JPH05116568A - バツクミラーの視野変更装置 - Google Patents

バツクミラーの視野変更装置

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JPH05116568A
JPH05116568A JP30707691A JP30707691A JPH05116568A JP H05116568 A JPH05116568 A JP H05116568A JP 30707691 A JP30707691 A JP 30707691A JP 30707691 A JP30707691 A JP 30707691A JP H05116568 A JPH05116568 A JP H05116568A
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JP
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rotation
signal
view mirror
lateral
rearview mirror
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JP30707691A
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English (en)
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Koshoku Kan
光 植 韓
Shokan Cho
承 寛 張
Zerai Cho
是 来 趙
Meigi Kin
明 義 金
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】運転者の視界から死角をなるべく除外して衝突
事故あるいは接触事故などの発生を未然に防止する。 【構成】自動車車輌に配設された方向指示灯点灯スイッ
チのオン信号およびオフ信号の少なくとも一方に応じて
制御手段(20A,20B;120A,120B;220A,220B) から出力され
た所定の制御信号に基づき、バックミラー回動手段(20
C;120C;220C)が、自動車車輌に配設された左側バックミ
ラー(12L) および右側バックミラー(12R) の少なくとも
一方を所定の角度だけ死角に向けて回動せしめる。 【効果】死角を削減でき、ひいては走行方向の転換に際
して衝突事故あるいは接触事故などの発生を未然に防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の走行方向転換
に際して左側バックミラーおよび右側バックミラーの少
なくとも一方を死角に向けて自動的に回動せしめてなる
バックミラーの視野変更装置に関し、特に、左折,右
折,車線変更あるいは追越のために方向指示灯点灯スイ
ッチを運転者が操作するに際し左側バックミラーおよび
右側バックミラーの少なくとも一方を死角に向けて回動
せしめることにより、運転者の視界から死角をなるべく
除外して衝突事故あるいは接触事故などの発生を未然に
防止しようとするバックミラーの視野変更装置に関する
ものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のバックミラーの視野変更
装置としては、たとえば、バックミラー (すなわち左側
バックミラーおよび右側バックミラー)の一部に凸面も
しくは傾斜面を形成することにより、自動車車輌の側方
領域に発生する死角を視野内に取り込むように工夫して
なるものが提案されていた。
【0004】
【解決すべき問題点】しかしながら、従来のバックミラ
ーの視野変更装置では、バックミラーの一部に凸面もし
くは傾斜面を形成していたので、(i) 凸面もしくは傾斜
面がバックミラーの全面積に占める割合を大きくできず
死角を十分には除去できない欠点があり、また、(ii)凸
面もしくは傾斜面に映った対象物の像を平面に映った対
象物の像から分離して認識しなければならず運転者が自
動車車輌の周囲状況を迅速に判断することが困難となる
欠点があり、加えて(iii) 視覚障害を起こし易く事故を
誘発し易い欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、これらの欠点を除去す
べく、自動車の走行方向転換に際して左側バックミラー
および右側バックミラーの少なくとも一方を死角に向け
て自動的に回動せしめてなるバックミラーの視野変更装
置に関し、特に、左折,右折,車線変更あるいは追越の
ために方向指示灯点灯スイッチを運転者が操作するに際
し左側バックミラーおよび右側バックミラーの少なくと
も一方を死角に向けて回動せしめることにより、運転者
の視界から死角をなるべく除外して衝突事故あるいは接
触事故などの発生を未然に防止しようとするバックミラ
ーの視野変更装置を提供せんとするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【問題点の解決手段】本発明により提供される問題点の
解決手段は、「 (a) 自動車車輌に配設された方向指示
灯点灯スイッチのオン信号およびオフ信号の少なくとも
一方を入力信号として受け取り所定の制御信号に変換し
て出力するための制御手段(20A,20B;120A,120B;220A,22
0B) と、(b) 制御手段(20A,20B;120A,120B;220A,220B)
から出力された所定の制御信号に応じて制御されてお
り、自動車車輌に配設された左側バックミラーおよび右
側バックミラーの少なくとも一方を所定の角度だけ死角
に向けて回動せしめるためのバックミラー回動手段(20
C;120C;220C) とを備えてなるバックミラーの視野変更
装置」である。
【0008】
【作用】本発明にかかるバックミラーの視野変更装置
は、上述の[問題点の解決手段]の欄に明示したごと
く、(a) 自動車車輌に配設された方向指示灯点灯スイッ
チのオン信号およびオフ信号の少なくとも一方を入力信
号として受け取り所定の制御信号に変換して出力するた
めの制御手段と、(b) 制御手段から出力された所定の制
御信号に応じて制御されており、自動車車輌に配設され
た左側バックミラーおよび右側バックミラーの少なくと
も一方を所定の角度だけ死角に向けて回動せしめるため
のバックミラー回動手段とを備えいるので、 (i) 死角を削減する作用をなし、ひいては (ii) 走行方向の転換に際して事故の発生を抑制する作
用をなす。
【0009】
【実施例】次に、本発明にかかるバックミラーの視野変
更装置について、その好ましい実施例を挙げ、添付図面
を参照しつつ、具体的に説明する。
【0010】しかしながら、以下に説明する実施例は、
本発明の理解を容易化ないし促進化するために記載され
るものであって、本発明を限定するために記載されるも
のではない。
【0011】換言すれば、以下に説明する実施例におい
て開示される各要素は、本発明の精神ならびに技術的範
囲に属する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むも
のである。
【0012】(添付図面の説明)
【0013】図1は、本発明にかかるバックミラーの視
野変更装置の第1の実施例を示すためのブロック回路図
であって、特に、左側バックミラー12L を左側横方向回
動手段23L および左側縦方向回動手段24L によって横方
向ならびに縦方向に回動せしめ、かつ右側バックミラー
12R を右側横方向回動手段23R および右側縦方向回動手
段24R 駆動モータによって横方向ならびに縦方向に回動
せしめる場合を示している。
【0014】図2は、図1に示した実施例ならびに図4
に示した実施例の動作を説明するためのフローチャート
である。
【0015】図3は、図1に示した実施例,図4に示し
た実施例ならびに図4に示した実施例の動作を説明する
ための説明図であって、特に、走行中の自動車車輌10
配設された左側バックミラー12L および右側バックミラ
ー12R の回動と死角との関係を示している。
【0016】図4は、本発明にかかるバックミラーの視
野変更装置の第2の実施例を示すためのブロック回路図
であって、特に、図1に示した実施例において左側横方
向回動手段23L,左側縦方向回動手段24L,右側横方向回動
手段23R および右側縦方向回動手段24R がそれぞれ左側
横方向回動モータ123L,左側縦方向回動モータ124L,右
側横方向回動モータ123Rおよび右側縦方向回動モータ12
4Rで形成されている場合を示している。
【0017】図5は、図4に示した実施例に含まれた電
気回路を具体的に示すための電気回路図である。
【0018】図6は、図4に示した実施例の一部を拡大
して示すための垂直断面図であって、特に、左側バック
ミラー12L のハウジング内に組み込まれた左側横方向回
動モータ123Lおよび左側縦方向回動モータ124Lを示して
いる。
【0019】図7は、図4に示した実施例の一部を拡大
して示すための水平断面図であって、特に、左側バック
ミラー12L のハウジング内に組み込まれた左側横方向回
動モータ123Lおよび左側縦方向回動モータ124Lを示して
いる。
【0020】図8は、図4に示した実施例の一部を拡大
して示すための水平断面図であって、特に、左側バック
ミラー12L のハウジング内に組み込まれた左側横方向回
動モータ123Lを示している。
【0021】図9は、図4に示した実施例の一部を拡大
して示すための水平断面図であって、特に、左側バック
ミラー12L のハウジング内に組み込まれた左側横方向回
動モータ123Lおよび左側縦方向回動モータ124Lに取り付
けられた回転板を示している。
【0022】図10は、本発明にかかるバックミラーの
視野変更装置の第2の実施例を示すためのブロック回路
図であって、特に、図1に示した実施例において左側横
方向回動手段23L,左側縦方向回動手段24L,右側横方向回
動手段23R および右側縦方向回動手段24R がそれぞれ左
側横方向回動ソレノイド223L,左側縦方向回動ソレノイ
ド224L,右側横方向回動ソレノイド223Rおよび右側縦方
向回動ソレノイド224Rで形成されている場合を示してい
る。
【0023】図11は、図10に示した実施例の動作を
説明するためのフローチャートである。
【0024】図12は、図10に示した実施例の一部を
拡大して示すための垂直断面図であって、特に、左側バ
ックミラー12L のハウジング内に組み込まれた左側横方
向回動ソレノイド223Lおよび左側縦方向回動ソレノイド
224Lを示している。
【0025】図13は、図10に示した実施例の一部を
拡大して示すための垂直断面図であって、特に、左側バ
ックミラー12L のハウジング内に組み込まれた左側横方
向回動ソレノイド223Lおよび左側縦方向回動ソレノイド
224Lを示している。
【0026】(第1の実施例の構成)
【0027】まず、図1および図3を参照しつつ、本発
明にかかるバックミラーの視野変更装置の第1の実施例
について、その構成を詳細に説明する。
【0028】20は、本発明にかかるバックミラーの視野
変更装置であって、自動車車輌10に配設された左側方向
指示灯11L および右側方向指示灯11R を点灯せしめるた
めの方向指示灯点灯スイッチSW1 によって発生された左
側方向指示灯点灯信号SL および右側方向指示灯点灯信
号SR と後進ギアの投入されたときオン状態もしくはオ
フ状態となる後進ギア投入検知スイッチSW2 によって発
生された後進ギア投入検知信号SB とが入力されており
左側方向指示灯点灯信号SL もしくは右側方向指示灯点
灯信号SR が与えられたことに応じて横方向回動信号S
H(具体的には左側横方向回動信号SHLあるいは右側横方
向回動信号SHR) を発生して出力しかつ後進ギア投入検
知信号SB が与えられたことに応じて縦方向回動信号S
V を発生して出力しかつ左側方向指示灯点灯信号SL
しくは右側方向指示灯点灯信号SR が与えられなくなっ
たことに応じて横方向回動復帰信号SH * (具体的には左
側横方向回動復帰信号SHL * あるいは右側横方向回動信
号SHR *)を発生して出力しかつ後進ギア投入検知信号S
B が与えられなくたったことに応じて縦方向回動復帰信
号SV *を発生して出力するための制御回路20A と、制御
回路20A の出力端に入力端が接続されており制御回路20
A の出力した横方向回動信号SH もしくは縦方向回動信
号SV に応じて回動制御信号 (すなわち左側横方向回動
制御信号SHL C,右側横方向回動制御信号SHRC,左側縦方
向回動制御信号SVLC あるいは右側横方向回動制御信号
VRC)を発生して出力しかつ制御回路20Aの出力した横
方向回動復帰信号SH *もしくは縦方向回動復帰信号SV *
に応じて回動復帰制御信号 (すなわち左側横方向回動復
帰制御信号SHLC *, 右側横方向回動復帰制御信号
HRC *, 左側縦方向回動復帰制御信号SVLC *あるいは右
側横方向回動復帰制御信号SVR C *) を発生して出力する
ための駆動回路20B と、駆動回路20B の出力端に入力端
が接続されており駆動回路20B の出力した回動制御信号
(すなわち左側横方向回動制御信号SHLC,右側横方向回
動制御信号SHRC,左側縦方向回動制御信号SVLCあるい
は右側縦方向回動制御信号SVRC)に応じて自動車車輌10
に配設された左側バックミラー12L もしくは右側バック
ミラー12R を死角に向けて適宜の角度だけ回動せしめか
つ駆動回路20B の出力した回動復帰制御信号 (すなわち
左側横方向回動復帰制御信号SHLC *, 右側横方向回動復
帰制御信号SHRC *, 左側縦方向回動復帰制御信号SVLC *
あるいは右側横方向回動復帰制御信号SVRC *) に応じて
自動車車輌10に配設された左側バックミラー12L もしく
は右側バックミラー12R を当初の通常位置に向けて回動
せしめるためのバックミラー回動手段20C と、バックミ
ラー回動手段20C に付設されており左側バックミラー12
Lもしくは右側バックミラー12R が回動したことを検知
して検知結果を制御回路20A に与えるための回動検知手
段20D とを、備えている。ちなみに、横方向回動とは、
水平方向への回動をいい、左折,右折もしくは車線変更
などの走行方向転換に際し自動車車輌10の側方に発生し
た死角に向けて左側バックミラー12L もしくは右側バッ
クミラー12R を適宜の角度だけ回動せしめ、かつ左側バ
ックミラー12L もしくは右側バックミラー12R を当初の
通常位置に向けて回動せしめることをいう。また、縦方
向回動とは、上下方向への回動をいい、後進などの走行
方向転換に際し自動車車輌10の後方に発生した死角に向
けて左側バックミラー12L および右側バックミラー12R
を適宜の角度だけ回動せしめ、かつ左側バックミラー12
L もしくは右側バックミラー12R を当初の通常位置に向
けて回動せしめることをいう。
【0029】制御回路20A は、たとえば、自動車車輌10
に配設された左側方向指示灯11L および右側方向指示灯
11R を点灯せしめるための方向指示灯点灯スイッチSW1
によって発生された左側方向指示灯点灯信号SL および
右側方向指示灯点灯信号SRと後進ギアの投入されたと
きオン状態となる後進ギア投入検知スイッチSW2 によっ
て発生された後進ギア投入検知信号SB とが入力されて
おり左側方向指示灯点灯信号SL もしくは右側方向指示
灯点灯信号SR が与えられたことに応じて横方向回動信
号SH(具体的には左側横方向回動信号SHLあるいは右側
横方向回動信号SHR) を発生して出力しかつ後進ギア投
入検知信号SB が与えられたことに応じて縦方向回動信
号SV を発生して出力しかつ左側方向指示灯点灯信号S
L もしくは右側方向指示灯点灯信号SR が与えられなく
なったことに応じて横方向回動復帰信号SH * (具体的に
は左側横方向回動復帰信号SHL * あるいは右側横方向回
動復帰信号SHR *)を発生して出力しかつ後進ギア投入検
知信号SB が与えられなくなったことに応じて縦方向回
動復帰信号SV *を発生して出力するためのマイクロプロ
セッサ21によって形成されている。
【0030】駆動回路20B は、制御回路20A のマイクロ
プロセッサ21の出力端に入力端が接続されており横方向
回動信号SH(具体的には左側横方向回動信号SHLあるい
は右側横方向回動信号SHR) に応じて左側横方向回動制
御信号SHLC および右側横方向回動制御信号SHRC を発
生して出力しかつ横方向回動復帰信号SH * (具体的には
左側横方向回動復帰信号SHL * あるいは右側横方向回動
復帰信号SHR *)に応じて左側横方向回動復帰制御信号S
HLC *および右側横方向回動復帰制御信号SHRC *を発生し
て出力するための横方向駆動回路22H と、制御回路20A
のマイクロプロセッサ21の出力端に入力端が接続されて
おり縦方向回動信号SV に応じて左側縦方向回動制御信
号SVLC および右側縦方向回動制御信号SVRC を発生し
て出力しかつ縦方向回動復帰信号SV *に応じて左側縦方
向回動復帰制御信号SVLC *および右側縦方向回動復帰制
御信号SVRC *を発生して出力するための縦方向駆動回路
22V とを、備えている。
【0031】バックミラー回動手段20C は、自動車車輌
10に配設された左側バックミラー12L のハウジング内に
収容されかつ横方向駆動回路22H の一方の出力端に入力
端が接続されており横方向駆動回路22H の発生した左側
横方向回動制御信号SHLC に応じて左側バックミラー12
L を自動車車輌10の左側方に発生した死角に向けて横方
向 (すなわち水平方向) に適宜の角度だけ回動せしめか
つ横方向駆動回路22Hの発生した左側横方向回動復帰制
御信号SHLC *に応じて左側バックミラー12L を当初の通
常位置に向けて横方向 (すなわち水平方向) に回動せし
めるための左側横方向回動手段23L と、自動車車輌10
配設された右側バックミラー12R のハウジング内に収容
されかつ横方向駆動回路22H の他方の出力端に入力端が
接続されており横方向駆動回路22H の発生した右側横方
向回動制御信号SHRC に応じて右側バックミラー12R を
自動車車輌10の右側方に発生した死角に向けて横方向に
適宜の角度だけ回動せしめかつ横方向駆動回路22H の発
生した右側横方向回動復帰制御信号SHRC *に応じて右側
バックミラー12R を当初の通常位置に向けて横方向に回
動せしめるための右側横方向回動手段23R と、自動車車
10に配設された左側バックミラー12L のハウジング内
に収容されかつ縦方向駆動回路22V の一方の出力端に入
力端が接続されており縦方向駆動回路22V の発生した左
側縦方向回動制御信号SVLC に応じて左側バックミラー
12L を自動車車輌10の左後方に発生した死角に向けて縦
方向 (すなわち上下方向) に適宜の角度だけ回動せしめ
かつ縦方向駆動回路22V の発生した左側縦方向回動復帰
制御信号SVLC *に応じて左側バックミラー12L を当初の
通常位置に向けて縦方向 (すなわち上下方向) に回動せ
しめるための左側縦方向回動手段24L と、自動車車輌10
に配設された右側バックミラー12R のハウジング内に収
容されかつ縦方向駆動回路22V の他方の出力端に入力端
が接続されており縦方向駆動回路22V の発生した右側縦
方向回動制御信号SVRC に応じて右側バックミラー12R
を自動車車輌10の右後方に発生した死角に向けて縦方向
に適宜の角度だけ回動せしめかつ縦方向駆動回路22V の
発生した右側縦方向回動復帰制御信号SVRC *に応じて右
側バックミラー12R を当初の通常位置に向けて縦方向に
回動せしめるための右側縦方向回動手段24R とを、備え
ている。
【0032】回動検知手段20D は、左側バックミラー12
L のハウジング内に収容されており左側バックミラー12
L が横方向に向けて回動したことを検知して検知結果を
制御回路20A のマイクロプロセッサ21に与えるための左
側バックミラー横方向回動検知手段25L と、左側バック
ミラー12L のハウジング内に収容されており左側バック
ミラー12L が縦方向に向けて回動したことを検知して検
知結果を制御回路20Aのマイクロプロセッサ21に与える
ための左側バックミラー縦方向回動検知手段26L と、右
側バックミラー12R のハウジング内に収容されており右
側バックミラー12R が横方向に向けて回動したことを検
知して検知結果を制御回路20A のマイクロプロセッサ21
に与えるための右側バックミラー横方向回動検知手段25
R と、右側バックミラー12R のハウジング内に収容され
ており右側バックミラー12R が縦方向に向けて回動した
ことを検知して検知結果を制御回路20A のマイクロプロ
セッサ21に与えるための右側バックミラー縦方向回動検
知手段26R とを、備えている。回動検知手段20D(すなわ
ち左側バックミラー横方向回動検知手段25L,左側バック
ミラー縦方向回動検知手段26L,右側バックミラー横方向
回動検知手段25R および右側バックミラー縦方向回動検
知手段26R)は、それぞれ、光センサあるいは可変抵抗を
利用したガルバノセンサなどで形成されておれば、好ま
しい。
【0033】(第1の実施例の作用)
【0034】また、図1ないし図3を参照しつつ、本発
明にかかるバックミラーの視野変更装置の第1の実施例
について、その作用を詳細に説明する。
【0035】バックミラーの横方向回動
【0036】自動車車輌10を運転中の運転者Dが右折,
左折あるいは車線変更などの走行方向転換に際し転換方
向を表示する目的で方向指示灯点灯スイッチSW1 を投入
すると、左側方向指示灯11L あるいは右側方向指示灯11
R が点灯され、かつ左側方向指示灯点灯信号SLあるい
は右側方向指示灯点灯信号SR が発生されて制御回路20
A に与えられる。
【0037】制御回路20A は、左側方向指示灯点灯信号
L あるいは右側方向指示灯点灯信号SR に応じて横方
向回動信号SH(すなわち左側横方向回動信号SHLあるい
は右側横方向回動信号SHR) を発生し、駆動回路20B の
横方向駆動回路22H に与える。
【0038】駆動回路20B の横方向駆動回路22H は、横
方向回動信号SH(すなわち左側横方向回動信号SHLある
いは右側横方向回動信号SHR) に応じて左側横方向回動
制御信号SHLC あるいは右側横方向回動制御信号SHRC
を発生し、バックミラー回動手段20C の左側横方向回動
手段23L あるいは右側横方向回動手段23R に与える。
【0039】バックミラー回動手段20C の左側横方向回
動手段23Lは、左側横方向回動制御信号SHLC に応じて
自動車車輌10の左側バックミラー12L を適宜の角度BL
−AL だけ死角HL に向けて回動せしめる。これに伴な
って、運転者Dは、自動車車輌10の左側方に発生した死
角HL にある障害物 (たとえば他の自動車車輌10L)を視
認可能となる。
【0040】バックミラー回動手段20C の右側横方向回
動手段23Rは、右側横方向回動制御信号SHRC に応じて
自動車車輌10の右側バックミラー12R を適宜の角度BR
−AR だけ死角HR に向けて回動せしめる。これに伴な
って、運転者Dは、自動車車輌10の右側方に発生した死
角HR にある障害物 (たとえば他の自動車車輌10R)を視
認可能となる。
【0041】回動検知手段20D の左側バックミラー横方
向回動検知手段25L および右側バックミラー横方向回動
検知手段25R は、左側バックミラー12L および右側バッ
クミラー12R が横方向に回動したか否かを検知し、検知
結果を制御回路20A に与える。
【0042】制御回路20A は、回動検知手段20D の左側
バックミラー横方向回動検知手段25L および右側バック
ミラー横方向回動検知手段25R から与えられた検知結果
に応じて左側バックミラー12L あるいは右側バックミラ
ー12R が横方向に適宜の角度だけ回動したか否かを判断
し、左側バックミラー12L あるいは右側バックミラー12
R が横方向に適宜の角度だけ回動したことが判断できる
と、横方向回動信号SH(すなわち左側横方向回動信号S
HLあるいは右側横方向回動信号SHR) を発生することを
停止する。
【0043】これに伴なって、駆動回路20B の方向駆動
回路22H は、左側横方向回動制御信号SHLC あるいは右
側横方向回動制御信号SHRC を発生することを停止す
る。
【0044】バックミラー回動手段20C の左側横方向回
動手段23Lは、左側横方向回動制御信号SHLC が与えら
れないので、自動車車輌10の左側バックミラー12L を適
宜の回動位置に保持する。
【0045】バックミラー回動手段20C の右側横方向回
動手段23Rは、右側横方向回動制御信号SHRC が与えら
れないので、自動車車輌10の右側バックミラー12R を適
宜の回動位置に保持する。
【0046】自動車車輌10の右折,左折あるいは車線変
更などの走行方向転換が終了されるに伴なって方向指示
灯点灯スイッチSW1 が遮断されると、左側方向指示灯11
L あるいは右側方向指示灯11R が滅灯され、かつ左側方
向指示灯点灯信号SL あるいは右側方向指示灯点灯信号
R が発生されなくなる。
【0047】制御回路20A は、これに伴なって、横方向
回動復帰信号SH * (すなわち左側横方向回動復帰信号S
HL * あるいは右側横方向回動復帰信号SHR *)を発生し、
駆動回路20B の横方向駆動回路22H に与える。
【0048】駆動回路20B の横方向駆動回路22H は、横
方向回動復帰信号SH * (すなわち左側横方向回動復帰信
号SHL * あるいは右側横方向回動復帰信号SHR *)に応じ
て左側横方向回動復帰制御信号SHLC *あるいは右側横方
向回動復帰制御信号SHRC *を発生し、バックミラー回動
手段20C の左側横方向回動手段23L あるいは右側横方向
回動手段23R に与える。
【0049】バックミラー回動手段20C の左側横方向回
動手段23Lは、左側横方向回動復帰制御信号SHLC *に応
じて自動車車輌10の左側バックミラー12L を当初の通常
位置に向けて回動せしめる。
【0050】バックミラー回動手段20C の右側横方向回
動手段23Rは、右側横方向回動復帰制御信号SHRC *に応
じて自動車車輌10の右側バックミラー12R を当初の通常
位置に向けて回動せしめる。
【0051】回動検知手段20D の左側バックミラー横方
向回動検知手段25L および右側バックミラー横方向回動
検知手段25R は、左側バックミラー12L および右側バッ
クミラー12R が横方向に回動したか否かを検知し、検知
結果を制御回路20A に与えている。
【0052】制御回路20A は、回動検知手段20D の左側
バックミラー横方向回動検知手段25L および右側バック
ミラー横方向回動検知手段25R から与えられた検知結果
に応じて左側バックミラー12L あるいは右側バックミラ
ー12R が横方向に当初の通常位置まで回動したか否かを
判断し、左側バックミラー12L あるいは右側バックミラ
ー12R が横方向に当初の通常位置まで回動したことが判
断できると、横方向回動復帰信号SH * (すなわち左側横
方向回動復帰信号SHL * あるいは右側横方向回動復帰信
号SHR *)を発生することを停止する。
【0053】これに伴なって、駆動回路20B の横方向駆
動回路22Hは、左側横方向回動復帰制御信号SHLC *ある
いは右側横方向回動復帰制御信号SHRC *を発生すること
を停止する。
【0054】バックミラー回動手段20C の左側横方向回
動手段23Lは、左側横方向回動復帰制御信号SHLC *が与
えられないので、自動車車輌10の左側バックミラー12L
を当初の正常位置に保持する。
【0055】バックミラー回動手段20C の右側横方向回
動手段23Rは、右側横方向回動復帰制御信号SHRC *が与
えられないので、自動車車輌10の右側バックミラー12R
を当初の正常位置に保持する。
【0056】以上により、本発明にかかるバックミラー
の視野変更装置20におけるバックミラーの横方向回動が
実行される。
【0057】バックミラーの縦方向回動
【0058】自動車車輌10を運転中の運転者Dが後進に
際し後進ギアを投入すると、後進ギア投入検知信号SB
が発生されて制御回路20A に与えられる。
【0059】制御回路20A は、後進ギア投入検知信号S
B に応じて縦方向回動信号SV を発生し、駆動回路20B
の縦方向駆動回路23H に与える。
【0060】駆動回路20B の縦方向駆動回路23H は、縦
方向回動信号SV に応じて左側縦方向回動制御信号S
VLC および右側縦方向回動制御信号SVRC を発生し、バ
ックミラー回動手段20C の左側縦方向回動手段24L およ
び右側縦方向回動手段24R に与える。
【0061】バックミラー回動手段20C の左側縦方向回
動手段24Lは、左側縦方向回動制御信号SVLC に応じて
自動車車輌10の左側バックミラー12L を縦方向に適宜の
角度だけ死角に向けて回動せしめる。
【0062】バックミラー回動手段20C の右側縦方向回
動手段24Rは、右側縦方向回動制御信号SVRC に応じて
自動車車輌10の右側バックミラー12R を縦方向に適宜の
角度だけ死角に向けて回動せしめる。
【0063】回動検知手段20D の左側バックミラー縦方
向回動検知手段26L および右側バックミラー縦方向回動
検知手段26R は、左側バックミラー12L および右側バッ
クミラー12R が縦方向に回動したか否かを検知し、検知
結果を制御回路20A に与えている。
【0064】制御回路20A は、回動検知手段20D の左側
バックミラー縦方向回動検知手段26L および右側バック
ミラー縦方向回動検知手段26R から与えられた検知結果
に応じて左側バックミラー12L および右側バックミラー
12R が縦方向に適宜の角度だけ回動したか否かを判断
し、左側バックミラー12L および右側バックミラー12R
が縦方向に適宜の角度だけ回動したことが判断できる
と、縦方向回動信号SV を発生することを停止する。
【0065】これに伴なって、駆動回路20B の縦方向駆
動回路22Vは、左側縦方向回動制御信号SVLC および右
側縦方向回動制御信号SVRC を発生することを停止す
る。
【0066】バックミラー回動手段20C の左側縦方向回
動手段24Lは、左側縦方向回動制御信号SVLC が与えら
れないので、自動車車輌10の左側バックミラー12L を適
宜の回動位置に保持する。
【0067】バックミラー回動手段20C の右側縦方向回
動手段24Rは、右側縦方向回動制御信号SVRC が与えら
れないので、自動車車輌10の右側バックミラー12R を適
宜の回動位置に保持する。
【0068】自動車車輌10の後進が終了されるに伴なっ
て後進ギアが遮断されると、後進ギア投入検知信号SB
が発生されなくなる。
【0069】制御回路20A は、これに伴なって、縦方向
回動復帰信号SV *を発生し、駆動回路20B の縦方向駆動
回路22Vに与える。
【0070】駆動回路20B の縦方向駆動回路22V は、縦
方向回動復帰信号SV *に応じて左側縦方向回動復帰制御
信号SHLC *および右側縦方向回動復帰制御信号SHRC *
発生し、バックミラー回動手段20C の左側縦方向回動手
段24L および右側縦方向回動手段24R に与える。
【0071】バックミラー回動手段20C の左側縦方向回
動手段24Lは、左側縦方向回動復帰制御信号SHLC *に応
じて自動車車輌10の左側バックミラー12L を当初の通常
位置に向けて回動せしめる。
【0072】バックミラー回動手段20C の右側縦方向回
動手段24Rは、右側縦方向回動復帰制御信号SHRC *に応
じて自動車車輌10の右側バックミラー12R を当初の通常
位置に向けて回動せしめる。
【0073】回動検知手段20D の左側バックミラー縦方
向回動検知手段26L および右側バックミラー縦方向回動
検知手段26R は、左側バックミラー12L および右側バッ
クミラー12R が縦方向に回動したか否かを検知し、検知
結果を制御回路20A に与えている。
【0074】制御回路20A は、回動検知手段20D の左側
バックミラー縦方向回動検知手段26L および右側バック
ミラー縦方向回動検知手段26R から与えられた検知結果
に応じて左側バックミラー12L および右側バックミラー
12R が縦方向に当初の通常位置まで回動したか否かを判
断し、左側バックミラー12L および右側バックミラー12
R が縦方向に当初の通常位置まで回動したことが判断で
きると、縦方向回動復帰信号SH *を発生することを停止
する。
【0075】これに伴なって、駆動回路20B の縦方向駆
動回路22Vは、左側縦方向回動復帰制御信号SHLC *およ
び右側縦方向回動復帰制御信号SHRC *を発生することを
停止する。
【0076】バックミラー回動手段20C の左側縦方向回
動手段24Lは、左側縦方向回動復帰制御信号SVLC *が与
えられないので、自動車車輌10の左側バックミラー12L
を当初の正常位置に保持する。
【0077】バックミラー回動手段20C の右側縦方向回
動手段24Rは、右側縦方向回動復帰制御信号SVRC *が与
えられないので、自動車車輌10の右側バックミラー12R
を当初の正常位置に保持する。
【0078】以上により、本発明にかかるバックミラー
の視野変更装置20におけるバックミラーの縦方向回動が
実行される。
【0079】(第2の実施例の構成)
【0080】更に、図4ないし図9を参照しつつ、本発
明にかかるバックミラーの視野変更装置の第2の実施例
について、その構成を詳細に説明する。
【0081】120 は、本発明にかかるバックミラーの視
野変更装置であって、自動車車輌10に配設された左側方
向指示灯11L および右側方向指示灯11R を点灯せしめる
ための方向指示灯点灯スイッチSW1 によって発生された
左側方向指示灯点灯信号SLおよび右側方向指示灯点灯
信号SR と後進ギアの投入されたときオン状態もしくは
オフ状態となる後進ギア投入検知スイッチSW2 によって
発生された後進ギア投入検知信号SB とが入力されてお
り左側方向指示灯点灯信号SL もしくは右側方向指示灯
点灯信号SR が与えられたことに応じて横方向回動信号
H(具体的には左側横方向回動信号SHLあるいは右側横
方向回動信号SHR) を発生して出力しかつ後進ギア投入
検知信号SB が与えられたことに応じて縦方向回動信号
V を発生して出力しかつ左側方向指示灯点灯信号SL
もしくは右側方向指示灯点灯信号SR が与えられなくな
ったことに応じて横方向回動復帰信号SH * (具体的には
左側横方向回動復帰信号SHL * あるいは右側横方向回動
信号SHR *)を発生して出力しかつ後進ギア投入検知信号
B が与えられなくたったことに応じて縦方向回動復帰
信号SV *を発生して出力するための制御回路120Aと、制
御回路120Aの出力端に入力端が接続されており制御回路
120Aの出力した横方向回動信号SH もしくは縦方向回動
信号SV に応じて回動制御信号 (すなわち左側横方向回
動制御信号SHLC,右側横方向回動制御信号SHRC,左側縦
方向回動制御信号SVLC あるいは右側横方向回動制御信
号SVRC)を発生して出力しかつ制御回路120Aの出力した
横方向回動復帰信号SH *もしくは縦方向回動復帰信号S
V *に応じて回動復帰制御信号 (すなわち左側横方向回動
復帰制御信号SHLC *, 右側横方向回動復帰制御信号SHR
C *, 左側縦方向回動復帰制御信号SVLC *あるいは右側横
方向回動復帰制御信号SVRC *) を発生して出力するため
の駆動回路120Bと、駆動回路120Bの出力端に入力端が接
続されており駆動回路120Bの出力した回動制御信号(す
なわち左側横方向回動制御信号SHLC,右側横方向回動制
御信号SHRC,左側縦方向回動制御信号SVL C あるいは右
側縦方向回動制御信号SVRC)に応じて自動車車輌10に配
設された左側バックミラー12L もしくは右側バックミラ
ー12R を死角に向けて適宜の角度だけ回動せしめかつ駆
動回路120Bの出力した回動復帰制御信号 (すなわち左側
横方向回動復帰制御信号SHLC *, 右側横方向回動復帰制
御信号SHRC *, 左側縦方向回動復帰制御信号SVLC *ある
いは右側横方向回動復帰制御信号SVRC *) に応じて自動
車車輌10に配設された左側バックミラー12L もしくは右
側バックミラー12Rを当初の通常位置に向けて回動せし
めるためのバックミラー回動手段120Cと、バックミラー
回動手段120Cに付設されており左側バックミラー12L も
しくは右側バックミラー12R が回動したことを検知して
検知結果を制御回路120Aに与えるための回動検知手段12
0Dとを、備えている。ちなみに、横方向回動とは、水平
方向への回動をいい、左折,右折もしくは車線変更など
の走行方向転換に際し自動車車輌10の側方に発生した死
角に向けて左側バックミラー12L もしくは右側バックミ
ラー12R を適宜の角度だけ回動せしめ、かつ左側バック
ミラー12L もしくは右側バックミラー12R を当初の通常
位置に向けて回動せしめることをいう。また、縦方向回
動とは、上下方向への回動をいい、後進などの走行方向
転換に際し自動車車輌10の後方に発生した死角に向けて
左側バックミラー12L および右側バックミラー12R を適
宜の角度だけ回動せしめ、かつ左側バックミラー12L も
しくは右側バックミラー12R を当初の通常位置に向けて
回動せしめることをいう。
【0082】制御回路120Aは、たとえば、自動車車輌10
に配設された左側方向指示灯11L および右側方向指示灯
11R を点灯せしめるための方向指示灯点灯スイッチSW1
によって発生された左側方向指示灯点灯信号SL および
右側方向指示灯点灯信号SRと後進ギアの投入されたと
きオン状態となる後進ギア投入検知スイッチSW2 によっ
て発生された後進ギア投入検知信号SB とが入力されて
おり左側方向指示灯点灯信号SL もしくは右側方向指示
灯点灯信号SR が与えられたことに応じて横方向回動信
号SH(具体的には左側横方向回動信号SHLあるいは右側
横方向回動信号SHR) を発生して出力しかつ後進ギア投
入検知信号SB が与えられたことに応じて縦方向回動信
号SV を発生して出力しかつ左側方向指示灯点灯信号S
L もしくは右側方向指示灯点灯信号SR が与えられなく
なったことに応じて横方向回動復帰信号SH * (具体的に
は左側横方向回動復帰信号SHL * あるいは右側横方向回
動復帰信号SHR *)を発生して出力しかつ後進ギア投入検
知信号SB が与えられなくなったことに応じて縦方向回
動復帰信号SV *を発生して出力するためのマイクロプロ
セッサ121 によって形成されている。マイクロプロセッ
サ121 の入力端には、方向指示灯点灯スイッチSW1 がバ
ッファ回路BF1,BF2 を介して接続され、かつ後進ギア投
入検知スイッチSW2 がバッファ回路BF3 を介して接続さ
れている。マイクロプロセッサ121 には、回動検知手段
120Dの光センサ355L1,355L2;356L1,356L2;355R1,355R2;
356R1,356R2;357L1,357L2;358L1,358L2;357R1,357R2;35
8R1,358R2 もしくはプリセット抵抗(図示せず)を利用
してバックミラー回動手段120Cの左側横方向回動モータ
123L,右側横方向回動モータ123R,左側縦方向回動モー
タ124Lならびに右側縦方向回動モータ124Rを動作せしめ
ることを選択するための選択スイッチSW3 が配設されて
いてもよい。
【0083】駆動回路120Bは、制御回路120Aのマイクロ
プロセッサ121 の出力端に入力端が接続されており横方
向回動信号SH(具体的には左側横方向回動信号SHLある
いは右側横方向回動信号SHR) に応じて左側横方向回動
制御信号SHLC および右側横方向回動制御信号SHRC
発生して出力しかつ横方向回動復帰信号SH * (具体的に
は左側横方向回動復帰信号SHL * あるいは右側横方向回
動復帰信号SHR *)に応じて左側横方向回動復帰制御信号
HLC *および右側横方向回動復帰制御信号SHR C *を発生
して出力するための横方向モータ駆動回路122Hと、制御
回路120Aのマイクロプロセッサ121 の出力端に入力端が
接続されており縦方向回動信号SV に応じて左側縦方向
回動制御信号SVLC および右側縦方向回動制御信号S
VRC を発生して出力しかつ縦方向回動復帰信号SV *に応
じて左側縦方向回動復帰制御信号SVLC *および右側縦方
向回動復帰制御信号SVRC *を発生して出力するための縦
方向モータ駆動回路122Vとを、備えている。横方向モー
タ駆動回路122Hは、たとえば、マイクロプロセッサ121
の出力端に入力端が接続されており集積回路 (いわゆる
IC) からなるたスイッチング回路SC1 で形成される。
縦方向モータ駆動回路122Vは、たとえば、マイクロプロ
セッサ121 の出力端に入力端が接続されており集積回路
(いわゆるIC) からなるスイッチング回路SC2 で形成
される。スイッチング回路SC1,SC2 には、出力端から過
電流が出力されたとき導通されるトランジスタQ1 〜Q
4 と、トランジスタQ1 〜Q4 の出力端に入力端が接続
されかつ出力端がマイクロプロセッサ121 の入力端に接
続されたアンドゲートADとからなる保護回路を、配設し
てもよい。
【0084】バックミラー回動手段120Cは、自動車車輌
10に配設された左側バックミラー12L のハウジング内に
収容されかつ横方向モータ駆動回路122Hの一方の出力端
に入力端が接続されており横方向モータ駆動回路122Hの
発生した左側横方向回動制御信号SHLC に応じて左側バ
ックミラー12L を自動車車輌10の左側方に発生した死角
に向けて横方向 (すなわち水平方向) に適宜の角度だけ
回動せしめかつ横方向モータ駆動回路122Hの発生した左
側横方向回動復帰制御信号SHLC *に応じて左側バックミ
ラー12L を当初の通常位置に向けて横方向 (すなわち水
平方向) に回動せしめるための左側横方向回動モータ12
3Lと、自動車車輌10に配設された右側バックミラー12R
のハウジング内に収容されかつ横方向モータ駆動回路12
2Hの他方の出力端に入力端が接続されており横方向モー
タ駆動回路122Hの発生した右側横方向回動制御信号S
HRC に応じて右側バックミラー12R を自動車車輌10の右
側方に発生した死角に向けて横方向に適宜の角度だけ回
動せしめかつ横方向モータ駆動回路122Hの発生した右側
横方向回動復帰制御信号SHRC *に応じて右側バックミラ
ー12R を当初の通常位置に向けて横方向に回動せしめる
ための右側横方向回動モータ123Rと、自動車車輌10に配
設された左側バックミラー12L のハウジング内に収容さ
れかつ縦方向モータ駆動回路122Vの一方の出力端に入力
端が接続されており縦方向モータ駆動回路122Vの発生し
た左側縦方向回動制御信号SVLC に応じて左側バックミ
ラー12L を自動車車輌10の左後方に発生した死角に向け
て縦方向(すなわち上下方向) に適宜の角度だけ回動せ
しめかつ縦方向モータ駆動回路122Vの発生した左側縦方
向回動復帰制御信号SVLC *に応じて左側バックミラー12
Lを当初の通常位置に向けて縦方向 (すなわち上下方向)
に回動せしめるための左側縦方向回動モータ124Lと、
自動車車輌10に配設された右側バックミラー12R のハウ
ジング内に収容されかつ縦方向モータ駆動回路122Vの他
方の出力端に入力端が接続されており縦方向モータ駆動
回路122Vの発生した右側縦方向回動制御信号SVRC に応
じて右側バックミラー12R を自動車車輌10の右後方に発
生した死角に向けて縦方向に適宜の角度だけ回動せしめ
かつ縦方向モータ駆動回路122Vの発生した右側縦方向回
動復帰制御信号SVRC *に応じて右側バックミラー12R を
当初の通常位置に向けて縦方向に回動せしめるための右
側縦方向回動モータ124Rとを、備えている。左側横方向
回動モータ123L,右側横方向回動モータ123R,左側縦方
向回動モータ124Lならびに右側縦方向回動モータ124Rの
出力軸には、ウォーム342L,342R;343L,343R が配設され
ている。ウォーム342L,342R;343L,343R には、ウォーム
ギア345L,345R;346L,346R が噛み合わされており、ウォ
ーム342L,342R;343L,343R の回転に伴なって進退され
る。ウォームギア345L,345R;346L,346R は、左側バック
ミラー12L の背面に配設された回転軸347L,347R;348L,3
48R に対して取り付けられており、左側横方向回動モー
タ123L,右側横方向回動モータ123R,左側縦方向回動モ
ータ124Lならびに右側縦方向回動モータ124Rの出力軸ひ
いてはウォーム342L,342R;343L,343R の回転に伴なって
左側バックミラー12L および右側バックミラー12R が回
動するよう駆動軸341L,341R;344L,344R を伸縮せしめ
る。ちなみに、左側横方向回動モータ123L,右側横方向
回動モータ123R,左側縦方向回動モータ124Lならびに右
側縦方向回動モータ124Rなどは、左側バックミラー12L
および右側バックミラー12R のハウジング内に配設され
たケーシング361L,361R に収容されており、駆動軸341
L,341R;344L,344R の先端部が貫通して左側バックミラ
ー12L および右側バックミラー12R の背面まで延長され
ている。駆動軸341L,341R;344L,344R の基部は、ケーシ
ング361L,361R に配設された回転軸345L,345R;346L,346
R によって伸縮自在に保持されている。
【0085】回動検知手段120Dは、左側バックミラー12
L のハウジング内に収容されており左側バックミラー12
L が横方向に向けて回動したことを検知して検知結果を
制御回路120Aのマイクロプロセッサ121 に与えるための
左側バックミラー横方向回動検知手段125Lと、左側バッ
クミラー12L のハウジング内に収容されており左側バッ
クミラー12L が縦方向に向けて回動したことを検知して
検知結果を制御回路120Aのマイクロプロセッサ121 に与
えるための左側バックミラー縦方向回動検知手段126L
と、右側バックミラー12R のハウジング内に収容されて
おり右側バックミラー12R が横方向に向けて回動したこ
とを検知して検知結果を制御回路120Aのマイクロプロセ
ッサ121 に与えるための右側バックミラー横方向回動検
知手段125Rと、右側バックミラー12R のハウジング内に
収容されており右側バックミラー12R が縦方向に向けて
回動したことを検知して検知結果を制御回路120Aのマイ
クロプロセッサ121 に与えるための右側バックミラー縦
方向回動検知手段126Rとを、備えている。回動検知手段
120D (すなわち左側バックミラー横方向回動検知手段12
5L, 左側バックミラー縦方向回動検知手段126L, 右側バ
ックミラー横方向回動検知手段125Rおよび右側バックミ
ラー縦方向回動検知手段126R) は、それぞれ、光センサ
あるいは可変抵抗を利用したガルバノセンサなどで形成
されておれば、好ましい。左側バックミラー横方向回動
検知手段125L,右側バックミラー横方向回動検知手段12
5R,左側バックミラー縦方向回動検知手段126Lならびに
右側バックミラー縦方向回動検知手段126Rは、左側横方
向回動モータ123L,右側横方向回動モータ123R,左側縦
方向回動モータ124Lならびに右側縦方向回動モータ124R
の出力軸にそれぞれ配設された回転板351L,351R;352L,3
52R によって形成されている。回転板351L,351R;352L,3
52R には、外周縁にそって一定の角度間隔をおいて複数
の光透過孔361が形成され、かつ所定の半径 (すなわち
基準線Q) 上に対し光透過孔361 から所定の間隔をおい
て原点位置を示すための他の光透過孔362 が形成されて
いる。回転板351L,351R の両側には、光センサ355L1,35
5L2;356L1,356L2;355R1,355R2;356R1,356R2 が配設され
ている。回転板352L,352R の両側には、光センサ357L1,
357L2;358L1,358L2;357R1,357R2;358R1,358R2 が配設さ
れている。光透過孔361,362 は、光を透過できればよい
ので、実際に貫通孔とされている必要はない。
【0086】(第2の実施例の作用)
【0087】また、図2ないし図9を参照しつつ、本発
明にかかるバックミラーの視野変更装置の第2の実施例
について、その作用を詳細に説明する。
【0088】バックミラーの横方向回動
【0089】自動車車輌10を運転中の運転者Dが右折,
左折あるいは車線変更などの走行方向転換に際し転換方
向を表示する目的で方向指示灯点灯スイッチSW1 を投入
すると、左側方向指示灯11L あるいは右側方向指示灯11
R が点灯され、かつ左側方向指示灯点灯信号SLあるい
は右側方向指示灯点灯信号SR が発生されて制御回路12
0Aに与えられる。
【0090】制御回路120Aは、左側方向指示灯点灯信号
L あるいは右側方向指示灯点灯信号SR に応じて横方
向回動信号SH(すなわち左側横方向回動信号SHLあるい
は右側横方向回動信号SHR) を発生し、駆動回路120Bの
横方向モータ駆動回路122Hに与える。
【0091】駆動回路120Bの横方向モータ駆動回路122H
は、横方向回動信号SH(すなわち左側横方向回動信号S
HLあるいは右側横方向回動信号SHR) に応じて左側横方
向回動制御信号SHLC あるいは右側横方向回動制御信号
HRC を発生し、バックミラー回動手段120Cの左側横方
向回動モータ123Lあるいは右側横方向回動モータ123Rに
与える。
【0092】バックミラー回動手段120Cの左側横方向回
動モータ123Lは、左側横方向回動制御信号SHLC に応じ
て自動車車輌10の左側バックミラー12L を適宜の角度B
L −AL だけ死角HL に向けて回動せしめる。これに伴
なって、運転者Dは、自動車車輌10の左側方に発生した
死角HL にある障害物 (たとえば他の自動車車輌10L)を
視認可能となる。
【0093】バックミラー回動手段120Cの右側横方向回
動モータ123Rは、右側横方向回動制御信号SHRC に応じ
て自動車車輌10の右側バックミラー12R を適宜の角度B
R −AR だけ死角HR に向けて回動せしめる。これに伴
なって、運転者Dは、自動車車輌10の右側方に発生した
死角HR にある障害物 (たとえば他の自動車車輌10R)を
視認可能となる。
【0094】回動検知手段120Dの左側バックミラー横方
向回動検知手段125Lおよび右側バックミラー横方向回動
検知手段125Rは、左側バックミラー12L および右側バッ
クミラー12R が横方向に回動したか否かを検知し、検知
結果を制御回路120Aに与える。
【0095】制御回路120Aは、回動検知手段120Dの左側
バックミラー横方向回動検知手段125Lおよび右側バック
ミラー横方向回動検知手段125Rから与えられた検知結果
に応じて左側バックミラー12L あるいは右側バックミラ
ー12R が横方向に適宜の角度だけ回動したか否かを判断
し、左側バックミラー12L あるいは右側バックミラー12
R が横方向に適宜の角度だけ回動したことが判断できる
と、横方向回動信号SH(すなわち左側横方向回動信号S
HLあるいは右側横方向回動信号SHR) を発生することを
停止する。
【0096】これに伴なって、駆動回路120Bの方向駆動
回路122Hは、左側横方向回動制御信号SHLC あるいは右
側横方向回動制御信号SHRC を発生することを停止す
る。
【0097】バックミラー回動手段120Cの左側横方向回
動モータ123Lは、左側横方向回動制御信号SHLC が与え
られないので、自動車車輌10の左側バックミラー12L を
適宜の回動位置に保持する。
【0098】バックミラー回動手段120Cの右側横方向回
動モータ123Rは、右側横方向回動制御信号SHRC が与え
られないので、自動車車輌10の右側バックミラー12R を
適宜の回動位置に保持する。
【0099】自動車車輌10の右折,左折あるいは車線変
更などの走行方向転換が終了されるに伴なって方向指示
灯点灯スイッチSW1 が遮断されると、左側方向指示灯11
L あるいは右側方向指示灯11R が滅灯され、かつ左側方
向指示灯点灯信号SL あるいは右側方向指示灯点灯信号
R が発生されなくなる。
【0100】制御回路120Aは、これに伴なって、横方向
回動復帰信号SH * (すなわち左側横方向回動復帰信号S
HL * あるいは右側横方向回動復帰信号SHR *)を発生し、
駆動回路120Bの横方向モータ駆動回路122Hに与える。
【0101】駆動回路120Bの横方向モータ駆動回路122H
は、横方向回動復帰信号SH * (すなわち左側横方向回動
復帰信号SHL * あるいは右側横方向回動復帰信号SHR *)
に応じて左側横方向回動復帰制御信号SHLC *あるいは右
側横方向回動復帰制御信号SHRC *を発生し、バックミラ
ー回動手段120Cの左側横方向回動モータ123Lあるいは右
側横方向回動モータ123Rに与える。
【0102】バックミラー回動手段120Cの左側横方向回
動モータ123Lは、左側横方向回動復帰制御信号SHLC *
応じて自動車車輌10の左側バックミラー12L を当初の通
常位置に向けて回動せしめる。
【0103】バックミラー回動手段120Cの右側横方向回
動モータ123Rは、右側横方向回動復帰制御信号SHRC *
応じて自動車車輌10の右側バックミラー12R を当初の通
常位置に向けて回動せしめる。
【0104】回動検知手段120Dの左側バックミラー横方
向回動検知手段125Lおよび右側バックミラー横方向回動
検知手段125Rは、左側バックミラー12L および右側バッ
クミラー12R が横方向に回動したか否かを検知し、検知
結果を制御回路120Aに与えている。
【0105】制御回路120Aは、回動検知手段120Dの左側
バックミラー横方向回動検知手段125Lおよび右側バック
ミラー横方向回動検知手段125Rから与えられた検知結果
に応じて左側バックミラー12L あるいは右側バックミラ
ー12R が横方向に当初の通常位置まで回動したか否かを
判断し、左側バックミラー12L あるいは右側バックミラ
ー12R が横方向に当初の通常位置まで回動したことが判
断できると、横方向回動復帰信号SH * (すなわち左側横
方向回動復帰信号SHL * あるいは右側横方向回動復帰信
号SHR *)を発生することを停止する。
【0106】これに伴なって、駆動回路120Bの横方向モ
ータ駆動回路122Hは、左側横方向回動復帰制御信号S
HLC *あるいは右側横方向回動復帰制御信号SHRC *を発生
することを停止する。
【0107】バックミラー回動手段120Cの左側横方向回
動モータ123Lは、左側横方向回動復帰制御信号SHLC *
与えられないので、自動車車輌10の左側バックミラー12
L を当初の正常位置に保持する。
【0108】バックミラー回動手段120Cの右側横方向回
動モータ123Rは、右側横方向回動復帰制御信号SHRC *
与えられないので、自動車車輌10の右側バックミラー12
R を当初の正常位置に保持する。
【0109】以上により、本発明にかかるバックミラー
の視野変更装置120 におけるバックミラーの横方向回動
が実行される。
【0110】バックミラーの縦方向回動
【0111】自動車車輌10を運転中の運転者Dが後進に
際し後進ギアを投入すると、後進ギア投入検知信号SB
が発生されて制御回路120Aに与えられる。
【0112】制御回路120Aは、後進ギア投入検知信号S
B に応じて縦方向回動信号SV を発生し、駆動回路120B
の縦方向駆動回路123Hに与える。
【0113】駆動回路120Bの縦方向駆動回路123Hは、縦
方向回動信号SV に応じて左側縦方向回動制御信号S
VLC および右側縦方向回動制御信号SVRC を発生し、バ
ックミラー回動手段120Cの左側縦方向回動モータ124Lお
よび右側縦方向回動モータ124Rに与える。
【0114】バックミラー回動手段120Cの左側縦方向回
動モータ124Lは、左側縦方向回動制御信号SVLC に応じ
て自動車車輌10の左側バックミラー12L を縦方向に適宜
の角度だけ死角に向けて回動せしめる。
【0115】バックミラー回動手段120Cの右側縦方向回
動モータ124Rは、右側縦方向回動制御信号SVRC に応じ
て自動車車輌10の右側バックミラー12R を縦方向に適宜
の角度だけ死角に向けて回動せしめる。
【0116】回動検知手段120Dの左側バックミラー縦方
向回動検知手段126Lおよび右側バックミラー縦方向回動
検知手段126Rは、左側バックミラー12L および右側バッ
クミラー12R が縦方向に回動したか否かを検知し、検知
結果を制御回路120Aに与えている。
【0117】制御回路120Aは、回動検知手段120Dの左側
バックミラー縦方向回動検知手段126Lおよび右側バック
ミラー縦方向回動検知手段126Rから与えられた検知結果
に応じて左側バックミラー12L および右側バックミラー
12R が縦方向に適宜の角度だけ回動したか否かを判断
し、左側バックミラー12L および右側バックミラー12R
が縦方向に適宜の角度だけ回動したことが判断できる
と、縦方向回動信号SV を発生することを停止する。
【0118】これに伴なって、駆動回路120Bの縦方向モ
ータ駆動回路122Vは、左側縦方向回動制御信号SVLC
よび右側縦方向回動制御信号SVRC を発生することを停
止する。
【0119】バックミラー回動手段120Cの左側縦方向回
動モータ124Lは、左側縦方向回動制御信号SVLC が与え
られないので、自動車車輌10の左側バックミラー12L を
適宜の回動位置に保持する。
【0120】バックミラー回動手段120Cの右側縦方向回
動モータ124Rは、右側縦方向回動制御信号SVRC が与え
られないので、自動車車輌10の右側バックミラー12R を
適宜の回動位置に保持する。
【0121】自動車車輌10の後進が終了されるに伴なっ
て後進ギアが遮断されると、後進ギア投入検知信号SB
が発生されなくなる。
【0122】制御回路120Aは、これに伴なって、縦方向
回動復帰信号SV *を発生し、駆動回路120Bの縦方向モー
タ駆動回路122Vに与える。
【0123】駆動回路120Bの縦方向モータ駆動回路122V
は、縦方向回動復帰信号SV *に応じて左側縦方向回動復
帰制御信号SHLC *および右側縦方向回動復帰制御信号S
HRC *を発生し、バックミラー回動手段120Cの左側縦方向
回動モータ124Lおよび右側縦方向回動モータ124Rに与え
る。
【0124】バックミラー回動手段120Cの左側縦方向回
動モータ124Lは、左側縦方向回動復帰制御信号SHLC *
応じて自動車車輌10の左側バックミラー12L を当初の通
常位置に向けて回動せしめる。
【0125】バックミラー回動手段120Cの右側縦方向回
動モータ124Rは、右側縦方向回動復帰制御信号SHRC *
応じて自動車車輌10の右側バックミラー12R を当初の通
常位置に向けて回動せしめる。
【0126】回動検知手段120Dの左側バックミラー縦方
向回動検知手段126Lおよび右側バックミラー縦方向回動
検知手段126Rは、左側バックミラー12L および右側バッ
クミラー12R が縦方向に回動したか否かを検知し、検知
結果を制御回路120Aに与えている。
【0127】制御回路120Aは、回動検知手段120Dの左側
バックミラー縦方向回動検知手段126Lおよび右側バック
ミラー縦方向回動検知手段126Rから与えられた検知結果
に応じて左側バックミラー12L および右側バックミラー
12R が縦方向に当初の通常位置まで回動したか否かを判
断し、左側バックミラー12L および右側バックミラー12
R が縦方向に当初の通常位置まで回動したことが判断で
きると、縦方向回動復帰信号SH *を発生することを停止
する。
【0128】これに伴なって、駆動回路120Bの縦方向モ
ータ駆動回路122Vは、左側縦方向回動復帰制御信号S
HLC *および右側縦方向回動復帰制御信号SHRC *を発生す
ることを停止する。
【0129】バックミラー回動手段120Cの左側縦方向回
動モータ124Lは、左側縦方向回動復帰制御信号SVLC *
与えられないので、自動車車輌10の左側バックミラー12
L を当初の正常位置に保持する。
【0130】バックミラー回動手段120Cの右側縦方向回
動モータ124Rは、右側縦方向回動復帰制御信号SVRC *
与えられないので、自動車車輌10の右側バックミラー12
R を当初の正常位置に保持する。
【0131】以上により、本発明にかかるバックミラー
の視野変更装置120におけるバックミラーの縦方向回動
が実行される。
【0132】(第3の実施例の構成)
【0133】更に、図10ないし図12を参照しつつ、
本発明にかかるバックミラーの視野変更装置の第3の実
施例について、その構成を詳細に説明する。
【0134】220 は、本発明にかかるバックミラーの視
野変更装置であって、自動車車輌10に配設された左側方
向指示灯11L および右側方向指示灯11R を点灯せしめる
ための方向指示灯点灯スイッチSW1 によって発生された
左側方向指示灯点灯信号SLおよび右側方向指示灯点灯
信号SR が入力されており左側方向指示灯点灯信号SL
もしくは右側方向指示灯点灯信号SR が与えられたこと
に応じて横方向回動信号SH(具体的には左側横方向回動
信号SHLあるいは右側横方向回動信号SHR) を発生して
出力しかつ左側方向指示灯点灯信号SL もしくは右側方
向指示灯点灯信号SR が与えられなくなったことに応じ
て横方向回動信号SH(具体的には左側横方向回動信号S
HLあるいは右側横方向回動信号SHR) を発生することを
停止するための制御回路220Aと、制御回路220Aの出力端
に入力端が接続されており制御回路220Aが横方向回動信
号SH を発生することに応じて回動制御信号 (すなわち
左側横方向回動制御信号SHLC あるいは右側横方向回動
制御信号SHRC)を発生して出力しかつ制御回路220Aが横
方向回動信号SH を発生することを停止したことに応じ
て回動制御信号 (すなわち左側横方向回動制御信号S
HLC あるいは右側横方向回動制御信号SHRC)を発生する
ことを停止するための駆動回路220Bと、駆動回路220Bの
出力端に入力端が接続されており駆動回路220Bが回動制
御信号 (すなわち左側横方向回動制御信号SHLC あるい
は右側横方向回動制御信号SHRC)を発生することに応じ
て自動車車輌10に配設された左側バックミラー12L もし
くは右側バックミラー12R を死角に向けて適宜の角度だ
け回動せしめかつ駆動回路220Bが回動制御信号 (すなわ
ち左側横方向回動制御信号SHLC あるいは右側横方向回
動制御信号SHRC)を発生することを停止したことに応じ
て自動車車輌10に配設された左側バックミラー12L もし
くは右側バックミラー12R を当初の通常位置に向けて回
動せしめるためのバックミラー回動手段220Cとを、備え
ている。ちなみに、横方向回動とは、水平方向への回動
をいい、左折,右折もしくは車線変更などの走行方向転
換に際し自動車車輌10の側方に発生した死角に向けて左
側バックミラー12L もしくは右側バックミラー12R を適
宜の角度だけ回動せしめ、かつ左側バックミラー12L も
しくは右側バックミラー12R を当初の通常位置に向けて
回動せしめることをいう。
【0135】制御回路220Aは、たとえば、自動車車輌10
に配設された左側方向指示灯11L および右側方向指示灯
11R を点灯せしめるための方向指示灯点灯スイッチSW1
によって発生された左側方向指示灯点灯信号SL および
右側方向指示灯点灯信号SRが入力されており左側方向
指示灯点灯信号SL もしくは右側方向指示灯点灯信号S
R が与えられたことに応じて横方向回動信号SH(具体的
には左側横方向回動信号SHLあるいは右側横方向回動信
号SHR) を発生して出力しかつ左側方向指示灯点灯信号
L もしくは右側方向指示灯点灯信号SR が与えられな
くなったことに応じて横方向回動信号SH(具体的には左
側横方向回動信号SHLあるいは右側横方向回動信号
HR) を発生することを停止するためのマイクロプロセ
ッサ221 によって形成されている。
【0136】駆動回路220Bは、制御回路220Aのマイクロ
プロセッサ221 の出力端に入力端が接続されており横方
向回動信号SH(具体的には左側横方向回動信号SHLある
いは右側横方向回動信号SHR) が発生されたことに応じ
て左側横方向回動制御信号SHLC および右側横方向回動
制御信号SHRC を発生して出力しかつ横方向回動信号S
H(具体的には左側横方向回動信号SHLあるいは右側横方
向回動信号SHR) が発生されなくなったことに応じて左
側横方向回動制御信号SHLC および右側横方向回動制御
信号SHRC を発生することを停止するための横方向ソレ
ノイド駆動回路222Hを、備えている。
【0137】バックミラー回動手段220Cは、自動車車輌
10に配設された左側バックミラー12L のハウジング内に
収容されかつ横方向ソレノイド駆動回路222Hの一方の出
力端に入力端が接続されており横方向ソレノイド駆動回
路222Hが左側横方向回動制御信号SHLC を発生すること
に応じて左側バックミラー12L を自動車車輌10の左側方
に発生した死角に向けて横方向 (すなわち水平方向) に
適宜の角度だけ回動せしめかつ横方向ソレノイド駆動回
路222Hが左側横方向回動制御信号SHLC を発生すること
を停止することに応じて左側バックミラー12L を当初の
通常位置に向けて横方向 (すなわち水平方向) に回動せ
しめるための左側横方向回動ソレノイド223Lと、自動車
車輌10に配設された右側バックミラー12R のハウジング
内に収容されかつ横方向ソレノイド駆動回路222Hの他方
の出力端に入力端が接続されており横方向ソレノイド駆
動回路222Hが右側横方向回動制御信号SHRC を発生する
ことに応じて右側バックミラー12R を自動車車輌10の右
側方に発生した死角に向けて横方向に適宜の角度だけ回
動せしめかつ横方向ソレノイド駆動回路222Hが右側横方
向回動制御信号SHRC を発生することを停止することに
応じて右側バックミラー12R を当初の通常位置に向けて
横方向に回動せしめるための右側横方向回動ソレノイド
223Rとを、備えている。左側横方向回動ソレノイド223L
ならびに右側横方向回動ソレノイド223Rは、左側バック
ミラー12L ならびに右側バックミラー12R のハウジング
内に配設された固定板すなわちブラケット421L,421R 上
に配設されており、左側バックミラー12L ならびに右側
バックミラー12Rの背面に取り付けられた回動レバー434
L,434R の一部をプランジャーすなわち駆動杆437L,437R
の斜面で押圧している。回動レバー434L,434R は、固
定板421L,421R に対し枢支軸433L,433R を介して枢支さ
れている。回動レバー434L,434R と固定板421L,421R と
の間には、復帰バネすなわち弾発スプリング435L,435R
が配設されている。固定板421L,421R には、回動レバー
434L,434R の移動距離を制限するためのセッティングス
クリュウすなわち設定ネジ436L,436R が配設されてい
る。
【0138】(第3の実施例の作用)
【0139】また、図2,図3,図10ないし図12を
参照しつつ、本発明にかかるバックミラーの視野変更装
置の第3の実施例について、その作用を詳細に説明す
る。
【0140】自動車車輌10を運転中の運転者Dが右折,
左折あるいは車線変更などの走行方向転換に際し転換方
向を表示する目的で方向指示灯点灯スイッチSW1 を投入
すると、左側方向指示灯11L あるいは右側方向指示灯11
R が点灯され、かつ左側方向指示灯点灯信号SLあるい
は右側方向指示灯点灯信号SR が発生されて制御回路22
0Aに与えられる。
【0141】制御回路220Aは、左側方向指示灯点灯信号
L あるいは右側方向指示灯点灯信号SR に応じて横方
向回動信号SH(すなわち左側横方向回動信号SHLあるい
は右側横方向回動信号SHR) を発生し、駆動回路220Bの
横方向ソレノイド駆動回路222Hに与える。
【0142】駆動回路220Bの横方向ソレノイド駆動回路
222Hは、横方向回動信号SH(すなわち左側横方向回動信
号SHLあるいは右側横方向回動信号SHR) に応じて左側
横方向回動制御信号SHLC あるいは右側横方向回動制御
信号SHRC を発生し、バックミラー回動手段220Cの左側
横方向回動ソレノイド223Lあるいは右側横方向回動ソレ
ノイド223Rに与える。
【0143】バックミラー回動手段220Cの左側横方向回
動ソレノイド223Lは、左側横方向回動制御信号SHLC
応じて自動車車輌10の左側バックミラー12L を適宜の角
度BL −AL だけ死角HL に向けて回動せしめる。これ
に伴なって、運転者Dは、自動車車輌10の左側方に発生
した死角HL にある障害物 (たとえば他の自動車車輌10
L)を視認可能となる。
【0144】バックミラー回動手段220Cの右側横方向回
動ソレノイド223Rは、右側横方向回動制御信号SHRC
応じて自動車車輌10の右側バックミラー12R を適宜の角
度BR −AR だけ死角HR に向けて回動せしめる。これ
に伴なって、運転者Dは、自動車車輌10の右側方に発生
した死角HR にある障害物 (たとえば他の自動車車輌10
R)を視認可能となる。
【0145】自動車車輌10の右折,左折あるいは車線変
更などの走行方向転換が終了されるに伴なって方向指示
灯点灯スイッチSW1 が遮断されると、左側方向指示灯11
L あるいは右側方向指示灯11R が滅灯され、かつ左側方
向指示灯点灯信号SL あるいは右側方向指示灯点灯信号
R が発生されなくなる。
【0146】制御回路220Aは、これに伴なって、横方向
回動信号SH(すなわち左側横方向回動信号SHLあるいは
右側横方向回動信号SHR) を発生することを停止する。
【0147】駆動回路220Bの横方向ソレノイド駆動回路
222Hは、これに伴なって、左側横方向回動制御信号S
HLC あるいは右側横方向回動制御信号SHRC を発生する
ことを停止する。
【0148】バックミラー回動手段220Cの左側横方向回
動ソレノイド223Lは、これに伴なって、自動車車輌10
左側バックミラー12L を当初の通常位置に向けて回動せ
しめる。
【0149】バックミラー回動手段220Cの右側横方向回
動ソレノイド223Rは、これに伴なって自動車車輌10の右
側バックミラー12R を当初の通常位置に向けて回動せし
める。
【0150】以上により、本発明にかかるバックミラー
の視野変更装置220 におけるバックミラーの横方向回動
が実行される。
【0151】(変形例)
【0152】なお、上述の第1,第2の実施例では、後
進ギア投入検知スイッチSW2 が配設されている場合につ
いて説明したが、本発明は、これに限定されるものでは
なく、後進ギア投入検知スイッチSW2 が配設されていな
い場合も包摂している。この場合は、自動車車輌10の速
報に発生する死角のみを除去できるに過ぎないが、通常
これでも十分に効果を奏する。
【0153】また、第3の実施例では、バックミラー回
動手段220Cとして横方向回動ソレノイド223L,223R を採
用しかつ後進ギア投入検知スイッチSW2 が配設されてい
ない場合について説明したが、本発明は、これに限定さ
れるものではなく、バックミラー回動手段として横方向
回動ソレノイドに加え縦方向回動ソレノイドを採用しか
つ後進ギア投入検知スイッチSW2 が配設されている場合
も包摂している。
【0154】
【発明の効果】上述より明らかなように、本発明にかか
るバックミラーの視野変更装置は、[問題点の解決手
段]に明示したごとく、(a) 自動車車輌に配設された方
向指示灯点灯スイッチのオン信号およびオフ信号の少な
くとも一方を入力信号として受け取り所定の制御信号に
変換して出力するための制御手段(20A,20B;120A,120B;2
20A,220B) と、(b) 制御手段(20A,20B;120A,120B;220A,
220B) から出力された所定の制御信号に応じて制御され
ており、自動車車輌に配設された左側バックミラーおよ
び右側バックミラーの少なくとも一方を所定の角度だけ
死角に向けて回動せしめるためのバックミラー回動手段
(20C;120C;220C) とを備えいるので、 (i) 死角を削減できる効果を有し、ひいては (ii) 走行方向の転換に際して事故の発生を抑制できる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバックミラーの視野変更装置の
第1の実施例を示すためのブロック回路図である。
【図2】図1に示した実施例ならびに図4に示した実施
例の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示した実施例,図4に示した実施例なら
びに図4に示した実施例の動作を説明するための説明図
である。
【図4】本発明にかかるバックミラーの視野変更装置の
第2の実施例を示すためのブロック回路図である。
【図5】図4に示した実施例に含まれた電気回路を具体
的に示すための電気回路図である。
【図6】図4に示した実施例の一部を拡大して示すため
の垂直断面図である。
【図7】図4に示した実施例の一部を拡大して示すため
の水平断面図である。
【図8】図4に示した実施例の一部を拡大して示すため
の水平断面図である。
【図9】図4に示した実施例の一部を拡大して示すため
の水平断面図である。
【図10】本発明にかかるバックミラーの視野変更装置
の第2の実施例を示すためのブロック回路図である。
【図11】図10に示した実施例の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図12】図10に示した実施例の一部を拡大して示す
ための垂直断面図である。
【図13】図10に示した実施例の一部を拡大して示す
ための垂直断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・・・・・・・・・・自動車車輌 11L ・・・・・・・・・・・・・・左側方向指示灯 11R ・・・・・・・・・・・・・・右側方向指示灯 12L ・・・・・・・・・・・・・・左側バックミラー 12R ・・・・・・・・・・・・・・右側バックミラー20・・・・・・・・・・・・・・・・・・ バックミラーの視野変更装置 20A ・・・・・・・・・・・・制御回路 20B ・・・・・・・・・・・・駆動回路 20C ・・・・・・・・・・・・バックミラー回動手段 20D ・・・・・・・・・・・・回動位置検知手段 21・・・・・・・・・・・・・・・・マイクロプロセッサ 22H ・・・・・・・・・・・・・・横方向駆動回路 22V ・・・・・・・・・・・・・・縦方向駆動回路 23L ・・・・・・・・・・・・・・左側横方向回動手段 23R ・・・・・・・・・・・・・・右側横方向回動手段 24L ・・・・・・・・・・・・・・左側縦方向回動手段 24R ・・・・・・・・・・・・・・右側縦方向回動手段 25L ・・・・・・・・・・・・・・左側バックミラー横方向回動位置検
知手段 25R ・・・・・・・・・・・・・・右側バックミラー横方向回動位置検
知手段 26L ・・・・・・・・・・・・・・左側バックミラー縦方向回動位置検
知手段 26R ・・・・・・・・・・・・・・右側バックミラー縦方向回動位置検
知手段120 ・・・・・・・・・・・・・・・・バックミラーの視野変更装置 121 ・・・・・・・・・・・・・・マイクロプロセッサ 122H・・・・・・・・・・・・・・横方向駆動回路 122V・・・・・・・・・・・・・・縦方向駆動回路 123L・・・・・・・・・・・・・・左側横方向回動手段 123R・・・・・・・・・・・・・・右側横方向回動手段 124L・・・・・・・・・・・・・・左側縦方向回動手段 124R・・・・・・・・・・・・・・右側縦方向回動手段 125L・・・・・・・・・・・・・・左側バックミラー横方向回動位置検
知手段 125R・・・・・・・・・・・・・・右側バックミラー横方向回動位置検
知手段 126L・・・・・・・・・・・・・・左側バックミラー縦方向回動位置検
知手段 126R・・・・・・・・・・・・・・右側バックミラー縦方向回動位置検
知手段220 ・・・・・・・・・・・・・・・・バックミラーの視野変更装置 221 ・・・・・・・・・・・・・・マイクロプロセッサ 222H・・・・・・・・・・・・・・横方向駆動回路 222V・・・・・・・・・・・・・・縦方向駆動回路 223L・・・・・・・・・・・・・・左側横方向回動手段 223R・・・・・・・・・・・・・・右側横方向回動手段 224L・・・・・・・・・・・・・・左側縦方向回動手段 224R・・・・・・・・・・・・・・右側縦方向回動手段 225L・・・・・・・・・・・・・・左側バックミラー横方向回動位置検
知手段 225R・・・・・・・・・・・・・・右側バックミラー横方向回動位置検
知手段 226L・・・・・・・・・・・・・・左側バックミラー縦方向回動位置検
知手段 226R・・・・・・・・・・・・・・右側バックミラー縦方向回動位置検
知手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図9】
【図12】
【図3】
【図6】
【図7】
【図8】
【図13】
【図4】
【図5】
【図10】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591261196 金 明義 大韓民国ソウル特別市江東区高徳洞市営ア パート19棟105号 (72)発明者 韓 光 植 大韓民国ソウル特別市江東区吉洞草原アパ ート3棟301号 (72)発明者 張 承 寛 大韓民国ソウル特別市端草区良才洞328− 5番地 (72)発明者 趙 是 来 大韓民国ソウル特別市松坡区可楽洞151− 10番地ウオンヒヨンアートビーラ205号 (72)発明者 金 明 義 大韓民国ソウル特別市江東区高徳洞市営ア パート19棟105号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 自動車車輌に配設された方向指示灯点
    灯スイッチのオン信号およびオフ信号の少なくとも一方
    を入力信号として受け取り所定の制御信号に変換して出
    力するための制御手段(20A,20B;120A,120B;220A,220B)
    と、 (b) 制御手段(20A,20B;120A,120B;220A,220B) から出力
    された所定の制御信号に応じて制御されており、自動車
    車輌に配設された左側バックミラー(12L) および右側バ
    ックミラー(12R) の少なくとも一方を所定の角度だけ死
    角に向けて回動せしめるためのバックミラー回動手段(2
    0C;120C;220C) と を備えてなるバックミラーの視野変更装置。
  2. 【請求項2】バックミラー回動手段(20C;120C;220C)
    が、 (a) 左側バックミラー(12L) および右側バックミラー(1
    2R) の背面にそれぞれ取り付けられた回動レバー(434L,
    434R) と、 (b) 枢支軸(433L,433R) と弾発スプリング(353L,353R)
    によって左側バックミラー(12L) および右側バックミラ
    ー(12R) を回動可能に支持するブラケット(421L,421R)
    と、 (c) 回動レバー(434L,434R) の先端部に対して接触する
    面が傾斜面とされてなる駆動杆を有するソレノイド(223
    L,223R)と を包有してなることを特徴とする請求項1に記載のバッ
    クミラーの視野変更装置。
  3. 【請求項3】ブラケット(434L,434R) が、左側バックミ
    ラー(12L) および右側バックミラー(12R) の背面に対し
    先端部が当接可能とされており左側バックミラー(12L)
    および右側バックミラー(12R) の回動範囲を調節するた
    めのセッティングスクリュー(436L,436R) を包有してな
    ることを特徴とする請求項2に記載のバックミラーの視
    野変更装置。
  4. 【請求項4】バックミラー回動手段(20C;120C;220C)
    が、 (a) 出力軸にウォーム(342L,342R) が配設された回動モ
    ータ(123L,123R) と、 (b) ウォーム(342L,342R) と噛み合っており、回転軸(3
    47L,347R) に回動モータ(123L,123R) の回転力を伝達す
    るウォームギア(345L,345R) と、 (c) 回転軸(347L,347R) の回転により進退され、先端部
    が左側バックミラー(12L) および右側バックミラー(12
    R) の背面に連結された駆動軸(341L,341R) と を包有してなることを特徴する請求項1に記載のバック
    ミラーの視野変更装置。
  5. 【請求項5】制御手段(20A,20B;120A,120B;220A,220B)
    が、方向指示灯点灯スイッチの操作に伴なってオンオフ
    動作せしめられるオン・オフ接点で形成されており、方
    向指示灯点灯スイッチの操作に際し、オン・オフ接点が
    “オン”状態となったとき制御信号をバックミラー回動
    手段(20C;120C;220C) に対し直接に供給し、かつオン・
    オフ接点が“オフ”状態となったときバックミラー回動
    手段(20C;120C;220C) が逆動作するかもしくは当初の通
    常位置に復帰するよう他の制御信号を供給してなること
    を特徴とする請求項1に記載のバックミラーの視野変更
    装置。
  6. 【請求項6】制御手段(20A,20B;120A,120B;220A,220B)
    が、 (a) 方向指示灯点灯スイッチの発生したオン信号および
    オフ信号の少なくとも一方を処理するための制御回路(2
    0A;120A;220A) と、 (b) 制御回路(20A;120A;220A) の出力によって制御され
    ており、バックミラー回動手段(20C;120C;220C) の回動
    モータ(123L,123R) を駆動せしめるためのモータ駆動手
    段(120B)と、 (c) バックミラー回動手段(20C;120C;220C) に付設され
    ており、左側バックミラー(12L) および右側バックミラ
    ー(12R) の通常位置および回動角度を検知して制御回路
    (20A;120A;220A) に与えるための検知手段(120D)と を包有してなることを特徴とする請求項1に記載のバッ
    クミラーの視野変更装置。
  7. 【請求項7】制御回路(20A;120A;220A) が、 (a) バッファ(BF1,BF2) を介して方向指示灯点灯スイッ
    チの発生したオン信号およびオフ信号の少なくとも一方
    が入力されており、各種の制御信号を発生するためのマ
    イクロプロセッサ(21;121;221)と、 (b) モータ駆動手段(122H)がマイクロプロセッサ(21;12
    1;221)の出力によって制御されており、左側バックミラ
    ー(12L) に付設された回動モータ(123L)および右側バッ
    クミラー(12R) に付設された回動モータ(123R)を制御す
    るためのスイッチング回路(SC1,SC2) と を包有してなることを特徴とする請求項6に記載のバッ
    クミラーの視野変更装置。
  8. 【請求項8】検知手段(120D)が、 (a) 回動モータ(123L,123R) の出力軸に装着されてお
    り、周縁部にそって第1の光透過孔(361) が所定の角度
    間隔で形成され、かつ基準線上に対し第1の光透過孔(3
    61) に属する1つの光透過孔と隔離されるよう第2の光
    透過孔(362) が形成された回転板 (351L,351R)と、 (b) 基準線上に位置する第1の光透過孔(361) および第
    2の光透過孔(362) を介して互いに対向するよう配置さ
    れており、検知結果を制御回路(20A;120A;220A) に与え
    るための第1および第2の光センサ(355L1,355L2;355
    R1,355R2) と を包有してなることを特徴とする請求項6に記載のバッ
    クミラーの視野変更装置。
  9. 【請求項9】制御手段(20A,20B;120A,120B;220A,220B)
    が、後進ギア投入検知信号を入力信号としており、後進
    ギア投入検知信号に応じて左側バックミラー(12L)およ
    び右側バックミラー(12R) を同時に所定角度だけ縦方向
    に向けて回動させもしくは当初の通常位置に復帰せしめ
    るようバックミラー回動手段(20C;120C;220C) を制御し
    てなることを特徴とする請求項1に記載のバックミラー
    の視野変更装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0780266A2 (en) 1995-12-22 1997-06-25 Atsushi Kuramoto Door mirror with a small dead angle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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