JPH0840754A - 内室に重質ガスを充填した絶縁ガラス板の組立方法及び絶縁ガラス板に重質ガスを充填するための装置 - Google Patents
内室に重質ガスを充填した絶縁ガラス板の組立方法及び絶縁ガラス板に重質ガスを充填するための装置Info
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- JPH0840754A JPH0840754A JP7066421A JP6642195A JPH0840754A JP H0840754 A JPH0840754 A JP H0840754A JP 7066421 A JP7066421 A JP 7066421A JP 6642195 A JP6642195 A JP 6642195A JP H0840754 A JPH0840754 A JP H0840754A
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- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/66—Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
- E06B3/677—Evacuating or filling the gap between the panes ; Equilibration of inside and outside pressure; Preventing condensation in the gap between the panes; Cleaning the gap between the panes
- E06B3/6775—Evacuating or filling the gap during assembly
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
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- E06B3/673—Assembling the units
- E06B3/67365—Transporting or handling panes, spacer frames or units during assembly
- E06B3/67386—Presses; Clamping means holding the panes during assembly
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T156/17—Surface bonding means and/or assemblymeans with work feeding or handling means
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】絶縁ガラス板の組立に適用することができ、重
質ガスの入口のためにも空気又は空気ガス混合物の出口
のためにも十分に大きな横断面が利用可能である絶縁ガ
ラス板への重質ガスの充填のたための方法及び装置を提
供する。 【構成】絶縁ガラス板10を支えるベルトコンベヤ9に
配属された通路122からベルトコンベヤ9の搬送ベル
トを貫通する開口を経て、下縁の区域の少なくとも1個
所で重質ガスを絶縁ガラス板10に吹き込む。通路12
2の有効長さを重質ガスが充填される絶縁ガラス板10
の長さに合わせて調整するために、通路の中にピストン
130を移動可能に収容する。絶縁ガラス板10のガラ
ス板11、13の間の間隙が重質ガスで完全に充填され
ると、直ちに絶縁ガラス板10を閉じる。
質ガスの入口のためにも空気又は空気ガス混合物の出口
のためにも十分に大きな横断面が利用可能である絶縁ガ
ラス板への重質ガスの充填のたための方法及び装置を提
供する。 【構成】絶縁ガラス板10を支えるベルトコンベヤ9に
配属された通路122からベルトコンベヤ9の搬送ベル
トを貫通する開口を経て、下縁の区域の少なくとも1個
所で重質ガスを絶縁ガラス板10に吹き込む。通路12
2の有効長さを重質ガスが充填される絶縁ガラス板10
の長さに合わせて調整するために、通路の中にピストン
130を移動可能に収容する。絶縁ガラス板10のガラ
ス板11、13の間の間隙が重質ガスで完全に充填され
ると、直ちに絶縁ガラス板10を閉じる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1のガラス板と第2
のガラス板と第2のガラス板に取り付けた間隔保持部材
とのセットをプレートの間に概ね垂直に起立するように
配列し、ガラス板と間隔保持部材とのセットの少なくと
も下縁の区域で、間隔保持部材と第1のガラス板の間に
セットの内室に通じるギャップ状の進入路があり、ガラ
ス板と間隔保持部材とのセットの脇にシールを設け、ガ
ラス板の間の間隙に重質ガスを導入し、ガラス板の間の
間隙を重質ガスで充填した後、一方のガラス板を他方の
ガラス板の上に設けた間隔保持部材に当接して行う重質
ガス入り絶縁ガラス板の組立方法に関する。
のガラス板と第2のガラス板に取り付けた間隔保持部材
とのセットをプレートの間に概ね垂直に起立するように
配列し、ガラス板と間隔保持部材とのセットの少なくと
も下縁の区域で、間隔保持部材と第1のガラス板の間に
セットの内室に通じるギャップ状の進入路があり、ガラ
ス板と間隔保持部材とのセットの脇にシールを設け、ガ
ラス板の間の間隙に重質ガスを導入し、ガラス板の間の
間隙を重質ガスで充填した後、一方のガラス板を他方の
ガラス板の上に設けた間隔保持部材に当接して行う重質
ガス入り絶縁ガラス板の組立方法に関する。
【0002】また本発明は、充填される絶縁ガラス板の
両側に配設され、少なくとも一方がその平面に対して横
断方向に他方の板に対して相対的に移動可能である概ね
垂直の2枚のプレートと、作用位置が絶縁ガラス板の2
つの相対する垂直縁の脇に設定された2個の密封装置
と、絶縁ガラス板の開いた縁端ギャップを経て重質ガス
を供給するための装置とを有する絶縁ガラス板に重質ガ
スを充填するための装置に関する。
両側に配設され、少なくとも一方がその平面に対して横
断方向に他方の板に対して相対的に移動可能である概ね
垂直の2枚のプレートと、作用位置が絶縁ガラス板の2
つの相対する垂直縁の脇に設定された2個の密封装置
と、絶縁ガラス板の開いた縁端ギャップを経て重質ガス
を供給するための装置とを有する絶縁ガラス板に重質ガ
スを充填するための装置に関する。
【0003】
【従来の技術】ガラス板の間に配設した間隔保持部材の
長さの一部だけをまずガラス板と結合し、こうして形成
した進入路を経て絶縁ガラス板の内室に重質ガス(希ガ
ス又は六フッ化硫黄)を導入して絶縁ガラス板を組み立
てることが欧州特許第406325B号により知られて
いる。その場合ガラス板の少なくとも一方を曲げ、組立
の時に一方のガラス板の湾曲を維持することにより絶縁
ガラス板の内室への進入路を形成することが提案され
る。欧州特許第406325B号には一方のガラス板が
他方のガラス板に取り付けた間隔保持部材の側辺部の区
域だけと接触するように、ガラス板を斜めに近接させる
変法も記載されている。
長さの一部だけをまずガラス板と結合し、こうして形成
した進入路を経て絶縁ガラス板の内室に重質ガス(希ガ
ス又は六フッ化硫黄)を導入して絶縁ガラス板を組み立
てることが欧州特許第406325B号により知られて
いる。その場合ガラス板の少なくとも一方を曲げ、組立
の時に一方のガラス板の湾曲を維持することにより絶縁
ガラス板の内室への進入路を形成することが提案され
る。欧州特許第406325B号には一方のガラス板が
他方のガラス板に取り付けた間隔保持部材の側辺部の区
域だけと接触するように、ガラス板を斜めに近接させる
変法も記載されている。
【0004】一方のガラス板の上部区域だけが間隔保持
部材の上側の水平側辺部に接している2枚のガラス板と
一方のガラス板に取り付けた間隔保持部材とのセットを
絶縁ガラス板の圧縮加工のためのプレスへ送り、ガラス
板セットの下縁のギャップを経て重質ガスを導入するこ
とも知られている(ドイツ特許第3101342A1
号)。
部材の上側の水平側辺部に接している2枚のガラス板と
一方のガラス板に取り付けた間隔保持部材とのセットを
絶縁ガラス板の圧縮加工のためのプレスへ送り、ガラス
板セットの下縁のギャップを経て重質ガスを導入するこ
とも知られている(ドイツ特許第3101342A1
号)。
【0005】上記の公知の方法によって絶縁ガラス板の
内室への重質ガスの導入のために十分に大きな進入路を
設けることができるが、しかし絶縁ガラス板の内室から
の空気又は空気ガス混合物の流出が妨げられる。
内室への重質ガスの導入のために十分に大きな進入路を
設けることができるが、しかし絶縁ガラス板の内室から
の空気又は空気ガス混合物の流出が妨げられる。
【0006】しかも公知の方法は長方形の絶縁ガラス板
にしか適用されないので、いわゆる「異形板」即ち長方
形又は正方形以外の形状を有する絶縁ガラス板をよく充
填することができない。
にしか適用されないので、いわゆる「異形板」即ち長方
形又は正方形以外の形状を有する絶縁ガラス板をよく充
填することができない。
【0007】また前記の装置はドイツ特許第93027
44U1号及び欧州特許第603148A号により知ら
れている。この公知の装置においては組立の終了の前
に、即ち少なくとも一方の縁端がまだ開いている時に
(ガラス板の縁端とこの縁端に相対する間隔保持部材フ
レーム側辺部の間のギャップ)、重質ガスが充填され
る。その場合欧州特許第A603148号ではガラス板
の上部区域を他方のガラス板に取り付けた間隔保持部材
にもたせかけるようになっている。
44U1号及び欧州特許第603148A号により知ら
れている。この公知の装置においては組立の終了の前
に、即ち少なくとも一方の縁端がまだ開いている時に
(ガラス板の縁端とこの縁端に相対する間隔保持部材フ
レーム側辺部の間のギャップ)、重質ガスが充填され
る。その場合欧州特許第A603148号ではガラス板
の上部区域を他方のガラス板に取り付けた間隔保持部材
にもたせかけるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底にあるの
は、絶縁ガラス板の組立に適用することができ、重質ガ
スの入口のためにも空気又は空気ガス混合物の出口のた
めにも十分に大きな横断面が用意される絶縁ガラス板へ
の重質ガスの充填方法を示す課題である。
は、絶縁ガラス板の組立に適用することができ、重質ガ
スの入口のためにも空気又は空気ガス混合物の出口のた
めにも十分に大きな横断面が用意される絶縁ガラス板へ
の重質ガスの充填方法を示す課題である。
【0009】更に本発明の根底にあるのは、少なくとも
下縁がまだ開いている、即ちそこに縁端ギャップを有す
る絶縁ガラス板の内室への重質ガスの供給を改善し、上
記装置を本発明方法の実施のために適したものにする課
題である。
下縁がまだ開いている、即ちそこに縁端ギャップを有す
る絶縁ガラス板の内室への重質ガスの供給を改善し、上
記装置を本発明方法の実施のために適したものにする課
題である。
【0010】
【課題を解決するための手段、作用、発明の効果】本発
明によれば、冒頭に挙げた類別の方法においてシールを
ガラス板の側縁及び下縁の脇に配設し、ガラス板および
間隔保持部材のセットの密封された下縁を経てガラス板
の間の間隙に重質ガスを導入することにより上記の課題
が解決される。
明によれば、冒頭に挙げた類別の方法においてシールを
ガラス板の側縁及び下縁の脇に配設し、ガラス板および
間隔保持部材のセットの密封された下縁を経てガラス板
の間の間隙に重質ガスを導入することにより上記の課題
が解決される。
【0011】本発明に基づく方法においては重質ガスの
導入のために、絶縁ガラス板の全長にわたって伸張する
ギャップが利用される。空気又は空気ガス混合物の流出
のためにも十分に大きな横断面、例えば入口ギャップと
相対する絶縁ガラス板の周囲部分に伸張するギャップが
利用される。これらの利点は長方形又は正方形と異なる
輪郭形状を有する絶縁ガラス板にも当てはまる。円形の
絶縁ガラス板又は区域的に湾曲した輪郭形状を有する絶
縁ガラス板にも、本発明方法により重質ガスを充填する
ことができる。
導入のために、絶縁ガラス板の全長にわたって伸張する
ギャップが利用される。空気又は空気ガス混合物の流出
のためにも十分に大きな横断面、例えば入口ギャップと
相対する絶縁ガラス板の周囲部分に伸張するギャップが
利用される。これらの利点は長方形又は正方形と異なる
輪郭形状を有する絶縁ガラス板にも当てはまる。円形の
絶縁ガラス板又は区域的に湾曲した輪郭形状を有する絶
縁ガラス板にも、本発明方法により重質ガスを充填する
ことができる。
【0012】本発明方法のもう一つの利点は、重質ガス
を充填する板の間の間隙の大きさを製造する重質ガス入
り絶縁ガラス板のために丁度必要な程度に制限すること
ができることにある。
を充填する板の間の間隙の大きさを製造する重質ガス入
り絶縁ガラス板のために丁度必要な程度に制限すること
ができることにある。
【0013】本発明に基づく方法の有利かつ好適な実施
態様が従属請求項2ないし7の主題である。
態様が従属請求項2ないし7の主題である。
【0014】また本発明によれば、上記の装置において
重質ガス供給装置が絶縁ガラス板の下側の水平縁の区域
に設けられた、搬送装置として使用されるベルトコンベ
ヤに配属され、縦に走る通路を具備し、通路が少なくと
も1個の出口を介して2枚の板の間の間隙と連通するこ
とによって上記の課題が解決される。
重質ガス供給装置が絶縁ガラス板の下側の水平縁の区域
に設けられた、搬送装置として使用されるベルトコンベ
ヤに配属され、縦に走る通路を具備し、通路が少なくと
も1個の出口を介して2枚の板の間の間隙と連通するこ
とによって上記の課題が解決される。
【0015】本発明に基づくガス供給装置の実施態様に
よれば、ガス供給装置と搬送装置とを簡単に組み合わせ
ることができる。搬送装置は通常絶縁ガラス板の下縁又
は絶縁ガラス板が間に配列される、装置の板の下縁に沿
って配設され、絶縁ガラス板又はそのガラス板を搬入
し、充填した絶縁ガラス板を搬出する本発明の好適な実
施態様においては、通路の内室の有効長さを通路の縦方
向に測った絶縁ガラス板の長さに制限するための装置を
設けた構成とすることができる。こうしてガスが下から
2枚のプレートの間の間隙、従って必然的にそこに用意
された絶縁ガラス板の内部に流入する区域を、絶縁ガラ
ス板の水平長さに整合させることができる。
よれば、ガス供給装置と搬送装置とを簡単に組み合わせ
ることができる。搬送装置は通常絶縁ガラス板の下縁又
は絶縁ガラス板が間に配列される、装置の板の下縁に沿
って配設され、絶縁ガラス板又はそのガラス板を搬入
し、充填した絶縁ガラス板を搬出する本発明の好適な実
施態様においては、通路の内室の有効長さを通路の縦方
向に測った絶縁ガラス板の長さに制限するための装置を
設けた構成とすることができる。こうしてガスが下から
2枚のプレートの間の間隙、従って必然的にそこに用意
された絶縁ガラス板の内部に流入する区域を、絶縁ガラ
ス板の水平長さに整合させることができる。
【0016】簡単な実施態様においては、通路の有効長
さの制限装置が通路の中で移動可能なピストンからなる
ように構成されている。ピストンの適当な移動によって
ピストンを所望の位置に、即ち重質ガスが2枚のプレー
トの間の間隙に上へ進入する区域の長さに整合させるこ
とができる。ピストンの調整を、例えば搬送方向に関し
て後側の絶縁ガラス板垂直縁と一線に整列してこれに当
接される可動密閉片の調整と組み合わせることができ
る。
さの制限装置が通路の中で移動可能なピストンからなる
ように構成されている。ピストンの適当な移動によって
ピストンを所望の位置に、即ち重質ガスが2枚のプレー
トの間の間隙に上へ進入する区域の長さに整合させるこ
とができる。ピストンの調整を、例えば搬送方向に関し
て後側の絶縁ガラス板垂直縁と一線に整列してこれに当
接される可動密閉片の調整と組み合わせることができ
る。
【0017】そのために通路内で移動可能なピストン
を、密封されたスリットを貫いて通路に突出するラグを
介して調整装置と連結した構成とすることができる。
を、密封されたスリットを貫いて通路に突出するラグを
介して調整装置と連結した構成とすることができる。
【0018】実際には通路の内部のピストンを2個のシ
ールで密封することができる。2個のシールは通路の壁
面及び調整装置と連結したピストンラグが通路のスリッ
トを貫いて外へ導き出された区域の壁面に密接する。ピ
ストンの2つのシールの間の区域でラグが通路のスリッ
トを貫いて外へ突出し、この区域(シールの間の無圧
室)ではシールバンドがスリットから内側へ浮き上が
り、ラグの下に通される。代替実施態様においては、通
路のスリットの区域でシールは重なり合うシールリップ
を有するリップ形シールとなっている。
ールで密封することができる。2個のシールは通路の壁
面及び調整装置と連結したピストンラグが通路のスリッ
トを貫いて外へ導き出された区域の壁面に密接する。ピ
ストンの2つのシールの間の区域でラグが通路のスリッ
トを貫いて外へ突出し、この区域(シールの間の無圧
室)ではシールバンドがスリットから内側へ浮き上が
り、ラグの下に通される。代替実施態様においては、通
路のスリットの区域でシールは重なり合うシールリップ
を有するリップ形シールとなっている。
【0019】通路と2枚の板の間の間隙とを連絡する方
法は任意である。例えば複数個の円形又はスリット状の
開口を設けることができ、若しくは連続するスリットを
設ける。
法は任意である。例えば複数個の円形又はスリット状の
開口を設けることができ、若しくは連続するスリットを
設ける。
【0020】搬送手段、たいていはエンドレスベルトの
ためのガイドバーで通路を固定した実施態様において
は、通路と板の間の間隙とを連通する開口部が2枚の板
の下縁に沿って設けたベルトコンベヤを貫通するように
なっている。この実施態様ではベルトコンベヤが2本の
エンドレスベルト、特に2本のエンドレス歯形ベルトを
有し、通路の開口部をエンドレスベルトの間の縦ギャッ
プの区域に設けることが好ましい。このようにして通路
と2枚の板の間の間隙とを連通する開口部が2本のエン
ドレスコンベヤベルトの間で上へ延長され、下から2枚
のプレートの間の間隙の中に幾らか突出することができ
る。
ためのガイドバーで通路を固定した実施態様において
は、通路と板の間の間隙とを連通する開口部が2枚の板
の下縁に沿って設けたベルトコンベヤを貫通するように
なっている。この実施態様ではベルトコンベヤが2本の
エンドレスベルト、特に2本のエンドレス歯形ベルトを
有し、通路の開口部をエンドレスベルトの間の縦ギャッ
プの区域に設けることが好ましい。このようにして通路
と2枚の板の間の間隙とを連通する開口部が2本のエン
ドレスコンベヤベルトの間で上へ延長され、下から2枚
のプレートの間の間隙の中に幾らか突出することができ
る。
【0021】本発明の一実施態様においては、搬送装置
をそれ自体公知のように2枚のプレートの内の固定板の
区域に配設することが好ましい。その場合搬送装置及び
搬送装置と連結された通路が板に対して横断方向への調
整より固定板に対して整列される構成とすることができ
る。この実施態様は、充填する絶縁ガラス板に対して開
口部の位置を整列することを可能にする。例えば多重ガ
ラス又は特に厚いガラス板からなる絶縁ガラスにおいて
は、一方のガラス板又は絶縁ガラス板の充填済みの隔室
によって開口部の全部又は一部がふさがれることを防止
するために、開口部を調整することができる。
をそれ自体公知のように2枚のプレートの内の固定板の
区域に配設することが好ましい。その場合搬送装置及び
搬送装置と連結された通路が板に対して横断方向への調
整より固定板に対して整列される構成とすることができ
る。この実施態様は、充填する絶縁ガラス板に対して開
口部の位置を整列することを可能にする。例えば多重ガ
ラス又は特に厚いガラス板からなる絶縁ガラスにおいて
は、一方のガラス板又は絶縁ガラス板の充填済みの隔室
によって開口部の全部又は一部がふさがれることを防止
するために、開口部を調整することができる。
【0022】本発明においては通路と2枚のプレートの
間の間隙とを連通する開口部を、プレートの間に配列し
た絶縁ガラス板の間隔保持部材フレームと相対して配設
するならば好都合である。
間の間隙とを連通する開口部を、プレートの間に配列し
た絶縁ガラス板の間隔保持部材フレームと相対して配設
するならば好都合である。
【0023】本発明のその他の特徴、細部及び利点は下
記の説明及び図面に略図で示した本発明の実施例で明ら
かである。
記の説明及び図面に略図で示した本発明の実施例で明ら
かである。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1乃至7に図示された装置は2枚のプレ
ート1及び2を有し、該プレート1及び2はほぼ垂直
で、好ましくは垂直線に対し僅かに、例えば3乃至5度
後方に傾斜しており、互いに平行である。
に説明する。図1乃至7に図示された装置は2枚のプレ
ート1及び2を有し、該プレート1及び2はほぼ垂直
で、好ましくは垂直線に対し僅かに、例えば3乃至5度
後方に傾斜しており、互いに平行である。
【0025】プレート1及び2は絶縁ガラス板10をプ
レスする装置のプレートであってもよい。図示の実施例
では、プレート1は装置の台の支持体3及び4に固定さ
れている。プレート2は圧力媒体シリンダ5及び6によ
って矢印7の方向に移動可能である。固定のプレート1
の下縁には、プレート1と2の間に形成された空間8の
下方にベルトコンベヤ9が設けられている。絶縁ガラス
板10(2枚のガラス板と、介挿された間隔保持フレー
ムとにより構成されるセット)は、立った状態で及び例
えばエアクッション壁として形成されかつ台に固定され
たプレート1に凭れた状態で該ベルトコンベヤ9で空間
8内を搬送される。
レスする装置のプレートであってもよい。図示の実施例
では、プレート1は装置の台の支持体3及び4に固定さ
れている。プレート2は圧力媒体シリンダ5及び6によ
って矢印7の方向に移動可能である。固定のプレート1
の下縁には、プレート1と2の間に形成された空間8の
下方にベルトコンベヤ9が設けられている。絶縁ガラス
板10(2枚のガラス板と、介挿された間隔保持フレー
ムとにより構成されるセット)は、立った状態で及び例
えばエアクッション壁として形成されかつ台に固定され
たプレート1に凭れた状態で該ベルトコンベヤ9で空間
8内を搬送される。
【0026】図1乃至16及び19乃至22には図示さ
れていないが、こうした装置の調節可能なプレート2に
は、水平方向の下縁に沿ってパッキングが設けられてお
り、該パッキングは下方でプレート2を搬送手段すなわ
ちベルトコンベヤ9に対し密閉している。このことの実
施例は図17及び18に図示されており、該実施例を後
で記述する。
れていないが、こうした装置の調節可能なプレート2に
は、水平方向の下縁に沿ってパッキングが設けられてお
り、該パッキングは下方でプレート2を搬送手段すなわ
ちベルトコンベヤ9に対し密閉している。このことの実
施例は図17及び18に図示されており、該実施例を後
で記述する。
【0027】図1から明らかなように、絶縁ガラス板1
0の、可動のプレート2に向いたガラス板11の上方の
領域のみが、他方のガラス板13に取着された間隔保持
フレーム14に接触している。これに対して、絶縁ガラ
ス板10のうちのガラス板11の水平方向の下縁は間隔
保持フレーム14から間隔を有しているので、そこに
は、及び部分的には絶縁ガラス板10の垂直方向の縁部
には、絶縁ガラス板10の内部空間への通路が設けられ
ている。
0の、可動のプレート2に向いたガラス板11の上方の
領域のみが、他方のガラス板13に取着された間隔保持
フレーム14に接触している。これに対して、絶縁ガラ
ス板10のうちのガラス板11の水平方向の下縁は間隔
保持フレーム14から間隔を有しているので、そこに
は、及び部分的には絶縁ガラス板10の垂直方向の縁部
には、絶縁ガラス板10の内部空間への通路が設けられ
ている。
【0028】エアクッション壁として形成された固定の
プレート1を加圧するために、該プレート1は圧縮空気
を供給する接続部12を具備している。
プレート1を加圧するために、該プレート1は圧縮空気
を供給する接続部12を具備している。
【0029】本装置の、図2に図示された実施例は、図
1に図示された装置とは、特に、可動のプレート2がラ
ック・ピニオン駆動装置16によって矢印7の方向に調
節されることの点で異なっている。図2では、可動のプ
レート2の四隅のいずれにおいてもラックが設けられて
いる。ラック・ピニオン駆動装置16は共通の圧力媒体
モータ15によってロッドを介して作動される。
1に図示された装置とは、特に、可動のプレート2がラ
ック・ピニオン駆動装置16によって矢印7の方向に調
節されることの点で異なっている。図2では、可動のプ
レート2の四隅のいずれにおいてもラックが設けられて
いる。ラック・ピニオン駆動装置16は共通の圧力媒体
モータ15によってロッドを介して作動される。
【0030】例えばプレート2を調節するために用いら
れるこの駆動装置に関する詳細な記述はAT38549
9Bにある。可動のプレート2はスピンドル駆動装置に
よっても調節される。このことはAT−A2956/8
7(1990年6月15日に公開)に開示されている。
れるこの駆動装置に関する詳細な記述はAT38549
9Bにある。可動のプレート2はスピンドル駆動装置に
よっても調節される。このことはAT−A2956/8
7(1990年6月15日に公開)に開示されている。
【0031】図2に図示するように、可動のプレート2
には圧力プランジャ20が設けられており、該圧力プラ
ンジャ20は圧力媒体シリンダ21によって絶縁ガラス
板10の上縁へ押しやられて、絶縁ガラス板10の、可
動のプレート2に隣り合ったガラス板11を間隔保持フ
レーム14に接触させておく。単独の圧力プランジャ2
0の代わりに、水平方向に連続する圧力受を設けてもよ
い。
には圧力プランジャ20が設けられており、該圧力プラ
ンジャ20は圧力媒体シリンダ21によって絶縁ガラス
板10の上縁へ押しやられて、絶縁ガラス板10の、可
動のプレート2に隣り合ったガラス板11を間隔保持フ
レーム14に接触させておく。単独の圧力プランジャ2
0の代わりに、水平方向に連続する圧力受を設けてもよ
い。
【0032】圧力プランジャ20又は水平方向に連続す
る圧力受を絶縁ガラス板10の上縁に対して整列するた
めに、圧力プランジャ20又は圧力受及び圧力媒体モー
タすなわち圧力媒体シリンダ21からなる装置は、可動
のプレート2の表面に沿って矢印22の方向にすなわち
ほぼ垂直方向に移動可能に設けられている。圧力エレメ
ントの高さの調節を省略しようとする場合には、弾性的
な、又は圧力媒体シリンダ21によって調節可能な、垂
直方向に整列された圧力受23を設けることもできる
(図1)。
る圧力受を絶縁ガラス板10の上縁に対して整列するた
めに、圧力プランジャ20又は圧力受及び圧力媒体モー
タすなわち圧力媒体シリンダ21からなる装置は、可動
のプレート2の表面に沿って矢印22の方向にすなわち
ほぼ垂直方向に移動可能に設けられている。圧力エレメ
ントの高さの調節を省略しようとする場合には、弾性的
な、又は圧力媒体シリンダ21によって調節可能な、垂
直方向に整列された圧力受23を設けることもできる
(図1)。
【0033】特に、加えて絶縁ガラス板10をプレスす
る装置が重質ガスの充填終了後に用いられるときは、圧
力プランジャ20又は圧力受23が、可動のプレート2
の、固定のプレート1に向いた面へすなわち該面の後方
に引き戻される。
る装置が重質ガスの充填終了後に用いられるときは、圧
力プランジャ20又は圧力受23が、可動のプレート2
の、固定のプレート1に向いた面へすなわち該面の後方
に引き戻される。
【0034】圧力プランジャ20又は1個又は複数の圧
力受23を動かす圧力媒体シリンダ21の代わりに、上
記の部材すなわち圧力プランジャ又は圧力受を、可動の
プレート2において弾性をもって支持し、絶縁ガラス板
10をプレスするときに、ある位置に押し戻されるよう
に構成しても良い。この場合、ある位置とは、上記の部
材の前側が、可動のプレート2の、絶縁ガラス板10に
向いた面と一直線上に並んでいる位置のことである。
力受23を動かす圧力媒体シリンダ21の代わりに、上
記の部材すなわち圧力プランジャ又は圧力受を、可動の
プレート2において弾性をもって支持し、絶縁ガラス板
10をプレスするときに、ある位置に押し戻されるよう
に構成しても良い。この場合、ある位置とは、上記の部
材の前側が、可動のプレート2の、絶縁ガラス板10に
向いた面と一直線上に並んでいる位置のことである。
【0035】図1又は図2に図示された装置に設けられ
た絶縁ガラス板10の内部空間は、上方が間隔保持フレ
ーム14の上部側反辺部によって密閉され、下方すなわ
ち絶縁ガラス板10がまだ開放している箇所は、エンド
レスのベルトコンベヤ9(又は他の相応に気密の搬送手
段)によって密閉される。
た絶縁ガラス板10の内部空間は、上方が間隔保持フレ
ーム14の上部側反辺部によって密閉され、下方すなわ
ち絶縁ガラス板10がまだ開放している箇所は、エンド
レスのベルトコンベヤ9(又は他の相応に気密の搬送手
段)によって密閉される。
【0036】絶縁ガラス板10の内部空間をほぼ垂直方
向の側縁においても密閉するために、絶縁ガラス板10
詳しくはプレート1及び2の垂直方向の縁部に取付け可
能な密閉手段30及び31が設けられている。
向の側縁においても密閉するために、絶縁ガラス板10
詳しくはプレート1及び2の垂直方向の縁部に取付け可
能な密閉手段30及び31が設けられている。
【0037】搬送方向(図3中の矢印25)に対して前
方の密閉手段30は、固定のプレート1の面に対し垂直
方向に(矢印32)、2枚のプレート1と2の間の空間
8へ押しやられるか、ほぼ垂直な軸61を中心に回動可
能である(図5中の矢印46を参照)。このためには、
固定のプレート1には垂直方向のスリット33が形成さ
れており、密閉手段30は駆動装置、例えば少なくとも
1個の圧力媒体シリンダ34と結合されている。
方の密閉手段30は、固定のプレート1の面に対し垂直
方向に(矢印32)、2枚のプレート1と2の間の空間
8へ押しやられるか、ほぼ垂直な軸61を中心に回動可
能である(図5中の矢印46を参照)。このためには、
固定のプレート1には垂直方向のスリット33が形成さ
れており、密閉手段30は駆動装置、例えば少なくとも
1個の圧力媒体シリンダ34と結合されている。
【0038】密閉手段30は、図3及び4に図示された
例では、ほぼ垂直方向の支持片35と、弾性材料製のパ
ッキング36とにより構成される。該パッキング36は
実施例では横断面がほぼV字形に形成されており、2個
のシールリップ37及び38を有し、該シールリップ3
7及び38は絶縁ガラス板10の2枚のガラス板11及
び13の垂直方向の縁部に密閉式に接触している。
例では、ほぼ垂直方向の支持片35と、弾性材料製のパ
ッキング36とにより構成される。該パッキング36は
実施例では横断面がほぼV字形に形成されており、2個
のシールリップ37及び38を有し、該シールリップ3
7及び38は絶縁ガラス板10の2枚のガラス板11及
び13の垂直方向の縁部に密閉式に接触している。
【0039】総厚さが異なる種々の絶縁ガラス板10に
密閉手段30を用いることができるように、シールリッ
プ37は延出部39を有し、該延出部39は固定のプレ
ート1に対しほぼ垂直方向に整列されている。密閉手段
30は同時に絶縁ガラス板10用の最終停止部材として
作用することもできる。
密閉手段30を用いることができるように、シールリッ
プ37は延出部39を有し、該延出部39は固定のプレ
ート1に対しほぼ垂直方向に整列されている。密閉手段
30は同時に絶縁ガラス板10用の最終停止部材として
作用することもできる。
【0040】第2の密閉手段31は本装置では矢印40
の方向に調節可能である。このためには、密閉手段31
は、図3に図示するように、キャリッジ42によって、
機台に固定されたガイドレール41上を案内され、駆動
装置(図示せず)によって移動される。更に、密閉手段
31の構造は密閉手段30の構造に対応しており、すな
わち密閉手段31は支持片35と実際のパッキング36
とを有し、該パッキングには2個のシールリップ37及
び38と延出部39とが具備されている。
の方向に調節可能である。このためには、密閉手段31
は、図3に図示するように、キャリッジ42によって、
機台に固定されたガイドレール41上を案内され、駆動
装置(図示せず)によって移動される。更に、密閉手段
31の構造は密閉手段30の構造に対応しており、すな
わち密閉手段31は支持片35と実際のパッキング36
とを有し、該パッキングには2個のシールリップ37及
び38と延出部39とが具備されている。
【0041】密閉手段30及び31の双方又は一方を、
変形例では、可動のプレート2に設けることもできる。
変形例では、可動のプレート2に設けることもできる。
【0042】図4に図示するように密閉手段30が設け
られ、図5のように密閉手段31が可動のプレート2に
設けられている実施例も可能である。この例では、ガイ
ドレール41は可動のプレート2に固定されている。重
質ガスが充填されるべきでありかつまだ開放されている
絶縁ガラス板10を本装置に搬送する最中に密閉手段3
1をプレート1と2の間の空間8から脱出するために、
図4に図示の実施例では、プレート1にはリセス44が
形成されている。該リセス44に密閉手段31を収容す
ることができるのは、プレート1と2の間の空間8をあ
けるためである。プレート2に沿って案内される密閉手
段31の場合においては、密閉手段31が準備位置にあ
るときは、密閉手段31を収容するためのリセス44を
プレート2に具備することもできる。しかし、多くの場
合には、絶縁ガラス板10を搬送するための空間を形成
するためには、可動のプレート2従って又密閉手段31
をプレート1から離せば十分であろう。
られ、図5のように密閉手段31が可動のプレート2に
設けられている実施例も可能である。この例では、ガイ
ドレール41は可動のプレート2に固定されている。重
質ガスが充填されるべきでありかつまだ開放されている
絶縁ガラス板10を本装置に搬送する最中に密閉手段3
1をプレート1と2の間の空間8から脱出するために、
図4に図示の実施例では、プレート1にはリセス44が
形成されている。該リセス44に密閉手段31を収容す
ることができるのは、プレート1と2の間の空間8をあ
けるためである。プレート2に沿って案内される密閉手
段31の場合においては、密閉手段31が準備位置にあ
るときは、密閉手段31を収容するためのリセス44を
プレート2に具備することもできる。しかし、多くの場
合には、絶縁ガラス板10を搬送するための空間を形成
するためには、可動のプレート2従って又密閉手段31
をプレート1から離せば十分であろう。
【0043】密閉手段30には、絶縁ガラス板10の内
部空間に充填することができる重質ガスを供給する接続
部50が設けられている。更に、少なくとも1個の接続
部51,52又は53が設けられていて(図3には接続
部が矢印で表わされている)、絶縁ガラス板10の内部
空間から流出する空気又は空気・ガス混合物は該接続部
を通って排出される。この場合、こうした接続部50乃
至53、156及び157を組み合わせる種々の可能性
がある。
部空間に充填することができる重質ガスを供給する接続
部50が設けられている。更に、少なくとも1個の接続
部51,52又は53が設けられていて(図3には接続
部が矢印で表わされている)、絶縁ガラス板10の内部
空間から流出する空気又は空気・ガス混合物は該接続部
を通って排出される。この場合、こうした接続部50乃
至53、156及び157を組み合わせる種々の可能性
がある。
【0044】例えば、重質ガスを供給する接続部50
を、密閉手段30の近傍で、絶縁ガラス板10の前方下
方の隅の領域に設けることができる。空気又は空気・ガ
ス混合物を排出するための接続部51,52又は53
は、絶縁ガラス板10の搬送手段に対し後方で下方の隅
の領域(矢印51)、絶縁ガラス板10の後方で上方の
隅の領域(矢印52)、又は絶縁ガラス板10の搬送方
向(矢印25)に対し前方で垂直方向の縁部の領域(矢
印53)に設けることができる。更に説明されねばなら
ない実施例では、接続部51乃至53は省略することも
できるし、あるいは対応の開口部を備え又は長手方向に
分割されたコンベヤベルト9を通って重質ガスを供給す
る手段と組み合わせることもできる(図3の矢印156
及び157を参照)。
を、密閉手段30の近傍で、絶縁ガラス板10の前方下
方の隅の領域に設けることができる。空気又は空気・ガ
ス混合物を排出するための接続部51,52又は53
は、絶縁ガラス板10の搬送手段に対し後方で下方の隅
の領域(矢印51)、絶縁ガラス板10の後方で上方の
隅の領域(矢印52)、又は絶縁ガラス板10の搬送方
向(矢印25)に対し前方で垂直方向の縁部の領域(矢
印53)に設けることができる。更に説明されねばなら
ない実施例では、接続部51乃至53は省略することも
できるし、あるいは対応の開口部を備え又は長手方向に
分割されたコンベヤベルト9を通って重質ガスを供給す
る手段と組み合わせることもできる(図3の矢印156
及び157を参照)。
【0045】接続部50が接続部51と組み合わされる
ときは、接続部は50は、重質ガスが直接的に接続部5
1に達するのを防止するように上方に向けられた流れで
絶縁ガラス板10の内部に流入するように形成されるこ
とが好ましい。
ときは、接続部は50は、重質ガスが直接的に接続部5
1に達するのを防止するように上方に向けられた流れで
絶縁ガラス板10の内部に流入するように形成されるこ
とが好ましい。
【0046】接続部50を接続部52と組み合わせて、
絶縁ガラス板10の対角線掃気を生じさせることもでき
る。
絶縁ガラス板10の対角線掃気を生じさせることもでき
る。
【0047】接続部50が接続部53と組み合わされる
ときは、原理的にはEP−444391−A又はDE4
202612−Aに開示されているように、絶縁ガラス
板10の内部でループ掃気が生じる。この場合には接続
部53は絶縁ガラス板10の内部空間で上方に向いた口
を有することがある。
ときは、原理的にはEP−444391−A又はDE4
202612−Aに開示されているように、絶縁ガラス
板10の内部でループ掃気が生じる。この場合には接続
部53は絶縁ガラス板10の内部空間で上方に向いた口
を有することがある。
【0048】重質ガスを絶縁ガラス板10の内部空間に
供給すると共に、空気又は空気・ガス混合物を絶縁ガラ
ス板10の内部空間から排出するための接続部50,5
1,52及び53の具体的な構成は重要ではない。例え
ば、特に、重質ガスを供給するために、内部に突入する
プローブ又はノズルを具備することができるし、あるい
は重質ガスを供給するための導管、及び空気又は空気・
ガス混合物を排出する導管を当該箇所で支持片35及び
パッキング36に通し、2個のシールリップ37と38
の間の領域で開口させることができる。コンベヤベルト
9を貫く開口部も可能である。
供給すると共に、空気又は空気・ガス混合物を絶縁ガラ
ス板10の内部空間から排出するための接続部50,5
1,52及び53の具体的な構成は重要ではない。例え
ば、特に、重質ガスを供給するために、内部に突入する
プローブ又はノズルを具備することができるし、あるい
は重質ガスを供給するための導管、及び空気又は空気・
ガス混合物を排出する導管を当該箇所で支持片35及び
パッキング36に通し、2個のシールリップ37と38
の間の領域で開口させることができる。コンベヤベルト
9を貫く開口部も可能である。
【0049】重質ガスを絶縁ガラス板10の内部空間に
供給するための接続部70についての実施例は図6に平
面図で示されている。接続部70はケーシング73を有
し、該ケーシング73はほぼ垂直方向の軸71を中心
に、図6に図示した作動位置へ矢印72の方向に回動さ
れ、該作動位置から、プレート1(又は2)の、絶縁ガ
ラス板10に向いた面の後方に回動した位置へ回動され
る。ケーシング73は縦スリット形状の出口74を有
し、該出口74は絶縁ガラス板10のギャップ60の手
前まで又はギャップ60の中まで達している。出口74
からは、側方の流口76を具備する少なくとも1本の導
管75を介して供給された重質ガスが絶縁ガラス板10
の内部に流れ込む。ケーシング73には複数の導管75
を上下に重ねて設けることができる。
供給するための接続部70についての実施例は図6に平
面図で示されている。接続部70はケーシング73を有
し、該ケーシング73はほぼ垂直方向の軸71を中心
に、図6に図示した作動位置へ矢印72の方向に回動さ
れ、該作動位置から、プレート1(又は2)の、絶縁ガ
ラス板10に向いた面の後方に回動した位置へ回動され
る。ケーシング73は縦スリット形状の出口74を有
し、該出口74は絶縁ガラス板10のギャップ60の手
前まで又はギャップ60の中まで達している。出口74
からは、側方の流口76を具備する少なくとも1本の導
管75を介して供給された重質ガスが絶縁ガラス板10
の内部に流れ込む。ケーシング73には複数の導管75
を上下に重ねて設けることができる。
【0050】図6には密閉手段30も点線で示されてい
る。接続部70は密閉手段30に独立して動かされる。
る。接続部70は密閉手段30に独立して動かされる。
【0051】特に、重質ガスが接続部50を介して供給
され、空気又は空気・ガス混合物が箇所51及び53の
双方又はいずれか一方で排出されるときは、パッキング
36は2個のシールリップ37と38の間で、水平方向
にすなわちプレート1及び2に対し垂直方向に整列され
たウェブを有することができる。該ウェブは2個のシー
ルリップ37及び38と、絶縁ガラス板10の2枚のガ
ラス板の縁部との間の空間すなわち「通路」を高さ方向
に少なくとも2つの部分に分割して、絶縁ガラス板10
の2枚のガラス板の縁部とパッキング36との間に形成
された通路を通って重質ガスが流出するのを少なくとも
防止する。この場合、ウェブが中央に突起を有してい
て、該突起が絶縁ガラス板10の2枚のガラス板の間の
空間に少なくとも部分的に入り込んでいる。シールリッ
プ37と38の間のウェブは特に密閉手段30のパッキ
ング36の近傍に設けられている。
され、空気又は空気・ガス混合物が箇所51及び53の
双方又はいずれか一方で排出されるときは、パッキング
36は2個のシールリップ37と38の間で、水平方向
にすなわちプレート1及び2に対し垂直方向に整列され
たウェブを有することができる。該ウェブは2個のシー
ルリップ37及び38と、絶縁ガラス板10の2枚のガ
ラス板の縁部との間の空間すなわち「通路」を高さ方向
に少なくとも2つの部分に分割して、絶縁ガラス板10
の2枚のガラス板の縁部とパッキング36との間に形成
された通路を通って重質ガスが流出するのを少なくとも
防止する。この場合、ウェブが中央に突起を有してい
て、該突起が絶縁ガラス板10の2枚のガラス板の間の
空間に少なくとも部分的に入り込んでいる。シールリッ
プ37と38の間のウェブは特に密閉手段30のパッキ
ング36の近傍に設けられている。
【0052】重質ガスを供給する接続部50を、空気又
は空気・ガス混合物を排出する接続部53と組み合わせ
た場合において、絶縁ガラス板10の内部に突出し、か
つ重質ガスを供給すると共に、空気又は空気・ガス混合
物を排出するためのノズル又はプローブで作業しないの
であれば、2個の接続部50と53との間に類似のウェ
ブを備えることが好ましい。
は空気・ガス混合物を排出する接続部53と組み合わせ
た場合において、絶縁ガラス板10の内部に突出し、か
つ重質ガスを供給すると共に、空気又は空気・ガス混合
物を排出するためのノズル又はプローブで作業しないの
であれば、2個の接続部50と53との間に類似のウェ
ブを備えることが好ましい。
【0053】図7には密閉手段30及び31の双方又は
いずれか一方の好適な実施例が示されている。
いずれか一方の好適な実施例が示されている。
【0054】全体としてほぼ直方体形の密閉手段80は
剛性の材料、例えば薄板製の2つの長方形状の支持プレ
ート81及び82により構成される。
剛性の材料、例えば薄板製の2つの長方形状の支持プレ
ート81及び82により構成される。
【0055】支持プレート81と82の間には、例えば
弾性的に圧縮可能なプラスチック材料からなる弾性的に
可撓性のある直方体形の本体84が設けられ、支持プレ
ート81と82の、本体84に向いた面と結合されてい
る。本体84はばねと交換することもでき、その場合、
支持プレート81と82の間、特に密閉片85と87の
間の領域で可撓性の薄片を設けることができる。
弾性的に圧縮可能なプラスチック材料からなる弾性的に
可撓性のある直方体形の本体84が設けられ、支持プレ
ート81と82の、本体84に向いた面と結合されてい
る。本体84はばねと交換することもでき、その場合、
支持プレート81と82の間、特に密閉片85と87の
間の領域で可撓性の薄片を設けることができる。
【0056】一方の支持プレート81の縁部83は一側
でプラスチックの本体84から突出しており、保持手段
に固定されている。その目的は、密閉手段80が密閉手
段30及び31の双方又はいずれか一方のために定めら
れた運動を実行することができるようにするためであ
る。
でプラスチックの本体84から突出しており、保持手段
に固定されている。その目的は、密閉手段80が密閉手
段30及び31の双方又はいずれか一方のために定めら
れた運動を実行することができるようにするためであ
る。
【0057】密閉手段80の、重質ガスが充填されるべ
き絶縁ガラス板10に向いた側には、ゴム状の材料、例
えばポリウレタン(商品名ヴォルコラン)等によりなる
密閉片85,87が設けられている。密閉片85の面8
6が、絶縁ガラス板10の一方のガラス板の、密閉片8
5に隣り合った垂直方向の縁部と接触しているのに対
し、密閉片87の面88は絶縁ガラス板10の他方のガ
ラス板の垂直方向の縁部と接触している。密閉片85及
び87は密閉手段80の面80′から突出しているの
で、絶縁ガラス板10の、密閉手段80によって密閉さ
れた縁部には、ほぼ垂直方向の通路が形成される。
き絶縁ガラス板10に向いた側には、ゴム状の材料、例
えばポリウレタン(商品名ヴォルコラン)等によりなる
密閉片85,87が設けられている。密閉片85の面8
6が、絶縁ガラス板10の一方のガラス板の、密閉片8
5に隣り合った垂直方向の縁部と接触しているのに対
し、密閉片87の面88は絶縁ガラス板10の他方のガ
ラス板の垂直方向の縁部と接触している。密閉片85及
び87は密閉手段80の面80′から突出しているの
で、絶縁ガラス板10の、密閉手段80によって密閉さ
れた縁部には、ほぼ垂直方向の通路が形成される。
【0058】絶縁ガラス板10に重質ガスを充填するた
めの装置のプレート1及び2が互いに接近されるとき
は、まず、プレート1及び2が密閉手段80の2枚の支
持プレート81及び82の外側に当接される。該支持プ
レート81及び82は、弾性的に圧縮しつつ、図7に示
した矢印89の方向に互いに接近されるので、密閉手段
80は、例えば絶縁ガラス板10を閉じて加圧すると
き、本装置のプレート1及び2が更に動くのを妨げな
い。
めの装置のプレート1及び2が互いに接近されるとき
は、まず、プレート1及び2が密閉手段80の2枚の支
持プレート81及び82の外側に当接される。該支持プ
レート81及び82は、弾性的に圧縮しつつ、図7に示
した矢印89の方向に互いに接近されるので、密閉手段
80は、例えば絶縁ガラス板10を閉じて加圧すると
き、本装置のプレート1及び2が更に動くのを妨げな
い。
【0059】図5に図示した実施例では、密閉手段30
及び31は平らなパッキング36を具備している(こう
したパッキングは他の実施例でも用いられる)。流出側
に設置され、かつ絶縁ガラス板10の、前方の、垂直方
向の縁部に関連して設けられた密閉手段30が、プレー
ト1と2の間の空間8に(軸61を中心に矢印46の方
向に)回動され、その上、プレート1及び2に対し垂直
方向に(矢印32の方向へ)調節されるのは、重質ガス
を供給するための接続部50/70が密閉手段30/8
0の直ぐ近傍に設置されていて、一方のガラス板11
と、絶縁ガラス板10の間隔保持フレーム14との間の
ギャップ60に対し密閉手段30/80を整列させる場
合である。
及び31は平らなパッキング36を具備している(こう
したパッキングは他の実施例でも用いられる)。流出側
に設置され、かつ絶縁ガラス板10の、前方の、垂直方
向の縁部に関連して設けられた密閉手段30が、プレー
ト1と2の間の空間8に(軸61を中心に矢印46の方
向に)回動され、その上、プレート1及び2に対し垂直
方向に(矢印32の方向へ)調節されるのは、重質ガス
を供給するための接続部50/70が密閉手段30/8
0の直ぐ近傍に設置されていて、一方のガラス板11
と、絶縁ガラス板10の間隔保持フレーム14との間の
ギャップ60に対し密閉手段30/80を整列させる場
合である。
【0060】接続部50/70は、(すべての実施例で
は)、密閉手段30に独立して設けられている。接続部
70(図6)のスリット状の口を、例えば全体の密閉手
段30の調節の必要なしに、間隔保持フレーム14と、
該間隔保持フレーム14から間隔をあけて設けられたガ
ラス板11との間のギャップ60に対して整列すること
ができる。
は)、密閉手段30に独立して設けられている。接続部
70(図6)のスリット状の口を、例えば全体の密閉手
段30の調節の必要なしに、間隔保持フレーム14と、
該間隔保持フレーム14から間隔をあけて設けられたガ
ラス板11との間のギャップ60に対して整列すること
ができる。
【0061】調節可能な密閉手段31が図5に図示した
実施例では可動のプレート2に設けられているので、重
質ガスが充填されるべき絶縁ガラス板10は、プレート
2従って又密閉手段31が固定のプレート1から離れる
とき、スムーズに空間8に搬送される。プレート2の矢
印7の運動、更に該プレート2に対して垂直方向の運動
(矢印45の方向)により、密閉手段31は、絶縁ガラ
ス板10の垂直方向の縁部に対し整列されて、該縁部に
密閉式に当接される。
実施例では可動のプレート2に設けられているので、重
質ガスが充填されるべき絶縁ガラス板10は、プレート
2従って又密閉手段31が固定のプレート1から離れる
とき、スムーズに空間8に搬送される。プレート2の矢
印7の運動、更に該プレート2に対して垂直方向の運動
(矢印45の方向)により、密閉手段31は、絶縁ガラ
ス板10の垂直方向の縁部に対し整列されて、該縁部に
密閉式に当接される。
【0062】2個の密閉手段30及び31のパッキング
36を構成する2個のシールリップ37,38は、場合
によって備えられるウェブ及び場合によって設けられる
シールリップ37の延出部と同様に、弾性を有するの
で、前記シールリップ37,38は、重質ガスが充填さ
れるべき絶縁ガラス板10をプレスする際に、可動のプ
レート2をプレート1に接近させることにより、プレス
工程を妨げることなく弾性的に圧縮される。
36を構成する2個のシールリップ37,38は、場合
によって備えられるウェブ及び場合によって設けられる
シールリップ37の延出部と同様に、弾性を有するの
で、前記シールリップ37,38は、重質ガスが充填さ
れるべき絶縁ガラス板10をプレスする際に、可動のプ
レート2をプレート1に接近させることにより、プレス
工程を妨げることなく弾性的に圧縮される。
【0063】図1乃至7に基づき記載された装置は以下
のように作動する。
のように作動する。
【0064】例えばAT−370201−B又はAT−
370706−Bから公知の装置、又は手操作で組み立
てられ、一方のガラス板11の下方に他方のガラス板1
3上に取着された間隔保持フレーム14から間隔をあけ
てなる絶縁ガラス板10は、搬送方向(矢印25)に対
して前方の垂直方向の縁部が、送り込まれあるいは回動
された密閉手段30に当接するまで、ベルトコンベヤ9
上で立った状態でプレート1及び2の空間8に搬送され
る。第2の密閉手段31は、該密閉手段31が例えばプ
レート1の脇又はプレート2の脇あるいはプレート1か
プレート2に形成されたリセス44中にあるときの準備
位置から2枚のプレート1と2の間の空間8内で移動さ
れて、密閉手段31のパッキング36を構成する2個の
シールリップ37及び38は、絶縁ガラス板10の搬送
方向(矢印25)に対して後方の垂直方向の縁部に当接
する。
370706−Bから公知の装置、又は手操作で組み立
てられ、一方のガラス板11の下方に他方のガラス板1
3上に取着された間隔保持フレーム14から間隔をあけ
てなる絶縁ガラス板10は、搬送方向(矢印25)に対
して前方の垂直方向の縁部が、送り込まれあるいは回動
された密閉手段30に当接するまで、ベルトコンベヤ9
上で立った状態でプレート1及び2の空間8に搬送され
る。第2の密閉手段31は、該密閉手段31が例えばプ
レート1の脇又はプレート2の脇あるいはプレート1か
プレート2に形成されたリセス44中にあるときの準備
位置から2枚のプレート1と2の間の空間8内で移動さ
れて、密閉手段31のパッキング36を構成する2個の
シールリップ37及び38は、絶縁ガラス板10の搬送
方向(矢印25)に対して後方の垂直方向の縁部に当接
する。
【0065】密閉手段31がプレート2に設けられてい
るときは密閉手段31を絶縁ガラス板10に対し整列す
るために、プレート2はプレート1に向かって移動され
る。
るときは密閉手段31を絶縁ガラス板10に対し整列す
るために、プレート2はプレート1に向かって移動され
る。
【0066】これに続いて、圧力プランジャ20(又は
圧力受23)が設けられていれば、これを可動プレート
2の方に向かって前進させ、絶縁ガラス板10の上縁に
接触する。(圧力プランジャ20又は圧力受23が弾性
を有する場合には、プレート2はプレート1に接近され
て、圧力プランジャ20又は圧力受23が向かいのガラ
ス板11に接触する)。可動のプレート2は固定のプレ
ート1の方に押しやられるので、可動のプレート2は、
絶縁ガラス板10のプレート2に隣り合ったガラス板1
1において、該ガラス板11の搬送手段9上に立ってい
る縁部に側方から接触し、ガラス板11の下縁の領域を
支持する。
圧力受23)が設けられていれば、これを可動プレート
2の方に向かって前進させ、絶縁ガラス板10の上縁に
接触する。(圧力プランジャ20又は圧力受23が弾性
を有する場合には、プレート2はプレート1に接近され
て、圧力プランジャ20又は圧力受23が向かいのガラ
ス板11に接触する)。可動のプレート2は固定のプレ
ート1の方に押しやられるので、可動のプレート2は、
絶縁ガラス板10のプレート2に隣り合ったガラス板1
1において、該ガラス板11の搬送手段9上に立ってい
る縁部に側方から接触し、ガラス板11の下縁の領域を
支持する。
【0067】これがなされるや否や、絶縁ガラス板10
の内部空間は周囲に亘って密閉されて、実際のガス交換
が開始される。この場合、接続部(矢印50)及び/又
はベルトコンベヤ9(後でまた記述する)を介して、重
質ガスが絶縁ガラス板10の内部空間に導入され、空気
又は空気・ガス混合物が例えば接続部51,52及び/
又は53を介して導出される。この場合、空気又は空気
・ガス混合物をポンプによって排出を促進することがで
きる。
の内部空間は周囲に亘って密閉されて、実際のガス交換
が開始される。この場合、接続部(矢印50)及び/又
はベルトコンベヤ9(後でまた記述する)を介して、重
質ガスが絶縁ガラス板10の内部空間に導入され、空気
又は空気・ガス混合物が例えば接続部51,52及び/
又は53を介して導出される。この場合、空気又は空気
・ガス混合物をポンプによって排出を促進することがで
きる。
【0068】本発明の装置によって、以下に述べるよう
に、絶縁ガラス板10に重質ガスを充填することができ
る。
に、絶縁ガラス板10に重質ガスを充填することができ
る。
【0069】重質ガスが好ましくは斜め上方に向けられ
たノズルを介して接続部50及び密閉手段30を通って
絶縁ガラス板10の内部空間に導入される。空気又は空
気・ガス混合物はギャップの高さ全体に亘って流れ出
る。該ギャップは、絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印
25)に対し後方の垂直方向の縁部において、可動のプ
レート2に隣り合ったガラス板と、固定のプレートに隣
り合った他方のガラス板に取着された間隔保持フレーム
14との間に形成されている。空気又は空気・ガス混合
物は、一方では密閉手段31のパッキング36により、
他方では絶縁ガラス板10の縁部により形成された通路
に(しかも絶縁ガラス板10の高さにほぼ対応する該通
路の高さ全体に亘って)流入し、該通路から外方へ流出
する。この通路は、パッキング36と、絶縁ガラス板1
0の内部空間へまだ開放している後方の垂直方向の縁部
継目との間の空間から形成されている。
たノズルを介して接続部50及び密閉手段30を通って
絶縁ガラス板10の内部空間に導入される。空気又は空
気・ガス混合物はギャップの高さ全体に亘って流れ出
る。該ギャップは、絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印
25)に対し後方の垂直方向の縁部において、可動のプ
レート2に隣り合ったガラス板と、固定のプレートに隣
り合った他方のガラス板に取着された間隔保持フレーム
14との間に形成されている。空気又は空気・ガス混合
物は、一方では密閉手段31のパッキング36により、
他方では絶縁ガラス板10の縁部により形成された通路
に(しかも絶縁ガラス板10の高さにほぼ対応する該通
路の高さ全体に亘って)流入し、該通路から外方へ流出
する。この通路は、パッキング36と、絶縁ガラス板1
0の内部空間へまだ開放している後方の垂直方向の縁部
継目との間の空間から形成されている。
【0070】このような作動法は特別な利点がある。何
故ならば、絶縁ガラス板10の内部空間から流出する空
気又は空気・ガス混合物の流れ速度は、大きな流出横断
面によって緩慢となるため、渦巻きや、整然とした充填
過程を損なうノズル作用(Dueseneffekte) が減少される
か、防止されるからである。
故ならば、絶縁ガラス板10の内部空間から流出する空
気又は空気・ガス混合物の流れ速度は、大きな流出横断
面によって緩慢となるため、渦巻きや、整然とした充填
過程を損なうノズル作用(Dueseneffekte) が減少される
か、防止されるからである。
【0071】所望の場合には、記述した作動法では、通
路を介して流出する空気又は空気・ガス混合物は、前記
通路の上端に関連して設けられた吸引装置によって捕集
かつ処分され、又は再処理される。その目的は新たなガ
ス交換のために使用できる重質ガスを回収するためであ
る。
路を介して流出する空気又は空気・ガス混合物は、前記
通路の上端に関連して設けられた吸引装置によって捕集
かつ処分され、又は再処理される。その目的は新たなガ
ス交換のために使用できる重質ガスを回収するためであ
る。
【0072】前記の作動法では、絶縁ガラス板10に重
質ガスを充填する際に、空気又は空気・ガス混合物を排
出するための接続部51,52,53が不要であること
は明らかである。この作動法では密閉手段31のパッキ
ング36には、シールリップ37と38の間に、前記種
類の横方向のウェブが具備されていない。
質ガスを充填する際に、空気又は空気・ガス混合物を排
出するための接続部51,52,53が不要であること
は明らかである。この作動法では密閉手段31のパッキ
ング36には、シールリップ37と38の間に、前記種
類の横方向のウェブが具備されていない。
【0073】前記の作動法では、密閉手段30のパッキ
ング36に横方向のウェブが具備されていなくても欠点
でない。何故ならば、密閉手段31の領域において該密
閉手段31のパッキング36と絶縁ガラス板10の隣接
した縁部とによって形成された通路を介して、重質ガス
が絶縁ガラス板10の内部空間に入り、あるいは適当な
ノズル(下記を参照)を前提とすれば、空気又は空気・
ガス混合物が流出しかつ流れ去ることができるからであ
る。それでも、密閉手段30のパッキング36は、上記
作動法では前記のウェブを有する方が好ましい。該ウェ
ブは絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印25)に対し前
方の縁部の領域で空気又は空気・ガス混合物が流れ去る
のを少なくとも防止する。
ング36に横方向のウェブが具備されていなくても欠点
でない。何故ならば、密閉手段31の領域において該密
閉手段31のパッキング36と絶縁ガラス板10の隣接
した縁部とによって形成された通路を介して、重質ガス
が絶縁ガラス板10の内部空間に入り、あるいは適当な
ノズル(下記を参照)を前提とすれば、空気又は空気・
ガス混合物が流出しかつ流れ去ることができるからであ
る。それでも、密閉手段30のパッキング36は、上記
作動法では前記のウェブを有する方が好ましい。該ウェ
ブは絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印25)に対し前
方の縁部の領域で空気又は空気・ガス混合物が流れ去る
のを少なくとも防止する。
【0074】前述のように、充填過程の実行の際には、
空気又は空気・ガス混合物を排出する特別な接続部5
1,52又は53が具備されていなくとも、空気又は空
気・ガス混合物が通路を通って密閉手段31の領域で排
出されるときは、重質ガスを絶縁ガラス板10の内部空
間に供給する接続部50の領域において、絶縁ガラス板
10の内部空間に突入し、開口部が拡大されて(流出速
度が緩慢となり)、好ましくは斜め上方に向けられてい
るノズルを設けることが好ましい。
空気又は空気・ガス混合物を排出する特別な接続部5
1,52又は53が具備されていなくとも、空気又は空
気・ガス混合物が通路を通って密閉手段31の領域で排
出されるときは、重質ガスを絶縁ガラス板10の内部空
間に供給する接続部50の領域において、絶縁ガラス板
10の内部空間に突入し、開口部が拡大されて(流出速
度が緩慢となり)、好ましくは斜め上方に向けられてい
るノズルを設けることが好ましい。
【0075】絶縁ガラス板10の内部で所望の充填レベ
ル(絶縁ガラス板10の内部では防音に対しては重質ガ
ス約50%、完全な断熱に対しては少なくとも90%)
が達成されるや否や、重質ガスの供給は中断され、2つ
の密閉手段30,31をプレート1,2の間の空間8か
ら除去した上で、絶縁ガラス板10を好ましくはさらに
本装置内でプレスする。密閉手段30,31の幅が狭く
形成されていて、製造されるべき絶縁ガラス板10より
も狭いか、あるいは弾性的に圧縮される(図7)とき
は、密閉手段30,31は本装置の空間8にも留まるこ
とができ、絶縁ガラス板10はプレート2をプレート1
に接近させることによりプレスされる。プレート2をプ
レート1に接近させるとき、絶縁ガラス板10の、プレ
ート2に隣合ったガラス板11はまず完全に間隔保持フ
レーム14に当接される。この動作を容易ならしめるた
めに、プレート2は、絶縁ガラス板10をプレート2に
固定するための低圧手段(例えば吸引ヘッド)を具備し
ているか、あるいは低圧を働かせることができる開口部
を具備しており、僅かに(約0.5mm)持ち上げら
れ、ガラス板11の下縁が横方向にコンベヤベルト9に
亘って擦れないようにする。プレート2を持ち上げるた
め、例えばプレート2の下縁に関連して設けられた偏心
カムを設けることができる。
ル(絶縁ガラス板10の内部では防音に対しては重質ガ
ス約50%、完全な断熱に対しては少なくとも90%)
が達成されるや否や、重質ガスの供給は中断され、2つ
の密閉手段30,31をプレート1,2の間の空間8か
ら除去した上で、絶縁ガラス板10を好ましくはさらに
本装置内でプレスする。密閉手段30,31の幅が狭く
形成されていて、製造されるべき絶縁ガラス板10より
も狭いか、あるいは弾性的に圧縮される(図7)とき
は、密閉手段30,31は本装置の空間8にも留まるこ
とができ、絶縁ガラス板10はプレート2をプレート1
に接近させることによりプレスされる。プレート2をプ
レート1に接近させるとき、絶縁ガラス板10の、プレ
ート2に隣合ったガラス板11はまず完全に間隔保持フ
レーム14に当接される。この動作を容易ならしめるた
めに、プレート2は、絶縁ガラス板10をプレート2に
固定するための低圧手段(例えば吸引ヘッド)を具備し
ているか、あるいは低圧を働かせることができる開口部
を具備しており、僅かに(約0.5mm)持ち上げら
れ、ガラス板11の下縁が横方向にコンベヤベルト9に
亘って擦れないようにする。プレート2を持ち上げるた
め、例えばプレート2の下縁に関連して設けられた偏心
カムを設けることができる。
【0076】次に、プレート2がプレート1から再度離
され、プレスし終わりかつ重質ガスが充填された絶縁ガ
ラス板10が本装置から搬出され、例えばシール装置に
搬送される。
され、プレスし終わりかつ重質ガスが充填された絶縁ガ
ラス板10が本装置から搬出され、例えばシール装置に
搬送される。
【0077】以下、図8乃至10を参照して密閉手段8
0,30の実施例を記述する。更に図1乃至7及び11
乃至22に図示するように形成され、これらの図に基づ
いて記述された装置、すなわち絶縁ガラス板10に重質
ガスを充填する装置の1は、密閉手段30,80を具備
することができる。図8乃至10に図示した密閉手段8
0,30の実施例の作動法も、以下に説明する相違を除
けば、図1乃至7及び11乃至22の記述に対応する。
0,30の実施例を記述する。更に図1乃至7及び11
乃至22に図示するように形成され、これらの図に基づ
いて記述された装置、すなわち絶縁ガラス板10に重質
ガスを充填する装置の1は、密閉手段30,80を具備
することができる。図8乃至10に図示した密閉手段8
0,30の実施例の作動法も、以下に説明する相違を除
けば、図1乃至7及び11乃至22の記述に対応する。
【0078】図8及び9に図示した実施例では、重質ガ
スが充填されるべき絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印
25)に対して後方の垂直方向の縁部に関連して設けら
れた密閉手段80は、前述の実施例の移動可能な密閉手
段31に対応しており、2個のキャリッジ90,91に
固定されている。キャリッジ90,91は、プレート2
の上方及び下方の水平方向の縁部に沿って設けられたガ
イドレール92,93で案内される。2つのエンドレス
ベルト94はガイドレール92,93と組み合わされ、
すなわち該ガイドレール92,93内に収容され(図
9)、キャリッジ90,91はエンドレスベルト94と
結合されている。エンドレスベルト94を駆動するため
に、機台には駆動モータ95が取り付けられており、該
駆動モータ95は駆動軸96を駆動し、該駆動軸96に
はエンドレスベルト94を駆動するための駆動ローラ9
7,98が固定されている。駆動軸96に対向している
端部では、エンドレスベルト94が転向ローラ(図示せ
ず)によって案内される。
スが充填されるべき絶縁ガラス板10の搬送方向(矢印
25)に対して後方の垂直方向の縁部に関連して設けら
れた密閉手段80は、前述の実施例の移動可能な密閉手
段31に対応しており、2個のキャリッジ90,91に
固定されている。キャリッジ90,91は、プレート2
の上方及び下方の水平方向の縁部に沿って設けられたガ
イドレール92,93で案内される。2つのエンドレス
ベルト94はガイドレール92,93と組み合わされ、
すなわち該ガイドレール92,93内に収容され(図
9)、キャリッジ90,91はエンドレスベルト94と
結合されている。エンドレスベルト94を駆動するため
に、機台には駆動モータ95が取り付けられており、該
駆動モータ95は駆動軸96を駆動し、該駆動軸96に
はエンドレスベルト94を駆動するための駆動ローラ9
7,98が固定されている。駆動軸96に対向している
端部では、エンドレスベルト94が転向ローラ(図示せ
ず)によって案内される。
【0079】図7にも図示したように形成された密閉手
段80の支持プレート81は、水平方向に整列された軸
99を中心に回動可能に、下方のキャリッジ91に取り
付けられている。支持プレート81の上端は圧力媒体シ
リンダ100又は類似の手段によって矢印101の方向
に移動可能であるので、密閉手段80は、密閉手段80
がプレート2と鋭角を形成するときの図9に図示した位
置から、密閉手段80がプレート2と平行に整列される
位置へ回動可能である。この場合、密閉手段80とプレ
ート2が鋭角を挟む位置でも、支持プレート81又はこ
れに設けたシールリップ85(図7)が、プレート2の
図8で示す側、すなわち本装置の可動プレート2に向い
た側に直接隣接して配されるように軸99を配設してい
る。
段80の支持プレート81は、水平方向に整列された軸
99を中心に回動可能に、下方のキャリッジ91に取り
付けられている。支持プレート81の上端は圧力媒体シ
リンダ100又は類似の手段によって矢印101の方向
に移動可能であるので、密閉手段80は、密閉手段80
がプレート2と鋭角を形成するときの図9に図示した位
置から、密閉手段80がプレート2と平行に整列される
位置へ回動可能である。この場合、密閉手段80とプレ
ート2が鋭角を挟む位置でも、支持プレート81又はこ
れに設けたシールリップ85(図7)が、プレート2の
図8で示す側、すなわち本装置の可動プレート2に向い
た側に直接隣接して配されるように軸99を配設してい
る。
【0080】密閉手段80が回動可能であることによっ
て、該密閉手段80又はシールリップ85がプレートの
前側102で擦れることなく、密閉手段80はプレート
2に沿って移動されて、絶縁ガラス板10の、搬送方向
(矢印25)に対して後方の垂直方向の縁部に当接され
る。
て、該密閉手段80又はシールリップ85がプレートの
前側102で擦れることなく、密閉手段80はプレート
2に沿って移動されて、絶縁ガラス板10の、搬送方向
(矢印25)に対して後方の垂直方向の縁部に当接され
る。
【0081】流出側に設けられた密閉手段30の上端及
び下端は、本発明に基づく装置の、図10に図示した実
施例では、アーム107に固定されており、該アーム1
07は機台に回動可能に支承されている平行四辺形ロッ
ド対108,109を介して支持される。密閉手段30
をその準備位置に移動させると共に、該準備位置から作
動位置(図10)に移動させるために、圧力媒体シリン
ダ110が具備されて、該圧力媒体シリンダ110はレ
バー111に作用する。該レバー111は2つの上下に
設けられた平行四辺形ロッド109を結合する軸112
と回転不能に結合されている。
び下端は、本発明に基づく装置の、図10に図示した実
施例では、アーム107に固定されており、該アーム1
07は機台に回動可能に支承されている平行四辺形ロッ
ド対108,109を介して支持される。密閉手段30
をその準備位置に移動させると共に、該準備位置から作
動位置(図10)に移動させるために、圧力媒体シリン
ダ110が具備されて、該圧力媒体シリンダ110はレ
バー111に作用する。該レバー111は2つの上下に
設けられた平行四辺形ロッド109を結合する軸112
と回転不能に結合されている。
【0082】図10に図示するように、密閉手段30が
その作動位置で絶縁ガラス板10の垂直方向の、流出側
の縁部でなく、プレート1及び2の垂直方向の縁部10
5及び106に接触している。
その作動位置で絶縁ガラス板10の垂直方向の、流出側
の縁部でなく、プレート1及び2の垂直方向の縁部10
5及び106に接触している。
【0083】図1乃至10に基づいて記述された本発明
の装置によって、可動のプレート2に接触した一方のガ
ラス板11は、充填過程中に、他方のガラス板13に取
り付けられた間隔保持フレーム14から完全にあけて保
持されるように作業することができる。プレート2がガ
ラス板11を保つために備えられていれば、これは容易
に可能である。例えば、プレート2は、プレート1と2
の間の空間8に向いたプレート2の面に開口部を有する
ことができ、該開口部には、ガラス板を固く保持するた
め、低圧が印加される。
の装置によって、可動のプレート2に接触した一方のガ
ラス板11は、充填過程中に、他方のガラス板13に取
り付けられた間隔保持フレーム14から完全にあけて保
持されるように作業することができる。プレート2がガ
ラス板11を保つために備えられていれば、これは容易
に可能である。例えば、プレート2は、プレート1と2
の間の空間8に向いたプレート2の面に開口部を有する
ことができ、該開口部には、ガラス板を固く保持するた
め、低圧が印加される。
【0084】本発明の装置の、図11に図示した実施例
は、支持部材を介して機台に固定されているプレート1
を有する。該プレート1に向かい合うように他方のプレ
ート2が設けられ、該プレート2は圧力媒体シリンダ
5,6のピストンロッドに固定されており、圧力媒体シ
リンダ5,6は機台に取り付けられている。圧力媒体シ
リンダ5,6を作動させることによって、プレート2は
機台に固定式に取り付けられたプレート1に対し調節さ
れる。
は、支持部材を介して機台に固定されているプレート1
を有する。該プレート1に向かい合うように他方のプレ
ート2が設けられ、該プレート2は圧力媒体シリンダ
5,6のピストンロッドに固定されており、圧力媒体シ
リンダ5,6は機台に取り付けられている。圧力媒体シ
リンダ5,6を作動させることによって、プレート2は
機台に固定式に取り付けられたプレート1に対し調節さ
れる。
【0085】プレート1の下縁にはエンドレスベルト9
の形態をなす搬送手段が具備されている。重質ガスが充
填された絶縁ガラス板10を組み立てる際の第1の作業
段階としては、第1のガラス板13が、プレート1に凭
れる状態でかつ下方でベルトコンベヤ9に支持された状
態で、プレート1と2の間の空間へ、例えば密閉手段3
0によって予め設定された最終位置まで移動される。ガ
ラス板13の搬送を容易ならしめるために、プレート1
はエアクッション壁として形成され、ガラス板13の搬
入の際には接続部すなわち接続導管12を介して圧縮空
気がプレート1に導かれる。
の形態をなす搬送手段が具備されている。重質ガスが充
填された絶縁ガラス板10を組み立てる際の第1の作業
段階としては、第1のガラス板13が、プレート1に凭
れる状態でかつ下方でベルトコンベヤ9に支持された状
態で、プレート1と2の間の空間へ、例えば密閉手段3
0によって予め設定された最終位置まで移動される。ガ
ラス板13の搬送を容易ならしめるために、プレート1
はエアクッション壁として形成され、ガラス板13の搬
入の際には接続部すなわち接続導管12を介して圧縮空
気がプレート1に導かれる。
【0086】ガラス板13がその所定の最終位置に達す
るや否や、調節可能なプレート2がプレート1に向いた
面がガラス板13に当接するまで押される。これが達成
されるや否や、プレート1と2の間の空間8に向いた側
で導管12′を介して開口部を有するプレート2に低圧
が印加され、場合によってはその時まで接続導管12を
介してプレート1に供給されていたた低圧が(ガラス板
13を所定の最終位置で固く保持するための)解消され
る。プレート2は該プレート2に固く保持されたガラス
板13と共に、図12に示した位置に戻される。
るや否や、調節可能なプレート2がプレート1に向いた
面がガラス板13に当接するまで押される。これが達成
されるや否や、プレート1と2の間の空間8に向いた側
で導管12′を介して開口部を有するプレート2に低圧
が印加され、場合によってはその時まで接続導管12を
介してプレート1に供給されていたた低圧が(ガラス板
13を所定の最終位置で固く保持するための)解消され
る。プレート2は該プレート2に固く保持されたガラス
板13と共に、図12に示した位置に戻される。
【0087】次の段階として他のガラス板11が、該ガ
ラス板11に取り付けられた間隔保持部材14と共に、
プレート1と2の間の空間8に、予めガラス板13が占
めている所定の最終位置まで搬送される。
ラス板11に取り付けられた間隔保持部材14と共に、
プレート1と2の間の空間8に、予めガラス板13が占
めている所定の最終位置まで搬送される。
【0088】圧力媒体モータ5,6を作動させることに
よって、可動のプレート2は、該プレート2に保持され
たガラス板13と共に、固定のプレート1の方に押され
て、ガラス板13が保持間隔部材14の直前へ送られる
(間隔は数mm)。この位置は図13に示されており、
該図13では、ガラス板13が間隔保持部材14とどの
箇所でも接触しないことが明らかである。
よって、可動のプレート2は、該プレート2に保持され
たガラス板13と共に、固定のプレート1の方に押され
て、ガラス板13が保持間隔部材14の直前へ送られる
(間隔は数mm)。この位置は図13に示されており、
該図13では、ガラス板13が間隔保持部材14とどの
箇所でも接触しないことが明らかである。
【0089】この位置が達成されるや否や、プレート1
及び2の、搬送方向(図14中の矢印25)に対し前方
の端部には、予め準備位置でプレート1の脇にあったパ
ッキング30が当接される。パッキング30をガラス板
13及び11の縁部に当接することもできる。ガラス板
13及び11の搬送方向に対し前方の垂直方向の縁部が
プレート1及び2の縁部と整列すると、パッキング30
はガラス板13及び11並びにプレート1及び2に当接
する。
及び2の、搬送方向(図14中の矢印25)に対し前方
の端部には、予め準備位置でプレート1の脇にあったパ
ッキング30が当接される。パッキング30をガラス板
13及び11の縁部に当接することもできる。ガラス板
13及び11の搬送方向に対し前方の垂直方向の縁部が
プレート1及び2の縁部と整列すると、パッキング30
はガラス板13及び11並びにプレート1及び2に当接
する。
【0090】パッキング30の回動の以前に、それと同
時に又はその後に、可動のパッキング31は(例えば調
節可能なプレート2の脇における)準備位置(図14に
点線で図示)から、プレート1と2の間の空間8を移動
されて、パッキング31の、搬送方向(矢印25)に対
し前方の面が、ガラス板13及び11の搬送方向に対し
後方の垂直方向の縁部に当接する。
時に又はその後に、可動のパッキング31は(例えば調
節可能なプレート2の脇における)準備位置(図14に
点線で図示)から、プレート1と2の間の空間8を移動
されて、パッキング31の、搬送方向(矢印25)に対
し前方の面が、ガラス板13及び11の搬送方向に対し
後方の垂直方向の縁部に当接する。
【0091】更に、コンベヤベルト9を通ってだけでな
く下方から重質ガスが充填されるときは、ノズル70が
回動されるので、該ノズル70の口74が例えばパッキ
ング30の下端の領域で間隔保持部材14とガラス板1
3との間のギャップ60の手前にあるか、あるいはギャ
ップ60に突出している。絶縁ガラス板10に充填され
る重質ガスは可撓性の導管を介してノズル70に供給さ
れる。
く下方から重質ガスが充填されるときは、ノズル70が
回動されるので、該ノズル70の口74が例えばパッキ
ング30の下端の領域で間隔保持部材14とガラス板1
3との間のギャップ60の手前にあるか、あるいはギャ
ップ60に突出している。絶縁ガラス板10に充填され
る重質ガスは可撓性の導管を介してノズル70に供給さ
れる。
【0092】搬送方向(矢印25)に調節可能な密閉手
段31の上端及び下端はキャリッジ42を介してガイド
レール41上を移動され、該ガイドレール41は調節可
能なプレート2の上縁に関連して設けられ、例えばプレ
ート2に固定されている。移動のためには、パッキング
31は例えば回動(Wegklappen)によってプレート2から
除去される(図8及び9を参照)。
段31の上端及び下端はキャリッジ42を介してガイド
レール41上を移動され、該ガイドレール41は調節可
能なプレート2の上縁に関連して設けられ、例えばプレ
ート2に固定されている。移動のためには、パッキング
31は例えば回動(Wegklappen)によってプレート2から
除去される(図8及び9を参照)。
【0093】今達成された位置は図13の矢印XVから
見た方向で再度図15に示されている。該図15には調
節可能なプレート2が図示されていない。重質ガスが2
枚のガラス板に導入されるときは、2枚のガラス板13
と11の間にあってかつ密閉手段30,31によって横
方向に区画されている空間8にガスの溜まり160が形
成され、該ガスの溜まり160の境界面161は充填過
程中に上方に移り、空気をガラス板13と11の間の空
間8から上方に押し上げる。これは図15で矢印162
によって示されている。
見た方向で再度図15に示されている。該図15には調
節可能なプレート2が図示されていない。重質ガスが2
枚のガラス板に導入されるときは、2枚のガラス板13
と11の間にあってかつ密閉手段30,31によって横
方向に区画されている空間8にガスの溜まり160が形
成され、該ガスの溜まり160の境界面161は充填過
程中に上方に移り、空気をガラス板13と11の間の空
間8から上方に押し上げる。これは図15で矢印162
によって示されている。
【0094】特に、かなり大きな絶縁ガラス板10の場
合には、重質ガスが複数の箇所でも同時に供給され、こ
れは矢印155,156又は157によって図15に示
されている。この場合、重質ガスが矢印150,15
5,156及び157によって示された箇所のうちの1
のみでも供給される。コンベヤベルト9を通って(矢印
156,157)重質ガスが導入されることは好まし
い。
合には、重質ガスが複数の箇所でも同時に供給され、こ
れは矢印155,156又は157によって図15に示
されている。この場合、重質ガスが矢印150,15
5,156及び157によって示された箇所のうちの1
のみでも供給される。コンベヤベルト9を通って(矢印
156,157)重質ガスが導入されることは好まし
い。
【0095】矢印156及び157の双方又はいずれか
一方によって示されるように、重質ガスが供給されると
きは、ほぼ気密に形成されたコンベヤベルト9では、重
質ガスが供給されるべき箇所に少なくとも1個の開口部
を設けた構成とすることができる。この場合には、重質
ガスが少なくとも1個の開口部を通って供給される。コ
ンベヤベルト9には少なくとも1つの刻み目が形成され
ているので、重質ガスが側方からも送り込まれる。この
場合、少なくとも1つ刻み目の配置は、該刻み目がコン
ベヤベルト9の全幅に亘って延びているようになってい
る。所定の出発箇所から始まって、かつ絶縁ガラス板1
0の搬送方向(矢印25)に測定された長さを考慮しつ
つコンベヤベルト9の動きを制御することによって、コ
ンベヤベルト9の少なくとも1個の開口部又は刻み目が
形成された箇所を、重質ガスが導入されるノズル(矢印
156及び157の双方又はいずれか一方によって示さ
れている)を配設した位置に来るようにすることが簡単
となる。
一方によって示されるように、重質ガスが供給されると
きは、ほぼ気密に形成されたコンベヤベルト9では、重
質ガスが供給されるべき箇所に少なくとも1個の開口部
を設けた構成とすることができる。この場合には、重質
ガスが少なくとも1個の開口部を通って供給される。コ
ンベヤベルト9には少なくとも1つの刻み目が形成され
ているので、重質ガスが側方からも送り込まれる。この
場合、少なくとも1つ刻み目の配置は、該刻み目がコン
ベヤベルト9の全幅に亘って延びているようになってい
る。所定の出発箇所から始まって、かつ絶縁ガラス板1
0の搬送方向(矢印25)に測定された長さを考慮しつ
つコンベヤベルト9の動きを制御することによって、コ
ンベヤベルト9の少なくとも1個の開口部又は刻み目が
形成された箇所を、重質ガスが導入されるノズル(矢印
156及び157の双方又はいずれか一方によって示さ
れている)を配設した位置に来るようにすることが簡単
となる。
【0096】充填過程が終了するや否や、プレート2に
固く保持され、場合によっては支持フィンガによって
(可動に)下方から支持されたガラス板13が間隔保持
部材14の上に載るまでプレート2が押される。
固く保持され、場合によっては支持フィンガによって
(可動に)下方から支持されたガラス板13が間隔保持
部材14の上に載るまでプレート2が押される。
【0097】プレート1及び2を具備する装置が、同時
に、絶縁ガラス板10を平らに加圧するためのプレスと
しても設計されているときは、絶縁ガラス板10は直ち
にプレスされる。こうしたプレスや、加圧するための可
動のプレート2を動かす駆動装置に関する可能な構造
は、DE−3130645A1、及び1990年6月1
5日に公開されたオーストリア特許出願第2956/8
7から公知である。公報に記載された駆動装置(ラック
・ピニオン駆動装置又はスピンドル駆動装置)が圧力媒
体シリンダ5,6の代りに用いられる。
に、絶縁ガラス板10を平らに加圧するためのプレスと
しても設計されているときは、絶縁ガラス板10は直ち
にプレスされる。こうしたプレスや、加圧するための可
動のプレート2を動かす駆動装置に関する可能な構造
は、DE−3130645A1、及び1990年6月1
5日に公開されたオーストリア特許出願第2956/8
7から公知である。公報に記載された駆動装置(ラック
・ピニオン駆動装置又はスピンドル駆動装置)が圧力媒
体シリンダ5,6の代りに用いられる。
【0098】プレス過程が終了した後、接続導管12′
を介しての低圧の供給が終了した上で、可動のプレート
2は機台に固定式に取り付けられたプレート1から離さ
れ、重質ガスが充填され加圧が完了し、2枚のガラス板
11及び12と、介挿された間隔保持部材14とにより
構成される絶縁ガラス板10は、コンベヤベルト9によ
って搬出されて、例えばシールステーションに供給され
る。
を介しての低圧の供給が終了した上で、可動のプレート
2は機台に固定式に取り付けられたプレート1から離さ
れ、重質ガスが充填され加圧が完了し、2枚のガラス板
11及び12と、介挿された間隔保持部材14とにより
構成される絶縁ガラス板10は、コンベヤベルト9によ
って搬出されて、例えばシールステーションに供給され
る。
【0099】密閉手段31は、プレーと1,2の相互の
接近運動を妨げず、その密閉位置(図14及び15)へ
移動することができるように、プレート1及び2に対し
垂直の方向に弾性的に撓むことを指摘しておかなければ
ならない。
接近運動を妨げず、その密閉位置(図14及び15)へ
移動することができるように、プレート1及び2に対し
垂直の方向に弾性的に撓むことを指摘しておかなければ
ならない。
【0100】可動のプレート2の下縁に関連して設けら
れたパッキングの、図17及び18に図示した実施例
は、図1乃至16並びに19乃至22に基づいて記述さ
れたすべての実施例に用いることができる。
れたパッキングの、図17及び18に図示した実施例
は、図1乃至16並びに19乃至22に基づいて記述さ
れたすべての実施例に用いることができる。
【0101】図17に示した実施例では、可動のプレー
ト2の全長に亘って延びている密閉片170が設けられ
ている。密閉片170は例えば少なくとも2個の圧力媒
体シリンダ171によって支持され、プレート2の下縁
と、コンベヤベルト9の上側173が摺動する案内片1
72とに向いた側には、細長いパッキング175を有す
る。該パッキング175は、図17に図示した実施例で
は、管状パッキングとして形成され、例えば弾性的に変
形可能なプラスチックよりなる。密閉効果を高めるた
め、パッキング175が可動のプレート2の下縁及び案
内片172に当接されているときの作動位置に密閉片1
70が移動されると直ちに給圧される。
ト2の全長に亘って延びている密閉片170が設けられ
ている。密閉片170は例えば少なくとも2個の圧力媒
体シリンダ171によって支持され、プレート2の下縁
と、コンベヤベルト9の上側173が摺動する案内片1
72とに向いた側には、細長いパッキング175を有す
る。該パッキング175は、図17に図示した実施例で
は、管状パッキングとして形成され、例えば弾性的に変
形可能なプラスチックよりなる。密閉効果を高めるた
め、パッキング175が可動のプレート2の下縁及び案
内片172に当接されているときの作動位置に密閉片1
70が移動されると直ちに給圧される。
【0102】コンベヤベルト9の案内片172の、パッ
キング175に対向している端部は、連続的に、例えば
ストリップ176を介して固定のプレート1と結合され
ているので、そこでも、ガス密の密閉が保証されること
を指摘しなければならない。
キング175に対向している端部は、連続的に、例えば
ストリップ176を介して固定のプレート1と結合され
ているので、そこでも、ガス密の密閉が保証されること
を指摘しなければならない。
【0103】図18に図示された実施例では、可動のプ
レート2詳しくは該プレート2の下縁に、弾性的に変形
可能なシールフラップ180が連続的に設けられおり、
該シールフラップ180は、可動のプレート2が押され
ると、該可動のプレート2の下方に設けられかつコンベ
ヤベルト9の案内片172に形成された縁部に当接され
る。
レート2詳しくは該プレート2の下縁に、弾性的に変形
可能なシールフラップ180が連続的に設けられおり、
該シールフラップ180は、可動のプレート2が押され
ると、該可動のプレート2の下方に設けられかつコンベ
ヤベルト9の案内片172に形成された縁部に当接され
る。
【0104】図18に図示したシールフラップ180を
空気入れ式の管状パッキングとして形成することもでき
る。
空気入れ式の管状パッキングとして形成することもでき
る。
【0105】加圧するための可動のプレート2の下縁
に、波形ホースとして形成されたパッキングを取り付
け、可動プレート2が重質ガス導入位置に配置されると
直ちに加圧され、側方及び上方の双方又はいずれか一方
から、コンベヤベルト9の案内片172の、可動プレー
ト2に隣り合った縁部に当接させる実施態様もある。
に、波形ホースとして形成されたパッキングを取り付
け、可動プレート2が重質ガス導入位置に配置されると
直ちに加圧され、側方及び上方の双方又はいずれか一方
から、コンベヤベルト9の案内片172の、可動プレー
ト2に隣り合った縁部に当接させる実施態様もある。
【0106】図19及び20には重質ガスを供給するた
めの装置の実施例が示されている。該実施例では、搬送
装置を構成する長手方向に分割されたコンベヤベルト9
(実施例では2個のエンドレス歯付ベルト121)の案
内面を支持する支持部材120の下方には、長手方向に
延びる通路122が固定されている。通路122の内部
空間123からは孔124が延びており、該孔124は
支持部材120に形成された孔125と一直線上に並
び、最後には管部126に繋がる。該管部126はコン
ベヤベルト9の2つのエンドレス歯付ベルト121の間
のギャップを貫通している。管部126は2枚のプレー
ト1と2の間の、特にまだ組立てが終了していない絶縁
ガラス板10の2枚のガラス板11と12の間の空間8
に達する。
めの装置の実施例が示されている。該実施例では、搬送
装置を構成する長手方向に分割されたコンベヤベルト9
(実施例では2個のエンドレス歯付ベルト121)の案
内面を支持する支持部材120の下方には、長手方向に
延びる通路122が固定されている。通路122の内部
空間123からは孔124が延びており、該孔124は
支持部材120に形成された孔125と一直線上に並
び、最後には管部126に繋がる。該管部126はコン
ベヤベルト9の2つのエンドレス歯付ベルト121の間
のギャップを貫通している。管部126は2枚のプレー
ト1と2の間の、特にまだ組立てが終了していない絶縁
ガラス板10の2枚のガラス板11と12の間の空間8
に達する。
【0107】図19では可動のプレート2は充填の際に
は図13及び14に示した位置にあり、すなわちガラス
板13を保持している。通路122を2枚のプレート1
と2の間の空間8と結合するときの媒介をなす開口部1
24,125,126の代わりに、1列の縦方向スリッ
ト又は貫通スリットを設けることもできる。
は図13及び14に示した位置にあり、すなわちガラス
板13を保持している。通路122を2枚のプレート1
と2の間の空間8と結合するときの媒介をなす開口部1
24,125,126の代わりに、1列の縦方向スリッ
ト又は貫通スリットを設けることもできる。
【0108】通路122の内部空間123は接続導管
(図示せず)を介して重質ガス、貴ガス、六フッ化イオ
ウ等用の供給源と接続されている。
(図示せず)を介して重質ガス、貴ガス、六フッ化イオ
ウ等用の供給源と接続されている。
【0109】重質ガスは通路122の内部空間123を
通り、開口部124,125,126を介して、絶縁ガ
ラス板10の内部空間8すなわち2枚のガラス板11及
び13の間の空間8に流入する。通路122の内部空間
123の有効長を、水平方向にすなわち通路122の長
手方向に対し平行方向に測定されたガラス板10の長さ
に適合させるために、通路122内には移動可能なピス
トン130(図21)が収容されている。ピストン13
0は通路122に対し2個のパッキング131によって
密閉されている。通路122の、開口部124に対向す
る領域に形成された縦方向スリット134を通ってラグ
135が外方に突出しており、ピストン130と結合さ
れている。ラグ135を介して、ピストン130は通路
122内で調節されるので、通路122の内部空間12
3はその時々に所望の長さ、すなわち重質ガスが通路1
22から流出するときの長さを有する。
通り、開口部124,125,126を介して、絶縁ガ
ラス板10の内部空間8すなわち2枚のガラス板11及
び13の間の空間8に流入する。通路122の内部空間
123の有効長を、水平方向にすなわち通路122の長
手方向に対し平行方向に測定されたガラス板10の長さ
に適合させるために、通路122内には移動可能なピス
トン130(図21)が収容されている。ピストン13
0は通路122に対し2個のパッキング131によって
密閉されている。通路122の、開口部124に対向す
る領域に形成された縦方向スリット134を通ってラグ
135が外方に突出しており、ピストン130と結合さ
れている。ラグ135を介して、ピストン130は通路
122内で調節されるので、通路122の内部空間12
3はその時々に所望の長さ、すなわち重質ガスが通路1
22から流出するときの長さを有する。
【0110】通路122に形成された縦方向スリット1
34はパッキング136によって密閉され、該パッキン
グ136はピストン130の領域すなわち2個のパッキ
ング131の間の領域(無圧の空間)で内方へ転向さ
れ、ラグ135の下に通されている。かくして、外方に
対する通路122の密閉度が縦方向スリット134によ
って損なわれることなく、ピストン130は任意に調節
される。
34はパッキング136によって密閉され、該パッキン
グ136はピストン130の領域すなわち2個のパッキ
ング131の間の領域(無圧の空間)で内方へ転向さ
れ、ラグ135の下に通されている。かくして、外方に
対する通路122の密閉度が縦方向スリット134によ
って損なわれることなく、ピストン130は任意に調節
される。
【0111】ラグ135によるピストン130の調節
を、可動のパッキング31の調節と組み合わせることは
好ましい。
を、可動のパッキング31の調節と組み合わせることは
好ましい。
【0112】コンベヤベルト9に関連して設けられた通
路122によって重質ガスを導入する手段は記述したど
の実施例にも用いられる。これが特に該当するのは、重
質ガスが下方からのみプレート1と2の間の間隙8すな
わち絶縁ガラス板10に導入されるときである。
路122によって重質ガスを導入する手段は記述したど
の実施例にも用いられる。これが特に該当するのは、重
質ガスが下方からのみプレート1と2の間の間隙8すな
わち絶縁ガラス板10に導入されるときである。
【0113】要約すれば、本発明は次のように記述する
ことができる。
ことができる。
【0114】重質ガス入り絶縁ガラス板10の製造のた
めに、少なくとも下縁区域がまだ開いている絶縁ガラス
板10に下から重質ガスを充填する。そのために絶縁ガ
ラス板10の垂直に整列された2つの縁端を密閉手段3
0、31で密封する。絶縁ガラス板の上縁は密封しな
い。
めに、少なくとも下縁区域がまだ開いている絶縁ガラス
板10に下から重質ガスを充填する。そのために絶縁ガ
ラス板10の垂直に整列された2つの縁端を密閉手段3
0、31で密封する。絶縁ガラス板の上縁は密封しな
い。
【0115】下縁の区域の少なくとも1個所(156、
157)で、絶縁ガラス板(10)を支えるベルトコン
ベヤ(9)に配属された通路(122)からベルトコン
ベヤ(9)の搬送ベルトを貫通する開口を介して絶縁ガ
ラス板(10)の中に重質ガスを吹き込む。通路(12
2)の有効長さを重質ガスが充填される絶縁ガラス板
(10)の長さに合わせて調整するために、この通路の
中にピストン(130)が収容されている。絶縁ガラス
板(10)のガラス板(11、13)の間の間隙が完全
に重質ガスで充填されたならば、直ちに絶縁ガラス板
(10)を閉じる。こうして絶縁ガラス板が長方形又は
正方形でなくても、絶縁ガラス板を短いサイクル時間で
製造し、僅かなガス損失で重質ガスを充填することがで
きる。
157)で、絶縁ガラス板(10)を支えるベルトコン
ベヤ(9)に配属された通路(122)からベルトコン
ベヤ(9)の搬送ベルトを貫通する開口を介して絶縁ガ
ラス板(10)の中に重質ガスを吹き込む。通路(12
2)の有効長さを重質ガスが充填される絶縁ガラス板
(10)の長さに合わせて調整するために、この通路の
中にピストン(130)が収容されている。絶縁ガラス
板(10)のガラス板(11、13)の間の間隙が完全
に重質ガスで充填されたならば、直ちに絶縁ガラス板
(10)を閉じる。こうして絶縁ガラス板が長方形又は
正方形でなくても、絶縁ガラス板を短いサイクル時間で
製造し、僅かなガス損失で重質ガスを充填することがで
きる。
【図1】第1の実施例の装置の側面図。
【図2】第2の実施例の装置の側面図。
【図3】装置の、前方のプレートを設けない正面図。
【図4】図3の装置の、該装置に設けられた絶縁ガラス
板の領域における水平方向断面図。
板の領域における水平方向断面図。
【図5】図4に対応する断面図の他の実施例の図。
【図6】重質ガスを供給する手段の一例の平面図。
【図7】密閉手段の一例の端面図。
【図8】本発明に基づく移動可能な密閉手段の1実施例
の図。
の図。
【図9】図8に対する側面図。
【図10】流出側に設けられた本発明に基づく密閉手段
の1実施例の図。
の1実施例の図。
【図11】同時にプレスとして形成されている組立装置
の第1の作業段階の図。
の第1の作業段階の図。
【図12】図11の装置の第2の作業段階の図。
【図13】絶縁ガラス板に重質ガスを充填するときの位
置にある装置の図。
置にある装置の図。
【図14】図13に図示した位置にある装置を図13の
矢印XIV の方向で上から見た図。
矢印XIV の方向で上から見た図。
【図15】図13に図示した位置にある装置を矢印Vの
方向に見た、可動のプレートを設けない図。
方向に見た、可動のプレートを設けない図。
【図16】成形ガラス板に重質ガスを充填するときの装
置の図。
置の図。
【図17】可動のプレートの下縁に設けられたパッキン
グの第1の実施例の図。
グの第1の実施例の図。
【図18】パッキングの第2の実施例の図。
【図19】図13に図示した位置にある装置を矢印XV
の方向に見た、可動のプレートを設けない実施例の図。
の方向に見た、可動のプレートを設けない実施例の図。
【図20】絶縁ガラス板を組み立て、該絶縁ガラス板に
重質ガスを充填する装置の、2枚のプレート下縁の領域
における詳細図。
重質ガスを充填する装置の、2枚のプレート下縁の領域
における詳細図。
【図21】作動フィンガを具備し通路内で移動可能であ
るピストンの1実施例の略図。
るピストンの1実施例の略図。
【図22】図21のピストンの図を中央で切った断面
図。
図。
1…固定プレート、2…可動プレート、8…空間(間
隙)、9…シール(ベルトコンベヤ)、10…絶縁ガラ
ス板、11…ガラス板、13…ガラス板、14…間隔保
持部材(スペーサ)、30,31…密閉手段、60…進
入路(ギャップ)、80…シール、122…通路、12
4…出口(孔)。
隙)、9…シール(ベルトコンベヤ)、10…絶縁ガラ
ス板、11…ガラス板、13…ガラス板、14…間隔保
持部材(スペーサ)、30,31…密閉手段、60…進
入路(ギャップ)、80…シール、122…通路、12
4…出口(孔)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 A1749/94 (32)優先日 1994年9月13日 (33)優先権主張国 オーストリア(AT)
Claims (21)
- 【請求項1】 第1のガラス板(11)と第2のガラス
板(13)と第2のガラス板(13)に取り付けた間隔
保持部材(14)とのセットをプレート(1、2)の間
に概ね垂直に起立するように配列し、ガラス板(11、
13)と間隔保持部材フレーム(14)とのセットの少
なくとも下縁の区域で、間隔保持部材(14)と第1の
ガラス板(11)の間にセットの内室に通じるギャップ
状の進入路(60)があり、ガラス板(11、13)と
間隔保持部材フレーム(14)とのセットの脇にシール
(30、31、80)を設け、ガラス板(11、13)
の間の間隙に重質ガスを導入し、ガラス板(11、1
3)の間の間隙を重質ガスで充填した後、一方のガラス
板(11)を、他方のガラス板(13)の上に設けた間
隔保持部材(14)に当接して行う重質ガス入り絶縁ガ
ラス板(10)の組立方法において、 密閉手段(9、30、31、80)をガラス板(11、
13)の側縁及び下縁の脇に配設し、ガラス板(11、
13)と間隔保持部材(14)とのセットの密封された
下縁を経てガラス板(11、13)の間の間隙に重質ガ
スを導入することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 ガラス板(11、13)を支えるベルト
コンベヤ(9)によってセットの下側水平縁を密封し、
概ね垂直に整列された密閉手段(30、31、80)に
よりベルトコンベヤ(9)から上に向いた、ガラス板
(11、13)と間隔保持部材(14)のセットの2つ
の縁端を密封することを特徴とする請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】 ガラス板(11、13)を一方の垂直の
密閉手段(30)の直近まで移動し、次に他方の密閉手
段(31、80)をガラス板(11、13)の方へ移動
することを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 第1のガラス板(11)を一方の密閉手
段(30、80)の直前まで送り込み、このガラス板
(11)をその平面に対して垂直に搬送面から引き離
し、第2のガラス板(13)をこれに取り付けた間隔保
持部材(14)と共に第1のガラス板(11)と重なる
位置へ送り込み、次に第1のガラス板(11)を第2の
ガラス板(13)側へ間隔保持部材(14)の直前まで
移動することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
1つに記載の方法。 - 【請求項5】 第1のガラス板(11)が上側で間隔保
持部材(14)に接し、下側では間隔保持部材(14)
から間隔(ギャップ60)を有する2枚のガラス板(1
1、13)および間隔保持部材(14)のセットを、プ
レート(1、2)の間の間隙に送ることを特徴とする請
求項1ないし3のいずれか1つに記載の方法。 - 【請求項6】 絶縁ガラス板(10)の密封してない上
縁と相対する一方又は両方の隅角部(矢印150、15
5)の区域で重質ガスを供給することを特徴とする請求
項1ないし5のいずれか1つに記載の方法。 - 【請求項7】 ガラス板(11、13)及び間隔保持部
材(14)のセットの下縁を密封するベルトコンベヤ
(9)を通して、少なくとも1個所、好ましくは数個所
で重質ガスを供給することを特徴とする請求項1ないし
6のいずれか1つに記載の方法。 - 【請求項8】 充填される絶縁ガラス板(10)の両側
に配設され、少なくとも一方(2)がその平面に対して
横方向に他方のプレート(1)に対して相対的に移動可
能である概ね垂直の2枚の板と、作用位置が絶縁ガラス
板(10)の2つの相対する垂直縁の脇に設定された2
個の密閉装置(30、31、80)と、絶縁ガラス板
(10)の開いた縁端ギャップ(60)を経て重質ガス
を供給するための装置とを有する絶縁ガラス板(10)
に重質ガスを充填するための装置において、 重質ガス供給装置が絶縁ガラス板(10)の下側の水平
縁の区域に設けられ、搬送装置として使用されるベルト
コンベヤ(9)に配属され、縦に走る通路(122)を
具備し、この通路(122)が少なくとも1個の出口
(124)を介して2枚のプレート(1、2)の間の間
隙(8)と連通することを特徴とする装置。 - 【請求項9】 前記通路(122)の内室(123)の
有効長さを前記通路(122)の縦方向に測った絶縁ガ
ラス板(10)の長さに制限する装置(130)を設け
たことを特徴とする請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】 前記通路(122)の有効長さを制限
する装置が、通路(122)の中で移動可能なピストン
(130)であることを特徴とする請求項9に記載の装
置。 - 【請求項11】 前記通路(122)の中で移動可能な
ピストン(130)が、密封されたスリット(134)
を貫いて通路(122)の中に突出するラグ(135)
を介して調整装置と連結されていることを特徴とする請
求項10に記載の装置。 - 【請求項12】 前記通路(122)のスリット(13
4)の区域のシールが、重なり合うシールリップを有す
るリップ形シールであることを特徴とする請求項11に
記載の装置。 - 【請求項13】 前記通路(122)が複数個の開口部
(124)を介して2枚のプレート(1、2)の間の間
隙(8)と連通することを特徴とする請求項8ないし1
2のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項14】 前記開口部がスリット状開口であるこ
とを特徴とする請求項13に記載の装置。 - 【請求項15】 前記通路(122)が連続するスリッ
トを経て2枚のプレート(1、2)の間の間隙(8)と
連通することを特徴とする請求項8ないし12のいずれ
か1つに記載の装置。 - 【請求項16】 前記通路(122)とプレート(1、
2)の間の間隙(8)とを連通する開口部(124)
が、2枚のプレート(1、2)の下縁に沿って設けたベ
ルトコンベヤ(9)を上へ貫通することを特徴とする請
求項8ないし15のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項17】 前記ベルトコンベヤが2本のエンドレ
スベルト(121)特に2本のエンドレス歯形ベルトを
有し、通路(122)の開口部(124)がエンドレス
ベルト(121)の間の縦ギャップの区域に設けられて
いることを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 【請求項18】 搬送装置(9)が2枚のプレート
(1、2)の内の固定プレート(1)の区域に配設され
ていることを特徴とする請求項16又は17に記載の装
置。 - 【請求項19】 搬送装置(9)及びこれと結合された
通路(122)を固定プレート(1)に対して横断方向
に変位することによって固定プレート(1)に対して整
列することができることを特徴とする請求項18に記載
の装置。 - 【請求項20】 前記通路(122)の内室(123)
の中のピストン(130)が2個のパッキング(13
1)により密封され、通路(122)のスリット(13
4)のパッキング(136)がパッキング(131)の
間の区域で通路(122)の内室(123)へ変向し、
前記ラグ(135)の半径方向内側にあることを特徴と
する請求項8ないし19のいずれか1つに記載の装置。 - 【請求項21】 前記通路(122)と2枚のプレート
(1、2)の間の間隙(8)とを連通する開口部(12
4)が、プレート(1、2)の間に配列した絶縁ガラス
板(10)の間隔保持部材(14)と相対して配設され
ていることを特徴とする請求項8ないし20のいずれか
1つに記載の装置。
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