JPH03154428A - データ通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 一定周期のパルスのデユーティでデータを伝送するデー
タ通信方式に関し、 受信側のデータ認識誤差を低減することを目的とし、 一定周期のパルス列の各パルスのデユーティでデータを
伝送するデータ通信方式において、受信側では各パルス
内のデータ長とパルス周期を測定し、該パルス周期の理
論値と測定値の比によって該データ長を補正し、該デー
タ長の補正値Ｔ。

ｔ！１″−１，＊−□ に基いて前記データを認識するよう構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、一定周期のパルスのデユーティでデータを伝
送するデータ通信方式に関する。

ＣＰＵ間のデータ通信をパルスデューティ方式で行う場
合、データ認識誤差を低減するにはデータ長を精度良く
把握する必要がある。

〔従来の技術） ＣＰＵ間でデータ通信を行う場合、シリアルボートを使
用すれば高精度のデータ伝送を行うことができる。しか
し、シリアルボートは数に限りがあるので、通常のボー
トを使用してデータ通信する必要も生ずる。このような
場合に、一定周期のパルスのデユーティでデータ伝送す
る方式は有用である。

第６図はこの方式の説明図で、Ｔはパルス周期、ＬＩ＋
１！＋Ｌｌｋはデータ長である。ｔ、は最大のデータ長
を例としたものであり、ｔ２は最小のデータ長を例とし
たものである。１．の示すデータを１６進の￥ＦＦとし
、またｔ、の示すデータを１６進の￥００とした場合、
中間のデータ長ｔ、、が示すデータＤは Ｄ−￥Ｆ　Ｆ　＊ｔ　Ｒｔ　＠　　　　　　・・・・・
・（１）１、−１ｔ となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

第６図の方式では、２ＣＰＵ間のハード的な遅延やクロ
ック誤差等によりデータ長も、の測定値に誤差が生ずる
ことがあり、その場合はデータＤの認識誤差につながる
欠点がある。

本発明はこの点を改善しようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明のシステム構成図で、１は送信側ＣＰＵ
、２は受信側ＣＰＵ、３は両ＣＰＵ間のデータ伝送用信
号線、４は電源、５．６は両ＣＰＵの独立したクロック
発生回路である。

送信側ＣＰＵＩは通常の入出力ボートから一定周期のパ
ルス列を出力し、各パルスのデユーティを送信データに
応じて可変する。受信側ＣＰＵ２はエツジ割込ボートを
利用してこのパルス列を受信し、各パルスのデータ長か
ら送信データを認識する。

〔作用〕

第２図は本発明の第１の動作説明図である。図中、ｔ、
％はデータ長の測定値であり、その最大値は第６図のｊ
ｌ、最小値はｔ２である。本発明ではこの測定値ｔ、を
次の様に補正する。

ｔ、’＝＝ｔ、＊工Ｌ Ｔｃ データ長の測定値ｔ７に誤差が含まれているとすれば、
その誤差はパルス周期の測定値Ｔ、にも現れる。従って
、予め判明しているパルス周期の理論値ＴＫと実測した
パルス周期の測定値Ｔｃとの比Ｔ　＋ｃ　／　Ｔ　ｅを
用いれば、データ長の測定値ｔａを誤差のない補正値１
．１に補正できる。（２）式はこの補正値ｊ　、ｌの算
出式であり、ここで得られたｊ　、ｌを（１）式のむ７
の代りに用いることで、誤差のないデータＤを認識する
。

第３図は本発明の第２の動作説明図である。第２図の方
式ではデータ長ｔ７を測定したときのパルス周期の測定
値Ｔ、をそのまま使用するが、本例では毎回のパルス周
期の測定値・・・・・・ｈ　Ｔｅ１−！＋Ｔｃ、−，，
Ｔｃ、を平均し、今回の測定値Ｔｃ＆を含むを（２）式
のＴｃとして使用する。このようにすることで、Ｔｅの
測定誤差やノイズの影響を軽減できる。

〔実施例〕

第４図は本発明の第１実施例のフローチャートで、第２
図の方式を実現する受信側ＣＰＵ２の処理を示している
。このルーチンはエツジ割込ボートに割込みがかかる毎
に起動され、先ずステップＳｔでそのエツジが立上りか
立下りかを判定する。

このルーチンでは立下り毎に起動されるタイマを使用し
、今回のエツジが立上りのときはステップＳ２でデータ
長ｔ１を計測し、立下りのときはステップＳ３でパルス
周期Ｔｃを計測する。

ステップＳ２，３３でｔ、、Ｔｃを計測したら、ステッ
プＳ４でデータ長の補正値ｔ７′を算出する。算出式は
前記の（２）式である。ステップＳ４で補正値ｔｎ１が
得られたら、これを（１）式のｔ７の代りに用いて１６
進のデータＤを求める。ステップＳ５はこの処理である
。ステップＳ２またはＳ５の処理を完了したら、ステッ
プＳ６で次の割込エツジを反転しておく。

第５図は第３図の方式を実現する本発明の第２実施例の
フローチャートである。本例は第４図のステップＳ３を
２つのステップ３３１．Ｓ３２に分け、ステップ３３１
では今回のパルス周期ＴＣｉを計測し、ステップＳ３２
では前記の（３）式によってパルス周期Ｔ、の平均値を
算出する。ステップＳ４ではこの平均値Ｔｃを用いてデ
ータ長の補正値１．１　を算出する。他のステップ３１
．Ｓ２゜３５．３６は全て第４図と同じ処理であるので
、その説明を省略する。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、パルスデューティ式
のデータ通信方式において、通信するＣＰＵ間にハード
の遅れやクロックの誤差があっても、受信側のデータ認
識上の誤差を極力低減できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成図、 第２図は本発明の第１の動作説明図、 第３図は本発明の第２の動作説明図、 第４図は本発明の第１実施例のフローチャート、第５図
は本発明の第２実施例のフローチャート、第６図は従来
のパルスデューティ式データ通信方式の説明図である。 図中、１は送信側ＣＰＵ、２は受信側ＣＰＵ。 ３は信号線、４は電源回路、５．６はクロック発生回路
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一定周期のパルス列の各パルスのデューティでデー
   タを伝送するデータ通信方式において、受信側では各パ
   ルス内のデータ長（ｔ＿ｎ）とパルス周期（Ｔ＿ｃ）を
   測定し、該パルス周期の理論値（Ｔ＿ｋ）と測定値（Ｔ
   ＿ｃ）の比によって該データ長（ｔ＿ｎ）を補正し、 該データ長の補正値 ｔ＿ｎ′＝ｔ＿ｎ＊Ｔ＿ｋ／Ｔ＿ｃ に基いて前記データを認識することを特徴とするデータ
   通信方式。 ２、パルス周期（Ｔ＿ｃ）を、今回測定したパルス周期
   （Ｔ＿ｃ＿ｉ）を含む過去ｎ回分の平均値Ｔｃ＝（（ｎ
   −１）＊Ｔ＿ｃ＋Ｔ＿ｃ＿ｉ／ｎ）とすることを特徴と
   する請求項１記載のデータ通信方式。