JP2009205529A - ドライバインストール方法およびドライバインストールプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のドライバを容易にインストールすることができる方法およびプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】インストーラ51は、lprに対応するプリンタを、SLPを用いて検索する(ステップS1)。検出したプリンタがネットワーク複合機20であることをユーザが確認することによって(ステップS4)、インストーラ51は、プリンタドライバ52をPC10にインストールする(ステップS5)。次に、インストーラ51は、ネットワーク複合機20におけるFAX機能の有無を確認するための情報を、SLPを用いて取得する(ステップS6)。FAX機能がある場合、インストーラ51は、FAXドライバ53をPC10にインストールする(ステップS8)。また、インストーラ51は、FAX送信時に用いる宛先情報75などをネットワーク複合機20から取得する(ステップS9)。
【選択図】図4
【解決手段】インストーラ51は、lprに対応するプリンタを、SLPを用いて検索する(ステップS1)。検出したプリンタがネットワーク複合機20であることをユーザが確認することによって(ステップS4)、インストーラ51は、プリンタドライバ52をPC10にインストールする(ステップS5)。次に、インストーラ51は、ネットワーク複合機20におけるFAX機能の有無を確認するための情報を、SLPを用いて取得する(ステップS6)。FAX機能がある場合、インストーラ51は、FAXドライバ53をPC10にインストールする(ステップS8)。また、インストーラ51は、FAX送信時に用いる宛先情報75などをネットワーク複合機20から取得する(ステップS9)。
【選択図】図4
Description
本発明は、ネットワーク複合機の各機能を利用するためのドライバプログラムをコンピュータにインストールする方法およびプログラムに関する。
ネットワーク複合機は、プリンタ機能、FAX(ファクシミリ)機能、スキャナ機能、ネットワーク機能などを備える多機能装置である。ネットワーク複合機は、通常、LAN(Local Area Network)に接続した状態で使用される。ユーザは、LANに接続するパーソナルコンピュータ(Personal Computer。以下「PC」という。)を操作して、ネットワーク複合機の各機能を利用することができる。
たとえば、ユーザは、ネットワーク複合機のプリンタ機能を用いて、PCで作成した文書データを印刷すること(以下、「PCプリント」という。)ができる。また、ユーザは、ネットワーク複合機のFAX機能を用いて、PCで作成した文書データを直接ファクシミリ送信すること(以下、「PC−FAX」という。)ができる。ユーザは、PCプリントまたはPC−FAXを実行する場合、プリンタドライバまたはFAXドライバを、予めPCにインストールしておく必要がある。
上述したように、ユーザは、ネットワーク複合機のプリンタドライバまたはFAXドライバを予めPCにインストールすることによって、PCプリントまたはPC−FAXを実行することができる。ネットワーク複合機の各機能に対応するドライバは、ユーザがネットワーク複合機の特定の機能を初めて利用する際に行われることが多い。したがって、ユーザは、各ドライバのインストール作業を何度も繰り返す必要があった。
上記特許文献1では、プリンタの共有機能を用いてプリンタドライバをインストールする際に、スキャナドライバを同時にインストールする方法が開示されている。これにより、一度に複数のドライバをPCにインストールすることができるため、ユーザの負担を軽減することができる。
しかしながら、特許文献1に係るドライバのインストール方法では、他のコンピュータにプリンタドライバがインストールされていることが前提となっている。このため、他のコンピュータを利用できない場合、ユーザは、従来通り、各機能に対応するドライバを個別にインストールする必要があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、複数のドライバを容易にインストールすることができる方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、第1のインストール工程と、前記第1のインストール工程後に実行される第2のインストール工程と、を備え、前記第1のインストール工程は、複数の機能を有する処理装置にネットワークを介して接続するコンピュータに、前記複数の機能のうち第1の機能を利用するための第1のドライバをインストールする第1のドライバ処理工程と、前記ネットワークを介して前記処理装置にアクセスし、前記処理装置が第2の機能に対応しているかどうかを確認する確認工程と、を含み、 前記第2のインストール工程は、前記確認工程において前記処理装置が前記第2の機能に対応していると判定された場合、前記第2の機能を利用するための第2のドライバを前記コンピュータにインストールする第2のドライバ処理工程と、を含むことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のドライバインストール方法において、前記第2のインストール工程は、さらに、前記コンピュータが前記第2のドライバを用いて前記処理装置と通信するための接続情報を、前記ネットワークを介して前記処理装置から取得する接続情報取得工程、を含み、前記第2のドライバ処理工程は、取得した前記接続情報を用いて前記第2のドライバを前記コンピュータにインストールすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のドライバインストール方法において、前記第1の機能は、印刷機能であり、前記第2の機能は、ファクシミリ通信機能であり、前記ドライバインストール方法は、さらに、前記第2のインストール工程の後で、前記コンピュータが前記処理装置を介してファクシミリ送信を実行する際に使用する情報を、前記ネットワークを介して前記処理装置から取得する使用情報取得工程、を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、複数の機能を有する処理装置にネットワークを介して接続するコンピュータに、第1のインストール工程、前記第1のインストール工程後に実行される第2のインストール工程、を実行させ、前記第1のインストール工程は、前記複数の機能のうち第1の機能を利用するための第1のドライバをインストールする第1のドライバ処理工程と、前記ネットワークを介して前記処理装置にアクセスし、前記処理装置が第2の機能に対応しているかどうかを確認する確認工程と、を含み、前記第2のインストール工程は、前記確認工程において前記処理装置が前記第2の機能に対応していると判定された場合、前記第2の機能を利用するための第2のドライバをインストールする第2のドライバ処理工程、を含むことを特徴とするドライバインストールプログラムである。
本発明のドライバインストール方法は、処理装置における第1の機能に対応する第1のドライバのインストールと、処理装置における第2の機能の有無を確認とを行う。処理装置が第2の機能に対応していると判定された場合、第1のドライバのインストールの後で、第2のドライバがコンピュータにインストールされる。これにより、本発明のドライバインストール方法は、処理装置が有する機能に応じた複数のドライバを同時にインストールすることができるため、ユーザの負担を軽減することができる。
また、第2の機能がファクシミリ機能である場合、本発明のドライバインストール方法は、第2のドライバのインストール後にファクシミリ通信に用いる情報を処理装置から取得する。これにより、コンピュータからファクシミリ送信を行う場合に、ユーザが行う設定作業を少なくすることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るネットワークシステム1の構成を示す図である。図1に示すネットワークシステム1は、PC10と、ネットワーク複合機20と、プリンタ30とが、LAN40に接続された構成である。
PC10は、ユーザが使用する端末装置である。ネットワーク複合機20は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、およびファクシミリ機能などを備えるとともに、ネットワーク機能を備えている。プリンタ30は、GDI(Graphic Device Interface)プリンタである。LAN40には、インターネットあるいは他のLANに接続するためのルータ(図示省略)などが設置されている。
ユーザがPC10を操作してネットワーク複合機20の各機能を利用するためには、ネットワーク複合機20の各機能に対応するドライバをPC10にインストールしておく必要がある。本実施の形態において、ネットワーク複合機20の各機能に対応するドライバは、ドライバCD50に格納された状態で提供される。
まず、PC10の構成について説明する。図2は、PC10の構成を示すブロック図である。PC10は、CPU11と、記憶部12と、操作部13と、モニタ14と、ディスクドライブ15と、LANインタフェース16とを備える。
CPU11は、PC10の全体制御を行う。記憶部12は、ハードディスク装置などで構成される。操作部13は、マウスおよびキーボードなどで構成される。ディスクドライブ15は、CD(Compact Disk)などの記憶媒体の読み書きに対応している。ディスクドライブ15には、ドライバCD50がセットされている。LANインタフェース16は、LAN40あるいはインターネットなどに接続された各コンピュータとの間で、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)などを利用してデータの送受信を行う。
ドライバCD50は、インストーラ51と、プリンタドライバ52と、FAXドライバ53とが格納された記録媒体である。インストーラ51は、プリンタドライバ52およびFAXドライバ53をPC10にインストールするためのプログラムである。プリンタドライバ52は、ネットワーク複合機20を用いたPCプリントに用いられるプログラムである。FAXドライバ53は、ネットワーク複合機20を介したPC−FAXに用いられるプログラムである。
次に、ネットワーク複合機20の構成について説明する。図3は、ネットワーク複合機20の構成を示すブロック図である。ネットワーク複合機20は、本体制御部21と、操作部22と、タッチパネル式ディスプレイ23と、プリンタ部24と、ファクシミリ部25と、スキャナ部26と、LANインタフェース27とを備える。
本体制御部21は、SLP(Service Location Protocol)処理部211と、記憶部212と、マイクロプロセッサ(図示省略)とを備える。マイクロプロセッサは、ネットワーク複合機20の全体制御を行う。
SLP処理部211は、ネットワークシステム1に接続するコンピュータとの間で送受信されるSLPに関するメッセージの処理を行う。記憶部212は、RAM(Random Access Memory)などで構成されており、PC10が送信した印刷ジョブ、あるいはその他の情報を記憶する。
操作部22は、ネットワーク複合機20に対する各種の指示を入力するためのハードウェアキーなどで構成される。タッチパネル式ディスプレイ23は、ネットワーク複合機20に関する情報、および各種の操作メニューを表示する。
プリンタ部24は、lpr(Line PRinter daemon protocol)をサポートしており、PC10から送信された印刷ジョブを処理して印刷文書を出力する。ファクシミリ部25は、公衆回線網(図示省略)を介してファクシミリ通信を行う。
スキャナ部26は、オートドキュメントフィーダ(図示省略)にセットされた文書を読み取り、各ページに対応する複数のイメージデータを出力する。LANインタフェース27は、LAN40あるいはインターネットなどに接続された各コンピュータとの間で、TCP/IPなどを利用してデータの送受信を行う。
以下、上述した構成を有するネットワークシステム1において、PC10にプリンタドライバ52およびFAXドライバ53をインストールする処理の流れについて、図4を用いて説明する。図4は、インストーラ51の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザがドライバCD50をディスクドライブ15にセットする。これにより、インストーラ51は、自動的に起動し、図4に示す処理を開始する。インストーラ51は、lprに対応するプリンタを、SLPを用いて検索する(ステップS1)。
具体的には、インストーラ51は、SLPに基づく属性要求61を、ネットワーク複合機20およびプリンタ30にマルチキャスト送信する。属性要求61には、lprをサポートするプリンタに対して応答を求めるサービスURL(Uniform Resource Locator)が記述される。
ネットワーク複合機20が属性要求61を受信することにより、SLP処理部211は、属性要求61に対応する属性応答62をPC10に送信する。属性応答62には、プリンタ部24の仕様を記述した属性リストが含まれる。属性リストには、プリンタ部24の印刷速度、対応する用紙サイズなどが記述されている。なお、プリンタ部24の印刷速度、対応する用紙サイズについては、図1に示している。これにより、インストーラ51は、lprに対応するプリンタがネットワークシステム1に存在することを認識することができる。
一方、プリンタ30は、lprに対応していないため、属性応答62をPC10に送信しない。なお、プリンタ30は、後述するサービス要求63を受信したときも、サービス要求に対応するサービス応答64をPC10に送信しない。
PC10が属性応答62を受信した場合、インストーラ51は、ネットワーク複合機20およびプリンタ30に、サービス要求63をマルチキャスト送信する。サービス要求63は、特定のプリンタに応答を求めるサービスURL631を含んでいる。
図5は、サービスURL631の一例を示す図である。図5に示すサービスURL631は、lprに対応し、印刷速度が28(ページ/分)、A3、A4、B4の用紙サイズに対応するプリンタに対して応答を求める内容であることがわかる。なお、印刷速度および用紙サイズは、インストーラ51がネットワーク複合機20の仕様を予め保持していることによって、指定することができる。
ネットワーク複合機20がサービス要求63を受信した場合、SLP処理部211は、サービスURL631の内容にプリンタ部24が対応していることを確認する。そして、リターンURL641を含むサービス応答64がPC10に送信される。
図6は、リターンURL641の一例を示す図である。リターンURL641には、ネットワーク複合機20に印刷ジョブを送信するためのパラメータが記述されている。具体的には、リターンURL641には、印刷ジョブの送信に用いるプロトコル名(lpr)、送信先のIPアドレスおよびポート番号、キュー名(lpq)が記述されている。
PC10において、インストーラ51は、サービス応答64を受信することによって、lprに対応するプリンタを検出したと判断する(ステップS2においてYes)。インストーラ51は、リターンURL641に記述されたIPアドレスをモニタ14に表示し、ネットワーク複合機20のIPアドレスの確認をユーザに要求する(ステップS3)。一方、インストーラ51は、lprに対応するプリンタを検出できない場合(ステップS2においてNo)、図4に示す処理を終了する。
次に、ユーザは、モニタ14に表示されたIPアドレスがネットワーク複合機20のIPアドレスであることを確認し、操作部13を操作して確認情報をPC10に入力する。なお、ユーザは、ネットワーク複合機20のIPアドレスを、ネットワークシステム1の管理者に問い合わせることによって、入手することができる。
なお、複数のサービス応答64を受信した場合、インストーラ51は、各サービス応答64に対応するIPアドレスをモニタ14に表示して、ユーザにネットワーク複合機20に対応するIPアドレスを選択させればよい。
インストーラ51は、確認情報が入力された場合(ステップS4においてYes)、リターンURL641に記述された情報を用いて、プリンタドライバ52をPC10にインストールする(ステップS5)。これにより、PC10は、ネットワーク複合機20をプリンタとして使用することが可能な状態となる。
次に、インストーラ51は、SLPを用いて、ネットワーク複合機20におけるFAX機能の有無を示す情報を取得する(ステップS6)。具体的には、インストーラ51は、ネットワーク複合機20およびプリンタ30に属性要求71をマルチキャスト送信する。属性要求71に含まれるサービスURLには、特定の機器(ここでは、ネットワーク複合機20)が認識できる独自規格のサービスタイプが記述されている。つまり、属性要求71に含まれるサービスURLには、“x−”で始まる文字列が記述されている。
このため、プリンタ30は、属性要求71に含まれるサービスURLの内容を認識できない。プリンタ30は、属性要求71を受信しても、PC10に属性要求71に対応する属性応答72を送信しないか、あるいは、エラーコードを含む属性応答72をPC10に送信する。
一方、属性要求71を受信したネットワーク複合機20において、SLP処理部211は、属性要求71に含まれるサービスURLに対応する属性リスト721を作成する。属性リスト721を含む属性応答72は、PC10に送信される。
図7は、属性リスト721の一例を示す図である。領域722、723には、それぞれネットワーク複合機20が対応するページ記述言語名、プロトコルがそれぞれ記述されている。領域724には、ネットワーク複合機20が対応するサービス名が記述されており、“pc−fax”と記述されている。これは、ネットワーク複合機20がFAX機能を有することを示している。
PC10が属性応答72を受信することにより、インストーラ51は、サービスURL731を含むサービス要求73を、ネットワーク複合機20およびプリンタ30にマルチキャスト送信する。
図8は、サービスURL731の一例を示す図である。図8に示すサービスURL731は、lprを用いたPC−FAXに対応する機器に対してサービス応答を求める内容であることがわかる。なお、領域732の記述は、PC−FAXを示す属性名であるが、SLPにおける公式な属性名ではないため、“x−”で始まる文字列が使用されている。このため、領域732の記述に対応する仕様となっている機器が、サービスURL731の内容を認識することができる。本実施の形態では、サービスURL731を認識できるプリンタは、ネットワーク複合機20のみとなる。プリンタ30は、属性要求71の受信時と同様に、サービス要求73に対応するサービス応答をPC10に返さないか、あるいはエラーコードを含むサービス応答をPC10に返す。
一方、サービス要求73を受信したネットワーク複合機20において、SLP処理部211は、リターンURL741を含むサービス応答74をPC10に送信する。図9は、リターンURL741の一例を示す図である。リターンURL741は、PC−FAXを指示するFAXジョブをネットワーク複合機20に送信する際のプロトコル名、IPアドレス、ポート番号、キュー名が記述されている。インストーラ51は、サービス応答74を受信することにより、ステップS6に示す処理を終了する。
次に、インストーラ51は、リターンURL741に記述されたIPアドレスが、ネットワーク複合機20のIPアドレスと一致するかどうかを確認する。これにより、インストーラ51は、ネットワーク複合機20がFAX機能を有しているかどうかを確認する(ステップS7)。ネットワーク複合機20がFAX機能を有している場合(ステップS7においてYes)、インストーラ51は、リターンURL741に記述された情報を用いて、FAXドライバ53をPC10にインストールする(ステップS8)。一方、ネットワーク複合機20がFAX機能を有していない場合(ステップS7においてNo)、インストーラ51は、図4に示す処理を終了する。
次に、インストーラ51は、PC−FAX時に用いるデータを、ネットワーク複合機20から取得する(ステップS9)。たとえば、インストーラ51は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いて、記憶部212に記憶されている宛先情報75およびカバーページデータ76などを取得する。宛先情報75とは、FAXの送信先を示す登録名、FAX番号などを示す情報である。カバーページデータ76とは、FAXを送信する際に用いるカバーページのテンプレートデータである。
インストーラ51には、記憶部212における宛先情報75およびカバーページデータ76の格納場所を示す情報が予め記録されている。インストーラ51が取得した宛先情報75、カバーページデータ76は、記憶部12に保存される。これにより、FAXドライバ53のインストールが完了し、PC10は、ネットワーク複合機20を用いたPC−FAXが可能な状態となる。
以上説明したように、インストーラ51は、プリンタドライバ52のインストールが完了した後に、ネットワーク複合機20におけるFAX機能の有無を確認し、FAX機能を有する場合、FAXドライバ53をインストールする。これにより、ユーザは、他のPCを利用しなくても、複数のドライバを容易にインストールすることができる。
また、インストーラ51は、FAXドライバ53をインストールした場合、PC−FAXに必要なデータをネットワーク複合機20から取得する。これにより、ユーザによって行われるPC−FAXを利用するための設定作業を簡略化することができる。
なお、本実施の形態において、インストーラ51が、プリンタドライバ52のインストール後にFAXドライバ53をインストールする例について説明したが、これに限られない。たとえば、FAXドライバ53に代えて、スキャナドライバをインストールしてもよい。この場合、インストーラ51は、FAXドライバ53のインストールと同様に、スキャナ機能の有無を確認し、スキャナ機能がある場合、スキャナドライバをPC10にインストールすればよい。
また、本実施の形態において、インストーラ51は、サービス応答74を受信した後で、ネットワーク複合機20がFAX機能を有するかどうか判断する例について説明したが、これに限られない。たとえば、属性リスト721にネットワーク複合機20のIPアドレスが記述されている場合、インストーラ51は、属性リスト721に基づいて、ネットワーク複合機20におけるFAX機能の有無を確認してもよい。
また、本実施の形態において、サービス応答74を送信する機器がネットワーク複合機20のみである例を説明したが、これに限られない。たとえば、インストーラ51は、複数のサービス応答74を受信した場合、それぞれのサービス応答74に記述されたIPアドレスを確認することによって、ネットワーク複合機20がFAX機能を有するかどうかを確認することができる。
また、本実施の形態において、インストーラ51が、ネットワーク複合機20におけるFAX機能の有無を、SLPを用いて確認する例について説明したが、これに限られない。インストーラ51が、ネットワーク複合機20におけるFAX機能の有無を確認することができれば、他のプロトコルを用いてもよい。
10 PC(パーソナルコンピュータ)
20 ネットワーク複合機
21 本体制御部
24 プリンタ部
25 ファクシミリ部
50 ドライバCD
51 インストーラ
52 プリンタドライバ
53 FAXドライバ
20 ネットワーク複合機
21 本体制御部
24 プリンタ部
25 ファクシミリ部
50 ドライバCD
51 インストーラ
52 プリンタドライバ
53 FAXドライバ
Claims (4)
- 第1のインストール工程と、
前記第1のインストール工程後に実行される第2のインストール工程と、
を備え、
前記第1のインストール工程は、
複数の機能を有する処理装置にネットワークを介して接続するコンピュータに、前記複数の機能のうち第1の機能を利用するための第1のドライバをインストールする第1のドライバ処理工程と、
前記ネットワークを介して前記処理装置にアクセスし、前記処理装置が第2の機能に対応しているかどうかを確認する確認工程と、
を含み、
前記第2のインストール工程は、
前記確認工程において前記処理装置が前記第2の機能に対応していると判定された場合、前記第2の機能を利用するための第2のドライバを前記コンピュータにインストールする第2のドライバ処理工程と、
を含むことを特徴とするドライバインストール方法。 - 請求項1に記載のドライバインストール方法において、
前記第2のインストール工程は、さらに、
前記コンピュータが前記第2のドライバを用いて前記処理装置と通信するための接続情報を、前記ネットワークを介して前記処理装置から取得する接続情報取得工程、
を含み、
前記第2のドライバ処理工程は、取得した前記接続情報を用いて前記第2のドライバを前記コンピュータにインストールすることを特徴とするドライバインストール方法。 - 請求項1または請求項2に記載のドライバインストール方法において、
前記第1の機能は、印刷機能であり、
前記第2の機能は、ファクシミリ通信機能であり、
前記ドライバインストール方法は、さらに、
前記第2のインストール工程の後で、前記コンピュータが前記処理装置を介してファクシミリ送信を実行する際に使用する情報を、前記ネットワークを介して前記処理装置から取得する使用情報取得工程、
を備えることを特徴とするドライバインストール方法。 - 複数の機能を有する処理装置にネットワークを介して接続するコンピュータに、
第1のインストール工程、
前記第1のインストール工程後に実行される第2のインストール工程、
を実行させ、
前記第1のインストール工程は、
前記複数の機能のうち第1の機能を利用するための第1のドライバをインストールする第1のドライバ処理工程と、
前記ネットワークを介して前記処理装置にアクセスし、前記処理装置が第2の機能に対応しているかどうかを確認する確認工程と、
を含み、
前記第2のインストール工程は、
前記確認工程において前記処理装置が前記第2の機能に対応していると判定された場合、前記第2の機能を利用するための第2のドライバをインストールする第2のドライバ処理工程、
を含むことを特徴とするドライバインストールプログラム。
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