JPH06191349A - 死角解消バックミラー - Google Patents
死角解消バックミラーInfo
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- JPH06191349A JPH06191349A JP36202492A JP36202492A JPH06191349A JP H06191349 A JPH06191349 A JP H06191349A JP 36202492 A JP36202492 A JP 36202492A JP 36202492 A JP36202492 A JP 36202492A JP H06191349 A JPH06191349 A JP H06191349A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車を車庫、駐車場等に出し入れする場合
に、バックミラーを使用して後輪部の側部近傍の安全確
認を通常の運転姿勢で容易にする。 【構成】 運転席から見た、ミラーの反射領域が、後方
の確認領域となる位置と、後輪部の側部近傍の確認領域
となる位置とをもち、後輪部の側部近傍の安全確認を必
要とする時に、ミラーハウジング内のミラー3を傾け、
安全確認後は、元の後方の確認領域に復帰するようにし
た。 【効果】 自動車を車庫、駐車場等に出し入れする場合
において、本発明のバックミラーを使用することによ
り、後輪部の側部近傍の安全確認が通常の運転姿勢で瞬
時に容易となる。
に、バックミラーを使用して後輪部の側部近傍の安全確
認を通常の運転姿勢で容易にする。 【構成】 運転席から見た、ミラーの反射領域が、後方
の確認領域となる位置と、後輪部の側部近傍の確認領域
となる位置とをもち、後輪部の側部近傍の安全確認を必
要とする時に、ミラーハウジング内のミラー3を傾け、
安全確認後は、元の後方の確認領域に復帰するようにし
た。 【効果】 自動車を車庫、駐車場等に出し入れする場合
において、本発明のバックミラーを使用することによ
り、後輪部の側部近傍の安全確認が通常の運転姿勢で瞬
時に容易となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のバックミラー
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車には、後方を目視確認す
るバックミラー装置を装備しているが、バスや大型トラ
ック等以外は車体の後輪部周辺の領域を目視できない。
従って、車庫、駐車場等に自動車を出し入れする場合
に、運転席側のドアーを半開きにしたり、あるいは、ド
アーの窓をから身体をのりだして車庫入れ等を実施して
いるが、運転席側の安全確認はできるが、助手席側の安
全確認は不十分である。上記死角を解消するために、た
とえば特許公報平3−66174号から公知のフロント
ボンネット型の自動車における、前輪及び後輪の接地部
周辺の領域を、運転席から容易に目視できるようにし
た、側方死角解消装置がある。公知の側方死角解消装置
を自動車に取り付けることにより、前記の死角が解消で
きるが、ドアミラー等が装着されている自動車では、死
角解消装置をフロントボンネット等に別に取り付けなけ
ればならず、車体外側に突出した部分が増え、外部の物
や人等が接触し、思わぬ事故等が発生する危険性があ
る。また、自動車を製造する場合の、コストアップにも
つながる。
るバックミラー装置を装備しているが、バスや大型トラ
ック等以外は車体の後輪部周辺の領域を目視できない。
従って、車庫、駐車場等に自動車を出し入れする場合
に、運転席側のドアーを半開きにしたり、あるいは、ド
アーの窓をから身体をのりだして車庫入れ等を実施して
いるが、運転席側の安全確認はできるが、助手席側の安
全確認は不十分である。上記死角を解消するために、た
とえば特許公報平3−66174号から公知のフロント
ボンネット型の自動車における、前輪及び後輪の接地部
周辺の領域を、運転席から容易に目視できるようにし
た、側方死角解消装置がある。公知の側方死角解消装置
を自動車に取り付けることにより、前記の死角が解消で
きるが、ドアミラー等が装着されている自動車では、死
角解消装置をフロントボンネット等に別に取り付けなけ
ればならず、車体外側に突出した部分が増え、外部の物
や人等が接触し、思わぬ事故等が発生する危険性があ
る。また、自動車を製造する場合の、コストアップにも
つながる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、バックミラー装
置の主流となっているドアー、フロントフェンダー等に
取り付けられているバックミラー装置だけでは、車庫、
駐車場等に自動車を出し入れする場合において、側方の
安全確認が不十分となる。この問題を解決する手段とし
て、従来のミラーの角度調整機構を使って、後輪部の側
部近傍の安全確認をする方法もあるが、ミラーを調整す
るのに時間がかかり現実的ではない。特許公報平3−6
6174号から公知の側方死角解消装置では、側方の安
全確認はできるが、「従来の技術」に述べるように車体
外側に突出した部分が増え、外部の物や人等が接触し、
思わぬ事故等が発生する危険性があり、また、製造時の
コストアップにもつながる。本発明の目的は、上記のよ
うな問題点を解決するための、バックミラー装置を提供
することである。
置の主流となっているドアー、フロントフェンダー等に
取り付けられているバックミラー装置だけでは、車庫、
駐車場等に自動車を出し入れする場合において、側方の
安全確認が不十分となる。この問題を解決する手段とし
て、従来のミラーの角度調整機構を使って、後輪部の側
部近傍の安全確認をする方法もあるが、ミラーを調整す
るのに時間がかかり現実的ではない。特許公報平3−6
6174号から公知の側方死角解消装置では、側方の安
全確認はできるが、「従来の技術」に述べるように車体
外側に突出した部分が増え、外部の物や人等が接触し、
思わぬ事故等が発生する危険性があり、また、製造時の
コストアップにもつながる。本発明の目的は、上記のよ
うな問題点を解決するための、バックミラー装置を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、自動車のフロントフェンダー、サイドド
アー、フロントピラー等に取り付けられているバックミ
ラー装置を改良することによって、解決することができ
る。以下、問題点解決の手段について、説明する。運転
席から見た、ミラーの反射領域が、後方の確認領域とな
る位置と、後輪部の側部近傍の確認領域となる位置とを
持ち、前進走行時においては、後方の確認領域となる位
置で使用し、車庫、駐車場等に出し入れする時は、後輪
部の側部近傍の確認領域へ切り換えて使用する。
解決するため、自動車のフロントフェンダー、サイドド
アー、フロントピラー等に取り付けられているバックミ
ラー装置を改良することによって、解決することができ
る。以下、問題点解決の手段について、説明する。運転
席から見た、ミラーの反射領域が、後方の確認領域とな
る位置と、後輪部の側部近傍の確認領域となる位置とを
持ち、前進走行時においては、後方の確認領域となる位
置で使用し、車庫、駐車場等に出し入れする時は、後輪
部の側部近傍の確認領域へ切り換えて使用する。
【0005】具体的には、自動車を車庫、駐車場等に出
し入れする場合に、自動車の変速装置を後退位置にする
のと連動して、左右のミラーハウジング2全体か、ある
いは、ミラーハウジング内のミラー3を、瞬時に傾け、
運転席から見たミラーの反射領域が、後輪部の側部近傍
となるようにすることによって、死角である後輪部の側
部近傍の安全確認ができ、変速装置を後退位置以外にす
ると、元の位置に瞬時に復帰する。オートマチック車の
場合は、変速装置の構造上、後退位置にする必要がない
場合でも、一時的に後退位置を通過する場合があり、不
必要な動作を防止するため、遅延回路を設けて、必要と
する遅延時間をおいたのち、瞬時に傾けるようにするこ
とによって、解決することができる。なお、遅延時間、
傾ける角度は可変にすることも可能である。本発明の機
能を、使用しない場合は、変速装置連動を解除する機能
も備えることができる。また、変速装置に連動せず、後
輪部の側部近傍の安全確認が必要なときに、左右のミラ
ーハウジング2全体か、あるいは、ミラーハウジング内
のミラー3を、傾けるための専用のスイッチ等を設ける
こともできる。
し入れする場合に、自動車の変速装置を後退位置にする
のと連動して、左右のミラーハウジング2全体か、ある
いは、ミラーハウジング内のミラー3を、瞬時に傾け、
運転席から見たミラーの反射領域が、後輪部の側部近傍
となるようにすることによって、死角である後輪部の側
部近傍の安全確認ができ、変速装置を後退位置以外にす
ると、元の位置に瞬時に復帰する。オートマチック車の
場合は、変速装置の構造上、後退位置にする必要がない
場合でも、一時的に後退位置を通過する場合があり、不
必要な動作を防止するため、遅延回路を設けて、必要と
する遅延時間をおいたのち、瞬時に傾けるようにするこ
とによって、解決することができる。なお、遅延時間、
傾ける角度は可変にすることも可能である。本発明の機
能を、使用しない場合は、変速装置連動を解除する機能
も備えることができる。また、変速装置に連動せず、後
輪部の側部近傍の安全確認が必要なときに、左右のミラ
ーハウジング2全体か、あるいは、ミラーハウジング内
のミラー3を、傾けるための専用のスイッチ等を設ける
こともできる。
【0006】
【作用】運転席から見た、ミラーの反射領域が、後方の
確認領域となる位置と、後輪部の側部近傍の確認領域と
なる位置とをもち、前進走行時においては、後方の確認
領域となる位置で使用し、車庫、駐車場等に出し入れす
る時は、後輪部の側部近傍の確認領域となる位置へ切り
換えて使用する。確認領域を切り換える手段として、大
きく分けて2種類が考えられ、1つは、変速装置を後退
位置にするのと連動して切り換える方法、もう1つは、
必要な時に切り換える方法とに分けることができる。以
下、確認領域を切り換える手段について詳しく説明す
る。まず、変速装置に連動して切り換える方法から説明
すると、変速装置を後退位置にすると、後退位置にある
ことを検出して、その信号を受けてミラーハウジング2
全体か、あるいは、ミラーハウジング内のミラー3を、
後輪部の側部近傍の確認領域まで傾け、変速装置を後退
位置以外にすると、元の位置に復帰する。ただし、オー
トマチック車の場合は、「課題を解決するための手段」
にも述べたように、不必要な動作を防止するために、変
速装置を後退位置にしてから、必要とする遅延時間をお
いて傾ける。遅延時間は、可変にすることも可能であ
る。また、この変速装置に連動する機能を、不能にする
こともできる。確認領域を切り換えるもう1つの手段と
して、後輪部の側部近傍の確認が必要な時に、専用のス
イッチ等により、傾ける方法がある。
確認領域となる位置と、後輪部の側部近傍の確認領域と
なる位置とをもち、前進走行時においては、後方の確認
領域となる位置で使用し、車庫、駐車場等に出し入れす
る時は、後輪部の側部近傍の確認領域となる位置へ切り
換えて使用する。確認領域を切り換える手段として、大
きく分けて2種類が考えられ、1つは、変速装置を後退
位置にするのと連動して切り換える方法、もう1つは、
必要な時に切り換える方法とに分けることができる。以
下、確認領域を切り換える手段について詳しく説明す
る。まず、変速装置に連動して切り換える方法から説明
すると、変速装置を後退位置にすると、後退位置にある
ことを検出して、その信号を受けてミラーハウジング2
全体か、あるいは、ミラーハウジング内のミラー3を、
後輪部の側部近傍の確認領域まで傾け、変速装置を後退
位置以外にすると、元の位置に復帰する。ただし、オー
トマチック車の場合は、「課題を解決するための手段」
にも述べたように、不必要な動作を防止するために、変
速装置を後退位置にしてから、必要とする遅延時間をお
いて傾ける。遅延時間は、可変にすることも可能であ
る。また、この変速装置に連動する機能を、不能にする
こともできる。確認領域を切り換えるもう1つの手段と
して、後輪部の側部近傍の確認が必要な時に、専用のス
イッチ等により、傾ける方法がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
【0008】図1及至図3は本発明のバックミラー装置
によって目視できる範囲を示す説明図であり、図1は前
進走行状態においてバックミラー装置によって目視でき
る範囲Aを示している。
によって目視できる範囲を示す説明図であり、図1は前
進走行状態においてバックミラー装置によって目視でき
る範囲Aを示している。
【0009】図2は自動車の変速装置を後退位置にする
か、あるいは、後輪部の側部近傍の安全確認の必要が生
じて、ミラーハウジング2全体を、傾けた場合に目視で
きる範囲Bを示している。
か、あるいは、後輪部の側部近傍の安全確認の必要が生
じて、ミラーハウジング2全体を、傾けた場合に目視で
きる範囲Bを示している。
【0010】図3は自動車の変速装置を後退位置にする
か、あるいは、後輪部の側部近傍の安全確認の必要が生
じて、ミラーハウジング内のミラー3を傾けた場合に目
視できる範囲Cを示している。
か、あるいは、後輪部の側部近傍の安全確認の必要が生
じて、ミラーハウジング内のミラー3を傾けた場合に目
視できる範囲Cを示している。
【0011】図4は、図2におけるバックミラー装置の
部分を拡大した拡大斜視図であり、ミラーハウジング2
全体をミラーベース1との取り付け部分から傾けた場合
を示す。傾ける手段として、モータ,ソレノイド,電磁
石等を使った電気式、圧縮空気を使った空気式、油圧を
使った油圧式等が考えられる。
部分を拡大した拡大斜視図であり、ミラーハウジング2
全体をミラーベース1との取り付け部分から傾けた場合
を示す。傾ける手段として、モータ,ソレノイド,電磁
石等を使った電気式、圧縮空気を使った空気式、油圧を
使った油圧式等が考えられる。
【0012】図5は、図3におけるバックミラー装置の
部分を拡大した拡大斜視図であり、ミラーハウジング内
のミラー3を傾けた場合を示す。
部分を拡大した拡大斜視図であり、ミラーハウジング内
のミラー3を傾けた場合を示す。
【0013】図6及至図15は、本発明のバックミラー
装置の説明図である。
装置の説明図である。
【0014】図6及至図9はソレノイド5を使用して、
ミラーハウジング内のミラー3を傾ける2種類の方法を
示す。
ミラーハウジング内のミラー3を傾ける2種類の方法を
示す。
【0015】先ず、図6及び図7はモータハウジング4
に接続されたソレノイド5によってミラー3を傾ける方
式であり、図6は前進走行時におけるバックミラー装置
の状態を表し、ミラー3はスプリング7aの力によっ
て、前進走行時の位置となっている。一方、図7は変速
装置を後退位置にするか、あるいは、後輪部の側部近傍
の安全確認の必要が生じて、ミラー3を傾けた状態を表
し、ソレノイド5の力によってミラー3は安全確認がで
きる位置まで傾いている。なお、傾ける角度は調節可能
にすることもできる。
に接続されたソレノイド5によってミラー3を傾ける方
式であり、図6は前進走行時におけるバックミラー装置
の状態を表し、ミラー3はスプリング7aの力によっ
て、前進走行時の位置となっている。一方、図7は変速
装置を後退位置にするか、あるいは、後輪部の側部近傍
の安全確認の必要が生じて、ミラー3を傾けた状態を表
し、ソレノイド5の力によってミラー3は安全確認がで
きる位置まで傾いている。なお、傾ける角度は調節可能
にすることもできる。
【0016】図8及び図9は、図6及び図7に示す方法
と基本的には同じであるが、ソレノイド5をミラー3に
対して平行に取り付け、モータハウジング4からソレノ
イド5へは、プーリ11を介してケーブル12で接続さ
れている。図8は前進走行時におけるバックミラー装置
の状態を表し、ミラー3はスプリング7bの力によっ
て、前進走行時の位置となっている。一方、図9は変速
装置を後退位置にするか、あるいは、後輪部の側部近傍
の安全確認の必要が生じて、ミラー3を傾けた状態を表
し、ソレノイド5の力によってミラー3は安全確認がで
きる位置まで傾いている。この方式は、ソレノイド5の
配置を柔軟に変えることができるとともに、図6及び図
7に示す方式に比べて奥行きを少なくすることができ
る。
と基本的には同じであるが、ソレノイド5をミラー3に
対して平行に取り付け、モータハウジング4からソレノ
イド5へは、プーリ11を介してケーブル12で接続さ
れている。図8は前進走行時におけるバックミラー装置
の状態を表し、ミラー3はスプリング7bの力によっ
て、前進走行時の位置となっている。一方、図9は変速
装置を後退位置にするか、あるいは、後輪部の側部近傍
の安全確認の必要が生じて、ミラー3を傾けた状態を表
し、ソレノイド5の力によってミラー3は安全確認がで
きる位置まで傾いている。この方式は、ソレノイド5の
配置を柔軟に変えることができるとともに、図6及び図
7に示す方式に比べて奥行きを少なくすることができ
る。
【0017】図10及び図11は、図6及至図9に示す
本発明の電気的制御系の回路図を表しており、図10
は、図6及び図8に対応した回路図である。また、図1
1は、図7及び図9に対応した回路図である。
本発明の電気的制御系の回路図を表しており、図10
は、図6及び図8に対応した回路図である。また、図1
1は、図7及び図9に対応した回路図である。
【0018】先ず、図10に示す回路の端子Dには、ミ
ラー3を傾けるための信号はきていないため、ソレノイ
ド5は動作しておらずスプリング7aまたは7bの力に
よって、ソレノイド5の可動コア6は引き出されミラー
3は後方の確認ができる位置となっている。
ラー3を傾けるための信号はきていないため、ソレノイ
ド5は動作しておらずスプリング7aまたは7bの力に
よって、ソレノイド5の可動コア6は引き出されミラー
3は後方の確認ができる位置となっている。
【0019】一方、図11に示す回路の端子Dには、ミ
ラー3を傾けるための信号がきており、ソレノイド5は
動作状態であり可動コア6は引き込まれて、モータハウ
ジング4と一体となっているミラー3は、後輪部の側部
近傍の安全確認ができる位置まで傾けられる。
ラー3を傾けるための信号がきており、ソレノイド5は
動作状態であり可動コア6は引き込まれて、モータハウ
ジング4と一体となっているミラー3は、後輪部の側部
近傍の安全確認ができる位置まで傾けられる。
【0020】また、図10及び図11に示す遅延回路1
3は、ミラー3の不必要な動作を防止するために設けて
あり、端子Dに、ミラー3を傾けるための信号がきてか
ら、必要とする遅延時間をおいてソレノイド5が動作す
るように働く。この遅延回路は取り外すこともでき、ま
た、遅延時間は可変にすることも可能である。
3は、ミラー3の不必要な動作を防止するために設けて
あり、端子Dに、ミラー3を傾けるための信号がきてか
ら、必要とする遅延時間をおいてソレノイド5が動作す
るように働く。この遅延回路は取り外すこともでき、ま
た、遅延時間は可変にすることも可能である。
【0021】次に、図12及図13は、永久磁石と電磁
石を使用してミラー3を傾ける方法である。
石を使用してミラー3を傾ける方法である。
【0022】図12は前進走行時の状態を表し、永久磁
石10aと電磁石9aとは互いに吸引力が働き、また、
永久磁石10bと電磁石9bとは反発力が働いており、
これによってミラー3は、後方の確認ができる位置とな
っている。
石10aと電磁石9aとは互いに吸引力が働き、また、
永久磁石10bと電磁石9bとは反発力が働いており、
これによってミラー3は、後方の確認ができる位置とな
っている。
【0023】一方、図13は変速装置を後退位置にする
か、あるいは、後輪部の側部近傍の安全確認の必要が生
じて、ミラー3を傾けた状態であり、永久磁石10aと
電磁石9aとは反発力、また、永久磁石10bと電磁石
9bとは吸引力が働いて、ミラー3は傾いている。な
お、傾ける角度は電磁石の位置を変えることによって調
節可能にすることもできる。
か、あるいは、後輪部の側部近傍の安全確認の必要が生
じて、ミラー3を傾けた状態であり、永久磁石10aと
電磁石9aとは反発力、また、永久磁石10bと電磁石
9bとは吸引力が働いて、ミラー3は傾いている。な
お、傾ける角度は電磁石の位置を変えることによって調
節可能にすることもできる。
【0024】図14及び図15は、図12及び13に示
す本発明の電気的制御系の回路図を表しており、図14
は、図12に対応した回路図である。また、図15は、
図13に対応した回路図である。
す本発明の電気的制御系の回路図を表しており、図14
は、図12に対応した回路図である。また、図15は、
図13に対応した回路図である。
【0025】先ず、図14に示す回路の端子Eには、ミ
ラー3を傾けるための信号はきていないため、ミラー切
り替えリレー14は動作せず、永久磁石10aと電磁石
9aとは吸引力が働き、また、永久磁石10bと電磁石
9bとは反発力が働いており、ミラー3は前進走行時の
状態であり、後方の確認ができる位置となっている。
ラー3を傾けるための信号はきていないため、ミラー切
り替えリレー14は動作せず、永久磁石10aと電磁石
9aとは吸引力が働き、また、永久磁石10bと電磁石
9bとは反発力が働いており、ミラー3は前進走行時の
状態であり、後方の確認ができる位置となっている。
【0026】一方、図15に示す回路の端子Eには、ミ
ラー3を傾けるための信号がきており、ミラー切り替え
リレー14は動作状態であるため、永久磁石10aと電
磁石9aとは反発力が働き、また、永久磁石10bと電
磁石9bとは吸引力が働いており、ミラー3は後輪部の
側部近傍の安全確認ができる位置まで傾いている。
ラー3を傾けるための信号がきており、ミラー切り替え
リレー14は動作状態であるため、永久磁石10aと電
磁石9aとは反発力が働き、また、永久磁石10bと電
磁石9bとは吸引力が働いており、ミラー3は後輪部の
側部近傍の安全確認ができる位置まで傾いている。
【0027】また、図14及び図15に示す遅延回路1
3は、ミラー3の不必要な動作を防止するために設けて
あり、端子Eに、ミラー3を傾けるための信号がきてか
ら、ある一定の時間をおいて、ミラー切り替えリレー1
4が動作するように働く。この遅延回路は取り外すこと
もでき、また、遅延時間は可変にすることも可能であ
る。
3は、ミラー3の不必要な動作を防止するために設けて
あり、端子Eに、ミラー3を傾けるための信号がきてか
ら、ある一定の時間をおいて、ミラー切り替えリレー1
4が動作するように働く。この遅延回路は取り外すこと
もでき、また、遅延時間は可変にすることも可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明のバックミラー装置を装着するこ
とによって、自動車を車庫、駐車場等に出し入れする場
合、あるいは後輪部の側部近傍の安全確認が必要と認め
られる時に、短時間に安全確認ができる。
とによって、自動車を車庫、駐車場等に出し入れする場
合、あるいは後輪部の側部近傍の安全確認が必要と認め
られる時に、短時間に安全確認ができる。
【図1】前進走行時に、本発明のバックミラー装置によ
って与えられる視界を示す説明図
って与えられる視界を示す説明図
【図2】ミラーハウジング全体を傾けた場合に、本発明
のバックミラー装置で与えられる視界を示す説明図
のバックミラー装置で与えられる視界を示す説明図
【図3】ミラーハウジング内のミラーを傾けた場合に、
本発明のバックミラー装置で与えられる視界を示す説明
図
本発明のバックミラー装置で与えられる視界を示す説明
図
【図4】図2に示すバックミラー装置を拡大した拡大斜
視図
視図
【図5】図3に示すバックミラー装置を拡大した拡大斜
視図
視図
【図6】ミラーハウジング内のミラーをソレノイドを使
用して傾けるバックミラー装置で、前進走行時の状態を
表す縦断面図
用して傾けるバックミラー装置で、前進走行時の状態を
表す縦断面図
【図7】図6に示すバックミラー装置で、ミラーハウジ
ング内のミラーを傾けた状態を表す縦断面図
ング内のミラーを傾けた状態を表す縦断面図
【図8】ミラーハウジング内のミラーをソレノイドを使
用して傾けるバックミラー装置で、前進走行時の状態を
表す縦断面図
用して傾けるバックミラー装置で、前進走行時の状態を
表す縦断面図
【図9】図8に示すバックミラー装置で、ミラーハウジ
ング内のミラーを傾けた状態を表す縦断面図
ング内のミラーを傾けた状態を表す縦断面図
【図10】図6及び図8の電気的制御系の回路図
【図11】図7及び図9の電気的制御系の回路図
【図12】ミラーハウジング内のミラーを電磁石を使用
して傾けるバックミラー装置で、前進走行時の状態を表
す縦断面図
して傾けるバックミラー装置で、前進走行時の状態を表
す縦断面図
【図13】図12に示すバックミラー装置で、ミラーハ
ウジング内のミラーを電磁石を使用して傾けた状態を表
す縦断面図
ウジング内のミラーを電磁石を使用して傾けた状態を表
す縦断面図
【図14】図12の電気的制御系の回路図
【図15】図13の電気的制御系の回路図
1 ミラーベース 2 ミラーハウジング 3 ミラー 4 モータハウジング 5 ソレノイド 6 可動コア 7 スプリング 8 ピン 9 電磁石 10 永久磁石 11 プーリ 12 ケーブル 13 遅延回路 14 ミラー切り替えリレー
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車に取り付けられたバックミラー装
置の改良であって、運転席から見た、ミラーの反射領域
が、後方の確認領域となる使用位置と、後輪部の側部近
傍の確認領域となる使用位置とをもち、後方の確認領域
と後輪部の側部近傍の確認領域とを、必要の都度切り換
えて使用することを特徴とするバックミラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36202492A JPH06191349A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 死角解消バックミラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36202492A JPH06191349A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 死角解消バックミラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06191349A true JPH06191349A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18475652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36202492A Pending JPH06191349A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 死角解消バックミラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06191349A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0780266A2 (en) | 1995-12-22 | 1997-06-25 | Atsushi Kuramoto | Door mirror with a small dead angle |
US6672731B2 (en) | 2000-11-20 | 2004-01-06 | Donnelly Corporation | Vehicular rearview mirror with blind spot viewing system |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP36202492A patent/JPH06191349A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0780266A2 (en) | 1995-12-22 | 1997-06-25 | Atsushi Kuramoto | Door mirror with a small dead angle |
US6672731B2 (en) | 2000-11-20 | 2004-01-06 | Donnelly Corporation | Vehicular rearview mirror with blind spot viewing system |
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