JPH08507196A - 共形な絶縁体フィルムを有する静電チャック - Google Patents

共形な絶縁体フィルムを有する静電チャック

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JPH08507196A JP7520253A JP52025395A JPH08507196A JP H08507196 A JPH08507196 A JP H08507196A JP 7520253 A JP7520253 A JP 7520253A JP 52025395 A JP52025395 A JP 52025395A JP H08507196 A JPH08507196 A JP H08507196A
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Abstract

(57)【要約】 基板(75)を保持する静電チャック(20)は、(i)そこにグルーブ(85)をもつ上面(95)を有するベース(80)、ここでグルーブ(85)は、基板(75)を冷却するためのクーラントを保持するように、サイズを与えられ分布されている、ベースと、(ii)ベース(80)の上面(95)上のグルーブ(85)に適合する、実質的に連続な絶縁体フィルム(45)とを備える。ベース(80)は、電気的伝導性を有しチャック(20)の電極(50)として作用することが可能でもよく、又は、電極(50)は絶縁体フィルム(45)に埋め込まれていてもよい。基板(75)がチャック(20)上に置かれて電極(50)に対してバイアスがかけられたとき、静電荷が基板(75)及び電極(50)に蓄積されて、基板(75)をチャック(20)に吸引して保持する静電力を形成することが可能なように、絶縁体フィルム(45)は充分に強い誘電破壊強度を有している。好ましくは、チャック(20)は圧力形成プロセスを用いて作製され、更に好ましくは、圧力差プロセスを用いて作製される。

Description

【発明の詳細な説明】 共形な絶縁体フィルムを有する静電チャック 参照事項 本願は、シャモウリアンらにより1994年1月31日に出願された標題「静 電チャック」の米国特許出願通し番号第08/189,562号の部分継続出願 である;また、チェンらにより上記と同じ日に出願された「高温ポリイミド静電 チャック」の標題の米国特許出願通し番号 に関する−−この双方は、 参照としてここに併合される。 背景 集積回路の製造において、半導体基板を保持し処理中の基板の移動やミスアラ インメントを防止するために、チャックが用いられる。静電チャックは、静電引 力を用いて基板を保持するものであり、機械的や真空的なチャックに対して種々 の利点を有し、機械的なクランプによる応力に関係したクラックを低減すること や;基板表面のより大きな部分を利用せしめることや;基板上の腐食粒子の堆積 を制限することや;低圧プロセスにおいてチャックの使用を可能にすることを含 んでいる。典型的な従来の静電チャック10は、図1に示されるように、導電性 の電極11を有しその上に電気絶縁体12を有する。電圧ソース13は、電極1 1に対して基板14を電気的にバイアスする。絶縁体12は、この中を通る電子 の流れを妨げ、反対の静電荷を生じさせて基板14と電極11に蓄積し、基板1 4をチャック10上に吸引して保持する静電力Fを発生させる。静電力Fは、: F=1/2・ε・V2/t2・A で与えられ、ここで、εは絶縁体層14の誘電定数、Vは印加電圧、tは絶縁1 2の厚さ、Aは電極11の面積である。従って、薄い絶縁体を有し、高い誘電定 数εと、絶縁体12及び基板14と接触する電極11の面積が大きくなることが 伴うことにより、強力な静電保持力が得られる。 従来の静電チャックの問題点の一つは、チャック上に保持される基板を効率良 く均一に冷却する能力に限界があることである。エッチングのプロセス等のプラ ズマプロセスにチャックが用いられる場合は、基板とチャックの冷却がしばしば 必要とされ、その理由は、高エネルギープラズマイオンによる衝突が、基板とチ ャックへの蓄熱及び熱損傷を引き起こすからである。ある種の従来のチャックは 、チャックの絶縁体の下にクーラントを保持しチャック10を冷却する冷却シス テムを利用する。しかし、これらの冷却システムは充分ではなく、その理由は、 基板14からチャック10への熱移動を、上にある絶縁体12が妨げているから である。従って、基板にクーラントを直接接触させることができて、基板からチ ャックへの熱移動を最大にする冷却システムを備えることが望ましい。 従来の静電チャック作製プロセスもまた、種々の不利な点を有する。例えば、 従来のプロセスは絶縁体層を電極へ接着する複雑なステップを要求することがあ り、また、絶縁体がチャック10を電気的に絶縁するに充分厚くなるまで、電極 11上に絶縁材料の層を塗る数多くのステップを要することがある。また、従来 のプロセスはしばしば、チャック10によって作用する静電保持力を減少させる 、過剰に厚い絶縁体となる結果を生じる。従来のプロセスはまた、しばしば、絶 縁体内にクーラントを保持するためのグルーブを機械加工する複雑な機械加工の ステップを用い、これが、絶縁体12が荒れたエッジやコーナーを有することに なり、この荒れたエッジやコーナーがチャック上に保持された基板14を傷つけ る。 従来のチャック作製プロセスはまた、絶縁体が電極11にきちんと接着してい ないか、一致していなければ、チャック10の作製中又はチャック10上に保持 された基板の作製中に、絶縁体12を電極から離してしまうことにしばしばなる 。従来のプロセスではまた、絶縁体12と電極11との間に空気がトラップされ ることにもなる。絶縁体層が剥離し絶縁体の下に空気がトラップされれば、絶縁 体 の表面が平坦ではなくなることになり、プロセス中の基板の移動やミスアライン メントを生じて、基板全体の損失を生じることになる。 従って、クーラントを基板に直接接触させることができ基板からの熱移動の速 度を最大にする有効な冷却手段を静電チャックが有する必要がある。また、薄い 絶縁体を与えて静電引力を最大にし;接着剤なしに及び絶縁体の下に空気をとラ ップさせずに、絶縁体を電極に効果的に接着し;エッジ及びコーナーの荒れが低 減した、均一に電極に適合する絶縁体を与える、チャック作製プロセスに対する 必要性がある。 摘要 本発明の静電チャック及びチャックを製造するプロセスは、これらの必要性を 満たす。本発明の静電チャックは、内部に間隔をもって離れた冷却グルーブをも った上表面を有するベースを備え、グルーブは、チャック上に保持された基板を 冷却するためのクーラントを保持するように、サイズを与えられ分布されている 。実質的に連続な電気絶縁体が、ベースの上面上のグルーブの上に配置され、適 合する。ベースは、電気的伝導性を有しチャックの電極として作用することが可 能でもよく、又は、電極は絶縁体に埋め込まれていてもよい。その理由は、絶縁 体が、冷却グルーブに適合して接着し、グルーブ内のクーラントが基板に直接接 触できて、基板からチャックへの熱移動を効果的に促進するからである。 絶縁体は自己接着性を有し、接着剤を用いなくともベースに直接接着できるの で、チャックは高温のプロセスでも使用可能である。好ましくは、絶縁体フィル ムは、ベースに対して少なくとも約30mJ/m2のぬれ性を有し、更に好まし くは、少なくとも約40mJ/m2である。また、フィルムの表面を改質してオ キサイド、ハイドロオキサイド、ハイドロパーオキシ、フェノール、カルボキシ リックアシッド、カルボニル及びプライマリーアミン等の、反応性表面官能基を 形成した場合に、絶縁体フィルムのぬれ性は増加が可能である。別の方法として 、(i)化学接着により又は(ii)混合若しくはクラスター形成による物理的 接着により、ベースに接着する液状の前駆物質もまた用いられることが可能であ る。 電気絶縁体は、絶縁体フィルムに加熱及び/又は圧力をかけることにより、ベ ースに接着し適合して、絶縁体をベースに適合的に接着させる。更に好ましくは 、(i)電気絶縁体の露出面を第1の圧力に維持し、同時に、(ii)ベースと 接触するフィルムの接触面を第2の圧力、ここで第2の圧力は第1の圧力よりも 低いが、第2の圧力に維持することにより、フィルムの厚さにわたって圧力差が かけられる。好ましくは、第2の圧力は、少なくとも約500Torrであり、 更に好ましくは少なくとも約5000Torrであり、第1の圧力よりも低い。 圧力差は、絶縁体を強制してベースに適合させ、絶縁体とベースの間にトラップ された空気を取り除くので、有利である。 図面 以下の図面の説明は、好ましく模範的な特徴の詳述を含んでいる。この特徴の それぞれが、特定の図面の関係だけではなく一般的に、この発明に用いることが でき、この発明がこれらの特徴の組み合わせや2つ以上を含んでいることが、理 解されよう。 図1は、従来技術の静電チャックの側面正面断面の模式図である; 図2aは、基板処理装置における本発明のモノポーラーチャックの側面正面断 面の模式図であり、モノポーラーチャックの動作に適当な電気回路を示す; 図2bは、基板処理装置における本発明のバイポーラーチャックの側面正面断 面の模式図であり、バイポーラーチャックの動作に適当な電気回路を示す; 図3aは、本発明のチャックの一つの形態の部分側面正面断面の模式図であり チャックの電極に直接接着し適合する絶縁体を示す; 図3bは、本発明のチャックの別の形態の部分側面正面断面の模式図でありチ ャックのベースに直接接着し適合する電極を内部に有する絶縁体を示す; 図3cは、本発明のチャックの別の形態の部分側面正面断面の模式図でありチ ャックの上面上の冷却グルーブに接着される絶縁体を示す; 図3dは、図3cのチャックの別の形態の部分側面正面断面の模式図でありこ こでは絶縁体はベースに直接接続され連続的な電極を内部に備える; 図3eは、図3dのチャックの別の形態の部分側面正面断面の模式図でありこ こで絶縁体は部分に別れた電極を内部に有する; 図4aは、本発明のチャックに対して好ましい冷却グルーブのパターンの上平 面模式図である; 図4bは、別の好ましい冷却グルーブパターンの上平面模式図である; 図4cは、別の好ましい冷却グルーブパターンの上平面模式図である; 図4dは、別の好ましい冷却グルーブパターンの上平面模式図である; 図4eは、別の好ましい冷却グルーブパターンの上平面模式図である; 図5は、チャックの圧力形成のための好ましい真空バッギング組立体の側面正 面断面模式図である; 図6は、チャックの部分断面側面正面模式図でありチャックのベースにおいて 穴を介したチャックの絶縁体上の圧力差の適用を例示する。 説明 図2aに模式的に例示される半導体処理装置25において、本発明に従った静 電チャック20の動作を説明する。この発明の動作は装置25に関連して説明さ れるが、この発明は、この分野の通常の知識を有する者には当然の如く、他の基 板処理装置に用いることができ、また、ここに説明された処理装置の範囲に限定 されない。例えば、装置25は、カリフォルニア州サンタクララのアプライドマ テリアルズ社から商業的に入手可能な「プレシジョン5000」磁気励起反応性 イオンエッチング装置で代表させることができる。装置25は、一般には、導電 性の支持体ないしカソード35と、導電性面ないしアノードとを有するプロセス チャンバ30を備えている。本発明の静電チャックの1形態20は、プロセスチ ャンバ30内で支持体35に固定されている。チャック20は、電極50を覆う 電気絶縁体45を備える。電気コネクタ55は、電圧供給ターミナル60を介し て電極50を第1の電圧供給機65に接続させる。第1の電圧供給機65は、チ ャック20の電極50の操作に適するDC電圧を与え、この電圧は、典型的には 、1000から3000ボルトまでの範囲にある。この適切な電圧供給機65は 、 10MΩの抵抗器を介して高電圧読み取りに接続される高電圧DCソースを備え る。電圧供給機の1MΩの抵抗器が回路を介して流れる電流を制限し、500p Fキャパシタが別の電流フィルターとして与えられている。 第2の電圧供給機70が、RFバイアス電圧を与えるために用いられて、チャ ンバ30においてアノード40に対して支持体35に電気的バイアスを与え、チ ャンバ30内部に導入されたプロセスガスからプラズマを発生させる。適切な第 2の電圧供給機70は、プロセスチャンバ30のインピーダンスを、絶縁キャパ シタと直列のライン電圧のインピーダンスと整合させるRFインピーダンスを備 える。 チャック20の動作のためには、プロセスチャンバ30は大気圧より下の気圧 、典型的には約1x10-6から約1x10-9トールの範囲に脱気される。チャッ ク20上に基板75が置かれ、チャック20の電極50は、第1の電圧供給機6 5によって基板75に対して電気的バイアスが与えられる。その後、第2の電圧 供給機70を活性化することにより、チャンバ30内に導入されたプロセスガス からプラズマが発生される。電極50に印加された電圧とチャンバ30内の電気 的にチャージされたプラズマ種とが、反対の静電荷を生じて基板75と電極50 に蓄積し、基板75をチャック20に保持する静電引力となる。 静電チャック20はまた、基板75を冷却するためにクーラントソース90に より供給されるヘリウム、アルゴン、窒素又はネオン等のクーラントを内部に保 持するための冷却グルーブ85を有する、ベース80を備えていてもよい。冷却 グルーブ85はまた、ベース80の上面95内に形成されて絶縁体45がグルー ブ85に適合的に接着していてもよく(図示の通り)、又は、冷却グルーブ85 は絶縁体45を通って延長していてもよい。基板75がチャック20に保持され ているときは、グルーブ85内に保持されているクーラントは基板75に直接接 触し、基板75はグルーブ85を覆ってシールし、クーラントの漏出を防止する 。クーラントは、基板の処理の間、基板75から熱を除去して基板75を実質的 に一定の温度に維持する。典型的には、グルーブ85内に保持されたクーラント が基板75の実質的全体を冷却できるように、冷却グルーブ85はサイズが与え られ配分される。 図2bを参照して、2つのバイポーラー電極50a、50bを備えたバイポー ラー形態のチャック20の動作を説明する。バイポーラーチャック20の動作の ために、第1の電圧供給機65はバイポーラー電極50a、50bのそれぞれを 正反対の電気的ポテンシャルに維持する。好ましい電圧供給機は、(i)第1の 電極50aを負の電気的ポテンシャルに維持する第1の電圧供給機65と、(i i)第2の電極50bを正の電気的ポテンシャルに維持する第1の電圧供給機7 0とを備える。電極50a、50bにおける正反対の電気的ポテンシャルは、電 極50a、50bに正反対の静電荷を引き起こし、基板75をチャック20に静 電気的に保持する。バイポーラー電極の構成は、基板75に電気的バイアスを与 えるための電荷キャリアとして作用するチャージされたプラズマ種が存在しない 非プラズマプロセスに対して有利である。 本発明のチャック20は、多くの別々の構成で作製されることができる。従っ て、本発明の説明を容易にするために、本発明のチャック20の例示的な構成が まず説明される。図3aから3eまでは、好ましいチャック20の構成を例示す る。図3aは、接着剤なしに、電極50を覆って直接接着される実質的に連続し たポリマーの電気絶縁体45を備える静電チャック20のあつの形態を示す。電 極50は、例えば、銅、ニッケル、クロム、アルミニウム、鉄、タングステン、 及びこれらの合金等の、電気伝導性材料製である。図3bは、絶縁体45とこの 中に埋め込まれた電極50とが、ベース80に直接接着される、別の形態のチャ ック20を示す。電極50は、典型的には、上述のような導電性材料を備え、約 1μmから約1000μmまで、更に典型的には1μmから50μmまで、特に 1から5μmまでの厚さを備える。好ましい構成においては、絶縁体45は、( i)チャック20のベース80上の下絶縁体層45aと、(ii)電極50を覆 う上絶縁体層45bとを備える。埋め込まれた電極50の形態は、プラズマプロ セスにおいて基板75を保持するに好ましく、その理由は、絶縁体45内部に全 体が含まれている電極50が、プロセスチャンバ30において、チャック20と アノード40との間での電気的アークの可能性を減ずるからである。ベース80 は、金属等の電気伝導性材料製であってもよく、又は、ポリマーやセラミクス等 の非電気伝導性材料製であってもよい。 図3c、d及びeに示されるチャック20の形態は、全て、間隔をおいた冷却 グルーブ85をもつ上面95を有するベース80を備え、チャック20上に保持 される基板を冷却するためのクーラントを保持するように、グルーブ85はサイ ズが与えられて配分される。典型的には、グルーブ85は、幅が少なくとも約5 μm、深さ少なくとも約10μmで、チャック20上に保持された基板75を効 率良く冷却するに充分なクーラントを保持する。これらの形態においては、絶縁 体45は、ベース80の上面95上の冷却グルーブ85に適合的に接着され、ク ーラントを内部に保持するため第1のグルーブ85aに略適合する第2のグルー ブ85bを形成する。クーラントが第2のグルーブ85に保持されているときは 、図3cに示されるように、クーラントが漏出なしに基板75と直接接触できる ように、チャック20上に保持された基板75がグルーブ85を覆ってシールす る。クーラントが絶縁体45を間に介さずに基板75と直接接触できるように、 絶縁体45は、従来からの温度又は圧力感知接着剤を用いてベース80に接着さ れるか、又は、好ましくは、ベース80に直接接着される。チャック20のベー ス80のグルーブ85に絶縁体45を接着し適合させる好ましい方法を、以下に 説明する。図3d及び3eに示されるチャック20の形態では、内部に単一又は 複数の電極50をもつ絶縁体45は、ベース80の冷却グルーブ85直接接着し 適合する。電極50は、図3dに示されるように、絶縁体45全体までに実質的 に連続的に延長してもよく、又は、図3eに示されるように部分部分に別れて、 例えばグルーブ85の間の尾根の中にフィットする導電性要素のパターンを形成 していてもよい。 好ましくは、冷却グルーブ85は、チャック20上に保持された基板75を実 質的に均一に冷却するために、サイズが与えられてベース80の上面95上に配 分される、微小なグルーブを備えていてもよい。ベース80とチャック20上に 保持された基板75との間のクーラントによって与えられる熱移動速度と実質的 に等価な熱移動速度を、グルーブ85内のクーラントが与えるように、微小グル ーブは充分小さいことが好ましい。微小グルーブは、グルーブ85内のヘリウム 等のクーラントが、大きなサイズのグルーブにヘリウムが維持される場合よりも 優れた熱移動速度を示すことを可能にする。典型的には、グルーブは互いに実質 的に平行にパターニングされ、更に典型的には、円周上に放射状にベース80の 表面にパターニングされている。好ましい冷却グルーブ33のパターニングは、 図8a〜8eに示される。グルーブ85はその断面が、U字型、V字型又は長方 形であってもよい。 第1の電圧供給機65に接続された電圧供給ターミナル60を電気的に連結さ せる電気コネクタ55を介して、電圧が上述の静電チャックの単一又は複数の電 極50a、bに印加される。例えば、チャック20がバイポーラー電極50a、 50bを備える場合は、図2bに示されるように、一対の電気コネクタ55a、 55bは2つの電圧供給ターミナル60a、60bに電気的に連結し、各電極5 0a、50bを電圧供給機に別々に接続させる。従来からの電気的コネクタ55 の構成は、ベース80内で孔130まで延長する電気的に絶縁された導線110 を備え、図2bに示されるように、導線は電圧供給ターミナル60に電気的に連 結させる電気接点115を有する。好ましくは、電気コネクタ55は、電極50 の縦断的な延長を成し、電気コネクタ55及び電極50は導電性金属のシート等 の単一の導電材により形成され、チャック20の作製を容易にする。導線110 の長さは、典型的には、約10から約50mmまでであり、更に典型的には、2 0から40mmまでである。導線110上の電気接点115の面積は、典型的に は、少なくとも約50平方cm、更に好ましくは75から150平方cmまでで 、接点115は、好ましくは半径約5から12cmまでのディスク形状である。 好ましい電気コネクタ55の構成は、カメロンらにより1994年7月19日に 出願された米国特許出願通し番号08/278,787号、標題「耐腐食性電気 コネクタをもつ静電チャック」に記載され、これは参照としてここに併合される 。 本発明のチャック20の作製方法を説明する。 ベース ベース80を有するチャック20の形態では、ベース80は金属、セラミクス 又はポリマーから作製され、更に典型的には、従来からの機械加工技術を用いて アルミニウム又はステンレス鋼から作製される。典型的には、チャック20上に 保持された基板75の形状及びサイズと合うように、ベース80の形状とサイズ は決められる。例えば、半導体基板75(典型的には約127から203mm迄 の範囲の直径の円形)に適したベース80は、厚さ約1.5から約1.8cm、 直径約100から約300mmの直円柱形状を有する。ベース80の機械加工の 後、ベース80の上面及び下面は、ベース80の表面粗さが約1ミクロン未満と なるまで研磨されるので、ベース80は基板75と均一に接触できて、基板75 、ベース80及び支持体35の間の効率的な熱移動を可能として、基板の過熱を 減少させる。研磨の後、プレート160は充分に洗浄されて、研磨くずを除去す る。ベース80の上面95の冷却グルーブ85と、ベース80内の孔130は、 従来の機械加工技術を用いて機械加工されることが可能である。 絶縁体 チャック20の望ましい使い方により、多くの別々の絶縁体45のタイプがチ ャック20の作製に用いることができる。好ましい絶縁体材料と、電極50又は ベース80への絶縁体45の接着法を説明する。好ましくは、絶縁体45は例え ば、ポリイミド、ポリケトン、ポリエーテルケトン、ポリサルフオン、ポリカー ボネート、ポリスチレン、ナイロン、ポリビニルクロライド、ポリプロピレン、 ポリエーテルケトン、ポリエーテルサルフォン、ポリエチレンテレフタレート、 フルオロエチレンプロピレンコポリマー、セルロース、トリアセテート、シリコ ーン、ラバー、又はこれらの混合物等の電気的絶縁性のポリマーを備える。基板 75と電極50に静電荷が蓄積できるように、絶縁体45は充分に高い誘電破壊 強度を有して、電気的にバイアスがかけられた基板75と電極50との間の静電 荷の漏出を防止するべきである。好ましくは、絶縁体45の誘電破壊強度は少な くとも約4ボルト/ミクロン、更に好ましくは少なくとも約40ボルト/ミクロ ンである。チャック20上の絶縁体45の厚さは、この誘電破壊強度と誘電定数 の依存する。典型的には、絶縁体45の誘電定数は、約2からであり、更に好ま しくは、少なくとも約3である。誘電定数3.5の絶縁体では、適切な厚さは、 約1μmから約100μmまで、更に好ましくは約1から50μmまで、最も好 ましくは約1から5μmまでである。 絶縁体45は、商業的に入手可能なポリマーフィルム、例えば、デラウエア州 ウィルミントンのDupond de Nemours Co.により製造され る「KAPTON」ポリイミドフィルム;日本の鐘淵化学工業により製造される 「APIQUEO」;日本の日東電工により製造される「NITOMID」;日 本の三菱樹脂により製造される「SUPERIOR FILM」等である。これ らの絶縁体フィルムは、(i)室温でべとつかず高温でべとつく熱活性接着剤、 又は、(ii)加圧下でべとつく圧力感知接着剤等の、従来からの接着剤を用い て、ベース又は電極に接着される。適切な接着剤には、メタクリレート等のアク リル、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ、シリコーン含有接 着剤、又は、これらの混合物が含まれる。熱活性接着剤層は、はんだこて、エア ドライヤ又は電気ヒーター等の熱源をあててフィルムを典型的には少なくとも約 300℃の温度に加熱することにより活性化され、接着剤70がべとついて、ベ ース80にフィルムを接着させる。圧力感知接着剤は、フィルム45に充分な圧 力をかけることにより活性化され、フィルムがべとつきベース80にフィルムを 接着させるが、この圧力は、典型的には、約10から25psiまで(500か ら13,000トールまで)である。 更に好ましくは、チャック20が高温プロセスに使用可能であるように、絶縁 体45は自己接着性で、接着剤を使用せずに電極50又はベース80に直接接着 できてもよい。例えば、ベース80又は電極に直接接着可能なポリマーの絶縁体 フィルムは、ベース又は電極と比較して高いぬれ性(又は低い表面エネルギー) を有していてもよく、このフィルムのぬれ性は、好ましくは少なくとも約30m J/m2、更に好ましくは少なくとも約40mJ/m2である。適切なフィルムと これらの金属上のぬれ性は、ポリ(カーボネート)(42mJ/m2)、ポリ( エチレンテレフタレート)(43mJ/m2)、ポリ(アクリロニトリル)(4 4mJ/m2)、エポキシ樹脂(43mJ/m2)、ポリ(プロピレンオキサイド )(32mJ/m2)、ポリ(エチルアクリレート)(35mJ/m2)、ポリス チレン(33〜36mJ/m2)、ポリ(ビニルアルコール)(37mJ/m2) を含んでいる。この他の高いぬれ性のポリマーフィルムは、一般的に、L.H.LEE, J.Polym.Sci.12,719(1968)に記載され、これは参照としてここに併合される。 絶縁体フィルム45のぬれ性は、フィルムの表面、又は、電極50若しくはベ ース80の表面を改質して、ポリマーフィルムを金属、セラミクス又はポリマー 材料に直接接着せしめる電子ドナー又はアクセプターサイト等の反応性表面官能 基を形成することにより、増加させることができる。適切な官能基は、オキサイ ド、ハイドロオキサイド、ハイドロパーオキシ、フェノール、カルボキシリック アシッド、カルボニル及びプライマリーアミンを含む。従来からのポリマーフィ ルム表面のケミカルエッチング、イオンスパッタリング又はプラズマ処理は、ポ リマーフィルム上にこのような官能基を形成することに用いられる。例えば、ポ リテトラフルオロエチレン(PTFE)絶縁体フィルムは、ナフタレン塩を用い てエッチングされて、PTFEフィルム表面に、PTFEフィルムが金属ベース に静電チャックチャックすることを可能とする、不飽和>C=O又は−COOH を形成することが可能である。電子グロー放電法もまた、PTFEフィルムの表 面にRO2官能基を形成することによりPTFEフィルムの接着を改善するため に用いられることが可能である。他の例では、ポリエチレンフィルムが改質され て、(i)コロナ放電技術により−OH、RO2R及びRO3R基を、又は、(i i)火炎酸化処理により−OH、−C=O及び−COOH基を、フィルム表面に 形成してもよい。スチレンフィルムは、スチレンが金属ベースとM−O−C接着 を形成するように、酸化により改質された表面であってもよい。また、ポリプロ ピレンフィルム及びポリ(エチレンテレフタレート)フィルムは、アルゴン又は 酸素プラズマスパッタエッチングを用いて改質され、表面酸化及び架橋を生じさ せてセラミクスベース及び金属ベースに接着可能なC=O及びC−O官能基を形 成してもよい。反応性官能基を形成するその他の方法は、Fundametals of Adhes ion,Ed.Lieng-Huang Lee,Plenum Press,1991に記載され、これは参照としてここ に併合される。 あるいは、絶縁体フィルム45の化学構造を改質して、ぬれ性を増加させ電極 50又はベース80へのフィルムの接着を改良してもよい。高温で使用可能な好 ましいポリマー絶縁体は、シャモウリアンらにより同じ日に出願された米国特許 出願通し番号 号、標題「共形な絶縁体フィルムを有する静電チ ャック」に記載され、これは参照としてここに併合される。 絶縁体45を用いる代りに、絶縁体45はまた液状前駆体を用いて形成されて もよく、これは、ベース80上で、スピンコーティングされ、スプレーされ、デ ィップされ、塗布され、又はシルクスクリーンされて、これに続いて、約200 ℃から約400℃、更に典型的には225℃から350℃に加熱処理され、静電 チャックチャック材を用いずに、ベース80に直接接着される固体の絶縁体フィ ルム45を形成する。液状前駆体はまた、約1から10ミクロン、更に典型的に は1から5ミクロン、最も典型的には約1から約2ミクロンの、厚さを有する薄 い絶縁体を形成することができる。液状前駆体とベース80との接着の本質は複 雑であり、界面を形成する材料の組み合わせに依存する。例えば、ポリイミド液 状前駆体は、金属ベース80に対して、(i)接着していないポリイミドの電子 と金属ベース80との化学接着により、又は、(ii)例えば、Fundametals of Adhesion,Ed.Lieng-Huang Lee,Chapter 14:Metal-Polymer Interfacces,Plenum Press,1991、これは参照としてここに併合されるが、ここに記載されるような 、2つの材料の混合又はクラスター形成により、接着することが可能である。液 状の前駆体は有利であり、その理由は、薄い絶縁体フィルム45の形成を可能に し、基板75とチャック20との間の優れた熱移動と、改善された静電引力を与 えるからである。また、チャック20のベース80がその上に冷却グルーブを有 している場合は、液状の前駆体は簡単に流れてグルーブ85に適合し、共形な絶 縁体45を形成することができる。 電気的、高温及び接着の性質に加えて、絶縁体45に望ましい他の特定の性質 もある。例えば、熱が絶縁体を介して消失できるよう、絶縁体45が、高い熱伝 導度を有することが望ましく、これは、好ましくは、少なくとも約0.10ワッ ト/m/Kである。また、チャック20上に保持された基板75がチャック20 の使用中にフィルムを過剰にすりむかないように、絶縁体45は充分な硬さを有 していることが望ましい。ダイヤモンド、アルミナ、ジルコニウムボライド、ボ ロンナイトライド、アルミニウムナイトライド及びガラスセラミクス等のフィラ ー材料が絶縁体45に添加されて、絶縁体45の熱伝導度、硬さ及び高温能力を 向上させてもよい。好ましくは、フィラーは約10μmより小さな平均粒子径を 有して、体積比で約10%から80%まで、更に典型的には、約20%から50 %までで、絶縁体フィルム45に分散される。 保護コーティングもまた、絶縁体45上に塗布でき、腐食又は侵食処理環境下 で絶縁体45の化学的分解を減少させる。好ましい保護コーティング及び作製の プロセスは、例えば、Wuらによる1993年2月22日に出願された米国特許 出願S/NO8/052,018号、標題「集積回路処理装置に用いられるウエ ハサポート上の誘電材料のための保護コーティング及び同方法」に記載され、こ れは参照としてここに併合される。 電極 内部に埋め込まれた電極50を有する絶縁体45の作製を説明する。電極50 は、銅、ニッケル、アルミニウム、クロム、鉄、タングステン、及びこれらの合 金等の導電性材料を備えていてもよい。内部に埋め込まれた電極50を有する絶 縁体45を作製する一つの方法は、銅の層等の導電性金属の層を2つの絶縁体フ ィルム45の間にサンドウィッチして、絶縁体45内に埋め込まれた電極50を 形成することである。また、例えば絶縁体45上に酸化クロム接着層を間に介し て銅の層をスパッタすることにより、連続的な金属層が気相堆積されてもよい。 気相堆積法は有利であり、その理由は、約5,000オングストロームより小さ い、更に好ましくは2,500オングストロームより小さい厚さを有する薄い電 極50を形成せしめるからである。埋め込まれた電極50を有する絶縁体45を 作製する別の方法は多層フィルムを用い、これは導電性の銅又はアルミニウムの 層を上に有する絶縁体12を備えている。商業的に入手可能な適切な多層フィル ムには、銅の層が上に堆積された、25から125μmまでの厚さのポリイミド フィルムを備える、アリゾナ州チャンドラーのロジャーズ社からの「R/FLE X 1100」が含まれる。第2の絶縁体フィルム45が、多層フィルムの導電 性層を覆って接着されて、2つの絶縁体フィルム12の間に導電性の層を埋め込 む。この方法に用いられる絶縁体フィルム45は、前述の絶縁体フィルム45の いかなるものを備えていてもよい。 パターニングされ又は部分に別れ、絶縁体45に埋め込まれた電極50を作製 するためには、更なるプロセスステップが必要である。一つの方法においては、 前述の「R/FLEX 1100」フィルム等の多層上の導電性層がエッチング され、削り取られ、又は切断されて、所望の部分に別れた電極50の構成を成す 。電極50の形成には従来からのフォトリソグラフ及びエッチングの方法を用い る ことができ、例えば、(i)Silicon Processing for the VLSI Era,Volume 1: Process Technology, Chapter 12,13 and 14,by Stanley Wolf and Rechard N. Tauber,Lattice Press,California(1986)、これは参照としてここに併合さ れるが、ここに一般的に記載されるように、パターニングされたデュポン社製の 「RISTON」フォトレジスト層を、従来からのフォトリソグラフの方法を用 いて導電性金属層の上に形成し、(ii)従来のウエット又はプラズマエッチン グ技術を用いて、導電性層の露出部分をエッチングする。典型的なウェットケミ カルエッチング法では、多層フィルムは、塩化鉄(III)、過硫酸ナトリウム 等のエッチャント又は酸若しくは塩基に浸漬される。VLSI Technology,Second E dition,Chapter 5,by S.M.Sze,McGraw-Hill Publishing Company(1988),こ れは参照としてここに併合されるが、ここに一般的に記載されるように、典型的 なプラズマエッチングプロセスは、塩素、酸素又はSiCl4のプラズマを用い て、導電層をエッチングする。残留したフォトレジストは、従来からの酸又は酸 素ストリッピングプロセスにより除去できる。エッチングの後、上述のごとく、 電極50が絶縁体45内部に埋め込まれるように、第2の絶縁体フィルム45が パターニングされた電極50の上に接着される。 絶縁体のベースへの接着と適合 電極50を有し又は有しない絶縁体45をベースに適合させる方法を説明する 。絶縁体45は、(i)ベース80の上面95全体にを実質的に覆うように充分 大きなサイズに、前述の如く、ベース80に接着が可能な絶縁体フィルム45を 切断し、(ii)切断されたフィルムをベース80上に置き、(iii)ベース 80上で、充分に高い温度に絶縁体フィルム45を加熱し、絶縁体フィルム45 がベース80に直接接着するようになる。あるいは、ベース80に接着可能な液 状のポリマー前駆体をベース80に塗り、その後加熱してフィルムをベース80 に接着させる。 チャック20の上面が、図3cに示されるように、冷却グルーブ85をその上 に有する場合は、絶縁体フィルム45又は液状前駆体がベース80上に塗られ、 充分高い温度に加熱されて、絶縁体フィルム45が柔軟になりベース80の上面 95上のグルーブ85内を流れるようになって、絶縁体45が冷却グルーブ85 に適合する。冷却グルーブ85もまた、フィルムがチャック20に接着される前 の、絶縁体フィルム45が切断され、打ち抜きされ、又は加圧されたものであっ てもよい。あるいは、絶縁体フィルム45はまずベース80に接着され、その後 、従来からのウェットケミカル又はプラズマエッチング(例えば、VLSI Technol ogy,Second Edition, Chapter 5,by S.M.Sze,McGraw-Hill Pub1ishing Company (1988),これは参照としてここに併合されるが、ここに一般的に記載されるよ うに、酸素プラズマを用いたもの)を用いてエッチングされて、所望の冷却グル ーブの構成を成してもよい。冷却グルーブ85は、所望の深さにも依るが、絶縁 体フィルム45の片方又は両方をエッチングしてもよい。 圧力形成プロセスを用いて、絶縁体フィルム45をベース80に適合させる好 ましい方法を説明する。この方法では、上述の技術の一つにより形成された電極 50を内部に有する又は有しない絶縁体フィルム45は、ベース80上に置かれ て、図5に示されるように、ベースーフィルム組立体150を成す。そして、ベ ース−フィルム組立体150は圧力形成装置25内に置かれるが、これは、充分 高い圧力に維持されて、絶縁体フィルム45に、力を及ぼし、ベース80の平坦 な又はグルーブが形成された上面95に適合させて接着させる。典型的には、圧 力形成装置25は約10から約500psiまで(500から30,000トー ルまで)、更に典型的には、約200psi(10,000トール)の圧力に維 持される。圧力感知接着剤を用いて絶縁体フィルム45がベース80に接着され る場合は、接着剤が過剰に搾り取られることを防止するために、圧力は低い方が 好ましく、この圧力は典型的には約10から25psiまで(500から13, 000トールまで)である。従来からの圧力形成プロセスは、Allen J.Kling,Cu ring Techniques for Composites ,April,1985に一般的に記載され、これは参照 としてここに併合される。 好ましくは、加圧と同時に、ベース−フィルム組立体150は、充分高い温度 に加熱されて、絶縁体フィルム45が柔軟になり、ベース80の上面95上の表 面粗さの中、ないしは、グルーブ85内を流れるようになる。典型的な加熱サイ クルは、(i)約120℃の第1の温度に約30分間、フィルムからガス状反応 副生成物のガス放出をさせ、そして、(ii)絶縁体フィルム45のガラス転移 点又は結晶化温度に対応した第2の温度に約60分間、フィルム45を柔軟にし てベース80の上面95に適合させることを備える。温度活性接着剤を用いてフ ィルムがベース80に接着される場合は、温度は接着剤が活性化されるに充分高 いべきであり、典型的には少なくとも約300℃である。 適切な圧力形成装置は、オートクレーブと、平型プレス又は静水圧プレスを有 している。オートクレーブが好ましく、その理由は、これはベース−フィルム組 立体150に更に均一に圧力を掛けるからである。典型的なオートクレーブは、 約1から10フィートの範囲の直径を有する耐圧スティールチャンバを備える。 加圧された、二酸化炭素や窒素等の非反応性ガスが、オートクレーブの加圧に用 いられる。適切なオートクレーブには、カリフォルニア州サンタフェスプリング の「BARON AUTOCLAVES」により製造されたもの;カリフォルニ ア州アナハイムの「AOV INDUSTRIES」により製造されたもの;及 び、カリフォルニア州アツサの「MELCO STEEL」により製造されたも のが含まれる。オートクレーブの使用に代えて平型プレス又は静水圧プレスが用 いられて、フィルムをベース80に適合させてもよい。平型プレスが用いられる 場合は、シリコーンシート等の圧力分散シートが電気的絶縁体フィルム45上に 置かれて、ベースーフィルム組立体150上に平板状圧力を分散させる。静水圧 プレスは、適当な静水圧成形バッグ内にベース−フィルム組立体150を置き、 静水圧を用いてバッグに充分な圧力をかけることにより用いられる。 ベース−フィルム組立体150に圧力をかけることと同時に、好ましくは、真 空バッグ組立体155を用いて、ベース−フィルム組立体150内の空気を脱気 して、絶縁体フィルム45とベース80の間にトラップされた空気を除去する。 また、トラップされた空気を除去して、絶縁体45内の金属電極50の酸化を防 止することが望ましい。真空バッグ組立体155は典型的には、図5に示される ように、フレキシブルなバッギング材料165を用いてシールされることが可能 なステンレス鋼のベース板160を備える。バッギング材料165は、典型的に は、ナイロン又はシリコーン製で約25から100μmの厚さである。カリフォ ルニア州カーソンのAIRTECH International Inc.; カリフォルニア州ノーウォークのBond Line Products;並び に、ワシントン州オーバーンのZip−Vac、により製造された真空バッグが 適切である。真空バッグ155の使用に際しては、ベース−フィルム組立体15 0は真空バッグ155内に置かれ、織物とリリースフィルム170の層がベース −フィルム組立体150上に積み重ねられて真空バッグ組立体155を成し、こ れは、ガス状の反応副生成物を通気せしめ、また、ベース−フィルム組立体15 0を真空バッグ155から容易に分離せしめる。図6に示されるように、(i) ベース−フィルム組立体150の両サイドに置かれる、デラウエア州ウィルミン トンのデュポン社により製造される「TEFLON(trademark)」リ リースフィルム、及び、カリフォルニア州カーソンのAirtechにより製造 される「A4000P」リリースフィルム等の、リリースフィルム170a、1 70bと;(ii)上側のリリースフィルム170bの上に置かれて絶縁体フィ ルム45をグルーブ85内に押込める、熱可塑プラスチックのシリコーンシート 等の圧力分散適合シート175と;(iii)適合体シート175上に置かれて 、真空バッグ155の脱気を促進し、プロセス中に生成された凝縮物を除去する 、共にカリフォルニア州カーソンのAirtechにより製造される「AIRW EAVE SS RESIN ABSORBER」及び「AIRWEAVE F R EDGE BLEED」等の、多孔性の通気孔を有する織物180と;(i v)通気孔を有する織物180の上に置かれて、バッグ155の周囲に均一な真 空圧力を与える、カリフォルニア州カーソンのAirtechにより製造される 「AIRWEAVE SS RESIN ABSORBER」や「A22C」等 の空気供給シート185とを、適切な一連の織物とリリースフィルム170a、 170bは含む。真空バッグをシールするためには、粘着性のシーラントテープ 190が用いられる。シールされた真空バッグは、真空システムに接続された真 空コネクタラインを介して脱気され、この真空ラインはバッグを通過して空気供 給シート185の近くで終了する。 圧力差プロセス 絶縁体フィルム45の厚さにわたって圧力差をかけて、絶縁体フィルム45に 力をかけてベース80の上面95上のグルーブ85に適合させることが、更に望 ましい。この圧力差プロセスもまた有利であり、その理由は、絶縁体フィルム4 5とベース80の間にトラップされた空気を除去するからである。このプロセス では、絶縁体フィルム45がベース80の上面95と接触する接触面205と反 対側の露出面とを有するように、ベース80上に絶縁体フィルム45が置かれる 。フィルムの露出面210に第1の圧力がかけられ、フィルムの接触面205に 第2の圧力がかけられることにより、絶縁体フィルム45にわたって圧力差がか けられるが、ここで第2の圧力は第1の圧力よりも低い。好ましくは、第2の圧 力は少なくとも約500トールだけ、更に好ましくは少なくとも約5000トー ルだけ第1の圧力よりも低い。好ましくは、第1の圧力は、少なくとも約500 トール、更に好ましくは約500トールから約30,000トールまでであり; 好ましくは、第2の圧力は約100トールよりも低く、更に好ましくは約10-6 トールから約1トールまでである。フィルム45の露出面210を第1の圧力で 押し同時にフィルムの接触面を第2の圧力で引くことにより、フィルム45に力 を及ぼしてベース80上のグルーブ85に適合させ、ベース上の絶縁体フィルム 45の均一で一致し連続的な層を与える。 絶縁体フィルム45の厚さにわたって圧力差をかける一つの方法はチャック2 0を用いるもので、図6に示されるように、チャック20のベース80は複数の 穴215を内部に有し、穴215はベース80の表面上のグルーブ85のところ で止っている。穴215は、均一な間隔をもち、典型的には、約0.5から10 mmまで、更に典型的には約1から約2mmまでの直径を有している。絶縁体フ ィルム45は、ベース80の上に置かれてベース−フィルム組立体150を成し 、これは真空バッグ155内に置かれる。チャンネル220が真空ライン195 を介して真空バッグ155を真空システム200に接続し、これがベース80の 穴215内の空気を脱気して、ベース80上の絶縁体フィルム45の接触面20 5を第2の低い圧力に維持する。真空バッグ155をオートクレーブ内に置きオ ートクレーブを加圧することにより、フィルム45の露出面は第2の高い方の圧 力に維持されてもよい。その結果の圧力差が、フィルムをベース80の上面に適 合させる。 好ましい形態に関して本発明は詳細に説明されてきたが、他の形態も可能であ る。例えば、電気絶縁体フィルム45は、保護材料、導電材料又は絶縁材料の層 を更に備えていてもよい。更に、チャック20は、別の温度プロセス及び圧力プ ロセスを用いて処理されてもよい。また、これら技術分野の通常の知識を有する ものには自明なように、別の方法を用いて絶縁体フィルム45の厚さにわたって 圧力差をかけてもよい。従って、添付の請求の範囲がここに含まれる好ましい形 態の説明に限定されてはならない。
【手続補正書】 【提出日】1995年10月23日 【補正内容】 請求の範囲 1.基板を保持し実質的に均一に冷却する静電チャックであって: (a)チャック上に保持された基板を冷却するクーラントを保持するた めにサイズが与えられ配分される、間隔をおいたグルーブをもつ上面を有するベ ースと、 (b)ベースの上面の上のグルーブに適合する、実質的に連続的な電気 絶縁体と を備える静電チャック。 2.請求項1に記載の静電チャックであって、グルーブが以下の性質の少なくと も一つを備える; (a)実質的に均一に基板を冷却するように、グルーブはサイズが微小 であり、微小なグルーブは好ましくは、ベースとチャック上に保持された基板と の間のクーラントにより与えられる熱移動速度と実質的に等価な熱移動速度を、 グルーブ内のクーラントが与えるように、充分小さなサイズが与えられ、更に好 ましくは、幅少なくとも約5μm、深さ少なくとも約10μmのサイズが与えら れる; (b)グルーブ内に保持されたクーラントがチャック上に保持された基 板を均一に冷却できるように、グルーブはベース上に配分され、好ましくは、グ ルーブの少なくとも一部が、互いに実質的に平行であるか、又は、ベースの上面 にわたって放射状に延長するかのいずれかで、配置される。 3.請求項1又は2のいずれかに記載の静電チャックであって、絶縁体フィルム が内部に埋め込まれた電極を有する。 4.請求項3に記載の静電チャックであって、電極が以下の性質の少なくとも一 つを備える: (a)銅、ニッケル、クロム、アルミニウム、タングステン、鉄、及び これらの合金から成る群より選択される金属を備える; (b)冷却グルーブ同士の間に配置される、部分に別れた導電層を備え る; (c)冷却グルーブに適合する連続的な導電層を備える。 5.請求項1、2、3又は4のいずれかに記載の静電チャックであって、チャッ ク上の絶縁体フィルムが、以下の性質の少なくとも一つを有する: (a)基板がチャック上に置かれて電極に対してバイアスがかけられた とき、静電荷が基板及び電極に蓄積されることが可能なような、充分に高い誘電 破壊強度; (b)少なくとも約4volts/micronの誘電破壊強度; (c)少なくとも約2の誘電定数; (d)少なくとも約0.10Watts/m/Kの熱伝導率;又は (e)ポリイミド、ポリケトン、ポリエーテルケトン、ポリサルフォン 、ポリカーボネート、ポリスチレン、ナイロン、ポリビニルクロライド、ポリプ ロピレン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルサルフォン、ポリエチレンテレフ タレート、フルオロエチレンプロピレンコポリマー、セルロース、トリアセテー ト、シリコーン及びラバーから成るグルーブより選択されるポリマー。 6.請求項1、2、3、4又は5のいずれかに記載の静電チャックであって、絶 縁体フィルムが接着剤なしにベースと直接接着が可能で、以下の性質の少なくと も一つを備える: (a)高温でのぬれ性が少なくとも約30mJ/m2、更に好ましくは 少なくとも40mJ/m2 ; (b)ポリ(カーボネート)、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ (アクリロニトリル)、エポキシ樹脂、ポリ(プロピレンオキサイド)、ポリ( エチルアクリレート)及びポリスチレンから成る群より選択されるぬれ性ポリ マー; (c)オキサイド、ハイドロキサイド、ハイドロパーオキシ、フェノー ル、カルボキシリックアシッド、カルボニル及びプライマリーアミンから成る群 より選択される反応性表面官能基を有するポリマー;又は、 (d)金属又はセラミクスに接着可能なポリマー液状前駆体。 7.静電チャックを製造する方法であって: (a)ベースを冷却するクーラントを内部に保持するためにサイズが与 えられ配分される冷却グルーブをもつ上面を有するベースを形成するステップと ; (b)電気絶縁体をベース上のグルーブに適合させて、実質的に均一、 連続的及び共形な電気絶縁体フィルム層をベース上に形成するステップと を備える。 8.請求項7に記載のプロセスであって、チャックが、以下のステップの一つに より形成される電極を備える: (1)ベースがチャックの電極として作用できるように、導電性材料か らベースが形成されるステップ;又は、 (2)絶縁体内に電極を形成するステップ。 9.請求項7に記載のプロセスであって、ステップ(b)において、接着剤を用 いずに、絶縁体が適合的且つ直接的にベースに結合する。 10.請求項7に記載のプロセスであって、グルーブをもつベースを形成するス テップが、幅少なくとも5μm、深さ少なくとも10μmのグルーブを形成する 事を備える。 11.請求項7に記載のプロセスであって、ステップ(b)において、以下のス テップの少なくとも一つによって、絶縁体がベース上のグルーブに適合される: (1)絶縁体が柔軟になりベースのグルーブに適合するようになるに充 分高い温度に絶縁体を加熱するステップ;又は、 (2)絶縁体をベース上のグルーブに適合させるに充分高い圧力を絶縁 体にかけるステップ。 12.請求項7に記載のプロセスであって、以下のステップによって、絶縁体が ベースのグルーブに適合される: (1)電気絶縁体をその上に有するベースを、オートクレーブ、平型プ レス及び静水圧プレスから成る群から選択される圧力形成装置内に置くステップ ;及び、 (2)圧力形成装置を、絶縁体をベース上のグルーブ内に押しつけるに 充分高い圧力に維持するステップ。 13.請求項12に記載のプロセスであって、ステップ(1)が更に、以下のス テップを備える: (a)電気絶縁体をその上に有するベースを、真空バッグ内に置くステ ップ; (b)真空バッグを脱気し、真空バッグを圧力形成装置内に置くステッ プ。 14.請求項7に記載のプロセスであって、フィルムの厚さにわたる圧力差をか けることにより、絶縁体フィルムがベースのグルーブに適合される。 15.請求項14に記載のプロセスであって、ベース上の絶縁体フィルムがベー スに接触する接触面と反対側の露出面とを有し、(i)電気絶縁体フィルムの露 出面を第1の圧力に維持し、同時に(ii)フィルムの接触面を第2の圧力に、 第2の圧力は第1の圧力よりも低いが、維持することにより、圧力差がフィルム にかけられる。 16.請求項15に記載のプロセスであって、第1の圧力及び第2の圧力は以下 の性質の少なくとも一つを有する: (a)第2の圧力は少なくとも約500トール第1の圧力よりも低い; (b)第1の圧力は少なくとも約500トール;又は、 (c)第2の圧力は約100トールよりも低い。 17.請求項15に記載のプロセスであって、ベースを貫きベースのグルーブの ところで止る穴を形成するステップを更に備え、ベース内の穴に接続された真空 システムによってフィルムの接触面が第2の圧力に維持される。 18.請求項15に記載のプロセスであって、オートクレーブ、平型プレス及び 静水圧プレスから成る群から選択される圧力形成装置を用いて第1の圧力が維持 される。 19.請求項7に記載のプロセスであって、以下のステップの少なくとも一つに よって、ステップ(b)の前にベース上に電気絶縁体フィルムを塗るステップを 更に備える: (a)ベース上に固体状のポリマー絶縁体フィルムを張るステップ;又 は、 (b)スピンコーティング、スプレー、ディップ、塗布、又はシルクス クリーンにより、液状のポリマー絶縁体前駆体を塗るステップ。 20.請求項7に記載のプロセスであって、ベース上の絶縁体が、その中に埋め 込まれる電極を有し、以下のステップによりベース上の絶縁体が形成される: (a)導電性層をその上に有する第1の絶縁体フイルムを選択するステ ップ; (b)絶縁体フィルム上の導電性層をエッチングして電極を形成するス テップ;及び (c)電極が第1の電気絶縁体フィルムと第2の電気絶縁体フィルムの 間に埋め込まれるように、電極の上に第2の絶縁体フィルムを付着させるステッ プ。 21.請求項7に記載のプロセスにより形成される静電チャック。 22.静電チャックを作製するためのプロセスであって、以下のステップを備え る: (a)ベースの表面に第1のグルーブを形成するステップ; (b)ベースに電気絶縁体フィルムを塗るステップ; (c)電気絶縁体フィルムに圧力をかけ、一方でフィルムを加熱し、フ ィルムが第1のグルーブに略適合する第2のグルーブを現すように、適合的に、 均一的に及び連続的にフィルムの第1のグルーブに対する接着性を促進するステ ップ;及び (d)チャックが基板の保持に用いられる際、第2のグルーブが、ベー スの上面と基板との間にクーラントを保持し分散させることを可能にするように 、第2のグルーブのサイズが決められ配分されるステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ソメクー,サッソン アメリカ合衆国,カリフォルニア州 94022,ロス アルトス ヒルズ,ムーデ ィ ロード 25625 (72)発明者 レビンステイン,ハイマン アメリカ合衆国,ニュージャージー州 07922,バークレー ハイツ,ロビンス アヴェニュー 132 (72)発明者 ビラン,マヌーシャー アメリカ合衆国,カリフォルニア州 95036,ロス ガトス,フェーヴル リッ ジ ロード 18836 (72)発明者 シャーステインスキー,セミヨン アメリカ合衆国,カリフォルニア州 94121,サン フランシスコ,32番 アヴ ェニュー 742 (72)発明者 キャメロン,ジョン エフ. アメリカ合衆国,カリフォルニア州 94022,ロス アルトス,コロナド アヴ ェニュー 91

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基板を保持し実質的に均一に冷却する静電チャックであって: (a)チャック上に保持された基板を冷却するクーラントを保持するた めにサイズが与えられ配分される、間隔をおいたグルーブをもつ上面を有するベ ースと、 (b)ベースの上面の上のグルーブに適合する、実質的に連続的な電気 絶縁体と を備える静電チャック。 2.請求項1に記載の静電チャックであって、グルーブが、基板を実質的に均一 に冷却するようにサイズが与えられた微小なグルーブを備える。 3.請求項2に記載の静電チャックであって、ベースとチャック上に保持された 基板との間のクーラントにより与えられる熱移動速度と実質的に等価な熱移動速 度を、グルーブ内のクーラントが与えるように、微小なグルーブが充分小さなサ イズを与えられる。 4.請求項3に記載の静電チャックであって、グルーブ内に保持されたクーラン トがチャック上に保持された基板を均一に冷却できるように、グルーブがベース 上に配分される。 5.請求項4に記載の静電チャックであって、グルーブが、互いに実質的に平行 である。 6.請求項4に記載の静電チャックであって、グルーブが、ベースの上面にわた って放射状に延長する。 7.請求項1に記載の静電チャックであって、電極のグルーブが、幅少なくとも 約5μm、深さ少なくとも約10μmである。 8.請求項1に記載の静電チャックであって、ベースが導電性でありチャックの 電極として作用する。 9.請求項1に記載の静電チャックであって、絶縁体フィルムが内部に埋め込ま れた電極を備える。 10.請求項9に記載の静電チャックであって、電極が以下の性質の少なくとも 一つを備える: (a)銅、ニッケル、クロム、アルミニウム、タングステン、鉄、及び これらの合金から成る群より選択される金属を備える; (b)冷却グルーブ同士の間に配置される、部分に別れた導電層を備え る; (c)冷却グルーブに適合する連続的な導電層を備える。 11.請求項1、2又は3のいずれかに記載の静電チャックであって、チャック 上の絶縁体フィルムが、以下の性質の少なくとも一つを有する: (a)基板がチャック上に置かれて電極に対してバイアスがかけられた とき、静電荷が基板及び電極に蓄積されることが可能なような、充分に強い誘電 破壊強度; (b)少なくとも約4volts/micronの誘電破壊強度; (c)少なくとも約2の誘電定数; (d)少なくとも約0.10Watts/m/Kの熱伝導率;又は (e)ポリイミド、ポリケトン、ポリエーテルケトン、ポリサルフォン 、 ポリカーボネート、ポリスチレン、ナイロン、ポリビニルクロライド、ポリプロ ピレン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルサルフォン、ポリエチレンテレフタ レート、フルオロエチレンプロピレンコポリマー、セルロース、トリアセテート 、シリコーン及びラバーから成るグルーブより選択されるポリマー。 12.請求項1、2又は3のいずれかに記載の静電チャックであって、絶縁体フ ィルムが接着剤なしにベースと直接接着が可能で、以下の性質の少なくとも一つ を備える: (a)高温でのぬれ性が少なくとも約30mJ/m2、更に好ましくは 少なくとも40mJ/m2; (b)ポリ(カーボネート)、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ (アクリロニトリル)、エポキシ樹脂、ポリ(プロピレンオキサイド)ポリ(エ チルアクリレート)及びポリスチレンから成る群より選択される高いぬれ性のポ リマー; (c)オキサイド、ハイドロオキサイド、ハイドロパーオキシ、フェノ ール、カルボキシリックアシッド、カルボニル及びプライマリーアミンから成る 群より選択される反応性表面官能基を有するポリマー;又は、 (d)金属又はセラミクスに接着可能なポリマー液状前駆体。 13.静電チャックを製造する方法であって: (a)ベースを冷却するクーラントを内部に保持するためにサイズが与 えられ配分される、冷却グルーブをそこにもつ上面を有するベースを形成するス テップと; (b)電気絶縁体をベース上のグルーブに適合させて、実質的に均一、 連続的及び共形な電気絶縁体層をベース上に形成するステップと を備える。 14.請求項13に記載のプロセスであって、チャックが、以下のステップの一 つにより形成される電極を備える: (1)ベースがチャックの電極として作用できるように、導電性材料か らベースが形成されるステップ;又は、 (2)絶縁体内に電極を形成するステップ。 15.請求項13に記載のプロセスであって、ステップ(b)において、接着剤 を用いずに、絶縁体が適合的且つ直接的にベースに接着する。 16.請求項13に記載のプロセスであって、グルーブをそこにもつベースを形 成するステップが、幅少なくとも5μm、深さ少なくとも10μmのグルーブを 形成する事を備える。 17.請求項13に記載のプロセスであって、ステップ(b)において、以下の ステップの少なくとも一つによって、絶縁体がベースのグルーブに適合される: (1)絶縁体が柔軟になりベース上のグルーブに適合するようになるに 充分高い温度に絶縁体を加熱するステップ;又は、 (2)絶縁体がベース上のグルーブに適合するに充分高い圧力を絶縁体 にかけるステップ。 18.請求項13に記載のプロセスであって、以下のステップによって、絶縁体 がベース内のグルーブに適合する: (1)電気絶縁体をその上に有するベースを、オートクレーブ、平型プ レス及び静水圧プレスから成る群から選択される圧力形成装置内に置くステップ ;及び、 (2)圧力形成装置を、絶縁体をベース上のグルーブ内に押しつけるに 充分高い圧力に維持するステップ。 19.請求項18に記載のプロセスであって、ステップ(1)が更に: (a)電気絶縁体をその上に有するベースを、真空バッグ内に置くステ ップ; (b)真空バッグを脱気し、真空バッグを圧力形成装置内に置くステッ プ を備える。 20.請求項13に記載のプロセスであって、絶縁体フィルムが、フィルムの厚 さにわたって圧力差をかけることにより、ベース内のグルーブに適合される。 21.請求項20に記載のプロセスであって、ベース上の絶縁体フィルムがベー スに接触する接触面と反対側の露出面とを有し、(i)電気絶縁体フィルムの露 出面を第1の圧力に維持し、同時に(ii)フィルムの接触面を第2の圧力に、 第2の圧力は第1の圧力よりも低いが、維持することにより、圧力差がフィルム にかけられる。 22.請求項21に記載のプロセスであって、第2の圧力は少なくとも約500 トール第1の圧力よりも低い。 23.請求項21に記載のプロセスであって、第1の圧力は少なくとも約500 トールで、第2の圧力は約100トールよりも低い。 24.請求項21に記載のプロセスであって、ベースを貫きベースのグルーブの ところで止る穴を形成するステップを更に備え、ベース内の穴に接続された真空 システムによってフィルムの接触面が第2の圧力に維持される。 25.請求項21に記載のプロセスであって、オートクレーブ、平型プレス及び 静水圧プレスから成る群から選択される圧力形成装置を用いて第1の圧力が維持 される。 26.請求項13に記載のプロセスであって、以下のステップの少なくとも一つ によって、ステップ(b)の前にベース上に電気絶縁体フィルムを塗るステップ を更に備える: (a)ベース上に固体状のポリマー絶縁体フィルムを張るステップ;又 は、 (b)スピンコーティング、スプレー、ディップ、塗布、又はシルクス クリーンにより、液状のポリマー絶縁体前駆体を塗るステップ。 27.請求項13に記載のプロセスであって、ベース上の絶縁体が、その中に埋 め込まれる電極を有し、 (a)導電性層をその上に有する第1の絶縁体フィルムを線Tクーラン トするステップと; (b)絶縁体フィルム上の導電性層をエッチングして電極を形成するス テップと; (c)電極が第1と第2の電気絶縁体層の間に埋め込まれるように、電 極の上に第2の絶縁体フィルムを付着させるステップと によりベース上の絶縁体が形成される。 28.請求項13に記載のプロセスにより形成される静電チャック。 29.静電チャックを作製するためのプロセスであって、 (a)ベースの表面に第1のグルーブを形成するステップと; (b)ベースに電気絶縁体フィルムを塗るステップと; (c)電気絶縁体フィルムに圧力をかけ、一方でフィルムを加熱し、フ ィルムが第1のグルーブに略適合する第2のグルーブを表すように、適合的に、 均一的に及び連続的にフィルムの第1のグルーブに対する接着性を促進するステ ップと; (d)チャックが基板の保持に用いられる際、第2のグルーブが、ベー スの上面と基板との間にクーラントを保持し分散させることを可能にするように 、第2のグルーブのサイズが決められ配分されるステップと を備える。
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