JPH0840753A - 絶縁ガラス板に重質ガスを充填する装置 - Google Patents
絶縁ガラス板に重質ガスを充填する装置Info
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- JPH0840753A JPH0840753A JP7066393A JP6639395A JPH0840753A JP H0840753 A JPH0840753 A JP H0840753A JP 7066393 A JP7066393 A JP 7066393A JP 6639395 A JP6639395 A JP 6639395A JP H0840753 A JPH0840753 A JP H0840753A
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- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/66—Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
- E06B3/677—Evacuating or filling the gap between the panes ; Equilibration of inside and outside pressure; Preventing condensation in the gap between the panes; Cleaning the gap between the panes
- E06B3/6775—Evacuating or filling the gap during assembly
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- E06B3/673—Assembling the units
- E06B3/67365—Transporting or handling panes, spacer frames or units during assembly
- E06B3/67386—Presses; Clamping means holding the panes during assembly
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は公知の装置から出発して、一方
の密閉手段の移動可能性が改善されている装置を提供す
ることである。 【構成】搬送方向(矢印25)に移送可能な密閉手段
(31,80)の端部がキャリッジ(90,91)に取
り付けられており、該キャリッジ(90,91)は一方
のプレート(2)の上方及び下方の水平方向の縁部に対
し平行に移動可能であるように構成されている。
の密閉手段の移動可能性が改善されている装置を提供す
ることである。 【構成】搬送方向(矢印25)に移送可能な密閉手段
(31,80)の端部がキャリッジ(90,91)に取
り付けられており、該キャリッジ(90,91)は一方
のプレート(2)の上方及び下方の水平方向の縁部に対
し平行に移動可能であるように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁ガラス板に重質ガ
スを充填する装置であって、プレートと、搬送手段と、
密閉手段とを有し、プレートは充填されるべき絶縁ガラ
ス板の両側に設けられ、かつほぼ垂直方向に整列され、
プレートのうちの少なくとも1が自らの平面に対し直角
方向に、他方のプレートに対して移動可能であり、絶縁
ガラス板を搬送する搬送手段はほぼガス密に形成され、
プレートの下縁の領域に設置されており、密閉手段はそ
の作動位置で絶縁ガラス板の2つの垂直方向の縁部に関
連して設けられており、密閉手段の1はプレートの平面
に対し平行に移動されてなる装置に関する。
スを充填する装置であって、プレートと、搬送手段と、
密閉手段とを有し、プレートは充填されるべき絶縁ガラ
ス板の両側に設けられ、かつほぼ垂直方向に整列され、
プレートのうちの少なくとも1が自らの平面に対し直角
方向に、他方のプレートに対して移動可能であり、絶縁
ガラス板を搬送する搬送手段はほぼガス密に形成され、
プレートの下縁の領域に設置されており、密閉手段はそ
の作動位置で絶縁ガラス板の2つの垂直方向の縁部に関
連して設けられており、密閉手段の1はプレートの平面
に対し平行に移動されてなる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記種類の装置はDE93 02 74
4 U1により公知である。
4 U1により公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、公知
の装置から出発して、一方の密閉手段の移動可能性が改
善されている装置を提供することである。
の装置から出発して、一方の密閉手段の移動可能性が改
善されている装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明に基
づき、搬送方向に移動可能な密閉手段の端部が、一方の
プレートの上方及び下方の水平方向の縁部に対し平行に
移動可能であるキャリッジに取り付けられていることに
よって解決される。
づき、搬送方向に移動可能な密閉手段の端部が、一方の
プレートの上方及び下方の水平方向の縁部に対し平行に
移動可能であるキャリッジに取り付けられていることに
よって解決される。
【0005】本発明の装置の好適かつ好都合な構成は従
属請求項の内容である。
属請求項の内容である。
【0006】本発明の提案によりキャリッジがエンドレ
スコンベヤベルトに固定され、ガイドレール上で移動さ
れるときは、問題のない調節がなされ、移動可能な密閉
手段が即座にかつ正確にその作動位置に動かされる。
スコンベヤベルトに固定され、ガイドレール上で移動さ
れるときは、問題のない調節がなされ、移動可能な密閉
手段が即座にかつ正確にその作動位置に動かされる。
【0007】本発明の1実施例には、密閉手段の下端
が、プレートの下方の垂直方向の縁部に沿って移動可能
な前記キャリッジに、搬送方向に対し平行に整列された
軸を中心に回動自在に固定されていること、及び密閉手
段の上端が、対向するプレートに向かって進み、再度戻
ることができることが定められている。この実施例で
は、移動可能な密閉手段は、それがプレートに沿って案
内されるときは、プレートから離れるので、密閉手段が
移動されても、プレートと密閉手段との間で、妨げとな
るようなかつ磨耗を引き起こすような摩擦が生じない。
が、プレートの下方の垂直方向の縁部に沿って移動可能
な前記キャリッジに、搬送方向に対し平行に整列された
軸を中心に回動自在に固定されていること、及び密閉手
段の上端が、対向するプレートに向かって進み、再度戻
ることができることが定められている。この実施例で
は、移動可能な密閉手段は、それがプレートに沿って案
内されるときは、プレートから離れるので、密閉手段が
移動されても、プレートと密閉手段との間で、妨げとな
るようなかつ磨耗を引き起こすような摩擦が生じない。
【0008】密閉手段がほぼ直方体形に形成されている
とき、該密閉手段が2枚の支持プレートの間に弾性的に
圧縮可能な本体を有するとき、及び密閉手段の短辺の1
が、絶縁ガラス板を構成するガラス板の向かい合う縁部
に当接されるときは、例えば、重質ガスが充填された絶
縁ガラス板を加圧するために、プレート同士を接近させ
ることができ、該接近は少なくとも作動位置でプレート
同士の間に設けられた移動可能な密閉手段によって妨げ
られることはない。この場合、密閉手段の、絶縁ガラス
板に向いた短辺には、特に弾性材料からなる密閉片が具
備されていることは好ましい。この実施例では、密閉片
の1は横断面がL字形に形成されており、該密閉片の脚
部の1が、弾性的に撓む材料からなる本体の、絶縁ガラ
ス板に向いた短辺まで延びていることが定められてい
る。更に、密閉片が、密閉手段の、絶縁ガラス板に向い
た短辺から突出していることは好ましい。かくして、簡
単な方法で、十分に効果的な密閉手段が作られる。
とき、該密閉手段が2枚の支持プレートの間に弾性的に
圧縮可能な本体を有するとき、及び密閉手段の短辺の1
が、絶縁ガラス板を構成するガラス板の向かい合う縁部
に当接されるときは、例えば、重質ガスが充填された絶
縁ガラス板を加圧するために、プレート同士を接近させ
ることができ、該接近は少なくとも作動位置でプレート
同士の間に設けられた移動可能な密閉手段によって妨げ
られることはない。この場合、密閉手段の、絶縁ガラス
板に向いた短辺には、特に弾性材料からなる密閉片が具
備されていることは好ましい。この実施例では、密閉片
の1は横断面がL字形に形成されており、該密閉片の脚
部の1が、弾性的に撓む材料からなる本体の、絶縁ガラ
ス板に向いた短辺まで延びていることが定められてい
る。更に、密閉片が、密閉手段の、絶縁ガラス板に向い
た短辺から突出していることは好ましい。かくして、簡
単な方法で、十分に効果的な密閉手段が作られる。
【0009】2枚の支持プレートの1が、弾性的に撓む
材料からなる本体から突出している縁部を有するとき
は、移動可能な密閉手段は正確に案内される。
材料からなる本体から突出している縁部を有するとき
は、移動可能な密閉手段は正確に案内される。
【0010】本発明により、弾性的に撓む材料からなる
本体が発泡プラスチック製の本体であることは好まし
い。
本体が発泡プラスチック製の本体であることは好まし
い。
【0011】類似の好都合な配置が生じるのは、密閉手
段が、該密閉手段が沿って移動するプレートに向いた支
持プレートを介して、キャリッジに固定されているとき
である。類似の利点となるのは、密閉手段の下端に設け
られた(回動)軸は、プレートに向いた密閉片が、プレ
ートの、他方のプレートに向いた面と直ぐ隣り合ってい
るように、隣り合ったプレートに対して整列されている
ことである。
段が、該密閉手段が沿って移動するプレートに向いた支
持プレートを介して、キャリッジに固定されているとき
である。類似の利点となるのは、密閉手段の下端に設け
られた(回動)軸は、プレートに向いた密閉片が、プレ
ートの、他方のプレートに向いた面と直ぐ隣り合ってい
るように、隣り合ったプレートに対して整列されている
ことである。
【0012】本発明の装置では、搬送手段の搬送方向に
対し、流出側に設けられた密閉手段が固定プレートの平
面に対し直角方向に引き出し可能かつ引き戻し可能であ
るときは、本発明に基づき、密閉手段が2枚のプレート
の垂直方向の流出側縁部に当接されていることは好まし
い。
対し、流出側に設けられた密閉手段が固定プレートの平
面に対し直角方向に引き出し可能かつ引き戻し可能であ
るときは、本発明に基づき、密閉手段が2枚のプレート
の垂直方向の流出側縁部に当接されていることは好まし
い。
【0013】密閉手段が回動運動によってプレートの縁
部に当接されるときは、好都合な移動経過が生じる。こ
の好都合な移動は、本発明の1実施例に基づき、密閉手
段が、平行四辺形ロッドを介して機台に調節可能に支承
されているアームに固定されていることによって達成さ
れる。密閉手段の下端及び上端には夫々、平行四辺形ロ
ッドを介して支承されているアームが具備されているこ
とが適切であることが実証された。流出側の密閉手段を
動かす駆動装置は、平行四辺形ロッドが軸と結合してお
り、該軸を回動する駆動装置がこの軸に関連して設けら
れているように形成されていることが好ましい。
部に当接されるときは、好都合な移動経過が生じる。こ
の好都合な移動は、本発明の1実施例に基づき、密閉手
段が、平行四辺形ロッドを介して機台に調節可能に支承
されているアームに固定されていることによって達成さ
れる。密閉手段の下端及び上端には夫々、平行四辺形ロ
ッドを介して支承されているアームが具備されているこ
とが適切であることが実証された。流出側の密閉手段を
動かす駆動装置は、平行四辺形ロッドが軸と結合してお
り、該軸を回動する駆動装置がこの軸に関連して設けら
れているように形成されていることが好ましい。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1乃至7に図示された装置は2枚のプレ
ート1及び2を有し、該プレート1及び2はほぼ垂直
で、好ましくは垂直線に対し僅かに、例えば3乃至5度
後方に傾斜しており、互いに平行である。
に説明する。図1乃至7に図示された装置は2枚のプレ
ート1及び2を有し、該プレート1及び2はほぼ垂直
で、好ましくは垂直線に対し僅かに、例えば3乃至5度
後方に傾斜しており、互いに平行である。
【0015】プレート1及び2は絶縁ガラス板10をプ
レスする装置のプレートであってもよい。図示の実施例
では、プレート1は装置の台の支持体3及び4に固定さ
れている。プレート2は圧力媒体シリンダ5及び6によ
って矢印7の方向に移動可能である。固定のプレート1
の下縁には、プレート1と2の間に形成された空間8の
下方にベルトコンベヤ9が設けられている。絶縁ガラス
板10(2枚のガラス板と、介挿された間隔保持フレー
ムとにより構成されるセット)は、立った状態で及び例
えばエアクッション壁として形成されかつ台に固定され
たプレート1に凭れた状態で該ベルトコンベヤ9で空間
8内を搬送される。
レスする装置のプレートであってもよい。図示の実施例
では、プレート1は装置の台の支持体3及び4に固定さ
れている。プレート2は圧力媒体シリンダ5及び6によ
って矢印7の方向に移動可能である。固定のプレート1
の下縁には、プレート1と2の間に形成された空間8の
下方にベルトコンベヤ9が設けられている。絶縁ガラス
板10(2枚のガラス板と、介挿された間隔保持フレー
ムとにより構成されるセット)は、立った状態で及び例
えばエアクッション壁として形成されかつ台に固定され
たプレート1に凭れた状態で該ベルトコンベヤ9で空間
8内を搬送される。
【0016】図1乃至16及び19乃至22には図示さ
れていないが、こうした装置の調節可能なプレート2に
は、水平方向の下縁に沿ってパッキングが設けられてお
り、該パッキングは下方でプレート2を搬送手段すなわ
ちベルトコンベヤ9に対し密閉している。このことの実
施例は図17及び18に図示されており、該実施例を後
で記述する。
れていないが、こうした装置の調節可能なプレート2に
は、水平方向の下縁に沿ってパッキングが設けられてお
り、該パッキングは下方でプレート2を搬送手段すなわ
ちベルトコンベヤ9に対し密閉している。このことの実
施例は図17及び18に図示されており、該実施例を後
で記述する。
【0017】図1から明らかなように、絶縁ガラス板1
0の、可動のプレート2に向いたガラス板11の上方の
領域のみが、他方のガラス板13に取着された間隔保持
フレーム14に接触している。これに対して、絶縁ガラ
ス板10のうちのガラス板11の水平方向の下縁は間隔
保持フレーム14から間隔を有しているので、そこに
は、及び部分的には絶縁ガラス板10の垂直方向の縁部
には、絶縁ガラス板10の内部空間への通路が設けられ
ている。
0の、可動のプレート2に向いたガラス板11の上方の
領域のみが、他方のガラス板13に取着された間隔保持
フレーム14に接触している。これに対して、絶縁ガラ
ス板10のうちのガラス板11の水平方向の下縁は間隔
保持フレーム14から間隔を有しているので、そこに
は、及び部分的には絶縁ガラス板10の垂直方向の縁部
には、絶縁ガラス板10の内部空間への通路が設けられ
ている。
【0018】エアクッション壁として形成された固定の
プレート1を加圧するために、該プレート1は圧縮空気
を供給する接続部12を具備している。
プレート1を加圧するために、該プレート1は圧縮空気
を供給する接続部12を具備している。
【0019】本装置の、図2に図示された実施例は、図
1に図示された装置とは、特に、可動のプレート2がラ
ック・ピニオン駆動装置16によって矢印7の方向に調
節されることの点で異なっている。図2では、可動のプ
レート2の四隅のいずれにおいてもラックが設けられて
いる。ラック・ピニオン駆動装置16は共通の圧力媒体
モータ15によってロッドを介して作動される。
1に図示された装置とは、特に、可動のプレート2がラ
ック・ピニオン駆動装置16によって矢印7の方向に調
節されることの点で異なっている。図2では、可動のプ
レート2の四隅のいずれにおいてもラックが設けられて
いる。ラック・ピニオン駆動装置16は共通の圧力媒体
モータ15によってロッドを介して作動される。
【0020】例えばプレート2を調節するために用いら
れるこの駆動装置に関する詳細な記述はAT38549
9Bにある。可動のプレート2はスピンドル駆動装置に
よっても調節される。このことはAT−A2956/8
7(1990年6月15日に公開)に開示されている。
れるこの駆動装置に関する詳細な記述はAT38549
9Bにある。可動のプレート2はスピンドル駆動装置に
よっても調節される。このことはAT−A2956/8
7(1990年6月15日に公開)に開示されている。
【0021】図2に図示するように、可動のプレート2
には圧力プランジャ20が設けられており、該圧力プラ
ンジャ20は圧力媒体シリンダ21によって絶縁ガラス
板10の上縁へ押しやられて、絶縁ガラス板10の、可
動のプレート2に隣り合ったガラス板11を間隔保持フ
レーム14に接触させておく。単独の圧力プランジャ2
0の代わりに、水平方向に連続する圧力受を設けてもよ
い。
には圧力プランジャ20が設けられており、該圧力プラ
ンジャ20は圧力媒体シリンダ21によって絶縁ガラス
板10の上縁へ押しやられて、絶縁ガラス板10の、可
動のプレート2に隣り合ったガラス板11を間隔保持フ
レーム14に接触させておく。単独の圧力プランジャ2
0の代わりに、水平方向に連続する圧力受を設けてもよ
い。
【0022】圧力プランジャ20又は水平方向に連続す
る圧力受を絶縁ガラス板10の上縁に対して整列するた
めに、圧力プランジャ20又は圧力受及び圧力媒体モー
タすなわち圧力媒体シリンダ21からなる装置は、可動
のプレート2の表面に沿って矢印22の方向にすなわち
ほぼ垂直方向に移動可能に設けられている。圧力エレメ
ントの高さの調節を省略しようとする場合には、弾性的
な、又は圧力媒体シリンダ21によって調節可能な、垂
直方向に整列された圧力受23を設けることもできる
(図1)。
る圧力受を絶縁ガラス板10の上縁に対して整列するた
めに、圧力プランジャ20又は圧力受及び圧力媒体モー
タすなわち圧力媒体シリンダ21からなる装置は、可動
のプレート2の表面に沿って矢印22の方向にすなわち
ほぼ垂直方向に移動可能に設けられている。圧力エレメ
ントの高さの調節を省略しようとする場合には、弾性的
な、又は圧力媒体シリンダ21によって調節可能な、垂
直方向に整列された圧力受23を設けることもできる
(図1)。
【0023】特に、加えて絶縁ガラス板10をプレスす
る装置が重質ガスの充填終了後に用いられるときは、圧
力プランジャ20又は圧力受23が、可動のプレート2
の、固定のプレート1に向いた面へすなわち該面の後方
に引き戻される。
る装置が重質ガスの充填終了後に用いられるときは、圧
力プランジャ20又は圧力受23が、可動のプレート2
の、固定のプレート1に向いた面へすなわち該面の後方
に引き戻される。
【0024】圧力プランジャ20又は1個又は複数の圧
力受23を動かす圧力媒体シリンダ21の代わりに、上
記の部材すなわち圧力プランジャ又は圧力受を、可動の
プレート2において弾性をもって支持し、絶縁ガラス板
10をプレスするときに、ある位置に押し戻されるよう
に構成しても良い。この場合、ある位置とは、上記の部
材の前側が、可動のプレート2の、絶縁ガラス板10に
向いた面と一直線上に並んでいる位置のことである。
力受23を動かす圧力媒体シリンダ21の代わりに、上
記の部材すなわち圧力プランジャ又は圧力受を、可動の
プレート2において弾性をもって支持し、絶縁ガラス板
10をプレスするときに、ある位置に押し戻されるよう
に構成しても良い。この場合、ある位置とは、上記の部
材の前側が、可動のプレート2の、絶縁ガラス板10に
向いた面と一直線上に並んでいる位置のことである。
【0025】図1又は図2に図示された装置に設けられ
た絶縁ガラス板10の内部空間は、上方が間隔保持フレ
ーム14の上部側反辺部によって密閉され、下方すなわ
ち絶縁ガラス板10がまだ開放している箇所は、エンド
レスのベルトコンベヤ9(又は他の相応に気密の搬送手
段)によって密閉される。
た絶縁ガラス板10の内部空間は、上方が間隔保持フレ
ーム14の上部側反辺部によって密閉され、下方すなわ
ち絶縁ガラス板10がまだ開放している箇所は、エンド
レスのベルトコンベヤ9(又は他の相応に気密の搬送手
段)によって密閉される。
【0026】絶縁ガラス板10の内部空間をほぼ垂直方
向の側縁においても密閉するために、絶縁ガラス板10
詳しくはプレート1及び2の垂直方向の縁部に取付け可
能な密閉手段30及び31が設けられている。
向の側縁においても密閉するために、絶縁ガラス板10
詳しくはプレート1及び2の垂直方向の縁部に取付け可
能な密閉手段30及び31が設けられている。
【0027】搬送方向(図3中の矢印25)に対して前
方の密閉手段30は、固定のプレート1の面に対し垂直
方向に(矢印32)、2枚のプレート1と2の間の空間
8へ押しやられるか、ほぼ垂直な軸61を中心に回動可
能である(図5中の矢印46を参照)。このためには、
固定のプレート1には垂直方向のスリット33が形成さ
れており、密閉手段30は駆動装置、例えば少なくとも
1個の圧力媒体シリンダ34と結合されている。
方の密閉手段30は、固定のプレート1の面に対し垂直
方向に(矢印32)、2枚のプレート1と2の間の空間
8へ押しやられるか、ほぼ垂直な軸61を中心に回動可
能である(図5中の矢印46を参照)。このためには、
固定のプレート1には垂直方向のスリット33が形成さ
れており、密閉手段30は駆動装置、例えば少なくとも
1個の圧力媒体シリンダ34と結合されている。
【0028】密閉手段30は、図3及び4に図示された
例では、ほぼ垂直方向の支持片35と、弾性材料製のパ
ッキング36とにより構成される。該パッキング36は
実施例では横断面がほぼV字形に形成されており、2個
のシールリップ37及び38を有し、該シールリップ3
7及び38は絶縁ガラス板10の2枚のガラス板11及
び13の垂直方向の縁部に密閉式に接触している。
例では、ほぼ垂直方向の支持片35と、弾性材料製のパ
ッキング36とにより構成される。該パッキング36は
実施例では横断面がほぼV字形に形成されており、2個
のシールリップ37及び38を有し、該シールリップ3
7及び38は絶縁ガラス板10の2枚のガラス板11及
び13の垂直方向の縁部に密閉式に接触している。
【0029】総厚さが異なる種々の絶縁ガラス板10に
密閉手段30を用いることができるように、シールリッ
プ37は延出部39を有し、該延出部39は固定のプレ
ート1に対しほぼ垂直方向に整列されている。密閉手段
30は同時に絶縁ガラス板10用の最終停止部材として
作用することもできる。
密閉手段30を用いることができるように、シールリッ
プ37は延出部39を有し、該延出部39は固定のプレ
ート1に対しほぼ垂直方向に整列されている。密閉手段
30は同時に絶縁ガラス板10用の最終停止部材として
作用することもできる。
【0030】第2の密閉手段31は本装置では矢印40
の方向に調節可能である。このためには、密閉手段31
は、図3に図示するように、キャリッジ42によって、
機台に固定されたガイドレール41上を案内され、駆動
装置(図示せず)によって移動される。更に、密閉手段
31の構造は密閉手段30の構造に対応しており、すな
わち密閉手段31は支持片35と実際のパッキング36
とを有し、該パッキングには2個のシールリップ37及
び38と延出部39とが具備されている。
の方向に調節可能である。このためには、密閉手段31
は、図3に図示するように、キャリッジ42によって、
機台に固定されたガイドレール41上を案内され、駆動
装置(図示せず)によって移動される。更に、密閉手段
31の構造は密閉手段30の構造に対応しており、すな
わち密閉手段31は支持片35と実際のパッキング36
とを有し、該パッキングには2個のシールリップ37及
び38と延出部39とが具備されている。
【0031】密閉手段30及び31の双方又は一方を、
変形例では、可動のプレート2に設けることもできる。
変形例では、可動のプレート2に設けることもできる。
【0032】図4に図示するように密閉手段30が設け
られ、図5のように密閉手段31が可動のプレート2に
設けられている実施例も可能である。この例では、ガイ
ドレール41は可動のプレート2に固定されている。重
質ガスが充填されるべきでありかつまだ開放されている
絶縁ガラス板10を本装置に搬送する最中に密閉手段3
1をプレート1と2の間の空間8から脱出するために、
図4に図示の実施例では、プレート1にはリセス44が
形成されている。該リセス44に密閉手段31を収容す
ることができるのは、プレート1と2の間の空間8をあ
けるためである。プレート2に沿って案内される密閉手
段31の場合においては、密閉手段31が準備位置にあ
るときは、密閉手段31を収容するためのリセス44を
プレート2に具備することもできる。しかし、多くの場
合には、絶縁ガラス板10を搬送するための空間を形成
するためには、可動のプレート2従って又密閉手段31
をプレート1から離せば十分であろう。
られ、図5のように密閉手段31が可動のプレート2に
設けられている実施例も可能である。この例では、ガイ
ドレール41は可動のプレート2に固定されている。重
質ガスが充填されるべきでありかつまだ開放されている
絶縁ガラス板10を本装置に搬送する最中に密閉手段3
1をプレート1と2の間の空間8から脱出するために、
図4に図示の実施例では、プレート1にはリセス44が
形成されている。該リセス44に密閉手段31を収容す
ることができるのは、プレート1と2の間の空間8をあ
けるためである。プレート2に沿って案内される密閉手
段31の場合においては、密閉手段31が準備位置にあ
るときは、密閉手段31を収容するためのリセス44を
プレート2に具備することもできる。しかし、多くの場
合には、絶縁ガラス板10を搬送するための空間を形成
するためには、可動のプレート2従って又密閉手段31
をプレート1から離せば十分であろう。
【0033】密閉手段30には、絶縁ガラス板10の内
部空間に充填することができる重質ガスを供給する接続
部50が設けられている。更に、少なくとも1個の接続
部51,52又は53が設けられていて(図3には接続
部が矢印で表わされている)、絶縁ガラス板10の内部
空間から流出する空気又は空気・ガス混合物は該接続部
を通って排出される。この場合、こうした接続部50乃
至53、156及び157を組み合わせる種々の可能性
がある。
部空間に充填することができる重質ガスを供給する接続
部50が設けられている。更に、少なくとも1個の接続
部51,52又は53が設けられていて(図3には接続
部が矢印で表わされている)、絶縁ガラス板10の内部
空間から流出する空気又は空気・ガス混合物は該接続部
を通って排出される。この場合、こうした接続部50乃
至53、156及び157を組み合わせる種々の可能性
がある。
【0034】例えば、重質ガスを供給する接続部50
を、密閉手段30の近傍で、絶縁ガラス板10の前方下
方の隅の領域に設けることができる。空気又は空気・ガ
ス混合物を排出するための接続部51,52又は53
は、絶縁ガラス板10の搬送手段に対し後方で下方の隅
の領域(矢印51)、絶縁ガラス板10の後方で上方の
隅の領域(矢印52)、又は絶縁ガラス板10の搬送方
向(矢印25)に対し前方で垂直方向の縁部の領域(矢
印53)に設けることができる。更に説明されねばなら
ない実施例では、接続部51乃至53は省略することも
できるし、あるいは対応の開口部を備え又は長手方向に
分割されたコンベヤベルト9を通って重質ガスを供給す
る手段と組み合わせることもできる(図3の矢印156
及び157を参照)。
を、密閉手段30の近傍で、絶縁ガラス板10の前方下
方の隅の領域に設けることができる。空気又は空気・ガ
ス混合物を排出するための接続部51,52又は53
は、絶縁ガラス板10の搬送手段に対し後方で下方の隅
の領域(矢印51)、絶縁ガラス板10の後方で上方の
隅の領域(矢印52)、又は絶縁ガラス板10の搬送方
向(矢印25)に対し前方で垂直方向の縁部の領域(矢
印53)に設けることができる。更に説明されねばなら
ない実施例では、接続部51乃至53は省略することも
できるし、あるいは対応の開口部を備え又は長手方向に
分割されたコンベヤベルト9を通って重質ガスを供給す
る手段と組み合わせることもできる(図3の矢印156
及び157を参照)。
【0035】接続部50が接続部51と組み合わされる
ときは、接続部は50は、重質ガスが直接的に接続部5
1に達するのを防止するように上方に向けられた流れで
絶縁ガラス板10の内部に流入するように形成されるこ
とが好ましい。
ときは、接続部は50は、重質ガスが直接的に接続部5
1に達するのを防止するように上方に向けられた流れで
絶縁ガラス板10の内部に流入するように形成されるこ
とが好ましい。
【0036】接続部50を接続部52と組み合わせて、
絶縁ガラス板10の対角線掃気を生じさせることもでき
る。
絶縁ガラス板10の対角線掃気を生じさせることもでき
る。
【0037】接続部50が接続部53と組み合わされる
ときは、原理的にはEP−444391−A又はDE4
202612−Aに開示されているように、絶縁ガラス
板10の内部でループ掃気が生じる。この場合には接続
部53は絶縁ガラス板10の内部空間で上方に向いた口
を有することがある。
ときは、原理的にはEP−444391−A又はDE4
202612−Aに開示されているように、絶縁ガラス
板10の内部でループ掃気が生じる。この場合には接続
部53は絶縁ガラス板10の内部空間で上方に向いた口
を有することがある。
【0038】重質ガスを絶縁ガラス板10の内部空間に
供給すると共に、空気又は空気・ガス混合物を絶縁ガラ
ス板10の内部空間から排出するための接続部50,5
1,52及び53の具体的な構成は重要ではない。例え
ば、特に、重質ガスを供給するために、内部に突入する
プローブ又はノズルを具備することができるし、あるい
は重質ガスを供給するための導管、及び空気又は空気・
ガス混合物を排出する導管を当該箇所で支持片35及び
パッキング36に通し、2個のシールリップ37と38
の間の領域で開口させることができる。コンベヤベルト
9を貫く開口部も可能である。
供給すると共に、空気又は空気・ガス混合物を絶縁ガラ
ス板10の内部空間から排出するための接続部50,5
1,52及び53の具体的な構成は重要ではない。例え
ば、特に、重質ガスを供給するために、内部に突入する
プローブ又はノズルを具備することができるし、あるい
は重質ガスを供給するための導管、及び空気又は空気・
ガス混合物を排出する導管を当該箇所で支持片35及び
パッキング36に通し、2個のシールリップ37と38
の間の領域で開口させることができる。コンベヤベルト
9を貫く開口部も可能である。
【0039】重質ガスを絶縁ガラス板10の内部空間に
供給するための接続部70についての実施例は図6に平
面図で示されている。接続部70はケーシング73を有
し、該ケーシング73はほぼ垂直方向の軸71を中心
に、図6に図示した作動位置へ矢印72の方向に回動さ
れ、該作動位置から、プレート1(又は2)の、絶縁ガ
ラス板10に向いた面の後方に回動した位置へ回動され
る。ケーシング73は縦スリット形状の出口74を有
し、該出口74は絶縁ガラス板10のギャップ60の手
前まで又はギャップ60の中まで達している。出口74
からは、側方の流口76を具備する少なくとも1本の導
管75を介して供給された重質ガスが絶縁ガラス板10
の内部に流れ込む。ケーシング73には複数の導管75
を上下に重ねて設けることができる。
供給するための接続部70についての実施例は図6に平
面図で示されている。接続部70はケーシング73を有
し、該ケーシング73はほぼ垂直方向の軸71を中心
に、図6に図示した作動位置へ矢印72の方向に回動さ
れ、該作動位置から、プレート1(又は2)の、絶縁ガ
ラス板10に向いた面の後方に回動した位置へ回動され
る。ケーシング73は縦スリット形状の出口74を有
し、該出口74は絶縁ガラス板10のギャップ60の手
前まで又はギャップ60の中まで達している。出口74
からは、側方の流口76を具備する少なくとも1本の導
管75を介して供給された重質ガスが絶縁ガラス板10
の内部に流れ込む。ケーシング73には複数の導管75
を上下に重ねて設けることができる。
【0040】図6には密閉手段30も点線で示されてい
る。接続部70は密閉手段30に独立して動かされる。
る。接続部70は密閉手段30に独立して動かされる。
【0041】特に、重質ガスが接続部50を介して供給
され、空気又は空気・ガス混合物が箇所51及び53の
双方又はいずれか一方で排出されるときは、パッキング
36は2個のシールリップ37と38の間で、水平方向
にすなわちプレート1及び2に対し垂直方向に整列され
たウェブを有することができる。該ウェブは2個のシー
ルリップ37及び38と、絶縁ガラス板10の2枚のガ
ラス板の縁部との間の空間すなわち「通路」を高さ方向
に少なくとも2つの部分に分割して、絶縁ガラス板10
の2枚のガラス板の縁部とパッキング36との間に形成
された通路を通って重質ガスが流出するのを少なくとも
防止する。この場合、ウェブが中央に突起を有してい
て、該突起が絶縁ガラス板10の2枚のガラス板の間の
空間に少なくとも部分的に入り込んでいる。シールリッ
プ37と38の間のウェブは特に密閉手段30のパッキ
ング36の近傍に設けられている。
され、空気又は空気・ガス混合物が箇所51及び53の
双方又はいずれか一方で排出されるときは、パッキング
36は2個のシールリップ37と38の間で、水平方向
にすなわちプレート1及び2に対し垂直方向に整列され
たウェブを有することができる。該ウェブは2個のシー
ルリップ37及び38と、絶縁ガラス板10の2枚のガ
ラス板の縁部との間の空間すなわち「通路」を高さ方向
に少なくとも2つの部分に分割して、絶縁ガラス板10
の2枚のガラス板の縁部とパッキング36との間に形成
された通路を通って重質ガスが流出するのを少なくとも
防止する。この場合、ウェブが中央に突起を有してい
て、該突起が絶縁ガラス板10の2枚のガラス板の間の
空間に少なくとも部分的に入り込んでいる。シールリッ
プ37と38の間のウェブは特に密閉手段30のパッキ
ング36の近傍に設けられている。
【0042】重質ガスを供給する接続部50を、空気又
は空気・ガス混合物を排出する接続部53と組み合わせ
た場合において、絶縁ガラス板10の内部に突出し、か
つ重質ガスを供給すると共に、空気又は空気・ガス混合
物を排出するためのノズル又はプローブで作業しないの
であれば、2個の接続部50と53との間に類似のウェ
ブを備えることが好ましい。
は空気・ガス混合物を排出する接続部53と組み合わせ
た場合において、絶縁ガラス板10の内部に突出し、か
つ重質ガスを供給すると共に、空気又は空気・ガス混合
物を排出するためのノズル又はプローブで作業しないの
であれば、2個の接続部50と53との間に類似のウェ
ブを備えることが好ましい。
【0043】図7には密閉手段30及び31の双方又は
いずれか一方の好適な実施例が示されている。
いずれか一方の好適な実施例が示されている。
【0044】全体としてほぼ直方体形の密閉手段80は
剛性の材料、例えば薄板製の2つの長方形状の支持プレ
ート81及び82により構成される。
剛性の材料、例えば薄板製の2つの長方形状の支持プレ
ート81及び82により構成される。
【0045】支持プレート81と82の間には、例えば
弾性的に圧縮可能なプラスチック材料からなる弾性的に
可撓性のある直方体形の本体84が設けられ、支持プレ
ート81と82の、本体84に向いた面と結合されてい
る。本体84はばねと交換することもでき、その場合、
支持プレート81と82の間、特に密閉片85と87の
間の領域で可撓性の薄片を設けることができる。
弾性的に圧縮可能なプラスチック材料からなる弾性的に
可撓性のある直方体形の本体84が設けられ、支持プレ
ート81と82の、本体84に向いた面と結合されてい
る。本体84はばねと交換することもでき、その場合、
支持プレート81と82の間、特に密閉片85と87の
間の領域で可撓性の薄片を設けることができる。
【0046】一方の支持プレート81の縁部83は一側
でプラスチックの本体84から突出しており、保持手段
に固定されている。その目的は、密閉手段80が密閉手
段30及び31の双方又はいずれか一方のために定めら
れた運動を実行することができるようにするためであ
る。
でプラスチックの本体84から突出しており、保持手段
に固定されている。その目的は、密閉手段80が密閉手
段30及び31の双方又はいずれか一方のために定めら
れた運動を実行することができるようにするためであ
る。
【0047】密閉手段80の、重質ガスが充填されるべ
き絶縁ガラス板10に向いた側には、ゴム状の材料、例
えばポリウレタン(商品名ヴォルコラン)等によりなる
密閉片85,87が設けられている。密閉片85の面8
6が、絶縁ガラス板10の一方のガラス板の、密閉片8
5に隣り合った垂直方向の縁部と接触しているのに対
し、密閉片87の面88は絶縁ガラス板10の他方のガ
ラス板の垂直方向の縁部と接触している。密閉片85及
び87は密閉手段80の面80′から突出しているの
で、絶縁ガラス板10の、密閉手段80によって密閉さ
れた縁部には、ほぼ垂直方向の通路が形成される。
き絶縁ガラス板10に向いた側には、ゴム状の材料、例
えばポリウレタン(商品名ヴォルコラン)等によりなる
密閉片85,87が設けられている。密閉片85の面8
6が、絶縁ガラス板10の一方のガラス板の、密閉片8
5に隣り合った垂直方向の縁部と接触しているのに対
し、密閉片87の面88は絶縁ガラス板10の他方のガ
ラス板の垂直方向の縁部と接触している。密閉片85及
び87は密閉手段80の面80′から突出しているの
で、絶縁ガラス板10の、密閉手段80によって密閉さ
れた縁部には、ほぼ垂直方向の通路が形成される。
【0048】絶縁ガラス板10に重質ガスを充填するた
めの装置のプレート1及び2が互いに接近されるとき
は、まず、プレート1及び2が密閉手段80の2枚の支
持プレート81及び82の外側に当接される。該支持プ
レート81及び82は、弾性的に圧縮しつつ、図7に示
した矢印89の方向に互いに接近されるので、密閉手段
80は、例えば絶縁ガラス板10を閉じて加圧すると
き、本装置のプレート1及び2が更に動くのを妨げな
い。
めの装置のプレート1及び2が互いに接近されるとき
は、まず、プレート1及び2が密閉手段80の2枚の支
持プレート81及び82の外側に当接される。該支持プ
レート81及び82は、弾性的に圧縮しつつ、図7に示
した矢印89の方向に互いに接近されるので、密閉手段
80は、例えば絶縁ガラス板10を閉じて加圧すると
き、本装置のプレート1及び2が更に動くのを妨げな
い。
【0049】図5に図示した実施例では、密閉手段30
及び31は平らなパッキング36を具備している(こう
したパッキングは他の実施例でも用いられる)。流出側
に設置され、かつ絶縁ガラス板10の、前方の、垂直方
向の縁部に関連して設けられた密閉手段30が、プレー
ト1と2の間の空間8に(軸61を中心に矢印46の方
向に)回動され、その上、プレート1及び2に対し垂直
方向に(矢印32の方向へ)調節されるのは、重質ガス
を供給するための接続部50/70が密閉手段30/8
0の直ぐ近傍に設置されていて、一方のガラス板11
と、絶縁ガラス板10の間隔保持フレーム14との間の
ギャップ60に対し密閉手段30/80を整列させる場
合である。
及び31は平らなパッキング36を具備している(こう
したパッキングは他の実施例でも用いられる)。流出側
に設置され、かつ絶縁ガラス板10の、前方の、垂直方
向の縁部に関連して設けられた密閉手段30が、プレー
ト1と2の間の空間8に(軸61を中心に矢印46の方
向に)回動され、その上、プレート1及び2に対し垂直
方向に(矢印32の方向へ)調節されるのは、重質ガス
を供給するための接続部50/70が密閉手段30/8
0の直ぐ近傍に設置されていて、一方のガラス板11
と、絶縁ガラス板10の間隔保持フレーム14との間の
ギャップ60に対し密閉手段30/80を整列させる場
合である。
【0050】接続部50/70は、(すべての実施例で
は)、密閉手段30に独立して設けられている。接続部
70(図6)のスリット状の口を、例えば全体の密閉手
段30の調節の必要なしに、間隔保持フレーム14と、
該間隔保持フレーム14から間隔をあけて設けられたガ
ラス板11との間のギャップ60に対して整列すること
ができる。
は)、密閉手段30に独立して設けられている。接続部
70(図6)のスリット状の口を、例えば全体の密閉手
段30の調節の必要なしに、間隔保持フレーム14と、
該間隔保持フレーム14から間隔をあけて設けられたガ
ラス板11との間のギャップ60に対して整列すること
ができる。
【0051】調節可能な密閉手段31が図5に図示した
実施例では可動のプレート2に設けられているので、重
質ガスが充填されるべき絶縁ガラス板10は、プレート
2従って又密閉手段31が固定のプレート1から離れる
とき、スムーズに空間8に搬送される。プレート2の矢
印7の運動、更に該プレート2に対して垂直方向の運動
(矢印45の方向)により、密閉手段31は、絶縁ガラ
ス板10の垂直方向の縁部に対し整列されて、該縁部に
密閉式に当接される。
実施例では可動のプレート2に設けられているので、重
質ガスが充填されるべき絶縁ガラス板10は、プレート
2従って又密閉手段31が固定のプレート1から離れる
とき、スムーズに空間8に搬送される。プレート2の矢
印7の運動、更に該プレート2に対して垂直方向の運動
(矢印45の方向)により、密閉手段31は、絶縁ガラ
ス板10の垂直方向の縁部に対し整列されて、該縁部に
密閉式に当接される。
【0052】2個の密閉手段30及び31のパッキング
36を構成する2個のシールリップ37,38は、場合
によって備えられるウェブ及び場合によって設けられる
シールリップ37の延出部と同様に、弾性を有するの
で、前記シールリップ37,38は、重質ガスが充填さ
れるべき絶縁ガラス板10をプレスする際に、可動のプ
レート2をプレート1に接近させることにより、プレス
工程を妨げることなく弾性的に圧縮される。
36を構成する2個のシールリップ37,38は、場合
によって備えられるウェブ及び場合によって設けられる
シールリップ37の延出部と同様に、弾性を有するの
で、前記シールリップ37,38は、重質ガスが充填さ
れるべき絶縁ガラス板10をプレスする際に、可動のプ
レート2をプレート1に接近させることにより、プレス
工程を妨げることなく弾性的に圧縮される。
【0053】図1乃至7に基づき記載された装置は以下
のように作動する。
のように作動する。
【0054】例えばAT−370201−B又はAT−
370706−Bから公知の装置、又は手操作で組み立
てられ、一方のガラス板11の下方に他方のガラス板1
3上に取着された間隔保持フレーム14から間隔をあけ
てなる絶縁ガラス板10は、搬送方向(矢印25)に対
して前方の垂直方向の縁部が、送り込まれあるいは回動
された密閉手段30に当接するまで、ベルトコンベヤ9
上で立った状態でプレート1及び2の空間8に搬送され
る。第2の密閉手段31は、該密閉手段31が例えばプ
レート1の脇又はプレート2の脇あるいはプレート1か
プレート2に形成されたリセス44中にあるときの準備
位置から2枚のプレート1と2の間の空間8内で移動さ
れて、密閉手段31のパッキング36を構成する2個の
シールリップ37及び38は、絶縁ガラス板10の搬送
方向(矢印25)に対して後方の垂直方向の縁部に当接
する。
370706−Bから公知の装置、又は手操作で組み立
てられ、一方のガラス板11の下方に他方のガラス板1
3上に取着された間隔保持フレーム14から間隔をあけ
てなる絶縁ガラス板10は、搬送方向(矢印25)に対
して前方の垂直方向の縁部が、送り込まれあるいは回動
された密閉手段30に当接するまで、ベルトコンベヤ9
上で立った状態でプレート1及び2の空間8に搬送され
る。第2の密閉手段31は、該密閉手段31が例えばプ
レート1の脇又はプレート2の脇あるいはプレート1か
プレート2に形成されたリセス44中にあるときの準備
位置から2枚のプレート1と2の間の空間8内で移動さ
れて、密閉手段31のパッキング36を構成する2個の
シールリップ37及び38は、絶縁ガラス板10の搬送
方向(矢印25)に対して後方の垂直方向の縁部に当接
する。
【0055】密閉手段31がプレート2に設けられてい
るときは密閉手段31を絶縁ガラス板10に対し整列す
るために、プレート2はプレート1に向かって移動され
る。
るときは密閉手段31を絶縁ガラス板10に対し整列す
るために、プレート2はプレート1に向かって移動され
る。
【0056】これに続いて、圧力プランジャ20(又は
圧力受23)が設けられていれば、これを可動プレート
2の方に向かって前進させ、絶縁ガラス板10の上縁に
接触する。(圧力プランジャ20又は圧力受23が弾性
を有する場合には、プレート2はプレート1に接近され
て、圧力プランジャ20又は圧力受23が向かいのガラ
ス板11に接触する)。可動のプレート2は固定のプレ
ート1の方に押しやられるので、可動のプレート2は、
絶縁ガラス板10のプレート2に隣り合ったガラス板1
1において、該ガラス板11の搬送手段9上に立ってい
る縁部に側方から接触し、ガラス板11の下縁の領域を
支持する。
圧力受23)が設けられていれば、これを可動プレート
2の方に向かって前進させ、絶縁ガラス板10の上縁に
接触する。(圧力プランジャ20又は圧力受23が弾性
を有する場合には、プレート2はプレート1に接近され
て、圧力プランジャ20又は圧力受23が向かいのガラ
ス板11に接触する)。可動のプレート2は固定のプレ
ート1の方に押しやられるので、可動のプレート2は、
絶縁ガラス板10のプレート2に隣り合ったガラス板1
1において、該ガラス板11の搬送手段9上に立ってい
る縁部に側方から接触し、ガラス板11の下縁の領域を
支持する。
【0057】これがなされるや否や、絶縁ガラス板10
の内部空間は周囲に亘って密閉されて、実際のガス交換
が開始される。この場合、接続部(矢印50)及び/又
はベルトコンベヤ9(後でまた記述する)を介して、重
質ガスが絶縁ガラス板10の内部空間に導入され、空気
又は空気・ガス混合物が例えば接続部51,52及び/
又は53を介して導出される。この場合、空気又は空気
・ガス混合物をポンプによって排出を促進することがで
きる。
の内部空間は周囲に亘って密閉されて、実際のガス交換
が開始される。この場合、接続部(矢印50)及び/又
はベルトコンベヤ9(後でまた記述する)を介して、重
質ガスが絶縁ガラス板10の内部空間に導入され、空気
又は空気・ガス混合物が例えば接続部51,52及び/
又は53を介して導出される。この場合、空気又は空気
・ガス混合物をポンプによって排出を促進することがで
きる。
【0058】本発明の装置によって、以下に述べるよう
に、絶縁ガラス板10に重質ガスを充填することができ
る。
に、絶縁ガラス板10に重質ガスを充填することができ
る。
【0059】重質ガスが好ましくは斜め上方に向けられ
たノズルを介して接続部50及び密閉手段30を通って
絶縁ガラス板10の内部空間に導入される。空気又は空
気・ガス混合物はギャップの高さ全体に亘って流れ出
る。該ギャップは、絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印
25)に対し後方の垂直方向の縁部において、可動のプ
レート2に隣り合ったガラス板と、固定のプレートに隣
り合った他方のガラス板に取着された間隔保持フレーム
14との間に形成されている。空気又は空気・ガス混合
物は、一方では密閉手段31のパッキング36により、
他方では絶縁ガラス板10の縁部により形成された通路
に(しかも絶縁ガラス板10の高さにほぼ対応する該通
路の高さ全体に亘って)流入し、該通路から外方へ流出
する。この通路は、パッキング36と、絶縁ガラス板1
0の内部空間へまだ開放している後方の垂直方向の縁部
継目との間の空間から形成されている。
たノズルを介して接続部50及び密閉手段30を通って
絶縁ガラス板10の内部空間に導入される。空気又は空
気・ガス混合物はギャップの高さ全体に亘って流れ出
る。該ギャップは、絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印
25)に対し後方の垂直方向の縁部において、可動のプ
レート2に隣り合ったガラス板と、固定のプレートに隣
り合った他方のガラス板に取着された間隔保持フレーム
14との間に形成されている。空気又は空気・ガス混合
物は、一方では密閉手段31のパッキング36により、
他方では絶縁ガラス板10の縁部により形成された通路
に(しかも絶縁ガラス板10の高さにほぼ対応する該通
路の高さ全体に亘って)流入し、該通路から外方へ流出
する。この通路は、パッキング36と、絶縁ガラス板1
0の内部空間へまだ開放している後方の垂直方向の縁部
継目との間の空間から形成されている。
【0060】このような作動法は特別な利点がある。何
故ならば、絶縁ガラス板10の内部空間から流出する空
気又は空気・ガス混合物の流れ速度は、大きな流出横断
面によって緩慢となるため、渦巻きや、整然とした充填
過程を損なうノズル作用(Dueseneffekte) が減少される
か、防止されるからである。
故ならば、絶縁ガラス板10の内部空間から流出する空
気又は空気・ガス混合物の流れ速度は、大きな流出横断
面によって緩慢となるため、渦巻きや、整然とした充填
過程を損なうノズル作用(Dueseneffekte) が減少される
か、防止されるからである。
【0061】所望の場合には、記述した作動法では、通
路を介して流出する空気又は空気・ガス混合物は、前記
通路の上端に関連して設けられた吸引装置によって捕集
かつ処分され、又は再処理される。その目的は新たなガ
ス交換のために使用できる重質ガスを回収するためであ
る。
路を介して流出する空気又は空気・ガス混合物は、前記
通路の上端に関連して設けられた吸引装置によって捕集
かつ処分され、又は再処理される。その目的は新たなガ
ス交換のために使用できる重質ガスを回収するためであ
る。
【0062】前記の作動法では、絶縁ガラス板10に重
質ガスを充填する際に、空気又は空気・ガス混合物を排
出するための接続部51,52,53が不要であること
は明らかである。この作動法では密閉手段31のパッキ
ング36には、シールリップ37と38の間に、前記種
類の横方向のウェブが具備されていない。
質ガスを充填する際に、空気又は空気・ガス混合物を排
出するための接続部51,52,53が不要であること
は明らかである。この作動法では密閉手段31のパッキ
ング36には、シールリップ37と38の間に、前記種
類の横方向のウェブが具備されていない。
【0063】前記の作動法では、密閉手段30のパッキ
ング36に横方向のウェブが具備されていなくても欠点
でない。何故ならば、密閉手段31の領域において該密
閉手段31のパッキング36と絶縁ガラス板10の隣接
した縁部とによって形成された通路を介して、重質ガス
が絶縁ガラス板10の内部空間に入り、あるいは適当な
ノズル(下記を参照)を前提とすれば、空気又は空気・
ガス混合物が流出しかつ流れ去ることができるからであ
る。それでも、密閉手段30のパッキング36は、上記
作動法では前記のウェブを有する方が好ましい。該ウェ
ブは絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印25)に対し前
方の縁部の領域で空気又は空気・ガス混合物が流れ去る
のを少なくとも防止する。
ング36に横方向のウェブが具備されていなくても欠点
でない。何故ならば、密閉手段31の領域において該密
閉手段31のパッキング36と絶縁ガラス板10の隣接
した縁部とによって形成された通路を介して、重質ガス
が絶縁ガラス板10の内部空間に入り、あるいは適当な
ノズル(下記を参照)を前提とすれば、空気又は空気・
ガス混合物が流出しかつ流れ去ることができるからであ
る。それでも、密閉手段30のパッキング36は、上記
作動法では前記のウェブを有する方が好ましい。該ウェ
ブは絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印25)に対し前
方の縁部の領域で空気又は空気・ガス混合物が流れ去る
のを少なくとも防止する。
【0064】前述のように、充填過程の実行の際には、
空気又は空気・ガス混合物を排出する特別な接続部5
1,52又は53が具備されていなくとも、空気又は空
気・ガス混合物が通路を通って密閉手段31の領域で排
出されるときは、重質ガスを絶縁ガラス板10の内部空
間に供給する接続部50の領域において、絶縁ガラス板
10の内部空間に突入し、開口部が拡大されて(流出速
度が緩慢となり)、好ましくは斜め上方に向けられてい
るノズルを設けることが好ましい。
空気又は空気・ガス混合物を排出する特別な接続部5
1,52又は53が具備されていなくとも、空気又は空
気・ガス混合物が通路を通って密閉手段31の領域で排
出されるときは、重質ガスを絶縁ガラス板10の内部空
間に供給する接続部50の領域において、絶縁ガラス板
10の内部空間に突入し、開口部が拡大されて(流出速
度が緩慢となり)、好ましくは斜め上方に向けられてい
るノズルを設けることが好ましい。
【0065】絶縁ガラス板10の内部で所望の充填レベ
ル(絶縁ガラス板10の内部では防音に対しては重質ガ
ス約50%、完全な断熱に対しては少なくとも90%)
が達成されるや否や、重質ガスの供給は中断され、2つ
の密閉手段30,31をプレート1,2の間の空間8か
ら除去した上で、絶縁ガラス板10を好ましくはさらに
本装置内でプレスする。密閉手段30,31の幅が狭く
形成されていて、製造されるべき絶縁ガラス板10より
も狭いか、あるいは弾性的に圧縮される(図7)とき
は、密閉手段30,31は本装置の空間8にも留まるこ
とができ、絶縁ガラス板10はプレート2をプレート1
に接近させることによりプレスされる。プレート2をプ
レート1に接近させるとき、絶縁ガラス板10の、プレ
ート2に隣合ったガラス板11はまず完全に間隔保持フ
レーム14に当接される。この動作を容易ならしめるた
めに、プレート2は、絶縁ガラス板10をプレート2に
固定するための低圧手段(例えば吸引ヘッド)を具備し
ているか、あるいは低圧を働かせることができる開口部
を具備しており、僅かに(約0.5mm)持ち上げら
れ、ガラス板11の下縁が横方向にコンベヤベルト9に
亘って擦れないようにする。プレート2を持ち上げるた
め、例えばプレート2の下縁に関連して設けられた偏心
カムを設けることができる。
ル(絶縁ガラス板10の内部では防音に対しては重質ガ
ス約50%、完全な断熱に対しては少なくとも90%)
が達成されるや否や、重質ガスの供給は中断され、2つ
の密閉手段30,31をプレート1,2の間の空間8か
ら除去した上で、絶縁ガラス板10を好ましくはさらに
本装置内でプレスする。密閉手段30,31の幅が狭く
形成されていて、製造されるべき絶縁ガラス板10より
も狭いか、あるいは弾性的に圧縮される(図7)とき
は、密閉手段30,31は本装置の空間8にも留まるこ
とができ、絶縁ガラス板10はプレート2をプレート1
に接近させることによりプレスされる。プレート2をプ
レート1に接近させるとき、絶縁ガラス板10の、プレ
ート2に隣合ったガラス板11はまず完全に間隔保持フ
レーム14に当接される。この動作を容易ならしめるた
めに、プレート2は、絶縁ガラス板10をプレート2に
固定するための低圧手段(例えば吸引ヘッド)を具備し
ているか、あるいは低圧を働かせることができる開口部
を具備しており、僅かに(約0.5mm)持ち上げら
れ、ガラス板11の下縁が横方向にコンベヤベルト9に
亘って擦れないようにする。プレート2を持ち上げるた
め、例えばプレート2の下縁に関連して設けられた偏心
カムを設けることができる。
【0066】次に、プレート2がプレート1から再度離
され、プレスし終わりかつ重質ガスが充填された絶縁ガ
ラス板10が本装置から搬出され、例えばシール装置に
搬送される。
され、プレスし終わりかつ重質ガスが充填された絶縁ガ
ラス板10が本装置から搬出され、例えばシール装置に
搬送される。
【0067】以下、図8乃至10を参照して密閉手段8
0,30の実施例を記述する。更に図1乃至7及び11
乃至22に図示するように形成され、これらの図に基づ
いて記述された装置、すなわち絶縁ガラス板10に重質
ガスを充填する装置の1は、密閉手段30,80を具備
することができる。図8乃至10に図示した密閉手段8
0,30の実施例の作動法も、以下に説明する相違を除
けば、図1乃至7及び11乃至22の記述に対応する。
0,30の実施例を記述する。更に図1乃至7及び11
乃至22に図示するように形成され、これらの図に基づ
いて記述された装置、すなわち絶縁ガラス板10に重質
ガスを充填する装置の1は、密閉手段30,80を具備
することができる。図8乃至10に図示した密閉手段8
0,30の実施例の作動法も、以下に説明する相違を除
けば、図1乃至7及び11乃至22の記述に対応する。
【0068】図8及び9に図示した実施例では、重質ガ
スが充填されるべき絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印
25)に対して後方の垂直方向の縁部に関連して設けら
れた密閉手段80は、前述の実施例の移動可能な密閉手
段31に対応しており、2個のキャリッジ90,91に
固定されている。キャリッジ90,91は、プレート2
の上方及び下方の水平方向の縁部に沿って設けられたガ
イドレール92,93で案内される。2つのエンドレス
ベルト94はガイドレール92,93と組み合わされ、
すなわち該ガイドレール92,93内に収容され(図
9)、キャリッジ90,91はエンドレスベルト94と
結合されている。エンドレスベルト94を駆動するため
に、機台には駆動モータ95が取り付けられており、該
駆動モータ95は駆動軸96を駆動し、該駆動軸96に
はエンドレスベルト94を駆動するための駆動ローラ9
7,98が固定されている。駆動軸96に対向している
端部では、エンドレスベルト94が転向ローラ(図示せ
ず)によって案内される。
スが充填されるべき絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印
25)に対して後方の垂直方向の縁部に関連して設けら
れた密閉手段80は、前述の実施例の移動可能な密閉手
段31に対応しており、2個のキャリッジ90,91に
固定されている。キャリッジ90,91は、プレート2
の上方及び下方の水平方向の縁部に沿って設けられたガ
イドレール92,93で案内される。2つのエンドレス
ベルト94はガイドレール92,93と組み合わされ、
すなわち該ガイドレール92,93内に収容され(図
9)、キャリッジ90,91はエンドレスベルト94と
結合されている。エンドレスベルト94を駆動するため
に、機台には駆動モータ95が取り付けられており、該
駆動モータ95は駆動軸96を駆動し、該駆動軸96に
はエンドレスベルト94を駆動するための駆動ローラ9
7,98が固定されている。駆動軸96に対向している
端部では、エンドレスベルト94が転向ローラ(図示せ
ず)によって案内される。
【0069】図7にも図示したように形成された密閉手
段80の支持プレート81は、水平方向に整列された軸
99を中心に回動可能に、下方のキャリッジ91に取り
付けられている。支持プレート81の上端は圧力媒体シ
リンダ100又は類似の手段によって矢印101の方向
に移動可能であるので、密閉手段80は、密閉手段80
がプレート2と鋭角を形成するときの図9に図示した位
置から、密閉手段80がプレート2と平行に整列される
位置へ回動可能である。この場合、密閉手段80とプレ
ート2が鋭角を挟む位置でも、支持プレート81又はこ
れに設けたシールリップ85(図7)が、プレート2の
図8で示す側、すなわち本装置の可動プレート2に向い
た側に直接隣接して配されるように軸99を配設してい
る。
段80の支持プレート81は、水平方向に整列された軸
99を中心に回動可能に、下方のキャリッジ91に取り
付けられている。支持プレート81の上端は圧力媒体シ
リンダ100又は類似の手段によって矢印101の方向
に移動可能であるので、密閉手段80は、密閉手段80
がプレート2と鋭角を形成するときの図9に図示した位
置から、密閉手段80がプレート2と平行に整列される
位置へ回動可能である。この場合、密閉手段80とプレ
ート2が鋭角を挟む位置でも、支持プレート81又はこ
れに設けたシールリップ85(図7)が、プレート2の
図8で示す側、すなわち本装置の可動プレート2に向い
た側に直接隣接して配されるように軸99を配設してい
る。
【0070】密閉手段80が回動可能であることによっ
て、該密閉手段80又はシールリップ85がプレートの
前側102で擦れることなく、密閉手段80はプレート
2に沿って移動されて、絶縁ガラス板10の、搬送方向
(矢印25)に対して後方の垂直方向の縁部に当接され
る。
て、該密閉手段80又はシールリップ85がプレートの
前側102で擦れることなく、密閉手段80はプレート
2に沿って移動されて、絶縁ガラス板10の、搬送方向
(矢印25)に対して後方の垂直方向の縁部に当接され
る。
【0071】流出側に設けられた密閉手段30の上端及
び下端は、本発明に基づく装置の、図10に図示した実
施例では、アーム107に固定されており、該アーム1
07は機台に回動可能に支承されている平行四辺形ロッ
ド対108,109を介して支持される。密閉手段30
をその準備位置に移動させると共に、該準備位置から作
動位置(図10)に移動させるために、圧力媒体シリン
ダ110が具備されて、該圧力媒体シリンダ110はレ
バー111に作用する。該レバー111は2つの上下に
設けられた平行四辺形ロッド109を結合する軸112
と回転不能に結合されている。
び下端は、本発明に基づく装置の、図10に図示した実
施例では、アーム107に固定されており、該アーム1
07は機台に回動可能に支承されている平行四辺形ロッ
ド対108,109を介して支持される。密閉手段30
をその準備位置に移動させると共に、該準備位置から作
動位置(図10)に移動させるために、圧力媒体シリン
ダ110が具備されて、該圧力媒体シリンダ110はレ
バー111に作用する。該レバー111は2つの上下に
設けられた平行四辺形ロッド109を結合する軸112
と回転不能に結合されている。
【0072】図10に図示するように、密閉手段30が
その作動位置で絶縁ガラス板10の垂直方向の、流出側
の縁部でなく、プレート1及び2の垂直方向の縁部10
5及び106に接触している。
その作動位置で絶縁ガラス板10の垂直方向の、流出側
の縁部でなく、プレート1及び2の垂直方向の縁部10
5及び106に接触している。
【0073】図1乃至10に基づいて記述された本発明
の装置によって、可動のプレート2に接触した一方のガ
ラス板11は、充填過程中に、他方のガラス板13に取
り付けられた間隔保持フレーム14から完全にあけて保
持されるように作業することができる。プレート2がガ
ラス板11を保つために備えられていれば、これは容易
に可能である。例えば、プレート2は、プレート1と2
の間の空間8に向いたプレート2の面に開口部を有する
ことができ、該開口部には、ガラス板を固く保持するた
め、低圧が印加される。
の装置によって、可動のプレート2に接触した一方のガ
ラス板11は、充填過程中に、他方のガラス板13に取
り付けられた間隔保持フレーム14から完全にあけて保
持されるように作業することができる。プレート2がガ
ラス板11を保つために備えられていれば、これは容易
に可能である。例えば、プレート2は、プレート1と2
の間の空間8に向いたプレート2の面に開口部を有する
ことができ、該開口部には、ガラス板を固く保持するた
め、低圧が印加される。
【0074】本発明の装置の、図11に図示した実施例
は、支持部材を介して機台に固定されているプレート1
を有する。該プレート1に向かい合うように他方のプレ
ート2が設けられ、該プレート2は圧力媒体シリンダ
5,6のピストンロッドに固定されており、圧力媒体シ
リンダ5,6は機台に取り付けられている。圧力媒体シ
リンダ5,6を作動させることによって、プレート2は
機台に固定式に取り付けられたプレート1に対し調節さ
れる。
は、支持部材を介して機台に固定されているプレート1
を有する。該プレート1に向かい合うように他方のプレ
ート2が設けられ、該プレート2は圧力媒体シリンダ
5,6のピストンロッドに固定されており、圧力媒体シ
リンダ5,6は機台に取り付けられている。圧力媒体シ
リンダ5,6を作動させることによって、プレート2は
機台に固定式に取り付けられたプレート1に対し調節さ
れる。
【0075】プレート1の下縁にはエンドレスベルト9
の形態をなす搬送手段が具備されている。重質ガスが充
填された絶縁ガラス板10を組み立てる際の第1の作業
段階としては、第1のガラス板13が、プレート1に凭
れる状態でかつ下方でベルトコンベヤ9に支持された状
態で、プレート1と2の間の空間へ、例えば密閉手段3
0によって予め設定された最終位置まで移動される。ガ
ラス板13の搬送を容易ならしめるために、プレート1
はエアクッション壁として形成され、ガラス板13の搬
入の際には接続部すなわち接続導管12を介して圧縮空
気がプレート1に導かれる。
の形態をなす搬送手段が具備されている。重質ガスが充
填された絶縁ガラス板10を組み立てる際の第1の作業
段階としては、第1のガラス板13が、プレート1に凭
れる状態でかつ下方でベルトコンベヤ9に支持された状
態で、プレート1と2の間の空間へ、例えば密閉手段3
0によって予め設定された最終位置まで移動される。ガ
ラス板13の搬送を容易ならしめるために、プレート1
はエアクッション壁として形成され、ガラス板13の搬
入の際には接続部すなわち接続導管12を介して圧縮空
気がプレート1に導かれる。
【0076】ガラス板13がその所定の最終位置に達す
るや否や、調節可能なプレート2がプレート1に向いた
面がガラス板13に当接するまで押される。これが達成
されるや否や、プレート1と2の間の空間8に向いた側
で導管12′を介して開口部を有するプレート2に低圧
が印加され、場合によってはその時まで接続導管12を
介してプレート1に供給されていたた低圧が(ガラス板
13を所定の最終位置で固く保持するための)解消され
る。プレート2は該プレート2に固く保持されたガラス
板13と共に、図12に示した位置に戻される。
るや否や、調節可能なプレート2がプレート1に向いた
面がガラス板13に当接するまで押される。これが達成
されるや否や、プレート1と2の間の空間8に向いた側
で導管12′を介して開口部を有するプレート2に低圧
が印加され、場合によってはその時まで接続導管12を
介してプレート1に供給されていたた低圧が(ガラス板
13を所定の最終位置で固く保持するための)解消され
る。プレート2は該プレート2に固く保持されたガラス
板13と共に、図12に示した位置に戻される。
【0077】次の段階として他のガラス板11が、該ガ
ラス板11に取り付けられた間隔保持部材14と共に、
プレート1と2の間の空間8に、予めガラス板13が占
めている所定の最終位置まで搬送される。
ラス板11に取り付けられた間隔保持部材14と共に、
プレート1と2の間の空間8に、予めガラス板13が占
めている所定の最終位置まで搬送される。
【0078】圧力媒体モータ5,6を作動させることに
よって、可動のプレート2は、該プレート2に保持され
たガラス板13と共に、固定のプレート1の方に押され
て、ガラス板13が保持間隔部材14の直前へ送られる
(間隔は数mm)。この位置は図13に示されており、
該図13では、ガラス板13が間隔保持部材14とどの
箇所でも接触しないことが明らかである。
よって、可動のプレート2は、該プレート2に保持され
たガラス板13と共に、固定のプレート1の方に押され
て、ガラス板13が保持間隔部材14の直前へ送られる
(間隔は数mm)。この位置は図13に示されており、
該図13では、ガラス板13が間隔保持部材14とどの
箇所でも接触しないことが明らかである。
【0079】この位置が達成されるや否や、プレート1
及び2の、搬送方向(図14中の矢印25)に対し前方
の端部には、予め準備位置でプレート1の脇にあったパ
ッキング30が当接される。パッキング30をガラス板
13及び11の縁部に当接することもできる。ガラス板
13及び11の搬送方向に対し前方の垂直方向の縁部が
プレート1及び2の縁部と整列すると、パッキング30
はガラス板13及び11並びにプレート1及び2に当接
する。
及び2の、搬送方向(図14中の矢印25)に対し前方
の端部には、予め準備位置でプレート1の脇にあったパ
ッキング30が当接される。パッキング30をガラス板
13及び11の縁部に当接することもできる。ガラス板
13及び11の搬送方向に対し前方の垂直方向の縁部が
プレート1及び2の縁部と整列すると、パッキング30
はガラス板13及び11並びにプレート1及び2に当接
する。
【0080】パッキング30の回動の以前に、それと同
時に又はその後に、可動のパッキング31は(例えば調
節可能なプレート2の脇における)準備位置(図14に
点線で図示)から、プレート1と2の間の空間8を移動
されて、パッキング31の、搬送方向(矢印25)に対
し前方の面が、ガラス板13及び11の搬送方向に対し
後方の垂直方向の縁部に当接する。
時に又はその後に、可動のパッキング31は(例えば調
節可能なプレート2の脇における)準備位置(図14に
点線で図示)から、プレート1と2の間の空間8を移動
されて、パッキング31の、搬送方向(矢印25)に対
し前方の面が、ガラス板13及び11の搬送方向に対し
後方の垂直方向の縁部に当接する。
【0081】更に、コンベヤベルト9を通ってだけでな
く下方から重質ガスが充填されるときは、ノズル70が
回動されるので、該ノズル70の口74が例えばパッキ
ング30の下端の領域で間隔保持部材14とガラス板1
3との間のギャップ60の手前にあるか、あるいはギャ
ップ60に突出している。絶縁ガラス板10に充填され
る重質ガスは可撓性の導管を介してノズル70に供給さ
れる。
く下方から重質ガスが充填されるときは、ノズル70が
回動されるので、該ノズル70の口74が例えばパッキ
ング30の下端の領域で間隔保持部材14とガラス板1
3との間のギャップ60の手前にあるか、あるいはギャ
ップ60に突出している。絶縁ガラス板10に充填され
る重質ガスは可撓性の導管を介してノズル70に供給さ
れる。
【0082】搬送方向(矢印25)に調節可能な密閉手
段31の上端及び下端はキャリッジ42を介してガイド
レール41上を移動され、該ガイドレール41は調節可
能なプレート2の上縁に関連して設けられ、例えばプレ
ート2に固定されている。移動のためには、パッキング
31は例えば回動(Wegklappen)によってプレート2から
除去される(図8及び9を参照)。
段31の上端及び下端はキャリッジ42を介してガイド
レール41上を移動され、該ガイドレール41は調節可
能なプレート2の上縁に関連して設けられ、例えばプレ
ート2に固定されている。移動のためには、パッキング
31は例えば回動(Wegklappen)によってプレート2から
除去される(図8及び9を参照)。
【0083】今達成された位置は図13の矢印XVから
見た方向で再度図15に示されている。該図15には調
節可能なプレート2が図示されていない。重質ガスが2
枚のガラス板に導入されるときは、2枚のガラス板13
と11の間にあってかつ密閉手段30,31によって横
方向に区画されている空間8にガスの溜まり160が形
成され、該ガスの溜まり160の境界面161は充填過
程中に上方に移り、空気をガラス板13と11の間の空
間8から上方に押し上げる。これは図15で矢印162
によって示されている。
見た方向で再度図15に示されている。該図15には調
節可能なプレート2が図示されていない。重質ガスが2
枚のガラス板に導入されるときは、2枚のガラス板13
と11の間にあってかつ密閉手段30,31によって横
方向に区画されている空間8にガスの溜まり160が形
成され、該ガスの溜まり160の境界面161は充填過
程中に上方に移り、空気をガラス板13と11の間の空
間8から上方に押し上げる。これは図15で矢印162
によって示されている。
【0084】特に、かなり大きな絶縁ガラス板10の場
合には、重質ガスが複数の箇所でも同時に供給され、こ
れは矢印155,156又は157によって図15に示
されている。この場合、重質ガスが矢印150,15
5,156及び157によって示された箇所のうちの1
のみでも供給される。コンベヤベルト9を通って(矢印
156,157)重質ガスが導入されることは好まし
い。
合には、重質ガスが複数の箇所でも同時に供給され、こ
れは矢印155,156又は157によって図15に示
されている。この場合、重質ガスが矢印150,15
5,156及び157によって示された箇所のうちの1
のみでも供給される。コンベヤベルト9を通って(矢印
156,157)重質ガスが導入されることは好まし
い。
【0085】矢印156及び157の双方又はいずれか
一方によって示されるように、重質ガスが供給されると
きは、ほぼ気密に形成されたコンベヤベルト9では、重
質ガスが供給されるべき箇所に少なくとも1個の開口部
を設けた構成とすることができる。この場合には、重質
ガスが少なくとも1個の開口部を通って供給される。コ
ンベヤベルト9には少なくとも1つの刻み目が形成され
ているので、重質ガスが側方からも送り込まれる。この
場合、少なくとも1つ刻み目の配置は、該刻み目がコン
ベヤベルト9の全幅に亘って延びているようになってい
る。所定の出発箇所から始まって、かつ絶縁ガラス板1
0の搬送方向(矢印25)に測定された長さを考慮しつ
つコンベヤベルト9の動きを制御することによって、コ
ンベヤベルト9の少なくとも1個の開口部又は刻み目が
形成された箇所を、重質ガスが導入されるノズル(矢印
156及び157の双方又はいずれか一方によって示さ
れている)を配設した位置に来るようにすることが簡単
となる。
一方によって示されるように、重質ガスが供給されると
きは、ほぼ気密に形成されたコンベヤベルト9では、重
質ガスが供給されるべき箇所に少なくとも1個の開口部
を設けた構成とすることができる。この場合には、重質
ガスが少なくとも1個の開口部を通って供給される。コ
ンベヤベルト9には少なくとも1つの刻み目が形成され
ているので、重質ガスが側方からも送り込まれる。この
場合、少なくとも1つ刻み目の配置は、該刻み目がコン
ベヤベルト9の全幅に亘って延びているようになってい
る。所定の出発箇所から始まって、かつ絶縁ガラス板1
0の搬送方向(矢印25)に測定された長さを考慮しつ
つコンベヤベルト9の動きを制御することによって、コ
ンベヤベルト9の少なくとも1個の開口部又は刻み目が
形成された箇所を、重質ガスが導入されるノズル(矢印
156及び157の双方又はいずれか一方によって示さ
れている)を配設した位置に来るようにすることが簡単
となる。
【0086】充填過程が終了するや否や、プレート2に
固く保持され、場合によっては支持フィンガによって
(可動に)下方から支持されたガラス板13が間隔保持
部材14の上に載るまでプレート2が押される。
固く保持され、場合によっては支持フィンガによって
(可動に)下方から支持されたガラス板13が間隔保持
部材14の上に載るまでプレート2が押される。
【0087】プレート1及び2を具備する装置が、同時
に、絶縁ガラス板10を平らに加圧するためのプレスと
しても設計されているときは、絶縁ガラス板10は直ち
にプレスされる。こうしたプレスや、加圧するための可
動のプレート2を動かす駆動装置に関する可能な構造
は、DE−3130645A1、及び1990年6月1
5日に公開されたオーストリア特許出願第2956/8
7から公知である。公報に記載された駆動装置(ラック
・ピニオン駆動装置又はスピンドル駆動装置)が圧力媒
体シリンダ5,6の代りに用いられる。
に、絶縁ガラス板10を平らに加圧するためのプレスと
しても設計されているときは、絶縁ガラス板10は直ち
にプレスされる。こうしたプレスや、加圧するための可
動のプレート2を動かす駆動装置に関する可能な構造
は、DE−3130645A1、及び1990年6月1
5日に公開されたオーストリア特許出願第2956/8
7から公知である。公報に記載された駆動装置(ラック
・ピニオン駆動装置又はスピンドル駆動装置)が圧力媒
体シリンダ5,6の代りに用いられる。
【0088】プレス過程が終了した後、接続導管12′
を介しての低圧の供給が終了した上で、可動のプレート
2は機台に固定式に取り付けられたプレート1から離さ
れ、重質ガスが充填され加圧が完了し、2枚のガラス板
11及び12と、介挿された間隔保持部材14とにより
構成される絶縁ガラス板10は、コンベヤベルト9によ
って搬出されて、例えばシールステーションに供給され
る。
を介しての低圧の供給が終了した上で、可動のプレート
2は機台に固定式に取り付けられたプレート1から離さ
れ、重質ガスが充填され加圧が完了し、2枚のガラス板
11及び12と、介挿された間隔保持部材14とにより
構成される絶縁ガラス板10は、コンベヤベルト9によ
って搬出されて、例えばシールステーションに供給され
る。
【0089】密閉手段31は、プレーと1,2の相互の
接近運動を妨げず、その密閉位置(図14及び15)へ
移動することができるように、プレート1及び2に対し
垂直の方向に弾性的に撓むことを指摘しておかなければ
ならない。
接近運動を妨げず、その密閉位置(図14及び15)へ
移動することができるように、プレート1及び2に対し
垂直の方向に弾性的に撓むことを指摘しておかなければ
ならない。
【0090】可動のプレート2の下縁に関連して設けら
れたパッキングの、図17及び18に図示した実施例
は、図1乃至16並びに19乃至22に基づいて記述さ
れたすべての実施例に用いることができる。
れたパッキングの、図17及び18に図示した実施例
は、図1乃至16並びに19乃至22に基づいて記述さ
れたすべての実施例に用いることができる。
【0091】図17に示した実施例では、可動のプレー
ト2の全長に亘って延びている密閉片170が設けられ
ている。密閉片170は例えば少なくとも2個の圧力媒
体シリンダ171によって支持され、プレート2の下縁
と、コンベヤベルト9の上側173が摺動する案内片1
72とに向いた側には、細長いパッキング175を有す
る。該パッキング175は、図17に図示した実施例で
は、管状パッキングとして形成され、例えば弾性的に変
形可能なプラスチックよりなる。密閉効果を高めるた
め、パッキング175が可動のプレート2の下縁及び案
内片172に当接されているときの作動位置に密閉片1
70が移動されると直ちに給圧される。
ト2の全長に亘って延びている密閉片170が設けられ
ている。密閉片170は例えば少なくとも2個の圧力媒
体シリンダ171によって支持され、プレート2の下縁
と、コンベヤベルト9の上側173が摺動する案内片1
72とに向いた側には、細長いパッキング175を有す
る。該パッキング175は、図17に図示した実施例で
は、管状パッキングとして形成され、例えば弾性的に変
形可能なプラスチックよりなる。密閉効果を高めるた
め、パッキング175が可動のプレート2の下縁及び案
内片172に当接されているときの作動位置に密閉片1
70が移動されると直ちに給圧される。
【0092】コンベヤベルト9の案内片172の、パッ
キング175に対向している端部は、連続的に、例えば
ストリップ176を介して固定のプレート1と結合され
ているので、そこでも、ガス密の密閉が保証されること
を指摘しなければならない。
キング175に対向している端部は、連続的に、例えば
ストリップ176を介して固定のプレート1と結合され
ているので、そこでも、ガス密の密閉が保証されること
を指摘しなければならない。
【0093】図18に図示された実施例では、可動のプ
レート2詳しくは該プレート2の下縁に、弾性的に変形
可能なシールフラップ180が連続的に設けられおり、
該シールフラップ180は、可動のプレート2が押され
ると、該可動のプレート2の下方に設けられかつコンベ
ヤベルト9の案内片172に形成された縁部に当接され
る。
レート2詳しくは該プレート2の下縁に、弾性的に変形
可能なシールフラップ180が連続的に設けられおり、
該シールフラップ180は、可動のプレート2が押され
ると、該可動のプレート2の下方に設けられかつコンベ
ヤベルト9の案内片172に形成された縁部に当接され
る。
【0094】図18に図示したシールフラップ180を
空気入れ式の管状パッキングとして形成することもでき
る。
空気入れ式の管状パッキングとして形成することもでき
る。
【0095】加圧するための可動のプレート2の下縁
に、波形ホースとして形成されたパッキングを取り付
け、可動プレート2が重質ガス導入位置に配置されると
直ちに加圧され、側方及び上方の双方又はいずれか一方
から、コンベヤベルト9の案内片172の、可動プレー
ト2に隣り合った縁部に当接させる実施態様もある。
に、波形ホースとして形成されたパッキングを取り付
け、可動プレート2が重質ガス導入位置に配置されると
直ちに加圧され、側方及び上方の双方又はいずれか一方
から、コンベヤベルト9の案内片172の、可動プレー
ト2に隣り合った縁部に当接させる実施態様もある。
【0096】図19及び20には重質ガスを供給するた
めの装置の実施例が示されている。該実施例では、搬送
装置を構成する長手方向に分割されたコンベヤベルト9
(実施例では2個のエンドレス歯付ベルト121)の案
内面を支持する支持部材120の下方には、長手方向に
延びる通路122が固定されている。通路122の内部
空間123からは孔124が延びており、該孔124は
支持部材120に形成された孔125と一直線上に並
び、最後には管部126に繋がる。該管部126はコン
ベヤベルト9の2つのエンドレス歯付ベルト121の間
のギャップを貫通している。管部126は2枚のプレー
ト1と2の間の、特にまだ組立てが終了していない絶縁
ガラス板10の2枚のガラス板11と12の間の空間8
に達する。
めの装置の実施例が示されている。該実施例では、搬送
装置を構成する長手方向に分割されたコンベヤベルト9
(実施例では2個のエンドレス歯付ベルト121)の案
内面を支持する支持部材120の下方には、長手方向に
延びる通路122が固定されている。通路122の内部
空間123からは孔124が延びており、該孔124は
支持部材120に形成された孔125と一直線上に並
び、最後には管部126に繋がる。該管部126はコン
ベヤベルト9の2つのエンドレス歯付ベルト121の間
のギャップを貫通している。管部126は2枚のプレー
ト1と2の間の、特にまだ組立てが終了していない絶縁
ガラス板10の2枚のガラス板11と12の間の空間8
に達する。
【0097】図19では可動のプレート2は充填の際に
は図13及び14に示した位置にあり、すなわちガラス
板13を保持している。通路122を2枚のプレート1
と2の間の空間8と結合するときの媒介をなす開口部1
24,125,126の代わりに、1列の縦方向スリッ
ト又は貫通スリットを設けることもできる。
は図13及び14に示した位置にあり、すなわちガラス
板13を保持している。通路122を2枚のプレート1
と2の間の空間8と結合するときの媒介をなす開口部1
24,125,126の代わりに、1列の縦方向スリッ
ト又は貫通スリットを設けることもできる。
【0098】通路122の内部空間123は接続導管
(図示せず)を介して重質ガス、貴ガス、六フッ化イオ
ウ等用の供給源と接続されている。
(図示せず)を介して重質ガス、貴ガス、六フッ化イオ
ウ等用の供給源と接続されている。
【0099】重質ガスは通路122の内部空間123を
通り、開口部124,125,126を介して、絶縁ガ
ラス板10の内部空間8すなわち2枚のガラス板11及
び13の間の空間8に流入する。通路122の内部空間
123の有効長を、水平方向にすなわち通路122の長
手方向に対し平行方向に測定されたガラス板10の長さ
に適合させるために、通路122内には移動可能なピス
トン130(図21)が収容されている。ピストン13
0は通路122に対し2個のパッキング131によって
密閉されている。通路122の、開口部124に対向す
る領域に形成された縦方向スリット134を通ってラグ
135が外方に突出しており、ピストン130と結合さ
れている。ラグ135を介して、ピストン130は通路
122内で調節されるので、通路122の内部空間12
3はその時々に所望の長さ、すなわち重質ガスが通路1
22から流出するときの長さを有する。
通り、開口部124,125,126を介して、絶縁ガ
ラス板10の内部空間8すなわち2枚のガラス板11及
び13の間の空間8に流入する。通路122の内部空間
123の有効長を、水平方向にすなわち通路122の長
手方向に対し平行方向に測定されたガラス板10の長さ
に適合させるために、通路122内には移動可能なピス
トン130(図21)が収容されている。ピストン13
0は通路122に対し2個のパッキング131によって
密閉されている。通路122の、開口部124に対向す
る領域に形成された縦方向スリット134を通ってラグ
135が外方に突出しており、ピストン130と結合さ
れている。ラグ135を介して、ピストン130は通路
122内で調節されるので、通路122の内部空間12
3はその時々に所望の長さ、すなわち重質ガスが通路1
22から流出するときの長さを有する。
【0100】通路122に形成された縦方向スリット1
34はパッキング136によって密閉され、該パッキン
グ136はピストン130の領域すなわち2個のパッキ
ング131の間の領域(無圧の空間)で内方へ転向さ
れ、ラグ135の下に通されている。かくして、外方に
対する通路122の密閉度が縦方向スリット134によ
って損なわれることなく、ピストン130は任意に調節
される。
34はパッキング136によって密閉され、該パッキン
グ136はピストン130の領域すなわち2個のパッキ
ング131の間の領域(無圧の空間)で内方へ転向さ
れ、ラグ135の下に通されている。かくして、外方に
対する通路122の密閉度が縦方向スリット134によ
って損なわれることなく、ピストン130は任意に調節
される。
【0101】ラグ135によるピストン130の調節
を、可動のパッキング31の調節と組み合わせることは
好ましい。
を、可動のパッキング31の調節と組み合わせることは
好ましい。
【0102】コンベヤベルト9に関連して設けられた通
路122によって重質ガスを導入する手段は記述したど
の実施例にも用いられる。これが特に該当するのは、重
質ガスが下方からのみプレート1と2の間の空間8すな
わち絶縁ガラス板10に導入されるときである。
路122によって重質ガスを導入する手段は記述したど
の実施例にも用いられる。これが特に該当するのは、重
質ガスが下方からのみプレート1と2の間の空間8すな
わち絶縁ガラス板10に導入されるときである。
【0103】本発明は2枚又はそれ以上の枚数のガラス
板からなる絶縁ガラス板10に適用される。3枚のガラ
ス板からなる絶縁ガラス板を製造するためには、まず、
記述の方法で、2枚のガラス板からなる二重ガラス板を
製造し、該二重ガラス板に別個の間隔保持フレームを取
り付け、該間隔保持フレームに第3のガラス板を押し当
て、記述した方法で重質ガスによる充填過程を実行す
る。
板からなる絶縁ガラス板10に適用される。3枚のガラ
ス板からなる絶縁ガラス板を製造するためには、まず、
記述の方法で、2枚のガラス板からなる二重ガラス板を
製造し、該二重ガラス板に別個の間隔保持フレームを取
り付け、該間隔保持フレームに第3のガラス板を押し当
て、記述した方法で重質ガスによる充填過程を実行す
る。
【0104】更に、3枚のガラス板で絶縁ガラス板が製
造することができ、該絶縁ガラス板の場合には中間の空
間のみに重質ガスが充填される。
造することができ、該絶縁ガラス板の場合には中間の空
間のみに重質ガスが充填される。
【0105】本発明は平らなガラス板のみならず、湾曲
したガラス板にも適用することができ、後者は例えば車
両、例えば自動車用の絶縁ガラス板用に用いることがで
きる。
したガラス板にも適用することができ、後者は例えば車
両、例えば自動車用の絶縁ガラス板用に用いることがで
きる。
【0106】要約すれば、本発明を例えば以下のように
述べることができる。
述べることができる。
【0107】まだ加圧されていない絶縁ガラス板10に
重質ガスを充填する装置の場合に、該装置のプレート同
士の間に移動可能な密閉手段80が具備されており、該
密閉手段80はプレート2に取り付けられたガイドレー
ル92,93上をキャリッジ90,91を介して移動可
能に案内される。密閉手段80は駆動装置100によっ
て水平方向の軸99を中心に回動可能であるので、密閉
手段80は、それがプレート2の前側102と鋭角をな
し、プレート2に沿って移動されるときの位置から、密
閉手段80がプレート2の前側102に対し平行に整列
される作動位置へ回動される。プレートの流出側縁部に
設けられた密閉手段は平行四辺形ロッドを介して可動で
あるので、密閉手段を、プレートの脇に形成された準備
位置から、プレートの垂直方向の縁部に面している密閉
位置へ動かすことができる。
重質ガスを充填する装置の場合に、該装置のプレート同
士の間に移動可能な密閉手段80が具備されており、該
密閉手段80はプレート2に取り付けられたガイドレー
ル92,93上をキャリッジ90,91を介して移動可
能に案内される。密閉手段80は駆動装置100によっ
て水平方向の軸99を中心に回動可能であるので、密閉
手段80は、それがプレート2の前側102と鋭角をな
し、プレート2に沿って移動されるときの位置から、密
閉手段80がプレート2の前側102に対し平行に整列
される作動位置へ回動される。プレートの流出側縁部に
設けられた密閉手段は平行四辺形ロッドを介して可動で
あるので、密閉手段を、プレートの脇に形成された準備
位置から、プレートの垂直方向の縁部に面している密閉
位置へ動かすことができる。
【図1】第1の実施例の装置の側面図。
【図2】第2の実施例の装置の側面図。
【図3】装置の、前方のプレートを設けない正面図。
【図4】図3の装置の、該装置に設けられた絶縁ガラス
板の領域における水平方向断面図。
板の領域における水平方向断面図。
【図5】図4に対応する断面図の他の実施例の図。
【図6】重質ガスを供給する手段の一例の平面図。
【図7】密閉手段の一例の端面図。
【図8】本発明に基づく移動可能な密閉手段の1実施例
の図。
の図。
【図9】図8に対する側面図。
【図10】流出側に設けられた本発明に基づく密閉手段
の1実施例の図。
の1実施例の図。
【図11】同時にプレスとして形成されている組立装置
の第1の作業段階の図。
の第1の作業段階の図。
【図12】図11の装置の第2の作業段階の図。
【図13】絶縁ガラス板に重質ガスを充填するときの位
置にある装置の図。
置にある装置の図。
【図14】図13に図示した位置にある装置を図13の
矢印XIV の方向で上から見た図。
矢印XIV の方向で上から見た図。
【図15】図13に図示した位置にある装置を矢印Vの
方向に見た、可動のプレートを設けない図。
方向に見た、可動のプレートを設けない図。
【図16】成形ガラス板に重質ガスを充填するときの装
置の図。
置の図。
【図17】可動のプレートの下縁に設けられたパッキン
グの第1の実施例の図。
グの第1の実施例の図。
【図18】パッキングの第2の実施例の図。
【図19】図13に図示した位置にある装置を矢印XV
の方向に見た、可動のプレートを設けない実施例の図。
の方向に見た、可動のプレートを設けない実施例の図。
【図20】絶縁ガラス板を組み立て、該絶縁ガラス板に
重質ガスを充填する装置の、2枚のプレート下縁の領域
における詳細図。
重質ガスを充填する装置の、2枚のプレート下縁の領域
における詳細図。
【図21】作動フィンガを具備し通路内で移動可能であ
るピストンの1実施例の略図。
るピストンの1実施例の略図。
【図22】図21のピストンの図を中央で切った断面
図。
図。
1,2…プレート、9…搬送手段、10…絶縁ガラス
板、11,13…ガラス板、25…矢印、30,31,
80…密閉手段、81,82…支持プレート、83…縁
部(支持プレート)、84…本体、85,87…密閉
片、90…キャリッジ(短辺)、91…キャリッジ、9
2,93…ガイドレール、94…エンドレスコンベヤベ
ルト、99…軸、102…面、105,106…縁部、
107…アーム、108,109…平行四辺形ロッド、
112…軸。
板、11,13…ガラス板、25…矢印、30,31,
80…密閉手段、81,82…支持プレート、83…縁
部(支持プレート)、84…本体、85,87…密閉
片、90…キャリッジ(短辺)、91…キャリッジ、9
2,93…ガイドレール、94…エンドレスコンベヤベ
ルト、99…軸、102…面、105,106…縁部、
107…アーム、108,109…平行四辺形ロッド、
112…軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 A1749/94 (32)優先日 1994年9月13日 (33)優先権主張国 オーストリア(AT)
Claims (16)
- 【請求項1】 絶縁ガラス板(10)に重質ガスを充填
する装置であって、プレート(1,2)と、搬送手段
(9)と、密閉手段(30,31,80)とを有し、前
記プレート(1,2)は充填されるべき前記絶縁ガラス
板(10)の両側に設けられ、かつほぼ垂直方向に整列
され、前記プレート(1,2)のうちの少なくとも1
(2)が自らの平面に対し直角方向に、他方のプレート
(1)に対して移動可能であり、前記絶縁ガラス板(1
0)を搬送する前記搬送手段(9)はほぼガス密に形成
され、前記プレート(1,2)の下縁の領域に設置され
ており、前記密閉手段(30,31,80)はその作動
位置で前記絶縁ガラス板(10)の2つの垂直方向の縁
部に関連して設けられており、前記密閉手段(31,8
0)の1は前記プレート(1,2)の平面に対し平行に
移動されてなる装置において、 搬送方向(矢印25)に移動可能な前記密閉手段(3
1,80)の端部がキャリッジ(90,91)に取り付
けられており、該キャリッジ(90,91)は前記一方
のプレート(2)の上方及び下方の水平方向の縁部に対
し平行に移動可能であること、を特徴とする装置。 - 【請求項2】 前記キャリッジ(90,91)はエンド
レスコンベヤベルト(94)に固定されており、ガイド
レール(92,93)上を移動されること、を特徴とす
る請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記密閉手段(31,80)の下端は、
前記プレート(2)の下方の垂直方向の縁部に沿って移
動可能な前記キャリッジ(91)に、搬送方向(矢印2
5)に対し平行に整列された軸(99)を中心に回動自
在に固定されていること、及び前記密閉手段(31,8
0)の上端は、対向する前記プレート(1)に向かって
進み、再度戻ることができること、を特徴とする請求項
1又は2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記密閉手段(80)はほぼ直方体形に
形成されていること、該密閉手段(80)は2枚の支持
プレート(81,82)の間に弾性的に圧縮可能な本体
(84)を有すること、及び前記密閉手段(80)の短
辺の1は、前記絶縁ガラス板(10)を構成するガラス
板(11,13)の向かい合う縁部に当接されること、
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の装
置。 - 【請求項5】 前記密閉手段(80)の、前記絶縁ガラ
ス板(10)に向いた短辺には、特に弾性材料からなる
密閉片(85,87)が具備されていること、を特徴と
する請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 前記密閉片の1(85)は横断面がL字
形に形成されており、該密閉片(85)の脚部の1が、
弾性的に撓む材料からなる前記本体(84)の、前記絶
縁ガラス板(10)に向いた短辺まで延びていること、
を特徴とする請求項5に記載の装置。 - 【請求項7】 前記密閉片(85,87)は、前記密閉
手段(80)の、前記絶縁ガラス板(10)に向いた短
辺から突出していること、を特徴とする請求項5又は6
に記載の装置。 - 【請求項8】 前記2枚の支持プレート(81,82)
の1(81)は、弾性的に撓む材料からなる前記本体
(84)から突出している縁部(83)を有すること、
を特徴とする請求項4乃至7のいずれか1に記載の装
置。 - 【請求項9】 弾性的に撓む材料からなる前記本体(8
4)は発泡プラスチック製の本体であること、を特徴と
する請求項4乃至8のいずれか1に記載の装置。 - 【請求項10】 前記密閉手段(80)は、該密閉手段
(80)が沿って移動するプレート(2)に向いた前記
縁部(83)を介して、前記キャリッジ(90,91)
に固定されていること、を特徴とする請求項4乃至9の
いずれか1に記載の装置。 - 【請求項11】 前記密閉手段(80)の下端に設けら
れた前記軸(99)は、前記プレート(2)に向いた前
記密閉片(85)が、前記プレート(2)の他方の前記
プレート(1)に向いた面(102)と直ぐ隣り合って
いるように、隣り合った前記プレートに対して整列され
ていること、を特徴とする請求項3乃至10のいずれか
1に記載の装置。 - 【請求項12】 前記搬送手段(9)の搬送方向(矢印
25)に対し、流出側に設けられた前記密閉手段(3
0)は前記固定プレート(1)の平面に対し直角方向に
引き出し可能かつ引き戻し可能である装置において、 前記密閉手段(30)が前記2枚のプレート(1,2)
の垂直方向の流出側縁部(105,106)に当接され
ていること、を特徴とする請求項1乃至11のいずれか
1に記載の装置。 - 【請求項13】 前記密閉手段(30)は回動運動によ
って前記プレート(1,2)の前記縁部(105,10
6)に当接されること、を特徴とする請求項12に記載
の装置。 - 【請求項14】 前記密閉手段(30)は、前記平行四
辺形ロッド(108,109)を介して機台に調節可能
に支承されているアーム(107)に固定されているこ
と、を特徴とする請求項13に記載の装置。 - 【請求項15】 前記密閉手段(30)の下端及び上端
には夫々、前記平行四辺形ロッド(108,109)を
介して支承されているアーム(107)が具備されてい
ること、を特徴とする請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】 前記平行四辺形ロッド(108,10
9)は軸(112)と結合しており、該軸(112)を
回動する駆動装置はこの軸(112)に関連して設けら
れていること、を特徴とする請求項15に記載の装置。
Applications Claiming Priority (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT62894A AT404132B (de) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | Vorrichtung zum füllen von isolierglasscheiben mit füllgas |
AT63194A AT409128B (de) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | Verfahren zum zusammenbauen von isolierglasscheiben, deren innenraum mit einem schwergas gefüllt ist |
AT628/94 | 1994-03-24 | ||
AT631/94 | 1994-03-24 | ||
AT1204/94 | 1994-06-17 | ||
AT120494A AT405932B (de) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | Vorrichtung zum herstellen von mit füllgas gefüllten isolierglasscheiben |
AT1749/94 | 1994-09-13 | ||
AT174994A AT409263B (de) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | Vorrichtung zum füllen von isolierglasscheiben mit füllgas |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0840753A true JPH0840753A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=27421294
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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