JP2010128948A - ワークフロー情報生成装置、ワークフロー情報生成方法、画像処理装置、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

ワークフロー情報生成装置、ワークフロー情報生成方法、画像処理装置、制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】APIを用いて外部プログラムとの連携を図るSDKシステムにおいて、情報の不整合を早期に検知すること。
【解決手段】本発明の一態様は、フロー情報記憶部316に処理の情報を記憶させてワークフローを生成するSDKシステムであって、ワークフローに組み込む処理を指定する情報である処理指定情報を取得する操作情報取得部101と、処理指定情報において指定されている処理の情報をフロー情報記憶部316に記憶させることを予告する事前イベントを出力し、指定されている処理をワークフローに組み込むことの可否を示す可否情報を事前イベントに応じて取得し、指定されている処理の情報を、取得された可否情報に応じてフロー情報記憶部316に記憶させ、取得された可否情報に応じて実行された動作の結果を示す事後イベントを出力するフロー構築部102とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ワークフロー情報生成装置、ワークフロー情報生成方法、画像処理装置、制御プログラム及び記録媒体に関し、特に、情報の整合性の維持に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi−Function Peripheral:複合機)として構成されることが多い。また、このように電子化された文書を文書管理サーバに蓄積し若しくは指定された配信先に配信して利用する文書管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような文書管理システムにおいては、スキャナ機能と情報処理機能とを組み合わせてワークフローを構成し、文書蓄積の効率化を図ることが行われている。ワークフローを利用した文書管理システムにおいては、そのシステムを利用する企業等のユーザによって利用方法やメールシステム、ネットワーク構成等の社内インフラが異なるため、想定されるすべてのケースを網羅したシステムを事前に開発することは難しい。
そのため、ワークフローのシステムをSDK(Software Development Kit)とし、API(Application Programming Interface)を公開することが行われている。これにより、各ユーザは、夫々の環境に適したワークフローのプログラムを自由に構築することが可能となる。
APIにより、ワークフローにおいて実行される処理の一部を外部のプログラムに実行させることが可能となる。また、APIにより、システム側で発生する各種のイベントを外部のプログラムに通知する場合もある。この場合、外部プログラムは、ワークフローにおいて実行される処理の一部を実行するのではなく、システムの状態やシステムになされた操作に応じて、自らに必要な処理を実行する。
例えば、上述した文書管理システムにおいて、電子化された文書の蓄積若しくは配信処理の結果を通知するAPIを用いることにより、その通知を受けた外部プログラムは、文書の蓄積若しくは配信件数に応じて課金を行うことができる。
特開2008−97586号公報
上述したSDKにおいて、APIにより、システム側で発生する各種のイベントを外部のプログラムに通知する処理は、システム側で処理を実行した後に通知される、いわゆる「事後イベント」である。事後イベントが通知されることにより、外部プログラムはシステムの状態等を把握することが可能である。しかしながら、外部プログラムは、通知された事後イベントに応じてシステムの動作に介入することはできない。
例えば、複数の外部プログラムによる処理を含むワークフローにおいて、一の外部プログラムによる処理が実行されて課金がされた後、他の外部プログラムがエラーとなりワークフローが完了できなかった場合を考える。この場合、ワークフローが完了できず、ユーザの目的が遂げられなかったにも関わらず、処理が実行された外部プログラムについては、課金された状態となる。
また、ユーザがワークフローを構築する場合において、外部プログラム(以降、プラグインとする)による処理をワークフローの一処理として追加したことにより、APIによってプラグイン追加のイベントが通知された場合を考える。この場合、ライセンス数の条件等によりプラグイン側でワークフローへの追加が拒否されることがあり得る。すると、構築されたワークフローをユーザが実行した場合に、プラグインが処理を実行できずにエラーとなり、ワークフローを構築し直す必要がある。
このように、APIによって通知されるイベントが「事後イベント」のみである場合、システムに含まれる情報に不整合が生じた場合であっても、その情報の不整合を直ちに検知することができない。尚、このような課題は、文書管理システムにおけるワークフローシステムに限らず、APIを用いて外部プログラムとの連携を図るSDKシステムにおいて同様に課題となり得る。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、APIを用いて外部プログラムとの連携を図るSDKシステムにおいて、情報の不整合を早期に検知することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローの情報を記憶しているフロー情報記憶部に前記処理の情報を記憶させて前記ワークフローを生成するワークフロー情報生成装置であって、前記ワークフローに組み込む処理を指定する情報である処理指定情報を取得する処理指定情報取得部と、前記取得された処理指定情報において指定されている処理の情報を前記フロー情報記憶部に記憶させることを予告する予告情報を出力する予告出力部と、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を示す可否情報を前記出力された予告情報に応じて取得する可否情報取得部と、前記指定されている処理の情報を、前記取得された可否情報に応じて前記フロー情報記憶部に記憶させる処理情報出力部と、前記取得された可否情報に応じて実行された動作の結果を示す結果情報を出力する結果出力部とを有する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワークフロー情報生成装置において、前記出力された予告情報を取得し、前記指定された処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断して前記可否情報を出力する可否判断部を更に有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のワークフロー情報生成装置において、前記処理は、アプリケーション・プログラムによって実現される処理であり、前記可否判断部は、前記アプリケーション・プログラムの使用条件に関する情報に基づいて前記処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のワークフロー情報生成装置において、前記可否判断部は、前記出力された結果情報を取得し、前記アプリケーション・プログラムの使用条件に関する情報を更新することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4いずれかに記載のワークフロー情報生成装置において、前記処理は、他の機器によって実現される処理であり、前記可否判断部は、前記他の機器の使用条件に関する情報に基づいて前記処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のワークフロー情報生成装置において、前記可否判断部は、前記出力された結果情報を取得し、前記機器の使用条件に関する情報を更新することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項2乃至6いずれかに記載のワークフロー情報生成装置において、前記処理は、指定された送信先に情報を送信する処理であり、前記可否判断部は、前記送信先への情報の送信可否を示す情報に基づいて前記処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項2乃至5いずれかに記載のワークフロー情報生成装置において、前記可否判断部は、前記指定された処理を前記ワークフローに組み込む際の課金に関する情報に基づいて前記処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のワークフロー情報生成装置において、前記可否判断部は、前記出力された結果情報を取得し、前記課金に関する情報を更新することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9いずれかに記載のワークフロー情報生成装置において、前記取得された可否情報が、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが不可能であると示している場合、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが不可能であることをユーザに通知するための通知情報を生成する通知情報生成部を更に含むことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のワークフロー情報生成装置において、前記通知情報は、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが不可能であると判断された理由を含むことを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11いずれかに記載のワークフロー情報生成装置において、前記取得された可否情報が、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが不可能であると示している場合、前記結果出力部は、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが拒否されたことを前記結果情報として出力することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項1乃至12いずれかに記載のワークフロー情報生成装置において、前記指定されている処理の情報を前記フロー情報記憶部に記憶させる処理を前記処理情報出力部が完了した場合、前記結果出力部は、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが完了したことを前記結果情報として出力することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローの情報を記憶しているフロー情報記憶部に前記処理の情報を記憶させて前記ワークフローを生成するワークフロー情報生成方法であって、処理指定情報取得部が、前記ワークフローに組み込む処理を指定する情報である処理指定情報を取得し、予告出力部が、前記取得された処理指定情報において指定されている処理の情報を前記フロー情報記憶部に記憶させることを予告する予告情報を出力し、可否情報取得部が、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を示す可否情報を前記出力された予告情報に応じて取得し、処理情報出力部が、前記指定されている処理の情報を、前記取得された可否情報に応じて前記フロー情報記憶部に記憶させ、結果出力部が、前記取得された可否情報に応じて実行された動作の結果を示す結果情報を出力する。
また、請求項15に記載の発明は、複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローを実行する画像処理装置であって、前記ワークフローの情報を記憶しているフロー情報記憶部に前記処理の情報を記憶させて前記ワークフローを生成するワークフロー情報生成装置であって、実行すべきワークフローを指定する情報及び前記ワークフローの実行を指示する情報を含む指示情報を取得する実行命令取得部と、前記ワークフローが含む処理を実行することを予告する予告情報を出力する予告出力部と、前記ワークフローが含む処理の実行可否を示す可否情報を前記出力された予告情報に応じて取得する可否情報取得部と、前記ワークフローが含む処理を、前記取得された可否情報に応じて実行させる処理実行部と、前記取得された可否情報に応じて実行された動作の結果を示す結果情報を出力する結果出力部とを有する。
また、請求項16に記載の発明は、情報処理装置を、複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローの情報を記憶しているフロー情報記憶部に前記処理の情報を記憶させて前記ワークフローを生成するワークフロー情報生成装置として動作させる制御プログラムであって、前記ワークフローに組み込む処理を指定する情報である処理指定情報を取得するステップと、前記取得された処理指定情報において指定されている処理の情報を前記フロー情報記憶部に記憶させることを予告する予告情報を出力するステップと、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を示す可否情報を前記出力された予告情報に応じて取得するステップと、前記指定されている処理の情報を、前記取得された可否情報に応じて前記フロー情報記憶部に記憶させるステップと、前記取得された可否情報に応じて実行された動作の結果を示す結果情報を出力するステップと、を前記情報処理装置に実行させる。
また、請求項17に記載の発明は、記録媒体であって、請求項16に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、APIを用いて外部プログラムとの連携を図るSDKシステムにおいて、情報の不整合を早期に検知することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る文書管理システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る文書管理システムは、管理者用端末1、クライアント用端末2、画像処理装置3、アプリケーションサーバ4及びファイル管理サーバ5を含む。管理者用端末1は、本実施形態に係る文書管理システムを管理する管理者が操作する端末であり、システムを管理する管理ツールがインストールされている。クライアント端末1の機能が本実施形態の要旨の1つとなる。
クライアント装置2は、ユーザが操作する情報処理端末である。画像処理装置3は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機である。また、本実施形態に係る画像処理装置3の制御システムは、SDK(Software Development Kit)によって構成され、ユーザによって構築されたワークフローに従って文書の蓄積若しくは配信処理を実行する。
更に、画像処理装置3は、SDKとして公開されているAPI(Application Programming Interface)を実装した外部プログラム(以降、プラグインとする)を含む。このプラグインは、画像処理装置3の制御システムに準じて動作する。プラグインの種類としては、ワークフローに組み込まれて画像処理等を実行する処理プラグインや、システムの状態に応じてイベントを取得するイベントプラグイン等がある。プラグインの詳細については後述する。
アプリケーションサーバ4は、上述した処理プラグインと同様に、ワークフローに組み込まれて実行される画像処理の機能を提供する。ファイル管理サーバ5は、文書情報が蓄積されるデータサーバである。ファイル管理サーバ5が記憶している文書情報とは、例えば拡張子“jpg”や“pdf”等の画像情報、拡張子“txt”や“doc”等の文字情報によって構成される情報である。管理者用端末1、クライアント用端末2、画像処理装置3、アプリケーションサーバ4及びファイル管理サーバ5は、ネットワークを介して接続されている。
次に、本実施形態に係る管理者用端末1、クライアント用端末2、画像処理装置3、アプリケーションサーバ4及びファイル管理サーバ5等の、情報処理端末のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理端末のハードウェア構成を示すブロック図である。尚、クライアント用端末2、画像処理装置3、アプリケーションサーバ4及び文書管理サーバ5も、図2に示すハードウェア構成と同様の構成を有する。また、画像処理装置3は、図2に示すハードウェア構成に加えて、スキャナ、プリンタ等を実現するためのエンジンを備える。
図2に示すように、本実施形態に係る管理者用端末1は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等の情報処理端末と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係る管理者用端末1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、管理者用端末1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが管理者用端末1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが管理者用端末1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、図1において説明したように、本実施形態に係るアプリケーションサーバ4及びファイル管理サーバ5は、サーバとして運用される。従って、LCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る管理者用端末1等の情報処理端末の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像処理装置3の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る画像処理装置3の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置3は、コントローラ300、ADF(Auto Document Feeder:原稿自動搬送装置)301、スキャナユニット302、排紙トレイ303、ディスプレイパネル304、給紙テーブル305、プリントエンジン306、排紙トレイ307及びネットワークI/F308を有する。また、コントローラ300は、主制御部311、エンジン制御部312、入出力制御部313、画像処理部314、操作表示制御部315及びフロー情報記憶部316を有する。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置3は、スキャナユニット302、プリントエンジン306を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル304は、画像処理装置3の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像処理装置3を直接操作し若しくは画像処理装置3に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。ネットワークI/F308は、画像処理装置3がネットワークAを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ300は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ300が構成される。コントローラ300は、画像処理装置3全体を制御する制御部として機能する。また、上述したように、本実施形態に係るコントローラ300のソフトウェア制御部は、SDK及び外部プログラムによって構成される。
主制御部311は、コントローラ300に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ300の各部に命令を与える。図4を参照して、主制御部311についてさらに詳細に説明する。図4に示すように、主制御部311は、フロー制御部311a及びイベントプラグイン311bを含む。フロー制御部311aは、エンジン制御部312、入出力制御部313及び画像処理装置314等を制御し、ディスプレイパネル304及び操作表示制御部315を介してユーザにより指示されたワークフローの実行を制御する。即ち、フロー制御部311aが、画像処理装置3におけるSDKシステムの本体として機能する。
イベントプラグイン311bは、フロー制御部311aをはじめとした主制御部311の動作に応じたイベントを取得し、取得したイベントに応じた処理を実行する。このイベントは、フロー制御部311aが、ユーザによるワークフローの実行の指示に応じて、ワークフローを実行する前に出力する。即ち、上記イベントとは、ワークフローに含まれる処理の実行予告の通知である。イベントプラグイン311bは、SDKシステムにおけるAPIを含む外部プログラムとして構成される。イベントプラグイン311bによる処理が、本実施形態の要旨の1つとなる。
エンジン制御部312は、プリントエンジン306やスキャナユニット302等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部313は、ネットワークI/F308を介して入力される信号や命令を主制御部311に入力する。また、主制御部311は、入出力制御部313を制御し、ネットワークI/F308及びネットワークを介してファイル管理サーバ4やジョブ管理サーバ1にアクセスする。また、入出力制御部313は、ワークフローにおいてユーザの指示に応じて実行される文書情報の蓄積若しくは配信を実行する機能(以降、文書処理機能とする)を有する。
画像処理部314は、主制御部311の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン306が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、画像処理部314は、スキャナユニット302から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像処理装置3に格納され若しくはネットワークI/F308を介してファイル管理サーバ4に送信される情報である。
更に画像処理部314は、OCR(Optical Character Recognition)や、情報の埋め込み等、ワークフローにおいてユーザの指示に応じて実行される画像処理の機能(以降、画像処理機能とする)を有する。入出力制御部313に含まれる文書処理機能や、画像処理部314に含まれる画像処理機能は処理プラグインによって実現される機能であり、SDKシステムにおけるAPIを含む外部プログラムであるアプリケーション・プログラムによって提供される。
操作表示制御部315は、ディスプレイパネル304に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル304を介して入力された情報を主制御部311に通知する。
フロー情報記憶部316は、画像処理装置3がユーザの操作に応じて実行するワークフローについての情報を記憶している記憶部である。図5を参照して、フロー制御部316に記憶されている情報の例を示す。図5に示すように、フロー情報記憶部316は、ワークフローを識別するためのID、ワークフローの名称及びワークフローに含まれる処理の内容の情報を記憶している。
例えば、ID“001”のワークフローであれば、名称は“projectA”であり、“処理a”、“処理b”、“処理c”・・・といった処理が含まれる。フロー制御部311aは、ユーザからワークフローの実行を指示されると、フロー情報記憶部316から実行すべき処理の内容を取得し、夫々の処理に対応する処理プラグインに処理を実行させる。
図5に示す“処理a”、“処理b”、“処理c”・・・等の各処理は、画像処理装置3の画像処理部314や、入出力制御部313若しくはアプリケーションサーバ4によって実行される処理である。
画像処理装置3がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部313がネットワークI/F308を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部313は、受信した印刷ジョブを主制御部311に転送する。主制御部311は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部314を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成する。
画像処理部314によって描画情報が生成されると、エンジン制御部312は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル305から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。プリントエンジン306の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン306によって画像形成が施された文書は排紙トレイ307に排紙される。
画像処理装置3がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル304の操作若しくはネットワークI/F308を介して外部のクライアント用端末3等から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部315若しくは入出力制御部313が主制御部311にスキャン実行信号を転送する。主制御部311は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部312を制御する。
エンジン制御部312は、ADF301を駆動し、ADF301にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット302に搬送する。また、エンジン制御部312は、スキャナユニット302を駆動し、ADF301から搬送される原稿を撮像する。また、ADF301に原稿がセットされておらず、スキャナユニット302に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット302は、エンジン制御部312の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット302が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット302に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部312は、スキャナユニット302が生成した撮像情報を画像処理部314に転送する。画像処理部314は、主制御部311の制御に従い、エンジン制御部312から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部314が生成した画像情報はHDD40等の画像処理装置3に装着された記憶媒体に保存される。
画像処理部314によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD40等に格納され若しくは入出力制御部313及びネットワークI/F308を介してファイル管理サーバ4等の外部の装置に送信される。また、画像処理装置3が複写機として動作する場合は、エンジン制御部312がスキャナユニット302から受信した撮像情報若しくは画像処理部314が生成した画像情報に基づき、画像処理部314が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部312がプリントエンジン306を駆動する。
次に、本実施形態に係る管理者用端末1の機能ブロックについて、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る管理者用端末1の機能ブロックを示すブロック図である。図6に示すように、本実施形態に係る管理者用端末1は、フロー構築制御部100、情報入力部110、ネットワークI/F120及び表示部130を有する。
情報入力部110は、ユーザが管理者用端末1を操作して情報を入力するための構成であり、図2に示すI/F50及び操作部70によって実現される。ネットワークI/F120は、管理者用端末1がネットワークを介して情報を取得し、若しくはネットワークを介して情報を送信するためのインタフェースであり、図2に示すI/F50によって実現される。具体的には、例えばEthernet(登録商標)接続のインタフェースや、USB(Universal Serial Bus)接続のインタフェースによって実現される。表示部130は、管理者用端末1の動作状態や、検索結果等が表示される構成であり、図2に示すI/F50及びLCD60によって実現される。
フロー構築制御部100は、本実施形態に係る管理者用端末1において、画像処理装置3において実行されるワークフローを設計し、構築する機能を担う構成であり、操作情報取得部101、フロー構築部102及びイベントプラグイン103を含む。即ち、フロー構築制御部100を含むことにより、管理者用端末1がワークフロー情報生成装置として機能する。フロー制御部100は、図2に示すRAM20にロードされたプログラムがCPU10の制御に従って動作することにより構成される。
操作情報取得部101は、情報入力部110を介して、ユーザによる操作の情報を取得する。本実施形態において、操作情報取得部101は、ワークフローの設計、構築に関する操作の情報を取得する。フロー構築部102は、操作情報取得部101が取得した操作情報、即ち、ユーザによる操作に応じて、フローを構築する。
フロー構築部102は、ユーザの操作に応じて、図5に示すように、複数の処理プラグインや機器による処理を積み重ねてフロー情報記憶部316に情報を記憶させることにより、ワークフローを構築する。本実施形態において、フロー構築部102は、ネットワークI/F120を介してフロー構築の情報を出力し、画像処理装置3のフロー情報記憶部316に情報を記憶させる。即ち、操作情報取得部101及びフロー構築部102が、管理者用端末1におけるSDKシステムの本体として機能する。
また、フロー構築部102は、ユーザの操作に応じてフロー構築、即ち、フロー情報記憶部316に情報を記憶させる前に、ユーザの操作に応じたイベントを出力する。即ち、上記イベントとは、ワークフローを構築する処理の実行予告の通知である。更に、フロー構築部102は、フロー構築に関する表示情報を生成し、表示部130を介してフロー構築のGUI(Graphical User Interface)を提供する。
イベントプラグイン103は、画像処理装置3のイベントプラグイン311bと同様に、フロー構築部102が出力するイベントを取得し、取得したイベントに応じた処理を実行する。具体的に、イベントプラグイン103は、ワークフローへの処理プラグインの組み込みが指示された場合に、その指示に応じたイベントを取得し、組み込みが指示されたプラグインの組み込みの可否を判断する。
イベントプラグイン103は、プラグインの組み込み可否の判断内容に応じて、複数種のプラグインを含む。図7を参照して、イベントプラグイン103に含まれる夫々のプラグインについて説明する。図7に示すように、イベントプラグイン103は、ライセンス管理プラグイン103a、機器管理プラグイン103b、配信先管理プラグイン103c及び課金情報管理プラグイン103dを含む。
ライセンス管理プラグイン103aは、図8に示すような情報を保持しており、ライセンスの面からワークフローへの処理プラグインの登録可否を判断する。より具体的には、ライセンス管理プラグイン103aは、夫々の処理プラグインを実現するためのアプリケーション・プログラムのライセンスに関する情報を保持している。図8に示すように、ライセンス管理プラグイン103aは、処理プラグインを識別するID、プラグイン名、登録が許されている数を示すライセンス数及び既に登録されている数を示す登録数の情報を含む。
例えば、図8に示す“plug−in a”の登録が指示された場合、“plug−in a”の登録数がライセンス数に達していれば、ライセンス管理プラグイン103aは、登録が不可能である旨をフロー構築部102に通知する。これにより、ライセンス数の上限に達しており追加登録することができない処理プラグインがワークフローに組み込まれ、結果としてエラーを含むワークフローが構築されてしまうことを防ぐことができる。
機器管理プラグイン103bは、図9に示すような情報を保持しており、機器管理の面からワークフローへの処理プラグインの登録可否を判断する。より具体的には、機器管理プラグイン103bは、ワークフローに含まれる処理を実行するアプリケーションサーバ4や、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ等の機器のライセンスに関する情報を保持している。図9に示すように、機器管理プラグイン103bは、機器を識別するID、機器名、ワークフローへの登録が許されている数を示す登録許可数及び既に登録されている数を示す登録数の情報を含む。
例えば、図9に示す“printer A”の登録が指示された場合、“printer A”の登録数が登録許可数に達してれば、機器管理プラグイン103bは、登録が不可能である旨をフロー構築部102に通知する。この他、機器管理プラグイン103bは、対象の機器についての管理者用端末を操作している管理者の権原や、他の機器若しくは処理プラグインとの相性などを判断して登録の可否を判断しても良い。これにより、登録許可数の上限に達している場合や、他の機器との相性等により追加登録することができない機器による処理がワークフローに組み込まれ、結果としてエラーを含むワークフローが構築されてしまうことを防ぐことができる。
配信先管理プラグイン103cは、図10に示すような情報を保持しており、配信先の面からワークフローへの処理プラグインの登録可否を判断する。図10に示すように、配信先管理プラグイン103cは、配信先を識別するID、配信先のアドレス、その配信先への配信の可否の情報を含む。ここで、配信先のアドレスとは、メールアドレスやパス若しくはIPアドレス等である。
例えば、ワークフローの構築において、ユーザにより“xxx@xxx.com”への配信が指示された場合、図10に示すように、該当する配信先の配信は“可”なので、配信先管理プラグイン103cは、登録が可能である旨をフロー構築部102に通知する。これにより、不適切な配信先が指定された処理がワークフローに組み込まれ、結果としてエラーを含むワークフローが構築されてしまうことを防ぐことができる。
課金情報管理プラグイン103dは、図11及び図12に示すような情報を保持しており、課金情報の面からワークフローへの処理プラグインの登録可否を判断する。図11に示すように、課金情報管理プラグイン103dは、処理プラグインを識別するID、プラグイン名及びその処理プラグインの登録に際して課金される金額の情報を含む。また、図12に示すように、下記情報管理プラグイン103dは、予め支払われている金額、即ちプリペイド金額、設定金額及び累積課金額の情報を記憶している。
例えば、図11に示す“plug−in a”の登録が指示された場合、プリペイド金額が“plug−in a”の課金額に満たない場合、課金情報管理プラグイン103dは、指示された処理プラグインの登録が不可能である旨をフロー構築部102に通知する。また、同様に“plug−in a”の登録が指示された場合、“plug−in a”の課金額を累積課金額に加算した結果、累積課金額が設定金額を上回る場合、課金情報管理プラグイン103dは、指示された処理プラグインの登録が不可能である旨をフロー構築部102に通知する。これにより、課金を理由として追加登録することができない機器による処理がワークフローに組み込まれ、結果としてエラーを含むワークフローが構築されてしまうことを防ぐことができる。
次に、本実施形態に係る文書管理システムにおけるワークフロー構築の動作について、図を参照して説明する。図13は、本実施形態に係る文書管理システムにおけるジョブログ情報の閲覧動作を示すシーケンス図である。また、図14は、本実施形態に係る文書管理システムにおいて、ワークフローを構築する際のGUI(以降、フロー構築画面とする)を示す図である。
図14に示すように、本実施形態に係るフロー構築画面は、アイコン配置部14a及びアイコン一覧部14bを有する。アイコン配置部14aは、図12に示すように、ワークフローに含まれる処理プラグインや処理を実行する機器のアイコンを表示する表示部である。アイコン配置部14aの表示は画像処理装置3のフロー情報記憶部316に記憶されている情報とリンクしており、ユーザによって構築されたワークフローの情報は、リアルタイムでフロー情報記憶部316に記憶される。
ユーザはマウス等のポインタを操作し、アイコン一覧部14bに表示された処理プラグイン若しくは処理機器のアイコンをアイコン配置部14aにドラッグ&ドロップする。このような操作により、操作情報取得部101が操作情報を取得し、フロー構築部102に対して、ワークフローへの処理プラグインの追加が指示される(S1301)。即ち、S1301においては、操作情報取得部101が、処理を指定する情報である処理指定情報を取得する処理指定情報取得部として機能する。操作情報取得部101は、取得した処理指定情報をフロー構築部102に入力する。
処理プラグインの追加が指示されると、フロー構築部102は、処理プラグイン追加のイベントを生成する。フロー構築部102は、処理プラグイン追加のイベントを生成すると、処理プラグインをワークフローに登録する前の事前通知として、そのイベントをイベントプラグイン103に通知する(S1302)。SS1302における通知には、ワークフローへの追加が指示された処理プラグインを示す情報が含まれる。S1302の通知は、具体的には、ワークフローに組み込むべき処理をフロー情報記憶部316に記憶させることを予告する予告情報である。即ち、S1302においては、フロー構築部102が予告出力部として機能する。
イベントプラグイン103は、図8〜図12において説明したように指定された処理プラグインの追加の可否を判断する(S1303)。即ち、イベントプラグイン103が可否判断部として機能する。イベントプラグイン103は、S1303における可否の判断結果をフロー構築部102に入力する。即ち、S1303においては、フロー構築部102が可否情報取得部として機能する。
S1303の処理の結果、イベントプラグイン103が処理プラグインの登録を拒否した場合(S1303/YES)、フロー構築部102は、図15に示すように、処理プラグインの追加が拒否された旨を表示する表示情報を生成して表示部130に表示させる(S1304)。即ち、S1304においては、フロー構築部102が、指定された処理プラグインの追加が不可能であることをユーザに通知する通知情報を生成する通知情報生成部として機能する。これにより、ユーザは、ワークフローを設計している際に、直ちにフローのエラーを認識することができる。
尚、処理プラグインの追加が不可能であることをユーザに通知する場合、図15に示すように、不可能である理由を同時に通知することにより、ユーザはエラーの対策を円滑に行うことが可能となり、ユーザの利便性を向上することが可能となる。
そして、フロー構築部102は、S1301において発生した処理プラグインの追加処理に係る事後通知として、処理プラグインの追加が拒否されたことをイベントプラグイン103に通知し(S1305)、処理を終了する。即ち、S1305においては、フロー構築部102が、1303の可否の結果に応じて実行された動作の結果を示す結果情報を出力する結果出力部として機能する。
他方、S1303の処理の結果、処理プラグインの登録が拒否されなかった場合(S1303/NO)、フロー構築部102は、S1301において指示された処理プラグインの登録を実行する(S1306)。
S1306の処理は、フロー情報記憶部316に情報を登録させる処理である。即ち、S1306において、フロー構築部102は、構築中のワークフローのID及びワークフローに追加すべき処理プラグインの情報(以降、フロー構築情報とする)を、ネットワークI/F120を介して画像処理装置3に出力する。即ち、S1306においては、フロー構築部102が、処理プラグインの情報である処理情報を出力する処理情報出力部として機能する。画像処理装置3においては、入出力制御部313がネットワークI/F308を介してフロー構築情報を受信し、主制御部311に入力する。
主制御部311は、フロー構築情報を取得すると、IDで指定されているワークフローに指定されている処理を追加するように、フロー情報記憶部316の情報を更新する。S1306の処理が正常に完了した場合(S1307/YES)、フロー構築部102は、S1301において発生した処理プラグインの追加処理に係る事後通知として、処理プラグインの追加が完了したことをイベントプラグイン103に通知し(S1308)、処理を終了する。即ち、S1308においても、フロー構築部102が、結果出力部として機能する。
S1308において通知を受けたイベントプラグイン103は、図8、図9及び図12に示す情報を夫々更新する。例えば、ライセンス管理プラグイン103a及び機器管理プラグイン103bは、追加された処理プラグインの“登録数”をインクリメントする。また、課金情報管理プラグイン103dは、追加された処理プラグインの“課金額”を“累積課金額”に加算する。
S1306の処理が正常に完了しなかった場合(S1307/NO)、フロー構築部102は、S1301において発生した処理プラグインの追加処理に係る事後通知として、処理プラグインの追加が失敗したことをイベントプラグイン103に通知し(S1309)、処理を終了する。即ち、S1309においても、フロー構築部102が結果出力部として機能する。
このように、本実施形態に係る文書管理システムのワークフロー構築動作においては、実際に処理プラグインを追加登録する処理を実行する前に、その追加登録処理を実行することをイベントプラグイン103に通知する。そして、イベントプラグイン103が、その処理プラグインの追加登録を拒否しなかった場合に、フロー構築部102が実際の登録処理を実行する。他方、イベントプラグイン103が、その処理プラグインの追加登録を拒否した場合、フロー構築部102は、ユーザに対して登録の拒否を通知する。
このような構成により、ユーザはワークフローの構築時において、一の処理プラグインの追加を指示した際、その処理プラグインの追加可否を直ちに、即ちリアルタイムに認識することができる。
仮に、ワークフロー構築時に処理プラグインの追加可否をリアルタイムに認識できない場合、エラーを含むワークフローが構築される可能性がある。エラーを含むワークフローが構築された場合、実際にユーザがそのワークフローを実行しようとした際に初めてエラーが判明し、再度ワークフローを構築しなおす必要があるため、ユーザの利便性が損なわれ、管理者による管理負担が増大する。
上述したように、本実施形態に係る文書管理システムにおいて、ユーザは、ワークフロー構築時に処理プラグインの追加可否をリアルタイムに認識することができる。従って、本実施形態に係る文書管理システムにおいては、上記課題を解決し、ユーザの利便性を向上し、管理者の管理負担を低減することができる。
また、本実施形態に係る文書管理システムにおいて、フロー構築部102は、処理プラグインの追加処理の結果が確定した後で、S1305、S1308、S1309のように事後通知を行う。その結果、イベントプラグイン103は、S1308のように、処理プラグインの追加処理が確定した通知を受けた場合にのみ、登録数のインクリメントや課金の処理を行う。これにより、処理プラグインの追加処理が完了しなかった場合にも登録数のインクリメントや課金等の処理が行われてしまうことを防ぎ、情報の整合性を保つことができる。
次に、図16を参照して、画像処理装置3においてワークフローを実行する際の動作について説明する。ユーザは、画像処理装置3のディスプレイパネル304を操作することにより、ワークフローの実行を指示する。ユーザの指示によりワークフローが開始されると(S1601)、フロー制御部311aは、フロー情報記憶部316から指定されたワークフローに含まれる処理の情報を取得し、それらの処理を実行する前の事前通知として、そのワークフローに含まれる全ての処理をイベントプラグイン311bに通知する(S1602)。
イベントプラグイン311bは、フロー制御部311aから通知された全ての処理を実行可能か否か確認する(S1603)。S1603の処理については、後に詳述する。S1603の判断の結果、1つでも実行不可能な処理がある場合(S1603/YES)、イベントプラグイン311bは、ワークフローの実行が不可能である旨をフロー制御部311aに通知する。実行不可能の通知を受けたフロー制御部311aは、ユーザによって指示されたワークフローの実行をキャンセルする(S1604)。また、主制御部311は、操作表示制御部315を制御し、フローの実行が不可能である旨のエラー表示をディスプレイパネル304に表示させる(S1605)。
ワークフローの実行をキャンセルし、ユーザへのエラー通知が完了すると、フロー制御部311aは、ワークフローの実行に係る事後通知として、ワークフローの実行がキャンセルされたことをイベントプラグイン311aに通知し(S1606)、処理を終了する。
他方、S1603の判断の結果、全ての処理が実行可能である場合(S1603/NO)、イベントプラグイン311bは、ワークフローの実行が可能である旨をフロー制御部311aに通知する。実行可能の通知を受けたフロー制御部311aは、指定されたワークフローに含まれる処理を指定された順番通りに実行する(S1607)。
S1607の処理の結果、全ての処理が正常に完了した場合(S1608/YES)、フロー制御部311aは、ワークフローの実行に係る事後通知として、ワークフローの処理が正常に完了したことをイベントプラグイン311bに通知する(S1608)。この場合、イベントプラグイン311bは、ワークフローの処理完了に伴う処理を行う。この処理については後述する。
他方、S1607の処理の結果、全ての処理が正常に完了しなかった場合(S1608/NO)、フロー制御部311aは、ワークフローの実行に係る事後通知として、ワークフローの実行が失敗したことをイベントプラグイン311aに通知し(S1606)、処理を終了する。
次に、イベントプラグイン311b及びS1603の処理について、詳細に説明する。図17に示すように、イベントプラグイン311bは、機器管理プラグイン311c、配信先管理プラグイン311d及び課金管理プラグイン311eを含む。
機器管理プラグイン311cは、S1602において通知された処理の中に、アプリケーションサーバ4が実行すべき処理がある場合、S1603において、アプリケーションサーバ4の状態を確認する。アプリケーションサーバ4がダウンしている場合や、処理負荷が高く他の処理を迅速に処理することが不可能である場合、機器管理プラグイン311は、ワークフローの処理が不可能であると判断する。
例えば、アプリケーションサーバ4が実行する処理が、ワークフローの最後に組み込まれている場合、他の処理を全て完了した上で初めてアプリケーションサーバ4が処理を実行する。ここで、アプリケーションサーバ4が処理不可能な状態である場合、ワークフローの処理を完了することが出来ず、エラーとなる。この場合、ユーザがフローの実行が不可能であることを認識するのは、ワークフローの処理が最後まで実行されたタイミングであり、時間的な無駄が多い。
これに対して、上述したように、事前通知を行うことにより、ワークフローの処理が実行可能であるか否かを予め判断することができる。従って、実行不可能な処理がワークフローに含まれている場合、ユーザがより早いタイミングでワークフローの完了が不可能であることを認識することができ、時間的な無駄を解消することができる。
配信先管理プラグイン311dは、S1603において、実行が指示されたワークフローにおける文書の配信先若しくは蓄積先を確認する。配信先管理プラグイン311dは、図10に示すような情報と同様の情報を保持しており、文書の配信先に応じて配信が可能か否か確認する。指定されている配信先が配信不可に設定されている場合、配信先管理プラグイン311dは、ワークフローの処理が不可能であると判断する。これによっても、機器管理プラグインcにおいて説明した効果と同様の効果を得ることができる。
課金管理プラグイン311eは、S1603において、実行が指示されたワークフローに含まれる処理の課金情報を確認する。課金管理プラグイン311eは、図11、図12に示すような情報と同様の情報を保持しており、実行が指示された処理プラグインの課金情報とプリペイド金額若しくは累積金額と設定金額の大小に基づいて処理プラグインによる処理の実行が可能か否か判断する。これによっても、機器管理プラグインcにおいて説明した効果と同様の効果を得ることができる。
尚、上記実施形態においては、イベントプラグイン103及びイベントプラグイン311bの例として、図7、図17に示すような例が説明されている。この他、プラグインはシステムの管理者が自由に作成して動作させることができるため、上述したイベントプラグインとは異なる機能を有するものを用いても良い。
どのような機能であっても、イベントプラグイン103及びイベントプラグイン311bは、フロー構築部102若しくはフロー制御部311aがその動作に応じて出力する事前イベントを受け、その事前イベントに係る動作の実行可否を判断する判断部として機能する。
例えば、上記実施形態において、イベントプラグイン103及びイベントプラグイン311bは、事前イベントに係る動作の実行可否を内部で判断する例が説明されている。この他、アプリケーションサーバ4やファイル管理サーバ5等、外部の機器にアクセスして動作の実行可否を判断しても良い。
本発明の実施形態に係る文書管理システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理端末のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の主制御部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るフロー情報記憶部に記憶されている情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る管理者用端末の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る管理者用端末のイベントプラグインの例を示す図である。 本発明の実施形態に係るライセンス管理プラグインが保持している情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器管理プラグインが保持している情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る配信先管理プラグインが保持している情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る課金情報管理プラグインが保持している情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る課金情報管理プラグインが保持している情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るフロー構築動作における処理プラグインの追加時の動作の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るフロー構築画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るフロー構築画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置におけるワークフロー実行時の動作の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像処理装置のイベントプラグインの例を示す図である。
符号の説明
1 管理者用端末
2 クライアント装置
3 画像処理装置
4 アプリケーションサーバ
5 ファイル管理サーバ
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 フロー構築制御部
101 操作情報取得部
102 フロー構築部
103 イベントプラグイン
103a ライセンス管理プラグイン
103b 機器管理プラグイン
103c 配信先管理プラグイン
103d 課金情報管理プラグイン
110 情報入力部
120 ネットワークI/F
130 表示部
140 プラグインDB
300 コントローラ
301 ADF
302 スキャナユニット
303 排紙トレイ
304 ディスプレイパネル
305 給紙テーブル
306 プリントエンジン
307 排紙トレイ
308 ネットワークI/F
311 主制御部
311a フロー制御部
311b イベントプラグイン
311c 機器管理プラグイン
311d 配信先管理プラグイン
311e 課金管理プラグイン
312 エンジン制御部
313 入出力制御部
314 画像処理部
315 操作表示制御部
316 フロー情報記憶部

Claims (17)

  1. 複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローの情報を記憶しているフロー情報記憶部に前記処理の情報を記憶させて前記ワークフローを生成するワークフロー情報生成装置であって、
    前記ワークフローに組み込む処理を指定する情報である処理指定情報を取得する処理指定情報取得部と、
    前記取得された処理指定情報において指定されている処理の情報を前記フロー情報記憶部に記憶させることを予告する予告情報を出力する予告出力部と、
    前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を示す可否情報を前記出力された予告情報に応じて取得する可否情報取得部と、
    前記指定されている処理の情報を、前記取得された可否情報に応じて前記フロー情報記憶部に記憶させる処理情報出力部と、
    前記取得された可否情報に応じて実行された動作の結果を示す結果情報を出力する結果出力部と、を有するワークフロー情報生成装置。
  2. 前記出力された予告情報を取得し、前記指定された処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断して前記可否情報を出力する可否判断部を更に有することを特徴とする請求項1に記載のワークフロー情報生成装置。
  3. 前記処理は、アプリケーション・プログラムによって実現される処理であり、
    前記可否判断部は、前記アプリケーション・プログラムの使用条件に関する情報に基づいて前記処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断することを特徴とする請求項2に記載のワークフロー情報生成装置。
  4. 前記可否判断部は、前記出力された結果情報を取得し、前記アプリケーション・プログラムの使用条件に関する情報を更新することを特徴とする請求項3に記載のワークフロー情報生成装置。
  5. 前記処理は、他の機器によって実現される処理であり、
    前記可否判断部は、前記他の機器の使用条件に関する情報に基づいて前記処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断することを特徴とする請求項2乃至4いずれかに記載のワークフロー情報生成装置。
  6. 前記可否判断部は、前記出力された結果情報を取得し、前記機器の使用条件に関する情報を更新することを特徴とする請求項5に記載のワークフロー情報生成装置。
  7. 前記処理は、指定された送信先に情報を送信する処理であり、
    前記可否判断部は、前記送信先への情報の送信可否を示す情報に基づいて前記処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断することを特徴とする請求項2乃至6いずれかに記載のワークフロー情報生成装置。
  8. 前記可否判断部は、前記指定された処理を前記ワークフローに組み込む際の課金に関する情報に基づいて前記処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を判断することを特徴とする請求項2乃至5いずれかに記載のワークフロー情報生成装置。
  9. 前記可否判断部は、前記出力された結果情報を取得し、前記課金に関する情報を更新することを特徴とする請求項8に記載のワークフロー情報生成装置。
  10. 前記取得された可否情報が、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが不可能であると示している場合、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが不可能であることをユーザに通知するための通知情報を生成する通知情報生成部を更に含むことを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載のワークフロー情報生成装置。
  11. 前記通知情報は、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが不可能であると判断された理由を含むことを特徴とする請求項10に記載のワークフロー情報生成装置。
  12. 前記取得された可否情報が、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが不可能であると示している場合、前記結果出力部は、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが拒否されたことを前記結果情報として出力することを特徴とする請求項1乃至11いずれかに記載のワークフロー情報生成装置。
  13. 前記指定されている処理の情報を前記フロー情報記憶部に記憶させる処理を前記処理情報出力部が完了した場合、前記結果出力部は、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことが完了したことを前記結果情報として出力することを特徴とする請求項1乃至12いずれかに記載のワークフロー情報生成装置。
  14. 複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローの情報を記憶しているフロー情報記憶部に前記処理の情報を記憶させて前記ワークフローを生成するワークフロー情報生成方法であって、
    処理指定情報取得部が、前記ワークフローに組み込む処理を指定する情報である処理指定情報を取得し、
    予告出力部が、前記取得された処理指定情報において指定されている処理の情報を前記フロー情報記憶部に記憶させることを予告する予告情報を出力し、
    可否情報取得部が、前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を示す可否情報を前記出力された予告情報に応じて取得し、
    処理情報出力部が、前記指定されている処理の情報を、前記取得された可否情報に応じて前記フロー情報記憶部に記憶させ、
    結果出力部が、前記取得された可否情報に応じて実行された動作の結果を示す結果情報を出力する、ワークフロー情報生成方法。
  15. 複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローを実行する画像処理装置であって、
    前記ワークフローの情報を記憶しているフロー情報記憶部に前記処理の情報を記憶させて前記ワークフローを生成するワークフロー情報生成装置であって、
    実行すべきワークフローを指定する情報及び前記ワークフローの実行を指示する情報を含む指示情報を取得する実行命令取得部と、
    前記ワークフローが含む処理を実行することを予告する予告情報を出力する予告出力部と、
    前記ワークフローが含む処理の実行可否を示す可否情報を前記出力された予告情報に応じて取得する可否情報取得部と、
    前記ワークフローが含む処理を、前記取得された可否情報に応じて実行させる処理実行部と、
    前記取得された可否情報に応じて実行された動作の結果を示す結果情報を出力する結果出力部と、を有する画像処理装置。
  16. 情報処理装置を、複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローの情報を記憶しているフロー情報記憶部に前記処理の情報を記憶させて前記ワークフローを生成するワークフロー情報生成装置として動作させる制御プログラムであって、
    前記ワークフローに組み込む処理を指定する情報である処理指定情報を取得するステップと、
    前記取得された処理指定情報において指定されている処理の情報を前記フロー情報記憶部に記憶させることを予告する予告情報を出力するステップと、
    前記指定されている処理を前記ワークフローに組み込むことの可否を示す可否情報を前記出力された予告情報に応じて取得するステップと、
    前記指定されている処理の情報を、前記取得された可否情報に応じて前記フロー情報記憶部に記憶させるステップと、
    前記取得された可否情報に応じて実行された動作の結果を示す結果情報を出力するステップと、を前記情報処理装置に実行させる制御プログラム。
  17. 請求項16に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
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