JP2000029959A - 帳票処理装置 - Google Patents

帳票処理装置

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JP2000029959A
JP2000029959A JP10200330A JP20033098A JP2000029959A JP 2000029959 A JP2000029959 A JP 2000029959A JP 10200330 A JP10200330 A JP 10200330A JP 20033098 A JP20033098 A JP 20033098A JP 2000029959 A JP2000029959 A JP 2000029959A
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Takashi Uematsu
孝 植松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帳票毎に個別にプログラムを作成しているの
で、プログラムの作成工数が増大し、また、プログラム
の改造、保守にも工数がかかる。 【解決手段】 帳票の出力項目毎に統計対象データの中
から行パラメータと列パラメータによって指定された行
条件と列条件のクロス条件に合致するデータを集計す
る。また、統計対象データを処理して集計データを貼付
する場合、レイアウトデータに付加されているデータの
貼付位置を指定する指定位置符号を検索し、検索した指
定位置に該当する集計データを貼付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票を処理する帳
票処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、統計データの集計処理を行い、帳
票として出力するプログラムを作成する場合、帳票毎に
個別にプログラミングを行っている。例えば、統計デー
タを集計し、図11(a)に示すような年齢と身長の関
係を表わす帳票1を出力するプログラムを作成する場合
は、それ専用の帳票1専用集計プログラムA1を作成し
ている。また、図11(b)に示すような年齢と体重の
関係を表わす帳票2を出力するプログラムを作成する場
合は、同様にそれ専用の帳票2専用集計プログラムA2
を作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、帳票毎に個別にプログラムを作成しているので、プ
ログラムの作成工数が増大するという問題点があった。
また、プログラムを改造する際は帳票毎に個別にプログ
ラムの修正が必要となるため、帳票全体に渡る性能や機
能改善を行う時は帳票の数分改造しなければならず、改
造工数、保守工数の増大を招き、また、ユーザからの帳
票仕様変更要求に対して迅速な対応ができなかった。
【0004】更に、少々のプログラムの仕様変更であっ
ても専門知識を備えた専門家でなければ対応できず、加
えて、実際の帳票のプログラミングの際には帳票の出力
項目毎に条件を設定する必要があるため、各出力項目の
表示条件設定が煩雑となり、帳票レイアウト、出力条件
の使い回しもできなかった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、帳票毎にプログラムを作成する必要がなく、
帳票の作成や変更に要する工数を大幅に低減することが
可能な帳票処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の帳票処
理装置は、帳票の行方向の条件を表わす行パラメータ
と、前記帳票の列方向の条件を表わす列パラメータとを
用い、統計対象のデータを前記行パラメータ及び列パラ
メータを用いて処理することにより帳票を作成する帳票
処理装置であって、帳票の出力項目毎に前記統計対象デ
ータの中から前記行パラメータと列パラメータによって
指定された行条件と列条件のクロス条件に合致するデー
タを集計することを特徴としている。これによって、行
と列のパラメータを設定するのみで、帳票の各出力項目
毎に条件を設定する必要がなく、帳票の作成を容易に行
うことができる。
【0007】また、本発明の帳票処理装置は、致統計対
象データを絞り込むための条件を表わす帳票パラメータ
と、前記帳票の行方向の条件を表わす行パラメータと、
前記帳票の列方向の条件を表わす列パラメータとを用
い、統計対象のデータを前記各パラメータを用いて処理
することにより帳票を作成する帳票処理装置であって、
前記帳票パラメータ、行パラメータ、列パラメータのう
ちいずれか1つのパラメータを登録する場合、横方向に
条件1−1、2−1、3−1,…、N−1、縦方向に条
件1−1、1−2、1−3、…、1−Mとした条件1−
1からN−Mが入力され、この入力された条件を、横方
向はアンド条件、縦方向はオア条件を満足する条件とす
ることを特徴としている。これによって、複雑になりが
ちな条件の入力を簡単に行うことを可能としている。
【0008】更に、本発明の帳票処理装置は、帳票のレ
イアウトを示すレイアウトデータを用い、統計対象デー
タを処理して得られた集計データを前記レイアウトデー
タに基づいて貼付することにより帳票を作成する帳票処
理装置であって、前記レイアウトデータにデータの貼付
位置を指定するための指定符号が付加され、前記統計対
象データを処理して集計データを貼付する場合、前記レ
イアウトデータの指定符号を検索し、検索されたデータ
指定位置に該当する集計データを貼付することを特徴と
している。これによって、帳票のレイアウトを変更する
場合、レイアウトの変更のみで、他の処理を修正する必
要がなく、レイアウトの変更を簡単に行うことができ
る。
【0009】また、本発明の帳票処理装置は、統計対象
データを絞り込むための帳票パラメータと、前記帳票の
行方向の条件を表わす行パラメータと、前記帳票の列方
向の条件を表わす列パラメータと、前記帳票のレイアウ
トを示すレイアウトデータとを用い、前記各パラメータ
及びレイアウトデータを用いて統計対象データを処理す
ることにより帳票を作成する帳票処理装置であって、前
記帳票パラメータに基づいて統計対象データを絞り込む
手段と、帳票の出力項目毎に絞り込まれた統計対象デー
タの中から前記行パラメータと列パラメータによって指
定された行条件と列条件に合致するデータを集計する手
段と、前記レイアウトデータに付加されているデータの
貼付位置を指定するための指定符号を検索し、検索した
指定位置に前記集計手段によって集計された該当するデ
ータを貼付する手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】これによって、帳票毎にプログラムを作成
する必要がなく、同一の帳票処理において複数の異なる
帳票を作成することができ、また、各パラメータやレイ
アウトデータの使い回しも可能であるため、同じパラメ
ータやレイアウトデータを帳票毎に作成する必要がな
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
帳票処理装置の一実施形態の構成を示すブロック図であ
る。図1において、まず、1は各種データを入力する入
力部である。入力部1はパラメータを入力するパラメー
タ入力部11、レイアウトデータを入力するレイアウト
データ入力部12、リンクデータを入力するリンクデー
タ入力部13から構成されている。また、2は入力部1
から登録された各種データや統計対象のデータを記憶す
る記憶装置である。
【0012】記憶装置2はパラメータデータを記憶する
パラメータデータ記憶部21、レイアウトデータを記憶
するレイアウトデータ記憶部22、リンクデータを記憶
するリンクデータ記憶部23、統計対象のデータを記憶
する統計対象データ記憶部24から構成されている。演
算部3は記憶部2に登録されているパラメータデータ、
レイアウトデータ、リンクデータを用いて統計対象デー
タの集計処理を行い、帳票を作成する演算処理部であ
る。
【0013】ここで、パラメータデータは、統計対象デ
ータを絞り込むための帳票パラメータ、帳票の行方向の
条件を表わす行パラメータ、帳票の列方向の条件を表わ
す列パラメータから成っている。帳票パラメータは、図
11(a)を例にとると、列条件の年齢のうち、例えば
11歳から50歳まで、行条件の身長のうち、例えば1
01cmから150cmまでというように統計対象デー
タの範囲を絞り込むために用いられる。
【0014】また、行パラメータは図11(a)を例に
とると、列条件の年齢の条件で、例えば11〜20歳、
21〜30歳、31〜40歳、…等の条件を表わすパラ
メータである。列パラメータは図11(a)を例にとる
と、行条件の身長の条件で、例えば101〜120c
m、121〜130cm、131〜140cm、…等の
条件を表わしている。
【0015】レイアウトデータは帳票のレイアウトを示
すデータである。図2はレイアウトデータの一例を示し
ている。レイアウトデータは、図2に示すように帳票の
行方向と列方向にそれぞれ項目(この例では条件)を配
置することで帳票のレイアウトを表わしている。図2の
レイアウトデータの例では、帳票の列方向の項目として
年齢11〜20歳、21〜30歳、31〜40歳、…を
配置し、帳票の行方向の項目として身長101〜120
cm、121〜130cm、131〜140cm、…を
配置している。
【0016】また、本実施形態では、図2に示すように
レイアウトデータの中に“ZZZZZ”を配置している
が、これは集計データの貼付位置を指定するデータ貼付
符号を示している。即ち、帳票の集計データを貼付すべ
き所望の位置にデータ貼付符号“ZZZZZ”を配置
し、帳票の処理時には、詳しく後述するようにレイアウ
トデータのデータ貼付符号を検索し、貼付符号で指定さ
れた位置に行方向の条件と列方向の条件に該当する集計
データの貼付を行う。なお、図2の例では、帳票のすべ
ての位置にデータ貼付記号を配置しているが、所望の位
置だけに配置してもよく、また、この符号は”ZZZZ
Z”に限らず、他の符号、数値等を用いてもよい。以上
の帳票パラメータ、行パラメータ、列パラメータ、レイ
アウトデータは入力部1から記憶装置2に登録されてい
る。
【0017】リンクデータは帳票の処理に用いるパラメ
ータデータとレイアウトデータを指定するデータであ
る。即ち、帳票毎にどのパラメータデータとレイアウト
データを用いるのかが登録されていて、実際にはリンク
データとして記憶装置2上の該当するパラメータデー
タ、レイアウトデータの格納場所を示す情報が登録され
ている。
【0018】ここで、本実施形態では、帳票パラメー
タ、行パラメータ、列パラメータの各パラメータを入力
する場合、入力部1において、図3(a)〜(c)に示
すように条件の入力を横方向はアンド条件、縦方向はオ
ア条件を満足する条件としている。即ち、横方向に条件
1−1、2−1、3−1,…、N−1、縦方向に条件1
−1、1−2、1−3、…、1−Mとした条件1−1か
らN−Mが入力され、この入力された条件を、横方向は
アンド条件、縦方向はオア条件を満足する条件としてい
る。各々の条件は、項目と項目の条件(FROM TO で表わ
される条件)からなっていて、入力部1から順次入力さ
れる。
【0019】例えば、図3(a)に示すように帳票の列
条件1を入力部1から入力する場合条件1−1(項目
1:年齢11〜20歳)が入力されると、入力部1では
横方向はアンド条件、縦方向はオア条件を満たす条件で
ある“年齢が11〜20歳”を入力条件とする。また、
図3(b)に示すように帳票の列条件2を入力部1から
入力する場合、条件1−1(項目1:年齢21〜30
歳)が入力されると、同様に横方向はアンド条件、縦方
向はオア条件を満たす条件である“年齢が21〜30
歳”を入力条件とする。
【0020】更に、図3(c)に示すように帳票の行条
件5を入力部1から入力する場合、条件1−1(項目
1:身長が151〜152cm)が入力され、次いで縦
方向に条件1−2(項目1:身長が160〜165c
m)が入力され、更に横方向に条件2−2(項目2:性
別が男)が入力されると、横方向はアンド条件、縦方向
はオア条件を満足する条件である“身長が151〜15
2cm、OR、身長が160〜165cm、AND、性
別が男”を入力条件とする。このように条件の入力を横
方向はアンド条件、縦方向はオア条件を満足する条件と
することにより、SQL文等を意識することなく、容易
に条件の設定が可能となり、複雑になりがちな条件の入
力を簡単に行うことができる。
【0021】次に、本実施形態の具体的な帳票処理動作
について説明する。図4は演算部3による帳票処理の流
れを示す流れ図である。図4において、まず、演算部3
は帳票の作成に先立って帳票の選択を行う(ステップ4
0)。即ち、帳票1、帳票2、…、帳票nの中から所望
の帳票を選択し、この時は、例えば、帳票1、帳票2を
選択したものとする。なお、記憶装置2には前述のよう
に入力部1からリンクデータ23、パラメータデータ
(帳票パラメータ211、行パラメータ212、列パラ
メータ213)21、レイアウトデータ22、統計対象
データ24が予め登録されている。
【0022】帳票を選択すると、演算部3は帳票作成処
理を開始し(ステップ41)、この作成処理の開始に当
たって、まず、記憶装置2に記憶しているリンクデータ
を参照し(ステップ42)、ステップ40で選択した帳
票1、帳票2に用いるレイアウトデータ、帳票パラメー
タ、行パラメータ、列パラメータの記憶装置2上におけ
る格納場所を取得する。次いで、演算部3は帳票条件を
参照し(ステップ43)、ステップ42のリンクデータ
の取得情報に基づいて記憶装置2から該当する帳票パラ
メータ211を取得する。
【0023】本実施形態では、例えば、図5に示すよう
に帳票1に用いる帳票パラメータとして2111、図6
に示すように帳票2に用いる帳票パラメータとして21
12を取得したものとする。帳票1に用いる帳票パラメ
ータ2111は図5の項目2に示すように年齢の条件が
“11〜50歳”になっていて、統計対象データがこの
条件に絞り込まれ、それ以外の年齢の条件は統計対象デ
ータから除外される。また、帳票2に用いる帳票パラメ
ータ2112は図6の項目2に示すように年齢の条件が
同様に“11〜50歳”となっており、統計対象データ
はこの条件に絞り込まれる。なお、図5、図6の帳票パ
ラメータ2111、2112における項目1の地区コー
ドは統計対象データに対応する地区名を表わし、例えば
○○町、○○市等のコード化された地区名である。
【0024】次に、演算部3は行列条件を参照し(ステ
ップ44)、ステップ42におけるリンクデータの取得
情報に基づいて記憶装置2から帳票1、帳票2で用いら
れる行パラメータと列パラメータをそれぞれ取得する。
本実施形態では、例えば、図5に示すように帳票1に用
いられる行パラメータとして2121、列パラメータと
して2131を取得したものとする。また、図6に示す
ように帳票2で用いられる行パラメータとして212
2、列パラメータとして2132を取得したものとす
る。
【0025】帳票1における行パラメータ2121は図
5に示すように帳票の行方向における条件として身長が
“101〜120cm”、“121〜130cm”,
“131〜140cm、…となり、列パラメータ213
1は帳票の列方向における条件として年齢が“11〜2
0歳”、“21〜30歳”、“31〜40歳”、…とな
っている。また、帳票2における行パラメータ2122
は図6に示すように帳票の行方向における条件として体
重が“51〜60Kg”、“61〜70Kg”、“71
〜80Kg”、…となり、列パラメータ2132は帳票
の列方向における条件として年齢が“11〜20歳”、
“21〜30歳”、“31〜40歳”、…となってい
る。
【0026】このようにして帳票パラメータデータ、行
パラメータデータ、列パラメータデータを取得すると、
演算部3は取得した各パラメータを用いて記憶装置2に
記憶している統計対象データ24の集計処理を行う(ス
テップ45)。具体的に説明すると、まず、ステップ4
3で取得した帳票パラメータに基づいて統計対象データ
の絞り込みを行う。本実施形態では、例えば、図5に示
すように帳票1については帳票パラメータ2111が指
定されているので、統計対象データ24のうち帳票パラ
メータ2111で指定されている“地区が1〜2”、A
ND、“11〜50歳”までの条件に該当するデータの
みに絞り込みを行い、それ以外のデータは集計対象から
除外する。
【0027】また、帳票2については図6に示すように
帳票パラメータ2112が指定されているので、同様に
統計対象データ24のうち帳票パラメータ2112で指
定されている“地区が1〜2”、AND、“11〜50
歳”、OR、“地区が4〜5”までの条件に該当するデ
ータのみに絞り込みを行い、それ以外は集計対象から除
外する。
【0028】次いで、演算部3では、絞り込んだ統計対
象データに対してステップ44で取得した行パラメー
タ、列パラメータを用いて帳票の各出力項目について集
計処理を行う。この場合、本実施形態では、各出力項目
の集計処理に際して、統計対象データを検索し、図7に
示すように行条件と列条件のクロス条件に該当するデー
タを集計する。即ち、図7に示すように統計対象データ
の中から行条件1と列条件1のクロス条件に該当するデ
ータを集計し、行条件3と列条件3に該当するデータ
を集計し、その他の項目についても同様に行条件と列
条件のクロス条件に該当するデータを集計する。
【0029】例えば、帳票1においては図5に示すよう
に行パラメータ2121、列パラメータ2131が用い
られるのであるが、この場合、行方向における行条件を
身長が“101〜120cm”、列方向における列条件
を年齢が“11〜20歳”とすると、統計対象データの
中から行条件である“101〜120cm”と列条件で
ある年齢が“11〜20歳”のクロス条件に該当するデ
ータを集計する。また帳票2においては図6に示すよう
に行パラメータ2122、列パラメータ2132が用い
られるが、例えば、行方向における行条件を体重が“5
1〜60Kg”、列方向における列条件を年齢が“11
〜20歳”とすると、行条件と列条件のクロス条件に該
当するデータを集計する。
【0030】このように行条件と列条件にクロスするデ
ータを集計することにより、行と列のパラメータを設定
するのみで、従来のように各出力項目毎に条件を設定す
る必要がなく、簡単に帳票を作成することができる。ま
た、行と列のパラメータを変更することによりレイアウ
トは同じで別の違った帳票を出力することが可能とな
り、反対に行と列の条件は同じでレイアウトの違った帳
票を出力することも可能である。
【0031】クロス条件による集計処理を終了すると、
演算部3ではステップ42で取得したリンクデータを参
照して記憶装置2から該当するレイアウトデータ22を
取得し、集計データの貼付を行う(ステップ46)。図
8(a)は帳票1のレイアウトデータ、図8(b)は帳
票2のレイアウトデータを示している。各々のレイアウ
トデータには前述のように集計データを貼付すべき所望
の位置にデータの貼付を指定するデータ貼付位置符号
“ZZZZZ”が配置されている。演算部3はこのデー
タ貼付位置符号を検索し、ステップ45で集計した各集
計データをそれぞれ対応する貼付指定位置に貼付してい
く。
【0032】例えば、図9(a)はステップ45で集計
処理された帳票1の行条件と列条件のクロス条件による
集計データ、図9(b)は帳票1のレイアウトデータに
おけるデータ貼付符号を示しているが、演算部3は図9
(b)のデータ貼付符号を検索し、各データの貼付指定
位置に図9(a)の各々対応する集計データを貼付して
いく。即ち、図9(b)の帳票1の列方向における年齢
が“11〜20歳”と行方向における身長が”101〜
120cm”に対応する位置に図9(a)に示すそのク
ロス条件に該当する集計データ“8”を貼付する。ま
た、年齢が“21〜30歳”と身長が”101〜120
cm”に対応する位置にそのクロス条件に該当する集計
データ“10”を貼付し、以下同様に次の位置に集計デ
ータ“12”、その次の位置に集計データ“3”という
ように貼付していく。集計データの貼付を終了すると、
演算部3は集計結果を出力して(ステップ47)、一連
の帳票処理を終了する。
【0033】ここで、本実施形態では、帳票のレイアウ
トデータに集計データの貼付位置を指定する符号を付加
し、統計対象データを集計する時にデータ貼付符号を検
索して各集計データをそれぞれ対応する位置に貼付して
いるので、レイアウトの修正に要する工数を大幅に低減
することが可能である。即ち、帳票のレイアウトを変更
する場合、例えば、図9(b)のレイアウトを図10
(b)に示すように変更しても、レイアウトの変更のみ
で他の処理を修正する必要がなく、帳票のレイアウトを
簡単に変更することができる。
【0034】また、本実施形態では、帳票パラメータ、
行パラメータ、列パラメータからなるパラメータデー
タ、レイアウトデータ、及び各パラメータデータとレイ
アウトデータを結び付けるリンクデータを用いて統計対
象データの集計処理を行っているので、同一の帳票処理
において複数の異なる帳票の処理を行うことができる。
また、各パラメータやレイアウトデータの使い回しが可
能であるため、同じパラメータやレイアウトデータを帳
票毎に作成する必要がなく、帳票処理を簡素化すること
ができる。更に、各パラメータデータやレイアウトデー
タを一元管理することにより、これらを修正する時は一
カ所修正するだけですべての関連する帳票の処理に反映
されるため、従来の帳票処理に比べて大幅に処理工数を
低減することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、次の効果
がある。 (1)帳票の出力項目毎に行パラメータ、列パラメータ
によって指定された行条件と列条件のクロス条件に合致
するデータを集計することにより、行と列の条件を設定
するのみで、各項目毎に条件を設定する必要がなく、作
業工数を従来に比べて大幅に削減することができる。 (2)パラメータを入力する場合、横方向はアンド条
件、縦方向はオア条件を満足する条件とすることによ
り、容易に条件の入力が可能となり、複雑になりがちな
条件の入力を簡単に行うことができる。 (3)レイアウトデータにデータの貼付位置を指定する
符号を付加し、この指定符号を検索して該当するデータ
を指定位置に貼付することにより、帳票のレイアウトを
変更する場合、レイアウトを変更するのみで、他の処理
を修正する必要がなく、レイアウトの変更を簡単に行う
ことができる。 (4)帳票パラメータ、行パラメータ、列パラメータ、
レイアウトデータを用いて統計対象データを処理するこ
とにより帳票を作成しているので、従来のように帳票毎
にプログラムを作成する必要がなく、同一の帳票処理で
複数の異なる帳票を作成することができる。また、各パ
ラメータやレイアウトデータは使い回しが可能であるた
め、同じパラメータやレイアウトデータを帳票毎に作成
する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帳票処理装置の一実施形態の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の実施形態に用いられるレイアウトデータ
の一例を示す図である。
【図3】図1の実施形態に用いられる各パラメータデー
タの入力方式を説明するための図である。
【図4】図1の実施形態の帳票処理動作を説明するため
の流れ図である。
【図5】図4のステップ44で帳票1に用いられる帳票
パラメータ、行パラメータ、列パラメータの一例を示す
図である。
【図6】図4のテップ44で帳票2に用いられる帳票パ
ラメータ、行パラメータ、列パラメータの一例を示す図
である。
【図7】図1の実施形態の行と列のパラメータのクロス
条件による帳票の出力項目の設定方法を説明するための
図である。
【図8】図4のステップ46で用いられる帳票1、2の
レイアウトデータの一例を示す図である。
【図9】図4のステップ46においてレイアウトデータ
のデータ貼付符号を検索してデータの貼付処理を行う様
子を示す図である。
【図10】レイアウトデータが変わった場合のデータの
貼付処理を行う様子を示す図である。
【図11】従来例の帳票とそれに対応する専用集計プロ
グラムを示す図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 記憶装置 3 演算部 11 パラメータ入力部 12 レイアウト入力部 13 リンクデータ入力部 21 パラメータデータ記憶部 22 レイアウトデータ記憶部 23 リンクデータ記憶部 24 統計対象データ記憶部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票の行方向の条件を表わす行パラメー
    タと、前記帳票の列方向の条件を表わす列パラメータと
    を用い、統計対象のデータを前記行パラメータ及び列パ
    ラメータを用いて処理することにより帳票を作成する帳
    票処理装置であって、帳票の出力項目毎に前記統計対象
    データの中から前記行パラメータと列パラメータによっ
    て指定された行条件と列条件のクロス条件に合致するデ
    ータを集計することを特徴とする帳票処理装置。
  2. 【請求項2】 前記統計対象データを集計する前に帳票
    パラメータによって指定された条件で前記統計対象デー
    タの絞り込みを行うことを特徴とする請求項1に記載の
    帳票処理装置。
  3. 【請求項3】 統計対象データを絞り込むための条件を
    表わす帳票パラメータと、前記帳票の行方向の条件を表
    わす行パラメータと、前記帳票の列方向の条件を表わす
    列パラメータとを用い、統計対象のデータを前記各パラ
    メータを用いて処理することにより帳票を作成する帳票
    処理装置であって、前記帳票パラメータ、行パラメー
    タ、列パラメータのうちいずれか1つのパラメータを登
    録する場合、横方向に条件1−1、2−1、3−1,
    …、N−1、縦方向に条件1−1、1−2、1−3、
    …、1−Mとした条件1−1からN−Mが入力され、こ
    の入力された条件を、横方向はアンド条件、縦方向はオ
    ア条件を満足する条件とすることを特徴とする帳票処理
    装置。
  4. 【請求項4】 帳票のレイアウトを示すレイアウトデー
    タを用い、統計対象データを処理して得られた集計デー
    タを前記レイアウトデータに基づいて貼付することによ
    り帳票を作成する帳票処理装置であって、前記レイアウ
    トデータにデータの貼付位置を指定するための指定符号
    が付加され、前記統計対象データを処理して集計データ
    を貼付する場合、前記レイアウトデータの指定符号を検
    索し、検索されたデータ指定位置に該当する集計データ
    を貼付することを特徴とする帳票処理装置。
  5. 【請求項5】 統計対象データを絞り込むための帳票パ
    ラメータと、前記帳票の行方向の条件を表わす行パラメ
    ータと、前記帳票の列方向の条件を表わす列パラメータ
    と、前記帳票のレイアウトを示すレイアウトデータとを
    用い、前記各パラメータ及びレイアウトデータを用いて
    統計対象データを処理することにより帳票を作成する帳
    票処理装置であって、前記帳票パラメータに基づいて統
    計対象データを絞り込む手段と、帳票の出力項目毎に絞
    り込まれた統計対象データの中から前記行パラメータと
    列パラメータによって指定された行条件と列条件に合致
    するデータを集計する手段と、前記レイアウトデータに
    付加されているデータの貼付位置を指定するための指定
    符号を検索し、検索した指定位置に前記集計手段によっ
    て集計された該当するデータを貼付する手段とを備えた
    ことを特徴とする帳票処理装置。
  6. 【請求項6】 前記統計対象データを絞り込むための帳
    票パラメータ、前記帳票の行方向の条件を表わす行パラ
    メータ、前記帳票の列方向の条件を表わす列パラメー
    タ、前記帳票のレイアウトを示すレイアウトデータは、
    帳票毎にどのパラメータデータ、レイアウトデータを用
    いるのかを示すリンクデータとして登録され、前記絞り
    込み手段、前記集計手段、前記貼付手段は、各々作成す
    べき帳票毎に前記リンクデータを参照して該当する帳票
    パラメータ、行パラメータ、列パラメータ、及びレイア
    ウトデータを取得することを特徴とする請求項5に記載
    の帳票処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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