JP5676950B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5676950B2
JP5676950B2 JP2010165347A JP2010165347A JP5676950B2 JP 5676950 B2 JP5676950 B2 JP 5676950B2 JP 2010165347 A JP2010165347 A JP 2010165347A JP 2010165347 A JP2010165347 A JP 2010165347A JP 5676950 B2 JP5676950 B2 JP 5676950B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
layer control
control unit
lower layer
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010165347A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011065141A (ja
Inventor
広高 関
広高 関
篤志 大谷
篤志 大谷
庄司 武田
庄司 武田
山本 悟
悟 山本
圭太 高橋
圭太 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2010165347A priority Critical patent/JP5676950B2/ja
Priority to US12/852,118 priority patent/US8615675B2/en
Publication of JP2011065141A publication Critical patent/JP2011065141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5676950B2 publication Critical patent/JP5676950B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6558Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6558Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point
    • G03G15/6561Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point for sheet registration
    • G03G15/6564Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point for sheet registration with correct timing of sheet feeding
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00025Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
    • G03G2215/00071Machine control, e.g. regulating different parts of the machine by measuring the photoconductor or its environmental characteristics
    • G03G2215/00075Machine control, e.g. regulating different parts of the machine by measuring the photoconductor or its environmental characteristics the characteristic being its speed
    • G03G2215/0008Machine control, e.g. regulating different parts of the machine by measuring the photoconductor or its environmental characteristics the characteristic being its speed for continuous control of recording starting time
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1672Paper handling
    • G03G2221/1675Paper handling jam treatment

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、階層構造を有する複数のCPU群を有する分散制御システムによって実現された画像形成装に関するものである。
電子写真方式を採用する画像形成装置のプリンタデバイス制御では、1つのCPUによる集中制御が行われている。しかし、制御の一点集中によるCPU負荷の増大によって、より高性能なCPUが必要となる。さらに、プリンタデバイスの制御負荷の増大に伴い、通信ケーブル(通信束線)をCPU基板から離れた負荷ドライバユニットまで引き回す必要があり、長大な通信ケーブルが多数必要となっていた。このような問題を解決するために、電子写真システムを構成する各制御モジュールを個々のサブCPUに分割する制御形態が注目されている(特許文献1参照)。
分散制御を行うシステム構成を画像形成装置に適用すると共に、開発工数の削減やコスト削減を実現するためには、CPUの回路基板構成を同一としCPU回路基板に接続されている負荷に応じてCPU回路基板及び負荷を制御することが有効となる。また、当該CPU回路基板の使用数を増減させることにより、複数の製品に展開することができる。このように異なる製品スペックにおいても、開発工数、コスト削減を達成しつつ複数の製品展開を実現することが求められている。さらに、複数のCPUが分散制御を行うシステムでは、CPU回路基板上の部品点数を削減することでコストダウンを行うことが必須となる。例えば、各CPUに内蔵されているクロック発振器を使用すれば、コスト削減をすることができる。
特開2006−256275号公報
しかしながら、CPUに内蔵されるクロック発振器は精度が悪く個体差も大きい。また、外部クロック発振器を使用する場合においても、外部クロック発振器の個体差により中長期的な誤差が生じてしまう。その結果、複数のCPUが個別にステッピングモータなどのアクチュエータを制御する場合、内蔵クロック発振器や外部クロック発振器の誤差により、紙搬送を制御するステッピングモータ間の速度に誤差が生じ、紙の引っ張り合いやたわみなどが生じてしまう。また所定時間を計測する場合においても、それぞれのCPUで時間計測結果が異なってしまう。その結果、紙づまりや色ズレ等が発生してしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、複数のCPUによる分散制御において、各CPUが協調して動作する場合に各CPU間での制御誤差を抑制する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。画像形成装置は、記録材に画像を形成するための機能を制御する上位層制御部と、前記上位層制御部により制御され、前記機能を実現するための負荷を制御する第1及び第2の下位層制御部と、前記第1の下位層制御部によって制御される前記負荷によって駆動され、搬送路に沿って前記記録材を搬送する第1搬送手段と、前記第2の下位層制御部によって制御される前記負荷によって駆動され、前記搬送路において前記第1搬送手段の下流に位置し、前記記録材を搬送する第2搬送手段と、前記第1及び第2の下位層制御部による前記第1搬送手段及び前記第2搬送手段によって搬送される前記記録材の、搬送路上の所定位置における有無を検出する1つ以上のセンサとを備え、前記第1及び第2の下位層制御部のそれぞれは、クロック発振器と、各下位層制御部が備える前記クロック発振器を利用して、前記1つ以上のセンサによる記録材の検出に関わる時間間隔を計測する計測部と、前記上位層制御部に対して、計測された前記時間間隔を通知する通知部と、前記上位層制御部から送信される補正係数に基づき、クロックカウント値を補正する補正部とを備え、前記上位層制御部は、前記第1の下位層制御部の前記クロック発振器と、前記第2の下位層制御部の前記クロック発振器との間の誤差を補正すべく、前記第1及び第2の下位層制御部の一方で計測した基準値である時間間隔に他方の下位層制御部で計測した時間間隔を合わせるために前記第1の下位層制御部の第1補正係数及び前記第2の下位層制御部の第2補正係数を決定し、前記決定した第1及び第2補正係数を前記第1及び第2の下位層制御部へ送信する決定部を備えることを特徴とする。
本発明は、複数のCPUによる分散制御において、各CPUが協調して動作する場合に各CPU間での制御誤差を抑制する画像形成装置を提供できる。
本発明に係る画像形成装置1000の概観を示す図である。 本発明に係る画像形成部300の構成例を示す断面図である。 本発明に係るマスタCPU、サブマスタCPU及びスレーブCPUの関連を模式的に示す図である。 本発明に係る画像形成装置1000の制御基板の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置1000の制御基板の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置1000の制御基板の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る計測する時間間隔を説明する図である。 第1の実施形態に係る時間間隔を補正する制御構成を示す図である。 第1の実施形態に係る各動作タイミングを示すタイミングチャートである。 第1の実施形態に係るクロック補正の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る計測する時間間隔を説明する図である。 第2の実施形態に係る時間間隔を補正する制御構成を示す図である。 第2の実施形態に係るクロック補正の処理手順を示すフローチャートである。
<画像形成装置の構成>
まず、図1を参照して、本発明に係る画像形成装置の構成について説明する。図1に示すように、画像形成装置1000は、自動原稿搬送装置100、画像読取部200、画像形成部300、及び操作部10を備える。また、画像読取部200は、画像形成部300の上に載置されている。さらに、画像読取部200上には、自動原稿搬送装置(ADF)100が載置されている。また、本画像形成装置1000は、複数の制御部(CPU)を用いて分散制御を実現する。
自動原稿搬送装置100は、原稿を自動的に原稿台ガラス上に搬送する。画像読取部200は、自動原稿搬送装置100から搬送された原稿を読み取って画像データを出力する。画像形成部300は、自動原稿搬送装置100から出力された画像データやネットワークを介して接続された外部装置から入力された画像データに従って記録材に画像を形成する。操作部10は、ユーザが各種操作を行うためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を有する。さらに、操作部10は、タッチパネル等の表示部を有し、ユーザに対して情報を提示することもできる。
<画像形成部>
次に、図2を参照して、画像形成部300の詳細について説明する。なお、本実施形態の画像形成部300は電子写真方式を採用している。なお、図2の参照番号の末尾に示すアルファベットY、M、C、Kは、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックのトナーに対応した各エンジンを示す。以下では、全てのトナーに対応するエンジンを示す場合は末尾のアルファベットY、M、C、Kを省略して参照番号を記載し、個別に示す場合は参照番号の末尾にアルファベットY、M、C、Kを付記して記載する。
像担持体としてフルカラー静電画像を形成するための感光ドラム(以下、単に「感光体」と称する。)225は、モータで矢印Aの方向に回転可能に設けられる。感光体225の周囲には、一次帯電装置221、露光装置218、現像装置223、転写装置220、クリーナ装置222、除電装置271が配置されている。
現像装置223Kはモノクロ現像のための現像装置であり、感光体225K上の潜像をKのトナーで現像する。また現像装置223Y、M、Cはフルカラー現像のための現像装置であり、現像装置223Y、M、Cは、感光体225Y、M、C上の潜像をそれぞれY、M、Cのトナーで現像する。感光体225上に現像された各色のトナー像は、転写装置220によって中間転写体である転写ベルト226に一括で多重転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。
転写ベルト226は、ローラ227、228、229に張架されている。ローラ227は、駆動源に結合されて転写ベルト226を駆動する駆動ローラとして機能し、ローラ228は転写ベルト226の張力を調節するテンションローラとして機能する。また、ローラ229は、2次転写装置231としての転写ローラのバックアップローラとして機能する。転写ローラ脱着ユニット250は、2次転写装置231を転写ベルト226に接着させるか、又は離脱させるための駆動ユニットである。2次転写装置231を通過した後の転写ベルト226の下部にはクリーナブレード232が設けられており、転写ベルト226上の残留トナーがブレードで掻き落とされる。
カセット240、241及び手差し給紙部253に格納された記録材(記録紙)は、レジストローラ255、給紙ローラ対235及び縦パスローラ対236、237によってニップ部、つまり2次転写装置231と転写ベルト226との当接部に給送される。なお、その際2次転写装置231は、転写ローラ脱着ユニット250によって転写ベルト226に当接されている。転写ベルト226上に形成されたトナー像は、このニップ部で記録材上に転写される。その後、トナー像が転写された記録材は、定着装置234でトナー像が熱定着されて装置外へ排出される。
カセット240、241及び手差し給紙部253は、それぞれ記録材の有無を検知するためのシートなし検知センサ243、244、245を備える。また、カセット240、241及び手差し給紙部253は、それぞれ記録材のピックアップ不良を検知するための給紙センサ247、248、249を備える。
ここで、画像形成部300による画像形成動作について説明する。画像形成が開始されると、カセット240、241及び手差し給紙部253に格納された記録材は、ピックアップローラ238、239、254により1枚毎に給紙ローラ対235に搬送される。記録材は、給紙ローラ対235によりレジストローラ255へと搬送されると、その直前のレジストセンサ256により記録材の通過が検知される。
レジストセンサ256により記録材の通過が検知された時点で、本実施形態では所定の時間が経過した後に一端搬送動作を中断する。その結果、記録材は停止しているレジストローラ255に突き当たり搬送が停止されるが、その際記録材の進行方向端部が搬送経路に対して垂直になるように搬送位置が固定され、記録材の搬送方向が搬送経路に対してずれた状態の斜行が補正される。以下では、この処理を位置補正と称する。位置補正は、以降の記録材に対する画像形成方向の傾きを最小化するために必要となる。位置補正後、レジストローラ255を起動させることにより、記録材は、2次転写装置231へ供給される。なお、レジストローラ255は、駆動源に結合され、クラッチによって駆動が伝えられることで回転駆動を行う。
次に、一次帯電装置221に電圧を印加して感光体225の表面を予定の帯電部電位で一様にマイナス帯電させる。続いて、帯電された感光体225上の画像部分が所定の露光部電位になるようにレーザスキャナ部からなる露光装置218で露光を行い潜像が形成される。露光装置218はプリンタ制御I/F215を介してコントローラ460より送られてくる画像データに基づいてレーザ光をオン、オフすることによって画像に対応した潜像を形成する。
また、現像装置223の現像ローラには各色毎に予め設定された現像バイアスが印加されており、上記潜像は、現像ローラの位置を通過する際にトナーで現像され、トナー像として可視化される。トナー像は、転写装置220により転写ベルト226に転写され、さらに2次転写装置231で、給紙部より搬送された記録材に転写された後、レジスト後搬送パス268を通過し、定着搬送ベルト230を介して、定着装置234へと搬送される。
定着装置234では、まずトナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器251、252で帯電され、さらに定着ローラ233でトナー画像が熱定着される。その後、記録材は、排紙フラッパ257により排紙パス258側に搬送パスが切り替えられることにより、排紙ローラ270によってそのまま排紙トレー242に排紙される。
感光体225上に残留したトナーは、クリーナ装置222で除去、回収される。最後に、感光体225は、除電装置271で一様に0ボルト付近まで除電されて、次の画像形成サイクルに備える。
画像形成装置1000によるカラーの画像形成開始タイミングは、Y、M、C、Kの同時転写であるため転写ベルト226上の任意の位置に画像形成を行うことが可能である。しかし、感光体225Y、M、C上のトナー像を転写する位置のずれ分をタイミング的にシフトさせながら画像形成開始タイミングを決定する必要がある。
なお、画像形成部300においては、記録材を連続的にカセット240、241及び手差し給紙部253より給送させることが可能である。この場合、先行する記録材のシート長を考慮し、記録材が重なり合わないような最短の間隔でカセット240、241及び手差し給紙部253からの給紙を行う。上述したように、位置補正後に、レジストローラ255を起動させることにより、記録材は2次転写装置231へ供給されるが、2次転写装置231に到達すると、再びレジストローラ255が一時停止される。これは、後続の記録材に対して先行する記録材と同様に位置補正を行うためである。
次に、記録材の裏面に画像を形成する場合の動作について詳細に説明する。記録材の裏面に画像を形成する際には、まず記録材の表面への画像形成が先行して実行される。表面のみの画像形成であれば、定着装置234でトナー像が熱定着された後に、そのまま排紙トレー242に排紙される。一方、引き続き裏面の画像形成を行なう場合、センサ269で記録材が検知されると、排紙フラッパ257により裏面パス259側に搬送パスが切り替えられ、それに併せた反転ローラ260の回転駆動により記録材が両面反転パス261に搬送される。その後、記録材は、送り方向幅の分だけ両面反転パス261に搬送された後に反転ローラ260の逆回転駆動により進行方向が切り替えられ、表面に画像形成された画像面を下向きにして両面パス搬送ローラ262の駆動により両面パス263に搬送される。
続いて、記録材は、両面パス263を再給紙ローラ264に向かって搬送されると、その直前の再給紙センサ265により通過が検知される。再給紙センサ265により記録材の通過が検知されると、本実施形態では所定の時間が経過した後に一端搬送動作を中断する。その結果、記録材は、停止している再給紙ローラ264に突き当たり搬送が一時停止されるが、その際記録材の進行方向端部が搬送経路に対して垂直になるように位置が固定され、記録材の搬送方向が再給紙パス内の搬送経路に対してずれる斜行が補正される。以下では、この処理を再位置補正と称する。
再位置補正は、以降の記録材裏面に対する画像形成方向の傾きを最小化するために必要となる。再位置補正後、再給紙ローラ264を起動させることにより、記録材は、表裏が逆転した状態で再度給紙パス266上に搬送される。その後の画像形成動作については、上述した表面の画像形成動作と同じであるためここでは省略する。このように表裏両面に画像形成された記録材は、そのまま排紙フラッパ257より排紙パス258側に搬送パスが切り替えられることにより、排紙トレー242に排紙される。
なお、本画像形成部300においては、両面印刷時においても、記録材の連続給送が可能である。しかしながら、記録材への画像形成や形成されたトナー像の定着などを行うための装置は1系統しか有していないため、表面への印刷と裏面への印刷を同時に行うことはできない。したがって、両面印刷時においては、画像形成部300に対し、カセット240、241及び手差し給紙部253からの記録材と、裏面印刷のために反転させて画像形成部に再度給送された記録材とは交互に画像形成されることとなる。
本画像形成部300は、図2に示す各制御負荷を、後述する搬送モジュールA280、搬送モジュールB281、作像モジュール282、定着モジュール283という4つの制御ブロックに分けて各々が自律的に制御されている。さらに、これらの4つの制御ブロックを統括して画像形成装置として機能させるためのマスタモジュール284を有する。以下では、各モジュールの制御構成について図3を用いて説明する。
図3に示すように、本実施形態において、マスタモジュール284に備えられるマスタCPU(マスタ制御部/上位層制御部)1001は、プリンタ制御I/F215を介してコントローラ460より送られる指示及び画像データに基づいて画像形成装置1000の全体を制御する。また、画像形成を実行するための搬送モジュールA280、搬送モジュールB281、作像モジュール282、及び定着モジュール283は、各機能を制御するサブマスタCPU(サブマスタ制御部/上位層制御部)601、901、701、801を備える。サブマスタCPU601、901、701、801はマスタCPU1001により制御される。さらに、各機能モジュールは、さらに、各機能を実行するための制御負荷を動作させるためのスレーブCPU(スレーブ制御部/第1の下位層制御部、第2の下位層制御部、第1の制御部、第2の制御部)602、603、604、605、902、903、702、703、704、705、706、802、803を備える。スレーブCPU602、603、604、605はサブマスタCPU601に、スレーブCPU902、903はサブマスタCPU901に、スレーブCPU702、703、704、705、706はサブマスタCPU701に、スレーブCPU802、803はサブマスタCPU801に制御される。
図3に示すように、マスタCPU1001と複数のサブマスタCPU601、701、801、901は共通のネットワーク型通信バス(第1信号線)1002によってバス接続される。サブマスタCPU601、701、801、901同士の間もネットワーク型通信バス(第1信号線)1002によってバス接続される。なお、マスタCPU1001と複数のサブマスタCPU601、701、801、901はリング接続されるものでもよい。サブマスタCPU601は、さらに、高速シリアル通信バス(第2信号線)612、613、614、615を介して、複数のスレーブCPU602、603、604、605のそれぞれと1対1接続(ピアツーピア接続)されている。同様に、サブマスタCPU701は、高速シリアル通信バス(第2信号線)711、712、713、714、715を介して、それぞれスレーブCPU702、703、704、705、706と接続される。サブマスタCPU801は、高速シリアル通信バス(第2信号線)808、809を介して、それぞれスレーブCPU802、803と接続される。サブマスタCPU901は、高速シリアル通信バス(第2信号線)909、910を介して、それぞれスレーブCPU902、903と接続される。ここで、高速シリアル通信バスは、短距離高速通信に用いられる。
本実施形態に係る画像形成装置1000において、タイミングに依存した応答性が必要とされる制御に関しては、各サブマスタCPUに統括された機能モジュール内で実現されるように機能分割されている。そのため、末端の制御負荷を駆動するための各スレーブCPUと各サブマスタCPUとの間の通信は、応答性のよい高速シリアル通信バスによって接続されている。つまり、上記第2信号線には、上記第1信号線よりもデータ転送のタイミング精度が高い信号線が用いられる。
一方、サブマスタCPU601、701、801、901とマスタCPU1001との間では、精密な制御タイミングを必要としない、画像形成動作の大まかな処理の流れを統括するようなやり取りだけが行われる。例えば、マスタCPU1001はサブマスタCPUに、画像形成前処理開始、給紙開始、画像形成後処理開始といった指示を出す。また、マスタCPU1001はサブマスタCPUに、コントローラ460から指示されたモード(例えばモノクロモードや両面画像形成モードなど)に基づいた指示を画像形成開始の前に出す。サブマスタCPU601、701、801、901のそれぞれの間でも、精密なタイミング制御を必要としないやり取りだけが行われる。すなわち、画像形成装置の制御を、相互に精密なタイミング制御を必要としない制御単位に分け、それぞれのサブマスタCPUがそれぞれの制御単位を精密なタイミングで制御する。これにより、本画像形成装置1000では、通信トラフィックを最小限に抑え、低速で安価なネットワーク型通信バス1002で接続することを可能としている。なお、マスタCPU、サブマスタCPU、及びスレーブCPUについては、実装される制御基板が必ずしも一律である必要はなく、装置実装上の事情に合わせて可変的に配置させることが可能である。
<第1の実施形態>
次に、本発明における第1の実施形態について説明する。ここでは、図4に示すサブマスタCPU601、スレーブCPU602、スレーブCPU603、及び図2に示す給紙センサ(第1のセンサ)247、レジストセンサ(第2のセンサ)256を例に挙げて説明する。まず、図5及び図6を参照して、本実施形態における具体的なマスタCPU、サブマスタCPU、スレーブCPUの基板構成上の配置例について説明する。
図5に示す製品Aでは、サブマスタCPU601とスレーブCPU602、603とは同一の回路基板606上に実装されている。また、製品Aでは、サブマスタCPU及びスレーブCPUの回路基板606、707、810が全て同じ回路から構成されており、サブマスタCPU及びスレーブCPUを制御するプログラムのみが異なる構成となっている。さらに、回路基板606、707のみでは性能が満たされない場合、スレーブCPU604、605からなる回路基板607と、スレーブCPU704、705、706からなる回路基板708とを追加することにより、所望の製品スペックが実現されている。
次に、図6に示す製品Bでは、サブマスタCPU及びスレーブCPUの回路基板606、707、810、910が全て同じ回路から構成されており、サブマスタCPU及びスレーブCPUを制御するプログラムのみが異なる構成となっている。このようにサブマスタCPU及びスレーブCPUの同一回路基板の搭載枚数を変更し、さらにはサブマスタCPU及びスレーブCPUを制御するプログラムを変更することにより要求される製品スペックを容易に実現することが可能となる。
続いて、図7を参照して、本実施形態における各CPUの時間計測について説明する。矢印方向に紙が搬送される紙搬送パス(搬送路)上において、図7に示すように、給紙センサ247及びレジストセンサ256が配置されている。これらのセンサの配置場所は、紙搬送パスから物理的に離されて配置されている。また、レジストセンサ256は、紙の搬送方向に対して、給紙センサ247の下流に配置されている。このように構成される紙搬送パスにおいて、紙が搬送され、まず最初に給紙センサ247が紙を検知する。その後、紙がTs時間搬送されると次のレジストセンサ256が紙を検知することとなる。本実施形態によれば、画像形成処理において、給紙センサ247とレジストセンサ256とにおいて紙が検知される時間間隔Tsを計測する。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る具体的な制御構成について説明する。サブマスタCPU601は、スレーブCPU602及びスレーブCPU603と通信を行う。接続方法は、パラレルバス接続或いはシリアルバス接続でもよい。スレーブCPU602は、給紙センサ247とステッピングモータ等のアクチュエータ1406を制御する。スレーブCPU603は、レジストセンサ256とステッピングモータ等のアクチュエータ1407を制御する。給紙センサ247からの出力信号は、スレーブCPU602とスレーブCPU603とに出力される。また、レジストセンサ256からの出力信号は、スレーブCPU602とスレーブCPU603とに出力される。ここでは、スレーブCPU602及びスレーブCPU603に内蔵されているクロック発振器を使用する一例を示すが、外部クロック発振器を使用する場合においても、同様の構成で実現できる。さらに、サブマスタCPUがマスタCPUでも同様の構成で実現できる。
続いて、図9を参照して、給紙センサ247、レジストセンサ256及びスレーブCPU602、603の各動作タイミングについて説明する。給紙センサ247が紙を検知すると、スレーブCPU602及びスレーブCPU603は、クロックカウントの実行を開始し、レジストセンサ256が紙を検知するまでのTs時間までクロックカウントを継続する。図9に示すように、スレーブCPU602とスレーブCPU603とは、内蔵されるクロック発振器を使用しているため、当該クロック発振器の精度のばらつきによりカウント結果が異なることを示している。具体的には、スレーブCPU602のカウント数がmとなり、スレーブCPU603のカウント数がnとなる。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、スレーブCPU602のクロック補正について説明する。S1601では、スレーブCPU602は、紙が給紙センサ247を通過したか否かを判定する。つまり、スレーブCPU602は、給紙センサ247が紙の先端を検知したか否かを判定する。給紙センサ247が紙を検知した場合、S1602へ進み、給紙センサ247が紙を検知していなければS1601の判定を定期的に繰り返す。
S1602では、スレーブCPU602は、例えば内蔵されているクロック発振器を使用して、クロックカウントを行う。クロックカウントは、初期値0からインクリメントを行う。続いて、S1603では、スレーブCPU602は、紙の先端がレジストセンサ256を通過したか否かを判定する。つまり、スレーブCPU602は、レジストセンサ256が紙を検知したか否かを判定する。レジストセンサ256が紙を検知した場合S1604へ進み、レジストセンサ256が紙を検知しなければS1602へと戻り、クロックカウントのインクリメントを継続する。なお、スレーブCPU602は、上記S1601乃至S1604において計測部として機能する。
レジストセンサ256が紙を検知すると、S1604では、スレーブCPU602は、クロックカウント結果を内部RAMなどのメモリに格納する。続いて、S1605では、スレーブCPU602は、通知部として機能し、サブマスタCPU601へS1604で格納したクロックカウント結果を通知する。さらに、S1606では、スレーブCPU602は、サブマスタCPU601において算出されたクロック補正係数αを取得する。クロック補正係数αを取得すると、S1607では、スレーブCPU602は、補正部として機能し、サブマスタCPU601から取得したクロック補正係数αに基づき、タイマカウント値を補正する。タイマカウント値とは、負荷(例えばステッピングモータやソレノイドなどのアクチュエータ)を駆動するタイミングを示すクロックカウント値である。スレーブCPUは、内蔵されたクロック発振器のクロックのカウント値がタイマカウント値と一致したことに応じて負荷を駆動する。タイマカウント値は、具体的には、図10に示すように、スレーブCPU602は、タイマカウント値CNT=仮カウント値CNT_TMP*クロック補正係数αの一次方程式を用いてを算出する。このように、スレーブCPU602は、画像形成処理において用いられるタイマカウント値の全てに対して上述のような補正処理を施すこととなる。また、スレーブCPU603のクロック補正についても、図10に示すフローチャートと同様の処理が行われる。
ここで、上述のS1606において、サブマスタCPU601から取得する補正係数αについて説明する。上述したように、スレーブCPU602及びスレーブCPU603は、S1605において、それぞれがサブマスタCPU601に対して、給紙センサ247が紙を検知してからレジストセンサ256が紙を検知するまで計測したクロックカウンタ値を通知する。ここで、サブマスタCPU601は、導出部として機能し、2つのスレーブCPUから通知されたクロックカウンタ値に基づいて、クロック補正係数αを導出する。
ここでは、スレーブCPU602のクロックカウント結果をcpu0_cnt、スレーブCPU603のクロックカウント結果をcpu1_cntとする。また、スレーブCPU602のクロック補正係数をα0、スレーブCPU603のクロック補正係数をα1とする。さらに、予め定められたクロックカウント値をcntとする。
スレーブCPU602を基準クロック(基準値)として、スレーブCPU603のクロックを補正する場合、サブマスタCPU601は、クロック補正係数α0,α1を以下の式により求める。
α0=1
α1=cpu0_cnt/cpu1_cnt
上述のように、スレーブCPU602を基準クロックとするため、スレーブCPU602に対するクロック補正係数α0は1となる。つまり、基準クロックとなるスレーブCPU602によって計測されたクロックカウント値は補正されないこととなる。
一方、スレーブCPU603を基準クロックとしスレーブCPU602のクロックを補正する場合、サブマスタCPU601は、クロック補正係数α0,α1を以下の式により求める。
α0=cpu1_cnt/cpu0_cnt
α1=1
上述のように、スレーブCPU603を基準クロックとする場合は、スレーブCPU603に対するクロック補正係数α1は1となる。つまり、基準クロックとなるスレーブCPU603によって計測されたクロックカウント値は補正されないこととなる。
また、予め定められたクロックカウント値cntを基準とすると、サブマスタCPU601は、クロック補正係数α0,α1を以下の式により求める。
α0=cnt/cpu0_cnt
α1=cnt/cpu1_cnt
上述したように、サブマスタCPU601は、各スレーブCPUで使用されるクロック補正係数αを算出する。しかしながら、本発明は、上述の方法に限らず、各スレーブCPUにおいて動作の整合性が保たれれば、どのようにクロック補正係数を算出してもよい。また、サブマスタCPU601は、予め定められたクロック補正係数αを各スレーブCPU602、603に対して通知してもよい。この場合、各クロック補正係数は、工場出荷時等に予め設定されていることが必要となる。また、複数のスレーブCPUのうちのいずれか1つがサブマスタCPUの代わりにクロック補正係数を算出するようにしてもよい。この場合、第1スレーブCPUは、自身のクロック発振器を利用して所定の時間間隔を計測し、第2スレーブCPUに対して計測した時間間隔を通知する。そして、第2スレーブCPUは、第1スレーブCPUから通知された時間間隔に基づいて補正係数を導出する。次に、第1スレーブCPUは、第2スレーブCPUから補正係数を取得して、負荷を駆動するタイミングを示すクロックカウント値を補正係数に基づいて補正する。また、別の変形例では、第1スレーブCPUは、自身のクロック発振器を利用して所定の時間間隔を計測し、第2スレーブCPUに対して計測した時間間隔を通知する。そして、第2スレーブCPUは、第1スレーブCPUから通知された時間間隔に基づいて補正係数を導出する。次に、第2スレーブCPUは、負荷を駆動するタイミングを示すクロックカウント値を補正係数に基づいて補正する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置は、分散制御システムを利用するとともに、各CPUにおいて、それぞれに内蔵されたクロック発振器を用いて所定の時間間隔を計測し、協調して動作を実行させる。さらに、各CPUで計測された時間間隔に基づき、各クロック発振器の誤差による計測誤差を解消するための補正係数を算出し、負荷を駆動するタイミングを示すクロックカウント値を補正係数に基づいて補正する。これにより、本画像形成装置は、コストを削減した分散制御を実現するとともに、各CPUに内蔵されたクロック発振器の誤差による制御誤差、例えば所定の時間間隔の計測誤差を抑制することができる。しかしながら、本発明は画像形成装置に限られず、分散制御システムを利用した他の制御装置に適用してもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明における第2の実施形態について説明する。まず、図11を参照して、本実施形態における各CPUの時間計測について説明する。矢印方向に紙が搬送される紙搬送パス上において、図11に示すように、給紙センサ247が配置されている。本実施形態では、給紙センサ247によって1枚目の紙が検知されてから2枚目の紙が検知されるまでの時間間隔Tsを計測する。
次に、図12を参照して、本実施形態に係る具体的な構成について説明する。サブマスタCPU601は、スレーブCPU602及びスレーブCPU603と通信を行う。接続方法は、パラレルバス接続或いはシリアルバス接続でもよい。スレーブCPU602は、給紙センサ247とステッピングモータ等のアクチュエータ1905を制御している。スレーブCPU603は、ステッピングモータ等のアクチュエータ1906を制御している。また給紙センサ247からの出力信号は、スレーブCPU602とスレーブCPU603とに出力される。ここでは、スレーブCPU602及びスレーブCPU603に内蔵されているクロック発振器を使用する一例を示すが、外部クロック発振器を使用する場合においても、同様な構成で実現できる。さらに、サブマスタCPUがマスタCPUでも同様の構成で実現できる。
続いて、図13に示すフローチャートを参照して、スレーブCPU602のクロック補正について説明する。S1901では、スレーブCPU602は、紙が給紙センサ247を通過したか否かを判定する。つまり、スレーブCPU602は、給紙センサ247が紙の先端を検知したか否かを判定する。給紙センサ247が紙を検知した場合、S1902へ進み、給紙センサ247が紙を検知していなければ、S1901の判定を定期的に繰り返す。
S1902では、スレーブCPU602は、例えば内蔵されているクロック発振器を使用して、クロックカウントを行う。クロックカウントは、初期値0からインクリメントを行う。続いて、S1903では、スレーブCPU602は、次の紙が給紙センサ247を通過したか否かを判定する。給紙センサ247が次の紙を検知すると、S1904へ進み、給紙センサ247が次の紙を検知していなければ、S1902へ戻り、クロックカウントのインクリメントを継続する。
給紙センサ247が次の紙を検知すると、S1904では、スレーブCPU602は、クロックカウント結果を内部RAMなどのメモリに格納する。続いて、S1905では、スレーブCPU602は、サブマスタCPU601へS1904で格納したクロックカウント結果を通知する。続いて、S1906では、スレーブCPU602は、サブマスタCPU601において算出されたクロック補正係数αを取得する。クロック補正係数αを取得すると、S1907では、スレーブCPU602は、サブマスタCPU601から取得したクロック補正係数αに基づき、例えばステッピングモータなどのアクチュエータを制御するタイマカウント値を補正する。具体的には、図13に示すように、スレーブCPU602は、タイマカウント値CNT=仮カウント値CNT_TMP*クロック補正係数αの一次方程式を用いてタイマカウント値を算出する。このように、スレーブCPU602は、画像形成処理において計時されるタイマカウント値の全てに対して上述のような補正処理を施すこととなる。また、スレーブCPU603のクロック補正についても、図13に示すフローチャートと同様の処理が行われる。なお、サブマスタCPU601によるクロック補正係数αの算出方法は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。

Claims (3)

  1. 記録材に画像を形成するための機能を制御する上位層制御部と、
    前記上位層制御部により制御され、前記機能を実現するための負荷を制御する第1及び第2の下位層制御部と、
    前記第1の下位層制御部によって制御される前記負荷によって駆動され、搬送路に沿って前記記録材を搬送する第1搬送手段と、
    前記第2の下位層制御部によって制御される前記負荷によって駆動され、前記搬送路において前記第1搬送手段の下流に位置し、前記記録材を搬送する第2搬送手段と、
    前記第1及び第2の下位層制御部による前記第1搬送手段及び前記第2搬送手段によって搬送される前記記録材の、搬送路上の所定位置における有無を検出する1つ以上のセンサとを備え、
    前記第1及び第2の下位層制御部のそれぞれは、
    クロック発振器と、
    各下位層制御部が備える前記クロック発振器を利用して、前記1つ以上のセンサによる記録材の検出に関わる時間間隔を計測する計測部と、
    前記上位層制御部に対して、計測された前記時間間隔を通知する通知部と、
    前記上位層制御部から送信される補正係数に基づき、クロックカウント値を補正する補正部とを備え、
    前記上位層制御部は、
    前記第1の下位層制御部の前記クロック発振器と、前記第2の下位層制御部の前記クロック発振器との間の誤差を補正すべく、前記第1及び第2の下位層制御部の一方で計測した基準値である時間間隔に他方の下位層制御部で計測した時間間隔を合わせるために前記第1の下位層制御部の第1補正係数及び前記第2の下位層制御部の第2補正係数を決定し、前記決定した第1及び第2補正係数を前記第1及び第2の下位層制御部へ送信する決定部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記1つ以上のセンサは、前記記録材の搬送路に沿って設けられ、記録材を検知する第1及び第2のセンサを含み、
    前記計測部は、前記第1のセンサが記録材を検知してから、前記第1のセンサよりも記録材の搬送方向に対して下流に位置する前記第2のセンサが記録材を検知するまでの時間間隔を計測することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記1つ以上のセンサは、前記記録材の搬送路に沿って設けられ、
    前記計測部は、前記センサが所定の記録材を検知してから、他の記録材を検知するまでの時間間隔を計測することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2010165347A 2009-08-20 2010-07-22 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5676950B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010165347A JP5676950B2 (ja) 2009-08-20 2010-07-22 画像形成装置
US12/852,118 US8615675B2 (en) 2009-08-20 2010-08-06 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009191471 2009-08-20
JP2009191471 2009-08-20
JP2010165347A JP5676950B2 (ja) 2009-08-20 2010-07-22 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011065141A JP2011065141A (ja) 2011-03-31
JP5676950B2 true JP5676950B2 (ja) 2015-02-25

Family

ID=43606244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010165347A Expired - Fee Related JP5676950B2 (ja) 2009-08-20 2010-07-22 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8615675B2 (ja)
JP (1) JP5676950B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5340053B2 (ja) * 2009-06-23 2013-11-13 キヤノン株式会社 記録装置および記録位置調整方法
JP4911234B2 (ja) * 2010-03-23 2012-04-04 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 表示画面制御装置、表示画面制御方法およびプログラム
JP5696117B2 (ja) * 2012-09-27 2015-04-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP5861622B2 (ja) * 2012-11-29 2016-02-16 トヨタ自動車株式会社 同軸二輪移動体及びその制御方法
JP6263837B2 (ja) * 2013-02-06 2018-01-24 株式会社リコー モータ制御装置、モータ制御方法および画像形成装置

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3501236A (en) * 1967-02-20 1970-03-17 Addressograph Multigraph Photoelectrostatic print-out machine
SE347826B (ja) * 1970-11-20 1972-08-14 Ericsson Telefon Ab L M
US3810119A (en) * 1971-05-04 1974-05-07 Us Navy Processor synchronization scheme
US4392196A (en) * 1980-08-11 1983-07-05 Harris Corporation Multi-processor time alignment control system
US4737907A (en) * 1982-09-21 1988-04-12 Xerox Corporation Multiprocessor control synchronization and instruction downloading
US4998213A (en) * 1987-06-15 1991-03-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Recording apparatus
US5041966A (en) * 1987-10-06 1991-08-20 Nec Corporation Partially distributed method for clock synchronization
AU616213B2 (en) * 1987-11-09 1991-10-24 Tandem Computers Incorporated Method and apparatus for synchronizing a plurality of processors
US4965717A (en) * 1988-12-09 1990-10-23 Tandem Computers Incorporated Multiple processor system having shared memory with private-write capability
JP3311060B2 (ja) * 1992-02-26 2002-08-05 キヤノン株式会社 画像形成システム
JPH0863254A (ja) * 1994-08-18 1996-03-08 Fujitsu Ltd 伝送装置の時刻補正方法及びそれを利用した伝送装置
JPH08230267A (ja) * 1995-02-24 1996-09-10 Hitachi Ltd プリンタ装置
US5528347A (en) * 1995-04-17 1996-06-18 Xerox Corporation Adaptive jam detection windows
JPH09240070A (ja) * 1996-03-05 1997-09-16 Canon Inc プリンタ装置及びその制御方法
JPH10243327A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Canon Inc 画像入力装置とその制御方法及び画像入出力システム
US6867879B1 (en) * 1998-02-16 2005-03-15 Canon Kabushiki Kaisha Printer, control method of printer, and storage medium for storing control program of printer
US6199169B1 (en) * 1998-03-31 2001-03-06 Compaq Computer Corporation System and method for synchronizing time across a computer cluster
DE60012815T2 (de) * 1999-05-11 2005-08-18 Fanuc Ltd. Numerisches Steuersystem
US6173952B1 (en) * 1999-05-17 2001-01-16 Xerox Corporation Printer sheet deskewing system with automatic variable nip lateral spacing for different sheet sizes
US6535926B1 (en) * 1999-09-30 2003-03-18 Rockwell Automation Technologies, Inc. Time synchronization system for industrial control network using global reference pulses
US6643787B1 (en) * 1999-10-19 2003-11-04 Rambus Inc. Bus system optimization
US6651980B2 (en) * 2001-06-13 2003-11-25 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveying apparatus with correction device to compensate for sheet interval variation
JP2004107014A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Canon Inc 画像形成装置
US7463388B2 (en) * 2003-05-29 2008-12-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with control of image formation using read information
JP4928744B2 (ja) * 2004-07-01 2012-05-09 株式会社リコー 画像形成装置及び画像転写方法
JP2006094612A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Kansai Electric Power Co Inc:The 二次電池の単独運転防止装置及び単独運転防止方法
JP2006256275A (ja) 2005-03-18 2006-09-28 Canon Inc 装置および画像形成装置
JP2007106559A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Canon Inc 画像形成装置、シート処理装置および画像形成システム
JP4692359B2 (ja) * 2006-04-03 2011-06-01 セイコーエプソン株式会社 ログ管理装置、ログ管理システム、ログ管理方法及びそのプログラム
JP5038076B2 (ja) 2007-09-14 2012-10-03 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2009154376A (ja) 2007-12-26 2009-07-16 Canon Inc インクジェット記録ヘッド、およびインクジェット記録装置
JP5274121B2 (ja) * 2008-06-23 2013-08-28 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びコンピュータプログラム
US7921317B2 (en) * 2008-09-02 2011-04-05 Unisys Corporation Method and apparatus for synchronizing central processing units in a multiprocessor apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011065141A (ja) 2011-03-31
US20110047403A1 (en) 2011-02-24
US8615675B2 (en) 2013-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8576427B2 (en) Image forming apparatus implemented by a distributed control system
JP5610799B2 (ja) 画像形成装置
JP5676950B2 (ja) 画像形成装置
JP5358546B2 (ja) 画像形成装置
JP5539075B2 (ja) 情報処理装置
JP5618585B2 (ja) 画像形成装置
JP6201657B2 (ja) 画像転写制御装置、画像形成装置及び画像転写装置の制御方法
JP2006201270A (ja) 画像形成装置
JP2009103832A (ja) 画像形成装置、及びその制御方法
US8341461B2 (en) Image forming apparatus
JP2010266624A (ja) 画像形成装置
JP4940741B2 (ja) 画像形成装置
JP2008276064A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2011008009A (ja) 画像形成装置
JP5262809B2 (ja) 画像形成装置
JP2005121771A (ja) 画像形成装置
JP2010256634A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2011033771A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2010049027A (ja) 画像形成装置
JP2011191629A (ja) 画像形成装置
JP2008087228A (ja) 画像形成装置
JPH11338274A (ja) 画像形成装置
JP2018112726A (ja) 画像形成制御装置、画像形成制御方法及び画像形成装置
JP2017173625A (ja) 画像形成装置
JP2009137710A (ja) シート搬送装置、シート搬送方法および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141226

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees