JP2001261914A - 酢酸ビニル系ポリマーエマルション組成物 - Google Patents
酢酸ビニル系ポリマーエマルション組成物Info
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- JP2001261914A JP2001261914A JP2000076455A JP2000076455A JP2001261914A JP 2001261914 A JP2001261914 A JP 2001261914A JP 2000076455 A JP2000076455 A JP 2000076455A JP 2000076455 A JP2000076455 A JP 2000076455A JP 2001261914 A JP2001261914 A JP 2001261914A
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Abstract
より、酢酸ビニル系ポリマー水性エマルションの最低造
膜温度を低下させること。 【解決手段】酢酸ビニル系ポリマーエマルションと下記
式(1) 【化1】 [式中、R1 は、炭素原子数4〜12の直鎖又は分岐の
アルキル基、Xは、下記式(2) 【化2】 (2個のRは、同じでも異なってもよい、水素原子、メ
チル基又はエチル基、nは、1〜5の整数を表わす)で
表される2価の基、R2 は、水素原子又は炭素原子数1
〜4のアルキル基である。]で表わされる脂肪酸オキシ
アルキレンエステル化合物とからなる酢酸ビニル系ポリ
マーエマルション組成物。
Description
シアルキレンエステル化合物を造膜温度調整剤(可塑剤
又は造膜助剤と称することもある)として使用する樹脂
組成物に関するものである。
ンの造膜温度調整剤としては、ジブチルフタレート(D
BP)等のフタル酸エステル類や、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタジオール−モノイソブチレート等
のイソブチルアルデヒド系縮合物が知られている。
を反応させた、いわゆるフェニルグリコール系造膜温度
調整剤も、よく知られているところである。例えば、特
公昭46−035493号公報は、フェノールとアルキ
レンオキサイドを反応させたフェニルグリコール系の造
膜温度調整剤を開示している。また、特開平05−33
9549号公報は、耐水性を向上させる造膜温度調整剤
としてフェノールとアルキレンオキサイドを反応させた
ポリアルキレングリコールモノフェニルエーテルを開示
している。
公報は、リンゴ酸等の脂肪酸が造膜温度調整剤として優
れていることを開示している。
ル類については、冬場の使用を想定し、最低造膜温度を
約5℃まで下げるに必要な添加量が、樹脂固形分に対し
て約5重量%と多量になるため、樹脂を過度に可塑化
し、皮膜強度の低下等その性能を損なう恐れがある。
(2)2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオー
ル−モノイソブチレート等のイソブチルアルデヒド系縮
合物に関しては、その臭気が独特であり、建材、家具等
に用いると問題になる場合がある。また、最低造膜温度
を約5℃まで下げるに必要な添加量も、樹脂固形分に対
して約5重量%と多量になり、樹脂を過度に可塑化し、
皮膜強度の低下等その性能を損なう恐れがある。(3)
フェニルグリコール類については、添加量はDBP等の
フタル酸エステル類、2,2,4−トリメチル−1,3
−ペンタジオール−モノイソブチレート等のイソブチル
アルデヒド系縮合物の約半量で、同等の最低造膜温度を
下げる効果が得られる。しかし、近頃は環境に対して芳
香族化合物が問題視されており、芳香族系ではなく脂肪
族系の造膜温度調整剤が望まれている。(4)脂肪酸に
ついては、フェニルグリコール類と同等の最低造膜温度
を下げる効果が得られる。しかし、刺激性の強い脂肪酸
をエマルションに直接添加することは安全面からして好
ましくなく、また酸臭の発生、反応器への影響等様々な
問題点があり、優れた性能を持ちながらもその利用はあ
まりなされていなかった。
面に配慮し、非芳香族化合物である特定の脂肪酸エステ
ル化合物を造膜温度調整剤として使用し、少量添加で最
低造膜温度を低下させた、酢酸ビニル系ポリマーエマル
ション組成物を提供することにある。
検討した結果、下記一般式(1)
鎖又は分岐のアルキル基、Xは、下記式(2)
水素原子、メチル基又はエチル基、nは、1〜5の整数
を表わす)で表される2価の基、R2 は、水素原子又は
炭素原子数1〜4のアルキル基である。]で表わされる
脂肪酸オキシアルキレンエステル化合物は、酢酸ビニル
系ポリマー水性エマルションの造膜温度調整剤として用
いると、従来の造膜温度調整剤には見出せなかった、優
れた性能を発現するという結論に至った。
化合物 即ち、本発明組成物において、造膜温度調整剤として用
いられる、上記一般式(1)で表される脂肪酸オキシア
ルキレンエステル化合物の具体例としては、R 2 が水素
原子である場合は、エチレングリコールモノエナンテー
ト、エチレングリコールモノカプリレート、エチレング
リコールモノ−2−エチルヘキサノエート、エチレング
リコールモノペラルゴネート、エチレングリコールモノ
カプレート、エチレングリコールモノウンデカノエー
ト、エチレングリコールモノラウレート、エチレングリ
コールモノトリデカノエート;ジエチレングリコールモ
ノエナンテート、ジエチレングリコールモノカプリレー
ト、ジエチレングリコールモノ−2−エチルヘキサノエ
ート、ジエチレングリコールモノペラルゴネート、ジエ
チレングリコールモノカプレート、ジエチレングリコー
ルモノウンデカノエート、ジエチレングリコールモノラ
ウレート、ジエチレングリコールモノトリデカノエー
ト;トリエチレングリコールモノエナンテート、トリエ
チレングリコールモノカプリレート、トリエチレングリ
コールモノ−2−エチルヘキサノエート、トリエチレン
グリコールモノペラルゴネート、トリエチレングリコー
ルモノカプレート、トリエチレングリコールモノウンデ
カノエート、トリエチレングリコールモノラウレート、
トリエチレングリコールモノトリデカノエート;プロピ
レングリコールモノエナンテート、プロピレングリコー
ルモノカプリレート、プロピレングリコールモノ−2−
エチルヘキサノエート、プロピレングリコールモノペラ
ルゴネート、プロピレングリコールモノカプレート、プ
ロピレングリコールモノウンデカノエート、プロピレン
グリコールモノラウレート、プロピレングリコールモノ
トリデカノエート;ジプロピレングリコールモノエナン
テート、ジプロピレングリコールモノカプリレート、ジ
プロピレングリコールモノ−2−エチルヘキサノエー
ト、ジプロピレングリコールモノペラルゴネート、ジプ
ロピレングリコールモノカプレート、ジプロピレングリ
コールモノウンデカノエート、ジプロピレングリコール
モノラウレート、ジプロピレングリコールモノトリデカ
ノエート;トリプロピレングリコールモノエナンテー
ト、トリプロピレングリコールモノカプリレート、トリ
プロピレングリコールモノ−2−エチルヘキサノエー
ト、トリプロピレングリコールモノペラルゴネート、ト
リプロピレングリコールモノカプレート、トリプロピレ
ングリコールモノウンデカノエート、トリプロピレング
リコールモノラウレート、トリプロピレングリコールモ
ノトリデカノエート等が挙げられる。
基である場合は、エチレングリコールモノバレエートメ
チルエーテル、エチレングリコールモノカプロエートメ
チルエーテル、エチレングリコールモノエナンテートメ
チルエーテル、エチレングリコールモノカプリレートメ
チルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルヘ
キサノエートメチルエーテル、エチレングリコールモノ
ペラルゴネートメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノカプレートメチルエーテル、エチレングリコールモノ
ウンデカノエートメチルエーテル、エチレングリコール
モノラウレートメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノトリデカノエートメチルエーテル;ジエチレングリコ
ールモノバレエートメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノカプロエートメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエナンテートメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノカプリレートメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノ−2−エチルヘキサノエートメチルエー
テル、ジエチレングリコールモノペラルゴネートメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノカプレートメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノウンデカノエート
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノラウレート
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノトリデカノ
エートメチルエーテル;トリエチレングリコールモノバ
レエートメチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
カプロエートメチルエーテル、トリエチレングリコール
モノエナンテートメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノカプリレートメチルエーテル、トリエチレング
リコールモノ−2−エチルヘキサノエートメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノペラルゴネートメチル
エーテル、トリエチレングリコールモノカプレートメチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノウンデカノエ
ートメチルエーテル、トリエチレングリコールモノラウ
レートメチルエーテル、トリエチレングリコールモノト
リデカノエートメチルエーテル;プロピレングリコール
モノバレエートメチルエーテル、プロピレングリコール
モノカプロエートメチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノエナンテートメチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノカプリレートメチルエーテル、プロピレングリ
コールモノ−2−エチルヘキサノエートメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノペラルゴネートメチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノカプレートメチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノウンデカノエートメ
チルエーテル、プロピレングリコールモノラウレートメ
チルエーテル、プロピレングリコールモノトリデカノエ
ートメチルエーテル;ジプロピレングリコールモノバレ
エートメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノカ
プロエートメチルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノエナンテートメチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルモノカプリレートメチルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノ−2−エチルヘキサノエートメチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノペラルゴネートメチル
エーテル、ジプロピレングリコールモノカプレートメチ
ルエーテル、ジプロピレングリコールモノウンデカノエ
ートメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノラウ
レートメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノト
リデカノエートメチルエーテル;トリプロピレングリコ
ールモノバレエートメチルエーテル、トリプロピレング
リコールモノカプロエートメチルエーテル、トリプロピ
レングリコールモノエナンテートメチルエーテル、トリ
プロピレングリコールモノカプリレートメチルエーテ
ル、トリプロピレングリコールモノ−2−エチルヘキサ
ノエートメチルエーテル、トリプロピレングリコールモ
ノペラルゴネートメチルエーテル、トリプロピレングリ
コールモノカプレートメチルエーテル、トリプロピレン
グリコールモノウンデカノエートメチルエーテル、トリ
プロピレングリコールモノラウレートメチルエーテル、
トリプロピレングリコールモノトリデカノエートメチル
エーテル等が挙げられる。
シアルキレンエステル化合物のなかでも、R1 が炭素原
子数6〜12のアルキル基であり、R2 が水素原子であ
るものが好ましく、R1が炭素原子数6〜8のでアルキ
ル基であるものがさらに好ましく、エチレングリコール
モノ−2−エチルヘキサノエート、ジエチレングリコー
ルモノ−2−エチルヘキサノエートが特に好ましい。ま
た、脂肪酸オキシアルキレンエステル化合物は、1種類
の単独使用のみならず、2種類以上を同時に用いてもよ
い。特に、後記のように脂肪酸にアルキレンオキサイド
を反応させて得られるものは、通常2種類以上の混合物
である。この混合物は、原料脂肪酸に1モルのアルキレ
ンオキサイドが付加した1モル体、2モルのアルキレン
オキサイドが付加した2モル体及び3モル以上が付加し
た高モル体を含むばかりでなく、さらに未反応原料脂肪
酸を含む場合もあるが、平均付加モル数が0.5〜5、
好ましくは0.8〜1.5、さらに好ましくは0.8〜
1.2であれば、未反応原料脂肪酸や副生した6モル以
上の高モル体を分離除去することなく、そのまま、本発
明における造膜温度調整剤として用いることができる。
調製 一般式(1)で表わされる脂肪酸オキシアルキレンエス
テル化合物は、例えば、脂肪酸、その酸無水物及び/又
はその酸ハライドに、アルキレンオキサイド又は下記式
(3)
〜(2)と同じ意味を有する。]で表わされるアルキレ
ングリコール類を反応させることにより得ることができ
る。もちろん、これ以外の製造方法を用いても、本発明
の効果を何ら損なうことはない。
ド又はアルキレングリコールエーテル類により、式
(2)のRが決定される。特に、入手が容易であり、優
れた効果を発揮させるためには、炭素原子数2〜3のア
ルキレンオキサイド又はアルキレングリコールエーテル
類が好ましい。すなわち、Rが、2つとも水素原子であ
るもの又は一方がメチル基で、他方が水素原子であるも
のが好ましい。また、重合度nは、1〜5であり、好ま
しくは1〜3である。nが大きすぎると、水溶性が高く
なり、造膜温度調整剤としての性能が低下するので、好
ましくない。また、小さすぎると、原料が多く残り臭
気、刺激性が強くなるので、好ましくない。
ライド アルキレンオキサイド又はアルキレングリコールエーテ
ル類と反応させる脂肪酸としては、例えば、吉草酸、カ
プロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カ
プリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸等
が挙げられる。また、酸無水物、酸ハライドとしては、
上記脂肪酸の1種又は2種の無水物、酸ハライドであれ
ばよい。これら脂肪酸、その酸無水物及び/またはその
酸ハライドは、1種類の単独使用のみならず、2種類以
上を同時に用いてもよい。前記脂肪酸オキシアルキレン
エステル化合物を示す一般式(1)中のR1 は、これら
脂肪酸、その酸無水物及び/またはその酸ハライド中の
アルキル基によって決定される。上記例示の脂肪酸は、
アルキル基R1 の炭素原子数が4〜12のものである。
アルキル基R1 の炭素原子数が小さすぎると酸臭を発生
し好ましくない。特に、R2 が水素原子の場合は、R1
の炭素原子数が6〜12であることが好ましい。また、
炭素原子数が大きすぎると、造膜温度調整剤としての性
能が低下するため、好ましくない。炭化水素基R1 の炭
素原子数は、好ましくは6〜8であり、特に好ましくは
7(カプリル酸、2−エチルヘキサン酸)である。
ステル化合物を配合すべき、酢酸ビニル系ポリマーエマ
ルションとしては、例えば、酢酸ビニルホモポリマーの
水性エマルション、酢酸ビニルとエチレン、アクリル
酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸
エステル等のモノマーとのコポリマーの水性エマルショ
ン等が挙げられる。このなかでも、酢酸ビニルホモポリ
マー及び酢酸ビニル・アクリルモノマー共重合ポリマー
の水性エマルションとの配合が本樹脂添加剤との相溶性
がもっとも良好との理由から好ましい。
って調製する際に用いる界面活性剤は、乳化重合におい
て通常用いられるものであれば特に限定しない。具体的
には、ノニルフェノール、ステアリルアルコール、セチ
ルアルコール等の高級アルコールのエチレンオキサイド
付加物;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ヤ
シ油脂肪酸、大豆油脂肪酸、牛脂脂肪酸等の高級脂肪酸
のエチレンオキサイド付加物;ヤシ油、大豆油、牛脂等
から誘導される長鎖アルキルアミンのエチレンオキサイ
ド付加物等の非イオン型界面活性剤;ステアリン酸、パ
ルミチン酸、オレイン酸、ラウリン酸等の高級脂肪酸;
それら高級脂肪酸のエステル混合物であるヤシ油、大豆
油、牛脂等から得られる脂肪酸のナトリウム塩、カリウ
ム塩等の高級脂肪酸塩;ドデシル、セチル、ステアリ
ル、オレイル、パルミチル等の長鎖アルキル基のスルホ
ン酸又はそれらの長鎖アルキル基がついたベンゼンスル
ホン酸のナトリウム塩、カリウム塩等のスルホン酸塩等
のアニオン型界面活性剤;ステアリルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、パルミチルトリメチルアンモニウム
クロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、ヤシ油、大豆油、牛脂等天然物由来の長鎖アルキル
基混合物のトリメチルアンモニウムクロライド等のモノ
アルキルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチ
ルアンモニウムクロライド、ジパルミチルジメチルアン
モニウムクロライド、ジセチルジメチルアンモニウムク
ロライド等のカチオン型界面活性剤が使用できる。ま
た、その使用量はモノマー水溶液の水に対して0.01
〜25重量%程度であればよい。
よって調製する際に用いる重合開始剤は、乳化重合にお
いて通常用いられるものであれば特に限定しない。具体
的には過酢酸、過プロピオン酸、過安息香酸、ターシャ
リーブチルパーオキサイド、ジターシャリーブチルパー
オキサイド等の有機過酸化物、過硫酸ナトリウム、過硫
酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過塩素酸ナトリウ
ム、過塩素酸カリウム、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩
素酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、過酸化
水素等の無機過酸化物等の酸化剤系開始剤、ロンガリッ
ト、アスコルビン酸、α−トコフェロール、メルカプタ
ン類等の還元剤系開始剤が使用できる。また、酸化剤系
開始剤と還元剤系開始剤とを組み合わせたレドックス系
開始剤として用いることもできる。その使用量はモノマ
ー水溶液に界面活性剤を加えた水溶液に対して0.01
〜10重量%程度であればよい。
して配合される前記の脂肪酸オキシアルキレンエステル
化合物は、水に溶解または分散して効果を示すので、通
常、重合後のポリマーエマルションに添加される。しか
し、必要に応じて、乳化重合に使用されるモノマー水溶
液、保護コロイド水溶液又はこれに界面活性剤を加えた
水溶液に添加してもよいし、重合開始剤を添加した後の
重合系に添加してもよい。前記の脂肪酸オキシアルキレ
ンエステル化合物の配合量は、ポリマーエマルション中
の固形分の重量に対して1〜10%、好ましくは2〜6
%である。また、本発明組成物において、前記の脂肪酸
オキシアルキレンエステル化合物は、他の造膜温度調整
剤と併用しても差し支えない。
いられる。接着剤用途には、ポリマーエマルション及び
造膜温度調整剤のほか、本発明の効果を阻害しない範囲
で、例えば、界面活性剤、本発明以外の造膜温度調整
剤、消泡剤、防腐剤、凍結融解安定剤、有機溶剤等の添
加剤を必要に応じて配合できる。また、塗料用途には、
例えば、二酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸バリウ
ム、カオリン等の白色顔料、カーボンブラック、ベンガ
ラ、シアニンブルー等の有色系顔料等の着色剤、樹脂や
界面活性剤等の分散剤、ポリエーテル系、ポリシロキサ
ンとポリエーテルとの共重合系、金属石鹸等の消泡剤等
を配合して使用する。これらの添加剤の外に、増粘剤、
防腐剤、防錆剤等の添加剤も、必要に応じて配合でき
る。
的に説明する。以下の諸例において、エマルション接着
剤組成物の評価は、次の手順に従った。
に準じて測定した。具体的には、試料を30℃に調温
後、BH型回転粘度計を用いて、10rpmにおける粘
度(単位:mPa・s)を測定した。 最低造膜温度 エマルション接着剤組成物の最低造膜温度(MFT 単
位:℃)をJIS K6804に準じて測定した。 皮膜強度 エマルションの皮膜強度(Er(20℃))は動的粘弾
性測定装置(アイティー計測社製)を用いて測定した。 接着力 エマルションの接着力はJIS K6804に準じて試
験片を作製し、常態接着力及び耐水接着力(単位:N/
mm2)を測定した。 臭気 造膜温度調整剤をエマルションに添加後、樹脂に造膜温
度調整剤の臭気が残るかどうか確認した。臭気の強さは
強い、やや有り、無しの3段階とした。
−エチルヘキサノエートの調製 温度計、撹拌機を付した1リットルのオートクレーブに
2−エチルヘキサン酸を433g(3モル)と触媒(水
酸化カリウム)1.13gを仕込み、オートクレーブ内
を窒素で置換した後、撹拌しながら150℃のオイルバ
スで130℃まで昇温し、同温度でエチレンオキサイド
(EO)132g(3モル)を圧力2〜5kg/cm2
(0.2〜0.5MPa)に保ちながら導入し、反応を
行った。同温度で2〜3時間熟成した後、冷却し製品を
得た。製品(化学式=C7H15COOCH2CH2OH)
の純度はGC分析により約76%であった。
2−エチルヘキサノエートの調製 温度計、撹拌機を付した1リットルのオートクレーブに
2−エチルヘキサン酸を433g(3モル)と触媒(水
酸化カリウム)1.21gを仕込み、オートクレーブ内
を窒素で置換した後、撹拌しながら150℃のオイルバ
スで130℃まで昇温し、同温度でプロピレンオキサイ
ド(PO)174g(3モル)を圧力2〜5kg/cm
2(0.2〜0.5MPa)に保ちながら導入し、反応
を行った。同温度で4〜6時間熟成した後、脱気、冷却
し製品を得た。製品(化学式=C 7H15COOC3H6O
H)の純度はGC分析により約75%であった。
2−エチルヘキサノエートメチルエーテルの調製 温度計、ディーン・スタークトラップ及び攪拌機を付し
た容量3000mLの四ツ口フラスコにメチルセルソル
ブ(化学式=CH3OCH2CH2OH)を380g(5
モル)、2−エチルヘキサン酸866g(6モル)、溶
媒のトルエン、触媒(パラトルエンスルホン酸)を仕込
み、攪拌しながら150℃のオイルバスにて120℃ま
で昇温する。副生する水はトルエンと共沸するため、デ
ィーン・スタークトラップでトルエンのみ系内に戻し、
水は留去する。所定量の水(90g)が留去したら、過
剰の2−エチルヘキサン酸をその酸価の1.4倍当量の
苛性ソーダで中和し、中和により生成する塩、及び過剰
の苛性ソーダを水洗除去する。水洗後、溶媒を蒸留によ
り除去する。得られた製品(化学式=CH3OCH2CH
2O−OC−C7H15)の純度はGC分析により約95%
であった。
2−エチルヘキサノエートメチルエーテルの調製 温度計、ディーン・スタークトラップ及び攪拌機を付し
た容量3000mLの四ツ口フラスコにプロピレングリ
コールモノメチルエーテル(化学式=CH3OC3H6O
H)を450g(5モル)、2−エチルヘキサン酸86
6g(6モル)、溶媒のトルエン、触媒(パラトルエン
スルホン酸)を仕込み、攪拌しながら150℃のオイル
バスにて120℃まで昇温する。副生する水はトルエン
と共沸するため、ディーン・スタークトラップでトルエ
ンのみ系内に戻し、水は留去する。所定量の水(90
g)が留去したら、過剰の2−エチルヘキサン酸をその
酸価の1.4倍当量の苛性ソーダで中和し、中和により
生成する塩、及び過剰の苛性ソーダを水洗除去する。水
洗後、溶媒を蒸留により除去する。得られた製品(化学
式=CH3OC3H6O−OC−C7H15)の純度はGC分
析により約94%であった。
を付した容量500mLのフラスコに、水、PVA及び
界面活性剤を仕込み、攪拌しながら温度75℃の温度に
加温して約30分間攪拌して溶解させた後、重合開始剤
と酢ビモノマーを約2時間かけて徐々に滴下し、滴下終
了後さらに同温度約30分間熟成したのち冷却し酢酸ビ
ニルの乳化重合を行った。配合組成を以下に示す。 酢酸ビニルモノマー 100g 水 154g 保護コロイド(部分鹸化PVA)14g 界面活性剤(ノニルフェノールエトキシレート)0.5
g 重合開始剤(過硫酸カリウム)0.2g 得られた酢酸ビニルホモポリマーのエマルション(固形
分42%)100gに、製造例1で製造したエチレング
リコールモノ2−エチルヘキサノエートを1.2g(樹
脂固形分に対して3%)添加し、得られたエマルション
組成物について、後記の手順に従い最低造膜温度、粘
度、皮膜強度、接着力及び臭気を測定した。結果を表−
1に示す。
したエチレングリコールモノ2−エチルヘキサノエート
の代わりに、製造例2で製造したプロピレングリコール
モノ2−エチルヘキサノエート1.2gを使用した以外
は、実施例1と全く同様にして酢酸ビニルホモポリマー
エマルション組成物を得た。最低造膜温度、粘度、皮膜
強度、接着力及び臭気を測定した結果を表―1に示す。
したエチレングリコールモノ2−エチルヘキサノエート
1.2gの代わりに製造例1で製造したエチレングリコ
ールモノ2−エチルヘキサノエートを0.6g及び2−
フェノキシエタノール(化学式=C6H5OC2H4OH、
四日市合成株式会社製)0.6gを使用した以外は、実
施例1と全く同様にして酢酸ビニルホモポリマーエマル
ション組成物を得た。最低造膜温度、粘度、皮膜強度、
接着力及び臭気を測定した結果を表―1に示す。
したエチレングリコールモノ2−エチルヘキサノエート
の代わりに、製造例3で製造したエチレングリコールモ
ノ2−エチルヘキサノエートメチルエーテル1.2gを
使用した以外は、実施例1と全く同様にして酢酸ビニル
ホモポリマーエマルション組成物を得た。得られたエマ
ルション組成物について、最低造膜温度,粘度、皮膜強
度,接着力を測定した。結果を表−1に示す。
したエチレングリコールモノ2−エチルヘキサノエート
の代わりに、製造例4で製造したプロピレングリコール
モノ2−エチルヘキサノエートメチルエーテル1.2g
を使用した以外は、実施例1と全く同様にして酢酸ビニ
ルホモポリマーエマルション組成物を得た。最低造膜温
度,粘度、皮膜強度及び接着力を測定した結果を表−1
に示す。
したエチレングリコールモノ2−エチルヘキサノエート
の代わりに、製造例3で製造したエチレングリコールモ
ノ2−エチルヘキサノエートメチルエーテルを0.6g
及び2−フェノキシエタノール(化学式=C6H5OC2
H4OH、四日市合成株式会社製)0.6gを使用した
以外は、実施例1と全く同様にして酢酸ビニルホモポリ
マーエマルション組成物を得た。最低造膜温度,粘度、
皮膜強度及び接着力を測定した結果を表−1に示す。
したエチレングリコールモノ2−エチルヘキサノエート
の添加を行わなかった以外は、実施例1と全く同様にし
てエマルション組成物を得た。最低造膜温度、粘度、皮
膜強度、接着力及び臭気を測定した結果を表―1に示
す。
したエチレングリコールモノ2−エチルヘキサノエート
の代わりに、造膜温度調整剤としてDBP2g(樹脂固
形分に対して5%)を使用した以外は、実施例1と全く
同様にしてエマルション組成物を得た。最低造膜温度、
粘度、皮膜強度、接着力及び臭気を測定した結果を表―
1に示す。この例では、最低造膜温度を他の実施例と合
わせるために添加量を増やした。
したエチレングリコールモノ2−エチルヘキサノエート
の代わりに、造膜温度調整剤として2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオール−モノイソブチレート
(チッソ社商品名CS−12)2g(樹脂固形分に対し
て5%)を使用した以外は、実施例1と全く同様にして
エマルション組成物を得た。最低造膜温度、粘度、皮膜
強度、接着力及び臭気を測定した結果を表―1に示す。
この例では、最低造膜温度を他の実施例と合わせるため
に添加量を増やした。
として酢酸(化学式=CH3COOH)1.2g(樹脂
固形分に対して3%)を使用した以外は、実施例1と全
く同様にしてエマルション組成物を得た。最低造膜温
度、粘度、皮膜強度、接着力及び臭気を測定した結果を
表―1に示す。
として2−フェノキシエタノール(化学式=C6H5OC
2H4OH、四日市合成株式会社製)1.2g(樹脂固形
分に対して3%)を使用した以外は、実施例1と全く同
様にしてエマルション組成物を得た。最低造膜温度、粘
度、皮膜強度、接着力及び臭気を測定した結果を表―1
に示す。
(無添加)の場合、Er(20℃)が高く皮膜強度が高
い。また、常態接着力、耐水接着力も高く、初期接着性
もよいので、仮に木工用の接着剤として使用した時、一
番接着力が強いと言える。欠点としてTgが高くそれに
伴いMFTも高いので、冬場に使用できない等、あまり
実用的ではない。比較例2、3の場合、MFTを他の実
施例と同じ5℃にするために造膜温度調整剤の添加量を
他の例に比べて多くした。そのため皮膜の強度が低く、
常態接着力、耐水接着力も弱い。接着力を強めるために
は、皮膜強度を下げずにTgを下げる可塑化の技術、も
しくは造膜温度調整剤(可塑剤、造膜助剤)の配合量を
減らすことが必要になる。比較例4の場合、MFTは実
施例1、2とほぼ同じであるが、造膜温度調整剤の酸臭
が残り問題となる。比較例5の場合、MFT、Er(2
0℃)、接着力は実施例1、2、4、5とほぼ同じであ
るが、造膜調整剤の構造中に芳香族を有しており、環境
安全上、問題となりうる恐れがある。しかし、実施例1
〜6においては、他の造膜温度調整剤(比較例2、3)
と異なり、接着力を保ちながら最低造膜温度を下げるこ
とができ、且つ造膜温度調整剤構造中に芳香族を有して
おらず、もしくは従来の構造中に芳香族を有する造膜温
度調整剤と本発明の造膜温度調整剤とを併用することに
より、構造中に芳香族を有する造膜温度調整剤の量を半
減することができ、環境面に対しても安全であること等
が明らかである。
ルキレンエステル化合物を造膜温度調整剤として使用す
ることにより、既知の造膜温度調整剤には見出せなかっ
た性質が提供される。例えば、本発明の造膜温度調整剤
は、少量添加で、最低造膜温度を低下させることができ
る。また本発明の造膜温度調整剤は、その構造の骨格は
脂肪酸であるが、エステル化の効果により脂肪酸特有の
臭気がほとんど無く、刺激性も小さいと考えられ、また
芳香族の構造を持たないので、安全性が問題となる用途
(家具、建材等)に使用する場合、樹脂に添加しても問
題となり難い利点がある。
Claims (3)
- 【請求項1】酢酸ビニル系ポリマーエマルションと下記
式(1) 【化1】 [式中、R1 は、炭素原子数4〜12の直鎖又は分岐の
アルキル基、Xは、下記式(2) 【化2】 (2個のRは、同じでも異なってもよい、水素原子、メ
チル基又はエチル基、nは、1〜5の整数を表わす)で
表される2価の基、R2 は、水素原子又は炭素原子数1
〜4のアルキル基である。]で表わされる脂肪酸オキシ
アルキレンエステル化合物とからなる酢酸ビニル系ポリ
マーエマルション組成物。 - 【請求項2】式(1)のR1 が炭素原子数6〜12の直
鎖又は分岐のアルキル基であり、R 2 が水素原子である
請求項1記載の酢酸ビニル系ポリマーエマルション組成
物。 - 【請求項3】界面活性剤を含有する請求項1又は2記載
の酢酸ビニル系ポリマーエマルション組成物。
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---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-03-17 JP JP2000076455A patent/JP3616548B2/ja not_active Expired - Fee Related
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