JP2013239086A - 制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法 - Google Patents

制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013239086A
JP2013239086A JP2012112704A JP2012112704A JP2013239086A JP 2013239086 A JP2013239086 A JP 2013239086A JP 2012112704 A JP2012112704 A JP 2012112704A JP 2012112704 A JP2012112704 A JP 2012112704A JP 2013239086 A JP2013239086 A JP 2013239086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
command
setting value
display
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012112704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5900146B2 (ja
Inventor
Ryuichi Miyashita
隆一 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2012112704A priority Critical patent/JP5900146B2/ja
Publication of JP2013239086A publication Critical patent/JP2013239086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5900146B2 publication Critical patent/JP5900146B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 新たな機能が追加される画像処理装置を制御するための変更を容易にする。
【解決手段】 PCは、MFPが有する複数の機能ごとに、当該機能に対して設定することが可能な1以上の設定値にそれぞれ対応する1以上のプリントコマンドを取得するプリントコマンド取得部61と、複数の機能ごとに、当該機能に対する設定値を設定するための機能別画面を表示するための表示コマンドを取得する表示コマンド取得部55と、機能別画面を取得された表示コマンドに従って生成し、表示する機能別画面表示部57と、ユーザーにより入力される設定値を受け付ける設定値受付部59と、1以上のプリントコマンドのうちから、受け付けられた設定値に対応するプリントコマンドを選択することによって、当該機能をMFPに実行させるためのプリントコマンドを生成するコマンド生成部63と、を備える。
【選択図】 図5

Description

この発明は、制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法に関し、特に、画像形成装置を制御する制御装置、その制御装置を制御するコンピューターで実行されるプリンタードライバープログラム、および制御装置で実行される設定方法に関する。
パーソナルコンピューター(以下「PC」という)が、複合機で代表される画像形成装置を制御するためには、その画像形成装置に対応するプリンタードライバープログラムをインストールする必要がある。このプリンタードライバープログラムは、通常は、画像形成装置を提供するメーカーから供給される。
このように、プリンタードライバープログラムは画像形成装置に対応するために、画像形成装置の機種が異なれば、プリンタードライバープログラムの種類も異なる。特に、画像形成装置に新たな機能が追加される場合には、プリンタードライバープログラムは、その追加された機能に対応したバージョンのものが開発される。
通常、プリンタードライバープログラムは、ユーザーインターフェースモジュール、プリントデータを生成するプリントデータ生成モジュール、およびPCのオペレーティングシステムとのインターフェースとなるOSインターフェースモジュールに、分割して開発され、それぞれのモジュールで、複数の機能に対応できるように生成される。このため、画像形成装置に追加された新たな機能に対応するためには、すべてのモジュールを変更しなければならなかった。したがって、プリンタードライバープログラムの開発者は、すべてのモジュールについての知識が必要となり、広い範囲で知識を習得しなければならず、開発者が制限されるといった問題がある。また、モジュールごとに、開発部門が地理的に離れていると、開発効率が低下するといった問題がある。さらに、新たな機能に対応するように変更されたプリンタードライバープログラムを評価する際には、すべてのモジュールで評価しなければならず。評価工数が増大するといった問題がある。
特開2006―227990号公報には、情報処理装置からの印刷処理を制御する印刷ソフトウェアが、ソフトウェアの普遍機能を提供するコア部分と、印刷に依存した機能を提供する複数の機能依存部分から構成されることを特徴とし、機能依存部分の更新の必要性を判断し、更新が必要である場合に最新モジュールで自身の保持するモジュールを更新することを特徴とする印刷ソフトウェア更新方法が記載されている。
しかしながら、従来の印刷ソフトウェア更新方法は、既存の機能依存部分を更新することはできるが、新たな機能に対応する機能依存部分を追加する場合には、コア部分を変更しなければならず、新たな機能を追加することができない。
特開2006―227990号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、新たな機能が追加される画像処理装置を制御するための変更を容易にした制御装置を提供することである。
この発明の他の目的は、新たな機能が追加される画像処理装置を制御するための変更を容易にしたプリンタードライバープログラムを提供することである。
この発明のさらに他の目的は、新たな機能が追加される画像処理装置を制御するための変更を容易にした設定方法を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、制御装置は、画像処理装置を制御する制御装置であって、画像処理装置が有する複数の機能ごとに、画像処理装置が当該機能を実行するための設定値であって、当該機能に対して設定することが可能な1以上の設定値にそれぞれ対応し、画像処理装置に機能を実行させるための1以上のプリントコマンドを取得するプリントコマンド取得手段と、画像処理装置が有する複数の機能ごとに、当該機能に対する設定値を設定するための機能別画面を表示するための表示コマンドを取得する表示コマンド取得手段と、複数の機能それぞれに対応する機能別画面を、取得された表示コマンドに従って生成し、表示する機能別画面表示手段と、表示された機能別画面に従ってユーザーにより入力される設定値を、表示された機能別画面に対応する機能に対して設定された設定値として受け付ける設定値受付手段と、取得された1以上のプリントコマンドのうちから設定値受付手段によって受け付けられた設定値に対応するプリントコマンドを選択することによって、当該機能を画像処理装置に実行させるためのプリントコマンドを生成するコマンド生成手段と、を備える。
この局面に従えば、機能別に設定値を入力するための機能別画面が表示コマンドに従って生成され、機能別画面に従って設定値が入力されると、機能と設定値に対応するプリントコマンドが選択されるので、画像処理装置に新たな機能が追加される場合であっても制御装置を変更する必要がない。その結果、新たな機能が追加される画像処理装置を制御するための変更を容易にした制御装置を提供することができる。
好ましくは、複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドと、当該機能を画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドとを定めた機能定義データを記憶する機能定義データ記憶手段を、さらに備え、表示コマンド取得手段は、機能別画面表示手段により機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応する機能定義データのうちから表示コマンドを取得し、プリントコマンド取得手段は、機能別画面表示手段により機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応する機能定義データのうちから当該機能に対応する1以上のプリントコマンドを取得する。
この局面に従えば、複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドと、当該機能を画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドとを定めた機能定義データを記憶するので、画像処理装置に新たな機能が追加される場合に機能定義データを変更すればよい。その結果、画像処理装置に追加された新たな機能を実行させるための変更を容易にすることができる。
好ましくは、機能定義データは、1以上のプリントコマンドそれぞれを設定値と対応付けており、コマンド生成手段は、プリントコマンド取得手段により取得された1以上のプリントコマンドのうちから、機能ごとに受け付けられた設定値に対応するプリントコマンドを選択する選択手段を有する。
好ましくは、複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドを定めた表示用機能定義データを記憶する表示用機能定義データ記憶手段と、複数の機能ごとに、当該機能を画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドを定めたプリント用機能定義データを記憶するプリント用機能定義データ記憶手段と、をさらに備え、表示コマンド取得手段は、機能別画面表示手段により機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応する表示用機能定義データのうちから表示コマンドを取得し、プリントコマンド取得手段は、機能別画面表示手段により機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応するプリント用機能定義データのうちから当該機能に対応する1以上のプリントコマンドを取得する。
この局面に従えば、複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドを定めた表示用機能定義データと、複数の機能ごとに、当該機能を画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドを定めたプリント用機能定義データとを記憶するので、画像処理装置に新たな機能が追加される場合に表示用機能定義データとプリント用機能定義データを変更すればよい。その結果、画像処理装置に追加された新たな機能を実行させるための変更を容易にすることができる。
好ましくは、プリント用機能定義データは、1以上のプリントコマンドそれぞれを設定値と対応付けており、コマンド生成手段は、プリントコマンド取得手段により取得された1以上のプリントコマンドのうちから、機能ごとに受け付けられた設定値に対応するプリントコマンドを選択する選択手段を有する。
好ましくは、画像を表示する表示手段を、さらに備え、表示コマンドは、表示手段に表示される画像中の位置を示す位置情報と、表示する部品を特定する部品特定情報とを含み、機能別画面表示手段は、取得された表示コマンドに含まれる位置情報で特定される位置に、取得された表示コマンドに含まれる部品特定情報で特定される部品を配置することによって機能別画面を生成する機能別画面生成手段を含む。
この局面に従えば、表示コマンドに含まれる位置情報で特定される位置に、表示コマンドに含まれる部品特定情報で特定される部品を配置することによって機能別画面が生成されるので、表示コマンドを容易に生成することができる。
好ましくは、複数の機能のうちから選ばれた2以上の関連機能において、2以上の関連機能のうち第1の関連機能に対して設定される設定値と、2以上の関連機能のうち第1関連機能とは別の第2の関連機能に設定することが可能な設定値との組を定める機能間定義データを記憶する機能間定義データ記憶手段を、さらに備え、設定値受付手段は、機能間定義データに基づいて、第2の関連機能に対応して設定することが可能な設定値を制限する制限手段を含む。
この局面に従えば、2以上の関連機能のうち第1の関連機能に対して設定される設定値と、第2の関連機能に設定することが可能な設定値との組を定める機能間定義データが記憶され、第2の関連機能に対応して設定することが可能な設定値が制限される。このため、機能間定義データを記憶させるだけで、設定することのできない設定値の組み合わせが設定されないようにすることができる。
好ましくは、制限手段は、機能間定義データが、第1関連機能に対して設定される第1設定値と、第2関連機能に対して設定される第2設定値との組を定める場合であって、設定値受付手段によって第1関連機能に対応して第1の設定値が受け付けられる場合、第2関連機能に対して受け付け可能な設定値を、第2設定値に制限する。
この局面に従えば、第1関連機能に対応して第1の設定値が受け付けられる場合、第2関連機能に対して受け付け可能な設定値が第2設定値に制限される。このため、機能間定義データを記憶させるだけで、設定することが可能な設定値のみが設定されるようにすることができる。
好ましくは、コマンド生成手段は、プリントコマンドが、複数の機能のうち第1の特定機能と第2の特定機能とに対応する場合、設定値受付手段によって第1の特定機能に対して受け付けられた設定値に対応する第1のプリントコマンドと、設定値受付手段によって第2の特定機能に対して受け付けられた設定値に対応する第2のプリントコマンドと、を合成する合成手段を含む。
この局面に従えば、画像処理装置に追加される機能に対応するプリントコマンドが、複数の機能に対応する1種類のプリントコマンドの場合に対応することができる。
好ましくは、複数の機能に依存しない共通画面を表示するための共通コマンドを取得する共通コマンド取得手段と、取得された共通コマンドに従って共通画面を生成し、表示する共通画面表示手段と、をさらに備える。
この局面に従えば、画像処理装置の機能に関連しない部分の表示を容易に変更することができる。
好ましくは、共通コマンドは、共通画面中に機能別画面を表示する領域を指定するコマンドを含み、機能別画面表示手段は、共通コマンドに従って機能別画面を表示する。
この局面に従えば、機能別画面の表示位置が共通コマンドによって定められるので、複数の機能ごとに機能別画面が異なる場合であっても統一の取れた画面を表示することができる。
この発明の他の局面によれば、プリンタードライバープログラムは、画像処理装置を制御するコンピューターで実行されるプリンタードライバープログラムであって、画像処理装置が有する複数の機能ごとに、画像処理装置が当該機能を実行するための設定値であって、当該機能に対して設定することが可能な1以上の設定値にそれぞれ対応し、画像処理装置に機能を実行させるための1以上のプリントコマンドを取得するプリントコマンド取得ステップと、画像処理装置が有する複数の機能ごとに、当該機能に対する設定値を設定するための機能別画面を表示するための表示コマンドを取得する表示コマンド取得ステップと、複数の機能それぞれに対応する機能別画面を、取得された表示コマンドに従って生成し、表示する機能別画面表示ステップと、表示された機能別画面に従ってユーザーにより入力される設定値を、表示された機能別画面に対応する機能に対して設定された設定値として受け付ける設定値受付ステップと、取得された1以上のプリントコマンドのうちから設定値受付ステップにおいて受け付けられた設定値の機能に対応するプリントコマンドを選択することによって、当該機能を画像処理装置に実行させるためのプリントコマンドを生成するコマンド生成ステップと、をコンピューターに実行させる。
この局面に従えば、新たな機能が追加される画像処理装置を制御するための変更を容易にしたプリンタードライバープログラムを提供することができる。
この発明の他の局面によれば、設定方法は、画像処理装置を制御するコンピューターで実行される設定方法であって、画像処理装置が有する複数の機能ごとに、画像処理装置が当該機能を実行するための設定値であって、当該機能に対して設定することが可能な1以上の設定値にそれぞれ対応し、画像処理装置に機能を実行させるための1以上のプリントコマンドを取得するプリントコマンド取得ステップと、画像処理装置が有する複数の機能ごとに、当該機能に対する設定値を設定するための機能別画面を表示するための表示コマンドを取得する表示コマンド取得ステップと、複数の機能それぞれに対応する機能別画面を、取得された表示コマンドに従って生成し、表示する機能別画面表示ステップと、表示された機能別画面に従ってユーザーにより入力される設定値を、表示された機能別画面に対応する機能に対して設定された設定値として受け付ける設定値受付ステップと、取得された1以上のプリントコマンドのうちから設定値受付ステップにおいて受け付けられた設定値の機能に対応するプリントコマンドを選択することによって、当該機能を画像処理装置に実行させるためのプリントコマンドを生成するコマンド生成ステップと、を含む。
この局面に従えば、新たな機能が追加される画像処理装置を制御するための変更を容易にした設定方法を提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるプリントシステムの全体概要を示す図である。 MFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 PCのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 PCが備えるCPUの機能の一例をHDDに記憶されるデータとともに示すブロック図である。 機能定義データの一例を示す第1の図である。 機能定義データの一例を示す第2の図である。 第1の特定機能のプリントコマンドを定義する機能定義データの一例を示す図である。 第2の特定機能のプリントコマンドを定義する機能定義データの一例を示す図である。 機能間定義データの一例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。 機能別画面の一例を示す第1の図である。 機能別画面の一例を示す第2の図である。 2つの機能別画面を同時に表示する場合の一例を示す図である。 禁則メッセージの一例を示す図である。 共通コマンドの一例を示す図である。 禁則メッセージを表示する画面の一例を示す図である。 合成後のプリントコマンドの一例を示す図である。 設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 設定値設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 プリントジョブ生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるプリントシステムの全体概要を示す図である。図1を参照して、プリントシステム1は、画像処理装置として機能する複合機(以下、「MFP」という)100と、パーソナルコンピューター(以下、「PC」という)200,200A,200B,200C,200Dと、を含む。MFP(Multi Function Peripheral)100およびPC200,200A,200B,200C,200Dそれぞれは、ネットワーク3に接続される。なお、図ではネットワーク3に1台のMFP100が接続され、5台のPC200,200A,200B,200C,200Dが接続される例を示しているが、MFP100およびPC200,200A,200B,200C,200Dの数はこれに限定されるものではなく、それぞれ1台以上であればよい。また、MFP100に代えて、PC200,200A,200B,200C,200Dが制御可能な別の画像処理装置を用いることができる。PC200,200A,200B,200C,200Dが制御可能な画像処理装置の一例としては、スキャナ装置、ファクシミリ装置、プリンター等の画像形成装置、プロジェクションテレビ、投影装置等の表示装置、データを記憶する記憶装置がある。
ネットワーク3は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。また、ネットワーク3は、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。
PC200,200A,200B,200C,200Dは、一般的なコンピューターである。PC200,200A,200B,200C,200Dそれぞれは、MFP100に対応するプリンタードライバープログラムがインストールされており、プリンタードライバープログラムを実行することにより、MFP100を制御して、MFP100に、画像形成処理、原稿読取処理等を実行させることが可能である。
図2は、MFPの外観を示す斜視図である。図3は、MFPのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図2および図3を参照して、MFP100は、自動原稿搬送装置121と、原稿読取部123と、原稿読取部123が原稿を読み取って出力する画像データに基づいて用紙等に画像を形成する画像形成部125と、画像形成部125に用紙を供給する給紙部127と、画像が形成された用紙を処理する後処理部128と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル129と、メイン回路110と、を含む。
ADF121は、原稿給紙トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部123のプラテンガラス上に設定された所定の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部123により原稿画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイ上に排出する。原稿読取部123は、原稿読取位置に搬送されてきた原稿に光を照射する光源と、原稿で反射した光を受光する光電変換素子とを含み、原稿のサイズに応じて原稿画像を走査する。光電変換素子は、受光した光を電気信号である画像データに変換して、画像形成部125に出力する。給紙部127は、給紙トレイに収納された用紙を画像形成部125に搬送する。
画像形成部125は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、外部から受信された画像データ、または、原稿読取部123から入力される画像データにシェーディング補正などの各種のデータ処理を施し、データ処理後の画像データに基づいて、給紙部127により搬送される用紙に画像を形成する。
後処理部128は、画像が形成された用紙を排紙する。後処理部128は、複数の排紙トレイを有し、画像が形成された用紙をソートして排紙することが可能である。また、後処理部128は、パンチ穴加工部、ステープル加工部を備えており、排紙された用紙にパンチ穴加工、またはステープル加工することが可能である。また、MFP100は、その上面にユーザーとのユーザーインターフェースとしての操作パネル129を備えている。
メイン回路110は、CPU111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM(Read Only Memory)113と、RAM(Random Access Memory)114と、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、ファクシミリ部117と、ネットワークI/F118と、CD(Compact Disk)−ROM119Aが装着される外部記憶装置119と、を含む。CPU111は、自動原稿搬送装置121、原稿読取部123、画像形成部125、給紙部127、後処理部128および操作パネル129と接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部123から連続的に送られてくる読取データ(画像データ)を一時的に記憶する。
操作パネル129は、MFP100の上面に設けられる。操作パネル129は、表示部131と操作部133とを含む。表示部131は、LCD、有機ELD(Electro−Luminescence Display)等のディスプレイであり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部133は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザーの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。操作部133は、表示部131の表示面の位置を検出するタッチパネル135をさらに含む。タッチパネル135は、表示部131の上面または下面に設けられ、ユーザーにより指示された位置の座標をCPU111に出力する。
通信I/F部112は、MFP100を外部の装置と接続するためのインターフェースである。ネットワークI/F118は、MFP100をネットワーク3に接続するためのインターフェースである。CPU111は、ネットワークI/F118を介してネットワーク3に接続されたPC200,200A,200B,200C,200Dとの間で通信し、データを送受信する。また、ネットワークI/F118は、ネットワーク3を介してインターネットに接続されたコンピューターと通信が可能である。
ファクシミリ部117は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、ファクシミリデータを送受信する。ファクシミリ部117は、原稿読取部123により読み取られた画像データまたはHDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。また、ファクシミリ部117は、受信されたファクシミリデータをHDD116に記憶するか、画像形成部125にファクシミリデータの画像を用紙に形成させる。
外部記憶装置119は、CD−ROM119Aが装着される。CPU111は、外部記憶装置119を介してCD−ROM119Aにアクセス可能である。CPU111は、外部記憶装置119に装着されたCD−ROM119Aに記録されたプログラムをRAM114にロードして実行する。なお、CPU111が実行するプログラムは、CD−ROM119Aに記録されたプログラムに限られず、HDD116に記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワーク3に接続された他のコンピューターが、MFP100のHDD116に記憶されたプログラムを書き換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、ネットワークに接続された他のコンピューターからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD116に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
PC200,200A,200B,200C,200Dのハードウエア構成および機能は同じなので、ここではPC200を例に説明する。
図4は、PCのハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図4を参照して、PC200は、それぞれがバス208に接続されたCPU201、ROM202、RAM203、ネットワークI/F204、HDD205、表示部206、操作部207および外部記憶装置209を含む。
CPU201は、PC200の全体を制御する。ROM202は、CPU201が実行するプログラム等を記憶する。RAM203は、CPU201の作業領域として用いられる。ネットワークI/F204は、PC200をネットワーク3に接続するためのインターフェースである。HDD205は、大容量記憶装置であり、データを不揮発的に記憶する。表示部206は、液晶表示装置、陰極線管(CRT)、有機ELD(Electro−Luminescence Display)等の表示装置である。操作部207は、キーボード、および、マウス、タッチパネルなどのポインティングデバイスであり、ユーザーの操作の入力を受け付ける。
外部記憶装置209は、CD−ROM209Aが装着される。CPU201は、外部記憶装置209を介してCD−ROM209Aに記憶されたプリンタードライバープログラムをRAM203にロードし、実行する。なお、プリンタードライバープログラムを記憶する記録媒体としては、CD−ROM209Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO/MD/DVD)、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等でもよい。また、HDD205に記憶されたプログラムをRAM203にロードして実行するようにしてもよい。この場合、PC200が、ネットワーク3に接続された他のコンピューターからプリンタードライバープログラムをダウンロードして、そのプリンタードライバープログラムをHDD205に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU201が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図5は、PCが備えるCPUの機能の一例をHDDに記憶されるデータとともに示すブロック図である。図5に示す機能は、PC200が備えるCPU201が、ROM202、HDD205またはCD−ROM209Aに記憶されたMFP100に対応するプリンタードライバープログラムを実行することにより、CPU201に形成される機能である。
図5を参照して、PC200が備えるCPU201は、共通コマンド取得部51と、共通画面表示部53と、表示コマンド取得部55と、機能別画面表示部57と、設定値受付部59と、プリントコマンド取得部61と、コマンド生成部63と、コマンド送信部65と、を含む。HDD205には、予め共通定義データ91、機能定義データ93および機能間定義データ95が記憶されている。共通定義データ91、機能定義データ93および機能間定義データ95は、XML(Extensible Markup Language)等のマックアップ言語、C言語などのプログラム言語で記載される。このため、共通定義データ91、機能定義データ93および機能間定義データ95を、編集プログラム等を用いて容易に変更することができる。なお、共通定義データ91、機能定義データ93および機能間定義データ95は、スクリプト言語をバイナリ化したデータ、または、プログラム言語をコンパイルし、バイナリ化したデータであってもよい。
なお、ここでは、共通定義データ91、機能定義データ93および機能間定義データ95を、プリンタードライバープログラムとは別に、HDD205に記憶する場合を例に説明するが、共通定義データ91、機能定義データ93および機能間定義データ95は、プリンタードライバープログラムの一部であってもよい。
共通定義データ91は、MFP100が有する複数の機能に依存しない共通画面を表示するための共通コマンドを含む。共通画面は、例えば、プリントの対象となる画像をプレビュー表示する領域、ユーザーに通知するためのメッセージを表示する領域を含む。共通コマンドは、CPU201に共通画面を表示させるためのコマンドである。共通コマンドは、CPU201が表示部206に表示する画像中で、機能別画面を配置する領域を指定するコマンドを含む。
機能定義データ93は、MFP100が有する複数の機能ごとに、その機能をMFP100に実行させるための1以上のプリントコマンドと、その機能に対応する表示コマンドと、を定める。プリントコマンドは、MFP100が有する複数の機能ごとに1以上あり、ある機能に対して設定することが可能な1以上の設定値のいずれかに対応する。機能定義データは、MFP100が有する複数の機能ごとに定める1以上のプリントコマンドそれぞれを、設定値と対応付ける。プリントコマンドは、MFP100に、そのプリントコマンドが対応する機能を、そのプリントコマンドに対応する設定値に従って実行させるコマンドである。プリントコマンドは、MFP100が解釈可能なコマンドであり、MFP100との間で予め定められたコマンドである。プリントコマンドは、好ましくは、PJL(Print Job Language)、PCL(Printer Control Language)、XPS(XML Paper Specification)PrintTicket、PS(PostScript)である。
また、機能定義データ93により定められるプリントコマンドは、特定機能に対応するプリントコマンドを含む。特定機能に対応するコマンドは、MFP100が有する複数の機能のうち互いに組になる2以上の特定機能に対応するコマンドである。具体的には、特定機能に対応するプリントコマンドは、MFP100が有する複数の機能のうち第1の特定機能と第2の特定機能とのいずれかに対応するプリントコマンドである。第1の特定機能と第2の特定機能とは対になる。第1の特定機能に対応するプリントコマンドは、第1の特定機能に対応する1以上の設定値のいずれかに対応し、第2の特定機能に対応する設定値がデフォルトの値に設定されている。第2の特定機能に対応するプリントコマンドは、第2の特定機能に対応する1以上の設定値のいずれかに対応し、第1の特定機能に対応する設定値がデフォルトの値に設定されている。
表示コマンドは、MFP100が有する複数の機能ごとに1つあり、その機能に対する設定値を設定するための機能別画面に対応する。表示コマンドは、CPU201に機能別画面を表示させるためのコマンドである。表示コマンドは、CPU201が表示部206に表示する画像中の位置を示す位置情報と、表示する部品を特定する部品特定情報とを含む。CPU201が表示部206に表示する部品は、予め準備された画像であり、例えば、ポップアップウィンドウ、コンボボックス、リストボックス、ラジオボタン等である。
機能間定義データ95は、MFP100が有する複数の機能のうちから選ばれた2以上の関連機能において、2以上の関連機能のうち第1の関連機能に対して設定される設定値と、2以上の関連機能のうち第1関連機能とは別の第2の関連機能に設定することができない設定値、および、第2の関連機能に設定することができる設定値の組を定める。換言すれば、機能間定義データ95は、第2関連機能に対して設定可能な1以上の設定値のうちで、第1関連機能に対して第1設定値が設定される場合に、設定不可能な第2の設定値と、設定可能な第2設定値と、を定める。機能間定義データは、メッセージ表示コマンドを含む場合がある。メッセージ表示コマンドは、第2の関連機能に対して第2設定値が設定されることをユーザーに通知するための禁則メッセージを含む。
図6は、機能定義データの一例を示す第1の図である。図6を参照して、機能定義データ93Aは、ステープル加工処理の機能に対応する。1行目に、ステープル加工処理の機能に対応する記述がされている。2行目は、表示コマンドが記述されている。表示コマンドは、部品特定情報として”StaticCombo”の記述と、”ステープル”の文字列とを含む。部品特定情報”StaticCombo”は、表示のために使用する部品としてコンボボックスを特定する。さらに、部品を配置する位置情報として”Pos=10,20,100,40”の記述を含む。位置情報は、最初の2つの数字は、座標を示し、3番目の数字は横方向の長さ、4番目の数字は縦方向の長さを示し、矩形の領域のサイズとその領域の画面中における位置を定める。
第3行目〜第6行目それぞれは、設定値とプリントコマンドが記述される。第3行目は、設定値「Off」と、プリントコマンド「PJL=”STAPLE=NON”」と、リスト表示用の文字列「オフ」と、の組を含む。第4行目は、設定値「Staple1Left」と、プリントコマンド「PJL=”STAPLE=1LEFT”」と、リスト表示用の文字列「1点左」と、の組を含む。第5行目は、設定値「Staple2Left」と、プリントコマンド「PJL=”STAPLE=2LEFT”と、リスト表示用の文字列「2点左」と、の組を含む。第6行目は、設定値「Staple1Top」と、プリントコマンド「PJL=”STAPLE=2TOP”」と、リスト表示用の文字列「2点上」と、の組を含む。
図7は、機能定義データの一例を示す第2の図である。図7を参照して、機能定義データ93Bは、両面印刷処理の機能に対応する。1行目に、両面印刷処理の機能に対応する記述がされている。2行目は、表示コマンドが記述されている。表示コマンドは、部品特定情報として”CheckBox”の記述と、”
両面印刷”の文字列とを含む。部品特定情報”CheckBox”は、表示のために使用する部品としてチェックボックスを特定する。さらに、部品を配置する位置情報として”Pos=10,80,100,20”の記述を含む。位置情報は、最初の2つの数字は、座標を示し、3番目の数字は横方向の長さ、4番目の数字は縦方向の長さを示し、矩形の領域のサイズとその領域の画面中における位置を定める。
第3行目および第4行目それぞれは、設定値とプリントコマンドが記述される。第3行目は、設定値「Simplex」と、プリントコマンド「PJL=”DUPLEX=OFF”」と、リスト表示用の文字列「OFF」と、の組を含む。第4行目は、設定値「Duplex」と、プリントコマンド「DUPLEX=ON”」と、リスト表示用の文字列「ON」との組を含む。
図8は、第1の特定機能のプリントコマンドを定義する機能定義データの一例を示す図である。ここでは、第1の特定機能を、ステープル加工処理とし、第2の特定機能を両面印刷処理としている。図8を参照して、機能定義データ93Cは、ステープル加工処理の機能に対応する。1行目に、ステープル加工処理の機能に対応する記述がされている。2行目は、表示コマンドが記述されている。表示コマンドは、部品特定情報として”StaticCombo”の記述と、”ステープル”の文字列とを含む。部品特定情報”StaticCombo”は、表示のために使用する部品としてコンボボックスを特定する。さらに、部品を配置する位置情報として”Pos=10,20,100,40”の記述を含む。
第3行目〜第6行目それぞれは、設定値とプリントコマンドが記述される。第3行目は、設定値「Off」と、プリントコマンド「PJL=”STAPLEDUPLEX=NON、OFF,1”」と、リスト表示用の文字列「オフ」と、の組を含む。このプリントコマンドは、最後の数字「1」が第1の特定機能に対応することを示し、第1の特定機能であるステープル加工処理の設定値を「NON」とし、第2の特定機能である両面印刷処理の設定値をデフォルト値「OFF」とすることを意味する。
第4行目は、設定値「Staple1Left」と、プリントコマンド「PJL=”STAPLE=1LEFT、NON、1”」と、リスト表示用の文字列「1点左」と、の組を含む。このプリントコマンドは、最後の数字「1」が第1の特定機能に対応することを示し、第1の特定機能であるステープル加工処理の設定値を「1LEFT」とし、第2の特定機能である両面印刷処理の設定値をデフォルト値「OFF」とすることを意味する。
第5行目は、設定値「Staple2Left」と、プリントコマンド「PJL=”STAPLE=2LEFT、NON、1”と、リスト表示用の文字列「2点左」と、の組を含む。このプリントコマンドは、最後の数字「1」が第1の特定機能に対応することを示し、第1の特定機能であるステープル加工処理の設定値を「2LEFT」とし、第2の特定機能である両面印刷処理の設定値をデフォルト値「OFF」とすることを意味する。
第6行目は、設定値「Staple1Top」と、プリントコマンド「PJL=”STAPLE=2TOP、NON、1”」と、リスト表示用の文字列「2点上」と、の組を含む。このプリントコマンドは、最後の数字「1」が第1の特定機能に対応することを示し、第1の特定機能であるステープル加工処理の設定値を「1LEFT」とし、第2の特定機能である両面印刷処理の設定値をデフォルト値「OFF」とすることを意味する。
図9は、第2の特定機能のプリントコマンドを定義する機能定義データの一例を示す図である。ここでは、第1の特定機能をステープル加工処理とし、第2の特定機能を両面印刷処理としている。図9を参照して、機能定義データ93Dは、両面印刷処理の機能に対応する。1行目に、両面印刷処理の機能に対応する記述がされている。2行目は、表示コマンドが記述されている。表示コマンドは、部品特定情報として”CheckBox”の記述と、”
両面印刷”の文字列とを含む。部品特定情報”CheckBox”は、表示のために使用する部品としてチェックボックスを特定する。さらに、部品を配置する位置情報として”Pos=10,80,100,20”の記述を含む。
第3行目および第4行目それぞれは、設定値とプリントコマンドが記述される。第3行目は、設定値「Simplex」と、プリントコマンド「PJL=”STAPLEDUPLEX=NON,OFF,2”」と、の組を含む。このプリントコマンドは、最後の数字「2」が第2の特定機能に対応することを示し、第2の特定機能である両面印刷処理の設定値を「OFF」とし、第1の特定機能であるステープル加工処理の設定値をデフォルト値「NON」とすることを意味する。
第4行目は、設定値「Duplex」と、プリントコマンド「STAPLEDUPLEX=NON,ON,2”」と、リスト表示用の文字列「ON」との組を含む。このプリントコマンドは、最後の数字「2」が第2の特定機能に対応することを示し、第2の特定機能である両面印刷処理の設定値を「ON」とし、第1の特定機能であるステープル加工処理の設定値をデフォルト値「NON」とすることを意味する。
図10は、機能間定義データの一例を示す図である。図10を参照して、機能間定義データ95は、「Staple=2Left,Duplex=ON→Staple=OFF」の記述を含む。この記述は、第1の関連機能である両面印刷処理「Duplex」と設定値「ON」との組に対して、第2の関連機能であるステープル加工処理「Staple」に設定することのできない設定値は「2Left」であり、第2の関連機能であるステープル加工処理「Staple」に設定することのできる設定値は「OFF」であることを示す。また、「MSG_111」は、メッセージ表示コマンドであり、メッセージ番号111の禁則メッセージを表示することを示す。なお、「CommonA」は、共通コマンドに渡すメモリ領域を示す。
図5に戻って、共通コマンド取得部51は、HDD205に記憶された共通定義データ91を読出し、共通定義データ91に含まれる共通コマンドを、共通画面表示部53に出力する。共通画面表示部53は、共通コマンド取得部51から入力される共通コマンドに従って共通画面を生成し、生成された共通画面を、表示部206に表示する。また、共通画面表示部は、共通コマンドのうち機能別画面を配置する領域を指定するコマンドにしたがって、機能別画面を配置する領域を示す領域情報を機能別画面表示部57に出力する。
表示コマンド取得部55は、HDD205に記憶された機能定義データ93を読出し、機能定義データ93に含まれる複数の機能ごとの表示コマンドを、機能別画面表示部57に出力する。
機能別画面表示部57は、表示コマンド取得部55から複数の機能ごとの表示コマンドが入力され、共通画面表示部53から領域情報が入力される。機能別画面表示部57は、複数の機能ごとの表示コマンドに基づいて、複数の機能を選択可能な機能選択画面を表示する。機能選択画面は、複数の機能それぞれの名称を含み、選択可能なタブの画像を配列した画面である。機能別画面表示部57は、生成された機能選択画面を、領域情報によって定められた位置に配置されるように、表示部206に表示する。このため、複数の機能ごとに機能別画面が定まるが、共通定義データ91によって定められる共通コマンドによって、それらが配置される位置が定められるので、複数の機能ごとに機能別画面が異なる場合であっても表示部206に表示される画面のデザインを統一することができる。また、共通定義データ91は、XML等のマックアップ言語、C言語などのプログラム言語で記載されるので、変更が容易である。
機能別画面表示部57は、機能別画面生成部67を含む。機能別画面生成部67は、ユーザーが機能選択画面に含まれる複数のタブの画像のいずれかを指示する操作を操作部207に入力すれば、複数の機能のうちから指示されたタブの画像に対応する機能を特定する。機能別画面生成部67は、特定した機能に対応する機能別画面を生成する。具体的には、機能別画面生成部67は、表示コマンド取得部55から入力される複数の機能ごとの表示コマンドのうちから、特定された機能に対応する表示コマンドを特定し、特定された表示コマンドに従って機能別画面を生成する。機能別画面生成部67は、表示部206に表示する画面中で表示コマンドに含まれる位置情報で特定される位置に、表示コマンドに含まれる部品特定情報で特定される部品を配置することによって機能別画面を生成する。機能別画面表示部57は、機能別画面生成部67により生成された機能別画面を、共通コマンド取得部51から入力される領域情報で定められた位置に配置されるように、表示部206に表示するとともに、機能別画面を設定値受付部59に出力する。ここでは、領域情報が、機能別画面が配置される位置が、機能選択画面と重ならない位置に定められている場合を例に説明する。
このように、機能定義データ93は表示コマンドを含むので、MFP100に新たな機能が追加されて、新たなプリントコマンドが追加される場合であっても、機能定義データ93に新たな表示コマンドと設定値に対応するプリントコマンドとを追加すればよい。このため、プリンタードライバープログラム自体を変更する必要がない。また、機能定義データ93は、XML等のマックアップ言語、C言語などのプログラム言語で記載されるので、変更が容易である。
図11は、表示画面の一例を示す図である。なお、図中の点線は説明のために付したもので、実際には存在しない。図11を参照して、表示画面300は、共通画面の領域301と、機能選択画面の領域303と、機能別画面の領域305と、を含む。領域301に表示される共通画面は、印刷対象のデータの画像をプレビュー表示する領域と、印刷の文字が表されたボタンとを含む。領域303に表示される機能選択画面は、対応する機能の名称を含み、選択可能な5つのタブの画像が配列される。ここでは、機能の名称「ステープル」のタブが選択されている場合を例に示している。領域305に表示される機能別画面は、名称「ステープル」の機能に対応する。
図12は、機能別画面の一例を示す第1の図である。図12に示す機能別画面は、図6に示した機能定義データに含まれる表示コマンドが実行されることにより表示される画面を示している。図12を参照して、機能別画面311は、「ステープル」の文字列と、コンボボックス312とを含む。コンボボックス312は、図6に示した機能定義データに記述された、リスト表示用の文字がリスト表示され、設定値が選択可能となっている。
図13は、機能別画面の一例を示す第2の図である。図13に示す機能別画面は、図7に示した機能定義データに含まれる表示コマンドが実行されることにより表示される画面を示している。図13を参照して、機能別画面321は、「両面印刷」の文字列と、チェックボックス323とを含む。
図14は、2つの機能別画面を同時に表示する場合の一例を示す図である。図14を参照して、図12に示した機能別画面311と、図13に示した機能別画面321とが並んで配置される。
図5に戻って、設定値受付部59は、PC200を操作するユーザーが、機能別画面に従って操作部207に入力する設定値を、機能別画面に対応する機能に対して設定された設定値として受け付ける。設定値受付部59は、機能別画面に対応する機能を識別するための機能識別情報と、受け付けられた設定値との組をコマンド生成部63に出力する。
設定値受付部59は、制限部69を含む。制限部69は、HDD205から機能間定義データ95を読出し、機能間定義データ95に基づいて、機能別画面で設定可能な設定値を制限する。機能間定義データ95は、第1関連機能に対して設定される第1設定値と、第2関連機能に設定することが可能な第2設定値と、第2関連機能に設定することができない第3設定値との組を定める。制限部69は、機能別画面表示部57によって、第1関連機能に対応する機能別画面が表示された状態で、第1関連機能に対応する第1設定値が受け付けられる場合、機能間定義データ95によって第1設定値と組になる第2設定値を、第2関連機能に対応する設定値に設定する。制限部69は、機能間定義データ95がメッセージ表示コマンドを含む場合、メッセージ表示コマンドに従って禁則メッセージを特定し、特定された禁則メッセージを含み、メッセージを表示するためのメッセージ表示指示を共通画面表示部53に出力する。共通画面表示部53は、メッセージ表示指示が入力されることに応じて、メッセージ表示指示に含まれるメッセージを、表示する。
また、制限部69は、第1関連機能に対応する設定値として第1設定値が設定された後、機能別画面表示部57によって第2関連機能に対応する機能別画面が表示される場合、第2関連機能に対応する設定値として受け付け可能な設定値を、機能間定義データ95によって第1設定値と組になる第2設定値に制限する。
また、制限部69は、第2関連機能に対応する設定値として第3設定値が設定された後、機能別画面表示部57によって第1関連機能に対応する設定値として第1設定値が設定される場合、第2関連機能に対応する設定値として設定されている第3設定値を、自動的に第2設定値に変更する。このため、第1関連機能に対して設定される第1設定値と、第2関連機能に設定することができない第3設定値との組が設定されるのを防止するとともに、第2関連機能に設定することが可能な第2設定値を自動的に設定することによりユーザーの操作を補助することができる。
例えば、第1関連機能を両面印刷処理、第2関連機能をステープル加工処理とする場合の一例を示す。両面印刷処理に対して、画像を両面に形成することを示す設定値「ON」と、画像を片面に形成することを示す設定値「OFF」とがあり、ステープル加工処理に対して、ステープル針を用紙の左端に1つ打ち込むことを示す設定値「1点左」、ステープル針を用紙の左端に2つ打ち込むことを示す設定値「2点左」、ステープル針を用紙の上端に2つ打ち込むことを示す設定値「2点上」、ステープル針を打ち込まないことを示す設定値「オフ」とがあるとする。この場合に、機能間定義データ95は、第1関連機能である両面印刷処理の第1設定値としての設定値「ON」と、第2関連機能であるステープル加工処理の第2設定値として「オフ」と、の組を定義する場合がある。これは、両面印刷が設定された場合には、ステープル加工を禁止することを意味する。制限部69は、両面印刷処理に対して、画像を両面に形成することを示す設定値「ON」が受け付けられた場合、ステープル針を打ち込まないことを示す設定値「オフ」を、第2関連機能であるステープル加工処理の設定値に設定する。さらに、機能間定義データ95が、「ステープルを”なし”にします。」の禁則メッセージを表示するメッセージ表示コマンドを含む場合、その禁則メッセージを含むメッセージ表示指示を、共通画面表示部53に出力する。共通画面表示部53によって、「ステープルを”なし”にします。」のメッセージが表示されるので、ユーザーにステープル加工処理に対する設定値として、ステープル針を打ち込まないことを示す設定値「オフ」が設定されたことを通知することができる。
さらに、制限部69は、第1関連機能である両面印刷処理に対して、画像を両面に形成することを示す設定値「ON」が受け付けられた後、機能別画面表示部57によってステープル加工処理に対応する機能別画面が表示される場合、機能間定義データ95を参照して、ステープル加工処理に対応する設定値として受け付け可能な設定値を、ステープル針を打ち込まないことを示す設定値「オフ」に制限する。これにより、ユーザーによって、第2関連機能であるステープル加工処理に、MFP100が実行することのできない設定値が設定されるのを防止することができる。
図15は、禁則メッセージの一例を示す図である。図15を参照して、メッセージ番号111の禁則メッセージが、「ステープルを”なし”にします。」であることを示している。
図16は、共通コマンドの一例を示す図である。図16を参照して、部品特定情報として”ListBox”の記述と、メモリ領域を特定する”CommonA”の記述と、部品を配置する位置情報として”Pos=10,200,100,40”の記述を含む。部品特定情報”
ListBox”は、表示のために使用する部品としてリストボックスを特定する。”CommonA”の記述は、メモリ領域”CommonA”に禁則メッセージが投入されると、禁則メッセージを表示したリストボックスを、表示することを示す。
図17は、禁則メッセージを表示する画面の一例を示す図である。図17を参照して、図14に示した機能別画面に、「ステープルを”なし”にします。」の禁則メッセージを含むリストボックス341が重畳して表示される。
図5に戻って、プリントコマンド取得部61は、HDD205に記憶された機能定義データ93を読出し、機能定義データ93に含まれる複数の機能ごとの1以上のプリントコマンドを、コマンド生成部63に出力する。
コマンド生成部63は、選択部71と、合成部73と、を含む。選択部71は、設定値受付部59から入力される機能識別情報と設定値との組に基づいて、複数の機能ごとの1以上のプリントコマンドのうちから1つのプリントコマンドを選択する。具体的には、選択部71は、プリントコマンド取得部61から入力される、複数の機能ごとの1以上のプリントコマンドのうちから、設定値受付部59から入力される機能識別情報と設定値との組の機能識別情報で特定される機能に対応する1以上のプリントコマンドを抽出する。そして、選択部71は、抽出された1以上のプリントコマンドのうちから、設定値受付部59から入力される機能識別情報と設定値との組の設定値に対応する1つのプリントコマンドを選択する。
MFP100に新たな機能が追加されて、新たなプリントコマンドが追加される場合であっても、機能定義データ93に新たなプリントコマンドを追加すればよい。このため、プリンタードライバープログラム自体を変更する必要がない。また、機能定義データ93は、XML等のマックアップ言語、C言語などのプログラム言語で記載されるので、変更が容易である。
選択部71は、選択されたプリントコマンドが特定機能に対応する対応する場合、選択されたプリントコマンドと、その特定機能を示す識別情報との組を、合成部73に出力する。特定機能を示す識別情報は、特定機能に対応するプリントコマンドが、MFP100が有する複数の機能のうち第1の特定機能と、それと対をなす第2の特定機能とのいずれかに対応するプリントコマンドの場合、第1の特定機能と第2の特定機能とのいずれかを示す。
合成部73は、選択部71よりプリントコマンドと識別情報との組が入力され、2以上のプリントコマンドを合成する。合成部73は、対をなす2つの特定機能をそれぞれ示す2つの識別情報とそれぞれ組になる2以上のプリントコマンドを合成する。具体的には、第1の特定機能を示す識別情報とプリントコマンドとの組と、第1の特定機能と対になる第2の特定機能を示す識別情報とプリントコマンドとの組が入力される場合、第1の特定機能と組になるプリントコマンドと、第2の特定機能と組になるプリントコマンドと、を合成した1つのプリントコマンドを生成する。より具体的には、第1の特定機能を示す識別情報と組になるプリントコマンドの第2の特定機能に対応する設定値を、第2の特定機能を示す識別情報と組になるプリントコマンドに対応する設定値に設定することにより合成する。
コマンド生成部63は、選択部71により選択されたプリントコマンドと、合成部73により2以上のプリントコマンドが合成される場合には、合成されたプリントコマンドと、をコマンド送信部65に出力する。コマンド送信部65は、コマンド生成部63から入力される1以上のプリントコマンドを、プリントデータとともにネットワークI/F204を介してMFP100に送信する。
図18は、合成後のプリントコマンドの一例を示す図である。図18は、ステープル処理の機能に対応して設定値「1LEFT」が設定され、両面印刷機能に対応して設定値「ON」が設定された場合に生成されるプリントコマンドを示している。この場合、図8に示した機能定義データ93Cの第4行目のプリントコマンド「PJL=”STAPLE=1LEFT、NON、1”」と、図18に示した機能定義データ93Dの第4行目のプリントコマンド「STAPLEDUPLEX=NON,ON,2”」とが合成される。その結果、合成コマンドは、プリントコマンド「STAPLEDUPLEX=1LEFT,ON”」となる。
図19は、設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。設定処理は、PC200が備えるCPU201が、ROM202、HDD205またはCD−ROM209Aに記憶された、MFP100に対応するプリンタードライバープログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。図19を参照して、CPU201は、HDD205から共通定義データ91を読み出す(ステップS01)。そして、共通コマンドを取得する(ステップS02)。読み出された共通定義データから共通コマンドを抽出する。そして、取得された共通コマンドに従って共通画面を生成し、生成された共通画面を表示部206に表示する(ステップS03)。
次のステップS04においては、HDD205から機能定義データ93を読み出す。そして、複数の機能ごとの表示コマンドに基づいて、機能選択画面を生成し、表示する(ステップS05)。機能選択画面は、機能定義データ93に含まれる複数の機能ごとの表示コマンドに基づいて複数の機能を特定し、特定された複数の機能を選択可能な画面である。機能選択画面は、複数の機能それぞれの名称を含む画像であって、選択可能なタブの画像を配列した画面である。生成された機能選択画面を、ステップS01において読み出された共通定義データに含まれる領域情報によって定められた位置に配置されるように、表示部206に表示する。
次のステップS06においては、機能を選択する。ステップS05において特定された複数の機能のうちから、処理対象となる機能として任意の1つを選択する。ここでは、最初の機能を選択するようにしている。そして、ステップS04において読み出された機能定義データ93に含まれる複数の機能ごとの表示コマンドのうちから、処理対象の機能に対応する表示コマンドを取得する(ステップS07)。次のステップS08においては、ステップS07において取得された表示コマンドに従って機能別画面を生成する。したがって、ステップS08において生成される機能別画面は、処理対象の機能に対応する。具体的には、表示部206に表示する画面中で表示コマンドに含まれる位置情報で特定される位置に、表示コマンドに含まれる部品特定情報で特定される部品を配置することによって機能別画面を生成する。
次のステップS09においては、表示部206に機能別画面を表示する。機能画面を表示する位置は、ステップS01において読み出された共通定義データに含まれる領域情報によって定められた位置である。
そして、操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS10)。ユーザーが操作部207に操作を入力するまで待機状態となり(ステップS10でNO)、操作部207に入力される操作を検出すると、操作を受け付けたと判断し(ステップS10でYES)、処理をステップS11に進める。ステップS11においては、受け付けられた操作に基づいて処理を分岐させる。操作がプリントを指示する操作ならば処理をステップS12に進め、機能を切り換える操作ならば処理をステップS13に進め、設定値を入力する操作ならば処理をステップS14に進める。
ステップS12においては、プリントジョブ生成処理を実行し、処理を終了する。プリントジョブ生成処理の詳細は後述する。ステップS13においては、ステップS10において受け付けられた操作により特定される機能を処理対象に設定し、処理をステップS07に戻す。ステップS14においては、設定値設定処理を実行し、処理をステップS10に戻す。
図20は、設定値設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。設定値設定処理は、図19のステップS14において実行される処理である。図20を参照して、ユーザーが操作部207に入力する設定値を受け付ける(ステップS21)。そして、HDD205に記憶されている機能間定義データ95を検索する(ステップS22)。検索のキーは、処理対象に設定されている機能の機能識別情報およびステップS21において受け付けられた設定値である。そして、検索の結果に基づいて、関連機能が存在するか否かを判断する(ステップS23)。処理対象に設定されている機能の機能識別情報およびステップS21において受け付けられた設定値を含む機能間定義データ95が存在するならば、関連機能が存在すると判断し、その機能間定義データ95を特定して処理をステップS25に進めるが、そうでなければ、処理をステップS24に進める。ステップS24においては、処理対象に設定されている機能を識別するための機能識別情報とステップS21において受け付けられた設定値との組をRAM203に一時記憶し、処理を設定処理に戻す。
一方、ステップS25においては、ステップS23において特定された機能間定義データ95に基づいて、ステップS21において受け付けられた設定値の入力が制限されているか否かを判断する。設定値の入力が制限されているならば処理をステップS30に進め、制限されていなければ処理をステップS26に進める。ステップS23において特定された機能間定義データ95において、処理対象に設定されている機能が第2の関連機能として定められており、ステップS21において受け付けられた設定値が第2の関連機能に対応する設定値と同じであって、かつ、第1の関連機能とそれに対応する第1の設定値がRAM203に記憶されて、既に設定されている場合に、制限されると判断する。第1の関連機能とそれに対応する設定値がRAM203に記憶されるのは、ステップS26が実行される場合である。
ステップS30においては、エラーメッセージを表示部206に表示し、処理を設定処理に戻す。この際、ステップS21において受け付けられた設定値を破棄する。
ステップS26においては、ステップS24と同様に、処理対象に設定されている機能を識別するための機能識別情報とステップS21において受け付けられた設定値との組をRAM203に一時記憶し、処理をステップS27に進める。
次のステップS27においては、関連機能の設定値が特定されるか否かを判断する。関連機能の設定値が特定されるならば処理をステップS28に進めるが、そうでなければ処理を設定処理に戻す。ステップS23において特定された機能間定義データ95において、処理対象に設定されている機能が第1関連機能と一致し、ステップS21において受け付けられた設定値が、第1関連機能に対応する第1設定値と一致するならば、関連機能の設定値が特定されると判断する。
ステップS28においては、ステップS23において特定された機能間定義データ95に含まれるメッセージ表示コマンドに従って禁則メッセージを特定し、特定された禁則メッセージを、表示部206に表示し、処理をステップS29に進める。禁則メッセージは、第2の関連機能に対して第2設定値が設定されることをユーザーに通知するためのメッセージである。
次のステップS29においては、関連機能と設定値との組をRAM203に記憶し、処理を設定処理に戻す。ステップS23において特定された機能間定義データ95の第2の間関連機能と、その第2の関連機能に対応する第2の設定値との組をRAM203に記憶する。
図21は、プリントジョブ生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。プリントジョブ生成処理は、図19のステップS12において実行される処理である。図21を参照して、CPU201は、RAM203に記憶されている機能識別情報と設定値との組をすべて読み出す(ステップS31)。そして、読み出された機能機器別情報と設定値との組のうちから1つを処理対象に選択する。そして、プリントコマンドを選択し、RAM203に記憶する。HDD205に記憶されている機能定義データ93のうちから、処理対象に選択された機能に対応する1以上のプリントコマンドを抽出し、抽出された1以上のプリントコマンドのうちから処理対象に設定されている設定値に対応するプリントコマンドを選択する。
次のステップS34においては、選択されたプリントコマンドが特定機能に対応するか否かを判断する。プリントコマンドが特定機能に対応するならば、処理をステップS35に進めるが、そうでなければ処理をステップS38に進める。ステップS35においては、選択されたプリントコマンドに対応する特定機能と対になる特定機能に対応するプリントコマンドが、RAM203に記憶されているか否かを判断する。そのようなプリントコマンドがRAM203に記憶されているならば、そのプリントコマンドを読み出し、処理をステップS36に進めるが、そうでなければ処理をステップS38に進める。
ステップS36においては、2つのプリントコマンドを合成する。ステップS33において選択されたプリントコマンドと、ステップS34において読み出されたプリントコマンドと、を合成する。第1の特定機能と、第2の特定機能とが対になる場合、第1の特定機能に対応するプリントコマンドは、第1の特定機能に対応する1以上の設定値のいずれかに対応し、第2の特定機能に対応する設定値がデフォルトの値に設定されている。ステップS33において選択されたプリントコマンドが第1の特定機能に対応し、ステップS34において読み出されたプリントコマンドが第2の特定機能に対応する場合、ステップS33において選択されたプリントコマンドの第2の特定機能に対応する設定値を、ステップS34において読み出されたプリントコマンドに対応する設定値に設定することにより合成する。また、第2の特定機能に対応するプリントコマンドは、第2の特定機能に対応する1以上の設定値のいずれかに対応し、第1の特定機能に対応する設定値がデフォルトの値に設定されている。ステップS33において選択されたプリントコマンドが第2の特定機能に対応し、ステップS34において読み出されたプリントコマンドが第1の特定機能に対応する場合、ステップS34において読み出されたプリントコマンドの第2の特定機能に対応する設定値を、ステップS33において選択されたプリントコマンドに対応する設定値に設定することにより合成する。
次のステップS37においては、RAM203に記憶されているプリントコマンドを更新し、処理をステップS38に進める。具体的には、ステップS33において選択されたプリントコマンドと、ステップS34において読み出されたプリントコマンドとを、RAM203から消去するとともに、ステップS36において合成されたプリントコマンドを、RAM203に記憶することにより、プリントコマンドを更新する。
ステップS38においては、ステップS31において読み出された機能識別情報と設定値との組のうち未だ処理対象に設定していない組が存在するか否かを判断する。未処理の組が存在するならば処理をステップS32に戻すが、存在しなければ処理をステップS39に進める。
ステップS39においては、プリントジョブを生成する。RAM203に記憶されているプリントコマンドのすべてと、処理対象となるデータとを含むプリントジョブを生成する。そして、生成されたプリントジョブを、ネットワークI/F204を介してMFP100に送信し、処理を設定処理に戻す。
以上説明したように本実施の形態におけるPC200は、画像処理装置の一例であるMFP100に対応するプリンタードライバープログラムがインストールされることにより、MFP100が有する複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドと、当該機能を画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドとを定めた機能定義データをHDD205に記憶される。そして、PC200は、複数の機能のうちから機能がユーザーにより選択されると、選択された機能に対応する表示コマンドに従って設定値を設定するための機能別画面を表示する。さらに、表示された機能別画面に従ってユーザーにより設定値が入力されると、機能定義データ93で定められる1以上のプリントコマンドのうちから機能別画面に対応する機能と、その機能に対して設定された設定値とに対応する1つのプリントコマンドを選択することによって、MFP100に実行させるためのプリントコマンドを生成する。このため、MFP100に新たな機能が追加される場合に、機能定義データに、追加された機能に対応する表示コマンドと1以上のプリントコマンドとを追加すればよい。このため、プリンタードライバープログラムを変更する必要がないので、新たな機能が追加される画像処理装置を制御するための変更を容易にすることができる。また、機能定義データ93は、XML等のマックアップ言語、C言語などのプログラム言語で記載されるので、変更が容易である。
また、機能定義データを、複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドを定めた表示用機能定義データと、複数の機能ごとに、当該機能を画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドを定めたプリント用機能定義データと、に分けて記憶するようにしてもよい。
また、表示コマンドは、表示部206に表示される画像中の位置を示す位置情報と、表示する部品を特定する部品特定情報とを含むので、表示コマンドを容易に生成することができ、機能別画面の生成が容易となる。また、機能別画面のレイアウトを、表示コマンドで決定することができる。
また、2以上の関連機能において、2以上の関連機能のうち第1の関連機能に対して設定される設定値と、第2の関連機能に設定することが可能な設定値との組を定める機能間定義データ95をHDD205に記憶するので、第2の関連機能に対応して設定することが可能な設定値を制限することができる。このため、機能間定義データを記憶させるだけで、設定することのできない設定値の組み合わせで設定されないようにすることができる。
また、第1関連機能に対応して第1の設定値が受け付けられる場合、第2関連機能に対して受け付け可能な設定値を第2設定値に制限するので、機能間定義データ95を記憶させるだけで、設定することが可能な設定値のみが設定されるようにすることができる。また、第1関連機能に対応して第1の設定値が受け付けられる場合、第2関連機能に対して第2設定値を自動的に設定するので、設定が容易となる。
また、プリントコマンドが、複数の機能のうち第1の特定機能と第2の特定機能とに対応する場合、第1の特定機能に対して受け付けられた設定値に対応する第1のプリントコマンドと、第2の特定機能に対して受け付けられた設定値に対応する第2のプリントコマンドと、を合成する。このため、MFP100に追加される機能に対応するプリントコマンドが、複数の機能に対応する1種類のプリントコマンドの場合に対応することができる。
また、HDD205に、共通画面を表示するための共通コマンドを定める共通定義データ91を記憶するので、MFP100の機能に関連しない部分の表示を容易に変更することができる。さらに、共通コマンドは、共通画面中に機能別画面を表示する領域を指定する領域情報を含むので、機能別画面の表示位置が共通コマンドによって定められ、複数の機能ごとに機能別画面が異なる場合であっても統一の取れた画面を表示することができる。
なお、上述した実施の形態においては、プリントシステム1について説明したが、図19〜図21に示した処理をPC200,200A,200B,200C,200Dに実行させる設定方法またはプリンタードライバープログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記コンピューターは、前記複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドと、当該機能を前記画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドとを定めた機能定義データを記憶しており、
前記表示コマンド取得ステップは、前記機能別画面表示ステップにおいて前記機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応する機能定義データのうちから前記表示コマンドを取得するステップを含み、
前記プリントコマンド取得ステップは、前記機能別画面表示ステップにおいて前記機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応する機能定義データのうちから当該機能に対応する前記1以上のプリントコマンドを取得するステップを含む、請求項12に記載のプリンタードライバープログラム。
(2) 前記機能定義データは、前記1以上のプリントコマンドそれぞれを設定値と対応付けており、
それが対応する機能に対して設定することが可能な1以上の設定値それぞれに対応する前記プリントコマンドを識別可能な識別子を有し、
前記コマンド生成ステップは、前記プリントコマンド取得ステップにおいて取得された前記1以上のプリントコマンドのうちから、前記機能ごとに受け付けられた前記設定値に対応するプリントコマンドを選択する選択ステップを含む、(1)に記載のプリンタードライバープログラム。
(3) 前記コンピューターは、前記複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドを定めた表示用機能定義データと、前記複数の機能ごとに、当該機能を前記画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドを定めたプリント用機能定義データと、を記憶しており、
前記表示コマンド取得ステップは、前記機能別画面表示ステップにおいて前記機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応する表示用機能定義データのうちから前記表示コマンドを取得するステップを含み、
前記プリントコマンド取得ステップは、前記機能別画面表示ステップにおいて前記機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応するプリント用機能定義データのうちから当該機能に対応する前記1以上のプリントコマンドを取得するステップを含む、請求項12に記載のプリンタードライバープログラム。
(4) 前記プリント用機能定義データは、前記1以上のプリントコマンドそれぞれを設定値と対応付けており、
前記コマンド生成ステップは、前記プリントコマンド取得ステップにおいて取得された前記1以上のプリントコマンドのうちから、前記機能ごとに受け付けられた前記設定値に対応するプリントコマンドを選択する選択ステップを含む、(3)に記載のプリンタードライバープログラム。
(5) 前記表示コマンドは、前記コンピューターが有する表示手段が画像を表示する表示面中の位置を示す位置情報と、表示する部品を特定する部品特定情報とを含み、
前記機能別画面表示ステップは、前記取得された表示コマンドに含まれる前記位置情報で特定される位置に、前記取得された表示コマンドに含まれる前記部品特定情報で特定される部品を配置することによって前記機能別画面を生成する機能別画面生成ステップを含む、請求項12、(1)〜(4)のいずれかに記載のプリンタードライバープログラム。
(6) 前記コンピューターは、前記複数の機能のうちから選ばれた2以上の関連機能において、前記2以上の関連機能の1つに設定された設定値に対して、他の関連機能に設定することが可能な設定値の組を定める機能間定義データを記憶しており、
前記設定値受付ステップは、前記機能間定義データに基づいて、前記表示された機能別画面に対応する機能に対して受け付け可能な設定値を制限する制限ステップを含む、請求項12、(1)〜(5)のいずれかに記載のプリンタードライバープログラム。
(7) 前記制限ステップは、前記機能間定義データが、前記2以上の関連機能の1つの第1関連機能に設定された第1設定値に対して、前記第1関連機能とは別の第2関連機能に設定される第2設定値の組を定める場合、前記第1関連機能に対して前記第1設定値を受け付ける場合は、前記第2関連機能に対して受け付け可能な設定値を、前記第2設定値に制限するステップを含む、(6)に記載のプリンタードライバープログラム。
(8) 前記コマンド生成ステップは、前記プリントコマンドが、前記複数の機能のうち第1の特定機能と第2の特定機能に対応する場合、前記設定値受付ステップにおいて前記第1の特定機能に対して受け付けられた設定値に対応する第1のプリントコマンドと、前記設定値受付ステップにおいて前記第2の特定機能に対して受け付けられた設定値に対応する第2のプリントコマンドと、を合成する合成ステップを含む、請求項12、(1)〜(7)のいずれかに記載のプリンタードライバープログラム。
(9) 前記複数の機能に依存しないプリント条件を設定するための共通画面を表示するための共通コマンドを取得する共通コマンド取得ステップと、
前記前記取得された共通コマンドに従って共通画面を生成し、表示する共通画面表示ステップと、をさらに前記コンピューターに実行させる請求項12、(1)〜(8)のいずれかに記載のプリンタードライバープログラム。
(1) 前記共通コマンドは、前記共通画面中に前記機能別画面を表示する領域を指定するコマンドを含み、
前記機能別画面表示ステップは、前記共通コマンドに従って前記機能別画面を表示するステップを含む、(9)に記載のプリンタードライバープログラム。
1 プリントシステム、3 ネットワーク、100 MFP、200,200A,200B,200C,200D PC、51 共通コマンド取得部、53 共通画面表示部、55 表示コマンド取得部、57 機能別画面表示部、59 設定値受付部、61 プリントコマンド取得部、63 コマンド生成部、65 コマンド送信部、67 機能別画面生成部、69 制限部、71 選択部、73 合成部、91 共通定義データ、93 機能定義データ、95 機能間定義データ、110 メイン回路、111 CPU、112 通信I/F部、113 ROM、114 RAM、115 EEPROM、116 HDD、117 ファクシミリ部、118 ネットワークI/F、119 外部記憶装置、121 自動原稿搬送装置、123 原稿読取部、125 画像形成部、127 給紙部、128 後処理部、129 操作パネル、131 表示部、133 操作部、135 タッチパネル、201 CPU、202 ROM、203 RAM、204 ネットワークI/F、205 HDD、206 表示部、207 操作部、208 バス、209 外部記憶装置、209A CD−ROM。

Claims (13)

  1. 画像処理装置を制御する制御装置であって、
    前記画像処理装置が有する複数の機能ごとに、前記画像処理装置が当該機能を実行するための設定値であって、当該機能に対して設定することが可能な1以上の設定値にそれぞれ対応し、前記画像処理装置に前記機能を実行させるための1以上のプリントコマンドを取得するプリントコマンド取得手段と、
    前記画像処理装置が有する複数の機能ごとに、当該機能に対する設定値を設定するための機能別画面を表示するための表示コマンドを取得する表示コマンド取得手段と、
    前記複数の機能それぞれに対応する機能別画面を、前記取得された表示コマンドに従って生成し、表示する機能別画面表示手段と、
    前記表示された機能別画面に従ってユーザーにより入力される設定値を、前記表示された機能別画面に対応する機能に対して設定された設定値として受け付ける設定値受付手段と、
    前記取得された1以上のプリントコマンドのうちから前記設定値受付手段によって受け付けられた設定値に対応するプリントコマンドを選択することによって、当該機能を前記画像処理装置に実行させるためのプリントコマンドを生成するコマンド生成手段と、を備えた制御装置。
  2. 前記複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドと、当該機能を前記画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドとを定めた機能定義データを記憶する機能定義データ記憶手段を、さらに備え、
    前記表示コマンド取得手段は、前記機能別画面表示手段により前記機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応する機能定義データのうちから前記表示コマンドを取得し、
    前記プリントコマンド取得手段は、前記機能別画面表示手段により前記機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応する機能定義データのうちから当該機能に対応する前記1以上のプリントコマンドを取得する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記機能定義データは、前記1以上のプリントコマンドそれぞれを設定値と対応付けており、
    前記コマンド生成手段は、前記プリントコマンド取得手段により取得された前記1以上のプリントコマンドのうちから、前記機能ごとに受け付けられた前記設定値に対応するプリントコマンドを選択する選択手段を有する、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記複数の機能ごとに、当該機能に対応する表示コマンドを定めた表示用機能定義データを記憶する表示用機能定義データ記憶手段と、
    前記複数の機能ごとに、当該機能を前記画像処理装置に実行させるための1以上のプリントコマンドを定めたプリント用機能定義データを記憶するプリント用機能定義データ記憶手段と、をさらに備え、
    前記表示コマンド取得手段は、前記機能別画面表示手段により前記機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応する表示用機能定義データのうちから前記表示コマンドを取得し、
    前記プリントコマンド取得手段は、前記機能別画面表示手段により前記機能別画面が生成される場合、当該機能別画面に対応する機能に対応するプリント用機能定義データのうちから当該機能に対応する前記1以上のプリントコマンドを取得する、請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記プリント用機能定義データは、前記1以上のプリントコマンドそれぞれを設定値と対応付けており、
    前記コマンド生成手段は、前記プリントコマンド取得手段により取得された前記1以上のプリントコマンドのうちから、前記機能ごとに受け付けられた前記設定値に対応するプリントコマンドを選択する選択手段を有する、請求項4に記載の制御装置。
  6. 画像を表示する表示手段を、さらに備え、
    前記表示コマンドは、前記表示手段に表示される画像中の位置を示す位置情報と、表示する部品を特定する部品特定情報とを含み、
    前記機能別画面表示手段は、前記取得された表示コマンドに含まれる前記位置情報で特定される位置に、前記取得された表示コマンドに含まれる前記部品特定情報で特定される部品を配置することによって前記機能別画面を生成する機能別画面生成手段を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の制御装置。
  7. 前記複数の機能のうちから選ばれた2以上の関連機能において、前記2以上の関連機能のうち第1の関連機能に対して設定される設定値と、前記2以上の関連機能のうち前記第1関連機能とは別の第2の関連機能に設定することが可能な設定値との組を定める機能間定義データを記憶する機能間定義データ記憶手段を、さらに備え、
    前記設定値受付手段は、前記機能間定義データに基づいて、前記第2の関連機能に対応して設定することが可能な設定値を制限する制限手段を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の制御装置。
  8. 前記制限手段は、前記機能間定義データが、前記第1関連機能に対して設定される第1設定値と、前記第2関連機能に対して設定される第2設定値との組を定める場合であって、前記設定値受付手段によって前記第1関連機能に対応して前記第1の設定値が受け付けられる場合、前記第2関連機能に対して受け付け可能な設定値を、前記第2設定値に制限する、請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記コマンド生成手段は、前記プリントコマンドが、前記複数の機能のうち第1の特定機能と第2の特定機能とに対応する場合、前記設定値受付手段によって前記第1の特定機能に対して受け付けられた設定値に対応する第1のプリントコマンドと、前記設定値受付手段によって前記第2の特定機能に対して受け付けられた設定値に対応する第2のプリントコマンドと、を合成する合成手段を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の制御装置。
  10. 前記複数の機能に依存しない共通画面を表示するための共通コマンドを取得する共通コマンド取得手段と、
    前記前記取得された共通コマンドに従って共通画面を生成し、表示する共通画面表示手段と、をさらに備えた請求項1〜9のいずれかに記載の制御装置。
  11. 前記共通コマンドは、前記共通画面中に前記機能別画面を表示する領域を指定するコマンドを含み、
    前記機能別画面表示手段は、前記共通コマンドに従って前記機能別画面を表示する、請求項10に記載の制御装置。
  12. 画像処理装置を制御するコンピュータで実行されるプリンタードライバープログラムであって、
    前記画像処理装置が有する複数の機能ごとに、前記画像処理装置が当該機能を実行するための設定値であって、当該機能に対して設定することが可能な1以上の設定値にそれぞれ対応し、前記画像処理装置に前記機能を実行させるための1以上のプリントコマンドを取得するプリントコマンド取得ステップと、
    前記画像処理装置が有する複数の機能ごとに、当該機能に対する設定値を設定するための機能別画面を表示するための表示コマンドを取得する表示コマンド取得ステップと、
    前記複数の機能それぞれに対応する機能別画面を、前記取得された表示コマンドに従って生成し、表示する機能別画面表示ステップと、
    前記表示された機能別画面に従ってユーザーにより入力される設定値を、前記表示された機能別画面に対応する機能に対して設定された設定値として受け付ける設定値受付ステップと、
    前記取得された1以上のプリントコマンドのうちから前記設定値受付ステップにおいて受け付けられた設定値の機能に対応するプリントコマンドを選択することによって、当該機能を前記画像処理装置に実行させるためのプリントコマンドを生成するコマンド生成ステップと、を前記コンピュータに実行させるプリンタードライバープログラム。
  13. 画像処理装置を制御するコンピュータで実行される設定方法であって、
    前記画像処理装置が有する複数の機能ごとに、前記画像処理装置が当該機能を実行するための設定値であって、当該機能に対して設定することが可能な1以上の設定値にそれぞれ対応し、前記画像処理装置に前記機能を実行させるための1以上のプリントコマンドを取得するプリントコマンド取得ステップと、
    前記画像処理装置が有する複数の機能ごとに、当該機能に対する設定値を設定するための機能別画面を表示するための表示コマンドを取得する表示コマンド取得ステップと、
    前記複数の機能それぞれに対応する機能別画面を、前記取得された表示コマンドに従って生成し、表示する機能別画面表示ステップと、
    前記表示された機能別画面に従ってユーザーにより入力される設定値を、前記表示された機能別画面に対応する機能に対して設定された設定値として受け付ける設定値受付ステップと、
    前記取得された1以上のプリントコマンドのうちから前記設定値受付ステップにおいて受け付けられた設定値の機能に対応するプリントコマンドを選択することによって、当該機能を前記画像処理装置に実行させるためのプリントコマンドを生成するコマンド生成ステップと、を含む設定方法。


JP2012112704A 2012-05-16 2012-05-16 制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法 Active JP5900146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012112704A JP5900146B2 (ja) 2012-05-16 2012-05-16 制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012112704A JP5900146B2 (ja) 2012-05-16 2012-05-16 制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013239086A true JP2013239086A (ja) 2013-11-28
JP5900146B2 JP5900146B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=49764047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012112704A Active JP5900146B2 (ja) 2012-05-16 2012-05-16 制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5900146B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016004499A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 コニカミノルタ株式会社 ドライバープログラム生成装置、ドライバープログラム生成方法、ドライバープログラム生成プログラムおよびドライバープログラム
CN105930108A (zh) * 2015-02-27 2016-09-07 柯尼卡美能达株式会社 具备打印机驱动器程序的终端装置
JP2017062668A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 表示装置及びプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002091725A (ja) * 2000-09-11 2002-03-29 Canon Inc 情報処理装置及びシステム及びその制御方法と周辺装置とプリンタドライバ
JP2005190467A (ja) * 2003-12-02 2005-07-14 Canon Inc 情報処理装置、印刷制御方法及びそのプログラム
JP2007249867A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd スレーブ装置を制御するための情報処理装置及び情報処理装置を組み込まれたホスト端末
JP2008009967A (ja) * 2006-05-31 2008-01-17 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、プログラム及びその記録媒体
JP2010218309A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ricoh Co Ltd プリンタドライバ、記憶媒体、及び情報処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002091725A (ja) * 2000-09-11 2002-03-29 Canon Inc 情報処理装置及びシステム及びその制御方法と周辺装置とプリンタドライバ
JP2005190467A (ja) * 2003-12-02 2005-07-14 Canon Inc 情報処理装置、印刷制御方法及びそのプログラム
JP2007249867A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd スレーブ装置を制御するための情報処理装置及び情報処理装置を組み込まれたホスト端末
JP2008009967A (ja) * 2006-05-31 2008-01-17 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム、プログラム及びその記録媒体
JP2010218309A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ricoh Co Ltd プリンタドライバ、記憶媒体、及び情報処理装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016004499A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 コニカミノルタ株式会社 ドライバープログラム生成装置、ドライバープログラム生成方法、ドライバープログラム生成プログラムおよびドライバープログラム
CN105930108A (zh) * 2015-02-27 2016-09-07 柯尼卡美能达株式会社 具备打印机驱动器程序的终端装置
US9891872B2 (en) 2015-02-27 2018-02-13 Konica Minolta, Inc. Printer driver program installed on both terminal and server
CN105930108B (zh) * 2015-02-27 2019-03-05 柯尼卡美能达株式会社 具备打印机驱动器程序的终端装置
JP2017062668A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 表示装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5900146B2 (ja) 2016-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100832955B1 (ko) 사용자의 의도에 따라 사용자 인터페이스를 디스플레이하는 장치, 그 방법 및 기억 매체
CN102756573B (zh) 信息处理装置及打印设置方法
US20100077379A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and recording medium
US8732730B2 (en) Management apparatus and method of managing device driver of management apparatus
US8605316B2 (en) Information processing apparatus and control method thereof, and storage medium
CN105988753B (zh) 信息处理装置和信息处理系统
US20140368857A1 (en) Driver generating apparatus, driver generating method, non-transitory computer-readable recording medium encoded with driver generating program
JP2015005006A (ja) 表示装置、画像形成装置および表示制御プログラム
US9407785B2 (en) Processing apparatus, processing method and computer-readable storage medium
JP2008191946A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、画像形成システム
JP5900146B2 (ja) 制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法
JP2011180681A (ja) インストーラ及びプリンタドライバのインストール方法
JP5262802B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP5031788B2 (ja) 印刷装置およびプログラム
JP6880802B2 (ja) プログラム及び携帯端末
JP7073812B2 (ja) 画像形成装置、設定値入力受付方法及びプログラム
JP6060686B2 (ja) 制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法
JP2011030234A (ja) 表示制御装置及びその制御方法、プログラム
US9507573B2 (en) Driver program generating apparatus, driver program generating method, driver program generating program, and driver program
JP2014021693A (ja) 画像形成装置、アプリケーション実行方法、およびアプリケーション実行プログラム
JP6142688B2 (ja) ドライバー生成装置、ドライバー生成方法、およびドライバー生成プログラム
JP2012059106A (ja) カスタマイズ装置、印刷システム、カスタマイズ方法およびカスタマイズプログラム
JP2007279988A (ja) 情報処理装置およびドライバプログラム
US8848207B2 (en) Computer capable of setting new environment for using new electronic device
US9740471B2 (en) Information processing apparatus, and information processing method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150723

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151127

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20151204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5900146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150