JPH10285588A - 画像通信端末装置および画像通信方法 - Google Patents

画像通信端末装置および画像通信方法

Info

Publication number
JPH10285588A
JPH10285588A JP9191197A JP9191197A JPH10285588A JP H10285588 A JPH10285588 A JP H10285588A JP 9191197 A JP9191197 A JP 9191197A JP 9191197 A JP9191197 A JP 9191197A JP H10285588 A JPH10285588 A JP H10285588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame rate
data
image
still image
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9191197A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Inoue
文雄 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9191197A priority Critical patent/JPH10285588A/ja
Publication of JPH10285588A publication Critical patent/JPH10285588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーがフレームレートを段階的に切り替
える操作を行うことによって、動画用コーデックと静止
画用コーデックを自動的に切り替え、シームレスに静止
画と動画を切り換える。 【解決手段】 キー入力装置23を操作してフレームレ
ートを変更すると、それに従ってエンコーディング方式
と符号化画像の解像度を決定する。人が最大フレームレ
ートから徐々にフレームレートを低下させていくと、時
間あたりの符号化データ量が一定になるように量子化ス
テップを細かくし、さらにフレームレートを低下させる
と画像解像度を上げ、さらに低下させると動画用エンコ
ーダ24から静止画用エンコーダ25に切り換える。圧縮
手段が静止画に切り替わった後もフレームレートが低下
していくほどに量子化ステップを細かく、画像解像度を
上げていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像通信において
使用者の設定したフレームレート(1秒あたりの画面
数)に基づいて動画用コーデックと静止画用コーデック
を連続的に切り換えることによって、静止画をコマ落ち
の激しい動画とみなして、静止画を動画と同じ操作方法
で扱えるようにする画像通信端末装置および画像通信方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ITU−Tにおいてオーディオビ
ジュアル・サービス用の通信用ビデオ符合化方式及び、
多重化方式、通信手順が正式勧告化され、それにともな
い各社からITU−T勧告に準拠したテレビ会議システ
ムや動画テレビ電話などの画像通信端末装置が発売され
ている。しかし、これらの装置は動画と静止画の操作方
法を明確に分け、特に静止画については一端画像を取り
込んでその後送信するというような方法が一般的であっ
た。
【0003】以下、従来の画像通信端末装置について図
6を参照しながら説明する。図6は従来の動画と静止画
の表示方法のブロック図である。図6において、1はビ
デオカメラ、2はA/Dコンバータ、3はスイッチ、4
はキー入力装置、5は動画用エンコーダ、6は静止画用
エンコーダ、7はビデオメモリ、8はデータ制御プロト
コル手段、9は多重化テーブル選択手段、10は多重化
手段、11はRFモジュール、12はベースバンド処理
手段、13は分離化手段、14はデータ制御プロトコル
手段、15は動画用デコータ、16は静止画用データ、
17はビデオメモリ、18はスイッチ、19はD/Aコ
ンバータ、20はテレビモニタである。
【0004】ビデオカメラ1で撮影され、出力されるア
ナログビデオ信号を、A/Dコンバータ2がデジタル化
し、デジタルビデオデータとして出力する。使用者はキ
ー操作によって、符号化方式として動画用エンコーダで
符号化するか又は静止画用エンコーダで符号化するかを
選択する。使用者のキー操作によってキー入力装置4か
ら送信側動画/静止画の切り換え信号が出力される。
【0005】スイッチ3は送信側動画/静止画の切り換
え信号に基づいて、入力されるデジタルビデオデータ
を、動画用エンコーダ5または静止画用エンコーダ6に
出力する。この時、送信側動画/静止画の切り換え信号
が静止画を指示するたびにスイッチ3は1フレーム期間
のみ静止画用エンコーダ6側に切り換わり、1フレーム
期間経過すると、スイッチ3は動画用エンコーダ5側に
切り換わる。
【0006】デジタルビデオデータを入力された動画用
エンコーダ5は、動画用符号化手順を用いて符号化処理
をおこない、動画符号化データを出力する。同様にデジ
タルビデオデータを入力された静止画用エンコーダ6
は、静止画用符号化手順を用いて符号化処理をおこな
い、静止画符号化データを出力する。静止画用エンコー
ダ6から出力される静止画符号化データはビデオメモリ
7に書き込まれる。
【0007】使用者がキー操作によって静止画の送信を
実行させると、キー入力装置4から静止画の送信信号が
出力され、ビデオメモリ7から静止画符号化データが出
力される。同時に静止画の送信信号はデータ制御プロト
コル手段8にも入力され、静止画を送信するための通信
手順が制御符号化データとしてデータ制御プロトコル手
段8から出力される。また静止画の送信信号は多重化テ
ーブル選択手段9にも入力され、多重化テーブル選択手
段9は多重化テーブル番号を出力する。
【0008】多重化手段10は多重化テーブル番号に基
づいて、動画符号化データ、静止画符号化データ、制御
符号化データ、を多重化し、送信データとして出力す
る。送信データはベースバンド処理手段12でベースバ
ンドデータに変換され、RFモジュール11で電波に変
換される。
【0009】受信した電波はRFモジュール11でベー
スバンドデータに変換され、ベースバンド処理手段12
で受信データに変換される。受信データは分離化手段1
3に入力され、動画符号化データ、静止画符号化デー
タ、制御符号化データ、に分離される。
【0010】動画符号化データを入力された動画用デコ
ーダ15は、動画用復号化手順を用いて復号化処理をお
こない、デジタルビデオデータを出力する。同様に静止
画符号化データを入力された静止画用デコーダ16は、
静止画用復号化手順を用いて復号化処理をおこない、デ
ジタルビデオデータを出力する。
【0011】また、制御符号化データを入力されたデー
タ制御プロトコル手段14は、制御データの復号化処理
をおこない、静止画の受信信号を出力する。静止画の受
信信号に基づいて、静止画用デコーダ16から出力され
たデジタルビデオデータはビデオメモリ17に書き込ま
れる。
【0012】使用者はキー操作によって表示データとし
て動画を表示するか静止画を表示するか選択し、キー入
力装置4から受信側動画/静止画の切り換え信号が出力
される。この信号が静止画表示を指示した場合には、ビ
デオメモリ17から静止画のデジタルビデオデータが出
力され、スイッチ18が静止画側に切り換わり、スイッ
チ18から静止画のデジタルビデオデータが出力され
る。
【0013】逆に受信側動画/静止画の切り換え信号が
動画を指示した場合には、スイッチ18が動画側に切り
換わり、スイッチ18から動画のデジタルビデオデータ
が出力される。スイッチ18から出力されるデジタルビ
デオデータはD/Aコンバーダ19でアナログ化され、
出力されたアナログビデオ信号がテレビモニタ20で表
示される。以上のような画像通信における動画と静止画
の表示方法であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の画像通信における動画と静止画の表示方法で
は、使用者が動画通信をおこなうか静止画通信をおこな
うかを選択し、特に静止画については一端画像をビデオ
メモリに保存して、その後送信している。また静止画の
受信についても、受信すると一端画像をビデオメモリに
保存して、その後使用者が選択することによって表示し
ている。このように、静止画は一端ビデオメモリに保存
してから表示をおこなっているため、例えば動画通信を
行っている際、一時的に動画以上の解像度で連続的に画
像を表示したいというような場合には、途中で静止画通
信へ切り替えるという操作を使用者の手で行う必要があ
り、非常にわずらわしい操作が必要になっていた。
【0015】本発明は上記課題を解決するもので、使用
者の使い勝手を向上させることができる画像通信端末装
置および画像通信方法を提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、使用者が1秒あたりのフレーム数を段階的
に操作することによって、動画用コーデックと静止画用
コーデックを自動的に切り替え、シームレスに動画と静
止画の表示をおこなう構成である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ビデオカメラと、アナログビデオ信号をデジタル化
しデジタルビデオデータを出力するA/Dコンバータ
と、キー入力装置と、自端末フレームレートの情報を記
憶し出力する自端末フレームレート設定手段と、相手端
末へ送信する相手端末フレームレートの情報を記憶し出
力する相手端末フレームレート設定手段と、この自端末
フレームレート設定手段から出力されるフレームレート
信号に基づいてフレームレートが段階的に下げられてい
く場合はある値を下回った時に動画用エンコーダから静
止画用エンコーダに切り替え、フレームレートが段階的
に上げられていく場合はフレームレートがある値を超え
た時に静止画用エンコーダから動画用エンコーダに切り
替える動画/静止画コーデック識別信号を出力するエン
コーダ選択手段と、自端末フレームレート設定手段より
出力するフレームレート信号及び動画/静止画コーデッ
ク識別信号に基づいて画像の解像度を決定する解像度決
定手段と、動画/静止画コーデック識別信号に基づいて
起動/停止され、解像度決定手段が決定した解像度に基
づいて画像フォーマットを決定してデジタルビデオデー
タを符号化する動画用エンコーダと、動画/静止画コー
デック識別信号に基づいて起動/停止され、解像度決定
手段が決定した解像度に基づいて画像フォーマットを決
定してデジタルビデオデータを符号化する静止画用エン
コーダと、送信する相手端末フレームレートや動画/静
止画コーデック識別信号などの制御データを符号化し、
制御符号化データとして出力するデータ制御プロトコル
手段と、動画符号化データと静止画符号化データと制御
符号化データを多重化して送信データを出力する多重化
手段と、送信データを電波に変換する手段と、受信デー
タを分離して動画符号化データ、静止画符号化データ、
制御符号化データを出力する分離化手段と、制御符号化
データを復号化し、受信した相手端末フレームレートや
動画/静止画コーデック識別信号を出力するデータ制御
プロトコルと、動画符号化データをデコードしデジタル
ビデオデータを出力する動画用デコーダと、静止画符号
化データをデコードしデジタルビデオデータを出力する
静止画用デコーダと、動画用デコーダから出力されるデ
ジタルビデオデータと静止画用デコーダから出力される
デジタルビデオデータを動画/静止画コーデック識別信
号に基づいて選択出力するスイッチと、デジタルビデオ
データをアナログ化しアナログビデオ信号を出力するD
/Aコンバータと、テレビモニタとを備えた画像通信端
末装置であり、この構成により、フレームレートを段階
的に変更していくとある時点で動画用コーデックと静止
画用コーデックを自動的に切り替えることができ、送信
画像を動画から静止画へシームレスに切り替えることが
できる。
【0018】本発明の請求項2に記載の発明は請求項1
に記載の構成に加えて、自端末側にて設定されたフレー
ムレートを示す自端末フレームレート信号と相手端末よ
り受信した相手端末フレームレート信号を選択出力する
スイッチを備え、自端末フレームレート設定手段は前記
スイッチによって選択された自端末フレームレート信号
または相手端末より受信したフレームレート信号が示す
フレームレートを記憶して出力し、エンコーダ選択手段
は前記自端末フレームレート設定手段の情報に基づいて
動画/静止画コーデック識別信号を出力するように構成
したものであり、相手端末より受信した相手端末フレー
ムレート信号によっても動画/静止画コーデック識別信
号を制御することが可能であり、自端末が送信する画像
のフレームレートを通信相手端末の操作によって段階的
に変更し、相手端末の使用者の意志により動画から静止
画へシームレスに切り替えることができる。
【0019】以下、本発明の一実施例について図1、図
2、図3及び図4を参照しながら説明する。
【0020】(実施の形態1)図1及び図2は本発明の
一実施の形態における動画と静止画のシームレス表示方
法のブロック図である。図3は量子化ステップサイズが
一定の場合の各圧縮方式のスループットの模式的なグラ
フである。図4はフレームレートに対する各圧縮方式の
量子化ステップサイズの模式的なグラフである。図5は
量子化ステップサイズをフレームレートに応じて変化さ
せた場合の各圧縮方式のスループットの模式的なグラフ
である。
【0021】図1及び図2において、21はビデオカメ
ラ、22アナログビデオ信号をデジタル化しデジタルビ
デオデータを出力するA/Dコンバータである。23は
キー入力装置である。24は動画用エンコーダ、25は
静止画用エンコーダである。
【0022】26は、送信する相手端末フレームレート
や動画/静止画コーデック識別信号などの制御データを
符号化し、制御符号化データとして出力するデータ制御
プロトコル手段である。27は動画/静止画コーデック
識別信号に基づいて多重化テーブルを選択する多重化テ
ーブル選択手段である。28は多重化テーブル番号に従
って動画符号化データ、静止画符号化データ、制御符号
化データを多重化し送信データを出力する多重化手段で
ある。
【0023】29はベースバンドデータを電波に変換す
るRFモジュールである。30は送信データをベースバ
ンドデータに変換したり、ベースバンドデータを受信デ
ータに変換したりするベースバンド処理手段である。3
1は受信データを分離し、動画符号化データ、静止画符
号化データ、制御符号化データ、を出力する分離化手段
である。
【0024】32は制御符号化データを復号化し、受信
した相手端末フレームレートや動画/静止画コーデック
識別信号を出力するデータ制御プロトコルである。33
は動画符号化データをデコードしデジタルビデオデータ
を出力する動画用デコーダ、34は静止画符号化データ
をデコードしデジタルビデオデータを出力する静止画用
デコーダである。
【0025】35は、動画用デコーダ33から出力され
るデジタルビデオデータと静止画用デコーダ34から出
力されるデジタルビデオデータを動画/静止画コーデッ
ク識別信号に基づいて選択出力するスイッチである。3
6はデジタルビデオデータをアナログ化しアナログビデ
オ信号を出力するD/Aコンバータ、37はテレビモニ
タである。
【0026】38は、相手側端末に対して送信画像のフ
レームレートを要求する相手端末フレームレート信号を
受け、その情報を記憶しておく相手端末フレームレート
設定手段である。
【0027】39は、自端末フレームレートと受信した
相手端末フレームレートを選択出力するスイッチであ
る。40は、スイッチから出力されたフレームレートを
記憶し出力する自端末フレームレート設定手段である。
【0028】41は自端末フレームレートに基づいて動
画/静止画コーデック識別信号を出力するエンコーダ選
択手段である。42は自端末フレームレートに基づいて
共通中間フォーマット識別信号を出力する解像度決定手
段、43は自端末フレームレートに基づいてQ値を出力
する量子化ステップサイズ決定手段である。
【0029】動画用エンコーダ24および静止画用エン
コーダ25は、共通中間フォーマット識別信号に基づい
て画像フォーマットを決定し、Q値に従ってデジタルビ
デオデータを符号化する。また両エンコーダの起動/停
止は動画/静止画コーデック識別信号によって制御され
る。
【0030】次に、自端末側で撮影した画像を相手端末
側に対して送信する場合に、動画と静止画をシームレス
に表示させる方法について説明する。
【0031】図1及び図2に示す構成の自端末側におい
て、ビデオカメラ21で撮影され出力されるアナログビ
デオ信号をA/Dコンバータ22がデジタル化し、デジ
タルビデオデータとして出力する。使用者はキー入力装
置23によってフレームレートを段階的に切り換える操
作が可能である。使用者がキー操作によって選択したフ
レームレートを示す自端末フレームレート信号がキー入
力装置23から出力される。
【0032】スイッチ39は自端末フレームレート信号
を優先して出力する。すなわち、自端末フレームレート
信号が入力された場合、スイッチ39は、他方すなわち
相手方から送られた相手端末フレームレート信号の入力
に関わらず自端末フレームレート信号を自端末フレーム
レート設定手段40へ送る。
【0033】自端末フレームレート設定手段40は入力
された自端末フレームレート信号を記憶する。自端末フ
レームレート設定手段40から読み出された自端末フレ
ームレートは、エンコーダ選択手段41、解像度決定手
段42、量子化ステップサイズ決定手段43に入力され
る。
【0034】エンコーダ選択手段41は自端末フレーム
レート信号に基づいて、動画用エンコーダ24を使用す
るか静止画用エンコーダ25を使用するかを判断し、動
画/静止画コーデック識別信号を出力する。この時の判
断は、図2の模式的なグラフが示すようにフレームレー
トがある値を下回ったあるいは越えた場合に、動画エン
コーダ24から静止画エンコーダ25、あるいは静止画
エンコーダ25から動画エンコーダ24、というように
切り換わる。
【0035】例えば使用者がキー入力装置23によりフ
レームレートを段階的に下げていく操作をした場合、フ
レームレートがある値以上であれば動画エンコーダ24
を選択するが、フレームレートがある値を下回った時に
動画エンコーダ24から静止画エンコーダ25に切り替
わる。また使用者がフレームレートを段階的に上げてい
く操作をした場合、フレームレートがある値を超えた時
に静止画エンコーダ25から動画エンコーダ24に切り
替わる。この切り換わるフレームレートの値は、各エン
コーダの圧縮率や通信網の通信レートなどにもよるが、
切り換わってもフレームレートの連続性が実用上十分保
たれる値でおこなわれる。
【0036】解像度決定手段42は、入力された自端末
フレームレート信号及び動画/静止画コーデック識別信
号に基づいて、画像解像度としてCIF(352*28
8)を使用するか又はQCIF(176*144)を使
用するかを判断し、共通中間フォーマット識別信号を出
力する。この時の判断は、図2が示すようにフレームレ
ートがある値を下回ったあるいは越えた場合に、QCI
FからCIF、あるいはCIFからQCIF、というよ
うに切り換わる。この切り換わるフレームレートの値
は、エンコーダの種類や圧縮率、通信網の通信レートな
どにもよるが、切り換わってもフレームレートの連続再
が実用上十分保たれる値でおこなわれる。
【0037】量子化ステップサイズ決定手段43は、入
力された自端末フレームレート信号、動画/静止画コー
デック識別信号及び共通中間フォーマット識別信号に基
づいて、量子化ステップサイズ値としてどの値を使用す
るかを判断し、量子化ステップ値(Q値)を出力する。
この時の判断は以下のようにおこなわれる。
【0038】図3が示すようにスループットはフレーム
レートによって増減する。これを是正するために、図4
の模式的なグラフが示すようにフレームレートに応じて
量子化ステップサイズ(Q値)を調整する。こうするこ
とで、フレームレートが変化してもスループットを一定
にすることができる。フレームレートが変化してもスル
ープットを一定にしたことを図5の模式的なグラフが示
す。
【0039】このようにして出力された、動画/静止画
コーデック識別信号、共通中間フォーマット識別信号及
びQ値は、動画用エンコーダ24及び静止画用エンコー
ダ25に入力される。そして両エンコーダのうち、動画
/静止画コーデック識別信号によって選択された方のエ
ンコーダが符号化データを出力する。動画用エンコーダ
24が選択されれば動画符号化データを、静止画用エン
コーダ25が選択されれば静止画符号化データを、それ
ぞれのエンコーダが出力する。
【0040】エンコーダ選択手段41から出力された動
画/静止画コーデック識別信号はデータ制御プトロコル
手段26にも入力され、静止画を送信するための通信手
順が制御符号化データとしてデータ制御プロトコル手段
26から出力される。また、エンコーダ選択手段41か
ら出力された動画/静止画コーデック識別信号は多重化
テーブル選択手段27にも入力され、多重化テーブル選
択手段27で多重化テーブルが選択され、多重化テーブ
ル番号が出力される。多重化手段28は多重化テーブル
番号に基づいて、動画符号化データ、静止画符号化デー
タ、制御符号化データ、を多重化し、送信データとして
出力する。送信データはベースバンド処理手段30でベ
ースバンドデータに変換され、RFモジュール29で電
波に変換される。
【0041】次に自端末側で撮影した画像を受信する相
手端末側における動作について説明する。なお、相手端
末装置も図1及び図2に示す端末装置と同じ構成である
ものとし、図1及び図2に沿って説明する。
【0042】相手端末側において、受信した電波はRF
モジュール29でベースバンドデータに変換され、ベー
スバンド処理手段30で受信データに変換される。受信
データは分離化手段31に入力され、動画符号化デー
タ、静止画符号化データ、制御符号化データ、に分離化
される。動画符号化データを入力された動画用デコーダ
33は、動画用復号化手順を用いて復号化処理をおこな
い、デジタルビデオデータを出力する。同様に静止画符
号化データを入力された静止画用デコーダ34は、静止
画用復号化手順を用いて復号化処理をおこない、デジタ
ルビデオデータを出力する。
【0043】また、制御符号化データを入力されたデー
タ制御プロトコル手段32は、制御データの復号化処理
をおこない、動画/静止画コーデック識別信号を出力す
る。動画/静止画コーデック識別信号はスイッチ35に
入力される。そして動画/静止画コーデック識別信号が
静止画表示を指示した場合には、スイッチ35が静止画
側に切り換わり、スイッチ35から静止画のデジタルビ
デオデータが出力される。
【0044】逆に受信側動画/静止画の切り換え信号が
動画を指示した場合には、スイッチ35が動画側に切り
換わり、スイッチ35から動画のデジタルビデオデータ
が出力される。スイッチ35から出力されるデジタルビ
デオデータはD/Aコンバーダ36でアナログ化され、
出力されたアナログビデオ信号がテレビモニタ37で表
示される。
【0045】上記のように、自端末側で撮影した画像を
相手端末側に対して送信する場合に、動画と静止画がシ
ームレスに表示される。すなわち、送信側の自端末側で
撮影した動画像を相手端末側に対して送信している時、
送信側端末の使用者が最大フレームレートから徐々にフ
レームレートを低下させていくと、時間あたりの符号化
データ量が一定になるように量子化ステップを細かく
し、さらにフレームレートを低下させると画像解像度を
上げ、さらに低下させると動画に適した動画用エンコー
ダ24から静止画用エンコーダ25に切り換わる。圧縮
手段が静止画用エンコーダ25になった後も連続的な符
号化動作を続け、フレームレートが低下していくほどに
量子化ステップを細かく、画像解像度を上げていく。こ
のように動画と静止画がシームレスに表示される。フレ
ームレートを上げていく場合は、フレームレートを下げ
ていく場合と逆の動作をさせる。
【0046】次に、相手端末側で撮影された画像を自端
末側で受信する場合に、動画と静止画をシームレスに表
示させる方法について説明する。
【0047】自端末側において、使用者はキー操作によ
って相手側端末に対して送信画像のフレームレートを要
求する操作を行うことができる。使用者のフレームレー
ト要求の操作によってキー入力装置23から相手端末フ
レームレート信号が出力される。相手端末フレームレー
ト信号は相手端末フレームレート設定手段38で記憶さ
れる。
【0048】相手端末フレームレート設定手段38から
から読み出された相手端末フレームレート信号は、デー
タ制御プトロコル手段26に入力され符号化された後、
制御符号化データとしてデータ制御プロトコル手段26
から出力される。また相手端末フレームレート信号は多
重化テーブル選択手段27にも入力され、多重化テーブ
ル選択手段27で多重化テーブルが選択され、多重化テ
ーブル番号が出力される。多重化手段28は多重化テー
ブル番号に基づいて、動画符号化データ、静止画符号化
データ、制御符号化データ、を多重化し、送信データと
して出力する。相手端末フレームレート信号を乗せた送
信データはベースバンド処理手段30でベースバンドデ
ータに変換され、RFモジュール29で電波に変換され
る。
【0049】相手端末側すなわち画像を撮影した端末に
おいて、受信した電波はRFモジュール29でベースバ
ンドデータに変換され、ベースバンド処理手段30で受
信データに変換される。受信データは分離化手段31に
入力され、動画符号化データ、静止画符号化データ、制
御符号化データ、に分離化される。このうち制御符号化
データを入力されたデータ制御プロトコル手段32は、
制御データの復号化処理をおこなう。受信した制御デー
タのなかに相手端末フレームレート信号が含まれている
場合はこの相手端末フレームレート信号も復号化され、
出力される。
【0050】このように自端末側から相手端末側へ相手
端末フレームレート信号が送られると、相手端末フレー
ムレート信号を受けた方の端末では、データ制御プロト
コル手段32にて復号化された相手端末フレームレート
信号がスイッチ39に入力される。この時、その端末自
身の自端末フレームレート信号がが入力されていなけれ
ば、スイッチ39はデータ制御プロトコル手段32側に
切り換わっており、データ制御プロトコル手段32が出
力した相手端末フレームレート信号が自端末フレームレ
ート設定手段40へ送られ、記憶される。
【0051】ただし、相手端末の使用者がその端末自身
のフレームレートを指定する操作をしておれば、スイッ
チ39には自端末フレームレート信号が入力し、この自
端末フレームレート信号が優先する。
【0052】自端末フレームレート設定手段40から読
み出された相手端末フレームレートは、エンコーダ選択
手段41、解像度決定手段42、量子化ステップサイズ
決定手段43に入力される。
【0053】エンコーダ選択手段41は、送られてきた
相手端末フレームレート信号に基づいて、動画用エンコ
ーダ24を使用するか静止画用エンコーダ25を使用す
るかを判断し、動画/静止画コーデック識別信号を出力
する。
【0054】この時の判断は、先に説明した自端末で画
像送信の場合と同様、図2のようにフレームレートがあ
る値を下回ったあるいは越えた場合に、動画エンコーダ
24から静止画エンコーダ25、あるいは静止画エンコ
ーダ25から動画エンコーダ24、というように切り換
わる。この場合も、この切り換わるフレームレートの値
は、各エンコーダの圧縮率や通信網の通信レートなどに
もよるが、切り換わってもフレームレートの連続性が実
用上十分保たれる値でおこなわれる。
【0055】解像度決定手段42も先に説明した自端末
で画像送信の場合と同様に、入力された自端末フレーム
レート信号及び動画/静止画コーデック識別信号に基づ
いて、画像解像度としてCIF(352*288)を使
用するか又はQCIF(176*144)を使用するか
を判断し、共通中間フォーマット識別信号を出力する。
例えば図3が示すようにフレームレートがある値を下回
った場合に、QCIFからCIFへ切り換わる。この切
り換わるフレームレートの値も先に説明したようにフレ
ームレートの連続再が実用上十分保たれる値でおこなわ
れる。
【0056】量子化ステップサイズ決定手段43も先に
説明した自端末で画像送信の場合と同様に、入力された
自端末フレームレート信号、動画/静止画コーデック識
別信号及び共通中間フォーマット識別信号に基づいて、
量子化ステップサイズ値としてどの値を使用するかを判
断し、量子化ステップ値(Q値)を出力する。すなわち
図4に示すようにフレームレートに応じて量子化ステッ
プサイズ(Q値)を調整し、図5のようにフレームレー
トが変化してもスループットを一定にする。
【0057】このようにして出力された動画/静止画コ
ーデック識別信号及び共通中間フォーマット識別信号及
びQ値は、動画用エンコーダ24と静止画用エンコーダ
25に与えられる。そして動画/静止画コーデック識別
信号で選択された方のエンコーダが送信画像の符号化デ
ータを出力する。例えば動画用エンコーダ24が選択さ
れれば動画符号化データを、また静止画用エンコーダ2
5が選択されれば静止画符号化データを、それぞれのエ
ンコーダが出力する。
【0058】エンコーダ選択手段41から出力された動
画/静止画コーデック識別信号はデータ制御プトロコル
手段26にも入力され、静止画を送信するための通信手
順が制御符号化データとしてデータ制御プロトコル手段
8から出力される。また、エンコーダ選択手段41から
出力された動画/静止画コーデック識別信号は多重化テ
ーブル選択手段27にも入力され、多重化テーブル選択
手段27で多重化テーブルが選択され、多重化テーブル
番号が出力される。
【0059】多重化手段28は多重化テーブル番号に基
づいて、動画符号化データ、静止画符号化データ、制御
符号化データ、を多重化し、送信データとして出力す
る。送信データはベースバンド処理手段30でベースバ
ンドデータに変換され、RFモジュール29で電波に変
換される。
【0060】再び自端末側における動作について説明す
る。自端末側において、受信した電波はRFモジュール
29でベースバンドデータに変換され、ベースバンド処
理手段30で受信データに変換される。受信データは分
離化手段31に入力され、動画符号化データ、静止画符
号化データ、制御符号化データ、に分離化される。
【0061】動画符号化データを入力された動画用デコ
ーダ33は、動画用復号化手順を用いて復号化処理をお
こない、デジタルビデオデータを出力する。同様に静止
画符号化データを入力された静止画用デコーダ34は、
静止画用復号化手順を用いて復号化処理をおこない、デ
ジタルビデオデータを出力する。また、制御符号化デー
タを入力されたデータ制御プロトコル手段32は、制御
データの復号化処理をおこない、動画/静止画コーデッ
ク識別信号を出力する。
【0062】動画/静止画コーデック識別信号はスイッ
チ35に入力される。そして動画/静止画コーデック識
別信号が静止画表示を指示した場合には、スイッチ35
が静止画側に切り換わり、スイッチ35から静止画のデ
ジタルビデオデータが出力される。逆に受信側動画/静
止画の切り換え信号が動画を指示した場合には、スイッ
チ35が動画側に切り換わり、スイッチ35から動画の
デジタルビデオデータが出力される。スイッチ35から
出力されるデジタルビデオデータはD/Aコンバーダ3
6でアナログ化され、出力されたアナログビデオ信号が
テレビモニタ37で表示される。
【0063】上記のような方法で、相手端末側で撮影さ
れた画像を自端末側で受信する場合に、動画と静止画が
シームレスに表示させる。このように本発明の動画と静
止画のシームレス表示方法によれば、静止画を動画と同
じ操作方法で扱うことができる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、使用者が1秒あたりのフレーム数を段階的に
操作することによって、動画用コーデックと静止画用コ
ーデックを自動的に切り替え、シームレスに動画より静
止画へ移ることとなり、動画以上の解像度で連続的に画
像を表示したいというような場合にも、静止画というこ
とを意識せずに、静止画を動画と同じ操作方法で扱うこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像通信装置のブ
ロック図
【図2】本発明の実施の形態における画像通信装置のブ
ロック図
【図3】量子化ステップサイズが一定の場合の各圧縮方
式のスループットの模式的なグラフ
【図4】フレームレートに対する各圧縮方式の量子化ス
テップサイズの模式的なグラフ
【図5】量子化ステップサイズをフレームレートに応じ
て変化させた場合の各圧縮方式のスループットの模式的
なグラフ
【図6】従来の画像通信装置のブロック図
【符号の説明】
21 ビデオカメラ 22 A/Dコンバータ 23 キー入力装置 24 動画用エンコーダ 25 静止画用エンコーダ 26 データ制御プロトコル手段 27 多重化テーブル選択手段 28 多重化手段 29 RFモジュール 30 ベースバンド処理手段 31 分離化手段 32 データ制御プロトコル手段 33 動画用デコーダ 34 静止画用デコーダ 35 スイッチ 36 D/Aコンバータ 37 テレビモニタ 38 相手端末フレームレート設定手段 39 スイッチ 40 自端末フレームレート設定手段 41 エンコーダ選択手段 42 解像度決定手段 43 量子化ステップサイズ決定手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオカメラと、 アナログビデオ信号をデジタル化しデジタルビデオデー
    タを出力するA/Dコンバータと、 キー入力装置と、 自端末フレームレートの情報を記憶し出力する自端末フ
    レームレート設定手段と、 相手端末へ送信する相手端末フレームレートの情報を記
    憶し出力する相手端末フレームレート設定手段と、 前記自端末フレームレート設定手段から出力されるフレ
    ームレート信号に基づいて、フレームレートが段階的に
    下げられていく場合はある値を下回った時に動画用エン
    コーダから静止画用エンコーダに切り替え、フレームレ
    ートが段階的に上げられていく場合はフレームレートが
    ある値を超えた時に静止画用エンコーダから動画用エン
    コーダに切り替える動画/静止画コーデック識別信号を
    出力するエンコーダ選択手段と、 前記自端末フレームレート設定手段より出力するフレー
    ムレート信号及び動画/静止画コーデック識別信号に基
    づいて画像の解像度を決定する解像度決定手段と、 前記動画/静止画コーデック識別信号に基づいて起動/
    停止され、前記解像度決定手段が決定した解像度に基づ
    いて画像フォーマットを決定してデジタルビデオデータ
    を符号化する動画用エンコーダと、 動画/静止画コーデック識別信号に基づいて起動/停止
    され、前記解像度決定手段が決定した解像度に基づいて
    画像フォーマットを決定してデジタルビデオデータを符
    号化する静止画用エンコーダと、 送信する相手端末フレームレートや動画/静止画コーデ
    ック識別信号などの制御データを符号化し、制御符号化
    データとして出力するデータ制御プロトコル手段と、 動画符号化データ、静止画符号化データ、制御符号化デ
    ータを多重化して送信データを出力する多重化手段と、 送信データを電波に変換する手段と、 受信データを分離して動画符号化データ、静止画符号化
    データ、制御符号化データを出力する分離化手段と、 制御符号化データを復号化し、受信した相手端末フレー
    ムレートや動画/静止画コーデック識別信号を出力する
    データ制御プロトコルと、 動画符号化データをデコードしデジタルビデオデータを
    出力する動画用デコーダと、 静止画符号化データをデコードしデジタルビデオデータ
    を出力する静止画用デコーダと、 動画用デコーダから出力されるデジタルビデオデータと
    静止画用デコーダから出力されるデジタルビデオデータ
    を動画/静止画コーデック識別信号に基づいて選択出力
    するスイッチと、 デジタルビデオデータをアナログ化しアナログビデオ信
    号を出力するD/Aコンバータと、 テレビモニタとを備えたことを特徴とする画像通信端末
    装置。
  2. 【請求項2】自端末側にて設定されたフレームレートを
    示す自端末フレームレート信号と相手端末より受信した
    相手端末フレームレート信号を選択出力するスイッチを
    備え、自端末フレームレート設定手段は前記スイッチに
    よって選択された自端末フレームレート信号または相手
    端末より受信したフレームレート信号が示すフレームレ
    ートを記憶して出力し、エンコーダ選択手段は前記自端
    末フレームレート設定手段の情報に基づいて動画/静止
    画コーデック識別信号を出力することを特徴とする請求
    項1記載の画像通信端末装置。
  3. 【請求項3】動画/静止画コーデック識別信号に基づい
    て多重化テーブルを選択する多重化テーブル選択手段を
    備え、前記多重化テーブル選択手段は動画/静止画コー
    デック識別信号及び送信する相手端末フレームレート信
    号に基づいて選択した多重化テーブル番号を出力し、多
    重化手段は多重化テーブル番号に従って動画符号化デー
    タ、静止画符号化データ、制御符号化データを多重化す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像通信端末装置。
  4. 【請求項4】解像度決定手段はフレームレート信号およ
    び動画/静止画コーデック識別信号に基づいて共通中間
    フォーマット信号を出力し、動画/静止画コーデック識
    別信号によって選択された動画用エンコーダもしくは静
    止画用エンコーダは前記解像度決定手段が出力した共通
    中間フォーマット信号に基づいてデジタルビデオデータ
    を符号化することを特徴とする請求項1記載の画像通信
    端末装置。
  5. 【請求項5】フレームレート信号、動画/静止画コーデ
    ック識別信号及び共通中間フォーマット識別信号に基づ
    いて量子化ステップサイズ値を出力する量子化ステップ
    決定手段を備え、動画/静止画コーデック識別信号によ
    って選択された動画用エンコーダもしくは静止画用エン
    コーダは前記量子化ステップ決定手段が出力した量子化
    ステップサイズに基づいてデジタルビデオデータを符号
    化することを特徴とする請求項4記載の画像通信端末装
    置。
  6. 【請求項6】第1の端末装置にて撮影した画像を第2の
    端末装置に対して送信する際の画像通信方法であって、
    第1の端末装置では、 キー入力装置からの自端末フレームレート信号または第
    2の端末装置側から送られてきた相手端末フレームレー
    ト信号を選択し、 エンコーダ選択手段は選択された自端末フレームレート
    信号または相手端末より受信したフレームレート信号に
    基づいて、フレームレートが段階的に下げられていく場
    合はある値を下回った時に動画用エンコーダから静止画
    用エンコーダに切り替え、フレームレートが段階的に上
    げられていく場合はフレームレートがある値を超えた時
    に静止画用エンコーダから動画用エンコーダに切り替え
    る動画/静止画コーデック識別信号を出力し、 前記フレームレート信号及び動画/静止画コーデック識
    別信号に基づいて解像度決定手段が画像の解像度を決定
    し、 ビデオカメラによって撮像された画像信号をデジタルビ
    デオデータに変換し、 動画/静止画コーデック識別信号によって選択された動
    画用エンコーダもしくは静止画用エンコーダは前記解像
    度決定手段が決定した解像度に基づいて前記デジタルビ
    デオデータを符号化し、 データ制御プロトコル手段が動画/静止画コーデック識
    別信号または送信する相手端末フレームレート信号を制
    御符号化データに符号化し、 動画符号化データおよび静止画符号化データおよび制御
    符号化データを多重化して送信し、 第2の端末装置では、 受信データを分離化手段へ送り、 分離化手段は受信データを動画符号化データ、静止画符
    号化データ、制御符号化データに分離化し、 データ制御プロトコル手段は制御符号化データを動画/
    静止画コーデック識別信号と受信した相手端末フレーム
    レート信号に復号化し、 動画/静止画コーデック識別信号に従って動画用デコー
    ダからのデジタルビデオデータまたは静止画用デコーダ
    からのデジタルビデオデータをスイッチにより選択し、 動画用デコーダは動画符号化データを復号化し、 静止画用デコーダは静止画符号化データを復号化し、 動画用デコーダまたは静止画用デコーダから出力された
    デジタルビデオデータをD/Aコンバータによってアナ
    ログビデオ信号に変換し、テレビモニタで表示すること
    を特徴とする画像通信方法。
JP9191197A 1997-04-10 1997-04-10 画像通信端末装置および画像通信方法 Pending JPH10285588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9191197A JPH10285588A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 画像通信端末装置および画像通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9191197A JPH10285588A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 画像通信端末装置および画像通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10285588A true JPH10285588A (ja) 1998-10-23

Family

ID=14039773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9191197A Pending JPH10285588A (ja) 1997-04-10 1997-04-10 画像通信端末装置および画像通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10285588A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004193990A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Sony Corp 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
EP1628486A1 (en) * 2004-08-18 2006-02-22 Olympus Corporation Image transmission apparatus
JP2007116418A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Sony Corp 画像変換装置、画像信号処理装置、カメラシステム、および画像信号処理方法
JP2008148217A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Canon Inc 再生装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体
US11729259B2 (en) 2020-03-31 2023-08-15 Fujitsu Limited Improving resource efficiency in an image processing system for processing a moving image or a still frame

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004193990A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Sony Corp 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4586328B2 (ja) * 2002-12-11 2010-11-24 ソニー株式会社 情報処理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
EP1628486A1 (en) * 2004-08-18 2006-02-22 Olympus Corporation Image transmission apparatus
JP2007116418A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Sony Corp 画像変換装置、画像信号処理装置、カメラシステム、および画像信号処理方法
US8081255B2 (en) 2005-10-20 2011-12-20 Sony Corporation Image converting apparatus, image signal processing apparatus, camera system and image signal processing method
JP2008148217A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Canon Inc 再生装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体
US11729259B2 (en) 2020-03-31 2023-08-15 Fujitsu Limited Improving resource efficiency in an image processing system for processing a moving image or a still frame

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080125104A1 (en) Apparatus and method for sharing video telephony screen in mobile communication terminal
JPH1042261A (ja) マルチメディア通信システム向け圧縮領域映像へのテキストオーバーレイ
JPH07336462A (ja) 通信端末および通信システム
JPH11313048A (ja) マルチメディア通信方法及び通信装置
US6560280B1 (en) Video transmission system
JP2000013776A (ja) 動画像通信システムと動画像通信装置及び画像フォーマット変換方法
JPH06125539A (ja) 画像符号化装置
JPH10285588A (ja) 画像通信端末装置および画像通信方法
US5900906A (en) Image communication apparatus having automatic answering and recording function
JP3927606B2 (ja) 画像通信装置及びシステム、並びに画像受信装置及び受信画像データの処理方法
JPH09121333A (ja) 画像伝送装置
KR101077029B1 (ko) 비디오 데이터 전송 장치 및 방법
JPS6256038A (ja) マルチメデイア伝送システム
JPH0884327A (ja) 画像通信装置及び画像通信方法
JPH10117354A (ja) 動画伝送システム
JPH09205628A (ja) 画像情報伝送装置
JPH08275137A (ja) 画像通信装置
JPH11239331A (ja) 多地点通信システム
JP3466639B2 (ja) 画像通信装置及び方法
JPH1079823A (ja) 画像伝送装置
JP3642072B2 (ja) テレビ会議装置
JPH08274961A (ja) 画像伝送方法及び装置並びに解像度制御装置
JP2000350210A (ja) Arq画像通信方法およびarq画像通信装置
JPH1141575A (ja) 画像音声通信装置および画像音声通信システム
JPH0715728A (ja) 符号化装置およびデータ伝送システム