JPH10105623A - 階層型ワークフロー管理方法及びワークフロー書類回覧方法 - Google Patents
階層型ワークフロー管理方法及びワークフロー書類回覧方法Info
- Publication number
- JPH10105623A JPH10105623A JP8256039A JP25603996A JPH10105623A JP H10105623 A JPH10105623 A JP H10105623A JP 8256039 A JP8256039 A JP 8256039A JP 25603996 A JP25603996 A JP 25603996A JP H10105623 A JPH10105623 A JP H10105623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workflow
- partial
- information
- node
- partial process
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/10—Office automation; Time management
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/06—Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
- G06Q10/063—Operations research, analysis or management
- G06Q10/0631—Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
- G06Q10/06316—Sequencing of tasks or work
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワークフローの登録、管理及びワークフロー
運用中のプロセスのメンテナンスを効率的に行う。 【解決手段】 業務や書類回覧の順序を複数の部分プロ
セスに分割して、各部分プロセス毎にワークフロー定義
情報を登録したプロセステーブル９００、部分プロセス
全体の管理情報を格納するプロセス管理テーブル１００
０を設ける。運用時、案件の流れる順序や進捗情報など
を記録する案件管理テーブル１１００には、プロセスを
構成する各部分プロセス間を案件が遷移する度に次に遷
移する部分プロセスの順序情報などを記録する。また、
部分プロセス毎に、運用を停止し再開を待つ案件の情報
を停止案件テーブル１２００に格納する。
運用中のプロセスのメンテナンスを効率的に行う。 【解決手段】 業務や書類回覧の順序を複数の部分プロ
セスに分割して、各部分プロセス毎にワークフロー定義
情報を登録したプロセステーブル９００、部分プロセス
全体の管理情報を格納するプロセス管理テーブル１００
０を設ける。運用時、案件の流れる順序や進捗情報など
を記録する案件管理テーブル１１００には、プロセスを
構成する各部分プロセス間を案件が遷移する度に次に遷
移する部分プロセスの順序情報などを記録する。また、
部分プロセス毎に、運用を停止し再開を待つ案件の情報
を停止案件テーブル１２００に格納する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークフローシス
テムにおけるワークフロー管理方法及び書類回覧方法に
関し、特に書類回覧中における回覧経路変更の際に好適
な階造型ワークフロー管理方法及びそれを用いたワーク
フロー書類回覧方法に関する。
テムにおけるワークフロー管理方法及び書類回覧方法に
関し、特に書類回覧中における回覧経路変更の際に好適
な階造型ワークフロー管理方法及びそれを用いたワーク
フロー書類回覧方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】オフィスにおける書類の回覧業務の効率
を向上させる情報処理システムの一つとして、ワークフ
ローシステムがある。ここでワークフローシステムと
は、例えば日経コンピュータ１９９４年５．２号（日経
ＢＰ社）ｐｐ．５７〜６０に記載のように、複数の人間
が書類や情報をやり取りしながら共同作業を行うような
業務において、書類や情報を電子化して、ネットワーク
上で回覧を行うことで作業の効率を上げることを目的と
したシステムである。
を向上させる情報処理システムの一つとして、ワークフ
ローシステムがある。ここでワークフローシステムと
は、例えば日経コンピュータ１９９４年５．２号（日経
ＢＰ社）ｐｐ．５７〜６０に記載のように、複数の人間
が書類や情報をやり取りしながら共同作業を行うような
業務において、書類や情報を電子化して、ネットワーク
上で回覧を行うことで作業の効率を上げることを目的と
したシステムである。
【０００３】ワークフローシステムは、業務の順序やル
ールを予め計算機（ワークフローサーバ）上に登録して
おくことにより、端末（ワークフロークライアント）を
介して、書類や情報を自動的に回覧することができる。
この業務の順序やルールをプロセスと呼ぶ。
ールを予め計算機（ワークフローサーバ）上に登録して
おくことにより、端末（ワークフロークライアント）を
介して、書類や情報を自動的に回覧することができる。
この業務の順序やルールをプロセスと呼ぶ。
【０００４】従来技術では、プロセスの登録時、異なる
プロセス毎に、それぞれの全定義情報をワークフローサ
ーバ内に別々に格納する。このとき、新しく登録するプ
ロセスが既存のプロセスと類似したものである時は、そ
の定義情報をコピーして変更を加えることにより、定義
作業の手間を軽減できる。ただし、この時も、全定義情
報はプロセス毎に別々にワークフローサーバに保存され
る。登録したプロセスを変更する時は、別途ワークフロ
ーサーバ上に新しいプロセスを登録し、古いプロセスは
必要に応じて削除する。これらのプロセスの定義や変更
は、プロセス毎に管理者を設定して定義や変更の権限を
与えている。
プロセス毎に、それぞれの全定義情報をワークフローサ
ーバ内に別々に格納する。このとき、新しく登録するプ
ロセスが既存のプロセスと類似したものである時は、そ
の定義情報をコピーして変更を加えることにより、定義
作業の手間を軽減できる。ただし、この時も、全定義情
報はプロセス毎に別々にワークフローサーバに保存され
る。登録したプロセスを変更する時は、別途ワークフロ
ーサーバ上に新しいプロセスを登録し、古いプロセスは
必要に応じて削除する。これらのプロセスの定義や変更
は、プロセス毎に管理者を設定して定義や変更の権限を
与えている。
【０００５】ワークフローで書類を回覧する場合は，定
義上の最初の回覧者から順番に書類を回覧する。途中で
回覧を停止させる場合には、一般にプロセスそのもの
を、回覧中の全案件ごと停止させる。なお、案件毎に一
時停止させるものもある。
義上の最初の回覧者から順番に書類を回覧する。途中で
回覧を停止させる場合には、一般にプロセスそのもの
を、回覧中の全案件ごと停止させる。なお、案件毎に一
時停止させるものもある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の方法にお
いては、次のような問題がある。 （１）既登録プロセスの流用 既登録プロセスの変更やプロセスの新規定義時に既存の
プロセスをコピーして流用する時、既存プロセスの一部
については変更あるいは不備があり、流用を制限したい
時も、それを抑制する手立てが無い。
いては、次のような問題がある。 （１）既登録プロセスの流用 既登録プロセスの変更やプロセスの新規定義時に既存の
プロセスをコピーして流用する時、既存プロセスの一部
については変更あるいは不備があり、流用を制限したい
時も、それを抑制する手立てが無い。
【０００７】（２）既登録プロセスの変更 業務や組織が変更され、それに伴ってプロセスの変更を
しなければならないとき，変更された業務や組織を含む
すべてのプロセスに関して手作業でメンテナンスをしな
ければならず、煩雑である。また、新しく登録するプロ
セスが既存のプロセスと類似したものであっても、全く
別のプロセスとしてワークフローサーバに登録しなけれ
ばならないため、類似したプロセスが多数存在する場合
は計算機の記録領域を同じデータが浪費してしまう。既
存プロセスの一部を変更する時にも、変更していない部
分も含めたプロセス全体をワークフローサーバに再登録
しなければならず、記録領域が無駄である。
しなければならないとき，変更された業務や組織を含む
すべてのプロセスに関して手作業でメンテナンスをしな
ければならず、煩雑である。また、新しく登録するプロ
セスが既存のプロセスと類似したものであっても、全く
別のプロセスとしてワークフローサーバに登録しなけれ
ばならないため、類似したプロセスが多数存在する場合
は計算機の記録領域を同じデータが浪費してしまう。既
存プロセスの一部を変更する時にも、変更していない部
分も含めたプロセス全体をワークフローサーバに再登録
しなければならず、記録領域が無駄である。
【０００８】（３）プロセスの部分的変更 従来はプロセス毎に管理者を設定するため、プロセスの
ごく一部の変更要求に対しても、全てその管理者が対応
しなければならない。大規模なプロセスで、各小部門か
ら、各組織内の微細なプロセス変更をばらばらに要求さ
れた場合に管理が煩雑である。
ごく一部の変更要求に対しても、全てその管理者が対応
しなければならない。大規模なプロセスで、各小部門か
ら、各組織内の微細なプロセス変更をばらばらに要求さ
れた場合に管理が煩雑である。
【０００９】（４）登録プロセスのテスト 登録したプロセスのテストを行う場合に、テストを行い
たい箇所がプロセス全体のごく一部であっても、テスト
案件をプロセスの最初の回覧者から順々に処理しなけれ
ばならず、非効率である。
たい箇所がプロセス全体のごく一部であっても、テスト
案件をプロセスの最初の回覧者から順々に処理しなけれ
ばならず、非効率である。
【００１０】（５）運用中のプロセスの切り替え 更新されたプロセスがサーバに登録される前に（従来の
プロセス上で）開始された案件については、たとえプロ
セスの変更部分に案件が到達する前に更新プロセスがサ
ーバに登録されても、従来のプロセスで処理されてしま
い、新規に投入される案件しか更新プロセスで処理する
ことができない。更新プロセスがサーバに登録された時
点で、以降の案件は新プロセスで（旧来のプロセスと平
行して）流す必要がある。
プロセス上で）開始された案件については、たとえプロ
セスの変更部分に案件が到達する前に更新プロセスがサ
ーバに登録されても、従来のプロセスで処理されてしま
い、新規に投入される案件しか更新プロセスで処理する
ことができない。更新プロセスがサーバに登録された時
点で、以降の案件は新プロセスで（旧来のプロセスと平
行して）流す必要がある。
【００１１】（６）運用中のプロセスの部分的停止 組織変更や新製品情報の守秘などの理由によりある一定
の人達への回覧を保留したいとき、各プロセスの案件毎
の一時停止では、複数のプロセスを複数の案件が流れて
いる時は、その１つ１つに一時停止処理をしなければな
らない。また、新規に投入される案件についても常時監
視していなければならず、非効率である。さらに、プロ
セスの一時停止時には、停止すべき箇所以外の部分まで
業務が停止してしまい、処理が遅延してしまう。停止該
当箇所の直前でプロセスを停止したい時は、管理者がそ
れを見計らって停止処理を行う必要がある。
の人達への回覧を保留したいとき、各プロセスの案件毎
の一時停止では、複数のプロセスを複数の案件が流れて
いる時は、その１つ１つに一時停止処理をしなければな
らない。また、新規に投入される案件についても常時監
視していなければならず、非効率である。さらに、プロ
セスの一時停止時には、停止すべき箇所以外の部分まで
業務が停止してしまい、処理が遅延してしまう。停止該
当箇所の直前でプロセスを停止したい時は、管理者がそ
れを見計らって停止処理を行う必要がある。
【００１２】本発明の第１の目的は，既存のプロセスに
対する変更やメンテナンスの際に効率的なワークフロー
管理方法を提供することにある。本発明の第２の目的
は、類似したプロセスを定義する際に定義の手間を軽減
し、ワークフローサーバのディスク領域を節約するワー
クフロー管理方法を提供することにある。本発明の第３
の目的は，プロセス定義時における既存プロセス流用の
制限を効率的に実現するワークフロー管理方法を提供す
ることにある。本発明の第４の目的は、運用中のプロセ
スの変更に対して各案件が柔軟に対応できるワークフロ
ー書類回覧方法を提供することにある。本発明の第５の
目的は、ある一部の回覧者に対する回覧の一時停止を効
率的に実現し、また、その際に他の部分に影響を与えな
いワークフロー書類回覧方法を提供することにある。本
発明の第６の目的は、案件回覧をプロセスの途中から開
始することを可能とするワークフロー書類回覧方法を提
供することにある。
対する変更やメンテナンスの際に効率的なワークフロー
管理方法を提供することにある。本発明の第２の目的
は、類似したプロセスを定義する際に定義の手間を軽減
し、ワークフローサーバのディスク領域を節約するワー
クフロー管理方法を提供することにある。本発明の第３
の目的は，プロセス定義時における既存プロセス流用の
制限を効率的に実現するワークフロー管理方法を提供す
ることにある。本発明の第４の目的は、運用中のプロセ
スの変更に対して各案件が柔軟に対応できるワークフロ
ー書類回覧方法を提供することにある。本発明の第５の
目的は、ある一部の回覧者に対する回覧の一時停止を効
率的に実現し、また、その際に他の部分に影響を与えな
いワークフロー書類回覧方法を提供することにある。本
発明の第６の目的は、案件回覧をプロセスの途中から開
始することを可能とするワークフロー書類回覧方法を提
供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的の実
現を、（１）プロセスの階層的な登録、（２）プロセス
流用制限情報の付加、（３）プロセスの階層的な管理、
（４）プロセスの階層的変更、（５）プロセスの階層的
停止の各手段によって達成する。
現を、（１）プロセスの階層的な登録、（２）プロセス
流用制限情報の付加、（３）プロセスの階層的な管理、
（４）プロセスの階層的変更、（５）プロセスの階層的
停止の各手段によって達成する。
【００１４】（１）プロセスの階層的な登録 ワークフローシステムに登録するプロセスを複数の部分
に分割し（分割した各プロセスを部分プロセスと呼
ぶ）、この各々を独立したプロセスとして計算機（ワー
クフローサーバ）に登録する。分割は組織や業務の区切
り等を基準とする。また、新たにプロセスを登録する際
に、既に登録した部分プロセスを任意に組合わせること
で、新プロセスを定義する。これにより、業務や組織変
更によりプロセスに変更がなされる場合は、変更の対象
となる部分プロセスだけメンテナンスすれば、それを組
合わせて定義されているプロセス全てに反映できるの
で、管理者は１回のメンテナンスだけで済み効率的であ
る。変更に関係ない部分プロセスについては、ブラック
ボックスとして利用可能である。また、類似したプロセ
スや既存プロセスを一部変更したプロセスを登録する時
に、変更していない部分の部分プロセスはプロセス間で
共有できるので、ワークフローサーバの記録領域が節約
できる。また、テストなどの場合に書類をプロセスの途
中から投入したい場合、テスト該当部分を構成する部分
プロセスを組合わせて新たなプロセスをテスト用に登録
すれば、全体プロセスの最初から順に書類を流す必要は
なくなるので効率的にテストできる。
に分割し（分割した各プロセスを部分プロセスと呼
ぶ）、この各々を独立したプロセスとして計算機（ワー
クフローサーバ）に登録する。分割は組織や業務の区切
り等を基準とする。また、新たにプロセスを登録する際
に、既に登録した部分プロセスを任意に組合わせること
で、新プロセスを定義する。これにより、業務や組織変
更によりプロセスに変更がなされる場合は、変更の対象
となる部分プロセスだけメンテナンスすれば、それを組
合わせて定義されているプロセス全てに反映できるの
で、管理者は１回のメンテナンスだけで済み効率的であ
る。変更に関係ない部分プロセスについては、ブラック
ボックスとして利用可能である。また、類似したプロセ
スや既存プロセスを一部変更したプロセスを登録する時
に、変更していない部分の部分プロセスはプロセス間で
共有できるので、ワークフローサーバの記録領域が節約
できる。また、テストなどの場合に書類をプロセスの途
中から投入したい場合、テスト該当部分を構成する部分
プロセスを組合わせて新たなプロセスをテスト用に登録
すれば、全体プロセスの最初から順に書類を流す必要は
なくなるので効率的にテストできる。
【００１５】（２）プロセス流用制限情報の付加 登録した部分プロセス毎に利用制限に関する情報を付加
する。開発者が新規プロセス定義時に既登録の部分プロ
セスを組み合わせる際に、この情報をチェックする。こ
れにより、部分プロセスに不備の恐れがある場合やもう
すぐ組織の変更がある場合など、他人が新規にプロセス
を定義する際に該当部分プロセスの利用を制限したいと
き、利用制限情報から利用を禁止したり制限できる。
する。開発者が新規プロセス定義時に既登録の部分プロ
セスを組み合わせる際に、この情報をチェックする。こ
れにより、部分プロセスに不備の恐れがある場合やもう
すぐ組織の変更がある場合など、他人が新規にプロセス
を定義する際に該当部分プロセスの利用を制限したいと
き、利用制限情報から利用を禁止したり制限できる。
【００１６】（３）プロセスの階層的な管理 部分プロセス毎にワークフロー管理者を設定し、該当部
分プロセスに関する変更や停止などの権利を与える。こ
れにより、多数の部門が関与した大規模なプロセスにお
いても、一部の組織の変更に全体管理者がいちいち煩わ
されることなく、部分プロセス管理者が各部分プロセス
を担当することで、効率的できめ細かななワークフロー
管理を実現できる。
分プロセスに関する変更や停止などの権利を与える。こ
れにより、多数の部門が関与した大規模なプロセスにお
いても、一部の組織の変更に全体管理者がいちいち煩わ
されることなく、部分プロセス管理者が各部分プロセス
を担当することで、効率的できめ細かななワークフロー
管理を実現できる。
【００１７】（４）プロセスの階層的変更 ワークフローシステム上を案件が流れる際に、各案件用
に管理テーブルを用意し、案件の流れる順序や進捗情報
などを記録している。この案件管理テーブルに、プロセ
スを構成する各部分プロセス間を案件が遷移する度に次
に遷移する部分プロセスの順序情報を記録する。これに
より、運用中のワークフローにおいて、ある部分プロセ
スに何らかの変更が加わっても、既に開始された案件が
その部分プロセスに遷移する前ならば、部分プロセス情
報の取り込みの際に新部分プロセスの情報を選択し、更
新された部分プロセスに遷移することが可能となる。ま
た複数の部分プロセスについて選択しながら遷移させる
ことも可能となる。
に管理テーブルを用意し、案件の流れる順序や進捗情報
などを記録している。この案件管理テーブルに、プロセ
スを構成する各部分プロセス間を案件が遷移する度に次
に遷移する部分プロセスの順序情報を記録する。これに
より、運用中のワークフローにおいて、ある部分プロセ
スに何らかの変更が加わっても、既に開始された案件が
その部分プロセスに遷移する前ならば、部分プロセス情
報の取り込みの際に新部分プロセスの情報を選択し、更
新された部分プロセスに遷移することが可能となる。ま
た複数の部分プロセスについて選択しながら遷移させる
ことも可能となる。
【００１８】（５）プロセスの階層的停止 部分プロセス毎に、運用停止に関する情報項目を付加す
る。部分プロセス毎に運用を一時停止したい場合は端末
からの入力情報によりこの運用停止情報を変更する。案
件がこの部分プロセスに遷移する際にこの情報を参照
し、停止が指示されれば案件情報を別途テーブルに記録
しておく。後日端末からの入力情報によりこの部分プロ
セスを再開する場合は、部分プロセス内の運用停止情報
を変更し、また停止中の案件情報テーブルから対象案件
を検索して再開する。これにより、ある一定の人たちへ
の回覧を保留したいときも、ワークフロー全体を停止し
て関係ない人たちの業務を停滞させることなく、対象部
分プロセスを停止することで対応できる。また、対象案
件１件１件の停止処理をしたり新規案件の投入を監視し
て停止処理をしなくとも、プロセスごと停止でき、また
この部分プロセスを組合わせて使用しているワークフロ
ー全てに一括して反映されるので、管理者は効率的にワ
ークフローの部分的停止を実現できる。
る。部分プロセス毎に運用を一時停止したい場合は端末
からの入力情報によりこの運用停止情報を変更する。案
件がこの部分プロセスに遷移する際にこの情報を参照
し、停止が指示されれば案件情報を別途テーブルに記録
しておく。後日端末からの入力情報によりこの部分プロ
セスを再開する場合は、部分プロセス内の運用停止情報
を変更し、また停止中の案件情報テーブルから対象案件
を検索して再開する。これにより、ある一定の人たちへ
の回覧を保留したいときも、ワークフロー全体を停止し
て関係ない人たちの業務を停滞させることなく、対象部
分プロセスを停止することで対応できる。また、対象案
件１件１件の停止処理をしたり新規案件の投入を監視し
て停止処理をしなくとも、プロセスごと停止でき、また
この部分プロセスを組合わせて使用しているワークフロ
ー全てに一括して反映されるので、管理者は効率的にワ
ークフローの部分的停止を実現できる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面により詳細に説明する。なお、以下では本発明
を出金業務に適用した場合を例に説明する。
いて図面により詳細に説明する。なお、以下では本発明
を出金業務に適用した場合を例に説明する。
【００２０】図１は、本発明に係るワークフローシステ
ムのワークフロークライアントとワークフローサーバ、
及び、各種テーブルの記憶装置の構成例を示すブロック
図である。図１において、ワークフローサーバ１０１や
各ワークフロークライアント１０２は一般にネットワー
クを介して結ばれている。ワークフローサーバ１０１
は、各ワークフローの登録情報をプロセステーブル９０
０に格納し、また、各々のワークフローの管理情報をプ
ロセス管理テーブル１０００に格納する。ワークフロー
がワークフロークライアント１０２で開始されると、ワ
ークフローサーバ１０１はプロセステーブル９００とプ
ロセス管理テーブル１０００から案件管理テーブル１１
００を作成し、各案件を管理する情報（進捗情報など）
を格納する。さらに、ワークフロークライアント１０２
からの入力情報により、ワークフローを停止する命令が
なされた場合、案件管理テーブル１１００から停止案件
テーブル１２００を作成し、停止中の案件の管理を行
う。
ムのワークフロークライアントとワークフローサーバ、
及び、各種テーブルの記憶装置の構成例を示すブロック
図である。図１において、ワークフローサーバ１０１や
各ワークフロークライアント１０２は一般にネットワー
クを介して結ばれている。ワークフローサーバ１０１
は、各ワークフローの登録情報をプロセステーブル９０
０に格納し、また、各々のワークフローの管理情報をプ
ロセス管理テーブル１０００に格納する。ワークフロー
がワークフロークライアント１０２で開始されると、ワ
ークフローサーバ１０１はプロセステーブル９００とプ
ロセス管理テーブル１０００から案件管理テーブル１１
００を作成し、各案件を管理する情報（進捗情報など）
を格納する。さらに、ワークフロークライアント１０２
からの入力情報により、ワークフローを停止する命令が
なされた場合、案件管理テーブル１１００から停止案件
テーブル１２００を作成し、停止中の案件の管理を行
う。
【００２１】ここで、図２及び図３に基づいて、出金業
務を例にして本発明のワークフロー（プロセス）の階層
定義について説明する。
務を例にして本発明のワークフロー（プロセス）の階層
定義について説明する。
【００２２】図２は、出金業務のワークフロー（プロセ
ス）の一例を示したものである。まず、依頼者が出金を
依頼するための伝票を記入する（２０１）。ここで、２
１１は処理を行う担当者の総称であり、２１２は実際の
担当者のネットワークアドレスである。このアドレスを
指定することで、情報を相手先に一意に発信することが
できる。該記入された伝票を、依頼者の上長がチェック
し（２０２）、経理課へ渡り、経理担当者の審査を受け
る（２０３）。審査の結果承認された伝票により、出納
担当者が支払いを行い（２０４）、最後に依頼者が金額
を確認して（２０５）、業務は完了する。この２０１か
ら２０５までの各業務単位を、以降ノードと呼ぶ。
ス）の一例を示したものである。まず、依頼者が出金を
依頼するための伝票を記入する（２０１）。ここで、２
１１は処理を行う担当者の総称であり、２１２は実際の
担当者のネットワークアドレスである。このアドレスを
指定することで、情報を相手先に一意に発信することが
できる。該記入された伝票を、依頼者の上長がチェック
し（２０２）、経理課へ渡り、経理担当者の審査を受け
る（２０３）。審査の結果承認された伝票により、出納
担当者が支払いを行い（２０４）、最後に依頼者が金額
を確認して（２０５）、業務は完了する。この２０１か
ら２０５までの各業務単位を、以降ノードと呼ぶ。
【００２３】図２の出金業務プロセスを例えば組織でグ
ループ化すると、図３のフロー図のように、３つの部分
に分割される。すなわち、依頼部署における伝票作成業
務３０１と、経理部門における出金処理３０２、及び依
頼者の確認処理３０３である。伝票作成３０１は、さら
に詳細なワークフロー３１０で定義される。つまり、依
頼者の伝票記入３１１と、上長の伝票チェック３１２で
ある。同様に出金処理３０２は、経理担当の伝票審査３
２１と、出納担当の支払い３２２のワークフロー３２０
で定義される。一方、業務全体を示す出金業務３００
は、依頼部署の伝票作成３０１と、経理部門の出金処理
３０２、依頼者の確認３０３のワークフローで定義され
る。このようにして、出金業務は組織、業務のグループ
化により、３つのワークフローに分割・階層化できる。
この３つのワークフローの各々を部分プロセスと呼ぶ。
以降において、特に記さない限りワークフローと部分プ
ロセスを同義語として扱い、混乱の恐れがないときは単
にワークフローと表記し、特に注意を促したいときは部
分プロセスと表記する。
ループ化すると、図３のフロー図のように、３つの部分
に分割される。すなわち、依頼部署における伝票作成業
務３０１と、経理部門における出金処理３０２、及び依
頼者の確認処理３０３である。伝票作成３０１は、さら
に詳細なワークフロー３１０で定義される。つまり、依
頼者の伝票記入３１１と、上長の伝票チェック３１２で
ある。同様に出金処理３０２は、経理担当の伝票審査３
２１と、出納担当の支払い３２２のワークフロー３２０
で定義される。一方、業務全体を示す出金業務３００
は、依頼部署の伝票作成３０１と、経理部門の出金処理
３０２、依頼者の確認３０３のワークフローで定義され
る。このようにして、出金業務は組織、業務のグループ
化により、３つのワークフローに分割・階層化できる。
この３つのワークフローの各々を部分プロセスと呼ぶ。
以降において、特に記さない限りワークフローと部分プ
ロセスを同義語として扱い、混乱の恐れがないときは単
にワークフローと表記し、特に注意を促したいときは部
分プロセスと表記する。
【００２４】次に、図９乃至図１２によりワークフロー
サーバに保持される各種テーブルについて説明する。
サーバに保持される各種テーブルについて説明する。
【００２５】図９は、各部分プロセスの定義情報を格納
するプロセステーブル９００の構成例である。図９にお
いて、一つのプロセステーブル９００は、プロセスの名
称９０１と、プロセスを一意に識別するためのＩＤ９０
２、プロセスの変更やバージョンアップの識別番号９０
３、及び、プロセスを構成するノードの情報を格納する
テーブル（ノード情報テーブル）９１０から構成され
る。ノード情報テーブル９１０には、テーブルの最初か
ら業務を実行する順に各ノード情報が格納され、各ノー
ド情報は、当該ノード（ノードが部分プロセスとしてさ
らに詳細に記述される場合はプロセス）の識別番号を示
すノード／プロセスＩＤ９１１と、そのノード／プロセ
ス名称９１２、そのノードを処理する担当者（ユーザ）
のネットワークＩＤ（アドレス）９１３、及び、そのノ
ードのバージョンＩＤ９１４から構成される。ここで、
あるノードが、部分プロセスとしてさらに詳細なノード
から構成されるとき、ユーザＩＤ９１３にはＮＵＬＬ値
を格納する（何も格納しない）。さらに、構成ノードの
バージョンを特に指定しない場合、Ｖersion Ｎo．に
は”０”を格納する。
するプロセステーブル９００の構成例である。図９にお
いて、一つのプロセステーブル９００は、プロセスの名
称９０１と、プロセスを一意に識別するためのＩＤ９０
２、プロセスの変更やバージョンアップの識別番号９０
３、及び、プロセスを構成するノードの情報を格納する
テーブル（ノード情報テーブル）９１０から構成され
る。ノード情報テーブル９１０には、テーブルの最初か
ら業務を実行する順に各ノード情報が格納され、各ノー
ド情報は、当該ノード（ノードが部分プロセスとしてさ
らに詳細に記述される場合はプロセス）の識別番号を示
すノード／プロセスＩＤ９１１と、そのノード／プロセ
ス名称９１２、そのノードを処理する担当者（ユーザ）
のネットワークＩＤ（アドレス）９１３、及び、そのノ
ードのバージョンＩＤ９１４から構成される。ここで、
あるノードが、部分プロセスとしてさらに詳細なノード
から構成されるとき、ユーザＩＤ９１３にはＮＵＬＬ値
を格納する（何も格納しない）。さらに、構成ノードの
バージョンを特に指定しない場合、Ｖersion Ｎo．に
は”０”を格納する。
【００２６】プロセステーブル９００は、各部分プロセ
ス毎に作成される。図９の例は、図３の各部分プロセス
３００、３１０、３２０に対応する。ただし、図９で
は、プロセス名が出金処理のものはＶersion Ｎo．が
“１”と“２”の２種類があるとしている。
ス毎に作成される。図９の例は、図３の各部分プロセス
３００、３１０、３２０に対応する。ただし、図９で
は、プロセス名が出金処理のものはＶersion Ｎo．が
“１”と“２”の２種類があるとしている。
【００２７】図１０は、部分プロセス全体の管理情報を
格納するプロセス管理テーブル１０００の構成例であ
る。プロセス管理テーブル１０００は、部分プロセスの
識別番号１００１と、その名称１００２、バージョン識
別番号１００３と、各部分プロセスを他の部分プロセス
のノードとして使用する許可情報を示す利用許可フラグ
１００４、部分プロセスの一時停止情報を示す停止フラ
グ１００５、及び、各プロセスの管理者のネットワーク
アドレスを示すＩＤ１００６から構成される。利用許可
フラグ１００４は、“０”が利用可能、“１”が利用制
限を意味する。停止フラグ１００５は、“０”が稼働
中、“１”が停止中を意味する。
格納するプロセス管理テーブル１０００の構成例であ
る。プロセス管理テーブル１０００は、部分プロセスの
識別番号１００１と、その名称１００２、バージョン識
別番号１００３と、各部分プロセスを他の部分プロセス
のノードとして使用する許可情報を示す利用許可フラグ
１００４、部分プロセスの一時停止情報を示す停止フラ
グ１００５、及び、各プロセスの管理者のネットワーク
アドレスを示すＩＤ１００６から構成される。利用許可
フラグ１００４は、“０”が利用可能、“１”が利用制
限を意味する。停止フラグ１００５は、“０”が稼働
中、“１”が停止中を意味する。
【００２８】図１１は、案件管理テーブル１１００の構
成例である。案件管理テーブル１１００は、システムで
回覧される案件毎に作成され、該当案件の流れる順序や
進捗情報などを記録するテーブルである。図１１におい
て、一つの案件管理テーブル２００は、該当案件に対す
るワークフローを構成する各部分プロセスに関する情報
１１１０から構成され、その一つの情報１１１０は、部
分プロセス名称１１１１、プロセスＩＤ１１１２、Ｖer
sion Ｎo．１１１３、案件の識別番号を示す案件ＩＤ１
１１４、及び、部分プロセスを構成するノード情報を示
すテーブル１１２０からなる。構成ノード情報を示すテ
ーブル（ノード情報テーブル）１１２０は、各ノードの
ＩＤ１１２１、ノードの名称１１２２、そのノードを処
理する担当者（ユーザ）のネットワークアドレスＩＤ１
１２３、ノードのＶersion Ｎo．１１２４、及び、案件
が現在どのノードで処理中かを示すトラッキングフラグ
１１２５から構成される。ここで、トラッキングフラグ
１１２５は、“０”が該ノードに案件が未到達、“１”
が該ノードで処理中、“−１”が該ノードを通過、
“２”が該ノードの部分プロセスの一つ（下階層）に存
在、“３”が該ノードで案件が一時停止中、を意味す
る。
成例である。案件管理テーブル１１００は、システムで
回覧される案件毎に作成され、該当案件の流れる順序や
進捗情報などを記録するテーブルである。図１１におい
て、一つの案件管理テーブル２００は、該当案件に対す
るワークフローを構成する各部分プロセスに関する情報
１１１０から構成され、その一つの情報１１１０は、部
分プロセス名称１１１１、プロセスＩＤ１１１２、Ｖer
sion Ｎo．１１１３、案件の識別番号を示す案件ＩＤ１
１１４、及び、部分プロセスを構成するノード情報を示
すテーブル１１２０からなる。構成ノード情報を示すテ
ーブル（ノード情報テーブル）１１２０は、各ノードの
ＩＤ１１２１、ノードの名称１１２２、そのノードを処
理する担当者（ユーザ）のネットワークアドレスＩＤ１
１２３、ノードのＶersion Ｎo．１１２４、及び、案件
が現在どのノードで処理中かを示すトラッキングフラグ
１１２５から構成される。ここで、トラッキングフラグ
１１２５は、“０”が該ノードに案件が未到達、“１”
が該ノードで処理中、“−１”が該ノードを通過、
“２”が該ノードの部分プロセスの一つ（下階層）に存
在、“３”が該ノードで案件が一時停止中、を意味す
る。
【００２９】図１１の案件管理テーブル１１００は、図
２及び図３のワークフローに対応し、案件が出金処理の
伝票審査（経理担当）で処理中であることを示してい
る。
２及び図３のワークフローに対応し、案件が出金処理の
伝票審査（経理担当）で処理中であることを示してい
る。
【００３０】図１２は、案件管理テーブル１２００の構
成例である。停止案件テーブル１２００はワークフロー
の一時停止により案件を次のノードに遷移できない場合
に、その案件の情報をワークフローの再開まで一時的に
格納しておくテーブルである。図１２において、停止案
件テーブル１２００は、停止案件毎に、該案件のＩＤ１
２０１、停止中のノードのノード／プロセスＩＤ１２０
２及び、その名称１２０３、さらにノードのＶersion
Ｎo．１２０４から構成される。
成例である。停止案件テーブル１２００はワークフロー
の一時停止により案件を次のノードに遷移できない場合
に、その案件の情報をワークフローの再開まで一時的に
格納しておくテーブルである。図１２において、停止案
件テーブル１２００は、停止案件毎に、該案件のＩＤ１
２０１、停止中のノードのノード／プロセスＩＤ１２０
２及び、その名称１２０３、さらにノードのＶersion
Ｎo．１２０４から構成される。
【００３１】次に、図１の本発明にかかる動作を、図４
乃至図８のフローチャートに基づいて説明する。
乃至図８のフローチャートに基づいて説明する。
【００３２】図４は、本発明におけるワークフロー定義
時の処理手順の実施の形態を示すフローチャートであ
る。開発者は端末から定義したい部分プロセスのプロセ
ス名を入力する（ステップ４０１）。ワークフローサー
バ１０１は、このプロセス名に対してプロセスＩＤを、
既登録のワークフローと重複しないようにして発行す
る。このとき、このプロセス名の部分プロセスが既にサ
ーバに登録されているときは、既登録プロセスのＶersi
on Ｎo．で最大のＶersion Ｎo．を１増やしたものをＶ
ersion Ｎo．とする。ワークフローサーバ１０１は、発
行したプロセスＩＤ、Ｖersion Ｎo．、及び開発者のネ
ットワークＩＤを管理者ＩＤとして、新たにプロセステ
ーブル９００を登録する（ステップ４０２）。
時の処理手順の実施の形態を示すフローチャートであ
る。開発者は端末から定義したい部分プロセスのプロセ
ス名を入力する（ステップ４０１）。ワークフローサー
バ１０１は、このプロセス名に対してプロセスＩＤを、
既登録のワークフローと重複しないようにして発行す
る。このとき、このプロセス名の部分プロセスが既にサ
ーバに登録されているときは、既登録プロセスのＶersi
on Ｎo．で最大のＶersion Ｎo．を１増やしたものをＶ
ersion Ｎo．とする。ワークフローサーバ１０１は、発
行したプロセスＩＤ、Ｖersion Ｎo．、及び開発者のネ
ットワークＩＤを管理者ＩＤとして、新たにプロセステ
ーブル９００を登録する（ステップ４０２）。
【００３３】開発者はワークフロー定義が終了するまで
以下の処理を繰り返し、定義が終了したら、プロセス定
義を終了させる命令をワークフローサーバ１０１に送
り、処理を終了させる（ステップ４０３）。
以下の処理を繰り返し、定義が終了したら、プロセス定
義を終了させる命令をワークフローサーバ１０１に送
り、処理を終了させる（ステップ４０３）。
【００３４】まず、新しいワークフローの定義におい
て、既にワークフローサーバ１０１に登録されている部
分プロセスを利用するか決定する（ステップ４０４）。
既存のプロセスを利用しない場合は、開発者はノードの
名称とＶersion Ｎo．、担当ユーザのネットワークアド
レスを入力し（ステップ４１１）、ワークフローサーバ
１０１は入力情報をステップ４０２で作成したプロセス
テーブル９００に登録する（ステップ４１０）。この
時、ワークフローサーバ１０１は入力したノード名とＶ
ersion Ｎo．に対して、既に登録されているノードＩＤ
と重複しないようにノードＩＤをつけ、あわせて登録す
る。ノードの登録が終わったら、ステップ４０３に戻
り、さらに次のノードを登録するか、あるいはプロセス
の定義を終了するかを選択する。
て、既にワークフローサーバ１０１に登録されている部
分プロセスを利用するか決定する（ステップ４０４）。
既存のプロセスを利用しない場合は、開発者はノードの
名称とＶersion Ｎo．、担当ユーザのネットワークアド
レスを入力し（ステップ４１１）、ワークフローサーバ
１０１は入力情報をステップ４０２で作成したプロセス
テーブル９００に登録する（ステップ４１０）。この
時、ワークフローサーバ１０１は入力したノード名とＶ
ersion Ｎo．に対して、既に登録されているノードＩＤ
と重複しないようにノードＩＤをつけ、あわせて登録す
る。ノードの登録が終わったら、ステップ４０３に戻
り、さらに次のノードを登録するか、あるいはプロセス
の定義を終了するかを選択する。
【００３５】ステップ４０４において既登録のプロセス
を利用する場合、ワークフローサーバ１０１はプロセス
管理テーブル１０００から今までに登録されているプロ
セスを画面に一覧表示し（ステップ４０５）、開発者は
一覧の中から利用するプロセスを選択する（ステップ４
０６）。ワークフローサーバ１０１は、開発者の選択し
たプロセスのプロセスＩＤから、プロセス管理テーブル
１０００の該当プロセスの利用許可フラグの値を判定す
る（ステップ４０７）。利用許可フラグの値が“０”だ
った場合、この部分プロセスの利用は許可されているの
で、プロセスのＩＤ、名称、Ｖersion Ｎo．をプロセス
管理テーブル１０００から取得し、ステップ４０２で作
成したプロセステーブル９００に登録する（ステップ４
１０）。このとき、部分プロセスがさらに詳細なノード
で定義されていることを示すため、ユーザＩＤ（階層フ
ラグ）にはＮＵＬＬ値を格納しておく。
を利用する場合、ワークフローサーバ１０１はプロセス
管理テーブル１０００から今までに登録されているプロ
セスを画面に一覧表示し（ステップ４０５）、開発者は
一覧の中から利用するプロセスを選択する（ステップ４
０６）。ワークフローサーバ１０１は、開発者の選択し
たプロセスのプロセスＩＤから、プロセス管理テーブル
１０００の該当プロセスの利用許可フラグの値を判定す
る（ステップ４０７）。利用許可フラグの値が“０”だ
った場合、この部分プロセスの利用は許可されているの
で、プロセスのＩＤ、名称、Ｖersion Ｎo．をプロセス
管理テーブル１０００から取得し、ステップ４０２で作
成したプロセステーブル９００に登録する（ステップ４
１０）。このとき、部分プロセスがさらに詳細なノード
で定義されていることを示すため、ユーザＩＤ（階層フ
ラグ）にはＮＵＬＬ値を格納しておく。
【００３６】一方、ステップ４０７でプロセスの利用許
可フラグが“１”だった場合、この部分プロセスの利用
は制限されているので、ワークフローサーバー１０１は
開発者に対して注意を促すメッセージを表示する（ステ
ップ４０８）。メッセージを見た開発者は、該当部分プ
ロセスを利用するかしないかを決定し（ステップ４０
９）、利用するならステップ４１０で先と同様にプロセ
ステーブル９００にプロセス情報を登録する。利用しな
いなら、選択したプロセスに関する情報は登録せず、ス
テップ４０３に戻り、プロセス定義を続行する。
可フラグが“１”だった場合、この部分プロセスの利用
は制限されているので、ワークフローサーバー１０１は
開発者に対して注意を促すメッセージを表示する（ステ
ップ４０８）。メッセージを見た開発者は、該当部分プ
ロセスを利用するかしないかを決定し（ステップ４０
９）、利用するならステップ４１０で先と同様にプロセ
ステーブル９００にプロセス情報を登録する。利用しな
いなら、選択したプロセスに関する情報は登録せず、ス
テップ４０３に戻り、プロセス定義を続行する。
【００３７】ステップ４０３において、ワークフローの
定義処理を終了させる場合は、プロセス管理テーブル１
０００に、プロセステーブル９００に新規登録したプロ
セスのＩＤ、名称、Ｖersion Ｎo．を追加し、開発者の
ネットワークアドレスを管理者ＩＤとして登録する（ス
テップ４１２）。このとき、利用許可フラグと停止フラ
グには“０”を格納しておく。
定義処理を終了させる場合は、プロセス管理テーブル１
０００に、プロセステーブル９００に新規登録したプロ
セスのＩＤ、名称、Ｖersion Ｎo．を追加し、開発者の
ネットワークアドレスを管理者ＩＤとして登録する（ス
テップ４１２）。このとき、利用許可フラグと停止フラ
グには“０”を格納しておく。
【００３８】図５は、図４のステップ４０７で参照した
プロセス管理テーブル１０００の利用許可フラグの変更
（利用の制限、制限解除）を行う処理手順の実施の形態
を示すフローチャートである。まず、部分プロセスの利
用を制限（または制限を解除）したいユーザは、該当プ
ロセスのＩＤを入力して、ワークフローサーバ１０１に
対し利用許可フラグ変更要求を行う（ステップ５０
１）。ワークフローサーバ１０１は、変更要求のあった
プロセスＩＤからプロセス管理テーブル１０００を検索
して、その管理者ＩＤを参照し、管理者ＩＤと変更要求
をするユーザのネットワークアドレスが一致するかチェ
ックする（ステップ５０２）。ここで、一致しなけれ
ば、勝手な利用制限（または制限解除）を抑制するた
め、変更の許可を与えずに処理を終了する。一方、一致
した場合は、部分プロセスの利用を制限するのか制限解
除するのかを判断し（ステップ５０３）、プロセス管理
テーブル１０００に格納されていた利用許可フラグの値
が“０”（利用許可）ならば“１”（制限）に変更し
（ステップ５０４）、該利用許可フラグの値が“１”
（制限）ならば“０”（利用許可）に変更する（ステッ
プ５０５）。
プロセス管理テーブル１０００の利用許可フラグの変更
（利用の制限、制限解除）を行う処理手順の実施の形態
を示すフローチャートである。まず、部分プロセスの利
用を制限（または制限を解除）したいユーザは、該当プ
ロセスのＩＤを入力して、ワークフローサーバ１０１に
対し利用許可フラグ変更要求を行う（ステップ５０
１）。ワークフローサーバ１０１は、変更要求のあった
プロセスＩＤからプロセス管理テーブル１０００を検索
して、その管理者ＩＤを参照し、管理者ＩＤと変更要求
をするユーザのネットワークアドレスが一致するかチェ
ックする（ステップ５０２）。ここで、一致しなけれ
ば、勝手な利用制限（または制限解除）を抑制するた
め、変更の許可を与えずに処理を終了する。一方、一致
した場合は、部分プロセスの利用を制限するのか制限解
除するのかを判断し（ステップ５０３）、プロセス管理
テーブル１０００に格納されていた利用許可フラグの値
が“０”（利用許可）ならば“１”（制限）に変更し
（ステップ５０４）、該利用許可フラグの値が“１”
（制限）ならば“０”（利用許可）に変更する（ステッ
プ５０５）。
【００３９】図６は、本発明におけるワークフロー運用
時の処理手順の実施の形態を示すフローチャートであ
る。以下に、図９及び図１０のように定義されたワーク
フロー上に実際に案件（書類）を流す処理について、図
６のフローチャートに基づいて説明する。
時の処理手順の実施の形態を示すフローチャートであ
る。以下に、図９及び図１０のように定義されたワーク
フロー上に実際に案件（書類）を流す処理について、図
６のフローチャートに基づいて説明する。
【００４０】まず、ユーザがワークフロークライアント
１０２よりワークフローを指定して新規に案件を投入す
ると、ワークフローサーバ１０１は次に案件が遷移する
部分プロセス（この場合は指定された最初の部分プロセ
ス）の情報を、ワークフローＩＤを基にプロセステーブ
ル９００から検索し、プロセス名９０１、プロセスＩＤ
９０２、Ｖersion Ｎo．９０３、及び、構成ノード情報
テーブル９１０から、この案件の案件管理テーブル１１
００（図１１）を作成する（ステップ６０１）。このと
き、案件ＩＤ１１１４を今までの案件ＩＤと重複しない
ように付け、あわせて記録する。また、ノード情報テー
ブル１１２０の各ノードに対し、トラッキングフラグを
格納する項目１１２５を加えて、その値として各々
“０”を格納する。図１１で述べたように、トラッキン
グフラグ１１２５は該当案件のワークフロー内における
現在の進捗状況を示す値であり、あるノードのトラッキ
ングフラグが“０”であるなら、案件はまだそのノード
に到達していないことを意味する。トラッキングフラグ
１１２５が“１”であるなら、案件は現在該当ノードで
処理中であることを意味し、“−１”であるなら案件は
該当ノードを既に通過し終わったことを意味し、“２”
であるなら案件は該当ノードの示す部分プロセスの中の
１つのノードに存在する（階層が下にある）ことを示
し、さらに“３”であるなら、案件は該当ノードにおい
て一時停止中であることを示すものである。
１０２よりワークフローを指定して新規に案件を投入す
ると、ワークフローサーバ１０１は次に案件が遷移する
部分プロセス（この場合は指定された最初の部分プロセ
ス）の情報を、ワークフローＩＤを基にプロセステーブ
ル９００から検索し、プロセス名９０１、プロセスＩＤ
９０２、Ｖersion Ｎo．９０３、及び、構成ノード情報
テーブル９１０から、この案件の案件管理テーブル１１
００（図１１）を作成する（ステップ６０１）。このと
き、案件ＩＤ１１１４を今までの案件ＩＤと重複しない
ように付け、あわせて記録する。また、ノード情報テー
ブル１１２０の各ノードに対し、トラッキングフラグを
格納する項目１１２５を加えて、その値として各々
“０”を格納する。図１１で述べたように、トラッキン
グフラグ１１２５は該当案件のワークフロー内における
現在の進捗状況を示す値であり、あるノードのトラッキ
ングフラグが“０”であるなら、案件はまだそのノード
に到達していないことを意味する。トラッキングフラグ
１１２５が“１”であるなら、案件は現在該当ノードで
処理中であることを意味し、“−１”であるなら案件は
該当ノードを既に通過し終わったことを意味し、“２”
であるなら案件は該当ノードの示す部分プロセスの中の
１つのノードに存在する（階層が下にある）ことを示
し、さらに“３”であるなら、案件は該当ノードにおい
て一時停止中であることを示すものである。
【００４１】部分プロセスを構成する各ノードについ
て、部分プロセスが終了するまで以下の処理を行う（ス
テップ６０２）。
て、部分プロセスが終了するまで以下の処理を行う（ス
テップ６０２）。
【００４２】ワークフローサーバ１０１は部分プロセス
の次のノードのＶersion Ｎo．の値を取得する（この場
合は部分プロセスの最初なので、次のノードは最初のノ
ードである）。Ｖersion Ｎo．の値は、組織の違いや変
更等により各部分プロセスに複数のバージョンが存在し
た場合、その部分プロセスのバージョンを一意に指定す
るためのコードである。バージョンは例えば定義された
順に１から順番に付番する。そして、ワークフローを定
義する際にプロセス名とともにＶersion Ｎo．も指定
し、利用したい部分プロセスを特定する。ここで、もし
部分プロセスが更新された場合、常に最新のバージョン
で遷移させたいことが考えられる。このようなときは、
ワークフローの定義時にＶersion Ｎo．として０、ノー
ドＩＤとしてＮＵＬＬ値を指定しておき、案件が実際に
流れる際にＶersion Ｎo．０を検出したら、その時点で
の最新バージョンを利用することで対応できる。
の次のノードのＶersion Ｎo．の値を取得する（この場
合は部分プロセスの最初なので、次のノードは最初のノ
ードである）。Ｖersion Ｎo．の値は、組織の違いや変
更等により各部分プロセスに複数のバージョンが存在し
た場合、その部分プロセスのバージョンを一意に指定す
るためのコードである。バージョンは例えば定義された
順に１から順番に付番する。そして、ワークフローを定
義する際にプロセス名とともにＶersion Ｎo．も指定
し、利用したい部分プロセスを特定する。ここで、もし
部分プロセスが更新された場合、常に最新のバージョン
で遷移させたいことが考えられる。このようなときは、
ワークフローの定義時にＶersion Ｎo．として０、ノー
ドＩＤとしてＮＵＬＬ値を指定しておき、案件が実際に
流れる際にＶersion Ｎo．０を検出したら、その時点で
の最新バージョンを利用することで対応できる。
【００４３】ワークフローサーバ１０１は取得したＶer
sion Ｎo．を判定し（ステップ６０３）、“０”以外な
らばバージョンが指定されているので、ノードＩＤを取
得し、該当ノードに処理が移ったとして、案件管理テー
ブル１１００のノード情報テーブル１１２０における該
当ノードのトラッキングフラグを１（処理中）に変更す
る（ステップ６０７）。一方、ステップ６０３において
次のノードのＶersionＮo．が“０”（未到達）であっ
た場合、ワークフローサーバ１０１は該当ノード名と同
じ名称のノードをプロセス管理テーブル１０００から検
索し、画面に一覧表示する（ステップ６０４）。ユーザ
は一覧の中から遷移させたいバージョンを指定し（ステ
ップ６０５）、ワークフローサーバ１０１は指定された
ＶersionＮo．のノードをプロセス管理テーブル１００
０から検索して、そのＶersionＮo．とノードＩＤを案
件管理テーブル１１００のノード情報テーブル１１２０
における該当ノードの項目に格納する（ステップ６０
６）。これでバージョンが特定できたので、Ｖersion
Ｎo．が“０”以外である処理と同様にノードＩＤを取
得し、トラッキングフラグを１（処理中）にする（ステ
ップ６０７）。
sion Ｎo．を判定し（ステップ６０３）、“０”以外な
らばバージョンが指定されているので、ノードＩＤを取
得し、該当ノードに処理が移ったとして、案件管理テー
ブル１１００のノード情報テーブル１１２０における該
当ノードのトラッキングフラグを１（処理中）に変更す
る（ステップ６０７）。一方、ステップ６０３において
次のノードのＶersionＮo．が“０”（未到達）であっ
た場合、ワークフローサーバ１０１は該当ノード名と同
じ名称のノードをプロセス管理テーブル１０００から検
索し、画面に一覧表示する（ステップ６０４）。ユーザ
は一覧の中から遷移させたいバージョンを指定し（ステ
ップ６０５）、ワークフローサーバ１０１は指定された
ＶersionＮo．のノードをプロセス管理テーブル１００
０から検索して、そのＶersionＮo．とノードＩＤを案
件管理テーブル１１００のノード情報テーブル１１２０
における該当ノードの項目に格納する（ステップ６０
６）。これでバージョンが特定できたので、Ｖersion
Ｎo．が“０”以外である処理と同様にノードＩＤを取
得し、トラッキングフラグを１（処理中）にする（ステ
ップ６０７）。
【００４４】次に、ワークフローサーバ１０１は取得し
たノードＩＤからプロセス管理テーブル１０００を検索
して、該当ノードの停止フラグ１００５の値を取得し、
その値によって処理を分岐させる（ステップ６０８）。
停止フラグ１００５は該当ノード（プロセス）が現在一
時停止中か稼働中かを示すコードであり、“０”なら稼
働中を、“１”なら停止中を示す。
たノードＩＤからプロセス管理テーブル１０００を検索
して、該当ノードの停止フラグ１００５の値を取得し、
その値によって処理を分岐させる（ステップ６０８）。
停止フラグ１００５は該当ノード（プロセス）が現在一
時停止中か稼働中かを示すコードであり、“０”なら稼
働中を、“１”なら停止中を示す。
【００４５】停止フラグが“０”（稼働中）であるな
ら、ワークフローサーバ１０１は案件管理テーブル１１
００のノード情報テーブル１１２０における該当ノード
のユーザＩＤ（階層フラグ）１１２３から、該当ノード
にさらに下の階層があるかどうか判別する（ステップ６
０９）。ユーザＩＤ（階層フラグ）１１１３としてＮＵ
ＬＬ値以外の何かデータが格納されていた場合、それは
該当ノードの処理者のネットワークアドレスを示す。こ
の場合、ワークフローサーバ１０１は処理者に案件を送
信し、処理者は案件の内容に従い処理を行なう（ステッ
プ６１２）。一方、ステップ６０９においてユーザＩＤ
（階層フラグ）１１１３にＮＵＬＬ値が格納されていた
場合、該当ノードは部分プロセスとしてさらに詳細なノ
ードで定義されていることを意味する。例えば、図３に
おける伝票作成ノード３０１は、さらに詳細な定義（部
分プロセス）３１０で表わされる。これを、図１１の案
件管理テーブル１１００においては、ノード情報テーブ
ル１１２０におけるノード名”伝票作成”のユーザＩＤ
（階層フラグ）をＮＵＬＬ値にすることで対応させる。
該当ノードのユーザＩＤがＮＵＬＬ値の場合、ワークフ
ローサーバ１０１は案件を下の階層（次の部分プロセ
ス）に遷移させるため、まず該当ノードのトラッキング
フラグ１１２５を２（階層移動中）に変更する（ステッ
プ６１０）。そして、該当ノードのノードＩＤ１１２１
が示すノードをプロセス管理テーブル１０００から検索
し、次の部分プロセスとしてステップ６０１からステッ
プ６１６までの案件運用処理を再帰的に処理する（ステ
ップ６１１）。
ら、ワークフローサーバ１０１は案件管理テーブル１１
００のノード情報テーブル１１２０における該当ノード
のユーザＩＤ（階層フラグ）１１２３から、該当ノード
にさらに下の階層があるかどうか判別する（ステップ６
０９）。ユーザＩＤ（階層フラグ）１１１３としてＮＵ
ＬＬ値以外の何かデータが格納されていた場合、それは
該当ノードの処理者のネットワークアドレスを示す。こ
の場合、ワークフローサーバ１０１は処理者に案件を送
信し、処理者は案件の内容に従い処理を行なう（ステッ
プ６１２）。一方、ステップ６０９においてユーザＩＤ
（階層フラグ）１１１３にＮＵＬＬ値が格納されていた
場合、該当ノードは部分プロセスとしてさらに詳細なノ
ードで定義されていることを意味する。例えば、図３に
おける伝票作成ノード３０１は、さらに詳細な定義（部
分プロセス）３１０で表わされる。これを、図１１の案
件管理テーブル１１００においては、ノード情報テーブ
ル１１２０におけるノード名”伝票作成”のユーザＩＤ
（階層フラグ）をＮＵＬＬ値にすることで対応させる。
該当ノードのユーザＩＤがＮＵＬＬ値の場合、ワークフ
ローサーバ１０１は案件を下の階層（次の部分プロセ
ス）に遷移させるため、まず該当ノードのトラッキング
フラグ１１２５を２（階層移動中）に変更する（ステッ
プ６１０）。そして、該当ノードのノードＩＤ１１２１
が示すノードをプロセス管理テーブル１０００から検索
し、次の部分プロセスとしてステップ６０１からステッ
プ６１６までの案件運用処理を再帰的に処理する（ステ
ップ６１１）。
【００４６】ステップ６１２で案件の処理が終了する
か、または、ステップ６１１で下階層の部分プロセスの
処理が完了すると、該当ノードは処理が終了したことに
なるから、案件管理テーブル１１００のノード情報テー
ブル１１２０における該当ノードのトラッキングフラグ
１１２５を“−１”（処理済み）に変更する（ステップ
６１３）。そして、処理を案件管理テーブル１１００上
のノード情報テーブル１１２０における次のノードに移
し、該当部分プロセスの構成ノードのトラッキングフラ
グ１１２５が全て“−１”（処理済み）になるまで、ス
テップ６０３から６１３までの処理を繰り返す（ステッ
プ６１４）。図１１の案件管理テーブル１１００では、
図３における伝票作成の部分プロセス３１０の構成ノー
ド３１１、３１２は全て処理済みになり、次の出金処理
の部分プロセス３２０の構成ノード３２１（伝票審査）
が処理中であることを示している。
か、または、ステップ６１１で下階層の部分プロセスの
処理が完了すると、該当ノードは処理が終了したことに
なるから、案件管理テーブル１１００のノード情報テー
ブル１１２０における該当ノードのトラッキングフラグ
１１２５を“−１”（処理済み）に変更する（ステップ
６１３）。そして、処理を案件管理テーブル１１００上
のノード情報テーブル１１２０における次のノードに移
し、該当部分プロセスの構成ノードのトラッキングフラ
グ１１２５が全て“−１”（処理済み）になるまで、ス
テップ６０３から６１３までの処理を繰り返す（ステッ
プ６１４）。図１１の案件管理テーブル１１００では、
図３における伝票作成の部分プロセス３１０の構成ノー
ド３１１、３１２は全て処理済みになり、次の出金処理
の部分プロセス３２０の構成ノード３２１（伝票審査）
が処理中であることを示している。
【００４７】ステップ６０８において、案件管理テーブ
ル１１００のノード情報テーブル１１２０における該当
ノードの停止フラグが“１”（停止中）であるなら、案
件をそのノードＩＤ１１２１が示す部分プロセスに遷移
できないので、案件を一時停止する必要がある。この場
合、ワークフローサーバ１０１は案件管理テーブル１１
００のノード情報テーブル１１２０における該当ノード
のトラッキングフラグ１１２５を“３”（停止中）にす
る（ステップ６１５）。そして、ワークフローサーバ１
０１は停止案件テーブル１２００（図１２）に停止した
案件のＩＤ、停止中のノードのＩＤ、名称、Ｖersion
Ｎo．を格納して、案件処理を停止する（ステップ６１
６）。
ル１１００のノード情報テーブル１１２０における該当
ノードの停止フラグが“１”（停止中）であるなら、案
件をそのノードＩＤ１１２１が示す部分プロセスに遷移
できないので、案件を一時停止する必要がある。この場
合、ワークフローサーバ１０１は案件管理テーブル１１
００のノード情報テーブル１１２０における該当ノード
のトラッキングフラグ１１２５を“３”（停止中）にす
る（ステップ６１５）。そして、ワークフローサーバ１
０１は停止案件テーブル１２００（図１２）に停止した
案件のＩＤ、停止中のノードのＩＤ、名称、Ｖersion
Ｎo．を格納して、案件処理を停止する（ステップ６１
６）。
【００４８】次に、部分プロセスの停止及び再開の処理
について、図７及び図８のフローチャートに基づいて詳
述する。
について、図７及び図８のフローチャートに基づいて詳
述する。
【００４９】図７は、部分プロセスを停止する際の処理
手順である。部分プロセスを停止したいときは、管理者
は、まず停止したい部分プロセスのノード／プロセスＩ
Ｄを入力する（ステップ７０１）。ワークフローサーバ
１０１は、指定されたノード／プロセスＩＤからプロセ
ス管理テーブル１０００を検索し、停止を要求する管理
者のネットワークアドレスと該当ノードの管理者ＩＤ１
００６が一致するかどうかチェックする（ステップ７０
２）。チェックの結果、停止要求者のネットワークアド
レスが管理者ＩＤと一致すれば、停止権限があるものと
して、ワークフローサーバ１０１は、プロセス管理テー
ブル１０００の該当ノードの停止フラグ１００５を
“１”（停止中）に変更する（ステップ７０３）。ネッ
トワークアドレスと管理者ＩＤが一致しなければ、無差
別な部分プロセス停止の乱用を回避するため、部分プロ
セスの停止を拒否し、処理を終了させる。
手順である。部分プロセスを停止したいときは、管理者
は、まず停止したい部分プロセスのノード／プロセスＩ
Ｄを入力する（ステップ７０１）。ワークフローサーバ
１０１は、指定されたノード／プロセスＩＤからプロセ
ス管理テーブル１０００を検索し、停止を要求する管理
者のネットワークアドレスと該当ノードの管理者ＩＤ１
００６が一致するかどうかチェックする（ステップ７０
２）。チェックの結果、停止要求者のネットワークアド
レスが管理者ＩＤと一致すれば、停止権限があるものと
して、ワークフローサーバ１０１は、プロセス管理テー
ブル１０００の該当ノードの停止フラグ１００５を
“１”（停止中）に変更する（ステップ７０３）。ネッ
トワークアドレスと管理者ＩＤが一致しなければ、無差
別な部分プロセス停止の乱用を回避するため、部分プロ
セスの停止を拒否し、処理を終了させる。
【００５０】図８は、停止中の部分プロセスを再開する
際の処理手順である。停止中の部分プロセスの運用を再
開したいときは、管理者は、まず再開したい部分プロセ
スのノード／プロセスＩＤを入力する（ステップ８０
１）。ワークフローサーバ１０１は、指定されたノード
／プロセスＩＤからプロセス管理テーブル１０００を検
索し、再開を要求する管理者のネットワークアドレスと
該当ノードの管理者ＩＤ１００６が一致するかどうかチ
ェックする（ステップ８０２）。チェックの結果、再開
要求者のネットワークアドレスが管理者ＩＤと一致すれ
ば、再開権限があるものとして、ワークフローサーバ１
０１はプロセス管理テーブル１０００の該当ノードの停
止フラグを“０”（稼働中）に変更する（ステップ８０
３）。次に、部分プロセスの停止から再開までに一時停
止された案件を次のようにして再起動する。
際の処理手順である。停止中の部分プロセスの運用を再
開したいときは、管理者は、まず再開したい部分プロセ
スのノード／プロセスＩＤを入力する（ステップ８０
１）。ワークフローサーバ１０１は、指定されたノード
／プロセスＩＤからプロセス管理テーブル１０００を検
索し、再開を要求する管理者のネットワークアドレスと
該当ノードの管理者ＩＤ１００６が一致するかどうかチ
ェックする（ステップ８０２）。チェックの結果、再開
要求者のネットワークアドレスが管理者ＩＤと一致すれ
ば、再開権限があるものとして、ワークフローサーバ１
０１はプロセス管理テーブル１０００の該当ノードの停
止フラグを“０”（稼働中）に変更する（ステップ８０
３）。次に、部分プロセスの停止から再開までに一時停
止された案件を次のようにして再起動する。
【００５１】停止案件テーブル１２００から、再開した
い部分プロセスＩＤをもつ案件を検索し、その全てに対
して、以下の処理を行なう（ステップ８０４）。検索し
た案件の案件ＩＤとノード／プロセスＩＤから、該当案
件の案件管理テーブル１１００を検索し、そのノード情
報テーブル１１２０中の該当ノード／プロセスＩＤ１１
２１の示すノードでトラッキングフラグ１１２５が
“３”（停止中）であるノードを検索する。案件は現在
このノードで停止しているから、このトラッキングフラ
グを“１”（稼働中）にして、案件処理を開始する（ス
テップ８０５）。再開された案件は、図６のステップ６
０９の下階層有無のチェックの直前から再開する（図６
のステップ６１７）。案件を再開した後、停止案件テー
ブルの再開した案件の項目を削除する（ステップ８０
６）。ステップ８０５、８０６の処理を、停止案件テー
ブル１２００上に再開すべきノードＩＤを持つ案件がな
くなるまで繰り返す（ステップ８０７）。
い部分プロセスＩＤをもつ案件を検索し、その全てに対
して、以下の処理を行なう（ステップ８０４）。検索し
た案件の案件ＩＤとノード／プロセスＩＤから、該当案
件の案件管理テーブル１１００を検索し、そのノード情
報テーブル１１２０中の該当ノード／プロセスＩＤ１１
２１の示すノードでトラッキングフラグ１１２５が
“３”（停止中）であるノードを検索する。案件は現在
このノードで停止しているから、このトラッキングフラ
グを“１”（稼働中）にして、案件処理を開始する（ス
テップ８０５）。再開された案件は、図６のステップ６
０９の下階層有無のチェックの直前から再開する（図６
のステップ６１７）。案件を再開した後、停止案件テー
ブルの再開した案件の項目を削除する（ステップ８０
６）。ステップ８０５、８０６の処理を、停止案件テー
ブル１２００上に再開すべきノードＩＤを持つ案件がな
くなるまで繰り返す（ステップ８０７）。
【００５２】以上、本発明の一実施の形態を説明した。
上述の実施の形態において、部分プロセスの停止や再
開、変更時に処理要求者のネットワークアドレスと該当
部分プロセスの管理者ＩＤを比較し、同じ場合にのみ処
理を許可することにより、部分プロセス毎に管理者を設
定でき、ワークフローの階層的な管理を可能にする。例
えば、図３のワークフローにおいて、依頼部署の伝票チ
ェック時に金額が２０万円以上なら部長にも回覧するよ
うなプロセスに変更する場合、出金業務全体を管理する
管理者がすべてメンテナンスしていては、各部門で同様
の変更がなされた場合、その対処にかなりの工数を占有
される。この場合、伝票作成部分プロセスの管理者に依
頼部署の変更や停止、再開の管理を全て一任し、自分は
出金業務部分プロセスにおける管理のみ行なうことにす
れば、部分プロセスの階層にあった効率的な管理が実現
される。
上述の実施の形態において、部分プロセスの停止や再
開、変更時に処理要求者のネットワークアドレスと該当
部分プロセスの管理者ＩＤを比較し、同じ場合にのみ処
理を許可することにより、部分プロセス毎に管理者を設
定でき、ワークフローの階層的な管理を可能にする。例
えば、図３のワークフローにおいて、依頼部署の伝票チ
ェック時に金額が２０万円以上なら部長にも回覧するよ
うなプロセスに変更する場合、出金業務全体を管理する
管理者がすべてメンテナンスしていては、各部門で同様
の変更がなされた場合、その対処にかなりの工数を占有
される。この場合、伝票作成部分プロセスの管理者に依
頼部署の変更や停止、再開の管理を全て一任し、自分は
出金業務部分プロセスにおける管理のみ行なうことにす
れば、部分プロセスの階層にあった効率的な管理が実現
される。
【００５３】また、開発者の定義したワークフローにお
いて、運用前にテストを行なう際に案件をワークフロー
の途中から投入したい場合、テストしたい部分プロセス
のみを組合わせたワークフローを新たに定義すれば、遷
移させたい部分だけ案件を流すことができる。このテス
トしたい部分プロセスからなるワークフローの定義は、
ユーザーが端末から部分プロセスの組合わせを指示して
定義してもよいし、ユーザが流したい部分プロセスを指
定することでサーバがその部分プロセス情報から案件管
理テーブルを自動作成してもよい。
いて、運用前にテストを行なう際に案件をワークフロー
の途中から投入したい場合、テストしたい部分プロセス
のみを組合わせたワークフローを新たに定義すれば、遷
移させたい部分だけ案件を流すことができる。このテス
トしたい部分プロセスからなるワークフローの定義は、
ユーザーが端末から部分プロセスの組合わせを指示して
定義してもよいし、ユーザが流したい部分プロセスを指
定することでサーバがその部分プロセス情報から案件管
理テーブルを自動作成してもよい。
【００５４】上述の実施の形態において、部分プロセス
の管理者ＩＤを開発者のネットワークアドレスと一致さ
せたが、これは部分プロセスを開発した担当者がそのワ
ークフローに権利を持つようにさせるためである。した
がって、この開発者のＩＤと管理者のＩＤを別々に指定
して、開発者と管理者を分けて登録してもよい。
の管理者ＩＤを開発者のネットワークアドレスと一致さ
せたが、これは部分プロセスを開発した担当者がそのワ
ークフローに権利を持つようにさせるためである。した
がって、この開発者のＩＤと管理者のＩＤを別々に指定
して、開発者と管理者を分けて登録してもよい。
【００５５】また、図４のワークフロー定義時のフロー
チャートのステップ４０７において、プロセスの利用が
制限されているとき、サーバは制限されている旨のメッ
セージを表示し、利用の最終決定は開発者に任せたが、
これは開発者の既登録プロセス利用を制限しない様にす
るためである。したがって、プロセスの利用が制限され
ているときは自動的に利用不可能にしてもよい。
チャートのステップ４０７において、プロセスの利用が
制限されているとき、サーバは制限されている旨のメッ
セージを表示し、利用の最終決定は開発者に任せたが、
これは開発者の既登録プロセス利用を制限しない様にす
るためである。したがって、プロセスの利用が制限され
ているときは自動的に利用不可能にしてもよい。
【００５６】また、図５のフローチャートのステップ５
０１、７０１及び図８のフローチャートのステップ８０
１において、部分プロセスの利用の制限や制限解除、一
時停止及び再開処理の際にユーザは該当プロセスのＩＤ
を入力していたが、ワークフローサーバがプロセス管理
テーブルから対象案件を抽出し、そのリストを画面に表
示させてユーザに選択させることにより、ユーザの入力
の手間を軽減することもできる。
０１、７０１及び図８のフローチャートのステップ８０
１において、部分プロセスの利用の制限や制限解除、一
時停止及び再開処理の際にユーザは該当プロセスのＩＤ
を入力していたが、ワークフローサーバがプロセス管理
テーブルから対象案件を抽出し、そのリストを画面に表
示させてユーザに選択させることにより、ユーザの入力
の手間を軽減することもできる。
【００５７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ワ
ークフローの定義情報を分割して登録し、分割した登録
情報を複数のワークフローで共有して利用するため、計
算機（ワークフローサーバ）の記憶領域が節約される。
また、ワークフローの変更時にも、変更対象の部分プロ
セスだけを変更すればそれを利用する全ワークフローに
反映されるので効率的なメンテナンスを可能にする。さ
らに、ワークフローの途中から案件を投入したい場合
は、案件を流したい範囲の部分プロセスを組合わせるこ
とにより、簡単に案件の途中投入を可能にする。さら
に、部分プロセスを他のワークフローの定義時に使用さ
せないための情報を部分プロセス毎に付加しておくこと
で、勝手な流用を防止することができる。
ークフローの定義情報を分割して登録し、分割した登録
情報を複数のワークフローで共有して利用するため、計
算機（ワークフローサーバ）の記憶領域が節約される。
また、ワークフローの変更時にも、変更対象の部分プロ
セスだけを変更すればそれを利用する全ワークフローに
反映されるので効率的なメンテナンスを可能にする。さ
らに、ワークフローの途中から案件を投入したい場合
は、案件を流したい範囲の部分プロセスを組合わせるこ
とにより、簡単に案件の途中投入を可能にする。さら
に、部分プロセスを他のワークフローの定義時に使用さ
せないための情報を部分プロセス毎に付加しておくこと
で、勝手な流用を防止することができる。
【００５８】ワークフローの運用時においては、案件の
進行を管理するテーブルの回覧経路情報を、案件の進行
と同時にサーバに登録していくことで、部分プロセスの
変更に対し柔軟に対応できる。また、部分プロセス毎に
一時停止に関する情報を付加しておき、案件の進行と同
時にそれを参照することで、プロセスの部分的な停止を
実現し、案件毎に停止作業をする必要がない。さらに、
ある部分プロセスに対し停止命令をすることで、その部
分プロセスを利用しているワークフロー全てに反映でき
るので、管理者は効率的にワークフローの部分的一時停
止を実現できる。さらに、管理者をこの部分プロセス毎
に設定して部分プロセスの変更、停止権限を与えること
で、多くの部門が関与する長大なワークフローにおいて
も効率的できめ細かな管理を実現できる。
進行を管理するテーブルの回覧経路情報を、案件の進行
と同時にサーバに登録していくことで、部分プロセスの
変更に対し柔軟に対応できる。また、部分プロセス毎に
一時停止に関する情報を付加しておき、案件の進行と同
時にそれを参照することで、プロセスの部分的な停止を
実現し、案件毎に停止作業をする必要がない。さらに、
ある部分プロセスに対し停止命令をすることで、その部
分プロセスを利用しているワークフロー全てに反映でき
るので、管理者は効率的にワークフローの部分的一時停
止を実現できる。さらに、管理者をこの部分プロセス毎
に設定して部分プロセスの変更、停止権限を与えること
で、多くの部門が関与する長大なワークフローにおいて
も効率的できめ細かな管理を実現できる。
【図１】本発明に係るワークフローシステムのサーバと
クライアント、テーブルの関連を示すブロック図であ
る。
クライアント、テーブルの関連を示すブロック図であ
る。
【図２】出金業務のワークフロー定義例を示すフロー図
である。
である。
【図３】図２の出金業務について、ワークフローを部分
プロセスに分割して階層的に表記した例を示すフロー図
である。
プロセスに分割して階層的に表記した例を示すフロー図
である。
【図４】本発明におけるワークフロー定義時の処理手順
の実施の形態を示すフローチャートである。
の実施の形態を示すフローチャートである。
【図５】図４において、部分プロセスの利用を制限、制
限解除する際の処理手順の実施の形態を示すフローチャ
ートである。
限解除する際の処理手順の実施の形態を示すフローチャ
ートである。
【図６】本発明におけるワークフロー運用時の処理手順
の実施の形態を示すフローチャートである。
の実施の形態を示すフローチャートである。
【図７】図６において、部分プロセスを停止する際の処
理手順の実施の形態を示すフローチャートである。
理手順の実施の形態を示すフローチャートである。
【図８】図６において、停止中の部分プロセスを再開す
る際の処理手順の実施の形態を示すフローチャートであ
る。
る際の処理手順の実施の形態を示すフローチャートであ
る。
【図９】各部分プロセスの情報を格納するプロセステー
ブルの構成例である。
ブルの構成例である。
【図１０】部分プロセス全体の管理情報を格納するプロ
セス管理テーブルの構成例である。
セス管理テーブルの構成例である。
【図１１】ワークフローシステムで回覧される案件毎
に、回覧経路や進捗情報を格納する案件管理テーブルの
構成例である。
に、回覧経路や進捗情報を格納する案件管理テーブルの
構成例である。
【図１２】停止中の部分プロセスに対し、再開を待つ案
件の情報を格納する停止案件テーブルの構成例である。
件の情報を格納する停止案件テーブルの構成例である。
１０１ ワークフローサーバ １０２ ワークフロークライアント ９００ プロセステーブル １０００ プロセス管理テーブル １１００ 案件管理テーブル １２００ 停止案件テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 庸夫 神奈川県横浜市都筑区加賀原２丁目２番 株式会社日立製作所ビジネス開発センタ内 (72)発明者 尾越 昌子 神奈川県横浜市都筑区加賀原２丁目２番 株式会社日立製作所ビジネス開発センタ内
Claims (6)
- 【請求項１】 複数の担当者が書類や情報をやりとりし
ながら共同作業を行なうような業務について、書類や情
報を電子化し、業務や書類回覧の順序やルール（ワーク
フロー）を予め定義し、該定義に従って書類の回覧をネ
ットワークを介して自動的に処理するワークフローシス
テムにおいて、 前記業務や書類回覧の順序を複数の部分（部分プロセ
ス）に分割し、該分割した部分プロセス毎にワークフロ
ーの定義情報を別々に登録することを特徴とする階層型
ワークフロー管理方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の階層型ワークフロー管理
方法において、新たなワークフローの定義時に、既登録
の部分プロセスの組合わせを利用して登録することを特
徴とする階層型ワークフロー管理方法。 - 【請求項３】 請求項２記載の階層型ワークフロー管理
方法において、既登録の部分プロセスを組み合わせる際
に、部分プロセス毎に利用制限に関する情報を付加し、
ワークフロー定義時に、該情報を参照することにより既
登録の部分プロセスの利用を許可あるいは制限すること
を特徴とする階層型ワークフロー管理方法。 - 【請求項４】 請求項１、２もしくは３記載の階層型ワ
ークフロー管理方法において、ワークフローの管理者を
部分プロセス毎に設定し、該当プロセスに関する管理権
限を各部分プロセスの管理者に与えることを特徴とする
階層型ワークフロー管理方法。 - 【請求項５】 複数の担当者が書類や情報をやりとりし
ながら共同作業を行なうような業務について、書類や情
報を電子化し、業務や書類回覧の順序やルール（ワーク
フロー）を予め定義し、該定義に従って書類の回覧をネ
ットワークを介して自動的に処理するワークフローシス
テムにおいて、 前記業務や書類回覧の順序を複数の部分（部分プロセ
ス）に分割し、該分割した部分プロセス毎にワークフロ
ーの管理情報を登録し、回覧書類が部分プロセス間を移
動する度に部分プロセスの管理情報を参照して、次に遷
移する部分プロセスを選択することを特徴とするワーク
フロー書類回覧方法。 - 【請求項６】 請求項５記載のワークフロー書類回覧方
法において、部分プロセスの管理情報の変化に応じて部
分プロセス内における書類回覧を一時停止し、端末から
の入力情報により書類の回覧を再開させることを特徴と
するワークフロー書類回覧方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8256039A JPH10105623A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 階層型ワークフロー管理方法及びワークフロー書類回覧方法 |
| GB9720326A GB2319367B (en) | 1996-09-27 | 1997-09-24 | Workflow management method and apparatus |
| US08/938,785 US6151583A (en) | 1996-09-27 | 1997-09-26 | Workflow management method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8256039A JPH10105623A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 階層型ワークフロー管理方法及びワークフロー書類回覧方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10105623A true JPH10105623A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17287070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8256039A Pending JPH10105623A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 階層型ワークフロー管理方法及びワークフロー書類回覧方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6151583A (ja) |
| JP (1) | JPH10105623A (ja) |
| GB (1) | GB2319367B (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001356909A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-26 | Ntt Comware Corp | 作業プロセス管理装置 |
| US6763346B1 (en) | 2000-02-04 | 2004-07-13 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Document service integrated system |
| JP2007074267A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
| JP2008234631A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-10-02 | Canon Inc | ネットワーク上にあるサービスを実行する方法及びフロー処理装置 |
| JP2009129166A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Exa Corp | 業務処理システム |
| US8161096B2 (en) * | 2007-02-21 | 2012-04-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of executing service on a network, and flow processing apparatus with document that describes a flow for controlling services on the network |
| US10275729B2 (en) | 2002-07-26 | 2019-04-30 | International Business Machines Corporation | Workflow process consolidation |
Families Citing this family (117)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6243706B1 (en) | 1998-07-24 | 2001-06-05 | Avid Technology, Inc. | System and method for managing the creation and production of computer generated works |
| JP4020504B2 (ja) * | 1998-08-24 | 2007-12-12 | 株式会社日立製作所 | ワークフロー管理システム制御方法及びワークフロー管理システム |
| US6415297B1 (en) * | 1998-11-17 | 2002-07-02 | International Business Machines Corporation | Parallel database support for workflow management systems |
| DE19948028A1 (de) * | 1998-11-20 | 2000-05-31 | Ibm | Verfahren und System zum Optimieren des Anforderungsschickens in Workflow Management Systemen |
| US7117172B1 (en) | 1999-03-11 | 2006-10-03 | Corecard Software, Inc. | Methods and systems for managing financial accounts |
| JP2001014389A (ja) * | 1999-06-25 | 2001-01-19 | Hitachi Ltd | ワークフローサーバおよびクライアント端末 |
| EP1065617A3 (en) * | 1999-06-30 | 2002-04-17 | Phoenix Technology Patent Development Limited | A work flow management system |
| WO2001003037A2 (en) * | 1999-07-01 | 2001-01-11 | Microsoft Corporation | Workflow method and system |
| US6445968B1 (en) * | 1999-07-12 | 2002-09-03 | Maharaj K. Jalla | Task manager |
| US7150000B1 (en) * | 1999-08-17 | 2006-12-12 | Nash Controlware, Inc. | Component development with autonomous and compiled components to implement and consume services with components operate in edit and run mode |
| US7302430B1 (en) * | 1999-08-31 | 2007-11-27 | International Business Machines Corporation | Workflow management system for generating output material based on customer input |
| US7028303B2 (en) * | 1999-09-17 | 2006-04-11 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for processing a job in an event driven workflow environment |
| US7171373B2 (en) * | 1999-10-21 | 2007-01-30 | International Business Machines Corporation | Database driven workflow management system for generating output material based on customer input |
| EP1277145A4 (en) * | 2000-02-16 | 2003-05-21 | Bea Systems Inc | CONVERSATION MANAGEMENT SYSTEM FOR CORPORATE ELECTRONIC COOPERATION |
| US6697821B2 (en) * | 2000-03-15 | 2004-02-24 | Süccesses.com, Inc. | Content development management system and method |
| US6823513B1 (en) * | 2000-04-27 | 2004-11-23 | International Business Machines Corporation | Workflow distribution process granting to operators with assigned activities access to needed computer resources and withdrawing such access upon the completion of the assigned activity |
| US7503033B2 (en) * | 2000-04-28 | 2009-03-10 | Microsoft Corporation | Model for business workflow processes |
| US7467371B1 (en) * | 2000-04-28 | 2008-12-16 | Microsoft Corporation | Binding for business workflow processes |
| JP3682043B2 (ja) * | 2000-07-03 | 2005-08-10 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 業務スケジュールに関する情報を表示する装置および方法 |
| US20020055963A1 (en) * | 2000-11-06 | 2002-05-09 | Yasuhiko Kanemasa | Data interchange system, data interchange instrument and method thereof |
| US7653566B2 (en) * | 2000-11-30 | 2010-01-26 | Handysoft Global Corporation | Systems and methods for automating a process of business decision making and workflow |
| JP2002230247A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-16 | Fujitsu Ltd | 業務プロセス管理システム、サーバ装置、社外連携サーバ装置、業務プロセス管理方法、および、プログラム |
| US7657590B2 (en) * | 2001-02-07 | 2010-02-02 | Ubs Ag | Load balancing system and method |
| US20020161859A1 (en) * | 2001-02-20 | 2002-10-31 | Willcox William J. | Workflow engine and system |
| US6862573B2 (en) | 2001-03-22 | 2005-03-01 | Clear Technology, Inc. | Automated transaction management system and method |
| US20020138322A1 (en) * | 2001-03-23 | 2002-09-26 | Katsuyuki Umezawa | Secure workflow system and method for the same |
| US7346532B2 (en) * | 2001-05-10 | 2008-03-18 | Hitachi, Ltd. | Workflow system |
| US20020174093A1 (en) * | 2001-05-17 | 2002-11-21 | Fabio Casati | Method of identifying and analyzing business processes from workflow audit logs |
| JP2003030388A (ja) | 2001-06-28 | 2003-01-31 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ワークフローシステム、情報処理装置、ワークフローの管理方法ならびにプログラム |
| US7043714B2 (en) * | 2001-06-28 | 2006-05-09 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for using objects in data stores during execution of a workflow |
| US7069536B2 (en) * | 2001-06-28 | 2006-06-27 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for executing a workflow |
| US7100147B2 (en) * | 2001-06-28 | 2006-08-29 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for generating a workflow |
| US7228547B2 (en) | 2001-07-30 | 2007-06-05 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for enabling access to a plurality of services |
| US7296056B2 (en) * | 2001-07-30 | 2007-11-13 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for selecting one user to assign a work item in a workflow |
| US7047535B2 (en) | 2001-07-30 | 2006-05-16 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for performing workflow related operations using an application programming interface |
| US7698427B2 (en) | 2001-07-30 | 2010-04-13 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for transferring data from an application engine |
| US20030046152A1 (en) * | 2001-08-22 | 2003-03-06 | Colas Todd Robert | Electronic advertisement system and method |
| US20030115115A1 (en) * | 2001-08-25 | 2003-06-19 | Ouchi Norman Ken | Private exchange catalog system and methods |
| US7653873B2 (en) * | 2001-08-31 | 2010-01-26 | Siemens Medical Solutions Health Services Corporation | System and user interface supporting task schedule configuration |
| US7447644B2 (en) * | 2001-09-12 | 2008-11-04 | Siemens Medical Solutions Usa, Inc. | System and user interface for processing healthcare related event information |
| US7310607B2 (en) * | 2001-09-12 | 2007-12-18 | Siemens Medical Solutions Health Services Corporation | System for processing healthcare related event information for use in scheduling performance of tasks |
| US20030074090A1 (en) * | 2001-09-28 | 2003-04-17 | Zdenek Becka | System and method for improving operational efficiency through process automation |
| US20030078820A1 (en) * | 2001-10-19 | 2003-04-24 | Ouchi Norman Ken | Object based workflow route |
| US6954737B2 (en) * | 2001-11-05 | 2005-10-11 | Johnsondiversey, Inc. | Method and apparatus for work management for facility maintenance |
| US6687557B2 (en) | 2002-02-19 | 2004-02-03 | Norman Ken Ouchi | Consolidated component catalog |
| US20030167199A1 (en) * | 2002-03-01 | 2003-09-04 | Thomann Karen S. | Automated workflow means and method for pension products |
| WO2003089995A2 (en) * | 2002-04-15 | 2003-10-30 | Invensys Systems, Inc. | Methods and apparatus for process, factory-floor, environmental, computer aided manufacturing-based or other control system with real-time data distribution |
| US7822658B2 (en) * | 2002-06-04 | 2010-10-26 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Dynamic prioritization of activities |
| US7370072B2 (en) * | 2002-07-08 | 2008-05-06 | Electronic Evidence Discovery, Inc. | System and method for collecting electronic evidence data |
| US7475107B2 (en) * | 2002-07-08 | 2009-01-06 | Electronic Evidence Discovery, Inc. | System and method for managing distributed computer processes |
| US7769645B1 (en) | 2002-11-25 | 2010-08-03 | Xcm Development, Llc | Tax return outsourcing and systems for protecting data |
| US20040181446A1 (en) * | 2003-03-13 | 2004-09-16 | Vance Michael E. | Method, system and apparatus for managing workflow in a workplace |
| US8239233B1 (en) | 2003-07-17 | 2012-08-07 | Xcm Development, Llc | Work flow systems and processes for outsourced financial services |
| EP1517261A3 (en) * | 2003-09-18 | 2005-10-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Work-flow system and work-flow system management method |
| US7849052B2 (en) * | 2004-01-28 | 2010-12-07 | Paul David Vicars | Electronic document manager |
| US20070011234A1 (en) * | 2004-07-29 | 2007-01-11 | Xcm Development, Llc | Computer conferencing system and features |
| US20060047555A1 (en) * | 2004-08-27 | 2006-03-02 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. | Method and system for re-authorizing workflow objects |
| US20060136924A1 (en) * | 2004-12-21 | 2006-06-22 | Sadiq Shazia W | Workflow process management system including shadow process instances |
| US20080295101A1 (en) * | 2005-01-27 | 2008-11-27 | Paul David Vicars | Electronic document manager |
| US7792693B2 (en) * | 2005-02-25 | 2010-09-07 | Novell, Inc. | Distributed workflow techniques |
| US8140373B2 (en) * | 2005-04-07 | 2012-03-20 | International Business Machines Corporation | Data driven dynamic workflow |
| JP2007058622A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 文書管理装置及び文書管理方法 |
| JP4172478B2 (ja) * | 2005-08-25 | 2008-10-29 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 文書管理装置及び文書管理方法 |
| CN101278309A (zh) * | 2005-09-29 | 2008-10-01 | 国际商业机器公司 | 自动管理异构环境中的it资源的系统与方法 |
| WO2007111690A2 (en) * | 2005-11-08 | 2007-10-04 | Kaulkin Information Systems, Inc. | System and method for managing business processes |
| US7805459B2 (en) * | 2005-11-17 | 2010-09-28 | Bea Systems, Inc. | Extensible controls for a content data repository |
| US7680927B2 (en) | 2005-11-17 | 2010-03-16 | Bea Systems, Inc. | System and method for providing testing for a communities framework |
| US7590687B2 (en) | 2005-11-17 | 2009-09-15 | Bea Systems, Inc. | System and method for providing notifications in a communities framework |
| US8255818B2 (en) | 2005-11-17 | 2012-08-28 | Oracle International Corporation | System and method for providing drag and drop functionality in a communities framework |
| US7493329B2 (en) | 2005-11-17 | 2009-02-17 | Bea Systems, Inc. | System and method for providing generic controls in a communities framework |
| US20070112781A1 (en) * | 2005-11-17 | 2007-05-17 | Mcmullen Cindy | System and method for providing search controls in a communities framework |
| US20070113188A1 (en) * | 2005-11-17 | 2007-05-17 | Bales Christopher E | System and method for providing dynamic content in a communities framework |
| US8078597B2 (en) | 2005-11-17 | 2011-12-13 | Oracle International Corporation | System and method for providing extensible controls in a communities framework |
| US8046696B2 (en) | 2005-11-17 | 2011-10-25 | Oracle International Corporation | System and method for providing active menus in a communities framework |
| US8185643B2 (en) | 2005-11-17 | 2012-05-22 | Oracle International Corporation | System and method for providing security in a communities framework |
| US7522410B2 (en) * | 2005-11-28 | 2009-04-21 | Fujitsu Limited | Protective case for portable computer |
| US8849691B2 (en) | 2005-12-29 | 2014-09-30 | Microsoft Corporation | Modeling user input and interaction in workflow based applications |
| US7840526B1 (en) | 2005-12-29 | 2010-11-23 | United Services Automobile Association (Usaa) | Workflow administration tools and user interfaces |
| US20070156486A1 (en) * | 2005-12-29 | 2007-07-05 | Microsoft Corporation | Multiple concurrent workflow persistence schemes |
| US7792871B1 (en) | 2005-12-29 | 2010-09-07 | United Services Automobile Association | Workflow administration tools and user interfaces |
| US20070156487A1 (en) * | 2005-12-29 | 2007-07-05 | Microsoft Corporation | Object model on workflow |
| US7792872B1 (en) | 2005-12-29 | 2010-09-07 | United Services Automobile Association | Workflow administration tools and user interfaces |
| US7822706B1 (en) * | 2005-12-29 | 2010-10-26 | United Services Automobile Association (Usaa) | Workflow administration tools and user interfaces |
| JP4904878B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2012-03-28 | 富士通株式会社 | システム開発支援プログラム、システム開発支援装置およびシステム開発支援方法 |
| US8626557B2 (en) * | 2006-09-26 | 2014-01-07 | International Business Machines Corporation | System and method of providing snapshot to support approval of workflow changes |
| US10635260B2 (en) | 2007-01-22 | 2020-04-28 | Cerner Innovation, Inc. | System and user interface for clinical reporting and ordering provision of an item |
| US20090006154A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-01 | Microsoft Corporation | Declarative workflow designer |
| JP4508226B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2010-07-21 | 富士ゼロックス株式会社 | ワークフローシステムおよびプログラム |
| US20090112673A1 (en) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | Microsoft Corporation | Rules and workflow process integration |
| JP5219596B2 (ja) * | 2008-04-10 | 2013-06-26 | キヤノン株式会社 | ワークフロー管理装置、ワークフロー管理方法、及びコンピュータプログラム |
| JP2010128948A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Ricoh Co Ltd | ワークフロー情報生成装置、ワークフロー情報生成方法、画像処理装置、制御プログラム及び記録媒体 |
| US9354847B2 (en) | 2008-12-29 | 2016-05-31 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Interface infrastructure for a continuation based runtime |
| JP5451086B2 (ja) * | 2009-01-20 | 2014-03-26 | キヤノン株式会社 | ワークフロー管理装置、方法、及び、プログラム |
| JP5704908B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2015-04-22 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｂｕｓｉｎｅｓｓ Ｍａｃｈｉｎｅｓ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | ワークフローを動的に適合させるための方法、コンテンツ管理システム、データ処理プログラム、およびコンピュータ・プログラム（ワークフローを動的に適合させるための方法） |
| US8650659B2 (en) | 2011-03-02 | 2014-02-11 | Sony Corporation | Method and apparatus for securing media asset distribution for a marketing process |
| US9536264B2 (en) | 2011-11-14 | 2017-01-03 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Host agnostic messaging in a continuation based runtime |
| US9094830B2 (en) * | 2012-07-05 | 2015-07-28 | Blackberry Limited | Managing data transfer across a network interface |
| US9575813B2 (en) | 2012-07-17 | 2017-02-21 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Pattern matching process scheduler with upstream optimization |
| US8707326B2 (en) * | 2012-07-17 | 2014-04-22 | Concurix Corporation | Pattern matching process scheduler in message passing environment |
| US8941868B2 (en) * | 2012-08-17 | 2015-01-27 | Vistaprint Schweiz Gmbh | System and method for processing multiple mailing services orders of varying quantities and address lists |
| US10540448B2 (en) | 2013-07-15 | 2020-01-21 | Cerner Innovation, Inc. | Gap in care determination using a generic repository for healthcare |
| US10127509B2 (en) | 2015-09-17 | 2018-11-13 | Bank Of America Corporation | System for temporarily suspending a workflow associated with a work item |
| US10346476B2 (en) | 2016-02-05 | 2019-07-09 | Sas Institute Inc. | Sketch entry and interpretation of graphical user interface design |
| US10409863B2 (en) * | 2016-02-05 | 2019-09-10 | Sas Institute Inc. | Verification and export of federated areas and job flow objects within federated areas |
| US10380185B2 (en) | 2016-02-05 | 2019-08-13 | Sas Institute Inc. | Generation of job flow objects in federated areas from data structure |
| US10795935B2 (en) | 2016-02-05 | 2020-10-06 | Sas Institute Inc. | Automated generation of job flow definitions |
| US10650045B2 (en) | 2016-02-05 | 2020-05-12 | Sas Institute Inc. | Staged training of neural networks for improved time series prediction performance |
| US10331495B2 (en) | 2016-02-05 | 2019-06-25 | Sas Institute Inc. | Generation of directed acyclic graphs from task routines |
| US10642896B2 (en) | 2016-02-05 | 2020-05-05 | Sas Institute Inc. | Handling of data sets during execution of task routines of multiple languages |
| US10346211B2 (en) | 2016-02-05 | 2019-07-09 | Sas Institute Inc. | Automated transition from non-neuromorphic to neuromorphic processing |
| US10650046B2 (en) | 2016-02-05 | 2020-05-12 | Sas Institute Inc. | Many task computing with distributed file system |
| USD898059S1 (en) | 2017-02-06 | 2020-10-06 | Sas Institute Inc. | Display screen or portion thereof with graphical user interface |
| USD898060S1 (en) | 2017-06-05 | 2020-10-06 | Sas Institute Inc. | Display screen or portion thereof with graphical user interface |
| CN107730077A (zh) * | 2017-09-13 | 2018-02-23 | 平安科技（深圳）有限公司 | 节点任务数据显示方法、装置、存储介质和计算机设备 |
| US20190197428A1 (en) | 2017-12-27 | 2019-06-27 | Cerner Innovation, Inc. | Systems and methods for refactoring a knowledge model to increase domain knowledge and reconcile electronic records |
| CN110764817A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-02-07 | 北京字节跳动网络技术有限公司 | 一种获取流程实例的方法、装置、介质和电子设备 |
| US11675805B2 (en) | 2019-12-16 | 2023-06-13 | Cerner Innovation, Inc. | Concept agnostic reconcilation and prioritization based on deterministic and conservative weight methods |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4503499A (en) * | 1982-09-14 | 1985-03-05 | Eaton Corporation | Controlled work flow system |
| US5301320A (en) * | 1991-06-28 | 1994-04-05 | Digital Equipment Corporation | Workflow management and control system |
| GB2263988B (en) * | 1992-02-04 | 1996-05-22 | Digital Equipment Corp | Work flow management system and method |
| US5535322A (en) * | 1992-10-27 | 1996-07-09 | International Business Machines Corporation | Data processing system with improved work flow system and method |
| JPH09501517A (ja) * | 1993-02-08 | 1997-02-10 | アクション・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 業務処理を管理するための方法および装置 |
| JPH07210614A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-08-11 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ステートメント作成方法及びシステム |
| US5826020A (en) * | 1994-09-30 | 1998-10-20 | Hewlett-Packard Co. | Workflow real time intervention |
| US5768506A (en) * | 1994-09-30 | 1998-06-16 | Hewlett-Packard Co. | Method and apparatus for distributed workflow building blocks of process definition, initialization and execution |
| JPH08123744A (ja) * | 1994-10-26 | 1996-05-17 | Hitachi Ltd | ワークフローシステム |
| JP3050510B2 (ja) * | 1995-09-20 | 2000-06-12 | 株式会社日立製作所 | イメージデータ管理装置 |
| US5754857A (en) * | 1995-12-08 | 1998-05-19 | Sun Microsystems, Inc. | Distributed asynchronous workflow on the net |
| US5799297A (en) * | 1995-12-15 | 1998-08-25 | Ncr Corporation | Task workflow management system and method including an external program execution feature |
| US5737727A (en) * | 1996-01-25 | 1998-04-07 | Electronic Data Systems Corporation | Process management system and method |
| US5826239A (en) * | 1996-12-17 | 1998-10-20 | Hewlett-Packard Company | Distributed workflow resource management system and method |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8256039A patent/JPH10105623A/ja active Pending
-
1997
- 1997-09-24 GB GB9720326A patent/GB2319367B/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-26 US US08/938,785 patent/US6151583A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6763346B1 (en) | 2000-02-04 | 2004-07-13 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Document service integrated system |
| JP2001356909A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-26 | Ntt Comware Corp | 作業プロセス管理装置 |
| US10275729B2 (en) | 2002-07-26 | 2019-04-30 | International Business Machines Corporation | Workflow process consolidation |
| JP2007074267A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
| JP4661465B2 (ja) * | 2005-09-06 | 2011-03-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 制御装置 |
| JP2008234631A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-10-02 | Canon Inc | ネットワーク上にあるサービスを実行する方法及びフロー処理装置 |
| US8161096B2 (en) * | 2007-02-21 | 2012-04-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of executing service on a network, and flow processing apparatus with document that describes a flow for controlling services on the network |
| JP2009129166A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Exa Corp | 業務処理システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2319367A (en) | 1998-05-20 |
| GB9720326D0 (en) | 1997-11-26 |
| US6151583A (en) | 2000-11-21 |
| GB2319367B (en) | 1999-06-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10105623A (ja) | 階層型ワークフロー管理方法及びワークフロー書類回覧方法 | |
| JP5113119B2 (ja) | コンピュータが実行可能なワークフロー制御システム | |
| AU600755B2 (en) | Apparatus for distributing data processing across a plurality of loci of control | |
| JP2996197B2 (ja) | 文書共有管理方法 | |
| US6240416B1 (en) | Distributed metadata system and method | |
| JP5072550B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム | |
| CN101689166A (zh) | 使用具有全局知识的服务器处理写请求 | |
| JP2007156678A (ja) | ワークフローシステムおよび滞留電子文書処理方法 | |
| US10802881B2 (en) | Methods and devices for enabling distributed computers to communicate more effectively in an enterprise requiring flexible approval notifications | |
| JPH07319820A (ja) | 情報処理システム | |
| JP4021589B2 (ja) | データ管理方法及びその実施装置 | |
| US7702769B2 (en) | Data transfer method, apparatus, and recording medium for use in hierarchical system | |
| JPH1063751A (ja) | ワークフローシステムおよびその作業分割方法 | |
| JP2006350627A (ja) | 文書管理システム | |
| JP2004178119A (ja) | 情報管理システム | |
| JPH07287688A (ja) | 動的アクセス権変更方法及び動的アクセス権変更装置 | |
| JP2001216319A (ja) | 文書管理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 | |
| JP2001034687A (ja) | ワークフロー処理方法及びその実施システム並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 | |
| JP2000222508A (ja) | ワークフローシステムノードスキップ方法 | |
| JP3429609B2 (ja) | 設計情報管理装置 | |
| JP2002288416A (ja) | 資産管理方法 | |
| JP2007199763A (ja) | 情報管理方法及び情報管理システム | |
| JPH11259351A (ja) | データベース装置、共用データベース装置、共用データベースシステム、共用データベース装置のデータ抽出方法および共用データベース装置のデータ抽出プログラムを記録した記録媒体 | |
| JPH0378045A (ja) | 計算機システム | |
| US20050015373A1 (en) | Object management system and method |