JPH0677468U - モ−タ - Google Patents

モ−タ

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JPH0677468U
JPH0677468U JP2084693U JP2084693U JPH0677468U JP H0677468 U JPH0677468 U JP H0677468U JP 2084693 U JP2084693 U JP 2084693U JP 2084693 U JP2084693 U JP 2084693U JP H0677468 U JPH0677468 U JP H0677468U
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JP
Japan
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motor
heat
stator
case
stator winding
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Pending
Application number
JP2084693U
Other languages
English (en)
Inventor
寿亨 中村
Original Assignee
株式会社高岳製作所
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定子又はケースの外径を大きくしなくて
も、固定子に発生する熱の放熱効果を向上できるように
する。 【構成】 固定子巻線3および鉄心2をエポキシ樹脂4
でモ−ルドしてモ−タ固定子部とし、それらを保持する
ケ−ス5にヒ−トパイプ1を挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モ−タ固定子部の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
モ−タの固定子は、例えば固定子巻線を有する場合であれば、図2に示すよう に鉄心2にスロット7を形成し、スロット7の中に固定子巻線3を挿入する構成 が一般的である。回転磁石界磁の場合、鉄心2の内側で磁石を固定した回転子が 回転し、磁石による磁界と固定子巻線3が作る回転磁界の合成磁界は、鉄心2内 で交番磁界となり、鉄損を生じさせる。また、モータ出力トルクは、固定子巻線 3に流す負荷電流が作る回転磁界の強さに比例し、固定子巻線3の巻線抵抗と負 荷電流により銅損が生じる。これら鉄損、銅損および回転させるために発生する 機械的な損失のほとんどが熱となりケース5を介し、外気に放出される。
【0003】 ここで、ケース5表面の放熱フィン6は放熱面積および放熱効果を得られ易く するためのものである。また、固定子巻線3で発生する銅損による発熱をより効 果的にケース5に伝えるために鉄心2のスロット7内を含む固定子巻線3の全体 をエポキシ樹脂4で充填する方法も用いられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、連続的に大きな負荷電流が流れ、固定子巻線3の銅損が増大し た場合や、高速回転等により回転磁界の交番周波数が高くなり鉄損が多くなると 、それら損失による熱を放熱させ、かつ固定子巻線3の耐熱温度以下にするため にはケース5および放熱フィン6の表面積を広くする必要があり、一般的にはモ ータの外径を大きくしなければならない。
【0005】 そこで本考案は、固定子またはケースの外径を大きくしなくても固定子に発生 する熱量を放熱できるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案では、モ−タ固定子部または固定子を保持するケースにヒートパイプま たは金属管を挿入する。
【0007】
【作用】
上記のように構成した本考案のモータにおいては、固定子巻線に流れる電流に よる銅損および鉄心内の交番磁界による鉄損で発生した熱を、ヒートパイプまた は金属管の熱伝導およびの熱交換作用にて外部へ放出できるため、モータの外径 およびフィン構造を小さくできる。
【0008】 また、同形状のモ−タで負荷電流値および回転数を上昇させ、モ−タ出力の増 加を図っても、モ−タ表面の温度上昇値を低く押さえられる。
【0009】
【実施例】
図1は本考案のモ−タを示していて、ヒ−トパイプ1は、例えば液体の気化液 化の際の熱交換機能を利用する金属管で、金属管内に作動液となる純水等を封入 する。モ−タ固定子巻線3および鉄心2で発生した熱は、モ−ルド樹脂4および ケ−ス5を介し熱伝導でヒ−トパイプ1に伝わり、ヒ−トパイプ1の作動液を気 化させ蒸発潜熱を吸収した後モ−タ外部に熱輸送し液化とともに凝縮潜熱として 放出される。ヒ−トパイプ1先端のヒ−トシンク8は、放熱量によって形状およ び枚数を変更できる。 また、ヒ−トパイプを金属管に置き換えても同様の効果が得られる。
【0010】 図1(A)(B)は本考案のモ−タを示していて、固定子巻線3とケ−ス5の 間にヒ−トパイプ1が挿入されている点で、図2に示した従来のモ−タと異なる 。
【0011】
【考案の効果】 以上説明した本考案によれば、固定子部または固定子を保持するケースに挿入 したヒ−トパイプによって放熱効果が増加するため、同形状のモ−タで負荷電流 値および回転数を上昇させることで、モ−タの出力が増加できる。 また、同様にモ−タの出力が一定であれば、ケ−ス表面積の縮小が可能なため 、モ−タを小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のモ−タの一例の要部を示し、(A)は
一部を断面にした側面図、(B)はそのA−A線上の断
面図である。
【図2】従来のモ−タの一例の要部を示し、(A)は一
部を断面にした側面図、(B)はそのB−B線上の断面
図である。
【符号の説明】
1 ヒ−トパイプ 2 鉄心 3 固定子巻線 4 モ−ルド樹脂 5 ケ−ス 6 放熱フィン 7 スロット 8 ヒ−トシンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モ−ルドした固定子部または固定子を保
    持するケースに、ヒートパイプまたは金属管を挿入した
    モータ。
JP2084693U 1993-03-31 1993-03-31 モ−タ Pending JPH0677468U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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