JP3077012B2 - 合成樹脂製枠の溶着張り取除装置 - Google Patents

合成樹脂製枠の溶着張り取除装置

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JP3077012B2
JP3077012B2 JP05276474A JP27647493A JP3077012B2 JP 3077012 B2 JP3077012 B2 JP 3077012B2 JP 05276474 A JP05276474 A JP 05276474A JP 27647493 A JP27647493 A JP 27647493A JP 3077012 B2 JP3077012 B2 JP 3077012B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C37/00Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
    • B29C37/02Deburring or deflashing
    • B29C37/04Deburring or deflashing of welded articles, e.g. deburring or deflashing in combination with welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/001Profiled members, e.g. beams, sections
    • B29L2031/003Profiled members, e.g. beams, sections having a profiled transverse cross-section

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築に使用される窓
枠、建具、あるいは絵画用額縁等の合成樹脂製枠を構成
する一対の合成樹脂製形材の45度に切断した端部同士
を直角に溶着した溶着部分に生じた溶着張りを取り除く
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】窓枠、建具、絵画用額縁などの合成樹脂
製枠を製作する際に合成樹脂製形材の端部同士を直角に
溶着するには次のようにしている。第1は、合成樹脂製
形材の端部を45度に切断し、その切断面同士を突き合
せて加熱手段によって溶融状態として溶着する。このよ
うにして溶着すると溶着部分に溶着張りが生じるので、
この溶着張りを取り除く必要がある。
【0003】前述のように溶着部分に生じた溶着張りを
取り除く装置として、例えば特公平3−8887号公報
に示すものが知られている。つまり、略76度の頂角を
有した円錐状の回転刃を回転させながら、その回転軸を
斜めとして溶着部分に沿って移動することで溶着張りを
削り取るようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる溶着張りを取り
除く装置であると、回転刃の回転による削り取りである
から切削面の面精度があまり良くないし、形材表面を削
る恐れがあるから回転刃を形材表面より若干離隔した状
態で削り取っており、切削後の溶着張りが形材表面より
も若干突出する。このために、前述した回転刃を用いた
削り取りであると削り取り後に作業者が手作業で仕上げ
加工する必要があって溶着張りの取り除き作業が面倒と
なる。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした合成樹脂製枠の溶着張り取除装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】合成樹脂製形材1の端部
1aを45度に切断し、その端部同士を直角に溶着連結
した合成樹脂製枠aの溶着部に生じた溶着張りを取り除
く装置であって、前記合成樹脂製枠aのコーナー部と同
一角度に平面ほぼV字状となった左右一対の横ガイド1
14と、各横ガイド114に沿って摺動自在なる左右一
対の摺動体115と、この各摺動体115に上下揺動自
在でかつ、下方に揺動付勢してそれぞれ取付けた左右一
対のカッタ取付体123と、この各カッタ取付体123
に取付けられ摺動ストロークエンドで先端面125c相
互が接する左右一対のカッタと、前記各摺動体115を
摺動する手段と、前記各摺動体115が摺動ストローク
エンドより若干手前の位置となるとカッタ取付体123
を上方に揺動してカッタを水平姿勢とする手段を設けた
合成樹脂製枠の溶着張り取除装置。
【0007】
【作 用】左右一対の摺動体115を摺動することで
左右一対のカッタが隣接する形材に沿って移動して摺動
ストロークエンドでカッタの先端面が突き合うので、合
成樹脂製枠aの溶着部に生じた溶着張りを左右一対のカ
ッタによって正しく切断して取り除きでき、カッタが突
き合う若干手前の位置まではカッタは下向姿勢となり、
その位置より突き合う位置側に移動するとカッタが水平
姿勢となるので、下部縦面10と、その下部縦面10よ
り奥に突出した横向面9を有する形材を溶着した合成樹
脂製枠の横向面9相互の溶着部に生じた溶着張りを取り
除く時にカッタを下向姿勢として下部縦面10に干渉し
ないようにして一対の横ガイド114を下から上に移動
して合成樹脂製枠の内部に移動させ、その後に摺動体1
15を摺動することでカッタを水平姿勢として突き合せ
ることができるから、形材の横向面9相互の溶着した溶
着張りを一対のカッタにより正しく切断して取り除くこ
とができる。
【0008】
【実 施 例】図1と図2に示すように、機体Aの上部
には上部切削ユニットBが設けられ、機体Aの下部には
下部切削ユニットCが設けられ、機体Aの上下中間部に
は枠位置決め部Dで設けられ、機体Aの上部には枠aを
枠位置決め部Dに位置決め移動する枠移動機構Eが設け
てある。
【0009】前記枠aは図4に示すように合成樹脂製形
材1の端部1aを45度に切断し、その端部同士を直角
に溶着して方形状となり、その合成樹脂製形材1(以下
単に形材という)は上面2、一側縦面3、下面4、他側
縦面5により囲まされた中空断面形状の長尺材であり、
上面2は水平となった第1上面6と斜めになった第2上
面7を有し、一側縦面3は上部縦面8と横向面9と下部
縦面10により階段形状となり、他側縦面5は上部縦面
11と横向面12と下部縦面13により階段形状となっ
ている。
【0010】前記枠位置決め部Dは図1と図2と図3に
示すように、機体Aの前面に開口した凹陥部A1 の上下
中間に設けた左右一対の横板20にローラ21と縦板2
2をそれぞれ取付け、その縦板22にシリンダ18で上
下動する押え板19を設けて成り、その左右の縦板22
が相互に90度となる平面略V字状となって枠aのコー
ナー部bが図3に示すように左右の縦板22に接して枠
aを機体Aに位置決めするようにしてある。
【0011】前記枠移動機構Eは図1と図2に示すよう
に機体Aの前面上部に設けたガイドレール23に沿って
取付体24を横送りシリンダ25で左右移動自在に支承
し、この取付体24の一対の筒体26に嵌合した縦杆2
7に横板28を連結し、その横板28と取付体24に亘
って上下シリンダ29を取付け、この横板28に設けた
横杆30に沿って可動片31を前後送りシリンダ32で
前後移動自在に支承し、その可動片31にローラ33を
取付けてある。
【0012】次に枠aを機体Aに位置決めする動作を説
明する。枠aは機体Aの前面側に配設した図示しないテ
ーブルに沿って枠位置決め部Dまで搬送される。この枠
aの搬送は例えば特公平2−12692号公報に示す装
置により行なわれる。
【0013】横送りシリンダ25を伸縮して取付体24
をガイドレール23に沿って移動してローラ33を位置
決め部Dの中心、つまり一対の縦板22の仮想コーナー
部に位置させる。
【0014】上下シリンダ29を伸ばして横板28を下
方に移動してローラ33を枠a内に臨ませ、前後送りシ
リンダ32を伸ばしてローラ33を機体Aに向けて移動
して枠aのコーナー部に当接し、さらに枠aを移動して
図3の仮想線で示すように枠aを一対の縦板22に押し
つけて枠aを機体Aに位置決めする。
【0015】この後に押え板19で枠aを横板20に押
しつけて位置決め保持し、ローラ33を前述と反対に移
動して枠aより離隔する。これにより枠aは隣接する合
成樹脂製形材1の下面4が一対の横板20上に載置して
コーナー部1b、つまり溶着部分が一対の横板20間に
位置している。
【0016】次に下部切削ユニットCの詳細を説明す
る。図1と図2に示すように、前記機体Aの前面下部に
は凹陥部A1 の左右両側間に跨ってブラケット71が取
付けられ、このブラケット71に縦ガイド筒72と縦杆
73を介して第1取付体74が昇降自在に支承してあ
り、そのブラケット71に設けた昇降用シリンダ75を
伸縮すると第1取付体74が昇降する。前記第1取付体
74に一対の横杆76が前後用シリンダ77で前後移動
自在に支承され、その横杆76に第2取付体78が連結
してあり、この第2取付体78に第3取付体79が連結
され、その第3取付体79に第1、第2、第3、第4切
削機80,81,82,83が取付けてあり、第4切削
機83が本発明の溶着張り取除装置となっている。
【0017】前記第2取付体78と第3取付体79は図
5、図6、図7に示すように連結してある。つまり、前
記第2取付体78の上面には中間凹部84と両側切欠部
85が形成されて一対の上向突起86を有し、その中間
凹部84に第3取付体79の下向突起87が臨み、その
下向突起87と一対の上向突起86間に亘って一対の横
杆88が嵌合されて第3取付体79は横杆88に沿って
左右摺動自在となり、その第3取付体79は左右一対の
スプリング89で中間位置に保持され、かつ外力により
スプリング89に抗して左右に移動するようにしてあ
り、前記第2取付体78の切欠部85にはスプリング8
9を支承する押え片90がボルト止めしてある。
【0018】前記第3取付体79には図5と図8に示す
ように横ガイド91が前後方向に向けて取付けられ、こ
の横ガイド91に沿って摺動体92が第1シリンダ93
で前後移動自在に設けてあり、その摺動体92に第1カ
ッタ94がボルト止めされて第1切削機80を構成し、
前記第1カッタ94は水平上面94aと斜め下面94b
で尖端形状となっている。
【0019】前記第3取付体79には図5と図8に示す
ように第1縦ガイド95がボルト止めされ、この第1縦
ガイド95に沿って摺動体96が第2シリンダ97で上
下移動自在に設けてあり、その摺動体96に第2カッタ
98がボルト止めされて第2切削機81を構成し、その
第2カッタ98は垂直で前記横ガイド91を構成する一
対のレール91a,91a間より上方に突出可能とな
り、かつ平面90度のV字状となった後面98aと斜め
前面98bで尖端形状となっている。
【0020】前記横ガイド91の先端部に図5と図8に
示すようにブラケット99を介して第2縦ガイド100
が取付けられ、この縦ガイド100に沿って摺動体10
1が上下動自在に設けてあり、この摺動体101には図
9に示すように一対の第3カッタ102がピン103で
開閉自在に設けられ、その一対の第3カッタ102はス
プリング104で刃部102aが離隔する開き姿勢に付
勢保持してあり、ロッド105のテーパ部105aを一
対の第3カッタ102の下部斜面102b間に押し込む
と刃部102aが接触する閉じ姿勢となる。前記ブラケ
ット99に第3シリンダ106が取付けられ、そのピス
トン杆106aが前記ロッド105の下部105bに連
結片107で連結され、その連結片107と前記摺動体
101との間にスプリング108が設けられて第3シリ
ンダ106のピストン杆106aを伸長するとスプリン
グ108を介して摺動体101が上方に移動し、その摺
動体101が所定ストローク上方に移動、例えばピン1
09がストッパ部110に当接するまで上方に移動する
とスプリング108を圧縮してロッド105を上方に移
動して一対の第3カッタ102を閉じ姿勢とするように
なって前記第3切削機82を構成している。
【0021】前記横ガイド91には取付座111、縦材
112を介して取付横板113が取付けられ、この取付
横板113に左右一対の横ガイド114が相互に平面方
向に90度となるように取付けてあり、各横ガイド11
4に摺動体115が摺動自在に支承され、この各摺動体
115にブラケット116を介してそれぞれ枢着した第
1リンク117に第2リンク118の長手方向基端部が
それぞれ枢着してあり、この各第2リンク118の長手
方向中間部は前記取付横板113上に取付けた左右一対
のブラケット119にそれぞれ枢着され、その各第2リ
ンク118の長手方向他端部は左右一対のエアーシリン
ダ120のピストン杆120aにそれぞれ枢着されてお
り、その各エアーシリンダ120は前記取付横板113
にボルト止めした左右一対のブラケット121にそれぞ
れ枢着されている。
【0022】前記各摺動体115の下面に支持ブロック
122がそれぞれ取着され、この各支持ブロック122
にカッター取付体123がピン124で上下揺動自在に
それぞれ支承してあり、その各カッター取付体123に
左右一対の第4カッタ125がボルト126でそれぞれ
取付けられ、そのカッター取付体123はスプリング1
27で第4カッタ125が水平に対して下向き姿勢とな
るようにそれぞれ揺動され、エアーシリンダ120のピ
ストン杆120aを伸ばして摺動体115を機体A側に
摺動するとカッター取付体123がローラ128に乗り
上げてスプリング127に抗して水平姿勢となって第4
カッタ125が水平姿勢となり、これにより第4切削機
83を構成している。前記各第4カッタ125は水平上
面125aと斜面下面125bと45度の先端面125
cを有し、左右の第4カッタ125の先端面125cを
突き合せると平面が95度のV字状のカッタとなる。
【0023】前記横ガイド91の長手方向中間部には左
右一対の位置決め片129がボルト止めされ、この位置
決め片129の前面129aは45度となり、その左右
一対の位置決め片129の前面129aの仮想延長線の
交点は枠aのコーナー部bと合致するようにしてある。
【0024】次に下部切削ユニットBによる溶着張りの
削り取り動作を説明する。前述のように枠aを機体Aに
位置決め保持したら、昇降用シリンダ75を伸ばして第
1取付体74を上昇させることで位置決め片129を枠
a内に臨ませて横ガイド91の上面を隣接する形材1の
下面4に接触させ、さらに、前後用シリンダ77を伸ば
して第2取付体78とともに第3取付体79を機体A側
に移動して一対の位置決め片129の前面129aを隣
接する形材1の下部縦面10に押しつける。
【0025】これにより、第3取付体79が第2取付体
78に対してスプリング89に抗して左右に移動して第
3取付体79が枠aに対して前後、左右方向に位置決め
されると共に、第3取付体79が枠aに対して上下方向
に位置決めされ、第1カッタ94が隣接する形材1の下
面4コーナー部(溶着部)に位置決めされ、第2カッタ
98が隣接する形材1の下部縦面10コーナー部(溶着
部)に位置決めされ、第3カッタ102が形材1の横向
面12に装着したシール材14の溶着部に位置決めされ
る。この時、エアーシリンダ120のピストン杆120
aは縮んでおり、摺動体115は図12の位置となるか
ら第4カッタ125は図11の仮想線で示す下向姿勢と
なって形材1の下部縦面10と離隔し、前述のように昇
降用シリンダ75を伸ばして第1取付体74とともに第
4カッタ125を上昇させる時にその第4カッタ125
が形材1の下部縦面10と干渉しない。
【0026】この状態で第1シリンダ93を伸ばして第
1カッタ94で隣接する形材1の下面4溶着部に生じた
溶着張りを削り取り、第2シリンダ97を伸ばして第2
カッタ98で隣接する形材1の下部縦面10溶着部に生
じた溶着張りを削り取り、第3シリンダ106のピスト
ン杆106aを伸ばして一対の第3カッタ102を上昇
して刃部102aをシール材14の溶着部両側方に位置
させ、更に第3シリンダ106のピストン杆106aを
伸ばして一対の第3カッタ102を閉じて刃部102a
でシール材14の溶着部に生じた溶着張りを削り取る。
【0027】左右一対のエアーシリンダ120のピスト
ン杆120aを伸ばして各摺動体115を機体A側に摺
動すると各カッタ取付体123のカム面がローラ128
に乗り上げるので、各第4カッタ125は上方に揺動し
ながら枠aのコーナー部に向けて移動して水平姿勢とな
り、それにより形材1の横向面9に接触し、更にエアー
シリンダ120のピストン杆120aを伸ばして第4カ
ッタ125を移動するので左右一対の第4カッタ125
の先端面125cが突き合ってその隣接する形材1の横
向面9の溶着部に生じた溶着張りを削り取る。このよう
であるから、形材1の下部縦面10よりも他側縦面5側
(つまり、奥側)まで突出した横向面9の溶着部生じた
溶着張りを水平移動する左右一対の第4カッタ125で
切削して取り除くことができる。
【0028】請求項1に係る発明によれば、左右一対の
摺動体115を摺動することで左右一対のカッタが隣接
する形材に沿って移動して摺動ストロークエンドでカッ
タの先端面が突き合うので、合成樹脂製枠aの溶着部に
生じた溶着張りを左右一対のカッタによって正しく切断
して取り除きでき、合成樹脂製枠aの溶着部に生じた溶
着張りを簡単に取り除きできる。また、カッタが突き合
う若干手前の位置まではカッタは下向姿勢となり、その
位置より突き合う位置側に移動するとカッタが水平姿勢
となるので、下部縦面10と、その下部縦面10より奥
に突出した横向面9を有する形材を溶着した合成樹脂製
枠の横向面9相互の溶着部に生じた溶着張りを取り除く
時にカッタを下向姿勢として下部縦面10に干渉しない
ようにして一対の横ガイド114を下から上に移動して
合成樹脂製枠の内部に移動させ、その後に摺動体115
を摺動することでカッタを水平姿勢として突き合せるこ
とができるから、形材の横向面9相互の溶着した溶着張
りを一対のカッタにより正しく切断して取り除くことが
できる。請求項2に係る発明によればエアーシリンダ1
20の移動により第2リンク118を摺動し、それによ
り第1リンク117を介して摺動体115を摺動すると
共に、エアーシリンダ120は横ガイド114上におけ
るカッタ摺動ストロークエンド寄りに取付けられてエア
ーシリンダ120がカッタ摺動ストローク範囲よりも大
きく突出しないので、全体の平面大きさを小さくして小
さな合成樹脂製枠内に臨ませることができるし、摺動体
115を摺動するだけであるから、小さな合成樹脂製枠
の横向面相互の溶着部に生じた溶着張りを簡単な操作に
より正しく切断して取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す全体正面図である。
【図3】枠位置決め部の概略平面図である。
【図4】合成樹脂製枠の斜視図である。
【図5】下部切削ユニットの縦断面図である。
【図6】図5の左側面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図5の平面図である。
【図9】図5の右側面図である。
【図10】図8の側面図である。
【図11】図8のc−c断面図である。
【図12】図8のd視一部破断側面図である。
【図13】第3切削機の外観斜視図である。
【符号の説明】
A…機体、B…上部切削ユニット、C…下部切削ユニッ
ト、D…枠位置決め部、E…枠移動機構、1…形材、9
…横向面、10…下部縦面、114…横ガイド、115
…摺動体、117…第1リンク、118…第2リンク、
120…エアーシリンダ、123…カッタ取付体、12
7…スプリング、128…ローラ、125…第4カッ
タ、125c…先端面。
フロントページの続き (72)発明者 井上 悟志 富山県中新川郡上市町鍵町91 (72)発明者 砂浦 豊 富山県富山市奥田寿町2−21 (56)参考文献 実開 昭50−134091(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 1/06 B29C 37/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製形材1の端部1aを所定角度
    に切断し、その端部同士を所定角度に溶着連結した合成
    樹脂製枠aの溶着部に生じた溶着張りを取り除く装置で
    あって、 前記合成樹脂製枠aのコーナー部と同一角度に平面ほぼ
    V字状となった左右一対の横ガイド114と、各横ガイ
    ド114に沿って摺動自在なる左右一対の摺動体115
    と、この各摺動体115に上下揺動自在でかつ、下方に
    揺動付勢してそれぞれ取付けた左右一対のカッタ取付体
    123と、この各カッタ取付体123に取付けられ摺動
    ストロークエンドで先端面125c相互が接する左右一
    対のカッタと、前記各摺動体115を摺動する手段と、
    前記各摺動体115が摺動ストロークエンドより若干手
    前の位置となるとカッタ取付体123を上方に揺動して
    カッタを水平姿勢とする手段を設けたことを特徴とする
    合成樹脂製枠の溶着張り取除装置。
  2. 【請求項2】 前記横ガイド114上におけるカッタ摺
    動ストロークエンド寄りに取付けたエアーシリンダ12
    0と、横ガイド114に揺動自在に取付けられ、一端側
    がエアーシリンダ120のピストン杆120aに連結さ
    れてエアーシリンダ120により揺動される第2リンク
    118と、この第2リンク118の他端部と摺動体11
    5に亘って枢着した第1リンク117により前記摺動体
    115を摺動する手段とし、前記カッタを水平姿勢とす
    る手段をカッタ取付体123が接するローラ128とし
    た請求孔1記載の合成樹脂製枠の溶着張り取除装置。
JP05276474A 1993-11-05 1993-11-05 合成樹脂製枠の溶着張り取除装置 Expired - Fee Related JP3077012B2 (ja)

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