JP5340053B2 - 記録装置および記録位置調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ドットマトリクス記録におけるドットの記録位置の調整方法に関する。特に、着脱可能な記録ヘッドを用いる記録装置において、記録ヘッド交換時などの記録位置調整工程を簡略化する方法に関する。
インクジェット記録装置においては、カラー化に伴い複数の記録ヘッドをキャリッジに搭載し、当該キャリッジを走査させながら記録媒体に画像を記録する形態のものが多く普及している。記録ヘッドにおいては、キャリッジに対し着脱可能であるものも多く、この場合には記録ヘッドを交換するたびに、記録位置の調整を行うのが一般であった。
以下、記録位置の調整について簡単に説明する。記録装置や複数の記録ヘッドにおいては、その製造工程上、どうしてもある程度のばらつきが含まれ、キャリッジに搭載した際の複数の記録ヘッドの位置関係は様々となる。
図1(a)〜(d)は、4つの記録ヘッドをキャリッジ並列して搭載した際の、記録ヘッド間の配置のばらつきを説明するための模式図である。図1(a)において、4つの記録ヘッド90〜93のそれぞれには、インクを滴として吐出する吐出口94がY方向に所定のピッチで配列している。それぞれの記録ヘッド90〜93およびこれら記録ヘッドが搭載されるキャリッジ95〜98の配置にずれがなければ、4つの記録ヘッドの吐出口列は、図のようにY方向の同じ位置に平行に配置される。
これに対し、例えば記録ヘッド91あるいはこれを搭載するキャリッジ96の間で取り付け誤差などが発生した場合、記録ヘッド91の吐出口列は他の3列の吐出口列に対し、傾きを持ったりシフトしてしまったりする。図1(b)は、記録ヘッド91の吐出口列が、他の吐出口列に比べてY方向にシフトした場合を示している。また、図1(c)は、記録ヘッド91の吐出口列が、他の吐出口列に比べてX方向にシフトした場合を示している。さらに、図1(d)は、記録ヘッド91の吐出口列が、他の吐出口列に比べて傾いている場合を示している。
どの方向のどのような誤差であっても、図1(b)〜(d)で示した状態では、記録媒体において、記録ヘッド91で記録したドットが他の記録ヘッドで記録したドットに対しずれる結果となる。また、記録ヘッド91単独においても、往路走査で記録したドットと復路走査で記録したドットの間に記録位置ずれが発生する場合もある。そして、このような記録位置ずれは、記録媒体に記録された画像において、すじや濃度むらの原因となり、画像の一様性を損なわせる。
よって、記録ヘッドを交換可能な記録装置においては、例えば特許文献1に開示されているように、記録したテストパターンから記録位置のずれ量を検出し、記録時には取得したずれ量に応じてインクを吐出するタイミングを調整するのが一般であった。
特開2002−120360号公報
ところで、記録ヘッドの記録位置ずれには、複数の記録ヘッド間(インク色間)の記録位置ずれ、個々の記録ヘッドの傾きによるずれ、往路走査と復路走査の記録位置ずれなど、幾つかの種類がある。また、近年では、色再現性を充実させるために、基本の4色(CMYK)以外にも、さらに多くのインクを使用する場合が多くなって来ている。よって、記録位置ずれを検出する際には、これら種類ごとまたはインク色ごとに異なるテストパターンを記録し、これらテストパターンそれぞれについてずれ量を検出する必要が生じる。しかしながら、記録装置の着荷時だけでなく記録ヘッドを交換するたびにこれらテストパターンを記録し、個々の記録位置ずれを検出していると、この検出のために多くのインクや記録媒体および時間が消費されることになる。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものである。よってその目的とするところは、着脱可能な記録ヘッドを搭載する記録装置であっても、記録位置ずれを検出するための工程をなるべく少なく行いながら、記録位置ずれを安定して調整することが可能な記録位置ずれの調整方法を提供することである。
そのために本発明においては、インクを吐出してドットを記録する複数の吐出口が配列する記録ヘッドを着脱可能に搭載した状態で、前記記録ヘッドを前記配列の方向とは交差する方向に移動することにより記録媒体に画像を記録する記録装置であって、
前記記録ヘッド固有の記録位置ずれに係る第1のパラメータを格納する手段と、
前記記録ヘッドを前記記録装置に装着した状態での記録位置ずれを実測し、前記記録ヘッドを前記記録装置に装着した状態の記録位置ずれに係る第2のパラメータを格納する手段と、前記第1のパラメータと前記第2のパラメータから、前記記録装置固有の記録位置ずれに係る第3のパラメータを導き出す手段と、前記第2のパラメータに従って、前記複数の吐出口が前記記録媒体にドットを記録する位置を補正する手段とを備え、前記記録位置ずれは、前記配列の方向の傾きに起因する記録位置ずれまたは前記記録ヘッドの往路の移動中に記録したドットの記録位置と復路の移動中に記録したドットの記録位置のずれ、の少なくとも一方であり、前記記録装置に新たな記録ヘッドが装着された場合は、前記第3のパラメータと前記新たな記録ヘッドについての前記第1のパラメータから、新たな前記第2のパラメータを算出することを特徴とする。
また、インクを吐出してドットを記録する複数の吐出口が配列する記録ヘッドを着脱可能に搭載した状態で、前記記録ヘッドを前記配列の方向とは交差する方向に移動することにより記録媒体に画像を記録する記録装置の記録位置調整方法であって、前記記録ヘッド固有の記録位置ずれに係る第1のパラメータを格納する工程と、前記記録ヘッドを前記記録装置に装着した状態での記録位置ずれを実測し、前記記録ヘッドを前記記録装置に装着した状態の記録位置ずれに係る第2のパラメータを格納する工程と、前記第1のパラメータと前記第2のパラメータから、前記記録装置固有の記録位置ずれに係る第3のパラメータを導き出す工程と、前記第2のパラメータに従って、前記複数の吐出口が前記記録媒体にドットを記録する位置を補正する工程とを有し、前記記録位置ずれは、前記配列の方向の傾きに起因する記録位置ずれまたは前記記録ヘッドの往路の移動中に記録したドットの記録位置と復路の移動中に記録したドットの記録位置のずれ、の少なくとも一方であり、前記記録装置に新たな記録ヘッドが装着された場合は、前記第3のパラメータと前記新たな記録ヘッドについての前記第1のパラメータから、新たな前記第2のパラメータを算出することを特徴とする。
本発明の記録装置によれば、テストパターンを記録してこれらを検出するために要する時間や消耗品を低く抑えることが出来、記録ヘッドの交換が行なわれても記録位置ずれの無い一様な画像を安定して出力することが可能となる。
(a)〜(d)は、4つの記録ヘッド間の配置のばらつきを示す図である。 実施形態で使用するインクジェット記録装置の概略構成を示す図である。 インクジェットカートリッジCの斜視図である。 インクジェット記録装置における制御の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における記録位置調整シーケンスのフローチャートである。 (a)〜(d)は、記録ヘッドの傾きとキャリッジの傾きによって生じる記録位置ずれを説明するための模式図である。 記録位置ずれ量の実測シーケンスの各工程を示すフローチャートである。 実測シーケンスのテストパターンを説明するための図である。 (a)および(b)は、テストパターンの記録方法を説明するための図である。 (a)および(b)は、テストパターンにおけるドット群の配置と黒すじや白すじの発生状態を説明するための模式図である。 記録ヘッドにおける吐出口列の傾きと記録位置ずれの関係を示す図である。 (a)および(b)は、記録位置ずれのないテストパターンを示す図である。 1つのノズルの吐出回数に対するインク滴の吐出スピードの変化を測定した図である。 第2の実施形態における記録位置調整シーケンスのフローチャートである。 記録ヘッドの吐出回数と調整値δの関係を示した図である。
(第1の実施形態)
図2は、本実施形態で使用するインクジェット記録装置100の概略構成を説明するための図である。
図において、Cはその上方にインクタンク、その下方に記録ヘッドを有し、さらに記録ヘッドを駆動するための信号などを受信するコネクタが設けられているインクジェットカートリッジ(以下、カートリッジ)である。本実施形態において、カートリッジCは4色のインク(シアン、マゼンタ、イエローおよびブラック)に対応して4つ用意されており、それぞれはキャリッジ2に対し着脱可能に搭載されている。
キャリッジ2は、駆動ベルト53を介して伝達されるキャリッジモータ52の駆動力によって、走査レール11に案内支持されながら主走査方向(X方向)に往復移動が可能なになっている。個々の記録ヘッドは、X方向への移動中(走査中)に記録信号に従って記録媒体Pに向けてインクを吐出する。なお、キャリッジ2の記録ヘッドと並ぶ位置には、記録ヘッドによって記録したテストパターンを読み取るための光学センサが備えられている。
記録ヘッドによる走査が1回行われるたび、記録媒体PはX方向と交差するY方向に記録ヘッドの記録幅に応じた分だけ搬送される。記録媒体Pは、記録ヘッドによる記録領域よりも上流側に配置された搬送ローラ対5および6と、記録領域よりも下流側に配置された排紙ローラ対7および8に挟持されており、記録領域の平滑性が保たれた状態でこれらローラ対の回転に伴ってY方向に搬送される。さらに、記録領域には不図示のプラテンが配備されており、記録領域に位置する記録媒体Pを下方から支えている。
キャリッジ2の移動領域の端部には、記録ヘッドのメンテナンス処理を実行するための回復系ユニット300が配備されている。回復系ユニット300は、ここに移動して来た記録ヘッドをキャッピングしたり、記録ヘッド内の不純物や泡などを除去するための吸引回復処理などを行ったりする。
図3は記録ヘッドとインクタンクとが一体となったインクジェットカートリッジCの斜視図である。カートリッジCは、インクを収容するためのインクタンクTとインクタンクTより供給されたインクを吐出するための記録ヘッド86から主に構成されている。インクタンクTの上部には、タンク内の圧力を大気圧と等しくしておくための空位孔84が設けられている。また、インクタンクと並ぶ位置には、不図示のフレキシブルケーブルと連結することによって装置本体のメイン基板と通信可能なコネクタ86が配備されている。コネクタ85は、記録ヘッドを駆動するための画像データをメイン基板から受信したり、例えばインク残量や吐出回数などの記録ヘッド側の情報をメイン基板に送信したりする。
記録ヘッド86においては、図の下側面となる吐出口面1において、インク滴の出口となる複数の吐出口が配列している。さらに、その内部には、インクタンクTから供給されたインクを個々の吐出口まで導くインク路と、インク路中のインクを記録信号に応じて吐出するための電気熱変換体が配置されている。
また、図には示していないが、本実施形態の記録ヘッドは、個々の記録ヘッド特有の情報を格納するためのメモリが具えられている。そして、記録ヘッドの製造時には、それぞれの記録ヘッドの吐出口の配列方向の傾きなどを測定し、その情報をメモリに格納している。記録ヘッドが記録装置のキャリッジに装着された後は、その情報はコネクタ86やフレキシブルケーブルを介して装置本体のメイン基板に提供される。
図4は、本実施形態のインクジェット記録装置における制御の構成を説明するためのブロック図である。CPU201は、ROM 202に格納されている制御プログラムやパラメータに従い、RAM 207を処理領域として使用しながら、装置内の様々な動作を制御する。例えば、CPU201は、各種モータやドライバ209を駆動することによって、キャリッジ2を走査させたり、記録媒体を搬送させたり、記録ヘッドからインクを吐出させたりする。また、装置内に配備された光学センサや温度センサなどを含む各種センサ208からその情報を取得したりもする。
記録装置100の外部に接続されているホスト200から画像データを受信すると、CPU201はこれを一旦受信バッファ203に格納する。受信バッファ203に格納されている画像データは圧縮されているので、CPU201はこの圧縮データを第1の記録メモリ204に展開する。その後、第1の記録メモリ204に展開した画像データを、さらにHV変換回路205によってHV変換処理を施し、第2の記録メモリ206に格納する。この第2の記録メモリ206に記憶されたデータが実際に記録ヘッドが吐出するための記録データとなり、CPU201は、走査の度にこれを記録ヘッド側の各色のコネクタ85に転送する。
以下、本実施形態の特徴事項について説明する。ここでは簡単のために、1つの記録ヘッドの傾きと記録装置の傾きに起因する記録位置ずれの補正値を求める場合について説明する。本実施形態では、記録装置に固有の記録位置ずれと記録ヘッドに固有の記録位置ずれを個別に管理することに特徴がある。
図6(a)〜(d)は、記録ヘッドの傾きと記録装置に配備されたキャリッジの傾きによって生じる記録位置ずれを説明するための模式図である。図6(a)は、キャリッジ95のY方向に対する傾きθ1は0であるが、記録ヘッド91がキャリッジ95に対しθ2だけ傾いている状態を示している。この場合、記録媒体では記録ヘッドの傾きθ2の影響を受けた画像が記録されるので、記録する際には−θ2程度の補正が必要になる。
また、図6(b)は、キャリッジ95が搬送方向(Y方向)に対しθ1だけ傾き、記録ヘッド91もキャリッジ95に対し更にθ2だけ傾いている状態を示している。この場合、記録媒体ではキャリッジの傾きθ1と記録ヘッドの傾きθ2を合わせたθ3の影響を受けた画像が記録されるので、記録する際には−θ3=−(θ1+θ2)程度の補正が必要になる。
一方、図6(c)は、キャリッジの搬送方向に対する傾きθ1は0であるが、記録ヘッド91がキャリッジ95に対し−θ2だけ傾いている状態を示している。この場合、記録媒体では記録ヘッドの傾き−θ2の影響を受けた画像が記録されるので、記録する際には+θ2程度の補正が必要になる。
更に、図6(d)は、キャリッジが搬送方向(Y方向)に対しθ1だけ傾いているが、記録ヘッド91はキャリッジ95に対し、θ1とは反対方向にθ2だけ傾いている状態を示している。この場合、記録媒体ではキャリッジの傾きθ1と記録ヘッドの傾き−θ2を合わせたθ4の影響を受けた画像が記録されるので、記録する際には−θ4=−(θ1−θ2)程度の補正が必要になる。図では、θ1≒θ2となっており、キャリッジと記録ヘッドに傾きが含まれても、特別な補正の必要が無い状態となっている。
このように、記録媒体でドットが実際に記録される位置においては、キャリッジと記録ヘッドの両方の位置ずれが影響しており、記録ヘッドを交換可能な記録装置の場合には、記録装置と記録ヘッドの組み合わせが変わることから、必要な補正量も変化する。
図5は、本実施形態における記録位置調整シーケンスを説明するためのフローチャートである。記録位置調整シーケンスが開始すると、CPU201は、まずステップS1において、今回の記録位置調整シーケンスが装置の着荷時から初めての実施であるか否かを判断する。初めてであると判断した場合は、ステップS2へ進む。
ステップS2では記録ヘッドのメモリに格納されている記録ヘッド固有の傾き情報α1を取得し、ステップS3においてこれを第1のパラメータとして記録装置のRAM207に一次的に記憶する。続くステップS4では、記録位置ずれ量の実測シーケンスを実行する。
図7は、ステップ4で実行する記録位置ずれ量の実測シーケンスの各工程を説明するためのフローチャートである。本シーケンスが開始されると、CPU201は、ステップS12において、予めROM 202に格納されている記録データに従って、テストパターンを記録媒体に記録する。
図9(a)および(b)は、ステップS12で記録するテストパターンの記録方法を説明するための模式図である。CPU201は、記録媒体を給紙すると、まず記録ヘッドの往路走査で、記録ヘッドの下流に位置する3つの吐出口408からインクを吐出して、図9(a)のようなパターンを記録する。すなわち、連続ドット411を記録した後、所定量のスペースを空け、更に連続ドット411を記録する。その後、CPU201は、記録ヘッドの上流側の3つの吐出口415が図10(a)で示したパターンと同じ領域を記録できる位置まで、記録媒体を搬送する。次に、再び記録ヘッドの往路走査において、吐出口415からインクを吐出して図9(b)に示した連続ドット412を、図の位置すなわち図9(a)でスペースとした位置に記録する。図では、1回の記録走査で連続して記録するドットの数を4としているが、実際にはこれよりも多くの数のドットを記録してもよい。
ここで、記録ヘッドの吐出口列が記録媒体の搬送方向(Y方向)に対して傾きを持っていなければ、2回の走査で記録されたドットの位置関係は図9(b)のようになる。しかし、記録ヘッドの吐出口列がY方向に傾きを持っていた場合には、これらドットは図9(b)のようには配列しない。
図11は、記録ヘッドにおける吐出口列の傾きと、上流側の3つの吐出口415と下流側の3つの吐出口408の記録位置ずれの関係を説明するための図である。ここでは、吐出口列が記録媒体の搬送方向(Y方向)に対してΘの傾きを持ち、最上流に位置する吐出口と最下流から3番目に位置する吐出口とでは主走査方向(X方向)の記録位置にLのずれが発生する場合を示している。
図10(a)および(b)は、図11で示した吐出口列によって、上述した工程に従ってテストパターンを記録した場合の、ドット群の配置と黒すじや白すじの発生状態を説明するための模式図である。図10(a)に見るように、吐出口列にY方向に対する傾きが含まれていると、2回の記録走査で記録されるドット群は、図10(a)のように配置する。すなわち、個々のドット群が傾いて配置されるのみならず、吐出口415で記録したドット群411と吐出口408で記録したドット群412との間に重複部分413や分離部分414が発生する。その結果、これらパターンを目視で確認した場合には、同図(b)に示すように、一様なパターンの中に黒すじ409や白すじ410が確認されるようになる。
図8は、2回目の記録走査で、吐出口408からの吐出タイミングを少しずつずらしながら、複数のパターンを記録した結果を示す図である。パターン404は、吐出口415からの吐出タイミングに対し吐出口408からの吐出タイミングをずらさずに記録したパターン、すなわちずらし量が0のパターンである。パターン401〜403では、吐出口415からの吐出タイミングに対し吐出口408からの吐出タイミングを段階的に早めて記録したパターンである。具体的には、吐出口408からの吐出タイミングを、401では3/2画素分、402では1画素分、403では1/2画素分ずつ、それぞれ早めて記録している。一方、パターン405〜407は、吐出口415からの吐出タイミングに対し吐出口408からの吐出タイミングを段階的に遅らせて記録したパターンである。具体的には、吐出口408からの吐出タイミングを、405では1/2画素分、406では1画素分、407では3/2画素分だけ、それぞれ遅らせて記録している。このように、吐出口408からの吐出タイミングすなわち記録位置を、段階的に異ならせた複数のパターンを記録した場合、図10(b)で示した黒すじ409や白すじ410の発生状態は、パターンによって異なる状態となる。本実施形態ではこのような黒すじや白すじの発生状態を検出することによって、記録装置や記録ヘッドの傾き量を把握する。
図7のフローチャートに戻る。上述したようなテストパターンの記録が完了すると、CPU201は、ステップS13にて、光学センサを用いて個々のパターンの読み取り動作を行う。具体的には、キャリッジ2を複数のパターン上を走査させ、キャリッジ2に搭載された光学センサによって個々のパターンの濃度分布を読み取る。その後、ステップS14に進み、読み取った複数のパターンの中から、最も濃度変動の少ないパターンすなわち黒すじや白すじが最も低減されたパターンを選択する。
ここで選択されたパターンが図8の402であったとすると、パターン402の記録状態は、図12(a)および(b)の状態あるいは複数のパターン中でこれに最も近い状態となる。そしてこれは、再度図11を参照するに、搬送方向(Y方向)に対する吐出口列の傾きΘに起因する記録位置のずれLが、吐出口408からの吐出動作を1画素分早めて記録することによって補正される値すなわち1画素分であることを意味している。よって、ステップS14では、この値から現在の記録装置と記録ヘッドの組み合わせによる、搬送方向に対する吐出口列の傾き量(傾き情報)γ1を割り出す。以上で、記録位置ずれ量の実測シーケンスを終了する。
なお、ここでは、複数のパターンの中から最も濃度変動の少ないパターンを選択し、吐出口列の傾き情報γ1を割り出す内容で説明したが、パターンの選択基準や傾き量の判定方法はこれに限るものではない。例えば、光学センサが検知する光学濃度において、白すじによる濃度低下の方が黒すじによる濃度上昇よりも大きい場合には、パターン全体の平均濃度が最も高いものを選択してもよい。また、個々のパターンのずらし量(ずらし画素数)と平均濃度とから、傾き量と光学濃度の関係を一次式や多次式を用いて近似し、得られた近似曲線からより正確な傾き量を算出することも出来る。
再び、図5のフローチャートに戻る。ステップS4にて記録位置ずれ量の実測シーケンスが終了すると、ステップS5に進み、記録位置ずれ量の実測シーケンスで取得した傾き量(傾き情報)γ1を第2のパラメータとして本体内のメモリに一次的に記憶する。
その後、ステップS6に進み、ステップS5で記憶した傾き量γ1とステップS3で記憶した記録ヘッドの傾き量α1とから、記録装置本体に関わる傾き量βを算出する。ステップS4で取得した傾き量γ1は、記録装置に記録ヘッドを搭載した状態で実際にテストパターンを記録して取得した値である。すなわちこの傾き量γ1は、記録装置固有の傾き量βと記録ヘッド固有の傾き量α1とが合成された傾き量となっている。よってステップS6では、実測によって得られた傾き量γ1から予め取得されている記録ヘッド固有の傾き量α1を差し引いて(β=γ1−α1)記録装置固有の傾き量βを取得し、これを第3のパラメータとして記録装置のメモリに格納する。この記録装置固有の傾き量β(第3のパラメータ)は、その後記録ヘッドの交換が行われても変化することはない。
一方、ステップS1において、今回の記録位置調整シーケンスが装置の着荷時から初めてではないと判断した場合は、ステップS7へ進む。
ステップS7では、前回記録位置調整シーケンスが実行されたときから、記録ヘッドが交換されているか否かを判断する。交換されていないと判断した場合は、今回は記録位置調整シーケンスを実行する必要は無いと判断し、本処理を終了する。一方、記録ヘッドの交換がされていると判断した場合は、ステップS8に進み、現在装着されている新たな記録ヘッドのメモリから、この記録ヘッドの傾き量α2を取得する。その後、ステップS9にて、傾き量α2を第1のパラメータとして記録装置本体のメモリに格納する。
続くステップS10では、既に記録装置のメモリに格納されている記録装置固有の傾き量βとステップS9で記憶した記録ヘッド固有の傾き量α2とから、現在の記録装置と記録ヘッドの組み合わせによる搬送方向に対する吐出口列の傾き量γ2を算出する。すなわちγ2を、γ2=α2+βとして算出し、これを記録装置の新たな第2のパラメータとしてメモリに記憶する。以上で本処理が終了する。
実際に記録を行う際には、その時々のγすなわち搬送方向に対する吐出口列の傾きに基づいて、個々の吐出口からタイミングをずらしながら吐出するようにCPUが制御すればよい。具体的には、搬送方向に対する吐出口列の傾きγが、例えば図11で示した傾きΘ(γ=Θ)であった場合には、吐出口408からの吐出を吐出口415に対し1画素分早めて記録するような補正が行なわれればよい。なお、吐出口列が傾いている場合、実際には全ての吐出口が先頭の吐出口に対して少しずつ異なるずれを持っているので、本来であれば、それぞれの吐出口からの吐出タイミングを先頭の吐出口に対して適切にずらして行くのが好ましい。しかし、記録装置の構成上、吐出タイミングをずらすことができる最小単位には限界があり、一般にそのように細かくはない。よって、例えば図8に示したように、1/2画素を最小単位として吐出タイミングを制御できる構成であれば、1/2画素を最小単位として吐出タイミングを適切に設定すればよい。
また以上では、Y方向に対する吐出口列の傾き量、記録装置固有の傾き量および記録ヘッド固有の傾き量をそれぞれ取得し、これらを記録装置のメモリに格納する内容で説明したが、記憶するパラメータは傾き量ではなく実際の補正値であっても良い。この場合、補正値とは、個々の吐出口からの吐出タイミングを調整するための値に相当し、例えば基準値に対して1画素遅いタイミングで吐出させる場合には補正値を+1とすることが出来る。同様に、基準値に対して1画素早いタイミングで吐出させる場合には補正値を−1とすることが出来る。また、上述のように1/2画素を最小単位として吐出タイミングを制御できる構成であれば、吐出タイミングを制御できる最小単位を1とし、基準値に対して1画素遅い(早い)タイミングで吐出させる場合の補正値を+2(−2)とすることも出来る。このような補正値を、上述したα、βおよびγに置き換えた場合であっても、γ=α+βなる関係は維持することが出来る。いずれにせよ、記録装置固有の傾き量に係る第3のパラメータαと、記録ヘッド固有の傾き量に係る第1のパラメータβとをそれぞれ独立に管理し、Y方向に対する吐出口列の実際の傾き量に係る第2のパラメータγが導き出せれば、本実施形態は有効に機能する。
以上説明した本実施形態によれば、記録装置の着荷時のみ、図9で説明したようなテストパターンの記録や光学センサによるパターンの読み取りを行って、搬送方向(Y方向)に対する吐出口列の傾き量を実測する。その後、記録ヘッドが交換された場合などには、記録ヘッドに記憶されている記録ヘッド固有の傾き量の情報を読み取るのみで、テストパターンの記録や読み取りを行うことなく、記録位置の補正を適切に実行することが出来る。よって、数多くのテストパターンを記録してこれらを検出するために要する時間や消耗品を低く抑えることが出来、記録ヘッドの交換が行なわれても記録位置ずれの無い一様な画像を安定して出力することが可能となる。
なお、既に説明したように実際の記録位置ずれには、上述したノズル列の傾きに伴う記録位置ずれのほか、往路移動と復路移動での記録位置ずれや、X方向またはY方向に対するインク色間(記録ヘッド間)の記録位置ずれなど、様々な記録位置ずれが存在する。これら記録位置ずれについては、それぞれに適切なテストパターンを記録すること、及び、これらテストパターンを光学センサを用いて検知することによって、そのずれ量を個々に取得することが出来る。そして、これらテストパターンの記録工程や、光学センサを用いた検知工程は、図7で説明したフローチャートの、ステップS12やステップS13において、傾き量を検出するための工程と同時に実行することが出来る。
(第2の実施形態)
ヒータを備えたインクジェット記録ヘッドにおいては、吐出回数が増すにつれてヒータ表面に色材成分が蓄積したり、ヒータ表面の保護膜が変質したりして、ヒータに同じ電圧パルスを印加してもインク中に投入されるエネルギが適量に保たれなくなる場合がある。この際、投入エネルギの変動は吐出されるインク滴のスピードや量に影響を与え、同じタイミングで記録しても記録媒体での記録位置にずれが生じる場合がある。
図13は、1つのノズルの吐出回数に対するインク滴の吐出スピードの変化を測定した図である。インク滴の吐出スピードは、吐出回数がある程度のレベルに達すると急激に低下しているのが判る。このような吐出回数と吐出スピードの関係が把握できれば、吐出回数に応じて変化する記録位置ずれの程度も予測することが出来る。
本実施形態では、第1の実施形態と同様の構成を採用しながらも、吐出回数に伴う記録位置ずれの変化をある程度予測することによって、記録位置ずれの補正量に調整を加えていくことを特徴とする。そのために、本実施形態の記録装置においては、搭載している記録ヘッドの吐出回数をカウントする手段と吐出回数を記憶する手段とを備えるものとする。そして、実際には個々の吐出口ごとに吐出回数を管理するのは困難であるので、記録ヘッド全体の吐出回数から個々の吐出口の吐出回数の平均を求め、この値を調整の目安として利用する。
図14は、本実施形態における記録位置調整シーケンスを説明するためのフローチャートである。ステップS1〜ステップS10の各工程は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施系形態では、ステップS7において現在搭載している記録ヘッドは前回記録位置調整シーケンスが実行されたときから交換されていないと判断した場合、ステップS11へ進み、個々の記録ヘッドの吐出回数が閾値N以上であるか否かを判断する。吐出回数が閾値N以上であると判断した場合、ステップS12へ進み、現在把握している傾き量γ2に対し調整値δを加算して、新たな傾き量γ3=γ2+δを算出する。一方、ステップS11で記録ヘッドの吐出回数が閾値N以上ではないと判断した場合は、今回は記録位置調整シーケンスを実行する必要は無いと判断し、本処理を終了する。
以上説明した本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、記録装置の着荷時のみテストパターンの記録や光学センサによるパターンの読み取りを行って、搬送方向に対するノズル列の傾き量を実測する。そして、記録ヘッドが交換された場合には記録ヘッドに記憶されている記録ヘッド固有の傾き量の情報を読み取り、記録ヘッドの吐出回数が大きい場合には、吐出回数に応じて記録位置のずれ量に補正を加える。このような構成により、記録位置ずれ量を把握するために要する時間や消耗品を少なく抑えながらも、記録位置ずれに対し適切な補正を行い、一様な画像を安定して出力することが可能となる。
なお、本実施形態において、調整値δの値は吐出回数に応じて多段階に用意することも出来る。図15は、補正値に対する調整値を多段階に設定する場合の、記録ヘッドの吐出回数と調整値δの関係を示した図である。ここでは、吐出回数が0〜2.5×108の場合、調整値δは0となっている。すなわち、この場合γ3=γ2となる。一方、記録ヘッドの吐出回数が2.5×108〜3.0×108の場合、調整値δは2となり、記録ヘッドの吐出回数が3.0×108より大きい場合、調整値δは4となっている。本実施形態のステップS12では、このように記録ヘッドの吐出回数に応じた調整を行うことによって新たな傾き量γ3を取得するようにしてもよい。また、吐出回数が閾値N以上であった場合には調整値δによる調整を行いながらも、吐出回数がさらに大きな値に達している場合にはユーザに記録ヘッドの交換を促すようにしてよい。
なお、以上説明した実施形態では、図6で示したように、個々の記録ヘッドが1列ずつのノズル列を備えている構成を前提に説明して来たが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば各色のノズル列が、吐出口が左右に交互に配置された2列のノズル列から構成される形態であってもよい。また、ブラックの吐出口列90のみが他色のインク吐出口列91、92、93よりも、インク吐出口90の数が多い構成であってもよい。
P 記録媒体
C インクジェットカートリッジ
T インクタンク
1 吐出口面
2 キャリッジ
5、6 搬送ローラ対
7、8 排紙ローラ対
11 走査レール
52 駆動モータ
53 駆動ベルト
86 記録ヘッド
90〜93 記録ヘッド(吐出口列)
94 吐出口
95〜98 キャリッジ
100 記録装置
200 ホスト装置
201 CPU
202 ROM
203 受信バッファ
204 第1の記憶メモリ
205 HV変換回路
206 第2の記憶メモリ
207 RAM
208 各種センサ
209 各種モータ・ドライバ
300 回復系ユニット
408 下流側の3つの吐出口
409 黒すじ
410 白すじ
411 第1走査の連続ドット群
412 第2走査の連続ドット群
413 重複部分
414 分離部分
415 上流側の3つの吐出口

Claims (4)

  1. インクを吐出してドットを記録する複数の吐出口が配列する記録ヘッドを着脱可能に搭載した状態で、前記記録ヘッドを前記配列の方向とは交差する方向に移動することにより記録媒体に画像を記録する記録装置であって、
    前記記録ヘッド固有の記録位置ずれに係る第1のパラメータを格納する手段と、
    前記記録ヘッドを前記記録装置に装着した状態での記録位置ずれを実測し、前記記録ヘッドを前記記録装置に装着した状態の記録位置ずれに係る第2のパラメータを格納する手段と、
    前記第1のパラメータと前記第2のパラメータから、前記記録装置固有の記録位置ずれに係る第3のパラメータを導き出す手段と、
    前記第2のパラメータに従って、前記複数の吐出口が前記記録媒体にドットを記録する位置を補正する手段と
    を備え、
    前記記録位置ずれは、前記配列の方向の傾きに起因する記録位置ずれまたは前記記録ヘッドの往路の移動中に記録したドットの記録位置と復路の移動中に記録したドットの記録位置のずれ、の少なくとも一方であり、
    前記記録装置に新たな記録ヘッドが装着された場合は、前記第3のパラメータと前記新たな記録ヘッドについての前記第1のパラメータから、新たな前記第2のパラメータを算出することを特徴とする記録装置。
  2. 前記実測は、前記記録ヘッドを前記記録装置に装着した状態で記録したテストパターンを、光学センサを用いて検知することによって行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録ヘッドの吐出回数をカウントする手段を更に備え、前記第2のパラメータは前記カウント手段によって得られた吐出回数に応じて調整されることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. インクを吐出してドットを記録する複数の吐出口が配列する記録ヘッドを着脱可能に搭載した状態で、前記記録ヘッドを前記配列の方向とは交差する方向に移動することにより記録媒体に画像を記録する記録装置の記録位置調整方法であって、
    前記記録ヘッド固有の記録位置ずれに係る第1のパラメータを格納する工程と、
    前記記録ヘッドを前記記録装置に装着した状態での記録位置ずれを実測し、前記記録ヘッドを前記記録装置に装着した状態の記録位置ずれに係る第2のパラメータを格納する工程と、
    前記第1のパラメータと前記第2のパラメータから、前記記録装置固有の記録位置ずれに係る第3のパラメータを導き出す工程と、
    前記第2のパラメータに従って、前記複数の吐出口が前記記録媒体にドットを記録する位置を補正する工程と
    を有し、
    前記記録位置ずれは、前記配列の方向の傾きに起因する記録位置ずれまたは前記記録ヘッドの往路の移動中に記録したドットの記録位置と復路の移動中に記録したドットの記録位置のずれ、の少なくとも一方であり、
    前記記録装置に新たな記録ヘッドが装着された場合は、前記第3のパラメータと前記新たな記録ヘッドについての前記第1のパラメータから、新たな前記第2のパラメータを算出することを特徴とする記録位置調整方法。
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