JP2001155062A - ワークフロー到着予測システム、方法、および該方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

ワークフロー到着予測システム、方法、および該方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001155062A
JP2001155062A JP33541899A JP33541899A JP2001155062A JP 2001155062 A JP2001155062 A JP 2001155062A JP 33541899 A JP33541899 A JP 33541899A JP 33541899 A JP33541899 A JP 33541899A JP 2001155062 A JP2001155062 A JP 2001155062A
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Mototsugu Iwasa
元嗣 岩佐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークフローシステムの現在の状態を参照で
き、過去のログからワークフローの特性(処理に必要な
時間や遷移に必要な時間)をあらかじめ取得しているシ
ステムにおいて、ワークフロー上を遷移する案件の特定
のノードあるいはユーザへの到着件数を予測することを
実現し、ワークフローシステムのフローの予測の精度を
改善することを目的とする。 【解決手段】ワークフローシステムでの処理単位である
ノードにより構成されるビジネスプロセスに対して案件
を投入し、前記案件を前記ビジネスプロセスで定義され
た流れにしたがって前記ノードを移動させながら業務を
実行するワークフローシステムにおいて、案件の到着件
数を求めたいノードを指定し、案件の到着件数を求めた
い期間を指定し、ワークフローシステムの過去の処理デ
ータを解析して取得した各ノードでの処理状況に関する
解析結果を保持しておき、現時点でビジネスプロセス上
に存在する案件の現況、および前記解析結果に基づい
て、前記指定された期間内に前記指定されたノードに到
着する案件の件数を求めるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークフローシス
テムにおける案件の到着予測システム、方法、および該
方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体に関し、特に
特定の期間に到着する案件の予測方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、定型的な事務処理等の効率化およ
び電子データの自動配送のためのシステムとしてワーク
フローシステムがある。ワークフローシステムにおいて
は、予め定義されているビジネスプロセスの流れにした
がって電子的な書類が流れていくことで業務が実行され
るので、ユーザは次に誰にあるいはどこに書類を送付す
るのかについて意識する必要はない。従来のワークフロ
ーシステムにおいては、特開平11-143978号の記載のよ
うに、ビジネスプロセスで定義されている処理単位であ
るノード、ユーザ(作業者)、あるいはロールに、現在
何件の案件が有るのか表示することはできた。また、特
開平8-115368号の記載のように、ログデータを用いて、
所定のノードに何人のユーザが必要であるかを求めた
り、所定のノードに滞留している案件をどのユーザにど
のように分配するかを求めたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平11-14397
8号に記載の従来技術では、ユーザ、ロールおよびノー
ドに現在配布されている案件を表示することが可能であ
った。しかし、未来のある期間内に何件の案件がユーザ
のもとに配布されるのかを知ることは出来なかった。ま
た、特開平8-115368号に記載の従来技術では、ログデー
タを用いてノードに必要なユーザの人数を求めるために
業務のシミュレートを行なっているが、これは過去の記
録に基づいて求めているものであり、ワークフローシス
テムの現在の状態(各ノードに滞留している案件の個
数、案件がノードに到着した時間など)をもとに、将来
の特定時刻までに到着する案件の件数を算出することは
出来なかった。
【0004】本発明の目的は、ワークフローシステムが
所有しているデータを基に、将来の特定時刻までにノー
ドやユーザに何件の案件が到着するのかを通知すること
を可能とするワークフローシステムを実現することであ
る。本発明の他の目的は、一般のワークフローユーザに
ビジネスプロセス全体の情報を開示することなく、ログ
のデータを用いてある期間内に到着する案件の件数の予
測を行なうことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ワークフローシステムでの処理単位であ
るノードにより構成されるビジネスプロセスに対して案
件を投入し、前記案件を前記ビジネスプロセスで定義さ
れた流れにしたがって前記ノードを移動させながら業務
を実行するワークフローシステムにおいて、案件の到着
件数を求めたいノードを指定し、案件の到着件数を求め
たい期間を指定し、ワークフローシステムの過去の処理
データを解析して取得した各ノードでの処理状況に関す
る解析結果を保持しておき、現時点でビジネスプロセス
上に存在する案件の現況、および前記解析結果に基づい
て、前記指定された期間内に前記指定されたノードに到
着する案件の件数を求めるようにすることを特徴とす
る。
【0006】案件の件数を求める仕方は、前記指定され
たノードに先行して処理されるノードの一覧を作成し、
前記ノード一覧のノード毎に、該ノードに現在存在する
案件のすべてに対して、該案件が前記指定された期間内
に前記指定されたノードに到着するか否かを判定し、到
着する場合は到着案件数をカウントアップする処理を繰
り返し、前記指定された期間内に前記指定されたノード
に到着するすべての案件の件数を求めるようにすればよ
い。
【0007】また、本発明は、ワークフローシステムで
の処理単位であるノードにより構成されるビジネスプロ
セスに対して案件を投入し、前記案件を前記ビジネスプ
ロセスで定義された流れにしたがって前記ノードを移動
させながら業務を実行するとともに、各ノードに対して
そのノードにおける処理を行なうロールまたはユーザが
割り当てられているワークフローシステムにおいて、案
件の到着件数を求めたいロールまたはユーザを指定し、
案件の到着件数を求めたい期間を指定し、ワークフロー
システムの過去の処理データを解析して取得した各ノー
ドでの処理状況に関する解析結果を保持しておき、現時
点でビジネスプロセス上に存在する案件の現況、および
前記解析結果に基づいて、前記指定された期間内に前記
指定されたロールまたはユーザに到着する案件の件数を
求めるようにすることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0009】図1は、本発明に係るワークフロー到着予
測システムの概要を示すものである。本発明では、ワー
クフローシステム101の現時点での状態、そのワークフ
ローに登録してあるビジネスプロセスの定義情報である
BP定義情報102、および過去のワークフローのログの解
析結果である解析結果103を用いて、例えば104のよう
に、将来の特定の時刻までに所定ノードに到着する案件
の件数を予測する。
【0010】図2は、本発明の一実施形態に係るワーク
フローシステムの機能構成を示す。本システムは、LAN
およびWAN等で構成されるネットワーク204に、ワークフ
ロークライアント201,202、およびワークフローサーバ
203の複数のコンピュータを接続してなる。ワークフロ
ークライアント201,202は、案件制御209、ワークフロ
ー解析210、および予測データ処理211の各プログラムを
備え、ワークフローにおける案件の処理、および案件の
到着の予測を行う計算機である。ワークフローサーバ20
3は、WF定義情報205、および案件情報206を持ち、ワー
クフロー制御208により案件の処理・遷移等の制御を行
う。また、ワークフロークライアント201の予測データ
処理211からの要求に応じて、解析結果207のデータをネ
ットワーク204を通じてワークフロークライアント201へ
送信する。ワークフローの定義情報であるWF定義情報20
5は、ビジネスプロセスの定義情報であるBP定義情報
(図3)、ロール定義情報(図4)、ユーザ定義情報
(図5)、およびBP(ビジネスプロセス)情報(図6)
から構成される。案件情報(図7)は、ワークフローの
どの案件が現在どのノードにあってどのような状態にあ
るかなどを示す情報である。解析結果207は、処理時間
解析結果(図8)、配布実績解析結果(図9)、経路情
報解析結果(図10)、およびノード間平均遷移時間解
析結果(図11)から構成される。
【0011】図3は、図2のWF定義情報205の1つであ
るBP定義情報300の詳細を示すものである。BP定義情報3
00は、ビジネスプロセス内でユニークに設定されている
ノード識別子301、ノード名称302、ノードの種別を示す
種別303、入力ノード列304、出力ノード列305、ノード
に割り当てられているロールのロール識別子を示すロー
ル306、およびノードが定義されているビジネスプロセ
スを示すBP識別子307からなる。ノード種別303は「処
理」または「制御」の値をとる。ノード種別303には、
そのノードにおいて何らかの処理が行なわれるノードの
場合には「処理」が設定され、条件分岐等のワークフロ
ーの制御を行なうノードの場合には「制御」が設定され
る。
【0012】なお、図3および後述する図4〜図11の
各情報の内容は、図1の101に示したビジネスプロセス
の場合の例である。
【0013】図4は、図2のWF定義情報205の1つであ
るロール情報400の詳細を示すものである。ロール情報4
00は、ワークフローシステムにおいてユニークに設定さ
れるロール識別子401、そのロールの名称を示すロール
名称402、およびそのロールに所属するユーザのユーザ
識別子が1個以上設定されているユーザ列403からなる。
【0014】図5は、図2のWF定義情報205の1つであ
るユーザ情報500の詳細を示すものである。ユーザ情報5
00は、ワークフローシステム内でユニークに設定される
ユーザ識別子501、ワークフローシステムにおける当該
ユーザの権限を示すユーザ権限502、およびユーザ名称5
03からなる。ユーザ権限502には、「一般」または「管
理者」の2種類のうちの何れかが設定される。ユーザ権
限502が「一般」のユーザは、ユーザが所属するロール
に関連した情報等の限定された情報しか取得できない。
一方、ユーザ権限502が「管理者」のユーザは、ワーク
フローシステムの全ての情報を取得することができる。
【0015】図6は、図2のWF定義情報205の1つであ
るBP情報600の詳細を示すものである。BP情報600は、ワ
ークフローシステム内でユニークに設定されるBP識別子
601、ビジネスプロセス名称を示すBP名称602、およびビ
ジネスプロセスの状態を示す状態603からなる。状態603
は、「受付可」、「受付停止」、または「停止中」の3
つのうちの何れかの値をとる。状態603が「受付可」の
場合には、ビジネスプロセスは新規に案件を受け付ける
ことが出来る。状態603が「受付停止」の場合には、ビ
ジネスプロセスは新規に案件を受け付けることは出来な
いが、すでに受け付けた案件について処理は継続して行
なわれる。状態603が「停止中」の場合には、ビジネス
プロセスが新規に案件を受け付けることが出来ないだけ
でなく、すでに受け付けている案件の処理も停止され
る。
【0016】上述した図3〜図6のWF定義情報のうち、
図6の状態603以外の情報はビジネスプロセスが定義さ
れたときに予め設定しておく。状態603は、ワークフロ
ーシステムが動作するとき、ダイナミックに変わるビジ
ネスプロセスの状態が設定される。
【0017】図7は、図2の案件情報206の詳細を示す
ものである。案件情報206は、ワークフローシステム内
でユニークな識別子である案件識別子701、案件が投入
されたビジネスプロセスを示すBP識別子702、案件が現
在処理中あるいは処理待ちになっているノードのノード
識別子を示すノード703、案件の現在の処理状態を示す
状態704、案件が現在のノードに到着した時刻を示す到
着日時705、および案件が現在のノードで処理を開始さ
れた時刻を示す処理開始日時706からなる。
【0018】状態704は、「未処理」と「処理中」の2つ
の何れかの値を持つ。状態704が「未処理」の場合、当
該案件がノードに到着したがまだユーザによる処理が開
始されていないことを示す。状態704が「処理中」の場
合、当該案件が現在ユーザによって処理中であることを
示す。案件がビジネスプロセスに新規に受け付けられた
場合に、ワークフローシステムは、その案件にワークフ
ローシステム内でユニークな識別子を割り当て、案件情
報206に追加する。また、ユーザがビジネスプロセスか
ら案件を取り出して処理を開始した場合には、その案件
が取り出されたビジネスプロセスのBP識別子と取り出さ
れた案件の案件識別子を用いて、案件情報206から当該
取り出された案件を特定する。そして、その案件の状態
704を「未処理」から「処理中」に変更し、処理開始日
時706に現在の時刻を設定する。その後、処理が完了
し、その案件が次ノードに遷移した場合には、ノード70
3を遷移したノードのノード識別子に、状態704を「未処
理」に、到着日時705を現時刻に、処理開始日時706を未
設定に、それぞれ変更する。
【0019】図8は、図2の解析結果207の1つである処
理時間解析結果800の詳細を示すものである。処理時間
解析結果は、ノードを示すノード識別子801、ビジネス
プロセスを示すBP識別子802、そのノードで案件の処理
が開始してから終了するまでの平均時間を示す平均処理
時間803(単位は分)、およびそのノードに案件が到着し
てから次のノードに案件が遷移するまでの時間の平均を
示す平均滞留時間804(単位は分)からなる。
【0020】図9は、図2の解析結果207の1つである各
ノードでのユーザへの配布パターンを示す配布状況解析
結果900の詳細を示すものである。配布状況解析結果900
は、各ノードに到着した案件が、そのノードに割り当て
られたロールに所属するユーザに配布された割合(どの
ユーザにどれくらいの割合で案件が分配されたか)を示
す。配布状況解析結果900は、ビジネスプロセスを示すB
P識別子901、そのビジネスプロセス上のノードを示すノ
ード識別子902、およびそのノードに割り当てられたユ
ーザへの配布状況の解析結果を示す分配比率列903から
なる。分配比率列903は、一つまたは複数のユーザ識別
子904、および配布比率(%で表記)905の組み合せから
なる。
【0021】図10は、図2の解析結果207の1つである
経路情報解析結果1000の詳細を示すものである。経路情
報解析結果1000は、ビジネスプロセスを示すBP識別子10
01、そのビジネスプロセス内でユニークに割り当てられ
るパス識別子1002、そのパスの始点のノードを示すノー
ド識別子である始点ノード1003、そのパスの終点のノー
ドを示すノード識別子である終点ノード1004、およびそ
の始点ノードと終点ノードとの間に存在するノードの識
別子の列である中間ノード列1005から構成される。中間
ノード列1005には、0個以上のノード識別子が登録され
る。
【0022】図11は、図2の解析結果207の1つである
案件の処理ノード間の遷移に必要な時間を示すノード間
平均遷移時間解析結果1100の詳細を示す。ノード間平均
遷移時間情報1100は、ビジネスプロセスを示すビジネス
プロセス識別子1101、出発ノードを示す出発ノード識別
子1102、到着ノードを示す到着ノード識別子1103、およ
び遷移時間列1104からなる。遷移時間列1104は、出発ノ
ードから到着ノードまでの経路を示す通過経路列1006、
その通過経路列を通過した場合に遷移に必要な時間(過
去の実績)を示す遷移時間1105、およびその経路を通過
する割合を示す分配比1107からなる。なお、出発ノード
1102から到着ノード1103に到る経路が複数ある場合は、
それらに対応して、遷移時間列1104には複数組の遷移時
間1105、通過経路列1106、および分配比1107が設定され
る。例えば、図1の例ではノードA(Node0)からノード
F(Node5)に到る経路は2つあるので、図11の出発ノ
ードNode0から到着ノードNode5の遷移時間列1104には2
組のデータが記載されている。
【0023】上述した図8〜図11の情報は、ワークフ
ローのログデータを解析することにより予め求めて設定
しておく。
【0024】次に図12に示すノードの到着件数予測の
フローチャートを用いて、図2の予測データ処理211に
よりノードに到着する件数を予測する場合の処理の流れ
を説明する。
【0025】ステップ1201で、ワークフローシステムに
ログインする。ステップ1202で、到着する案件の数を予
測したいビジネスプロセスを選択する。詳しくは、まず
ユーザ情報500とステップ1201で入力したログインユー
ザ名称を用いて、ログインしたユーザのユーザ識別子50
1とユーザ権限502を取得する。取得したユーザ権限か
ら、そのユーザが選択することのできるビジネスプロセ
スの範囲を決定する。例えば、ユーザ権限502が「管理
者」の場合には、BP定義情報600の中の状態603が「受付
中」および「受付停止」のビジネスプロセスのBP識別子
601「BP1、BP2」およびBP名称602「旅費清算、備品発
注」を取得する。取得したビジネスプロセスから1つの
ビジネスプロセスを選択する。
【0026】次にステップ1203で、到着する案件の数を
予測したいノードを選択する。例えば前記のステップ12
02でビジネスプロセスBP1が選択されたとすると、その
選択されたビジネスプロセスのBP識別子「BP1」とBP定
義情報300のBP識別子307、種別303、ノード識別子301、
およびノード名称302を用いて、選択されたビジネスプ
ロセス「BP1」に含まれるノードのうちノードの種別が
「処理」であるノードのノード識別子「Node0」、「Nod
e2」、......、および「Node7」とそのノード名称「ノ
ードA」、「ノードC」、......、および「ノードG」を
取得する。ユーザは、取得したノードの中から予測した
い1つのノードを選択する。
【0027】次にステップ1204で、期間を設定する。こ
れは、ユーザにより、案件の到着する件数を予測する期
間を設定する処理である。
【0028】ステップ1205で、ノードに到着する案件数
を算出する。すなわち、前記のステップ1202,1204で取
得したビジネスプロセス識別子「BP1」、ノード識別子
「Node5」、および期限「1999/06/15 17:00」を用い
て、指定されたビジネスプロセスの指定されたノードに
指定された期限までに、到着する案件の件数を予測す
る。この処理については、後に詳しく説明する。
【0029】次に、ステップ1206で、ステップ1205で得
られた結果を表示する。ステップ1207で、ワークフロー
システムからログアウトする。
【0030】図20は、図12のステップ1205で、選択
されたノードに到着する件数を予測する場合の大まかな
流れを示す。前処理ステップ2001では、対象となる案件
を抽出し、ステップ2002では、案件の現在の状態から、
選択されたノードに到着する時刻を計算する。ステップ
2003では、その結果と期限を比較し、その案件が期
限内に到着するならば、ステップ2004で到着件数に1を
加算する。この処理を全案件について繰り返し(ステッ
プ2005)、期限内にノードに到着する案件の件数を求め
る。
【0031】図13に、図12のステップ1205のノード
に到着する件数を算出する処理のフローチャートを示
す。図13の処理は、図20の流れをさらに詳しくした
ものである。
【0032】まずステップ1301で時間を求める。これ
は、現在の時刻を求める処理である。この時刻を基準に
して、今後の案件の到着時刻を算出する。次に、ステッ
プ1302で、前処理ノード一覧を作成する。これは前記の
ステップ1203で選択されたノード識別子とBP定義情報30
0の入力ノード列304から、選択されたノードに先行して
処理されるノードの一覧である前処理ノード一覧を作成
するものである。上述のようにビジネスプロセス識別子
「BP1」、およびノード識別子「Node5」が選択されたと
きには、先行するノードを示す前処理ノード一覧は「No
de0, Node1, Node2, Node3, Node4」になる。
【0033】次にステップ1303では、ステップ1302で作
成したノード一覧から1つのノードを取り出す。ステッ
プ1304では、そのノードの案件一覧を作成する。これ
は、前記のステップ1303で取り出したノード識別子とビ
ジネスプロセスのBP識別子と図7の案件情報206から、
そのノードが保持する「未処理」および「処理中」の案
件の一覧を作成する処理である。
【0034】次にステップ1305で、その案件一覧から案
件を1件取り出す。具体的には前記のステップ1304で作
成した案件一覧から案件の案件識別子を取り出す。
【0035】ステップ1306で、当該案件の到達時刻を計
算する。この処理は、以下のようなものである。まず、
BP識別子と前記のステップ1305で取り出した案件識別子
と案件情報206からその案件の状態704を取得する。案件
の処理状態が「未処理」の場合には、図8の処理時間解
析結果800から案件の当該ノードにおける平均滞留時間8
04を取得し、図7の案件情報206から到着日時705を取得
する。取得した到着日時に取得した平均滞留時間を加え
た時刻を、この案件のこのノードでの処理完了時刻とす
る。また、案件の処理状態が「処理中」の場合には、図
8の処理時間解析結果800から、この案件の当該ノード
における平均処理時間803を取得し、図7の案件情報206
から処理開始日時706を取得する。取得した処理開始日
時に取得した平均処理時間を加えた時刻を、この案件の
このノードでの処理完了時刻とする。また、ステップ13
03で選択されたノードを出発ノードとし、到着を予測す
るノードを到着ノードとして、図11のノード間平均遷
移時間解析結果1100の遷移時間列1104から、この案件が
遷移するのに必要な時間である遷移時間1105を取得す
る。このとき、遷移時間列1104に複数の経路が設定され
ている場合には、分配比1107を用いてその経路を通過す
るかを決定し、その経路における遷移時間1105を取得す
る。処理完了時刻に遷移時間を加えた時刻が、この案件
が到着を予測するノードに到着する時刻となる。
【0036】次にステップ1307で、期限内に到着するか
否か判定する。すなわち、前記のステップ1306で求めた
到着時刻が、ステップ1301で設定した期限以前ならば、
ステップ1308を実行する。また、ステップ1301で設定し
た期限以降ならば、ステップ1309を実行する。
【0037】ステップ1308では、到着案件数に1を加え
る。ステップ1309では、案件一覧から当該案件を削除す
る。ステップ1310では、案件一覧が空になったか否か判
定する。案件一覧が空であるならば、ステップ1311に進
む。そうでないときは、案件一覧内の案件について処理
を続けるため、ステップ1305に戻る。ステップ1311で
は、ノード一覧から当該ノードを削除する。ステップ13
10では、ノード一覧が空になったか否か判定する。ノー
ド一覧が空であるならば、処理を終了する。ノード一覧
が空でなければ、ステップ1303に戻ってノード一覧内の
ノードに対して処理を続行する。
【0038】以上の図12および図13の処理により、
指定した期限までに指定したノートに到着する案件の数
を予測することができる。
【0039】次に、図14に示す到着件数予測のフロー
チャートを用いて、ロールに到着する件数を予測する場
合の処理の流れを説明する。
【0040】ステップ1401で、ワークフローシステムに
ログインする。ステップ1402で、到着する案件の数を予
測したいロールを選択する。詳しくは、まずユーザ情報
500とステップ1401で入力したログインユーザ名称を用
いて、ログインしたユーザのユーザ識別子501とユーザ
権限502を取得する。取得したユーザ権限から選択でき
るロールの範囲を変更する。例えば、ユーザ権限が「管
理者」の場合には、ロール情報600の全てのロールを取
得する。ユーザ権限が「一般」の場合には、ログインユ
ーザのユーザ名称とロール情報400のユーザ列403から、
そのログインユーザが所属するロールのロール識別子と
ロール名称をすべて取得する。取得したロール一覧の中
から、ログインユーザが予測したいロールを1つ指定す
る。
【0041】次にステップ1403で、ビジネスプロセス一
覧を作成する。前記のステップ1402で選択されたロール
識別子とBP定義情報300のロール306およびBP識別子307
を用いて、選択されたロールが含まれるビジネスプロセ
スの一覧を作成する。ステップ1404で、案件の到着する
件数を予測する期間を設定する。
【0042】次にステップ1405では、ステップ1403で作
成したビジネスプロセスの一覧からビジネスプロセスを
1つ取り出す。ステップ1406では、前記のステップ1402
で選択されたロールとBP定義情報300を用いて、ステッ
プ1405で取り出されたビジネスプロセス中のノードの中
から、選択されたロールが定義されているノードを取得
し、ノード一覧を作成する。
【0043】ステップ1407で、ノード一覧からノードを
1つ取り出す。ステップ1408では、ステップ1405、1407
で取り出されたビジネスプロセス、ノード識別子、およ
びノード識別子とステップ1404で入力した期間を用い
て、指定されたビジネスプロセスの指定されたノードに
指定された期間までに到着する案件の件数を予測する。
このステップ1408の処理の詳細は、図13で説明したの
と同様である。ステップ1409で、累計にステップ1408で
算出した案件数を加える。ステップ1410で、調査したノ
ードをノード一覧から削除する。ステップ1411で、ノー
ド一覧が空であるか否か判定する。空であるならば、ス
テップ1412に進む。ノード一覧が空でなければ、ステッ
プ1407に戻って、ノード一覧内のノードについて処理を
続ける。
【0044】次にステップ1412で、ビジネスプロセス一
覧から調査したビジネスプロセスを削除する。ステップ
1413で、ビジネスプロセス一覧が空であるか否か判定す
る。空であるならば、ステップ1414に進む。ビジネスプ
ロセス一覧が空でなければ、ステップ1405に戻って、ビ
ジネスプロセス一覧内のビジネスプロセスについて処理
を続行する。
【0045】ステップ1414では、ステップ1409で累計し
た案件数を表示する。ステップ1415で、ログアウトによ
り処理終了する。
【0046】以上の図14の処理により、指定した期限
までに指定したロールに到着する案件の数を予測するこ
とができる。
【0047】次に、図15に示す到着件数予測のフロー
チャートを用いて、選択したユーザに到着する案件の件
数を予測する場合の処理の流れを説明する。
【0048】ステップ1501で、ワークフローシステムに
ログインする。ステップ1502で、到着する案件の数を予
測したいユーザを選択する。詳しくは、まずユーザ情報
500とステップ1501で入力したログインユーザ名称を用
いて、ログインしたユーザのユーザ識別子501とユーザ
権限502を取得する。取得したユーザ権限から、そのユ
ーザが選択することのできるユーザの範囲を決定する。
例えば、ユーザ権限が「管理者」の場合には、ユーザ情
報500に登録されている全てのユーザをユーザ一覧とし
て取得する。当該ユーザは、取得されたユーザ一覧の中
から1つのユーザを選択する。ユーザ権限が「一般」の
場合には、自動的にログインユーザを選択する。
【0049】次にステップ1503で、ロール一覧を作成す
る。前記のステップ1502で選択されたユーザ識別子とロ
ール情報400のユーザ列403を用いて、選択されたユーザ
が含まれる全てのロールを取得し、そのロール一覧を作
成する。ステップ1504では、到着案件の件数を予測する
期間を設定する。
【0050】次にステップ1505で、ステップ1503で作成
したロール一覧とステップ1504で設定された期間を用い
て、選択されたユーザに到着する案件の件数を算出す
る。この処理については、後に詳述する。ステップ1506
では、ステップ1505の結果を表示する。ステップ1507
で、ログアウトする。
【0051】図16に、ステップ1505の詳細なフローチ
ャートを示す。ステップ1601では、取得したロール一覧
からロールを1つ取り出す。ステップ1602で、前記のス
テップ1601で取り出されたロールのロール識別子、BP定
義情報300のロール306、およびBP識別子307を用いて、
取り出されたロールが含まれるビジネスプロセスの一覧
を作成する。
【0052】次に、ステップ1603で、そのビジネスプロ
セスの一覧からビジネスプロセスを1つ取り出す。ステ
ップ1604で、前記のステップ1601で取り出されたロール
識別子とBP定義情報300を用いて、ステップ1603で取り
出されたビジネスプロセス中のノードの中から、取り出
されたロールが定義されているノードをすべて取得し、
ノード一覧を作成する。
【0053】ステップ1605で、ノード一覧からノードを
取り出す。ステップ1606では、ステップ1603,1605で取
り出されたビジネスプロセス、ノード、および指定され
た期間を用いて、指定されたビジネスプロセスの指定さ
れたノードに指定された期間までに、到着する案件の件
数を予測する。このステップ1606は、図12のステップ
1205(図13)と同様の処理である。本ステップにおい
て算出された案件数は、ステップ1605で取り出したノー
ドに配布される案件数である。またステップ1603,1605
で取り出されたビジネスプロセス、ノード、およびユー
ザを用い、さらに分配実績解析結果900の分配比率列903
を用いて、このノードにおける案件の配分を予測し、何
件の案件が当該ユーザに配布されるかを計算する。
【0054】ステップ1607では、累計(累積案件数)に
ステップ1606で算出した案件数を加える。ステップ1608
で、調査したノードをノード一覧から削除する。次にス
テップ1609で、ノード一覧が空であるか否か判定する。
空であるならば、ステップ1610に進む。ノード一覧が空
でなければ、ステップ1605に戻って、ノード一覧中のノ
ードについて処理を続ける。
【0055】次にステップ1610で、ビジネスプロセス一
覧から、調査したビジネスプロセスを削除する。ステッ
プ1611で、ビジネスプロセス一覧が空であるか否か判定
する。空であるならば、ステップ1612に進む。ビジネス
プロセス一覧が空でなければ、ステップ1603に戻って、
ビジネスプロセス一覧中のビジネスプロセスについて処
理を続行する。次にステップ1612で、ロール一覧から調
査したロールを削除する。ステップ1613で、ロール一覧
が空であるか否か判定する。空であるならば、ステップ
1614で処理終了する。ロール一覧が空でなければ、ステ
ップ1601に戻って、ロール一覧内のロールについて処理
を続行する。
【0056】図17は、本実施形態におけるワークフロ
ーの到着予測システムの画面の一例を示し、特に、BP名
1707とノード名1708と期間1705とを指定して予測を行な
った場合の画面例を示す。到着予測画面1700は、ビジネ
スプロセス定義と予測結果を表示する結果表示領域170
1、入力データを入力するデータ入力領域1702、予測処
理の実行を指示するための実行ボタン1703、および全て
の処理を終了することを指示するための終了ボタン1704
で構成される。データ入力領域1702は、予測する期間を
入力するテキストフィードである期間1705、予測が実行
された場合にその時刻が表示される予測時刻1706、予測
のために必要なビジネスプロセス名称を選択するBP名コ
ンボボックス1707、ノード名称を選択するノード名コン
ボボックス1708、ロール名称を選択するロール名コンボ
ボックス1709、およびユーザ名称を選択するユーザ名コ
ンボボックス1710からなる。予測の結果として、結果表
示領域1701のノードFの部分に「予測到着件数:15
件」と表示されている。
【0057】図18に、図17のロール名コンボボック
ス1709でロールを指定して予測の実行ボタン1703をオン
した場合の画面の一例を示す。到着予測画面1800は、ビ
ジネスプロセス定義と予測結果を表示する結果表示領域
1801、入力データを入力するデータ入力領域1802、予測
を行なう実行ボタン1803、および全ての処理を終了する
終了ボタン1804で構成される。データ入力領域1802は、
予測する期間を入力するテキストフィードである期間18
05、予測が実行された場合にその時刻が表示される予測
時刻1806、予測のために必要なビジネスプロセス名称を
選択するBP名コンボボックス1807、ノード名称を選択す
るノード名コンボボックス1808、ロール名称を選択する
ロール名コンボボックス1809、およびユーザ名称を選択
するユーザ名コンボボックス1810からなる。
【0058】ロールに到着する件数を予測する場合に
は、ロール名1809のみの指定による予測が可能であり、
BP名1807の指定が省略された場合には、指定されたロー
ルが関連する全てのビジネスプロセスを対象に案件の到
着の予測が行なわれる。結果表示領域1801には、ロール
名1809で指定されたロールを含む指定されたBP名、指定
されたロールが割り当てられているノード名、指定され
たロールに登録されているユーザ名、およびそれらの各
ユーザに配布される案件数の列を持つ表が、予測の結果
として表示される。なお、図18のような表形式で表示
する場合は、各BP、ノード、およびユーザ毎に到着件数
を累算しておけばよい。
【0059】図19に、図17のユーザ名コンボボック
ス1710でユーザ名を指定して予測の実行ボタン1703をオ
ンした場合の画面の一例を示す。到着予測画面1900は、
ビジネスプロセス定義と予測結果を表示する結果表示領
域1901、入力データを入力するデータ入力領域1902、予
測を行なう実行ボタン1903、および全ての処理を終了す
る終了ボタン1904で構成される。データ入力領域1902
は、予測する期間を入力するテキストフィールドである
期間1905、予測が実行された場合にその時刻が表示され
る予測時刻1906、予測のために必要なビジネスプロセス
名称を選択するBP名コンボボックス1907、ノード名称を
選択するノード名コンボボックス1908、ロール名称を選
択するロール名コンボボックス1909、およびユーザ名称
を選択するユーザ名コンボボックス1910からなる。
【0060】ユーザに到着する件数を予測する場合に
は、ユーザ名1910のみの指定による予測が可能であり、
BP名1907の指定が省略された場合には、指定されたユー
ザが関連する全てのビジネスプロセスを対象に案件の到
着の予測が行なわれる。予測結果を表示する結果表示領
域1901には、ビジネスプロセス毎のタブが作成され、タ
ブを指定することにより、各ビジネスプロセス毎にその
ユーザに到着する案件数が表示される。また、各ビジネ
スプロセス毎の案件数とともに、全ビジネスプロセスで
そのユーザに到着する案件数も同時に表示される。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
過去の実績あるいはログ情報を解析した結果とワークフ
ローシステムの状態を踏まえた案件の到着予想を行なう
ことができるので、より精度の高い予測を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係るワークフローシステム
の構成図を示す図である。
【図3】本実施形態におけるBP定義情報の詳細を示す図
である。
【図4】本実施形態におけるロール情報の詳細を示す図
である。
【図5】本実施形態におけるユーザ情報の詳細を示す図
である。
【図6】本実施形態におけるBP情報の詳細を示す図であ
る。
【図7】本実施形態における案件情報の詳細を示す図で
ある。
【図8】本実施形態における処理時間解析結果の詳細を
示す図である。
【図9】本実施形態における配布実績解析結果の詳細を
示す図である。
【図10】本実施形態における経路情報解析脚気の詳細
を示す図である。
【図11】本実施形態におけるノード間平均遷移時間解
析結果の詳細を示す図である。
【図12】本実施形態におけるノードに到着する案件数
を予測する処理のフローチャートである。
【図13】本実施形態におけるノードに到着する案件数
を計算する処理のフローチャートである。
【図14】本実施形態におけるロールに到着する案件数
を予測する処理のフローチャートである。
【図15】本実施形態におけるユーザに到着する案件数
を予測する処理のフローチャートである。
【図16】本実施形態におけるユーザに到着する案件数
を計算する処理のフローチャートである。
【図17】本実施形態における画面の一例を示す図であ
る。
【図18】ロールを指定して予測を行なった場合の画面
の一例を示す図である。
【図19】ユーザを指定して予測を行なった場合の画面
の一例を示す図である。
【図20】ノードに到着する件数を予測する大まかな流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101…ワークフローシステム、102…BP定義情報、103…
解析結果、104…予測結果、、201,202…ワークフロー
クライアント、203…ワークフローサーバ、204…ネット
ワーク、205…WF定義情報、206…案件情報、207…解析
結果、208…ワークフロー制御、209…案件制御、210…
ワークフロー解析、211…予測データ処理。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークフローシステムでの処理単位である
    ノードにより構成されるビジネスプロセスに対して案件
    を投入し、前記案件を前記ビジネスプロセスで定義され
    た流れにしたがって前記ノードを移動させながら業務を
    実行するワークフローシステムにおける案件の到着予測
    システムであって、 案件の到着件数を求めたいノードを指定する手段と、 案件の到着件数を求めたい期間を指定する手段と、 ワークフローシステムの過去の処理データを解析して取
    得した各ノードでの処理状況に関する解析結果を保持す
    る手段と、 現時点でビジネスプロセス上に存在する案件の現況、お
    よび前記解析結果に基づいて、前記指定された期間内に
    前記指定されたノードに到着する案件の件数を求める手
    段とを備えたことを特徴とするワークフロー到着予測シ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のワークフロー到着予測シ
    ステムにおいて、 前記案件の件数を求める手段は、前記指定されたノード
    に先行して処理されるノードの一覧を作成し、前記ノー
    ド一覧のノード毎に、該ノードに現在存在する案件のす
    べてに対して、該案件が前記指定された期間内に前記指
    定されたノードに到着するか否かを判定し、到着する場
    合は到着案件数をカウントアップする処理を繰り返し、
    前記指定された期間内に前記指定されたノードに到着す
    るすべての案件の件数を求めるものであることを特徴と
    するワークフロー到着予測システム。
  3. 【請求項3】ワークフローシステムでの処理単位である
    ノードにより構成されるビジネスプロセスに対して案件
    を投入し、前記案件を前記ビジネスプロセスで定義され
    た流れにしたがって前記ノードを移動させながら業務を
    実行するとともに、各ノードに対してそのノードにおけ
    る処理を行なうロールまたはユーザが割り当てられてい
    るワークフローシステムにおける案件の到着予測システ
    ムであって、 案件の到着件数を求めたいロールまたはユーザを指定す
    る手段と、 案件の到着件数を求めたい期間を指定する手段と、 ワークフローシステムの過去の処理データを解析して取
    得した各ノードでの処理状況に関する解析結果を保持す
    る手段と、 現時点でビジネスプロセス上に存在する案件の現況、お
    よび前記解析結果に基づいて、前記指定された期間内に
    前記指定されたロールまたはユーザに到着する案件の件
    数を求める手段とを備えたことを特徴とするワークフロ
    ー到着予測システム。
  4. 【請求項4】ワークフローシステムでの処理単位である
    ノードにより構成されるビジネスプロセスに対して案件
    を投入し、前記案件を前記ビジネスプロセスで定義され
    た流れにしたがって前記ノードを移動させながら業務を
    実行するワークフローシステムにおける案件の到着予測
    方法であって、 案件の到着件数を求めたいノードを指定するステップ
    と、 案件の到着件数を求めたい期間を指定するステップと、 ワークフローシステムの過去の処理データを解析して取
    得した各ノードでの処理状況に関する解析結果、および
    現時点でビジネスプロセス上に存在する案件の現況に基
    づいて、前記指定された期間内に前記指定されたノード
    に到着する案件の件数を求めるステップとを備えたこと
    を特徴とするワークフロー到着予測方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のワークフロー到着予測方
    法において、 前記案件の件数を求めるステップは、前記指定されたノ
    ードに先行して処理されるノードの一覧を作成し、前記
    ノード一覧のノード毎に、該ノードにある案件のすべて
    に対して、該案件が前記指定された期間内に前記指定さ
    れたノードに到着するか否かを判定し、到着する場合は
    到着案件数をカウントアップする処理を繰り返し、前記
    指定された期間内に前記指定されたノードに到着するす
    べての案件の件数を求めることを特徴とするワークフロ
    ー到着予測方法。
  6. 【請求項6】ワークフローシステムでの処理単位である
    ノードにより構成されるビジネスプロセスに対して案件
    を投入し、前記案件を前記ビジネスプロセスで定義され
    た流れにしたがって前記ノードを移動させながら業務を
    実行するとともに、各ノードに対してそのノードにおけ
    る処理を行なうロールまたはユーザが割り当てられてい
    るワークフローシステムにおける案件の到着予測方法で
    あって、 案件の到着件数を求めたいロールまたはユーザを指定す
    るステップと、 案件の到着件数を求めたい期間を指定するステップと、 ワークフローシステムの過去の処理データを解析して取
    得した各ノードでの処理状況に関する解析結果を保持す
    るステップと、 現時点でビジネスプロセス上に存在する案件の現況、お
    よび前記解析結果に基づいて、前記指定された期間内に
    前記指定されたロールまたはユーザに到着する案件の件
    数を求めるステップとを備えたことを特徴とするワーク
    フロー到着予測方法。
  7. 【請求項7】ワークフローシステムでの処理単位である
    ノードにより構成されるビジネスプロセスに対して案件
    を投入し、前記案件を前記ビジネスプロセスで定義され
    た流れにしたがって前記ノードを移動させながら業務を
    実行するワークフローシステムにおける案件の到着予測
    プログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記到着予測プログラムは、 案件の到着件数を求めたいノードを指定するステップ
    と、 案件の到着件数を求めたい期間を指定するステップと、 ワークフローシステムの過去の処理データを解析して取
    得した各ノードでの処理状況に関する解析結果、および
    現時点でビジネスプロセス上に存在する案件の現況に基
    づいて、前記指定された期間内に前記指定されたノード
    に到着する案件の件数を求めるステップとを備えたこと
    を特徴とする到着予測プログラムを記憶した記憶媒体。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の到着予測プログラムを記
    憶した記憶媒体において、 前記案件の件数を求めるステップは、前記指定されたノ
    ードに先行して処理されるノードの一覧を作成し、前記
    ノード一覧のノード毎に、該ノードにある案件のすべて
    に対して、該案件が前記指定された期間内に前記指定さ
    れたノードに到着するか否かを判定し、到着する場合は
    到着案件数をカウントアップする処理を繰り返し、前記
    指定された期間内に前記指定されたノードに到着するす
    べての案件の件数を求めるものであることを特徴とする
    到着予測プログラムを記憶した記憶媒体。
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