JP2002180765A - 吊支式移動扉における密閉装置 - Google Patents
吊支式移動扉における密閉装置Info
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- JP2002180765A JP2002180765A JP2000380215A JP2000380215A JP2002180765A JP 2002180765 A JP2002180765 A JP 2002180765A JP 2000380215 A JP2000380215 A JP 2000380215A JP 2000380215 A JP2000380215 A JP 2000380215A JP 2002180765 A JP2002180765 A JP 2002180765A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊支式移動扉の上端側に対峙するレールがな
い場合にも、吊支式移動扉の上下端との隙間をシールで
きるようにする。 【解決手段】 サスペンションレールに吊支されて開口
部を開閉すべく移動可能な吊支式移動扉の上端部に回動
支軸17回りに上下回動可能な長い板片16から延びる
操作片19を、操作ハンドルにて昇降する上部伝動部材
31の上端の板部材34の係合溝35に嵌め入れ、上部
伝動部材31を上昇させると、板片16が回動してその
一側の係合縁16aが上框の側面に固定した長手の受け
部材21におけるゴム状の被密閉部20に押し当ててシ
ールする一方、下部伝動部材32の下降により回動レバ
ー36を回動させ、下密閉体22の押しボタン22dを
押して、下シール部材22cを床面に押圧する。
い場合にも、吊支式移動扉の上下端との隙間をシールで
きるようにする。 【解決手段】 サスペンションレールに吊支されて開口
部を開閉すべく移動可能な吊支式移動扉の上端部に回動
支軸17回りに上下回動可能な長い板片16から延びる
操作片19を、操作ハンドルにて昇降する上部伝動部材
31の上端の板部材34の係合溝35に嵌め入れ、上部
伝動部材31を上昇させると、板片16が回動してその
一側の係合縁16aが上框の側面に固定した長手の受け
部材21におけるゴム状の被密閉部20に押し当ててシ
ールする一方、下部伝動部材32の下降により回動レバ
ー36を回動させ、下密閉体22の押しボタン22dを
押して、下シール部材22cを床面に押圧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊支式移動扉の密
閉装置に関するものである。
閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来のこ
の種の吊支式移動扉における密閉装置として、実開昭6
1−98187号公報、実開昭61−108493号公
報、実開昭62−27193号公報等に開示されている
ように、天井面等に設けた下向きコ字状断面のレール内
を転がる吊支体を介して移動扉(パネル)を吊支し、該
吊支式移動扉の上下端部に配置した密閉枠体を、互いに
上下反対方向に移動するようにした連結体を介して連結
し、上密閉枠体の上端には、前記レールの下面に当接す
る密閉シール条を設け、下密閉枠体の下端には、床面に
当接する密閉シール条を設ける一方、吊支式移動扉の側
面等に設けた操作ハンドルの回動にて前記上下の連結体
を駆動させて、上密閉枠たいをレール下面方向に押しつ
け、下密閉枠体は床面方向に押しつけるようにして、吊
支式移動扉の上下端部と天井側及び床面側の隙間を塞い
で、音や光が漏れるのを防止するようにしていた。
の種の吊支式移動扉における密閉装置として、実開昭6
1−98187号公報、実開昭61−108493号公
報、実開昭62−27193号公報等に開示されている
ように、天井面等に設けた下向きコ字状断面のレール内
を転がる吊支体を介して移動扉(パネル)を吊支し、該
吊支式移動扉の上下端部に配置した密閉枠体を、互いに
上下反対方向に移動するようにした連結体を介して連結
し、上密閉枠体の上端には、前記レールの下面に当接す
る密閉シール条を設け、下密閉枠体の下端には、床面に
当接する密閉シール条を設ける一方、吊支式移動扉の側
面等に設けた操作ハンドルの回動にて前記上下の連結体
を駆動させて、上密閉枠たいをレール下面方向に押しつ
け、下密閉枠体は床面方向に押しつけるようにして、吊
支式移動扉の上下端部と天井側及び床面側の隙間を塞い
で、音や光が漏れるのを防止するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の密閉枠体における密閉シール条は、吊支式移動扉の
厚さ方向の中央部を外した外縁近傍に間口方向に沿って
2条配置することで、相手部材(レール及び床面)に対
して吊支式移動扉をその厚さ方向に均等な圧力でシール
するもであったから、開口部の上部(上框等)にサスペ
ンションレール等を介して移動扉を吊支する構成のもの
では、当該吊支式移動扉の上端面と前記開口部の上部側
の横長部材とが対峙する位置関係にできないことから、
従来の構造の密閉枠体を単に上下動させるだけでは、シ
ール(密閉)できないという問題があった。
来の密閉枠体における密閉シール条は、吊支式移動扉の
厚さ方向の中央部を外した外縁近傍に間口方向に沿って
2条配置することで、相手部材(レール及び床面)に対
して吊支式移動扉をその厚さ方向に均等な圧力でシール
するもであったから、開口部の上部(上框等)にサスペ
ンションレール等を介して移動扉を吊支する構成のもの
では、当該吊支式移動扉の上端面と前記開口部の上部側
の横長部材とが対峙する位置関係にできないことから、
従来の構造の密閉枠体を単に上下動させるだけでは、シ
ール(密閉)できないという問題があった。
【0004】また、閉止時において、吊支式移動扉と戸
当り側の縦部材とのシールは従来から可能であったが、
戸当り側と反対側(吊支式移動扉の基端側)の縦部材と
の隙間を密閉する装置が開発されていなかった。
当り側の縦部材とのシールは従来から可能であったが、
戸当り側と反対側(吊支式移動扉の基端側)の縦部材と
の隙間を密閉する装置が開発されていなかった。
【0005】本発明は、これらの問題を解消することを
技術的課題とするものである。
技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を達成す
るため、請求項1に記載の発明の吊支式移動扉における
密閉装置は、部屋等における開口部の上側に配置したレ
ールに沿って移動可能に吊支された吊支式移動扉を、平
面視において前記開口部上側に配置した横長の上框の側
面に近接させて配置し、前記吊支式移動扉の上端部に配
置した横長の上密閉体を前記上框における被密閉部に対
して接離可能に構成する一方、前記吊支式移動扉の下端
部に配置した横長の下密閉体を前記開口部における床面
に対して接離可能に構成し、前記吊支式移動扉に設けた
回動操作具により上下動する上下伝動部材を前記上下密
閉体にそれぞれ関連させ、上部伝動部材と下部伝動部材
とが互いに上下逆方向に移動するときに、前記下密閉体
を床面方向に強制移動させ、上密閉体を前記被密閉部に
接近させてシールするように構成したものである。
るため、請求項1に記載の発明の吊支式移動扉における
密閉装置は、部屋等における開口部の上側に配置したレ
ールに沿って移動可能に吊支された吊支式移動扉を、平
面視において前記開口部上側に配置した横長の上框の側
面に近接させて配置し、前記吊支式移動扉の上端部に配
置した横長の上密閉体を前記上框における被密閉部に対
して接離可能に構成する一方、前記吊支式移動扉の下端
部に配置した横長の下密閉体を前記開口部における床面
に対して接離可能に構成し、前記吊支式移動扉に設けた
回動操作具により上下動する上下伝動部材を前記上下密
閉体にそれぞれ関連させ、上部伝動部材と下部伝動部材
とが互いに上下逆方向に移動するときに、前記下密閉体
を床面方向に強制移動させ、上密閉体を前記被密閉部に
接近させてシールするように構成したものである。
【0007】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の吊支式移動扉における密閉装置において、前
記上部伝動部材の上下移動に対して、前記上密閉体を上
下回動又は吊支式移動扉の厚さ方向に対して略直交する
方向に平行移動させるための伝動機構を備えたものであ
る。
1に記載の吊支式移動扉における密閉装置において、前
記上部伝動部材の上下移動に対して、前記上密閉体を上
下回動又は吊支式移動扉の厚さ方向に対して略直交する
方向に平行移動させるための伝動機構を備えたものであ
る。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の吊支式移動扉における密閉装置
において、開口部における基端側の縦部材に上下長手の
縦被密閉部を固定し、前記吊支式移動扉の基端側には、
前記縦被密閉部に対して接離する縦長密閉体を設ける一
方、前記開口部の上側には、前記吊支式移動扉の閉止位
置近傍で、前記上部伝動部材を上向き移動するとき、吊
支式移動扉をさらに閉止方向に強制案内するガイド手段
を設けたものである。
または請求項2に記載の吊支式移動扉における密閉装置
において、開口部における基端側の縦部材に上下長手の
縦被密閉部を固定し、前記吊支式移動扉の基端側には、
前記縦被密閉部に対して接離する縦長密閉体を設ける一
方、前記開口部の上側には、前記吊支式移動扉の閉止位
置近傍で、前記上部伝動部材を上向き移動するとき、吊
支式移動扉をさらに閉止方向に強制案内するガイド手段
を設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施の
形態を説明する。図1(a)は吊支式移動扉の概略正面
図、図1(b)は図1(a)におけるIb-Ib 線矢視平面
図、図2は図1(a)のII−II線で示す吊支部を示す吊
支式移動扉の縦断面図、図3は密閉装置の一部破断斜視
図、図4は図1(a)のIV−IV線で示す密閉装置の縦断
面図である。
形態を説明する。図1(a)は吊支式移動扉の概略正面
図、図1(b)は図1(a)におけるIb-Ib 線矢視平面
図、図2は図1(a)のII−II線で示す吊支部を示す吊
支式移動扉の縦断面図、図3は密閉装置の一部破断斜視
図、図4は図1(a)のIV−IV線で示す密閉装置の縦断
面図である。
【0010】本発明の吊支式移動扉1は、病院の廊下と
病室との間の開口部2等に設けるもので、上框3と床面
7との間に戸当り縦部材4と、吊支式移動扉1の片側戸
袋部としての壁板5及びこの壁板5の端部となる基端側
縦部材6とより、正面視矩形状の開口部2が形成されて
いる。
病室との間の開口部2等に設けるもので、上框3と床面
7との間に戸当り縦部材4と、吊支式移動扉1の片側戸
袋部としての壁板5及びこの壁板5の端部となる基端側
縦部材6とより、正面視矩形状の開口部2が形成されて
いる。
【0011】前記開口部2の上側には、横長の上框3と
それより上側の梁部材8との間を表裏のパネル9、9に
て覆う。前記一方のパネル9と梁部材8の上の枠部材1
0とに跨がって断面横向きのコ字状の支持梁11を固定
する。この支持梁11の表面に、前記吊支式移動扉1を
前記片側戸袋部としての壁板5の前面側から戸当り縦部
材4まで移動可能に吊支するためのサスペンションレー
ル12を配置する。該サスペンションレール12は、吊
支式移動扉1の移動範囲全体にわたるように支持梁11
に固定した横長の固定レール12aと、中間レール12
bと、吊支式移動扉1の上端から上向きに突出した少な
くとも2本の吊支棒13に連結した移動レール12cと
により構成され、各レール間には転動用のボール及び摩
擦係数の小さい摺動部材が介挿されている(図2参
照)。本発明では前記サスペンションレール12に代え
て、断面横向きコ字状等のレールに、転動するコロを載
置しこのコロを吊支式移動扉1上端からの吊支棒に装着
するような構成等、種々の吊支型式であっても良い。な
お、前記支持梁11の表面側は前記サスペンションレー
ル12の箇所等を覆うための横長のカバー体14が着脱
自在に装着されている。
それより上側の梁部材8との間を表裏のパネル9、9に
て覆う。前記一方のパネル9と梁部材8の上の枠部材1
0とに跨がって断面横向きのコ字状の支持梁11を固定
する。この支持梁11の表面に、前記吊支式移動扉1を
前記片側戸袋部としての壁板5の前面側から戸当り縦部
材4まで移動可能に吊支するためのサスペンションレー
ル12を配置する。該サスペンションレール12は、吊
支式移動扉1の移動範囲全体にわたるように支持梁11
に固定した横長の固定レール12aと、中間レール12
bと、吊支式移動扉1の上端から上向きに突出した少な
くとも2本の吊支棒13に連結した移動レール12cと
により構成され、各レール間には転動用のボール及び摩
擦係数の小さい摺動部材が介挿されている(図2参
照)。本発明では前記サスペンションレール12に代え
て、断面横向きコ字状等のレールに、転動するコロを載
置しこのコロを吊支式移動扉1上端からの吊支棒に装着
するような構成等、種々の吊支型式であっても良い。な
お、前記支持梁11の表面側は前記サスペンションレー
ル12の箇所等を覆うための横長のカバー体14が着脱
自在に装着されている。
【0012】次に、前記吊支式移動扉1における密閉装
置について説明する。まず、吊支式移動扉1の上端部に
配置する上密閉体15の構成について説明すると、図3
及び図4に示す第1実施形態の上密閉体15は、吊支式
移動扉1の間口方向の寸法と略同じ長さの横長の板片1
6と、その長手方向の両端に溶接等にて固定された回動
支軸17とからなり、この両端の回動支軸17、17を
吊支式移動扉1の上端の間口方向両端部に固定したブラ
ケット18、18に回動自在に軸支させる。前記板片1
6で、間口方向の一側縁を下向きに屈曲させて係合縁1
6aに形成する。また、前記板片16には、係合縁16
aと反対側に延びる操作片19が一体的に設けられてい
る。本実施形態では、後述するように、板片16が回動
支軸17の回りに図4において時計方向に回動して、係
合縁が下向き位置になるとき、前記上框3の側面に、吊
支式移動扉1の間口方向に沿って長く配置された弾性体
からなる被密閉部20の上面に押圧されて、音、光、
塵、空気等が吊支式移動扉1の上端部と前記上框3の側
面との隙間から漏れないようにするものである。この被
密閉部20は、合成樹脂材からなる軟質のシリコンゴム
等のゴム状またはスポンジ状の弾性体もしくは可撓性材
料であり、この被密閉部20は断面Z字状等の受け部材
21上に固定されている。
置について説明する。まず、吊支式移動扉1の上端部に
配置する上密閉体15の構成について説明すると、図3
及び図4に示す第1実施形態の上密閉体15は、吊支式
移動扉1の間口方向の寸法と略同じ長さの横長の板片1
6と、その長手方向の両端に溶接等にて固定された回動
支軸17とからなり、この両端の回動支軸17、17を
吊支式移動扉1の上端の間口方向両端部に固定したブラ
ケット18、18に回動自在に軸支させる。前記板片1
6で、間口方向の一側縁を下向きに屈曲させて係合縁1
6aに形成する。また、前記板片16には、係合縁16
aと反対側に延びる操作片19が一体的に設けられてい
る。本実施形態では、後述するように、板片16が回動
支軸17の回りに図4において時計方向に回動して、係
合縁が下向き位置になるとき、前記上框3の側面に、吊
支式移動扉1の間口方向に沿って長く配置された弾性体
からなる被密閉部20の上面に押圧されて、音、光、
塵、空気等が吊支式移動扉1の上端部と前記上框3の側
面との隙間から漏れないようにするものである。この被
密閉部20は、合成樹脂材からなる軟質のシリコンゴム
等のゴム状またはスポンジ状の弾性体もしくは可撓性材
料であり、この被密閉部20は断面Z字状等の受け部材
21上に固定されている。
【0013】吊支式移動扉1の下端部に配置する下密閉
体22は、当該吊支式移動扉1の間口方向に沿って長い
下向き開放のチャネル部材22aと、そのチャネル部材
22a内に前記間口方向に沿って長く配置され、その長
手両端部のみ支持された板ばね22bと、該板ばね22
bの略中央部の複数箇所で吊支されたシリコンゴム製等
の下シール部材22cと、前記板ばね22bの端部に連
結し、前記チャネル部材22aの間口方向端面から突出
する押しボタン22dとにより構成されて、この押しボ
タン22dが後述するように押圧されると、板ばね22
bの長手方向中央部が下向きになるよう弾性的に撓む。
この撓みにて下シール部材22cが下向きにチャネル部
材22aから押し出され、床面7に当接して隙間をシー
ルするように構成されている。
体22は、当該吊支式移動扉1の間口方向に沿って長い
下向き開放のチャネル部材22aと、そのチャネル部材
22a内に前記間口方向に沿って長く配置され、その長
手両端部のみ支持された板ばね22bと、該板ばね22
bの略中央部の複数箇所で吊支されたシリコンゴム製等
の下シール部材22cと、前記板ばね22bの端部に連
結し、前記チャネル部材22aの間口方向端面から突出
する押しボタン22dとにより構成されて、この押しボ
タン22dが後述するように押圧されると、板ばね22
bの長手方向中央部が下向きになるよう弾性的に撓む。
この撓みにて下シール部材22cが下向きにチャネル部
材22aから押し出され、床面7に当接して隙間をシー
ルするように構成されている。
【0014】吊支式移動扉1における戸当り側の上下方
向に長い端面には、軟質ゴム製の中空状の戸当りシール
部23を貼着し、前記戸当り縦部材4にもシリコンゴム
製またはスポンジ等の縦長のシール材24を貼着してあ
る。他方、吊支式移動扉1における基端側のうち、前記
壁板5と対面する側(裏面側)には、縦長密閉体25を
固定し、前記壁板5の表面側には縦被密閉部26を前記
縦長密閉体25と対峙するように固定する。縦長密閉体
25は、シリコンゴム等のゴム状またはスポンジ状の弾
性体もしくは可撓性材料からなる縦長のシール片25a
とそれを支持する断面Z字状等の受け部材25bとから
なり、縦被密閉部26も、同様に縦長のシール片26a
とそれを支持する断面Z字状等の受け部材26bとによ
り構成され、吊支式移動扉の閉止時において、両者が互
いに当接すると、受け部材25bの縦縁部25cが相手
の縦長のシール片26aに食い込み、同様に受け部材2
6bの縦縁部26cが相手の縦長のシール片25aに食
い込み、隙間をシールすることができるものである。な
お、変形例として、吊支式移動扉1側に縦長密閉体25
として受け部材25aのみを設け、壁板5の表面側の縦
被密閉部26として受け部材26b付きのシール片26
aとしても良いし、その逆に付の受け部材25b付きの
シール片25aを吊支式移動扉1側に固定し、壁板5側
に受け部材26b飲み固定したものであっても良い。
向に長い端面には、軟質ゴム製の中空状の戸当りシール
部23を貼着し、前記戸当り縦部材4にもシリコンゴム
製またはスポンジ等の縦長のシール材24を貼着してあ
る。他方、吊支式移動扉1における基端側のうち、前記
壁板5と対面する側(裏面側)には、縦長密閉体25を
固定し、前記壁板5の表面側には縦被密閉部26を前記
縦長密閉体25と対峙するように固定する。縦長密閉体
25は、シリコンゴム等のゴム状またはスポンジ状の弾
性体もしくは可撓性材料からなる縦長のシール片25a
とそれを支持する断面Z字状等の受け部材25bとから
なり、縦被密閉部26も、同様に縦長のシール片26a
とそれを支持する断面Z字状等の受け部材26bとによ
り構成され、吊支式移動扉の閉止時において、両者が互
いに当接すると、受け部材25bの縦縁部25cが相手
の縦長のシール片26aに食い込み、同様に受け部材2
6bの縦縁部26cが相手の縦長のシール片25aに食
い込み、隙間をシールすることができるものである。な
お、変形例として、吊支式移動扉1側に縦長密閉体25
として受け部材25aのみを設け、壁板5の表面側の縦
被密閉部26として受け部材26b付きのシール片26
aとしても良いし、その逆に付の受け部材25b付きの
シール片25aを吊支式移動扉1側に固定し、壁板5側
に受け部材26b飲み固定したものであっても良い。
【0015】次に、前記上下密閉体15、22を駆動す
る伝動機構について説明すると、吊支式移動扉1におけ
る戸当り側に近い表裏両面には、回動操作具としての操
作ハンドル30、30を回動可能に突設する。吊支式移
動扉1の厚さ内には、ボックス33内の図示しない連動
機構を介して棒状の上下伝動部材31、32が配置され
ており、前記操作ハンドル30を水平姿勢の位置にする
ときには、上部伝動部材31が下向きに後退移動し、下
部伝動部材32が上向きに後退移動する。逆に操作ハン
ドル30を上向き回動姿勢に回すときには、上部伝動部
材31が上向きに前進移動し、下部伝動部材32が上向
きに前進移動するように構成され、且つ、少なくとも、
前記操作ハンドル30の上向き回動姿勢を保持できると
共に、上下部伝動部材31、32が前進位置で保持でき
るように構成されている。
る伝動機構について説明すると、吊支式移動扉1におけ
る戸当り側に近い表裏両面には、回動操作具としての操
作ハンドル30、30を回動可能に突設する。吊支式移
動扉1の厚さ内には、ボックス33内の図示しない連動
機構を介して棒状の上下伝動部材31、32が配置され
ており、前記操作ハンドル30を水平姿勢の位置にする
ときには、上部伝動部材31が下向きに後退移動し、下
部伝動部材32が上向きに後退移動する。逆に操作ハン
ドル30を上向き回動姿勢に回すときには、上部伝動部
材31が上向きに前進移動し、下部伝動部材32が上向
きに前進移動するように構成され、且つ、少なくとも、
前記操作ハンドル30の上向き回動姿勢を保持できると
共に、上下部伝動部材31、32が前進位置で保持でき
るように構成されている。
【0016】上部伝動部材31の上下動にて前記上密閉
体15を駆動する伝動機構は、前記上部伝動部材31の
上端にネジ止めした正面視F字状の板部材34であっ
て、横長の係合溝35を有しており、この係合溝35に
前記操作片19を嵌め入れている(図3及び図4参
照)。従って、前記操作ハンドル30を上向きに回動さ
せると、上部伝動部材31が上昇し、その上端に取付け
られた伝動機構としての板部材34の係合溝35が上昇
して操作片19を上向きに押す。これにより、板片16
が回動支軸17の回りに図4において時計方向に回動し
て、下向き位置になる係合縁16aが、前記上框3の表
面の被密閉部20の上面を押圧して密閉するのである。
体15を駆動する伝動機構は、前記上部伝動部材31の
上端にネジ止めした正面視F字状の板部材34であっ
て、横長の係合溝35を有しており、この係合溝35に
前記操作片19を嵌め入れている(図3及び図4参
照)。従って、前記操作ハンドル30を上向きに回動さ
せると、上部伝動部材31が上昇し、その上端に取付け
られた伝動機構としての板部材34の係合溝35が上昇
して操作片19を上向きに押す。これにより、板片16
が回動支軸17の回りに図4において時計方向に回動し
て、下向き位置になる係合縁16aが、前記上框3の表
面の被密閉部20の上面を押圧して密閉するのである。
【0017】下部伝動部材32による下密閉体22を駆
動する伝動機構は、図3、図5及び図6に示すように、
吊支式移動扉1の下端部の隅部に枢着されて上下回動す
る回動レバー36であり、該回動レバー36には、前記
下部伝動部材32の下端面に当接する略水平の受け部3
6aと、前記下密閉体22における押しボタン22dに
当接押圧するための略垂直の押圧部36bとを一体的に
備えている。従って、前記操作ハンドル30を上向きに
回動させると、下部伝動部材32が下降し、回動レバー
36の受け部36aを下向きに押す。これにより、図6
にて反時計回りに回動レバー36が回動し、押圧部36
bで押しボタン22dを押すので、板ばね22bを介し
て下シール部材22cが下向きにチャネル部材22aか
ら押し出され、床面7に当接して隙間をシールすること
ができるのである。
動する伝動機構は、図3、図5及び図6に示すように、
吊支式移動扉1の下端部の隅部に枢着されて上下回動す
る回動レバー36であり、該回動レバー36には、前記
下部伝動部材32の下端面に当接する略水平の受け部3
6aと、前記下密閉体22における押しボタン22dに
当接押圧するための略垂直の押圧部36bとを一体的に
備えている。従って、前記操作ハンドル30を上向きに
回動させると、下部伝動部材32が下降し、回動レバー
36の受け部36aを下向きに押す。これにより、図6
にて反時計回りに回動レバー36が回動し、押圧部36
bで押しボタン22dを押すので、板ばね22bを介し
て下シール部材22cが下向きにチャネル部材22aか
ら押し出され、床面7に当接して隙間をシールすること
ができるのである。
【0018】次に、前記縦長密閉体25による吊支式移
動扉1の縦方向の密閉機構について説明する。図4に示
すように、上框3より上の支持梁11の下面側に固定し
た下向きコ字状の枠体37の内面に、ガイド手段として
の下端が開放し且つ斜めの案内溝39を有するブロック
体40を固定する。ブロック体40は、吊支式移動扉1
を閉止位置(戸当り縦部材4)の近傍位置で前記伝動機
構としての板部材34の位置と前後に重なるように配置
され、該板部材34に取付けられた被案内部材としての
コロ41が閉止方向に行くに従って上向きに案内される
ように案内溝39が斜め上向きに形成されている。
動扉1の縦方向の密閉機構について説明する。図4に示
すように、上框3より上の支持梁11の下面側に固定し
た下向きコ字状の枠体37の内面に、ガイド手段として
の下端が開放し且つ斜めの案内溝39を有するブロック
体40を固定する。ブロック体40は、吊支式移動扉1
を閉止位置(戸当り縦部材4)の近傍位置で前記伝動機
構としての板部材34の位置と前後に重なるように配置
され、該板部材34に取付けられた被案内部材としての
コロ41が閉止方向に行くに従って上向きに案内される
ように案内溝39が斜め上向きに形成されている。
【0019】従って、図3、図5及び図6に示すよう
に、吊支式移動扉1を矢印A方向に移動させ、閉止位置
近傍に位置すると、前記コロ41が、案内溝39の下端
開放部と対峙する位置になり、その状態で、操作ハンド
ル30を回動して板部材34を押し上げると、コロ41
が案内溝39に内に沿って閉止方向に強制的移動案内さ
れ、戸当りシール部23がシール材24に押しつけられ
るように吊支式移動扉1が閉止位置まで強制移動させら
れる。そのとき、当該吊支式移動扉1の裏面側の縦長密
閉体25が、基端側縦部材6の側面に固定した縦被密閉
部26に押しつけられて、当該吊支式移動扉1の裏面側
と基端側縦部材6の側面との隙間もシールできるのであ
る。
に、吊支式移動扉1を矢印A方向に移動させ、閉止位置
近傍に位置すると、前記コロ41が、案内溝39の下端
開放部と対峙する位置になり、その状態で、操作ハンド
ル30を回動して板部材34を押し上げると、コロ41
が案内溝39に内に沿って閉止方向に強制的移動案内さ
れ、戸当りシール部23がシール材24に押しつけられ
るように吊支式移動扉1が閉止位置まで強制移動させら
れる。そのとき、当該吊支式移動扉1の裏面側の縦長密
閉体25が、基端側縦部材6の側面に固定した縦被密閉
部26に押しつけられて、当該吊支式移動扉1の裏面側
と基端側縦部材6の側面との隙間もシールできるのであ
る。
【0020】なお、前記上密閉体25の他の実施形態と
して、図7に示すように、横長の板片16の他端に軟質
ゴム等のシール材42を固定する一方、被密閉部20と
して、前記上框3の(縦側面)表面側に上向きに係合縁
条43aを備えた係合片43を固定し、上部伝動部材3
1の上昇につれて、板部材34及び操作片19を介して
板片16を回動させてシール材42が前記係合縁条43
aに押しつけられてシールするように構成しても良い。
さらに、図示しないが、吊支式移動扉1の上端に前記上
框3の(縦側面)表面方向に向かって横向きに出没可能
な横長のシール材を設け、該シール材と前記上部伝動部
材3の上端との間に楔状の伝動機構を設け、操作ハンド
ル30の回動につれて上昇する上部伝動部材31によ
り、伝動機構を介してシール材を横向きに突出させて上
框3の表面との隙間を塞ぐ(シールする)ように構成し
ても良い。
して、図7に示すように、横長の板片16の他端に軟質
ゴム等のシール材42を固定する一方、被密閉部20と
して、前記上框3の(縦側面)表面側に上向きに係合縁
条43aを備えた係合片43を固定し、上部伝動部材3
1の上昇につれて、板部材34及び操作片19を介して
板片16を回動させてシール材42が前記係合縁条43
aに押しつけられてシールするように構成しても良い。
さらに、図示しないが、吊支式移動扉1の上端に前記上
框3の(縦側面)表面方向に向かって横向きに出没可能
な横長のシール材を設け、該シール材と前記上部伝動部
材3の上端との間に楔状の伝動機構を設け、操作ハンド
ル30の回動につれて上昇する上部伝動部材31によ
り、伝動機構を介してシール材を横向きに突出させて上
框3の表面との隙間を塞ぐ(シールする)ように構成し
ても良い。
【0021】さらに、上框3自体を断面上向きコ字状に
構成し、その一方(吊支式移動扉1の側面に近い側)の
縦片の上端である上向き係合縁を被密閉部20とし、前
記図7に示す横長の板片16の他端のシール材42を上
方から押しつけてシールするように構成しても良い。
構成し、その一方(吊支式移動扉1の側面に近い側)の
縦片の上端である上向き係合縁を被密閉部20とし、前
記図7に示す横長の板片16の他端のシール材42を上
方から押しつけてシールするように構成しても良い。
【0022】
【発明の作用・効果】以上に詳述したように、請求項1
に記載の発明の吊支式移動扉における密閉装置は、部屋
等における開口部の上側に配置したレールに沿って移動
可能に吊支された吊支式移動扉を、平面視において前記
開口部上側に配置した横長の上框の側面に近接させて配
置し、前記吊支式移動扉の上端部に配置した横長の上密
閉体を前記上框における被密閉部に対して接離可能に構
成する一方、前記吊支式移動扉の下端部に配置した横長
の下密閉体を前記開口部における床面に対して接離可能
に構成し、前記吊支式移動扉に設けた回動操作具により
上下動する上下部伝動部材を前記上下密閉体にそれぞれ
関連させ、上部伝動部材と下部伝動部材とが互いに上下
逆方向に移動するときに、前記下密閉体を床面方向に強
制移動させ、上密閉体を前記被密閉部に接近させてシー
ルするように構成したものである。
に記載の発明の吊支式移動扉における密閉装置は、部屋
等における開口部の上側に配置したレールに沿って移動
可能に吊支された吊支式移動扉を、平面視において前記
開口部上側に配置した横長の上框の側面に近接させて配
置し、前記吊支式移動扉の上端部に配置した横長の上密
閉体を前記上框における被密閉部に対して接離可能に構
成する一方、前記吊支式移動扉の下端部に配置した横長
の下密閉体を前記開口部における床面に対して接離可能
に構成し、前記吊支式移動扉に設けた回動操作具により
上下動する上下部伝動部材を前記上下密閉体にそれぞれ
関連させ、上部伝動部材と下部伝動部材とが互いに上下
逆方向に移動するときに、前記下密閉体を床面方向に強
制移動させ、上密閉体を前記被密閉部に接近させてシー
ルするように構成したものである。
【0023】従って、吊支式移動扉の上端面と対峙する
ようなレールが存在しない場合であっても、回動操作具
を介して上部伝動部材を上昇させると、吊支式移動扉の
上端部に設けた上密閉体が上框における被密閉部に当接
して、隙間を塞ぐことができると共に下部伝動部材を介
して下密閉体を床面方向に強制移動させて吊支式移動扉
の下端と床面との隙間も同時に塞ぐことができ、もっ
て、これらの隙間からの音、光、塵を遮断することがで
きるという効果を奏する。
ようなレールが存在しない場合であっても、回動操作具
を介して上部伝動部材を上昇させると、吊支式移動扉の
上端部に設けた上密閉体が上框における被密閉部に当接
して、隙間を塞ぐことができると共に下部伝動部材を介
して下密閉体を床面方向に強制移動させて吊支式移動扉
の下端と床面との隙間も同時に塞ぐことができ、もっ
て、これらの隙間からの音、光、塵を遮断することがで
きるという効果を奏する。
【0024】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の吊支式移動扉における密閉装置において、前
記上部伝動部材の上下移動に対して、前記上密閉体を上
下回動又は吊支式移動扉の厚さ方向に対して略直交する
方向に平行移動させるための伝動機構を備えたものであ
るから、請求項1に記載の発明による効果に加えて、吊
支式移動扉の上端側の側面と上框の側面との隙間を簡単
な構成の上密閉体にて塞ぐことができる。
1に記載の吊支式移動扉における密閉装置において、前
記上部伝動部材の上下移動に対して、前記上密閉体を上
下回動又は吊支式移動扉の厚さ方向に対して略直交する
方向に平行移動させるための伝動機構を備えたものであ
るから、請求項1に記載の発明による効果に加えて、吊
支式移動扉の上端側の側面と上框の側面との隙間を簡単
な構成の上密閉体にて塞ぐことができる。
【0025】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の吊支式移動扉における密閉装置
において、開口部における基端側の縦部材に上下長手の
縦被密閉部を固定し、前記吊支式移動扉の基端側には、
前記縦被密閉部に対して接離する縦長密閉体を設ける一
方、前記開口部の上側には、前記吊支式移動扉の閉止位
置近傍で、前記上部伝動部材を上向き移動するとき、吊
支式移動扉をさらに閉止方向に強制案内するガイド手段
を設けたものであるから、上部伝動部材の動きだけで、
上密閉体を移動させると同時に吊支式移動扉自体も閉止
方向に強制移動させて縦長密閉体による縦被密閉部への
シールも実行できるから、操作及び構造が簡単なもので
ありながら、吊支式移動扉の上下長手の隙間も間口方向
に沿う横方向の隙間も同時にシールできるという効果を
奏する。
または請求項2に記載の吊支式移動扉における密閉装置
において、開口部における基端側の縦部材に上下長手の
縦被密閉部を固定し、前記吊支式移動扉の基端側には、
前記縦被密閉部に対して接離する縦長密閉体を設ける一
方、前記開口部の上側には、前記吊支式移動扉の閉止位
置近傍で、前記上部伝動部材を上向き移動するとき、吊
支式移動扉をさらに閉止方向に強制案内するガイド手段
を設けたものであるから、上部伝動部材の動きだけで、
上密閉体を移動させると同時に吊支式移動扉自体も閉止
方向に強制移動させて縦長密閉体による縦被密閉部への
シールも実行できるから、操作及び構造が簡単なもので
ありながら、吊支式移動扉の上下長手の隙間も間口方向
に沿う横方向の隙間も同時にシールできるという効果を
奏する。
【図1】(a)は本発明に係る吊支式移動扉及び開口部
の概略正面図、(b)は図1(a)のIb−Ib線矢視平断
面図である。
の概略正面図、(b)は図1(a)のIb−Ib線矢視平断
面図である。
【図2】図1(a)のII−II線矢視一部切欠き拡大断面
図である。
図である。
【図3】本発明の密閉装置の部分斜視図である。
【図4】図1(a)のIV−IV線矢視一部切欠き拡大断面
図である。
図である。
【図5】上下密閉体を作動させない状態の吊支式移動扉
の一部切欠き正面図である。
の一部切欠き正面図である。
【図6】(a)は上下密閉体を作動させた状態の吊支式
移動扉の一部切欠き正面図、(b)はその平断面図であ
る。
移動扉の一部切欠き正面図、(b)はその平断面図であ
る。
【図7】上密閉体の他の実施形態を示す斜視図である。
1 吊支式移動扉 3 上框 5 壁板 7 床面 12 サスペンションレール 13 吊支棒 15 上密閉体 16 板片 16a 係合縁 17 回動支軸 19 操作片 20 被密閉部 21 受け部材 22 下密閉体 22a チャネル部材 22b 板ばね 22c 下シール部材 22d 押しボタン 25 縦長密閉体 26 縦被密閉部 31 上部伝動部材 32 下部伝動部材 34 伝動機構としての板部材 35 係合溝 36 回動レバー 36a 受け部 36b 押圧部 39 案内溝 40 ブロック体 41 コロ
Claims (3)
- 【請求項1】 部屋等における開口部の上側に配置した
レールに沿って移動可能に吊支された吊支式移動扉を、
平面視において前記開口部上側に配置した横長の上框の
側面に近接させて配置し、前記吊支式移動扉の上端部に
配置した横長の上密閉体を前記上框における被密閉部に
対して接離可能に構成する一方、前記吊支式移動扉の下
端部に配置した横長の下密閉体を前記開口部における床
面に対して接離可能に構成し、 前記吊支式移動扉に設けた回動操作具により上下動する
上下伝動部材を前記上下密閉体にそれぞれ関連させ、上
部伝動部材と下部伝動部材とが互いに上下逆方向に移動
するときに、前記下密閉体を床面方向に強制移動させ、
上密閉体を前記被密閉部に接近させてシールするように
構成したことを特徴とする吊支式移動扉における密閉装
置。 - 【請求項2】 前記上部伝動部材の上下移動に対して、
前記上密閉体を上下回動又は吊支式移動扉の厚さ方向に
対して略直交する方向に平行移動させるための伝動機構
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の吊支式移動
扉における密閉装置。 - 【請求項3】 開口部における基端側の縦部材に上下長
手の縦被密閉部を固定し、前記吊支式移動扉の基端側に
は、前記縦被密閉部に対して接離する縦長密閉体を設け
る一方、前記開口部の上側には、前記吊支式移動扉の閉
止位置近傍で、前記上部伝動部材を上向き移動すると
き、吊支式移動扉をさらに閉止方向に強制案内するガイ
ド手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の吊支式移動扉における密閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380215A JP2002180765A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 吊支式移動扉における密閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380215A JP2002180765A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 吊支式移動扉における密閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002180765A true JP2002180765A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18848443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000380215A Withdrawn JP2002180765A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | 吊支式移動扉における密閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002180765A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7560435B2 (ja) | 2021-11-08 | 2024-10-02 | 日精株式会社 | 遮煙構造を有する横開き扉、及びこれを用いた機械式駐車装置 |
-
2000
- 2000-12-14 JP JP2000380215A patent/JP2002180765A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7560435B2 (ja) | 2021-11-08 | 2024-10-02 | 日精株式会社 | 遮煙構造を有する横開き扉、及びこれを用いた機械式駐車装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080304 |