JPH08287020A - 分散システムにおける時刻合わせ装置 - Google Patents

分散システムにおける時刻合わせ装置

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JPH08287020A
JPH08287020A JP7112567A JP11256795A JPH08287020A JP H08287020 A JPH08287020 A JP H08287020A JP 7112567 A JP7112567 A JP 7112567A JP 11256795 A JP11256795 A JP 11256795A JP H08287020 A JPH08287020 A JP H08287020A
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JP
Japan
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time
data
reception
station
terminal station
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JP7112567A
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Kenichi Yoshida
憲一 吉田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端末局からの要求により基地局から時刻デー
タを該端末局に送付する場合の分散システムにおける時
刻合わせ装置において、該時刻データの送受信のための
時間遅れを補正する。 【構成】 各端末局に時刻データ送付要求を出してか
ら、該時刻データが送付されるまでの時刻データ送受信
時間を計測する時間計測手段を備え、この計測手段で計
測した数値に基づいて受信した時刻データを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散型システムにおけ
る時刻合わせ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、無線携帯端末における日付、時
刻の管理は、従来は端末自体が行っていた。そのため、
端末の電源を切った状態においても正確な時刻を保持す
る必要があるためバックアップ電源をメイン電源とは別
に用意しておかねばならず、バックアップ電源の分、重
量、寸法が増加していた。この問題点を解決するために
は、端末の電源投入時に基地局にアクセスすることによ
って日付、時刻の情報を入手し、それ以後正確な時刻を
保持すればよい。
【0003】このような分散システムにおける時刻合わ
せ装置に関する従来技術として、例えば特開平3−27
1959号公報に開示された発明がある。
【0004】図6は従来技術の一例を示すブロック図で
あり、1台の中央装置10に対して複数台の端末局2−
1、2−2、…が伝送回線3を介して接続されている。
中央装置10は、時計装置101と、複数台の端末局2
−1、2−2、…に対して時計装置101の時刻情報を
同報通信により伝送する同報通信手段102と、各端末
局2−1、2−2、…に対して時刻信号の受信状態を個
別に問い合わせるための受信問い合わせ手段103と、
時刻信号を正しく受信できなかった端末局に対して時刻
信号を再送する再送手段104とを備え、さらにこれら
の各手段を統括制御する制御装置105を備えている。
各端末局2−1、2−2、…は、中央装置10側から送
られてくる時刻信号に対して自局の時刻を合わせるため
の時刻合わせ手段201と、1回目の時刻送信時に正し
く受信できなかった場合に再度時刻を合わせるための時
刻補正手段202と、これらの各手段を統括制御する制
御装置203とを備えている。次に、上記の構成の分散
システムにおける時刻合わせ装置の動作について説明す
る。
【0005】図7のフローチャートに示すように、中央
装置10側では、時計装置101から現在時刻データを
取りいれ、同報通信手段102により全ての端末局2−
1、2−2、…に対して一斉に現在時刻信号を全局一斉
コードおよび時刻修正コードと共に伝送回線3を介して
送信する(ステップS71)。図8のフローチャートに
示すように、各端末局2−1、2−2、…では、時刻修
正要求が中央装置10側から送られてきたか否かをチェ
ックしており(ステップS81)、時刻修正要求が送信
されてくると、中央装置10から送信されてきた時刻を
記憶すると同時に、自局の時刻補正手段202の備えて
いる時間カウントタイマをクリアしてから時間カウント
を開始する(ステップS82、S83)。
【0006】中央装置10では、ステップS72で同報
通信により時刻信号を全端末局2−1、2−2、…に送
信した後は、今度は各端末局2−1、2−2、…に対し
て順番に時刻の問い合わせを行う(ステップS73)。
この時刻問い合わせ処理では、ステップS73において
i番目(i=1〜N)の端末局2−iに時刻問い合わせ
信号を送信する。そして、i番の端末局2−iでは、ス
テップS84の処理により時刻問い合わせであるかどう
か判断し、それまでに中央装置10より入力した時刻信
号を中央装置10側に送信する(ステップS85)。
【0007】これに対し、中央装置10は、ステップS
74により当該端末局2−iより入力した時刻信号が自
分の送信した時刻と一致しているか否かを照合する(ス
テップS74)。この照合の結果、時刻が一致している
場合は当該端末2−iに修正OKの信号を送信する(ス
テップS75)。以下、このステップS71〜S75の
処理を全部の端末局2−1、2−2、…、2−Nについ
て順次行い(ステップS78、S79)、全ての端末局
2−1、2−2、…、2−Nが共通の時刻を指し示すよ
うにする。前記ステップS74の照合チェックの結果、
不一致となれば、不一致のあった端末局2−iに修正N
Gの信号を送信し、同時にこの端末局2−iに対して個
別に時刻信号を再送する(ステップS76、S77)。
端末局2−iはステップS85を実行した後、中央装置
10より修正OK信号がきたか、修正NG信号がきたか
をチェックする(ステップS86、S87)。
【0008】ステップS86で中央装置10より修正O
K信号が送信されてきたと判断されると、修正時刻デー
タに端末局2−i側の時間カウントタイマのカウント値
を加算して現在時刻とし、伝送により中央装置10との
間で確認しあっている間に経過した時間を補正し、時間
のずれを防ぐ(ステップ88)。一方、中央装置10よ
り修正NG信号が送信されてきた場合には、ステップ8
1に戻って、再び中央装置10より時刻修正データが送
信されてくるのを待つようにする(ステップS87)。
【0009】図9は中央装置10の再処理のフローチャ
ートを示しており、まず再送の必要な端末局を調べ(ス
テップS91)、時計装置101により現在時刻を入力
し(ステップS92)、続いて再送の必要な端末局2−
iに対して時刻信号を再送し、この後、時刻信号を再送
した端末局に対して正しく時刻を入力しているか否かを
判別する(ステップS93、S94)。再送により端末
局2−iに正しく時刻がセットされると、以下、ステッ
プS91〜S92をくり返し、最初正しく時刻信号が受
信されなかったゆえに再送を必要とした端末局の全てに
対して正しい時刻をセットする(ステップS96)。ス
テップS94において、端末局2−iが正しく時刻を入
力していない場合には、この端末局2−iに異常が起こ
っているものと判断して、異常局と判断し(ステップS
95)、次の端末局の評価に移る(ステップS96)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術に示され
るように、分散システムに、中央装置の時刻信号により
端末局の時刻の設定を行う時刻合わせ装置を備えること
により、個別に時計装置を持つ場合に比べ端末局の時刻
データの信頼性を向上することができ、また各端末局が
個別に時計装置を持たなくてもよいため、特に基地局を
介して無線でネットワークに接続された携帯無線端末の
ような端末局の場合、時計装置を常時機能させておくた
めのバックアップ電源が不要となり、より軽量化、小型
化が可能となる利点がある。しかしながら、中央装置と
端末局が伝送時間の長い伝送回線、例えば交換系ネット
ワークを介して接続されている分散システム等において
は、時刻データの伝送の間に生じる遅れにより、端末局
に必ずしも正しい時間がセットされないという問題があ
った。
【0011】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、伝送時間の長い伝送回線を持つ分散
システムにおいても正確に端末局の時刻をセットできる
分散システムにおける時刻合わせ装置を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る分散システ
ムにおける時刻合わせ装置は、端末局からの要求により
基地局から時刻データを該端末局に送付する場合の分散
システムにおける時刻合わせ装置において、前記端末局
と前記基地局との間でデータ伝送を行うデータ伝送回
線、前記端末局に設けられ、時刻データを要求する信号
を前記伝送回線を介して前記基地局に送出する手段、前
記基地局に設けられ、前記時刻要求データを受信したと
き、要求された時刻データを前記伝送回線を介して前記
端末局に送出する手段、前記端末局に設けられ、前記基
地局から送出された時刻データを受信して保持する手
段、前記端末局に設けられ、前記時刻データを要求する
信号を送出した時点から前記時刻データを受信した時点
の間の時間Kを計測するデータ送受信時間計測手段、前
記端末局に設けられた前記データ送受信時間計測手段で
計測した時間Kから、データ受信遅れ時間を算出する演
算手段、を備えたことを特徴とする。
【0013】また、前記演算手段は、前記データ遅れ時
間をK/2として算出することを特徴とする。
【0014】また、前記演算手段は、基地局において時
刻データを準備するための時刻データ準備時間が既知で
ある場合、前記データ受信遅れ時間を(K−時刻データ
準備時間)/2として算出することを特徴とする。
【0015】また、前記演算手段は、時刻データの送信
と受信とでデータ転送速度が異なり、かつデータ送信速
度とデータ受信速度の比Y:Zが既知である場合、前記
データ受信遅れ時間をK×Z/(Y+Z)として算出す
ることを特徴とする。
【0016】また、前記データ伝送回線は無線伝送回線
であることを特徴とする。
【0017】さらに、前記データ伝送回線は有線伝送回
線であることを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明では端末局が基地局から時刻データを入
手する際、データの送受信に要した時間を計測し、送受
信時間からデータ受信遅れ時間を算出し、基地局から入
手した時刻データを補正することとしたので、伝送時間
の長い伝送回線をもつ分散システムにおいてもより正確
な端末局の時刻合わせが可能となった。
【0019】
【実施例】図1に本発明が適用される分散システムの一
例を示す。この分散システムは基地局1、端末局2、伝
送回線3、ネットワーク4、及び中央装置(図示せず)
から構成される。端末局2は、無線又は有線の伝送回線
3を用いて基地局1と接続され、基地局1はネットワー
ク4によって中央装置又は他の基地局に接続されてい
る。
【0020】図2に時刻送信手段を基地局1に備えた本
発明の一実施例を示す。本実施例では、基地局1は時刻
送信手段11と端末局2とデータの送受信を行なうデー
タ送受信手段12とを備えており、端末局2は基地局1
へ時刻データの要求を行なう時刻データ要求手段21、
基地局1とデータの送受信を行なうデータ送受信手段2
2、基地局1と端末局2の間のデータ送受信時間の計測
を行なうデータ送受信時間計測手段23、データ送受信
時間からデータ受信遅れ時間を算出するデータ受信遅れ
時間演算手段24、時刻データとデータ受信遅れ時間を
加算する加算手段25および記憶手段26を備えてい
る。
【0021】また図3と図4は、本実施例の動作を示す
フローチャートで、図3は端末局と基地局の間の時刻デ
ータ送受信処理を、図4は端末局のデータ受信遅れ時間
演算の処理を示す。以下、図3、図4のフローチャート
にしたがって本実施例の動作を説明する。
【0022】本システムは、端末局に電源が投入された
直後に自動で起動する。電源投入後端末局から基地局へ
のアクセスが行なわれ(S31)、回線が確保される
と、時刻データ要求手段21は時刻データ要求信号をデ
ータ送受信手段22へ出力する。データ送受信手段22
は時刻データ要求信号が入力されると、基地局1へ時刻
データ要求信号を伝送する(S32、S41)。この時
同時に、データ送受信時間計測手段23へ計測開始信号
を出力しデータ送受信時間計測手段23では送受信の時
間の計測を開始する(S42)。
【0023】基地局1ではデータ送受信手段12が時刻
データ要求信号を受信し、時刻送信手段11へ時刻デー
タを要求する。時刻送信手段11は、時刻データを準備
し(S33)、データ送受信手段12へ出力し、データ
送受信手段12が端末局2へ時刻データ信号を伝送する
(S34)。端末局2のデータ送受信手段22は時刻デ
ータ信号を受信すると(S35、S43)、記憶手段2
6にその時刻データを格納し(S47)、同時にデータ
送受信時間計測手段23へデータ送受信時間計測リセッ
ト信号を出力する(S45)。データ送受信時間計測手
段23は、リセット信号が入力されると、それまで計測
していた送信から受信の間に要した送受信時間をデータ
受信遅れ時間演算手段24に出力し、再び時間の計測を
開始する(S46)。
【0024】データ受信遅れ時間演算手段24は、デー
タ送受信時間計測手段から入力されたデータ送受信時間
から、受信に要したデータ受信遅れ時間の演算を行なう
(S47)。例えば、送信も受信も同等の早さでデータ
転送が行なわれると見なすことの出来る分散システムで
は、送受信時間をKとするとき、データ受信遅れ時間演
算手段23では、 データ受信遅れ時間=K/2 の演算を行なう。
【0025】また、基地局で時刻データを準備するのに
時間がかかる場合は、あらかじめ端末局の記憶手段26
に時刻データ準備時間を格納しておくか、又は、基地局
から時刻データに合わせて時刻データ準備時間を送信し
これを記憶手段26に格納しこれを参照することによ
り、データ受信遅れ時間演算手段23では、 データ受信遅れ時間=(K−時刻データ準備時間)/2 の演算を行なうことも出来る。
【0026】さらに、データの送信と受信でデータ転送
速度が異なる場合には、前期データ準備時間と同様にし
て、データ送信速度とデータ受信速度の比Y:Zを記憶
手段26に格納しておき、これを参照することにより、
データ受信遅れ時間演算手段23は、 データ受信遅れ時間=K×Z/(Y+Z) の演算を行なうことも出来る。
【0027】データ受信遅れ時間演算手段23は演算結
果を加算手段25に出力する。加算手段25は、記憶手
段26に格納してある基地局から送信された時刻データ
にこの演算結果を加算し(S49)、データ受信遅れ時
間補正済み時刻データとして記憶手段26に格納する
(S50)。端末局で現在時刻を必要とする場合は、加
算手段25により、データ送受信時間計測手段23のそ
の時点での計測値と記憶手段26に格納されているデー
タ受信遅れ時間補正済み時刻データを加算することによ
り(S51)、より正確な現在時刻データを得ることが
出来る。
【0028】図5は図2の端末局2の内部構成の他の例
を示すブロック図であって、図2と同一符号は同一又は
相当部分を示し、その他に無線送受信手段51、タイミ
ングコントロール手段52、時間計測手段53、データ
保持手段54、データ処理手段55、表示手段56を備
えている。
【0029】端末局2に電源が投入されると、無線送信
手段51は日付、時刻の情報を得るために基地局1へ時
刻データの要求信号Aを出力する。このとき同時に、タ
イミングコントロール手段52に「データ要求信号を送
出した」という送受信タイミング信号Dを出力する。タ
イミングコントロール手段52は、送受信タイミング信
号Dに基づき時間計測信号Fを時間計測手段53に送出
する。
【0030】時間計測手段53では時間計測信号Fによ
り時間計測を開始する。基地局からの日付、時刻のデー
タBを無線送受信手段51が受信すると、無線送受信手
段51はタイミングコントロール手段52に送受信タイ
ミング信号Dを出力し、また受信したデータCを記憶手
段26に出力する。タイミングコントロール手段52
は、データ記憶タイミング信号Eを記憶手段26に出力
し、また、時間計測信号Fを時間計測手段53に出力し
時間計測を終了させる。
【0031】記憶手段26はデータ記憶タイミング信号
Eのタイミングで、受信したデータCを記憶する。時間
計測手段53は、送信から受信の間に要した時間データ
Iをデータ保持手段54へ出力する。それと同時に時間
計測手段53は、時間計測出力タイミング信号Hをタイ
ミングコントロール手段52へ出力する。タイミングコ
ントロール手段52は計測時間出力タイミング信号Hに
基づきデータ保持手段54に対しデータ保持タイミング
信号Jを出力する。データ保持手段54はデータ保持タ
イミング信号Jのタイミングにより送信から受信の間に
要した時間データIを保持する。
【0032】タイミングコントロール手段52は送信か
ら受信の間に要した時間データIの保持の終了により、
時間計測手段53にリセット信号Gを出力し、時間計測
手段53はリセット後タイミングコントロール手段52
からの時間計測信号Fにより、再び時間の計測を開始す
る。
【0033】データ保持手段54が保持した送信から受
信の間に要した時間データIは、時刻データ送受信時間
Kとして演算手段24に出力され、演算手段24は先に
図2について説明したと同様にして、データ受信遅れ時
間の演算を行い、演算結果Nを加算手段25へ出力す
る。加算手段25は、記憶手段26に記憶された基地局
から受信した時刻データCに演算結果Nを加算し、デー
タ受信遅れ補正済み時刻データMを記憶手段26に出力
し、記憶手段26では、タイミングコントロール手段5
2の出力する記憶タイミング信号Eに従いデータ受信遅
れ補正済み時刻データを記憶する。また、加算手段25
では、記憶手段52の出力するデータ受信遅れ補正済み
時刻データLと時間計測手段53の計測値Oの加算を行
い、表示手段56へ現在時刻データPを出力する。
【0034】
【発明の効果】一般に、無線携帯端末局における日付、
時刻の管理は、端末局自体が行なっている。このため、
端末の電源を切った状態においても正確に時刻を計測す
る必要があるため、バックアップ電源をメイン電源とは
別に用意しておき、常に時刻を計測し続けており、バッ
クアップ電源の分、重量、サイズが増してしまってい
た。また、中央装置等から時刻情報を取得し時刻合わせ
を行なう発明もなされているが、伝送時間の長い伝送回
線をもつ分散システムでは伝送時間の差がそのまま設定
時刻の差に反映され、端末局により設定時刻の差が生じ
る問題点があった。本発明においては、端末局の電源投
入時に、基地局から時刻情報を入手し、データ送受信時
間を計測することによりデータ受信遅れ時間を算出し、
これを補正することとしたので、伝送時間の長い伝送回
線をもつ分散システムにおいても信頼性の高い時刻合わ
せ装置を提供することが出来、例えば無線携帯端末局の
バックアップ電源を不要とし、より軽量化、小型化を可
能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される分散システムの一例を示す
ブロック図である。
【図2】図1の基地局と端末局の構成を示すブロック図
である。
【図3】図2の基地局と端末局の間の時刻データ送受信
処理を示すフローチャートである。
【図4】図2の端末局のデータ受信遅れ時間演算を示す
フローチャートである。
【図5】図1の端末局の構成の他の例を示すブロック図
である。
【図6】従来の中央装置と端末局の構成を示すブロック
図である。
【図7】図6の中央装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】図6の端末局の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】図6の中央装置の再送動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 基地局 2 端末局 3 伝送回線 4 ネットワーク 11 時刻送信手段 12 データ送受信手段 21 時刻データ要求手段 22 データ送受信手段 23 データ送受信時間計測手段 24 演算手段 25 加算手段 26 記憶手段 51 無線送受信手段 52 タイミングコントロール手段 53 時間計測手段 54 データ保持手段 55 データ処理手段 56 表示手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末局からの要求により基地局から時刻
    データを該端末局に送付する場合の分散システムにおけ
    る時刻合わせ装置において、 前記端末局と前記基地局との間でデータ伝送を行うデー
    タ伝送回線、 前記端末局に設けられ、時刻データを要求する信号を前
    記伝送回線を介して前記基地局に送出する手段、 前記基地局に設けられ、前記時刻要求データを受信した
    とき、要求された時刻データを前記伝送回線を介して前
    記端末局に送出する手段、 前記端末局に設けられ、前記基地局から送出された時刻
    データを受信して保持する手段、 前記端末局に設けられ、前記時刻データを要求する信号
    を送出した時点から前記時刻データを受信した時点の間
    の時間Kを計測するデータ送受信時間計測手段、 前記端末局に設けられた前記データ送受信時間計測手段
    で計測した時間Kから、データ受信遅れ時間を算出する
    演算手段、 を備えたことを特徴とする分散システムにおける時刻合
    わせ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の分散システムにおける時刻合
    わせ装置において、 前記演算手段は、前記データ受信遅れ時間をK/2とし
    て算出することを特徴とする分散システムにおける時刻
    合わせ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の分散システムにおける時刻合
    わせ装置において、 前記演算手段は、基地局において時刻データを準備する
    ための時刻データ準備時間が既知である場合、前記デー
    タ受信遅れ時間を(K−時刻データ準備時間)/2とし
    て算出することを特徴とする分散システムにおける時刻
    合わせ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の分散システムにおける時刻合
    わせ装置において、 前記演算手段は、時刻データの送信と受信とでデータ転
    送速度が異なり、かつデータ送信速度とデータ受信速度
    の比Y:Zが既知である場合、前記データ受信遅れ時間
    をK×Z/(Y+Z)として算出することを特徴とする
    分散システムにおける時刻合わせ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の分散システムにおける時刻合
    わせ装置において、 前記データ伝送回線は無線伝送回線であることを特徴と
    する分散システムにおける時刻合わせ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の分散システムにおける時刻合
    わせ装置において、 前記データ伝送回線は有線伝送回線であることを特徴と
    する分散システムにおける時刻合わせ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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