JP2003030388A - ワークフローシステム、情報処理装置、ワークフローの管理方法ならびにプログラム - Google Patents

ワークフローシステム、情報処理装置、ワークフローの管理方法ならびにプログラム

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JP2003030388A
JP2003030388A JP2001195798A JP2001195798A JP2003030388A JP 2003030388 A JP2003030388 A JP 2003030388A JP 2001195798 A JP2001195798 A JP 2001195798A JP 2001195798 A JP2001195798 A JP 2001195798A JP 2003030388 A JP2003030388 A JP 2003030388A
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workflow
person
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Hiroyasu Osaki
博靖 大崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一担当者が連続するノードに割り当てられ
たアクティビティを効率的に処理するワークフローシス
テムを提供する。 【解決手段】 ユーザの操作用コンピュータ端末20か
らノードの処理終了要求を、ワークフローサーバ30の
クライアント要求管理プログラム実行部330が受領す
ると、そのノードの定義がプロジェクト管理プログラム
実行部310で参照される。そのノードに定義された連
続処理待機時間t1中に、プロセス管理プログラム実行
部320の処理が終了し、次のノードがそのユーザによ
って処理可能であると判断されると、クライアント要求
管理プログラム実行部330は操作用コンピュータ端末
20に対して次のノードの処理開始を要求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスにおける
ワークフローの改善に係り、特に、処理効率を向上させ
ることができるワークフローシステム等に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスにおける事務処理の効率化、フ
ァイルキャビネットのスペースコストの問題、環境問題
等から、伝票処理を電子化して、ペーパーレスな帳票処
理システムを構築することの必要性が提唱されて久し
い。そこで、コンピュータを利用したワークフローシス
テムが開発されている。ワークフローとは、作業内容に
よって定型化された所定業務の一連の流れをいう。この
ようなワークフローの管理は、近年グループウェアの1
機能として実現されている。
【0003】ワークフローシステムの一例を、申請処理
を例に取り上げて具体的に説明する。図13は、申請処
理の流れを示す説明図である。図14は、図13に示す
申請処理において処理者のコンピュータに表示される従
来の画面を示す説明図である。図13における申請処理
においては、申請後に「受付処理」、「処理1」および
「処理2」が行われており、「処理1」および「処理
2」が別々のアクティビティとして記載されている。こ
れは、「受付処理」が済めば、「処理1」および「処理
2」を別な人物により並行して行うことができることを
意味する。
【0004】まず、図13に示すように申請が行われる
と、処理者Aによって記載項目の確認などの「受付処
理」が行われる。具体的には、処理者Aに対して図14
の(a1)に示すような処理待ちアクティビティ(Work it
em)の一覧が表示されるので、処理者Aはその中から処
理を行うアクティビティを選択する。すると、図14の
(a2)に示すような処理画面が表示されるので、処理者
Aは「受付処理」を行う。
【0005】処理者Aによる「受付処理」が終了する
と、次の「処理1」および「処理2」の処理が可能とな
る。「処理1」は処理者Bにより行われるので、処理者
Bに対して、図14(b1)に示すような処理待ちアクテ
ィビティの一覧が表示されるので、処理者Bは上記同様
にその一覧の中から処理を行うアクティビティを選択す
る。すると、図14の(b2)に示すような処理画面が表
示されるので、処理者Bは「処理1」を行う。同様にし
て、処理者Cは「処理2」を行う。
【0006】このように、複数のアクティビティを順次
処理するワークフローシステムでは、まず処理者に「処
理待ちアクティビティの一覧」が示される。処理者が所
定のアクティビティを選択して処理が終了すると、その
所定のアクティビティの処理終了が条件となっている次
のアクティビティが、処理可能となる。すると次のアク
ティビティの処理可能な人物に対して表示される「処理
待ちアクティビティの一覧」に処理可能となった次のア
クティビティが追加表示される。そして、処理可能な人
物により次のアクティビティが選択されて処理が開始さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図13に示
す申請処理において、「処理1」を「受付処理」を処理
した人物と同一の人物が処理できる、すなわち、「処理
1」を行う処理者Bが「受付処理」を行った処理者Aと
同一人物であってもよいと定義されることがある。この
とき、処理者Aが「受付処理」の終了後に連続して「処
理1」を行う場合であっても、「受付処理」の終了後に
は処理者Aに対して図14の(b1)に示す処理待ちアク
ティビティの一覧が表示される。したがって、処理者A
は図14の(b1)に示す一覧から対応するアクティビテ
ィを探し出して選択しなおす必要があり、その分手間が
かかっている。
【0008】そこで、処理者Aが「処理1」の処理にお
いて、図14の(b1)に示す一覧から対応するアクティ
ビティを選択しなおさなくても済むように、「受付処
理」と「処理1」を1つのアクティビティとして定義し
て処理することも可能である。しかし、「処理1」と平
行して処理することが可能であった処理者Cによる「処
理2」が、「処理1」の終了を待って開始されることに
なり、全体の処理量(throughput)が低下してしまう。ま
た、各アクティビティごとに同一人物か他の人物のどち
らでも処理できるように設定することを考えると、処理
人物ごとに場合分けして、処理順序、データの受け渡
し、画面遷移等をアプリケーションを開発しなければな
らない。これには大変手間がかかり、また複雑になりす
ぎて開発不可能となることも多い。
【0009】その他、図13に示す申請処理において、
同一人物が「処理1」と「処理2」とを処理した方が、
生産性が高い場合もある。例えば、通常は「処理1」お
よび「処理2」を同一人物が処理するように設定し、そ
の人物の仕事量が多い場合だけ「処理1」と「処理2」
とを別々の人物に処理させるように設定する。このよう
な場合において同一人物が「処理1」と「処理2」を連
続して行うには、上記の場合と同様に「処理1」の処理
を終了した後に処理待ちアクティビティの一覧を表示さ
せて、再度対応するアクティビティを選択しなければな
らなかった。また、この不都合を解消することは上記同
様に難しい。
【0010】以上のように、複数のアクティビティから
構成されるワークフローシステムにおいて、同一または
複数の人物が担当可能な複数のアクティビティを、適宜
担当者を変えて処理するとき、効率よく処理を行うこと
が難しかった。本発明は、このような技術的課題に基づ
いてなされたもので、効率的に処理を行うことができる
ワークフローシステムを提供することを主たる目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明では、ワークフローシステムにおいて、同一人物によ
り業務の連続処理が可能かどうかを判断している。即
ち、本発明は、ネットワークに接続された複数のコンピ
ュータ端末において、所定のワークフローに従って複数
のユーザが業務を実行するためのワークフローシステム
であって、複数の業務の内容とその流れとを定めたワー
クフロー定義と、業務の処理が可能なユーザの情報とを
記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたユーザの情
報に基づいて、所定の業務を処理した担当ユーザが所定
の業務の処理終了が処理開始条件とされている次の業務
を処理できるかどうかを判断する判断手段とを有するこ
とを特徴としている。このように連続する業務について
同じユーザで処理できるかどうか判断することで、効率
的に業務の流れを決定することができる。特に、判断手
段により担当ユーザが次の業務を処理できると判断され
た場合、担当ユーザに次の業務の処理を要求する要求管
理手段を更に有することで、担当ユーザは所定の業務と
次の業務を連続して処理することができる。
【0012】さらに記憶手段は業務についての連続処理
待機時間を記憶し、要求管理手段は、担当ユーザによる
所定の業務の処理終了後、要求管理手段が所定の業務の
連続処理待機時間中に担当ユーザが次の業務を処理でき
ると判断した場合に、担当ユーザに前記次の業務の処理
を要求することで、所定の待機時間より長い時間、担当
ユーザを待機させることを防ぐことができる。
【0013】本発明を他の観点から把握すると、複数の
ノードとノード間を接続するパスで構成されるワークフ
ロー定義を用いてワークフローを管理するワークフロー
サーバと、ノードに割り当てられたアクティビティを実
行するための操作用コンピュータ端末とをネットワーク
を介して接続したワークフローシステムであって、操作
用コンピュータ端末は、アクティビティが終了したこと
に応じて、対応するノードについての処理終了要求をワ
ークフローサーバへ送出し、ワークフローサーバは、処
理終了要求がなされたノードとワークフロー定義に規定
された次ノードとが同一担当者による処理が可能である
場合に担当者の操作用コンピュータ端末に対して次ノー
ドの処理要求を行うことを特徴とするワークフローシス
テムとして捉えることもできる。
【0014】この場合、ワークフロー定義は、複数のユ
ーザの集合体でノードを処理できる担当者を定義するこ
とで、ノードに対する担当者をダイナミックに割り当て
ることができる。またワークフローサーバは、処理終了
要求を受けた後、予め設定された連続処理待機時間内に
次ノードを前記担当者に開始させるための準備が整った
場合に、次ノードにおける処理の要求を行うことが好ま
しい。このワークフローシステムでは、ネットワークを
介して接続された設計用コンピュータ端末によってワー
クフロー定義を設計し、当該ワークフロー定義を前記ワ
ークフローサーバに送出することができる。
【0015】本発明を他の観点から把握すると、ワーク
フローを実行する複数のコンピュータ端末に対してネッ
トワークを介して接続される情報処理装置として捉える
こともできる。この情報処理装置は、プロジェクト管理
手段において複数のノードとそれらを結ぶパスとで構成
されたワークフロー定義およびワークフロー定義で参照
されるデータ定義をプロジェクトとして管理し、プロセ
ス管理手段においてプロジェクト管理手段により管理さ
れるプロジェクトを用いてワークフローの業務単位であ
るプロセスを管理し、ユーザ管理手段においてプロセス
管理手段により管理されるプロセスに基づいてコンピュ
ータ端末に対してアクセスするユーザを管理し、プロセ
ス管理手段は、コンピュータ端末によって所定のノード
が処理された後、所定のノードにパスによって結ばれて
いる次ノードについてそのコンピュータ端末による連続
処理が可能であるかどうかを判断し、ユーザ管理手段に
その判断結果を出力することを特徴とする。
【0016】この情報処理装置は、ネットワークを介し
て接続されたコンピュータ端末に対して連続処理が可能
かどうかの判断を行うことで、コンピュータ端末に対し
て適切な処理を指示できるものとなる。具体的には、ユ
ーザ管理手段は、プロセス管理手段における判断結果が
コンピュータ端末によって次ノードが連続して処理可能
である場合、コンピュータ端末に対して次ノードの処理
要求を送出することが好ましい。また、判断結果がコン
ピュータ端末によって次ノードは連続して処理不可能で
ある場合、ユーザ管理手段はコンピュータ端末に対して
処理可能な対象の一覧を送出することが好ましい。
【0017】本発明を更に他の観点から把握すると、複
数のノードとノード間を接続するパスからなるワークフ
ロー定義に従って、ワークフローを管理する方法として
捉えることもできる。このワークフローを管理する方法
は、所定のノードに割り当てられたアクティビティを実
行する担当者に対して第1の処理画面を表示するステッ
プと、第1の処理画面に基づく担当者による処理を受け
付けるステップと、所定のノードの終了が開始条件とな
っている他のノードに割り当てられたアクティビティ
が、所定のノードの担当者によって連続して実行可能で
ある場合、他のノードを処理するための第2の処理画面
を前記第1の処理画面に連続して表示するステップとを
有することを特徴とする。
【0018】このワークフローの管理方法では、担当者
が連続して複数のノードを処理するとき、最初のノード
の処理後に、この担当者が処理可能なノードの処理待ち
一覧を表示させ、再度処理対象を選択するといった手間
が必要ない。ここで、第2の処理画面を前記第1の処理
画面に連続して表示するということは、ワークフローの
処理に直接関与する画面を連続して表示することを意味
し、第1の処理画面と第2の処理画面との間に、直接関
与しない画面が表示されるものであってもよい。例え
ば、第2の処理画面が表示されるまでの間、処理中や待
機中である旨を表示するものであってもよい。またワー
クフローの管理方法は、所定のノードの終了後、担当者
によって他のノード以外の処理が行われる場合、担当者
が処理可能な対象の一覧画面を表示するステップをさら
に備えることが好ましい。
【0019】また、本発明は複数のコンピュータ端末が
ネットワークを介して接続されるワークフローサーバに
おけるワークフローを管理する方法として捉えることも
可能である。この管理方法では、ワークフローの業務で
あるノードの処理終了要求を外部から受領するステップ
と、ノードの定義を参照するステップと、ノードの処理
終了が処理開始条件と定義されている次ノードを解析す
るステップと、前記処理が終了したノードの処理者が次
ノードの処理可能者であるか判断するステップと、判断
において前記処理可能者が前記処理者と同じであると判
断された場合に、前記ノードの前記処理者に対して前記
次ノードの処理を要求するステップとを有することを特
徴とする。
【0020】その他、本発明はコンピュータに実行させ
るワークフローを管理するためのプログラムとして捉え
ることができる。このプログラムは、受領手段において
ワークフローの業務であるノードの処理終了要求を受領
し、参照手段においてノードの定義を参照し、解析手段
においてノードの処理終了が処理開始条件と定義されて
いる次ノードを解析し、判断手段において処理が終了し
たノードの処理者が次ノードの処理可能者であるか判断
し、要求手段において、判断手段で処理可能者が処理者
と同じであると判断された場合に、ノードの処理者に対
して次ノードの処理を要求する手順をコンピュータに実
行させることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。まず、本実施の
形態にて用いられる主要な用語について以下に列挙して
説明する。ここで、図1(a)(b)は対象業務における処理
の流れを示したプロジェクト(プロセス定義)の一例を示
した図であり、図1(a)はワークフロー定義の一例を示
し、図1(b)はこのワークフロー定義で参照されるデー
タ定義の一例を示している。
【0022】・ワークフロー定義 複数のノード(次の段落で説明する)とそれらを結ぶパス
で表したワークフローの定義。 例えば、図1(a)に示すように、複数のノードが処理順
を指し示す矢印で表されたパスで接続されるものであ
る。ここでは、ワークフローにおける業務処理の順番
が、パスにより示されている。
【0023】・ノード ワークフロー定義を扱うための単位。図1(a)におい
て、ノードは丸印で示されている。具体的には、図1
(a)ではノードごとに実際の処理者と処理内容(次に述べ
るアクティビティ)が割り当てられており、さらには担
当者に示すデータ入力画面等が割り当てられている。
【0024】・アクティビティ プロセス内で実行される1つの論理的なステップを形成
する実際の仕事についての記述であって、各ノードに割
り当てられているものを意味する。例えばノードに担当
者が割り当てられていれば、その担当者が実行する仕事
の中身に該当する。この場合の具体例としては、ノード
において割り当てられたデータ入力画面に対して担当者
によって行われるデータの入出力等である。
【0025】・データ定義 プロセスで設定および参照できるデータの定義。データ
の名称、データの型、配列かどうか等を定義する。型に
は、文字列型や数値型等がある。具体例としては、図1
(b)に示すデータ定義では、ユーザID(UserID)、名
前(Name)として"String(文字列型)"が定義され、アドレ
ス(Address)として"String[]"、Ageとして"Integer(数
値型)"が定義されている。本実施の形態では、全てのノ
ードにて単一のデータ定義が参照され、各処理間で必要
となるデータの受け渡しも矢印で示されるパスに従うと
仮定している。しかしながら、複数のデータ定義が存在
し、異なるデータの受け渡しがパスで定義されていても
構わない。
【0026】・データ属性定義 データが保持する値を制限する属性の定義で、データ定
義の一部である。文字列型データに対する属性には文字
数の制限などが、数値型データに対する属性には範囲指
定などがある。
【0027】・プロジェクト ワークフロー定義とデータ定義をまとめた単位であり、
この単位はプロジェクトごとに異なる。これを具現化し
たレベルでは、プロセス定義と言い替えても良い。ワー
クフローシステムでは、処理対象に付された定義IDか
らプロジェクトが識別される。プロジェクトが決定され
ると、その処理対象に適用されるワークフロー定義とデ
ータ定義も決定される。例えば、申請業務のワークフロ
ーでは、出張申請や休暇申請等、さまざまな申請の種類
があるが、この種類がプロジェクトに該当する。処理方
法は、申請の種類によって異なるため、申請の種類、す
なわちプロジェクトのそれぞれに固有のワークフロー定
義とデータ定義が規定される。処理時には、処理対象に
付された定義IDによりプロジェクトが決定され、すな
わち申請の種類が識別され、その処理対象は、決定され
たプロジェクトのワークフロー定義とデータ定義に基づ
いて処理される。
【0028】・プロセス ワークフローの業務単位。プロジェクトを具現化したも
のであり、プロジェクトから作成される個々のワークフ
ローである。プロセスは、その元となるプロジェクトの
ワークフロー定義で示される経路パターンに沿って業務
が流れる。また、データ定義で示されるデータセット
は、個々のプロセスで異なる内容を記憶する。例えば、
「5月の休暇申請」と「6月の休暇申請」とは異なるプロセ
スであり、互いに異なるプロセスIDを有しているもの
であるが、「5月の休暇申請」と「6月の休暇申請」とは同
じ「休暇申請」というプロジェクトに該当し、同じワーク
フロー定義とデータ定義によって処理される。このよう
にプロセスIDが異なる場合、処理の経路パターンは同
じでも、データの具体的内容(例えば、日付や申請者等)
が異なってくる。尚、これは同じプロジェクトで異なる
プロセスの例だが、本実施の形態のワークフローシステ
ムでは、処理対象として異なるプロジェクトの異なるプ
ロセスのものであっても処理することが可能である。
【0029】次に、本実施の形態を全体システム構成か
ら順に詳述していく。図2は、本実施の形態が適用され
たワークフローシステムの概略構成を示す図である。本
実施の形態におけるワークフローシステムは、ワークフ
ローの設計のための設計用コンピュータ端末10、業務
を遂行する担当者に対応して設けられたワークフローの
操作用コンピュータ端末(情報処理端末)20、ワーク
フローを実行するための各種プログラムが格納されるワ
ークフローサーバ(情報処理装置)30とを備えてい
る。この設計用コンピュータ端末10、操作用コンピュ
ータ端末20、およびワークフローサーバ30は、それ
ぞれ接続されてネットワークを形成している。ただし本
実施の形態では、図2に示すワークフローシステムにお
いて、設計用コンピュータ端末10は設けられなくても
よい。
【0030】ワークフローサーバ30には、ワークフロ
ーの処理を可能とするために、ワークフローシステムが
定義されている。この定義は、例えば設計者が、予め指
定された業務を実行する機能を有する設計用コンピュー
タ端末10のワークフロー設計機能(業務処理をワーク
フローシステムで実現するための定義機能)を用いて、
対象業務における処理の流れと処理で用いられるデータ
構造とを設計し、ワークフローシステムのプロジェクト
としてワークフローサーバ30に登録することができ
る。このとき、プロジェクトを一意に特定することがで
きる定義IDがプロジェクトごとに付加されて登録され
る。尚、プロジェクトから作成される個々の業務フロー
がプロセスであり、このプロセスを形成する担当者ごと
の処理がアクティビティとなる。
【0031】ワークフローシステムの定義においては、
ノードを並べ、ノードの処理順を決めるためにパスを繋
ぐようにして設計が行われる。このとき、ノードおよび
パスに対して、その属性を規定することができる。ノー
ドの属性としては、ノードの名前および担当者となる実
行ユーザを定義する。実行ユーザの割り当てタイプに
は、ユーザIDを直接入力する直接指定、他のノードの
処理ユーザとの関係(例えば、所定のノードの処理ユー
ザの上司など)で示した関係指定、役職名で特定する役
職指定、役割で指定するロール指定、ある組織に所属し
ているユーザの集合体(例えば受付課や経理部など)で示
したグループ指定、および、図1(b)で示したようなデ
ータ定義で定義されるデータの値を処理ユーザとするデ
ータ参照指定がある。パスの属性としては、そのパスが
有効となる条件を定義する。
【0032】操作用コンピュータ端末20を用いて、各
担当者は、自己の識別情報を入力してワークフローシス
テムに接続する。各担当者のアクティビティは、図1
(a)のワークフロー定義の1つであるノードに対応して
割り当てられている。担当者は、自分に割り当てられて
いるアクティビティを操作用コンピュータ端末20の画
面上に表示して、キーボードやマウスなどのインターフ
ェイスを介して指定した処理を実行する。尚、処理が終
了すると、ワークフロー定義のパスに従って次のアクテ
ィビティの処理が可能な担当者に割り当てられる。例え
ば、ワークフローシステムのネットワークがインターネ
ット等を利用した物である場合、担当者は操作用コンピ
ュータ端末20に表示させたウェブブラウザ上で処理操
作を行うことができる。
【0033】図3は、ワークフローサーバ30の概略構
成を示した説明図である。本実施の形態におけるワーク
フローサーバ30は、管理手段として、プロジェクト管
理プログラム31、プロセス管理プログラム32、クラ
イアント要求管理プログラム33、およびユーザ管理プ
ログラム34を備えている。また、記憶手段として、ワ
ークフロー定義記憶部35、データ定義記憶部36、プ
ロセス記憶部37、ワークフロー状況記憶部38、およ
びユーザ情報記憶部39を備えているが、これらの記憶
手段はワークフローシステムの処理が可能なネットワー
ク内のどこに存在していても構わない。
【0034】プロジェクト管理プログラム31は、プロ
ジェクトのワークフロー定義とデータ定義とに関するデ
ータをワークフロー定義記憶部35およびデータ定義記
憶部36に保存して管理する。それぞれのプロジェクト
は、定義IDによって識別されている。新たな定義の登
録、および既に存在している定義の修正は、全てプロジ
ェクト管理プログラム31を通じて、定義IDを用いて
管理する。
【0035】プロセス管理プログラム32は、プロジェ
クトの定義を用いて作成されたプロセスの管理を行う。
プロセスは、定義IDと、同じ定義から作成された複数
のプロセスを識別するためのプロセスIDとを有し、プ
ロセス管理プログラム32では、この定義IDとプロセ
スIDとの組み合わせでプロセスが管理されている。ま
た、プロセス記憶部37には、現在実行中のアクティビ
ティ、アクティビティを実行している若しくは実行すべ
き担当者、プロセスで用いられているデータが保管され
ている。これらの情報をもとに、アクティビティの終了
時に次のアクティビティの割り当てが行われる。このと
き、アクティビティの担当者が次のアクティビティの処
理が可能かどうかの判断も行う。さらにプロセス管理プ
ログラム32は、プロセスの作成、アクティビティの割
り当て、プロセスの完了といったイベントが発生する度
に、その状況をワークフロー状況記憶部38に書き込ん
でいる。
【0036】クライアント要求管理プログラム33は、
操作用コンピュータ端末20を用いる担当者の要求を受
け付ける機能を有している。また、担当者に現在、割り
当てられている(処理可能ユーザまたは実行ユーザが担
当者になっている)アクティビティの一覧を提供する機
能や、担当者のアクティビティ終了要求を受け付け、そ
の旨をプロセス管理プログラム32へ送出する機能を備
えている。また、クライアント要求管理プログラム33
は、プロセス管理プログラム32から送出された次に処
理可能なアクティビティの詳細情報を受け、担当者に次
のアクティビティの連続処理を要求する機能を備えてい
る。尚、クライアント要求管理プログラム33は担当者
のユーザIDとプロセスIDをキーにして担当者と処理
対象を識別し、処理を行っている。
【0037】ユーザ管理プログラム34は、ワークフロ
ーシステムに参加できる担当者のコントロールを行って
いる。そのため、ユーザ情報記憶部39にはユーザ情報
が登録されており、ユーザ管理プログラム34は必要に
応じてユーザ情報記憶部39にアクセスしている。具体
的には、新たなユーザが操作用コンピュータ端末20を
用いてシステムに接続しようとする場合には、ユーザ管
理プログラム34では、ユーザの入力したIDおよびパ
スワードのチェックが行われる。また、ユーザ情報記憶
部39には、ユーザの属する組織(グループ)や、組織の
階層構造、ユーザの上司関係、ユーザの権限区分等の情
報が保存されている。これらの情報は、プロセス管理プ
ログラム32が次のアクティビティの処理可能者のデー
タを抽出し、現在の処理者が次のアクティビティを処理
可能かどうか判断する際に参照される。参照される情報
は、例えば、図1(a)に示されるようなワークフロー定
義のノードの属性(ノードの名前や実行ユーザ等)によっ
て異なっている。
【0038】次に、本実施の形態におけるワークフロー
システムの動作について説明する。図4は、登録済みの
プロジェクト「定義a」による申請処理のワークフロー
の一例を示した説明図である。図5は、ワークフローサ
ーバ30のワークフロー定義記憶部35およびデータ定
義記憶部36に予め登録された「定義a」の一例を示す
図である。ここでは、設計者により設計用コンピュータ
端末10を用いて設計されたプロジェクト「定義a」
が、あらかじめワークフローサーバ30のワークフロー
定義記憶部35およびデータ定義記憶部36に登録され
ていると仮定している。
【0039】図4に示すプロジェクト「定義a」におい
て、伝票の申請処理のワークフローが定義されている場
合を例に挙げて説明する。具体的には、ノードAとして
受付業務を、ノードBとして承認業務Bを、ノードCと
して承認業務Cを割り当てることができる。またこのよ
うな申請処理では、プロジェクト「定義a」は、例えば
申請処理の種類、具体例として休暇申請や出張申請等を
意味する定義IDである。
【0040】伝票の申請が行われると、プロジェクト
「定義a」のワークフローに従って処理が開始される。
まず、アクティビティとしてノードA(NodeA)が、実行
可能な担当者としてデータUserIDに代入されている人
(図5に示すように、担当者A)に割り当てられる。担当
者AがノードAを行おうとするとき、担当者Aの操作用
コンピュータ端末20の画面には図6に示すような処理
待ちアクティビティの一覧が表示される。図6では、
「No.」が個々の伝票に付されたプロセスIDを意味
し、「内容」がアクティビティを意味している。担当者
Aは一覧から、処理対象であるNo.a001(伝票申請の受
付)を選択すると、受付業務用として図7に示すような
伝票申請の受付の画面が表示される。担当者Aは図7に
示す画面において必要な処理を行い、承認か却下を選択
してノードAの処理を終了させる。
【0041】ノードAの処理が終了すると、図5に示す
ように「定義a」におけるノードAの次のアクティビテ
ィとしてノードB(NodeB)とノードC(NodeC)が登録さ
れており、これらが実行可能な状態となる。ノードBを
実行可能な担当者には、図8に示すような承認業務B用
の画面が示されノードAと同様にして図5に示す「定義
a」に基づいて処理される。ノードCについても同様に
処理される。
【0042】図5の「定義a」に示すように、ノードB
の実行可能な担当者は、担当者Aと担当者Bのどちらで
もよいと規定されている。以下に、「定義a」のアクテ
ィビティであるノードAの処理者と、ノードBの処理者
が、共に担当者Aが処理する場合を考慮した、ノードA
の処理の終了後のワークフローシステムの処理の流れに
ついて図9を参照しながら説明する。図9は、ワークフ
ローサーバ30における1つのノードの処理終了から、
そのノードの次に処理が可能なノードの処理開始までの
連続処理の流れを説明するフロー図である。
【0043】まず、図9に示すようにワークフローサー
バ30が担当者からのノードAの処理終了要求を受領す
ると(ステップS201)、ワークフローサーバ30はノ
ードAを含む図5に示すような「定義a」を参照する
(ステップS202)。そして、参照された「定義a」に
含まれるノードAの次に処理が可能なアクティビティで
あるノードBとノードCが、ノードAに続いて処理が可
能なものであるかを認識するため、連続処理待機時間t
1が0より大きいかどうかを判断する(ステップS20
3)。連続処理待機時間t1が0より大きい場合、次に処
理可能なアクティビティであるノードBおよびノードC
についての解析を行う(ステップS204)。一方、連続
処理待機時間t1が0の場合については解析は行わず、
後述のステップS208の処理が行われる。
【0044】次に、ノードAの次に処理可能なアクティ
ビティの解析が、連続処理待機時間t1内に終了したか
どうかの判断が行われる(ステップS205)。ここで、
ノードAについての連続処理待機時間t1は図5に示す
ように3秒であるので、3秒以内に解析が行われたかど
うか判断される。解析が、連続処理待機時間t1内に終
了しなかった場合、後述のステップS208の処理が行
われる。
【0045】一方、ステップS205において、解析が
連続処理待機時間t1内に終了した場合、解析内容は次
に処理可能なアクティビティを処理できる担当者のデー
タを含むので、これを基にノードBとノードCの担当者
がノードAの処理者でも可能かどうかが判断される(ス
テップS206)。ここで、図5に示すようにノードB
の処理は担当者Aであってもよいと規定されており、ノ
ードCの処理は担当者Cと規定されている。そこで、担
当者がノードAの処理者でもよいと判断されたノードB
について、次の処理可能なアクティビティとして、ノー
ドAと同じ処理者に対して処理の開始を要求して終了す
る(ステップS207)。一方、ノードCについては担
当者Cが実行可能者として定義されているので、ステッ
プS206ではノードAの処理者が処理できないと判断
され、後述のステップS208の処理が行われる。
【0046】さらにノードBを処理する場合、図5に示
すようにノードBには次のアクティビティは存在せず、
連続処理待機時間t1は0に設定されている。このよう
な場合、上述のステップS203において連続処理待機
時間t1は0以上ではないと判断され、ワークフローサ
ーバ30は、処理者が処理可能なアクティビティを抽出
して一覧を作成する(ステップS208)。そして、ワー
クフローサーバ30はその一覧を処理者の操作用コンピ
ュータ端末20に対して送出し、どのアクティビティを
処理するか処理者が選択するように要求処理を行い(ス
テップS209)、連続処理が終了する。尚、ステップ
S205、ステップS206において、"No"と判断され
た場合についても同様にステップS208、ステップS
209の処理が行われる。
【0047】次に、ノードAの終了後にノードBの開始
に到るまでの連続処理におけるワークフローサーバ30
の機能をさらに詳しく説明する。図10は、ノードAと
ノードBを連続して処理できる場合の処理の具体的な説
明図である。図11は、ノードAにおいて処理されたプ
ロセスの状態の一例を示した図である。
【0048】まず、担当者AがノードAの処理を終了す
る旨を操作用コンピュータ端末20に対して入力する
と、図10に示すように操作用コンピュータ端末20が
処理終了要求をワークフローサーバ30に対して行う。
すると、ワークフローサーバ30は、操作用コンピュー
タ端末20からの処理終了要求を受領するが、具体的に
は、図11に示すように、クライアント要求管理プログ
ラム実行部330において、定義ID、操作用コンピュ
ータ端末20を操作した処理者のUserID、アクティビ
ティのプロセスID、アクティビティの種類、データ等
を終了要求とともに受信する。すると、クライアント要
求管理プログラム実行部330から、アクティビティの
種類、データ等が処理終了要求としてプロセス管理プロ
グラム実行部320へ送出される。
【0049】次に、プロセス管理プログラム実行部32
0は、図11に示す定義IDとアクティビティの種類か
ら、プロジェクト管理プログラム実行部310へ定義の
参照を要求する。それに対してプロジェクト管理プログ
ラム実行部310は要求された定義を、ワークフロー定
義記憶部35に記憶された図5に示す「定義a」から抽
出し、プロセス管理プログラム実行部320へ返す。
【0050】このときプロセス管理プログラム実行部3
20へ送出された「定義a」には、図5に示すようにノ
ードAの次に処理されるアクティビティとノードAに関
する連続処理待機時間t1が含まれている。プロセス管
理プログラム実行部320は、この連続処理待機時間t
1をクライアント要求管理プログラム実行部330へ送
出し、ノードAの終了処理とともに、次に処理されるア
クティビティの解析を開始する。
【0051】連続処理待機時間t1を受信したクライア
ント要求管理プログラム実行部330は、連続処理待機
時間t1内の間は処理を行わずに待機状態となる。そし
て、プロセス管理プログラム実行部320によりノード
Aの終了処理とステップS204を解析する処理が終了
すると、プロセス管理プログラム実行部320はクライ
アント要求管理プログラム実行部330に対して、処理
完了通知を送出する。
【0052】図10に示すようにクライアント要求管理
プログラム実行部330は、連続処理待機時間t1内に
処理完了通知を受領すると、待機を止めて、プロセス管
理プログラム実行部320に対して連続処理対象一覧要
求を行う。それに対してプロセス管理プログラム実行部
320は、クライアント要求管理プログラム実行部33
0に対して連続処理対象一覧を送出する。
【0053】そしてクライアント要求管理プログラム実
行部330は、プロセス管理プログラム実行部320に
対して処理対象の処理開始要求を送出し、プロセス管理
プログラム実行部320は、クライアント要求管理プロ
グラム実行部330に対して処理待ち状態に入ったこと
を通知する。これは、ノードBは図5に示す「定義a」
に示されているように、実行可能担当者が担当者Aと担
当者Bのどちらも可能とされている。そこで、担当者A
がノードBの処理を開始することをワークフロー状況記
憶部38に書き込むことで、担当者BがノードBの処理
を開始することを防止することができる。
【0054】クライアント要求管理プログラム実行部3
30は、プロセス管理プログラム実行部320が処理待
ち状態に入ったことを受け、処理者の操作用コンピュー
タ端末20に対して次のアクティビティであるノードB
についての処理要求を行う。
【0055】上記のように、ノードAの終了後、ノード
Aの担当者AはそのままノードBの処理が可能である。
したがって、ノードAの担当者Aの操作用コンピュータ
端末20には、ノードAの終了後に直ちに図8に示すよ
うなノードBの承認業務用処理画面が表示されて、担当
者AはノードBをノードAに続けて処理ができる。その
結果、従来のようにノードAの処理終了後に図6に示す
ような一覧が表示されて処理対象を再度選択する、とい
った行為の必要がなく、担当者AのノードBの処理開始
が簡便なものとなり、操作性が向上する。
【0056】一方、次に処理可能なノードBについて処
理できない場合について説明する。図12は、ノードA
とノードBを連続して処理できない場合の処理の具体的
な説明図である。図12では、プロセス管理プログラム
実行部320がプロジェクト管理プログラム実行部31
0の定義を参照して、ノードAについての連続処理待機
時間t1をクライアント要求管理プログラム実行部33
0へ送出する時点まで、図10と同じ処理である。とこ
ろが図11では、終了処理(ノードAの終了処理と処理
されるアクティビティの解析)に時間がかかり、連続処
理待機時間t1以内に処理が終了していない。
【0057】この場合、クライアント要求管理プログラ
ム実行部330では、連続処理待機時間t1内にプロセ
ス管理プログラム実行部320からの処理完了通知を受
領しなかったことが認識され、その結果、クライアント
要求管理プログラム実行部330はプロセス管理プログ
ラム実行部320に対して処理対象一覧要求を行う。そ
れに対してプロセス管理プログラム実行部320は、処
理対象一覧をクライアント要求管理プログラム実行部3
30へ送出する。尚、プロセス管理プログラム実行部3
20において処理が終了していないため、当然この処理
対象一覧のアクティビティには、ノードBは含まれてい
ない。クライアント要求管理プログラム実行部330
は、受け取った処理対象一覧を処理者の操作用コンピュ
ータ端末20に送出するとともに、担当者に対して他の
処理対象を選択するように要求を行う。したがって、ノ
ードBを連続処理をしないことが決定した担当者は、他
の業務を行うことができる。
【0058】このように、本実施の形態では、ワークフ
ローシステムにおいてプロジェクト定義に連続処理待機
時間t1を予め設定することで、ワークフローサーバ3
0による処理が遅いときなどにおいて、担当者を不必要
に長時間にわたり待機させることもなく、連続処理を可
能とするための処理工程の存在により、業務の効率低下
を防止することができる。
【0059】尚、本実施の形態では、連続処理待機時間
1は特に設けなくてもよい。例えば、ワークフローサ
ーバ30が十分に処理できる場合や、その人物が連続し
て処理が可能である限り必ず同じ人物が処理をした方が
よいと思われるようなアクティビティについては、連続
処理待機時間t1は設定せず、連続処理が可能なときに
は必ず次のアクティビティの処理を担当者に対して要求
するようにしてもよい。
【0060】以上のように、本実施の形態のワークフロ
ーシステムでは、複雑なプログラミングをすることな
く、同じ担当者が同じプロセスIDを有する処理対象に
ついての複数のアクティビティを連続して効率的に処理
することを可能としている。同じ担当者による連続処理
は、連続処理待機時間t1を過ぎるか、実際の処理権限
がなくなるまで続けることができる。このように本実施
の形態のワークフローシステムでは、プロジェクト定義
とは独立して、アクティビティごとの担当者を状況に応
じてダイナミックに変更することが可能であり、例えば
各担当者の仕事の状況等に応じて適宜決めることができ
るので、処理を効率的に行うことができる。
【0061】特に、アクティビティごとに処理可能な担
当者を直接指定、関係指定、役職指定、ロール指定、グ
ループ指定など、柔軟に定義することができる。またこ
れらの定義はワークフローシステムの処理状況や仕事状
況や時に応じて変えることができる。例えば、ロール指
定の場合、通常はAさんをロールAとロールBに登録
し、忙しいときだけAさんはロールBに登録するといっ
たように定義することにより、ワークフローシステムに
おいて効率的な仕事配分を行うことができる。
【0062】また、ワークフローシステムの処理を、複
数のノードに細かく分割したとしても、処理効率の低下
を生じさせることなく、複数人による並行処理や同一人
による連続処理をノードごとにダイナミックに変更でき
るので、効率的なワークフローシステムを設計すること
ができる。
【0063】尚、以上述べた本実施の形態のワークフロ
ーシステムでは、プロセスの定義においてアクティビテ
ィの属性として「連続処理可能」が設定されているが、
ワークフローシステム全体として、またはプロジェクト
として、このような属性を設定し、全てのノードの処理
において次のノードは連続処理可能かどうかを判断する
ように設定することも可能である。また、本実施の形態
のワークフローシステムにおいては、プロセスデザイン
ツール等を用いて、適宜ダイナミックに属性を変更する
ことが可能である。
【0064】本実施の形態にて説明したワークフローを
実行するプログラムは、記憶媒体に格納されて販売等に
供されるが、この記憶媒体としては、これらの処理を実
行するためのプログラムが格納された、例えばCD−R
OM等の媒体が代表的なものである。また、プログラム
をネット等を介してダウンロードする態様にすることも
できる。この場合、プログラムの伝送装置における媒体
や、ダウンロードした後のハードディスク等の記憶媒体
も含まれる。これらの記憶媒体に格納されたプログラム
は、入力手段としての、例えばCD−ROMドライバに
よって読み取られることが可能である。その他、プログ
ラムの伝送装置として提供することもでき、例えば、イ
ンターネットに接続されたコンピュータ端末からのダウ
ンロード要求に応じて、本実施の形態を実現可能なプロ
グラムを供給できるインターフェイス手段(送信手段)を
備えていれば良い。これ以外にも、本発明の主旨を逸脱
しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択し
たり、他の構成に適宜変更することが可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワークフ
ローシステムによれば、複数の処理を同じ担当者が連続
して行う場合に、効率的に処理を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a),(b)は、対象業務における処理の流れを
示したプロジェクト(プロセス定義)を示した図である。
【図2】 本実施の形態が適用されたワークフローシス
テムの概略構成を示す図である。
【図3】 ワークフローサーバ30の概略構成を示した
説明図である。
【図4】 登録済みのプロジェクト「定義a」による申
請処理のワークフローの一例を示した説明図である。
【図5】 ワークフローサーバ30のデータ定義記憶部
36に予め登録された「定義a」の一例を示す図であ
る。
【図6】 担当者に示される処理待ちアクティビティの
一覧が表示された画面の図である。
【図7】 担当者に示される受付業務用の画面の図であ
る。
【図8】 担当者に示される承認業務B用の画面の図で
ある。
【図9】 1つのノードの処理の終了から、そのノード
の次に処理が可能なノードの処理の開始までの連続処理
の流れを説明するフロー図である。
【図10】 ノードAとノードBを連続して処理できる
場合の処理の具体的な説明図である。
【図11】 ノードAにおいて処理されたプロセスの状
態の一例を示した図である。
【図12】 ノードAとノードBを連続して処理できな
い場合の処理の具体的な説明図である。
【図13】 申請処理の流れを示す説明図である。
【図14】 図13に示す申請処理において処理者のコ
ンピュータに表示される従来の画面を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10…設計用コンピュータ端末、20…操作用コンピュ
ータ端末(情報処理端末)、30…ワークフローサーバ
(情報処理装置)、31…プロジェクト管理プログラ
ム、32…プロセス管理プログラム、33…クライアン
ト要求管理プログラム、34…ユーザ管理プログラム、
35…ワークフロー定義記憶部、36…データ定義記憶
部、37…プロセス記憶部、38…ワークフロー状況記
憶部、39…ユーザ情報記憶部、310…プロジェクト
管理プログラム実行部、320…プロセス管理プログラ
ム実行部、330…クライアント要求管理プログラム実
行部
フロントページの続き (72)発明者 大崎 博靖 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数のコンピ
    ュータ端末において、所定のワークフローに従って複数
    のユーザが業務を実行するためのワークフローシステム
    であって、 複数の業務の内容とその流れとを定めたワークフロー定
    義と、当該業務の処理が可能なユーザの情報とを記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記ユーザの情報に基づい
    て、所定の業務を処理した担当ユーザが当該所定の業務
    の処理終了が処理開始条件とされている次の業務を処理
    できるかどうかを判断する判断手段と、 を有することを特徴とするワークフローシステム。
  2. 【請求項2】 前記判断手段により前記担当ユーザが次
    の業務を処理できると判断された場合、当該担当ユーザ
    に次の業務の処理を要求する要求管理手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1記載のワークフローシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記業務についての連
    続処理待機時間を記憶し、 前記要求管理手段は、前記担当ユーザによる前記所定の
    業務の処理終了後、前記要求管理手段が当該所定の業務
    の前記連続処理待機時間中に当該担当ユーザが前記次の
    業務を処理できると判断した場合に、当該担当ユーザに
    前記次の業務の処理を要求すること特徴とする請求項2
    記載のワークフローシステム。
  4. 【請求項4】 複数のノードと当該ノード間を接続する
    パスで構成されるワークフロー定義を用いてワークフロ
    ーを管理するワークフローサーバと、当該ノードに割り
    当てられたアクティビティを実行するための操作用コン
    ピュータ端末と、をネットワークを介して接続したワー
    クフローシステムであって、 前記操作用コンピュータ端末は、アクティビティが終了
    したことに応じて、対応するノードについての処理終了
    要求を前記ワークフローサーバへ送出し、 前記ワークフローサーバは、前記処理終了要求がなされ
    た前記ノードと、前記ワークフロー定義に規定された次
    ノードとが、同一担当者による処理が可能である場合、
    当該担当者の前記操作用コンピュータ端末に対して当該
    次ノードの処理要求を行うことを特徴とするワークフロ
    ーシステム。
  5. 【請求項5】 前記ワークフロー定義は、複数のユーザ
    の集合体で前記ノードを処理できる担当者を定義するこ
    とを特徴とする請求項4記載のワークフローシステム。
  6. 【請求項6】 前記ワークフローサーバは、前記処理終
    了要求を受けた後、予め設定された連続処理待機時間内
    に前記次ノードを前記担当者に開始させるための準備が
    整った場合に、当該次ノードにおける処理の要求を行う
    ことを特徴とする請求項4記載のワークフローシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 ワークフロー定義を設計し、当該ワーク
    フロー定義を前記ワークフローサーバに送出する設計用
    コンピュータ端末が、ネットワークを介して当該ワーク
    フローサーバに接続されていることを特徴とする請求項
    4記載のワークフローシステム。
  8. 【請求項8】 ワークフローを実行する複数のコンピュ
    ータ端末に対してネットワークを介して接続される情報
    処理装置であって、 複数のノードとそれらを結ぶパスとで構成されたワーク
    フロー定義および当該ワークフロー定義で参照されるデ
    ータ定義をプロジェクトとして管理するプロジェクト管
    理手段と、 前記プロジェクト管理手段により管理される前記プロジ
    ェクトを用いて前記ワークフローの業務単位であるプロ
    セスを管理するプロセス管理手段と、 前記プロセス管理手段により管理される前記プロセスに
    基づいて前記コンピュータ端末に対してアクセスするユ
    ーザを管理するユーザ管理手段と、を備え、 前記プロセス管理手段は、コンピュータ端末によって所
    定のノードが処理された後、当該所定のノードに前記パ
    スによって結ばれている次ノードについて当該コンピュ
    ータ端末による連続処理が可能であるかどうかを判断
    し、前記ユーザ管理手段にその判断結果を出力すること
    を特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ユーザ管理手段は、前記判断結果が
    前記コンピュータ端末によって前記次ノードが連続して
    処理可能である場合、当該コンピュータ端末に対して前
    記次ノードの処理要求を送出することを特徴とする請求
    項8記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ユーザ管理手段は、前記判断結果
    が前記コンピュータ端末によって前記次ノードは連続し
    て処理不可能である場合、前記コンピュータ端末に対し
    て処理可能な対象の一覧を送出することを特徴とする請
    求項8記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 複数のノードと当該ノード間を接続す
    るパスからなるワークフロー定義に従ってワークフロー
    を管理する方法であって、 所定のノードに割り当てられたアクティビティを実行す
    る担当者に対して第1の処理画面を表示するステップ
    と、 前記第1の処理画面に基づく前記担当者による処理を受
    け付けるステップと、 前記所定のノードの終了が開始条件となっている他のノ
    ードに割り当てられたアクティビティが、当該所定のノ
    ードの担当者によって連続して実行可能である場合、前
    記他のノードを処理するための第2の処理画面を前記第
    1の処理画面に連続して表示するステップと、 を有することを特徴とするワークフローの管理方法。
  12. 【請求項12】 前記所定のノードの終了後、前記担当
    者によって前記他のノード以外の処理が行われる場合、
    当該担当者が処理可能な対象の一覧画面を表示するステ
    ップをさらに備えたことを特徴とする請求項11記載の
    ワークフローの管理方法。
  13. 【請求項13】 複数のコンピュータ端末がネットワー
    クを介して接続されるワークフローサーバにおけるワー
    クフローの管理方法であって、 前記ワークフローの業務であるノードの処理終了要求を
    外部から受領するステップと、 前記ノードの定義を参照するステップと、 前記ノードの処理終了が処理開始条件と定義されている
    次ノードを解析するステップと、 前記処理が終了したノードの処理者が前記次ノードの処
    理可能者であるか判断するステップと、 前記判断において前記処理可能者が前記処理者と同じで
    あると判断された場合に、前記ノードの前記処理者に対
    して前記次ノードの処理を要求するステップと、 を有することを特徴とするワークフローの管理方法。
  14. 【請求項14】 前記解析するステップにおいて、当該
    解析がノードの定義において予め設定された最大解析時
    間内に終了しなかった場合に、前記処理を要求するステ
    ップの代わりに、前記処理者に対して当該処理者が処理
    可能な処理対象を表示するステップを有することを特徴
    とする請求項13記載のワークフローの管理方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータに実行させるワークフロ
    ーを管理するためのプログラムであって、 前記プログラムは、 前記ワークフローの業務であるノードの処理終了要求を
    受領する受領手順と、 前記ノードの定義を参照する参照手順と、 前記ノードの処理終了が処理開始条件と定義されている
    次ノードを解析する解析手順と、 前記処理が終了したノードの処理者が前記次ノードの処
    理可能者であるか判断する判断手順と、 前記判断手段において前記処理可能者が前記処理者と同
    じであると判断された場合に、前記ノードの前記処理者
    に対して前記次ノードの処理を要求する要求手順と、を
    前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログ
    ラム。
  16. 【請求項16】 前記ノードの定義には、前記解析手順
    において解析が可能である最大解析可能時間が設定され
    ていることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. 【請求項17】 前記解析手順が前記最大解析時間内に
    終了しなかった場合には、前記要求手順の代わりに、前
    記処理者に対して当該処理者が処理可能な処理対象を表
    示する表示手順を実行させることを特徴とする請求項1
    6記載のプログラム。
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