JP4291668B2 - 画像形成装置、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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本発明は、スキャナ/プリンタ/コピー/ファクシミリ/複合機/融合機等の画像形成装置、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、CD−ROM等の記録媒体に関する。詳細には、プリンタとして機能する画像形成装置、プリンタとして機能する画像形成装置のクライアント端末として機能する情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、記録媒体に関する。
OA機器では、様々な形で文書処理(文書データ処理)が実行される。例えば、スキャナでは文書データが読取原稿から読み取られ、プリンタでは文書データが印刷用紙に印刷され、コピーでは文書データが読取原稿から読み取られて印刷用紙に印刷され、ファクシミリでは文書データが電話回線を介して授受される。プリンタにて印刷用紙に印刷される文書データは例えば、ワードプロセッサソフトや表計算ソフト等の文書アプリケーションソフトにより作成される。
近年、OA機器のネットワーク化が急速に進展している。このような事態に適切に対処するため、OA機器の統合インタフェースに関する標準仕様として「BMLinkS」が提唱されている。BMLinkSでは、OA機器の検索方法(Discovery)や、OA機器間で授受されるデータフォーマット(Data Format)や、OA機器の制御方法(Job/Device Control)等が標準化される。
BMLinkSでは、OA機器の機能がオフィスサービスとしてモデル化される。OA機器のスキャン機能はスキャンサービス、OA機器のプリント機能はプリントサービス、OA機器のファックス入力機能はファックスインサービス、OA機器のファックス出力機能はファックスアウトサービス、OA機器のストレージ機能はストレージサービスとしてモデル化される。これにより通常、スキャナにはスキャンサービス、プリンタにはプリントサービス、コピーにはスキャンサービスとプリントサービス、ファクシミリにはファックスインサービスとファックスアウトサービス、ストレージ装置にはストレージサービスが存在することになる。スキャンサービスやプリントサービスに関しては、create_job(ジョブ生成要求)やlist_jobs(ジョブ一覧要求)等のコマンドが規定されており、ストレージサービスに関しては、create_file(ファイル生成要求/データ保存要求)やlist_files(ファイル一覧要求/データ一覧要求)やread_data(データ読出要求)やwrite_data(データ書込要求)等のコマンドが規定されている。BMLinkSでは、ネットワークプロトコルとしてHTTP−SOAPが使用される。
さて、OA機器にプリント処理を実行させようとするユーザは、印刷出力をなるべく早く入手したいと考える。しかし、プリント処理を要求したOA機器に大量のジョブが存在する場合等には、自分のプリントジョブがなかなか開始されず、印刷出力をなかなか入手できない。ユーザにとっては、このような事態が回避されることが望ましいだろう。
したがって、本発明は、ユーザが印刷出力をなるべく早く入手できるようになるようなOA機器を提案することを課題とする。
本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置であって、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得手段と、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を当該画像形成装置のクライアント端末に提示する時刻提示手段を備える。
また本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置であって、当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得手段と、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示する時刻提示手段を備える。
また本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置であって、当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得手段と、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行するプリント処理手段と、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示する時刻提示手段を備える。
また本発明の画像形成装置において、前記時刻取得手段が、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を取得し、前記時刻提示手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示してから所定の時間が経過した場合、前記時刻取得手段が、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を再び取得し、前記時刻提示手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に再び提示する。
また本発明の画像形成装置において、前記時刻取得手段が、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を取得し、前記時刻提示手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示してから所定の時間が経過した場合、前記時刻取得手段が、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を再び取得し、前記プリント処理手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行し、前記時刻提示手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に再び提示する。
また本発明の画像形成装置において、前記時刻取得手段は、当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する複数の画像形成装置に対して新規プリントジョブを生成する旨のジョブ生成要求を発行してから、プリンタとして機能する当該複数の画像形成装置から当該新規プリントジョブの開始時刻を取得する。
また本発明の画像形成装置において、前記時刻取得手段は、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を取得し、前記時刻提示手段は、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻と前記終了時刻を前記クライアント端末に提示する。
本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置により実行される情報処理方法であって、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得段階と、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を当該画像形成装置のクライアント端末に提示する時刻提示段階を備える。
また本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置により実行される情報処理方法であって、当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得段階と、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示する時刻提示段階を備える。
また本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置により実行される情報処理方法であって、当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得段階と、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行するプリント処理段階と、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示する時刻提示段階を備える。
また本発明の情報処理方法では、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を取得し、前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示してから所定の時間が経過した場合、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を再び取得し、前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に再び提示する。
また本発明の情報処理方法では、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を取得し、前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示してから所定の時間が経過した場合、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を再び取得し、前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行し、前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に再び提示する。
また本発明の情報処理方法において、前記時刻取得段階では、当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する複数の画像形成装置に対して新規プリントジョブを生成する旨のジョブ生成要求を発行してから、プリンタとして機能する当該複数の画像形成装置から当該新規プリントジョブの開始時刻を取得する。
また本発明の情報処理方法において、前記時刻取得段階では、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を取得し、前記時刻提示段階では、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻と前記終了時刻を前記クライアント端末に提示する。
本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置であって、新規プリントジョブの開始時刻を算出する時刻算出手段と、前記時刻算出手段により算出された前記開始時刻を上記に記載した画像形成装置のうち、何れか一の画像形成装置に提供する時刻提供手段を備える。
本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置であって、新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を算出する時刻算出手段と、前記時刻算出手段により算出された前記開始時刻と前記終了時刻を上記画像形成装置に提供する時刻提供手段を備える。
本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置により実行される情報処理方法であって、新規プリントジョブの開始時刻を算出する時刻算出段階と、前記時刻算出段階にて算出された前記開始時刻を上記に記載した画像形成装置のうち、何れか一の画像形成装置に提供する時刻提供段階を備える。
本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置により実行される情報処理方法であって、新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を算出する時刻算出段階と、前記時刻算出段階にて算出された前記開始時刻と前記終了時刻を上記画像形成装置に提供する時刻提供段階を備える。
プリンタとして機能する画像形成装置のクライアント端末として機能する情報処理装置は、前記画像形成装置により、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から取得されて当該情報処理装置に提示された新規プリントジョブの開始時刻、を表示する時刻表示手段を備え、前記時刻表示手段により表示された前記複数の画像形成装置の内の所望の画像形成装置にプリント処理を実行させる旨の操作に応じて、当該画像形成装置にプリント処理を実行させる。
また上記情報処理装置において、前記時刻表示手段は、前記画像形成装置により、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から取得されて当該情報処理装置に提示された新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻、を表示する。
リンタとして機能する画像形成装置のクライアント端末として機能する情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記画像形成装置により、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から取得されて当該情報処理装置に提示された新規プリントジョブの開始時刻、を表示する時刻表示段階を備え、前記時刻表示段階にて表示された前記複数の画像形成装置の内の所望の画像形成装置にプリント処理を実行させる旨の操作に応じて、当該画像形成装置にプリント処理を実行させる。
上記情報処方法において、前記時刻表示段階では、前記画像形成装置により、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から取得されて当該情報処理装置に提示された新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻、を表示する。
本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置と、前記画像形成装置のクライアント端末として機能する情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記画像形成装置が、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得段階と、前記画像形成装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記情報処理装置に提示する時刻提示段階と、前記情報処理装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得されて前記時刻提示段階にて提示された前記開始時刻を表示する時刻表示段階を備え、前記情報処理装置が、前記時刻表示段階にて表示された前記複数の画像形成装置の内の所望の画像形成装置にプリント処理を実行させる旨の操作に応じて、当該画像形成装置にプリント処理を実行させる。
本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置と、前記画像形成装置のクライアント端末として機能する情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記画像形成装置が、前記情報処理装置からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得段階と、前記画像形成装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記情報処理装置に提示する時刻提示段階と、前記情報処理装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得されて前記時刻提示段階にて提示された前記開始時刻を表示する時刻表示段階を備え、前記情報処理装置が、前記時刻表示段階にて表示された前記複数の画像形成装置の内の所望の画像形成装置にプリント処理を実行させる旨の操作に応じて、当該画像形成装置にプリント処理を実行させる。
本発明は、プリンタとして機能する画像形成装置と、前記画像形成装置のクライアント端末として機能する情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記画像形成装置が、前記情報処理装置からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得段階と、前記画像形成装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行するプリント処理段階と、前記画像形成装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記情報処理装置に提示する時刻提示段階と、前記情報処理装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得されて前記時刻提示段階にて提示された前記開始時刻を表示する時刻表示段階を備え、前記情報処理装置が、前記時刻表示段階にて表示された前記複数の画像形成装置の内の所望の画像形成装置にプリント処理を実行させる旨の操作に応じて、当該画像形成装置にプリント処理を実行させる。
本発明の画像形成装置では、複数の画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻がクライアント端末に提示されるため、当該クライアント端末でこの情報が利用されることで、当該クライアント端末のユーザが印刷出力を早く入手できるようになる。
また本発明の画像形成装置では、プリント処理を実行する旨のプリント要求に応じた処理の一環として、複数の画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻がクライアント端末に提示されるため、当該クライアント端末でこの情報が利用されることで、当該クライアント端末のユーザが当該プリント要求に係る印刷出力を早く入手できるようになる。
また本発明の画像形成装置では、プリント処理を実行する旨のプリント要求に応じた処理の一環として、当該画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で当該プリント処理が実行される一方で、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻が最も早い場合に、複数の画像形成装置から取得された開始時刻がクライアント端末に提示されるため、後者の場合に当該クライアント端末でこの情報が利用されることで、前者の場合にも後者の場合にも、当該クライアント端末のユーザが当該プリント要求に係る印刷出力を早く入手できるようになる。
また本発明の画像形成装置では、複数の画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻に加えて終了時刻がクライアント端末に提示されるため、当該クライアント端末でこれらの情報が利用されることで、当該クライアント端末のユーザが印刷出力をさらに早く入手できるようになる。
また本発明の情報処理方法では、複数の画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻がクライアント端末に提示されるため、当該クライアント端末でこの情報が利用されることで、当該クライアント端末のユーザが印刷出力を早く入手できるようになる。
また本発明の情報処理方法では、プリント処理を実行する旨のプリント要求に応じた処理の一環として、複数の画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻がクライアント端末に提示されるため、当該クライアント端末でこの情報が利用されることで、当該クライアント端末のユーザが当該プリント要求に係る印刷出力を早く入手できるようになる。
また本発明の情報処理方法では、プリント処理を実行する旨のプリント要求に応じた処理の一環として、当該画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で当該プリント処理が実行される一方で、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻が最も早い場合に、複数の画像形成装置から取得された開始時刻がクライアント端末に提示されるため、後者の場合に当該クライアント端末でこの情報が利用されることで、前者の場合にも後者の場合にも、当該クライアント端末のユーザが当該プリント要求に係る印刷出力を早く入手できるようになる。
また本発明の情報処理方法では、複数の画像形成装置から取得された新規プリントジョブの開始時刻に加えて終了時刻がクライアント端末に提示されるため、当該クライアント端末でこれらの情報が利用されることで、当該クライアント端末のユーザが印刷出力をさらに早く入手できるようになる。
このように、本発明は、ユーザが印刷出力をなるべく早く入手できるようになるようなOA機器を提案するものである。
図1は、OA機器が接続されたネットワークに係る機器配置図である。図1では、融合機101(融合機101A,融合機101B,融合機101C)とPC(パーソナルコンピュータ)102が、イーサネット(登録商標)等のネットワーク103により相互接続されている。融合機101は、スキャナやプリンタやコピーやファクシミリとして機能する画像形成装置である。PC102は、融合機101のクライアント端末として機能する情報処理装置である。
図1のOA機器はそれぞれ、BMLinkSに準拠したOA機器である。融合機101Aにはスキャンサービス11Aやプリントサービス12A、融合機101Bにはスキャンサービス11Bやプリントサービス12B、融合機101Cにはスキャンサービス11Cやプリントサービス12Cが存在する。PC102にはスキャナドライバ13やプリンタドライバ14等のBMLinkSドライバがインストールされている。
図2は、図1の融合機101に係る機能ブロック図である。図1の融合機101には、スキャン処理部21、プリント処理部22、検索部23、検索応答部24、ジョブ要求部25、ジョブ生成部26、ジョブ一覧生成部27、ネットワーク制御部28、時刻算出部41、時刻提供部42、時刻取得部43、時刻提示部44等の機能ブロックが存在する。
スキャン処理部21は、機器を制御してスキャン処理を実行する機能ブロックである。プリント処理部22は、機器を制御してプリント処理を実行する機能ブロックである。検索部23は、スキャナ検索要求やプリンタ検索要求を発行(マルチキャスト)してスキャナ検索やプリンタ検索を実行する機能ブロックである。検索応答部24は、スキャナ検索要求やプリンタ検索要求に応答するスキャナ検索応答やプリンタ検索応答を発行する機能ブロックである。ジョブ要求部25は、スキャン処理やプリント処理に係るジョブ生成要求やジョブキャンセル要求を発行する機能ブロックである。ジョブ生成部26は、スキャン処理やプリント処理に係るジョブ生成やジョブキャンセルを実行する機能ブロックである。ジョブ一覧生成部27は、ジョブ一覧生成を実行する機能ブロックである。
ネットワーク制御部28は、通信制御を行う機能ブロックであり、図2のように、BMLinkSの他、SOAP(Simple Object Access Protocol)と、HTTP(HyperText Transfer Protocol)と、WebDAV(Web−based Distributed Authoring and Versioning)と、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)と、TCP(Transmission Control Protocol)と、UDP(User Datagram Protocol)と、IP(Internet Protocol)等の種々のネットワークプロトコルをサポートする。
時刻算出部41は、新規ジョブの開始時刻や終了時刻を算出する機能ブロックである。時刻提供部42は、新規ジョブの開始時刻や終了時刻を他の融合機101等に提供する機能ブロックである。時刻取得部43は、新規ジョブの開始時刻や終了時刻を他の融合機101等から取得する機能ブロックである。時刻提示部44は、新規ジョブの開始時刻や終了時刻をPC102に提示する機能ブロックである。なお、時刻算出部41や時刻提供部42や時刻取得部43や時刻提示部44は、後述するBMLinkSアプリ147(図4参照)に存在してもNCS161(図4参照)に存在してもそれ以外に存在してもよい。すなわち、これらの機能ブロックは、BMLinkSドライバにより実現されてもBMLinkSデーモンにより実現されてもそれ以外により実現されてもよい。
図3は、図1のPC102に係る機能ブロック図である。図1のPC102には、UI処理部31、検索部32、ジョブ要求部33、ネットワーク制御部34、時刻表示部51等の機能ブロックが存在する。
UI処理部31は、機器を制御してUI(ユーザインタフェース)処理を実行する機能ブロックである。検索部32は、スキャナ検索要求やプリンタ検索要求を発行(マルチキャスト)してスキャナ検索やプリンタ検索を実行する機能ブロックである。ジョブ要求部33は、スキャン処理やプリント処理に係るジョブ生成要求やジョブキャンセル要求を発行する機能ブロックである。
ネットワーク制御部34は、通信制御を行う機能ブロックであり、図3のように、BMLinkSの他、SOAP(Simple Object Access Protocol)と、HTTP(HyperText Transfer Protocol)と、WebDAV(Web−based Distributed Authoring and Versioning)と、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)と、TCP(Transmission Control Protocol)と、UDP(User Datagram Protocol)と、IP(Internet Protocol)等の種々のネットワークプロトコルをサポートする。
時刻表示部51は、新規ジョブの開始時刻や終了時刻を融合機101から受け付けて、受付内容を表示する機能ブロックである。
(融合機)
図1の融合機101について詳細に説明する。
図4は、図1の融合機101に係るソフトウェア等構成図である。図1の融合機101は、種々のハードウェア111と、種々のソフトウェア112と、融合機起動部113により構成される。図1の融合機101は、コピーやプリンタやスキャナやファクシミリとして機能することができる。
融合機101のハードウェア111としては、撮像部121と、印刷部122と、その他のハードウェア123が存在する。
撮像部121は、原稿から画像(画像データ。文書データとも呼ぶ)を読み取るためのハードウェアであり、コピーやスキャナやファクシミリとして機能する際に使用される。撮像部121は、白黒画像用の物でもカラー画像用の物でもよい。撮像部121は、原稿に関する機構として、原稿セット部等を備える。
印刷部122は、画像(画像データ。文書データとも呼ぶ)を印刷用紙等の印刷媒体に印刷するためのハードウェアであり、コピーやプリンタやファクシミリとして機能する際に使用される。印刷部122は、白黒画像用の物でもカラー画像用の物でもよい。印刷部122は、ここでは電子写真方式が採用されており、感光体、帯電機、露光機、現像機、転写機、定着機等を備える。印刷部122は、印刷用紙等に関する機構として、給紙部、排紙部、印刷用紙等搬送機構等を備える。
その他のハードウェア123については、図5において説明する。
融合機101のソフトウェア112としては、種々のアプリケーション131と、種々のプラットフォーム132が存在する。これらのプログラムは、UNIX(登録商標)等のOS(オペレーティングシステム)によりプロセス単位で並列的に実行される。OSはここでは、図4のように、TCP/IPと、UDP/IPと、SPX/IPXと、NetBEUIと、AppleTalk等のネットワークプロトコルをサポートする。
アプリケーション131は、コピーやプリンタやスキャナやファクシミリ等の機能に固有な情報処理を実行するためのソフトウェアである。アプリケーション131としては、コピー用のアプリケーションであるコピーアプリ141と、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ142と、スキャナ用のアプリケーションであるスキャナアプリ143と、ファクシミリ用のアプリケーションであるファクシミリアプリ144と、ネットワークファイル用のアプリケーションであるネットワークファイルアプリ145と、リモートFAX用のアプリケーションであるリモートFAXアプリ146と、BMLinkS用のアプリケーションであるBMLinkSアプリ147が存在する。ネットワークファイルアプリ145は、HTML文書等の閲覧用のWebブラウザや、HTML文書等の配信用のWebサーバソフトにより構成される。BMLinkSアプリ147は、BMLinkSに準拠したOA機器用のドライバ(BMLinkSドライバ)である。
プラットフォーム132は、アプリケーション131からの処理要求に関する情報処理を実行するためのソフトウェアである。アプリケーション131からの処理要求の受信には、予め定義されている関数により処理要求を受信するアプリケーションプログラムインタフェース(API)133を利用して、要求内容の実施には、エンジンインタフェース134を利用する。プラットフォーム132としては、種々のコントロールサービス151と、システムリソースマネージャ152と、種々のハンドラ153が存在する。
コントロールサービス151は、アプリケーション131からの処理要求を解釈して、解釈結果に応じてハードウェア111の獲得要求を発生させる。コントロールサービス151としては、ネットワークコントロールサービス(NCS)161と、ファクシミリコントロールサービス(FCS)162と、デリバリコントロールサービス(DCS)163と、エンジンコントロールサービス(ECS)164と、メモリコントロールサービス(MCS)165と、オペレーションパネルコントロールサービス(OCS)166と、サーティフィケーションコントロールサービス(CCS)167と、ユーザディレクトリコントロールサービス(UCS)168と、システムコントロールサービス(SCS)169が存在する。ネットワークコントロールサービス(NCS)161には、図4のように、HTTPdやSSDPdやBMLinkSd等のデーモンが存在する。
NCS161のプロセスは、ネットワーク等を介してデータ通信を行うための仲介を行う。FCS162のプロセスは、ファクシミリとして画像データ通信・画像データ読取・画像データ印刷等を行うためのAPIを提供する。DCS163のプロセスは、融合機101に蓄積された文書データの配信に関する制御を行う。ECS164のプロセスは、撮像部121や印刷部122等のエンジン部に関する制御を行う。MCS165のプロセスは、画像データ記憶・画像データ処理等のメモリやハードディスクドライブに関する制御を行う。OCS166のプロセスは、オペレーションパネルに関する制御を行う。CCS167のプロセスは、認証処理や課金処理に関する制御を行う。UCS168のプロセスは、ユーザ情報の管理に関する制御を行う。SCS169のプロセスは、システムの管理に関する制御を行う。
システムリソースマネージャ(SRM)152は、ハードウェア111の獲得要求を調停して、調停結果に応じて要求内容を実施するための制御を行う。詳細に言うと、SRM152のプロセスは、獲得要求に係るハードウェア111が利用可能か否か(他の獲得要求と競合しないか否か)を判定して、利用可能である場合にはその旨をコントロールサービス151の各プロセスに通知する。さらに、獲得要求に係るハードウェア111の利用スケジュールを作成して、作成結果に応じて要求内容を実施するための制御を行う。
ハンドラ153は、調停結果に応じてハードウェア111を管理する。ハンドラ153としては、ファクシミリコントロールユニットハンドラ(FCUH)171と、イメージメモリハンドラ(IMH)172が存在する。FCUH171は、ファクシミリコントロールユニットを管理する。IMH172は、各プロセスにメモリを割り振り、各プロセスに割り振ったメモリを管理する。
融合機起動部113は、融合機101の電源投入時に最初に実行される。これにより、UNIX(登録商標)等のOSが起動され、アプリケーション131やプラットフォーム132が起動される。これらのプログラムは、ハードディスクドライブやメモリカードに蓄積されており、ハードディスクドライブやメモリカードから再生されて、メモリに起動されることになる。
図5は、図1の融合機101に係るハードウェア構成図である。融合機101のハードウェア111としては、コントローラ201と、オペレーションパネル202と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)203と、撮像部121と、印刷部122が存在する。撮像部121と印刷部122を除く各構成要素が、図4の「その他のハードウェア123」に該当する。
コントローラ201は、CPU211と、ASIC212と、NB(ノースブリッジ)221と、SB(サウスブリッジ)222と、MEM−P(システムメモリ)231と、MEM−C(ローカルメモリ)232と、HDD(ハードディスクドライブ)233と、メモリカードスロット234と、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)241と、USBデバイス242と、IEEE1394デバイス243と、セントロニクスデバイス244により構成される。
CPU211は、種々の情報処理を実行するためのICであり、アプリケーション131やプラットフォーム132をUNIX(登録商標)等のOSによりプロセス単位で並列的に実行する。ASIC212は、画像処理用のICである。NB221は、CPU211とASIC212を接続するためのブリッジである。SB222は、NB221と周辺機器等を接続するためのブリッジである。ASIC212とNB221は、AGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されている。
MEM−P231は、NB221に接続されたメモリである。MEM−C232は、ASIC212に接続されたメモリである。HDD233は、ASIC212に接続されたストレージであり、画像データ蓄積・文書データ蓄積・プログラム蓄積・フォントデータ蓄積・フォームデータ蓄積等を行うために使用される。メモリカードスロット234は、SB222に接続されたスロットであり、メモリカード235をセット(挿入)するために使用される。
NIC241は、ネットワーク等を介してMACアドレス等を使用したデータ通信を行うためのコントローラである。USBデバイス242は、USB規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス243は、IEEE1394規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス244は、セントロニクス仕様に準拠したパラレルポートを提供するためのデバイスである。NIC241と、USBデバイス242と、IEEE1394デバイス243と、セントロニクスデバイス244は、PCI(Peripheral Component Interconect)バスを介してNB221とSB222に接続されている。
オペレーションパネル202は、オペレータが融合機101に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、オペレータが融合機101から出力を得るためのハードウェア(表示部)である。オペレーションパネル202は、ASIC212に接続されている。FCU203と、撮像部121と、印刷部122は、PCI(Peripheral Component Interconect)バスを介してASIC212に接続されている。
図6は、図1の融合機101に係る外観図である。図6には、撮像部121の位置と、印刷部122の位置と、オペレーションパネル202の位置が図示されている。図6にはまた、原稿をセットするための原稿セット部301と、印刷用紙等の給紙先となる給紙部302と、印刷用紙等の排紙先となる排紙部303が図示されている。原稿セット部301は、撮像部121の構成要素であり、給紙部302と排紙部303は、印刷部122の構成要素である。
オペレーションパネル202は、図7のように、タッチパネル311と、テンキー312と、スタートボタン313と、リセットボタン314と、初期設定ボタン315により構成される。
タッチパネル311は、タッチ操作で入力を行うためのハードウェア(タッチ操作部)であると共に、画面表示で出力を得るためのハードウェア(画面表示部)である。テンキー312は、キー操作で数字入力を行うためのハードウェアである。スタートボタン313は、ボタン操作でスタート操作を行うためのハードウェアである。リセットボタン314は、ボタン操作でリセット操作を行うためのハードウェアである。初期設定ボタン315は、ボタン操作で初期設定画面を表示させるためのハードウェアである。
融合機101は、原稿セット部301に原稿がセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、撮像部121によりその原稿から画像を読み取る。融合機101は、コピーとして機能する場合、印刷部122によりその画像を印刷用紙等に印刷することになり、ファクシミリとして機能する場合、FCU203やNIC241によりその画像を電話回線やネットワーク等を介して他の機器に送信することになる。印刷用紙等の給紙先は給紙部302であり、印刷用紙等の排紙先は排紙部303である。
原稿セット部301は、ADF(自動原稿搬送装置)321と、フラットベッド322と、フラットベッドカバー323により構成される。給紙部302は、4個の給紙トレイと1個の手差しトレイにより構成される。排紙部303は、1個の排紙トレイにより構成される。
ADF321には、複数枚の原稿を重ねてセットすることができる。融合機101は、ADF321に原稿がセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、撮像部121によりその原稿から画像を読み取る。詳細に言うと、ADF321に複数枚の原稿が重ねてセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、ADF321が、図6の矢印のような経路で複数枚の原稿を1枚ずつ搬送し、撮像部121が、図6の矢印のような経路で1枚ずつ搬送される原稿から画像を読み取る。
フラットベッド322には、原稿を下向きにセットする。融合機101は、フラットベッド322に原稿がセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、撮像部121によりその原稿から画像を読み取る。詳細に言うと、フラットベッド322に原稿が下向きにセットされている場合、スタートボタン313が押されることで、撮像部121が、透明なフラットベッド322を介して対面する原稿から画像を読み取る。
(文書処理)
以上の説明を踏まえて、図1の文書処理システムにおいて実行される文書処理について説明する。文中、融合機101A,B,CのBMLinkSアプリ147(図4参照)をそれぞれBMLinkSアプリ147A,B,Cのように添字付きで表記する。他の構成要素についても同様である。
図8と図9は、図1の文書処理システムにおいて実行される文書処理について説明するためのシーケンス図である。ここでは、融合機101Aは、プリント処理を実行する旨のプリント要求を最速機器印刷のオプション付きでPC102から受けて、最速機器印刷処理を実行する。すなわち、融合機101Aにおける新規プリントジョブの開始時刻が最も早い場合には、融合機101Aで当該プリント処理を実行(図8)し、融合機101B又はCにおける新規プリントジョブの開始時刻が最も早い場合には、融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻をPC102に提示(図9)する。
図8のシーケンス図について説明する。
まず、PC102からプリントサービス12Aに、プリント処理を実行する旨のプリント要求が最速機器印刷のオプション付きで発行(S11)される。これに応じて、プリントサービス12AからBMLinkSアプリ147Aに、最速機器検索を実行する旨の要求が発行(S12)される。これに応じて、BMLinkSアプリ147Aからプリントサービス12A,B,Cに、新規なプリントジョブを生成する旨のジョブ生成要求(create_job)が発行(S13)され、プリントサービス12A,B,Cにより新規なプリントジョブが生成(S14)され、プリントサービス12A,B,CからBMLinkSアプリ147Aに、当該プリントジョブに係るジョブIDやdata−sink−uri(プリントデータの転送先となるURI)等を包含するジョブ生成応答(create_jobRESPONSE)が発行(S15)される。これに応じて、BMLinkSアプリ147Aからプリントサービス12A,B,Cに、当該プリントジョブの開始時刻と終了時刻を提供する旨の要求が発行(S16)され、プリントサービス12A,B,Cにより当該プリントジョブの開始時刻と終了時刻が算出(S17)され、プリントサービス12A,B,CからBMLinkSアプリ147Aに、当該プリントジョブの開始時刻と終了時刻が提供(S18)される。このようにして、融合機101Aは、融合機101Aを含む複数の融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を、融合機101Aを含む複数の融合機101A,B,Cから取得する。
続いて、BMLinkSアプリ147Aは、プリントサービス12A,B,Cから取得した開始時刻の内、どの開始時刻が最も早いかを判断(S21)する。このようにして、最速機器検索が終了する。そして、プリントサービス12Aから取得された開始時刻が最も早いと判断された場合には、融合機101Aで上記のプリント処理が実行されることになる。すなわち、BMLinkSアプリ147からプリントサービス12Aに、最速機器検索結果と共にプリントサービス12Aのdata−sink−uriが通知(S22)され、プリントサービス12AからPC102に、上記のプリント要求に係るプリントデータの転送先としてプリントサービス12Aのdata−sink−uriが通知(S23)され、PC102からプリントサービス12Aのdata−sink−uriに、プリントデータが転送(S24)され、プリントサービス12Aにより当該プリントデータに係るプリント処理が実行(S25)され、プリントサービス12AからPC102に、プリント応答が発行(S26)される。このようにして、融合機101Aは、融合機101Aを含む複数の融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻の内、融合機101Aにおける新規プリントジョブの開始時刻が最も早い場合に、融合機101Aでプリント処理を実行する。
なお、S11の処理はジョブ要求部33(図3参照)により実行され、S13の処理はジョブ要求部25A(図2参照)により実行され、S14・S15の処理はジョブ生成部26A,B,C(図2参照)により実行され、S16の処理は時刻取得部43A(図2参照)により実行され、S17の処理は時刻算出部41A,B,C(図2参照)により実行され、S18の処理は時刻提供部42A,B,C(図2参照)により実行される。また、S24の処理はジョブ要求部33(図3参照)により実行され、S25・S26の処理はプリント処理部22A(図2参照)により実行される。
図9のシーケンス図について説明する。
まず、PC102からプリントサービス12Aに、プリント処理を実行する旨のプリント要求が最速機器印刷のオプション付きで発行(S11)される。これに応じて、プリントサービス12AからBMLinkSアプリ147Aに、最速機器検索を実行する旨の要求が発行(S12)される。これに応じて、BMLinkSアプリ147Aからプリントサービス12A,B,Cに、新規なプリントジョブを生成する旨のジョブ生成要求(create_job)が発行(S13)され、プリントサービス12A,B,Cにより新規なプリントジョブが生成(S14)され、プリントサービス12A,B,CからBMLinkSアプリ147Aに、当該プリントジョブに係るジョブIDやdata−sink−uri(プリントデータの転送先となるURI)等を包含するジョブ生成応答(create_jobRESPONSE)が発行(S15)される。これに応じて、BMLinkSアプリ147Aからプリントサービス12A,B,Cに、当該プリントジョブの開始時刻と終了時刻を提供する旨の要求が発行(S16)され、プリントサービス12A,B,Cにより当該プリントジョブの開始時刻と終了時刻が算出(S17)され、プリントサービス12A,B,CからBMLinkSアプリ147Aに、当該プリントジョブの開始時刻と終了時刻が提供(S18)される。このようにして、融合機101Aは、融合機101Aを含む複数の融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を、融合機101Aを含む複数の融合機101A,B,Cから取得する。
続いて、BMLinkSアプリ147Aは、プリントサービス12A,B,Cから取得した開始時刻の内、どの開始時刻が最も早いかを判断(S31)する。このようにして、最速機器検索が終了する。そして、プリントサービス12B又はCから取得された開始時刻が最も早いと判断された場合には、プリントサービス12A,B,Cから取得された開始時刻と終了時刻がPC102に提示されることになる。すなわち、BMLinkSアプリ147からプリントサービス12Aに、最速機器検索結果と共に、プリントサービス12A,B,Cのdata−sink−uriとプリントサービス12A,B,Cから取得された開始時刻と終了時刻が通知(S32)され、プリントサービス12AからPC102に、プリントサービス12A,B,Cから取得された開始時刻と終了時刻と共に、上記のプリント要求に係るプリントデータの転送先としてプリントサービス12A,B,Cのdata−sink−uriが通知(S33)される。このようにして、融合機101Aは、融合機101Aを含む複数の融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻の内、融合機101B又はCにおける新規プリントジョブの開始時刻が最も早い場合に、融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻をPC102に提示する。
続いて、PC102は、プリントサービス12A,B,Cのdata−sink−uriとプリントサービス12A,B,Cから取得された開始時刻と終了時刻を融合機101Aから受け付けて、融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻をPC102の画面上にこれらの機器名と共に表示(S34)する。そして、PC102は、融合機101Bにプリント処理を実行させる旨の操作に応じて、融合機101Bにプリント処理を実行させることになる。すなわち、PC102からプリントサービス12Bのdata−sink−uriに、プリントデータが転送(S35)され、プリントサービス12Bにより当該プリントデータに係るプリント処理が実行(S36)され、プリントサービス12BからPC102に、プリント応答が発行(S37)される。
なお、S11の処理はジョブ要求部33(図3参照)により実行され、S13の処理はジョブ要求部25A(図2参照)により実行され、S14・S15の処理はジョブ生成部26A,B,C(図2参照)により実行され、S16の処理は時刻取得部43A(図2参照)により実行され、S17の処理は時刻算出部41A,B,C(図2参照)により実行され、S18の処理は時刻提供部42A,B,C(図2参照)により実行される。また、S33の処理は時刻提示部44A(図2参照)により実行され、S34の処理は時刻表示部51(図3参照)とUI処理部31(図3参照)により実行され、S35の処理はジョブ要求部33(図3参照)により実行され、S36・S37の処理はプリント処理部22B(図2参照)により実行される。
S13・S14の処理について補足する。BMLinkSの仕様では、ジョブ生成から一定時間内にデータ転送がなされないと、タイムアウトによりジョブがエクスパイア(満了)することになっている。そのため、図8ではプリントサービス12B,Cにより生成されたプリントジョブが最終的にエクスパイアすることになり、図9ではプリントサービス12A,Bにより生成されたプリントジョブが最終的にエクスパイアすることになり、一見するとこれらのプリントジョブの存在は無駄であったと考えられる。しかし、これらのプリントジョブを生成しておかないと、同時期に生成される他のジョブの存在により、新規プリントジョブの順番が後回しになってしまって、新規プリントジョブの開始時刻や終了時刻が変化してしまうという問題がある。そのため、これらのプリントジョブを生成しておくことで、新規プリントジョブの順番を「確保」しておくのである。
S21・S31の処理について補足する。融合機101Aにおける開始時刻と融合機101B又はCにおける開始時刻が同じである場合には、融合機101Aにおける開始時刻が最も早いとして処理を進行(S21−S26)するようにしてもよいし、それ以外の処理を実行するようにしてもよい。融合機101B又はCにおける開始時刻が最も早い場合でも、融合機101Aにおける開始時刻との差が微差(閾値以下)である場合には、融合機101Aにおける開始時刻が最も早いとして処理を進行(S21−S26)するようにしてもよい。
以下、最速機器印刷処理の詳細について説明する。
図10は、時刻取得処理の詳細について説明するためのシーケンス図である。時刻取得処理ではまず、BMLinkSアプリ147からプリントサービス12に、新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を提供する旨の要求が発行(S101。S16に相当)される。これに応じて、プリントサービス12は、機器内のジョブマネージャから機器内の未完了ジョブの一覧を取得(S102)し、機器内のジョブマネージャから一覧中の未完了ジョブに係るジョブ情報を取得(S103)し、一覧中の未完了ジョブに係るジョブ情報と機器情報を利用して、新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を算出(S104。S17に相当)する。そして、プリントサービス12からBMLinkSアプリ147に、新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻が提供(S105。S18に相当)される。
ここで言うジョブ情報とは、印刷部数,印刷頁数,印刷用紙サイズ,印刷用紙の向き,印刷条件(集約や片面両面)等である。ここで言う機器情報とは、種々の印刷用紙サイズや印刷用紙の向きや印刷条件における印刷速度(1頁当たりの印刷時間)等である。ここでは、開始時刻の算出式は「現在時刻+全未完了ジョブ(新規プリントジョブを除く)の印刷時間」として、終了時刻の算出式は「現在時刻+全未完了ジョブ(新規プリントジョブを含む)の印刷時間」とする。各未完了ジョブの印刷時間の算出式は「印刷速度×印刷頁数×印刷部数」とする。なお、これらとは異なる算出式を採用してもよい。
図11は、PC102の画面上に表示される入力画面を表す。画面Aで、最速機器印刷チェック欄401がチェックされた状態で、印刷ボタン402がクリックされると、PC102からプリントサービス12Aに、プリント処理を実行する旨のプリント要求が最速機器印刷のオプション付きで発行(S11)される。そして、図8のようになれば、融合機101Aで上記のプリント処理が実行されることになるが、図9のようになれば、画面Aから画面Bにやがて画面が移ることになる。画面Bには、融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻がこれらの機器名(融合機A,B,C)ボタン403と共に表示(S34)される。機器名ボタン403は、所望の機器にプリント処理を実行させるための操作ボタンである。ユーザは、新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を参酌して、プリント処理を実行させる機器を選択することになる。画面Bで、融合機Bの機器名ボタン403がクリックされると、PC102からプリントサービス12Bのdata−sink−uriに、プリントデータが転送(S35)される。すなわち、融合機101Bで上記のプリント処理が実行されることになる。キャンセルボタン404と自動モードチェック欄405については後述することにする。
図12は、図8と図9の最速機器印刷処理について説明するためのフロー図である。融合機101Aは、プリント処理を実行する旨のプリント要求を最速機器印刷のオプション付きでPC102から受けると(S201。S11に相当)、最速機器検索を実行すべく、融合機101A,B,Cに新規プリントジョブを生成(S203。S13−15に相当)させ、融合機101A,B,Cから新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を取得(S204。S16−18に相当)し、どの開始時刻が最も早いかを判断(S205。S21やS31に相当)する。融合機101Aは、融合機101Aから取得した開始時刻が最も早いと判断した場合(S206)には、融合機101Aで上記のプリント処理を実行(S207。S22−26に相当)する。融合機101Aはまた、融合機101B又はCから取得した開始時刻が最も早いと判断した場合(S206)には、融合機101A,B,Cから取得した開始時刻と終了時刻をPC102に提示(S208。S32−33に相当)する。
PC102の処理に説明を移す。PC102は、融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を融合機101Aから受け付けると、融合機101A,B,Cにおける新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を、これらの機器名ボタン403(図11参照)と共に表示(S301。S34に相当)する。PC102は、機器名ボタン403がクリックされる(S302)と、当該機器名ボタン403の融合機101にプリント処理を実行(S303。S35−37に相当)させる。PC102はまた、キャンセルボタン404(図11参照)がクリックされる(S304)と、融合機101A,B,Cに新規プリントジョブをキャンセル(S305)させる。
融合機101Aの処理に説明を戻す。融合機101Aは、融合機101A,B,Cから取得した開始時刻と終了時刻をPC102に提示(S208。S32−33に相当)してから所定の時間が経過すると(S401)、最速機器検索を再び実行すべく、融合機101A,B,Cに新規プリントジョブを一度キャンセル(S403)させ、融合機101A,B,Cに新規プリントジョブを再び生成(S404。S13−15に相当)させ、融合機101A,B,Cから新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を再び取得(S405。S16−18に相当)し、どの開始時刻が最も早いかを再び判断(S406。S21やS31に相当)する。融合機101Aはここで、自動モードである場合(S407)には、融合機101Aから取得した開始時刻が最も早いと判断した場合(S206)に、融合機101Aで上記のプリント処理を実行(S207。S22−26に相当)し、融合機101B又はCから取得した開始時刻が最も早いと判断した場合(S206)に、融合機101A,B,Cから取得した開始時刻と終了時刻をPC102に再び提示(S208。S32−33に相当)する。融合機101Aは一方で、自動モードでない場合(S407)には、場合分け処理(S206)を経由せずに、融合機101A,B,Cから取得した開始時刻と終了時刻をPC102に再び提示(S208。S32−33に相当)する。これにより、PC102の画面上に表示された新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻が最新版に更新されるのである。なお、自動モードであるか否かは、PC102の画面上の自動モードチェック欄405(図11参照)がチェックされるか否かで規定される。
更新処理は、新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻がPC102に提示されてから所定の時間が経過すると実行されることになるが、ここで言う「所定の時間」は、一定の時間である必要はないし、厳密に提示時を起算時とする必要もない。例えば、提示時から毎回3分前後で更新処理が実行されるようになっていてもよいし、厳密には最速機器判断時が起算時となっていてもよい。
(変形例)
図1の融合機101は、本発明の実施例に該当して、図1の融合機101により実行される情報処理方法は、本発明の実施例に該当する。図1のPC102は、本発明の実施例に該当して、図1のPC102により実行される情報処理方法は、本発明の実施例に該当する。当該情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムは、本発明の実施例に該当して、当該情報処理方法をコンピュータに実行させる情報処理プログラムが記録されたCD−ROMは、本発明の実施例に該当する。図1の文書処理システムにおいて実行される情報処理方法は、本発明の実施例に該当する。
なお、本発明に係る「画像形成装置」の実施例として、スキャナやプリンタやコピーやファクシミリとして機能する「融合機」について説明したが、これを単にプリンタとして機能する「プリンタ」で置き換えても構わない。
OA機器が接続されたネットワークに係る機器配置図である。 図1の融合機に係る機能ブロック図である。 図1のPCに係る機能ブロック図である。 図1の融合機に係るソフトウェア等構成図である。 図1の融合機に係るハードウェア構成図である。 図1の融合機に係る外観図である。 オペレーションパネルを表す。 最速機器印刷処理について説明するためのシーケンス図である。 最速機器印刷処理について説明するためのシーケンス図である。 時刻取得処理の詳細について説明するためのシーケンス図である。 PCの画面上に表示される入力画面を表す。 図8と図9の最速機器印刷処理について説明するためのフロー図である。
符号の説明
11 スキャンサービス
12 プリントサービス
13 スキャナドライバ
14 プリンタドライバ
21 スキャン処理部
22 プリント処理部
23 検索部
24 検索応答部
25 ジョブ要求部
26 ジョブ生成部
27 ジョブ一覧生成部
28 ネットワーク制御部
31 UI処理部
32 検索部
33 ジョブ要求部
34 ネットワーク制御部
41 時刻算出部
42 時刻提供部
43 時刻取得部
44 時刻提示部
51 時刻表示部
101 融合機
102 パーソナルコンピュータ
103 ネットワーク
111 ハードウェア
112 ソフトウェア
113 融合機起動部
121 撮像部
122 印刷部
123 その他のハードウェア
131 アプリケーション
132 プラットフォーム
133 アプリケーションプログラムインタフェース
134 エンジンインタフェース
141 コピーアプリ
142 プリンタアプリ
143 スキャナアプリ
144 ファクシミリアプリ
145 ネットワークファイルアプリ
146 リモートFAXアプリ
147 BMLinkSアプリ
151 コントロールサービス
152 システムリソースマネージャ
153 ハンドラ
161 ネットワークコントロールサービス
162 ファクシミリコントロールサービス
163 デリバリコントロールサービス
164 エンジンコントロールサービス
165 メモリコントロールサービス
166 オペレーションパネルコントロールサービス
167 サーティフィケーションコントロールサービス
168 ユーザディレクトリコントロールサービス
169 システムコントロールサービス
171 ファクシミリコントロールユニットハンドラ
172 イメージメモリハンドラ
201 コントローラ
202 オペレーションパネル
203 ファクシミリコントロールユニット
211 CPU
212 ASIC
221 NB
222 SB
231 MEM−P
232 MEM−C
233 HDD
234 メモリカードスロット
235 メモリカード
241 NIC
242 USBデバイス
243 IEEE1394デバイス
244 セントロニクスデバイス
301 原稿セット部
302 給紙部
303 排紙部
311 タッチパネル
312 テンキー
313 スタートボタン
314 リセットボタン
315 初期設定ボタン
321 ADF
322 フラットベッド
323 フラットベッドカバー
401 最速機器印刷チェック欄
402 印刷ボタン
403 機器名ボタン
404 キャンセルボタン
405 自動モードチェック欄

Claims (16)

  1. プリンタとして機能する画像形成装置であって、
    プリンタとして機能する当該画像形成装置を含む複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得手段と、
    当該画像形成装置を含む複数の画像形成装置の中から、前記時刻取得手段により取得された前記開始時刻に基づき、前記新規プリントジョブの開始時刻が最も早い画像形成装置を検索する最速機器検索手段と、
    前記最速機器検索手段により検索された画像形成装置が、当該画像形成装置でないとき、前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を当該画像形成装置のクライアント端末に提示する時刻提示手段を備え
    前記時刻取得手段は、
    当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する前記複数の画像形成装置に対して新規プリントジョブを生成する旨のジョブ生成要求を発行してから、プリンタとして機能する前記複数の画像形成装置から当該新規プリントジョブの開始時刻を取得し、
    当該画像形成装置は、前記開始時刻を取得してから所定の時間が経過すると、前記複数の画像形成装置に前記新規プリントジョブをキャンセルさせ、前記複数の画像形成装置に再び新規プリントジョブを生成させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記時刻取得手段は、
    当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する前記複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得し、
    前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行するプリント処理手段と、
    前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示する時刻提示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記時刻取得手段が、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を取得し、
    前記時刻提示手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示してから所定の時間が経過した場合、
    前記時刻取得手段が、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を再び取得し、
    前記時刻提示手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に再び提示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記時刻取得手段が、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を取得し、
    前記時刻提示手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示してから所定の時間が経過した場合、
    前記時刻取得手段が、前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を再び取得し、
    前記プリント処理手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行し、
    前記時刻提示手段が、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に再び提示することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記時刻取得手段は、
    プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を取得し、
    前記時刻提示手段は、前記時刻取得手段により前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻と前記終了時刻を前記クライアント端末に提示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. プリンタとして機能する画像形成装置により実行される情報処理方法であって、
    プリンタとして機能する当該画像形成装置を含む複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得段階と、
    前記複数の画像形成装置の中から、前記時刻取得段階により取得された前記開始時刻に基づき、前記新規プリントジョブの開始時刻が最も早い画像形成装置を検索する最速機器検索段階と、
    前記最速機器検索段階により検索された画像形成装置が、当該画像形成装置でないとき、前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を当該画像形成装置のクライアント端末に提示する時刻提示段階を備え
    前記時刻取得段階は、
    当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する前記複数の画像形成装置に対して新規プリントジョブを生成する旨のジョブ生成要求を発行してから、プリンタとして機能する前記複数の画像形成装置から当該新規プリントジョブの開始時刻を取得し、
    当該画像形成装置は、前記開始時刻を取得してから所定の時間が経過すると、前記複数の画像形成装置に前記新規プリントジョブをキャンセルさせ、前記複数の画像形成装置に再び新規プリントジョブを生成させることを特徴とする情報処理方法。
  7. 前記時刻取得段階は、
    当該画像形成装置のクライアント端末からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する前記複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得し、
    前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行するプリント処理段階と、
    前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記時刻取得段階にて複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示する時刻提示段階を備えことを特徴とする請求項6記載の情報処理方法。
  8. 前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を取得し、前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示してから所定の時間が経過した場合、
    前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を再び取得し、前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に再び提示することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理方法。
  9. 前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を取得し、前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に提示してから所定の時間が経過した場合、
    前記複数の画像形成装置から前記開始時刻を再び取得し、
    前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行し、前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記複数の画像形成装置から再び取得された前記開始時刻を前記クライアント端末に再び提示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  10. 前記時刻取得段階では、
    プリンタとして機能する複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を取得し、
    前記時刻提示段階では、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻と前記終了時刻を前記クライアント端末に提示することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  11. プリンタとして機能する画像形成装置であって、
    新規プリントジョブの開始時刻を算出する時刻算出手段と、前記時刻算出手段により算出された前記開始時刻を請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置に提供する時刻提供手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. プリンタとして機能する画像形成装置であって、
    新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を算出する時刻算出手段と、前記時刻算出手段により算出された前記開始時刻と前記終了時刻を請求項5に記載の画像形成装置に提供する時刻提供手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  13. プリンタとして機能する画像形成装置により実行される情報処理方法であって、
    新規プリントジョブの開始時刻を算出する時刻算出段階と、前記時刻算出段階にて算出された前記開始時刻を請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置に提供する時刻提供段階を備えることを特徴とする情報処理方法。
  14. プリンタとして機能する画像形成装置により実行される情報処理方法であって、
    新規プリントジョブの開始時刻と終了時刻を算出する時刻算出段階と、前記時刻算出段階にて算出された前記開始時刻と前記終了時刻を請求項5に記載の画像形成装置に提供する時刻提供段階を備えることを特徴とする情報処理方法。
  15. プリンタとして機能する画像形成装置と、前記画像形成装置のクライアント端末として機能する情報処理装置により実行される情報処理方法であって、
    前記画像形成装置が、プリンタとして機能する当該画像形成装置を含む複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得する時刻取得段階と、
    前記画像形成装置が、前記複数の画像形成装置の中から、前記時刻取得段階により取得された前記開始時刻に基づき、前記新規プリントジョブの開始時刻が最も早い画像形成装置を検索する最速機器検索段階と、
    前記画像形成装置が、前記最速機器検索段階により検索された画像形成装置が、当該画像形成装置でないとき、前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記情報処理装置に提示する時刻提示段階と、を備え
    前記時刻取得段階は、
    前記情報処理装置からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する前記複数の画像形成装置に対して新規プリントジョブを生成する旨のジョブ生成要求を発行してから、プリンタとして機能する前記複数の画像形成装置から当該新規プリントジョブの開始時刻を取得し、
    当該画像形成装置は、前記開始時刻を取得してから所定の時間が経過すると、前記複数の画像形成装置に前記新規プリントジョブをキャンセルさせ、前記複数の画像形成装置に再び新規プリントジョブを生成させ、
    前記情報処理装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得されて前記時刻提示段階にて提示された前記開始時刻を表示する時刻表示段階を備え、
    前記情報処理装置が、前記時刻表示段階にて表示された前記複数の画像形成装置の内の所望の画像形成装置にプリント処理を実行させる旨の操作に応じて、当該画像形成装置にプリント処理を実行させることを特徴とする情報処理方法。
  16. 前記時刻取得段階は、
    前記画像形成装置が、前記情報処理装置からのプリント処理を実行する旨のプリント要求に応じて、プリンタとして機能する前記複数の画像形成装置から新規プリントジョブの開始時刻を取得し、
    前記画像形成装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、当該画像形成装置で前記プリント処理を実行するプリント処理段階と、
    前記画像形成装置が、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻の内、当該画像形成装置以外の画像形成装置から取得された前記開始時刻が最も早い場合に、前記時刻取得段階にて前記複数の画像形成装置から取得された前記開始時刻を前記情報処理装置に提示する時刻提示段階と、を備えることを特徴とする請求項15記載の情報処理方法。
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