JPH0863254A - 伝送装置の時刻補正方法及びそれを利用した伝送装置 - Google Patents

伝送装置の時刻補正方法及びそれを利用した伝送装置

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JPH0863254A
JPH0863254A JP6193463A JP19346394A JPH0863254A JP H0863254 A JPH0863254 A JP H0863254A JP 6193463 A JP6193463 A JP 6193463A JP 19346394 A JP19346394 A JP 19346394A JP H0863254 A JPH0863254 A JP H0863254A
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JP
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time
communication
cpu
transmission device
response
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JP6193463A
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Satoyuki Kanzaki
智行 神崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G06F1/14Time supervision arrangements, e.g. real time clock
    • HELECTRICITY
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    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
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    • H04J3/06Synchronising arrangements
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、伝送装置の各CPU、ある
いは各伝送装置の時刻を高精度で一致させることであ
る。 【構成】 マスタクロックを有するCPUAは、時刻補
正対象CPUBに対して通信時間計測コマンドを送出す
るとともにタイマを起動させる。そして、時刻補正対象
CPUBからの通信時間計測コマンドに対する応答を受
信したなら、タイマの計測時間Tから、時刻補正対象C
PUBが通信計測コマンドを受信してから応答を送出す
るまでの予め定められた時間tを減算して、CPU間の
実際の通信時間を算出する。そして、そのCPU間通信
時間と、マスタクロックに基づいて計時される時刻情報
とを時刻補正対象CPUBに通知する。時刻補正対象C
PUBは、内部クロックによって計時される時刻情報
を、CPUAから通知されたCPU間通信時間と時刻情
報とに基づいて補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明発明は、マスタクロック信
号に基づいて動作するCPUと、そのマスタクロック信
号と独立に生成されるクロック信号に基づいて動作する
CPUとからなる伝送装置、マスタクロック信号に基づ
いて動作する伝送装置と、そのマスタクロック信号と独
立に生成されるクロック信号に基づいて動作する伝送装
置とからなる伝送システム及びその伝送装置と伝送シス
テムにおける時刻補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のCPUがそれぞれ独立に生成され
るクロック信号に基づいて動作する伝送装置、あるいは
複数の伝送装置がそれぞれ独立に生成されるクロック信
号に基づいて動作する伝送システムでは、収集した情報
を解析する際に、情報に付加されている時刻情報と、C
PU内、あるいは伝送装置内の時刻情報とが一致しない
と情報解析に混乱が生じるので、各CPUあるいは各伝
送装置の時刻を一致させる必要がある。
【0003】ところで、各CPU、あるいは各伝送装置
の時刻一致させるためには、マスタとなる情報管理用時
計を有するCPU、あるいは伝送装置の時刻に、他のC
PU、あるいは伝送装置の時刻を合わせる必要がある。
【0004】その場合、マスタとなる情報管理時計を有
するCPUあるいは伝送装置の時刻情報を他のCPUあ
るいは伝送装置に送信し、それぞれのCPUあるいは伝
送装置がその時刻情報に基づいて時刻を補正するが、そ
のとき、その時刻情報が到達するまでの通信遅延時間、
すなわちCPU相互間あるいは伝送装置相互間の通信に
要する時間を考慮して時刻を補正する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
CPU間の通信時間あるいは伝送装置間の通信時間とし
て固定値を用いていたために、伝送装置内においてCP
U間の伝送経路長が変更されたり、伝送装置の接続が変
更されて伝送装置間の伝送経路長が変化すると、各CP
Uあるいは各伝送装置の時刻がマスタとなる情報管理用
時計の時刻と一致しなくなり、情報解析に不都合が生じ
るという問題点があった。
【0006】本発明の課題は、伝送装置のCPU間、あ
るいは伝送装置間の伝送経路長が変化したときにも、各
CPUあるいは各伝送装置の時刻を一致させることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、マスタクロック
信号により動作する第1のCPU(または第1の伝送装
置)と、該マスタクロック信号と独立に生成されるクロ
ック信号により動作し、該第1のCPU(または第1の
伝送装置)の時刻情報に基づいて時刻の補正が行われる
第2のCPU(または第2の伝送装置)とからなる第1
の発明の伝送装置(または伝送システム)の原理ブロッ
ク図である。以下、第1のCPUと第2のCPUとから
なる伝送装置の場合について説明する。
【0008】第1のCPUは、第1の計時手段と、コマ
ンド送出手段と、受信手段と、通信時間算出手段と、通
知手段とを有する。第1の計時手段は、マスタクロック
信号に基づいて時刻を計時する。
【0009】コマンド送出手段は、時刻補正対象である
第2のCPUに対してCPU間の通信時間を計測するた
めの通信時間計測コマンドを送出する。受信手段は、通
信時間計測コマンドに応答して第2のCPUから送出さ
れる応答コマンドを受信する。
【0010】通信時間算出手段は、通信時間計測コマン
ドを送出してから応答コマンドを受信しするまでの時間
と、第2のCPUが通信時間計測コマンドを受信してか
ら応答コマンドを送出するまでの予め定められた時間と
から、第1のCPUと第2のCPUとの間の通信に要す
るCPU間通信時間を算出する。
【0011】通知手段は、この通信時間算出手段によっ
て算出されたCPU間通信時間と、計時手段によって計
時される時刻情報とを第2のCPUに通知する。時刻補
正対象である第2のCPUは、第2の計時手段と、応答
送出手段と、時刻補正手段とを有する。
【0012】第2の計時手段は、マスタクロック信号と
独立に生成されるクロック信号に基づいて時刻を計時す
る。応答送出手段は、第1のCPUから通信時間計測コ
マンドを受信したとき、予め定められた応答時間が経過
した時点に応答を送出する。この応答送出手段は、例え
ば、通信時間計測コマンドを受信したとき起動されるタ
イマを有しており、このタイマで計測される時間が予め
定められた時間に達したとき、応答を送出するように構
成されるている。これにより、常に一定の応答時間で通
信時間計測コマンドに対する応答を送出することができ
る。
【0013】時刻補正手段は、第2の計時手段によって
計時される時刻を、第1のCPUから通知されるCPU
間通信時間と時刻情報とに基づいて補正する。次に、図
2は、第2の発明の原理ブロック図である。同図は、本
発明を、マスタクロック信号により動作する第1のCP
Uと、該マスタクロック信号と独立に生成されるクロッ
ク信号により動作し、該第1のCPUの時刻情報に基づ
いて時刻の補正が行われる第2のCPUとからなる伝送
装置に適用した場合を示している。
【0014】第1のCPUは、第1の計時手段と、コマ
ンド送出手段と、受信手段と、通信時間算出手段と、通
信時間通知手段と、時刻情報通知手段とを有する。第1
の計時手段は、マスタクロック信号に基づいて時刻を計
時する。
【0015】コマンド送出手段は、一定時間毎に第1の
CPUに対してCPU間の通信時間を計測するための通
信時間計測コマンドを送出する。受信手段は、通信時間
計測コマンドに対して第2のCPUから送出される応答
を受信する。
【0016】通信時間算出手段は、通信時間計測コマン
ドを送出してから応答コマンドを受信するまでの時間
と、第2のCPUが通信時間計測コマンドを受信してか
ら応答を送出するまでの予め定められた時間とから、第
1のCPUと第2のCPUとの間の通信に要するCPU
間通信時間を算出する。
【0017】通信時間通知手段は、通信時間算出手段に
よって算出されたCPU間通信時間を第2のCPUに通
知する。時刻情報通知手段は、第1の計時手段によって
計時される時刻情報を第2のCPUに通知する。
【0018】時刻補正対象である第2のCPUは、第2
の計時手段と、応答送出手段と、時刻補正手段とを有す
る。第2の計時手段は、マスタクロック信号と独立に生
成されるクロック信号に基づいて時刻を計時する。
【0019】応答送出手段は、第1のCPUから通信時
間計測コマンドを受信したとき、予め定められた応答時
間が経過した時点に応答を送出する。時刻補正手段は、
第2の計時手段によって計時される時刻を、第1のCP
Uから通知される時刻情報と一定時間毎に通知されるC
PU間通信時間とに基づいて補正する。
【0020】次に、図3は第3の発明の原理ブロック図
である。同図は、マスタクロック信号により動作する第
1のCPUと、マスタクロック信号と独立に生成される
クロック信号により動作し、第1のCPUの時刻情報に
基づいて時刻の補正が行われる第2のCPUとからなる
伝送装置に本発明を適用した場合を示している。
【0021】第1のCPUは、第1の計時手段と、応答
送出手段と、時刻情報通知手段とを有している。第1の
計時手段は、マスタクロック信号に基づいて時刻を計時
する。
【0022】応答送出手段は、第2のCPUから通信時
間計測コマンドを受信したとき、予め定めた時間を経過
した時点に応答を送出する。時刻情報通知手段は、第1
の計時手段によって計時される時刻情報を第2のCPU
に通知する。
【0023】時刻補正対象である第2のCPUは、第2
の計時手段と、通信時間計測コマンド送出手段と、時刻
情報要求コマンド送出手段と、受信手段と、通信時間算
出手段と、時刻補正手段とを有している。
【0024】第2の計時手段は、マスタクロックと独立
に生成されるクロック信号に基づいて時刻を計時する。
通信時間計測コマンド送出手段は、第1のCPUに対し
てCPU間の通信に要する時間の計測を要求するCPU
間通信時間計測コマンドを送出する。
【0025】時刻情報要求コマンド送出手段は、第1の
CPUに対して時刻情報の送信を要求する時刻情報要求
コマンドを送出する。受信手段は、通信時間計測コマン
ドに対して第1のCPUから送出される応答及び時刻情
報要求コマンドに対して送出される時刻情報を受信す
る。
【0026】通信時間算出手段は、通信時間計測コマン
ドを送出してから第1のCPUからの応答を受信するま
での時間と、第1のCPUが通信時間計測コマンドを受
信してから応答を送出するまでの予め定められた時間と
から、第1のCPUと第2のCPUとの間の通信に要す
るCPU間通信時間を算出する。
【0027】時刻補正手段は、第2の計時手段によって
計時される時刻を、通信時間算出手段によって算出され
たCPU間通信時間と、第1のCPUから通知される時
刻情報とに基づいて補正する。
【0028】
【作用】第1の発明では、第1のCPU(または第1の
伝送装置、以下同じ)側から通信時間計測コマンドが時
刻補正対象である第2のCPU(または第2の伝送装
置、以下同じ)に送信され、それに対する応答を受信す
るまでの時間を計測してCPU間の通信に要する時間を
算出するようにした。
【0029】従って、伝送装置内のCPU間の通信経路
長が変化する場合にも、CPU間の通信に要する通信時
間を正確に求め、その通信時間を用いてより高精度の時
刻補正を行うことができる。
【0030】第2の発明では、一定時間毎に第1のCP
Uから時刻補正対象である第2のCPUに通信時間計測
コマンドを送信し、CPU間通信時間を算出して第2の
CPUに通知し、第2のCPU側でそれらのCPU間通
信時間を保持するようにした。
【0031】従って、CPU間、あるいは伝送装置間の
通信経路が動的に変更される場合にも、第2のCPU側
あるいは第2の伝送装置側で、例えばCPU間通信時間
の平均値を求め、その平均値を用いることで、CPU
間、あるいは伝送装置間の通信時間の誤差を少なくし、
より高精度の時刻補正を行うことができる。
【0032】第3の発明では、時刻補正対象である第2
のCPU側から第1のCPUに通信時間計測コマンドを
送信して、CPU間通信時間を算出するようにした。従
って、第1のCPU、あるいは第1の伝送装置の処理負
担を増やすことなく、正確なCPU間通信時間、あるい
は伝送装置間通信時間を求め、より高精度の時刻補正を
行うことができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図4は、実施例の伝送装置の構成を示すブロ
ック図である。この伝送装置は、複数のCPU1〜CP
U5を有し、各CPUはバスを介して接続されている。
CPU1は、マスタクロック信号に基づいて時刻を計時
する情報管理用時計(マスタクロック:MASTER CLOCK)
6を有し、他のCPU2〜CPU5は、それぞれマスタ
クロック信号と独立に生成されるクロック信号に基づい
て時刻を計時する情報管理用時計(内部クロック:CLOC
K)7〜10を有している。なお、上記のような構成の複
数の伝送装置が通信回線を介して接続されて伝送システ
ムを構成している。
【0034】先ず、本発明の時刻補正方法を、マスタク
ロック6を有するCPU1とそのマスタクロックと別の
内部クロック7〜10を有するCPU2〜CPU5とか
らなる伝送装置に適用した場合について説明する。
【0035】図5は、CPU1側でCPU間通信時間を
算出して時刻補正対象CPUに通知する本発明の第1実
施例のCPU間時刻補正シーケンスを示す図である。マ
スタクロックを有するCPU1(以下、CPUAと呼
ぶ)は、伝送装置間通信時間を計測するために時刻補正
対象CPUBに対し通信時間計測コマンドを送出すると
共に、タイマを起動させて通信時間計測コマンドを送出
してからの時間の計測をスタートさせる。
【0036】時刻補正対象CPUBは、通信時間計測コ
マンドを受信すると、一定時間t経過した時点で通信時
間計測コマンドに対する応答をCPUAに送信する。C
PUAは。通信時間計測コマンドに対する応答を受信し
たなら、タイマによる時間計測を停止させる。そして、
タイマの計測時間Tを求め、その計測時間Tから時刻補
正対象CPUBの応答時間tを減算して、CPU間の通
信に実際に要する時間を計算する。このようにしてCP
U間通信時間が求められたなら、通信時間/時刻情報通
知コマンドを送信して、CPU間通信時間とマスタクロ
ックの時刻情報とを時刻補正対象CPUBに通知する。
【0037】時刻補正対象CPUBは、CPUAから通
信時間/時刻情報通知コマンドを受信しなら、通信時間
と時刻情報とに基づいて内部クロックの時刻を補正す
る。その後、通信時間/時刻情報通知コマンドに対する
応答を送出する。
【0038】次に、図5のCPU間時刻補正シーケンス
におけるCPUA側の時刻補正処理及び時刻補正対象C
PUB側の時刻補正処理について図6及び図7のフロー
チャートを参照して説明する。
【0039】CPUAは、図6のステップS1で通信時
間計測コマンドを時刻補正対象CPUBに送信する。そ
して、次のステップS2で通信時間計測コマンドを送信
してからそれに対する応答を受信するまでの時間を計測
するためにタイマを起動させる。これにより、次のステ
ップS3のソフトウェアタイマ処理が実行され、通信時
間計測コマンドを送出してからの経過時間の計測が開始
される。
【0040】一方、時刻補正対象のCPUBは、図7の
ステップS11でCPUAからの通信時間計測コマンド
を受信すると、次のステップS12で通信時間計測コマ
ンドを受信してからの経過時間を計測するためにタイマ
を起動させる。これにより、次のステップS13のソフ
トウェアタイマ処理が実行され、通信時間計測コマンド
を受信してからの経過時間の計測が開始される。そし
て、ソフトウェアタイマの計測時間が予め定められた応
答時間(タイムアウト時間)tに達すると、CPUBに
対してタイムアウト通知が出力される。
【0041】ステップS14においてソフトウェアタイ
マのタイムアウト通知を検出したなら、次のステップS
15でCPUAからの通信時間計測コマンドに対する応
答を送出する。ここで、ソフトウェアタイマを用いて通
信時間計測コマンドを受信してからの経過時間を計測し
ているのは、通信時間計測コマンドを受信してから常に
一定時間tを経過した時点にその通信時間計測コマンド
に対する応答を送出できるようにするためである。応答
を送出するまでの時間にばらつきがあると、CPU間通
信時間を算出する際に誤差が生じるからである。
【0042】CPUAは、図6のステップS4で通信時
間計測コマンドに対する時刻補正対象CPUBからの応
答を受信したなら、次のステップS6で、通信時間計測
コマンド送出時に起動したソフトウェアタイマを停止さ
せ、さらに次のステップS6でそのソフトウェアタイマ
のカウント値Tを読み込む。
【0043】そして、次のステップS7の通信時間計算
処理で、ソフトウェアタイマで計測された時間T、すな
わち通信コマンドを送出してからそれに対する応答を受
信するまでの時間Tから、時刻補正対象CPUB側の予
め定められた応答時間t(通信時間計測コマンドを受信
してからそれに対する応答を送出するまでの時間)を減
算し、その減算結果を「2」で割ることにより、CPU
Aと時刻補正対象CPUBとの間のCPU間通信時間τ
を求める。なお、通信時間計測コマンドを受信してから
応答を送出するまでの応答時間tは、各CPU毎に予め
固定値が設定されており、その設定された固定値がCP
UAに通知されている。
【0044】次のステップS8でマスタクロック6で計
時される時刻情報Hを読み込み、さらに次のステップS
9で通信時間/時刻情報コマンドを時刻補正対象CPU
Bに送信する。この通信時間/時刻情報コマンドには、
コマンド種別と、ステップS7で求めたCPU間通信時
間τと、ステップS8で求めた時刻情報Hとが情報とし
て付加されている。
【0045】時刻補正対象のCPUBは、図7のステッ
プS16で通信時間/時刻情報コマンドを受信すると、
次のステップS17で、マスタクロック6の時刻情報H
にCPU間通信時間τを加算した時刻を内部クロック
(時刻補正対象CPUの情報管理用時計)に設定する。
これにより時刻補正対象CPUBの時刻が、マスタクロ
ックを有するCPUAの時刻と一致するように補正され
る。
【0046】以上のようにして時刻補正が終了したな
ら、次のステップS18で時刻補正完了応答をCPUA
に送信し、CPUB側の時刻補正処理を終了する。CP
UAは、図6のステップS10において、時刻補正対象
CPUBからの時刻補正完了応答を受信したなら時、時
刻補正処理を終了させる。
【0047】次に、一定時間毎にCPU間通信時間を計
測し、その計測したCPU間通信時間を時刻補正対象C
PUBに送信する本発明の第2実施の動作を、図8のC
PU間時刻補正シーケンス図を参照して説明する。
【0048】この第2実施例の特徴は、CPU間通信時
間の計測を一定時間毎に行い、その計測結果を順次時刻
補正対象CPUBに通知する点にある。図8において、
マスタクロック6を有するCPUAは、通信時間計測コ
マンドを時刻補正対象CPUBに送信すると共に、タイ
マを起動させて通信時間計測コマンドを送出してからの
時間の計測をスタートさせる。
【0049】時刻補正対象CPUBは、通信時間計測コ
マンドを受信すると、一定時間t経過した時点で通信時
間計測コマンドに対する応答をCPUAに送信する。C
PUAは、通信時間計測コマンドに対する応答を受信し
たなら、タイマによる時間計測を停止させ、タイマの計
測時間Tを求める。そして、その計測時間Tから時刻補
正対象CPUBの応答時間tを減算して、CPU間の通
信に実際に要する時間を計算する。このようにしてCP
U間通信時間を求めたなら、そのCPU間通信時間を通
信時間通知コマンドに付加して時刻補正対象CPUBに
送信する。
【0050】時刻補正対象CPUBは、通知されたCP
U間通信時間を保持し、通信時間通知コマンドに対する
応答を送出する。上述した処理が一定時間毎に繰り返し
実行され、時刻補正対象CPUBには常に最新のCPU
間通信時間が通知される。
【0051】その後、時刻補正対象CPUBは、CPU
Aからの時刻情報通知コマンドを受信したなら、その時
刻情報通知コマンドに付加されている時刻情報と、内部
に保持しているCPU間通信時間情報の平均値とにより
内部クロックの時刻を補正する。
【0052】次に、時刻補正対象CPUB側でCPU間
通信時間を算出して時刻補正を行う本発明の第3実施例
の動作を、図9のCPU間時刻補正シーケンス図を参照
して説明する。
【0053】同図において、時刻補正対象CPUBは、
マスタクロック6を有するCPUAに通信時間計測コマ
ンドを送信するとともに、タイマを起動させて通信時間
計測コマンドを送出してからの経過時間の計測をスター
トさせる。
【0054】一方、CPUAは、通信時間計測コマンド
を受信すると、予め定められた一定時間tを経過した時
点にその通信時間計測コマンドに対する応答を送信す
る。時刻補正対象CPUBは、CPUAからの応答を受
信したなら、タイマで計時された時間、すなわち通信時
間計測コマンドを送信してからそれに対する応答を受信
するまでの時間と、CPUAの応答時間tとから実際の
CPU間の通信時間を計算する。
【0055】さらに、時刻補正対象CPUBは、時刻情
報要求コマンドを送出してマスタクロック6を有するC
PUAの時刻情報を得て、その時刻情報と計算により求
めたCPU間通信時間とから内部クロックの時刻を補正
する。
【0056】ここで、図9のCPU間時刻補正シーケン
スにおける時刻補正対象CPUB側の時刻補正処理及び
CPUA側の時刻補正処理について図10及び図11の
フローチャートを参照して説明する。
【0057】時刻補正対象CPUBは、図10のステッ
プS21でCPU間の通信時間を計測するために通信時
間計測コマンドをCPUAに送信する。さらに、次のス
テップS22で、通信時間計測コマンドを送信してから
それに対する応答を受信するまでの時間を計測するため
にタイマを起動させる。これにより、次のステップS2
3のソフトウェアタイマ処理が実行され、通信時間計測
コマンドを送出してからの経過時間の計測が開始され
る。
【0058】一方、マスタクロック6を有するCPUA
は、図11のステップS41で通信時間計測コマンドを
受信すると、次のステップS42で通信時間計測コマン
ドに対する応答を送出するまでの時間を計測するために
ソフトウェアタイマを起動させる。これにより、ステッ
プS43のソフトウェアタイマ処理が起動される。この
ソフトウェアタイマ処理では、通信時間計測コマンドを
受信してからの経過時間が計測され、計測時間が予め定
められた応答時間(タイムアウト時間)tに達するとタ
イムアウト通知が出力される。
【0059】CPUAは、ステップS44でソフトウェ
アタイマのタイムアウト通知を検出したなら、次のステ
ップS45で、CPUBからの通信時間計測コマンドに
対する応答を送出する。
【0060】時刻補正対象CPUBは、図10のステッ
プS24で通信時間計測コマンドに対する応答を受信し
たなら、次のステップS25でソフトウェアタイマを停
止させる。これにより、ソフトウェアタイマでは、通信
時間計測コマンドを送出してからそれに対する応答を受
信するまでの時間が計測される。次のステップS26で
そのソフトウェアタイマのカウント値Tを読み込む。
【0061】そして、次のステップS27の通信時間計
算処理で、ソフトウェアタイマで計測された時間T、す
なわち通信コマンドを送出してからそれに対する応答を
受信するまでの時間Tから、CPUA側の予め定められ
た応答時間t(通信時間計測コマンドを受信してからそ
れに対する応答を送出するまでの時間)を減算し、その
減算結果を「2」で割ることにより、CPUAと時刻補
正対象CPUBとの間のCPU間通信時間τを求める。
なお、CPUAが通信時間計測コマンドを受信してから
応答を送出するまでの応答時間tは固定値が予め設定さ
れており、その固定値が各CPUに通知されている。
【0062】CPU間通信時間の計算が終了したなら、
次のステップS28でCPUAに対して時刻情報の送信
を要求する時刻情報要求コマンドを送信する。CPUA
は、図11のステップS46で時刻情報要求コマンドを
受信すると、次のステップS47でマスタクロック6で
計時される時刻情報Hを読み込む。そして、次のステッ
プS48で時刻情報要求コマンドに対する応答にその読
み出した時刻情報Hを付加して時刻補正対象CPUBに
送信する。
【0063】時刻補正対象CPUBは、図10のステッ
プS29で時刻情報要求コマンドに対する応答を受信し
たなら、CPUAの時刻情報Hに算出したCPU間通信
時間τを加算した時刻を、CPUBの内部クロックに設
定する。
【0064】この第3実施例では、時刻補正対象CPU
B側でCPU間通信時間の計算及びマスタクロックを有
するCPUAの時刻情報の収集を行い、それらの情報に
基づいて内部クロックの時刻を補正している。従って、
マスタクロック6を有するCPUAの処理負担を増大さ
せることなく、より高精度の時刻補正を行うことができ
る。
【0065】次に、本発明の時刻補正方法を、マスタと
なる情報管理時計(マスタクロック)を有する伝送装置
とそのマスタクロックと別の内部クロックを有する1ま
たは複数の伝送装置からなる伝送システムに適用した場
合について説明する。
【0066】図12は、複数の伝送装置が直列に接続さ
れているている伝送システムのシステム構成を示してお
り、図13は、伝送装置がリング状に接続されている伝
送システムのシステム構成を示している。
【0067】図14〜図16は、上記のような構成の伝
送システムにおける伝送装置間時刻補正シーケンスを示
す図である。図14は、マスタクロックを有するCPU
A側でCPU間通信時間を計算する、前述した第1実施
例の時刻補正方法を、伝送システムに適用した場合の伝
送装置間の時刻補正シーケンスを示しており、図15
は、一定時間毎にCPU間通信時間を計算して時刻補正
対象CPUBに通知する、前述した第2実施例の時刻補
正方法を、伝送システムに適用した場合の伝送装置間の
時刻補正シーケンスを示している。さらに、図16は、
時刻補正対象CPUB側でCPU間通信時間を計算して
時刻補正を行う、前述した第3実施例の時刻補正方法
を、伝送システムに適用した場合の伝送装置間の時刻補
正シーケンスを示している。
【0068】図14、図15及び図16の伝送装置間の
時刻補正シーケンスの内容は、前述した図5、図8及び
図9のCPU間の時刻補正シーケンスと基本点には同じ
であるので、一例として図14の時刻補正シーケンスの
内容を説明し、図15及び図16の説明は省略する。
【0069】図14において、マスタクロックを有する
伝送装置Aは、通信時間計測コマンドを時刻補正対象伝
送装置Bに送信すると共に、タイマを起動させ通信時間
計測コマンドを送出してからの経過時間の計測をスター
トさせる。
【0070】時刻補正対象伝送装置Bは、通信時間計測
コマンドを受信すると、タイマを起動させ、そのタイマ
の計測時間が予め定めた応答時間tに達したなら、通信
時間計測コマンドに対する応答を送出する。
【0071】一方、伝送装置Aは、通信時間計測コマン
ドに対する応答を受信したなら、タイマを停止させ、そ
のタイマの計測時間Tから時刻補正対象伝送装置Bの応
答時間tを減算して、伝送装置Aと時刻補正対象伝送装
置Bとの間の実際の通信時間を算出する。そして、計算
により求めた伝送装置間通信時間と、マスタクロックに
より計時される時刻情報とを通信時間/時刻情報通知コ
マンドに付加して時刻補正対象伝送装置Bに送信する。
【0072】時刻補正対象伝送装置Bは、伝送装置Aか
ら通知される伝送装置間通信時間と時刻情報に基づいて
内部クロックの時刻を補正する。この実施例は、伝送装
置Aと時刻補正対象伝送装置Bとの間の通信に要する時
間を実際に計測し、その計測した伝送装置間通信時間を
用いて時刻補正対象伝送装置Bの時刻を補正するように
したので、伝送装置Aと時刻補正対象伝送装置Bとの間
の通信経路長が変化するような伝送システムにおいて
も、各伝送装置の時刻をマスタクロックを有するで伝送
装置の時刻に正確に一致させることができる。
【0073】また、図15に示す実施例のように一定時
間毎にマスタクロックを有する伝送装置と時刻補正対象
伝送装置Bとの間の通信時間を実際に計測することで、
伝送装置間の通信経路が動的に変更されるような伝送シ
ステムにおいても、常に正確な伝送装置間通信時間を求
めることができる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、伝送装置のCPU間、
あるいは伝送装置間の通信に要するCPU間/伝送装置
間通信時間を求め、そのCPU間/伝送装置間津新時間
を用いて伝送装置の時刻を補正するようにしたので、伝
送装置内の各CPUの時刻、あるいは各伝送装置の時刻
を高い精度で一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の原理ブロック図である。
【図2】第2の発明の原理ブロック図である。
【図3】第3の発明の原理ブロック図である。
【図4】実施例の伝送装置のブロック図である。
【図5】第1実施例のCPU間時刻補正シーケンス図で
ある。
【図6】第1実施例のCPUA側の時刻補正処理のフロ
ーチャートである。
【図7】第1実施例の時刻補正対象CPUB側の時刻補
正処理のフローチャートである。
【図8】第2実施例のCPU間時刻補正シーケンス図で
ある。
【図9】第3実施例のCPU間時刻補正シーケンス図で
ある。
【図10】第3実施例の時刻補正対象CPUB側の時刻
補正処理のフローチャートである。
【図11】第3実施例のCPUA側の時刻補正処理のフ
ローチャートである。
【図12】伝送システムのシステム構成を示す図であ
る。
【図13】伝送システムのシステム構成を示す図であ
る。
【図14】伝送装置間時刻補正シーケンス図である。
【図15】伝送装置間時刻補正シーケンス図である。
【図16】伝送装置間時刻補正シーケンス図である。
【符号の説明】
1〜5 CPU 6 マスタクロック 7〜10 内部クロック

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタクロック信号により動作する第1
    のCPUと、該マスタクロック信号と独立に生成される
    クロック信号により動作し、該第1のCPUの時刻情報
    に基づいて時刻の補正が行われる第2のCPUとからな
    る伝送装置において、 前記第1のCPUが、 前記マスタクロック信号に基づいて時刻を計時する第1
    の計時手段と、 時刻補対象である前記第2のCPUに対してCPU間の
    通信時間を計測するための通信時間計測コマンドを送出
    するコマンド送出手段と、 該通信時間計測コマンドに対して前記第2のCPUから
    送出される応答を受信する受信手段と、 前記通信時間計測コマンドを送出してから前記第2のC
    PUからの応答を受信するまでの時間と、前記第2のC
    PUが前記通信時間計測コマンドを受信してから応答を
    送出するまでの予め定められた時間とから、前記第1の
    CPUと前記第2のCPUとの間の通信に要するCPU
    間通信時間を算出する通信時間算出手段と、 この通信時間算出手段によって算出されたCPU間通信
    時間と、前記計時手段によって計時される時刻情報とを
    前記第2のCPUに通知する通知手段とを有し、 時刻補正対象である前記第2のCPUが、 前記マスタクロック信号と独立に生成されるクロック信
    号に基づいて時刻を計時する第2の計時手段と、 前記第1のCPUから通信時間計測コマンドを受信した
    とき、予め定められた時間が経過した時点に応答を送出
    する応答送出手段と、 前記第2の計時手段によって計時される時刻を、前記第
    1のCPUから通知されるCPU間通信時間と時刻情報
    とに基づいて補正する時刻補正手段とを有することを特
    徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 マスタクロック信号により動作する第1
    のCPUと、該マスタクロック信号と独立に生成される
    クロック信号により動作し、該第1のCPUの時刻情報
    に基づいて時刻の補正が行われる第2のCPUとからな
    る伝送装置において、 前記第1のCPUが、 前記マスタクロック信号に基づいて時刻を計時する第1
    の計時手段と、 一定時間毎に前記第1のCPUに対してCPU間の通信
    時間を計測するための通信時間計測コマンドを送出する
    コマンド送出手段と、 該通信時間計測コマンドに対して前記第2のCPUから
    送出される応答を受信する受信手段と、 前記通信時間計測コマンドを送出してから前記第2のC
    PUからの応答を受信するまでの時間と、前記第2のC
    PUが前記通信時間計測コマンドを受信してから応答を
    送出するまでの予め定められた時間とから、前記第1の
    CPUと前記第2のCPUとの間の通信に要するCPU
    間通信時間を算出する通信時間算出手段と、 この通信時間算出手段によって算出されたCPU間通信
    時間を前記第2のCPUに通知する通信時間通知手段
    と、 前記第1の計時手段によって計時される時刻情報を前記
    第2のCPUに通知する時刻情報通知手段とを有し、 時刻補正対象である前記第2のCPUが、 前記マスタクロック信号と独立に生成されるクロック信
    号に基づいて時刻を計時する第2の計時手段と、 前記第1のCPUから前記通信時間計測コマンドを受信
    したとき、予め定められた時間が経過した時点に応答を
    送出する応答送出手段と、 前記第2の計時手段によって計時される時刻を、前記第
    1のCPUから通知される時刻情報と一定時間毎に通知
    されるCPU間通信時間とに基づいて補正する時刻補正
    手段とを有することを特徴とする伝送装置。
  3. 【請求項3】 マスタクロック信号により動作する第1
    のCPUと、該マスタクロック信号と独立に生成される
    クロック信号により動作し、該第1のCPUの時刻情報
    に基づいて時刻の補正が行われる第2のCPUとからな
    る伝送装置において、 前記第1のCPUが、 前記マスタクロック信号に基づいて時刻を計時する第1
    の計時手段と、 前記第2のCPUから通信時間計測コマンドを受信した
    とき、予め定められた時間が経過した時点に応答を送出
    する応答送出手段と、 前記第2のCPUから時刻情報要求コマンドを受信した
    とき、前記第1の計時手段によって計時される時刻情報
    を前記第2のCPUに通知する時刻情報通知手段とを有
    し、 時刻補正対象である前記第2のCPUが、 前記マスタクロック信号と独立に生成されるクロック信
    号に基づいて時刻を計時する第2の計時手段と、 前記第1のCPUに対してCPU間の通信に要する時間
    の計測を要求するCPU間通信時間計測コマンドを送出
    する通信時間計測コマンド送出手段と、 前記第1のCPUに対して前記時刻情報の送信を要求す
    る時刻情報要求コマンドを送出する時刻情報要求コマン
    ド送出手段と、 前記通信時間計測コマンドに対して前記第1のCPUか
    ら送出される応答及び前記時刻情報要求コマンドに対し
    て送出される時刻情報を受信する受信手段と、 前記通信時間計測コマンドを送出してから前記第1のC
    PUからの応答を受信するまでの時間と、前記第1のC
    PUが前記通信時間計測コマンドを受信してから応答を
    送出するまでの予め定められた時間とから、前記第1の
    CPUと前記第2のCPUとの間の通信に要するCPU
    間通信時間を算出する通信時間算出手段と、 前記第2の計時手段によって計時される時刻を、前記通
    信時間算出手段によって算出されたCPU間通信時間
    と、前記第1のCPUから通知される時刻情報とに基づ
    いて補正する時刻補正手段とを有することを特徴とする
    伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記応答送出手段は、タイマを有し、前
    記通信時間計測コマンドを受信したとき該タイマを起動
    させ、該タイマの計測時間が予め定めたタイムアウト時
    間に達したとき、該通信時間計測コマンドに対する応答
    を送出することを特徴とする請求項1、2または3記載
    の伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記通信時間算出手段は、タイマを有
    し、前記通信時間計測コマンドを送出したとき該タイマ
    を起動させ、該通信時間計測コマンドに対する応答を受
    信したとき該タイマを停止させることで、該通信時間計
    測コマンドを送出してからそれに対する応答を受信する
    までの時間を計測することを特徴とする請求項4記載の
    伝送装置。
  6. 【請求項6】 マスタクロック信号により動作する第1
    の伝送装置と、該マスタクロック信号と独立に生成され
    るクロック信号により動作し、該第1の伝送装置の時刻
    情報に基づいて時刻の補正が行われる1または複数の第
    2の伝送装置とからなる伝送シムステムにおいて、 前記第1の伝送装置が、 前記マスタクロック信号に基づいて時刻を計時する第1
    の計時手段と、 前記第2の伝送装置に対して伝送装置間の通信時間を計
    測するための通信時間計測コマンドを送出するコマンド
    送出手段と、 該通信時間計測コマンドに対して前記第2の伝送装置か
    ら送出される応答を受信する受信手段と、 前記通信時間計測コマンドを送出してから前記第2の伝
    送装置からの応答を受信するまでの時間と、前記第2の
    伝送装置が前記通信時間計測コマンドを受信してから応
    答を送出するまでの予め定められた時間とから、前記第
    1の伝送装置と前記第2の伝送装置との間の通信に要す
    る伝送装置間通信時間を算出する通信時間算出手段と、 この通信時間算出手段によって算出された伝送装置間通
    信時間と、前記第1の計時手段によって計時される時刻
    情報とを前記第2の伝送装置に通知する通知手段とを有
    し、 時刻補正対象である前記第2の伝送装置が、 前記マスタクロック信号と独立に生成されるクロック信
    号に基づいて時刻を計時する第2の計時手段と、 前記第1の伝送装置から通信時間計測コマンドを受信し
    たとき、予め定められた時間が経過した時点に応答を送
    出する応答送出手段と、 前記第2の計時手段によって計時される時刻を、前記第
    1の伝送装置から通知される伝送装置間通信時間と時刻
    情報とに基づいて補正する時刻補正手段とを有すること
    を特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】 マスタクロック信号により動作する第1
    の伝送装置と、該マスタクロック信号と独立に生成され
    るクロック信号により動作し、該第1の伝送装置の時刻
    情報に基づいて時刻の補正が行われる1または複数の第
    2の伝送装置とからなる伝送シムステムにおいて、 前記第1の伝送装置が、 前記マスタクロック信号に基づいて時刻を計時する第1
    の計時手段と、 一定時間毎に前記第2の伝送装置に対して伝送装置間の
    通信時間を計測するための通信時間計測コマンドを送出
    するコマンド送出手段と、 該通信時間計測コマンドに対して前記第2の伝送装置か
    ら送出される応答を受信する受信手段と、 前記通信時間計測コマンドを送出してから前期第2の伝
    送装置からの応答を受信するまでの時間と、前記第2の
    伝送装置が前記通信時間計測コマンドを受信してから応
    答を送出するまでの予め定められた時間とから、前記第
    1の伝送装置と前記第2の伝送装置との間の通信に要す
    る伝送装置間通信時間を算出する通信時間算出手段と、 この通信時間算出手段によって算出された伝送装置間通
    信時間を前記第2の伝送装置に通知する通信時間通知手
    段と、 前記第1の計時手段によって計時される時刻情報を前記
    第2の伝送装置に通知する時刻情報通知手段とを有し、 時刻補正対象である前記第2の伝送装置が、 前記マスタクロック信号と独立に生成されるクロック信
    号に基づいて時刻を計時する第2の計時手段と、 前記第1の伝送装置から前記通信時間計測コマンドを受
    信したとき、予め定められた時間が経過した時点に応答
    を送出する応答送出手段と、 前記第2の計時手段によって計時される時刻を、前記第
    1の伝送装置から通知される時刻情報と一定時間毎に通
    知される伝送装置間通信時間とに基づいて補正する時刻
    補正手段とを有することを特徴とする伝送システム。
  8. 【請求項8】 マスタクロック信号により動作する第1
    の伝送装置と、該マスタクロック信号と独立に生成され
    るクロック信号により動作し、該第1の伝送装置の時刻
    情報に基づいて時刻の補正が行われる1または複数の第
    2の伝送装置とからなる伝送シムステムにおいて、 前記第1の伝送装置が、 前記マスタクロック信号に基づいて時刻を計時する第1
    の計時手段と、 時刻補正対象である前記第2の伝送装置から通信時間計
    測コマンドを受信したとき、予め定められた時間が経過
    した時点に応答を送出する応答送出手段と、 前記第2の伝送装置から時刻情報要求コマンドを受信し
    たとき、前記第1の計時手段によって計時される時刻情
    報を前記第2の伝送装置に通知する時刻情報通知手段と
    を有し、 時刻補正対象である前記第2の伝送装置が、 前記マスタクロック信号と独立に生成されるクロック信
    号に基づいて時刻を計時する第2の計時手段と、 前記第1の伝送装置に対して伝送装置間の通信に要する
    時間の計測を要求する伝送装置間通信時間計測コマンド
    を送出する通信時間計測コマンド送出手段と、 前記第1の伝送装置に対して前記時刻情報の送信を要求
    する時刻情報要求コマンドを送出する時刻情報要求コマ
    ンド送出手段と、 前記通信時間計測コマンドに対して前記第1の伝送装置
    から送出される応答及び前記時刻情報要求コマンドに対
    して送出される時刻情報を受信する受信手段と、 前記通信時間計測コマンドを送出してから前記第2の伝
    送装置からの応答を受信するまでの時間と、前記第1の
    伝送装置が前記通信時間計測コマンドを受信してから応
    答を送出するまでの予め定められた時間とから、前記第
    1の伝送装置と前記第2の伝送装置との間の通信に要す
    る伝送装置間通信時間を算出する通信時間算出手段と、 前記第2の計時手段によって計時される時刻を、前記通
    信時間算出手段によって算出された伝送装置間通信時間
    と、前記第1の伝送装置から通知される時刻情報とに基
    づいて補正する時刻補正手段とを有することを特徴とす
    る伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記応答送出手段は、タイマを有し、前
    記通信時間計測コマンドを受信したとき該タイマを起動
    させ、該タイマの計測時間が予め定めたタイムアウト時
    間に達したとき、該通信時間計測コマンドに対する応答
    を送出することを特徴とする請求項6、7または8記載
    の伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記通信時間算出手段は、タイマを有
    し、前記通信時間計測コマンドを送出したとき該タイマ
    を起動させ、該通信時間計測コマンドに対する応答を受
    信したとき該タイマを停止させることで、該通信時間計
    測コマンドを送出してからそれに対する応答を受信する
    までの時間を計測することを特徴とする請求項9記載の
    伝送装置。
  11. 【請求項11】 マスタクロック信号により動作する第
    1のCPUと、該マスタクロック信号と独立に生成され
    るクロック信号により動作し、該第1のCPUの時刻情
    報に基づいて時刻の補正が行われる第2のCPUとから
    なる伝送装置の時刻補正方法において、 CPU間の通信時間を計測するために相手側のCPUに
    対して通信時間計測コマンドを送出し、 該通信時間計測コマンドに対する相手側のCPUからの
    応答を受信したなら、該通信時間計測コマンドを送信し
    てから応答を受信するまでの時間と、相手側のCPUが
    前記通信時間計測コマンドを受信してから応答を送出す
    るまでの予め定められた時間とから、CPU間の通信に
    要するCPU間通信時間を算出し、 時刻補正対象CPUにおいて計時される時刻を、前記C
    PU間通信時間と第1のCPUの時刻情報とに基づいて
    補正することを特徴とする伝送装置の時刻補正方法。
  12. 【請求項12】 マスタクロック信号により動作する第
    1の伝送装置と、該マスタクロック信号と独立に生成さ
    れるクロック信号により動作し、該第1の伝送装置の時
    刻情報に基づいて時刻の補正が行われる1または複数の
    第2の伝送装置とからなる伝送システムの時刻補正方法
    において、 伝送装置間の通信時間を計測するための通信時間計測コ
    マンドを送出し、 該通信時間計測コマンドに対する相手側の伝送装置から
    の応答を受信したなら、該通信時間計測コマンドを送出
    してから応答を受信するまでの時間と、相手側の伝送装
    置が該通信時間計測コマンドを受信してから応答を送出
    するまでの予め定められた時間とから、伝送装置間の通
    信に要する伝送装置間通信時間を算出し、 時刻補正対象の伝送装置において計時される時刻を、前
    記伝送装置間通信時間と前記第1の伝送装置の時刻情報
    とに基づいて補正することを特徴とする伝送システムの
    時刻補正方法。
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