JPH08329151A - ワークフローシステムの制御方法 - Google Patents

ワークフローシステムの制御方法

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JPH08329151A
JPH08329151A JP13430895A JP13430895A JPH08329151A JP H08329151 A JPH08329151 A JP H08329151A JP 13430895 A JP13430895 A JP 13430895A JP 13430895 A JP13430895 A JP 13430895A JP H08329151 A JPH08329151 A JP H08329151A
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JP
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workflow
management table
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JP13430895A
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Manabu Minoya
学 美濃谷
Katsunari Tsuri
克成 釣
Hiroshi Kuwabara
宏 桑原
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Hitachi Ltd
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    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/04Forecasting or optimisation specially adapted for administrative or management purposes, e.g. linear programming or "cutting stock problem"

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  • Tourism & Hospitality (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークフローシステムにおいて効率かつ柔軟
な作業分担を図る。 【構成】 ノード情報管理テーブル200、トランザク
ション管理テーブル300、分割・結合情報管理テーブ
ル400の各々にアクセスするノード管理部505、ト
ランザクション管理部506、データ管理部507をワ
ークフロー制御エンジン503に設け、マンマシン部5
02を介して、システム構築者501が回覧データの分
割や結合に関する各種情報を定義し、ワークフロー制御
エンジン503にネットワーク508、アプリケーショ
ン504を介してアクセスする作業者500には、ノー
ド情報管理テーブル200、トランザクション管理テー
ブル300、分割・結合情報管理テーブル400にて予
め定義されたデータが回覧されるとともに、作業者50
0によるノード情報管理テーブル200、トランザクシ
ョン管理テーブル300、分割・結合情報管理テーブル
400の再定義を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークフローシステム
の制御技術に関し、特に、小規模なグループ間や大規模
な部署間で、作業を電子的に移動させるワークフローシ
ステムの制御に適用して有効な技術関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、保険・金融業における審査シ
ステム、製造業における受注−出荷システム、伝票審査
業務、共同設計業務等のように、産業分野には、多数の
作業者の参加によってデータの入力、編集や認証、管理
等を遂行する作業形態が存在する。そして、最近では、
このような作業形態をコンピュータネットワークを介し
て遂行させることにより、たとえば書類等の削減や排
除、さらには作業完遂までの時間短縮、作業工数の削減
を図る、いわゆるワークフローシステムが用いられるに
至っている。
【0003】従来、上述のようなワークフローシステム
では、同一データを各作業者にそのまま回覧・処理させ
ることが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
技術では回覧処理されるデータが分割できなかったた
め、個々の作業者は、たとえば自己に回覧されて来たデ
ータの中から、別の作業者が処理したほうが効率が良い
と思われるデータを発見した場合でも、即座に適切な担
当者に引き渡す等の柔軟な処理を行うことができず、結
果的に作業効率が低下していた。
【0005】また、多数の作業者にデータの内容が全て
一律に回覧されて開示されるため、たとえば、データの
種類に応じて、作業者の組織内における順位等の情報に
基づいてデータ内容の開示範囲を予め制限する等の操作
ができないため、データのセキュリティの管理に不便で
あった。
【0006】なお、情報処理システムにおけるデータの
分離や結合に関しては、たとえば特開平6−13139
5号公報に開示される技術が知られているが、この技術
では、ファイル内のレコード属性でのパラメータに基づ
いて結合ファイルおよび被結合ファイル間のデータを比
較し、データの一致するレコードのみをファイル結合の
対象として確定する、という操作を行うことにより、結
合/分離ファイルを短時間に生成しようとするものであ
り、前述のようなワークフローシステムを流れるデータ
の結合や分離に関する技術課題の認識は見られない。
【0007】本発明の目的は、ワークフローシステムに
おいて効率かつ柔軟な作業分担を実現させることが可能
なワークフローシステムの制御技術を提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、複数の作業者に回覧
されるデータに関するセキュリティの向上を実現するこ
とが可能なワークフローシステムの制御技術を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報ネットワ
ークを介して複数の作業者にデータを回覧することによ
り、事前に定義された作業を遂行するワークフローシス
テムにおいて、ワークフローシステムの管理者や個々の
作業者が、ワークフローシステム中で処理されるデータ
に対して、分割および結合情報の少なくとも一方を随
時、定義し、定義に基づいて、個々の作業者に配付され
るデータの結合および分割処理の少なくとも一方を自動
的に行うようにしたものである。
【0010】また、作業実行者が、随時、ワークフロー
システム中の他の作業実行者の業務進行状態と分割また
は結合されたデータを把握する手段を備えたものであ
る。
【0011】また、ワークフローシステムの各作業者の
処理により増減する書類に、自動的に通し番号を付ける
ようにしたものである。
【0012】また、複数のルートから送られてくるデー
タの中から、任意のデータを選択できるようにしたもの
である。
【0013】
【作用】本発明によれば、作業開始前にデータの分割・
統合情報をあらかじめ定義することにより、コンピュー
タネットワーク中で回覧・処理されるデータを任意に分
割・統合できる。これにより、たとえば、ワークフロー
システム中で処理されるべきデータは任意に分割して担
当者に引き渡すことができ、自分では処理できない、ま
たは、処理することが難しいデータを、迅速に適切な担
当者へ送付して作業させ、処理後にデータを再結合す
る、等の柔軟な処理を行うことができる。このため、従
来よりも効率的な作業分担が可能となり、かつ問題発生
時に柔軟に対処することができる。
【0014】また、たとえばデータの内容をセキュリテ
ィのレベルに応じて切りわけ、個々の作業者のセキュリ
ティに関する順位等に応じて、データの一部のみを選択
的に回覧する等の処理が可能となり、複数の作業者に回
覧されるデータに関するセキュリティを向上させること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例であるワークフ
ローシステムの制御方法におけるデータの流れの一例を
示す概念図であり、図2、図3、図4は、本実施例のワ
ークフローシステムの制御方法において用いられる制御
情報の一例を示す概念図である。また、図5は、本実施
例のワークフローシステムの制御方法が実施されるワー
クフローシステムの構成の一例を示す概念図である。
【0017】まず、図5によって本実施例のワークフロ
ーシステムの構成の一例を説明する。個々の作業者50
0は、アプリケーション504およびネットワーク50
8を介して、ワークフロー制御エンジン503に接続さ
れている。アプリケーション504は、たとえば、電子
メールソフトウェア、表計算ソフトウェア、文書処理ソ
フトウェア、データ認証ソフトウェア等、データの読み
書きや処理を実行するあらゆるソフトウェアを用いるこ
とができる。
【0018】また、ワークフロー制御エンジン503に
は、マンマシン部502が接続されており、このマンマ
シン部502を介してシステム構築者501による、後
述のような各種情報の設定が可能になっている。
【0019】本実施例の場合、ワークフロー制御エンジ
ン503は、ノード管理部505、トランザクション管
理部506、データ管理部507の各制御論理を備えて
おり、これらの各部は、たとえば外部記憶装置に設定さ
れる、後述のようなノード情報管理テーブル200、ト
ランザクション管理テーブル300、分割・結合情報管
理テーブル400にアクセスして、ワークフローシステ
ムの機能の設定および制御を実行する。
【0020】次に、図1を参照して本実施例のワークフ
ローシステムにおける全体のデータの流れの一例を簡単
に説明する。図1中のボックスで示される部分をノード
とする。各ノードにデータが受け渡された時点で、各ノ
ードに割り当てられた担当者(作業者500)は処理を
実行する。この図1の例では101のノードN1での処
理完了後に、102のノードN2、103のノードN
3、104のノードN4の処理を開始する。また、ノー
ドN3とノードN4が両方とも完了した時点で106の
ノードN6が開始される。本実施例では、このような各
ノードN1〜N7におけるデータの流れをワークフロー
と呼ぶことにする。
【0021】図2は、図1に示したワークフロー定義を
管理するノード情報管理テーブル200である。この場
合、図2中のエントリ201は各ノード名を示し、エン
トリ202は各ノードにおける作業担当者または複数の
担当者が属する部署やグループを指定する。エントリ2
03は各ノードの直前に行われるノードを、エントリ2
04は直後に行われるノードを示す。エントリ205、
エントリ206は、各ノードにおける分割や結合の実行
の有無を示すフラグ情報が設定される。
【0022】図3は、図1に例示したワークフロー定義
に基づいて実行されるトランザクション(意味のある個
々の処理単位)を管理するトランザクション管理テーブ
ル300である。エントリ301は各トランザクション
のID(識別情報)を示す。エントリ302は各ノード
を示し、エントリ303は各ノードの進行状態を示す。
また、エントリ304およびエントリ305は、各ノー
ドに与えられるデータにおけるデータ開始ページおよび
データ終了ページの各情報を示している。なお、このエ
ントリ304およびエントリ305の情報は、通常の帳
票等におけるページ番号等に限らず、たとえば、ページ
内の行数等の情報、さらにはアプリケーション504が
表計算ソフトウェアやリレーショナルデータベースソフ
トウェア等の場合には、データセルの範囲を表すものと
してもよい。
【0023】このトランザクションT1の場合、ノード
N4が実行中のためノードN6およびノードN7はノー
ドN4の処理完了を待機している状態にある。ワークフ
ロー制御エンジン503は、この状態からワークフロー
を進めるにあたり、まず図3のトランザクション管理テ
ーブル300を参照し、ノードN4の処理が完了し次
第、次のノードを開始する。次の作業を開始するにあた
り、ワークフロー制御エンジン503は、図2のノード
情報管理テーブル200を参照し、ノードN3とノード
N4のエントリ204の後ノード情報から次に開始され
るノードがノードN6であることを認識する。同様にし
て、ノードN6が終了した時点でノードN7が実行され
る。
【0024】本実施例では、以上の一連の図により定義
されるワークフロー中で処理されるデータに対して、任
意に分割、結合を行うものである。図1の各ボックス下
にあるAnnは、各ノードで処理されるデータを示してい
る。この場合、ノードN1で処理されたデータAは、A
11、A12、A13の3つに分割され、それぞれノー
ドN2、ノードN3、ノードN4へと引き渡される。ノ
ードN3およびノードN4で処理が完了したデータA1
2およびA13はノードN6で結合されデータA21と
なる。一方、ノードN2およびノードN5を通過したデ
ータA11は、ノードN7においてノードN6からのデ
ータA21と結合され、最終的にデータA31となる。
【0025】図4はこのようなデータ分割および結合を
制御するための、分割・結合情報管理テーブル400で
ある。この分割・結合情報管理テーブル400は、シス
テム構築時に、システム構築者501がマンマシン部5
02から入力した情報をもとに、ワークフロー制御エン
ジン503が作成するか、または、ワークフロー実行中
に何等かの必要が生じた場合、ノードN1〜N7の各々
の担当者(作業者500)によって更新される。ただ
し、この場合、担当者が変更できるのは、自分のノード
よりも後で発生する処理のみである。
【0026】分割・結合情報管理テーブル400におい
て、エントリ401は、分割、結合において作成される
データの名前である。なおこのデータ名サフィックス
は、実際に流れるトランザクションのデータ名に付加さ
れる。例えば、トランザクションT1が処理するデータ
名がXなら、実際のデータ名はX、X11、X12、X
13....などと現される。エントリ402は各ノード名
を示す。エントリ403はデータの分割数を示す。エン
トリ404は分割により生成されたデータのリストを示
し、エントリ405は結合するデータのリストを示す。
エントリ406は分割されるデータの分割開始位置を示
し、エントリ407は分割終了位置を示すものである。
エントリ408は結合処理を実行する際のデータ結合順
を示す。
【0027】この場合、図1でノードN1で処理された
データAは、図2のノード情報管理テーブル200のエ
ントリ205の分割指示および、エントリ403の分割
数をもとに、ワークフロー制御エンジン503により3
つのデータに分割される。この際、ワークフロー制御エ
ンジン503は、被分割データに対するそれぞれのデー
タの開始位置および終了位置を示すエントリ406、エ
ントリ407を参照し、データAに対してS11〜S1
3、E11〜E13なるデータ分割情報を得る。このデ
ータを元に、被分割データAは、S11〜E11までが
A11に、S12〜E12までがA12に、S13〜E
13がA13に格納される。
【0028】一方、ノードN6ではデータA12、A1
3に対してエントリ206で結合が指示されており、エ
ントリ405により2つのデータがエントリ408に指
示された順番で結合され、作成されたデータはエントリ
401を参照してA21に格納される。ノードN3また
はノードN4が実行中の場合、ワークフロー制御エンジ
ン503はこの処理を開始しない。
【0029】再び図5を参照して、上述の図2、図3、
図4の各種テーブルを用いたワークフロー制御エンジン
503の動作を説明する。システム構築者501が、作
業以前にシステムを構築する場合、システム構築者はマ
ンマシン部502を用いて、ノードN1〜N7および、
各ノードにおけるデータの分割、結合情報を入力する。
この情報を元に、ワークフロー制御エンジン503は図
2、図3、図4の各種テーブルに情報を書き込む。作業
者500からアプリケーション504を通じて、そのノ
ードで行われる作業リストの要求がなされた場合、ワー
クフロー制御エンジン503は、ノード管理部505、
トランザクション管理部506、データ管理部507を
参照して、そのノードでの作業リストおよび処理される
データを返す。ワークフロー制御エンジン503から受
け取った情報を元に、作業者500が処理を完了する
と、作業完了情報はアプリケーション504を通じてワ
ークフロー制御エンジン503に送られる。この情報を
もとに、ワークフロー制御エンジン503はノード管理
部505〜データ管理部507を介して、ノード情報管
理テーブル200、トランザクション管理テーブル30
0、分割・結合情報管理テーブル400の各情報を更新
する。
【0030】以下、本実施例のワークフローシステムの
制御方法の作用の一例を説明する。図6はシステム構築
時に、システム構築者がマンマシンを用いて入力した情
報をもとに、ワークフロー制御エンジン503がデータ
の分割・結合情報を作成するためのフローチャートであ
る。
【0031】まず、ステップ601で作成を開始する
と、ステップ602において図2のノード情報管理テー
ブル200を作成する。次にステップ603で当該ノー
ドにおけるデータ分割の要否を判定し、分割する場合に
は、ステップ604は分割数を指定する。さらにステッ
プ605で分割により生ずるデータサフィックス名を生
成し、ステップ606で分割される個々のデータに対す
るデータの開始位置および終了位置を指定する。
【0032】一方、ステップ603で分割を選択しない
場合、ステップ607でデータの結合処理を実行するか
否か判断する。データを結合する場合は、ステップ60
8〜610が実行され、そこで入力されたデータがノー
ド情報管理テーブル200に書き込まれる。すなわち、
ステップ608では結合されるデータのリストを作成
し、ステップ609において、それらのデータの結合順
を指定する。ステップ610では結合されてできるデー
タサフィックス名を作成する。
【0033】ステップ607で、データの結合を行わな
いと判定された場合、ステップ608〜610をスキッ
プしてデータの分割結合は行われない。
【0034】こうして、一つのノードに対して分割、結
合情報が図4に示される分割・結合情報管理テーブル4
00に書き込まれると、処理はステップ611に移り、
次のノードがあった場合はステップ603から作業を繰
り返し、ない場合はステップ612で作業を終了する。
【0035】図7はある作業者の処理実行通知を受け取
ったワークフロー制御エンジン503が、データの分
割、結合を行う処理の一例を示すフローチャートであ
る。このノードの作業者500がデータの分割、結合情
報を再設定したい場合、ステップ701で処理を開始
し、ステップ702で、ノード情報管理テーブル200
に示されるノード情報およびデータ分割、結合情報にア
クセスし、エントリ205、エントリ206を再設定す
る。ステップ703、ステップ705では、自分が作業
しているノードの次のノードで、データが結合される
か、されないかを認識する。後ノードで結合されない場
合は、分割・結合情報管理テーブル400のエントリ4
04、エントリ406、エントリ407の情報をもと
に、ステップ704で新たなデータを作成してデータを
分割する。後ノードでデータを結合する場合、ステップ
706で分割・結合情報管理テーブル400のエントリ
405、エントリ408の情報を書き換える。このよう
にして新たな分割、結合情報を作成し、このノードにお
ける作業が管理した時点で、ステップ707においてト
ランザクション管理テーブル300が更新され、ステッ
プ708で処理が終了する。
【0036】このように、本実施例のワークフローシス
テムの制御方法によれば、ワークフローに関わる複数の
ノードN1〜N7を流れるデータの分割や結合を随時、
実行することができるので、たとえば特定のノードにお
いて、別の作業者が処理したほうが効率が良いと思われ
るデータを発見した場合には、データを分割して当該デ
ータを対応する別の作業者に迅速に送付する等の柔軟な
処理を容易に行うことができる。また、必要なデータの
みが効率よく必要なノードに与えられるので、各ノード
におけるデータの処理効率、さらには、ネットワーク5
08等におけるトラヒック低減等の効果がある。
【0037】また、各ノードに対して当該ノードのワー
クフローシステム内におけるセキュリティ順位等に応じ
てデータを切りわけて配付することにより、特定のデー
タを特定のノードのみで参照および更新可能にしたり、
特定のノードに対してデータの一部を選択的に隠蔽する
等の操作を容易に実現でき、ワークフローシステムのセ
キュリティを向上させることができる。
【0038】なお、ノードN1〜N7からなる本実施例
のワークフローシステムを流れるデータに対して、以下
のような処理により自動的に通し番号を付加する処理を
実現できる。すなわち、ワークフロー制御エンジン50
3は、図3に示されるトランザクション管理テーブル3
00のエントリ304およびエントリ305を参照す
る。エントリ304、エントリ305はそれぞれ、ノー
ドでの処理後に増減するデータの開始ページと終了ペー
ジを示す。通し番号付加処理は、このトランザクション
に示されるデータ増減と、図4の分割・結合情報管理テ
ーブル400における分割・結合データをもとに実行さ
れる。また、通し番号は、各ノードの処理が完了した時
点で更新する。
【0039】たとえば、図3に示す例のトランザクショ
ン管理テーブル300の場合、ノードN4の処理が実行
中である。この処理が終了すると、ワークフロー制御エ
ンジン503はエントリ304、エントリ305を参照
しノードN2のデータA11のページを最初に決定す
る。その後、ノードN2のデータに付けられたページか
ら、ノードN3のデータA12のページが決定される。
最後に、データA11、A12のページ数情報を元に、
ノードN4のデータA13のページ番号が決定される。
ノードN6のようにデータの結合が生ずる場合、ワーク
フロー制御エンジン503はエントリ304、エントリ
305および408に示される結合順を元に、データの
ページ数を決定できる。これにより、各ノードに分割し
て配付されたデータ処理における操作性の向上や管理の
容易化を実現できる。
【0040】一方、ノードN1〜N7の各々において、
複数のルートから到来するデータの中から任意のデータ
を取捨選択する操作は以下のようにして実現できる。す
なわち、図7のフローチャートのステップ706で、ワ
ークフロー制御エンジン503から図4の分割・結合情
報管理テーブル400における結合情報を読み出し作業
者500に表示する。このデータをもとに、作業者50
0は指定したデータのみを採用し、それ以外のデータを
破棄できる。これにより、各ノードでの自発的な多様な
データ処理が可能となる。
【0041】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】本発明のワークフローシステムの制御方
法によれば、ワークフローシステムにおいて効率かつ柔
軟な作業分担を実現させることができる、という効果が
得られる。
【0043】本発明のワークフローシステムの制御方法
によれば、複数の作業者に回覧されるデータに関するセ
キュリティの向上を実現することができる、という効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるワークフローシステム
の制御方法におけるデータの流れの一例を示す概念図で
ある。
【図2】本発明の一実施例であるワークフローシステム
の制御方法において用いられるノード情報管理テーブル
の一例を示す概念図である。
【図3】本発明の一実施例であるワークフローシステム
の制御方法において用いられるトランザクション管理テ
ーブルの一例を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施例であるワークフローシステム
の制御方法において用いられる分割・結合情報管理テー
ブルの一例を示す概念図である。
【図5】本発明の一実施例であるワークフローシステム
の制御方法が実施されるワークフローシステムの構成の
一例を示す概念図である。
【図6】本発明の一実施例であるワークフローシステム
の制御方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例であるワークフローシステム
の制御方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101〜107(N1〜N7)…ノード、200…ノー
ド情報管理テーブル、300…トランザクション管理テ
ーブル、400…分割・結合情報管理テーブル、500
…作業者、501…システム構築者、502…マンマシ
ン部、503…ワークフロー制御エンジン、504…ア
プリケーション、505…ノード管理部、506…トラ
ンザクション管理部、507…データ管理部、508…
ネットワーク、A,A11,A12,A13,A21,
A31…データ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報ネットワークを介して複数の作業者
    にデータを回覧することにより、事前に定義された作業
    を遂行するワークフローシステムの制御方法であって、
    前記ワークフローシステム中で処理されるデータに対し
    て、分割および結合情報の少なくとも一方を定義する管
    理情報を設け、前記管理情報に基づいて、個々の前記作
    業者に配付される前記データの結合および分割処理の少
    なくとも一方を自動的に行うことを特徴とするワークフ
    ローシステムの制御方法。
JP13430895A 1995-05-31 1995-05-31 ワークフローシステムの制御方法 Pending JPH08329151A (ja)

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JP (1) JPH08329151A (ja)

Cited By (4)

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