JPH10229533A - 画像形成装置、画像形成システム、及び、画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、及び、画像形成方法

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JPH10229533A
JPH10229533A JP9030542A JP3054297A JPH10229533A JP H10229533 A JPH10229533 A JP H10229533A JP 9030542 A JP9030542 A JP 9030542A JP 3054297 A JP3054297 A JP 3054297A JP H10229533 A JPH10229533 A JP H10229533A
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徳宏 川床
Takashi Ishikawa
尚 石川
Yuji Konno
裕司 今野
Miyuki Fujita
美由紀 藤田
Hiroshi Tajika
博司 田鹿
Hiroo Inoue
博夫 井上
Kenji Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の制御・処理内容の変更・バー
ジョンアップを可能にし、様々なデジタル画像入力装置
を直接接続したときに最適な画像を得る事が可能にな
る。 【解決手段】 画像形成装置の識別情報に基づく入力デ
ータに対する処理情報を用いて印刷を行うことにより、
様々な画像入力装置に対する適切な対応や、処理のバー
ジョンアップを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部より文字ある
いは画像情報を受けてプリントアウトするための画像形
成装置で、特に画像入力装置と直接接続される画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルカメラ等の画像入力装
置からデジタル画像情報を得て画像を形成する画像形成
装置においては、その間にパソコンなどの汎用ホストコ
ンピューターを介して、様々な種類の入力装置に対応す
るか、あるいは、特に接続する機種を限って直接接続さ
せるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】このような画像形
成装置は、入力装置に応じたデータ処理を汎用ホストコ
ンピューター側で行うか、あるいは内部に用意されたR
OMに貯えられた情報を用いて画像を出力している。こ
の際、異なった入力装置や処理のバージョンアップに対
応するためには、汎用ホストコンピューター内のデータ
処理を行うプログラムを交換するか、あるいは画像形成
装置側のROMを交換する必要が生じる。
【0004】この際、前者汎用コンピューター内のプロ
グラム交換は容易なものの、入力・画像形成装置の他に
汎用ホストコンピューターが必要になること、後者の場
合ROM交換は困難なため多種の画像入力装置やバージ
ョンアップへの対応が困難になる。特に、画像入力装置
と画像形成装置とを汎用ホストコンピューターを介さず
に接続した場合、操作性・画質・処理速度の改善はいっ
たん装置が完成した後では困難であるか、事実上不可能
であることが多く、問題が生じやすい。
【0005】本発明の目的は、様々な画像入力装置に適
した印刷処理や、バージョンアップを汎用ホストコンピ
ューターを介さずに行うことができる画像形成装置、シ
ステム、及び、方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の画像形成装置は、画像入力装置に直接接続さ
れる画像形成装置であって、前記画像入力装置より識別
情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信し
た識別情報に対応する識別情報が前記画像形成装置に接
続される外部記憶手段に記憶されているか否かを判別す
る判別手段と、前記判別手段により記受信手段により受
信した識別情報が外部記憶手段に記憶されていると判別
された場合、前記外部記憶手段に記憶されている情報を
用いて前記画像入力装置から入力される画像情報の印刷
処理を実行する実行手段とを有することを特徴とする。
【0007】また、本発明の画像形成装置は、画像入力
装置に直接接続される画像形成装置であって、前記画像
入力装置より識別情報を受信する受信手段と、前記受信
手段により受信した識別情報に対応する識別情報が内部
記憶手段に記憶されているか否かを判別する判別手段
と、前記判別手段により記受信手段により受信した識別
情報に対応する識別情報が内部記憶手段に記憶されてい
ると判別された場合、前記内部記憶手段に記憶されてい
る情報を用いて前記画像入力装置から入力される画像情
報の印刷処理を実行する実行手段とを有することを特徴
とする。
【0008】また、本発明の画像形成システムは、画像
入力装置と、画像入力装置に直接接続される画像形成装
置であって、前記画像入力装置より識別情報を受信する
受信手段と、前記受信手段により受信した識別情報に対
応する識別情報が前記画像形成装置に接続される外部記
憶手段に記憶されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により記受信手段により受信した識別情報
が外部記憶手段に記憶されていると判別された場合、前
記外部記憶手段に記憶されている情報を用いて前記画像
入力装置から入力される画像情報の印刷処理を実行する
実行手段とを有する画像形成装置とを有することを特徴
とする。
【0009】また、本発明の画像形成システムは、画像
入力装置と、画像入力装置に直接接続される画像形成装
置であって、前記画像入力装置より識別情報を受信する
受信手段と、前記受信手段により受信した識別情報に対
応する識別情報が内部記憶手段に記憶されているか否か
を判別する判別手段と、前記判別手段により記受信手段
により受信した識別情報に対応する識別情報が内部記憶
手段に記憶されていると判別された場合、前記内部記憶
手段に記憶されている情報を用いて前記画像入力装置か
ら入力される画像情報の印刷処理を実行する実行手段と
を有する画像形成装置とを有することを特徴とする。
【0010】また、本発明の画像形成方法は、画像入力
装置に直接接続される画像形成装置の画像形成方法であ
って、前記画像入力装置より識別情報を受信する受信ス
テップと、前記受信ステップにより受信した識別情報に
対応する識別情報が前記画像形成装置に接続される外部
記憶手段に記憶されているか否かを判別する判別ステッ
プと、前記判別ステップにより記受信ステップにより受
信した識別情報が外部記憶手段に記憶されていると判別
された場合、前記外部記憶手段に記憶されている情報を
用いて前記画像入力装置から入力される画像情報の印刷
処理を実行する実行ステップとを有することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の画像形成方法は、画像入力
装置に直接接続される画像形成装置の画像形成方法であ
って、前記画像入力装置より識別情報を受信する受信ス
テップと、前記受信ステップにより受信した識別情報に
対応する識別情報が内部記憶手段に記憶されているか否
かを判別する判別ステップと、前記判別ステップにより
記受信ステップにより受信した識別情報に対応する識別
情報が内部記憶手段に記憶されていると判別された場
合、前記内部記憶手段に記憶されている情報を用いて前
記画像入力装置から入力される画像情報の印刷処理を実
行する実行ステップとを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1の発明の実施
の形態概略図を示す。図1に示すように、この画像形成
装置100は、画像入力装置に接続されたプリンターコ
ントローラ部10と操作パネル11、プリンタエンジン
部とを有している。上記操作パネル11は、現在の画像
形成装置の状態を知らせたり、印字モードの選択、各種
指示を行うためのものである。また、上記エンジン部1
2はインクジェットプリンタ等の実施に画像データの印
字を行うためのものである。上記プリンターコントロー
ル部10は、各種情報、例えば対応可能な画像入力装置
の種類、バージョン、画像処理情報、印字モード、デー
タ処理方法、操作方法等、が格納されている外部より着
脱可能な外部メモリー104と、制御プログラムが格納
されているROM102と、書き換え可能な不揮発性の
ROM103と、上記ROM102、103またはメモ
リーカード104の情報によって全体を制御するCPU
105と、上記CPU105のワークメモリ入力データ
のインプットバッファ、印字データ用の印字バッファ等
に使用されるRAM101と上記エンジン12とコマン
ドやステータス、印字データをやり取りするエンジンイ
ンターフェース107と、上記操作パネル11とのやり
取りをするパネルインターフェース106と、画像入力
装置13よりデータの送受信を行うデータ用インターフ
ェース108を有している。外部より着脱可能な外部メ
モリー104にはICメモリー、フラッシュカード、P
CMICAカード、スマートメディア、MO等あらゆる
デジタル記録媒体が利用可能である。また、外部よりデ
ータの送受信を行うインターフェース108と画像入力
装置13との接続は、IEEE1394等のケーブルに
よる接続でも、赤外線(IrDA)などのケーブルを使
用しないものでもよい。
【0013】図2は、本発明の第1の実施の形態であ
り、図3のROM402に記憶されているプログラムに
係るフローチャートを用いて説明する。CPU105
は、S31で接続された画像入力装置から画像入力装置
のIDを得るため接続処理を行う。S32でメモリーカ
ード104に記憶されているIDを認識し、S33でI
Dを比較し、メモリーカード104もしくはROM10
3内に格納されている情報が対応可能かどうか判断し、
対応可能である場合には該情報を利用する事とする。な
お、メモリーカード104に記載されているIDに一致
しない場合は、ROM103に記憶されているプログラ
ムに基づき処理を行う。また、バージョンの比較も行
い、もっとも適したバージョンの情報を利用することと
する。ここで情報を利用する際には、メモリーカード1
04、ROM103から直接、あるいは、メモリーカー
ド104からROM103に情報の書き換えを行い、こ
れを利用してもよい。該外部メモリー・ROMに貯えら
れた情報により、上記画像形成装置は、接続された上記
画像入力装置より送られてくる文字・画像情報に対し、
もっとも適切な制御を行うことが可能となる。ここでい
う制御とは、例えば、該画像入力装置の特性を考慮した
2値化処理を行うためのデータ・プログラム、色処理を
行うためのデータ・プログラム、マスキング処理を行う
ためのデター・プログラム、ガンマ補正処理を行うため
のデータ・プログラム、解像度変換を行うためのデータ
・プログラム、印字モードを指定するデータ、メディア
選択を行うためのデータ、などを指す。また、該画像形
成装置での各処理のバージョンアップや新しいメディア
への対応も、該外部メモリーの情報を利用することによ
り容易になる。次にS35でプリント指示があったか否
かを判別し、S35でプリント指示があったと判断され
た場合、S36に進み、S33の判別に基づきメモリー
カード104またはROM103のプログラムに基づき
印刷を行う。
【0014】(第2の発明の実施の形態)次に、図4に
本発明の第2の発明の実施の形態を示す。これは第1の
発明の実施の形態の着脱可能なメモリーを、外部からの
通信による情報のダウンロードに置き換えたものであ
る。発明の実施の形態1と同様に様々な入力機器や、バ
ージョンアップに対応可能となる。
【0015】この画像形成装置400は、画像入力装置
43に接続されたプリンターコントローラ部40と操作
パネル41、プリンタエンジン部42とを有している。
上記操作パネル41、上記エンジン部42は発明の実施
の形態1と同様である。上記プリンターコントロール部
は、外部との通信インターフェース408と、制御プロ
グラムが格納されているROM402と、書き換え可能
な不揮発性のROM403と、上記ROM402、40
3の情報によって全体を制御するCPU404と、上記
CPU404のワークメモリや入力データのインプット
バッファ、印字データ用の印字バッファ等に使用される
RAM401と、上記エンジン42とコマンドやステー
タス、印字データをやり取りするエンジンインターフェ
ース406と、上記操作パネル41とのやり取りをする
パネルインターフェース405と、を有している。
【0016】図5は、本発明の第2の発明の実施の形態
であり、図6のROM402に記憶されているプログラ
ムに係るフローチャートを用いて説明する。CPU40
4は、S61で接続された画像入力装置から画像入力装
置のIDを得るための接続処理を行う。S62でROM
に記憶されているIDを認識し、S63でROM103
内に格納されている情報が有効であるか比較を行い、有
効でない場合、S64で通信インターフェースを介して
該画像入力装置に対応する情報を書き換え可能なROM
403へダウンロードすることとし、CPU404は、
S65でプリント指示があったか判別し、プリント指示
があった場合、S66に進み、上記画像入力装置からの
画像データおを上記書き換え可能なROM403に貯え
られた情報を元に画像を形成し、プリントする。ここで
の情報とは、例えば対応可能な画像入力装置の種類、バ
ージョン、画像処理情報、印字モード、データ処理方
法、操作方法等、である。画像入力装置の種類とは、デ
ジタルカメラとスキャナーのような区別だけでなく、例
えば同じデジタルカメラでの機種ごとの区別をも指す。
なお、本発明の実施の形態では、通信回線より情報をダ
ウンロードさせたが、画像入力装置からダウンロードさ
せてもよい。
【0017】次に、IEEE1394インターフェース
について説明する。
【0018】《IEEE1394の技術の概要》家庭用
デジタルVTRやDVDの登場も伴なって、ビデオデー
タやオーディオデータなどのリアルタイムでかつ高情報
量のデータ転送のサポートが必要になっている。こうい
ったビデオデータやオーディオデータをリアルタイムで
転送し、パソコン(PC)に取り込んだり、またはその
他のデジタル機器に転送を行なうには、必要な転送機能
を備えた高速データ転送可能なインターフェースが必要
になってくるものであり、そういった観点から開発され
たインターフェースがIEEE1394−1995(H
igh Performance SerialBu
s)(以下1394シリアルバス)である。
【0019】図7に1394シリアルバスを用いて構成
されるネットワーク・システムの例を示す。このシステ
ムは機器A,B,C,D,E,F,G,Hを備えてお
り、A−B間、A−C間、B−D間、D−E間、C−F
間、C−G間、及びC−H間をそれぞれ1394シリア
ルバスのツイスト・ペア・ケーブルで接続されている。
この機器A〜Hは例としてPC、デジタルVTR、DV
D、デジタルカメラ、ハードディスク、モニタ等であ
る。
【0020】各機器間の接続方式は、ディジーチェーン
方式とノード分岐方式とを混在可能としたものであり、
自由度の高い接続が可能である。
【0021】また、各機器は各自固有のIDを有し、そ
れぞれが認識し合うことによって1394シリアルバス
で接続された範囲において、1つのネットワークを構成
している。各デジタル機器間をそれぞれ1本の1394
シリアルバスケーブルで順次接続するだけで、それぞれ
の機器が中継の役割を行い、全体として1つのネットワ
ークを構成するものである。また、1394シリアルバ
スの特徴でもある、Plug & Play機能でケー
ブルを機器に接続した時点で自動で機器の認識や接続状
況などを認識する機能を有している。
【0022】また、図7に示したようなシステムにおい
て、ネットワークからある機器が削除されたり、または
新たに追加されたときなど、自動的にバスリセットを行
い、それまでのネットワーク構成をリセットしてから、
新たなネットワークの再構築を行なう。この機能によっ
て、その時々のネットワークの構成を常時設定、認識す
ることができる。
【0023】またデータ転送速度は、100/200/
400Mbpsと備えており、上位の転送速度を持つ機
器が下位の転送速度をサポートし、互換をとるようにな
っている。
【0024】データ転送モードとしては、コントロール
信号などの非同期データ(Asynchronousデ
ータ:以下Asyncデータ)を転送するAsynch
ronous転送モード、リアルタイムなビデオデータ
やオーディオデータ等の同期データ(Isochron
ousデータ:以下Isoデータ)を転送するIsoc
hronous転送モードがある。このAsyncデー
タとIsoデータは各サイクル(通常1サイクル125
μS)の中において、サイクル開始を示すサイクル・ス
タート・パケット(CSP)の転送に続き、Isoデー
タの転送を優先しつつサイクル内で混在して転送され
る。
【0025】次に、図8に1394シリアルバスの構成
要素を示す。
【0026】1394シリアルバスは全体としてレイヤ
(階層)構造で構成されている。図8に示したように、
最もハード的なのが1394シリアルバスのケーブルで
あり、そのケーブルのコネクタが接続されるコネクタポ
ートがあり、その上にハードウェアとしてフィジカル・
レイヤとリンク・レイヤがある。
【0027】ハードウェア部は実質的なインターフェー
スチップの部分であり、そのうちフィジカル・レイヤは
符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンク・レイヤ
はパケット転送やサイクルタイムの制御等を行なう。
【0028】ファームウェア部のトランザクション・レ
イヤは、転送(トランザクション)すべきデータの管理
を行ない、ReadやWriteといった命令を出す。
マネージメント・レイヤは、接続されている各機器の接
続状況やIDの管理を行ない、ネットワークの構成を管
理する部分である。
【0029】このハードウェアとファームウェアまでが
実質上の1394シリアルバスの構成である。
【0030】またソフトウェア部のアプリケーション・
レイヤは使うソフトによって異なり、インターフェース
上にどのようにデータをのせるか規定する部分であり、
AVプロトコルなどのプロトコルによって規定されてい
る。
【0031】以上が1394シリアルバスの構成であ
る。
【0032】次に、図9に1394シリアルバスにおけ
るアドレス空間の図を示す。
【0033】1394シリアルバスに接続された各機器
(ノード)には必ず各ノード固有の64ビットアドレス
を持たせておく。そしてこのアドレスをROMに格納し
ておくことで、自分や相手のノードアドレスを常時認識
でき、相手を指定した通信も行なえる。
【0034】1394シリアルバスのアドレッシング
は、IEEE1212規格に準じた方式であり、アドレ
ス設定は、最初の10bitがバスの番号の指定用に、
次の6bitがノードID番号の指定用に使われる。残
りの48bitが機器に与えられたアドレス幅になり、
それぞれ固有のアドレス空間として使用できる。最後の
28bitは固有データの領域として、各機器の識別や
使用条件の指定の情報などを格納する。
【0035】以上が1394シリアルバスの技術の概要
である。
【0036】次に、1394シリアルバスの特徴といえ
る技術の部分を、より詳細に説明する。
【0037】《1394シリアルバスの電気的仕様》図
10に1394シリアルバス・ケーブルの断面図を示
す。
【0038】1394シリアルバスでは接続ケーブル内
に、2組のツイストペア信号線の他に、電源ラインを設
けている。これによって、電源を持たない機器や、故障
により電圧低下した機器等にも電力の供給が可能になっ
ている。
【0039】電源線内に流れる電源の電圧は8〜40
V、電流は最大電流DC1.5Aと規定されている。
【0040】《DS−Link符号化》1394シリア
ルバスで採用されている、データ転送フォーマットのD
S−Link符号化方式を説明するための図を図11に
示す。
【0041】1394シリアルバスでは、DS−Lin
k(Data/Strobe Link)符号化方式が
採用されている。このDS−Link符号化方式は、高
速なシリアルデータ通信に適しており、その構成は、2
本の信号線を必要とする。より対線のうち1本に主とな
るデータを送り、他方のより対線にはストローブ信号を
送る構成になっている。
【0042】受信側では、この通信されるデータと、ス
トローブとの排他的論理和をとることによってクロック
を再現できる。
【0043】このDS−Link符号化方式を用いるメ
リットとして、他のシリアルデータ転送方式に比べて転
送効率が高いこと、PLL回路が不要となるのでコント
ローラLSIの回路規模を小さくできること、更には、
転送すべきデータが無いときにアイドル状態であること
を示す情報を送る必要が無いので、各機器のトランシー
バ回路をスリープ状態にすることができることによっ
て、消費電力の低減が図れる、などが挙げられる。
【0044】《バスリセットのシーケンス》1394シ
リアルバスでは、接続されている各機器(ノード)には
ノードIDが与えられ、ネットワーク構成として認識さ
れている。
【0045】このネットワーク構成に変化があったと
き、例えばノードの挿抜や電源のON/OFFなどによ
るノード数の増減などによって変化が生じて、新たなネ
ットワーク構成を認識する必要があるとき、変化を検知
した各ノードはバス上にバスリセット信号を送信して、
新たなネットワーク構成を認識するモードに入る。この
ときの変化の検知方法は、1394ポート基盤上でのバ
イアス電圧の変化を検知することによって行われる。
【0046】あるノードからバスリセット信号が伝達さ
れて、各ノードのフィジカルレイヤはこのバスリセット
信号を受けると同時にリンクレイヤにバスリセットの発
生を伝達し、かつ他のノードにバスリセット信号を伝達
する。最終的にすべてのノードがバスリセット信号を検
知した後、バスリセットが起動となる。
【0047】バスリセットは、先に述べたようなケーブ
ル抜挿や、ネットワーク異常等によるハード検出による
起動と、プロトコルからのホスト制御などによってフィ
ジカルレイヤに直接命令を出すことによっても起動す
る。
【0048】また、バスリセットが起動するとデータ転
送は一時中断され、この間のデータ転送は待たされ、終
了後、新しいネットワーク構成のもとで再開される。
【0049】以上がバスリセットのシーケンスである。
【0050】《ノードID決定のシーケンス》バスリセ
ットの後、各ノードは新しいネットワーク構成を構築す
るために、各ノードにIDを与える動作に入る。このと
きの、バスリセットからノードID決定までの一般的な
シーケンスを図19、図20、図21のフローチャート
を用いて説明する。
【0051】図19のフローチャートは、バスリセット
の発生からノードIDが決定し、データ転送が行えるよ
うになるまでの、一連のバスの作業を示してある。
【0052】まず、ステップS101として、ネットワ
ーク内にバスリセットが発生することを常時監視してい
て、ここでノードの電源ON/OFFなどでバスリセッ
トが発生するとステップS102に移る。
【0053】ステップS102では、ネットワークがリ
セットされた状態から、新たなネットワークの接続状況
を知るために、直接接続されている各ノード間において
親子関係の宣言がなされる。ステップS103として、
すべてのノード間で親子関係が決定すると、ステップS
104として一つのルートが決定する。すべてのノード
間で親子関係が決定するまで、ステップS102の親子
関係の宣言をおこない、またルートも決定されない。
【0054】ステップS104でルートが決定される
と、次はステップS105として、各ノードにIDを与
えるノードIDの設定作業が行われる。所定のノード順
序で、ノードIDの設定が行われ、すべてのノードにI
Dが与えられるまで繰り返し設定作業が行われ、最終的
にステップS106としてすべてのノードにIDを設定
し終えたら、新しいネットワーク構成がすべてのノード
において認識されたので、ステップS107としてノー
ド間のデータ転送が行える状態となり、データ転送が開
始される。
【0055】このステップS107の状態になると、再
びバスリセットが発生するのを監視するモードに入り、
バスリセットが発生したらステップS101からステッ
プS106までの設定作業が繰り返し行われる。
【0056】以上が、図19のフローチャートの説明で
あるが、図19のフローチャートのバスリセットからル
ート決定までの部分と、ルート決定後からID設定終了
までの手順をより詳しくフローチャート図に表したもの
をそれぞれ、図20、図21に示す。
【0057】まず、図20のフローチャートの説明を行
う。
【0058】ステップS201としてバスリセットが発
生すると、ネットワーク構成は一旦リセットされる。な
お、ステップS201としてバスリセットが発生するの
を常に監視している。
【0059】次に、ステップS202として、リセット
されたネットワークの接続状況を再認識する作業の第一
歩として、各機器にリーフ(ノード)であることを示す
フラグを立てておく。さらに、ステップS203として
各機器が自分の持つポートがいくつ他ノードと接続され
ているのかを調べる。
【0060】ステップS204のポート数の結果に応じ
て、これから親子関係の宣言を始めていくために、未定
義(親子関係が決定されていない)ポートの数を調べ
る。バスリセットの直後はポート数=未定義ポート数で
あるが、親子関係が決定されていくにしたがって、ステ
ップS204で検知する未定義ポート数は変化していく
ものである。
【0061】まず、バスリセットの直後、はじめに親子
関係の宣言を行えるのはリーフに限られている。リーフ
であるというのはステップS203のポート数の確認で
知ることができる。リーフは、ステップS205とし
て、自分に接続されているノードに対して、「自分は
子、相手は親」と宣言し動作を終了する。
【0062】ステップS203でポート数が複数ありブ
ランチと認識したノードは、バスリセットの直後はステ
ップS204で未定義ポート数>1ということなので、
ステップS206へと移り、まずブランチというフラグ
が立てられ、ステップS207でリーフからの親子関係
宣言で「親」の受付をするために待つ。
【0063】リーフが親子関係の宣言を行い、ステップ
S207でそれを受けたブランチは適宜ステップS20
4の未定義ポート数の確認を行い、未定義ポート数が1
になっていれば残っているポートに接続されているノー
ドに対して、ステップS205の「自分が子」の宣言を
することが可能になる。2度目以降、ステップS204
で未定義ポート数を確認しても2以上あるブランチに対
しては、再度ステップS207でリーフ又は他のブラン
チからの「親」の受付をするために待つ。
【0064】最終的に、いずれか1つのブランチ、又は
例外的にリーフ(子宣言を行えるのにすばやく動作しな
かった為)がステップS204の未定義ポート数の結果
としてゼロになったら、これにてネットワーク全体の親
子関係の宣言が終了したものであり、未定義ポート数が
ゼロ(すべて親のポートとして決定)になった唯一のノ
ードはステップS208としてルートのフラグが立てら
れ、ステップS209としてルートとしての認識がなさ
れる。
【0065】このようにして、図20に示したバスリセ
ットから、ネットワーク内すべてのノード間における親
子関係の宣言までが終了する。
【0066】つぎに、図21のフローチャートについて
説明する。
【0067】まず、図20までのシーケンスでリーフ、
ブランチ、ルートという各ノードのフラグの情報が設定
されているので、これを元にして、ステップS301で
それぞれ分類する。
【0068】各ノードにIDを与える作業として、最初
にIDの設定を行うことができるのはリーフからであ
る。リーフ→ブランチ→ルートの順で若い番号(ノード
番号=0〜)からIDの設定がなされていく。
【0069】ステップS302としてネットワーク内に
存在するリーフの数N(Nは自然数)を設定する。この
後、ステップS303として各自リーフがルートに対し
て、IDを与えるように要求する。この要求が複数ある
場合には、ルートはステップS304としてアービトレ
ーション(1つに調停する作業)を行い、ステップS3
05として勝ったノード1つにID番号を与え、負けた
ノードには失敗の結果通知を行う。ステップS306と
してID取得が失敗に終わったリーフは、再度ID要求
を出し、同様の作業を繰り返す。IDを取得できたリー
フからステップS307として、そのノードのID情報
をブロードキャストで全ノードに転送する。1ノードI
D情報のブロードキャストが終わると、ステップS30
8として残りのリーフの数が1つ減らされる。ここで、
ステップS309として、この残りのリーフの数が1以
上ある時はステップS303のID要求の作業からを繰
り返し行い、最終的にすべてのリーフがID情報をブロ
ードキャストすると、ステップS309がN=0とな
り、次はブランチのID設定に移る。
【0070】ブランチのID設定もリーフの時と同様に
行われる。
【0071】まず、ステップS310としてネットワー
ク内に存在するブランチの数M(Mは自然数)を設定す
る。この後、ステップS311として各自ブランチがル
ートに対して、IDを与えるように要求する。これに対
してルートは、ステップS312としてアービトレーシ
ョンを行い、勝ったブランチから順にリーフに与え終わ
った次の若い番号から与えていく。ステップS313と
して、ルートは要求を出したブランチにID情報又は失
敗結果を通知し、ステップS314としてID取得が失
敗に終わったブランチは、再度ID要求を出し、同様の
作業を繰り返す。IDを取得できたブランチからステッ
プS315として、そのノードのID情報をブロードキ
ャストで全ノードに転送する。1ノードID情報のブロ
ードキャストが終わると、ステップS316として残り
のブランチの数が1つ減らされる。ここで、ステップS
317として、残りのブランチの数が1以上ある時はス
テップS311のID要求の作業からを繰り返し、最終
的にすべてのブランチがID情報をブロードキャストす
るまで行われる。すべてのブランチがノードIDを取得
すると、ステップS317はM=0となり、ブランチの
ID取得モードも終了する。
【0072】ここまで終了すると、最終的にID情報を
取得していないノードはルートのみなので、ステップS
318として与えていない番号で最も若い番号を自分の
ID番号と設定し、ステップS319としてルートのI
D情報をブロードキャストする。
【0073】以上で、図21に示したように、親子関係
が決定した後から、すべてのノードIDが設定されるま
での手順が終了する。
【0074】次に、一例として図12に示した実際のネ
ットワークにおける動作を図12を参照しながら説明す
る。
【0075】図12の説明として、(ルート)ノードB
の下位にはノードAとノードCが直接接続されており、
更にノードCの下位にはノードDが直接接続されてお
り、更にノードDの下位にはノードEとノードFが直接
接続された階層構造になっている。この、階層構造やル
ートノード、ノードIDを決定する手順を以下で説明す
る。
【0076】バスリセットがされた後、まず各ノードの
接続状況を認識するために、各ノードの直接接続されて
いるポート間において、親子関係の宣言がなされる。こ
の親子とは親側が階層構造で上位となり、子側が下位と
なると言うことができる。
【0077】図12ではバスリセットの後、最初に親子
関係の宣言を行ったのはノードAである。基本的にノー
ドの1つのポートにのみ接続があるノード(リーフと呼
ぶ)から親子関係の宣言を行うことができる。これは自
分には1ポートの接続のみということをまず知ることが
できるので、これによってネットワークの端であること
を認識し、その中で早く動作を行ったノードから親子関
係が決定されていく。こうして親子関係の宣言を行った
側(A−B間ではノードA)のポートが子と設定され、
相手側(ノードB)のポートが親と設定される。こうし
て、ノードA−B間では子−親、ノードE−D間で子−
親、ノードF−D間では子−親と決定される。
【0078】さらに1階層あがって、今度は複数個接続
ポートを持つノード(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノー
ドからの親子関係の宣言を受けたものから順次、更に上
位に親子関係の宣言を行っていく。図12ではまずノー
ドDがD−E間、D−F間と親子関係が決定した後、ノ
ードCに対する親子関係の宣言を行っており、その結果
ノードD−C間で子−親と決定している。
【0079】ノードDからの親子関係の宣言を受けたノ
ードCは、もう一つのポートに接続されていいるノード
Bに対して親子関係の宣言を行っている。これによって
ノードC−B間で子−親と決定している。
【0080】このようにして、図12のような階層構造
が構成され、最終的に接続されているすべてのポートに
おいて親となったノードBが、ルートノードと決定され
た。
【0081】ルートは1つのネットワーク構成中に一つ
しか存在しないものである。
【0082】なお、この図12においてノードBがルー
トノードと決定されたが、これはノードAから親子関係
宣言を受けたノードBが、他のノードに対して親子関係
宣言を早いタイミングで行っていれば、ルートノードは
他ノードに移っていたこともあり得る。すなわち、伝達
されるタイミングによってはどのノードもルートノード
となる可能性があり、同じネットワーク構成でもルート
ノードは一定とは限らない。
【0083】ルートノードが決定すると、次は各ノード
IDを決定するモードに入る。ここではすべてのノード
が、決定した自分のノードIDを他のすべてのノードに
通知する(ブロードキャスト機能)。
【0084】自己ID情報は、自分のノード番号、接続
されている位置の情報、持っているポートの数、接続の
あるポートの数、各ポートの親子関係の情報等を含んで
いる。
【0085】ノードID番号の割り振りの手順として
は、まず1つのポートにのみ接続があるノード(リー
フ)から起動することができ、この中から順にノード番
号=0、1、2、…と割り当てられる。
【0086】ノードIDを手にしたノードは、ノード番
号を含む情報をブロードキャストで各ノードに送信す
る。これによって、そのID番号は「割り当て済み」で
あることが認識される。
【0087】すべてのリーフが自己ノードIDを取得し
終わると、次はブランチへ移りリーフに引き続いたノー
ドID番号が各ノードに割り当てられる。リーフと同様
に、ノードID番号が割り当てられたブランチから順次
ノードID情報をブロードキャストし、最後にルートノ
ードが自己ID情報をブロードキャストする。すなわ
ち、常にルートは最大のノードID番号を所有するもの
である。
【0088】以上のようにして、階層構造全体のノード
IDの割り当てが終わり、ネットワーク構成が再構築さ
れ、バスの初期化作業が完了する。
【0089】《アービトレーション》1394シリアル
バスでは、データ転送に先立って必ずバス使用権のアー
ビトレーション(調停)を行う。1394シリアルバス
は個別に接続された各機器が、転送された信号をそれぞ
れ中断することによって、ネットワーク内すべての機器
に同信号を伝えるように、論理的なバス型ネットワーク
であるので、パケットの衝突を防ぐ意味でアービトレー
ションは必要である。これによってある時間には、たっ
た一つのノードのみ転送を行うことができる。
【0090】アービトレーションを説明するための図と
して図13(a)にバス使用要求の図(b)にバス使用
許可の図を示し、以下これを用いて説明する。
【0091】アービトレーションが始まると、1つもし
くは複数のノードが親ノードに向かって、それぞれバス
使用権の要求を発する。図13(a)のノードCとノー
ドFがバス使用権の要求を発しているノードである。こ
れを受けた親ノード(図13ではノードA)は更に親ノ
ードに向かって、バス使用権の要求を発する(中継す
る)。この要求は最終的に調停を行うルートに届けられ
る。
【0092】バス使用要求を受けたルートノードは、ど
のノードにバスを使用させるかを決める。この調停作業
はルートノードのみが行えるものであり、調停によって
勝ったノードにはバスの使用許可を与える。図13
(b)ではノードCに使用許可が与えられ、ノードFの
使用は拒否された図である。アービトレーションに負け
たノードに対してはDP(data prefix)パ
ケットを送り、拒否されたことを知らせる。拒否された
ノードのバス使用要求は次回のアービトレーションまで
待たされる。
【0093】以上のようにして、アービトレーションに
勝ってバスの使用許可を得たノードは、以降のデータの
転送を開始できる。
【0094】ここで、アービトレーションの一連の流れ
をフローチャート図22に示して、説明する。
【0095】ノードがデータ転送を開始できる為には、
バスがアイドル状態であることが必要である。先に行わ
れていたデータ転送が終了して、現在バスが空き状態で
あることを認識するためには、各転送モードで個別に設
定されている所定のアイドル時間ギャップ長(例.サブ
アクション・ギャップ)を経過する事によって、各ノー
ドは自分の転送が開始できると判断する。
【0096】ステップS401として、Asyncデー
タ、Isoデータ等それぞれ転送するデータに応じた所
定のギャップ長が得られたか判断する。所定のギャップ
長が得られない限り、転送を開始するために必要なバス
使用権の要求はできないので、所定のギャップ長が得ら
れるまで待つ。
【0097】ステップS401で所定のギャップ長が得
られたら、ステップS402として転送すべきデータが
あるか判断し、ある場合はステップS403として転送
するためにバスを確保するように、バス使用権の要求を
ルートに対して発する。このときの、バス使用権の要求
を表す信号の伝達は、図13に示したように、ネットワ
ーク内各機器を中継しながら、最終的にルートに届けら
れる。ステップS402で転送するデータがない場合
は、そのまま待機する。
【0098】次に、ステップS404として、ステップ
S403のバス使用要求を1つ以上ルートが受信した
ら、ルートはステップS405として使用要求を出した
ノードの数を調べる。ステップS405での選択値がノ
ード数=1(使用権要求を出したノードは1つ)だった
ら、そのノードに直後のバス使用許可が与えられること
となる。ステップS405での選択値がノード数>1
(使用要求を出したノードは複数)だったら、ルートは
ステップS406として使用許可を与えるノードを1つ
に決定する調停作業を行う。この調停作業は公平なもの
であり、毎回同じノードばかりが許可を得る様なことは
なく、平等に権利を与えていくような構成となってい
る。
【0099】ステップS407として、ステップS40
6で使用要求を出した複数ノードの中からルートが調停
して使用許可を得た1つのノードと、敗れたその他のノ
ードに分ける選択を行う。ここで、調停されて使用許可
を得た1つのノード、またはステップS405の選択値
から使用要求ノード数=1で調停無しに使用許可を得た
ノードには、ステップS408として、ルートはそのノ
ードに対して許可信号を送る。許可信号を得たノード
は、受け取った直後に転送すべきデータ(パケット)を
転送開始する。また、ステップS406の調停で敗れ
て、バス使用が許可されなかったノードにはステップS
409としてルートから、アービトレーション失敗を示
すDP(data prefix)パケットを送られ、
これを受け取ったノードは再度転送を行うためのバス使
用要求を出すため、ステップS401まで戻り、所定ギ
ャップ長が得られるまで待機する。
【0100】以上がアービトレーションの流れを説明し
た、フローチャート図22の説明である。
【0101】《Asynchronous(非同期)転
送》アシンクロナス転送は、非同期転送である。図14
にアシンクロナス転送における時間的な遷移状態を示
す。図14の最初のサブアクション・ギャップは、バス
のアイドル状態を示すものである。このアイドル時間が
一定値になった時点で、転送を希望するノードはバスが
使用できると判断して、バス獲得のためのアービトレー
ションを実行する。
【0102】アービトレーションでバスの使用許可を得
ると、次にデータの転送がパケット形式で実行される。
データ転送後、受信したノードは転送されたデータに対
しての受信結果のack(受信確認用返送コード)をa
ck gapという短いギャップの後、返送して応答す
るか、応答パケットを送ることによって転送が完了す
る。ackは4ビットの情報と4ビットのチェックサム
からなり、成功か、ビジー状態か、ペンディング状態で
あるかといった情報を含み、すぐに送信元ノードに返送
される。
【0103】次に、図15にアシンクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示す。
【0104】パケットには、データ部及び誤り訂正用の
データCRCの他にはヘッダ部があり、そのヘッダ部に
は図15に示したような、目的ノードID、ソースノー
ドID、転送データ長さや各種コードなどが書き込ま
れ、転送が行われる。
【0105】またアシンクロナス転送は自己ノードから
相手ノードへの1対1の通信である。転送元ノードから
転送されたパケットは、ネットワ−ク中の各ノードに行
き渡るが、自分宛てのアドレス以外のものは無視される
ので、宛先の1つのノードのみが読込むことになる。
【0106】以上がアシンクロナス転送の説明である。
【0107】《Isochronous(同期)転送》
アイソクロナス転送は同期転送である。1394シリア
ルバスの最大の特徴であるともいえるこのアイソクロナ
ス転送は、特にVIDEO映像データや音声データとい
ったマルチメディアデータなど、リアルタイムな転送を
必要とするデータの転送に適した転送モードである。
【0108】また、アシンクロナス転送(非同期)が1
対1の転送であったのに対し、このアイソクロナス転送
はブロードキャスト機能によって、転送元の1つのノー
ドから他のすべてのノードへ一様に転送される。
【0109】図16はアイソクロナス転送における、時
間的な遷移状態を示す図である。
【0110】アイソクロナス転送は、バス上一定時間毎
に実行される。この時間間隔をアイソクロナスサイクル
と呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間は、125μSで
ある。この各サイクルの開始時間を示し、各ノードの時
間調整を行う役割を担っているのがサイクル・スタート
・パケットである。サイクル・スタート・パケットを送
信するのは、サイクル・マスタと呼ばれるノードであ
り、1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のアイドル
期間(サブアクションギャップ)を経た後、本サイクル
の開始を告げるサイクル・スタート・パケットを送信す
る。このサイクル・スタート・パケットの送信される時
間間隔が125μSとなる。
【0111】また、図16にチャネルA、チャネルB、
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、区別して転送できる。これによって同時に複
数ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また
受信するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータ
のみを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレス
を表すものではなく、データに対する論理的な番号を与
えているに過ぎない。よって、あるパケットの送信は1
つの送信元ノードの他のすべてのノードに行き渡る、ブ
ロードキャストで転送されることになる。
【0112】アイソクロナス転送のパケット送信に先立
って、アシンクロナス転送同様アービトレーションが行
われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1の
通信ではないので、アイソクロナス転送にはack(受
信確認用返信コード)は存在しない。
【0113】また、図16に示したiso gap(ア
イソクロナスギャップ)とは、アイソクロナス転送を行
う前にバスが空き状態であると認識するために必要にア
イドル期間を表している。この所定のアイドル期間を経
過すると、アイソクロナス転送を行ないたいノードはバ
スが空いていると判断し、転送前のアービトレーション
を行うことができる。
【0114】つぎに、図17にアイソクロナス転送のパ
ケットフォーマットの例を示し、説明する。
【0115】各チャネルに分かれた、各種のパケットに
はそれぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの他
にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図17に示したよ
うな、転送データ長やチャネルNO、その他の各種コー
ド及び誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれ、転
送が行われる。
【0116】以上がアイソクロナス転送の説明である。
【0117】《バス・サイクル》実際の1394シリア
ルバス上の転送では、アイソクロナス転送と、アシンク
ロナス転送は混在できる。その時の、アイソクロナス転
送とアシンクロナス転送が混在した、バス上の転送状態
の時間的な遷移の様子を表した図を図18に示す。
【0118】アイソクロナス転送はアシンクロナス転送
より優先して実行される。その理由は、サイクル・スタ
ート・パケットの後、アシンクロナス転送を起動するた
めに必要なアイドル期間のギャップ長(サブアクション
ギャップ)よりも短いギャップ長(アイソクロナスギャ
ップ)で、アイソクロナス転送を起動できるからであ
る。したがって、アシンクロナス転送より、アイソクロ
ナス転送は優先して実行されることとなる。
【0119】図18に示した、一般的なバスサイクルに
おいて、サイクル#mのスタート時にサイクル・スター
ト・パケットがサイクル・マスタから各ノードに転送さ
れる。これによって、各ノードで時刻調整を行い、所定
のアイドル期間(アイソクロナスギャップ)を待ってか
らアイソクロナス転送を行うべきノードはアービトレー
ションを行い、パケット転送に入る。図18ではチャネ
ルeとチャネルsとチャネルkが順にアイソクロナス転
送されている。
【0120】このアービトレーションからパケット転送
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行っ
た後、サイクル#mにおけるアイソクロナス転送がすべ
て終了したら、アシンクロナス転送を行うことができる
ようになる。
【0121】アイドル時間がアシンクロナス転送が可能
なサブアクションギャップに達する事によって、アシン
クロナス転送を行いたいノードはアービトレーションの
実行に移れると判断する。
【0122】ただし、アシンクロナス転送を行える期間
は、アイソクロナス転送終了後から、次のサイクル・ス
タート・パケットを転送すべき時間(cycle sy
nch)までの間にアシンクロナス転送を起動するため
のサブアクションギャップが得られた場合に限ってい
る。
【0123】図18のサイクル#mでは3つのチャネル
分のアイソクロナス転送と、その後アシンクロナス転送
(含むack)が2パケット(パケット1、パケット
2)転送されている。このアシンクロナスパケット2の
後は、サイクルm+1をスタートすべき時間(cycl
e synch)にいたるので、サイクル#mでの転送
はここまでで終わる。
【0124】ただし、非同期または同期転送動作中に次
のサイクル・スタート・パケットを送信すべき時間(c
ycle synch)に至ったとしたら、無理に中断
せず、その転送が終了した後のアイドル期間を待ってか
ら次サイクル・スタート・パケットを送信する。すなわ
ち、1つのサイクルが125μS以上続いたときは、そ
の分次サイクルは基準の125μSより短縮されたとす
る。このようにアイソクロナス・サイクルは125μS
を基準に超過、短縮し得るものである。
【0125】しかし、アイソクロナス転送はリアルタイ
ム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず実
行され、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮され
たことによって次以降のサイクルにまわされることもあ
る。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、外部より着脱可能なメ
モリーカードや、通信手段を利用して、外部より情報を
得ることにより、様々な画像入力装置にたいしてプリン
ターのバージョンアップや最適化が容易になり、最適に
プリントを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の発明の実施の形態を示す図である。
【図3】第1の発明の実施の形態のフローチャートであ
る。
【図4】第2の発明の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図5】第2の発明の実施の形態を示す図である。
【図6】第2の発明の実施の形態のフローチャートであ
る。
【図7】本発明のネットワークの構成を示した図であ
る。
【図8】本発明の1394シリアルバスの構成要素を示
した図である。
【図9】本発明の1394シリアルバスのアドレス空間
を示した図である。
【図10】本発明の1394シリアルバス・ケーブルの
断面を示した図である。
【図11】本発明のDS−Link符号か方式を示した
図である。
【図12】本発明のネットワークの動作を示した図であ
る。
【図13】本発明のシリアルバスのバス使用要求を示し
た図である。
【図14】本発明のアシンクロナス転送の遷移状態を示
した図である。
【図15】本発明のアシンクロナス転送のパケットフォ
ーマットを示した図である。
【図16】本発明のアイソクロナス転送の遷移状態を示
した図である。
【図17】本発明のアイソクロナス転送のパケットフォ
ーマットを示した図である。
【図18】本発明のアシンクロナス転送、アイソクロナ
ス転送が混在した場合の遷移状態を示した図である。
【図19】本発明のバスリセットからノードID決定ま
でのシーケンスを示した図である。
【図20】本発明のバスリセットからノードID決定ま
でのシーケンスを示した図である。
【図21】本発明のバスリセットからノードID決定ま
でのシーケンスを示した図である。
【図22】本発明のシリアルバスのアービトレーション
の流れを示したフローチャートを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 美由紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 田鹿 博司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 井上 博夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 高橋 賢司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力装置に直接接続される画像形成
    装置であって、 前記画像入力装置より識別情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した識別情報に対応する識別情
    報が前記画像形成装置に接続される外部記憶手段に記憶
    されているか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記受信手段により受信した識別情
    報が外部記憶手段に記憶されていると判別された場合、
    前記外部記憶手段に記憶されている情報を用いて前記画
    像入力装置から入力される文字、画像情報の印刷処理を
    実行する実行手段とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記実行手段は、前記判別手段により記
    受信手段により受信した識別情報に対応する識別情報が
    外部記憶手段に記憶されていないと判別された場合、内
    部記憶手段に記憶されている情報を用いて前記画像入力
    装置から入力される文字、画像情報の印刷処理を実行す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記情報は、バージョンアップ情報であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記情報は、前記画像入力装置に対応し
    た情報であることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記情報は、2値化処理情報、色処理情
    報、マスキング情報、ガンマ補正情報、解像度情報、印
    字モード情報、または、メディア選択情報であることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像入力装置に直接接続される画像形成
    装置であって、 前記画像入力装置より識別情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した識別情報に対応する識別情
    報が内部記憶手段に記憶されているか否かを判別する判
    別手段と、 前記判別手段により記受信手段により受信した識別情報
    に対応する識別情報が内部記憶手段に記憶されていると
    判別された場合、前記内部記憶手段に記憶されている情
    報を用いて前記画像入力装置から入力される文字、画像
    情報の印刷処理を実行する実行手段とを有することを特
    徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記実行手段は、前記判別手段により記
    受信手段により受信した識別情報に対応する識別情報が
    内部記憶手段に記憶されていないと判別された場合、前
    記画像形成装置に接続される外部記憶手段に記憶されて
    いる情報を用いて前記画像入力装置から入力される文
    字、画像情報の印刷処理を実行することを特徴とする請
    求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段により記受信手段により受
    信した識別情報に対応する識別情報が内部記憶手段に記
    憶されていないと判別された場合、通信回線より情報を
    ダウンロードして前記画像入力装置から入力される文
    字、画像情報の印刷処理を実行することを特徴とする請
    求項6記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記判別手段により記受信手段により受
    信した識別情報に対応する識別情報が内部記憶手段に記
    憶されていないと判別された場合、前記画像入力装置よ
    り情報をダウンロードして前記画像入力装置から入力さ
    れる文字、画像情報の印刷処理を実行することを特徴と
    する請求項6記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記情報は、バージョンアップ情報で
    あることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記情報は、前記画像入力装置に対応
    した情報であることを特徴とする請求項6記載の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 前記情報は、2値化処理情報、色処理
    情報、マスキング情報、ガンマ補正情報、解像度情報、
    印字モード情報、または、メディア選択情報であること
    を特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 画像入力装置と、請求項1記載の画像
    形成装置とを有することを特徴とする画像形成システ
    ム。
  14. 【請求項14】 画像入力装置と、請求項6記載の画像
    形成装置とを有することを特徴とする画像形成システ
    ム。
  15. 【請求項15】 画像入力装置に直接接続される画像形
    成装置の画像形成方法であって、 前記画像入力装置より識別情報を受信する受信ステップ
    と、 前記受信ステップにより受信した識別情報に対応する識
    別情報が前記画像形成装置に接続される外部記憶手段に
    記憶されているか否かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより記受信ステップにより受信した
    識別情報が外部記憶手段に記憶されていると判別された
    場合、前記外部記憶手段に記憶されている情報を用いて
    前記画像入力装置から入力される文字、画像情報の印刷
    処理を実行する実行ステップとを有することを特徴とす
    る画像形成方法。
  16. 【請求項16】 前記実行ステップは、前記判別ステッ
    プにより記受信ステップにより受信した識別情報に対応
    する識別情報が外部記憶手段に記憶されていないと判別
    された場合、内部記憶手段に記憶されている情報を用い
    て前記画像入力装置から入力される文字、画像情報の印
    刷処理を実行することを特徴とする請求項15記載の画
    像形成方法。
  17. 【請求項17】 前記情報は、バージョンアップ情報で
    あることを特徴とする請求項15記載の画像形成方法。
  18. 【請求項18】 前記情報は、前記画像入力装置に対応
    した情報であることを特徴とする請求項15記載の画像
    形成方法。
  19. 【請求項19】 前記情報は、2値化処理情報、色処理
    情報、マスキング情報、ガンマ補正情報、解像度情報、
    印字モード情報、または、メディア選択情報であること
    を特徴とする請求項15記載の画像形成方法。
  20. 【請求項20】 画像入力装置に直接接続される画像形
    成装置の画像形成方法であって、 前記画像入力装置より識別情報を受信する受信ステップ
    と、 前記受信ステップにより受信した識別情報に対応する識
    別情報が内部記憶手段に記憶されているか否かを判別す
    る判別ステップと、 前記判別ステップにより記受信ステップにより受信した
    識別情報に対応する識別情報が内部記憶手段に記憶され
    ていると判別された場合、前記内部記憶手段に記憶され
    ている情報を用いて前記画像入力装置から入力される文
    字、画像情報の印刷処理を実行する実行ステップとを有
    することを特徴とする画像形成方法。
  21. 【請求項21】 前記実行ステップは、前記判別ステッ
    プにより記受信ステップにより受信した識別情報に対応
    する識別情報が内部記憶手段に記憶されていないと判別
    された場合、前記画像形成装置に接続される外部記憶手
    段に記憶されている情報を用いて前記画像入力装置から
    入力される文字、画像情報の印刷処理を実行することを
    特徴とする請求項20記載の画像形成方法。
  22. 【請求項22】 前記判別ステップにより記受信ステッ
    プにより受信した識別情報に対応する識別情報が内部記
    憶手段に記憶されていないと判別された場合、通信回線
    より情報をダウンロードして前記画像入力装置から入力
    される文字、画像情報の印刷処理を実行することを特徴
    とする請求項20記載の画像形成方法。
  23. 【請求項23】 前記判別ステップにより記受信ステッ
    プにより受信した識別情報に対応する識別情報が内部記
    憶手段に記憶されていないと判別された場合、前記画像
    入力装置より情報をダウンロードして前記画像入力装置
    から入力される文字、画像情報の印刷処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項20記載の画像形成方法。
  24. 【請求項24】 前記情報は、バージョンアップ情報で
    あることを特徴とする請求項20記載の画像形成方法。
  25. 【請求項25】 前記情報は、前記画像入力装置に対応
    した情報であることを特徴とする請求項20記載の画像
    形成方法。
  26. 【請求項26】 前記情報は、2値化処理情報、色処理
    情報、マスキング情報、ガンマ補正情報、解像度情報、
    印字モード情報、または、メディア選択情報であること
    を特徴とする請求項20記載の画像形成方法。
  27. 【請求項27】 前記識別情報は、IDであることを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記識別情報は、バージョン情報を含
    むことを特徴とする請求項27記載の画像形成装置。
  29. 【請求項29】 前記識別情報は、IDであることを特
    徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  30. 【請求項30】 前記識別情報は、バージョン情報を含
    むことを特徴とする請求項29記載の画像形成装置。
  31. 【請求項31】 前記識別情報は、IDであることを特
    徴とする請求項15記載の画像形成方法。
  32. 【請求項32】 前記識別情報は、バージョン情報を含
    むことを特徴とする請求項31記載の画像形成方法。
  33. 【請求項33】 前記識別情報は、IDであることを特
    徴とする請求項20記載の画像形成装置。
  34. 【請求項34】 前記識別情報は、バージョン情報を含
    むことを特徴とする請求項33記載の画像形成方法。
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