JPH09175274A - 少死角ドアミラー - Google Patents
少死角ドアミラーInfo
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- JPH09175274A JPH09175274A JP7350521A JP35052195A JPH09175274A JP H09175274 A JPH09175274 A JP H09175274A JP 7350521 A JP7350521 A JP 7350521A JP 35052195 A JP35052195 A JP 35052195A JP H09175274 A JPH09175274 A JP H09175274A
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
- B60R1/06—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
- B60R1/06—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
- B60R1/062—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
- B60R1/07—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
- B60R1/08—Rear-view mirror arrangements involving special optical features, e.g. avoiding blind spots, e.g. convex mirrors; Side-by-side associations of rear-view and other mirrors
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のドアミラーでは死角となる左右前後輪
の接地部や追越時必要な助手席側水平前方向（対向車の
存否）等を運転席のボタン操作によって運転者が素早く
これらを視認する事を可能とし、しかる後自動復帰する
少死角ドアミラーを提供する事。 【解決手段】 直動ねじを内挿された支持腕と、その長
手方向に摺動可能な摺動台と、該摺動台上に回動可能に
枢着されたミラーケースとを備えてなる少死角ドアミラ
ーであって、これに可動光源を付加したり、折りたたみ
可能としたり、ミラーケース自体に微調整機構を内蔵さ
せたりする。更にＣＰＵに予め設定記憶させた座標まで
ミラーケースを自動的に移動させて運転者が死角部を確
認した後、ミラーケースを手動または自動復帰させる制
御、電動機構を備える少死角ドアミラー。
の接地部や追越時必要な助手席側水平前方向（対向車の
存否）等を運転席のボタン操作によって運転者が素早く
これらを視認する事を可能とし、しかる後自動復帰する
少死角ドアミラーを提供する事。 【解決手段】 直動ねじを内挿された支持腕と、その長
手方向に摺動可能な摺動台と、該摺動台上に回動可能に
枢着されたミラーケースとを備えてなる少死角ドアミラ
ーであって、これに可動光源を付加したり、折りたたみ
可能としたり、ミラーケース自体に微調整機構を内蔵さ
せたりする。更にＣＰＵに予め設定記憶させた座標まで
ミラーケースを自動的に移動させて運転者が死角部を確
認した後、ミラーケースを手動または自動復帰させる制
御、電動機構を備える少死角ドアミラー。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は少死角ドアミラーに関
し、より詳しくは従来のドアミラーでは死角となる左右
前後輪の接地部や追越時必要な助手席側水平前方向等を
運転席のボタン操作によって容易に見る事が出来る少死
角ドアミラーに関する。
し、より詳しくは従来のドアミラーでは死角となる左右
前後輪の接地部や追越時必要な助手席側水平前方向等を
運転席のボタン操作によって容易に見る事が出来る少死
角ドアミラーに関する。
【０００２】
【従来技術と課題】従来、安全上の見地からドアミラー
の死角を少なくするため数々の工夫提案がなされて来て
いる。
の死角を少なくするため数々の工夫提案がなされて来て
いる。
【０００３】例えば特開平５−１１６５６８号公報に
は、自動車の方向指示灯点灯スイッチのオン信号および
オフ信号の少なくとも一方（もしくは後進ギア検知スイ
ッチのオン信号）に応じて制御手段から出される制御信
号に基づき、左右ドアミラーの少なくとも一方を必要な
角度だけ死角を解消する方向に回動させる事を内容とす
るバックミラーの視野変更装置が提案されている。
は、自動車の方向指示灯点灯スイッチのオン信号および
オフ信号の少なくとも一方（もしくは後進ギア検知スイ
ッチのオン信号）に応じて制御手段から出される制御信
号に基づき、左右ドアミラーの少なくとも一方を必要な
角度だけ死角を解消する方向に回動させる事を内容とす
るバックミラーの視野変更装置が提案されている。
【０００４】しかし、これは使用後通常位置までの自動
復帰機能はあるもののドアミラー回動角が固定であり、
運転者の異同による眼の位置の変化に対応困難であるの
みでなく、前進時には方向指示灯点灯スイッチのオン信
号をトリガーとするため、先にターンシグナルを出して
から死角部を視界に入れる事になり、高速道路における
ランプウエーから走行車線への流入もしくは通常のレー
ンチェンジ等の場合先にターンシグナルを出す事による
後続車ドライバーの追突危険性を招きかねないという問
題点があった。加えてこの状態で見る視界が通常位置と
異なる事による後続車位置の誤認等も起り得た。
復帰機能はあるもののドアミラー回動角が固定であり、
運転者の異同による眼の位置の変化に対応困難であるの
みでなく、前進時には方向指示灯点灯スイッチのオン信
号をトリガーとするため、先にターンシグナルを出して
から死角部を視界に入れる事になり、高速道路における
ランプウエーから走行車線への流入もしくは通常のレー
ンチェンジ等の場合先にターンシグナルを出す事による
後続車ドライバーの追突危険性を招きかねないという問
題点があった。加えてこの状態で見る視界が通常位置と
異なる事による後続車位置の誤認等も起り得た。
【０００５】また特開平６−１９１３４９号公報に、主
として車庫または駐車場の出入りの際、後輪部側部近傍
の視野を電気、油圧、空圧等によりリモートコントロー
ルされる可動ミラーによって確保する死角解消バックミ
ラーが提案されている。これは可動ミラーの回動角が少
なく、例えば右ハンドル車の場合、運転席から左前輪を
見る事は不可能であり、運転者の眼の位置に伴う微調節
も出来ない等の問題点があり、実用性が乏しいものであ
った。
として車庫または駐車場の出入りの際、後輪部側部近傍
の視野を電気、油圧、空圧等によりリモートコントロー
ルされる可動ミラーによって確保する死角解消バックミ
ラーが提案されている。これは可動ミラーの回動角が少
なく、例えば右ハンドル車の場合、運転席から左前輪を
見る事は不可能であり、運転者の眼の位置に伴う微調節
も出来ない等の問題点があり、実用性が乏しいものであ
った。
【０００６】また日本では自動車は左側通行右ハンドル
車であるが、輸入米国車等では一部のものを除いて依然
として左ハンドル車が売られている。左ハンドル車は追
い越し、特に対面通行路における追い越しが困難という
デメリットがある。そこで車の右サイドミラーを水平前
方を向くプリセット位置まで自動コントロールし、一時
的に水平前方を見る事が出来れば、対向車の有無を容易
に確認する事ができるから、車を大きく道路右側に移動
しなくても、左ハンドル車の運転者は安全な追い越しを
する事が可能となる。しかし、従来の単純なリモートコ
ントロール式ドアミラーでは位置調節に時間がかかり、
ワンタッチでドアミラーを予め設定した水平前方可視角
度に急速に移動させ、また急速に原位置に復帰させる事
は出来なかった。なお逆に右側通行国における右側ハン
ドル車の場合もまた同様である事は云うまでもない。
車であるが、輸入米国車等では一部のものを除いて依然
として左ハンドル車が売られている。左ハンドル車は追
い越し、特に対面通行路における追い越しが困難という
デメリットがある。そこで車の右サイドミラーを水平前
方を向くプリセット位置まで自動コントロールし、一時
的に水平前方を見る事が出来れば、対向車の有無を容易
に確認する事ができるから、車を大きく道路右側に移動
しなくても、左ハンドル車の運転者は安全な追い越しを
する事が可能となる。しかし、従来の単純なリモートコ
ントロール式ドアミラーでは位置調節に時間がかかり、
ワンタッチでドアミラーを予め設定した水平前方可視角
度に急速に移動させ、また急速に原位置に復帰させる事
は出来なかった。なお逆に右側通行国における右側ハン
ドル車の場合もまた同様である事は云うまでもない。
【０００７】そこで本発明者は、用途としては、寧ろ後
者に近く、車庫、駐車場の出入の他離合困難な狭巾の道
路の前、後進の場合等において極めて有効な広視野ドア
ミラーを提供せんとして、鋭意検討の結果、ドアミラー
自体を車体巾方向に延びる支持腕に沿って摺動可能とし
たり、予め方向をディジタル設定可能とする等の工夫を
加える事によって本発明を完成するに至った。
者に近く、車庫、駐車場の出入の他離合困難な狭巾の道
路の前、後進の場合等において極めて有効な広視野ドア
ミラーを提供せんとして、鋭意検討の結果、ドアミラー
自体を車体巾方向に延びる支持腕に沿って摺動可能とし
たり、予め方向をディジタル設定可能とする等の工夫を
加える事によって本発明を完成するに至った。
【０００８】
【発明の目的】本発明の目的は、運転者が必要な時室内
スイッチを操作する事により予め設定された角度位置ま
で片側もしくは両側のドアミラー鏡面を自動的に移動し
て、一時的に通常の死角を視界とし、やがて自動復帰さ
せる少死角ドアミラーを提供する事である。
スイッチを操作する事により予め設定された角度位置ま
で片側もしくは両側のドアミラー鏡面を自動的に移動し
て、一時的に通常の死角を視界とし、やがて自動復帰さ
せる少死角ドアミラーを提供する事である。
【０００９】本発明の他の目的は、日本における左ハン
ドル車（輸入車に多い）のような追越困難性を改善した
少死角ドアミラーを提供する事である。
ドル車（輸入車に多い）のような追越困難性を改善した
少死角ドアミラーを提供する事である。
【００１０】本発明の更に他の目的は、運転者の異同に
よる眼の位置の変動に応じ、容易にミラー鏡面の位置・
角度の微調整が可能な少死角ドアミラーを提供するにあ
る。
よる眼の位置の変動に応じ、容易にミラー鏡面の位置・
角度の微調整が可能な少死角ドアミラーを提供するにあ
る。
【００１１】本発明の更に他の目的は、従来のドアミラ
ーの車体からの突出巾内に納まり、必要に応じて展張並
びに格納可能な少死角ドアミラーを提供するにある。
ーの車体からの突出巾内に納まり、必要に応じて展張並
びに格納可能な少死角ドアミラーを提供するにある。
【００１２】本発明の更に他の目的は、従来の死角視野
を照射し得る、運転者に対し防眩処理した、鏡面と共に
動く可動光源を備えた少死角ドアミラーを提供するにあ
る。
を照射し得る、運転者に対し防眩処理した、鏡面と共に
動く可動光源を備えた少死角ドアミラーを提供するにあ
る。
【００１３】
【発明の構成】本発明により、ドアへの取付部を兼ねる
基台２と、基台２に傾動可能に枢着された支持腕４と、
支持腕４に内挿される直動ねじ５と、直動ねじ５に枢着
されガイド６に沿って支持腕４の長手方向に摺動可能な
摺動台８と、摺動台８に回動可能に枢着されたミラーケ
ース１０とを備えてなる事を特徴とする少死角ドアミラ
ー（請求項１）、ミラーケース１０および／もしくは支
持腕４に運転者に対し防眩処理した１箇以上の可動光源
Ｌを備える請求項１に記載の少死角ドアミラー（請求項
２）、基台２が基台２Ａとドアにほぼ密着折り曲げ可能
に枢着された補助基台２Ｂとで成り、補助基台２Ｂに支
持腕４が枢着されている折りたたみ可能な請求項１ない
し請求項２に記載の少死角ドアミラー（請求項３）、ミ
ラーケース１０が更にミラー鏡面３の縦横微調整機構を
内蔵するバックミラーケースである請求項１ないし請求
項３の内いずれか１項に記載の少死角ドアミラー（請求
項４）および通常のミラー鏡面位置では死角となってド
ライバーズシートの運転者から見る事の出来ない視野Ｓ
１，Ｓ２，Ｓ３…を見えるようにするミラー鏡面位置Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３…を現出するミラーケース１０の座標
（Ｘ，α，β）を予めＣＰＵに記憶させておき、必要な
視野Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３…の表示あるボタンを運転者が押
す事により、ミラーケース１０が該座標まで自動的に移
動して視認可能とし、運転者がスイッチを操作するか一
定時間後もしくは車が一定前進速度に達するかもしくは
イグニッションキーをＯＦＦにした時、予め設定した運
転者任意の元の位置に復帰する制御機能を備える請求項
１ないし請求項４の内いずれか１項に記載の少死角ドア
ミラー（請求項５）が提供される。
基台２と、基台２に傾動可能に枢着された支持腕４と、
支持腕４に内挿される直動ねじ５と、直動ねじ５に枢着
されガイド６に沿って支持腕４の長手方向に摺動可能な
摺動台８と、摺動台８に回動可能に枢着されたミラーケ
ース１０とを備えてなる事を特徴とする少死角ドアミラ
ー（請求項１）、ミラーケース１０および／もしくは支
持腕４に運転者に対し防眩処理した１箇以上の可動光源
Ｌを備える請求項１に記載の少死角ドアミラー（請求項
２）、基台２が基台２Ａとドアにほぼ密着折り曲げ可能
に枢着された補助基台２Ｂとで成り、補助基台２Ｂに支
持腕４が枢着されている折りたたみ可能な請求項１ない
し請求項２に記載の少死角ドアミラー（請求項３）、ミ
ラーケース１０が更にミラー鏡面３の縦横微調整機構を
内蔵するバックミラーケースである請求項１ないし請求
項３の内いずれか１項に記載の少死角ドアミラー（請求
項４）および通常のミラー鏡面位置では死角となってド
ライバーズシートの運転者から見る事の出来ない視野Ｓ
１，Ｓ２，Ｓ３…を見えるようにするミラー鏡面位置Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３…を現出するミラーケース１０の座標
（Ｘ，α，β）を予めＣＰＵに記憶させておき、必要な
視野Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３…の表示あるボタンを運転者が押
す事により、ミラーケース１０が該座標まで自動的に移
動して視認可能とし、運転者がスイッチを操作するか一
定時間後もしくは車が一定前進速度に達するかもしくは
イグニッションキーをＯＦＦにした時、予め設定した運
転者任意の元の位置に復帰する制御機能を備える請求項
１ないし請求項４の内いずれか１項に記載の少死角ドア
ミラー（請求項５）が提供される。
【００１４】以下に実施例を用いて本発明を詳細に説明
する。
する。
【００１５】
【実施例】図１は左前輪を見る姿勢の右ハンドル車にお
ける左側ドアミラー実施例斜視図、図２は水平左前方を
見る中間姿勢（移動中）の左側ドアミラー実施例斜視
図、図３はミラーケース１０が水平移動のみした中間姿
勢（移動中）の左側ドアミラー実施例斜視図、図４は運
転者任意の標準状態（通常運転中）の左側ドアミラー実
施例斜視図、図５は図１に対応する実施例の一部断面
図、図６は図２に対応する左側ドアミラー実施例の一部
断面図、図７は図３に対応する実施例の一部断面図、図
８は図４に対応する実施例の一部断面図である。また図
９はミラーコントローラの斜視図、図１０はミラー制御
系の配線図、図１１はミラー制御系のブロックダイアグ
ラムである。また図１２は左前輪２０を運転者の眼Ｅが
見ている状況を示す実施例斜視図である。
ける左側ドアミラー実施例斜視図、図２は水平左前方を
見る中間姿勢（移動中）の左側ドアミラー実施例斜視
図、図３はミラーケース１０が水平移動のみした中間姿
勢（移動中）の左側ドアミラー実施例斜視図、図４は運
転者任意の標準状態（通常運転中）の左側ドアミラー実
施例斜視図、図５は図１に対応する実施例の一部断面
図、図６は図２に対応する左側ドアミラー実施例の一部
断面図、図７は図３に対応する実施例の一部断面図、図
８は図４に対応する実施例の一部断面図である。また図
９はミラーコントローラの斜視図、図１０はミラー制御
系の配線図、図１１はミラー制御系のブロックダイアグ
ラムである。また図１２は左前輪２０を運転者の眼Ｅが
見ている状況を示す実施例斜視図である。
【００１６】図１〜８において、１は本発明実施例であ
る少死角ドアミラー、２は基台、３はミラー鏡面、４は
支持腕、５は直動ねじ、６はガイド、８は摺動台、１０
はミラーケース、Ｌは可動光源である。なお符号の後に
例えば１Ｌ，３Ｌとして左側、１Ｒ，３Ｒとして右側の
ドアミラー関係を表す事がある。
る少死角ドアミラー、２は基台、３はミラー鏡面、４は
支持腕、５は直動ねじ、６はガイド、８は摺動台、１０
はミラーケース、Ｌは可動光源である。なお符号の後に
例えば１Ｌ，３Ｌとして左側、１Ｒ，３Ｒとして右側の
ドアミラー関係を表す事がある。
【００１７】本発明実施例のドアミラー１は、自動車の
前ドア前端部にボルト等で固着されたプラスチックまた
は金属製の中空基台２と、基台２よりほぼ車体巾方向に
向かって延び、ほぼ車輪の正逆転方向に沿って回動可能
に枢着された支持腕４と、支持腕４のほぼ中央上部に、
前輪（操向輪）のほぼ操向方向に沿って回動可能に枢着
された、夜間照明ランプＬ、Ｌを備えるミラーケース１
０とで基本的に構成されている。
前ドア前端部にボルト等で固着されたプラスチックまた
は金属製の中空基台２と、基台２よりほぼ車体巾方向に
向かって延び、ほぼ車輪の正逆転方向に沿って回動可能
に枢着された支持腕４と、支持腕４のほぼ中央上部に、
前輪（操向輪）のほぼ操向方向に沿って回動可能に枢着
された、夜間照明ランプＬ、Ｌを備えるミラーケース１
０とで基本的に構成されている。
【００１８】そしてミラーケース１０は従来公知の鏡面
角度微調整装置付きミラーケースである。なお１対の可
動光源（夜間照明ランプ）Ｌ，Ｌはミラーケース上部に
あって鏡面反対方向に開く「八」の字型に固着されてい
る。そしてこれらの夜間照明ランプＬ，Ｌはスモールラ
ンプ（パーキングランプ）もしくはヘッドランプを点灯
しており、かつもう１つの専用スイッチとＯＮした時、
運転車の目に直接光が入らない方のみが点灯するように
なっている。追い越しをしたい時の対向車確認時に（ミ
ラーケースが水平前方向を向いた時）には点灯しないよ
うにしてあるので、対向車のドライバーの眼を不必要な
光で眩惑する事はない。
角度微調整装置付きミラーケースである。なお１対の可
動光源（夜間照明ランプ）Ｌ，Ｌはミラーケース上部に
あって鏡面反対方向に開く「八」の字型に固着されてい
る。そしてこれらの夜間照明ランプＬ，Ｌはスモールラ
ンプ（パーキングランプ）もしくはヘッドランプを点灯
しており、かつもう１つの専用スイッチとＯＮした時、
運転車の目に直接光が入らない方のみが点灯するように
なっている。追い越しをしたい時の対向車確認時に（ミ
ラーケースが水平前方向を向いた時）には点灯しないよ
うにしてあるので、対向車のドライバーの眼を不必要な
光で眩惑する事はない。
【００１９】図１０はミラー制御系の配線図である。ミ
ラー制御系は大きく分けてミラーコントロールユニット
４０、左右ミラー内駆動装置５０，５１、ミラーコント
ローラ３０で成り立っている。
ラー制御系は大きく分けてミラーコントロールユニット
４０、左右ミラー内駆動装置５０，５１、ミラーコント
ローラ３０で成り立っている。
【００２０】ミラーコントロールユニット４０はＣＰＵ
（マイクロプロセッサ）とモータ駆動回路１０１，１０
２，１０３，１０４，１０５，１０７，１０８，１０
９，１１０、ランプ点灯回路１１１で構成される。ＣＰ
Ｕは各スイッチ類の開閉に対応した駆動信号をモータ駆
動回路１０１〜１１０に送ると共にモータ回転角の記憶
など制御全体を司どる。モータ駆動回路１０１〜１１０
はＣＰＵからの信号を受け左右ミラー内駆動装置５０，
５１の各モータＭ１〜Ｍ１０に駆動電圧を供給する。ラ
ンプ点灯回路１１１はＣＰＵからの点灯信号とライトス
イッチＳＷＨＬからの電源により左右ミラー内駆動装置
５０，５１の夜間照明ランプに点灯電圧を供給する。
（マイクロプロセッサ）とモータ駆動回路１０１，１０
２，１０３，１０４，１０５，１０７，１０８，１０
９，１１０、ランプ点灯回路１１１で構成される。ＣＰ
Ｕは各スイッチ類の開閉に対応した駆動信号をモータ駆
動回路１０１〜１１０に送ると共にモータ回転角の記憶
など制御全体を司どる。モータ駆動回路１０１〜１１０
はＣＰＵからの信号を受け左右ミラー内駆動装置５０，
５１の各モータＭ１〜Ｍ１０に駆動電圧を供給する。ラ
ンプ点灯回路１１１はＣＰＵからの点灯信号とライトス
イッチＳＷＨＬからの電源により左右ミラー内駆動装置
５０，５１の夜間照明ランプに点灯電圧を供給する。
【００２１】左ミラー内駆動装置５０は直動ネジモータ
Ｍ６と定位置でＭ６を停止させるための格納位置リミッ
トスイッチＳＷ６Ａと展開位置リミットスイッチＳＷ
６Ｂ、ミラーケースを回転させるα軸モータＭ７，β軸
モータＭ８、鏡面微調整用のγ軸モータＭ９，δ軸モー
タＭ１０、α軸、β軸、γ軸、δ軸の制御基準となる点
を検出するためのリミットスイッチＳＷ７，ＳＷ８，Ｓ
Ｗ９，ＳＷ１０、夜間照明ランプＬＬＦ，ＬＬＲから成
る。直動ネジモータＭ６は直流モータ、その他Ｍ７，Ｍ
８，Ｍ９，Ｍ１０はステップモータである。右ミラー内
駆動装置５１は左ミラー内駆動装置５０と同様で直動ネ
ジモータＭ１、展開位置、格納位置リミットスイッチＳ
Ｗ１Ａ，ＳＷ１Ｂ、α軸、β軸、γ軸、δ軸の各モータ
Ｍ２，Ｍ３，Ｍ４，Ｍ５、リミットスイッチＳＷ２，Ｓ
Ｗ３，ＳＷ４，ＳＷ５、夜間照明ランプＬＲＦ，ＬＲＲ
から成る。
Ｍ６と定位置でＭ６を停止させるための格納位置リミッ
トスイッチＳＷ６Ａと展開位置リミットスイッチＳＷ
６Ｂ、ミラーケースを回転させるα軸モータＭ７，β軸
モータＭ８、鏡面微調整用のγ軸モータＭ９，δ軸モー
タＭ１０、α軸、β軸、γ軸、δ軸の制御基準となる点
を検出するためのリミットスイッチＳＷ７，ＳＷ８，Ｓ
Ｗ９，ＳＷ１０、夜間照明ランプＬＬＦ，ＬＬＲから成
る。直動ネジモータＭ６は直流モータ、その他Ｍ７，Ｍ
８，Ｍ９，Ｍ１０はステップモータである。右ミラー内
駆動装置５１は左ミラー内駆動装置５０と同様で直動ネ
ジモータＭ１、展開位置、格納位置リミットスイッチＳ
Ｗ１Ａ，ＳＷ１Ｂ、α軸、β軸、γ軸、δ軸の各モータ
Ｍ２，Ｍ３，Ｍ４，Ｍ５、リミットスイッチＳＷ２，Ｓ
Ｗ３，ＳＷ４，ＳＷ５、夜間照明ランプＬＲＦ，ＬＲＲ
から成る。
【００２２】ミラーコントローラ３０は図９にその外観
を示すものであり、前面パネル３１内に縦横微調整スイ
ッチＳＷＵ，ＳＷＤ，ＳＷＬ，ＳＷＲ、左右切り替えス
イッチＳＷＳＥＬ、メモリー操作スイッチＳＷＭＡ，Ｓ
ＷＭＢ，ＳＷＭＣ，ＳＷＭＤ，ＳＷＭＷとインジケータ
ＬＥＤを有する。縦横微調整スイッチＳＷＵ，ＳＷＤは
図７に示す鏡面３Ｌ，３Ｒのγ軸角度、支持腕４Ｌ，４
Ｒのα軸の角度を、ＳＷＬ，ＳＷＲは鏡面３Ｌ，３Ｒの
δ軸角度、ミラーケース１０Ｌ，１０Ｒのβ軸角度をコ
ントロール対象とし、左右切り替えスイッチＳＷＳＥＬ
は左右ミラー内駆動装置のどちらをコントロール対象と
して選択するかをＣＰＵに伝える。メモリー操作スイッ
チは左右ミラー内駆動装置の状態をＣＰＵへ記憶、また
ＣＰＵに記憶された左右ミラー内駆動装置の状態を再現
する操作を行うためのものである。
を示すものであり、前面パネル３１内に縦横微調整スイ
ッチＳＷＵ，ＳＷＤ，ＳＷＬ，ＳＷＲ、左右切り替えス
イッチＳＷＳＥＬ、メモリー操作スイッチＳＷＭＡ，Ｓ
ＷＭＢ，ＳＷＭＣ，ＳＷＭＤ，ＳＷＭＷとインジケータ
ＬＥＤを有する。縦横微調整スイッチＳＷＵ，ＳＷＤは
図７に示す鏡面３Ｌ，３Ｒのγ軸角度、支持腕４Ｌ，４
Ｒのα軸の角度を、ＳＷＬ，ＳＷＲは鏡面３Ｌ，３Ｒの
δ軸角度、ミラーケース１０Ｌ，１０Ｒのβ軸角度をコ
ントロール対象とし、左右切り替えスイッチＳＷＳＥＬ
は左右ミラー内駆動装置のどちらをコントロール対象と
して選択するかをＣＰＵに伝える。メモリー操作スイッ
チは左右ミラー内駆動装置の状態をＣＰＵへ記憶、また
ＣＰＵに記憶された左右ミラー内駆動装置の状態を再現
する操作を行うためのものである。
【００２３】図１１はミラー制御系内の制御関係を表す
ブロック図である。
ブロック図である。
【００２４】以下に実施例の作用を図１０において説明
する。 ［１］通常運転状態でのミラー動作 １ＧキースイッチＳＷＩＧが閉の時にミラーコントロー
ラ３０の上下方向調整スイッチＳＷＵ，ＳＷＤおよび左
右方向調整スイッチＳＷＲ，ＳＷＬが押されると、ＣＰ
Ｕは左右切り替えスイッチＳＷＳＥＬが示す側のミラー
について、γ軸モータＭ４またはＭ９，δ軸モータＭ５
またはＭ１０を各駆動回路１０４，１０９，１０５，１
１０を通じて調整スイッチの押された方向に押されてい
る間だけ回転させる。ＣＰＵは駆動を停止した時の各モ
ータ回転角度（原点からのずれ）をパルスカウントに置
き換えて運転者任意の復帰位置として記憶する。なおこ
こに原点とは各リミットスイッチＳＷ２，ＳＷ３，ＳＷ
４，ＳＷ５，ＳＷ７，ＳＷ８，ＳＷ９，ＳＷ１０が回路
閉となる位置である。 ［２］ミラー位置の再設定 （１）１ＧキースイッチＳＷ１Ｇを開から閉にすること
によりＣＰＵは直動ネジ駆動回路１０１を通じて右ミラ
ー直動ネジモータＭ６を復帰方向へ一定時間（例えば５
秒間）駆動する。直動ネジの回転により摺動台８Ｌ，８
Ｒ（図８参照）は移動し、復帰位置リミットスイッチＳ
Ｗ１Ａ，ＳＷ６Ａが回路開となることで復帰位置で停止
する。但し１ＧキースイッチＳＷ１Ｇが閉になった時Ｓ
Ｗ１Ａ，ＳＷ６Ａが回路開となっていれば当然摺動台８
Ｌ，８Ｒは移動しない。 （２）１ＧキースイッチＳＷ１Ｇの閉によりＣＰＵは左
ミラーα軸を駆動するためのステップモータＭ７を駆動
回路１０７を通じて位置検出用の突起Ｔ７（図８参照）
がリミットスイッチＳＷ７に接近する方向へ回転駆動さ
せる。ＣＰＵはＳＷ７の回路閉を検知すると、復帰位置
としてパルスカウントに置き換えて記憶した回転角度ま
でモータＭ７を駆動回路１０７を通じて回転駆動させ、
左ミラーα軸の向きを運転者任意の復帰位置に復帰させ
る。以下左ミラーのβ軸（Ｍ８，１０８，Ｔ８，Ｓ
Ｗ８）、γ軸（Ｍ９，１０９，Ｔ９，ＳＷ９）、δ軸
（Ｍ１０，１１０，Ｔ１０，ＳＷ１０）、右ミラーのα
軸（Ｍ２，１０２，Ｔ２，ＳＷ２）、β軸（Ｍ３，１０
３，Ｔ３，ＳＷ３）、γ軸（Ｍ４，１０４，Ｔ４，ＳＷ
４））δ軸（Ｍ５，１０５，Ｔ５，ＳＷ５）に於いても
同様に運転者の復帰位置に復帰させる。 ［３］拡大視野状態でのミラー動作 （１）左右切り替えスイッチＳＷＳＥＬが左ミラー側に
回路閉となっている場合に於いて、ＣＰＵ内に予めパル
スカウントにより設定されたγ軸２４およびδ軸２５
（図７参照）の回転範囲（ミラーケース内ミラー鏡面微
調整範囲）を越えてさらにミラーコントローラ３０のＳ
ＷＵ，ＳＷＤ，ＳＷＲ，ＳＷＬが押されると、ＣＰＵは
直動ネジ駆動回路１０１を通じて直動ネジモータＭ５を
展開方向へ一定時間（例えば５秒間）駆動すると共に、
γ軸モータＭ９，δ軸モータＭ１０を各駆動回路１０
９，１１０を通じて回転範囲の中央まで回転させる。展
開とは無死角動作状態を現出するためミラーケースを支
持腕４（図８参照）の最外端まで移動させる事を指す。
直動ネジモータＭ６は展開位置リミットスイッチＳＷ
６Ｂの作動により回路開となるので停止する（拡大視野
状態への移行）。
する。 ［１］通常運転状態でのミラー動作 １ＧキースイッチＳＷＩＧが閉の時にミラーコントロー
ラ３０の上下方向調整スイッチＳＷＵ，ＳＷＤおよび左
右方向調整スイッチＳＷＲ，ＳＷＬが押されると、ＣＰ
Ｕは左右切り替えスイッチＳＷＳＥＬが示す側のミラー
について、γ軸モータＭ４またはＭ９，δ軸モータＭ５
またはＭ１０を各駆動回路１０４，１０９，１０５，１
１０を通じて調整スイッチの押された方向に押されてい
る間だけ回転させる。ＣＰＵは駆動を停止した時の各モ
ータ回転角度（原点からのずれ）をパルスカウントに置
き換えて運転者任意の復帰位置として記憶する。なおこ
こに原点とは各リミットスイッチＳＷ２，ＳＷ３，ＳＷ
４，ＳＷ５，ＳＷ７，ＳＷ８，ＳＷ９，ＳＷ１０が回路
閉となる位置である。 ［２］ミラー位置の再設定 （１）１ＧキースイッチＳＷ１Ｇを開から閉にすること
によりＣＰＵは直動ネジ駆動回路１０１を通じて右ミラ
ー直動ネジモータＭ６を復帰方向へ一定時間（例えば５
秒間）駆動する。直動ネジの回転により摺動台８Ｌ，８
Ｒ（図８参照）は移動し、復帰位置リミットスイッチＳ
Ｗ１Ａ，ＳＷ６Ａが回路開となることで復帰位置で停止
する。但し１ＧキースイッチＳＷ１Ｇが閉になった時Ｓ
Ｗ１Ａ，ＳＷ６Ａが回路開となっていれば当然摺動台８
Ｌ，８Ｒは移動しない。 （２）１ＧキースイッチＳＷ１Ｇの閉によりＣＰＵは左
ミラーα軸を駆動するためのステップモータＭ７を駆動
回路１０７を通じて位置検出用の突起Ｔ７（図８参照）
がリミットスイッチＳＷ７に接近する方向へ回転駆動さ
せる。ＣＰＵはＳＷ７の回路閉を検知すると、復帰位置
としてパルスカウントに置き換えて記憶した回転角度ま
でモータＭ７を駆動回路１０７を通じて回転駆動させ、
左ミラーα軸の向きを運転者任意の復帰位置に復帰させ
る。以下左ミラーのβ軸（Ｍ８，１０８，Ｔ８，Ｓ
Ｗ８）、γ軸（Ｍ９，１０９，Ｔ９，ＳＷ９）、δ軸
（Ｍ１０，１１０，Ｔ１０，ＳＷ１０）、右ミラーのα
軸（Ｍ２，１０２，Ｔ２，ＳＷ２）、β軸（Ｍ３，１０
３，Ｔ３，ＳＷ３）、γ軸（Ｍ４，１０４，Ｔ４，ＳＷ
４））δ軸（Ｍ５，１０５，Ｔ５，ＳＷ５）に於いても
同様に運転者の復帰位置に復帰させる。 ［３］拡大視野状態でのミラー動作 （１）左右切り替えスイッチＳＷＳＥＬが左ミラー側に
回路閉となっている場合に於いて、ＣＰＵ内に予めパル
スカウントにより設定されたγ軸２４およびδ軸２５
（図７参照）の回転範囲（ミラーケース内ミラー鏡面微
調整範囲）を越えてさらにミラーコントローラ３０のＳ
ＷＵ，ＳＷＤ，ＳＷＲ，ＳＷＬが押されると、ＣＰＵは
直動ネジ駆動回路１０１を通じて直動ネジモータＭ５を
展開方向へ一定時間（例えば５秒間）駆動すると共に、
γ軸モータＭ９，δ軸モータＭ１０を各駆動回路１０
９，１１０を通じて回転範囲の中央まで回転させる。展
開とは無死角動作状態を現出するためミラーケースを支
持腕４（図８参照）の最外端まで移動させる事を指す。
直動ネジモータＭ６は展開位置リミットスイッチＳＷ
６Ｂの作動により回路開となるので停止する（拡大視野
状態への移行）。
【００２５】以後ＣＰＵはミラーコントローラ３０の上
下方向調整スイッチＳＷＵ，ＳＷＤおよび左右方向調整
スイッチＳＷＲ，ＳＷＬが押されると相当するγ軸モー
タＭ９，δ軸モータＭ１０を各駆動回路１０９，１１０
を通じてボタンの押された方向に回転させるが、前記回
転範囲を超えたボタン操作が有るとミラーケースα軸モ
ータＭ７，β軸モータＭ８を各駆動回路１０７，１０８
を通じて調整スイッチの押された方向に押されている間
だけ回転させる。このようにして見たい対象物（例えば
左前輪の接地部）を運転席から見る事が出来るようにす
る。この時、次のミラー鏡面操作の容易化を計るためγ
軸モータＭ９，δ軸モータＭ１０を各駆動回路１０９，
１１０を通じて回転範囲の中央まで回転させておく。ま
たＣＰＵは予めＣＰＵ内にパルスカウントにより設定さ
れた運転者視線角度に比較して鏡面が向いている側を照
らす為のランプ点灯信号を点灯回路１１１に対して出
す。ライトスイッチＳＷＨＬが閉の場合（夜間）に回路
１１１に電源が供給される事と併せて相当する方向の夜
間証明ランプＬＬＦまたはＬＬＲを点灯させる。これま
でが左側ドアミラーの動作説明である。
下方向調整スイッチＳＷＵ，ＳＷＤおよび左右方向調整
スイッチＳＷＲ，ＳＷＬが押されると相当するγ軸モー
タＭ９，δ軸モータＭ１０を各駆動回路１０９，１１０
を通じてボタンの押された方向に回転させるが、前記回
転範囲を超えたボタン操作が有るとミラーケースα軸モ
ータＭ７，β軸モータＭ８を各駆動回路１０７，１０８
を通じて調整スイッチの押された方向に押されている間
だけ回転させる。このようにして見たい対象物（例えば
左前輪の接地部）を運転席から見る事が出来るようにす
る。この時、次のミラー鏡面操作の容易化を計るためγ
軸モータＭ９，δ軸モータＭ１０を各駆動回路１０９，
１１０を通じて回転範囲の中央まで回転させておく。ま
たＣＰＵは予めＣＰＵ内にパルスカウントにより設定さ
れた運転者視線角度に比較して鏡面が向いている側を照
らす為のランプ点灯信号を点灯回路１１１に対して出
す。ライトスイッチＳＷＨＬが閉の場合（夜間）に回路
１１１に電源が供給される事と併せて相当する方向の夜
間証明ランプＬＬＦまたはＬＬＲを点灯させる。これま
でが左側ドアミラーの動作説明である。
【００２６】次にスイッチＳＷＳＥＬが右ミラー側に回
路閉となっている場合にはミラーコントローラ３０のＳ
ＷＵ，ＳＷＤ，ＳＷＲ，ＳＷＬの操作に対しＣＰＵは、
直動ネジモータＭ１，γ軸モータＭ４，δ軸モータ
Ｍ５，α軸モータＭ２，β軸モータＭ３及びその駆動回
路１０１，１０４，１０５，１０２，１０３、展開位置
リミットスイッチＳＷ１Ｂ、夜間照明ランプＬＲＦ，Ｌ
ＲＲと点灯回路１１１の関係に於いて前記左ミラーと同
様の動作を行う。 （２）左右いずれかのミラーが拡大視野状態にある場
合、ＣＰＵは予め設定された時間（例えば１分）の間
スピードセンサーＳＳＲＶからの信号入力が無く、車両
のリバースギアスイッチＳＷＲＶが後進状態でもなく、
且つミラーコントローラ３０の各方向調整スッチＳ
ＷＵ，ＳＷＤ，ＳＷＲ，ＳＷＬが押されなかった場合、
車両速度が予め設定された前進速度（車両のリバース
ギアスイッチＳＷＲＶが後進状態でなくスピードセンサ
ＳＳＲＶが例えば速度１０Km/h）以上になった場合、
１ＧキースイッチＳＷ１Ｇが閉から開になった場合は、
左右の直動ネジ駆動回路１０１を通じて直動ネジモータ
Ｍ１，Ｍ６を復帰方向へ一定時間（例えば５秒間）駆動
し、左右のα軸、β軸、γ軸、δ軸各モータＭ２，
Ｍ７，Ｍ３，Ｍ６，Ｍ４，Ｍ９，Ｍ５，Ｍ１０を運転者
任意の復帰位置として記憶された回転角度（パルスカウ
ント）まで各駆動回路１０２，１０７，１０３，１０
８，１０４，１０９，１０５，１１０を通じて回転させ
る（通常運転状態への復帰）。こうする事により、通常
運転状態におけるミラー拡大視野状態を回避し安全運転
を確保する事が出来る。 ［４］メモリーの設定と呼出し （１）１ＧキースイッチＳＷ１ＧがＯＮの時、ミラーコ
ントローラ３０のメモリー記憶スイッチＳＷＭＷが押さ
れた後一定時間（例えば１０秒）以内にメモリースイッ
チＳＷＭＡ，ＳＷＭＢ，ＳＷＭＣ，ＳＷＭＣ，Ｓ
ＷＭＤ，のいずれかが押されると、ＣＰＵはその時の左
右ミラー摺動台８Ｌ，８Ｒの展開・復帰状態、左右のα
軸、β軸、γ軸、δ軸各モータＭ２，Ｍ７，Ｍ３，
Ｍ８，Ｍ４，Ｍ９，Ｍ５，Ｍ１０の回転角度（パルスカ
ウント）を押されたメモリースイッチと共に記憶する
（メモリー記憶動作）。 （２）１ＧキースイッチＳＷ１ＧがＯＮの時メモリース
イッチＳＷＭＡ，ＳＷＭＢ，ＳＷＭＣ，ＳＷＭＤのいず
れかが押されるとＣＰＵはその時の左右ミラー摺動台８
Ｌ，８Ｒの展開・復帰状態、左右のα軸、β軸、γ軸、
δ軸各モータＭ２，Ｍ７，Ｍ３，Ｍ８，Ｍ４，Ｍ９，Ｍ
５，Ｍ１０の回転角度（パルスカウント）を運転者任意
の復帰位置として記憶すると共に、押されたメモリース
イッチと対を成すインジケータＬＥＤを点灯させ、前記
メモリー記憶動作にてスイッチと共に記憶した左右ミラ
ー摺動台８Ｌ，８Ｒの展開・復帰状態を再現すべく、直
動ネジ駆動回路１０１を通じ直動ネジモータＭ１，Ｍ６
を、また左右のα軸、β軸、γ軸、δ軸の回転角度（パ
ルスカウント）を再現すべく各駆動回路１０２，１０
７，１０３，１０８，１０４，１０９，１０５，１１０
を通じて各モータＭ２，Ｍ７，Ｍ３，Ｍ８，Ｍ４，
Ｍ９，Ｍ５，Ｍ１０を回転させる（メモリー呼出し動
作） （３）メモリー呼出状態において、点灯しているインジ
ケータＬＥＤと対を成したメモリースイッチが押される
と、ＣＰＵはメモリー呼出動作に移行した時点で運転者
任意の復帰位置として記憶した左右ミラー摺動台８Ｌ，
８Ｒの展開・復帰状態を復元すべく、直動ネジ駆動回路
１０１を通じ直動ネジモータＭ１，Ｍ６を、また左右の
α軸，β軸，γ軸，δ軸の回転角度（パルスカウント）
を復元すべく各駆動回路１０２，１０７，１０３，１０
８，１０４，１０９，１０５，１１０を通じて各モータ
Ｍ２，Ｍ７，Ｍ３，Ｍ８，Ｍ４，Ｍ９，Ｍ５，Ｍ１０を
回転させる（メモリー解除動作）。またメモリー呼出し
の結果左右ミラーのいずれかが拡大視野状態になった場
合、ＣＰＵは前記３−（２）で述べた通常運転状態への
復帰条件，，いずれかの成立によってメモリー解
除動作を行う。 （４）ＣＰＵはメモリースイッチＳＷＭＡ，ＳＷＭＢ，
ＳＷＭＣ，ＳＷＭＤの初期状態（新車時）として、目視
確認するニーズの強い位置がミラーに映るように左右ミ
ラーのα軸，β軸，γ軸，δ軸の回転角度（パルスカウ
ント）を予め記憶しておく（例えばメモリースイッチＳ
ＷＭＡ，ＳＷＭＢ，ＳＷＭＣ，ＳＷＭＤにそれぞれ左右
ミラーの像として左前輪と右前輪、左前輪と右後輪、左
後輪と右後輪、左後輪と右前輪の各接地部が映るように
ＣＰＵ内に記憶しておく。）。これにより改めてメモリ
ー記憶動作を行わなくとも目視確認ニーズの高い部位を
簡単に見る事が可能となる。 ５．電動折りたたみ 図１０に示してないが、基台２Ａの折り曲げ機構にモー
タを付加し車室内に設けたスイッチにより電動でミラー
折りたたみを行う事も可能である。
路閉となっている場合にはミラーコントローラ３０のＳ
ＷＵ，ＳＷＤ，ＳＷＲ，ＳＷＬの操作に対しＣＰＵは、
直動ネジモータＭ１，γ軸モータＭ４，δ軸モータ
Ｍ５，α軸モータＭ２，β軸モータＭ３及びその駆動回
路１０１，１０４，１０５，１０２，１０３、展開位置
リミットスイッチＳＷ１Ｂ、夜間照明ランプＬＲＦ，Ｌ
ＲＲと点灯回路１１１の関係に於いて前記左ミラーと同
様の動作を行う。 （２）左右いずれかのミラーが拡大視野状態にある場
合、ＣＰＵは予め設定された時間（例えば１分）の間
スピードセンサーＳＳＲＶからの信号入力が無く、車両
のリバースギアスイッチＳＷＲＶが後進状態でもなく、
且つミラーコントローラ３０の各方向調整スッチＳ
ＷＵ，ＳＷＤ，ＳＷＲ，ＳＷＬが押されなかった場合、
車両速度が予め設定された前進速度（車両のリバース
ギアスイッチＳＷＲＶが後進状態でなくスピードセンサ
ＳＳＲＶが例えば速度１０Km/h）以上になった場合、
１ＧキースイッチＳＷ１Ｇが閉から開になった場合は、
左右の直動ネジ駆動回路１０１を通じて直動ネジモータ
Ｍ１，Ｍ６を復帰方向へ一定時間（例えば５秒間）駆動
し、左右のα軸、β軸、γ軸、δ軸各モータＭ２，
Ｍ７，Ｍ３，Ｍ６，Ｍ４，Ｍ９，Ｍ５，Ｍ１０を運転者
任意の復帰位置として記憶された回転角度（パルスカウ
ント）まで各駆動回路１０２，１０７，１０３，１０
８，１０４，１０９，１０５，１１０を通じて回転させ
る（通常運転状態への復帰）。こうする事により、通常
運転状態におけるミラー拡大視野状態を回避し安全運転
を確保する事が出来る。 ［４］メモリーの設定と呼出し （１）１ＧキースイッチＳＷ１ＧがＯＮの時、ミラーコ
ントローラ３０のメモリー記憶スイッチＳＷＭＷが押さ
れた後一定時間（例えば１０秒）以内にメモリースイッ
チＳＷＭＡ，ＳＷＭＢ，ＳＷＭＣ，ＳＷＭＣ，Ｓ
ＷＭＤ，のいずれかが押されると、ＣＰＵはその時の左
右ミラー摺動台８Ｌ，８Ｒの展開・復帰状態、左右のα
軸、β軸、γ軸、δ軸各モータＭ２，Ｍ７，Ｍ３，
Ｍ８，Ｍ４，Ｍ９，Ｍ５，Ｍ１０の回転角度（パルスカ
ウント）を押されたメモリースイッチと共に記憶する
（メモリー記憶動作）。 （２）１ＧキースイッチＳＷ１ＧがＯＮの時メモリース
イッチＳＷＭＡ，ＳＷＭＢ，ＳＷＭＣ，ＳＷＭＤのいず
れかが押されるとＣＰＵはその時の左右ミラー摺動台８
Ｌ，８Ｒの展開・復帰状態、左右のα軸、β軸、γ軸、
δ軸各モータＭ２，Ｍ７，Ｍ３，Ｍ８，Ｍ４，Ｍ９，Ｍ
５，Ｍ１０の回転角度（パルスカウント）を運転者任意
の復帰位置として記憶すると共に、押されたメモリース
イッチと対を成すインジケータＬＥＤを点灯させ、前記
メモリー記憶動作にてスイッチと共に記憶した左右ミラ
ー摺動台８Ｌ，８Ｒの展開・復帰状態を再現すべく、直
動ネジ駆動回路１０１を通じ直動ネジモータＭ１，Ｍ６
を、また左右のα軸、β軸、γ軸、δ軸の回転角度（パ
ルスカウント）を再現すべく各駆動回路１０２，１０
７，１０３，１０８，１０４，１０９，１０５，１１０
を通じて各モータＭ２，Ｍ７，Ｍ３，Ｍ８，Ｍ４，
Ｍ９，Ｍ５，Ｍ１０を回転させる（メモリー呼出し動
作） （３）メモリー呼出状態において、点灯しているインジ
ケータＬＥＤと対を成したメモリースイッチが押される
と、ＣＰＵはメモリー呼出動作に移行した時点で運転者
任意の復帰位置として記憶した左右ミラー摺動台８Ｌ，
８Ｒの展開・復帰状態を復元すべく、直動ネジ駆動回路
１０１を通じ直動ネジモータＭ１，Ｍ６を、また左右の
α軸，β軸，γ軸，δ軸の回転角度（パルスカウント）
を復元すべく各駆動回路１０２，１０７，１０３，１０
８，１０４，１０９，１０５，１１０を通じて各モータ
Ｍ２，Ｍ７，Ｍ３，Ｍ８，Ｍ４，Ｍ９，Ｍ５，Ｍ１０を
回転させる（メモリー解除動作）。またメモリー呼出し
の結果左右ミラーのいずれかが拡大視野状態になった場
合、ＣＰＵは前記３−（２）で述べた通常運転状態への
復帰条件，，いずれかの成立によってメモリー解
除動作を行う。 （４）ＣＰＵはメモリースイッチＳＷＭＡ，ＳＷＭＢ，
ＳＷＭＣ，ＳＷＭＤの初期状態（新車時）として、目視
確認するニーズの強い位置がミラーに映るように左右ミ
ラーのα軸，β軸，γ軸，δ軸の回転角度（パルスカウ
ント）を予め記憶しておく（例えばメモリースイッチＳ
ＷＭＡ，ＳＷＭＢ，ＳＷＭＣ，ＳＷＭＤにそれぞれ左右
ミラーの像として左前輪と右前輪、左前輪と右後輪、左
後輪と右後輪、左後輪と右前輪の各接地部が映るように
ＣＰＵ内に記憶しておく。）。これにより改めてメモリ
ー記憶動作を行わなくとも目視確認ニーズの高い部位を
簡単に見る事が可能となる。 ５．電動折りたたみ 図１０に示してないが、基台２Ａの折り曲げ機構にモー
タを付加し車室内に設けたスイッチにより電動でミラー
折りたたみを行う事も可能である。
【００２７】
【発明の効果】本発明を実施する事により、前記目的の
すべてが達成される。
すべてが達成される。
【００２８】すなわち、運転者が必要な時室内スイッチ
を操作する事により予め設定された角度位置まで片側も
しくは両側のドアミラー鏡面を自動的に移動して、一時
的に通常の死角を視界とし、やがて自動復帰させる少死
角ドアミラーが得られる。また日本における左ハンドル
車（輸入車に多い）のような追越し困難性を改善する事
が出来る。また本発明少死角ドアミラーは運転者の異同
による眼の位置の変動に応じ、容易にミラー鏡面の位置
・角度の微調整が可能であり、従来のドアミラーの車体
からの突出巾内に納まり、必要に応じて展張並びに格納
可能賭する事が出来る。
を操作する事により予め設定された角度位置まで片側も
しくは両側のドアミラー鏡面を自動的に移動して、一時
的に通常の死角を視界とし、やがて自動復帰させる少死
角ドアミラーが得られる。また日本における左ハンドル
車（輸入車に多い）のような追越し困難性を改善する事
が出来る。また本発明少死角ドアミラーは運転者の異同
による眼の位置の変動に応じ、容易にミラー鏡面の位置
・角度の微調整が可能であり、従来のドアミラーの車体
からの突出巾内に納まり、必要に応じて展張並びに格納
可能賭する事が出来る。
【００２９】更に本発明ドアミラーは従来の死角視野を
照射し得る、運転者に対し防眩処理した、鏡面と共に動
く可動光源を備えるので、運転者が暗い場所でもよく状
況を確認する事が出来る。
照射し得る、運転者に対し防眩処理した、鏡面と共に動
く可動光源を備えるので、運転者が暗い場所でもよく状
況を確認する事が出来る。
【図１】左前輪を見る姿勢の右ハンドル車における左側
ドアミラー実施例斜視図。
ドアミラー実施例斜視図。
【図２】水平左前方を見る中間姿勢（移動中）の左側ド
アミラー実施例斜視図。
アミラー実施例斜視図。
【図３】ミラーケース１０が水平移動のみした中間姿勢
（移動中）の左側ドアミラー実施例斜視図。
（移動中）の左側ドアミラー実施例斜視図。
【図４】運転者任意の標準状態（通常運転中）の左側ド
アミラー実施例斜視図。
アミラー実施例斜視図。
【図５】図１に対応する実施例の一部断面図。
【図６】図２に対応する左側ドアミラー実施例の一部断
面図。
面図。
【図７】図３に対応する実施例の一部断面図。
【図８】図４に対応する実施例の一部断面図。
【図９】ミラーコントローラの斜視図。
【図10】ミラー制御系の配線図。
【図11】ミラー制御系のブロックダイアグラム。
【図12】左前輪２０を運転者の眼Ｅが見ている状況を示
す実施例斜視図。
す実施例斜視図。
１ 少死角ドアミラー ２ 基台 ３ ミラー鏡面 ４ 支持腕 ５ 直動ねじ ６ ガイド ８ 摺動台 １０ ミラーケース Ｌ 可動光源
Claims (5)
- 【請求項１】ドアへの取付部を兼ねる基台２と、基台２
に傾動可能に枢着された支持腕４と、支持腕４に内挿さ
れる直動ねじ５と、直動ねじ５に枢着されガイド６に沿
って支持腕４の長手方向に摺動可能な摺動台８と、摺動
台８に回動可能に枢着されたミラーケース１０とを備え
てなる事を特徴とする少死角ドアミラー。 - 【請求項２】ミラーケース１０および／もしくは支持腕
４に運転者に対し防眩処理した１箇以上の可動光源Ｌを
備える請求項１に記載の少死角ドアミラー。 - 【請求項３】基台２が基台２Ａとドアにほぼ密着折り曲
げ可能に枢着された補助基台２Ｂとで成り、補助基台２
Ｂに支持腕４が枢着されている折りたたみ可能な請求項
１ないし請求項２に記載の少死角ドアミラー。 - 【請求項４】ミラーケース１０が更にミラー鏡面３の縦
横微調整機構を内蔵するバックミラーケースである請求
項１ないし請求項３の内いずれか１項に記載の少死角ド
アミラー。 - 【請求項５】通常のミラー鏡面位置では死角となってド
ライバーズシートの運転者から見る事の出来ない視野Ｓ
１，Ｓ２，Ｓ３…を見えるようにするミラー鏡面位置Ｐ
１，Ｐ２，Ｐ３…を現出するミラーケース１０の座標
（Ｘ，α，β）を予めＣＰＵに記憶させておき、必要な
視野Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３…の表示あるボタンを運転者が押
す事により、ミラーケース１０が該座標まで自動的に移
動して視認可能とし、運転者がスイッチを操作するか一
定時間後もしくは車が一定前進速度に達するかもしくは
イグニッションキーをＯＦＦにした時、予め設定した運
転者任意の元の位置に復帰する制御機能を備える請求項
１ないし請求項４の内いずれか１項に記載の少死角ドア
ミラー。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35052195A JP3204610B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 少死角ドアミラー |
| KR1019960034781A KR100215317B1 (ko) | 1995-12-22 | 1996-08-19 | 사각이 적은 도어미러 |
| CA002189184A CA2189184C (en) | 1995-12-22 | 1996-10-30 | Door mirror with a small dead angle |
| EP96120506A EP0780266B1 (en) | 1995-12-22 | 1996-12-19 | Door mirror with a small dead angle |
| DE69607731T DE69607731T2 (de) | 1995-12-22 | 1996-12-19 | Türspiegel mit einem kleinen toten Winkel |
| US08/770,440 US5886838A (en) | 1995-12-22 | 1996-12-20 | Door mirror with a small dead angle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35052195A JP3204610B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 少死角ドアミラー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09175274A true JPH09175274A (ja) | 1997-07-08 |
| JP3204610B2 JP3204610B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18411069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35052195A Expired - Fee Related JP3204610B2 (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 少死角ドアミラー |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5886838A (ja) |
| EP (1) | EP0780266B1 (ja) |
| JP (1) | JP3204610B2 (ja) |
| KR (1) | KR100215317B1 (ja) |
| CA (1) | CA2189184C (ja) |
| DE (1) | DE69607731T2 (ja) |
Cited By (1)
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