う。接続完了後、多重化制御部10により通信チャネルを介してITU−T勧告H.242に基づいたモード初期化手順が起動される。
【0012】
このモード初期化手順においては、多重化制御部10が、まず図3に示した多重化フレーム内のフレーム同期信号(FAS)の制御により同期確立を行う。同期確立の後、図3に示したビットレート割当信号(BAS)の位置に、図5に示したBAS符号によりオーディオ/転送レート能力およびデータ/ビデオ能力の設定を行うことにより相手側装置との間で能力の交換を行い、当該テレビ会議装置100および相手側装置の能力を考慮の上、BAS符号を用いて適当な動作モードに切り替える。
【0013】
その後、多重化制御部10は、音声コーデック部5からの音声データ、動画コーデック部6からの動画像データおよび静止画制御部7からの静止画データを多重化し、多重化データを網制御部11を介して通信網12に送出する。また、多重化制御部10は、網制御部11を介して相手側装置から多重化データを受信すると、その多重化データを音声データ、動画像データおよび静止画データに分離した後、それらの音声データ、動画像データおよび静止画データをそれぞれ音声コーデック部5、動画コーデック部6および静止画制御部7に転送する。それにより、音声データ、動画像データおよび静止画データがそれぞれハンドセット1、モニタ3および画像処理装置4に出力される。
【0014】
このテレビ会議装置100において圧縮された静止画データを相手側装置に伝送する場合には、静止画制御部7が多重化制御部10へ静止画データ送信指令を行う。多重化制御部10は、その静止画データ送信指令を受信すると、データ送信の旨を相手側装置に伝達するために図4および図5に示すBAS符号によりLSD/MLPコマンドを網制御部11を介して相手側装置へ通知する。以降、静止画制御部7に蓄積されている圧縮された静止画データが順次多重化制御部10に転送され、網制御部11を介して相手側装置へ伝送される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来のテレビ会議装置100では、相手側装置からの静止画データを受信する際に、どのような内容のデータが送られてくるのかをユーザが判断できず、また受信を拒否することができないため、大量な静止画データを一旦蓄積する必要がある。さらに、静止画データの伝送中は動画像伝送領域が削減されるため、静止画データ伝送中の動画像の画質や動きが劣化するという問題点がある。
【0016】
本発明は、静止画データを受信する際に送られてくる静止画データの内容を確認することができ、かつその内容に応じて静止画データの受信を許可または拒否することができるテレビ会議装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明
第1の発明に係るテレビ会議装置は、通信手段、動画処理手段および静止画制御手段を備える。
【0018】
通信手段は、相手側装置にデータを送信するとともに、相手側装置から伝送されるデータを受信する。動画処理手段は、動画像データを圧縮および伸張する。
【0019】
静止画制御手段は、静止画データの送信時に、圧縮された静止画データを伸張し、伸張された静止画データを動画処理手段により圧縮した動画像データにして通信手段を介して相手側装置に送信するとともにデータ送信要求を示す情報を通信手段を介して相手側装置に送信した後、相手側装置から通信手段を介してデータ受信許可を示す情報を受信した場合に圧縮された静止画データを通信手段を介して相手側装置に送信し、相手側装置から通信手段を介して動画像データにされた静止画データおよびデータ送信要求を示す情報を受信したときには、動画像データにされた静止画データを動画処理手段により伸張して静止画データとして表示し、ユーザからの指示に従ってデータ受信許可またはデータ受信拒否を示す情報を通信手段を介して相手側装置に送信する。
【0020】
(2)第2の発明
第2の発明に係るテレビ会議装置は、第1の発明に係るテレビ会議装置の構成において、通信手段が、データ送信要求を示す情報、データ受信許可を示す情報およびデータ受信拒否を示す情報を拡張したBAS符号を用いて相手側装置に送信するものである。
【0021】
(3)第3の発明
第3の発明に係るテレビ会議装置は、第1の発明に係るテレビ会議装置の構成において、通信手段が、データ送信要求を示す情報、データ受信許可を示す情報およびデータ受信拒否を示す情報をLSD(低速データ)を用いて相手側装置に送信するものである。
【0022】
(4)第4の発明
第4の発明に係るテレビ会議装置は、第1の発明に係るテレビ会議装置の構成において、通信手段が、データ送信要求を示す情報、データ受信許可を示す情報およびデータ受信拒否を示す情報をMLP(マルチ・レイヤ・プロトコル)を用いて相手側装置に送信するものである。
【0023】
【作用】
第1〜第4の発明に係るテレビ会議装置においては、静止画データの送信時には、最初に、圧縮された静止画データが伸張され、伸張された静止画データが動画処理手段および通信手段を介してイメージデータとして相手側装置に送信されるとともに、データ送信要求を示す情報が通信手段を介して相手側装置に送信される。その後、相手側装置から通信手段を介してデータ受信許可を示す情報が受信された場合に、圧縮された静止画データが通信手段を介して相手側装置に送信される。
【0024】
圧縮された静止画データの受信時には、相手側装置からのイメージデータおよびデータ送信要求を示す情報が通信手段を介して受信される。受信されたイメージデータは動画処理手段を介して静止画イメージとして表示される。ユーザは、表示された静止画イメージに基づいてデータ受信許可の旨またはデータ受信拒否の旨を指示する。それにより、データ受信許可を示す情報またはデータ受信拒否を示す情報が通信手段を介して相手側装置に送信される。
【0025】
このように、圧縮された静止画データを伝送する前に、伝送すべき静止画データのイメージデータが相手側装置に伝送され、静止画イメージとして表示される。したがって、ユーザは、表示された静止画イメージを確認した後に、データ受信許可の旨またはデータ受信拒否の旨を指示することが可能となり、データ受信許可の旨を指示した場合にのみ、静止画データを受信することができる。
【0026】
第2の発明に係るテレビ会議装置においては、データ送信要求を示す情報、データ受信許可を示す情報およびデータ受信拒否を示す情報が拡張されたBAS符号を用いて相手側装置に送信される。したがって、従来と同じ方式でデータ送信要求、データ受信許可およびデータ受信拒否を相手側装置に通知することができる。
【0027】
第3の発明に係るテレビ会議装置においては、データ送信要求を示す情報、データ受信許可を示す情報およびデータ受信拒否を示す情報がLSD(低速データ)を用いて相手側装置に送信される。したがって、従来と同じ方式でデータ送信要求、データ受信許可およびデータ受信拒否を相手側装置に通知することができる。
【0028】
第4の発明に係るテレビ会議装置においては、データ送信要求を示す情報、データ受信許可を示す情報およびデータ受信拒否を示す情報がMLP(マルチ・レイヤ・プロトコル)を用いて相手側装置に送信される。したがって、従来と同じ方式でデータ送信要求、データ受信許可およびデータ受信拒否を相手側装置に通知することができる。
【0029】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0030】
図1は本発明の一実施例におけるテレビ会議装置の機能ブロック図である。図1および図6において同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0031】
図1のテレビ会議装置100aが図6のテレビ会議装置100と異なるのは、静止画制御部7および多重化制御部10の代わりに静止画制御部7aおよび多重化制御部10aを設け、さらに入力切換部8を設けた点である。
【0032】
静止画制御部7aは、図6の静止画制御部7と同様に、スキャナ、プリンタ、FAX等の画像処理装置4の制御を行うとともに、以下の制御を行う。すなわち、静止画制御部7aは、相手側装置に圧縮された静止画データを送信する場合には、多重化制御部10aにイメージデータ送信指令を行った後、圧縮された静止画データを伸張し、入力切換部8に静止画切換指令を行い、多重化制御部10aからのイメージデータ送信通知に応答して入力切換部8に動画切換指令を行い、かつ多重化制御部10aに静止画データ送信指令を行った後、以降多重化制御部10aに圧縮された静止画データの転送を行う。また、静止画制御部7aは、相手側装置から圧縮された静止画データを受信する場合には、多重化制御部10aからのイメージデータ受信通知に応答してモニタ3に静止画イメージを表示させ、静止画イメージによりユーザに圧縮された静止画データを受信するか否かを判断させる。そして、その判断結果をイメージデータ受信指令により多重化制御部10aに指示し、多重化制御部10aからの静止画データ受信通知に応答して、以降多重化制御部10aから転送される圧縮された画像データを受信する。
【0033】
入力切換部8は、静止画制御部7aからの静止画切換指令に従って、静止画制御部7aにより伸張された静止画データを動画コーデック部6に転送し、静止画制御部7aからの動画切換指令に従って、カメラ2から与えられるデータを動画コーデック部6に転送する。
【0034】
多重化制御部10aは、図6の多重化制御部10と同様に、音声データ、動画像データおよび静止画データをITU−T勧告H.221に従うフレームフォーマットで多重化し、かつ相手側装置から送られてきたH.221フレームを音声データ、動画像データおよび静止画データに分離し、さらにITU−T勧告H.242に基づいた通信手順でビットレート割当信号(BAS)の送信制御および受信制御を行う。特に、本実施例では、多重化制御部10aは、静止画制御部7aからイメージデータ送信指令またはイメージデータ受信指令が与えられた場合に、データ送信要求、データ受信許可またはデータ受信拒否の旨を後述する拡張したBAS符号、LSD(低速データ)またはMLP(マルチ・レイヤ・プロトコル)を用いて相手側装置へ伝達し、かつ、上記拡張したBAS符号、LSDまたはMLPを検出した場合に、静止画制御部7aにイメージデータ送信通知またはイメージデータ受信通知を行う。
【0035】
本実施例では、多重化制御部10aおよび網制御部11が通信手段を構成し、静止画制御部7aおよび入力切換部8が静止画制御手段を構成する。
【0036】
図2に拡張したBAS符号表を示す。図2において、列見出しのビット(b0 b1 b2 )は属性を示す。また、拡張したBAS符号表の左端の列はビット[b3 b4 b5 b6 b7 ]の十進表現の値を示す。
【0037】
図2の拡張したBAS符号表では、図4および図5に示したBAS符号表で使用されていないビット(110)に拡張コマンドを割り当て、ビット[00000]〜[11111]に具体的な内容を割り当てる。この例では、ビット[00000]に“データ送信要求”を割り当て、ビット[00001]に“データ受信許可”を割り当て、ビット[00010]に“データ受信拒否”を割り当てている。
【0038】
次に、第1、第2および第3の実施例において圧縮された静止画データを伝送する場合の動作を説明する。
【0039】
まず、第1の実施例について説明する。図1のテレビ会議装置100aにおいて、静止画制御部7aに蓄積されている圧縮された静止画データを相手側装置(受信側のテレビ会議装置100a)へ送信する場合には、静止画制御部7aは、まず、多重化制御部10aにイメージデータ送信指令を行い、圧縮された静止画データの伸張処理を実行した後、入力切換部8に静止画切換指令を行う。多重化制御部10aは、そのイメージデータ送信指令を受信すると、圧縮された静止画データのイメージを伝送する旨を受信側のテレビ会議装置100aに伝達するために、“データ送信要求”を示す拡張したBAS符号を網制御部11を介して受信側のテレビ会議装置100aに通知する。また、入力切換部8は、静止画切換指令を受信すると、カメラ2から動画コーデック部6へのデータの転送を中止した後、静止画制御部7aにより伸張された静止画データを動画コーデック部6に転送する。それにより、伸張された静止画データがイメージデータとして動画コーデック部6、多重化制御部10aおよび網制御部11を介して受信側のテレビ会議装置100aに伝送される。
【0040】
受信側のテレビ会議装置100aの多重化制御部10aは、“データ送信要求”を示す拡張したBAS符号を検出すると、静止画制御部7aにイメージデータ受信通知を行う。この時点で、受信したイメージデータが動画コーデック部6を介してモニタ3に静止画イメージとして表示されている。ユーザは、モニタ3に表示された静止画イメージに基づいて、圧縮された静止画データを受信するか否かを判断する。そして、静止画制御部7aがその判断結果をイメージデータ受信指令により多重化制御部10aに伝達する。多重化制御部10aは、そのイメージデータ受信指令に従って、“データ受信許可”または“データ受信拒否”を示す拡張したBAS符号を網制御部11を介して送信側のテレビ会議装置100aに伝達する。
【0041】
送信側テレビ会議装置100aの多重化制御部10aは、“データ受信許可”または“データ受信拒否”を示す拡張したBAS符号を検出すると、静止画制御部7aにイメージデータ送信通知を行う。静止画制御部7aは、イメージデータ送信通知を受信すると、入力切換部8に動画切換指令を行う。イメージデータ送信通知の内容が“データ受信拒否”であれば、静止画制御部7aはこの時点で処理を中止する。この場合、圧縮された静止画データは伝送されない結果となる。また、イメージデータ送信通知の内容が“データ送信許可”であれば、静止画制御部7aは、多重化制御部10aに静止画データ送信指令を行い、以降、多重化制御部10aに圧縮された静止画データの転送を行う。
【0042】
入力切換部8は、動画切換指令を受信すると、カメラ2から動画コーデック部6へのデータの転送を再開する。それにより、動画コーデック部6が、動画圧縮データを通常通り受信側のテレビ会議装置100aに伝送する。
【0043】
多重化制御部10aは、静止画制御部7aからの静止画データ送信指令を受信すると、図6のテレビ会議装置100と同様に、データ送信の旨を受信側のテレビ会議装置100aに伝達するために、図4および図5に示すBAS符号によりLSD/MLPコマンドを網制御部11を介して受信側のテレビ会議装置100aへ通知し、以降、静止画制御部7aから転送される圧縮された静止画データを網制御部11を介して受信側のテレビ会議装置100aに順次伝送する。
【0044】
受信側のテレビ会議装置100aの多重化制御部10aは、上記LSD/MLPコマンドを受信すると、静止画制御部7aに静止画データ受信通知を行い、網制御部11を介して受信される圧縮された静止画データを静止画制御部7aに順次転送する。静止画制御部7aは、圧縮された静止画データの蓄積を行う。
【0045】
第2の実施例においては、圧縮された静止画データを伝送する場合に、“データ送信要求”、“データ受信許可”および“データ受信拒否”の旨をLSD(低速データ)を用いて受信側のテレビ会議装置100aに伝送する。その他の点は、第1の実施例と同様である。
【0046】
第3の実施例においては、圧縮された静止画データを伝送する場合に、“データ送信要求”、“データ受信許可”および“データ受信拒否”の旨をMLP(マルチ・レイヤ・プロトコル)を用いて受信側のテレビ会議装置100aに伝送する。その他の点は、第1の実施例と同様である。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、静止画データを受信する前に、ユーザが送られてくる静止画データの内容を確認することができ、かつその確認結果に基づいて静止画データの受信を許可または拒否することができるテレビ会議装置が提供される。したがって、受信の必要がない大量の圧縮された静止画データを受信側のテレビ会議装置で蓄積する必要がなくなるとともに、静止画データの伝送中に動画像の画質や動きが劣化することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテレビ会議装置の機能ブロック図
【図2】本発明の一実施例における拡張したBAS符号表を示す図
【図3】ITU−T勧告H.221により規定されている多重化フレーム構造を示す図
【図4】ITU−T勧告H.221により定義されているBAS符号表を示す図
【図5】ITU−T勧告H.221により定義されているBAS符号表を示す図
【図6】従来のテレビ会議装置の機能ブロック図
【符号の説明】
1 ハンドセット
2 カメラ
3 モニタ
4 画像処理装置
5 音声コーデック部
6 動画コーデック部
7a 静止画制御部
8 入力切換部
10a 多重化制御部
11 網制御部
12 通信網
100a テレビ会議装置
Claims (1)
- 相手側装置にデータを送信するとともに、相手側装置から伝送されるデータを受信する通信手段と、
動画像データを圧縮および伸張する動画処理手段と、
静止画データの送信時に、圧縮された静止画データを伸張し、伸張された静止画データを前記動画処理手段により圧縮した動画像データにして前記通信手段を介して相手側装置に送信するとともにデータ送信要求を示す情報を前記通信手段を介して相手側装置に送信した後、前記通信手段を介して相手側装置からデータ受信許可を示す情報を受信した場合に圧縮された静止画データを前記通信手段を介して相手側装置に送信し、
相手側装置から前記通信手段を介して動画像データにされた静止画データおよびデータ送信要求を示す情報を受信したときには、前記動画像データにされた静止画データを前記動画処理手段により伸張して前記伸張された静止画データとして表示し、ユーザからの指示に従ってデータ受信許可またはデータ受信拒否を示す情報を前記通信手段を介して相手側装置に送信する静止画制御手段とを備えたテレビ会議装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26954894A JP3642072B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | テレビ会議装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26954894A JP3642072B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | テレビ会議装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08130719A JPH08130719A (ja) | 1996-05-21 |
JP3642072B2 true JP3642072B2 (ja) | 2005-04-27 |
Family
ID=17473919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26954894A Expired - Fee Related JP3642072B2 (ja) | 1994-11-02 | 1994-11-02 | テレビ会議装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3642072B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-02 JP JP26954894A patent/JP3642072B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08130719A (ja) | 1996-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5898457A (en) | TV conference communication device and method of controlling the same | |
US5953505A (en) | Communication apparatus and method for reading out stored function information in response to identifying information | |
JP3642072B2 (ja) | テレビ会議装置 | |
JP3460353B2 (ja) | 画像通信端末装置 | |
JPH05300510A (ja) | 画像通信端末装置 | |
JPH10285588A (ja) | 画像通信端末装置および画像通信方法 | |
JP3065647B2 (ja) | マルチメディア端末およびその受信映像表示方法 | |
JPH0662396A (ja) | 画像通信端末装置 | |
JPH0723377A (ja) | 画像送信装置 | |
JPH06165167A (ja) | 画像伝送システム、画像送信装置及び画像受信装置 | |
JP3605063B2 (ja) | 通信システム及び通信制御方法 | |
JP3176946B2 (ja) | マルチメディア通信装置及びマルチメディア情報の通信方法 | |
JP3466639B2 (ja) | 画像通信装置及び方法 | |
JPH08237625A (ja) | テレビ会議装置 | |
JP2001197458A (ja) | 画像伝送システム及び画像送信装置 | |
JPH08130514A (ja) | 画像通信端末装置 | |
JPH07111639A (ja) | 画像通信端末装置 | |
JPH08228335A (ja) | 画像通信端末装置 | |
JPH0759067A (ja) | 画像通信端末装置 | |
JPH0799528A (ja) | マルチメディア通信端末装置 | |
JPH06350725A (ja) | テレビ会議システム | |
JPH08205109A (ja) | 画像通信端末装置 | |
JPH04129466A (ja) | マルチメディア通信装置 | |
JPH07154764A (ja) | テレビ会議通信装置の制御方法 | |
JPH05300504A (ja) | 画像通信端末装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050118 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080204 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090204 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100204 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110204 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120204 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |