JPH0881666A - 水性エマルジョン - Google Patents
水性エマルジョンInfo
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- JPH0881666A JPH0881666A JP7048072A JP4807295A JPH0881666A JP H0881666 A JPH0881666 A JP H0881666A JP 7048072 A JP7048072 A JP 7048072A JP 4807295 A JP4807295 A JP 4807295A JP H0881666 A JPH0881666 A JP H0881666A
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Abstract
びけん化度95モル%以上の変性ポリビニルアルコール
であり、分散質がエチレン性不飽和単量体の重合体であ
り、かつ30℃,20rpmのB型粘度を5,000〜
10,000mPa・Sに調製した場合の30℃,2r
pmのB型粘度(η2rpm)と30℃,20rpmのB型
粘度(η20rpm)の比(η2rpm/η20rpm)が1〜1.8
である水性エマルジョン。 【効果】 本発明の水性エマルジョンは、構造粘性(流
動性、高速塗工性)、皮膜の耐水性および低温放置安定
性に優れており、紙用、木工用およびプラスチック用の
接着剤;含浸紙用、不織製品用のバインダー;モルタル
の混和剤、モルタルの打継ぎ材、塗料、紙加工および繊
維加工などの分野で好適に用いられる。
Description
る。さらに詳しくは、高速塗工性、耐水性および低温放
置安定性に優れる水性エマルジョンに関する。
下、PVAと略記する)はエチレン性不飽和単量体、特
に酢酸ビニルなどのビニルエステルの乳化重合用保護コ
ロイドとして一般的に用いられている。PVAを保護コ
ロイドに用いて乳化重合して得られたポリビニルエステ
ルを分散質とする水性エマルジョンは、紙、木工および
プラスチックなどの各種接着剤;含浸紙および不織製品
などの各種バインダー;モルタル混和剤、モルタル打継
ぎ材、塗料、紙加工および繊維加工などの多くの分野で
用いられている。
は、けん化度98モル%程度の“完全けん化PVA”と
けん化度88モル%程度の“部分けん化PVA”が知ら
れている。完全けん化PVAを分散剤に使用して乳化重
合して得られたエマルジョンは、耐水性および流動性
(高速塗工性)は比較的良好であるが、水性エマルジョ
ンを低温に放置すると粘度上昇が著しく、ゲル化し易い
という問題がある。一方、部分けん化PVAを分散剤に
使用して乳化重合して得られたエマルジョンは、低温放
置時における粘度上昇やゲル化傾向は改善されるが、皮
膜の耐水性が低く、流動性の低下(塗工速度の変化に伴
う粘度変化および高速塗工時における液の飛散)などの
問題がある。上記の問題点を改良するために、完全けん
化PVAと部分けん化PVAの併用、完全けん化PVA
と部分けん化PVAの中間的なけん化度のPVAの使用
等が行われているが、皮膜の耐水性、高速塗工性、エマ
ルジョン粘度の小さい温度依存性およびエマルジョンの
低温放置安定性を同時に満足するものは見出されていな
い。また、皮膜の耐水性を向上させるために部分けん化
PVAを分散剤に用いて乳化重合して得られたエマルジ
ョンに、尿素樹脂や各種架橋剤の添加も行われている
が、この場合には皮膜の耐水性はある程度改良される
が、粘度が上昇して使用時の作業性が低下するという問
題がある。また、皮膜の耐水性およびエマルジョン粘度
の小さい温度依存性を改良するために、炭素数4以下の
α−オレフィン単位を1〜10モル%含有する変性PV
Aからなる乳化重合用分散剤が知られているが、耐水性
および流動性(高速塗工性)が同時に優れる水性エマル
ジョンが得られていない(特開平6−80709号)。
Aを保護コロイドとする水性エマルジョンの特長(高粘
度、良好な機械的安定性、良好な作業性、高い初期接着
力など)を損なうことなく、流動性(高速塗工性)、耐
水接着性および低温放置安定性に優れた水性エマルジョ
ンを提供することにある。さらに、本発明の目的は、特
に耐水接着性に優れた接着剤を提供することにある。さ
らに、本発明の目的は、上記の良好な物性を有する水性
エマルジョンが得られる乳化重合用分散剤を提供するこ
とにある。
解決すべく鋭意検討した結果、分散剤がエチレン単位含
有量2〜9モル%及びけん化度95モル%以上の変性ポ
リビニルアルコールであり、分散質がエチレン性不飽和
単量体の重合体であり、かつ30℃,20rpmのB型
粘度を5,000〜10,000mPa・S(ミリパス
カル・秒)に調製した場合の30℃,2rpmのB型粘
度(η2rpm)と30℃,20rpmのB型粘度(η
20rpm)の比(η2rpm/η20rpm)が1〜1.8である水
性エマルジョン;該水性エマルジョンからなる接着剤;
ならびにエチレン単位含有量2〜9モル%及びけん化度
95モル%以上の変性ポリビニルアルコールからなるエ
チレン性不飽和単量体の乳化重合用分散剤を見出し、本
発明を完成させるに至った。
性PVAは、エチレン単位含有量2〜9モル%(好まし
くは3〜8モル%)及びけん化度95モル%以上(好ま
しくは95〜99.5モル%、より好ましくは96〜9
9.5モル%)である。エチレン含有量が2モル%未満
の場合には、皮膜の耐水性および低温放置安定性が低下
し、エチレン含有量が9モル%より大の場合には、水溶
性が低下し、安定な水性エマルジョンが得られない。け
ん化度が95モル%未満の場合には、流動性および皮膜
の耐水性が低下し、けん化度が99.5モル%より大の
場合には、乳化重合が困難となり、得られた水性エマル
ジョンの低温放置安定性が低下する。変性PVAの粘度
平均重合度(以下、重合度と略記する)は、100〜8
000が好ましく、300〜3000がより好ましい。
重合度が100未満の場合には、保護コロイドとしての
機能が低下し、重合度が8000より大の場合には、変
性PVAの工業的な製造が難しい。本発明の水性エマル
ジョンを得るためには、分散剤として用いる変性PVA
の界面活性が重要であり、変性PVAの1重量%水溶液
(20℃)の表面張力が52〜61dyne/cmであ
ることが必要である。表面張力が61dyne/cmよ
り大の場合には、界面活性が低下し、安定なエマルジョ
ンが得られない。表面張力が52dyne/cm未満の
場合には、界面活性が高すぎるために流動性に優れたエ
マルジョンが得られない。なお、本発明の水性エマルジ
ョンにおける分散剤としては、前述の変性PVAが用い
られるが、本発明の効果を損なわない範囲で従来公知の
アニオン性、ノニオン性あるいはカチオン性の界面活性
剤や、PVA、ヒドロキシエチルセルロースなどを併用
することもできる。
テルとエチレンとの共重合体をけん化することにより得
られる。ビニルエステルとしては、蟻酸ビニル、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルなどが挙
げられるが、酢酸ビニルが好ましい。
なわない範囲で、エチレン性不飽和単量体を共重合した
ものでも良い。このようなエチレン性不飽和単量体とし
ては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、(無水)フ
タル酸、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、トリメチル−(3−アクリルア
ミド−3−ジメチルプロピル)−アンモニウムクロリ
ド、アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸お
よびそのナトリウム塩、エチルビニルエーテル、ブチル
ビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、
臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビ
ニリデン、テトラフルオロエチレン、ビニルスルホン酸
ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウムなどが挙げら
れる。また、チオール酢酸、メルカプトプロピオン酸な
どのチオール化合物の存在下で、酢酸ビニルなどのビニ
ルエステル系単量体をエチレンと共重合し、それをけん
化することによって得られる末端変性PVAも用いるこ
とができる。本発明の変性PVAは、エチレンのみによ
る変性が最も好ましい。エチレン以外のコモノマーによ
り、本発明の変性PVAをさらに変性する場合には、該
コモノマーの含有量は1モル%未満が好ましく、0.5
モル%未満がより好ましく、0.1モル%未満がさらに
より好ましい。
飽和単量体の重合体としては各種のものがある。分散質
である重合体の原料であるエチレン性不飽和単量体の好
ましい例としては、エチレン、プロピレン、イソブチレ
ンなどのオレフィン;塩化ビニル、フッ化ビニル、ビニ
リデンクロリド、ビニリデンフルオリドなどのハロゲン
化オレフィン;ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル、バーサチック酸ビニルなどのビニルエステル;
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−ヒドロ
キシエチルなどのアクリル酸エステル;メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ドデシル、
メタクリル酸2−ヒドロキシエチルなどのメタクリル酸
エステル;アクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリ
ル酸ジメチルアミノエチルおよびそれらの四級化物;ア
クリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールアク
リルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸およびそのナ
トリウム塩などのアクリルアミド系単量体;スチレン、
α−メチルスチレン、p−スチレンスルホン酸およびそ
のナトリウムまたはカリウム塩などのスチレン系単量
体;N−ビニルピロリドン;ブタジエン、イソプレン、
クロロプレンなどのジエン系単量体が挙げられ、これら
は単独あるいは二種以上併用して用いられる。上記のエ
チレン性不飽和単量体の中でも、ビニルエステル、(メ
タ)アクリル酸エステル、スチレンおよびジエン系単量
体が好ましく、特にビニルエステルの単独使用、エチレ
ンとビニルエステルとの併用およびビニルエステルと
(メタ)アクリル酸エステルの併用が好適である。
0rpmのB型粘度(ブルックフィールド型粘度)を
5,000〜10,000mPa・S(η20rpm)に調
製した場合における30℃,2rpmのB型粘度(η
2rpm)と30℃,20rpmのB型粘度(η20rpm)の
比(η2rpm/η20rpm)が1〜1.8(好ましくは1〜
1.4倍、より好ましくは1〜1.3倍)である。η
2rpm/η20rpm(以下、構造粘性値という)が1.8よ
り大の場合には、エマルジョンの塗工速度が変動した場
合に塗工量の変動が大きくなり、皮膜の耐水性が低下す
る場合がある。なお、B型粘度5,000〜10,00
0mPa・Sの粘度範囲においては、構造粘性値は実質
的に一定となることから、本発明においては、該粘度範
囲の少なくとも1点において、構造粘性値が1〜1.8
であれば良い。
測定するために、30℃,20rpmのB型粘度を5,
000〜10,000mPa・S(η20rpm)に調製す
る方法としては、以下の寸法が好ましい。 (1)水性エマルジョンの粘度が高い場合 水性エマルジョンの濃度および粘度を測定しながら、水
を添加して希釈し、水性エマルジョンの濃度と粘度の関
係を測定することにより、目的とする粘度に調整する。 (2)水性エマルジョンの粘度が低い場合 水性エマルジョンの濃度および粘度を測定しながら、減
圧エバポレーターにより、濃縮することにより、水性エ
マルジョンの濃度と粘度の関係を測定することにより、
目的とする粘度に調整する。なお、本発明において特定
された30℃,20rpmのB型粘度5,000〜1
0,000mPa・Sは、水性エマルジョンを工業的に
塗工する場合の標準的な粘度である。
通常40〜60重量%(好ましくは45〜55重量%)
であり、分散質の粒子径は通常0.01〜5μm(好ま
しくは0.1〜3μm)である。
性PVAを分散剤に用いて、従来公知の重合開始剤の存
在下に、エチレン性不飽和単量体を一時又は連続的に添
加(好ましくは連続的に添加)して、エチレン性不飽和
単量体を乳化重合することにより得られる。重合開始剤
としては、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫
酸ナトリウム、過酸化水素、t−ブチルハイドロパーオ
キサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ジイソプロ
ピルベンゼンハイドロパーオキサイド、過酸化ベンゾイ
ル、ペルオキソホウ酸アンモニウム、アゾビスイソブチ
ロニトリル、2,2−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)2塩酸塩などの公知の重合開始剤が挙げられる。こ
れらの重合開始剤は単独で用いても良く、また、重亜硫
酸ナトリウム、酒石酸、クエン酸、グルコース、L−ア
スコルビン酸、ホルムアルデヒドナトリウムスルホキシ
レート、鉄イオンなどの還元剤と併用することにより、
レッドクス系で用いても良い。重合開始剤の使用量およ
び使用方法としては、従来公知の使用量および使用方法
で良い。また、エチレン性不飽和単量体を、本発明の変
性PVA水溶液を用いて予め乳化したものを、連続的に
重合反応系に添加する方法も採用できる。変性PVAの
使用量については特に制限はないが、エチレン性不飽和
単量体(重合体)100重量部に対して、好ましくは1
〜30重量部、より好ましくは2〜20重量部である。
変性PVAの使用量が1重量部未満または30重量部よ
り大の場合には、重合安定性が低下したり、初期接着力
や耐水接着性が低下することがある。本発明の水性エマ
ルジョンは、上記の方法により得られた水性エマルジョ
ンをそのまま用いることができるが、必要に応じて従来
公知の各種エマルジョンを本発明の効果を損なわない範
囲で併用して用いることができる。
開始前、乳化重合中または乳化重合後に、以下に示す従
来公知の界面活性剤を添加しても良い。界面活性剤とし
ては、オレイン酸カリウム、ヒマシ油カリウム、半硬化
牛脂脂肪酸ナトリウム、半硬化牛脂脂肪酸カリウム、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールア
ミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナ
トリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナ
トリウム、アルキルリン酸カリウム、β−ナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、芳香族スル
ホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ビス
トリデシルスルホコハク酸ナトリウム、ジオクチルスル
ホコハク酸ナトリウム、ジヘキシルスルホコハク酸ナト
リウム、ジシクロヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、
ジアミルスルホコハク酸ナトリウム、ジイソブチルスル
ホコハク酸ナトリウム、イソデシルスルホコハク酸ナト
リウム、スルホコハク酸ジナトリウムエトキシ化アルコ
ール半エステル、スルホコハク酸ジナトリウムエトキシ
化ノニルフェニル半エステル、N−(1,2−ジカルボ
キシエチル)−N−オクタデシルスルホコハク酸アミド
テトラナトリウム、N−オクタデシルスルホコハク酸ア
ミドジナトリウム、ジイソプロピルナフタレンスルホン
酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタ
リン酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤;ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセ
チルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル、オキシエチレン−オキシプ
ロピレンブロックポリマー、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂
肪酸モノグリセライド、ポリエチレングリコール脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンラウリルアミン、ポリオ
キシエチレンステアリルアミンなどのノニオン性界面活
性剤;ステアリルアミンアセテート、ラウリルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウ
ムクロライド、アルキルアミングアニジンポリオキシエ
タノール、アルキルベンジルジメチルアンモニウムクロ
ライドなどのカチオン性界面活性剤;ラウリルベタイ
ン、ステアリルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキ
サイド、ラウリルカルボキシメチルヒドロキシエチルイ
ミダゾリニウムベタインなどの両性界面活性剤;さらに
上記の界面活性剤中に二重結合を導入したラテムルS−
180、S−120(以上、花王株式会社製)、アデカ
リアソープNE−10、アデカリアソープNE−20、
アデカリアソープNE−30、アデカリアソープSE−
10N(以上、旭電化株式会社製)、エレミノールJS
−2(三洋化成株式会社製)、アクアロンRN−20、
アクアロンHS−10(以上、第一工業製薬株式会社
製)などの反応性界面活性剤が挙げられる。界面活性剤
を添加する場合の添加量としては、単量体(分散質の重
合体)100重量部に対して0〜10重量部(好ましく
は0.1〜10重量部、より好ましくは0.5〜5重量
部、さらにより好ましくは1〜5重量部)が挙げられ
る。
中または乳化重合後に、以下に示す従来公知の可塑剤あ
るいは造膜助剤を添加しても良い。可塑剤あるいは造膜
助剤としては、ジメチルフタレート、ジエチルフタレー
ト、ジアミルフタレート、ジブチルフタレート(DB
P)、アセチルクエン酸トリブチル、アジピン酸ジイソ
ブチル、セバチン酸ジブチル、ジメチルグリコールアジ
ペート、ジエチルグリコールアジペート、ジブチルグリ
コールアジペート、ジメチルグリコールセバテート、ジ
エチルグリコールセバテート、ジメチルグリコールフタ
レート、ジエチルグリコールフタレート、ジブチルグリ
コールフタレート、トリクレシルホスフェート、、ジオ
クチルフタレート、テキサノール、ポリエチレングリコ
ールモノフェニルエーテル、ポリプロピレングリコール
モノフェニルエーテル、ベンジルアルコール、ブチルカ
ービトールアセテート、ブチルカービトール、3−メチ
ル−3−メトキシブタノール、エチレングリコール、ア
セチレングリコールブチルセロソルブ、エチレンセロソ
ルブ、塩化ビフェニールが挙げられる。可塑剤あるいは
造膜助剤を添加する場合の添加量としては、単量体(分
散質の重合体)100重量部に対して0〜200重量部
(好ましくは1〜100重量部、より好ましくは5〜2
0重量部)が挙げられる。
後に、以下に示す従来公知の充填剤、フィラーあるいは
顔料を添加しても良い。充填剤、フィラーあるいは顔料
としては、炭酸カルシウム、カオリンクレー、ロウ石ク
レー、タルク、酸化チタン、酸化鉄、パルプ、各種樹脂
粉末、マイカ、セリサイト、ベントナイト、アスベス
ト、けい酸カルシウム、けい酸アルミニウム、けいそう
土、けい石、無水ケイ酸、含水ケイ酸、炭酸マグネシウ
ム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、カーボンブラックが挙げられる。充填剤、フィラー
あるいは顔料添加する場合の添加量としては、分散質の
重合体100重量部に対して1〜200重量部(好まし
くは20〜150重量部、より好ましくは50〜150
重量部)が挙げられる。
後に、以下に示す従来公知の増量剤を添加しても良い。
増量剤としては、カゼイン、グルー、ゼラチン、グルテ
ン、大豆蛋白、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カ
リウム、アルギン酸ナトリウム、アラビヤゴム、トラガ
カントガム、カラヤガム、グアールガム、ローカストビ
ーンガム、アイリッシュモス、大豆レシチン、ペクチン
酸、澱粉、寒天、ベントナイトクレー、ポリアクリル酸
アンモニウム、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸アンモニウム、ポリビニルアル
コール、変性ポリ(ビニルメチルエーテル/無水マレイ
ン酸)、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、
ポリエチレンオキシド、カルボキシル化メチルセルロー
ス、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、キサントゲン酸
セルロース、カルボキシル化澱粉、オレイン酸アンモニ
ウム、けい酸ナトリウムが挙げられる。増量剤添加する
場合の添加量としては、分散質の重合体100重量部に
対して0.1〜100重量部(好ましくは0.5〜50
重量部、より好ましくは1〜20重量部)が挙げられ
る。
の好適な用途である接着剤について説明する。本発明の
接着剤は、基本的には上記の水性エマルジョンからなる
が、必要に応じて、その乾燥性、セット性、粘度、造膜
性などを調整するために、トルエン、パークレン、ジク
ロロベンゼン、トリクロロベンゼンなどの各種有機溶
剤;でんぷん、変性でんぷん、酸化でんぷん、アルギン
酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロ
ース、ヒドロキシメチルセルロース、無水マレイン酸−
イソブテン共重合体、無水マレイン酸−スチレン共重合
体、無水マレイン酸−メチルビニルエーテル共重合体な
どの水溶性高分子;尿素−ホルマリン樹脂、尿素−メラ
ミン−ホルマリン樹脂、フェノール−ホルマリン樹脂な
どの一般に接着剤として使用されている熱硬化性樹脂を
適宜併用することができる。さらに、本発明の接着剤に
は、クレー、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、木粉
などの充填剤;小麦粉などの増量剤;ホウ酸、硫酸アル
ミニウムなどの反応促進剤;酸化チタンなどの顔料、消
泡剤、分散剤、凍結防止剤、防腐剤、防錆剤などの各種
添加剤を適宜添加することができる。
らに詳細に説明する。なお、以下の実施例および比較例
において「部」および「%」は、特に断らない限り重量
基準を意味する。また、得られたエマルジョンの構造粘
性値(高速塗工性、粘度の剪断速度依存性)、耐水接着
性および低温放置安定性は、下記の方法で評価した。
加し、水性エマルジョンの粘度が低い場合には減圧エバ
ポレーターにより濃縮することにより、30℃,20r
pmにおけるB型粘度を5,000〜10,000mP
a・Sに調整し、B型粘度計により、30℃,2rpm
の粘度(η2rpm)と30℃,20rpmの粘度(η
20rpm)を測定し、次式により水性エマルジョンの構造
粘性値を求めた。 水性エマルジョンの構造粘性値=η2rpm/η20rpm 構造粘性値(η2rpm/η20rpm)が1〜1.8のエマル
ジョンは、ニュートニアン粘性を有しており、塗工性が
良好であり、高速塗工が可能となる。
タレート10部を配合して組成物を調整し、ライナー紙
にバーコーターによって、該組成物を50g/m2(w
et塗布量)塗布し、ただちに同種のライナー紙を貼り
合わせ、ハンドローラーによって軽く圧締、接着し、2
0℃、相対湿度(RH)65%下にて24時間養生して
試験体とした。上記試験体を30℃の水中に24時間浸
漬後、試験体をT字剥離して剥離状態を観察して評価し
た。その結果を下記の記号で示す。 ◎:ライナー紙の材破率75%以上 ○:ライナー紙の材破率20〜50% △:接着層における界面剥離 ×:自然剥離(応力をかけないでも剥離した)
ルジョンを100mlのガラス製サンプル管にいれ、0
℃で1日間放置し、0℃で1日間放置後の粘度
(η0deg)と放置前の30℃の粘度(η30deg)との比
(低温増粘倍率=η0deg/η30deg)求めた。測定は、
B型粘度計(20rpm)を用いて、0℃および30℃
で行った。その結果を下記の記号で示す。 ◎:η0deg/η30deg=5.5〜6.4 ○:η0deg/η30deg=7〜10 △:η0deg/η30deg=11〜19 ×:η0deg/η30deg≧20
置した後、ウィルヘルミー法(プレート法)により、表
面張力を測定した。
チレン導入口および開始剤添加口を備えた100リット
ルの加圧反応槽に酢酸ビニル50kgおよび、メタノー
ル9.2kgを仕込み、60℃に昇温した後、30分間
窒素バブリングすることにより系内を窒素置換した。次
いで反応槽圧力が6kg/cm2になるようにエチレン
を仕込み、開始剤として2、2′−アゾビス(4−メト
キシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)の濃度1.4
g/リットルの溶液を調製し、窒素バブリングすること
により窒素置換した。反応槽の内温を60℃に調整した
後、開始剤溶液56mlを注入し、重合を開始した。重
合中はエチレンを導入して、反応槽内の圧力6kg/c
m2および重合温度60℃に維持し、開始剤溶液を18
0ml/hrで連続添加した。6時間後に重合率が40
%に達したところで冷却して重合を停止した。反応槽を
常圧にして脱エチレンした後、窒素ガスをバブリングし
て脱エチレンを完全に行った。次いで減圧下において、
未反応の酢酸ビニルモノマーを除去し、メタノール溶液
とした。次に、20%に調整した変性ポリビニルエステ
ル(PVAc)のメタノール溶液にモル比0.05のN
aOHメタノール溶液(10%濃度)を添加してけん化
した。得られた変性PVAのけん化度は98.0モル%
であった。変性PVAの1%水溶液の表面張力を20℃
で測定したところ57.9dyne/cmであった。ま
た、未反応の酢酸ビニルモノマーを除去して得られた変
性PVAcのメタノール溶液をn−ヘキサンで沈殿さ
せ、、アセトンで溶解する再沈−精製を3回行った後、
60℃で減圧乾燥することにより、精製した変性PVA
cを得た。変性PVAcのアルカリ消費量の測定により
求めたエチレン含有量は5.5モル%であった。変性P
VAcのメタノール溶液をアルカリモル比0.2でけん
化した後、メタノールソックスレーを3日間行い、乾燥
することにより精製した変性PVAを得た。変性PVA
の重合度をJIS−K6726に準じて測定したとこ
ろ、1400であった。また変性PVAの融点を測定し
たところ224℃であった。
下ロート、温度計、窒素導入口を備えた5リットルのガ
ラス製重合容器に、イオン交換水1400g、エチレン
変性PVA(重合度1400、けん化度98.0モル
%、エチレン含有量5.5モル%)225gを仕込み9
5℃で完全に溶解した。次に、変性PVA水溶液を冷却
後pHを4に調整し、塩化第一鉄0.05gを添加し、
窒素置換した後、140rpmで撹拌しながら酢酸ビニ
ル350gを仕込み、60℃に昇温した。次に、0.7
%の過酸化水素水を15ml/hrで、6%のロンガリ
ット水溶液を10ml/hrで連続添加しながら、70
〜80℃で重合を行った。重合開始30分後から酢酸ビ
ニル1400gを3時間にわたって連続的に添加した。
添加終了後、内温を80℃に1時間保持し重合を完結さ
せた。固形分濃度50.4%、粘度23000mPa・
Sの安定なポリ酢酸ビニルの水性エマルジョンが得られ
た。この水性エマルジョンについて、30℃,20rp
mにおける水性エマルジョン粘度が5,000〜10,
000mPa・Sの範囲に調整し、構造粘性値および低
温放置安定性を評価した。その結果を表1および表2に
示す。
実施例1と同様にして酢酸ビニルの乳化重合を行い、得
られた水性エマルジョンを評価した。その結果を表1お
よび表2に示す。
えた1リットルのガラス製重合容器に、イオン交換水4
00g、エチレン変性PVA(重合度1400、けん化
度98.5モル%、エチレン含有量4.5モル%)40
gを仕込み95℃で完全に溶解した。次に、この変性P
VA水溶液を冷却し、窒素置換した後、140rpmで
撹拌しながら酢酸ビニル40gを仕込み、60℃に昇温
した。次に、過酸化水素−酒石酸のレドックス開始剤の
存在下で重合を開始した。重合開始15分後から酢酸ビ
ニル360gを3時間にわたって連続的に添加し、重合
を完結させた。固形分濃度50.4%、粘度4500m
Pa.Sの安定なポリ酢酸ビニルの水性エマルジョンが
得られた。得られた水性エマルジョンの評価結果を表1
および表2に示す。
7モル%、エチレン含有量3.0モル%)21gをイオ
ン交換水290gに加熱溶解し、それを窒素吸込口およ
び温度計を備えた耐圧オートクレーブ中に仕込んだ。希
硫酸でpH=4に調製後、酢酸ビニル300gを仕込
み、次いでエチレンを45kg/cm2Gまで昇圧した
(エチレン共重合量は60gに相当)。温度を60℃ま
で昇温後、過酸化水素−ロンガリット系レドックス開始
剤で重合を開始した。2時間後、残存酢酸ビニル濃度が
0.6%となったところで重合を終了した。固形分濃度
52.6%、粘度6300mPa.Sの安定なポリ(エ
チレン−酢酸ビニル)共重合体の水性エマルジョンが得
られた。得られた水性エマルジョンの評価結果を表1お
よび表2に示す。
えた1リットルのガラス製重合容器に、イオン交換水4
00g、エチレン変性PVA(重合度1000、けん化
度95.0モル%、エチレン含有量6.0モル%)36
gを仕込み、95℃で完全溶解した。次に、この変性P
VA水溶液を冷却し、窒素置換した後、140rpmで
撹拌しながら、酢酸ビニル32gおよびアクリル酸n−
ブチル8gを仕込み、70℃に昇温した後、過硫酸カリ
ウムを開始剤として重合を開始した。重合開始によって
発熱が確認された後、酢酸ビニル288gおよびアクリ
ル酸n−ブチル72gを3時間かけて連続的に添加し、
重合を完結させた。固形分濃度50.0%、粘度200
0mPa・Sの安定なポリ(酢酸ビニル−アクリル酸n
−ブチル)共重合の水性エマルジョンが得られた。得ら
れたの水性エマルジョンの評価結果を表1および表2に
示す。
実施例1と同様にして酢酸ビニルの乳化重合を行い、得
られた水性エマルジョンを評価した。その結果を表3お
よび表4に示す。
例9A:実施例9により得られた水性エマルジョンを使
用、実施例10A:実施例10により得られた水性エマ
ルジョンを使用、実施例11A:実施例11により得ら
れた水性エマルジョンを使用)を用いて下記の方法によ
り、紙用接着剤、木工用接着剤およびプラスチック用接
着剤としての評価を行った。その結果を表5〜7に示
す。
m2(wet塗布量)塗布し、ただちに同様のクラフト
紙を貼り合わせ、ハンドローラーによって軽く圧締、接
着し、20℃、相対湿度(RH)65%下にて24時間
養生して試験体とした。 ・耐水性試験(耐煮沸性) 上記試験体を25mm巾に切断し、未塗布部を上下に開
いて上部を固定し、端に10gの重りをつけて、煮沸水
中に10分間浸漬した後、接着部のはがれた長さを測定
した。
成し、接着力を測定した。 〔接着条件〕 被着材:カバ材−カバ材(マサ目)、含水率8% 塗布量:150g/m2(両面塗布) 堆積時間:1分 圧締条件:20℃、24時間、圧力10kg/cm2 〔測定条件〕 JIS K−6852に準じて圧縮剪断接着強度を測定 常態強度:20℃で7日間養生後、そのままの状態で測
定 耐水強度:20℃で7日間養生後、試験片を20℃の水
に3時間浸漬した後、濡れたままの状態で測定 耐温水強度:20℃で7日間養生後、試験片を60℃の
温水に3時間浸漬した後、20℃の水中で冷却し、濡れ
たままの状態で測定
接着した試験体を作成し、接着力を測定した。 〔接着条件〕 被着材:クラフト紙−延伸ポリプロピレン(OPP)フ
ィルム(20μm) 塗布量:30g/m2 堆積時間:0分 圧締条件:ゴムバンドローラーで軽く圧締 〔測定条件〕 常態:20℃で7日間養生後、手で剥離し、剥離状態を
観察した。 耐水:20℃で7日間養生後、20℃の水中に24時間
浸漬後、手で剥離し、剥離状態を観察した。
(流動性、高速塗工性)、皮膜の耐水性および低温放置
安定性に優れており、紙用、木工用およびプラスチック
用の接着剤;含浸紙用、不織製品用のバインダー;モル
タルの混和剤、モルタルの打継ぎ材、塗料、紙加工およ
び繊維加工などの分野で好適に用いられる。
Claims (3)
- 【請求項1】 分散剤がエチレン単位含有量2〜9モル
%及びけん化度95モル%以上の変性ポリビニルアルコ
ールであり、分散質がエチレン性不飽和単量体の重合体
であり、かつ30℃,20rpmのB型粘度を5,00
0〜10,000mPa・Sに調製した場合の30℃,
2rpmのB型粘度(η2rpm)と30℃,20rpmの
B型粘度(η20rpm)の比(η2rpm/η20rpm)が1〜
1.8である水性エマルジョン。 - 【請求項2】 請求項1記載の水性エマルジョンからな
る接着剤。 - 【請求項3】 エチレン単位含有量2〜9モル%及びけ
ん化度95モル%以上の変性ポリビニルアルコールから
なるエチレン性不飽和単量体の乳化重合用分散剤。
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