JPH10210958A - 食品の品質保存剤 - Google Patents

食品の品質保存剤

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JPH10210958A
JPH10210958A JP4953597A JP4953597A JPH10210958A JP H10210958 A JPH10210958 A JP H10210958A JP 4953597 A JP4953597 A JP 4953597A JP 4953597 A JP4953597 A JP 4953597A JP H10210958 A JPH10210958 A JP H10210958A
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garlic
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extract
food
food quality
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JP4953597A
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Takayasu Ookubo
貴泰 大久保
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ARAMITSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】穀物や乾物類を含む各種食品に害虫が寄生した
り、カビが発生したり、酸化するのを防止する食品の品
質保存剤を提供する。 【解決手段】セラミック固形物にニンニク成分と唐辛子
成分とを担持させたことを特徴とし、これらニンニク成
分や唐辛子成分から揮発されるエキスが防虫、防カビ、
抗酸化作用を奏し、害虫を寄せ付けなくする。よって、
食品の品質を長期に亙り良好に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種食品の品質劣化を
防止する品質保存剤に係り、特に穀物や乾物などに害虫
が寄生したり、害虫が繁殖したり、カビが発生したり、
さらに酸化したりするのを防止して、品質を維持するの
に有効な食品の品質保存剤に関する。
【0002】
【従来の技術】貯蔵穀物や乾物類は、各種害虫の生育す
る環境条件が整うと、これら害虫が寄生し、卵を生み付
け、繁殖することは知られている。例えば米の場合、稲
科の一年生草木であるから少なくとも1年間は保存され
るが、保存温度や湿度の条件によりコクゾウ虫、ココク
ゾウ虫、ノシメマダラメイガ、コナナガシンクイ虫など
の害虫が寄生し易く、また白麹米菌、ベルジモス米菌、
黄変米菌などのカビ類も発生し易い。さらに、穀物に含
まれる脂肪酸などの酸化が経時進行する。
【0003】このような害虫やカビの発生を抑え、かつ
酸化を防止して米を良好な品質状態に保つ品質保存剤と
して、本発明者は、特開平6−38678号公報に記載
されている米の品質保存剤を提案した。
【0004】上記公報に記載の発明は、ニンニク成分と
唐辛子成分を通気性の容器に収容し、この容器を米びつ
や米袋の中に収容するように構成したものである。ニン
ニクに含まれる化学物質のアリシン成分は防虫、防菌、
防カビ作用を奏するものであり、米につく貯穀害虫や微
生物、カビの発生を抑止する効果があり、また唐辛子に
含まれるカプサイシン成分やイソチオシアン酸アリル
(アリルカラシ油)は殺菌、殺虫作用を奏し、しかも抗
酸化性を有することから米に含まれる遊離脂肪酸の分解
を抑え、還元糖の増加を防止し、米の酸化を防止する。
したがって、このような品質保存剤は、米びつや米袋に
収容された米を長期に亘り良好な品質状態に保持するこ
とができる。
【0005】上記公報には、ニンニク粉末と、唐辛子粉
末を混合して錠剤のように固形化し、このような錠剤を
通気孔を開けたプラスチックケースに収容して米びつに
使用する実施例が記載されている。ニンニク粉末と唐辛
子粉末を混合して錠剤化すれば、混合比を一定化するこ
とができ、薬剤(ニンニク、唐辛子)の均質化が可能に
なり、薬効のばらつきを少なくできるなどの利点があ
り、かつ取り扱いも容易になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ニンニク粉末と唐辛子粉末を混合して錠剤化したもの
は、固形形態を保つために乳糖を使用して粉末同士をく
っつけていた。ところが、乳糖はある種の害虫に対して
は食料となり、むしろ害虫を引き寄せる作用がある。例
えば、ノシメマダラメイガの幼虫は、暗くて狭い場所を
好み、糸をはいて巣を作る習性があるが、さらに糖分を
格好の餌食とする。したがって、乳糖を用いてニンニク
と唐辛子を錠剤化すると、ノシメマダラメイガの幼虫が
プラスチックケースの通気孔を通って錠剤に集まってく
る。ノシメマダラメイガの幼虫が錠剤を食べるとニンニ
クに含まれるアリシン成分および唐辛子に含まれるカプ
サイシン成分やイソチオシアン酸アリルがノシメマダラ
メイガを殺す作用を奏する。しかし、このような害虫の
死骸は米に混ざってしまい、このような死骸の混ざった
米を炊いて食べてしまうという心配がある。
【0007】また、乳糖で固形化したものは、ニンニク
や唐辛子の揮発速度が早く、早期に蒸発してしまい、薬
効寿命が短くなるという不具合もある。
【0008】本発明の目的は、穀物や乾物などを含む食
品に害虫が寄生したり、繁殖したり、カビが発生した
り、酸化する、などといった不具合を防止する品質保存
剤であって、この品質保存剤に害虫が寄ってこないよう
にし、かつ薬効寿命も長くなる食品の品質保存剤を提供
しようとするものである。
【0009】なお、穀物とは、米、麦、トウモロコシ、
豆類およびこれらの粉類を含み、また乾物とは、干し樵
茸、カンピョウ、乾燥そうめん、乾燥うどん、乾燥そば
などの乾燥麺を含む。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、セラ
ミック固形物に、ニンニクまたはニンニクの抽出エキス
と、唐辛子または唐辛子の抽出エキスとを担持させた食
品の品質保存剤であり、固形物の母体としてセラミック
を使用したことを特徴とする。
【0011】セラミックは、粘土または鉱物粉末を練っ
て乾燥もしくは焼いて固形化たものであり、このような
セラミック固形物にニンニク成分や唐辛子成分を保持さ
せている。ニンニク成分や唐辛子成分の保持形態は、こ
れらを粉末の状態で混錬したものであっても、またはセ
ラミック固形物にニンニクやと唐辛子から抽出したエキ
スの溶剤を染み込ませて保持させたものであってもよ
い。
【0012】請求項1の発明によれば、セラミック固形
物に含有されたニンニク成分および唐辛子成分からそれ
ぞれの化学成分であるアリシン成分、カプサイシン成分
およびイソチオシアン酸アリルが蒸発され、周囲空間を
これら化学成分の雰囲気にする。ニンニクから発せられ
るアリシン成分は防虫、防菌、防カビ作用を奏し、穀物
や乾物などを含む食品につく害虫や微生物、カビの発生
を抑止する効果があるとともに、唐辛子に含まれるカプ
サイシン成分およびイソチオシアン酸アリルは殺菌、殺
虫作用を奏し、しかも抗酸化性を有することから食品の
酸化を抑える。したがって、このような品質保存剤は、
食品の品質を長期に亘り良好な状態に保持することがで
きる。
【0013】加えて、ニンニク成分および唐辛子成分の
固形母体(担持体)として鉱物からなるセラミック固形
物を用いたから、この固形母体は害虫の食物にならず、
害虫を寄せ付ける作用を奏しない。害虫はアリシン成分
やカプサイシン成分およびイソチオシアン酸アリルの雰
囲気を嫌うようになり、これらの成分は害虫に対する忌
避作用を発揮することから、害虫はこのような雰囲気か
ら逃げ出すようになる。
【0014】さらに、ニンニク成分および唐辛子成分は
セラミック固形物に含有されているから、これらの成分
の揮発成分はセラミックの細孔を通じてゆっくり放出さ
れることになり、長期間に亘り徐々に蒸発される。この
ため薬効寿命が長くなる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1に記載の食品
の品質保存剤は、鉱石粉末または鉱物粘土からなるセラ
ミック原料と、ニンニク粉末と、唐辛子粉末が混合され
て固形化されていることを特徴とする。
【0016】請求項2の発明によれば、ニンニクおよび
唐辛子を粉末の状態でセラミック原料に混ぜ合わせてあ
るから、ニンニクおよび唐辛子の秤量が容易であり、成
分比の管理が高精度に行える。
【0017】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の食品の品質保存剤において、セラミックが含
水マグネシウム珪酸塩であることを特徴とする。
【0018】含水マグネシウム珪酸塩は、水分を吸着す
るから穀物や乾物類などの食品に含まれる水分を吸着
し、乾燥状態を保ち、品質の劣化を抑制する。しかも、
含水マグネシウム珪酸塩は、紙、化粧品、医薬品の増量
剤として知られており、このようなマグネシウム珪酸塩
をニンニクや唐辛子の担持母体として用いれば、無害で
あり、増量作用も兼ねることができる。また、例え誤っ
て食したとしても、人畜に無害である。
【0019】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれか一に記載の食品の品質保存剤において、セ
ラミック固形物が15〜50重量%と、ニンニクまたは
その抽出エキスが20〜60重量%と、唐辛子またはそ
の抽出エキスが10〜40重量%の割合で混合されてい
ることを特徴とする。
【0020】請求項4の発明によれば、セラミック固形
物が15〜50重量%の割合に規制されているから、固
形物としての形態を維持することができる。セラミック
固形物が15重量%未満であると、担持母体として強度
が保てない。セラミック固形物が50重量%を越える
と、これに含有されるニンニク成分および唐辛子成分の
混合量が少なくなり、品質保存剤としての機能が低下す
る。
【0021】また、ニンニクまたはその抽出エキスの混
合割合を20〜60重量%にしたから、アリシン成分の
蒸発量が最適になる。ニンニクまたはその抽出エキスの
混合量が20重量%未満であると、防虫、防菌、防カビ
機能が低くなり、逆にニンニクまたはその抽出エキスの
混合量が60重量%を越えると唐辛子成分の量が少なく
なるため唐辛子成分の殺菌、殺虫作用が果たせなくな
る。
【0022】唐辛子またはその抽出エキスの混合割合を
10〜40重量%にしたから、カプサイシン成分やイソ
チオシアン酸アリルの蒸発量が好条件になる。唐辛子ま
たはその抽出エキスが10重量%未満であると、殺菌、
殺虫作用が少なくなり、かつ酸化防止能力も低くなる。
唐辛子成分が40重量%を越えるとその分ニンニク成分
の混合量が少なくなり、防虫、防菌、防カビ作用が低く
なる。
【0023】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれか一に記載の食品の品質保存剤において、ワ
サビまたはワサビの抽出エキスが混合されていることを
特徴とする。ワサビは、これに含まれるイソチオシアン
酸アリル(アリルカラシ油)が強い抗菌作用を奏するの
で、ワサビを混ぜると抗菌機能が強化される。
【0024】請求項6の発明は、請求項5に記載の食品
の品質保存剤において、ワサビまたはワサビの抽出エキ
スが1〜15重量%の割合で混合されていることを特徴
とする。
【0025】ワサビ成分の混合量を1〜15重量%にし
たから、ワサビを混ぜる効果が発揮される。ワサビ成分
の混合量が1重量%未満であると、抗菌作用が低くな
り、ワサビを混ぜようとする当初の効果が発揮されず、
また15重量%を越えると、ニンニク成分や唐辛子成分
の混合量が減り、これらの作用が低下するとともに、ワ
サビ特有の刺激臭が強くなり、不快感を発するようにな
る。
【0026】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6のいずれか一に記載の食品の品質保存剤において、シ
ソまたはシソの抽出エキスが混合されていることを特徴
とする。シソは、これから抽出される化学物質のチモー
ル、リナロール、シネオール、ボルネオールなどが、抗
カビ、抗酸化作用を奏する。したがって、シソまたはそ
の抽出エキスを加えると、穀物や乾物などの食品にカビ
が発生するのを抑止し、かつ酸化を抑えることができ、
品質保存機能が強化される。
【0027】請求項8の発明は、請求項7に記載の食品
の品質保存剤において、シソまたはシソの抽出エキスが
1〜10重量%の割合で混合されていることを特徴とす
る。
【0028】シソ成分の混合量を1〜10重量%にした
から、シソを混ぜる効果が発揮される。シソ成分の混合
量が1重量%未満であると、防カビ、酸化防止作用が低
くなり、シソを混ぜようとする当初の機能が発揮され
ず、また10重量%を越えると、ニンニク成分や唐辛子
成分の混合量が減り、これらの作用が低下する。
【0029】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
8のいずれか一に記載の食品の品質保存剤において、竹
エキスが混合されていることを特徴とする。竹エキス
は、キノン誘導体からなる抗菌成分を有しており、竹エ
キスを混合すると抗菌、抗カビ、酸化防止などの機能が
向上する。
【0030】請求項10の発明は、請求項9に記載の食
品の品質保存剤において、竹エキスが0.1〜5重量%
の割合で混合されていることを特徴とする。
【0031】竹エキスの混合量を0.1〜5重量%にし
たから、抗菌作用が向上する。竹エキスの混合量が0.
1重量%未満であると、抗菌、防カビ、酸化防止作用が
低くなり、また5重量%を越えると、ニンニク成分や唐
辛子成分の混合量が減り、これらの作用が低下する。
【0032】請求項11の発明は、請求項1ないし請求
項10のいずれか一に記載の食品の品質保存剤におい
て、ヒノキチオールが担持されていることを特徴とす
る。ヒノキチオールは、強い抗菌作用を奏し、ヒノキチ
オールを混合するとカビや雑菌の繁殖を抑止するのに効
果がある。
【0033】請求項12の発明は、請求項11に記載の
食品の品質保存剤において、ヒノキチオールが0.1〜
10重量%の割合で混合されていることを特徴とする。
【0034】ヒノキチオールの混合量を0.1〜10重
量%にしたから、ヒノキチオールを混ぜる効果が発揮さ
れる。ヒノキチオールの混合量が0.1重量%未満であ
ると、抗菌作用が低くなり、ヒノキチオールを混ぜよう
とする当初の目的が達成されず、また10重量%を越え
ると、ニンニク成分や唐辛子成分の混合量が減り、これ
らの作用が低下する。
【0035】請求項13の発明は、請求項1ないし請求
項12のいずれか一に記載の食品の品質保存剤が、顆粒
状、球状、板状、柱状、円筒状、またはその他の成形体
のいづれかの形態であることを特徴とする。
【0036】請求項1ないし請求項12の品質保存剤は
セラミック固形物を担持母体とするからその形状を任意
にすることができ、よって、請求項1のように、その用
途に応じた形状を適宜成形することができる。
【0037】請求項14の発明は、請求項1ないし請求
項13のいずれか一に記載の食品の品質保存剤は、通気
性の入れ物に収容されていることを特徴とする。請求項
14の発明によれば、所定量の品質保持剤を単一の入れ
物に収容することができ、取り扱いが容易になり、また
能力に応じて所要量の品質保存剤を小分けして包装する
こともできる。
【0038】なお、通気性の入れ物とは、金属、プラス
チック、紙、布、繊維、セラミックなどにて形成された
箱、袋、網などを含む。
【0039】請求項15の発明は、請求項1ないし請求
項14のいずれか一に記載の食品の品質保存剤は、米び
つまたは米袋に入れて米の品質保存に使用されることを
特徴とする。請求項15の発明によれば、米びつまたは
米袋に入れた米の品質を長期に亙り、良好に維持する。
【0040】
【発明の実施の形態】以下本発明について実施例にもと
づき説明する。
【0041】(第1の実施例)図面は本発明をお米の品
質保存剤に適用した例を示すもので、米びつに入れて使
用する。図1はお米の品質保存剤を収容したプラスチッ
クケースの斜視図、図2はその分解した斜視図、図3は
顆粒状品質保存剤の構造を示す図である。
【0042】図において1は、本発明の通気性入れ物に
該当するプラスチックケースであり、例えばポリプロピ
レン樹脂または生物分解プラスチックにて形成されてい
る。
【0043】なお、ケース1を生物分解プラスチック、
例えば三井東圧化学株式会社製レイシア(商品名)にて
形成すれば、この種の生物分解プラスチックは糖やでん
粉から得られた乳酸を原料とするものであるから、微生
物にて分解可能であり、よって使用後は堆肥にて分解可
能であり、また焼却温度が低いので一般家庭からゴミと
して出されても焼却処理が容易であり、よってゴミ処理
の問題を解消するのに有効である。
【0044】上記ケース1は、前面ケース1aと背面ケ
ース1bにより形成されており、これら前面ケース1a
と背面ケース1bを衝合して構成されている。これら前
面ケース1aと背面ケース1bは係止爪2…にて相互に
結合されている。これら前面ケース1aおよび背面ケー
ス1bにはそれぞれ通気孔3…が形成されている。上記
ケース1には図3に示される顆粒状の品質保存剤5…が
収容されている。顆粒状品質保存剤5…は通気性袋6に
収容されている。この通気性袋6は例えば不織紙や不織
布などからなる。
【0045】図3に示された顆粒状品質保存剤5は、セ
ラミック固形物に、ニンニク成分と、唐辛子成分と、ワ
サビの成分および酸化防止剤とが含有されたものであ
り、直径2〜4mm、長さ3〜5mmの円柱状顆粒形に
形成されている。
【0046】セラミック固形物は、ニンニク成分、唐辛
子成分およびワサビの成分を保持する母体であり、セラ
ミック原料として知られる鉱石粉末または鉱物粘土から
形成されており、例えば含水マグネシウム珪酸塩により
形成されている。マグネシウム珪酸塩としては、例えば
タルク(滑石=Mg3Si4O10(OH)2)が有効
である。
【0047】ニンニク成分はニンニク粉末を用いてお
り、唐辛子成分は唐辛子粉末を用いている。また、ワサ
ビ成分も粉末を用いている。酸化防止剤は、ソルビン酸
カリウムなどが有効である。
【0048】下記に成分比の一例を示す。
【0049】このような原料粉末を精製水で練って粘土
状にし、これを顆粒状に成形し、この顆粒を温風で乾燥
して固化すれば、固形状の品質保存剤5を作ることがで
きる。
【0050】このような顆粒状品質保存剤5は、上記し
たように通気性袋6に所定数づつ分封し、この袋6をプ
ラスチックケース1に収容してある。
【0051】次にこのような品質保存剤の使用方法およ
び作用を説明する。プラスチックケース1を精米と一緒
に米びつの中に収容する。この場合、ケース1を図示し
ない吸盤などを用いて米びつの壁に接着させておくとよ
い。このようにすれば、ケース1に収容した品質保存剤
5のニンニク成分から化学物質のアリシンが蒸発される
とともに、唐辛子成分からカプサイシンおよびイソチオ
シアン酸アリル(アリルカラシ油)が蒸発され、かつワ
サビからこれに含まれるイソチオシアン酸アリルが揮発
される。これら化学物質の揮発成分は米びつ内に拡散
し、米びつ内の空間はこれら揮発成分の雰囲気になる。
【0052】このため、ニンニクのアリシン成分が防
虫、防菌、防カビ作用を奏し、米に貯穀害虫や微生物、
カビが発生するのを抑止する。また、唐辛子に含まれる
カプサイシン成分およびイソチオシアン酸アリルが殺
菌、殺虫作用を奏し、よって貯穀害虫、微生物およびカ
ビの発生を防止し、かつ強い抗酸化性を有することから
米に含まれるリパーゼやアミラーゼの作用を抑え、遊離
脂肪酸の分解を抑え、還元糖の増加を防止することにな
り、アルデヒドの生成を防止して米の酸化を防止する。
さらに、ワサビからはイソチオシアン酸アリルが蒸発さ
れ、強い抗菌作用を奏するので抗菌機能が強化される。
【0053】したがって、米びつに収容された米に害虫
や微生物、カビなどが発生するのを抑止し、米の酸化も
防止するので、米を長期に亘り良好な品質状態に保持す
ることができる。
【0054】また、米びつ内を上記各揮発成分の雰囲気
に保つから、米びつの外部から害虫が侵入しようとして
も、忌避作用を生じ、害虫を寄せ付けなくする。特に、
コクゾウ虫、ココクゾウ虫、ノシメマダラメイガ、コナ
ナガシンクイ虫、ケシキスイ虫などから米を守るのに有
効である。
【0055】しかも、上記実施例では、ニンニク、唐辛
子およびワサビを保持する固形母体(担持体)としてセ
ラミック固形物、具体的には含水マグネシウム珪酸塩を
用いたから、この母体が害虫の食物にならず、害虫を寄
せ付ける作用をしなくなる。そして、含水マグネシウム
珪酸塩は、水分を吸着するので米に含まれる水分を吸着
し、米を乾燥状態を保つようになり、水分による品質の
劣化を抑制する。
【0056】さらに、ニンニク、唐辛子およびワサビは
セラミック固形物に含有されているから、これらの成分
の蒸発がセラミックの細孔を通じてゆっくり行われるよ
うになり、一挙に揮発することがなく、長期に亘り徐々
に蒸発されるようになり、薬効寿命が長くなる。
【0057】上記第1の実施例では、ニンニクと唐辛子
に加えてワサビを添加した例を示したが、ワサビは省略
してもよい。
【0058】(第2の実施例)上記第1の実施例では、
品質保存剤5が図3に示されるように、円柱状顆粒形に
形成された例を説明したが、品質保存剤5は図4に示さ
れる第2の実施例のように、丸薬(球)、錠剤、板状、
柱状、円筒状、またはその他の成形体のいずれかの形態
であってもよい。
【0059】(第3の実施例)次に第3の実施例につい
て説明する。この実施例では、ワサビに代わってシソを
用いた場合であり、構造および使用例は第1の実施例を
同様であってもよい。
【0060】セラミック固形物は、マグネシウム珪酸塩
により形成されており、ニンニク成分はニンニク粉末を
用いており、唐辛子成分は唐辛子粉末を用いている。ま
た、シソはシソ葉粉末を用いている。
【0061】下記に成分比の一例を示す。
【0062】このような原料も第1の実施例と同様に、
精製水で練って粘土状にし、これを顆粒状に成形し、こ
の顆粒を温風で乾燥することにより固化する。これによ
り固形状の品質保存剤を作ることができる。
【0063】シソは チモール、リナロール、シネオー
ル、ボルネオールなどの化学物質を含み、これら化学物
質は抗カビ、抗酸化作用を奏する。したがって、ニンニ
クおよび唐辛子にシソを加えると、ニンニク、唐辛子の
作用に加えて、シソが穀物や乾物にカビの発生するのを
抑止し、かつ酸化を抑えることができ、ゆえに品質保存
機能を強化することができる。
【0064】(第4の実施例)第4の実施例は、ニンニ
ク、唐辛子およびシソに加えて、抗菌剤としてヒノキチ
オールを加えた例である。ヒノキチオールは粉末の形態
でも溶剤の形態でも使用できる。
【0065】この成分比の一例を示す。
【0066】本実施例は、セラミック原料の粉末と、ニ
ンニク粉末、唐辛子粉末およびシソ葉粉末を上記の割合
で混合し、この混合粉末をヒノキチオールを含む水溶液
で練って粘土状にし、これを顆粒状に成形したのち、こ
の顆粒を温風で乾燥することにより固化し、固形状の品
質保存剤を作ることができる。
【0067】または、セラミック原料の粉末と、ニンニ
ク粉末、唐辛子粉末およびシソ葉粉末を上記の割合で混
合し、この混合粉末を精製水で練って粘土状にし、これ
を顆粒状に成形し、この顆粒を温風で乾燥することによ
り固化し、固形状の品質保存剤を作った後、これをヒノ
キチオール水溶液に浸漬すれば、セラミック構造物の細
孔内にヒノキチオールが含侵された状態で保持される。
【0068】したがって、上記いずれの製造方法であっ
ても、セラミック固形物に、ニンニク、唐辛子およびシ
ソの粉末が分散して保持され、かつヒノキチオールが含
侵された状態で保持されるから、ニンニクのアリシン成
分が防虫、防菌、防カビ作用を奏し、唐辛子に含まれる
カプサイシン成分およびイソチオシアン酸アリルが殺
菌、殺虫作用を奏し、かつ強い抗酸化性を奏し、かつシ
ソに含まれるチモール、リナロール、シネオール、ボル
ネオールなどの化学物質が抗カビ、抗酸化作用を奏す
る。加えてヒノキチオールが抗菌作用を奏するようにな
る。よって、米に害虫や微生物、カビなどが発生するの
を抑止し、米の酸化も防止するので、米を長期に亘りり
良好な品質状態に保持することができる。
【0069】(第5の実施例)第5の実施例は、ニンニ
クおよび唐辛子に加えて、シソ、竹エキスおよびヒノキ
チオールを混合した例である。
【0070】この場合の成分比の一例を示す。
【0071】この実施例では、セラミック固形物に、ニ
ンニク、唐辛子およびシソ葉粉末が分散して保持され、
かつ竹エキスおよびヒノキチオールが含侵された状態で
保持されるから、ニンニクのアリシン成分が防虫、防
菌、防カビ作用を奏し、唐辛子に含まれるカプサイシン
成分およびイソチオシアン酸アリルが殺菌、殺虫および
抗酸化作用を奏する。さらに、シソは、チモール、リナ
ロール、シネオール、ボルネオールなどの化学物質が抗
カビ、抗酸化作用を奏する。
【0072】加えて竹エキスは、キノン誘導体からなる
抗菌成分を有しており、このような竹エキスを混合する
と抗菌、抗カビ、酸化防止などの機能が向上する。さら
に、ヒノキチオールが抗菌作用を奏するようになる。
【0073】よって、米に害虫や微生物、カビなどが発
生するのを抑止し、米の酸化も防止するので、米を長期
に亘り良好な品質状態に保持することができる。
【0074】上記各実施例では、米の品質保存剤につい
て説明したが、本発明は米に限らず、麦、トウモロコ
シ、豆類およびこれらの粉を含む穀物であってもよく、
また干し椎茸、カンピョウ、乾燥そうめん、乾燥うど
ん、乾燥そばなどの乾燥麺を含む乾物であっても実施可
能である。
【0075】さらには、本発明の品質保存剤は、穀物や
乾物類に限らず、食品全般に亙り品質の維持に有効であ
る。
【0076】また、上記各実施例では、ニンニク、唐辛
子に加えてシソやワサビまたは竹エキスもしくはヒノキ
チオールを混合した例を説明したが、シソやワサビまた
は竹エキスもしくはヒノキチオールは使用しても、また
は使用し無くてもよく、もしくはこれらを複数種同時に
用いてもよい。さらに、これらとは別に、またはこれら
に加えて、わらび、オニオン、ローズマリー、セイジ、
シナモン、ちょうじ(クローブ)、はっか、こしょう、
さんしょう、マスタード、ジンジャー等の香辛料を併用
してもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
ラミック固形物にニンニク成分と唐辛子成分とを担持さ
せたから、すなわち固形物の母体としてセラミックを使
用したので、固形母体が害虫の食物にならず、害虫を寄
せ付ける作用をしない。害虫はセラミックに保持された
ニンニク成分や唐辛子成分から揮発される成分を嫌って
このような雰囲気から逃げ出すようになり、穀物や乾物
類などを含む各種食品の長期保存に有効である。
【0078】さらに、ニンニク成分および唐辛子成分は
セラミック固形物に含有されているから、これらの成分
の揮発成分はセラミックの細孔を通じてゆっくり放出さ
れることになり、長期間に亘り徐々に蒸発されるため薬
効寿命が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、米の品質保存剤を収
容したプラスチックケースの斜視図。
【図2】図1のプラスチックケースを分解した斜視図。
【図3】同実施例の米の品質保存剤の斜視図。
【図4】他の実施例の米の品質保存剤の斜視図。
【符号の説明】
1…プラスチックケース 3…通気孔 5…品質保存剤 6…通気性袋

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック固形物に、ニンニクまたはニ
    ンニクの抽出エキスと、唐辛子または唐辛子の抽出エキ
    スが担持されていることを特徴とする食品の品質保存
    剤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の食品の品質保存剤にお
    いて、鉱石粉末または鉱物粘土からなるセラミック原料
    と、ニンニク粉末と、唐辛子粉末が混合されて固形化さ
    れていることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の食品の
    品質保存剤において、セラミック原料がマグネシウム珪
    酸塩であることを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか一に
    記載の食品の品質保存剤において、セラミック固形物が
    15〜50重量%と、ニンニクまたはニンニクの抽出エ
    キスが20〜60重量%と、唐辛子または唐辛子の抽出
    エキスが10〜40重量%の割合で混合されていること
    を特徴とする。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか一に
    記載の食品の品質保存剤において、ワサビまたはワサビ
    の抽出エキスが混合されていることを特徴とする。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の食品の品質保存剤にお
    いて、ワサビまたはワサビの抽出エキスが1〜15重量
    %の割合で混合されていることを特徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか一に
    記載の食品の品質保存剤において、シソまたはシソの抽
    出エキスが混合されていることを特徴とする。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の食品の品質保存剤にお
    いて、シソまたはシソの抽出エキスが1〜10重量%の
    割合で混合されていることを特徴とする。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれか一に
    記載の食品の品質保存剤において、竹エキスが混合され
    ていることを特徴とする。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の食品の品質保存剤に
    おいて、竹エキスが0.1〜5重量%の割合で混合され
    ていることを特徴とする。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    一に記載の食品の品質保存剤において、ヒノキチオール
    が担持されていることを特徴とする。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の食品の品質保存剤
    において、ヒノキチオールが0.1〜10重量%の割合
    で混合されていることを特徴とする。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項12のいずれか
    一に記載の食品の品質保存剤は、顆粒状、球状、板状、
    柱状、円筒状、またはその他の成形体の形態であること
    を特徴とする。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    一に記載の食品の品質保存剤は、通気性の入れ物に収容
    されていることを特徴とする。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし請求項14のいずれか
    一に記載の食品の品質保存剤は、米びつまたは米袋に入
    れて米の品質保存に使用されることを特徴とする。
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