JP2005267116A - ワークフロー管理のためのプログラム及びワークフロー支援システム - Google Patents

ワークフロー管理のためのプログラム及びワークフロー支援システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005267116A
JP2005267116A JP2004077235A JP2004077235A JP2005267116A JP 2005267116 A JP2005267116 A JP 2005267116A JP 2004077235 A JP2004077235 A JP 2004077235A JP 2004077235 A JP2004077235 A JP 2004077235A JP 2005267116 A JP2005267116 A JP 2005267116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bulletin board
activity
electronic bulletin
workflow
request destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004077235A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Hayashi
祥一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004077235A priority Critical patent/JP2005267116A/ja
Priority to US10/942,767 priority patent/US20050209904A1/en
Publication of JP2005267116A publication Critical patent/JP2005267116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0631Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
    • G06Q10/06311Scheduling, planning or task assignment for a person or group
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]

Abstract

【課題】チーム内での仕事の分担が場の雰囲気で決まっていくような場合に適したワークフロー管理システムを提供する。
【解決手段】電子掲示板システム100には、各チームが情報交換や議論に用いる電子掲示板が登録されている。ワークフロー管理システム200は、ワークフローの個々のアクティビティの依頼先として、それら電子掲示板の指定を受け付ける。電子掲示板が依頼先に指定された場合、掲示板登録部210が、電子掲示板システム100のその電子掲示板に対し、該掲示板が依頼先に指定された旨のメッセージを登録する。そのメッセージに、ワークフロー中の当該アクティビティのデータへのリンクを組み込んでおけば、掲示板を閲覧したユーザはそのリンクをたどることで、そのアクティビティを実行することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークフロー管理のためのシステムに関する。
従来より、情報技術に基づくワークフロー管理のための様々なツールやシステムが様々な業者から提供されている。また、その普及に伴い、ワークフロー管理連合(WfMC:Workflow Management Coalition)という標準化のための団体も組織されている。WfMCの定義では、「ワークフロー」とは「ビジネスプロセス全体あるいはその一部の自動化であり、これによってドキュメント・情報・タスクが、手続規則に従って、担当者から担当者へ引き継がれる」というものである。またWfMCは、「ワークフロー管理システム」を「1つ又は複数のワークフロー・エンジンの上で動作するソフトウエアにより実行されるワークフローを定義し、生成し、運用するシステムである。それは、プロセス定義データを解釈し、ワークフローの担当者と相互作用し、必要に応じてアプリケーションを起動する」と定義している。また、ワークフローを構成する個々の作業者の仕事は、「アクティビティ」と呼ばれる(「タスク」と呼ばれることもある)。すなわち、ワークフローはアクティビティの系列として定義される。
従来のワークフロー管理システムは、個々のアクティビティを実行する担当者を、個人名や役職などで指定することを基本としている。そして、指定した担当者が不在等の場合に仕事が滞らないように、ある条件下で仕事が失敗した場合に、例外処理として予め設定した代行者に自動的に担当替えを行うように構成されたシステムも少なくない。
しかしながら、このような方式では、起こりうる様々な例外を事前に綿密に分析し、それらに対する対処を規定しておく必要がある。定型業務であればこのようなことは可能かも知れないが、オフィス業務のように定型化が困難な様々な要素を含んだ分野にも適用可能なシステムを構築しようとする場合、起こりうる例外を事前に想定し尽くすことは不可能に近いし、また効率的でもない。
これに対し、例えば特許文献1には、ユーザが各自の近傍の把握している条件や仕事のやり方をルール化し、それらのルールに従ってワークフローを制御することで、アクティビティの例外時の代行者などを厳密に指定しなくてもフローが円滑に流れるようにしたシステムが示されている。またこの文献には、どのルールを用いてもフローが滞ってしまう場合、そのフロー中に予め指定されたアクティビティまでバックトラックし、該アクティビティの担当者のユーザインタフェースに対し、対応を促すようにする構成が開示されている。
また特許文献2には、ワークフローの各担当者が、自分の作業の番が来る前に、フローの前段の担当者が作成している関連データを参照できるようにするためのシステムが開示されている。このシステムでは、電子掲示板データベースに一連の業務プロセスに関連するすべてのデータ項目の内容を集約して格納し、関連するすべての作業担当者がクライアントマシンを介して掲示板の形式で共有する。
また、特許文献3には、WWWサーバ上の電子掲示板システムにおいて、業務のワークフローを疑似し、電子メールを効率良く、簡易にかつ確実に管理し、参照者の指定、参照確認、更新通知登録を、メール単位及び添付ファイル単位に自動的に行い、記事情報の通知・交換が確実に行うことができる電子掲示板制御装置を提供することを目的としたシステムが開示されている。
特開平8−101817号公報 特開平10−214113号公報 特開2000−322340号公報
ワークフロー管理システムは、いかに例外に対し柔軟に対応できるものであるかが大きなセールスポイントになるものである。上記従来の各システムも、様々な方式でワークフローの円滑な流れを実現しようとしている。
しかし、従来の一般的なワークフロー管理システムは、欧米由来のものを基本としているためか、提供している柔軟性が日本の職場風土に必ずしも適合しているとはいえない。
すなわち、従来のワークフロー管理システムは、アクティビティの担当者を個人や役割で指定することを基本としており、例外時の対処の指定もそのようなやり方をベースとしている。ところが、日本においては、欧米と異なり、チーム(部門など)の個々のメンバに厳格な役割分担がなされているという場合よりも、個々のメンバがお互いの様々な仕事をオーバーラップしながら担当している場合が多い。また、チーム内での仕事の分担も、トップダウンで決めていくというよりは、チーム内のメンバが相互の状況を見ながら決めていくといった具合に、場の空気で決めていくことが一般的である。このような日本の職場風土においては、アクティビティ担当者や代行者を個人や役割で指定していくやり方は、必ずしも効率的であるとはいえない。
上記各従来技術は、様々なやり方でワークフローに柔軟性を持たせているが、チーム内の場の空気で担当者が決まっていくという職場風土に対する配慮という点では十分ではなかった。例えば特許文献1のシステムはフロー制御をルールベースで行うことにより柔軟性を提供しており、特許文献2のシステムはアクティビティを先行的に実行できる環境を提供することで柔軟性の向上に寄与しているが、いずれもアクティビティ依頼先となる担当者や代行者の指定については一般的な従来システムと変わるところがない。また、特許文献3のシステムは電子掲示板システムを利用して従来のワークフローを擬似することに主眼をおいており、同様にアクティビティ依頼先となる担当者や代行者の指定は従来システムと変わるところがない。
本発明は、コンピュータシステムを、複数のアクティビティから構成されるワークフローの実行を管理するワークフロー管理装置として機能させるためのプログラムであって、該コンピュータシステムを、ワークフローを構成するアクティビティの依頼先の指定あるいは変更を受け付ける手段であって、電子掲示板をアクティビティの依頼先とする指定を受け付ける機能を備えた依頼先指定手段、前記依頼先指定手段によってあるアクティビティの依頼先に電子掲示板が指定された場合、該電子掲示板に対し、前記ワークフローにおける当該アクティビティの管理情報および入力内容データへのリンクを含むアクティビティ依頼メッセージを登録する掲示板登録手段、として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明の好適な態様では、前記掲示板登録手段は、電子掲示板が依頼先に指定されたアクティビティについてイベントが生じたことを前記ワークフロー管理装置が検出した場合、該イベントの発生を知らせるイベント通知メッセージを該電子掲示板に登録する機能を更に備える。
本発明の別の好適な態様では、前記コンピュータシステムを、更に、電子掲示板が依頼先に指定されたアクティビティについてイベントが生じたことを前記ワークフロー管理装置が検出した場合、該イベントの発生を知らせる電子メールを該電子掲示板の参加者に送信する手段、として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明の更に別の好適な態様では、前記コンピュータシステムを、更に前記依頼先指定手段にてアクティビティの依頼先として1人以上の個人又は役職が指定された場合に、それら個人及び役職に該当するユーザを参加者とする電子掲示板を新規に作成するための処理を実行する新規掲示板作成手段、として機能させるためのプログラムを提供する。
以下図面を参照して、本発明の好適な実施の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)を説明する。
まず図1を参照して、本発明に係るワークフロー支援システムの全体構成を説明する。
このワークフロー支援システムは、インターネットや企業内のLAN(Local Area Network)などのネットワーク500を介して相互に接続されたワークフロー管理システム200、電子掲示板システム100、通知システム300、及びユーザ情報DB(データベース)400を主たる要素として構成される。
ワークフロー支援システムは、企業や企業グループなどのように、そこに所属する個々のユーザが登録されている組織に適用される。また、今後、インターネット上で様々な企業をダイナミックに繋げるワークフローが普及し始めるので、既存の閉じた組織に限らない開放的、動的に構成されうる「組織」にも適用できる。
このシステムが設けられた対象の組織に属するユーザは、ユーザ情報DB400に登録されている。ユーザ情報DB400は、一般に公開されているものでもよく、また複数に分散して管理されているものでもよい。ユーザ情報DB400には、ユーザごとに、そのユーザのID(社員番号などのユニークに個人を特定可能な識別情報)、氏名、役職、所属部署などの情報が登録されている。ユーザ情報DB400に登録されたユーザ情報は、適宜電子掲示板システム100やワークフロー管理システム200から参照される。また電子掲示板システム100やワークフロー管理システム200などでのユーザ認証に用いる各ユーザの認証情報(パスワードなど)をユーザ情報DB400に登録しておき、それらシステムから適宜このDB400にアクセスして認証を行う用にすることもできる。
ワークフロー支援システムの一要素を成す電子掲示板システム100は、匿名の者による発言(投稿或いはメッセージ登録とも言う)や閲覧を基本的に認めないメンバ登録型の構成を採っている。すなわち、電子掲示板システム100が管理している電子掲示板(以下、単に「掲示板」と呼ぶ)ごとに、その掲示板に参加する参加者のリストが管理される。各掲示板に参加できるのは、ユーザ情報DB400に登録されたユーザである。
電子掲示板に関する管理を行うのは掲示板管理部102である。掲示板管理部102は、ユーザ認証に基づき各掲示板に対する各ユーザのアクセス管理を行ったり、その認証の結果権限を持つと判断したユーザからの掲示板に対する閲覧やメッセージ(発言)登録の要求を処理したりする。また、掲示板管理部102は、ユーザからの要求に応じて掲示板を開設したり、掲示板に対して参加者を登録したりする機能を備える。
掲示板管理部102が管理する各電子掲示板に関する情報は、掲示板DB120に登録されている。掲示板DB120には、各掲示板ごとに、その掲示板に登録されたメッセージのリストと、その掲示板に対し登録された参加者のリストが登録されている。メッセージのリストは、電子掲示板の本体をなすものであり、従来からある一般的なデータ形式のものを用いればよい。参加者のリストは、もっとも単純には、各参加者のユーザIDのリストでよい。ユーザ氏名や役職等の情報は、ユーザ情報DB400から必要に応じて入手できる(もっとも、各参加者についてのそのようなすべての情報を掲示板DB120に登録するようにしてももちろんよい。)この他、個々の電子掲示板の中で各参加者に役割を割り当てることもでき、その場合には参加者のリストには各参加者の役割の情報も含まれることになる。この役割は、組織においてユーザに割り当てられた役職とは別のものである。なお、掲示板での参加者の役割としては、例えば該掲示板における議論・コミュニケーションを管理するリーダー、掲示板に対し閲覧や発言を行う一般的な参加者であるメンバー、掲示板の閲覧のみが許されるオブザーバなどがある。もちろんこれは一事例に過ぎず、もっと別の役割を設定することもできるし、別の観点からみた役割分けを採用することもできる。
掲示板表示部104は、ユーザからの要求に応じて電子掲示板を該ユーザに対して表示するための機能モジュールである。例えば掲示板表示部104は、クライアント装置550(例えばパーソナルコンピュータであり、典型的にはウェブブラウザ)を介してユーザから要求された電子掲示板を、WWW(World Wide Web)のウェブページの形で、該クライアント装置550に提供する。
この電子掲示板システム100は、組織内のユーザ群に対して、情報共有や議論の場としての電子掲示板を提供する。それらユーザたちは、組織の業務遂行やそれに関連する活動のために、必要に応じて該システム100に掲示板を開設し、そこに活動の仲間(すなわち掲示板の参加者)を集め、議論等の活動を進めていく。このように企業活動に適用した場合、掲示板は、業務関連の活動のための仮想的なコミュニケーションの「場」として機能する。このような「場」は、既存の組織の部門分けや職務分担などといった組織構造とは独立して設けることができる。またその「場」はデータ通信ネットワーク上での存在なので、現実の職場においてチームを編成するよりも容易に設置したり廃止したりすることができ、スピードが求められるビジネス環境に適している。
したがって、この電子掲示板システム100に管理される個々の掲示板は、組織内において業務や関心を共にするユーザの集まりと捉えることができる。開設された各掲示板には、掲示板の名称が開設者乃至参加者により設定され、それが掲示板管理部102により掲示板DB120に登録される。掲示板名称として、活動の内容を表す名前を付けるという運用を行っていれば、組織の中の各ユーザは、それら開設されている掲示板の名称のリストを閲覧でき、それによりどのような活動を行っているコミュニティが存在するか、その概要を知ることができる。また、名称の他に、コミュニティ外の人々を対象とする掲示板の説明文書を掲示板に対応づけて登録させ、これを公開するようにすれば、各掲示板の活動内容がより把握しやすくなる。この説明文書は、例えばウェブページの形で提供することができる。
別の観点からいえば、この電子掲示板システム100は、グループウエアが個々のグループに対して専用の電子掲示板を提供する仕組みと捉えることもできる。この場合、電子掲示板システム100は、グループウエアを構成する一つのサービスとなる。したがって、このようなグループウエアの一部として電子掲示板システム100を設ける構成とした場合、掲示板の参加者に対し、掲示板サービスの提供だけでなく、スケジュール管理や文書共有などグループウエアが提供する一般的なサービスを提供することも可能となる。
一方、本実施形態のワークフロー管理システム200は、ワークフロー定義部202,ワークフロー実行部204,ワークフロー操作部206,ワークリスト管理部208,掲示板登録部210,掲示板新規生成部212,及びアクティビティ移動処理部214の各機能モジュールを備える。
ワークフロー定義部202は、ユーザからワークフローの定義の入力を受けるための機能モジュールである。ワークフローの定義は従来からワークフロー管理システムで行われていることであり、ワークフロー定義部202は、基本的には、従来からある一般的なワークフロー定義のツールを用いることができる。ユーザは、クライアント装置550からワークフロー定義部202にアクセスし、ワークフロー定義を作成して登録することができる。作成されたワークフロー定義は、テンプレートとしてワークフローDB230に登録され、利用される。すなわち、ユーザによりワークフロー定義が選択され、起動されると、個別具体的なワークフローであるワークフロー・インスタンスが生成され、ワークフロー実行部204により実行される。ワークフロー・インスタンスは、ワークフロー制御のための手続(及び/又はルール)及びデータを保持し実行するするオブジェクトである。ワークフロー実行部204は、基本的な部分は従来の一般的なワークフローエンジンを利用することができる。
なお、ワークフローDB230にはこのようなワークフロー定義だけでなく、個々のワークフロー・インスタンスの情報なども登録される。
ワークフロー操作部206は、ワークフローの起動の操作や、実行しているワークフロー・インスタンスに対する操作を受け付けるための機能モジュールである。ワークフロー・インスタンスに対する操作としては、該インスタンス中のアクティビティの依頼先の指定や変更などがある。ユーザは、クライアント装置550からワークフロー操作部206にアクセスし、ワークフロー・インスタンスに対する操作を行うことができる。ワークフロー操作部206も、基本的な部分は、従来のワークフロー管理システムに用いられているものを利用できる。
ワークリスト管理部208は、ワークフロー実行部204が実行中のワークフロー群の情報に基づき各ユーザのワークリストを作成し、クライアント装置550を用いたユーザからの要求に応じ、そのユーザのワークリストを提供する。ワークリストは、ユーザが現時点で実行すべきアクティビティを列挙したリストであり、“to−do”リストと呼ばれることもある。ワークリストに示される各アクティビティの表示には、ワークフロー実行部204が管理している当該アクティビティのオブジェクトがリンクされている。従って、ユーザがクライアント装置550に表示したワークリスト上で、自分が実行したいアクティビティを選択すれば、そのアクティビティに対する処理を実行することができる。このワークリスト管理部208も、基本的な部分は、従来のワークフロー管理システムに用いられているものが利用できる。
このように、本実施形態のシステムは、ワークフロー管理のための基本的な構成としては従来からあるものを利用できるのであるが、そのような基本構成に付加した特徴点として、ワークフローの個々のアクティビティの依頼先として、電子掲示板システム100が管理する個々の掲示板を指定できるという特徴を備える。すなわち、従来のワークフロー管理システムでは、アクティビティの依頼先としては、特定の個人や、役職を指定するのが一般的であったが、本実施形態では、更に電子掲示板システム100が管理する掲示板を指定できるようにしたのである。前述のように掲示板は組織内で特定の活動を行っている人々のコミュニティ(集まり)に対応しているので、これはコミュニティをアクティビティの依頼先に指定することを意味する。ただしこれは、単なる複数のユーザからなるグループを依頼先に指定することとは意味合いが異なる。すなわち、単なるグループを依頼先に指定したのでは、そのアクティビティ(仕事)をそのグループ内でどのように分担するかが決まっていない場合、グループの人々が直接相談したり電子メールをやりとりしたりして分担を決めるという作業が必要となる。これに対し、電子掲示板を担当者に指定した場合は、すでにそこに存在している掲示板が仕事の分担決めを話し合う場としてそのまま利用できるというメリットがある。また場合によっては、そこでの話し合いの結果、新たに誰かを参加者として加え、その人を担当にすることさえ可能である。
ワークフローにおいてアクティビティの依頼先を指定したり変更したりする機会には、大まかにいって、ワークフロー定義部202でワークフローを定義する時、ワークフローを起動する時(すなわちワークフロー・インスタンスを生成する時)、及びワークフロー・インスタンスを実行している時(例えばあるアクティビティを実行した人が次のアクティビティの依頼先を指定する場合など)の3つの機会がある。これら3つの機会のうち、後の二者はワークフロー操作部206を介してアクティビティ依頼先の指定や変更が行われる。この依頼先の指定や指定変更の際に、本実施形態では、従来からの個人や役職だけでなく、電子掲示板も指定できるようにしたのである。
図2に、このワークフロー定義部202及びワークフロー操作部206が提供するワークフロー及びアクティビティの設定画面の一例を示す。ワークフロー設定画面600には、アクティビティ602をその処理の系列に従って配列し、その順序を矢印で結んだワークフロー604が示される。ワークフロー定義の際には、この画面上でアクティビティを配列して実行順序を指定することで、新たなワークフローを定義できる。この中のアクティビティ602を例えばマウスのダブルクリック操作などで選択することにより、このアクティビティの内容を設定するためのアクティビティ設定画面610を呼び出すことができる。この例では、アクティビティ設定画面610には、説明欄612と依頼先リスト616が示される。実際のアクティビティ内容の設定では、起動するアプリケーションの指定や作成すべき文書の指定など更にいくつかの指定が必要であるが、ここでは煩雑さをさけるため単純化した例を示している。説明欄612には依頼先に対するこのアクティビティの内容説明が例えばワークフローの定義者から入力される。依頼先リスト616には、このアクティビティの依頼先に指定された1以上の人、役割、或いは電子掲示板が示される。この依頼先リスト616に対する依頼先の入力は、候補リスト表示ボタン614を選択して図3に示すような依頼先設定画面620を呼び出して行う。
依頼先設定画面620では、タブ621a,b,cを選ぶことにより、ユーザ個人のリスト、役職のリスト、電子掲示板のリストをそれぞれ画面に表示することができる。ここでは、掲示板リスト622を表示した時の表示例を示す。掲示板リスト622には、依頼先として選択可能な掲示板のIDと名称が列挙されている。この掲示板リストの情報は、電子掲示板システム100から取得したものである。このリストの掲示板名称に対し、例えば電子掲示板システム100に登録された該掲示板の説明文書をリンクしておき、ユーザが説明文書を呼び出すことができるようにすることも好適である。そして、この掲示板リスト622上でマウスのクリック等の操作で掲示板を選択し、「依頼先に追加」ボタン624を選択することで、その掲示板を依頼先リスト616に追加することができる。ユーザ個人や役職を依頼先に指定する場合も、同様の処理となる。
ここで、掲示板を依頼先に指定する場合に、その掲示板に対し、どのアクティビティに関してどのような仕方での対応を求めるかを更に指定できるようにすることも好適である。図4は、そのような掲示板の対応方式の指定画面630の一例を示す図である。この例では、対応方式として、「全員回答」、「統一回答」、「早い者勝ち」、及び「複数回答可」の4つを示している。「全員回答」は、依頼先に指定された掲示板の参加者全員がそのアクティビティの処理を行う方式である。この方式が選択された場合、掲示板の参加者全員がアクティビティの処理を行うことで、ワークフロー・インスタンスにおけるそのアクティビティが完了する。「統一回答」は、そのアクティビティに対しその掲示板の参加者たちの相談で決めた1人の参加者が処理を行う方式である。「早い者勝ち」は、その掲示板の参加者のなかで早い者勝ちでアクティビティを処理する方式であり、この方式が選択された場合、掲示板参加者の誰か一人がアクティビティの処理を行うことで、そのアクティビティが完了する。「複数回答可」は、掲示板の参加者のうちの複数がアクティビティの処理を行うことを許容する方式である。この方式が選択された場合、例えば指定されたアクティビティ制限時間が過ぎるなど、別途指定されたアクティビティの終了条件が満足されるときまで、掲示板参加者のアクティビティ処理を受け付ける。
このようなアクティビティに対する対応方式の指定が行われた場合、ワークフロー実行部204は、指定された方式に従って、掲示板の参加者からのアクティビティに対する処理を受け付け、そのアクティビティの完了の判断を行う。
このように掲示板に担当させるアクティビティに対し、対応方式の指定を行う構成とした場合、ワークリストにも、各アクティビティに指定された対応方式を表示することが好適である。図5に、このようなワークリスト表示画面640の一例を示す。この例では、「林」という名前のユーザが行うべきアクティビティが、対応方式の指定種別と共に示されている。ここで、指定種別が「個人宛」というのは、従来のように個人名や役職の指定でそのユーザが依頼先に指定された場合の種別である。「全員回答」や「早い者勝ち」は掲示板が依頼先に指定された場合の種別である。ユーザは、このリスト表示により、各アクティビティの実行依頼が自分個人宛なのか、自分が参加する掲示板宛なのかを判別でき、更に掲示板宛でも、自分が必ず処理しなければならないものかそうでないのかも判別できるので、各アクティビティの優先順位の判断ができる。
なお、図5のワークリストには、各アクティビティの処理残り時間(図示例では時分で示される)も示されている。これは、アクティビティに対して設定された制限時間や終了時刻の指定に基づき割り出した残り時間である。ユーザは、この処理残り時間をみることで、各アクティビティをいつまでに処理しなければいけないかがわかる。
このように各自が直接又は掲示板を介して間接的に依頼先に指定されているアクティビティは、ワークリストから知ることができるが、本実施形態では、このほかに、掲示板が依頼先に指定されているアクティビティについては、その情報をその掲示板に登録して表示するようにする。
アクティビティに関して掲示板に登録する情報の第1は、アクティビティが依頼された旨を示すアクティビティ依頼メッセージである。この依頼メッセージには、アクティビティの実行が依頼された旨を示す所定のメッセージと、ワークフロー実行部204が管理しているそのアクティビティのオブジェクトへのリンクが含まれる。メッセージには、例えば、当該アクティビティが属するワークフロー・インスタンスの名称や当該アクティビティ自体の名称、アクティビティの説明などを含めることも好適であるが、リンクがあればユーザはそのリンクにより直接アクティビティの情報を得ることができるので、必須ではない。ワークフロー定義部202やワークフロー操作部206にてアクティビティの依頼先に掲示板が指定された場合、ワークフロー管理システム200の掲示板登録部210が、電子掲示板システム100に対し、そのようなアクティビティ依頼メッセージを登録する。
掲示板にそのようなアクティビティ依頼メッセージを登録するタイミングは、まずワークフローの実行系列において、そのアクティビティを実行すべき順番が来た時である。これにより、掲示板の参加者は、アクティビティを実行すべきタイミングで、そのアクティビティが依頼されていることを掲示板から知ることができる。このため、掲示板登録部210は、ワークフロー実行部204からワークフロー・インスタンスの実行状況を取得し、この実行状況の情報から掲示板が依頼先に指定されているアクティビティの順番が来たことを検知すると、その掲示板に対してアクティビティ依頼情報を登録する。なお、掲示板登録部210は、各ワークフロー・インスタンスの実行状況が分かれば、上述の処理を実行できるので、ワークフロー管理システム200に含まれている必要は必ずしもない。
また、掲示板が依頼先に指定されたアクティビティの実行の順番が来る前に、その予告のメッセージをその掲示板に登録することもできる。予告メッセージの登録のタイミングは、例えば、そのアクティビティが生成されたときや、前のアクティビティの状態が変化した時などである。予告メッセージに、その「前のアクティビティ」が作成する文書やデータを閲覧するためのリンクを示せば、掲示板参加者は「前のアクティビティ」の状況を知ることができるので、より対処がしやすくなる。予告メッセージを掲示板に登録するタイミングをいつにするかは、例えばワークフロー定義などの際に設定するようにすればよい。
また、掲示板が依頼先に指定されたアクティビティについてイベントが発生したときに、そのイベントの発生を示すメッセージをその掲示板に登録することも好適である。ここでアクティビティについてイベントには、例えば、掲示板の参加者の誰かがそのアクティビティに着手したことや、そのアクティビティが完了したこと、そのアクティビティが着手されないまま時間切れになったことなどがある。また、時間切れになる前の所定のタイミング(例えば時間切れ1時間前など)で、時間切れが迫っていることを示す通知を掲示板に登録することも好適である。この場合、時間切れ前の所定タイミングに到達したことを1つのイベントと捉えることができる。これらイベント通知メッセージにも、アクティビティのオブジェクトへのリンクを含めることが好適である。
このような処理のため、掲示板登録部210は、ワークフロー実行部204からワークフロー実行状況を取得し、これに基づき、掲示板に登録した各アクティビティに対してイベントが発生したことを検知した場合に、その旨を示すメッセージをその掲示板に登録する。なお、電子掲示板システム100がメッセージのスレッド表示をサポートしている場合、掲示板に対し依頼されたアクティビティについてのイベント通知メッセージは、そのアクティビティについての依頼メッセージと同じスレッドに登録することが好ましい。これにより、掲示板の参加者は、スレッドをたどることでそのアクティビティの状況を容易に知ることができる。なお、どのイベントが発生した場合にそれを掲示板に登録するかを、ワークフロー管理システム200の管理者やユーザや設定できるようにすることも好適である。
また、同じワークフロー・インスタンスの中の複数のアクティビティに対し、同じ掲示板が依頼先に指定されている場合、それら各アクティビティに関する依頼メッセージやイベント通知メッセージなどの各メッセージを同じスレッドに登録することも好適である。この場合、掲示板登録部210は、どの掲示板にどのアクティビティに関するメッセージを登録したのかを記録しておく。そして、アクティビティに関するメッセージを電子掲示板システム100に登録する際には、その記録を参照して、そのアクティビティと同じワークフロー・インスタンスに属する他のアクティビティについてのメッセージが既に登録されているかどうかを調べ、登録されていれば、その「他のアクティビティ」に関するメッセージと同じスレッドにメッセージを登録する。例えば、電子掲示板システム100にあるアクティビティについての依頼メッセージを登録しようとする際には、そのアクティビティの属するワークフロー・インスタンス中の別のアクティビティについての依頼メッセージがあるかどうかを調べ、あれば、その中でもっとも早く登録されたものを返信先(「参照先」とも呼ばれる)として依頼メッセージを登録すればよい。また、アクティビティに関して依頼メッセージ以外のメッセージを登録する場合は、当該アクティビティについての依頼メッセージを返信先としてメッセージを登録すればよい。
以上、掲示板登録部210の動作について説明した。次に掲示板登録部210から登録されたメッセージを含む電子掲示板の表示例を、図6を参照して説明する。
図6に例示する表示画面650は、クライアント装置550に対してウェブページとして提供する場合の例であり、タイトル表示660,参加者リスト表示欄670,掲示板表示欄680を含んでいる。タイトル表示660には、当該掲示板の名称が表示される。参加者リスト表示欄670には、その掲示板の参加者が表示される。この例では、参加者は、メンバー表示欄672、リーダー表示欄674、オブザーバ表示欄676といった具合に、掲示板内での役割ごとに分類して示されている。
掲示板表示欄680には、当該掲示板に登録された各メッセージのタイトルを並べたメッセージリストが表示される。リストに表示されるタイトルは、メッセージ本文にリンクされており、タイトルをクリックするなどの操作でメッセージ本文を表示することができる。図に例示したメッセージリストは、各メッセージのタイトルを、該メッセージの登録時刻の時系列順にリスト表示したものであるが、この他にも、それらタイトルをスレッド表示したリスト表示画面を提供することも可能である。
図6のリスト表示の例では、各メッセージごとに、その登録順序を示す番号(「No.」)、そのメッセージがアクティビティに関するものであるかどうかを示す「依頼」フラグ、メッセージの「タイトル」及び「作成者」が示される。この例のうち、メッセージ番号No.42や45,47,49が掲示板登録部210から登録されたワークフローのアクティビティに関連するメッセージであり、これらの「依頼」フラグはアクティビティ関連であることを示す「●」となり、「作成者」は掲示板登録部210からの自動登録であることを示す「system」となっている。なお、「依頼」フラグの表示形態は、図示のものに限るものではなく、ユーザが通常メッセージとアクティビティ関連メッセージを区別できればどのようなものでもよい。
図6の例では、アクティビティ関連メッセージのタイトルには、当該アクティビティを特定するためにワークフロー・インスタンス名とアクティビティ名が示され、更にそのメッセージが知らせるイベントを示す語句が示されている。例えばNo.42はあるアクティビティが「依頼」されたことを示すメッセージであり、No.45は誰かがそのアクティビティに着手したことを示すメッセージである。またNo.47はあるアクティビティの実行期限が近づいたことを示すメッセージであり、No.49はそのアクティビティが当該掲示板から別の人や掲示板へと依頼先が変更されたこと示すメッセージである(依頼先変更については後で説明する)。これらアクティビティ関連のメッセージの本文には、当該アクティビティのオブジェクトへのリンクが組み込まれているので、ユーザがこのリストのタイトルからメッセージ本文を呼び出し、その中のリンクをたどることで、依頼されたアクティビティの情報を得たり、アクティビティを実行したりすることができる。
それら以外のメッセージは、当該掲示板に対しユーザから登録された通常メッセージであり、これらの「依頼」フラグは空白、「作成者」はそのメッセージを登録したユーザのユーザ名となっている。
ここで、アクティビティ関連メッセージも、掲示板に登録されたメッセージという点では通常のメッセージと同様なので、ユーザはアクティビティ関連メッセージを返信先として指定したレスポンスメッセージを登録することができる。図6の例における、No.43や44のメッセージがその一例である。
なお、図6の例では、依頼されたアクティビティのオブジェクトへのアクセスを容易にするために、タイトルを一覧表示したメッセージリストの中に該オブジェクトへリンク682が追加されている。電子掲示板システム100に対し、電子掲示板の外にあるオブジェクトへのリンクをメッセージリスト中に直接組み込むことができる機能を設ければ、このようなことが可能になる。これにより、ユーザは、タイトルをクリックして開催通知の記事を呼び出してその中のリンクをクリックという操作しなくても、このメッセージリスト内のリンク682をクリックすることによりワークフロー実行部204が管理するアクティビティの実体にアクセスすることができる。このリンク682は、対応するアクティビティの依頼発言の前又は後ろに追加される。
次に、図1に戻って、通知システム300について説明する。通知システム300は、掲示板が依頼先として指定されたアクティビティに関する情報を、その掲示板の参加者に対して電子メールで通知するシステムである。通知システム300において、アクティビティ状態監視部302は、例えばワークフロー実行部204から、各ワークフロー・インスタンスの実行状況の情報を取得し、その情報からあるアクティビティの依頼先に掲示板が指定されたり、そのようなアクティビティが着手されたりなどといった、アクティビティ関連のイベントが発生していないかどうかを調べる。この状態監視部302により、アクティビティ関連のイベントが発生したことが判明した場合、通知メール送信部304が、その旨を示す電子メールを作成してその掲示板の各参加者に送信する。この通知メールに、当該アクティビティのオブジェクトへのリンクを含めることも好適である。これにより、各参加者は、掲示板を閲覧していないときにも、アクティビティの依頼その他のイベントが生じたことを知ることができる。
なお、アクティビティに関するイベント(依頼も含む)の情報は掲示板にも登録しているので、アクティビティ状態監視部302は各掲示板を監視してイベント発生を検知するようにしてもよい。
次に、掲示板新規生成部212について説明する。掲示板新規生成部212は、アクティビティの依頼先に指定されたユーザを参加者とする掲示板を生成し、電子掲示板システム200に登録する手段である。すなわち、アクティビティの依頼先として、電子掲示板が指定されずに、ユーザ個人や役職のみが指定された場合、それら指定された個人や役職に該当するユーザを参加者とする掲示板を新規に作成する。この新規の掲示板は、それら依頼先に指定された人々の間で当該アクティビティについての相談をする場として利用することができる。
このような新規掲示板の作成は、依頼先が複数人指定された場合に実行するようにすればよい。もっとも、依頼先が1人しか指定されない場合に同様の新規掲示板を作成することも可能である。この場合、その1人の依頼先が、自分の知人をその掲示板の参加者へと引き込んで相談するような場合に利用できる。
このように掲示板を新規に生成した場合、その旨を示す電子メールをその掲示板の参加者に対し通知システム300から送信することも好適である。その電子メールには、その掲示板へのリンクを組み込んでおく。
次に、アクティビティ移動処理部214について説明する。アクティビティ移動処理部214は、掲示板を依頼先とするアクティビティにおいて、所定の例外イベントが発生したときに、そのアクティビティの依頼先を別の電子掲示板へと移動、すなわち依頼先移転を行うための手段である。依頼先移転の契機となる例外イベントは、例えば、指定された制限時間を超えてもそのアクティビティが実行されなかった場合や、その掲示板の参加者では遂行不可能なため実行不可能の旨の指示を明示的に入力した場合(これは一般的なワークフローで想定されている動作のひとつである「差し戻し」とは異なる)などである。例外イベント発生時のアクティビティの移動先(すなわち代行担当者)とする掲示板は、ワークフロー定義部202やワークフロー操作部206から指定できるようにしておく。代行依頼先指定のための画面は、図2に例示した依頼先指定の画面と同様のものでよい。
このように代行依頼先が指定されたアクティビティについて、所定の例外イベントが発生した場合、アクティビティ移動処理部214は、掲示板登録部210に対し、そのアクティビティの依頼メッセージをその代行依頼先である掲示板に登録させる。また、このとき、元の依頼先であった掲示板に対し、そのアクティビティの担当から外れた旨を示すメッセージを登録するようにすることも好適である。図6の例におけるNo.49のメッセージはその一例である。
次に、掲示板内での担当替えについて説明する。以上では、掲示板がアクティビティ依頼先として指定可能であることを説明したが、実際にアクティビティを実行するのは、掲示板ではなく掲示板の個々の参加者である。この場合、例えばその掲示板の参加者のなかの誰かがそのアクティビティに着手し始めた後で、その人がそのアクティビティを完遂できないことが判明したり、それら参加者の中でその人よりも適任な人が判明したりする場合もある。そこで、掲示板の参加者の中でアクティビティの実行者を変更するための手段をワークフロー管理システム200に設けることも好適である。実行者の変更は、ワークフロー操作部206を用いて行うようにすればよい。すなわちこの場合、ワークフロー操作部206が、アクティビティの実行者のリストを表示する画面をユーザに提供する。このリスト表示画面は、図2のアクティビティ設定画面610の依頼先リストと同様のものでよい。また、アクティビティ設定画面610自体に、アクティビティの依頼先に指定された人のリストの他に、実際にアクティビティを実行中の人や実行済の人をリスト表示得るようにしてもよい。そして、そのリストに示される実行者を選択可能とし、選択された実行者に対し、代わりとなる他の参加者のリストを表示し、そのリスト中から新たな依頼先の指定を受ける。
この実行者変更の権限は、例えば掲示板のリーダーなど、その掲示板において特定の役割を与えられた人にだけ与えるようにすることが望ましい。この場合、ワークフロー操作部206は、実行者リストの表示を要求したユーザの掲示板内での役割の情報を電子掲示板システム100から取得し、これに従い、そのユーザが実行者変更の権限を持つかどうかを判断すればよい。
次に、掲示板における依頼先の詳細指定について説明する。
以上では、掲示板がアクティビティ依頼先として指定可能とすることについて説明したが、掲示板の中の特定の個人や特定の役割の人を特に担当者として指定したいという要求が出てくることも考えられる。例えば、依頼先指定を行う人が、掲示板のある参加者について良い評判を知っている場合には、その人を特に担当者に指定したいと考えるであろうし、またアクティビティにつき掲示板としての統一した処理をのぞむ場合などには、その掲示板のリーダーなどのように、その処理内容に適合した特定の役割の人を特に担当者に指定したいと考えるであろう。このような要望に応えるために、掲示板内で更に詳細に依頼先指定を行えるようにすることが好ましい。
図7に、このような詳細指定に対応した依頼先設定画面620の一例を示す。この例は、図3に例示した依頼先設定画面620に対し、メンバ表示ボタン626及び役割表示ボタン628を加えたものである。ワークフロー定義部202やワークフロー操作部206は、ユーザがこの画面の掲示板リスト622にて掲示板を選択し、メンバ表示ボタン626をクリックすると、その掲示板の参加者のリストを表示した画面を提供し、そのユーザに対しその参加者リストから依頼先を指定させる。同様に、ユーザがこの画面の掲示板リスト622にて掲示板を選択し、役割表示ボタン628をクリックすると、その掲示板に設けられた役割のリストを表示した画面を提供し、そのユーザに対しその役割リストから依頼先とする役割を指定させる。
このようにして掲示板内の個人や役割がアクティビティの依頼先として指定された場合、掲示板登録部210は、その掲示板に対し、その旨を示すメッセージを登録する。この場合、通知システム300は、その掲示板の参加者全員ではなく、依頼先に指定された個人や役割に該当する人にだけ通知メールを送ればよい。
このようにすることで、アクティビティ依頼先を指定する人の要望に更にきめ細かく応えることができる。
なお、掲示板の参加者の中から個人名で依頼先を指定する場合、掲示板経由ではなく直接その人個人を担当者に指定するという指定の仕方も考えられる。しかし、この例のように「その掲示板の中のその人」という形で指定すれば、掲示板に対してもそのアクティビティの情報を登録することができるので、その個人がそのアクティビティを処理できない場合などにその掲示板の参加者の誰かにその代行を頼むなど、不測の事態に対する対処が容易になるという利点がある。この場合の依頼先変更の権限は、その指定された個人に与えればよいし、更に、前述の掲示板内での実行者変更の場合と同様、リーダーなどのように掲示板内での特定の役割を持つ人に与えるようにすることも好適である。
以上説明したように、本実施形態のシステムによれば、ワークフローのアクティビティの依頼先として電子掲示板を指定可能とし、電子掲示板が依頼先として指定された場合、その旨をその電子掲示板に掲示するようにしたので、電子掲示板の参加者がそれを見て相談し、そのアクティビティへの対処方法や適切な担当者を決めることができる。この仕組みは、仕事の分担をチーム内の場の空気で決めていくような環境に適したものであると期待される。
なお、特許文献2のシステムは、本実施形態と同様、ワークフローに電子掲示板を利用したものであり、ユーザは電子掲示板を見れば業務全体にわたる各種情報を入手できるかも知れない。しかし特許文献2では、業務全体の情報の中からそのユーザ自身に必要な情報を選び出すという煩わしい作業が必要になるのに対し、本実施形態は、個々のアクティビティと掲示板とがより明確に対応づけられているので、そのような問題は少ない。
以上説明した実施形態のシステムは、上述の各機能を記述したプログラムをコンピュータ(1台でも良いし、各機能を別々のコンピュータに分散させても良い)に実行させることにより実現できる。
なお、以上では、各システム100,200,300がそれぞれ機能モジュール102〜104,202〜230,302〜304を有しているとして説明したが、これら図示した各システム100,200,300の区分けは説明のための便宜上のものである。実際には、それら各システムの各機能を実現するためプログラムは、ネットワーク500を通じて相互に通信可能であれば、ネットワーク500上のどのコンピュータに存在(すなわち該コンピュータで実行)していてもよい。また、個々の機能モジュールがそれぞれネットワーク500上に複数存在して、相互に通信品が連携動作するような場合にも、本実施形態の仕組みは適用可能である。
本発明に係るシステムの全体構成を説明するための図である。 ワークフロー及びアクティビティの設定画面を説明するための図である。 依頼先設定画面を説明するための図である。 掲示板を依頼先に指定した場合の対応方式の指定画面を説明するための図である。 ワークリスト表示画面の一例を示す図である。 電子掲示板システムが提供する電子掲示板表示画面の一例を示す図である。 掲示板内での詳細な依頼先指定に対応した依頼先設定画面の一例を示す図である。
符号の説明
100 電子掲示板システム、102 掲示板管理部、104 掲示板表示部、200 ワークフロー管理システム、202 ワークフロー定義部、204 ワークフロー実行部、206 ワークフロー操作部、208 ワークリスト管理部、210 掲示板登録部、212 掲示板新規生成部、214 アクティビティ移動処理部、230 ワークフローDB(データベース)、300 通知システム、302 アクティビティ状態監視部、304 通知メール送信部、400 ユーザ情報DB、500 ネットワーク、550 クライアント装置。

Claims (22)

  1. コンピュータシステムを、複数のアクティビティから構成されるワークフローの実行を管理するワークフロー管理装置として機能させるためのプログラムであって、該コンピュータシステムを、
    ワークフローを構成するアクティビティの依頼先の指定あるいは変更を受け付ける手段であって、電子掲示板をアクティビティの依頼先とする指定を受け付ける機能を備えた依頼先指定手段、
    前記依頼先指定手段によってあるアクティビティの依頼先に電子掲示板が指定された場合、該電子掲示板に対し、前記ワークフローにおける当該アクティビティの管理情報および入力内容データへのリンクを含むアクティビティ依頼メッセージを登録する掲示板登録手段、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記依頼先指定手段は、依頼先として指定可能な電子掲示板のリストを提示し、該リストに示された電子掲示板の中から依頼先の選択を受け付けることを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記掲示板登録手段は、電子掲示板が依頼先に指定されたアクティビティについてイベントが生じたことを前記ワークフロー管理装置が検出した場合、該イベントの発生を知らせるイベント通知メッセージを該電子掲示板に登録する機能を更に備える、請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記掲示板登録手段は、アクティビティに関するイベント通知メッセージを、該アクティビティについてのアクティビティ依頼メッセージのスレッドに登録することを特徴とする請求項3記載のプログラム。
  5. 前記掲示板登録手段は、同じワークフローに含まれる異なるアクティビティの依頼先として同じ電子掲示板が指定された場合、それらアクティビティに対応するメッセージを該電子掲示板の同じスレッドに登録することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータシステムを、更に、
    電子掲示板が依頼先に指定されたアクティビティについてイベントが生じたことを前記ワークフロー管理装置が検出した場合、該イベントの発生を知らせる電子メールを該電子掲示板の参加者に送信する手段、
    として機能させるための請求項1〜5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 前記依頼先指定手段は、アクティビティの依頼先の指定を、個人及び役職の少なくとも一方の指定として受け付ける機能を更に備える請求項1〜6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記コンピュータシステムを、更に
    前記依頼先指定手段にてアクティビティの依頼先として1人以上の個人又は役職が指定された場合に、それら個人及び役職に該当するユーザを参加者とする電子掲示板を新規に作成するための処理を実行する新規掲示板作成手段、
    として機能させるための請求項7記載のプログラム。
  9. 前記コンピュータシステムを、更に、
    該新規掲示板作成手段で電子掲示板が作成された場合に、該電子掲示板の参加者に対して該電子掲示板へのリンクを含んだ通知を行う新規掲示板通知手段、
    として機能させるための請求項8記載のプログラム。
  10. 前記コンピュータシステムを、更に、
    アクティビティの実行に関し例外イベントが生じた場合に対する該アクティビティを代行する代行依頼先の指定を受け付ける手段であって、電子掲示板を代行依頼先とする指定を受け付ける機能を備えた代行指定手段、
    前記ワークフローの実行中にいずれかのアクティビティに関し例外イベントが発生した場合において、該アクティビティに対し前記代行指定手段にて代行依頼先とする電子掲示板の指定を受け付けている場合は、該電子掲示板に対し前記ワークフローにおける当該アクティビティのデータへのリンクを含むメッセージを登録する依頼先移転手段、
    として機能させるための請求項1〜9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記コンピュータシステムを、更に、
    前記依頼先として指定可能な電子掲示板について、該電子掲示板が依頼先に指定されたアクティビティを実際に担当する人を変更する権限を持った担当替え権限者の情報を取得する手段、
    該電子掲示板が依頼先に指定されたアクティビティを実際に担当する人が該電子掲示板の参加者の中から特定されている場合に、該電子掲示板の前記担当替え権限者からの指示に応じ、そのアクティビティの依頼先を該電子掲示板の他の参加者へ変更する手段、
    として機能させるための請求項1〜10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 前記依頼先指定手段は、前記電子掲示板のリストに加え、更に該電子掲示板に参加している参加者のリストを提示し、アクティビティの依頼先として電子掲示板の中での特定の参加者を指定可能としたことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 前記依頼先指定手段は、前記電子掲示板のリストに加え、更に該電子掲示板のコミュニティに設けられた役割のリストを提示し、アクティビティの依頼先として電子掲示板の中での特定の役割を指定可能としたことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載のプログラム。
  14. 前記コンピュータシステムを、更に、
    各ユーザに対しそのユーザの関与するアクティビティのリストを提供する手段であって、該ユーザ個人が依頼先に指名されたアクティビティと、該ユーザが参加する電子掲示板が依頼先に指名されたアクティビティとを相互に区別可能な情報を含んだリストを提供するアクティビティリスト提供手段、
    として機能させるための請求項1〜13のいずれか1項に記載のプログラム。
  15. 前記コンピュータシステムを、更に、
    前記依頼先指定手段が電子掲示板をアクティビティの依頼先とする指定を受け付ける場合に、該アクティビティに対する該電子掲示板の対応の仕方として、該電子掲示板の参加者全員が個別に該アクティビティに対応することを希望するのか、該電子掲示板として統一した1つの対応を希望するのか、該電子掲示板の参加者のうちの複数からの対応を許容するのか、それら参加者中からの早い者勝ちの1人の対応を希望するのか、のうちの少なくとも1つを選択肢として含んだリストを提示し、該リストから選ばれた対応の仕方を当該アクティビティの属性として登録する対応方式指定手段、
    前記対応方式指定手段により登録されたアクティビティの対応の仕方に付いての属性に従い、該アクティビティの完了を判定する完了判定手段、
    として機能させるための請求項1〜14のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. 前記コンピュータシステムを、更に、電子掲示板群を管理する電子掲示板管理装置として機能させるためのプログラムモジュールを含み、
    前記電子掲示板管理装置は、前記掲示板登録手段により登録されたアクティビティ依頼メッセージを、該電子掲示板管理装置に対し参加者から登録された通常メッセージと区別可能な形態で示したメッセージリストを表示する、
    ことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載のプログラム。
  17. ワークフローを構成するアクティビティの依頼先の指定を受け付ける手段であって、電子掲示板をアクティビティの依頼先とする指定を受け付ける機能を備えた依頼先指定手段と、
    前記依頼先指定手段によってあるアクティビティの依頼先に電子掲示板が指定された場合、該電子掲示板に対し、前記ワークフローにおける当該アクティビティのデータへのリンクを含むアクティビティ依頼メッセージを登録する掲示板登録手段と、
    を含むワークフロー管理装置。
  18. ワークフロー管理装置が実行するワークフロー管理方法であって、
    ワークフローを構成するアクティビティの依頼先の指定を受け付けるステップであって、電子掲示板をアクティビティの依頼先とする指定を受け付けるステップと、
    アクティビティの依頼先に電子掲示板が指定された場合、該電子掲示板に対し、前記ワークフローにおける当該アクティビティのデータへのリンクを含むアクティビティ依頼メッセージを登録するステップと、
    を含むワークフロー管理方法。
  19. ワークフローを管理するワークフロー管理装置と、電子掲示板群を管理する電子掲示板管理装置と、を含むワークフロー支援システムであって、
    前記ワークフロー管理装置は、
    ワークフローを構成するアクティビティの依頼先の指定を受け付ける手段であって、電子掲示板をアクティビティの依頼先とする指定を受け付ける機能を備えた依頼先指定手段と、
    前記依頼先指定手段によってあるアクティビティの依頼先に電子掲示板が指定された場合、前記電子掲示板管理装置に対し、前記ワークフローにおける当該アクティビティのデータへのリンクを含むアクティビティ依頼メッセージを該掲示板に登録する依頼を発行する掲示板登録手段と、
    を備えるワークフロー支援システム。
  20. 前記電子掲示板管理装置が管理する電子掲示板ごとに、該電子掲示板の参加者ごとにその電子メールアドレスを記憶した参加者情報保持手段と、
    前記ワークフロー管理装置からの依頼に応じ電子掲示板に対しメッセージが登録された場合に、前記参加者情報保持手段を参照して該電子掲示板の各参加者に対し、該電子掲示板における該メッセージへのリンクを含んだ電子メールを送信する通知手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項19記載のワークフロー支援システム。
  21. 前記電子掲示板管理装置は、
    前記ワークフロー管理装置からの依頼に応じ電子掲示板に登録したメッセージを、該電子掲示板管理装置に対し参加者から登録された通常メッセージと区別可能な形態で示したメッセージリストを表示するリスト表示制御手段、
    を備えることを特徴とする請求項19記載のワークフロー支援システム。
  22. 前記電子掲示板管理装置は、
    同じワークフローに含まれる異なるアクティビティの依頼先として同じ電子掲示板が指定された場合、それらアクティビティに対応するメッセージを該電子掲示板の同じスレッドに登録する手段、
    を備えることを特徴とする請求項19記載のワークフロー支援システム。
JP2004077235A 2004-03-17 2004-03-17 ワークフロー管理のためのプログラム及びワークフロー支援システム Pending JP2005267116A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004077235A JP2005267116A (ja) 2004-03-17 2004-03-17 ワークフロー管理のためのプログラム及びワークフロー支援システム
US10/942,767 US20050209904A1 (en) 2004-03-17 2004-09-17 Program for managing workflow and workflow support system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004077235A JP2005267116A (ja) 2004-03-17 2004-03-17 ワークフロー管理のためのプログラム及びワークフロー支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005267116A true JP2005267116A (ja) 2005-09-29

Family

ID=34987495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004077235A Pending JP2005267116A (ja) 2004-03-17 2004-03-17 ワークフロー管理のためのプログラム及びワークフロー支援システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20050209904A1 (ja)
JP (1) JP2005267116A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009086977A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Fuji Xerox Co Ltd ワークフローシステムおよびプログラム
JP2012523059A (ja) * 2009-04-06 2012-09-27 マイクロソフト コーポレーション ソーシャルネットワークに対するメトリックベースのイベント

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050234804A1 (en) * 2004-04-16 2005-10-20 Yue Fang Method and system for auto-mapping to network-based auctions
US7877313B2 (en) * 2004-04-16 2011-01-25 Sap Ag Method and system for a failure recovery framework for interfacing with network-based auctions
US7853959B2 (en) * 2005-02-08 2010-12-14 Sap Ag Business process extension for productivity suite application
US20060277079A1 (en) * 2005-04-22 2006-12-07 Gilligan Geffrey D Groupware travel itinerary creation
US9111253B2 (en) * 2005-04-22 2015-08-18 Sap Se Groupware time tracking
US7890964B2 (en) * 2005-04-22 2011-02-15 Sap Ag Methods and apparatus for contextual awareness in a groupware client
US7890962B2 (en) * 2005-04-22 2011-02-15 Sag Ag Business process extensions to enable alerts and reports within the context of groupware
US20070150406A1 (en) * 2005-10-31 2007-06-28 Sap Ag Bidder monitoring tool for integrated auction and product ordering system
US20070106595A1 (en) * 2005-10-31 2007-05-10 Sap Ag Monitoring tool for integrated product ordering/fulfillment center and auction system
US8095428B2 (en) * 2005-10-31 2012-01-10 Sap Ag Method, system, and medium for winning bid evaluation in an auction
US7895115B2 (en) * 2005-10-31 2011-02-22 Sap Ag Method and system for implementing multiple auctions for a product on a seller's E-commerce site
US8095449B2 (en) * 2005-11-03 2012-01-10 Sap Ag Method and system for generating an auction using a product catalog in an integrated internal auction system
US8644702B1 (en) 2005-12-28 2014-02-04 Xi Processing L.L.C. Computer-implemented system and method for notifying users upon the occurrence of an event
US20100057505A1 (en) * 2008-08-27 2010-03-04 International Business Machines Corporation Business process community input
US9514435B2 (en) * 2009-08-17 2016-12-06 Accenture Global Services Limited System for targeting specific users to discussion threads
CN101661582A (zh) * 2009-09-28 2010-03-03 浙江大学 工作流管理系统及实现工作流定义工具的方法
US20110167007A1 (en) * 2010-01-07 2011-07-07 Chris Saitta System and method for task management
US9377876B2 (en) * 2010-12-15 2016-06-28 Hillcrest Laboratories, Inc. Visual whiteboard for television-based social network
US10282689B1 (en) * 2012-02-29 2019-05-07 Amazon Technologies, Inc. Event-based composition model for workflow systems
US20140297320A1 (en) * 2013-03-29 2014-10-02 Mckesson Specialty Care Distribution Corporation Systems and methods for operating a personal healthcare management portal

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPN773496A0 (en) * 1996-01-25 1996-02-15 Task Solutions Pty Ltd Task management system
US20010032170A1 (en) * 1999-08-24 2001-10-18 Sheth Beerud D. Method and system for an on-line private marketplace
JP4213360B2 (ja) * 2001-05-15 2009-01-21 株式会社東芝 知識蓄積支援システムおよび同システムにおける返信メッセージ処理方法
JP2003030388A (ja) * 2001-06-28 2003-01-31 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ワークフローシステム、情報処理装置、ワークフローの管理方法ならびにプログラム
US20030126001A1 (en) * 2001-12-28 2003-07-03 Margo Northcutt Process for managing requests for work within an organization through a centralized workflow management system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009086977A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Fuji Xerox Co Ltd ワークフローシステムおよびプログラム
JP4508226B2 (ja) * 2007-09-28 2010-07-21 富士ゼロックス株式会社 ワークフローシステムおよびプログラム
US8386993B2 (en) 2007-09-28 2013-02-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Workflow system and computer readable medium
JP2012523059A (ja) * 2009-04-06 2012-09-27 マイクロソフト コーポレーション ソーシャルネットワークに対するメトリックベースのイベント

Also Published As

Publication number Publication date
US20050209904A1 (en) 2005-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005267116A (ja) ワークフロー管理のためのプログラム及びワークフロー支援システム
US8639552B1 (en) Systems and methods for creating and sharing tasks
US20160224939A1 (en) Systems and methods for managing tasks
US8140691B2 (en) Role-based views access to a workflow weblog
RU2435208C2 (ru) Служба данных о доступности
US20070250370A1 (en) Scheduling application and distribution method
US20040002885A1 (en) System, methods and software implemented program product for managing an organization&#39;s resources
US7822739B2 (en) Method for exploitation of social networks to derive a location of employees
JP2008242798A (ja) 会議情報管理システム、該システムの機能を実現するプログラム及び記録媒体
KR20180096230A (ko) 워크 플로우 기반의 업무 관리 시스템
US11676107B1 (en) Systems and methods to facilitate interaction with a collaboration environment based on assignment of project-level roles
US11551186B2 (en) Systems and methods to generate agendas for one-on-one meetings
US20150339627A1 (en) System for structured communication between parties
US20160171452A1 (en) Automated Consecutive Scheduling
JP4949437B2 (ja) 面接調整システム、面接調整方法及び面接調整プログラム
JP7178060B2 (ja) 看板基盤の業務処理装置及び業務処理方法
JP6955724B1 (ja) 会計業務支援システム
Guimarães et al. The integration of workflow systems and collaboration tools
JP3931941B2 (ja) ワークプロセス管理装置及びワークプロセス管理方法
JP2015170032A (ja) スケジュール調整プログラム、スケジュール調整方法、及びスケジュール調整装置
JP7277877B2 (ja) 看板基盤の業務処理装置及び業務処理方法
JP2007108827A (ja) ワークフローシステム及び方法及びプログラム
JP7015496B1 (ja) 会計業務支援システム
JP2003223535A (ja) スケジュール管理方法、プログラム及び記録媒体
JP2019040552A (ja) 面接日時決定用プログラム及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090915