JP2002135284A - 集線装置 - Google Patents

集線装置

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JP2002135284A
JP2002135284A JP2000328189A JP2000328189A JP2002135284A JP 2002135284 A JP2002135284 A JP 2002135284A JP 2000328189 A JP2000328189 A JP 2000328189A JP 2000328189 A JP2000328189 A JP 2000328189A JP 2002135284 A JP2002135284 A JP 2002135284A
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time
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telephone
radio
clock
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Tomohiro Yoshinaga
朋弘 吉永
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを構成する端末の時刻同期を正
確かつ確実に行う。 【解決手段】 複数の端末2−1、2−2、…2−nを
収容し、ネットワークを構成する時刻同期HUB1内
に、HUB内時計部5を設け、ラジオ受信部31、電話
受信部41から得たラジオ時計部33、電話時計部43
またはこれ等の平均時刻でHUB内時計部5を更新す
る。端末から時刻要求があると、時刻同期HUB1の装
置情報と共にこの更新後のHUB内時計部5の時刻を供
給するが、いずれの時刻も得られず、更新がされない場
合には更新前のHUB内時計部5の時刻を供給する。こ
れにより、ネットワークの設置環境に依らず時刻情報を
取得できると共に、誤差のない時刻同期が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集線装置に関する
ものであり、特に複数の端末を収容し、ネットワークを
構成する集線装置の時刻同期に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ローカルエリアネットワーク(以
下、LANという)を構成するコンピュータや端末等の
装置間の同期をとる場合、各装置に内蔵された時計の時
刻を夫々設定する必要があった。このため、ネットワー
クを管理するサーバに時刻同期部を備え、サーバが同期
処理を行うことで各装置間の同期を取ったり、特定の装
置に基準となる時計を設け、この特定装置とネットワー
クを構成する他の装置とが通信を行うことで時刻の設定
を行っていた。
【0003】LANを構成する計算機間の時刻同期を得
るに当たり、1台の時計を共通に利用することで計算機
間の調整を不要にしている従来技術として、図6に特開
平3−140037号公報に開示されたネットワーク時
刻同期装置の構成を示す。
【0004】図6において、LANを経由して相互に通
信を行う複数個の計算機を有する系の1つの計算機であ
る第1計算機601は、要求メッセージ受信部602
と、メッセージ制御部603と、要求メッセージ処理部
604と、応答メッセージ送信部605と、終了要求部
606と、時刻取得部607と、時刻発生装置608と
から構成される。
【0005】また、この第1計算機601を除いた他の
計算機である第2計算機610は、要求受付部611
と、メッセージ制御部612と、要求メッセージ送信部
613と、応答メッセージ受信部614と、応答メッセ
ージ処理部615と、終了要求部616と、表示部61
7と、コンソール部618と、時刻計算部619と、時
刻応答部620と、処理終了部621とから構成され
る。更に、第1計算機601には通信部630が、第2
計算機610には通信部640と時刻要求部600とが
夫々接続されている。
【0006】次に、図6のネットワーク時刻同期装置の
動作について簡単に説明する。図6において、第2計算
機610は、時刻要求部600から現在時刻の要求が発
生すると、要求受付部611及び要求メッセージ送信部
613は時刻要求メッセージを第1計算機601に送出
する。
【0007】第1計算機601において、要求メッセー
ジ受信部602は時刻要求メッセージを受信し、要求メ
ッセージ処理部604がこのメッセージを処理する。時
刻要求メッセージの到来に応じて、応答メッセージ送信
部605は時刻発生装置608から発生し、時刻取得部
607が取得した時刻データを含む応答メッセージを生
成し、時刻要求メッセージを送信した計算機である第2
計算機610に送信する。
【0008】第2計算機610において、応答メッセー
ジ受信部614は要求メッセージ送信後、所定時間内に
到来した応答メッセージを受信し、応答メッセージ処理
部615がこのメッセージを処理する。応答メッセージ
から抽出した時刻データに基づき時刻計算部619は現
在時刻を計算し、時刻応答部620に時刻を戻す。ま
た、応答メッセージが所定時間経過しても未到来の時、
処理終了部621は現在時刻を必要とする処理を終了さ
せる要求を終了要求部616に送信する。
【0009】これにより、LAN上にある全ての計算機
において、計算機間で調整を行うことなく同一の時刻を
得るものである。
【0010】また、ネットワークを管理する特定のコン
ピュータに時刻管理部を備え、この特定のコンピュータ
が同期処理を行うことで各装置間の同期を取っている従
来技術として、図7に特開平3−290720号公報に
開示されているネットワーク上のコンピュータの時刻管
理方式の構成を示す。
【0011】図7において、特定コンピュータ700
は、ラジオまたは電話等の時報発信源70から発信され
た音声時報を受信する時報音声認識装置71と、時刻解
析プログラム72と、内部時計設定制御プログラム73
と、内部時計74と、ネットワーク制御装置75と、ネ
ットワーク上の時刻設定装置76とからなり、コンピュ
ータ端末装置A1〜Anは、ネットワークA0を介して
特定コンピュータ700に接続されている。
【0012】次に、図7のネットワーク時刻同期装置の
動作について簡単に説明する。図7において、時報音声
認識装置71は、ラジオまたは電話等の時報発信源70
から発信される時報音声のみ認識し、時刻解析プログラ
ム72は、この認識された音声データから時刻を解析処
理する。内部時計74は、特定コンピュータ700に内
蔵されている時計であり、時刻解析プログラム72で解
析された時刻に内部時計設定制御プログラム73を介し
て設定し直される。ネットワーク制御装置75はネット
ワークA0上のデータの送信及び受信を制御するもの
で、ネットワーク上の時刻設定装置76は、ネットワー
ク制御装置75を介してコンピュータ端末装置A1〜A
nの時刻を設定する。
【0013】これにより、内部時計74の時刻とコンピ
ュータ端末装置A1〜Anの時刻が同一となり、コンピ
ュータ端末装置A1〜Anの時刻を個々に設定する手間
が無くなり、自動的に正確な時刻合わせを行うことがで
きる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図6の特開平3−140037号公報に記載された従
来方式のネットワーク時刻同期装置では、時刻発生装置
を備える第1計算機と、時刻要求メッセージを送信する
第2計算機との物理的距離が離れている場合、両計算機
間を結ぶ回線内で伝達遅延が生じるため、第1計算機の
時刻と第2計算機で設定された時刻との間に誤差が生じ
るという問題がある。
【0015】また、図7の特開平3−290720号公
報に記載された従来方式のネットワーク上のコンピュー
タの時刻管理方式では、ある特定のコンピュータが一定
時間毎にネットワークに接続されたコンピュータ端末装
置の時刻を設定するため、特定コンピュータの処理負担
が大きくなるという問題がある。
【0016】更に、ラジオまたは電話等の時報音声を認
識して内部時計の時刻を設定しているが、ネットワーク
の設置環境によりラジオの受信や電話回線の使用が制限
されている場合は、内部時計の設定ができず、コンピュ
ータ端末装置の正確な時刻設定ができないという問題が
ある。
【0017】そこで、本発明はかかる従来技術の問題点
を解決すべくなされたものであって、その目的とすると
ころは、サーバよりもネットワークの中心に配置される
集線装置内に時計を設け、ラジオと電話から得た時刻情
報の平均に基づき集線装置内の時計を更新すようにす
る。そして、端末からの時刻要求に応じて、この更新時
刻を供給し、端末の時刻同期をなす集線装置を提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
端末を収容し、ネットワークを構成する集線装置であっ
て、装置内時刻を計時する計時手段と、ラジオおよび電
話から時刻情報を受信し、ラジオ時刻および電話時刻を
計時する計時手段と、前記ラジオ時刻および前記電話時
刻に基づき前記装置内時刻を更新する手段とを含み、前
記端末からの時刻要求に応答してこの更新された装置内
時刻の供給をなす時刻同期手段とを含むことを特徴とす
る集線装置が得られる。
【0019】また、前記装置内時刻は、前記ラジオ時刻
と前記電話時刻とから算出された平均時刻により更新さ
れることを特徴とする。
【0020】そして、前記平均時刻は、前記ラジオが受
信できない場合は前記電話時刻であり、前記電話が受信
できない場合は前記ラジオ時刻であり、前記ラジオおよ
び前記電話の双方が受信できない場合は前記装置内時刻
であることを特徴とする。
【0021】更に、前記更新された装置内時刻には、自
装置の装置情報が含まれていることを特徴とする。
【0022】本発明の作用を述べる。複数の端末を収容
し、ネットワークを構成する集線装置内に時計を設け、
ラジオおよび電話から得た時刻情報に基づきこれを更新
する。この際、ネットワークの設置環境に応じてラジオ
および電話から得た時刻の平均時刻、ラジオ時刻、電話
時刻の何れかを用いる。収容端末から時刻要求がある
と、集線装置情報と共にこの更新された集線装置内の時
計の時刻を供給するが、何れの時刻も得られず、集線装
置の時計が更新されない場合には更新前の集線装置内の
時計の時刻を供給し、時刻同期を行う。これにより、ネ
ットワークを管理するサーバの処理負担を増すことな
く、回線遅延による同期ずれを低減すると共に、ネット
ワークの設置環境の影響を受けずに時刻同期を得ること
が可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照しつつ本
発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実
施の一形態として複数の端末を収容し、LANの中心に
配置される集線装置(以下、HUBという)の構成を示
すブロック図である。図1を参照すると、本発明による
時刻同期HUB1は、大別すると時刻同期部10と、H
UB部20とから構成される。
【0024】まず、時刻同期部10は、時刻同期HUB
1内の時刻を計時し、HUB部20内のHUB制御部6
に対する時刻情報の生成をなすHUB内時計部5と、ラ
ジオ局30から時刻情報を得るラジオ受信部31と、こ
の時刻情報を元に時刻を計時しているラジオ時計部33
と、ラジオ受信部31で得たラジオ時刻でラジオ時計部
33の補正を行うラジオ時計補正部32と、電話局40
から時刻情報を得る電話受信部41と、この時刻情報を
元に時刻を計時している電話時計部43と、電話受信部
41で得た電話時刻で電話時計部43の補正を行う電話
時計補正部42とから構成される。
【0025】そして、HUB内時計部5は、ラジオ時計
補正部32により補正されたラジオ時計部33の時刻情
報と、電話時計補正部42により補正された電話時計部
43の時刻情報とから平均時刻を算出し、この平均時刻
情報に基づき自身の時刻を更新する。また、平均時刻の
算出ができない場合、HUB内時計部5の時刻は、ラジ
オ時計補正部32により補正されたラジオ時計部33の
時刻情報、あるいは電話時計補正部42により補正され
た電話時計部43の時刻情報のうち何れかの時刻情報に
よって更新される。
【0026】次に、HUB部20は、複数の端末2−
1、2−2、…2−nを収容するHUB7と、このHU
B7を制御し、複数の端末2−1、2−2、…2−nか
ら発せられた時刻要求を受信し、時刻同期部10内のH
UB内時計部5の時刻情報を複数の端末2−1、2−
2、…2−nに対して送信するHUB制御部6とから構
成されている。
【0027】更に、複数の端末2−1、2−2、…2−
nは、時刻要求機能を持ち一定時間毎に時刻同期HUB
1内の時刻同期部10に対し時刻要求を送信し、これを
受信した時刻同期部10から送信されるHUB内時計部
5の時刻情報を受信し、これを元に自身の時計を補正す
る。
【0028】また、図2は、図1の構成を有する複数の
時刻同期HUB1を含むLAN全体の構成を示すブロッ
ク図である。ここで、図1と同等部分については同一符
号で示している。図2において、9はLAN回線、8は
ノードであり、ノード8を介してLAN回線9に時刻同
期HUB1が複数接続されている。また時刻同期HUB
1は複数の端末2−1、2−2、…2−nの他に、時刻
同期HUB1をも収容しており、この時刻同期HUB1
は更に複数の端末2−1、2−2、…2−nを収容して
いる。尚、図1のHUB7自体の動作および図2のLA
Nの構成については一般的なものであるため、この部分
についての詳細な説明は省略するものとする。
【0029】図3は、図1の構成を有する時刻同期HU
B1の時刻同期部10が、HUB内時計部5を更新する
際の処理フローを示したものである。図3において、ま
ず、ステップ(以下、Sという)30の処理で、時刻同
期部10内のラジオ受信部31および電話受信部41
が、ラジオ局30および電話局40から夫々時刻情報の
受信を行う。
【0030】次に、S31において、ラジオ受信部31
および電話受信部41が、ラジオ局30および電話局4
0から夫々時刻情報を正常に受信したか否かを判別す
る。S31の処理で、時刻情報を正常に受信していれば
(S31:Y)、S34へ移行し、時刻情報を正常に受
信していなければ(S31:N)、S32へ移行する。
【0031】S32の処理では、更に、ラジオ受信部3
1がラジオ局30から時刻情報を正常に受信したか否か
を判別する。S32の処理で、時刻情報を正常に受信し
ていれば(S32:Y)、S37へ移行し、時刻情報を
正常に受信していなければ(S32:N)、S33へ移
行する。
【0032】そして、S33の処理では、電話受信部4
1が電話局40から時刻情報を正常に受信したか否かを
判別する。S33の処理で時刻情報を正常に受信してい
れば(S33:Y)、S38へ移行し、時刻情報を正常
に受信していなければ(S33:N)、S39へ移行す
る。
【0033】次に、S34の処理では、ラジオ受信部3
1および電話受信部41が受信した時刻情報に基づき、
ラジオ時計補正部32および電話時計補正部42がラジ
オ時計部33および電話時計部43の補正を夫々行う。
そして、S35の処理では、HUB内時計部5がラジオ
時計部33および電話時計部43の時刻情報から平均時
刻の算出を行う。更に、S36の処理では、この算出さ
れた平均時刻情報に基づいてHUB内時計部5の時刻の
更新を行い、一連の処理が終了する。
【0034】一方、S37の処理では、ラジオ受信部3
1が受信した時刻情報に基づき、ラジオ時計補正部32
がラジオ時計部33の補正を行う。そして、S36の処
理では、この補正されたラジオ時計部33の時刻情報に
よってHUB内時計部5の時刻が更新され、処理が終了
する。
【0035】また、S38の処理では、電話受信部41
が受信した時刻情報に基づき、電話時計補正部42が電
話時計部43の補正を行う。そして、S36の処理で
は、この補正された電話時計部43の時刻情報によって
HUB内時計部5の時刻が更新され、処理が終了する。
【0036】そして、S39の処理では、ラジオ受信部
31および電話受信部41においてラジオ局30および
電話局40から何れの時刻情報も受信することができな
かったので、HUB内時計部5の更新を行うことなく処
理を終了する。この時、HUB内時計部5の時刻は更新
以前の時刻情報が保持された状態となっている。
【0037】図4は、時刻同期HUB1と端末2−1、
2−2、…2−nとの間で時刻同期を行う際の処理フロ
ーを示したものである。図4において、まず、S40の
処理において、端末2−1、2−2、…2−nから時刻
要求が時刻同期HUB1に対して送信される。S41の
処理では、時刻同期HUB1内の時刻同期部10におい
てこの時刻要求を受信する。そして、S42の処理にお
いて、時刻同期部10は、図3の処理によって得られた
HUB内時計部5の時刻情報を、時刻要求を行った端末
2−1、2−2、…2−nに対して送信する。
【0038】この時、時刻同期部10から端末2−1、
2−2、…2−nに対して送信されるデータの形式を図
5に示す。図5のように、このデータは時刻情報を送信
する時刻同期HUB1の装置番号を含むヘッダ部と、図
3の処理で求められたHUB内時計部5の時刻情報とか
ら構成されている。
【0039】図4に戻り、S43の処理では、端末2−
1、2−2、…2−nがHUB内時計部5の時刻情報を
正常に受信したか否かを判別する。S43の処理で、時
刻情報を正常に受信していれば(S43:Y)、S44
へ移行し、時刻情報を正常に受信していなければ(S4
3:N)、S46へ移行する。
【0040】S44の処理では、端末2−1、2−2、
…2−nは受信した時刻情報に基づき自身の時計を補正
し、S45の処理では、補正処理が完了した旨の応答メ
ッセージを作成する。そして、S48の処理で、時刻情
報を送信してきた時刻同期HUB1に対して補正処理完
了の応答メッセージを送信し、一連の処理が終了する。
【0041】一方、S46の処理では、端末2−1、2
−2、…2−nは時刻情報を受信できなかったため、端
末は自身の時計を補正せず、S47の処理で、補正処理
が未完了である旨の応答メッセージを作成する。そし
て、S48の処理で、時刻情報を送信してきた時刻同期
HUB1に対し補正処理未完了の応答メッセージを送信
することで、一連の処理が終了する。
【0042】なお、本発明が上記実施の形態に限定され
ず、本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更され
得ることは明らかである。例えば、上記実施の形態で
は、ラジオ局あるいは電話局からの時刻情報を元にHU
B内時計部の更新を行っているが、これらの時刻情報以
外の情報によってもHUB内時計部の更新をすることが
できることは勿論のことである。
【0043】また、上記記実施の形態では、端末からの
時刻要求に応答して、時刻同期HUB内の時刻同期部が
時刻情報を供給することにより時刻同期を行っている
が、時刻同期HUB内の時刻同期部が、一定時間毎に端
末に対して時刻情報を送信することで時刻同期を行うこ
とも可能である。
【0044】更に、ネットワークの形態によっては、複
数の時刻同期HUBが存在する場合もあるため、複数の
端末からの時刻要求をLANを構成する複数の時刻同期
HUBに対して送信し、図5に示した、時刻同期HUB
から送信されるデータに含まれる時刻同期HUBの装置
番号(IPアドレス)によって、時刻情報が最も速く返
ってきた時刻同期HUBの時刻情報を取得するように設
定することもできる。
【0045】そして、上記実施の形態では、時刻同期処
理機能を有する集線装置の一例として、HUBについて
説明しているが、本発明における時刻同期処理機能は、
HUBに限定されるものでなく、HUB以外の様々なネ
ットワーク機器に対しても広く応用可能である。
【0046】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、従来サー
バ側で行っていた時刻同期処理機能をHUB内に設けた
ことで、サーバの処理負担を軽減することができると共
に、HUBはサーバに比べてネットワークの中心に設置
されるため、HUBと時刻要求端末との間の伝送距離が
短縮され、回線の遅延による設定時刻の誤差を小さくす
ることができるという効果がある。
【0047】また、本発明によれば、ネットワークの設
置環境に依っては、ラジオ時刻、電話時刻の何れの時刻
も受信できない場合においても、更新前のHUB内時刻
を時刻要求端末に供給することで、時刻同期を確実に行
わしめることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の時刻同期HUBを含むLAN全体の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の時刻同期部10の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明の時刻同期HUB、端末間の動作を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の時刻同期部10から送信されるデータ
の形式を示す図である。
【図6】従来のネットワーク時刻同期装置の構成を示す
ブロック図である。
【図7】従来のネットワーク上のコンピュータの時刻管
理方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 時刻同期HUB 2−1,2−2,2−n 端末 5 HUB内時計部 6 HUB制御部 7 HUB 10 時刻同期部 20 HUB部 30 ラジオ局 31 ラジオ受信部 32 ラジオ時計補正部 33 ラジオ時計部 40 電話局 41 電話受信部 42 電話時計補正部 43 電話時計部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末を収容し、ネットワークを構
    成する集線装置であって、装置内時刻を計時する計時手
    段と、ラジオおよび電話から時刻情報を受信し、ラジオ
    時刻および電話時刻を計時する計時手段と、前記ラジオ
    時刻および前記電話時刻に基づき前記装置内時刻を更新
    する手段とを含み、前記端末からの時刻要求に応答して
    この更新された装置内時刻の供給をなす時刻同期手段と
    を含むことを特徴とする集線装置。
  2. 【請求項2】 前記装置内時刻は、前記ラジオ時刻と前
    記電話時刻とから算出された平均時刻により更新される
    ことを特徴とする請求項1記載の集線装置。
  3. 【請求項3】 前記平均時刻は、前記ラジオが受信でき
    ない場合は前記電話時刻であり、前記電話が受信できな
    い場合は前記ラジオ時刻であり、前記ラジオおよび前記
    電話の双方が受信できない場合は前記装置内時刻である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の集線装置。
  4. 【請求項4】 前記更新された装置内時刻には、自装置
    の装置情報が含まれていることを特徴とする請求項1か
    ら3いずれか記載の集線装置。
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