JP4398795B2 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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本発明は、主たる機能として情報処理機能を備える情報機器/従たる機能として情報処理機能を備える電気機器等の情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、CD−ROM等の記録媒体に関する。主たる機能として情報処理機能を備える情報機器の具体例としては、パーソナルコンピュータが挙げられる。従たる機能として情報処理機能を備える電気機器の具体例としては、近年、情報処理機能の高度化が目覚しいコピー/プリンタ/スキャナ/ファクシミリ/複合機/融合機等の画像形成装置が挙げられる。
近年、コピーとプリンタとスキャナとファクシミリとしての機能を備える複合機や融合機が市販されるようになった。複合機や融合機は、撮像部や印刷部や通信部や操作表示部等のハードウェアを備えると共に、コピーとプリンタとスキャナとファクシミリに対応する4種類のソフトウェアを備え、これらのソフトウェアが切り替わることにより、コピーやプリンタやスキャナやファクシミリとして機能する。複合機や融合機は、コピーやプリンタとして機能する場合、画像を印刷用紙等に印刷することになり、コピーやスキャナとして機能する場合、画像を読取原稿等から読み取ることになり、ファクシミリとして機能する場合、画像を電話回線等を介して他の機器と授受することになる。
特開2002−84383号公報
複合機や融合機には通常、プリントジョブのスプール機能が存在する。このような複合機や融合機において、当該機器にスプールされているプリントジョブの中から当該機器に実行させるプリントジョブを選択することができると便利であるが、どのようにしてプリントジョブのセキュリティを確保するか、どのようにして選択操作の操作性を向上させるか、というような点で課題が残るところである。
したがって、本発明は、画像形成装置等の情報処理装置に関して、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブを選択することができるような新規な情報処理装置を提案することを課題とする。
請求項1記載の発明(情報処理装置)は、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブを選択するためのジョブ選択画面を提供するジョブ選択画面提供手段と、前記ジョブ選択画面で選択されたジョブを当該情報処理装置に実行させるために必要な認証情報を入力するための認証画面を提供する認証画面提供手段とを備え、前記ジョブ選択画面で選択されたあるユーザのジョブを当該情報処理装置に実行させるためには、前記認証画面でそのユーザの認証情報を入力することが必要とされていることを特徴とする情報処理装置である。
請求項2記載の発明(情報処理装置)は、前記認証画面では、あるユーザの認証情報を入力する操作を、そのユーザの認証情報が記録された記録媒体を当該情報処理装置にセットする操作をもってすることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3記載の発明(情報処理装置)は、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブを選択するためのジョブ選択画面を提供するジョブ選択画面提供手段を備え、前記ジョブ選択画面であるユーザの認証情報が入力されると、当該情報処理装置に実行させるジョブとして、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中からそのユーザのジョブが選択されることを特徴とする情報処理装置である。
請求項4記載の発明(情報処理装置)は、前記ジョブ選択画面では、あるユーザの認証情報を入力する操作を、そのユーザの認証情報が記録された記録媒体を当該情報処理装置にセットする操作をもってすることが可能であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5記載の発明(情報処理装置)は、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブを選択するためのジョブ選択画面を提供するジョブ選択画面提供手段を備え、前記ジョブ選択画面である複数のユーザの認証情報が入力されると、当該情報処理装置に実行させるジョブとして、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中からその複数のユーザのジョブが選択されることを特徴とする情報処理装置である。
請求項6記載の発明(情報処理装置)は、前記ジョブ選択画面では、ある複数のユーザの認証情報を入力する操作を、その複数のユーザの認証情報が各ユーザの認証情報につき各記録媒体に記録された複数の記録媒体を当該情報処理装置にセットする操作をもってすることが可能であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項7記載の発明(情報処理装置)は、前記ジョブ選択画面には、当該情報処理装置にスプールされているジョブの一覧が表示されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項8記載の発明(情報処理装置)は、前記ジョブ選択画面には、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブとして当該ジョブ選択画面で選択されたジョブの一覧が表示されることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項9記載の発明(情報処理装置)は、当該情報処理装置は、画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項10記載の発明(情報処理装置)は、前記ジョブは、当該情報処理装置のクライアント端末からのジョブであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項11記載の発明(情報処理装置)は、前記ジョブは、当該情報処理装置のクライアント端末からのプリントジョブであることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置である。
請求項12記載の発明(情報処理方法)は、情報処理装置により実行される情報処理方法であって、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブを選択するためのジョブ選択画面を提供するジョブ選択画面提供段階と、前記ジョブ選択画面で選択されたジョブを当該情報処理装置に実行させるために必要な認証情報を入力するための認証画面を提供する認証画面提供段階とを備え、前記ジョブ選択画面で選択されたあるユーザのジョブを当該情報処理装置に実行させるためには、前記認証画面でそのユーザの認証情報を入力することが必要とされていることを特徴とする情報処理方法である。
請求項13記載の発明(情報処理方法)は、前記認証画面では、あるユーザの認証情報を入力する操作を、そのユーザの認証情報が記録された記録媒体を当該情報処理装置にセットする操作をもってすることが可能であることを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法である。
請求項14記載の発明(情報処理方法)は、情報処理装置により実行される情報処理方法であって、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブを選択するためのジョブ選択画面を提供するジョブ選択画面提供段階を備え、前記ジョブ選択画面であるユーザの認証情報が入力されると、当該情報処理装置に実行させるジョブとして、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中からそのユーザのジョブが選択されることを特徴とする情報処理方法である。
請求項15記載の発明(情報処理方法)は、前記ジョブ選択画面では、あるユーザの認証情報を入力する操作を、そのユーザの認証情報が記録された記録媒体を当該情報処理装置にセットする操作をもってすることが可能であることを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法である。
請求項16記載の発明(情報処理方法)は、情報処理装置により実行される情報処理方法であって、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブを選択するためのジョブ選択画面を提供するジョブ選択画面提供段階を備え、前記ジョブ選択画面である複数のユーザの認証情報が入力されると、当該情報処理装置に実行させるジョブとして、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中からその複数のユーザのジョブが選択されることを特徴とする情報処理方法である。
請求項17記載の発明(情報処理方法)は、前記ジョブ選択画面では、ある複数のユーザの認証情報を入力する操作を、その複数のユーザの認証情報が各ユーザの認証情報につき各記録媒体に記録された複数の記録媒体を当該情報処理装置にセットする操作をもってすることが可能であることを特徴とする請求項16に記載の情報処理方法である。
請求項18記載の発明(情報処理方法)は、前記ジョブ選択画面には、当該情報処理装置にスプールされているジョブの一覧が表示されることを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載の情報処理方法である。
請求項19記載の発明(情報処理方法)は、前記ジョブ選択画面には、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブとして当該ジョブ選択画面で選択されたジョブの一覧が表示されることを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載の情報処理方法である。
請求項20記載の発明(情報処理方法)は、当該情報処理装置は、画像形成装置であることを特徴とする請求項12乃至19のいずれか1項に記載の情報処理方法である。
請求項21記載の発明(情報処理方法)は、前記ジョブは、当該情報処理装置のクライアント端末からのジョブであることを特徴とする請求項12乃至20のいずれか1項に記載の情報処理方法である。
請求項22記載の発明(情報処理方法)は、前記ジョブは、当該情報処理装置のクライアント端末からのプリントジョブであることを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法である。
請求項23記載の発明(情報処理プログラム)は、請求項12乃至22のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムである。
請求項24記載の発明(記録媒体)は、請求項12乃至22のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムが記録されたコンピュータ読取可能な記録媒体である。
このように、本発明は、画像形成装置等の情報処理装置に関して、当該情報処理装置にスプールされているジョブの中から当該情報処理装置に実行させるジョブを選択することができるような新規な情報処理装置を提案するものである。
図12は、本発明の実施例に該当する情報処理装置11を表す。図12の情報処理装置11は、種々のハードウェア21と、種々のソフトウェア22と、起動部23により構成される。
情報処理装置11のハードウェア21としては、CPUやROMやRAMやHDD等により構成される情報処理部、MODEMやNIC等により構成される通信部、キーボードやマウスやディスプレイ等により構成される操作表示部が存在する。
情報処理装置11のソフトウェア22としては、種々のアプリケーション31、種々のプラットフォーム32が存在する。プラットフォーム32としては、情報処理部に関する制御を行うモジュール、通信部に関する仲介を行うモジュール、操作表示部に関する制御を行うモジュール、ユーザ情報の管理に関する制御を行うモジュール、システムの管理に関する制御を行うモジュールが存在する。これらのプログラムは、UNIX(登録商標)等のOS(オペレーティングシステム)によりプロセス単位で並列的に実行される。
起動部23は、情報処理装置11の電源投入時に最初に実行される。これにより、UNIX(登録商標)等のOSが起動され、アプリケーション31やプラットフォーム32が起動される。これらのプログラムは、HDDやメモリカードに蓄積されており、HDDやメモリカードから再生されて、RAMに起動されることになる。
図12の情報処理装置11の例としては、主たる機能として情報処理機能を備える情報機器や、従たる機能として情報処理機能を備える電気機器等が挙げられる。主たる機能として情報処理機能を備える情報機器の具体例としては、パーソナルコンピュータが挙げられる。従たる機能として情報処理機能を備える電気機器の具体例としては、近年、情報処理機能の高度化が目覚しいコピー/プリンタ/スキャナ/ファクシミリ/複合機/融合機等の画像形成装置が挙げられる。以下、情報処理装置11の具体例である融合機101について説明する。
図1は、本発明の実施例に該当する融合機101を表す。図1の融合機101は、種々のハードウェア111と、種々のソフトウェア112と、融合機起動部113により構成される。図1の融合機101は、コピーやプリンタやスキャナやファクシミリとして機能することができる。
融合機101のハードウェア111としては、撮像部121と、印刷部122と、その他のハードウェア123が存在する。
撮像部121は、原稿から画像(画像データ)を読み取るためのハードウェアであり、コピーやスキャナやファクシミリとして機能する際に使用される。撮像部121は、白黒画像用の物でもカラー画像用の物でもよい。撮像部121は、原稿に関する機構として、原稿セット部等を備える。
印刷部122は、画像(画像データ)を印刷用紙等の印刷媒体に印刷するためのハードウェアであり、コピーやプリンタやファクシミリとして機能する際に使用される。印刷部122は、白黒画像用の物でもカラー画像用の物でもよい。印刷部122は、ここでは電子写真方式を採用しており、感光体、帯電機、露光機、現像機、転写機、定着機等を備える。印刷部122は、印刷用紙等に関する機構として、給紙部、排紙部、印刷用紙等搬送機構等を備える。
その他のハードウェア123については、図2において説明する。
融合機101のソフトウェア112としては、種々のアプリケーション131と、種々のプラットフォーム132が存在する。これらのプログラムは、UNIX(登録商標)等のOS(オペレーティングシステム)によりプロセス単位で並列的に実行される。
アプリケーション131は、コピーやプリンタやスキャナやファクシミリ等の機能に固有な情報処理を実行するためのソフトウェアである。アプリケーション131としては、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ141と、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ142と、スキャナ用のアプリケーションであるスキャナアプリ143と、ファクシミリ用のアプリケーションであるファクシミリアプリ144と、ネットワークファイル用のアプリケーションであるネットワークファイルアプリ145が存在する。ネットワークファイルアプリ145は、HTML文書等の閲覧用のWebブラウザや、HTML文書等の配信用のWebサーバソフトにより構成される。
プラットフォーム132は、アプリケーション131からの処理要求に関する情報処理を実行するためのソフトウェアである。アプリケーション131からの処理要求の受信には、予め定義されている関数により処理要求を受信するアプリケーションプログラムインタフェース(API)133を利用して、要求内容の実施には、エンジンインタフェース134を利用する。プラットフォーム132としては、種々のコントロールサービス151と、システムリソースマネージャ152と、種々のハンドラ153が存在する。
コントロールサービス151は、アプリケーション131からの処理要求を解釈して、解釈結果に応じてハードウェア111の獲得要求を発生させる。コントロールサービス151としては、ネットワークコントロールサービス(NCS)161と、ファクシミリコントロールサービス(FCS)162と、デリバリコントロールサービス(DCS)163と、エンジンコントロールサービス(ECS)164と、メモリコントロールサービス(MCS)165と、オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)166と、サーティフィケーションコントロールサービス(CCS)167と、ユーザディレクトリコントロールサービス(UCS)168と、システムコントロールサービス(SCS)169が存在する。
NCS161のプロセスは、ネットワーク等を介してデータ通信を行うための仲介を行う。FCS162のプロセスは、ファクシミリとして画像データ通信・画像データ読取・画像データ印刷等を行うためのAPIを提供する。DCS163のプロセスは、融合機101に蓄積された文書データの配信に関する制御を行う。ECS164のプロセスは、撮像部121や印刷部122等のエンジン部に関する制御を行う。MCS165のプロセスは、画像データ記憶・画像データ処理等のメモリやハードディスクドライブに関する制御を行う。OCS166のプロセスは、オペレーションパネルに関する制御を行う。CCS167のプロセスは、認証処理や課金処理に関する制御を行う。UCS168のプロセスは、ユーザ情報の管理に関する制御を行う。SCS169のプロセスは、システムの管理に関する制御を行う。
システムリソースマネージャ(SRM)152は、ハードウェア111の獲得要求を調停して、調停結果に応じて要求内容を実施するための制御を行う。詳細に言うと、SRM152のプロセスは、獲得要求に係るハードウェア111が利用可能か否か(他の獲得要求と競合しないか否か)を判定して、利用可能である場合にはその旨をコントロールサービス151の各プロセスに通知する。さらに、獲得要求に係るハードウェア111の利用スケジュールを作成して、作成結果に応じて要求内容を実施するための制御を行う。
ハンドラ153は、調停結果に応じてハードウェア111を管理する。ハンドラ153としては、ファクシミリコントロールユニットハンドラ(FCUH)171と、イメージメモリハンドラ(IMH)172が存在する。FCUH171は、ファクシミリコントロールユニットを管理する。IMH172は、各プロセスにメモリを割り振り、各プロセスに割り振ったメモリを管理する。
融合機起動部113は、融合機101の電源投入時に最初に実行される。これにより、UNIX(登録商標)等のOSが起動され、アプリケーション131やプラットフォーム132が起動される。これらのプログラムは、ハードディスクドライブやメモリカードに蓄積されており、ハードディスクドライブやメモリカードから再生されて、メモリに起動されることになる。
図2は、図1の融合機101に係るハードウェア構成図である。融合機101のハードウェア111としては、コントローラ201と、オペレーションパネル202と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)203と、撮像部121と、印刷部122が存在する。撮像部121と印刷部122を除く各構成要素が、図1の「その他のハードウェア123」に該当する。
コントローラ201は、CPU211と、ASIC212と、NB(ノースブリッジ)221と、SB(サウスブリッジ)222と、MEM−P(システムメモリ)231と、MEM−C(ローカルメモリ)232と、HDD(ハードディスクドライブ)233と、メモリカードスロット234と、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)241と、USBデバイス242と、IEEE1394デバイス243と、セントロニクスデバイス244と、ICカードリーダ245により構成される。
CPU211は、種々の情報処理を実行するためのICであり、アプリケーション131やプラットフォーム132をUNIX(登録商標)等のOSによりプロセス単位で並列的に実行する。ASIC212は、画像処理用のICである。NB221は、CPU211とASIC212を接続するためのブリッジである。SB222は、NB221と周辺機器等を接続するためのブリッジである。ASIC212とNB221は、AGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されている。
MEM−P231は、NB221に接続されたメモリである。MEM−C232は、ASIC212に接続されたメモリである。HDD233は、ASIC212に接続されたストレージであり、画像データ蓄積・文書データ蓄積・プログラム蓄積・フォントデータ蓄積・フォームデータ蓄積等を行うために使用される。メモリカードスロット234は、SB222に接続されたスロットであり、メモリカード235をセット(挿入)するために使用される。
NIC241は、ネットワーク等を介してMACアドレス等を使用したデータ通信を行うためのコントローラである。USBデバイス242は、USB規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス243は、IEEE1394規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス244は、セントロニクス仕様に準拠したパラレルポートを提供するためのデバイスである。ICカードリーダ245は、ICカード246のカードリードを行うためのカードリーダである。NIC241と、USBデバイス242と、IEEE1394デバイス243と、セントロニクスデバイス244と、ICカードリーダ245は、PCI(Peripheral Component Interconect)バスを介してNB221とSB222に接続されている。
オペレーションパネル202は、オペレータが融合機101に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、オペレータが融合機101から出力を得るためのハードウェア(表示部)である。オペレーションパネル202は、ASIC212に接続されている。FCU203と、撮像部121と、印刷部122は、PCI(Peripheral Component Interconect)バスを介してASIC212に接続されている。
図3は、図1の融合機101に係る外観図である。図3には、撮像部121の位置と、印刷部122の位置と、オペレーションパネル202の位置が図示されている。図3にはまた、原稿をセットするための原稿セット部301と、印刷用紙等の給紙先となる給紙部302と、印刷用紙等の排紙先となる排紙部303が図示されている。原稿セット部301は、撮像部121の構成要素であり、給紙部302と排紙部303は、印刷部122の構成要素である。
オペレーションパネル202には、図4のように、タッチパネル311と、テンキー312と、スタートボタン313と、リセットボタン314と、割り込みボタン315と、ログインボタン316と、ログアウトボタン317と、初期設定ボタン318、機能キー319と、パトランプ320が存在する。
タッチパネル311は、タッチ操作で入力を行うためのハードウェア(タッチ操作部)であると共に、画面表示で出力を得るためのハードウェア(画面表示部)である。テンキー312は、キー操作で数字入力を行うためのハードウェアである。スタートボタン313は、ボタン操作でスタート操作を行うためのハードウェアである。リセットボタン314は、ボタン操作でリセット操作を行うためのハードウェアである。割り込みボタン315は、ボタン操作で割り込み操作を行うためのハードウェアである。ログインボタン316は、ボタン操作でログイン操作を行うためのハードウェアである。ログアウトボタン317は、ボタン操作でログアウト操作を行うためのハードウェアである。初期設定ボタン318は、ボタン操作で初期設定画面を表示させるためのハードウェアである。機能キー319は、キー操作でコピー操作画面やプリンタ操作画面やスキャナ操作画面やファクシミリ操作画面を表示させるためのハードウェアである。パトランプ320は、ランプ表示で警告出力を得るためのハードウェアである。
融合機101は、原稿セット部301に原稿がセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、撮像部121によりその原稿から画像を読み取る。融合機101は、コピーとして機能する場合、印刷部122によりその画像を印刷用紙等に印刷することになり、ファクシミリとして機能する場合、FCU203やNIC241によりその画像を電話回線やネットワーク等を介して他の機器に送信することになる。印刷用紙等の給紙先は給紙部302であり、印刷用紙等の排紙先は排紙部303である。
原稿セット部301は、ADF(自動原稿搬送装置)321と、フラットベッド322と、フラットベッドカバー323により構成される。給紙部302は、4個の給紙トレイと1個の手差しトレイにより構成される。排紙部303は、1個の排紙トレイにより構成される。
ADF321には、複数枚の原稿を重ねてセットすることができる。融合機101は、ADF321に原稿がセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、撮像部121によりその原稿から画像を読み取る。詳細に言うと、ADF321に複数枚の原稿が重ねてセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、ADF321が、図3の矢印のような経路で複数枚の原稿を1枚ずつ搬送し、撮像部121が、図3の矢印のような経路で1枚ずつ搬送される原稿から画像を読み取る。
フラットベッド322には、原稿を下向きにセットする。融合機101は、フラットベッド322に原稿がセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、撮像部121によりその原稿から画像を読み取る。詳細に言うと、フラットベッド322に原稿が下向きにセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、撮像部121が、透明なフラットベッド322を介して対面する原稿から画像を読み取る。
(プリントジョブのスプール機能)
図1の融合機101のプリントジョブのスプール機能について説明する。
図1の融合機101は、当該融合機101のクライアント端末からのプリントジョブをスプールすることができる。図1の融合機101は、図5のように、3台のPC401とLAN411で接続されている。各PC401には、融合機101のプリンタドライバがインストールされており、各PC401は、融合機101のクライアント端末として機能することができる。
PC401A,PC401B,PC401Cは夫々、ユーザA,ユーザB,ユーザCにより使用されるものとする。PC401A,PC401B,PC401Cからのプリントジョブには夫々、ユーザA,ユーザB,ユーザCのユーザID「11111111,22222222,33333333」が添付されるものとする。
(1)第1実施例
図6は、図1の融合機101の第1実施例に係る画面遷移図である。
図6Aの画面は、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中から当該融合機101に実行させるプリントジョブを選択するための「プリントジョブ選択画面」であり、当該融合機101のタッチパネル311に表示される。図6Aの画面には、図6Aの画面で選択されたプリントジョブを当該融合機101に実行させるための「プリントボタン」が表示されている。図6Aの画面には、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの一覧が表示されている。ユーザID「11111111,22222222,33333333」のプリントジョブが存在することが解る。図6Aの画面でプリントジョブを選択してプリントボタンにタッチすると、図6Bの画面に画面が移る。図6Bの画面は、図6Aの画面で選択されたプリントジョブを当該融合機101に実行させるために必要な認証情報を入力するための「認証画面」であり、当該融合機101のタッチパネル311に表示される。図6Aのプリントジョブ選択画面を提供する機能はプリンタアプリ142が、図6Bの認証画面を提供する機能はSCS169が担う。
第1実施例では、図6Aのプリントジョブ選択画面で選択されたあるユーザのプリントジョブを当該融合機101に実行させるためには、図6Bの認証画面でそのユーザの認証情報を入力することが必要とされている。図6Aのプリントジョブ選択画面で選択されたユーザID「11111111」のプリントジョブを当該融合機101に実行させるためには、図6Bの認証画面でユーザAの認証情報を入力しなければならないのである。これにより第1実施例では、プリントジョブのセキュリティが確保されているのである。
第1実施例につき、図6Bの認証画面では、あるユーザの認証情報を入力する操作を、そのユーザの認証情報が記録されたICカード246(図2)を当該融合機101のICカードリーダ245(図2)にセットする操作をもってすることが可能である。ユーザAの認証情報を入力する操作を、ユーザAの認証情報が記録されたICカード246を当該融合機101のICカードリーダ245にセットする操作をもってすることができるのである。これにより第1実施例では、認証情報の入力操作が簡単化されているのである。
図7は、図1の融合機101の第1実施例に係るシーケンス図である。
PC401Aにて、融合機101で文書を印刷する旨の操作を行うと、PC401Aを使用するユーザAのユーザID「11111111」を添付したプリントジョブが融合機101に送信(S101)されて融合機101にスプール(S102)される。S101とS102の処理には、PC401Aではプリンタドライバが関与し、融合機101ではプリンタアプリ142が関与する。
融合機101にて、図6Aの画面を表示する旨の操作を行うと、OCS166からSCS169に、図6Aの画面を表示する旨の操作が行われた旨が通知(S111)される。これに応じて、SCS169からプリンタアプリ142に、図6Aの画面を表示する旨の操作が行われた旨が通知(S112)される。これに応じて、プリンタアプリ142からOCS166に、図6Aの画面の表示要求が送信(S113)される。これを受けて、図6Aの画面が表示されることになる。
続いて、図6Aの画面でユーザID「11111111」のプリントジョブを選択すると、OCS166からSCS169に、図6Aの画面でユーザID「11111111」のプリントジョブが選択された旨が通知(S121)される。これに応じて、SCS169からプリンタアプリ142に、図6Aの画面でユーザID「11111111」のプリントジョブが選択された旨が通知(S122)される。これに応じて、プリンタアプリ142からOCS166に、図6Aの画面で選択されたユーザID「11111111」のプリントジョブの反転表示要求が送信(S123)される。これを受けて、図6Aの画面で選択されたユーザID「11111111」のプリントジョブが反転表示されることになる。
更に続いて、図6Aの画面でプリントボタンを押下すると、OCS166からSCS169に、図6Aの画面でプリントボタンが押下された旨が通知(S131)される。これに応じて、SCS169からプリンタアプリ142に、図6Aの画面でプリントボタンが押下された旨が通知(S132)される。これに応じて、プリンタアプリ142からCCS167に、図6Bの画面の表示要求が送信(S133)される。これに応じて、CCS167からSCS169に、図6Bの画面の表示要求が送信(S134)される。これに応じて、SCS169からOCS166に、図6Bの画面の表示要求が送信(S135)される。これを受けて、図6Bの画面が表示されることになる。
更に続いて、図6Bの画面でユーザAの認証情報が記録されたICカード246をICカードリーダ245に通すと、ICカードリーダ245からSCS169に、ICカード246が通された旨が通知(S141)される。これに応じて、SCS169からCCS167に、ICカード246が通された旨が通知(S142)される。これに続き、CCS167からUCS168に、ユーザAの認証要求が送信(S143)される。これに応じて、CCS167は、ユーザAの認証処理を実行(S144)する。これに続き、UCS168からCCS167に、ユーザAの認証応答が送信(S145)される。これに応じて、CCS167は、ユーザAのチケット配布処理を実行(S146)する。これに応じて、プリンタアプリ142は、ユーザAのチケットとユーザID「11111111」とを照合(S147)する。これに続いて、プリンタアプリ142からECS164に、図6Aの画面で選択されたユーザID「11111111」のプリントジョブの実行要求が送信(S148)される。これを受けて、図6Aの画面で選択されたユーザID「11111111」のプリントジョブが実行されることになる。
(2)第2実施例
図8は、図1の融合機101の第2実施例に係る画面遷移図である。
図8Aの画面は、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中から当該融合機101に実行させるプリントジョブを選択するための「プリントジョブ選択画面」であり、当該融合機101のタッチパネル311に表示される。図8Aの画面には、図8Aの画面で選択されたプリントジョブを当該融合機101に実行させるための「プリントボタン」が表示されている。図8Aの画面には、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの一覧が表示されている。ユーザID「11111111,22222222,33333333」のプリントジョブが存在することが解る。図8A,図8B,図8Cの一連のプリントジョブ選択画面を提供する機能はプリンタアプリ142が担う。
第2実施例では、上記のプリントジョブ選択画面であるユーザの認証情報が入力されると、当該融合機101に実行させるプリントジョブとして、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中からそのユーザのすべてのプリントジョブが自動的に選択される。上記プリントジョブ選択画面でユーザAの認証情報が入力されると、当該融合機101に実行させるプリントジョブとして、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中からユーザID「11111111」のすべてのプリントジョブが自動的に選択されるのである。これにより第2実施例では、プリントジョブの選択操作が簡単化されているのである。
第2実施例につき、上記のプリントジョブ選択画面では、あるユーザの認証情報を入力する操作を、そのユーザの認証情報が記録されたICカード246(図2)をICカードリーダ245(図2)にセットする操作をもってすることが可能である。ユーザAの認証情報を入力する操作を、ユーザAの認証情報が記録されたICカード246をICカードリーダ245にセットする操作をもってすることができるのである。これにより第2実施例では、認証情報の入力操作が簡単化されて、プリントジョブの選択操作が簡単化されているのである。
図8で詳説する。図8Aのプリントジョブ選択画面でユーザAの認証情報が入力されると、当該融合機101に実行させるプリントジョブとして、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中からユーザID「11111111」の全プリントジョブが自動的に選択され、図8Bのプリントジョブ選択画面に画面が移る。図8Aのプリントジョブ選択画面では、ユーザAの認証情報を入力する操作を、ユーザAの認証情報が記録されたICカード246をICカードリーダ245にセットする操作をもってすることができる。
第2実施例では更に、上記のプリントジョブ選択画面である複数のユーザの認証情報が順次入力されると、当該融合機101に実行させるプリントジョブとして、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中からその複数のユーザのすべてのプリントジョブが順次自動的に選択される。上記プリントジョブ選択画面でユーザAの認証情報とユーザBの認証情報が順次入力されると、当該融合機101に実行させるプリントジョブとして、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中からユーザID「11111111」のすべてのプリントジョブとユーザID「22222222」のすべてのプリントジョブが順次自動的に選択されるのである。これにより第2実施例では、複数のユーザ分のプリントジョブの選択操作が簡単化されているのである。
第2実施例につき更に、上記のプリントジョブ選択画面では、ある複数のユーザの認証情報を順次入力する操作を、その複数のユーザの認証情報が各ユーザの認証情報につき各ICカード246に記録された複数のICカード246(図2)をICカードリーダ245(図2)に順次セットする操作をもってすることが可能である。ユーザAの認証情報とユーザBの認証情報を順次入力する操作を、ユーザAの認証情報が記録されたICカード246とユーザBの認証情報が記録されたICカード246とをICカードリーダ245に順次セットする操作をもってすることができるのである。これにより第2実施例では、複数のユーザ分の認証情報の入力操作が簡単化されて、複数のユーザ分のプリントジョブの選択操作が簡単化されているのである。
図8で更に詳説する。図8Bのプリントジョブ選択画面でユーザAの認証情報に続いてユーザBの認証情報が追加入力されると、当該融合機101に実行させるプリントジョブとして、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中からユーザID「11111111」の全プリントジョブに続いてユーザID「22222222」の全プリントジョブが自動的に追加選択され、図8Cのプリントジョブ選択画面に画面が移る。図8Bのプリントジョブ選択画面では、ユーザAの認証情報に続いてユーザBの認証情報を追加入力する操作を、ユーザAの認証情報が記録されたICカード246に続いてユーザBの認証情報が記録されたICカード246をICカードリーダ245に追加セットする操作をもってすることができる。
図9は、図1の融合機101の第2実施例に係るシーケンス図である。
PC401Aにて、融合機101で文書を印刷する旨の操作を行うと、PC401Aを使用するユーザAのユーザID「11111111」を添付したプリントジョブが融合機101に送信(S201)されて融合機101にスプール(S202)される。S201とS202の処理には、PC401Aではプリンタドライバが関与し、融合機101ではプリンタアプリ142が関与する。
PC401Bにて、融合機101で文書を印刷する旨の操作を行うと、PC401Bを使用するユーザBのユーザID「22222222」を添付したプリントジョブが融合機101に送信(S211)されて融合機101にスプール(S212)される。S211とS212の処理には、PC401Bではプリンタドライバが関与し、融合機101ではプリンタアプリ142が関与する。
融合機101にて、図8Aの画面を表示する旨の操作を行うと、OCS166からSCS169に、図8Aの画面を表示する旨の操作が行われた旨が通知(S221)される。これに応じて、SCS169からプリンタアプリ142に、図8Aの画面を表示する旨の操作が行われた旨が通知(S222)される。これに応じて、プリンタアプリ142からOCS166に、図8Aの画面の表示要求が送信(S223)される。これを受けて、図8Aの画面が表示されることになる。
引き続いて、図8Aの画面でユーザAの認証情報が記録されたICカード246をICカードリーダ245に通すと、ICカードリーダ245からSCS169に、ICカード246が通された旨が通知(S231)される。これに応じて、SCS169からCCS167に、ICカード246が通された旨が通知(S232)される。これに続き、CCS167からUCS168に、ユーザAの認証要求が送信(S233)される。これに応じて、CCS167は、ユーザAの認証処理を実行(S234)する。これに続き、UCS168からCCS167に、ユーザAの認証応答が送信(S235)される。これに応じて、CCS167は、ユーザAのチケット配布処理を実行(S236)する。これに応じて、プリンタアプリ142は、ユーザAのチケットと照合してユーザID「11111111」の全プリントジョブを自動的に選択(S237)する。これに続いて、プリンタアプリ142からOCS166に、図8Aの画面で自動的に選択されたユーザID「11111111」の全プリントジョブの反転表示要求が送信(S238)される。これを受けて、図8Aの画面で自動的に選択されたユーザID「11111111」の全プリントジョブが反転表示されることになる。これが、図8Bである。
引き続いて、図8Bの画面でユーザBの認証情報が記録されたICカード246をICカードリーダ245に通すと、ICカードリーダ245からSCS169に、ICカード246が通された旨が通知(S241)される。これに応じて、SCS169からCCS167に、ICカード246が通された旨が通知(S242)される。これに続き、CCS167からUCS168に、ユーザBの認証要求が送信(S243)される。これに応じて、CCS167は、ユーザBの認証処理を実行(S244)する。これに続き、UCS168からCCS167に、ユーザBの認証応答が送信(S245)される。これに応じて、CCS167は、ユーザBのチケット配布処理を実行(S246)する。これに応じて、プリンタアプリ142は、ユーザBのチケットと照合してユーザID「22222222」の全プリントジョブを自動的に選択(S247)する。これに続いて、プリンタアプリ142からOCS166に、図8Bの画面で自動的に選択されたユーザID「22222222」の全プリントジョブの反転表示要求が送信(S248)される。これを受けて、図8Bの画面で自動的に選択されたユーザID「22222222」の全プリントジョブが反転表示されることになる。これが、図8Cである。
続いて、図8Cの画面でプリントボタンを押下すると、OCS166からSCS169に、図8Cの画面でプリントボタンが押下された旨が通知(S251)される。これに応じて、SCS169からプリンタアプリ142に、図8Cの画面でプリントボタンが押下された旨が通知(S252)される。これに応じて、プリンタアプリ142からECS164に、図8Cの画面に至るまでに自動的に選択されたユーザID「11111111」の全プリントジョブとユーザID「22222222」の全プリントジョブの実行要求が送信(S253)される。これを受けて、図8Cの画面に至るまでに自動的に選択されたユーザID「11111111」の全プリントジョブとユーザID「22222222」の全プリントジョブが実行されることになる。
(3)第3実施例
第3実施例は、第2実施例の変形実施例である。第3実施例について、第2実施例との相違点について説明することにする。
図10は、図1の融合機101の第3実施例に係る画面遷移図である。
図10Aの画面は、図8Aの画面に相当するプリントジョブ選択画面であり、プリントジョブ選択前のプリントジョブ選択画面である。第3実施例では、プリントジョブ選択前のプリントジョブ選択画面には、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの一覧は表示されないのである。これにより第3実施例では、どのようなプリントジョブが当該融合機101にスプールされているかが秘蔵化されているのである。
図10Aの画面でユーザAの認証情報が入力されると、図10Bの画面に移る。図10Bの画面は、図8Bの画面に相当するプリントジョブ選択画面であり、ユーザID「11111111」の全プリントジョブ選択後のプリントジョブ選択画面である。第3実施例では、ユーザID「11111111」の全プリントジョブ選択後のプリントジョブ選択画面には、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの内、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中から当該融合機101に実行させるジョブとしてプリントジョブ選択画面で選択されたユーザID「11111111」の全プリントジョブのみの一覧が表示されるのである。
図10Bの画面でユーザBの認証情報が入力されると、図10Cの画面に移る。図10Cの画面は、図8Cの画面に相当するプリントジョブ選択画面であり、ユーザID「22222222」の全プリントジョブ選択後のプリントジョブ選択画面である。第3実施例では、ユーザID「11111111,22222222」の全プリントジョブ選択後のプリントジョブ選択画面には、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの内、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中から当該融合機101に実行させるジョブとしてプリントジョブ選択画面で選択されたユーザID「11111111,22222222」の全プリントジョブのみの一覧が表示されるのである。
第3実施例ではこのように、上記のプリントジョブ選択画面には、当該融合機101にスプールされているプリントジョブの中から当該融合機101に実行させるジョブとして当該プリントジョブ選択画面で選択されたプリントジョブの一覧が表示される。
図11は、図1の融合機101の第3実施例に係るシーケンス図である。
図11のシーケンス図の説明については、図9のシーケンス図の説明につき、S201からS253までの各処理をそれぞれS301からS353までの各処理に置き換えると共に、図8A,図8B,図8Cの各画面図をそれぞれ図10A,図10B,図10Cの各画面図に置き換えることで理解される。
なお、各ユーザの認証情報はここでは、各ユーザの識別情報とパスワードをもって構成されている。各ユーザの識別情報は例えば、各ユーザのユーザ名でもよいし、各ユーザのユーザIDでもよい。第1実施例,第2実施例,第3実施例とも同様である。
(変形例)
図1の融合機101は、本発明「情報処理装置」の実施例に該当して、図1の融合機101によって実行される情報処理は、本発明「情報処理方法」の実施例に該当する。当該情報処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムは、本発明「情報処理プログラム」の実施例に該当し、当該情報処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムが記録されたCD−ROMは、本発明「記録媒体」の実施例に該当する。
本発明の実施例に該当する融合機を表す。 図1の融合機に係るハードウェア構成図である。 図1の融合機に係る外観図である。 オペレーションパネルを表す。 図1の融合機に係るネットワーク構成図である。 第1実施例に係る画面遷移図である。 第1実施例に係るシーケンス図である。 第2実施例に係る画面遷移図である。 第2実施例に係るシーケンス図である。 第3実施例に係る画面遷移図である。 第3実施例に係るシーケンス図である。 本発明の実施例に該当する情報処理装置を表す。
符号の説明
11 情報処理装置
21 ハードウェア
22 ソフトウェア
23 起動部
31 アプリケーション
32 プラットフォーム
101 融合機
111 ハードウェア
112 ソフトウェア
113 融合機起動部
121 撮像部
122 印刷部
123 その他のハードウェア
131 アプリケーション
132 プラットフォーム
133 アプリケーションプログラムインタフェース
134 エンジンインタフェース
141 コピーアプリ
142 プリンタアプリ
143 スキャナアプリ
144 ファクシミリアプリ
145 ネットワークファイルアプリ
151 コントロールサービス
152 システムリソースマネージャ
153 ハンドラ
161 ネットワークコントロールサービス
162 ファクシミリコントロールサービス
163 デリバリコントロールサービス
164 エンジンコントロールサービス
165 メモリコントロールサービス
166 オペレーションパネルコントロールサービス
167 サーティフィケーションコントロールサービス
168 ユーザディレクトリコントロールサービス
169 システムコントロールサービス
171 ファクシミリコントロールユニットハンドラ
172 イメージメモリハンドラ
201 コントローラ
202 オペレーションパネル
203 ファクシミリコントロールユニット
211 CPU
212 ASIC
221 NB
222 SB
231 MEM−P
232 MEM−C
233 HDD
234 メモリカードスロット
235 メモリカード
241 NIC
242 USBデバイス
243 IEEE1394デバイス
244 セントロニクスデバイス
245 ICカードリーダ
246 ICカード
301 原稿セット部
302 給紙部
303 排紙部
311 タッチパネル
312 テンキー
313 スタートボタン
314 リセットボタン
315 割り込みボタン
316 ログインボタン
317 ログアウトボタン
318 初期設定ボタン
319 機能キー
320 パトランプ
321 ADF
322 フラットベッド
323 フラットベッドカバー
401 PC
411 LAN

Claims (8)

  1. 外部装置から受信した認証情報を含むジョブを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積されたジョブを表示する表示手段と、
    ユーザに関する認証情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段でユーザに関する認証情報である第1の認証情報を受け付けた場合、前記蓄積手段に蓄積されたジョブの中から前記第1の認証情報に対応するジョブを前記表示手段へ表示させる表示制御手段と、を有し、
    前記表示制御手段は、前記表示手段に前記第1の認証情報に対応するジョブが表示された後にユーザに関する認証情報である第2の認証情報を前記入力受付手段によって受け付けた場合、前記蓄積手段で蓄積されたジョブの中から前記第2の認証情報に対応するジョブを、前記表示手段に表示された第1の認証情報に対応するジョブに追加して前記表示手段に表示させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の認証情報と前記第2の認証情報とは、それぞれ異なるユーザに関する認証情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記表示手段に表示された全てのジョブの内、前記入力受付手段により受け付けた前記認証情報に対応するジョブについて反転表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記表示手段に表示されていない全てのジョブの内、前記入力受付手段により受け付けた前記認証情報に対応するジョブについて反転表示させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の情報処理装置。
  5. 外部装置から受信した認証情報を含むジョブを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積されたジョブを表示する表示手段と、を有する情報処理装置における情報処理方法であって、
    入力受付手段が、ユーザに関する認証情報の入力を受け付けるステップと、
    表示制御手段が、前記入力受付手段でユーザに関する認証情報である第1の認証情報を受け付けた場合、前記蓄積手段に蓄積されたジョブの中から前記第1の認証情報に対応するジョブを前記表示手段へ表示させるステップと、を含み、
    前記表示制御手段は、前記表示手段に前記第1の認証情報に対応するジョブが表示された後にユーザに関する認証情報である第2の認証情報を前記入力受付手段によって受け付けた場合、前記蓄積手段で蓄積されたジョブの中から前記第2の認証情報に対応するジョブを、前記表示手段に表示された第1の認証情報に対応するジョブに追加して前記表示手段に表示させることを特徴とする情報処理方法。
  6. 前記第1の認証情報と前記第2の認証情報とは、それぞれ異なるユーザに関する認証情報であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記表示制御手段は、前記表示手段に表示された全てのジョブの内、前記入力受付手段により受け付けた前記認証情報に対応するジョブについて反転表示させることを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理方法。
  8. 前記表示制御手段は、前記表示手段に表示されていない全てのジョブの内、前記入力受付手段により受け付けた前記認証情報に対応するジョブについて反転表示させることを特徴とする請求項5乃至7の何れか一に記載の情報処理方法。
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