JP2007074267A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複合機のコンフリクトルールをそのハードウェアリソースやソフトウェアリソースの改変に応じて機動的に提示できるような仕組みを提供すること。
【解決手段】複合機のユーザインターフェースを介した各種機能設定の条件を表すルールをその複合機に実装されたソフトウェアモジュール毎に定義したテーブルを設け、下位の層に実装されたソフトウェアモジュールと対応するルールを順次参照することによって、ユーザインターフェースに表示させるコンフリクトルールを取得する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置に関する。
複合機は、コピーサービスモード、ファクシミリサービスモード、プリントサービスモード、及びスキャンサービスモードの4つのモードで夫々画像処理サービスを提供できるようになっている。そして、複合機を利用するユーザは、入出力原稿のサイズやカラー種別などに関する各種機能設定を自らの利用用途に応じて最適化した上で画像処理サービスの提供を受けるのが一般的である。
この種の複合機は多岐に渡る細かな機能設定ができるようになっているため、出力形式をOHP(Over Head Projector)シートとした上で印字態様を両面印刷にするといったような相両立しない機能設定が行われてしまう、いわゆるコンフリクトの問題が発生し得る。特許文献1や2には、このようなコンフリクトとなる設定の入力を阻止する仕組みを有する画像形成装置の開示がある。
特開2002−169669号公報 特開2003−162391号公報
ところで、コンフリクトとなる設定の入力を阻止する仕組みの多くでは、各種画像処理サービスの提供に関与するハードウェアリソース及びソフトウェアリソースを特定し、特定した各リソースの機能の限界を画像処理サービスの種類毎に取り纏めることによって、コンフリクトとなる設定の組み合わせを表すコンフリクトルールを構築していた。
しかしながら、この手法によると、複合機に実装されるハードウェアリソースやソフトウェアリソースの一部がバージョンアップなどによって後から別のものに改変された場合、コンフリクトルールを一から構築し直さなければならないという不都合があった。
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、複合機のコンフリクトルールをそのハードウェアリソースやソフトウェアリソースの改変に応じて機動的に提示できるような仕組みを提供することを目的とする。
本発明の好適な態様である画像処理装置は、ユーザインターフェースを介してユーザが行う各種機能設定に従って当該ユーザの指示に係る画像処理ジョブの各処理を夫々実行する複数のソフトウェアモジュールを有し、前記各ソフトウェアモジュールの各々に、それらのソフトウェアモジュールの処理能力に依存した機能設定のルールを表すルール定義情報が夫々対応付けられていることを特徴とする。
本発明の別の好適な態様である画像処理装置は、ユーザインターフェースを介してユーザが行う各種機能設定に従って当該ユーザの指示に係る画像処理ジョブの各処理を実行するための各ソフトウェアモジュールを記憶したソフトウェア記憶手段と、前記ソフトウェア記憶手段の各ソフトウェアモジュールを夫々起動する各手段であって、ユーザの指示に係る画像処理ジョブの各処理を各々が起動させたソフトウェアモジュールを用いて実行する複数のモジュール制御手段と、前記各モジュール制御手段を識別する識別子と、それらのモジュール制御手段の処理能力に依存した機能設定のルールを表すルール定義情報とを各々対応付けて記憶したルール記憶手段と、ある画像処理サービスモードで指示され得る画像処理ジョブの各処理を特定し、特定した各処理を実行することになるモジュール制御手段を夫々特定するモジュール特定手段と、前記特定したモジュール制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶された各ルール定義情報を順次参照し、参照した各ルール定義情報が表すルールの全部を充足するルールであるコンフリクトルールを前記ユーザインターフェースを介して提示するルール提示手段とを備える。
この態様において、前記各ソフトウェアモジュールを起動する複数のモジュール制御手段は、複数の層に階層化された上で実装され、前記ルール提示手段は、より低い層に実装されたモジュール制御手段の識別子と対応付けられたルール定義情報から順次参照するようにしてもよい。
また、前記複数のモジュール制御手段には、スキャン又は印字を行うハードウェアを駆動させるハードウェア制御手段、画像処理ジョブが該当する画像処理サービスモードに応じて前記ハードウェアの駆動手順を調停するサービス機能制御手段、ユーザの指示に係る画像処理ジョブを生成するアプリケーション制御手段、及び前記サービス機能制御手段にオプション機能を与えるプラグイン制御手段のうち2つ以上が含まれるようにしてもよい。
前記ハードウェア制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報は、特定のハードウェアに依存したルールを表すようにしてもよい。
また、前記サービス機能制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報は、複数のハードウェアに共通するルールを表すようにしてもよい。
前記アプリケーション機能制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報は、画像処理サービスモードの特定の種別に依存したルールを表すようにしてもよい。
前記プラグイン制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報は、前記画像処理サービスモードの特定の種別に依存したルールよりも更に限定されたルールを表すようにしてもよい。
また、自装置に実装されたあるハードウェアが新たなハードウェアに置き換えられたとき、そのハードウェアを駆動させるハードウェア制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報を新たな内容のルール定義情報に更新する更新手段を更に備えてもよい。
本発明によると、複合機のコンフリクトルールをそのハードウェアリソースやソフトウェアリソースの改変に応じて機動的に提示できるような仕組みを提供することができる。
(発明の実施の形態)
本実施形態の特徴は、複合機のユーザインターフェースを介した各種機能設定の条件を表すルール(以下、単に「ルール」と呼ぶ)を、その複合機に実装されたソフトウェアリソースのモジュール毎に個別に保持するようにした点である。
本実施形態に係る複合機は、以下の4つのサービスモードで各種画像処理サービスを提供する。
(1)スキャンサービスモード
このモードでは、紙媒体からスキャンした画像を画像データ化して記録媒体に格納するサービスであるスキャンサービスを提供する。
(2)コピーサービスモード
このモードでは、紙媒体からスキャンした画像を別の一又は複数の紙媒体にプリントして複写物を生成するサービスであるコピーサービスを提供する。
(3)FAXサービスモード
このモードでは、自機のアドレス宛てに電話回線経由で伝送されてくる画像を紙媒体にプリントして出力し、また、紙媒体からスキャンした画像を外部のアドレス宛てに電話回線経由で伝送するサービスであるFAXサービスを提供する。
(4)プリントサービスモード
このモードでは、自機のアドレス宛てにネットワーク経由で伝送されてくる画像を紙媒体にプリントして出力するサービスであるプリントサービスを提供する。
図1は、複合機のハードウェア概略構成図である。図に示すように、複合機は、スキャンデバイス11、プリントデバイス12、通信デバイス13、ユーザインターフェース(以下、「UI」と呼ぶ)デバイス14、CPU15、揮発性メモリ16、及び不揮発性メモリ17の各ハードウェアリソースを備える。
スキャンデバイス11は、CCD(Charge Coupled Device)や光源などといった、画像スキャン制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
プリントデバイス12は、感光体ドラムや帯電器などといった、画像プリント制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
通信デバイス13は、モデムや各種インターフェースユニットなどといった、外部ノードとの通信制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
UIデバイス14は、タッチパネルやタッチスクリーンディスプレイなどといった、UI制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
揮発性メモリ16は、CPU15のワークエリアとして各種プログラムやデータを記憶する。
不揮発性メモリ17は、UI制御プログラム17a、プラグインアプリケーションプログラム17b、基本アプリケーションプログラム17c、スキャン機能制御プログラム17d、コピー機能制御プログラム17e、FAX機能制御プログラム17f、プリント機能制御プログラム17g、スキャンデバイス制御プログラム17h、通信デバイス制御プログラム17i、プリントデバイス制御プログラム17jが記憶される。なお、これら各プログラムのうちプラグインアプリケーションプログラム17bは、不揮発性メモリ17に予め記憶されているわけではなく、ユーザのカスタマイズ操作に従って図示しないサーバ装置からダウンロードされる。
図2は、複合機のソフトウェア概略構成図である。図に示す各ソフトウェアモジュールは、CPU15が揮発性メモリ16をワークエリアとして不揮発性メモリ17の各種プログラムを起動させることにより実現される。具体的には、UI制御部51、プラグイン制御部52、アプリケーション制御部53、スキャン機能制御部54、コピー機能制御部55、FAX機能制御部56、プリント機能制御部57、スキャン制御部58、通信制御部59、プリント制御部60の10のソフトウェアモジュールが実現される。これらの各制御部は、最もハードウェアに近い、スキャン制御部58、通信制御部59、プリント制御部60の層(以下、この層を「第1層」と呼ぶ)、スキャン機能制御部54、コピー機能制御部55、FAX機能制御部56、及びプリント機能制御部57の層(以下、この層を「第2層」と呼ぶ)、アプリケーション制御部53の層(以下、この層を「第3層」と呼ぶ)、プラグイン制御部52の層(以下、この層を「第4層」と呼ぶ)、UI制御部51の層(以下、この層を「第5層」と呼ぶ)に階層化された上で実装される。
UI制御部51は、UI制御プログラム17aを起動することによって実現するソフトウェアモジュールであり、各種サービスに応じたインターフェース画面をUIインターフェースに表示させ、同画面を介して入力される各種指令を下位の層のソフトウェアモジュールへ伝達する。
プラグイン制御部52は、プラグインアプリケーションプログラム17bを起動することによって実現するソフトウェアモジュールであり、例えば、スキャンされた画像に文字認識処理(OCR処理)を施してテキストデータ化するなどといったような、各種画像処理サービスのオプション機能を各機能制御部に付与する。
アプリケーション制御部53は、基本アプリケーションプログラム17cを起動することによって実現するソフトウェアモジュールであり、UI制御部51から伝達される指令に係る各種サービスの画像処理ジョブを生成する。そして、スキャンサービスモードで生成された画像処理ジョブをスキャン機能制御部54へ、コピーサービスモードで生成された画像処理ジョブをコピー機能制御部55へ、FAXサービスモードで生成された画像処理ジョブをFAX機能制御部56へ、プリントサービスモードで生成された画像処理ジョブをプリント機能制御部57へ夫々供給する。
スキャン機能制御部54、コピー機能制御部55、FAX機能制御部56、及びプリント機能制御部57は、スキャン機能制御プログラム17d、コピー機能制御プログラム17e、FAX機能制御プログラム17f、及びプリント機能制御プログラム17gを夫々起動させることによって実現するソフトウェアモジュールであり、自身に供給された画像処理ジョブを実現するためにデバイスに実行させる各処理を特定し、特定した処理の実行を指示する指令を、スキャン制御部58、通信制御部59、プリント制御部60へ供給する。例えば、コピーサービスにおけるコピージョブの供給を受けたコピー機能制御部55は、画像のスキャン処理を行う指令をスキャン制御部58へ供給した後、画像のプリント処理を行う指令をプリント制御部60へ供給する。
スキャン制御部58、通信制御部59、及びプリント制御部60は、スキャンデバイス制御プログラム17h、通信デバイス制御プログラム17i、プリントデバイス制御プログラム17jを夫々起動させることによって実現するソフトウェアモジュールであり、自身に供給された指令に従ってデバイスを駆動させる。
図1に戻り、不揮発性メモリ17には、ルール定義テーブル17kが記憶される。
図3は、ルール定義テーブル17kのデータ構造図である。図に示すように、このテーブルは、CPU15によって実現される各ソフトウェアモジュールの各々と対応付けられた複数のレコードの集合体である。そして、このテーブルを構成する1つのレコードは、「識別子」と「ルール」の2つのフィールドを有している。「識別子」のフィールドには、各ソフトウェアモジュールを識別する識別子が記憶される。「ルール」のフィールドには、UIを介した各種機能設定のルールを示すルール定義情報が記憶される。このフィールドに記憶されるルールの内容は、各ソフトウェアモジュールの処理能力に応じて異なる。例えば、図3に示すテーブルの最上段のレコードには、「スキャン制御部」の識別子と対応付けて、「解像度:200dpi〜1200dpi」という内容のルール定義情報が記憶されている。これは、スキャン制御部58によって稼動されるスキャンデバイス11が、200dpi〜1200dpiの解像度の設定でなければ駆動できないようになっていることを表している。また、その下のレコードには、「スキャン機能制御部」の識別子と対応付けて、「解像度 倍率 200dpi 100%〜600% 400dpi 50%〜300% 600dpi 33%〜200%」という内容のルール定義情報が記憶されている。これは、スキャン機能制御部54が、「200dpi:100%〜600%」、「400dpi:50%〜300%」、又は「600dpi:33%〜200%」の機能設定の下に指示された画像処理ジョブでなければ処理できないことを示している。
他のレコードに記憶されたルール定義情報も同様であり、各ソフトウェアモジュールの処理能力に依存した内容のルール定義情報が「ルール」のフィールドに夫々記憶される。それらのルール定義情報は、各ソフトウェアモジュールの処理能力を加味して決定されることが望ましい。例えば、スキャン制御部58、通信制御部59、プリント制御部60のルール定義情報であれば、各々が駆動するハードウェアの能力に依存して決定されることが望ましく、スキャン機能制御部54、コピー機能制御部55、FAX機能制御部56、プリント機能制御部57のルール定義情報であれば、下位の複数のモジュールを通じて駆動する複数のハードウェアに共通のものとして決定されることが望ましい。また、アプリケーション制御部53のルール定義情報であれば、各種画像処理サービスの内容を加味して決定されることが望ましい。更に、プラグイン制御部52のルール定義情報であれば、アプリケーション制御部53のものよりも更に限定されたルールとなることが望ましい。
図4は、本実施形態に係る複合機の特徴的な動作を示すフローチャートである。図に示す動作は、ユーザが、UIを介して何れかのサービスモードへの切り換えの指示を下したことをトリガーとして開始される。
サービスモードへの切り換えの指示が下されると、CPU15は、そのサービスモードの画像処理ジョブの処理に関与することになる第1層のソフトウェアモジュールを特定し、特定したソフトウェアモジュールの識別子と対応付けてルール定義テーブル17kに記憶されたルール定義情報を参照することによって第1層のルールを取得する(S100)。
このステップで特定されるソフトウェアモジュールは、切り替えられたサービスモードの種類に応じて異なる。例えば、スキャンサービスモードであればスキャン制御部58が関与し、コピーサービスモードあればスキャン制御部58とプリント制御部60の両制御部が関与することになる。また、FAXサービスモードであればスキャン制御部58と通信制御部59が関与し、プリントサービスモードであればプリント制御部60と通信制御部59が関与することになる。
CPU15は、第2層のソフトウェアモジュールを特定し、特定したソフトウェアモジュールの識別子と対応付けてルール定義テーブル17kに記憶されたルール定義情報を参照することによって、第1層と第2層のソフトウェアモジュールに共通するルールを取得する(S110)。
このステップで特定されるソフトウェアモジュールも、切り替えられたサービスモードの種類に応じて異なり、スキャンサービスモードであればスキャン機能制御部54が、コピーサービスモードであればコピー機能制御部55が、FAXサービスモードであれがFAX機能制御部56が、プリントサービスモードであればプリント機能制御部57が夫々特定されることになる。
CPU15は、第3層のソフトウェアモジュール、つまり、アプリケーション制御部53の識別子と対応付けてルール定義テーブル17kに記憶されたルール定義情報を参照することによって、第1層乃至第3層のソフトウェアモジュールに共通するルールを取得する(S120)。
更に、CPU15は、第4層のソフトウェアモジュール、つまり、プラグイン制御部52があるか否かを判断する(S130)。上述したように、プラグイン制御部52は、不揮発性メモリ17のプラグインアプリケーションを起動することによって実現され、プラグインアプリケーション自体は外部のサーバ装置からダウンロードすることによってはじめて実装されるようになっている。従って、そのようなプラグインアプリケーションのダウンロードが行われていればこのステップの判断結果は「YES」となってステップ140に進み、ダウンロードが行われていなければこのステップの判断結果は「NO」となってステップ150に進む。
ステップ140に進むと、CPU15は、プラグイン制御部52の識別子と対応付けてルール定義テーブル17kに記憶されたルール定義情報を参照することによって、第1層乃至第4層のソフトウェアモジュールに共通するルールを取得する。
ステップ150に進むと、CPU15は、ステップ100乃至ステップ130、又はステップ100乃至ステップ140を経て得られたルール定義情報のすべてを充足するルールを、コンフリクトルールとしてユーザインターフェースに表示させる。
以上説明した一連の処理について、更に具体的に説明する。図5は、スキャンサービスモードへの切り換えが指示された場合における処理内容の詳細を示す図である。
図に示すステップ100では、スキャンサービスの画像処理ジョブの処理に関与する第1層のソフトウェアモジュールがスキャン制御部58であることから、そのスキャン制御部58と対応するルール定義情報が表す「解像度 200dpi〜1200dpi」というルール1が取得される。
ステップ110では、スキャンサービスの画像処理ジョブの処理に関与する第2層のソフトウェアモジュールがスキャン機能制御部54であることから、そのスキャン機能制御部54と対応するルール定義情報を基に「解像度:倍率 200dpi:100%〜600% 400dpi:50%〜300% 600dpi:33%〜200% 」のルール2が取得される。ここでは、スキャン機能制御部54が倍率変更の処理を司るため、その処理能力に依存した倍率制限に関するルールが新たに付加される。
ステップ120では、第3層のソフトウェアモジュールであるアプリケーション制御部53と対応するルール定義情報を基に「解像度:倍率 200dpi:100%〜600% 400dpi:50%〜300%」のルール3が取得される。ここでは、アプリケーション制御部53が600dpi:33%〜200%の設定での処理ができないことから、その設定を許容する部分のルールが除かれる。
ステップ140では、第3層のソフトウェアモジュールであるプラグイン制御部52と対応するルール定義情報を基に「解像度:倍率 400dpi:50%〜300%」のルール4が取得される。ここでは、プラグイン制御部52が、200dpi:100%〜600%の設定での処理ができないことから、その設定を許容する部分のルールが除かれる。
ステップ150では、ステップ100乃至ステップ140を経て最終的に絞り込まれたルールである「解像度:倍率 400dpi:50%〜300%」が、コンフリクトルールとしてユーザインターフェースに表示される。
以上説明した本実施形態によると、UIを介した各種機能設定のルールを複合機に実装される各ソフトウェアモジュール毎に定義してテーブル化しておく一方で、下位の層に実装されたソフトウェアモジュールと対応するルールから上位の層に実装されたソフトウェアモジュールと対応するルールを順次参照し、それらのすべてを充足するルールをコンフリクトルールとしてユーザインターフェースに提示するようになっている。従って、複合機が実装するコンフリクトルールの一部が別のものに変更されるたびにその部分のルールだけを新しいものと差換えていくことにより、適正なコンフリクトルールを常に提示していくことができる。
(他の実施形態)
本願発明は、種々の変形実施が可能である。
上記実施形態では、UIを介して何れかのサービスモードへの切り換えの指示を下したことをトリガーとして図に示す一連の処理が開始され、切り換えの指示に係るコンフリクトルールがUIに提示されるようになっていた。これに対し、複合機自体が起動されたことをトリガーとして、各画像処理サービス毎に図4に示す処理を実行してそれらのサービスモード毎のコンフリクトルールを取得しておき、サービスモードが切り替わる毎に、対応するコンフリクトルールをUIに表示させるようにしてもよい。
複合機のハードウェア概略構成図である。 複合機のソフトウェア概略構成図である。 ルール定義テーブルのデータ構造図である。 実施形態の動作を示すフローチャートである。 切り換えが指示された場合の処理内容の詳細を示す図である。
符号の説明
11…スキャンデバイス、12…プリントデバイス、13…通信デバイス、14…UIデバイス、15…CPU、16…揮発性メモリ、17…不揮発性メモリ、51…UI制御部、52…プラグイン制御部、53…アプリケーション制御部、54…スキャン機能制御部、55…コピー機能制御部、56…FAX機能制御部、57…プリント機能制御部、58…スキャン制御部、59…通信制御部、60…プリント制御部

Claims (9)

  1. ユーザインターフェースを介してユーザが行う各種機能設定に従って当該ユーザの指示に係る画像処理ジョブの各処理を夫々実行する複数のソフトウェアモジュールを有し、
    前記各ソフトウェアモジュールの各々に、それらのソフトウェアモジュールの処理能力に依存した機能設定のルールを表すルール定義情報が夫々対応付けられている
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. ユーザインターフェースを介してユーザが行う各種機能設定に従って当該ユーザの指示に係る画像処理ジョブの各処理を実行するための各ソフトウェアモジュールを記憶したソフトウェア記憶手段と、
    前記ソフトウェア記憶手段の各ソフトウェアモジュールを夫々起動する各手段であって、ユーザの指示に係る画像処理ジョブの各処理を各々が起動させたソフトウェアモジュールを用いて実行する複数のモジュール制御手段と、
    前記各モジュール制御手段を識別する識別子と、それらのモジュール制御手段の処理能力に依存した機能設定のルールを表すルール定義情報とを各々対応付けて記憶したルール記憶手段と、
    ある画像処理サービスモードで指示され得る画像処理ジョブの各処理を特定し、特定した各処理を実行することになるモジュール制御手段を夫々特定するモジュール特定手段と、
    前記特定したモジュール制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶された各ルール定義情報を順次参照し、参照した各ルール定義情報が表すルールの全部を充足するルールであるコンフリクトルールを前記ユーザインターフェースを介して提示するルール提示手段と
    を備えた画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記各ソフトウェアモジュールを起動する複数のモジュール制御手段は、
    複数の層に階層化された上で実装され、
    前記ルール提示手段は、
    より低い層に実装されたモジュール制御手段の識別子と対応付けられたルール定義情報から順次参照する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3に記載の画像処理装置において、
    前記複数のモジュール制御手段には、
    スキャン又は印字を行うハードウェアを駆動させるハードウェア制御手段、画像処理ジョブが該当する画像処理サービスモードに応じて前記ハードウェアの駆動手順を調停するサービス機能制御手段、ユーザの指示に係る画像処理ジョブを生成するアプリケーション制御手段、及び前記サービス機能制御手段にオプション機能を与えるプラグイン制御手段のうち2つ以上が含まれる
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記ハードウェア制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報は、
    特定のハードウェアに依存したルールを表す
    ことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記サービス機能制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報は、
    複数のハードウェアに共通するルールを表す
    ことを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記アプリケーション機能制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報は、
    画像処理サービスモードの特定の種別に依存したルールを表す
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記プラグイン制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報は、
    前記画像処理サービスモードの特定の種別に依存したルールよりも更に限定されたルールを表す
    ことを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項4乃至8に記載の画像処理装置において、
    自装置に実装されたあるハードウェアが新たなハードウェアに置き換えられたとき、
    そのハードウェアを駆動させるハードウェア制御手段の識別子と対応付けて前記ルール記憶手段に記憶されたルール定義情報を新たな内容のルール定義情報に更新する更新手段
    を更に備えた画像処理装置。
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