JP2002097332A - 水性エマルジョン組成物 - Google Patents
水性エマルジョン組成物Info
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Abstract
ョン組成物を得ること。 【解決手段】 分子内にエチレン単位を1〜20モル
%含有するビニルアルコール系重合体を分散剤とし、ビ
ニルエステル系単量体単位からなる重合体を分散質とす
る水性エマルジョン(A)および非水溶性の脂肪族系エス
テルアルコール(B)からなることを特徴とする水性エマ
ルジョン組成物。
Description
性に優れた水性エマルジョン組成物に関する。
VAと略記することがある)はエチレン性不飽和単量
体、特に酢酸ビニルに代表されるビニルエステル系単量
体の乳化重合用保護コロイドとして広く用いられてお
り、これを保護コロイドとして用いて乳化重合して得ら
れるビニルエステル系水性エマルジョンは紙用、木工用
およびプラスチック用などの各種接着剤、含浸紙用およ
び不織製品用などの各種バインダー、混和剤、打継ぎ
材、塗料、紙加工および繊維加工などの分野で広く用い
られている。このような水性エマルジョンは、PVA系
重合体のけん化度を調整することにより、一般的に粘度
が低く、ニュートニアン流動に近い粘性を有し、比較的
耐水性の良好なものから、一般的に粘度が高く、比較的
エマルジョン粘度の温度依存性が小さいものが得られる
ことから、種々の用途に賞用されてきた。しかしなが
ら、例えば木工用接着剤用途においては、耐水接着力が
低い、接着剤粘度の経時変化が大きい、低温時のエマル
ジョン粘度の上昇が著しいなどの欠点を有しており、こ
れらの性質は乳化重合に用いたPVA系重合体に依ると
ころが大であることが知られている。
A系重合体は、一般的にはけん化度98モル%程度のい
わゆる“完全けん化PVA”とけん化度88モル%程度
の“部分けん化PVA”があり、前者を使用した場合、
比較的耐水性および流動性(高速塗工性)は良好なもの
の、低温放置時のエマルジョン粘度の上昇が著しく、ゲ
ル化し易いという欠点がある。他方、後者のPVA系重
合体を使用した場合、エマルジョンの低温時の粘度上昇
やゲル化性向は改善されるものの耐水性に劣るという欠
点を有している。このような欠点を改良するために、両
者のPVA系重合体の併用、両者の中間的なけん化度の
PVA系重合体の使用等が行われているが、耐水性、エ
マルジョン粘度の低温放置安定性を同時に満足すること
はできなかった。そこで、エチレン単位を含有するビニ
ルアルコール系重合体が提案(特開平11−21529
号公報、特開平11−21380号公報、特開平10−
226774号公報等)され、耐水性と低温放置安定性
が大幅に改善された。しかしながら、エチレン単位を有
するPVAを用いた場合でも、高い耐水性を要求される
場面では不十分な場合があり、また、得られるエマルジ
ョンは熱可塑性樹脂であるが故に耐熱性に劣る欠点があ
るのが現状であった。さらに、従来、ポリ酢酸ビニル系
エマルジョンにおいては造膜温度を調整する目的で可塑
剤として、ジブチルフタレートが広く用いられてきた。
しかし最近、ジブチルフタレートは環境に悪影響を与え
る可能性のある化学物質として忌避される傾向にあり、
また、これを用いたエマルジョン組成物の耐水性、耐熱
性等の物性も十分に満足できるものでないのが現状であ
った。
事情のもとで耐水性、耐熱性に優れた水性エマルジョン
組成物を提供することを目的とするものである。
ましい性質を有する水性エマルジョン組成物を開発すべ
く鋭意研究を重ねた結果、分子内にエチレン単位を1〜
20モル%含有するビニルアルコール系重合体を分散剤
とし、ビニルエステル系単量体単位からなる重合体を分
散質とする水性エマルジョン(A)および非水溶性の脂肪
族系エステルアルコール(B)からなることを特徴とする
水性エマルジョン組成物が上記目的を満足するものであ
ることを見出し、本発明を完成させるに到った。
好適に用いられる水性エマルジョン(A)の分散剤として
用いられる、分子内にエチレン単位を1〜20モル%含
有するビニルアルコール系重合体は、ビニルエステルと
エチレンとの共重合体をけん化することにより得ること
ができる。
ニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビ
ニルなどが挙げられるが、酢酸ビニルが好ましい。
モル%であることが必須であり、好ましくは3〜15モ
ル%、さらに好ましくは5〜12モル%である。エチレ
ン単位の含有量が1モル%未満の場合には、耐水性を満
足する水性エマルジョンが得られず、20モル%を越え
る場合には、水溶性が低下し、安定な水性エマルジョン
が得られない懸念が生じる。
い範囲で共重合可能なエチレン性不飽和単量体を共重合
したものでも良い。このようなエチレン性不飽和単量体
としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、フマル
酸、(無水)マレイン酸、イタコン酸、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリル
アミド、トリメチル−(3−アクリルアミド−3−ジメ
チルプロピル)−アンモニウムクロリド、アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸およびそのナトリウ
ム塩、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、
N−ビニルピロリドン、塩化ビニル、臭化ビニル、フッ
化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデン、テトラ
フルオロエチレン、ビニルスルホン酸ナトリウム、アリ
ルスルホン酸ナトリウムなどが挙げられる。また、チオ
ール酢酸、メルカプトプロピオン酸などのチオール化合
物の存在下で、酢酸ビニルなどのビニルエステル系単量
体を、エチレンと共重合し、それをけん化することによ
って得られる末端変性物も用いることができる。
分子内にエチレン単位を1〜20モル%含有するビニル
アルコール系重合体のけん化度は特に制限されないが、
通常80モル%以上のものが用いられ、好ましくは、9
0モル%以上、さらに好ましくは95モル%以上であ
る。特にけん化度が95モル%以上のものを用いると耐
水性、耐熱性に極めて優れた水性エマルジョン組成物が
得られる。けん化度が80モル%未満の場合には、ビニ
ルアルコール系重合体の水溶性が低下する恐れがある。
該ビニルアルコール系重合体の重合度は、100〜80
00の範囲が好ましく、300〜3000がより好まし
い。重合度が100未満の場合には、PVA保護コロイ
ドとしての特徴が発揮されず、8000を越える場合に
は、該PVA系重合体の工業的な製造に問題がある。
分散質を構成するビニルエステル系単量体からなる重合
体におけるビニルエステル系単量体としては、蟻酸ビニ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニ
ルなどが挙げられるが、酢酸ビニルが好ましい。
エチレン性不飽和単量体およびジエン系単量体を共重合
しても構わない。このような単量体としては、エチレ
ン、プロピレン、イソブチレンなどのオレフィン、塩化
ビニル、フッ化ビニル、ビニリデンクロリド、ビニリデ
ンフルオリドなどのハロゲン化オレフィン、アクリル
酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸2−ヒドロキシエ
チルなどのアクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル
酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ドデシル、メタク
リル酸2−ヒドロキシエチルなどのメタクリル酸エステ
ル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジ
メチルアミノエチルおよびこれらの四級化物、さらに
は、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、 N,N'−ジメチルアクリルアミド、
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸および
そのナトリウム塩などのアクリルアミド系単量体、スチ
レン、α−メチルスチレン、p−スチレンスルホン酸お
よびナトリウム、カリウム塩などのスチレン系単量体、
その他N−ビニルピロリドンなど、また、ブタジエン、
イソプレン、クロロプレンなどのジエン系単量体、さら
に、ジビニルベンゼン、テトラアリロキシエタン、N,N'
−メチレンビス−アクリルアミド、2,2'−ビス(4−ア
クリロキシポリエトキシフェニル)プロパン、 1,3−ブ
チレングリコールジアクリレート、 1,5−ペンタンジオ
ールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリ
レート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアク
リレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポ
リプロピレングリコールジアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレ
ート、アリルメタクリレート、 1,4−ブタンジオールジ
アクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、
1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、ネオペン
チルグリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオ
ールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタク
リレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレート、ジプロピレ
ングリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリコ
ールジメタクリレート、トリメチロールエタントリメタ
クリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレー
ト、2,2−ビス(4−メタクリロキシポリエトキシフェ
ニル)プロパン、メタクリル酸アルミニウム、メタクリ
ル酸亜鉛、メタクリル酸カルシウム、メタクリル酸マグ
ネシウム、N,N'−m−フェニレンビスマレイミド、ジア
リルフタレート、トリアリルシアヌレート、トリアリル
イソシアヌレート、トリアリルトリメリテート、ジアリ
ルクロレンデート、エチレングリコールジグリシジルエ
ーテルアクリレート等の多官能性単量体が挙げられ、こ
れらは単独あるいは二種以上混合して用いられる。これ
らのうち、とくにエチレンをビニルエステル系単量体と
共重合することはひとつの好適な態様である。
化重合は、分子内にエチレン単位を1〜20モル%含有
するビニルアルコール系重合体(以後エチレン変性PV
A系重合体と略記することがある)の水溶液を分散剤に
用い、ビニルエステル系単量体を一時又は連続的に添加
し、過酸化水素、過硫酸アンモニウムおよび過硫酸カリ
ウムなどの重合開始剤を添加して、乳化重合することに
より得られる。また、前記重合開始剤は還元剤と併用
し、レドックス系で用いられる場合もある。その場合、
通常、過酸化水素は酒石酸、L−アスコルビン酸、ロン
ガリットなどと共に用いられる。また、過硫酸アンモニ
ウム、過硫酸カリウムは亜硫酸水素ナトリウム、炭酸水
素ナトリウムなどと共に用いられる。
ついては特に制限はないが、上記ビニルエステル系単量
体単位からなる重合体100重量部に対して好ましくは
3〜20重量部、より好ましくは5〜15重量部の範囲
である。該使用量が3重量部未満および20重量部を越
える場合には、重合安定性が低下したり、水性エマルジ
ョン組成物の放置安定性が低下することがある。
ステルアルコール(B)としては、非水溶性の脂肪族系エ
ステルアルコールであれば特に制限されない。ここで非
水溶性とは20℃の水100cc中に本発明の化合物が
10g以上溶解しないことをいう。例えばプロピレング
リコール−モノ−2−エチルヘキサノエート、ポリプロ
ピレングリコール−モノ−2−エチルヘキサノエート、
プロピレングリコール−モノ−2−メチルヘキサノエー
ト、プロピレングリコール−モノ−2−エチルプロパネ
ート、エチレングリコール−モノ−2−エチルヘキサノ
エート、ポリエチレングリコール−モノ−2−エチルヘ
キサノエート等が挙げられ、商品名としては、四日市合
成(株)製ワイジノールEHP01が挙げられる。
る非水溶性の脂肪族系エステルアルコール(B)の含有量
は特に制限されないが、0.5〜20重量部、より好ま
しくは1〜15重量部、さらに好ましくは2〜10重量
部用いることが望ましい。(A)100重量部に対する(B)
の含有量が0.5重量部未満の場合、低温における水性
エマルジョン組成物の造膜性が低下する恐れがある。一
方、20重量部をこえる場合、水性エマルジョン組成物
から得られる皮膜の強度が低下する恐れがある。
アルコール(B)は、乳化重合の終了した水性エマルジョ
ン(A)に配合して用いる。
があれば、本発明の効果を損なわない範囲で、従来公知
の各種エマルジョン、フィラー、可塑剤を添加して用い
ることができる。なお、本発明の水性エマルジョン組成
物における分散剤としては、前述のエチレン変性PVA
系重合体が用いられるが、必要に応じて、従来公知のア
ニオン性、ノニオン性あるいはカチオン性の界面活性剤
や、PVA系重合体、ヒドロキシエチルセルロースなど
を併用することもできる。
性および耐熱性に優れており、フラッシュパネル、集成
材、ツキ板、合板二次加工用(練り合わせ)、一般木工
等の木工用接着剤あるいは合板などの積層体を作製する
際の接着剤、さらには紙管、合紙等の紙加工用接着剤な
どとして広く用いられる。
らに詳細に説明する。なお、以下の実施例および比較例
において「部」および「%」は、特に断らない限り重量
基準を意味する。
1リットルガラス製重合容器に、イオン交換水300
g、ポリビニルアルコール(以下、PVAと略記する)
−1(重合度1000、けん化度99.0%、エチレン
変性量7.0モル%)26gを仕込み95℃で完全に溶
解した。次に、このPVA水溶液を冷却、窒素置換後、
200rpmで撹拌しながら、60℃に昇温した後、酒
石酸の10%水溶液を4.4gおよび5%過酸化水素水
3gをショット添加後、酢酸ビニル26gを仕込み重合
を開始した。重合開始30分後に初期重合終了を確認し
た。酒石酸の10%水溶液を0.9gおよび5%過酸化
水素水3gを添加後、酢酸ビニル234gを2時間にわ
たって連続的に添加し、重合を完結させた。冷却後、6
0メッシュのステンレス製金網を用いてろ過した。以上
の結果、固形分濃度47.3%のポリ酢酸ビニル系エマ
ルジョン(Em-1)が得られた。
VA−2(重合度1700、けん化度98.0%、エチ
レン変性量4.0モル%)20gを用いた他はエマルジ
ョン製造例1と同様にして固形分濃度47.0%のポリ
酢酸ビニル系エマルジョン(Em-2)が得られた。
チレン単位を含有しないPVA−3(重合度1700、
けん化度98.5%)を用いた他はエマルジョン製造例
1と同様にして固形分濃度47.7%のポリ酢酸ビニル
系エマルジョン(Em-3)が得られた。
100重量部に対してプロピレングリコール−モノ−2
−エチルヘキサノエート(四日市合成(株)製ワイジノ
ールEHP01)4部を添加混合した。この水性エマルジョ
ン組成物の評価を以下の方法により行った。結果を表1
に示す。 (耐熱性、耐水性の評価) (1)耐熱接着力(カバ材の接着) 得られた水性エマルジョン組成物をカバ材(柾目)に1
50g/m2塗布し、はりあわせて7kg/m2の荷重で
16時間圧締し、その後、解圧し、20℃65%RH下
で5日間養生した。この試験片を60℃の乾燥機中に2
4時間放置し、放置直後の圧縮せん断接着強度を20
℃、65%RH下で測定した。 (2)耐水接着力(カバ材の接着) 得られた水性エマルジョン組成物をカバ材(柾目)に1
50g/m2塗布し、はりあわせて7kg/m2の荷重で
16時間圧締し、その後、解圧し、20℃65%RH下
で5日間養生した。養生後、60℃の温水に3時間浸漬
し、ぬれたままの状態で圧縮せん断接着強度を測定し
た。
チルヘキサノエートを用いる代わりにジプロピレングリ
コール−モノ−2−エチルヘキサノエートを用いた他は
実施例1と同様にして得られた水性エマルジョン組成物
の評価を行った。結果を併せて表1に示す。
チルヘキサノエートを用いる代わりにエチレングリコー
ル−モノ−2−エチルヘキサノエートを用いた他は実施
例1と同様にして得られた水性エマルジョン組成物の評
価を行った。結果を併せて表1に示す。
チルヘキサノエートを用いる代わりにジブチルフタレー
ト10部を用いた他は実施例1と同様にして得られた水
性エマルジョン組成物の評価を行った。結果を併せて表
1に示す。
ン製造例2で得られた(Em-2)を用いた他は実施例1と
同様にして得られた水性エマルジョン組成物の評価を行
った。結果を併せて表1に示す。
ン製造例3で得られた(Em-3)を用いた他は実施例1と
同様にして得られた水性エマルジョン組成物の評価を行
った。結果を併せて表1に示す。
水性および耐熱性に優れており、フラッシュパネル、集
成材、ツキ板、合板二次加工用(練り合わせ)、一般木
工等の木工用接着剤あるいは合板などの積層体を作製す
る際の接着剤、紙管、合紙など紙工用の接着剤などとし
て広く用いられる。
Claims (5)
- 【請求項1】 分子内にエチレン単位を1〜20モル
%含有するビニルアルコール系重合体を分散剤とし、ビ
ニルエステル系単量体単位からなる重合体を分散質とす
る水性エマルジョン(A)および非水溶性の脂肪族系エス
テルアルコール(B)からなることを特徴とする水性エマ
ルジョン組成物。 - 【請求項2】 分子内にエチレン単位を1〜20モル
%含有するビニルアルコール系重合体がけん化度95モ
ル%以上のビニルアルコール系重合体である請求項1記
載の水性エマルジョン組成物。 - 【請求項3】 水性エマルジョン(A)100重量部に対
する非水溶性の脂肪族系エステルアルコール(B)の含有
量が0.5〜20重量部である請求項1または2記載の
水性エマルジョン組成物。 - 【請求項4】 非水溶性の脂肪族系エステルアルコー
ル(B)がプロピレングリコール−モノ−2−エチルヘキ
サノエートである請求項1ないし3記載の水性エマルジ
ョン組成物。 - 【請求項5】 請求項1ないし4記載の水性エマルジ
ョン組成物からなることを特徴とする木工用接着剤。
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