JPH11223687A - 複数計算機間の内部時計同期方式 - Google Patents

複数計算機間の内部時計同期方式

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JPH11223687A
JPH11223687A JP10026877A JP2687798A JPH11223687A JP H11223687 A JPH11223687 A JP H11223687A JP 10026877 A JP10026877 A JP 10026877A JP 2687798 A JP2687798 A JP 2687798A JP H11223687 A JPH11223687 A JP H11223687A
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JP
Japan
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time
computers
computer
internal clock
synchronization
Prior art date
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Pending
Application number
JP10026877A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kaiya
佳一 海谷
Yutaka Tawara
豊 俵
Narushige Morimoto
成重 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH11223687A publication Critical patent/JPH11223687A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク等の伝送路に接続された計算機
間の時刻同期を行なう際、ネットワーク負荷による時刻
遅延を考慮する必要があるが、一般的な方法は時刻設定
をくり返し行ない長期に渡り、時刻を補正するため、短
時間で正確な時刻同期が不可である。また複数の計算機
間の時刻同期を行なう際、それぞれの計算機間の時刻同
期の確認が困難である。 【解決手段】 計算機の内部時計を同期する制御計算機
101をおき、その計算機が時刻同期する各々の計算機
104〜107に対するネットワーク等の伝送路の負荷
103を測定しながら、その負荷による遅延時間を考慮
した時刻設定を行なう。また、複数の計算機104〜1
07を一括で設定するため、短時間で同じ時刻を設定で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク等の
伝送路に接続された複数の計算機の時計同期方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】計算機内部時計の時刻を同期したい計算
機から時刻同期の基準となる計算機への時刻送付要求に
より時刻を転送し、転送された時刻を元に計算機のクロ
ックを増減し、徐々に補正していく4.3BSD UN
IXシステムのtimedの方式やtimedにネットワーク等の
伝送路の負荷による遅延を統計的に考慮したntpなどが
知られている。また、特開平4−106769号公報記
載の従来技術では、同期の基準となる計算機から時刻を
ブロードキャストで2回送信しその2回の時刻データの
時間差と受信した装置内での2回の受信した時刻の差が
時差範囲内の時、受信した2回目の時刻をセットする。
時刻の差が時差範囲外の時は一定時間後、時刻を再送し
時間差が許容範囲内に収まるまで繰り返しネットワーク
等の伝送路の負荷による時差を考慮している。
【0003】また、専用ハードウェアを用いて光ケーブ
ルで接続し、複数計算機間の内部時計の同期をとる方法
もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】timedやntpは複数回繰
り返し時刻設定を行なうため、正確に時刻が合うまでに
長時間必要とする。また、個々の計算機が各々時刻補正
を実施するため、すべての計算機の内部時計が同期して
いることの確認が難しい。
【0005】上述の特開平4−106769号公報記載
の従来技術は、2回目以降の時刻送信後も時間差が許容
範囲に収まらない時は時刻の再設定が許容範囲に収まる
迄繰り返えされることになり、短時間での設定は不可能
であり、また時刻同期される計算機に接続された内部時
計を持つ装置に対する時刻設定を行なうにはその装置内
での時間差補正処理を行なわなくてはならない。
【0006】また、専用ハードウェアを用いる場合、高
価なハードウェアを使用し、光ケーブルの敷設を行なう
必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の構成図で
ある。本発明は、計算機内部時計の設定を制御する制御
計算機101があり、制御計算機から複数の時刻同期計
算機104〜107の内部時計を設定したい時に複数計
算機に対し一斉にネットワーク等の伝送路の負荷等によ
る時差を加味した時刻設定を行ない、時刻設定のための
時刻転送を最大3回程度行なうだけの短時間で、ネット
ワーク等の伝送路の負荷を考慮した時刻設定をすること
を特徴とする。また、時刻同期計算機107に接続され
た別の2次ネットワーク108に接続された装置109
の時刻設定も同時に同精度で行なえることを特徴とす
る。
【0008】さらに、専用のハードウェアを用いずにア
プリケーションレベルで時刻設定することを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1における計算機内部時計同期
の計算機1対1の場合のシーケンス図は図2である。
【0010】時計設定制御計算機101は数バイトのデ
ータを時計同期計算機104〜107にそれぞれ送信
し、それを受信した時計同期計算機104〜107がす
ぐに自計算機の内部時計の時刻データを返信し、そのデ
ータを受信するまでの経過時間を測定する。これを複数
回行ない、送信してから受信までの経過時間の平均値を
求める(201)。この平均値の半分の値を時刻転送所
要時間とし、実際に時刻同期計算機104〜107に設
定する時刻にあらかじめ加算し、この時刻を時刻同期計
算機104〜107に送信し、時刻同期計算機104〜
107からの返信を待つ(202)。
【0011】時刻を受信した時刻同期計算機104〜1
07は直ちに受信した時刻を時刻同期計算機104〜1
07の内部時計に設定し時刻設定制御計算機101との
間で設定しておいた一定時間待機する(203)。この
待機時間は、時刻設定制御計算機101と時刻同期計算
機104〜107の間であらかじめ設定しておいた、時
計同期計算機104〜107の内部時計が設定され正常
に時刻のカウントが開始されるのに必要かつ十分な時間
である。
【0012】この時間が経過した後、時刻同期計算機1
04〜107は内部時計より現在の時刻を取得し、時刻
設定制御計算機101へ返信する(204)。
【0013】時刻設定制御計算機101は、返信された
時刻と前段階で時刻同期計算機104〜107に送信し
たネットワーク等の伝送路の負荷を考慮した設定時刻に
時刻同期計算機104〜107で返信まで待機していた
時間を加えたものを比較する。これらの時間の差が誤差
となるがこの誤差が設定した許容値より小さい時は時刻
同期が成功したものと判定する。誤差が設定した許容値
より大きい時は時刻同期が失敗したものとして時刻設定
を再設定する(205)。
【0014】制御計算機101の各々の計算機に対する
制御計算機処理フローは図3である。
【0015】制御計算機101は、ネットワーク等の伝
送路の負荷による遅延時間を測定するために数バイト程
度のデータを時刻同期計算機104〜107に対し個別
に送信し、返信されるまでの時間t1〜tnを測定す
る。これを2回以上くり返しそれらの所要時間の平均値
Tを算出する。この平均値Tを元に時刻同期計算機10
4〜107に設定する個々の時刻Sを算出(306)す
る。時刻SはS=設定時刻SS+T/2である。この時
刻Sをそれぞれ時刻同期計算機104〜107に送出
し、時刻同期計算機104〜107に設定された時刻が
返送されるのを待つ。
【0016】時刻が返送されたら、返送された時刻から
時刻同期計算機104〜107から返送されるであろう
期待時刻を求め、その値と返送された時刻から誤差を求
める。返送される期待時刻は、設定時刻S+返送待ち時
間Wである。この返送される期待時刻には、返送される
際にネットワーク等の伝送路の負荷による遅延時間が含
まれている。
【0017】誤差があらかじめ設定した誤差範囲である
か判定し(309)、誤差範囲内であるなら、時刻設定
処理を終了する。誤差が範囲外の場合は、前回の時刻設
定に要した時刻を加算した、再設定すべき時刻Sに前回
迄の設定誤差/2を加味した時刻を再度設定する(31
0)。
【0018】また、誤差が分単位以上になった場合は、
突発的なネットワーク等の伝送路の負荷であるとし、時
刻を再設定した際に、設定誤差が収束しなくなる可能性
があるため、その場合は再設定時刻の算出時に前回迄の
誤差を加味せず、再設定すべき時刻のみを設定する。
【0019】時刻同期計算機104〜107のフロー図
は図4である。
【0020】最初のデータを受け取った(401)時刻
同期計算機104〜107は、すぐに自計算機の内部時
計の時刻を取得し時刻設定制御計算機に返送する(40
2)。
【0021】前述の動作(401〜402)を複数回繰
り返す(403)。
【0022】その後、設定時刻が送られてきたら、この
送られてきた時刻をそのまま内部時計に設定(405)
し、設定制御計算機101との間であらかじめ決めてお
いた一定時間W待機する(406)。一定時間W経過
後、現在の内部時計の時刻を取得(407)し、制御計
算機に返送する(408)。上述の処理により、それぞ
れの計算機間での誤差を1秒以下に抑える事ができる。
【0023】また、時刻同期計算機107に接続されて
いる2次ネットワーク108の装置109に対し時刻設
定を行なう際には、時刻同期計算機107で受け取った
時刻をセットした後、待機時間中(406)に2次ネッ
トワーク接続装置109に対し時刻設定を行なう。この
時待機する一定時間W(406)の時刻を2次ネットワ
ーク108に接続された装置109に時刻が設定される
確実な時間を定義しておくことにより、2次ネットワー
クに接続された装置に対しても上記と同様に時刻設定可
能となる。
【0024】
【発明の効果】本発明の方式によると、複数の計算機の
内部時計の時刻合わせは、各計算機の時刻の設定を制御
する計算機から、他の計算機間のネットワーク等の伝送
路の負荷による時刻遅延を測定しその時刻をあらかじめ
加味した時刻を設定することでネットワーク等の伝送路
の負荷による時刻遅延を少なくすることができる。制御
計算機主導で時刻を設定するので、使用者が計算機の時
刻を合わせたい時に合わせることができ、複数の計算機
に対し短時間で同時に設定された誤差範囲内で設定でき
る。また、時刻同期計算機107に接続されている別の
2次ネットワーク等の伝送路108に接続されている装
置109に時刻を設定する際、時刻同期計算機104〜
107と同時に同程度の誤差で時刻同期が可能である。
さらに時刻設定専用ハードウェアが不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 計算機内部時計同期方式の構成図
【図2】 時刻同期シーケンス
【図3】 制御計算機処理フロー
【図4】 時刻同期計算機の処理フロー
【符号の説明】
101 計算機時計同期処理を制御する制御計算機 102 時刻同期する計算機を接続するネットワーク等
の伝送路 104〜107 時刻同期計算機 108 時刻同期計算機に接続されている2次ネットワ
ーク 109 2次ネットワークに接続されている内部時計を
持つ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク等の伝送路102で接続さ
    れた複数の計算機で構成されるシステムにおいて、計算
    機の内部時計の同期設定を制御する制御用計算機101
    と、内部時計を設定し他の計算機と時刻の同期をとる任
    意の計算機104〜107の間で通信遅延時間および計
    算機の処理遅延時間を考慮し、指定した秒単位の誤差で
    短時間に内部時計を設定できることを特徴とした内部時
    計同期方式。
  2. 【請求項2】 ネットワーク等の伝送路102で接続さ
    れた複数の計算機104〜107の内部時計同期におい
    て、時刻設定を制御する制御計算機主導で制御計算機1
    01の内部時計の時刻または任意に設定した時刻に任意
    の計算機104〜107の内部時計を一括して設定でき
    ることを特徴とする請求項1記載の内部時計同期方式。
  3. 【請求項3】 計算機内部時計を一致させるための専用
    ハードウェアを必要としないことを特徴とする請求項1
    記載の内部時計同期方式。
  4. 【請求項4】 ネットワーク等の伝送路102で接続さ
    れた計算機107がその計算機に接続されている別のネ
    ットワーク等の伝送路すなわち2次ネットワーク108
    に接続された通信プロトコルの異なる装置109の内部
    時計を制御計算機101にネットワーク等の伝送路10
    2で接続されている計算機と同じ精度で制御計算機10
    1より設定することができることを特徴とする請求項1
    記載の内部時計同期方式。
JP10026877A 1998-02-09 1998-02-09 複数計算機間の内部時計同期方式 Pending JPH11223687A (ja)

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ID=12205535

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187505A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Seiko Instruments Inc 時刻提供装置、時刻取得装置、時刻通信システム
JP2012178770A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Daihatsu Motor Co Ltd 時刻同期システム
US8953645B2 (en) 2009-11-11 2015-02-10 Mitsubishi Electric Corporation Communication system, communication apparatus and time synchronization method
JP2015039131A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 株式会社東芝 計測装置および方法
JP2017003326A (ja) * 2015-06-05 2017-01-05 株式会社東芝 管理装置、システム及び方法

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