JP2011124915A - データ通信機器および画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】MFPからネットワークを経由して接続されたコンピュータへ転送された原稿データを、MFPから要求してコンピュータから容易に読み出す。
【解決手段】MFPのCPUは、ログインユーザが所属するグループを特定するステップ(S3510)と、このユーザ自身により転送された原稿データおよびこのユーザが所属するグループのグループ共有フォルダに転送された原稿データの一覧を表示するステップ(S3530)と、原稿データが選択されると(S3540にてYES)、選択された原稿データをコンピュータへ転送したときの転送パラメータをデータ管理テーブルから読み出すステップ(S3550)と、読み出した転送パラメータを用いて選択された原稿データをコンピュータから転送または内蔵のハードディスクから読み出すステップ(S3560)とを含むプログラムを実行する。
【選択図】図7

Description

本発明は、他の装置が備える記憶ユニットにデータを転送して記憶させたり、内蔵する記憶ユニットへデータを記憶したりするデータ通信機器であって、特に、記憶ユニットの違いおよび通信プロトコルの違いをユーザに意識させることなく、ユーザが必要とするデータを容易に取得することのできるデータ通信機器に関する。また、本発明は、このようなデータ通信機器を備えた画像処理装置にも関係がある。
画像処理装置の一種である、プリンタ機能またはコピー機能等を備えた画像形成装置をネットワークに接続し、これらを複数のユーザで利用するケースが多くなっている。また、このような画像形成装置の1つである複合機(MFP(Multifunction Peripheral))のように、コピーモード、画像通信モード(代表的にはファクシミリ通信モードがある。なお、以下において、ファクシミリをFAXまたはファクスと記載する場合がある。)、ネットワーク対応のプリンタモード、およびスキャナモードのように複数のモードを有するものも多くなってきている。
この画像通信モードとして、画像データを、公衆回線を用いて送受信するファクシミリ通信モード、インターネット回線を用いて送受信するインターネットファクシミリ通信モードおよび電子メールに添付する形式で送受信する電子メール通信モード(スキャンtoメール)、MFPに内蔵された記憶ユニットに画像データを転送する画像転送モード、ネットワーク回線を介して画像データを特定のフォルダ(MFP以外のコンピュータの記憶ユニットに作成されたフォルダ等)に転送する画像転送モード(スキャンtoフォルダ)等がある。なお、以下においては、上述した画像転送モード(画像データをMFPに内蔵された記憶ユニットまたはMFP以外のコンピュータの記憶ユニットに転送して記憶するモード)における機能をドキュメントファイリングと記載する。なお、このような機能であれば、この名称に限定されない。
このドキュメントファイリング機能を使用すると、ユーザ名、ファイル名およびフォルダ等が設定されて、スキャンした原稿の画像データが、MFPに内蔵された記憶ユニットまたはMFPにネットワーク接続されたコンピュータの記憶ユニットに記憶される。設定されたユーザ名、ファイル名およびフォルダ等を用いて、ファイル管理を好適に行なうことができ、記憶ユニットに記憶された画像データは、必要なときに読み出されて、プリントまたは画像送信することができる。このような記憶ユニットとして、ハードディスクがある。
このようなドキュメントファイリング機能に関して、特開2002−077177号公報(特許文献1)は、スキャナ装置で読み取られたスキャンデータを、ユーザのPC(パーソナルコンピュータ)におけるネットワーク上で共有化されていないフォルダに、サーバを介することなく保存することのできるスキャンデータのPCへの保存方法を開示する。この保存方法においては、PCにはオペレーティングシステムおよびスキャンデータ受信用ソフトウェアが格納されており、スキャンデータ受信用ソフトウェアは、スキャナ装置からPCにスキャンデータが送られてきた場合には、それを受信して、予めPCに登録されているスキャンデータ格納フォルダに格納させる。
この保存方法によると、スキャナ装置から、PC内のフォルダに対して直接アクセスをせず、PC内のスキャンデータ受信用ソフトウェアに対してスキャンデータを送り、PC内のスキャンデータ受信用ソフトウェアがPC内の格納先フォルダにスキャンデータを保存しているため、PC上のオペレーティングシステムが共有フォルダとしてネットワーク上に公開するフォルダ以外の非公開のフォルダに、スキャナ装置によって読み取られたスキャンデータを格納することができる。
また、特開平9−102840号公報(特許文献2)は、画像データを記録出力する画像処理装置側からの要求に応じてコンピュータから送られてくる画像データの記録出力を行なうことのできる画像処理装置を開示する。この画像処理装置は、複数のコンピュータが接続されたコンピュータネットワークと接続する接続部と、接続部を介してコンピュータから送られてくる画像データを記録出力する記録部とを有する。この画像処理装置は、複数のコンピュータの1つにアクセスするアクセス部と、アクセス部でアクセスしたコンピュータで管理しているファイルの中から記録部で記録出力されるべきファイルを選択する選択部と、選択部で選択したファイルの画像データの送出をアクセス部でアクセスしたコンピュータに要求する要求部とを有する。この記録部は、要求部に応じてコンピュータから送られてくる画像データを記録出力する。
この画像処理装置によると、画像データを記録出力する画像処理装置側からの要求に応じてコンピュータから送られてくる画像データを記録出力することができる。
特開2002−077177号公報 特開平9−102840号公報
最近のMFPおよびコンピュータにおいては、内蔵する記憶ユニット(ハードディスク)の容量の増大に伴い、多くの画像データを記憶することができる。また、このようなMFPおよびコンピュータは、多くのユーザで共用される場合が多く、このように共用される場合には、MFPに内蔵されるハードディスクおよびコンピュータのハードディスクに大量の画像データが他人により記憶される。
このように、MFPの内蔵ハードディスクまたはMFPにネットワーク接続されたコンピュータのハードディスクに記憶されている画像データの数が非常に多くなると、所望の画像データを指定することが困難になっている。たとえば、コンピュータおよびフォルダが指定できたとしても、1つのフォルダに非常に多くの画像データが記憶されていると、そのフォルダ内における画像データのファイル名の一覧の中から所望の画像データのファイルを捜し出すことになる。また、ファイル名の付け方はユーザ毎に異なるので、他のユーザが決めたファイル名の画像データの内容を推測して、所望の画像データのファイルを捜し出すことは極めて困難である。
さらに、MFPの内蔵ハードディスクと、MFPにネットワーク接続されたコンピュータのハードディスクとの複数のハードディスクが存在するため、ユーザは記憶先の装置を認識する必要がある。また、MFPにネットワーク接続されたコンピュータのハードディスクに画像データを記憶させる場合、通信プロトコルが設定されたり、ハードディスクのフォルダに設定されたアクセス権限を取得したりする必要がある。このような、ユーザが、記憶先の装置を認識しなければならないこと、設定された通信プロトコルを識別しなければならないこと、およびアクセス権限を取得しなければならないことは、所望の画像データを取得することを、さらに煩雑にしている。
しかしながら、上述した、特許文献1は、ネットワークで共有することが設定されていないフォルダへスキャンデータを記憶させる技術を開示しているに過ぎず、特許文献2は、コンピュータを指定してパスワードを入力して、画像処理装置側からコンピュータへ画像データの転送要求をする技術を開示しているに過ぎない。このように、これらの特許文献に開示された技術は、画像データの読出し時におけるユーザの煩雑な処理を解決するものではない。
本発明は、上述の課題を解決するために、他の装置と通信する通信機能と、データを記憶する機能とを備えるデータ通信機器であって、データの記憶先の違い、通信プロトコルの違いおよび共有フォルダのアクセス権限をユーザが意識することなく、所望のデータを容易に読み出すことを実現することのできる、データ通信装置および画像処理装置を提供することである。
本発明のある局面に係るデータ通信機器は、他の装置へデータを転送するための転送手段と、他の装置へデータを転送したときの通信パラメータを、データを識別する情報に対応させて記憶するためのパラメータ記憶手段と、他の装置から取得するデータを選択するための選択手段と、選択されたデータに対応する通信パラメータを読み出して、読み出した通信パラメータを用いて、他の装置から選択されたデータを取得するための取得手段とを含む。
このデータ通信装置によると、他の装置へデータを転送して他の装置でデータを記憶させておいて、その後に、必要に応じて他の装置からデータを取得することができる。このように、他の装置へデータを転送する場合には、様々な通信パラメータ(データの記憶先、通信プロトコルおよび他の装置における共有フォルダのアクセス権限)を設定して、他の装置へデータを転送する。また、他の装置からデータを取得する場合には、転送したときと同じ通信パラメータを設定して、他の装置からデータを取得する。データを取得する場合に通信パラメータを設定する必要があるが、このように通信パラメータを設定することはユーザに煩雑な処理を求めることになる。このため、このような通信パラメータを記憶させておいて、他の装置から取得するデータが選択されると、選択されたデータに対応する通信パラメータを読み出して、読み出した通信パラメータを用いて、他の装置から選択されたデータを取得する。その結果、データの記憶先の違い、通信プロトコルの違いおよび他の装置における共有フォルダのアクセス権限をユーザが意識することなく、所望のデータを容易に読み出すことを実現することができる。
データ通信装置と他の装置とをネットワーク接続するように構成することもできる。この場合において、通信パラメータは、通信装置が他の装置をネットワーク上で識別するための情報、通信プロトコルについての情報および他の装置へのアクセス権限についての情報のいずれかの情報を含むように構成することができる。
このような通信装置が他の装置をネットワーク上で識別するための情報、通信プロトコルについての情報および他の装置へのアクセス権限についての情報を、データを取得するユーザが意識する必要がない。
このデータ通信装置は、データを記憶するための記憶手段と、他の装置に転送されたデータを識別するための識別情報および記憶手段に記憶されたデータを識別するための識別情報を表示するための表示手段と、表示手段に表示された識別情報をユーザが指定することにより、取得するデータを選択するための手段とをさらに含むように構成することができる。
このようにすると、他の装置へ転送して他の装置へ記憶させたデータおよびこのデータ通信装置が備える記憶手段へ記憶させたデータを、記憶先の違いをユーザが意識することなく選択することができる。この場合において、ユーザは、表示手段に表示された識別情報を指定するだけで、他の装置から取得したいデータおよびこのデータ通信装置の記憶手段から取得したいデータを容易に選択することができる。
このデータ通信装置は、ユーザを認証するための認証手段をさらに含むように構成することができる。この場合において、表示手段は、認証されたユーザにより、他の装置へ転送されたデータを識別するための識別情報および記憶手段に記憶されたデータを識別するための識別情報を表示するための手段を含むように構成することができる。
このようにすると、認証されたユーザ自身が、他の装置へ転送して記憶させたデータおよびこのデータ通信装置へ記憶させたデータを、容易に選択することができる。このため、自分で他の装置またはこのデータ通信装置へ記憶させたデータを、容易に取得して処理することができる。
さらに、このデータ通信装置は、ユーザが所属するグループを管理するための管理手段をさらに含むように構成することができる。この場合において、表示手段は、認証されたユーザに加えて認証されたユーザが所属するグループのユーザにより、他の装置へ転送されたデータを識別するための識別情報および記憶手段に記憶されたデータを識別するための識別情報を表示するための手段を含むように構成することができる。
このようにすると、認証されたユーザ自身およびユーザが所属するグループのユーザが、他の装置へ転送して記憶させたデータおよびこのデータ通信装置へ記憶させたデータを、容易に選択することができる。このため、自分が所属するグループのユーザが、そのグループで共有したいために、他の装置またはこのデータ通信装置へ記憶させたデータを、容易に取得して処理することができる。
この発明の別の局面に係る画像処理装置は、上述したいずれかのデータ通信機器を備える。
このような画像処理装置および画像処理装置の一例である画像形成装置が備えるデータ通信装置によると、たとえば、原稿をスキャンした原稿データを、他の装置またはこのデータ通信装置に記憶させておいて、必要に応じて、通信パラメータを設定することなく、容易に取得して、その原稿データを処理することができる。
この画像処理装置は、他の装置から取得したデータの内容および記憶手段に記憶されたデータの内容のいずれかを、ユーザに認知可能に表示するための手段をさらに含むように構成することができる。
この画像処理装置によると、他の装置またはこの画像処理装置に記憶させたデータの内容をプレビュー表示させるので、たとえば、印刷前に内容をユーザが確認することにより誤って指定したデータを印刷することを回避することができる。
この画像処理装置は、他の装置から取得したデータに基づいて、記録用紙に画像を形成するための手段をさらに含むように構成することができる。
この画像処理装置によると、たとえば、スキャンした原稿データを、他の装置またはこのデータ通信装置に記憶させておいて、必要に応じて取得して、印刷することができる。
本発明に係るデータ通信機器および画像処理装置によると、データの記憶先の違い、通信プロトコルの違いおよび共有フォルダのアクセス権限をユーザが意識することなく、所望のデータを容易に読み出すことを実現することのできる、データ通信装置および画像処理装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置(コンピュータ)および画像形成装置(MFP)を含んで構成されるネットワーク画像形成システムの全体構成を示す図である。 図1のコンピュータのハードウェア構成を示す制御ブロック図である。 図1のMFPのハードウェア構成を示す制御ブロック図である。 図1のMFPに記憶されるユーザ管理テーブルの構造を示す図である。 図1のMFPに記憶されるデータ管理テーブルの構造を示す図である。 図1のMFPで実行されるデータ記憶プログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図1のMFPで実行されるデータ読出プログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図1のMFPのタッチパネルディスプレイの表示例を示す図(その1)である。 図1のMFPのタッチパネルディスプレイの表示例を示す図(その2)である。 図1のMFPのタッチパネルディスプレイの表示例を示す図(その3)である。 図1のMFPのタッチパネルディスプレイの表示例を示す図(その4)である。 図1のMFPのタッチパネルディスプレイの表示例を示す図(その5)である。 図1のMFPのタッチパネルディスプレイの表示例を示す図(その6)である。 図1のMFPのタッチパネルディスプレイの表示例を示す図(その7)である。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの機能および名称も同一である。従って、それらについての詳細な説明は繰返さない。
本発明の実施の形態においては、データ通信機器は画像処理装置の1種である画像形成装置が備える機器であるとして、データ通信機器から転送されたデータを記憶する情報処理装置はコンピュータであるとして、これらを含むシステムは画像形成システムであるとして説明する。なお、この画像形成装置は、MFPとして説明する。しかしながら、本実施の形態に係るデータ通信機器を備える装置は、このような画像形成装置以外の画像処理装置であっても、画像処理装置以外の機器であって通信ユニットおよび記憶ユニットを備えた機器であっても構わない。すなわち、本実施の形態に係るデータ通信機器は、他の装置と通信する通信機能と、データを記憶する記憶機能とを備えるデータ通信機器であればよく、データ通信機器を備える装置は特に限定されない。このようなデータ通信機器またはこのデータ通信機器を備える装置は、多くの場合において、ユーザにデータを表示する表示機能およびユーザが要求を入力する操作機能を備えることが多い。表示機能および操作機能を兼用するデバイスとしてタッチパネルディスプレイ等がある。
また、本実施の形態に係るデータ通信機器を備える画像形成装置から転送されたデータを記憶する情報処理装置は、一般的なコンピュータとして説明する。このコンピュータの一例は、通信機能と記憶機能とを備える、パーソナルコンピュータである。
さらに、以下の実施の形態においては、複数のMFPおよび複数のコンピュータを備えたネットワーク画像形成システムについて説明するが、1台のコンピュータとそのコンピュータと通信する1台のMFPのみとでネットワーク画像形成システムが構成されていても構わない。また、データ通信機器を備える装置がMFPではない場合には、ネットワーク画像形成システムではなく、ネットワークデータ処理システムとなる。
このように、本実施の形態においては、MFPから転送されたデータを記憶するコンピュータと、そのコンピュータと通信する通信機能および記憶機能を含むデータ通信機器を備えたMFPとにより構成されるネットワーク画像形成システムについて説明するが、本発明は、さらに一般的な構成である、情報処理装置と、その情報処理装置と通信する通信機能およびデータを記憶する記憶機能を備えたデータ通信機器とにより構成されるネットワークデータ処理システムであればよい。
[全体システム構成]
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るネットワーク画像形成システム(以下において、ネットワークプリントシステムと記載する。)の全体構成について説明する。このネットワークプリントシステムは、MFPから転送された原稿データを記憶するコンピュータ100(PC(1)、PC(2))と、原稿をスキャンしたり、スキャンして作成された原稿データをコンピュータ100へ転送したり、スキャンして作成された原稿データを内蔵するハードディスクに記憶したり、記憶させた原稿データを読み出して記録用紙に画像を印刷したりするMFP300(MFP(A)、MFP(B)、MFP(C))とを含む。ネットワークプリントシステム内のこれらの複数のコンピュータ100および複数のMFP300は、たとえばIEEE802.3に準拠したネットワーク回線200により通信(コンピュータ100とMFP300との間の通信)ができるように接続されている。なお、同じ符号を付したコンピュータ100は、同じ機能を備えたコンピュータである必要はなく、同じ符号を付したMFP300も、同じ機能を備えた画像形成装置である必要はない。
なお、このネットワーク回線200は、さらにインターネット網に接続される場合もある。このようなインターネット網に接続されると、このインターネット網を介して、コンピュータ100およびMFP300は、種々のデータ(アプリケーションプログラム)をダウンロードすることができる。
本実施の形態に係るネットワークプリントシステムにおける、コンピュータ100およびMFP300の台数は、図1に記載された台数に限定されない。また、以下においては、図面等において、コンピュータ100を単にPCと記載する場合がある。
[ハードウェア構成]
<コンピュータ100>
図2に、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムを構成するコンピュータ100の構成を示す。
この図2を参照して、コンピュータ100は、バス190と、バス190に接続されたCPU110と、バス190に接続されたROM(Read−Only Memory)120と、バス190に接続されたRAM(Random Access Memory)130と、バス190に接続されたハードディスク(HDD)140と、バス190に接続され、光ディスク182が装着可能で、光ディスク182に対する情報の書込および光ディスク182からの情報の読出が可能な光ディスクドライブ180と、バス190に接続され、マウス152およびキーボード154との間の接続に関するインターフェイスを提供するための入力インターフェイス(以下「入力IF」と呼ぶ。)150と、バス190に接続され、ディスプレイ162との間の接続に関するインターフェイスを提供するためのディスプレイインターフェイス(以下「ディスプレイIF」と呼ぶ。)160と、有線または無線(本実施の形態においては有線)によりネットワーク回線200への接続を提供するネットワークインターフェイス(以下「ネットワークIF」と呼ぶ。)170とを含む。なお、コンピュータ100は、磁気ディスクが装着可能で、磁気ディスクに対する情報の書込および磁気ディスクからの情報の読出が可能な磁気ディスクドライブを、光ディスクドライブ180に代えて/加えて、備えるようにしても構わない。ネットワークIF170は、コンピュータ100がノート型である場合を含めて、無線によりネットワーク回線200へ接続するインターフェイスの場合がある。
バス190、ROM120、RAM130、ハードディスク140、光ディスクドライブ180、入力IF150、ディスプレイIF160およびネットワークIF170は、いずれもCPU110の制御のもとに協調して動作し、コンピュータ100において種々のアプリケーションによる処理を実現する。それらアプリケーションは、コンピュータ100を一般的な演算装置として機能させる処理の他に、MFP300から転送された原稿データをハードディスク140に記憶したり、MFP300からの要求に応じてハードディスク140に記憶された原稿データをMFP300へ転送したりする処理を含む。
コンピュータ100に上述した処理を行なわせ、コンピュータ100を本実施の形態に係るネットワークプリントシステムにおけるコンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムは、光ディスクドライブ180に挿入される光ディスク182に記憶され、さらにハードディスク140に転送される。または、プログラムはネットワーク回線200を通じてコンピュータ100に送信されハードディスク140に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM130にロードされる。光ディスク182から、またはネットワーク回線200を介して、直接にRAM130にプログラムをロードしてもよい。
これらのプログラムは、コンピュータ100に所定の処理を行なわせる複数の命令を含む。この動作を行なわせるのに必要な基本的機能のいくつかはコンピュータ100上で動作するオペレーティングシステム(OS)もしくはサードパーティのプログラム、またはコンピュータ100にインストールされる各種ツールキットのモジュールにより提供される。従って、このプログラムはこの実施の形態のシステムを実現するのに必要な機能全てを必ずしも含まなくてよい。このプログラムは、命令のうち、所望の結果が得られるように制御されたやり方で適切な機能または「ツール」を呼出すことにより、上記したコンピュータ100として所定の処理を実行する命令のみを含んでいればよい。コンピュータ100の実体であるコンピュータの一般的動作は周知であるので、ここでは繰返して説明しない。
<MFP300>
−MFPの構成−
図3を参照して、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムを構成するMFP300は、バス390と、バス390に接続されたCPU310と、バス390に接続されたROM320と、バス390に接続されたRAM330と、バス390に接続されたハードディスク(HDD)340と、バス390に接続され、タッチパネルディスプレイ380との間の接続に関するインターフェイスを提供するための入力IF350およびディスプレイIF360と、バス390に接続され、有線または無線(本実施の形態においては有線)によりネットワーク回線200への接続を提供するネットワークIF370とを含む。
バス390、ROM320、RAM330、ハードディスク340、入力IF350、ディスプレイIF360およびネットワークIF370は、いずれもCPU310の制御のもとに協調して動作し、MFP300において、プリント処理、FAX送受信処理、スキャナ処理(ドキュメントファイリング処理)およびコピー処理ならびにアプリケーションによる処理を実現する。なお、これらの処理は、図3においては図示していないMFP300を構成する各部品がCPU310により制御されて実行される。また、アプリケーションは、ユーザにより、コンピュータ100のハードディスク140に原稿データを記憶させることが指定された場合にコンピュータ100へ原稿データを転送したり、ハードディスク340に原稿データを記憶することが指定された場合にハードディスク340へ原稿データを記憶したり、ハードディスク140またはハードディスク340に記憶された原稿データを読み出すことが指定された場合にコンピュータ100から原稿データを読み出したり、ハードディスク340から原稿データを読み出したりする処理を含む。
MFP300に、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムにおける画像形成装置としての動作を行なわせるためのコンピュータプログラムは、ハードディスク340に記憶される。または、プログラムはネットワーク回線200を通じてアプリケーションを提供するサーバコンピュータから送信されハードディスク340に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM330にロードされる。ネットワーク回線200を介して、直接にRAM330にプログラムをロードしてもよい。
なお、このMFP300には、操作装置として、テンキーおよびその他の種々の操作ボタンであるハードウェアキー(テンキーおよびスタートボタン等)が備えられた操作パネルと、タッチパネルディスプレイ380とから構成される。
このタッチパネルディスプレイ380には、このMFP300におけるモードを選択するボタン、各モードにおけるメニューを選択するボタン、このMFP300の現在の状態、宛先指定状況、ジョブの処理状況等が表示される。タッチパネルディスプレイ380の表示領域上にはこのような選択ボタン(ソフトウェアボタン)が表示され、この選択ボタンの表示されている領域を指で押すと、タッチパネルがその押された位置を検出する。プログラム上で選択ボタンの表示位置とタッチパネルが押された位置とを照合することにより、MFP300のモード等を選択したり、動作を指示したりすることができる。なお、このタッチパネルディスプレイ380は、液晶パネルとタッチパネルとで構成されている。
−MFPにおける画像形成部−
MFP300は、たとえば、原稿読取部、画像形成部、給紙部、および排紙処理装置を備える。MFP300においては、他の装置から受信した画像データまたは原稿読取部により読取り作成された原稿データに対して、CPU310により各種の画像処理が施され、このデータが画像形成部へと出力される。なお、このMFP300は、レーザー光を感光に利用する、所謂レーザー方式(電子写真方式)の印刷機能を備える。しかしながら、他の形式の印刷機能を備えたものであっても構わない。
画像形成部は、データによって示される画像を記録用紙に印刷するものであって、たとえば、感光体ドラム、帯電装置、レーザースキャンユニット、現像装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置、および除電装置等を備えている。画像形成部には、たとえば、搬送路が設けられており、給紙部から給紙されてきた記録用紙が搬送路に沿って搬送される。給紙部は、用紙カセットに収納された記録用紙、または手差トレイに載置された記録用紙を1枚ずつ引出して記録用紙を画像形成部の搬送路へと送り出す。
画像形成部の搬送路に沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラムと転写装置との間を通過し、更に定着装置を通過して、記録用紙に対する印刷が行なわれる。
感光体ドラムは、一方向に回転し、その表面は、クリーニング装置と除電装置によりクリーニングされた後、帯電装置により均一に帯電される。レーザースキャンユニットは、印刷対象のデータに基づいてレーザー光を変調し、このレーザー光によって感光体ドラムの表面を主走査方向に繰返し走査して、静電潜像を感光体ドラムの表面に形成する。現像装置は、トナーを感光体ドラムの表面に供給して静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラムの表面に形成する。
転写装置は、転写装置と感光体ドラムとの間を通過していく記録用紙に感光体ドラムの表面のトナー像を転写する。定着装置は、記録用紙を加熱するための加熱ローラと、記録用紙を加圧するための加圧ローラとを含む。記録用紙は、加熱ローラによって加熱され、かつ、加圧ローラによって加圧されることによって、記録用紙上に転写されたトナー像が記録用紙に定着される。定着装置から排出された(印刷された)記録用紙は、排紙トレイに排出される。排紙処理装置においては、複数の記録用紙を各排紙トレイに仕分けして排出する処理、各記録用紙にパンチングする処理、および記録用紙の束にステープルする処理を施す場合がある。たとえば、複数部の印刷物を作成する場合は、各排紙トレイに印刷物の一部ずつが割り当てられるように、各記録用紙を各排紙トレイに仕分けして排出し、排紙トレイごとに、各排紙トレイ上の記録用紙の束にパンチング処理またはステープル処理を施して印刷物を作成する。このような様々な処理が、CPU310による制御の元で行なわれる。なお、パンチング処理は、記録用紙1枚ずつに対して行なうようにしても構わない。
−MFPの基本機能(モード)−
このMFP300は、このような印刷機能を用いて、ネットワーク回線200を介して、ネットワーク回線200に接続されたコンピュータからプリントデータを受信して記録用紙に画像を形成するプリンタモードを実現する。
さらに、このMFP300は、原稿読取部により原稿をデータとして読取って、このデータに基づいて記録用紙に画像を形成するコピーモードを実現する。
さらに、このMFP300は、原稿読取部により原稿をデータとして読取って、このデータを他の装置へ送信するファクシミリ送信モードを実現する。なお、このMFP300は、他の装置から受信したデータに基づいて記録用紙に画像を形成するファクシミリ受信モードも実現する。なお、このMFP300のタッチパネルディスプレイ380においては、ファクシミリ送信モードは、ファクス/イメージ送信モードと表示される。
さらに、このMFP300は、原稿読取部により原稿を読み取って作成された原稿データをハードディスク340に記憶するドキュメントファイリングモードを実現する。なお、MFP300のハードディスク340ではなく、ネットワーク回線200を介して、他の装置(コンピュータ、外部記憶ユニット)に、原稿データを記憶するものでも構わない。
この場合、ネットワーク回線200を介してファイルを指定の場所へ転送するための通信プロトコルであるFTP(File Transfer Protocol)および/またはSMB(Server Message Block)が用いられる。このプロトコルを用いると、ネットワーク上で共有された共有フォルダに原稿データを転送することができる。
FTPは、ネットワークでファイルを転送する通信プロトコルであって、主として、インターネットまたはLAN(Local Area Network)で使用されることが多い。SMBは、ネットワークを介してファイル共有を行なう通信プロトコルである。いずれの通信プロトコルを使用するのかについては、コンピュータ100におけるOSの種類等により、ユーザの運用に従って決定されている。以下の説明では、いずれのコンピュータ100(PC(1)およびPC(2))においても、両方の通信プロトコルが使用されるものとする。また、これら以外の通信プロトコルであっても構わない。
このように、このMFP300は、基本機能(モード)として、コピーモード、ファクス/イメージ送信モード、ドキュメントファイリング、プリンタモードを備える。なお、プリンタモードは、ネットワーク回線200に接続されたパーソナルコンピュータからプリントデータを受信すると、MFP300がプリンタモードに自動的に切り換わり、プリントデータに基づいて記録用紙の画像を形成する。このため、MFP300のタッチパネルディスプレイ380に、プリンタモードを選択するための画面は表示されない。
[管理テーブルデータ構成]
本実施の形態に係るネットワークプリントシステムを構成するMFP300は、MFP300へログインしたユーザが所属するグループを管理して、ログインユーザと同じグループに所属する他のユーザがグループ共有フォルダへ記憶させた原稿データへのアクセスを許可する。このため、MFP300は、ハードディスク340に、図4に示すユーザ管理テーブルを記憶する。
図4に示すように、このユーザ管理テーブルは、MFP300へログインする際のユーザIDとしての利用者情報を記憶するフィールドと、その利用者情報により識別されるユーザが所属するグループを記憶するフィールドとを備える。たとえば、ユーザIDが「USER002」の「鈴木二郎」と、「USER003」の「高橋三郎」とは、同じ技術部に所属している。このように、MFP300にログインしたユーザの利用者情報(ユーザID)から、そのログインしたユーザが所属するグループを認識することができる。
さらに、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムを構成するMFP300は、MFP300からコンピュータ100へ転送してハードディスク140に記憶された原稿データおよびハードディスク340に記憶した原稿データについての情報を管理して、原稿データの読み出し時にその情報を使用する。このため、MFP300は、ハードディスク340に、図5に示すデータ管理テーブルを記憶する。
図5に示すように、このデータ管理テーブルは、データIDをキーとして、そのデータIDにより識別される原稿データを記憶させたユーザを識別するユーザIDを記憶するフィールドと、記憶先の装置を識別するためのPC識別情報を記憶するフィールドと、転送するときに使用された通信プロトコルを記憶するフィールドと、PC接続用のアカウント情報を記憶するフィールドと、フォルダ名を記憶するフィールドと、ファイル名を記憶するフィールドとで構成される。
データIDにより、このネットワークプリントシステムで使用される原稿データを一意に特定することができる。PC識別情報は、このネットワークプリントシステムにおけるコンピュータ100およびMFP300を一意に特定するために割り当てられたホスト名またはIPアドレスである(図5ではIPアドレス)。MFP300が、自己が内蔵するハードディスク340に原稿データを記憶させた場合(たとえばデータIDが「D000009」および「D000010」)には、IPアドレスは記憶されない。なお、他のMFP300のハードディスク340に原稿データを記憶させることを想定していないが、そのようにする場合には、MFP300のIPアドレスが記憶される。
通信プロトコルは、上述した「FTP」または「SMB」である。PC接続用のアカウント情報とは、MFP300へのログイン情報(利用者情報およびログインパスワード)とは異なり、MFP300からコンピュータ100のハードディスク140に設定された共有フォルダへのアクセス権限を取得するためのユーザアカウントおよびパスワードである。
フォルダ名は、ハードディスク140またはハードディスク340に設定されたフォルダの名称であって、ファイル名は、ハードディスク140またはハードディスク340に記憶された原稿データに対してユーザにより付与されたファイルの名称である。なお、図5に示すデータ管理テーブルには、技術部に関連する原稿データのみを示している。
たとえば、USER002の鈴木二郎は、PC(1)の技術部共有フォルダに「20091130技術会議資料」および「12月技術会議資料(1)」というファイル名のデータを、通信プロトコルとしてSMBを用いて転送して、記憶させている。さらに、USER002の鈴木二郎は、PC(2)の技術部共有フォルダに「COMMAND階層」というファイル名のデータを、通信プロトコルとしてFTPを用いて転送して、記憶させている。また、USER002の鈴木二郎は、PC(1)の技術部鈴木フォルダに「TOOL設計図」というファイル名のデータを、通信プロトコルとしてSMBを用いて転送して、記憶させている。
また、USER003の高橋三郎は、PC(1)の技術部共有フォルダに「12月技術会議資料(2)」というファイル名のデータを、通信プロトコルとしてSMBを用いて転送して、記憶させている。さらに、USER003の高橋三郎は、PC(2)の技術部共有フォルダに「12月技術会議資料(4)」というファイル名のデータを、通信プロトコルとしてFTPを用いて転送して、記憶させている。さらに、USER003の高橋三郎は、MFP300のハードディスク340の技術部共有フォルダに「12月技術会議資料(3)」というファイル名のデータを記憶させている。
この技術部共有フォルダは、グループ共有フォルダであって、そのグループに所属するグループのユーザによるアクセスが許可されたフォルダである。たとえば、技術部共有フォルダは、技術部へ所属するユーザが、PC接続用のアカウント情報(ユーザアカウントが「ACCGI」であってパスワードが「PWGI」)を入力することによりアクセス可能になる。これに対して、技術部鈴木フォルダおよび技術部田中という個人共有フォルダがコンピュータ100へ設定されている。ユーザ個人のみによるアクセスが許可されたフォルダである。たとえば、技術部鈴木フォルダは、鈴木二郎が、PC接続用のアカウント情報(ユーザアカウントが「ACCSUZU」であってパスワードが「PWSUZU」)を入力することにより鈴木二郎のみがアクセス可能になる。
このようなデータ管理テーブルが記憶されている場合に、MFP300へUSER002の鈴木二郎がログインすると、鈴木二郎自身が記憶させた「20091130技術会議資料」、「12月技術会議資料(1)」、「COMMAND階層」および「TOOL設計図」というファイル名のデータに加えて、同じグループである技術部に所属するUSER003の高橋三郎が技術部共有フォルダへ記憶させた「12月技術会議資料(2)」、「12月技術会議資料(4)」および「12月技術会議資料(3)」がアクセス可能に、タッチパネルディスプレイ380に表示される。このとき、後述するように、コンピュータ100のハードディスク140に記憶されたデータであるのか、MFP300のハードディスク340に記憶されたデータであるのかが区別されることなくタッチパネルディスプレイ380に表示される。
なお、以下においては、図5におけるPC識別情報、通信プロトコル、PC接続用のアカウント情報、フォルダ名およびファイル名を、まとめて転送パラメータと記載する。
[ソフトウェア構成]
MFP300は、原稿をスキャンして作成された原稿データをコンピュータ100へ転送する。この場合において、MFP300は、転送した原稿データについての、データID、ユーザIDおよび転送パラメータを、図5のデータ管理テーブルの形式で記憶する。その後、MFP300においてログインしたユーザが、コンピュータ100またはMFP300に記憶された原稿データを読み出すときには、ログインユーザが記憶させた原稿データおよびログインユーザが所属するグループのグループ共有フォルダへ記憶された原稿データを含む一覧がタッチパネルディスプレイ380へ表示される。この一覧表示から所望の原稿データを選択して、転送を要求すると、データ管理テーブルから選択された原稿データの転送パラメータが読み出されて、その転送パラメータを用いて、選択された原稿データがハードディスク140またはハードディスク340から読み出される。読み出された原稿データは、プレビュー表示されたり、印刷されたりする。このような処理が実行されるように、以下に説明するプログラムをMFP300のCPU310は実行する。
図4および図5を参照して、MFP300で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。なお、このようなコンピュータプログラムと並行して、MFP300は、画像形成装置(複合機)としての一般的機能を実現するプログラムを実行する。しかしながら、そのプログラムは、本発明の本質的部分とは直接関係するものではないので、その詳細についてはここでは説明しない。
図6は、MFP300のCPU310(以下、単に「CPU310」と記載する。)において実行される、原稿データを記憶させるときのプログラムである。
S3000にて、CPU310は、MFP300へのログイン画面をタッチパネルディスプレイ380に表示する。このとき、CPU310は、利用者情報(ユーザID)入力部およびログインパスワード入力部または指紋入力部をタッチパネルディスプレイ380に表示する。
S3010にて、CPU310は、ログインしてきたユーザをログイン認証するか否かを判定する。このとき、CPU310は、タッチパネルディスプレイ380に表示されたログイン画面に対して、ユーザが利用者情報およびログインパスワードを入力したり、ユーザの指紋(他の生体情報であっても構わない。)を入力したりすると、このMFP300を使用したいユーザがログインしてきたと判定する。CPU310は、利用者情報およびログインパスワードまたはユーザの指紋に基づいて、ログインしてきたユーザが、認証先に予め登録されているユーザであり、パスワードまたはユーザの指紋がそのユーザが登録情報と一致していると、ログインを許可する。なお、このとき、ログインサーバへ利用者情報およびログインパスワードまたはユーザの指紋データを送信して、ログインサーバでログインを許可するか否かを判定して、その判定結果をMFP300が受信するようにしても構わない。CPU310によりログインが許可されると、ログイン認証したと判定される。MFP300を使用したいユーザについてログイン認証すると判定されると(S3010にてYES)、処理はS3020へ移される。もしそうでないと(S3010にてNO)、この処理は終了する。
S3020にて、CPU310は、MFP300の初期画面をタッチパネルディスプレイ380に表示する。このとき、CPU310は、コピーモード、ファクス/イメージ送信モードおよびドキュメントファイリングモードの3つのモードの中からいずれかを選択するモード選択用のソフトウェアボタンの他に、ショートカットキーとして「スキャンtoフォルダ」用のソフトウェアボタンおよび「フォルダデータ読出」用のソフトウェアボタンをユーザが選択可能に表示している。なお、「スキャンtoフォルダ」および「フォルダデータ読出」は、ドキュメントファイリングモードにおける機能であるとする(「スキャンtoフォルダ」はファクス/イメージ送信モードであってもよい)。
S3030にて、CPU310は、ユーザにより「スキャンtoフォルダ」が選択されたか否かを判定する。ユーザにより「スキャンtoフォルダ」が選択されたと判定されると(S3030にてYES)、処理はS3040へ移される。もしそうでないと(S3030にてNO)、この処理は終了する。
S3040にて、CPU310は、共有フォルダへアクセス認証画面をタッチパネルディスプレイ380に表示する。このとき、CPU310は、PCアクセス認証用のユーザアカウント入力部およびパスワード入力部をタッチパネルディスプレイ380に表示する。また、このMFP300のハードディスク340に原稿データを記憶する場合には、このアクセス認証は不要であるので、CPU310は、ハードディスク340へ原稿データを記憶することを選択するソフトウェアボタンもタッチパネルディスプレイ380に表示する。
S3050にて、CPU310は、ユーザにより、原稿データの転送先に、このMFP300のハードディスク340が選択されたか否かを判定する。ユーザにより原稿データの転送先に、このMFP300のハードディスク340が選択されたと判定されると(S3050にてYES)、処理はS3070へ移される。もしそうでないと(S3050にてNO)、この処理はS3060へ移される。
S3060にて、CPU310は、ログインしたユーザについてPCアクセス認証するか否かを判定する。このとき、CPU310は、タッチパネルディスプレイ380に表示されたPCアクセス認証画面に対して、ユーザがユーザアカウントおよびパスワードを入力すると、コンピュータ100へユーザアカウントおよびパスワードを送信して、コンピュータ100でアクセスを許可するか否かを判定して、その判定結果をMFP300が受信する。MFP300にログインしたユーザについてPCアクセス認証すると判定されると(S3060にてYES)、処理はS3070へ移される。もしそうでないと(S3060にてNO)、この処理はS3060へ戻される。
S3070にて、CPU310は、スキャンした原稿データの転送先(コンピュータ100またはMFP300)、フォルダおよびファイル名の設定画面をタッチパネルディスプレイ380に表示する。このとき、S3050にて転送先にハードディスク340が選択されているときは(S3060にてアクセス認証されていないので)、転送先にコンピュータ100を選択できないようにすることが好ましい。
S3080にて、CPU310は、転送設定が完了したか否かを判定する。このとき、CPU310は、転送先が選択されて、フォルダ名およびファイル名が入力されて、「OK」ボタンが押下されると、転送設定が完了したと判定する。転送設定が完了したと判定されると(S3080にてYES).処理はS3090へ移される。もしそうでないと(S3080にてNO)、この処理はS3070へ戻されて、転送設定が完了したと判定されるまで待つ。なお、転送先を選択すると、転送パラメータのPC識別情報が自動的に選択され、転送先に加えてフォルダ名を入力すると通信プロトコルが自動的に選択される。また、一例ではあるが、通信プロトコルは、コンピュータ100のフォルダごとに設定されているものであっても構わない。
S3090にて、CPU310は、原稿がスキャンされたか否かを判定する。原稿がスキャンされたと判定されると(S3090にてYES)、処理はS3100へ移される。もしそうでないと(S3090にてNO)、この処理はS3090へ戻されて、原稿がスキャンされたと判定されるまで待つ。
S3100にて、CPU310は、スキャンした原稿の原稿データ(画像データ)を作成する。
S3110にて、CPU310は、設定された転送先のフォルダへ設定されたファイル名で記憶する指示とともに、原稿データを転送する。このように転送された原稿データは、コンピュータ100のハードディスク140またはMFP300に内蔵されたハードディスク340に記憶される。この場合において、MFP300からコンピュータ100へ、送信先のフォルダ名が通知され、その通知に対してフォルダ名が正しいとコンピュータ100からMFP300へOK信号が送信され、MFP300からコンピュータ100へ、ファイル名が通知され、その通知に対してコンピュータ100からMFP300へOK信号が送信される。さらに、MFP300は、コンピュータ100へ原稿データを送信する前に、送信通知信号を送信する。さらに、原稿データの送信を送信して、原稿データの送信が終了すると、MFP300からコンピュータ100へ、送信終了信号が送信され、その信号に対してコンピュータ100からMFP300へOK信号が送信される。
S3120にて、CPU310は、データ管理テーブル(図5)に、転送した原稿データについて、データID、ユーザIDおよび転送パラメータ(PC識別情報、通信プロトコル、PC接続用のアカウント情報、フォルダ名およびファイル名)を記憶する。
図7は、CPU310において実行される、原稿データを読み出すときのプログラムである。なお、この図7におけるフローチャートの中で図6を同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらの処理の内容は同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
S3500にて、CPU310は、ユーザにより「フォルダデータ読出」が選択されたか否かを判定する。ユーザにより「フォルダデータ読出」が選択されたと判定されると(S3500にてYES)、処理はS3510へ移される。もしそうでないと(S3510にてNO)、この処理は終了する。
S3510にて、CPU310は、ユーザ管理テーブル(図4)を参照して、このログインユーザが所属するグループを特定する。
S3520にて、CPU310は、データ管理テーブル(図5)を参照して、このログインユーザ自身が転送した原稿データ、および、このユーザが所属するグループの共有フォルダへ転送された原稿データを特定する。
S3530にて、CPU310は、このログインユーザに関係する原稿データの一覧画面をタッチパネルディスプレイ380に表示する。
S3540にて、CPU310は、読み出す原稿データがユーザにより選択されたか否かを判定する。読み出す原稿データがユーザにより選択されたと判定されると(S3540にてYES)、処理はS3550へ移される。もしそうでないと(S3540にてNO)、この処理はS3540へ戻されて、読み出す原稿データが選択されるまで待つ。
S3550にて、CPU310は、データ管理テーブル(図5)を参照して、選択された原稿データの転送パラメータを読み出す。
S3560にて、CPU310は、読み出した転送パラメータを用いて、ユーザにより選択された原稿データを、コンピュータ100から転送したり、ハードディスク340から読み出したりする。この場合において、MFP300からコンピュータ100へ、送信元のフォルダ名が通知され、その通知に対してフォルダ名が正しいとコンピュータ100からMFP300へOK信号が送信され、MFP300からコンピュータ100へ、ファイル名が通知され、その通知に対してコンピュータ100からMFP300へOK信号が送信される。さらに、MFP300は、コンピュータ100へデータ転送要求信号を送信する。これに応答して、コンピュータ100は、MFP300へ原稿データを転送する。さらに、原稿データの受信が終了すると、MFP300からコンピュータ100へ、転送終了信号が送信され、その信号に対してコンピュータ100からMFP300へOK信号が送信される。
S3570にて、CPU310は、コンピュータ100から転送された原稿データまたはハードディスク340から読み出した原稿データをプレビュー表示する。
S3580にて、CPU310は、印刷要求を検出したか否かを判定する。印刷要求を検出したと判定されると(S3580にてYES)、処理はS3590へ移される。もしそうでないと(S3580にてNO)、この処理は終了する。S3590にて、CPU310は、印刷処理を実行する。
[動作]
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムの動作について、図8〜図14に示すタッチパネルディスプレイ380の画面例を用いて説明する。なお、タッチパネルディスプレイ380の画面例においては、選択状態のボタンであって反転表示しているボタンを二重枠線で表現する。
−原稿データの記憶動作−
MFP300のタッチパネルディスプレイ380に図8に示す画面が表示されているときに(S3000)、このMFP300で「スキャンtoフォルダ」処理を実行したいユーザは、利用者情報入力部へ利用者情報(ユーザID)を入力して、ログインパスワード入力部へログインパスワードを入力して、「OK」ボタンを押下する。入力された情報に基づいてログイン認証されると(S3010にてYES)、図9に示す画面がタッチパネルディスプレイ380に表示される(S3020)。
ユーザが、図9の「スキャンtoフォルダ」ボタンを押下すると(S3030にてYES)、図10に示す画面がタッチパネルディスプレイ380に表示される(S3040)。
転送先にコンピュータ100のハードディスク140を要求するユーザは、PCアクセス認証用のユーザアカウント入力部にユーザアカウントをパスワード入力部にパスワードを入力して「OK」ボタンを押下する。入力された情報に基づいてPCアクセス認証されると(S3060にてYES)、図11に示す画面がタッチパネルディスプレイ380に表示される(S3070)。
ユーザが転送先のコンピュータ100を選択して、フォルダ名を入力して、ファイル名を入力して、「OK」ボタンを押下して(S3080にてYES)、原稿をスキャンする(S3090)。原稿データが作成されて(S3100)、設定された転送先のフォルダへ、設定された通信プロトコルで原稿データが転送されて、設定されたファイル名で原稿データが記憶される(S3110)。
データ管理テーブル(図5)に、転送した原稿データについて、データID、ユーザIDおよび転送パラメータ(PC識別情報、通信プロトコル、PC接続用のアカウント情報、フォルダ名およびファイル名)が記憶される(S3120)。
−原稿データの読出動作−
MFP300でログインするまでの動作は上述の通りである。以下の説明では、ユーザIDが「USER002」の鈴木二郎がMFP300にログインしたとする。
ユーザが、図9の「フォルダデータ読出」ボタンを押下すると(S3500にてYES)、このユーザが所属するグループが、ユーザ管理テーブル(図4)を参照して、特定される(S3510)。このとき、ログインユーザである鈴木二郎が所属するグループは、技術部であると特定される。
データ管理テーブル(図5)を参照して、この鈴木二郎自身が転送した原稿データおよび技術部の共有フォルダに転送された原稿データが特定される(S3520)。図5に示すようにデータ管理テーブルが記憶されている場合に、鈴木二郎自身が転送した原稿データは、「20091130技術会議資料」、「12月技術会議資料(1)」、「COMMAND階層」および「TOOL設計図」の4つであり、技術部の共有フォルダに転送された原稿データは、「12月技術会議資料(2)」、「12月技術会議資料(4)」および「12月技術会議資料(3)」である。これらの原稿データのファイル名が、このユーザに関係する原稿データの一覧として、図12に示す画面がタッチパネルディスプレイ380に表示される(S3530)。
ログインユーザである鈴木二郎が、図12に示す「12月技術会議資料(1)」というファイル名の原稿データ(データIDが「D000003」)を指先でタッチパネルディスプレイ380を押下することにより選択すると(S3540にてYES)、図13に示すように、「12月技術会議資料(1)」というファイル名が反転表示される。データ管理テーブル(図5)から、データIDが「D000003」の転送パラメータ(PC識別情報、通信プロトコル、PC接続用のアカウント情報)が読み出される(S3550)。
この転送パラメータを用いて、データIDが「D000003」の原稿データが、コンピュータ100(PC(1))から転送される(S3560)。転送されたデータIDが「D000003」の原稿データが、図14に示すように、タッチパネルディスプレイ380にプレビュー表示される(S3570)。
ユーザが図14の「印刷する」ボタンを押下すると(S3580にてYES)、この「12月技術会議資料(1)」というファイル名の原稿データが印刷される(S3590)。
以上のようにして、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムによると、MFP300で作成された原稿データをコンピュータ100のハードディスクまたはMFP300のハードディスクに記憶させるときの転送パラメータが記憶される。この転送パラメータには、PC識別情報、通信プロトコル、PC接続用のアカウント情報、フォルダ名およびファイル名が含まれる。その後、記憶された原稿データを読み出すときには、MFP300へログインしたユーザ自身が記憶させた原稿データおよびそのログインユーザが所属するグループのグループ共有フォルダへ記憶された原稿データの一覧がタッチパネルディスプレイ380に表示される。このように、ユーザが自分に関係がある原稿データを、MFP300自体およびネットワーク接続されたコンピュータ100を含むどの装置に記憶されているのかを意識することなく表示されるので、所望の原稿データを容易に見つけ出すことができる。さらに、この一覧の中から原稿データを選択するだけで、PC識別情報、通信プロトコルおよびPC接続用のアカウント情報がデータ記憶テーブルから読み出される。このため、ユーザは、コンピュータのIPアドレスを指定する必要も、通信プロトコルを指定する必要も、コンピュータ100のアクセス認証を受ける必要もなく、MFP300へ容易に転送させることができる。
<変形例>
なお、図14に示したプレビュー画面は、コンピュータ100から転送したり、ハードディスク340から読み出したりする前に、サムネイル画像として一覧表示するようにしても構わない。このようにすると、ユーザが読み出す原稿データを容易に選択できるようになる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
100 クライアントコンピュータ
200 ネットワーク回線
300 MFP
110、310 CPU
120、320 ROM
130、330 RAM
140、340 HDD
150、350 入力I/F
160、360 ディスプレイI/F
162 ディスプレイ
380 タッチパネルディスプレイ
170、370 ネットワークI/F
180 光ディスクドライブ
190、390 バス

Claims (8)

  1. 他の装置へデータを転送するための転送手段と、
    前記他の装置へデータを転送したときの通信パラメータを、前記データを識別する情報に対応させて記憶するためのパラメータ記憶手段と、
    前記他の装置から取得するデータを選択するための選択手段と、
    前記選択されたデータに対応する通信パラメータを読み出して、前記読み出した通信パラメータを用いて、前記他の装置から前記選択されたデータを取得するための取得手段とを含む、データ通信機器。
  2. 前記データ通信装置と前記他の装置とはネットワーク接続され、
    前記通信パラメータは、前記通信装置が前記他の装置をネットワーク上で識別するための情報、通信プロトコルについての情報および前記他の装置へのアクセス権限についての情報のいずれかの情報を含む、請求項1に記載のデータ通信機器。
  3. データを記憶するための記憶手段と、
    前記他の装置に転送されたデータを識別するための識別情報および前記記憶手段に記憶されたデータを識別するための識別情報を表示するための表示手段と、
    前記表示手段に表示された識別情報をユーザが指定することにより、取得するデータを選択するための手段とをさらに含む、請求項1または請求項2に記載のデータ通信装置。
  4. 前記データ通信装置は、ユーザを認証するための認証手段をさらに含み、
    前記表示手段は、前記認証されたユーザにより、前記他の装置へ転送されたデータを識別するための識別情報および前記記憶手段に記憶されたデータを識別するための識別情報を表示するための手段を含む、請求項3に記載のデータ通信装置。
  5. 前記データ通信装置は、ユーザが所属するグループを管理するための管理手段をさらに含み、
    前記表示手段は、前記認証されたユーザに加えて前記認証されたユーザが所属するグループのユーザにより、前記他の装置へ転送されたデータを識別するための識別情報および前記記憶手段に記憶されたデータを識別するための識別情報を表示するための手段を含む、請求項4に記載のデータ通信装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のデータ通信機器を備えた画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置は、前記他の装置から取得したデータの内容および前記記憶手段に記憶されたデータの内容のいずれかを、ユーザに認知可能に表示するための手段をさらに含む、請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像処理装置は、前記他の装置から取得したデータに基づいて、記録用紙に画像を形成するための手段をさらに含む、請求項6または請求項7に記載の画像処理装置。
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