JP2018101335A - 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】定期的に印刷したい印刷データを、ユーザの手間無く複合機に保持可能な仕組みを提供することを目的とする。【解決手段】印刷ジョブを管理する画像形成装置であって、印刷済みの印刷ジョブは削除する機能を備える。また任意の印刷ジョブに対して印刷周期を設定可能であって、設定された印刷周期に到達すると印刷ジョブを生成する。ここで生成する印刷ジョブは、削除した印刷済みの印刷ジョブに対応する印刷ジョブであって、任意に設定した印刷周期に印刷可能となるように当該印刷ジョブを生成することを特徴とする。【選択図】図11
Description
本発明は、画像形成装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
近年、セキュリティ意識の高まりや誤印刷の抑止、印刷コストの削減目的等で導入されるプリントシステムがある。それは従来クライアント装置から印刷指示したあとにそのまま出力されていた印刷データを、一旦複合機側に溜め置き、複合機側でユーザの指示を受け付けて初めて印刷を実行するシステムである。
このような場合、クライアント装置から送信した印刷データを複合機のハードディスク等に溜め置く。しかし印刷データを複合機に送信した後に印刷をすぐに実行せず、一定期間そのままにしておくことや、印刷データを複合機に送ったものの印刷の実行を忘れてしまうことも多々ある。その場合、その状態のままにしておくと、印刷されない印刷ジョブが複合機内のハードディスク等に蓄積され、容量が足りずに新しく受信する印刷ジョブを受信できないといった課題が生じる。
この問題を解決するために、印刷ジョブがいつまでも複合機内に存在しないようにするため、保存期間を過ぎた印刷ジョブを削除する機能がある。しかしながら、その場合は保存期間経過後でなければ削除処理が行われないため、保存期間が長く設定されているとその間にも印刷ジョブが複合機のハードディスク等に溜まり続けてしまう。
そこで特許文献1には、未印刷ジョブが複合機内に存在することを、印刷ジョブを印刷すべきユーザに報知するシステムについて開示されている。
ところで、定期的に印刷したい印刷データがあった場合には、特定の印刷ジョブを保存期間よりも長く複合機内に保持しておきたいといったユーザの要望がある。
しかしながら、定期的に印刷する場合、例えば週に一回の頻度で印刷する際や、月一回印刷する際に、その都度印刷データをクライアント装置で読みだして印刷指示を送信するのは手間である。また、定期的に印刷を行う場合限られた日のみ印刷するのに、常に該当する印刷すべきデータが複合機上に表示されるのも煩わしく、あえて複合機上に残しているのに特許文献1の技術のように毎回印刷ジョブを報知されても逆にユーザにとっては不便である。
そこで、本発明によれば、定期的に印刷したい印刷データを、ユーザの手間無く複合機に保持可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、印刷ジョブを管理する画像形成装置であって、印刷ジョブの印刷周期を設定する印刷周期設定手段と、印刷済みの印刷ジョブを削除する削除手段と、前記印刷周期設定手段で設定された印刷周期に到達すると印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、を備え、前記印刷ジョブ生成手段は、前記削除手段で削除した印刷ジョブに対応する印刷ジョブを前記印刷周期設定手段で設定した印刷周期に印刷可能となるように生成することを特徴とする。
本発明によれば、定期的に印刷したい印刷データを、ユーザの手間無く複合機に保持可能な効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のシステム構成の一例を示す図である。
本発明のシステムは、情報処理装置100、画像形成装置200、カードリーダ300が、LAN(Local Area Network)等のネットワーク400を介して相互にデータ通信可能に接続される構成となっている。図1のシステム構成、各種端末は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
情報処理装置100は、プリンタドライバがインストールされており、プリンタドライバは、アプリケーションプログラムから受け取ったデータに基づいて印刷ジョブを生成し、ネットワーク400を介して指定した画像形成装置200に対して印刷ジョブの送信を行う。
画像形成装置200は、印刷、スキャン、ファクシミリ(以下、ファクス、またはFAX)等の複数の機能を実行可能な装置である。画像形成装置200は、カードリーダ300と通信可能に接続されている。ログインするユーザの権限を画像形成装置200が記憶する記憶部等から取得して、当該権限に応じて、画像形成装置200で実行可能な機能を実行できないように制限することができる。
尚、本実施形態では、このようなシステム構成となっているが、これに限らない。例えば、画像形成装置200が認証サーバ等と接続して認証情報等の情報を取得してもよい。
図2は、本発明の実施形態における情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、および通信I/Fコントローラ208が接続される。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード等の入力デバイス209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTや液晶ディスプレイでも構わない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明の各種装置及びサーバが後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルは外部メモリ211(記憶手段)に格納されている。
次に、図3を用いて、画像形成装置200のハードウェア構成の一例について説明する。
コントローラユニット316は、画像入力デバイスとして機能するスキャナ部314や、画像出力デバイスとして機能するプリンタ部312と接続する一方、LANやWANと接続することで、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
CPU301は、システム全体を制御するプロセッサである。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリである。
ROM303は、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。ハードディスクドライブ(HDD)304は、システムを制御するための各種プログラム,画像データ等を格納する。
操作部インタフェース(操作部I/F)307は、操作部308とのインタフェース部であり、操作部308に表示する画像データを操作部308に対して出力する。また、操作部I/F307は、操作部308から本システム使用者が入力した情報(例えば、ユーザ情報等)をCPU301に伝える役割をする。なお、操作部308はタッチパネルを有する表示部を備え、該表示部に表示されたボタンを、ユーザが押下(指等でタッチ)することにより、各種指示を行うことができる。
ネットワークインタフェース(Network I/F)305は、ネットワーク(LAN)に接続し、データの入出力を行う。モデム(MODEM)306は、公衆回線に接続し、FAXの送受信等のデータの入出力を行う。
外部インタフェース(外部I/F)318は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)。また、プリンタポート、RS−232C(Recommended Standard 232 version C)等の外部入力を受け付けるI/F部であり、本実施形態においては認証で必要となるICカードの読み取り用のカードリーダ300が外部I/F318に接続されている。
更に、CPU301は、この外部I/F318を介してカードリーダ300によるICカードからの情報読み取りを制御し、当該ICカードから読み取られた情報を取得可能である。以上のデバイスがシステムバス309上に配置される。
イメージバスインタフェース(IMAGE BUS I/F)320は、システムバス309と画像データを高速で転送する画像バス315とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス315は、PCIバス(Peripheral Components Interconnect bus)またはIEEE1394で構成される。画像バス315上には以下のデバイスが配置される。
ラスタイメージプロセッサ(RIP)310は、ベクトルデータをビットマップイメージに展開する。
プリンタインタフェース(プリンタI/F)311は、プリンタ部312とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナインタフェース(スキャナI/F)313は、スキャナ部314とコントローラユニット316を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
画像処理部317は、入力画像データに対し補正、加工及び編集やプリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。また、これに加えて、画像処理部317は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG(Joint Photographic Experts Group)。そして2値画像データはJBIG(Joint Bi−level Image Experts Group)等の圧縮伸張処理を行う。
スキャナ部314は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサで走査することで、ラスタイメージデータとして電気信号に変換する。原稿用紙は原稿フィーダのトレイにセットし、装置使用者が操作部308から読み取り起動指示することにより、CPU301がスキャナ部314に指示を与え、フィーダは原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
プリンタ部312は、ラスタイメージデータを用紙上の画像に変換する部分であり、その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等がある。しかし、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU301からの指示によって開始する。なお、プリンタ部312には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセットを備える。
操作部308は、LCD(Liquid Crystal Display)表示部を有し、LCD上にタッチパネルシートが貼られており、システムの操作画面を表示する。それとともに、表示してあるキーが押されるとその位置情報を操作部I/F307を介してCPU301に伝える。また、操作部308は、各種操作キーとして、例えば、スタートキー、ストップキー、IDキー、リセットキー等を備える。
ここで、操作部308のスタートキーは、原稿画像の読み取り動作を開始する時などに用いる。スタートキーの中央部には、緑と赤の2色LEDがあり、その色によってスタートキーが使える状態にあるかどうかを示す。また、操作部308のストップキーは、稼働中の動作を止める働きをする。また、操作部308のIDキーは、使用者のユーザIDを入力する時に用いる。リセットキーは、操作部からの設定を初期化する時に用いる。
以上のような構成によって、プリンタ101は、スキャナ部314から読み込んだ画像データをNetwork I/F305からLANに送信する。そしてLANから受信した印刷データをNetwork I/F305を経由してプリンタ部312より印刷出力することができる。
また、スキャナ部314から読み込んだ画像データをモデム306により、公衆回線上
にFAX送信し、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ部312により出力
することできる。
にFAX送信し、公衆回線からFAX受信した画像データをプリンタ部312により出力
することできる。
次に、図4を用いて本発明の各装置の機能構成について説明する。尚、図4の各種端末は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
情報処理装置100は、印刷ジョブ生成部150、通信制御部151を備える。
印刷ジョブ生成部150は画像形成装置200からの要求に応じて、ユーザから指定されたデータから印刷ジョブを生成する機能部である。
通信制御部151は、画像形成装置200に印刷ジョブを送信する際に通信を制御する機能部である。
画像形成装置200は、カードリーダ制御部250、記憶部251、認証部252、表示制御部253、出力制御部254、データ受信部255、印刷ジョブ生成部256を備える。
カードリーダ制御部250は、カードリーダ300を制御する機能部である。ICカード等の読み取り対象物がタッチされたか否かを検知し、読み取り対象物から認証情報等の情報を取得するよう制御する。
記憶部251は、カードリーダ300から取得した認証情報や、情報処理装置100から受信した印刷ジョブ、及び印刷ジョブに対して設定された保護情報等を記憶する機能部である(記憶手段)。
認証部252は、認証システム全般の制御に応じて、認証処理を実行する。認証に成功した際には、画像形成装置200の利用を許可させる(ログインさせる)。
表示制御部253は、画面の表示制御を行うための機能部である。例えば、ログイン成功後、画像形成装置200の機能画面を操作部308に表示する。また、情報処理装置100から受信した印刷ジョブの文書情報や、文書情報に対応する印刷ジョブに保護を設定するための保護設定画面等も表示させるよう制御する。
出力制御部254は、ユーザからの印刷指示を受けつけてプリンタ部312のプリント機能を利用して情報処理装置100から受信した印刷ジョブを用いて紙文書に出力する機能部である。
データ受信部255は、情報処理装置100から送信された印刷データ(印刷ジョブ)等を受信する機能部である。
印刷ジョブ生成部256は、画像形成装置200で過去受信した印刷ジョブを元に複製して、対応する印刷ジョブを生成する機能部である。本実施形態では、ユーザの設定を受け付けた印刷周期に印刷可能となるように印刷ジョブを生成する(印刷ジョブ生成手段)。尚、本実施形態では画像形成装置200の機能部により印刷ジョブを生成するが、画像形成装置200と通信可能なサーバ装置等の機能部により印刷ジョブを生成してもよい。
次に、図5を用いて本発明の実施形態における、印刷文書一覧画面の表示から印刷ジョブに対する印刷周期設定と出力を行う処理の一例を示すフローチャートである。
図5のフローチャートは、本発明の実施形態における画像形成装置の未印刷文書一覧画面を表示し、ジョブ保護設定や印刷を行う処理を示すフローチャートである。
ステップS501では、画像形成装置200のCPU301は、画像形成装置200の表示制御部253の機能により、表示部にICカード認証画面を表示させる。尚、ICカードによる認証画面である必要はなく、キーボード認証や指紋認証などの生体認証を受け付ける認証画面でも良い。ここではセキュリティ向上のために認証画面を表示させるが、認証処理は必ずしも必須の処理ではない。
ステップS502では、画像形成装置200のCPU301は、カードリーダ制御部250の機能により画像形成装置200が備えるカードリーダ300においてユーザの操作によりかざされたICカードを検知する。
ステップS503では、画像形成装置200のCPU301は、認証部252の機能によりステップS502で検知したICカードから認証情報を読み取り、認証が成功したか否かを判定する。より具体的には、画像形成装置200もしくは外部の認証サーバが備えるユーザ情報やカード情報を含む認証テーブルの認証情報と、ICカードから読み取った認証情報とを照らし合わせ、認証許可可能なユーザか否かを判定する。認証についてはどの情報を用いて認証してもよく、既知の技術であるため説明は省略する。認証が成功したと判定した場合はステップS504に処理を進める。認証が成功したと判定しなかった場合は画像形成装置200にログインせずに処理を終了する。
図6の認証テーブル600は、画像形成装置200もしくは外部の認証サーバが備える認証テーブルの一例であり、画像形成装置200では記憶部251の機能により管理される。認証テーブル600は、カード番号601と、ユーザ名602と、パスワード603と、メールアドレス604とを備える。カード番号601は、ユーザが認証に用いるICカードを識別するための一意な識別情報を示す。ユーザ名602は、ユーザに割り振られる一意の識別情報を示す。パスワード603は、ユーザが任意に設定可能なパスワード情報を示す。パスワードは画像形成装置200のログイン時や、ユーザ情報とカード情報との登録時等に用いられる情報である。メールアドレス604は、ユーザ名602に格納されるユーザごとのメールアドレス情報を示す。画像形成装置200を用いて書類をスキャンし、データ化してユーザの情報処理装置100に送信する場合等にメールアドレス604の情報を用いて当該メールアドレスにスキャンデータを送信する。尚、認証テーブル600は一例であり、記載以外のその他情報を備えても良い。
ステップS504では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS503で認証が成功したと判定した場合に画像形成装置200へのログイン処理(利用許可)を行う。
ステップS505では、画像形成装置200のCPU301は、情報処理装置100の通信制御部151の機能によりプリンタドライバから送られ、画像形成装置200のデータ受信部255で受信し記憶されている印刷ジョブの文書情報を取得する。
図6の文書管理テーブル610は、画像形成装置200のROM303あるいは外部メモリ211に記憶されている印刷ジョブの文書管理テーブルの一例である。文書管理テーブル610はユーザ名611、文書名612と、ファイルパス613とを含む。ユーザ名611は、ユーザに一意に割り振られる識別情報を示す。文書名612は、印刷ジョブの名称を示す。ファイルパス613は、印刷ジョブの所在を示す。ステップS502で受け付けたICカードに記憶されているユーザ名602と、文書管理テーブル610のユーザ名611は同一である。そのためステップS504で認証を許可してログインさせたユーザ名602に対応づく文書管理テーブル610のユーザ名602のレコードを参照し、ファイルパス613をもとに文書名612の印刷ジョブを取得すると良い。
ステップS506では、画像形成装置200のCPU301は、表示制御部253の機能により図7の(a)未印刷文書一覧画面700を表示する。
図7は(a)未印刷文書一覧画面700の一例を示す。(a)未印刷文書一覧画面700は、ユーザ名欄701と、文書情報702と、保護設定ボタン703と、プリント開始ボタン704と、チェックボックス705を備える。ユーザ名欄701は、現在ログイン中のユーザ名が表示される。文書情報702には、ユーザ名欄701に表示されているユーザ情報に対応づき、画像形成装置200に格納されている印刷ジョブの文書情報が表示される。ユーザから表示している文書情報の中から任意の文書情報の選択を受け付けると、チェックボックス705にチェックマークを表示させる。保護設定ボタン703は、選択を受け付けた文書情報に対応づく印刷ジョブに保護を設定する。プリント開始ボタン704は、選択を受け付けた文書情報に対応づく印刷ジョブの出力を開始する。
ステップS507では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS506で表示された(a)未印刷文書一覧画面700で文書の選択を受け付けたか否かを判定する。文書の選択は文書情報702に対する押下を受け付けたか否かを判定する。文書情報702に対する押下を受け付けたと判定した場合はステップS508に処理を進める。文書情報702に対する押下を受け付けたと判定しなかった場合はステップS507の処理を繰り返す。
ステップS508では、画像形成装置200のCPU301は、保護設定を受け付けたか否かを判定する。より具体的には、(a)未印刷文書一覧画面700の保護設定ボタン703の押下を受け付けたか否かを判定する。尚、保護ボタンの押下を検知した際に、画像形成装置200は選択を受け付けた文書の書誌情報テーブル900のジョブ保護フラグ910を保護「有り」に設定する。
図9の書誌情報テーブル900は、画像形成装置に記憶されている印刷ジョブの書誌情報を格納するテーブルを示す。書誌情報テーブル900は、ジョブID901と、文書名902と、ユーザID903と、日付904と、ページ数905と、部数906と、文書カラー907と、印刷方法908と、用紙サイズ909と、ジョブ保護フラグ910と、印刷周期911とを備える。ジョブID901は、印刷ジョブに一意に割り振られる識別情報を示す。文書名902は、印刷ジョブに対応する文書の名称を示す。ユーザID903は、ユーザに一意に割り振られる識別情報を示す。日付904は、書誌情報テーブル900のデータが更新された日付を示す。ページ数905は、出力するページ数を示す。部数906は、出力部数を示す。文書カラー907は、カラー印刷かモノクロ印刷かを示す。印刷方法908は、両面印刷か片面印刷かの印刷方法を示す。用紙サイズ909は、出力すべき用紙のサイズを示す。ジョブ保護フラグ910は、印刷ジョブが保護されているか否かの情報を示す。印刷周期911は、印刷ジョブに設定された印刷周期を示す。各情報は適宜更新、削除される。
ステップS509では、画像形成装置200のCPU301は、(a)未印刷文書一覧画面700でプリント開始ボタン704の押下を受け付けたか否かを判定する。プリント開始ボタン704の押下を受け付けたと判定した場合はステップS510に処理を進める。
ステップS510では、画像形成装置200のCPU301は、出力制御部254の機能によりステップS507で選択を受け付けた文書に対応する印刷ジョブを出力する。
ステップS511では、画像形成装置200のCPU301は、表示制御部253の機能により図7の(b)未印刷文書一覧画面710を表示する。
図7の(b)未印刷文書一覧画面710は、(a)未印刷文書一覧画面710で選択を受け付けた文書の印刷ジョブを出力後の画面である。出力した印刷ジョブに対応する文書名は、文書情報702に表示されない。
ステップS512では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS508で保護設定ボタン703の押下を受け付けたと判定した後に、表示制御部253の機能により保護設定画面800を表示する。
図8の保護設定画面800は、印刷周期801と、決定ボタン802とを含む。印刷周期801は、印刷ジョブの印刷周期の選択を受け付ける項目である。決定ボタン802は、印刷周期801の押下を受け付けたあと、受け付けた印刷周期の決定を受け付けるボタンである。決定ボタン802の押下を受け付けると、書誌情報テーブル900の印刷周期を、選択を受け付けた印刷周期に更新する。尚、印刷周期の設定は、印刷ジョブを所定期間保護するための保護設定を行わずに設定できてもよい。
ステップS513では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS512で表示した保護設定画面800で受け付けた設定により、書誌情報テーブル900を更新し、各保護情報を適用して設定する。
ステップS514では、画像形成装置200のCPU301は、表示制御部253の機能により(a)未印刷文書一覧画面710を表示し、他の文書の選択を受け付け保護設定ボタン703の押下を受け付けたか否かを判定する。他の文書の選択を受け付け、保護設定ボタン703の押下を受け付けたと判定した場合はステップS512に処理を戻す。他の文書の選択を受け付け保護設定ボタン703の押下を受け付けたと判定しなかった場合は不図示の終了ボタンの押下を受け付けるか、所定時間操作を受け付けないことにより一連の処理を終了する。または、他の処理に移行しても良い。
図10は未印刷文書一覧画面1000を示す図である。図5のステップS513で保護設定が完了すると、(a)未印刷文書一覧画面710から未印刷文書一覧画面1000に表示が切り替わる。保護設定が完了した文書には、文書情報702の表示の先頭に保護マーク1001が表示される。この画面により、未印刷ジョブ一覧画面で保護設定されている文書が一目で分かるようになる。また、保護設定が完了した文書は、印刷後、もしくは削除後は未印刷文書一覧画面1000から非表示となるが、ステップS513で設定を受け付けた周期になると印刷済み、削除済みであっても再度表示状態となる。
以上で、図5を用いた本発明の実施例における、印刷ジョブに保護設定と印刷周期を設定する一連の処理の流れを説明した。
次に、図11を用いて、本発明の実施例における画像形成装置200に対する文書情報の存在チェックを行う処理について説明する。
ステップS1101では、画像形成装置200のCPU301は、保護済みの印刷ジョブが存在するか否かを判定する。より具体的には、書誌情報テーブル900を参照することにより、画像形成装置200に記録されている印刷ジョブであって、保護されている印刷ジョブの書誌情報があるか否かを判定する。印刷ジョブが存在すると判定した場合はステップS1102に処理を進める。印刷ジョブが存在すると判定しなかった場合はステップS1107に処理を進める。
ステップS1102では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1101で印刷ジョブがあると判定した場合は、書誌情報テーブル900から当該印刷ジョブを特定する。
ステップS1103では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1102で特定した印刷ジョブは未印刷ジョブか否かを判定する。より具体的には、図9の複製情報テーブル950の印刷状態960を参照して、印刷済みか未印刷かを判定する。特定した印刷ジョブの状態が未印刷だった場合はステップS1104に処理を進める。特定した印刷ジョブが未印刷でなかった(印刷済み)場合はステップS1105に処理を進める。
図9は、複製情報テーブル950の一例を示す図である。複製情報テーブル950は、書誌情報テーブル900に格納されている印刷ジョブの書誌情報を元に生成した、書誌情報テーブル900に格納されている印刷ジョブと同一の印刷ジョブの書誌情報を格納するデータテーブルである。複製情報テーブル950は、ジョブID951と、文書名952と、ユーザID953と、日付954と、ページ数955と、部数956と、文書カラー957と、印刷方法958と、用紙サイズ959と、印刷状態960と、印刷日時961とを含む。ジョブID951は、印刷ジョブに一意に割り振られる識別情報である。文書名952は、印刷ジョブに対応する文書の名称を示す。ユーザID953は、ユーザに一意に割り振られる識別情報を示す。日付954は、複製情報テーブル950の各レコードのデータが更新された日付を示す。ページ数955は、出力するページ数を示す。部数956は、出力部数を示す。文書カラー957は、カラー印刷かモノクロ印刷かを示す。印刷方法958は、両面印刷か片面印刷かの印刷方法を示す。用紙サイズ959は、出力すべき用紙のサイズを示す。印刷状態960は、印刷済みか未印刷かの状態を示す。印刷日時961は、印刷ジョブが出力された日時情報を示す。複製情報テーブル950に格納される印刷ジョブの書誌情報は、書誌情報テーブル900のジョブ保護フラグ910が保護「あり」に設定されている印刷ジョブをもとに複製して生成した印刷ジョブの情報である。
ステップS1104では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1103で特定した印刷ジョブの状態が未印刷であると判定した場合に、記憶されている印刷ジョブに対して削除判定処理を行う。
削除判定処理について、図12を用いて説明する。図12の削除判定処理は、図11のステップS1103で判定された未印刷の印刷ジョブの削除を実行するか否かを判定するフローチャートである。
ステップS1201では、画像形成装置200のCPU301は、印刷ジョブの設定情報を参照する。
ステップS1202では、画像形成装置200のCPU301は、保護期間内の印刷ジョブか否かを判定する。ここで言う保護期間とは、画像形成装置200に記憶される印刷ジョブ全般に対して一律に設定される印刷ジョブを画像形成装置200に保持可能な期間のことを言う。例えば、保護期間が1週間であれば画像形成装置200が受信または生成したジョブは、1週間後に自動的に削除される。ステップS1202で保護期間内の印刷ジョブであると判定した場合はステップS1203に処理を進める。ステップS1202で保護期間内の印刷ジョブであると判定しなかった場合は、ステップS1204に処理を進める。
ステップS1203では、画像形成装置200のCPU301は、印刷ジョブに対して変更を何も行わず、画像形成装置200に記憶させたまま保持する。
ステップS1204では、画像形成装置200のCPU301は、印刷ジョブに対して削除処理を行い、画像形成装置200に記憶した保護期間外の印刷ジョブを削除する。
以上で、削除判定処理についての一連の流れの説明を終了する。
図11に説明を戻す。ステップS1105では、ステップS1103で特定した印刷ジョブが印刷済みであると判定した場合に印刷ジョブの生成処理を行う。
印刷ジョブ生成処理について図13を用いて説明する。図13は印刷周期が設定された印刷ジョブと同じ印刷ジョブを自動生成する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1301では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1102で特定した印刷ジョブが保護設定された印刷ジョブか否かを判定する。ここで言う保護設定とは、保護設定画面800で受け付けた、個々の任意の文書に対してユーザが設定した保護のことである。より具体的には、書誌情報テーブル900を参照し、ジョブ保護フラグ910で保護「あり」となっているか否かを判定する。保護設定済みの印刷ジョブであると判定した場合はステップS1303に処理を進める。保護設定済みの印刷ジョブであると判定しなかった場合はステップS1302に処理を進める。
ステップS1302では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1301で保護設定されていない印刷ジョブであると判定した場合に、削除判定処理を行う。ステップS1302の削除判定処理は、図12の削除判定処理と同様であるため説明を省略する。
ステップS1303では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1301で保護設定済みと判定された印刷ジョブに設定された印刷周期を参照し、設定された印刷周期のタイミングの日に到達したか否かを判定する。より具体的には、書誌情報テーブル900のうち、ステップS1102で特定した印刷ジョブのジョブID901のレコードに対応する印刷周期911を参照し、設定を受け付けた印刷周期を特定する。そして現在の日時情報と特定した印刷周期とを比較し、印刷周期のタイミングに到達したか否かを判定する。印刷周期のタイミングに到達したと判定した場合にはステップS1305に処理を進める。印刷周期のタイミングに到達したと判定しなかった場合にはステップS1304に処理を進める。
ステップS1304では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1303で設定を受け付けた印刷周期に到達していないと判定した場合にはステップS1102で特定した印刷ジョブをそのまま保持する。
ステップS1305では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1303で印刷周期のタイミングに到達したと判定した場合に、画像形成装置200が記憶している印刷ジョブを参照する。そして記憶している印刷ジョブの中にステップS1102で特定した保護済みの印刷ジョブと同一の印刷ジョブが記憶されているか否かを判定する。より具体的には、ステップS1102で書誌情報テーブル900のジョブID901に対応づく複製情報テーブル950のジョブID951のレコードを参照する。そこで印刷周期が設定されているジョブID901と同じジョブID951が複製情報テーブル950に無い、もしくは印刷状態960が印刷済みとなっており、印刷ジョブが削除済みであると判定した場合はステップS1306で処理を進める。同一のジョブID951があり、印刷状態960が未印刷状態であって印刷ジョブが存在すると判定した場合はステップS1304に処理を進め、印刷ジョブを保持する。
ステップS1306では、画像形成装置200のCPU301は、特定した保護設定済みの印刷ジョブであって、印刷周期を設定した印刷ジョブと同一の情報を持つ印刷ジョブを印刷ジョブ生成部256の機能により生成する。より具体的には、保護済みの印刷ジョブから複製して新たな印刷ジョブを生成する。この時、生成した印刷ジョブはジョブ保護フラグと印刷周期設定をクリアにして、保護の設定は無いものとする。
以上で、図13のジョブ生成処理についての説明を終了する。
ここで、図11に処理を戻す。ステップS1106では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1102で特定した印刷ジョブ以外の他の印刷ジョブの情報が存在するか否かを判定する。他の印刷ジョブの情報が存在すると判定した場合はステップS1102に処理を戻す。
ステップS1107では、画像形成装置200のCPU301は、次に文書情報の存在チェックを行う開始時刻を設定する。処理開始時刻や処理を行う頻度は、あらかじめ図8の動作設定画面810でユーザからの設定を受け付け、動作設定画面810で設定を受け付けたタイミングで処理を行う。ステップS1107では、次回の処理のタイミングに合わせて処理時間を設定し、一連の処理を終了する。
図8の動作設定画面810は図11の文書存在チェックの処理について、処理を行う周期とタイミングの設定を受け付ける画面である。動作設定画面810は開始時間811と、間隔812と、決定ボタン813とを含む。開始時間811は、文書存在チェックを開始する時間の設定を受け付ける項目を示す。間隔812は、処理を行う所定間隔の設定を受け付ける項目を示す。決定ボタン813は各項目で受け付けた設定を確定し、動作設定を終了するボタンである。尚、動作設定画面810の項目はその他の情報を含んでもよい。処理周期はユーザによる設定受付と決定ボタン813の押下を受け付けるごとに適宜更新される。
以上で、文書存在チェック処理と削除判定処理、及びジョブ生成処理についての一連の処理の説明を終了する。
この一連の処理によって、保護を受け付けて印刷周期が設定された印刷ジョブは、所定期間経過後に一律に削除されてしまった場合や印刷実行後であっても、もとの印刷ジョブを保持して定期的に同一の印刷ジョブを生成する。ユーザが定期的に印刷したい文書が有った場合、この処理により毎回印刷データを作り画像形成装置に送信しなくとも、印刷ジョブが指定した期間に自動生成されユーザの手間を減らすことが可能となる。また、設定した印刷周期に到達した際に新たに元の印刷ジョブと同一な印刷ジョブが生成されることで、必要な時期にだけ印刷ジョブが文書一覧画面に表示されるようになり、必要な時に必要な印刷ジョブの印刷が可能となる効果を奏する。
次に、図14を用いて、定期印刷ジョブ判定処理の一連の流れについて説明する。定期印刷ジョブ判定処理は、印刷の実行を受け付けた印刷ジョブと同一のものを過去に所定回数印刷していた場合に、所定回数印刷されているジョブに対して定期印刷するジョブとして自動的に印刷周期を設定する処理である。
ステップS1401では、画像形成装置200のCPU301は、情報処理装置100の印刷ジョブ生成部150で生成され、通信制御部151で送信され、データ受信部255で受信した印刷ジョブの印刷指示を受け付ける(印刷指示受付手段)。
ステップS1402では、画像形成装置200のCPU301は、印刷指示を受け付けた印刷ジョブと同一の印刷ジョブを過去に印刷しているか否かを判定する。過去に印刷したか否かについては、印刷履歴や書誌情報テーブル900を参照する。過去に同一の印刷ジョブの印刷指示を受け付けたと判定した場合はステップS1402に処理を進める。過去に同一の印刷ジョブの印刷指示を受け付けたと判定しなかった場合はステップS1406に処理を進める。
ステップS1403では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1402で過去に同一の印刷ジョブの印刷指示を受け付けたと判定した場合に、過去の同一の印刷ジョブが所定回数以上印刷されているか否かを判定する。所定回数以上印刷されていると判定した場合はステップS1404に処理を進める。所定回数以上印刷されていると判定しなかった場合はステップS1406に処理を進める。
ステップS1404では、画像形成装置200のCPU301は、所定回数以上印刷されている印刷ジョブの印刷周期を特定する。より具体的には、書誌情報テーブル900や不図示の印刷履歴情報等に記録されている印刷日時情報を用いて、ステップS1401で印刷指示を受け付けた印刷ジョブの印刷周期を特定する。
ステップS1405では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS1404で特定した印刷ジョブの情報を書誌情報テーブル900等に記録する。そして印刷周期を設定すると同時に印刷ジョブに対する保護設定も自動で設定する。
ステップS1406では、画像形成装置200のCPU301は、ステップS14011で印刷指示を受け付けた印刷ジョブを出力制御部254の機能より出力する。
以上で、定期印刷ジョブ判定処理の一連の流れについて説明する。この処理により、定期的に印刷されているジョブを検出して当該印刷ジョブに対して自動的に保護設定と印刷周期を設定可能となる。この処理により新たに自動で印刷周期を設定された印刷ジョブは、図11の文書存在チェック処理と図12の削除判定処理、及び図13の印刷ジョブ生成処理を繰り返す。これにより、毎回ユーザが印刷ジョブを情報処理装置から送信せずとも、定期的に印刷される印刷ジョブは自動的に所定のタイミングで生成されることになり、ユーザの手間を軽減する効果を奏する。
図15は、通知画面1500の一例を示す図である。図14の定期印刷ジョブ判定処理では、過去に所定回数印刷された印刷ジョブが有ると自動的に印刷周期を設定したが、通知画面1500等を表示して、定期印刷として印刷周期を設定するか否か、通知画面で確認するとよい。通知画面1500は、はいボタン1501といいえボタン1502を含む。はいボタン1501の押下を検知すると印刷ジョブに対して保護設定と印刷周期を設定し、いいえボタン1502の押下を検知すると保護設定と印刷周期は設定しない。
以上説明したように、本実施形態によれば、定期的に印刷したい印刷データを、ユーザの手間無く複合機に保持可能な効果を奏する。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。 また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 情報処理装置
200 画像形成装置
400 ネットワーク
200 画像形成装置
400 ネットワーク
Claims (8)
- 印刷ジョブを管理する画像形成装置であって、
印刷ジョブの印刷周期を設定する印刷周期設定手段と、
印刷済みの印刷ジョブを削除する削除手段と、
前記印刷周期設定手段で設定された印刷周期に到達すると印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、
を備え、
前記印刷ジョブ生成手段は、前記削除手段で削除した印刷ジョブに対応する印刷ジョブを前記印刷周期設定手段で設定した印刷周期に印刷可能となるように生成することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、
前記画像形成装置が備える画面に前記印刷ジョブの文書情報を表示するよう制御する表示制御手段と、
前記印刷ジョブを出力する出力手段と、
を更に備え、
前記表示制御手段は、前記出力手段で出力した前記印刷ジョブの文書情報は、前記印刷周期設定手段で設定した印刷周期まで前記画面に表示しないよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記印刷ジョブ生成手段は、前記印刷ジョブが削除されていない場合は前記印刷周期設定手段で設定された印刷周期に前記印刷ジョブを生成しないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記印刷ジョブ生成手段は、前記削除手段で削除した印刷ジョブに対応する印刷ジョブを前記印刷周期設定手段で設定した印刷周期に印刷可能となるように生成する場合に、前記印刷周期設定手段で設定した印刷周期を設定せずに当該印刷ジョブを生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置は、
前記印刷ジョブの印刷指示を受け付ける印刷指示受付手段と、
前記印刷ジョブと前記印刷ジョブに対応する印刷周期と印刷履歴情報とを記憶する記憶手段と、
前記印刷指示受付手段で印刷指示を受け付けた印刷ジョブに対応する印刷履歴情報があった場合に、当該印刷履歴情報を用いて印刷指示を受け付けた印刷ジョブの印刷周期を特定する特定手段、
を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記記憶手段は、前記特定手段で印刷周期を特定した印刷ジョブと当該印刷ジョブに設定された印刷周期とを記憶し、
前記印刷周期設定手段は、前記記憶手段で記憶した印刷ジョブに対して、前記特定手段で特定した印刷周期を設定することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 印刷ジョブを管理する画像形成装置の制御方法であって、
印刷ジョブの印刷周期を設定する印刷周期設定ステップと、
印刷済みの印刷ジョブを削除する削除ステップと、
前記印刷周期設定ステップで設定された印刷周期に到達すると印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成ステップと、
を備え、
前記印刷ジョブ生成ステップは、前記削除ステップで削除した印刷ジョブに対応する印刷ジョブを前記印刷周期設定ステップで設定した印刷周期に印刷可能となるように生成することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 印刷ジョブを管理する画像形成装置として機能させるプログラムであって、
前記画像形成装置を、
印刷ジョブの印刷周期を設定する印刷周期設定手段と、
印刷済みの印刷ジョブを削除する削除手段と、
前記印刷周期設定手段で設定された印刷周期に到達すると印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成手段と、
を備え、
前記印刷ジョブ生成手段は、前記削除手段で削除した印刷ジョブに対応する印刷ジョブを前記印刷周期設定手段で設定した印刷周期に印刷可能となるように生成することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2016247878A Pending JP2018101335A (ja) | 2016-12-21 | 2016-12-21 | 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム |
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2016
- 2016-12-21 JP JP2016247878A patent/JP2018101335A/ja active Pending
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