JP2020137264A - 電動作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性に優れたブラシレスモータを備えた電動作業機を提供する。【解決手段】電動作業機の一例である芝刈機は、本体ハウジング10と、本体ハウジング10内に配置されるモータケース22と、モータケース22に保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44を有するステータ23、並びに、ステータ23の内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ21と、回転軸25により駆動するスピンドル17と、を備えている。ステータ23は、各コイル45の外側及びステータコア40に接触する樹脂であるコイル外側樹脂36を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、電動工具、芝刈機を始めとする園芸工具、及びエア工具用空気圧縮機等の電動作業機に関する。
特開2017−7068号公報(特許文献1)に示された電動工具である震動ドライバドリルでは、動力源としてブラシレスモータが使用されている。
ブラシレスモータは、駆動時、コイル及びステータコア並びにロータコア等において発熱する。
特開2017−7068号公報
ブラシレスモータは、熱が蓄積すると、動作に影響が及ぶ可能性があるため、放熱が行われることが好ましい。
本発明の主な目的は、放熱性に優れたブラシレスモータを備えた電動作業機を提供することである。
請求項1に係る発明は、ケースに保持され、ステータコア、コイル、及び前記ステータコアと前記コイルとの間に介在するインシュレータを有するステータ、並びに、前記ステータの内側に配置され、回転軸を有するロータを備えたブラシレスモータと、前記回転軸により駆動する出力部と、を備えており、前記ステータは、前記コイルの外側、並びに、前記ケース及び前記ステータコアの少なくとも一方に接触する樹脂であるコイル外側樹脂を有することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、上記発明において、前記コイルは、複数設けられており、前記コイル外側樹脂は、複数の各前記コイルの外側に共通して接触するよう一連に配置されていることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、上記発明において、前記コイルは、複数設けられており、前記コイル外側樹脂は、複数の各前記コイルの間に形成された溝を有していることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、上記発明において、前記ケースは、非磁性体の金属製であることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、上記発明において、前記コイル外側樹脂は、フィンを有していることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、上記発明において、前記コイル外側樹脂は、前記ステータにおける全ての露出した電材を覆っていることを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、上記発明において、前記ケースは、通風口を有していることを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、ケースに保持され、ステータコア、コイル、及び前記ステータコアと前記コイルとの間に介在するインシュレータを有するステータ、並びに、前記ステータの内側に配置され、回転軸を有するロータを備えたブラシレスモータと、前記回転軸により駆動する出力部と、前記回転軸により駆動するファンと、を備えており、前記ケースは、外壁と内壁とを有しており、前記内壁内に前記ブラシレスモータ及び前記ファンを保持しており、前記ファンによる風は、前記外壁と前記内壁の間を通過することを特徴とするものである。
請求項9に係る発明は、上記発明において、前記ケースは、通風口を有していることを特徴とするものである。
本発明の主な効果は、放熱性に優れたブラシレスモータを備えた電動作業機が提供されることである。
本発明の第1形態に係る芝刈機の中央縦断面図である。 図1の一部拡大図である。 図1の芝刈機におけるモータユニットの斜視図である。 図3のモータユニットの分解斜視図である。 図3のモータユニットの縦断面図である。 図3のモータユニットにおける上ケース部分の横断面図である。 図3のモータユニットにおける下ケース部分の横断面図である。 図3のモータユニットにおけるステータコアの鋼板及び割り型の説明図である。 図3のモータユニットにおけるブラシレスモータの斜視図である。 図3のモータユニットにおけるステータの上面図である。 図10のステータの下面図である。 図10のステータにおける短絡部材の斜視図(第1〜第3金具のみ実線で示される)である。 視点の方向が変えられた図12同様図である。 図12の短絡部材の分解斜視図である。 図10のステータにおけるコイルの巻線方法の説明図である。 図12の短絡部材における第1〜第3金具による結線状態を示す上面図である。 図16の第1〜第3金具による結線回路図である。 本発明の第2−1形態に係る芝刈機の図6に相当する説明図である。 本発明の第2−2形態に係る芝刈機の図6に相当する説明図である。 本発明の第2−3形態に係る芝刈機の図6に相当する説明図である。 本発明の第3−1形態に係る芝刈機の図5相当図であって、(A)コイル外側樹脂が示されないもの,(B)コイル外側樹脂の端面がハッチングで示されるものである。 本発明の第3−2形態に係る芝刈機の図5相当図であって、(A)コイル外側樹脂が示されないもの,(B)コイル外側樹脂の端面がハッチングで示されるものである。 本発明の(A)第1形態,(B)第4−1形態,(C)第4−2形態,(D)第4−3形態,(E)第4−4形態に係る芝刈機のモータケースにおけるフィンの側方視形状の説明図(一部展開図)である。 本発明の(A)第1形態,(B)第5−1形態,(C)第5−2形態,(D)第5−3形態に係る芝刈機のモータケースにおけるフィン群の上面視形状の説明図である。 本発明の(A)第5−4形態,(B)第5−5形態,(C)第5−6形態,(D)第5−7形態,(E)第5−8形態,(F)第5−9形態に係る芝刈機のモータケースにおけるフィン群の上面視形状の説明図である。 本発明の第6形態に係る芝刈機のモータユニットの縦断面説明図である。 本発明の第7形態に係るグラインダの(A)一部中央縦断面説明図,(B)(A)のA−A線断面説明図である。 本発明の第8形態に係るインパクトドライバの(A)一部中央縦断面説明図,(B)(A)のB−B線断面説明図である。
以下、本発明の実施の形態及びその変更例が、適宜図面に基づいて説明される。
当該形態及び変更例における前後上下左右は、説明の便宜上定めたものであり、作業の状況及び移動する部材の状態等により変化することがある。
尚、本発明は、下記の形態及び変更例に限定されない。
[第1形態]
図1は、本発明の第1形態に係る電動作業機(園芸工具)の一例である充電式の芝刈機1の中央縦断面図である。図2は、図1の一部拡大図である。
芝刈機1は、前後方向に延びて下面を開口させたベース2と、ベース2の中央上側に連結される本体3と、その後部から後方斜め上方に延びる枠形のハンドル4と、を備えている。尚、方向はハンドル4を握る使用者を基準とし、図1の左が芝刈機1の前であり、図1の上が芝刈機1の上である。
ベース2は、前後にそれぞれ一対の車輪5を有してハンドル4によって前後への進退動が可能となっている。
ベース2の後端でハンドル4の下方には、リヤカバー6と集草カゴ7とが設けられている。
ハンドル4の後端には、スイッチレバー8が設けられ、その前方には、常態でスイッチレバー8の操作をロックするロックオフボタン9が設けられている。ロックオフボタン9が押し操作されてスイッチレバー8のロックが解除されると、スイッチレバー8の引き操作が可能となる。
本体3は、下向きに開口する下端の筒状部11をベース2内に突出させた外側ハウジングとしての本体ハウジング10を有する。本体ハウジング10の上部には、電源となるバッテリパック13を後方上側から差し込み装着可能なバッテリ装着部12が前下がり形成されている。バッテリ装着部12は、バッテリカバー14によって開閉可能となっている。
又、本体ハウジング10の前部には、図示されない制御回路基板を備えたコントローラ15が上下方向に立った状態で支持されている。制御回路基板は、マイコン及び複数(12個)のスイッチング素子を備えている。
コントローラ15の後方でバッテリ装着部12の下方には、モータユニット16が設けられている。モータユニット16からは、ブラシレスモータ21の回転軸25が下向きに突出しており、その下端には、スピンドル17が同軸で連結されている。スピンドル17は、筒状部11からベース2内で下向きに突出しており、スピンドル17の下端には、インナフランジ18及びボルト19によって、水平な板状の刈刃20が、直交状に取り付けられている(出力部)。
モータユニット16は、図3及び図4にも示されるように、ブラシレスモータ21と、ブラシレスモータ21を保持するモータケース22とを有する。
ブラシレスモータ21は、筒状のステータ23と、ステータ23の内側を貫通して軸心に回転軸25を有するロータ24とを備えるインナロータ型である。
モータケース22は、ステータ23を上下から保持して回転軸25を回転可能に支持する上ケース26及び下ケース27を有する。下ケース27は、筒状部11の上側に設けられたベース28に対して組み付けられている。ベース28の上側には、モータユニット16を上方から覆うモータカバー29が設けられている。
一方、ベース28の下側には、軸受31を介してスピンドル17を回転可能に支持するベアリングリテーナ30が、下方からの複数のネジ32によって組み付けられている。ベアリングリテーナ30を貫通するスピンドル17の下端が、筒状部11の下端にネジ止めされたバッフル板33を貫通してベース2内に突出している。
刈刃20を装着するインナフランジ18には、スピンドル17の下端が嵌合する筒部34が設けられている。筒部34の外周には、遠心ファン35が設けられている。本体ハウジング10における遠心ファン35の径方向外方の部分には、図示されない排気口が配置されている。尚、遠心ファン35は、軸流ファン等とされても良いし、省略されても良い。
図4ないしは図7にも示されるブラシレスモータ21のステータ23は、複数の鋼板40a(図8)が軸方向に積層されており内側に複数(12個)のティース41が突出したステータコア40と、ステータコア40の上下両端に一体成形された樹脂製の電気絶縁部材としての上インシュレータ42及び下インシュレータ43と、これらと連続して一体成形され、ステータコア40の内周面及び各ティース41の突出端面を除く外周面を覆う樹脂製の絶縁部44と、絶縁部44を介して各ティース41に巻かれるコイル45と、を含んでいる。
更に、各ティース41に巻かれたコイル45の外周面を共通して覆うコイル外側樹脂36が設けられている。ここでは、コイル外側樹脂36は、コイル45の巻かれたステータコア40にコイル外側樹脂36を一体成形することで設けられる(樹脂モールド)。コイル外側樹脂36は、伝熱性の良好なシリコン樹脂(伝熱性非磁性体)である。又、コイル外側樹脂36は、各ティース41の突出端部を覆わず、各ティース41の間に行き渡っている。尚、コイル外側樹脂36は、シリコン樹脂以外の樹脂であっても良い。又、コイル外側樹脂36は、各ティース41の突出端部を覆っても良い。更に、コイル外側樹脂36は、コイル45の一部が露出する状態で配置されても良い。
上インシュレータ42には、コイル45を形成するワイヤと電気的に接続されて三相結線を形成する短絡部材46と、ロータ24の回転位置を検出するセンサ回路基板47とが組み付けられている。
ステータコア40の周面には、周方向に等間隔に3つの突条48A,48A,48Bが形成されている。
突条48A,48Aは、周方向の幅がステータコア40の径方向外側へ行くに従い小さくなるテーパ状の横断面形状を有している。
突条48Bは、テーパ状でなく、周方向の幅が径方向に沿って変わらない四角形の横断面形状を有している。突条48Bの径方向外側の端面には、周方向に沿って外側へ膨らむ僅かなR(曲面)が付与されている。
又、突条48A,48A,48Bには、それぞれ貫通孔49が形成されている。
図8に示されるように、突条48A,48A,48Bは、各鋼板40aに形成される突起50A,50A,50Bが重なって形成される。
各突起50Aは、周方向の幅がステータコア40の径方向外側へ行くに従い小さくなるテーパ状に形成される。
突起50Bは、テーパ状でなく、周方向の幅が径方向に沿って変わらない四角形の横断面形状となる。突起50Bの径方向外側の端縁には、周方向に沿って外側へ膨らむ僅かなR(曲面)が付与されている。
突起50A,50A,50Bには、それぞれ貫通孔49が形成される。
又、突起50A,50A,50Bの各間には、切り欠き52が形成される。この切り欠き52により、突条48A,48A,48Bの各間に、ステータ23の製造時の位置決め用の溝53が形成されるようになっている。
各突条48Aがテーパ状であるため、上インシュレータ42、下インシュレータ43及び絶縁部44が一体成形される際、金型との干渉が防止される。
即ち、図8において二点鎖線で示された左右の割り型54でステータコア40に上インシュレータ42、下インシュレータ43及び絶縁部44が一体成形される際、各割り型54に対してテーパ状の2つの突条48A,48Aを左右に位置させることで、図8の左右方向に動作する割り型54に対し、突条48A,48Aがテーパ面によって干渉しないようになっている。この動作方向に対するテーパの角度θは、ここでは3°である。又、突条48Bの端面には、外側へ膨らむRが付与されている。よって、左右の割り型54との干渉が防止される。尚、角度θは、3°に限定されず、1°以上10°以下の範囲で適宜設定されても良い。
ロータ24は、複数の鋼板40aが軸方向に積層された円筒状のロータコア55と、その軸心を貫通する回転軸25とを有する。ロータコア55と回転軸25とは、樹脂56によって一体に形成される。回転軸25の下端には、面取部57(図4)が形成されている。
回転軸25の外周で樹脂56の充填領域には、回転軸回り止め部及び回転軸滑り止め部としての綾目ローレット25aが形成され、又回転軸25の外周面には、微小な凹凸が格子状に形成されている。
ロータコア55の周縁部には、同心円上に複数(8個)の磁石孔58が軸方向に貫通形成され、各磁石孔58には、板状の永久磁石59が埋設されている。各永久磁石59の内側には、上下両端を除いて鋼板40aに形成された透孔の積層により、肉盗みとしての空間部60が形成され、ロータ24の軽量化が図られている。
モータケース22の上ケース26及び下ケース27は、それぞれステータ23の上部及び下部に被さる円形カップ状を有している。
上ケース26は、アルミ合金等の非磁性体の金属で形成され、図3ないし図5に示されるように、上面外周から側面にかけて、上下方向の放熱用のフィン65が、複数、周方向へ所定間隔を置いて立設されている。上ケース26は、ここでは金型鋳造(ダイカスト)により形成され、各フィン65は、金型の抜きを円滑にするため、上方へ行くほど幅が太い(厚みが小さい)テーパ状となっている。尚、上ケース26は、樹脂等の他の材質で形成されても良い。
上ケース26の上面中央には、上軸受保持部66が形成され、樹脂製の絶縁キャップ67を介して軸受68が保持されて、回転軸25の上端を支持している。上軸受保持部66の中心には、透孔69が形成されており、樹脂キャップ70によって閉塞されている。
更に、上ケース26の周面には、周方向に等間隔を置いて、径方向外側へ膨らむ3つのネジボス部71A,71A,71Bが、上下方向に形成されている。ネジボス部71A,71A,71Bは、ステータコア40の突条48A,48A,48Bに対応するもので、ネジボス部71A,71A,71Bの下端は、順に突条48A,48A,48Bに嵌合する横断面テーパ状又は横断面四角形状に開口している。上ケース26の周面で突条48A,48A,48Bの各間には、下端から上向きにスリット72が形成されている。
下ケース27は、上ケース26と同様に成り、中央に下軸受保持部74が形成される円形の端面部73と、端面部73の外周から上向きに立ち上がる筒状部75とを有している。下軸受保持部74には、軸受76が保持されており、下軸受保持部74を貫通する回転軸25を支持している。筒状部75の外周には、ベース28へのネジ止め用のボス77が、複数(4箇所)、周方向に等間隔を置いて下向きに形成されている。
又、下軸受保持部74を除く端面部73の内面と、筒状部75の内周及び各ボス77を除く外周とには、端面部73の内面から筒状部75の内周及び外周までを連続して被覆する樹脂層78が形成されている。樹脂層78におけるステータコア40の突条48A,48A,48Bに対応する位置には、対応する上ケース26のネジボス部71A,71A,71Bと同形状のボス部79A,79A,79Bが軸方向に形成されている。ボス部79A,79A,79Bの上端は、それぞれ突条48A,48A,48Bに嵌合する横断面テーパ状又は横断面四角形状に開口した貫通孔を備えている。更に、ボス部79A,79A,79Bの下側には、凹溝80がそれぞれ連続状に形成されている。
モータケース22の上ケース26は、ステータ23の上方から、ステータコア40の突条48A,48A,48Bにネジボス部71A,71A,71Bを合わせて被せられると共に、ロータ24の回転軸25の上端に組み付けた軸受68を、上軸受保持部66で保持する。
他方、下ケース27は、ステータ23の下方から、ステータコア40の突条48A,48A,48Bにボス部79A,79A,79Bを合わせて被せられると共に、回転軸25の下端に組み付けた軸受76を、下軸受保持部74で保持する。
この状態で、下ケース27のボス部79A,79A,79Bに、下方からそれぞれネジ81が差し込まれて、突条48A,48A,48Bを通り、上ケース26のネジボス部71A,71A,71Bに達するように入れられる。すると、ステータコア40の外周の一部を除いて上ケース26と下ケース27とで覆われるブラシレスモータ21、即ちモータユニット16が得られる。
ブラシレスモータ21には、内部金属であるステータコア40を充電部であるコイル45との間に介在される基礎絶縁部材(一体成形される上インシュレータ42、下インシュレータ43及び絶縁部44)による基礎絶縁が施される。
又、回転軸25とロータコア55との間に介在される回転軸側絶縁部材としての樹脂56と、上ケース26と回転軸25との間に介在される絶縁キャップ67と、下ケース27の筒状部75とステータコア40との間に介在される樹脂層78とによる付加絶縁がそれぞれ施される。
よって、ステータコア40と回転軸25との間は、二重に絶縁される。
又、上ケース26と下ケース27との間に上下方向の隙間が空くことで、ステータ23の軸方向の寸法が変化しても、組み付けが可能である。
モータユニット16は、回転軸25を下向きにしてベース28上に載置された状態で、ベース28の下方から各ボス77にネジが入れられることで、ベース28に固定される。下ケース27の端面部73の下面には、筒状部11に嵌合してモータユニット16を位置決めする同心円上の一対の円弧リブ73aが形成されている(図2及び図5)。
モータユニット16に被さるモータカバー29は、上ケース26の上軸受保持部66を含む中央部分が露出した状態でモータユニット16を覆う。モータカバー29の内面には、上ケース26の各フィン65が近接している。
ブラシレスモータ21のステータ23は、突条48A,48A,48Bを貫通するネジ81と、突条48A,48A,48Bに嵌合する、上ケース26のネジボス部71A,71A,71B及び下ケース27のボス部79A,79A,79Bとによって、モータケース22に対して回り止めされる。
図9及び図10にも示されるように、上インシュレータ42は、ステータコア40の上側端面に一体成形されるリング体であり、その上面には、短絡部材46に設けられた複数(12個)のヒュージング端子99をそれぞれ保持する端子保持部85が、周方向に等間隔に設けられている。
各端子保持部85は、内周側の内壁部86と、外周側の外壁部87とを、径方向にワイヤ115の直径に略相当する間隔を置いて立設したものであり、内壁部86と外壁部87との周方向の中央には、ヒュージング端子99を嵌合させる嵌合溝88が形成されている。
又、インシュレータ42の上面には、短絡部材46の組み付け用の止めボス89が、複数(5箇所)、1つ置きのティース41の根元に当たる位置で突設されている。
図11にも示されるように、下インシュレータ43は、ステータコア40の下側端面に一体成形されるリング体であり、その下面には、各ティース41の根元から周方向にずれた位置で、周方向に延びる複数(12個)のガイド壁90が立設されている。
短絡部材46は、上インシュレータ42よりも一回り小さい樹脂製のリング体であり、その外周には、上インシュレータ42の止めボス89にそれぞれ上方から嵌合する四角筒状の複数(5つ)の嵌合ボス95と、ステータコア40の各溝53に係合する複数(3つ)のリブ96とが突設されている。
又、図12ないし図14にも示されるように、短絡部材46は、外周から内周へ行くに従い軸方向の厚みが上面から段階的に小さくなる階段状に形成されており、各厚み部分に、最も肉厚の外周部分に位置する最大径の第1金具97Uと、その内側の肉厚の中間部分に位置する中間径の第2金具97Wと、その内側の内周部分に位置する最小径の第3金具97Vとがそれぞれ同心円上に配置されてインサート成形されている。尚、符号の一部におけるU,W,Vは、それぞれ対応する三相電流のU相,W相,V相に関わることを意味する。
第1〜第3金具97U〜97Vは、上面視が“C”字状の帯板であり、両端部と、両端部の点対称位置との複数(4)箇所には、径方向外側へ突出する突出片98が形成されている。各突出片98の先端には、ヒュージング端子99が形成されている。ヒュージング端子99は、一旦下方へ曲がり、上方へ折り返されて更に外向きに曲げられている。
第1金具97Uにおける一方の端部の突出片98の根元には、電源線100Uをスポット溶接するための溶接部101が形成され、第2,第3金具97W,97Uにおける第1金具97Uと反対側の端部の突出片98の根元にも、電源線100W,100Vをスポット溶接するための溶接部101がそれぞれ形成されている。
第1〜第3金具97U〜97Vは、短絡部材46内では、上から第1金具97U,第2金具97W,第3金具97Vの順で且つ周方向に所定角度ずつ位相がずれた状態で配置されている。第1〜第3金具97U〜97Vがインサート成形された短絡部材46の外周面から、各ヒュージング端子99が、互いに非接触状態で、且つ周方向略等間隔で突出している。
短絡部材46には、複数(3箇所)の透孔102が、周方向の一部分に所定間隔を置いて片寄せた状態で形成されている。各透孔102において、第1〜第3金具97U〜97Vの対応する溶接部101が露出している。各溶接部101には、対応する電源線100U〜100Vがスポット溶接される。第1金具97Uの溶接部101と第3金具97Vの溶接部101との間には、電源線100U〜100Vを外側へ引き出すための切り欠き103が、短絡部材46の下側のみがつながった状態で形成されている。
又、短絡部材46の内周で点対称位置には、センサ回路基板47を取り付けるための取付ボス105を備えた複数(一対)の支持片104が中心側へ向けて突設されている。各支持片104の間であって短絡部材46の内周には、センサ回路基板47の外周を支持する複数の受け片106(図13)が、中心側へ向けて突設されている。
センサ回路基板47は、短絡部材46の内側で円弧状に周回する帯板状であり、周方向の両端には、各支持片の取付ボス105が嵌合する嵌合孔107が形成されている。センサ回路基板47は、各嵌合孔107に取付ボス105が嵌合し、又受け片106に外周が支持されることで、短絡部材46の内周側で保持される。
センサ回路基板47の裏面には、ロータ24の永久磁石59の磁界を検出するホール素子等の複数(3個)の回転検出素子108(図11)が搭載されている。
センサ回路基板47に接続される複数(5本)の信号線109と電源線100U〜100Vとは、短絡部材46の切り欠き103から外側へ引き出される。この引き出し位置は、モータケース22の上ケース26に設けられたスリット72に対応している。
短絡部材46は、センサ回路基板47と共にステータ23へ組み付けられる。このとき、外周の5つの嵌合ボス95が、上インシュレータ42上面の止めボス89に嵌合する。又、各止めボス89に、上方からネジ91(図10)が入れられる。更に、3つのリブ96の先端が、ステータコア40の各溝53に係合する。又、各ヒュージング端子99が、上インシュレータ42の各端子保持部85に保持される。
特に、リブ96は、複数(3)箇所で溝53に係合して食いつくため、短絡部材46を安定支持するアンカーとして機能する。
電源線100U〜100V及び信号線109は、上ケース26のスリット72から、スリット72に装着したスリーブ上のパッキン82(図3)を介して、外部へ引き出される。
各コイル45は、3つの巻線ノズルを用いて、図15に示されるように巻かれる。
即ち、120°間隔に位置する3つのティース41を始めとして、対応する巻線ノズルから繰り出されるワイヤ115A,115B,115Cが同時に巻かれ始め、そのままステータ23の周方向に隣接する4つのティース41へそれぞれ順番に巻かれて、合計12個のコイル45が形成される。
ワイヤ115Aでは、始めのティース41に対応するヒュージング端子99に始端116Aが係止された後、右回り方向へ隣接するティース41にコイル45が順次形成される。このときの巻回方向は、ティース41に向かって反時計回り方向である。又、各コイル45の形成後の渡り線117Aは、上インシュレータ42(結線側)へ戻されて、隣接する一対のティース41の間のヒュージング端子99に係止される。
そして、4つ目のコイル45が形成されると、図11にも示されるように、ワイヤ115Aは、一旦下インシュレータ43側(反結線側)に引き出され、巻回しているティース41の根元のガイド壁90に外側から巻かれた後、再び上インシュレータ42側へ戻されて、隣接する別のワイヤ115Bの始端116Bが係止されるヒュージング端子99に係止され、当該係止部分が終端118Aとされる。終端118Aの向きは、隣接する別のワイヤ115Bの始端116Bの向きと合わせられ、図15の丸で囲まれた部分において同時にカット可能である。
ワイヤ115B,115Cは、配置を除きワイヤ115Aと同様に巻回される。ワイヤ115Bの終端118Bの向きはワイヤ115Cの始端116Cの向きと合わせられ、ワイヤ115Cの終端118Cの向きはワイヤ115Aの始端116Aの向きと合わせられる。
短絡部材46の第1〜第3金具97U〜97Vは、周方向ではコイル45の1つ分ずつ位相がずれた状態で配置されており、図16に示されるように、隣接するコイル45間の所定の渡り線117A〜117Cを、間に3つのコイル45を置いてそれぞれヒュージングしている。図16では、第1〜第3金具97U〜97Vがヒュージングする渡り線117A〜117Cの区別を容易にするため、第1金具97Uにハッチングが付され、第2金具97Wに網掛けが付され、第3金具97Vに点描が付されている。
周方向に連続して隣接する3つのコイル45は、各相の第1〜第3金具97U〜97Vによって、U(W−U),V(U−V),W(U−W)としてデルタ結線される。そして、これが第1〜第3金具97U〜97Vによって4セット順番に並設されるため、ここでの三相回路は、図17に示されるものとなる。この三相回路は、U,V,Wの各相4つのコイルU1〜U4,V1〜V4,W1〜W4がそれぞれ並列に接続されたデルタ結線と等価である。
次いで、このような芝刈機1の動作例が説明される。
充電されたバッテリパック13が2個バッテリ装着部12に装着された状態で、作業者によりロックオフボタン9が押されたうえでスイッチレバー8の引き操作がなされると、メインスイッチがオンとなり、コントローラ15の制御回路基板にオン信号が伝達される。
オン信号を受信した制御回路基板のマイコンは、センサ回路基板47の回転検出素子108から得られる検出信号によってロータ24の回転状態を取得し、取得した回転状態に応じて各スイッチング素子のオンオフを制御し、ステータ50の各相のコイル45に対し順番に励磁電流を流すことで、ロータ24を回転させる。
ロータ24の回転により、回転軸25が回転し、スピンドル17を介して刈刃20に回転力が付与される。よって、芝刈機1は、上下方向の軸周りで水平(地面と平行)に回転された刈刃20により、芝を刈る動作を行う(ロータリー刃型)。
作業者は、ハンドル4を介してベース2を前方へ押すことで、車輪5を介して芝刈機1を芝の生えた地面上で走行させ、芝を切り揃えて芝面を整える。刈られた芝は、集草カゴ7に集められる。
このとき、ブラシレスモータ21では、ステータ23が、回り止め部としての突条48A,48A,48Bを貫通するネジ81によって、ベース28に組み付けられるモータケース22に対して回り止めされるので、公差による影響が小さく、精度の良い回り止めが可能となる。又、ブラシレスモータ21の固定において、高い強度が得られる。特に、ネジ81がステータコア40を直接貫通するため、ステータコア40の外側で上ケース26及び下ケース27をネジで連結する構造に比べて、撓みが生じ難くなっている。
更に、コイル45を形成するワイヤ115A〜115Cは、互いに交差しないので、接触による削れが生じ難くなり、耐久性が高まる。
又、ロータ24では、回転軸25の外周に綾目ローレット25aが設けられているので、樹脂56の食いつきが良くなって回転方向及び軸方向のスリップトルクが高くなり、刈刃20の回転によって負荷が大きくなっても回転軸25とロータコア55との一体性は保たれる。
更に、回転軸25の回転により遠心ファン35が回転して周囲の空気を径方向外方に押し出すことで、本体3外側から、その隙間及びモータカバー29の隙間並びにモータユニット16外部を通り、遠心ファン35及びその径方向外方の本体ハウジング10の排気口に至る空気の流れ(風)が形成される。
この風により、芝刈機1の内部機構が冷却される。
又、ブラシレスモータ21のステータコア40では、各ティース41に巻かれたコイル45を覆うコイル外側樹脂36が設けられているので、各コイル45への通電を始めとするブラシレスモータ21の作動により発生した熱は、コイル外側樹脂36に伝達する。コイル外側樹脂36が受け取った熱は、直接接触するステータコア40を介して、金属製のモータケース22に伝達し、モータケース22の各フィン65等から放散される。ブラシレスモータ21の発熱は、コイル外側樹脂36がない場合に比べ、モータケース22に伝達する熱量がより多くなり、より効率的に放散される。
図23(A)にも示されるように、各フィン65には、上方からの風Wがテーパ状の斜面に当たるので、モータケース22ひいてはブラシレスモータ21が効率良く冷却される。
続いて、かような芝刈機1が奏し得る作用効果が説明される。
芝刈機1は、モータケース22に保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44を有するステータ23、並びに、ステータ23の内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ21と、回転軸25により駆動するスピンドル17と、を備えており、ステータ23は、各コイル45の外側並びにステータコア40に接触する樹脂であるコイル外側樹脂36を有する。よって、ブラシレスモータ21がコイル外側樹脂36、ステータコア40及びモータケース22により効率良く放熱され、放熱性に優れたブラシレスモータ21を備えた芝刈機1が提供される。
又、コイル45は、複数設けられており、コイル外側樹脂36は、複数の各コイル45の外側に共通して接触するよう一連に配置されている。よって、コイル外側樹脂36がより形成し易い。
更に、モータケース22は、非磁性体の金属製である。よって、コイル外側樹脂36がステータコア40を介して熱伝導性に優れた非磁性体の金属に熱結合され、より一層放熱性が高められる。
[第1形態の変更例]
尚、本発明は上記第1形態及びその変更例に限定されず、例えば次のような変更が更に適宜施される。
フィン65は、モータケース22と別体で用意されてモータケース22に固定されても良い。ステータコア40に放熱用のフィンが設けられても良い。この場合、モータケース22又はそのフィン65が省略されても良い。
モータケース22は、上下に分割されないケースであっても良いし、3分割以上とされていても良いし、省略されても良い。
ティース41及びコイル45は、11個以下あるいは13個以上であっても良い。コイル45の回路は、各相3並列以下あるいは5並列以上のデルタ結線であっても良いし、直列接続を含むデルタ結線であっても良いし、スター結線であっても良い。
又、ブラシレスモータ21の放熱性の向上を目的として、フィン65の形成と共に、あるいはフィン65の形成に代えて、次に示す事項の少なくとも何れかが施されても良い。
上インシュレータ42、下インシュレータ43、及び絶縁部44の少なくとも何れかが、通常の樹脂の熱伝導率(0.3W/m・K(ワット毎メートル毎ケルビン))より高い熱伝導率(例えば4.7,13あるいは24W/m・K)を有する高熱伝導性樹脂で形成されても良い。
コイル45とステータコア40又はモータケース22との間、及びステータコア40とモータケース22との間の少なくとも一方に、高熱伝導性の接着剤又は流動性シリコン樹脂が塗布されたり、高熱伝導性シートが介装されたりしても良い。
モータケース22の内壁、及び本体ハウジング10のモータケース22に隣接する部分の少なくとも一方に、フィンが設けられても良い。
バッテリ装着部12に代えて電源コードが設けられて商用電源駆動とされたり、各種のネジ及びネジ孔等の数が増減されたり、各種の係合部、接続部、ネジ止め部、保持部、及び取り付け部の少なくとも何れかが他の構造あるいは形式のものに変更されたり、マイコン及びスイッチング素子の少なくとも何れかがセンサ回路基板47に搭載されたり、各種のケース及びハウジングの少なくとも何れかの材質が樹脂、アルミニウム(アルミニウム合金を含む)等の金属、及びこれらの複合体等に変更されたりする等、各種部材、部分の個数、設置の有無、材質、配置、構造、及び形式の少なくとも何れか等は、適宜変更されても良い。
更に、刈刃20が左右方向を軸方向としてその周りで回転する円筒状のリール刃であるリール刃型を始めとする他の形式の芝刈機、ひいては他の電動作業機等に、本発明が適用されても良い。例えば、本発明は、高出力の製品に適用され、電動工具の内のアングルドリル、ハンマ、ハンマドリル、マルノコ、レシプロソーあるいはグラインダ、又は園芸工具の内のチェーンソー、ヘッジトリマ、ブロワ、草刈機若しくは生垣バリカン、あるいはエアを動力とするエア工具用の空気圧縮機に適用される。エア工具用の空気圧縮機のように、作業を行う作業機を作動させるための電動機器は、電動作業機に含められる。
本発明の上述の効果は、特に、比較的大型のブラシレスモータ(ステータコア120の外径(直径)が例えば80ミリメートル以上)において顕著に発揮される。
[第2形態]
本発明の第2形態は、コイル外側樹脂の形態を除き、第1形態と同様に成る。かような第2形態は、コイル外側樹脂の形態に応じ、第2−1形態から第2−3形態まである。第1形態と同様に成る部材及び部分については、同一の符号が付され、適宜説明が省略される。
[第2−1形態]
図18は、本発明の第2−1形態に係る芝刈機の図6に相当する説明図である。
当該芝刈機のブラシレスモータ221Aにおけるステータ223Aのコイル外側樹脂236Aは、12個の各コイル45の外側に個別に接触するように、12箇所配置された個別部分と、これらの根元(径方向外側の部分)をつなぐ筒状の基礎部分とを備えている。基礎部分は、ステータコア40の内面を覆う。コイル外側樹脂236Aにおける隣接するコイル45の間の部分には、径方向に延びる溝Pがそれぞれ形成される。
第2−1形態に係る芝刈機は、モータケース22に保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44を有するステータ223A、並びに、ステータ223Aの内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ221Aと、回転軸25により駆動するスピンドル17と、を備えており、ステータ223Aは、各コイル45の外側及びステータコア40に接触する樹脂である各コイル外側樹脂236Aを有する。よって、ブラシレスモータ221Aが各コイル外側樹脂236A、ステータコア40及びモータケース22により効率良く放熱され、放熱性に優れたブラシレスモータ221Aを備えた芝刈機が提供される。
又、コイル45は、12個設けられており、各コイル外側樹脂236Aは、12個の各コイル45の間に形成された溝Pを有している。よって、各コイル45における熱の伝達が、各コイル外側樹脂236Aによりステータコア40ないしモータケース22へ方向付けされて、当該熱の伝達性が高められる。
[第2−2形態]
図19は、本発明の第2−2形態に係る芝刈機の図6に相当する説明図である。
当該芝刈機のブラシレスモータ221Bにおけるステータ223Bのコイル外側樹脂236Bは、複数の各コイル45の外側に共通して接触するよう一連に配置されていると共に、各コイル45の上方及び下方の部分に、上方又は下方へ径方向に延びる板状に突出するフィン237を有している。
第2−2形態に係る芝刈機は、モータケース22に保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44を有するステータ223B、並びに、ステータ223Bの内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ221Bと、回転軸25により駆動するスピンドル17と、を備えており、ステータ223Bは、コイル45の外側及びステータコア40に接触する樹脂であるコイル外側樹脂236Bを有する。よって、ブラシレスモータ221Bがコイル外側樹脂236B、ステータコア40及びモータケース22により効率良く放熱され、放熱性に優れたブラシレスモータ221Bを備えた芝刈機が提供される。
又、コイル外側樹脂236Bは、各フィン237を有している。よって、コイル外側樹脂236Bの表面積が効率的に大きくなり、更にブラシレスモータ221Bの放熱性が向上する。
[第2−3形態]
図20は、本発明の第2−3形態に係る芝刈機の図6に相当する説明図である。
当該芝刈機のブラシレスモータ221Cにおけるステータ223Cのコイル外側樹脂236Cは、12個の各コイル45の外側に個別に接触するように、12箇所配置された個別部分と、これらの根元(径方向外側の部分)をつなぐ筒状の基礎部分とを備えている。コイル外側樹脂236Cにおける隣接するコイル45の間の部分には、径方向に延びる溝Pがそれぞれ形成される。又、各コイル外側樹脂236Cにおけるコイル45の上方及び下方の部分に、上方又は下方へ径方向に延びる板状に突出するフィン237が形成されている。
第2−3形態に係る芝刈機は、モータケース22に保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44を有するステータ223C、並びに、ステータ223Cの内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ221Cと、回転軸25により駆動するスピンドル17と、を備えており、ステータ223Cは、コイル45の外側及びステータコア40に接触する樹脂である各コイル外側樹脂236Cを有する。よって、ブラシレスモータ221Cがコイル外側樹脂236C、ステータコア40及びモータケース22により効率良く放熱され、放熱性に優れたブラシレスモータ221Cを備えた芝刈機が提供される。
又、コイル45は、12個設けられており、各コイル外側樹脂236Cは、12個の各コイル45の間に形成された溝Pを有している。よって、各コイル45における熱の伝達が、各コイル外側樹脂236Cによりステータコア40ないしモータケース22へ方向付けされて、当該熱の伝達性が高められる。
更に、各コイル外側樹脂236Cは、フィン237を有している。よって、コイル外側樹脂236Cの表面積が効率的に大きくなり、更にブラシレスモータ221Cの放熱性が向上する。
[第2形態の変更例]
尚、上記第2形態は、第1形態と同様の変更例を適宜有する。
又、第2−1,2−3形態において、各コイル外側樹脂236A,236Cの根元をつなぐ基礎部分の少なくとも一部が省略されても良い。基礎部分の全部が省略された場合、コイル外側樹脂236A,236Cは、12個の各コイル45の外側に個別に接触するように、12箇所配置される。又、各コイル外側樹脂236A,236C(個別部分)は、複数のコイルにまたがっていても良い。各コイル外側樹脂236A,236Cの基礎部分は、ステータコア40の内面を覆わなくても良い。
更に、第2−2,2−3形態において、フィン237は、コイル外側樹脂236B,236Cの片面側のみに形成されても良いし、コイル45からずれるように配置されても良い。又、フィン237が金属板とされ、コイル外側樹脂236B,236Cに結合されても良い。更に、フィン237に代えて、あるいはフィン237と共に、コイル外側樹脂236B,236Cの片面に接触する金属円板が、ステータコア40及びモータケース22の少なくとも一方に結合されるようにしても良い。
[第3形態]
本発明の第3形態は、コイル外側樹脂及びモータケースの形態を除き、第1形態と同様に成る。かような第3形態は、モータケースの形態に応じ、第3−1形態から第3−2形態まである。第1形態と同様に成る部材及び部分については、同一の符号が付され、適宜説明が省略される。
[第3−1形態]
図21(A)は、本発明の第3−1形態に係る芝刈機の図5相当図であって、コイル外側樹脂が示されないものである。図21(B)は、本発明の第3−1形態に係る芝刈機の図5相当図であって、コイル外側樹脂の端面がハッチングで示されるものである。
当該芝刈機のモータユニット316Aのブラシレスモータ321Aにおけるステータ323Aのコイル外側樹脂336Aは、円筒状であって、複数の各コイル45の外側に共通して接触するよう一連に配置されており、モータケース322Aにおける上ケース326Aの上壁下面から下ケース327Aの下壁上面までにわたっている。コイル外側樹脂336Aは、上ケース326Aの周壁内面及び下ケース327Aの周壁内面に接触している。コイル外側樹脂336Aは、モータユニット316A組立時におけるステータ223Aの組立後ロータ24の組み付け前に、ステータ223Aに一体成形される。コイル外側樹脂336Aは、ステータ323Aにおける全ての電材(電気的に露出しているもの、ここでは各コイル45,ガイド壁90に巻かれたワイヤ部分,渡り線117A〜117C及びセンサ回路基板47,並びにヒュージング端子99及び溶接部101を含む短絡部材46)を覆う。
又、モータケース322Aにおける上ケース326Aと下ケース327Aの間であって、ステータコア40の径方向外側の部分には、リング状の高熱伝導体338が配置されている。高熱伝導体338は、ここではシリコン樹脂製であり、樹脂としては高い熱伝導性を有している。高熱伝導体338は、ステータコア40並びに上ケース326A及び下ケース327Aに接触し、上ケース326Aの外面及び下ケース327Aの外面と連続する外面を有していて、モータケース322Aにおける上ケース326Aと下ケース327Aの段差を埋めるものとなっている。
第3−1形態に係る芝刈機は、モータケース322Aに保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44を有するステータ323A、並びに、ステータ323Aの内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ321Aと、回転軸25により駆動するスピンドル17と、を備えており、ステータ323Aは、コイル45の外側、並びにステータコア40及びモータケース322Aの上下内面(上ケース326Aの上壁下面から下ケース327Aの下壁上面まで)に接触する樹脂であるコイル外側樹脂336Aを有する。よって、ブラシレスモータ321Aがステータコア40及びモータケース322Aに接触するコイル外側樹脂336Aにより効率良く放熱され、放熱性に優れたブラシレスモータ321Aを備えた芝刈機が提供される。更に、ステータ323Aにおける全ての電材がコイル外側樹脂336Aに覆われるため、ブラシレスモータ321Aが防水性及び防塵性を備えることとなる。
又、高熱伝導体338がモータケース322Aの段差(上ケース326Aと下ケース327Aの間)に配置される。よって、高熱伝導体338が配置されない場合に比べて風が高熱伝導体338に接触し易くなり、放熱効率が更に向上する。
更に、高熱伝導体338がステータコア40に接触している。よって、ステータコア40の放熱効率がより一層良好になる。
[第3−2形態]
図22(A)は、本発明の第3−2形態に係る芝刈機の図5相当図であって、コイル外側樹脂が示されないものである。図22(B)は、本発明の第3−2形態に係る芝刈機の図5相当図であって、コイル外側樹脂の端面がハッチングで示されるものである。
当該芝刈機のモータユニット316Bのブラシレスモータ321Bにおけるステータ323Bのコイル外側樹脂336Bは、円筒状であって、複数の各コイル45の外側に共通して接触するよう一連に配置されており、モータケース322Bにおける上ケース326Bの上壁下面より第1所定距離だけ離れた部分から、下ケース327Bの下壁上面より第2所定距離だけ離れた部分までにわたっている。即ち、コイル外側樹脂336Bは、上下にモータケース322B内面との隙間を有する状態で形成される。コイル外側樹脂336Bは、上ケース326Bの周壁内面及び下ケース327Bの周壁内面に接触している。コイル外側樹脂336Bは、モータユニット316B組立時におけるステータ223Bの組立後ロータ24の組み付け前に、ステータ223Bに一体成形される。コイル外側樹脂336Bは、ステータ323Bにおける全ての電材(電気的に露出しているもの、ここでは各コイル45,ガイド壁90に巻かれたワイヤ部分,渡り線117A〜117C及びセンサ回路基板47,並びにヒュージング端子99及び溶接部101)を覆う。
又、モータケース322Bにおける上ケース326Bと下ケース327Bの間であって、ステータコア40の径方向外側の部分には、上述の高熱伝導体338が配置されている。
更に、上ケース326Bの上壁には、通風口339aが開けられており、下ケース327Bの下壁には、通風口339bが開けられている。遠心ファン35で起こされた風は、通風口339aからモータケース322B内に進入し、上の隙間、コイル外側樹脂336Bとロータ24との間、及び下の隙間を通過して、通風口339bからモータケース322B外へ排出される。
第3−2形態に係る芝刈機は、モータケース322Bに保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44を有するステータ323B、並びに、ステータ323Bの内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ321Bと、回転軸25により駆動するスピンドル17と、を備えており、ステータ323Bは、コイル45の外側、並びにステータコア40及びモータケース322Bの上下内面(上ケース326Bの周面から下ケース327Bの周面まで)に接触する樹脂であるコイル外側樹脂336Bを有する。よって、ブラシレスモータ321Bがステータコア40及びモータケース322Bに接触するコイル外側樹脂336Bにより効率良く放熱され、放熱性に優れたブラシレスモータ321Bを備えた芝刈機が提供される。更に、ステータ323Bにおける全ての電材がコイル外側樹脂336Bに覆われるため、ブラシレスモータ321Bが防水性及び防塵性を備えることとなる。
又更に、モータケース322Bは、通風口339a,339bを有している。よって、コイル45及びステータコア40等が内側からも冷却されることとなり、放熱性がより一層優れたものとなる。
[第3形態の変更例]
尚、上記第3形態は、第1形態及び第2形態と同様の変更例を適宜有する。
又、コイル外側樹脂336A,336Bは、第2−1,2−3形態のように、各コイル45毎に設けられても良く、この場合、各コイル外側樹脂336A,336B間の隙間が存在することでモータケース322B内において風がより通り易くなり、コイル外側樹脂336A,336Bの表面積が増加して風に接触するコイル外側樹脂336A,336Bの部分が増加する。
更に、コイル外側樹脂336Bは、第2−2,2−3形態のように、モータケース322Bとの隙間に対して突出するフィン237を有していても良い。
高熱伝導体338は、省略されても良い。
[第4形態]
本発明の第4形態は、モータケースのフィンの側方視の形態を除き、第1形態と同様に成る。かような第4形態は、フィンの側方視の形態に応じ、第4−1形態から第4−4形態まである。第1形態と同様に成る部材及び部分については、同一の符号が付され、適宜説明が省略される。
[第4−1形態]
図23(B)は、本発明の第4−1形態に係る芝刈機のモータケース422Aにおけるフィン465Aの側方視形状の説明図(一部展開図)である。
第4−1形態の各フィン465Aは、第1形態の各フィン65と同様に(図23(A)参照)、モータケース422Aの外周面から起立しており、側面視で下広がりのテーパ状になっている。又、各フィン465Aは、上下方向の長さが各フィン65の半分程度であり、上下に交互に配置されている。
かような各フィン465Aにより、モータケース422Aの表面積が増加すると共に、モータケース422Aの上側において周方向に並べられた各フィン465Aの間を通過した風が、モータケース422Aの下側において周方向に並べられた各フィン465Aに当たって、効率良い放熱が実現される。
[第4−2形態]
図23(C)は、本発明の第4−2形態に係る芝刈機のモータケース422Bにおけるフィン465Bの側方視形状の説明図(一部展開図)である。
第4−2形態の各フィン465Bは、モータケース422Bの外周面から起立しており、側面視で全体にわたり幅が一定である直線状となっている。
かような各フィン465Bによって、モータケース422Bの表面積が増加すると共に、それらの間を風が通って、効率良い放熱が実現される。
[第4−3形態]
図23(D)は、本発明の第4−3形態に係る芝刈機のモータケース422Cにおけるフィン465Cの側方視形状の説明図(一部展開図)である。
第4−3形態の各フィン465Cは、モータケース422Cの外周面から起立しており、側面視で全体にわたり幅が一定である直線状となっている。又、各フィン465Cは、上下方向の長さが各フィン465Bの半分程度であり、上下に交互に配置されている。
かような各フィン465Cによって、モータケース422Cの表面積が増加すると共に、モータケース422Cの上側において周方向に並べられた各フィン465Cの間を通過した風が、モータケース422Aの下側において周方向に並べられた各フィン465Aに当たって、効率良い放熱が実現される。
[第4−4形態]
図23(E)は、本発明の第4−4形態に係る芝刈機のモータケース422Dにおけるフィン465Dの側方視形状の説明図(一部展開図)である。
第4−4形態の各フィン465Dは、モータケース422Dの外周面から起立しており、側面視で全体にわたり幅が一定であって、且つ回転軸25の方向(上下方向)に対して側面視で角度を有するように右上がりで斜行する直線状となっている。
各フィン465Dの側面視での右上端は、右隣のフィン465Dの左下端よりも左方にあり、隣接するフィン465D同士は上下方向において重なっていない。よって、フィン465D付きのモータケース422Dは、金型鋳造(ダイカスト)により、形成可能である。
かような各フィン465Dによって、モータケース422Dの表面積が増加すると共に、各フィン465Dは、上方からの風Wにつき角度を持って受け止めることができ、各フィン465Dに風Wが効率良く当たって、効率良い放熱が実現される。
[第4形態の変更例]
尚、上記第4形態は、第1形態ないし第3形態と同様の変更例を適宜有する。
又、第4形態は、第2形態又は第3形態と組み合わせられても良い。
更に、幅が一定のフィンとテーパ状のフィンが併用されていても良いし、各フィンが上下3段以上で並ぶ配置とされても良い。
各フィンの長さが互いに異なるものとされて、風が各フィンに当たる総合的な回数が増加し、放熱効率が向上するものとされても良い。
第4−4形態の各フィン465Dは、三次元プリンタ等により、上下方向において一部重なるように形成されても良い。
[第5形態]
本発明の第5形態は、モータケースのフィンの上面視の形態を除き、第1形態と同様に成る。かような第5形態は、フィンの上面視の形態に応じ、第5−1形態から第5−9形態まである。第1形態と同様に成る部材及び部分については、同一の符号が付され、適宜説明が省略される。
[第5−1形態]
図24(B)は、本発明の第5−1形態に係る芝刈機のモータケース522Aにおけるフィン565Aの上面視形状の説明図である。
図24(A)に示されるように、第1形態の径方向に放射状に延びる各フィン65が、モータケース22の上面(スラスト面)においては、外縁から上方に起立しているのに対し、図24(B)の第5−1形態の各フィン565Aは、モータケース522Aの上面の中心から周端に及ぶ状態で上方に起立している。第5−1形態のモータケース522Aの上面は、平坦に形成されている。
かような各フィン565Aにより、モータケース522Aの表面積が増加すると共に、モータケース522Aの上面の各フィン565Aの周囲を風が通過して、効率良い放熱が実現される。
[第5−2形態]
図24(C)は、本発明の第5−2形態に係る芝刈機のモータケース522Bにおけるフィン群565Bの上面視形状の説明図である。
第5−2形態のフィン群565Bは、モータケース522Bの上面の中心から周端に及ぶ状態で上方に起立している複数のフィン565B1と、それらの間で中央部から周端に及ぶ状態で上方に起立している複数のフィン565B2と、フィン565B1,565B2の間であってモータケース522Bの上面の外縁において径方向に延びて上方に起立している複数のフィン565B3と、を有する。第5−2形態のモータケース522Bの上面は、平坦に形成されている。
かようなフィン群565Bにより、モータケース522Bの表面積が増加すると共に、モータケース522Bの上面のフィン群565Bに風が当たる総合的な回数が増加して、効率良い放熱が実現される。
[第5−3形態]
図24(D)は、本発明の第5−3形態に係る芝刈機のモータケース522Cにおけるフィン群565Cの上面視形状の説明図である。
第5−3形態のフィン群565Cは、モータケース522Cの上面の中心部から周端に及ぶ状態で上方に起立している複数のフィン565C1と、それらの間で中央部から周端に及ぶ状態で上方に起立している複数のフィン565C2と、フィン565C1,565C2の間であってモータケース522Cの上面の外縁において径方向に延びて上方に起立している複数のフィン565C3と、を有する。各フィン565C1の径方向の内部に、上方に突出したあるいは平坦な上軸受保持部66が配置される。
かようなフィン群565Cにより、モータケース522Cの表面積が増加すると共に、モータケース522Cの上面のフィン群565Cに風が当たる総合的な回数が増加して、効率良い放熱が実現される。
[第5−4形態]
図25(A)は、本発明の第5−4形態に係る芝刈機のモータケース522Dにおけるフィン群565Dの上面視形状の説明図である。
第5−3形態のフィン群565Dは、中心部において円筒状に上方に起立されるフィン565D1と、その径方向外側において同心で円筒状に突出するフィン565D2と、・・・を有する。フィン565D1の内部に、上方に突出したあるいは平坦な上軸受保持部66が配置される。
かようなフィン群565Dにより、モータケース522Dの表面積が増加すると共に、モータケース522Dの上面のフィン群565Dに風が当たって、効率良い放熱が実現される。
[第5−5形態]
図25(B)は、本発明の第5−5形態に係る芝刈機のモータケース522Eにおけるフィン群565Eの上面視形状の説明図である。
第5−3形態のフィン群565Eは、中心部において円筒が周方向に分割された状態で上方に起立される一組のフィン565E1と、その径方向外側において同心で同様に突出する一組のフィン565E2と、・・・を有する。フィン565E1の内部に、上方に突出したあるいは平坦な上軸受保持部66が配置される。
かようなフィン群565Eにより、モータケース522Eの表面積が増加すると共に、モータケース522Eの上面のフィン群565Eに風が当たる総合的な回数が増加して、効率良い放熱が実現される。
[第5−6形態]
図25(C)は、本発明の第5−6形態に係る芝刈機のモータケース522Fにおけるフィン565Fの上面視形状の説明図である。
第5−3形態のフィン565Fは、上面視で、中心部から外縁に徐々に近づく渦巻状となっている。フィン565Fの内部に、上方に突出したあるいは平坦な上軸受保持部66が配置される。
かようなフィン565Fにより、モータケース522Fの表面積が増加すると共に、モータケース522Fの上面のフィン565Fに風が当たって、効率良い放熱が実現される。
[第5−7形態]
図25(D)は、本発明の第5−7形態に係る芝刈機のモータケース522Gにおけるフィン群565Gの上面視形状の説明図である。
第5−3形態のフィン群565Gは、上面視で、中心部から外縁に徐々に近づく渦巻状の仮想線上に並ぶフィン565G1,565G2・・が含まれている。中心側のフィン565G1,565G2・・の内部に、上方に突出したあるいは平坦な上軸受保持部66が配置される。
かようなフィン群565Gにより、モータケース522Gの表面積が増加すると共に、モータケース522Gの上面のフィン群565Gに風が当たる総合的な回数が増加して、効率良い放熱が実現される。
[第5−8形態]
図25(E)は、本発明の第5−8形態に係る芝刈機のモータケース522Hにおけるフィン565Hの上面視形状の説明図である。
第5−8形態の各フィン565Hは、上面視で、中心から外縁にかけて弧状に延びるものとなっており、全体として風車状に配置されている。第5−8形態のモータケース522Hの上面は、平坦に形成されている。
かような各フィン565Hにより、モータケース522Hの表面積が増加すると共に、モータケース522Hの上面のフィン565Hに風が当たって、効率良い放熱が実現される。
[第5−9形態]
図25(F)は、本発明の第5−9形態に係る芝刈機のモータケース522Iにおけるフィン565Iの上面視形状の説明図である。
第5−8形態の各フィン565Iは、上面視で、中央部から外縁にかけて弧状に延びるものとなっており、全体として中心のつながれていない風車状に配置されている。各フィン565Iの径方向内方に、上方に突出したあるいは平坦な上軸受保持部66が配置される。
かような各フィン565Iにより、モータケース522Iの表面積が増加すると共に、モータケース522Iの上面のフィン565Iに風が当たって、効率良い放熱が実現される。
[第5形態の変更例]
尚、上記第5形態は、第1形態ないし第4形態と同様の変更例を適宜有する。
又、第5形態は、第2形態ないし第4形態と組み合わせられても良い。
更に、スラスト面におけるフィン(群)565A〜565Iは、外縁に行くに従い太くなるようなテーパ状に形成されても良い。
フィン(群)565A〜565Iにおける設置数、配置及び大きさの少なくとも何れかは、適宜変更可能である。
第5−3形態におけるフィン群565Cの径方向内側に第5−4形態におけるフィン群565Dの中心部側が配置されたり、第5−4形態におけるフィン群565Dの外周部側のみが第5−5形態のように分割されたりする等、各種の形態が組み合わせられても良い。
モータケース522A〜522Iの上面に代えて、あるいは上面と共に、下面にフィン(群)565A〜565Iが設けられても良い。
第1形態のフィン65が図23(A)の側面視形状と図24(A)の上面視形状とを有する一連のものとされているように、第4形態の何れかの側面視形状と第5形態の何れかの上面視形状とを有する一連のフィンが設けられても良い。
[第6形態]
本発明の第6形態は、モータケース及びステータの形態を除き、第1形態と同様に成る。第1形態と同様に成る部材及び部分については、同一の符号が付され、適宜説明が省略される。
図26は、本発明の第6形態に係る芝刈機のモータユニット616の縦断面説明図である。
モータユニット616のモータケース622は、底を上側とするカップ状であり上端部外側にフランジ626aを有する上ケース626と、底を下側とする有底二重筒状であり外筒部627aの上開口部内において径方向内方にリング状に突出する内フランジ627bを有する下ケース627と、を備えている。
上ケース626及び下ケース627は、内フランジ627bの上側に防水部材としての弾性体(ゴム)製のOリング628a(弾性部材)を介してフランジ626aが載る状態で合わせられている。上ケース626は、下ケース627の外筒部627a内に入り、下ケース627の内筒部627cと向かい合う。
上ケース626の下部と下ケース627の内筒部627cの上部との間に、ステータコア40、上インシュレータ42、下インシュレータ43、絶縁部44及びコイル45を有するステータ623のステータコア40が挟み込まれている。ステータ623は、コイル外側樹脂36を備えていない。
上ケース626の上壁中央部には、Oリング628bを介してロータ24の回転軸25の軸受68が保持されており、下ケース627の下壁中央部には、Oリング628cを介して回転軸25の軸受76が保持されている。
又、回転軸25における軸受76とロータコア55との間の部分に対し、遠心ファン635が固定されている。遠心ファン635は、下ケース627の内筒部627cの内側に配置されており、コイル45及びステータコア40の下方に配置されている。
内筒部627cにおける遠心ファン635の径方向外方の部分には、内筒部627cの内側と外側とをつなぐ複数の通風口としての貫通孔627dが形成されている。他方、上ケース626におけるフランジ626aの下方の部分には、同様に複数の通風口としての貫通孔626bが形成されている。そして、これらの貫通孔627d,626b、並びに内筒部627cと外筒部627aとの間、ステータコア40と及び外筒部627aとの間、及び上ケース626と外筒部627aとの間により、風路W1が形成される。内筒部627c及び上ケース626がモータケース622の内壁となり、外筒部627aがモータケース622の外壁となっている。
ロータ24の回転軸25が回転すると、遠心ファン635が回転して空気を径方向外方へ押す。すると、貫通孔627dを通過する風W2が発生し、風路W1に案内されて風路W1を通過する風W3となり、更に貫通孔626bを通過する風W4となる。風W4は、各コイル45の上部と上ケース626の上内壁との間に進入し、遠心ファン635に吸い寄せられて各コイル45間(図6,図7参照)への風W5となって、各コイル45等を冷却する。遠心ファン635の回転中、一連の風W2〜W5が巡り続ける。
かような第6形態の芝刈機は、モータケース622に保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44を有するステータ623、並びに、ステータ623の内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ621と、回転軸25により駆動するスピンドル17と、回転軸25により駆動する遠心ファン635と、を備えており、モータケース622は、外壁(下ケース627の外筒部627a)と内壁(下ケース627の内筒部627c及び上ケース626)とを有しており、内壁内にブラシレスモータ621及び遠心ファン635を保持しており、遠心ファン635による風W3は、モータケース622の外壁と内壁の間を通過する。よって、モータケース622内で風W2〜W5が循環し、ブラシレスモータ621が風W2〜W5により効率良く放熱され、放熱性に優れたブラシレスモータ21を備えた芝刈機が提供される。
又、モータケース622は、貫通孔627d,626bを有している。よって、外壁と内壁の間の通風路に係る風路がシンプルに形成される。
[第6形態の変更例]
尚、上記第6形態は、第1形態ないし第5形態と同様の変更例を適宜有する。
又、第6形態は、第1形態ないし第5形態と組み合わせられても良く、特に、第1形態ないし第3形態のコイル外側樹脂が設けられても良いし、第4形態ないし第5形態のフィンが設けられても良い。
遠心ファン635に代えて、軸流ファン等の他の形式のファンが用いられても良い。
[第7形態]
本発明の第7形態は、設置態様及びコイル外側樹脂の配置を除いて第3−2形態のブラシレスモータ321Bと同様に成るブラシレスモータ721が搭載されたグラインダ701である。第3−2形態と同様に成る部材及び部分については、同一の符号が付され、適宜説明が省略される。
図27(A)はグラインダ701の一部中央縦断面説明図である。図27(B)は図27(A)のA−A線断面説明図である。
グラインダ701は、ブラシレスモータ721と、これを保持する樹脂製で筒状のモータハウジング722と、その後端部に設けられた電源としてのバッテリパック713を装着可能なバッテリ装着部712と、ブラシレスモータ721のオンオフを切り替えるスイッチ(図示略)と、モータハウジング722の前端部に連結されたギヤハウジング710と、ギヤハウジング710内に配置されたギヤ部716と、を有している。
ブラシレスモータ721のロータ24の回転軸25は、前方に突出しており、ギヤ部716を駆動して、ギヤ部716につながっており上下方向に延びる出力部としてのスピンドル717を駆動する。スピンドル717の下端部は、ギヤハウジング710の下部から下方に出ている。
ブラシレスモータ721は、上ケース26及び下ケース27から成るモータケース22に入れられず、そのステータ723のステータコア40の外面は、モータハウジング722の内面に接触している。
そして、コイル外側樹脂736は、筒状であり、各ティース41の先端部より径方向外側の部分であって各コイル45間に位置する部分、及びステータコア40の前後端を超えてモータハウジング722の内面に接触する部分を有している。モータハウジング722は、コイル外側樹脂736が接触するため、本発明における「ケース」となっている。
コイル外側樹脂736の前端は、ギヤ部716の後側に位置しており、コイル外側樹脂736の後端は、バッテリ装着部712につながるようにバッテリ装着部712の前側に配置された電気部品(図示略)の前側に位置している。
グラインダ701は、モータハウジング722(ケース)に保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44(図27において省略)を有するステータ723、並びに、ステータ723の内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ721と、回転軸25により駆動するスピンドル717と、を備えており、ステータ723は、各コイル45の外側並びにステータコア40及びモータハウジング722に接触する樹脂であるコイル外側樹脂736を有する。よって、ブラシレスモータ721がコイル外側樹脂736、ステータコア40及びモータハウジング722により効率良く放熱され、放熱性に優れたブラシレスモータ721を備えたグラインダ701が提供される。
[第7形態の変更例]
尚、上記第7形態は、第1形態ないし第6形態と同様の変更例を適宜有する。
又、第7形態は、第1形態ないし第6形態と組み合わせられても良く、特に、第1形態ないし第2形態のコイル外側樹脂が設けられても良いし、第4形態ないし第5形態のフィンが設けられても良い。
[第8形態]
本発明の第8形態は、設置態様及びコイル外側樹脂の配置を除いて第3−2形態のブラシレスモータ321Bと同様に成るブラシレスモータ821が搭載されたインパクト工具の一例としてのインパクトドライバ801である。第3−2形態と同様に成る部材及び部分については、同一の符号が付され、適宜説明が省略される。
図28(A)はグラインダ801の一部中央縦断面説明図である。図28(B)は図28(A)のB−B線断面説明図である。
インパクトドライバ801は、ブラシレスモータ821と、その左右の側部を支持する樹脂製で左右半割状のモータハウジング822と、そのブラシレスモータ821支持部から下方に延びるグリップ部の下端部に設けられており電源としてのバッテリパック813を装着可能なバッテリ装着部812と、ブラシレスモータ821のオンオフを切り替えるスイッチ(図示略)と、モータハウジング822内であってブラシレスモータ821の前側に配置されたギヤ部816と、を有している。
モータハウジング822は、左モータハウジング822Lと右モータハウジング822Rとを有しており、複数のネジ832によって結合されている。
ブラシレスモータ821のロータ24の回転軸25は、前方に突出しており、ギヤ部816を駆動して、ギヤ部816につながっており前後方向に延びる出力部としてのスピンドル817を駆動する。スピンドル817の前端部は、モータハウジング822の前上部から前方に出ている。
ブラシレスモータ821は、上ケース26及び下ケース27から成るモータケース22に入れられず、そのステータ823のステータコア40の左右側部の外面は、モータハウジング822の後上部の左右内面に接触している。
そして、コイル外側樹脂836は、筒状であり、各ティース41の先端部より径方向外側の部分であって各コイル45間に位置する部分、及びステータコア40の左右側部の前後端を超えてモータハウジング822の内面に回り込んで接触する部分を有している。モータハウジング822は、コイル外側樹脂836が接触するため、本発明における「ケース」となっている。
コイル外側樹脂836の前端は、ギヤ部816の後側に位置しており、コイル外側樹脂836の後端は、モータハウジング822の後上端部に位置している。
インパクトドライバ801は、モータハウジング822(ケース)に対し左右側部を支持することで保持され、ステータコア40、コイル45、及びステータコア40とコイル45との間に介在する絶縁部44(図28において省略)を有するステータ823、並びに、ステータ823の内側に配置され、回転軸25を有するロータ24を備えたブラシレスモータ821と、回転軸25により駆動するスピンドル817と、を備えており、ステータ823は、各コイル45の外側並びにステータコア40及びモータハウジング822の左右内面に接触する樹脂であるコイル外側樹脂836を有する。よって、ブラシレスモータ821がコイル外側樹脂836、ステータコア40及びモータハウジング822により効率良く放熱され、放熱性に優れたブラシレスモータ821を備えたインパクトドライバ801が提供される。
[第8形態の変更例]
尚、上記第8形態は、第1形態ないし第7形態と同様の変更例を適宜有する。
又、第8形態は、第1形態ないし第6形態と組み合わせられても良く、特に、第1形態ないし第2形態のコイル外側樹脂が設けられても良いし、第4形態ないし第5形態のフィンが設けられても良い。
1・・芝刈機(園芸工具,電動作業機)、10・・本体ハウジング(外側ハウジング)、17,717,817・・スピンドル(出力部)、21,221A,221B,221C,321A,321B,621,721,821・・ブラシレスモータ、22,322A,322B,522A,522B,522C,522D,522E,522F,522G,522H,522I,622・・モータケース(ケース)、23,223A,223B,223C,323A,323B,623,723,823・・ステータ、24・・ロータ、25・・回転軸、36,236A,236B,236C,336A,336B,736,836・・コイル外側樹脂、40・・ステータコア、44・・絶縁部(インシュレータ)、45・・コイル、237・・(コイル外側樹脂の)フィン、338・・高熱伝導体、339a,339b・・通風口、627a・・外筒部(外壁)、627c・・内筒部(内壁)、626b,627d・・貫通孔(通風口)、635・・遠心ファン(ファン)、722,822・・モータハウジング(ケース)、701・・グラインダ、801・・インパクトドライバ(インパクト工具)、W1・・風路、W2〜W5・・風。

Claims (9)

  1. ケースに保持され、ステータコア、コイル、及び前記ステータコアと前記コイルとの間に介在するインシュレータを有するステータ、並びに、前記ステータの内側に配置され、回転軸を有するロータを備えたブラシレスモータと、
    前記回転軸により駆動する出力部と、
    を備えており、
    前記ステータは、前記コイルの外側、並びに、前記ケース及び前記ステータコアの少なくとも一方に接触する樹脂であるコイル外側樹脂を有する
    ことを特徴とする電動作業機。
  2. 前記コイルは、複数設けられており、
    前記コイル外側樹脂は、複数の各前記コイルの外側に共通して接触するよう一連に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動作業機。
  3. 前記コイルは、複数設けられており、
    前記コイル外側樹脂は、複数の各前記コイルの間に形成された溝を有している
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動作業機。
  4. 前記ケースは、非磁性体の金属製である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の電動作業機。
  5. 前記コイル外側樹脂は、フィンを有している
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の電動作業機。
  6. 前記コイル外側樹脂は、前記ステータにおける全ての露出した電材を覆っている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の電動作業機。
  7. 前記ケースは、通風口を有している
    ことを特徴とする請求項6に記載の電動作業機。
  8. ケースに保持され、ステータコア、コイル、及び前記ステータコアと前記コイルとの間に介在するインシュレータを有するステータ、並びに、前記ステータの内側に配置され、回転軸を有するロータを備えたブラシレスモータと、
    前記回転軸により駆動する出力部と、
    前記回転軸により駆動するファンと、
    を備えており、
    前記ケースは、外壁と内壁とを有しており、前記内壁内に前記ブラシレスモータ及び前記ファンを保持しており、
    前記ファンによる風は、前記外壁と前記内壁の間を通過する
    ことを特徴とする電動作業機。
  9. 前記ケースは、通風口を有している
    ことを特徴とする請求項8に記載の電動作業機。
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