JPH0991976A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0991976A
JPH0991976A JP27484395A JP27484395A JPH0991976A JP H0991976 A JPH0991976 A JP H0991976A JP 27484395 A JP27484395 A JP 27484395A JP 27484395 A JP27484395 A JP 27484395A JP H0991976 A JPH0991976 A JP H0991976A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正常動作可能な電源電圧の最小値VCC(min)が
低く、プロセスパラメータのバラツキに対しスピードの
劣化が少ない半導体装置を提供する。 【解決手段】ダミーセル(MB11,MB12,…,MB1K
に流れる電流で出力電圧が制御されるバイアス回路(B
IAS1)を有し、電源とセンスアンプ回路の出力の間
に接続され、ゲート電極がバイアス回路の出力に接続さ
れたMOSFET QS3を有し、電源と基準電圧発生回
路の出力の間に接続され、ゲート電極がバイアス回路の
出力に接続されたMOSFET QR3を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOSFETを主
要な構成要素とする半導体記憶装置に関し、特に低電源
電圧(例えば3V)で好適に用いられる半導体記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、従来の半導体記憶装置の一例と
して、NAND型セルを用いた読み出し専用記憶装置の
読み出し回路の構成を説明するためのブロック図を示
す。
【0003】図9を参照して、メモリマトリクス(M
X)は、複数のメモリセルM111,M112,…,M11n
直列に接続されてなるメモリセル列K11,…、複数のメ
モリセルM1m1,M1m2,…,M1mnが直列に接続されて
なるメモリセル列K1m,…、複数のメモリセルMl11
l12,…,Ml1nが直列に接続されてなるメモリセル列
l1,…、及び複数のメモリセルMlm1,Mlm2,…,M
lmnが直列に接続されてなるメモリセル列Klm、から構
成される。
【0004】図9において、Qp11はメモリセル列K11
を選択するXブロック選択用のNチャネル型エンハンス
メント型MOSFET(以下「NE−MOSFET」と
いう)、Qp1mはメモリセル列K1mを選択するXブロッ
ク選択用のNE−MOSFET、Qpl1はメモリセル列
l1を選択するXブロック選択用のNE−MOSFE
T、Qplmはメモリセル列Klmを選択するXブロック選
択用のNE−MOSFET、QY1はセンスアンプ回路
(SA)の入力節点SCとディジット線DL1の間に接続
されたYアドレス選択用のNE−MOSFET、QYl
センスアンプ回路(SA)の入力節点SCとディジット
線DLlとの間に接続されたYアドレス選択用のNE−M
OSFETをそれぞれ示す。
【0005】X1,X2,…,XnはXアドレス信号線、
p1,…,XpmはXブロックアドレス信号線、Y1
…,YlはYアドレス信号線をそれぞれ示す。
【0006】SAは、節点SCの電圧変化を増幅し、節
点SOに出力するセンスアンプ回路である。
【0007】RCELL1はダミーセル列を示し、QYD1
はQY1,…,QYlと同一のゲート幅/ゲート長(=チャ
ネル幅(W)/チャネル長(L)、以下「W/L」とい
う)を持つNE−MOSFET、QpD1はQp11,…,Q
p1m,…,Qpl1,…,Qplmと同一のW/Lを持つNE
−MOSFET、MD1,MD2,…,MDnはメモリセルと
同一の構造をもち同一のW/Lを持つリファレンスセル
(以下「ダミーセル」という)であり、それぞれのゲー
ト電極には電源(CC)が接続されている。
【0008】RAは基準電圧発生回路であり、節点RC
を入力として、出力REFに、所定の基準電圧を出力す
るものである。
【0009】また、DAは比較検出器を示し、センスア
ンプ回路SAの出力端である節点SOの電圧(VSO
と、基準電圧発生回路RAの出力端である節点REFの
電圧(VREF)の差を比較して増幅する。
【0010】例えば次式(1)が成り立つ時、比較検出器
DAの出力DOには“H”レベルが出力され、一方、次
式(2)が成り立つ時には出力DOには“L”レベルが出
力される。
【0011】VSO≦VREF−α …(1)
【0012】VSO≧VREF+α …(2)
【0013】上式(1)、(2)において、αは、比較検出器
DAが検出できる最小の電圧差を表し、ここでは、α=
0.2Vとして説明する。
【0014】Oは出力バッファ回路であり、比較検出器
DAの出力を不図示の出力端子に出力するものである。
【0015】各メモリセルに、そのゲートに所定の電圧
が与えられた時に電流が流れるか又は流れないかで、
“1”又は“0”のデータを記憶するように構成されて
おり、エンハンスメント型あるいはディプレッション型
を成している。
【0016】ここでは、メモリセルがディプレッション
型の場合“0”を記憶、エンハンスメント型の場合
“1”を記憶しているものとする。
【0017】例えば、メモリセルM111が選択された場
合、Xアドレス信号線(ワード線)X1を0Vとし、
2,,…,Xnを電源電圧に設定することにより、も
し、メモリセルM111がエンハンスメント型ならば、メ
モリセルM111が非導通になり、節点SCは充電され、
センスアンプ回路SAの出力である節点SOの電圧(V
SO(off))は高電位とされ基準電圧VREFの値より高くな
り(VSO>VREF)、比較検出器DAの出力DOは
“L”レベル、出力バッファ回路Oの出力OUTには
“H”レベルが出力されることになる。
【0018】一方、メモリセルM111がディプレッショ
ン型ならば、上記メモリセルトランジスタのゲート電圧
設定条件下で、メモリセルM111が導通し、節点SCは
放電され、センスアンプ回路SAの出力である節点SO
の電圧節点SOの電圧(VSO(on))は、基準電圧VREF
の値より低くなり(VSO<VREF)、比較検出器DAの
出力DOは“H”レベル、出力バッファ回路Oの出力O
UTには“L”レベルが出力されることになる。
【0019】以下、説明を簡単にするために、NE−M
OSFETのしきい値電圧VTNをすべて同一の0.7Vと
し、Pチャネル型エンハンスメント型MOSFETのし
きい値電圧VTPをすべて同一の−1.0Vとする。また、
メモリセルM111はディプレッション型に設定され、メ
モリセルM11nはエンハンスメント型に設定されている
として説明する。
【0020】図10(A)は、従来技術の読み出し回路
のセンスアンプ回路(SA11)の構成の一例を示し、図
10(B)は基準電圧発生回路(RA11)の構成の一例
を示したものである。
【0021】図10(A)に示すセンスアンプ回路SA
11において、QS11はPE−MOSFET、QS12はNE
−MOSFET、IS1は入力が節点SCに、出力がQ
S12のゲート電極に接続されたインバータを示す。入力
節点SCが充電されて高電位の時、MOSFET Q
S12は、ゲート電極がインバータIS1を介して低電位
(“L”レベル)とされて非導通状態となり、出力SO
11は高電位とされ、また入力節点SCが低電位(例えば
メモリセルが導通してディジット線が低電位)の時、M
OSFET QS12は導通状態となり出力SO11は低電
位とされる。なお、ソースが電源端子CCに接続され、
ゲートとドレインとが互いに接続されて出力端に接続さ
れたMOSFET QS11は負荷MOSを構成する。
【0022】また、図10(B)に示す基準電圧発生回
路RA11において、QR11はPE−MOSFET、QR12
はNE−MOSFET、IR1は入力が節点RCに、出力
がQR12のゲート電極に接続されたインバータである。
なお、図10(B)に示すように、基準電圧発生回路の
構成は、図10(A)に示すセンスアンプ回路の構成と
基本的に同様とされる。
【0023】そして、基準電圧発生回路RA11のNE−
MOSFET QR12のW/L(チャネル幅/チャネル
長)は、センスアンプ回路SA11のNE−MOSFET
S12のW/Lと同一に設計され、基準電圧発生回路
RA11のインバータIR1の入出力特性は、センスアンプ
回路SA11のインバータIS1の入出力特性と同一に設定
されている。
【0024】また、基準電圧発生回路RA11のPE−M
OSFET QR11のW/Lは出力電圧VREF11が、
“1”が記憶されたメモリセルが選択された場合のセン
スアンプ回路SA11の出力SO11の電圧VSO11(off)
と、“0”が記憶されたメモリセルが選択された場合の
センスアンプ回路SA11の出力SO11の電圧VSO11(on)
の中間付近に設定するために、センスアンプ回路SA11
のPE−MOSFET QS11のW/Lに比べて大きく
設計される。
【0025】例えばMOSFET QS11,QS12,Q
R11,QR12のW/Lは、それぞれ5/4,20/1.0,5
/2,20/1.0に設計される。
【0026】図9から図11を参照して、従来技術のセ
ンスアンプ回路の設計方法について説明する(但し、電
源電圧VCC=5Vの時)。
【0027】図11(A)は、ディジット線DL1から見
たセンスアンプ回路SA11の負荷電流ILS11と、ディジ
ット線DL1の電圧が変化した時のメモリセル電流IMC
変化と、ダミーセルRCELL1内の節点RD(図9参
照)から見た基準電圧発生回路RA11の負荷電流ILR11
と、節点RDの電圧が変化した時のリファレンス電流I
REFの変化をそれぞれ示したものである。この場合、リ
ファレンス電流IREFの電流値は、メモリセル電流IMC
とほぼ同等になるように、ダミーセルRCELL1が構
成されている。
【0028】図11(B)は、ディジット線DL1の電圧
が変化した時のセンスアンプ回路SA11の出力電圧V
SO11の変化(曲線VSA11)と、節点RDが変化した時の
基準電圧発生回路RA11の出力電圧VREF11の変化(曲
線VRA11)をそれぞれ示したものである。
【0029】負荷電流ILS11の特性は、センスアンプ回
路SA11のMOSFET QS11,QS12の電流駆動能力
と、インバータIS1の入出力特性と、により主に決定さ
れるが、MOSFET QS12のゲート電極はインバー
タIS1の出力により制御されているため、負荷電流I
LS11の特性は、MOSFET QS12のW/Lと、イン
バータIS1の入出力特性とにより決定される。
【0030】前述したように、MOSFET QR12
S12とはW/Lが互いに等しく、基準電圧発生回路R
11のインバータIR1の入出力特性は、センスアンプ回
路SA11のインバータIS1の入出力特性と等しく設計さ
れているため、ILS11とILR11の特性は等しくなる。
【0031】また、前述したように、基準電圧発生回路
RA11のMOSFET QR11のW/Lはセンスアンプ
回路SA11のMOSFET QS11のW/Lよりも大き
く設計されているため、図11(B)に示すように、デ
ィジット線DL1の電位VDL1とダミーセルRCELL1
の節点RDの電圧VRDが等しい時のセンスアンプ回路S
11の出力VSO11と基準電圧VREF11の値を比較する
と、VREF11の値の方が、VSO11の値よりも高くなる。
【0032】すなわち、曲線VRA11の入力電圧に対する
変化の割合は、曲線VSA11に比べ小さくなる。VSO11
値、VREF11の値の下限は、それぞれ節点SCの電圧
値、節点RCの電圧値で制限されるのはもちろんであ
る。
【0033】(1)“1”が記憶されたメモリセルが選
択された場合のセンスアンプ回路SA11の出力VSO11
値に関して以下に説明する。
【0034】選択されたメモリセルに電流が流れないた
め、ディジット線の電圧DL1の値は点R3で平衡し、こ
の時のVSO11の値(VSO11(off))は次式(3)で表わされ
る。負荷電流ILS11の起点である点R3(図11(A)
参照)は、インバータIS11の論理しきい値とほぼ等し
くなる。
【0035】VSO11(off)=VCC−|VTP| …(3)
【0036】(2)“0”が記憶されたメモリセルが選
択された場合のセンスアンプ回路SVSO11の値に関して
以下に説明する。
【0037】選択されたメモリセルに電流が流れ、ディ
ジタル線DL1の値は点P3で平衡し、この時のVSO11
値は点P4で平衡することになり、この時のVSO11の値
(VSO11(on))は次式(4)で表わされる。
【0038】 VSO11(on)=VCC−|VTP|−β1>VINV …(4)
【0039】ここで、β1はIMCの値及びQS11の電流駆
動能力で決定される。また、VINVはインバータIS1
R1の論理しきい値である。
【0040】(3)リファレンス電圧VREF11の値に関
して以下に説明する。
【0041】リファレンスセルには常に電流が流れてい
るため、節点RDの電圧は、点Q3で平衡し、この時の
SO11の値は点Q4で平衡することになり、この時のV
REF11の値は次式(5)で表わされる。
【0042】VREF11=VCC−|VTP|−γ1 …(5)
【0043】ここで、γ1はIREFの値及びQR11の電流
駆動能力で決定される。
【0044】以上説明したように、VSO11(off),V
SO11(on),及びVREF11の値がそれぞれ設定される。
【0045】例えば電源電圧VCC=5Vの時、VSO11(o
ff)=4V、VSO11(on)=2V、VREF11=3Vに設定さ
れる。
【0046】この場合、VSO11(off)−VREF11=1V、
REF11−VSO11(on)=1Vとなり、この値は、比較検
出器DAが検出できる最小の電圧差(α=0.2V)以上
であることから、この半導体記憶装置(マスクROM)
は正常動作することになる。
【0047】図12は、前述のようにセンスアンプ回
路、基準電圧発生回路が設計された場合において、電源
電圧VCC=3Vの時のセンスアンプ回路SA11、基準電
圧発生回路RA11のDC特性を示した図である。図12
(A)は図11(A)に、図12(B)は図11(B)
にそれぞれ対応する。
【0048】電源電圧VCC=3Vの時、メモリセル電流
MC,リファレンス電流IREFの値は、VCC=5Vの時
に比べ、減少する。
【0049】また、ILS11で表わす曲線の基点R5は、
電源電圧VCC=3Vの時、インバータIS1,IR1の論理
しきい値は、電源電圧VCC=5Vの時に比べ、少し低下
するため、図11に示す起点R3より少し低下する。
【0050】図12から明らかなように、電源電圧VCC
=3Vの時、“1”が記憶されたメモリセルが選択され
た場合のディジット線DL1の値は、点R5で平衡し、こ
の時のセンスアンプ回路SA11の出力VSO11の値は上式
(3)から2.0Vになる。
【0051】同様に、“0”が記憶されたメモリセルが
選択された場合のディジット線DL1の電圧は点P6で平
衡し(図12(B)参照)、この時のセンスアンプ回路
SA11の出力VSO11の値は図12(B)より約1.2Vに
なる。
【0052】また、基準電圧発生回路RA11において
は、節点RDの電圧は点Q5で平衡し(図12(A)参
照)、この時の基準電圧VREF11の値は図12(B)よ
り約1.5Vになる。
【0053】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のセンスアンプ回路においては、“1”が記憶され
たメモリセルが選択された場合の出力電圧は、上式(3)
で表わされるため、電源電圧VCCからしきい値電圧|V
TP|分低下した値で上限が制限され、さらに“0”が記
憶されたメモリセルが選択された場合の出力電圧は、上
式(4)で表わされるため、論理しきい値VINV(略1V)
で下限が制限される。
【0054】従って、電源電圧VCC=3Vの時、{V
SO11(off)−VSO11(on)}の値は約1Vになり、VREF11
の値をセンターに挿入しても、{VSO11(off)−
REF11}の値、{VREF11−VSO11(on)}の値がそれぞ
れ0.5Vとなり、ノイズマージン及びプロセスパラメー
タのバラツキに対するマージンが小さい。
【0055】図13は、図10(A)及び図10(B)
に示すセンスアンプ回路SA11、基準電圧発生回路RA
11において、電源電圧VCCが変化した時の、VSO11(of
f),VSO11(on),VREF11の値を示したものである。
【0056】この従来技術の場合、センスアンプ回路の
出力電圧のVSO11の上限と下限が上述したように決定さ
れているため、比較検出器DAが正常動作する電源電圧
の最小値VCC(min)が約2.75Vとなり、低電源電圧の半
導体記憶装置には適さない。
【0057】図14は、従来技術の読み出し回路を用い
た半導体記憶装置の動作波形を示したものである(電源
電圧VCC=3V)。図14において、各波形に付した記
号は、図9に示す各節点(ノード)のものに対応する。
【0058】上述したように、センスアンプ回路SA、
基準電圧発生回路RAは設計されており、この結果、V
SO11(off)=2.0V、VSO11(on)=1.2V、VREF11=1.5
Vに設計されている。
【0059】上記設計条件において、“1”が記憶され
たメモリセルが選択された時のスピード(アドレスが入
力されてからデータが出力されるまでの時間;アクセス
タイム)は、図14を参照して、TCH2で表わされ、
“0”が記憶されたメモリセルが選択された時のスピー
ドはTDIS2で表される。
【0060】この時、プロセスパラメータがバラツキ、
基準電圧出力がVREF12=1.4Vになったとすると、{V
REF−VSO11(on)}=0.2Vとなり、比較検出器DAが正
常動作するぎりぎりの値となり、比較検出器DAの出力
DO12,出力バッファ回路Oの出力OUT12に示すよう
に、比較検出器の出力、出力バッファ回路の出力のスピ
ードは遅くなり、この結果、“0”が記憶されたメモリ
セルが選択された時のスピード(アクセスタイム)はT
DIS3となる。
【0061】すなわち、上記従来技術においては、プロ
セスパラメータがバラツキ、基準電圧VREF11の値が低
下すると、電源電圧VCC=3Vの時、基準電圧VREF11
とセンスアンプ回路の出力VSO11(on)の差電位が、比較
検出器が検出できる最小の電圧差(α)に近くなるた
め、“0”が記憶されたメモリセルが選択された場合の
スピードが急激に遅くなるという問題がある。
【0062】上記の如く、図9及び図10を参照して説
明した、上記従来の半導体記憶装置は以下のような問題
点を有する。
【0063】第1の問題点は、従来技術において正常動
作する電源電圧の最小値VCC(min)が約2.75Vと高く、
低電源電圧(3V)の半導体記憶装置に適さないことで
ある。
【0064】その理由は、“1”が記憶されたメモリセ
ルが選択された場合のセンスアンプ回路の出力VSO11(o
ff)が{VCC−|VTP|}となるため、VSO11(off)と
“0”が記憶されたメモリセルが選択された場合のセン
スアンプ回路の出力VSO11(on)の差が小さいからであ
る。
【0065】第2の問題点は、低電源電圧(3V)で動
作させた場合、プロセスパラメータがバラツキ、V
REF11の値が設計値より低くなると読み出しスピードが
大幅に遅くなることである。
【0066】その理由は、電源電圧VCC=3Vの時、V
REF11の値と、“0”が記憶されたメモリセルが選択さ
れた場合のセンスアンプ回路の出力VSO11(on)の差が小
さいからである。
【0067】従って、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を解消し、正常動作する電源電圧の最小値VCC(m
in)の低い半導体記憶装置を提供することにある。
【0068】また、本発明の別の目的は、電源電圧が例
えばVCC=3Vで動作させる時にも、プロセスパラメー
タがバラツキ、リファレンス電圧が設計値より低下して
もスピードの劣化が少ない半導体記憶装置を提供するこ
とにある。
【0069】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、一端を接地電位に接続し、選択状態にあ
るとき、メモリセル自体に電流を流し得るか否かで記憶
情報が決定されるメモリセルが、複数個マトリクス状に
配置されてなるメモリセルマトリクスと、前記メモリセ
ルマトリクスの出力端と電源端との間に接続され、前記
記憶情報を検出する第1の検出器と、前記電源端と前記
第1の検出器の出力端との間に接続され、ゲート電極が
第1の節点に接続された第1のMOSFETと、を含む
センスアンプ回路と、前記メモリセルと同一の構造と略
同等の特性をもつダミーセルと、を含む第1のダミーセ
ル列と、前記第1のダミーセル列の出力端と前記電源端
との間に接続され、前記第1のダミーセル列に流れる電
流に応じた所定の電圧を出力端に発生する第2の検出器
と、前記電源端と前記第2の検出器の前記出力端との間
に接続され、ゲート電極が前記第1の節点に接続された
第2のMOSFETからなる基準電圧発生回路と、ダミ
ーセルで構成される第2のダミーセル列と、前記第2の
ダミーセル列に流れる電流に応じた所定の電圧を出力端
に発生させ、該出力端が前記第1の節点に接続されたバ
イアス回路と、前記センスアンプ回路の出力端と前記基
準電圧発生回路の出力端とが、第1及び第2の入力端に
それぞれ接続されてなる比較検出器と、前記比較検出器
の出力が入力に接続され、出力が出力端子に接続されて
なる出力バッファ回路と、を有することを特徴とする半
導体記憶装置を提供する。
【0070】
【作用】本発明のセンスアンプ回路においては、“1”
が記憶されたメモリセルが選択された場合のセンスアン
プ回路の出力電圧VSO1(off)が電源電圧[VCC]に設定
されるので、“0”が記憶されたメモリセルが選択され
た場合のセンスアンプ回路の出力電圧VSO1(on)との差
{VSO1(off)−VSO1(on)}が前記従来例よりも大きく
とれる。
【0071】このため、本発明によれば、低電源電圧に
なっても、前記従来技術よりも{VSO1(off)−
REF1},{VREF1−VSO1(on)}の値が大きくとれる
ことから、前記従来技術よりも、正常動作する電源電圧
の最小値VCC(min)が低い半導体記憶装置を提供でき、
REF1が設計値より低下しても、従来技術よりもスピー
ドの劣化が少ない(すなわちアクセスタイムの劣化を抑
止した)半導体装置を提供できる。
【0072】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に説明する。
【0073】図1は、本発明の第1の実施形態の構成を
示す回路図である。図1において、前記従来技術の説明
で参照した図9及び図10と同一又は同等の機能を有す
る要素には同一の参照符号が付されている。なお、メモ
リセルアレイMXの内部構成は省略されている。また、
前記従来技術との説明の重複を避けるため同一部分の説
明は省略し、以下では、前記従来技術との相違点を主に
説明する。
【0074】図1を参照して、SA1は、本実施形態に
係る、読み出し回路のセンスアンプ回路である。
【0075】センスアンプ回路SA1において、QS1
PE−MOSFETであり、電源CCと出力節点SO1
との間に接続され、ゲート電極が出力節点SO1に接続
され、第1の負荷MOSとして機能する。QS3はPE−
MOSFETであり、電源CCと出力節点SO1の間に
接続され、ゲート電極がバイアス回路BIAS1の出力
節点BO1に接続され、第2の負荷MOSとして機能す
る。なお、MOSFETQS12と、入力が節点SCに接
続され出力がQS12のゲート電極に接続されるインバー
タIS1の構成は前記従来例と同様である。
【0076】また、図1を参照して、RA1は、本実施
形態に係る、読み出し回路の基準電圧発生回路である。
【0077】基準電圧発生回路RA1において、QR1
PE−MOSFETであり、電源端子CCと出力節点R
EF1の間に接続され、ゲート電極が出力節点REF1
接続され、第1の負荷MOSとして機能する。QR3はP
E−MOSFETであり、電源CCと出力節点REF1
の間に接続され、ゲート電極がバイアス回路BIAS1
の出力節点BO1に接続され、第2の負荷MOSとして
機能する。なお、MOSFET QR12と入力が節点S
Cに接続され出力がQR12のゲート電極に接続されるイ
ンバータIR1の構成は前記従来例と同様である。
【0078】図1を参照して、BIAS1はバイアス回
路である。
【0079】バイアス回路BIAS1において、QB11
電源端子CCと出力節点BO1の間に接続され、ゲート
電極が出力節点BO1に接続されたPE−MOSFE
T、MB11,MB12,…,MB1kは、ダミーセルで、ディ
プレッション型であり、ゲート電極には接地電位が接続
される。
【0080】基準電圧発生回路RA1のMOSFET
R1のW/Lは、前記従来技術と同様に、センスアンプ
回路SA1のMOSFET QS1のW/Lよりも大きく
設計される。
【0081】また、本実施形態では、センスアンプ回路
SA1のMOSFET QS3と基準電圧発生回路RA1
MOSFET QR3のW/Lはともにバイアス回路BA
IAS1のMOSFET QB11のW/Lと等しく設計さ
れているものとする。
【0082】例えば、MOSFET QS1,QS3
R1,QR3,QB11のW/Lはそれぞれ、5/4,5/
5,5/2,5/5,5/5に設計される。
【0083】図1を参照して、本実施形態において、M
OSFET QB11と、QR3,QS3とはカレントミラー
回路を構成し、QS3,QR3に流れる電流は、バイアス回
路BIAS1の負荷MOS QB11に流れる電流に等しく
なる。
【0084】図1から図3を参照して、本実施形態にお
けるセンスアンプ回路の設計方法について説明する(電
源電圧VCC=5Vの時)。
【0085】図2(A)は、図1に示すセンスアンプ回
路SA1から、MOSFET QS1とQS3を切り出し、
センスアンプ回路の出力である節点SO1の電圧が変化
した時のMOSFET QS1に流れる電流IQS1の変化
(曲線B)、MOSFETQS3に流れる電流IQS3の変
化(曲線A)、QS1とQS3に流れる電流の和ISTの変化
(曲線C)をそれぞれ示したものである。なお、横軸は
節点SO1の電圧VSO1、縦軸は電流(μA単位)を示
す。
【0086】本実施形態では、MOSFET QS1の他
に定電流負荷回路として機能するMOSFET QS3
有しているので、出力電圧VSO1が{VCC−|VTP|}
以上になり、QS1が非導通になっても、QS3が導通して
いるため、出力SO1は最大電源電圧[VCC]まで上昇
する。
【0087】図2(B)は、図1に示す基準電圧発生回
路RA1から、MOSFET QR1とQR3を切り出し、
基準電圧発生回路の節点REF1の電圧VREF1が変化し
た時のMOSFET QR1に流れる電流IQR1の変化
(曲線E)、MOSFET QR3に流れる電流IQR3
変化(曲線D)、MOSFET QR1とQR3に流れる電
流の和IRTの変化(曲線F)を示したものである。な
お、横軸は節点REF1の電圧VREF1、縦軸は電流(μ
A単位)を示す。
【0088】本実施形態では、MOSFET QR3のW
/Lは、QS3のW/Lと同一に設計されているため、Q
S3に流れる電流IQS3の変化を示す曲線A(図2(A)
参照)と、QR3に流れる電流IQR3の変化を示す曲線D
(図2(B)参照)は一致する。
【0089】また、MOSFET QR1のW/LはQS1
のW/Lに比べ大きく設計されているため、図2(B)
にEで示す曲線は、図2(A)にBで示す曲線に比べ傾
きは急峻になる。
【0090】図3(A)は、本実施形態のセンスアンプ
回路において、ディジット線DL1から見たセンスアンプ
回路SA1の負荷電流ILSと、ディジット線DL1の電圧
が変化した時のメモリセル電流IMCの変化、ダミーセル
RCELL内の節点RDから見た基準電圧発生回路RA
1の負荷電流ILR1と、節点RDの電圧が変化した時のリ
ファレンス電流IREFの変化をそれぞれ示したものであ
る。
【0091】前記従来例で説明したように、本実施形態
においても、負荷電流ILS,ILR1は、MOSFET
S12のW/LとインバータIS1の入出力特性、MOS
FET QR12のW/LとインバータIR1の入出力特性
で決定されるため、図3(A)の特性は、前記従来技術
の説明で参照した図11(A)の特性と等しくなる。
【0092】図3(B)は、本実施形態のセンスアンプ
回路において、ディジット線DL1の電圧が変化した時の
センスアンプ回路SA1の出力電圧VSO1の変化(曲線V
SA1)、節点RDが変化した時の基準電圧発生回路RA1
の出力電圧VREF1の変化(曲線VRA)を示したものであ
る。
【0093】“1”が記憶されたメモリセルが選択され
た場合、メモリセルは非導通となり、ディジット線DL1
は充電され、図3(A)の点R1で平衡することにな
る。この時、MOSFET QS12は非導通になり、出
力節点SO1はQS1とQS3により充電される。
【0094】本実施形態は、定電流を供給する第2の負
荷MOSとして機能する、MOSFET QS3を有して
いるので、この時のセンスアンプ回路の出力節点SO1
の電圧VSO1(off)の値は、次式(6)で表わされる。
【0095】VSO1(off)=VCC …(6)
【0096】“0”が記憶されたメモリセルが選択され
た場合、メモリセルは導通となり、ディジット線DL1
放電され、VSO1(on)の値は、メモリセル電流と、MO
SFET QS1とQS3の電流駆動能力で決定されること
となり、本実施形態の場合、点P2(図3(B)参照)
で平衡する。
【0097】この時のセンスアンプ回路の出力節点SO
1の電圧VSO1(on)の値は次式(7)で表わされる。
【0098】VSO1(on)=VCC−β2>VINV …(7)
【0099】ここで、β2はIMCの値及びQS1とQS3
電流駆動能力で決定される。また、VINVはインバータ
S1,IR1の論理しきい値を示す。
【0100】また、基準電圧発生回路RA1において
は、MOSFET QR1のW/Lは、センスアンプ回路
SA1のMOSFET QS1のW/Lに比べ大きく設計
されているため、ダミーセルRECELL1の節点RD
の電圧VRDの値が低下した時の基準電圧VREF1の値の低
下率は、ディジット線DL1の電圧VDL1の値が低下した
時のセンスアンプ回路SA1の出力電圧VSO1の値の低下
率に比べて小さくなり、本実施形態の場合、点Q2で平
衡する(図3(B)参照)。
【0101】基準電圧VREF1の値は次式(8)で表わされ
る。
【0102】VREF1=VCC−γ2 …(8)
【0103】ここで、γ2は基準電流IREFの値及びQR1
の電流駆動能力で決定される。
【0104】以上説明したように、VSO1(off),V
SO1(on),VREF1がそれぞれ設定される。
【0105】例えばVCC=5Vの時、VSO1(off)=5
V,VSO1(on)=3V,VREF1=4Vに設定される。
【0106】図4は、本実施形態に係るセンスアンプ回
路が、前述のように設計された場合において、電源電圧
CC=3Vの時のセンスアンプ回路SA1、基準電圧発
生回路RA1のDC特性を示した図である。図4(A)
は図3(A)に、図4(B)は図3(B)にそれぞれ対
応する。
【0107】電源電圧VCC=3Vの時、“1”が記憶さ
れたメモリセルが選択された場合、ディジット線DL1
電圧は、図4(A)の点R11で平衡することになり、こ
の時のセンスアンプ回路SA1の出力は、図4(B)の
点R12で平衡する。この結果、VSO1(off)=3Vが得ら
れる。
【0108】また、“0”の記憶されたメモリセルが選
択された場合、ディジット線DL1の電圧は、図4(A)
の点P11で平衡することになり、この時のセンスアンプ
回路の出力は、図4(B)の点P12で平衡する。この結
果、センスアンプ回路SA1の出力電圧VSO1(on)=1.5
Vが得られる。
【0109】また、基準電圧発生回路RA1において
は、節点RDの電圧は、点Q11で平衡することになり、
この時の基準電圧発生回路の出力は、図4(B)の点Q
12で平衡する。この結果、VREF1=2.2Vが得られる。
【0110】以上説明したように、本実施形態に係るセ
ンスアンプ回路は、電源電圧VCC=5Vの時、センスア
ンプ回路の出力電圧と基準電圧発生回路の出力電圧の差
を1Vと、前記従来例と同一に設計した場合において、
電源電圧VCC=3Vの時{V SO1(off)−VREF1}=0.8
V、{VREF1−VSO1(on)}=0.7Vとなり、前記従来例
よりも値を大きく設定することができる。
【0111】この結果、前記従来技術よりも、正常動作
可能な電源電圧の最小電圧VCC(min)の値を低くするこ
とができ、ノイズマージン及びプロセスパラメータのバ
ラツキに対するマージンを大きくすることができる。
【0112】図5は、本実施形態に係る、センスアンプ
回路、基準電圧発生回路において、電源電圧(VCC)が
変化した時の、センスアンプ回路SA1SO1(off),V
SO1(on),基準電圧VREF1の値を示したものである。
【0113】本実施形態においては、センスアンプ回路
の出力電圧VSO1の上限が[VCC]となるので、リファ
レンス電圧(基準電圧)VREF1とセンスアンプ回路SA
1の入力節点SCの電圧VSCの差を、前記従来技術に比
べて大きくすることができる。
【0114】従って、低電源電圧になっても、センスア
ンプ回路の出力電圧(メモリセルがオン時)VSO1(on)
の値をVREF1に対して、従来技術よりもマージンをもっ
て設計できる。この結果、本実施形態においては、正常
動作可能な電源電圧の最小電圧はVCC(min)=1.9Vとな
る。
【0115】図6は、本実施形態に係るセンスアンプ回
路を用いた半導体記憶装置の動作波形を示したものであ
る(電源電圧VCC=3V)。各波形に付した符号は、図
1に示す各節点(ノード)に対応する。
【0116】本実施形態の動作波形を示した図6を、前
記従来技術の動作波形である図14と比較すると、本実
施形態では、センスアンプ回路SA1の出力SO1の電圧
及び基準電圧発生回路RA1の出力REF1の電圧が、前
記従来技術よりも高く設定されており、SO1の電圧と
REF1の電圧の差が、上述したように、前記従来技術
よりも大きく設定されていることが分かる。
【0117】このため、プロセスパラメータがバラツ
キ、基準電圧発生回路RA1の出力がREF2で示すよう
に電圧がVREF2=2.1Vになったとしても、{VREF2
SO1(on)}=0.6Vとなり、比較検出器DAは余裕をも
って正常動作する。この結果、比較検出器DAの出力D
O、出力バッファ回路Oの出力は、それぞれ図6のDO
2,OUT2に示すような動作波形となる。
【0118】そして、本実施形態においては、“0”が
記憶されたメモリセルが選択された場合のスピード(例
えばアドレス入力からデータ出力までの時間;アクセス
タイム)はTDIS2で表わされ(図6参照)、スピードの
劣化は、前記従来技術に比べ少なくなる。
【0119】定電流負荷MOSFET QR3に流れる電
流値は、バイアス回路BAIAS1におけるMB11,M
B12,…,MB1Kで構成されるダミーセルの段数(K)で
決定される。
【0120】ここでダミーセルを用いる理由は、メモリ
セル電圧IMCがバラツキ、VSO1(on)の値がばらついて
も、それに連動して、リファレンス電流IREFがバラツ
キ、VREF1の値がVSO1(on)の値と連動して変化させる
ことができるからである。
【0121】これにより、プロセスパラメータがばらつ
いても読み出し回路を安定に動作させることができる。
【0122】図7に、本発明の第2の実施形態に係る、
読み出し回路に用いられるバイアス回路の構成を示す。
【0123】図7において、QB41はPE−MOSFE
T、QB42,QB43はNE−MOSFETであり、
B41,QB42,QB43により、定電圧発生回路(CO
N)が構成されている。
【0124】MOSFET QB41の電流駆動能力は、
MOSFET QB42及びQB43の電流駆動能力に比べ充
分小さく設計されている。このため、節点COの電圧の
電源電圧依存性はほとんどなく、節点COの電圧VCO
次式(9)で表わされる。
【0125】
【数1】
【0126】また、MOSFET QB21は電源端子C
Cと出力節点BO2の間に接続され、ゲート電極が出力
節点BO2に接続されたPE−MOSFETであり、M
B21,MB22,…,MB2Kはダミーセルでエンハンスメン
ト型であり、ゲート電極には定電圧発生回路(CON)
の出力節点COが接続されている。
【0127】本実施形態に係るバイアス回路BIAS2
においては、その出力BO2が、図1の、MOSFET
S3及びQR3のゲート電極に接続され、前記第1の実
施形態で説明したように、QS3及びQR3は定電流負荷回
路として機能する。
【0128】本実施形態に係る半導体記憶装置の動作
は、IB2(図7参照)の値を、前記第1の実施形態のI
B1(図1参照)と等しく設計すれば、前記第1の実施形
態と同様の動作とされるため、説明を省略する。
【0129】図8に、本発明の第3の実施形態に係る、
読み出し回路に用いられるバイアス回路の構成を示す。
図8において、図7に示す要素と同一の要素には同一の
符号が付されている。
【0130】図8において、QB31は電源CCと出力節
点BO3の間に接続され、ゲート電極が出力節点BO3
接続されたPE−MOSFETであり、MB31,MB3K
ダミーセルでディプレッション型であり、ゲート電極に
は接地電位が接続される。
【0131】MB32,…,MB3(K-1)はダミーセルでエン
ハンスメント型であり、ゲート電極には定電圧発生回路
(CON)の出力節点COが接続される。
【0132】本実施形態では、バイアス回路BIAS3
の出力BO3が、図1に示すセンスアンプ回路SA1と基
準電圧発生回路RA1のMOSFET QS3及びQR3
ゲート電極に接続され、前記第1の実施形態で説明した
ように、MOSFET QS3及びQR3は、定電流負荷回
路として機能する。
【0133】本実施形態の動作は、IB3(図8参照)の
値を前記第1の実施形態のバイアス回路BIAS1のI
B1(図1)と等しく設計すれば、前記第1の実施形態と
同一の動作になるため、その説明を省略する。
【0134】図8において、MB21とMB3Kをディプレッ
ション型とし、その他のメモリセルをエンハンスメント
型としたが、ディプレッション型の個数及びエンハンス
メント型の個数は、目標とするIB3を実現するために任
意に設定できることはもちろんである。
【0135】本実施形態では、半導体記憶装置として、
マスクROMを例に説明したが、電気的に書き込み消去
可能な記憶装置(EEPROM)、本実施形態は電気的
に書き込み可能な記憶装置(EPROM)に対しても同
様にして適用できる。
【0136】また、上記実施形態は、直接接続されたダ
ミーセルの個数をK個としたが、個数に制限はない。本
発明は上記実施形態にのみ限定されるものでなく、本発
明の原理に準ずる各種形態を含むことは勿論である。
【0137】
【発明の効果】以上詳述した本発明は、下記記載の効果
を有する。
【0138】本発明の第1の効果は、正常動作する電源
電圧の最小値VCC(min)を、従来技術よりも低くでき、
低電源電圧(3V)の半導体装置に適する。
【0139】その理由は、“1”が記憶されたメモリセ
ルが選択された場合のセンスアンプ回路の出力VSO1(of
f)が電源電圧[VCC]となるので、VSO1(off)と“0”
が記憶されたメモリセルが選択された場合のセンスアン
プ回路の出力VSO1(on)の差が従来例よりも大きくとれ
るからである。
【0140】本発明の第2の効果は、低電源電圧(3
V)で動作させた場合、プロセスパラメータがバラツ
キ、リファレンス電圧VREF1の値が設計値より低くなっ
てもスピードの劣化が従来技術よりも少なくなる。
【0141】その理由は、電源電圧VCC=3Vの時、V
REF1とVSO1(on)の差が従来技術よりも大きくなるから
である。
【0142】このように、本発明は低電源電圧(例えば
3V)に好適な半導体記憶装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る読み出し回路の構成
を示す図である。
【図2】(A)本発明の一実施形態に係るセンスアンプ
回路の負荷特性を示す図である。 (B)本発明の一実施形態に係るセ基準電圧発生回路の
負荷特性を示す図である。
【図3】(A)本発明の一実施形態に係るセンスアンプ
回路のDC特性を示す図である(電源電圧VCC=5
V)。 (B)本発明の一実施形態に係る基準電圧発生回路のD
C特性を示す図である(電源電圧VCC=5V)。
【図4】(A)本発明の一実施形態に係るセンスアンプ
回路のDC特性を示す図である(電源電圧VCC=3
V)。 (B)本発明の一実施形態に係る基準電圧発生回路のD
C特性を示す図である(電源電圧VCC=3V)。
【図5】本発明の一実施形態に係るセンスアンプ回路お
よび基準電圧発生回路の出力電圧の電源電圧依存性を示
す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る読み出し回路の各節
点の動作波形を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るバイアス回路の
構成を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るバイアス回路の
構成を示す図である。
【図9】従来の半導体記憶装置の読み出し回路の構成を
説明するためのブロック図である。
【図10】(A)従来のセンスアンプ回路の構成を示す
図である。 (B)従来の基準電圧発生回路の構成を示す図である。
【図11】(A)従来のセンスアンプ回路のDC特性を
示す図である(VCC=5V)。 (B)従来の基準電圧発生回路のDC特性を示す図であ
る(VCC=5V)。
【図12】(A)従来のセンスアンプ回路のDC特性を
示す図である(VCC=3V)。 (B)従来の基準電圧発生回路のDC特性を示す図であ
る(VCC=3V)。
【図13】従来のセンスアンプ回路及び基準電圧発生回
路の出力電圧の電源電圧依存性を示す図である。
【図14】従来の読み出し回路の各節点の動作波形を示
す図である。
【符号の説明】
SA1,SA11 センスアンプ回路 RA1,RA11 基準電圧発生回路 BIAS1,BIAS2,BIAS3 バイアス回路 DA 比較検出器 MX メモリセルマトリクス RCELL リファレンスセル O 出力バッファ回路 M111,M112,…,M11n,M1m1,M1m2,…,M1mn
l11,Ml12,…,Ml1n,Mlm1,Mlm2,…,Mlmn
メモリセル X1,X2,…,Xn Xアドレス信号線 Xp1,…,Xpm Xブロックアドレス信号線 Y1,…,Yl Yアドレス信号線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を接地電位に接続し、選択状態にある
    とき、メモリセル自体に電流を流し得るか否かで記憶情
    報が決定されるメモリセルが、複数個マトリクス状に配
    置されてなるメモリセルマトリクスと、 前記メモリセルマトリクスの出力端と電源端との間に接
    続され、前記記憶情報を検出する第1の検出器と、前記
    電源端と前記第1の検出器の出力端との間に接続され、
    ゲート電極が第1の節点に接続された第1のMOSFE
    Tと、を含むセンスアンプ回路と、 前記メモリセルと同一の構造と略同等の特性をもつダミ
    ーセルからなる第1のダミーセル列と、前記第1のダミ
    ーセル列の出力端と前記電源端との間に接続され、前記
    第1のダミーセル列に流れる電流に応じた所定の電圧を
    出力端に発生する第2の検出器と、前記電源端と前記第
    2の検出器の前記出力端との間に接続され、ゲート電極
    が前記第1の節点に接続された第2のMOSFETと、
    を含む基準電圧発生回路と、 ダミーセルで構成される第2のダミーセル列と、前記第
    2のダミーセル列に流れる電流に応じた所定の電圧を出
    力端に発生させ、該出力端が前記第1の節点に接続され
    たバイアス回路と、 前記センスアンプ回路の出力端と前記基準電圧発生回路
    の出力端とが、第1及び第2の入力端にそれぞれ接続さ
    れてなる比較検出器と、 前記比較検出器の出力が入力に接続され、出力が出力端
    子に接続されてなる出力バッファ回路と、を有すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記第1の検出器が、ソースが前記電源端
    に接続され、ゲートとドレインとが前記第1の検出器の
    出力に接続された第1のPチャネル型エンハンスメント
    型MOSFETと、 前記第1の検出器の出力と前記メモリセルマトリクスの
    出力端とのに接続された第1のNチャネル型エンハンス
    メント型MOSFETと、 入力端が前記メモリセルマトリクスの出力端に接続さ
    れ、出力端が前記第1のNチャネル型エンハンスメント
    型MOSFETのゲート電極に接続された第1の反転増
    幅器と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】前記第2の検出器が、ソースが前記電源端
    に接続され、ゲートとドレインとが前記第2の検出器の
    出力に接続された第2のPチャネル型エンハンスメント
    型MOSFETと、 前記第2の検出器の出力と前記第1のダミーセル列の出
    力端に接続された第2のNチャネル型エンハンスメント
    型MOSFETと、 入力端が前記ダミーセル列の出力端に接続され、出力端
    が前記第2のNチャネル型エンハンスメント型MOSF
    ETのゲート電極に接続された第2の反転増幅器と、 を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】前記バイアス回路の第2のダミーセル列を
    構成するダミーセルが、ディプレッション型とされ、ゲ
    ート電極が共に前記接地電位に接続されたことを特徴と
    する請求項1から3のいずれか一に記載の半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】前記バイアス回路の第2のダミーセル列を
    構成するダミーセルが、エンハンスメント型とされ、ゲ
    ート電極が定電圧発生回路の出力に接続されたことを特
    徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の半導体記
    憶装置。
  6. 【請求項6】前記バイアス回路の第2のダミーセル列を
    構成するダミーセルがディプレッション型又はエンハン
    スメント型とされ、ディプレッション型のダミーセルは
    ゲート電極が前記接地電位に、エンハンスメント型のダ
    ミーセルはゲート電極が定電圧発生回路の出力に接続さ
    れたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記
    載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】マトリクス状に配置された複数のメモリセ
    ルを含むメモリセルアレイの選択線のデータを検出して
    電圧出力するセンスアンプ回路と、 ダミーセルを備え該ダミーセルに流れる電流に基づき所
    定のリファレンス電圧を出力する基準電圧発生回路と、 前記センスアンプ回路と前記基準電圧発生回路の出力差
    電圧を比較増幅する手段と、 を少なくとも含み、該比較結果から読み出しデータを出
    力する半導体記憶装置において、 ダミーセルに流れる電流で出力電圧が制御されるバイア
    ス回路を備え、 前記センスアンプ回路が、負荷用MOSFETとともに
    電源端と出力端との間に接続され、ゲート電極が前記バ
    イアス回路の出力端に接続されてなる第1のMOSFE
    Tを備え、 前記基準電圧発生回路が、負荷用MOSFETとともに
    前記電源端と出力端の間に接続され、ゲート電極が前記
    バイアス回路の出力端に接続された第2のMOSFET
    を備え、 前記バイアス回路の負荷用MOSFETと前記第1及び
    第2のMOSFETとがカレントミラー回路を構成して
    なることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】前記ダミーセルが、前記メモリセルと略同
    等の電気的特性を有することを特徴とする請求項7記載
    の半導体記憶装置。
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