JPH09261935A - ブラシレスdcモータ - Google Patents

ブラシレスdcモータ

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Publication number
JPH09261935A
JPH09261935A JP8063195A JP6319596A JPH09261935A JP H09261935 A JPH09261935 A JP H09261935A JP 8063195 A JP8063195 A JP 8063195A JP 6319596 A JP6319596 A JP 6319596A JP H09261935 A JPH09261935 A JP H09261935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
stator
protective cover
brushless
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8063195A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kurosawa
雅彦 黒澤
Tsukasa Kawakami
司 川上
Toshiaki Murakami
俊明 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定子コイルで発生した熱による影響を低減
でき、且つ外部からの衝撃によるハウジングの破損を防
止することのできるブラシレスDCモータを提供する。 【解決手段】 固定子コア6aと固定コイル6bとから
なる固定子6を、樹脂からなるハウジング1と一体にモ
ールド成形したブラシレスDCモータにおいて、ハウジ
ング1の外表面を金属からなる保護カバー7により被覆
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
車両に搭載されるブラシレスDCモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両に搭載されるブラ
シレスDCモータは、ハウジングと、このハウジング内
に設けられた回転子と、この回転子との間に回転磁界を
形成する固定子とを備えており、ハウジングを例えばエ
ンジンルーム内に取付けて使用されるようになってい
る。
【0003】ところで、このように従来のブラシレスD
Cモータでは、固定子コアと固定子コイルとからなる固
定子がハウジングの内面に取付けられているため、固定
子コイルで発生した熱によりハウジング内が高温とな
り、熱による影響を受け易いという問題がある。
【0004】そこで、固定子コイルで発生した熱による
影響を低減するために、固定子を熱可塑性樹脂からなる
ハウジングと一体にモールド成形したブラシレスDCモ
ータが考案され、実用に供されている(特開平1−13
8937号公報、特開平3−178538号公報参
照)。
【0005】このようなブラシレスDCモータによる
と、固定子コイルのまわりに樹脂が充填されているた
め、固定子コイルで発生した熱をハウジングを介して外
部に放熱でき、固定子コイルで発生した熱による影響を
低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなブラシレスDCモータは、ハウジングが熱硬化樹脂
で形成されているため、外部からの衝撃に対して弱く、
例えば路上の小石等が飛散してハウジングに当たると、
ハウジングに割れや欠け等が発生するため、車両から脱
落する虞があった。
【0007】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は固定子コイルで発生した熱による影
響を低減でき、且つ外部からの衝撃によるハウジングの
破損を防止することのできるブラシレスDCモータを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に係る発明は、回転子との間に回転磁
界を形成する環状の固定子コアと該固定子コアに巻装さ
れた固定コイルとからなる固定子を、樹脂からなるハウ
ジングと一体にモールド成形したブラシレスDCモータ
において、前記ハウジングの外表面を金属からなる保護
カバーにより被覆したことを特徴とするものである。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、前記保護カバーの内面には、前記固定子コ
アの外周面が当接していることを特徴とするものであ
る。請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明におい
て、前記保護カバーは、前記固定子コイルで発生した熱
を外部に放熱するための複数の放熱フィンを備えている
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項1に係る発
明において、前記固定子コイルに励磁電流を通電するパ
ワーモジュールの発熱部が当接していることを特徴とす
るものである。
【0011】請求項5に係る発明は、請求項4に係る発
明において、前記パワーモジュールは、前記ハウジング
と一体にモールド成形されていることを特徴とするもの
である。
【0012】請求項6に係る発明は、請求項1に係る発
明において、前記保護カバーは、前記回転子の軸方向と
直交する断面が星形に形成されていることを特徴とする
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態に
係るブラシレスDCモータの部分断面図であり、同図に
示すように、本発明の第1の実施形態に係るブラシレス
DCモータは、ハウジング1を備えている。このハウジ
ング1は一端が閉塞された円筒状の軸受部1aと、この
軸受部1aの他端に形成された円筒部1bと、この円筒
部1bの先端に形成されたフランジ部1cとを有してお
り、フランジ部1cには、ハウジング1をボルトとナッ
トとにより車両等に固定するための複数の取付孔2が設
けられている。
【0014】また、ハウジング1は熱硬化性の樹脂から
なり、このハウジング1の内部には回転子3が設けられ
ている。前記回転子3は回転軸3aを備えており、この
回転軸3aにはロータヨーク3bが取付けられている。
なお、回転軸3aはハウジング1の軸受部1a内に設け
られた軸受4aとベアリングブラケット5に保持された
軸受4bとにより回転自在に支持されており、前記ベア
リングブラケット5はハウジング1の円筒部1bを閉塞
するように図示しないビスによりハウジング1に固定さ
れている。
【0015】前記ロータヨーク3bは円筒状をなしてお
り、このロータヨーク3bの外周面には、N極とS極の
ロータマグネット3cが交互に配設されている。前記ロ
ータヨーク3bの外周には、回転子3との間に回転磁界
を形成する固定子6が設けられている。この固定子6は
円環状に形成された固定子コア6aと、この固定子コア
6aに巻装された固定子コイル6bとからなり、これら
の固定子コア6a及び固定子コイル6bは樹脂モールド
法によりハウジング1と一体に成形されている。
【0016】前記ハウジング1の軸受部1a、円筒部1
b及びフランジ部1cは、その外表面を鉄等の金属から
なる保護カバー7により被覆されている。この保護カバ
ー7はハウジング1の円筒部1bの外周に被嵌する円筒
部7aと、この円筒部7aの一端に形成された円形状の
フランジ部7bとを有しており、フランジ部7bの周縁
部には、ハウジング1に形成されたフランジ部1cの外
周に被嵌する円筒部7cが形成されている。そして、保
護カバー7のフランジ部7bには、保護カバー7をボル
トとナットとによりハウジング1に固定するための複数
の取付孔8がハウジング1のフランジ部1cに形成され
た取付孔2に対応して設けられている。
【0017】このような構成によると、固定子コア6a
及び固定子コイル6bが熱可塑性樹脂からなるハウジン
グ1と一体にモールド成形されているので、固定子コイ
ル6bで発生した熱によりハウジング1内が高温になる
ことがなく、固定子コイル6bで発生した熱による影響
を低減できる。また、ハウジング1の軸受部1a、円筒
部1b及びフランジ部1cはその外表面が鉄等の金属か
らなる保護カバー7により被覆されているので、例えば
路上の小石等が飛散してハウジング1に当たってもハウ
ジング1に割れや欠け等が発生することを防止できる。
【0018】したがって、本発明の第1の実施形態で
は、固定子コイル6bで発生した熱による影響を低減で
き、且つ外部からの衝撃によるハウジング1の破損を防
止することができる。
【0019】図2は本発明の第2の実施形態に係るブラ
シレスDCモータの部分断面図であり、同図に示すよう
に、本発明の第2の実施形態に係るブラシレスDCモー
タは、ハウジング1を備えている。このハウジング1は
円筒部1bと、この円筒部1bの一端に形成されたフラ
ンジ部1cと、このフランジ部1cの中心部に形成され
た円筒状の軸受部1aとを有しており、前記フランジ部
1cには、ハウジング1をボルトとナットとにより車両
等に固定するための複数の取付孔2が設けられている。
【0020】また、ハウジング1は熱硬化性の樹脂から
なり、このハウジング1の内部には回転子3が設けられ
ている。前記回転子3は回転軸3aを備えており、この
回転軸3aにはロータヨーク3bが取付けられている。
なお、回転軸3aはハウジング1の軸受部1a内に設け
られた軸受4aとベアリングブラケット5に保持された
軸受4bとにより回転自在に支持されている。
【0021】前記ロータヨーク3bは円筒状をなしてお
り、このロータヨーク3bの外周面には、N極とS極の
ロータマグネット3cが交互に配設されている。前記ロ
ータヨーク3bの外周には、回転子3との間に回転磁界
を形成する固定子6が設けられている。この固定子6は
円環状に形成された固定子コア6aと、この固定子コア
6aに巻装された固定子コイル6bとからなり、これら
の固定子コア6a及び固定子コイル6bは樹脂モールド
法によりハウジング1と一体に成形されている。
【0022】前記ハウジング1の円筒部1dは、その外
表面を円筒状の保護カバー7により被覆されている。こ
の保護カバー7は鉄等の金属からなり、前記ベアリング
ブラケット5と一体に形成されている。
【0023】このような構成によると、固定子コア6a
及び固定子コイル6bが樹脂からなるハウジング1と一
体にモールド成形されているので、固定子コイル6bで
発生した熱によりハウジング1内が高温になることがな
く、固定子コイル6bで発生した熱による影響を低減で
きる。また、ハウジング1の円筒部1bの外表面は鉄等
の金属からなる保護カバー7により被覆されているの
で、例えば路上の小石等が飛散してハウジング1に当た
ってもハウジング1に割れや欠け等が発生することを防
止できる。
【0024】したがって、本発明の第2の実施形態で
は、固定子コイル6bで発生した熱による影響を低減で
き、且つ外部からの衝撃によるハウジング1の破損を防
止することができる。
【0025】また、本発明の第2の実施形態では、保護
カバー7がベアリングブラケット5と一体に成形されて
いるので、部品点数の増加を招くことなくハウジング1
の破損を防止することができる。
【0026】図3は本発明の第3の実施形態に係るブラ
シレスDCモータの部分断面図であり、同図に示すよう
に、本発明の第3の実施形態に係るブラシレスDCモー
タは、ハウジング1を備えている。このハウジング1は
円筒状に形成されており、その両端には鉄等の金属から
なるベアリングブラケット5a,5bがハウジング1の
開口端を閉塞するように設けられている。そして、ベア
リングブラケット5aには、ハウジング1をボルトとナ
ットとにより車両等に固定するための複数の取付孔2が
設けられている。
【0027】また、ハウジング1は熱硬化性の樹脂から
なり、このハウジング1の内部には回転子3が設けられ
ている。前記回転子3は回転軸3aを備えており、この
回転軸3aにはロータヨーク3bが取付けられている。
なお、回転軸3aはベアリングブラケット5aに保持さ
れた軸受4aとベアリングブラケット5bに保持された
軸受4bとにより回転自在に支持されている。
【0028】前記ロータヨーク3bは円筒状をなしてお
り、このロータヨーク3bの外周面には、N極とS極の
ロータマグネット3cが交互に配設されている。前記ロ
ータヨーク3bの外周には、回転子3との間に回転磁界
を形成する固定子6が設けられている。この固定子6は
円環状に形成された固定子コア6aと、この固定子コア
6aに巻装された固定子コイル6bとからなり、これら
の固定子コア6a及び固定子コイル6bは樹脂モールド
法によりハウジング1と一体に成形されている。
【0029】前記ハウジング1は、その外表面を保護カ
バー7により被覆されている。この保護カバー7は鉄等
の金属からなり、円筒状に形成されている。このような
構成によると、固定子コア6a及び固定子コイル6bが
樹脂からなるハウジング1と一体にモールド成形されて
いるので、固定子コイル6bで発生した熱によりハウジ
ング1内が高温になることがなく、固定子コイル6bで
発生した熱による影響を低減できる。また、ハウジング
1の外表面は鉄等の金属からなる保護カバー7により被
覆されているので、例えば路上の小石等が飛散してハウ
ジング1に当たってもハウジング1に割れや欠け等が発
生することを防止できる。
【0030】したがって、本発明の第3の実施形態で
は、固定子コイル6bで発生した熱による影響を低減で
き、且つ外部からの衝撃によるハウジング1の破損を防
止することができる。
【0031】図4は本発明の第4の実施形態に係るブラ
シレスDCモータの部分断面図であり、同図に示すよう
に、本発明の第4の実施形態に係るブラシレスDCモー
タは、ハウジング1を備えている。このハウジング1は
円筒部1bと、この円筒部1bの一端に形成されたフラ
ンジ部1cと、このフランジ部1cの中心部に形成され
た円筒状の軸受部1aとを有しており、前記フランジ部
1cには、ハウジング1をボルトとナットとにより車両
等に固定するための複数の取付孔2が設けられている。
【0032】また、ハウジング1は熱硬化性の樹脂から
なり、このハウジング1の内部には回転子3が設けられ
ている。前記回転子3は回転軸3aを備えており、この
回転軸3aにはロータヨーク3bが取付けられている。
なお、回転軸3aはハウジング1の軸受部1a内に設け
られた軸受4aとベアリングブラケット5に保持された
軸受4bとにより回転自在に支持されており、前記ベア
リングブラケット5はハウジング1の円筒部1bを閉塞
するように図示しないビスによりハウジング1に固定さ
れている。
【0033】前記ロータヨーク3bは円筒状をなしてお
り、このロータヨーク3bの外周面には、N極とS極の
ロータマグネット3cが交互に配設されている。前記ロ
ータヨーク3bの外周には、回転子3との間に回転磁界
を形成する固定子6が設けられている。この固定子6は
円環状に形成された固定子コア6aと、この固定子コア
6aに巻装された固定子コイル6bとからなり、これら
の固定子コア6a及び固定子コイル6bは樹脂モールド
法によりハウジング1と一体に成形されている。
【0034】前記ハウジング1の円筒部1bは、その外
表面を保護カバー7により被覆されている。この保護カ
バー7は鉄等の金属からなり、円筒状に形成されてい
る。このような構成によると、固定子コア6a及び固定
子コイル6bが樹脂からなるハウジング1と一体にモー
ルド成形されているので、固定子コイル6bで発生した
熱によりハウジング1内が高温になることがなく、固定
子コイル6bで発生した熱による影響を低減できる。ま
た、ハウジング1の円筒部1bはその外表面が鉄等の金
属からなる保護カバー7により被覆されているので、例
えば路上の小石等が飛散してハウジング1に当たっても
ハウジング1に割れや欠け等が発生することを防止でき
る。
【0035】したがって、本発明の第4の実施形態で
は、固定子コイル6bで発生した熱による影響を低減で
き、且つ外部からの衝撃によるハウジング1の破損を防
止することができる。
【0036】図5は本発明の第5の実施形態に係るブラ
シレスDCモータの部分断面図であり、同図に示すよう
に、本発明の第5の実施形態に係るブラシレスDCモー
タは、ハウジング1を備えている。このハウジング1は
一端が閉塞された円筒状の軸受部1aと、この軸受部1
aの他端に形成された円筒部1bと、この円筒部1bの
先端に形成されたフランジ部1cとを有しており、フラ
ンジ部1cには、ハウジング1をボルトとナットとによ
り車両等に固定するための複数の取付孔2が設けられて
いる。
【0037】また、ハウジング1は熱硬化性の樹脂によ
り形成されており、このハウジング1の内部には回転子
3が設けられている。前記回転子3は回転軸3aを備え
ており、この回転軸3aにはロータヨーク3bが取付け
られている。なお、回転軸3aはハウジング1の軸受部
1a内に設けられた軸受4aとベアリングブラケット5
に保持された軸受4bとにより回転自在に支持されてお
り、前記ベアリングブラケット5はハウジング1の開口
部を閉塞するように図示しないビスによりハウジング1
の円筒部1bに固定されている。
【0038】前記ロータヨーク3bは円筒状をなしてお
り、このロータヨーク3bの外周面には、N極とS極の
ロータマグネット3cが交互に配設されている。前記ロ
ータヨーク3bの外周には、回転子3との間に回転磁界
を形成する固定子6が設けられている。この固定子6は
円環状に形成された固定子コア6aと、この固定子コア
6aに巻装された固定子コイル6bとからなり、これら
の固定子コア6a及び固定子コイル6bは樹脂モールド
法によりハウジング1と一体に成形されている。
【0039】前記ハウジング1の軸受部1a及び円筒部
1bは、その外表面を円筒状の保護カバー7により被覆
されている。この保護カバー7は鉄等の金属からなり、
保護カバー7の外周面には、図6に示すように、固定子
コイル6bで発生した熱を外部に放熱する複数の放熱フ
ィン9が突設されている。
【0040】前記固定子コア6aの外周面はハウジング
1の外表面から露出しており、この固定子コア6aの外
周面は保護カバー7の内面に当接している。前記ハウジ
ング1には固定子コイル6bに励磁電流を通電するパワ
ーモジュール10が埋設されており、このパワーモジュ
ール10の発熱部には保護カバー7の内面が当接してい
る。
【0041】このような構成によると、固定子コア6a
及び固定子コイル6bがハウジング1と一体にモールド
成形されているので、固定子コイル6bで発生した熱に
よりハウジング1内が高温になることがなく、固定子コ
イル6bで発生した熱による影響を低減できる。また、
ハウジング1の軸受部1a及び円筒部1bはその外表面
が鉄等の金属からなる保護カバー7により被覆されてい
るので、例えば路上の小石等が飛散してハウジング1に
当たってもハウジング1に割れや欠け等が発生すること
を防止できる。
【0042】したがって、本発明の第5の実施形態で
は、固定子コイル6bで発生した熱による影響を低減で
き、且つ外部からの衝撃によるハウジング1の破損を防
止することができる。
【0043】また、本発明の第5の実施形態では、保護
カバー7の外周面に複数の放熱フィン9が設けられてい
るので、固定子コイル6bで発生した熱を外部に効率良
く放熱することができ、これによりハウジング1の温度
上昇を防止することができる。
【0044】また、本発明の第5の実施形態では、固定
子コア6aが保護カバー7の内面に当接しているので、
固定子コイル6bで発生した熱を保護カバー7に直接伝
えることができ、放熱性の向上を図ることができる。
【0045】さらに、本発明の第5の実施形態では、ハ
ウジング1に埋設されたパワーモジュール10の発熱部
が保護カバー7の内面が当接しているので、パワーモジ
ュール10で発生した熱を保護カバー7を通じて外部に
放熱することができる。
【0046】なお、上述した第5の実施形態では、固定
子コイル6bで発生した熱を外部に放熱するために保護
カバー7の外周面に複数の放熱フィン9が設けたが、例
えば図7に示すように、保護カバー7の断面形状を星形
に形成することにより、放熱フィン9を設けた場合と同
様の効果を得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、固定子コイルで発生した熱による影響を低
減でき、且つ外部からの衝撃によるハウジングの破損を
防止することができる。
【0048】請求項2に係る発明によれば、請求項1に
係る発明による効果に加えて、固定子コイルで発生した
熱を保護カバーに直接伝えることができ、放熱性の向上
を図ることができる。
【0049】請求項3に係る発明によれば、請求項1に
係る発明による効果に加えて、固定子コイルで発生した
熱を外部に効率良く放熱することができる。請求項4及
び請求項5に係る発明によれば、請求項1に係る発明に
よる効果に加えて、パワーモジュールで発生した熱を保
護カバーを通じて外部に放熱することができる。請求項
6に係る発明によれば、請求項1に係る発明による効果
に加えて、固定子コイルで発生した熱を外部に効率良く
放熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るブラシレスDC
モータの部分断面図。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るブラシレスDC
モータの部分断面図。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るブラシレスDC
モータの部分断面図。
【図4】本発明の第4の実施形態に係るブラシレスDC
モータの部分断面図。
【図5】本発明の第5の実施形態に係るブラシレスDC
モータの部分断面図。
【図6】本発明の第5の実施形態を説明するための保護
カバーの斜視図。
【図7】本発明の第6の実施形態を説明するための保護
カバーの斜視図。
【符号の説明】
1…ハウジング 3…回転子 3a…回転軸 3b…ロータヨーク 3c…ロータマグネット 4a,4b…軸受 5…ベアリングブラケット 6…固定子 6a…固定子コア 6b…固定子コイル 7…保護カバー 9…放熱フィン 10…パワーモジュール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子との間に回転磁界を形成する環状
    の固定子コアと該固定子コアに巻装された固定コイルと
    からなる固定子を、樹脂からなるハウジングと一体にモ
    ールド成形したブラシレスDCモータにおいて、 前記ハウジングの外表面を金属からなる保護カバーによ
    り被覆したことを特徴とするブラシレスDCモータ。
  2. 【請求項2】 前記保護カバーの内面には、前記固定子
    コアの外周面が当接していることを特徴とする請求項1
    記載のブラシレスDCモータ。
  3. 【請求項3】 前記保護カバーは、前記固定子コイルで
    発生した熱を外部に放熱するための複数の放熱フィンを
    備えていることを特徴とする請求項1記載のブラシレス
    DCモータ。
  4. 【請求項4】 前記保護カバーの内面には、前記固定子
    コイルに励磁電流を通電するパワーモジュールの発熱部
    が当接していることを特徴とする請求項1記載のブラシ
    レスDCモータ。
  5. 【請求項5】 前記パワーモジュールは、前記ハウジン
    グと一体にモールド成形されていることを特徴とする請
    求項4記載のブラシレスDCモータ。
  6. 【請求項6】 前記保護カバーは、前記回転子の軸方向
    と直交する断面が星形に形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のブラシレスDCモータ。
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