JPH08318727A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH08318727A
JPH08318727A JP8044769A JP4476996A JPH08318727A JP H08318727 A JPH08318727 A JP H08318727A JP 8044769 A JP8044769 A JP 8044769A JP 4476996 A JP4476996 A JP 4476996A JP H08318727 A JPH08318727 A JP H08318727A
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行志 加藤
Goro Uchida
五郎 内田
Yukio Kamimura
上村  幸男
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    • B60H1/00849Damper doors, e.g. position control for selectively commanding the induction of outside or inside air

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気の車室内への逆流を防止する。 【解決手段】 車両用空気調和装置10の内外気切り替
えダンパ38は、リンク40によってサーボモータ42
に接続されており、サーボモータ42の駆動によって、
内気ダクト側開口34Aを閉塞する内気位置と、内気吸
込口36を閉塞する外気位置とへ揺動するようになって
いる。サーボモータ42には制御用アンプ44が接続さ
れている。制御用アンプ44には、内外気モードスイッ
チ46、吹出口モードスイッチ48、車速センサ50、
ブロア電圧検出回路52が接続されており、走行時に発
生するラム圧力がブロア吐出圧力より大きくなると、バ
イパスダクト34を通って外気が内気通路22にも導入
されるとともに内気吸込口36が閉ざされるようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空気調和装置
に係り、特に、ダクト内を2つの通路に仕切る車両用空
気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空気調和装置においては、
ダクト内を2つの通路に仕切る構成が知られており、特
開平6−255341号公報にはこの種の車両用空気調
和装置の一例が開示されている。以下この公報に開示さ
れた構造について説明する。
【0003】図17に示される如く、この車両用空気調
和装置170では、第1ブロアファン174と第2ブロ
アファン176は、1つのモータ178により駆動され
るようになっている。このため、フットモード及びフッ
トデフモード時における第1ブロアファン174の通風
抵抗は、第2ブロアファン176の通風抵抗に比べて大
変大きくなり、同一のファンを用いると、要求風量比が
得られない。そこで、この車両用空気調和装置170で
は、第1ブロアファン174の翼径を第2ブロアファン
176の翼径よりも大きく設定し、第1ブロアファン1
74の送風能力を第2ブロアファン176の送風能力よ
りも大きくして、フットモード及びフットデフモード時
に上側通路としての第1通路180及び下側通路として
の第2通路182に要求される風量比を確保できるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両用空気調和装置170では、第2通路182は、内気
吸込口186から常時内気を吸い込む構成になっている
ため、第1ブロアファン174及び第2ブロアファン1
76をオフした状態での走行時や、低風量での高速走行
時、即ち、ラム圧力がブロア吐出圧力より大きい場合に
は、第1通路180に入った外気が、第1ブロアファン
174とファンケース184との隙間を通って、第2通
路182の内気吸込口186から室内に逆流し、暖房性
能を低下させることが考えられる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、外気の車室内
への逆流を防止できる車両用空気調和装置を得ることが
目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ダクト内を外気と連通可能な第1通路と、内気と連
通可能な第2通路とに仕切り、前記第1通路と第2通路
にそれぞれ単一モータで駆動されるブロアファンを配設
している車両用空気調和装置であって、前記第2通路に
設けられた外気を導くバイパスダクトと、前記第2通路
の内気吸込口に設けられた内外気切り替え手段と、を備
え、前記第2通路の内気吸込口を通して車室内への外気
の逆流が発生する状態では、前記内外気切り替え手段を
外気導入側に切り替え前記内気吸込口を閉塞することを
特徴としている。
【0007】従って、走行時に発生するラム圧力がブロ
ア吐出圧力より大きくなり、第2通路の内気吸込口を通
して車室内への外気の逆流が発生する状態になると、内
外気切り替え手段により第2通路の内気吸込口が閉ざさ
れ、バイパスダクトを通って外気が第2通路にも導入さ
れる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用空気調和装置において、前記内外気切り替え手段
をヒータコントロールと連動させたことを特徴としてい
る。
【0009】従って、ヒータコントロールを操作する
と、ヒータコントロールに連動して、内外気切り替え手
段が作動し、例えば、フットモードとフットデフモード
時以外の内気モード時は、第2通路の内気吸込口が閉ざ
される。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
車両用空気調和装置において、前記内外気切り替え手段
は、前記第2通路の内気吸込口に設けられた内外気切り
替えダンパと、前記第2通路の内気吸込口への内気の流
入のみを許容する逆流防止手段と、で構成されているこ
とを特徴としている。
【0011】従って、走行時に発生するラム圧力がブロ
ア吐出圧力より大きくなり、第2通路の内気吸込口を通
して車室内への外気の逆流が発生する状態になると、内
外気切り替えダンパが開いている場合でも、逆流防止手
段により、外気の車室内への逆流は防止される。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
車両用空気調和装置において、ブロア風量が小さい場合
には、前記第2通路の内気吸込口を閉じる開閉手段を有
することを特徴としている。
【0013】従って、ブロア風量が少ない場合には、開
閉手段により第2通路の内気吸込口が閉じられ、ブロア
風量が多い場合には、開閉手段により内気の第2通路が
開けられる。
【0014】請求項5記載の本発明は、請求項4記載の
車両用空気調和装置において、前記開閉手段は前記第2
通路の内気吸込口に設けられたサブ内外気切り替えダン
パであることを特徴としている。
【0015】従って、ブロア風量が少ない場合には、サ
ブ内外気切り替えダンパが閉じ、ブロア風量が多い場合
には、サブ内外気切り替えダンパが開く。
【0016】請求項6記載の本発明は、請求項4記載の
車両用空気調和装置において、前記開閉手段は前記第2
通路の内気吸込口に設けられた内外気切り替えダンパを
ヒータコントロールレバーとブロア風量調整レバーとの
操作状態に応じて、ヒータコントロールレバーとブロア
風量調整レバーとに連動させるリンク機構で構成したこ
とを特徴としている。
【0017】従って、ヒータコントロールレバーとブロ
ア風量調整レバーとに連動して、例えば、フットモード
またはフットデフモードであり、風量が大きい場合にの
み内外気切り替えダンパを開けて内気を取り入れる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の車両用空気調和装置の第
1実施形態について図1〜図3に従って説明する。
【0019】図3に示される如く、車両用空気調和装置
10は、ブロアユニット12、クーラユニット14及び
ヒータユニット16の三つの要素によって構成されてお
り、これらの各ユニットは、それぞれ図示を省略したエ
アシール材を介して相互に連結されることにより一体化
されている。また、この車両用空気調和装置10は、仕
切りガイド18によって、ダクト内が外気と連通可能な
第1通路としての外気通路20と、内気と連通可能な第
2通路としての内気通路22とに仕切られている。
【0020】なお、クーラユニット14内にはエバポレ
ータ14Aが配設されている。また、ヒータユニット1
6内にはヒータコア16Aが配設されており、ヒータコ
ア16Aの上流側にはメインエアミックスダンパ16
B、冷風バイパスダンパ16C、16Dが配設されてい
る。また、ヒータコア16Aの下流側には、サブエアミ
ックスダンパ16E、上下通路連結用の上下バイパスダ
ンパ16F、デフダンパ16G、フットダンパ16Hが
配設されている。また、ヒータユニット16の下流側に
は、三方分岐箱23に連結されており、この三方分岐箱
23には、センターフェイスダンパ23Aが形成されて
いる。
【0021】図1に示される如く、ブロアユニット12
の外気通路20と内気通路22には、単一モータ23で
駆動される第1ブロアファン24と第2ブロアファン2
6とがそれぞれ配設されている。また、外気通路20に
は内気吸込口28及び外気吸込口30を選択的に開閉す
るための内外気切り替えダンパ32が配設されている。
【0022】内気通路22には、外気吸込口30から外
気を導くバイパスダクト34が設けるられている。ま
た、内気通路22の内気吸込口36には、内外気切り替
えダンパ38が設けられており、この内外気切り替えダ
ンパ38は、内気吸込口36を開閉すると共に、バイパ
スダクト34の内気ダクト側開口34Aを開閉するよう
になっている。
【0023】内外気切り替えダンパ38は、リンク40
によってサーボモータ42に接続されており、サーボモ
ータ42の駆動によって、バイパスダクト34の内気ダ
クト側開口34Aを閉塞する内気位置(図1の実線の位
置)と、内気吸込口36を閉塞する外気位置(図1の二
点鎖線の位置)とへ揺動するようになっている。サーボ
モータ42には、制御用アンプ44が接続されており、
この制御用アンプ44には、内外気モードスイッチ4
6、吹出口モードスイッチ48、車速センサ50、ブロ
ア電圧検出回路52が接続されている。
【0024】なお、内外気モードスイッチ46及び吹出
口モードスイッチ48は、それぞれ、インストルメント
パネルのヒータコントロールに設けられた内外気レバー
及び吹出口モードレバーの操作に応じてオン、オフする
ようになっている。
【0025】次に、本第1実施形態の作用を説明する。
図2に示される如く、本第1実施形態の車両用空気調和
装置では、インストルメントパネルのヒータコントロー
ルに設けられた内外気レバーを操作して、内外気モード
スイッチ46を内気モードにすると、内外気切り替えダ
ンパ32が外気吸込口30を閉塞(図1の二点鎖線の位
置)するとともに、サーボモータ42が所定角度回転し
て、内外気切り替えダンパ38が、内気ダクト側開口3
4Aを閉塞する内気位置(図1の実線の位置)になる。
【0026】一方、内外気レバーを操作して、内外気モ
ードスイッチ46を外気モードにした場合には、内外気
切り替えダンパ32が内気吸込口28を閉塞(図1の実
線の位置)するとともに、吹出口モードレバーの操作に
よって吹出口モードスイッチ48がフットモードとフッ
トデフモード以外になると、サーボモータ42が所定角
度回転して、内外気切り替えダンパ38が内気吸込口3
6を閉塞し、バイパスダクト34から導かれる外気を内
気通路22に導入する外気位置(図1の二点鎖線の位
置)になる。
【0027】外気導入の場合であり、且つフットモード
及びフットデフモードの時は、乗員の足元に吹き出す吹
出風を効率良く温めるために、室内より内気吸込口36
を通じて内気通路22に内気を取り込み、エバポレー
タ、ヒータコアを通過した後、フット吹出口に吹き出
す。また、外気吸込口30より外気通路20に外気を取
り込み、エバポレータ、ヒータコアを通過した後、デフ
ロスタ吹出口に吹き出す制御となっている。
【0028】従って、吹出口モードレバーの操作によっ
て吹出口モードスイッチ48がフットモードとフットデ
フモードになると、制御用アンプ44は、車速センサ5
0からの車速データからラム圧力を算出しこのラム圧力
と、ブロア電圧検出回路52のブロア電圧値とから算出
したブロア吐出圧力とを比較し、ラム圧力がブロア吐出
圧力より大きい場合には、内外気切り替えダンパ38を
外気位置(図1の二点鎖線の位置)にするが、ラム圧力
がブロア吐出圧力より小さい場合には、サーボモータ4
2を所定角度回転して、内外気切り替えダンパ38を内
気位置(図1の実線の位置)にする。
【0029】よって、ラム圧力がブロア吐出圧力より大
きくなる、車室内への外気逆流発生条件下では、内外気
切り替えダンパ38が外気位置(図1の二点鎖線の位
置)にあるため、外気が内気通路22の内気吸込口36
から車室内に逆流することがない。また、外気通路20
の外気吸込口30からバイパスダクト34を通ってきた
外気は、第2ブロアファン26により、クーラユニッ
ト、ヒータユニットへ送られるため、内気通路22へ外
気を導入して風量を確保することができ、暖房性能を低
下させることも無い。
【0030】次に、本発明の車両用空気調和装置の第2
実施形態について図4及び図5に従って説明する。
【0031】なお、第1実施形態と同一部材について
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0032】図4に示される如く、本第2実施形態で
は、リレー回路54により、サーボモータ42を制御す
るようになっている。
【0033】図5に示される如く、リレー回路54のリ
レーコイル54Aは、電源56と、インストルメントパ
ネルのヒータコントロールに設けられたブロアポジショ
ン検知用スイッチ58に接続されており、ヒータコント
ロールが高風量に設定された場合にブロアポジション検
知用スイッチ58がオンし、リレーコイル54Aに通電
されるようになっている。
【0034】内外気モードスイッチ46は電源56に接
続されており、内外気モードスイッチ46が内気モード
側の接点46Aと接続された場合には、サーボモータ4
2が駆動し、内外気切り替えダンパ38を内気ダクト側
開口34Aを閉塞する内気位置(図4の実線の位置)に
するようになっている。
【0035】内外気モードスイッチ46の外気モード側
の接点46Bには吹出口モードスイッチ48が接続され
ており、内外気モードスイッチ46が外気モード側の接
点46Bに接続され、且つ吹出口モードスイッチ48が
フットモードとフットデフモード以外側の接点48Aに
接続された場合には、サーボモータ42が駆動し、内外
気切り替えダンパ38を内気吸込口36を閉塞する外気
位置(図4の二点鎖線の位置)にするようになってい
る。
【0036】また、吹出口モードスイッチ48のフット
モード側の接点48Bには、リレースイッチ54Bが接
続されており、吹出口モードスイッチ48がフットモー
ドとフットデフモード側の接点48Bに接続された場合
には、リレースイッチ54Bに電源電圧が供給されるよ
うになっている。このリレースイッチ54Bは、リレー
コイル54Aが通電されると、低風量またはオフ時側の
接点54Cから、高風量時側の接点54Dに切り替わ
り、サーボモータ42を駆動し、内外気切り替えダンパ
38を内気吸込口36を閉塞する外気位置(図4の二点
鎖線の位置)から内気ダクト側開口34Aを閉塞する内
気位置(図4の実線の位置)へ切り替えるようになって
いる。
【0037】なお、ボデー側等でラム圧力を低減できれ
ば、低風量時でも前記切り替え(内気位置)を行うこと
もできる。
【0038】次に、本第2実施形態の作用を説明する。
本第2実施形態の車両用空気調和装置では、内気吸込口
36から車室内への外気の逆流は、第1ブロアファン2
4と第2ブロアファン26とがオフで走行中か、低風量
で高速走行中、即ちラム圧力がブロア吐出圧力より大き
い場合に発生する。
【0039】このため、図5に示される如く、内外気モ
ードスイッチ46が内気モード側の接点46Aに接続さ
れた場合と、内外気モードスイッチ46が外気モード側
の接点46Bに接続され、且つ吹出口モードスイッチ4
8がフットモードとフットデフモード側の接点48Bに
接続され、更に、ブロアポジションが高風量に設定され
た場合、即ち、内気吸込口36から車室内への外気の逆
流の可能性が無く、且つ最大暖房能力が必要な高風量時
のみ、内外気切り替えダンパ38を内気ダクト側開口3
4Aを閉塞する内気位置(図4の実線の位置)とする。
このため、外気が内気通路22の内気吸込口36から車
室内に逆流することがない。
【0040】また、内外気モードスイッチ46が外気モ
ード側の接点46Bに接続され、且つ吹出口モードスイ
ッチ48がフットモードとフットデフモード以外側の接
点48Aに接続された場合と、内外気モードスイッチ4
6が外気モード側の接点46Bに接続され、且つ吹出口
モードスイッチ48がフットモードとフットデフモード
側の接点48Bに接続され、更に、ブロアポジションが
低風量またはオフに設定された場合、即ち、内気吸込口
36から車室内への外気の逆流の可能性が有り、且つ最
大暖房能力をそれほど必要としない場合には、内外気切
り替えダンパ38を内気吸込口36を閉塞する外気位置
(図4の二点鎖線の位置)とする。このため、バイパス
ダクト34を通ってきた外気は、第2ブロアファン26
により、クーラユニット、ヒータユニットへ送られるた
め、内気通路22へ外気を導入して風量を確保でき、暖
房性能を低下させることも無い。
【0041】また、上記構成としたので、本第2実施形
態の車両用空気調和装置は、本第1実施形態の車両用空
気調和装置に比べ低コストになる。
【0042】次に、本発明の車両用空気調和装置の第3
実施形態について図6及び図7に従って説明する。
【0043】なお、第1実施形態と同一部材について
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0044】図6に示される如く、本第3実施形態で
は、内外気切り替えダンパ38は、ケーブル60によっ
て、インストルメントパネルのヒータコントロールレバ
ーに接続された吹出口モードケーブル(図示省略)に接
続されており、フットモード及びフットデフモード時に
は、常時、内外気切り替えダンパ38を内気ダクト側開
口34Aを閉塞する内気位置(図6の実線の位置)とす
るようになっている。
【0045】図7に示される如く、本第3実施形態で
は、内気吸込口36に複数枚の逆流防止手段としてのゴ
ムタレ62が設けられており、これらのゴムタレ62
は、内気吸込口36に形成された複数のスリット64の
ダクト内側の縁部に一辺が固定されている。このため、
これらのゴムタレ62は、ブロア内気吸込口圧力より車
室内圧力が小さくなり逆流が発生しそうになると、スリ
ット64を閉塞する位置(図7の実線位置)となり、内
気吸込口36から車室内への逆流を防止するようになっ
ている。
【0046】一方、逆流が発生しない場合、即ち、ブロ
ア内気吸込口圧力より車室内圧力が大きくなった場合に
は、これらのゴムタレ62は、スリット64を開放する
位置(図7の二点鎖線位置)となり、内気吸込口36か
ら車室内の空気(図7の矢印W)が吸い込まれるように
なっている。
【0047】次に、本第3実施形態の作用を説明する。
図6に示される如く、本第3実施形態の車両用空気調和
装置10では、フットモード時には、吹出口モードケー
ブルに連動してケーブル60が移動し、内外気切り替え
ダンパ38が内気ダクト側開口34Aを閉塞する内気位
置(図6の実線の位置)となる。
【0048】この状態で、ブロア内気吸込口圧力より車
室内圧力が小さくなり逆流が発生しそうになると、図7
に実線で示される様に、ゴムタレ62がスリット64を
閉塞する位置(図7の実線位置)となり、簡単な構造で
内気吸込口36から車室内への外気の逆流を防止でき
る。
【0049】一方、逆流が発生しない場合には、ブロア
内気吸込口圧力より車室内圧力が大きくなり、これらの
ゴムタレ62は、スリット64を開放する位置(図7の
二点鎖線位置)となり、内気吸込口36から車室内の空
気が吸い込まれる。
【0050】また、上記構成としたので、本第3実施形
態の車両用空気調和装置は、本第2実施形態の車両用空
気調和装置に比べ低コストになる。
【0051】なお、本第3実施形態の場合、フットモー
ド時以外、外気通路20と内気通路22とも内気モード
の時には、吹出口モードケーブルに連動してケーブル6
0が移動し、内外気切り替えダンパ38が内気吸込口3
6を閉塞する外気位置(図6の二点鎖線の位置)にな
る。従って、外気通路20の内気吸込口28より、吸い
込まれた車室内空気はバイパスダクト34を通って、第
2ブロアファン26に吸い込まれるため、内気通路22
の風量を確保できる。
【0052】また、本第3実施形態では、内気吸込口3
6に複数枚の逆流防止手段としてのゴムタレ62を設け
たが、これに代えて、図8に示される如く、内気吸込口
36に逆流防止手段としての逆流防止ダンパ66とスプ
リング68を設けても良い。この逆流防止ダンパ66
は、内気吸込口36のダクト内側に揺動可能に軸支され
ており、内気吸込時以外は、スプリング68によって、
内気吸込口36を閉塞する位置(図8の実線の位置)と
されている。一方、ブロア内気吸込口側69が負圧にな
り、逆流防止ダンパ66を開放する方向(図8の矢印A
方向)に力が作用し、その力が、スプリング68の付勢
力より大きくなると、逆流防止ダンパ66が内気吸込口
36を開放する位置(図8の二点鎖線の位置)となり、
車室内の空気(図7の矢印W)を吸込むようになってい
る。
【0053】次に、本発明の車両用空気調和装置の第4
実施形態について図9及び図10に従って説明する。
【0054】なお、第3実施形態と同一部材について
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0055】図9に示される如く、本第4実施形態で
は、内気吸込口36にサブ内外気切り替えダンパ90が
設けられている。このサブ内外気切り替えダンパ90
は、回転可能な軸92に固定されており、内気吸込口3
6を閉塞する閉塞位置(図9の実線の位置)と、内気吸
込口36を開放する開放位置(図9の二点鎖線の位置)
へ移動するようになっている。
【0056】図10に示される如く、サブ内外気切り替
えダンパ90は、リンク94に連結部90Aを介して連
結されている。リンク94の基部94Aの一方の端部9
4Bは軸96に軸支されており、リンク94は、図10
の時計回転方向(図10の矢印B方向)及び図10の反
時計回転方向(図10の矢印C方向)へ回転可能となっ
ている。リンク94の基部94Aの他方の端部94Cに
は円弧状に延びる延設部94Dが形成されており、リン
ク94にはスリット98が形成されている。延設部94
Dに沿って延びるスリット98の湾曲部98Aの一方の
端部には、リンク94の基部94Aに沿って延びる直線
部98Bが形成されている。
【0057】スリット98には、サブ内外気切り替えダ
ンパ90の連結部90Aに立設されたピン100が係合
している。なお、リンク94が実線の位置にある場合に
は、ピン100がスリット98の直線部98B内にあ
り、この状態で、リンク94が矢印B方向へ回転する
と、ピン100が直線部98Bの側面に押圧され、リン
ク94とともに回転する。これによって、サブ内外気切
り替えダンパ90が内気吸込口36を閉塞する閉塞位置
(図9の実線の位置)から、内気吸込口36を開放する
開放位置(図9の一点鎖線の位置)方向へ移動する。
【0058】この時、ピン100が直線部98B内を湾
曲部98A方向へ移動し、サブ内外気切り替えダンパ9
0が、開放位置(図9の一点鎖線の位置)へ到達する
と、ピン100が直線部98Bから湾曲部98Aへ移行
するようになっている。従って、リンク94がさらに矢
印B方向へ回転した場合には、ピン100とスリット9
8とが相対移動し、リンク94が図10の二点鎖線で示
される位置へ移動しても、サブ内外気切り替えダンパ9
0は二点鎖線で示される位置から回転しないようになっ
ている。
【0059】一方、リンク94が図10に二点鎖線で示
される位置から矢印C方向へ回転する場合には、リンク
94が図10に一点鎖線で示される位置に達すると、ピ
ン100が湾曲部98Aの端部に到達する。従って、リ
ンク94がさらに矢印C方向へ回転した場合には、ピン
100が直線部98Bの側面に押圧され、リンク94と
ともに回転する。これによって、サブ内外気切り替えダ
ンパ90が内気吸込口36を開放する開放位置(図9の
二点鎖線の位置)から、内気吸込口36を閉塞する閉塞
位置(図9の実線の位置)方向へ移動する。この時、ピ
ン100が直線部98B内を軸96方向へ移動するよう
になっている。
【0060】リンク94の基部94Aには、ブロアケー
ブル102の一方の端部102Aが連結されており、ブ
ロアケーブル102の他方の端部102Bは、ブロアス
イッチ104のブロア風量調整レバー106に連結され
ている。なお、ブロア風量調整レバー106がブロア停
止(OFF)位置(図10の実線の位置)にある場合に
は、ブロアケーブル102で連結されたリンク94が図
10の実線の位置に、また、ブロア風量調整レバー10
6がブロア風量小(Lo)の位置にある場合には、リン
ク94が図10の一点鎖線の位置に、さらに、ブロア風
量調整レバー106がブロア風量大(Hi)の位置(図
10の二点鎖線の位置)にある場合には、リンク94が
図10の二点鎖線の位置になるように設定されている。
【0061】次に、本第4実施形態の作用を説明する。
図10に示される如く、本第4実施形態の車両用空気調
和装置10では、ブロア風量調整レバー106がブロア
停止位置(図10の実線の位置)にある場合には、ブロ
アケーブル102で連結されたリンク94が図10の実
線の位置にあり、サブ内外気切り替えダンパ90が内気
吸込口36を閉塞する閉塞位置(図9の実線の位置)と
なる。また、ブロア風量調整レバー106をブロア停止
(OFF)位置から、ブロア風量小(Lo)の位置方向
(図10の矢印D方向)へ操作すると、ブロアケーブル
102が移動し、リンク94が図10の一点鎖線の位置
に移動し、サブ内外気切り替えダンパ90が内気吸込口
36を開放する開放位置(図10の二点鎖線の位置)と
なる。
【0062】さらに、ブロア風量調整レバー106をブ
ロア風量小(Lo)の位置から、ブロア風量中(Me)
の位置を通りブロア風量大(Hi)の位置(図10の二
点鎖線の位置)に移動すると、ブロアケーブル102が
移動し、リンク94が図10の二点鎖線の位置に移動す
るが、ピン100とスリット98とが相対移動するた
め、サブ内外気切り替えダンパ90は内気吸込口36を
開放する開放位置(図10の二点鎖線の位置)のままと
なる。なお、ブロア風量調整レバー106をブロア風量
大(Hi)の位置から、ブロア風量小(Lo)の位置ま
で移動する場合には、サブ内外気切り替えダンパ90は
内気吸込口36を開放する開放位置(図10の二点鎖線
の位置)のままとなり、ブロア風量調整レバー106を
ブロア風量小(Lo)の位置からブロア停止(OFF)
位置へ移動した場合には、サブ内外気切り替えダンパ9
0が内気吸込口36を開放する開放位置(図10の二点
鎖線の位置)から、内気吸込口36を閉塞する閉塞位置
(図10の実線の位置)へ移動する。
【0063】従って、本第4実施形態の車両用空気調和
装置は、ブロア風量調整レバー106がブロアケーブル
102及びリンク94によってサブ内外気切り替えダン
パ90に連結されており、ブロア風量が無い場合には、
サブ内外気切り替えダンパ90が内気吸込口36を閉塞
し、ブロア風量が多くなるとサブ内外気切り替えダンパ
90が内気吸込口36を開放する。このため、ブロア風
量が少ないために生じる、外気風の車室内への逆流を防
止することができる。
【0064】また、本第4実施形態では、ブロア停止時
のみ内気吸込口36を閉塞するリンク機構としたが、停
止時と低風量時に内気吸込口36を閉塞するリンク機構
としても良い。
【0065】次に、本発明の車両用空気調和装置の第5
実施形態について図11〜図16に従って説明する。
【0066】なお、第1実施形態と同一部材について
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0067】図11に示される如く、本第5実施形態で
は、内外気切り替えダンパ38は、回転可能な軸110
に固定されており、バイパスダクト34の内気ダクト側
開口34Aを閉塞し、内気吸込口36を開放する内気位
置(図11の一点鎖線の位置)と、内気吸込口36を閉
塞する外気位置(図12の実線の位置)とへ揺動するよ
うになっている。
【0068】図12に示される如く、軸110には、第
1リンク112が固定されている。この第1リンク11
2は軸110側の半分が直線状になっており、残り半分
が円弧状になっている。また、第1リンク112には、
円弧状部112Aから直線部112Bへ至るスリット1
14が形成されており、このスリット114も円弧状部
114Aと直線部114Bを備えている。
【0069】スリット114には、第2リンク116の
一方の端部116Aに立設されたピン118が挿入され
ており、ピン118はスリット114内を移動可能にな
っている。第2リンク116の中央部には、略垂直に枝
部116Bが形成されており、この枝部116Bにはピ
ン120が立設されている。このピン120は、第3リ
ンク122に形成されたスリット124に挿入されてい
る。第3リンク122の基部122Aは直線状とされて
おり、一方の端部122Bは段付きビス126によっ
て、第4リンク128に形成された凸部128Aに回転
可能に軸支されている。
【0070】第3リンク122の基部122Aの他方の
端部122Cには円弧状に延びる延設部122Dが形成
されており、スリット124は、延設部122Dに沿っ
て延びる湾曲部124Aと、基部112Aに沿って延び
る直線部124Bを備えている。
【0071】第3リンク122の基部122Aの中央部
には、ピン127が立設されており、このピン127に
は、ブロアケーブル129の一方の端部129Aが係合
している。なお、ブロアケーブル129のチューブ13
0は、第4リンク128に設けられた取付部128Bに
固定されている。また、第4リンク128に形成された
螺子孔128Cには、第2リンク116の他方の端部1
16Cが、段付きビス132よって回転可能に軸支され
ている。
【0072】第4リンク128には、ピン134が立設
されており、このピン134は第5リンク136の一方
の端部136Aに形成された直線状のスリット138に
挿入されている。第5リンク136の中央部136B
は、段付きビス140によって、図示を省略した空気調
和ユニットのフレームに回転可能に軸支されている。第
5リンク136の他方の端部136Cには、ピン142
が立設されており、このピン142は、第6リンク14
4に形成されたスリット146に挿入されている。
【0073】第6リンク144は段付きビス145によ
って、図示を省略した空気調和ユニットのフレームに回
転可能に軸支されている。第6リンク144にはピン1
48が立設されており、このピン148には、吹出口モ
ードケーブル150の一方の端部150Aが係合してい
る。なお、吹出口モードケーブル150のチューブ15
2は、図示を省略した空気調和ユニットのフレームに取
付金具154を介して固定されている。
【0074】図13(B)に示される如く、ブロアケー
ブル129の他方の端部129Bは、ブロアスイッチ1
04のブロア風量調整レバー106に連結されている。
【0075】図13(C)に示される如く、吹出口モー
ドケーブル150の他方の端部150Bは、吹出口モー
ドスイッチ158の吹出口モードレバー160に連結さ
れている。
【0076】次に、本第5実施形態の作用を説明する。
図13(B)に実線で示される如く、ブロア風量調整レ
バー106が風量大(Hi)の位置にあり、図13
(C)に示される如く、吹出口モードレバー160をデ
フモード(Def)からフットモード(Foot)へ操
作した場合には、図13(A)に示される如く、吹出口
モードケーブル150を介して、第6リンク144が実
線の位置から一点鎖線の位置へ回転する。
【0077】第6リンク144が回転すると、スリット
146の側面によってピン148が押圧され、第5リン
ク136が実線の位置から一点鎖線の位置へ回転する。
なお、吹出口モードレバー160がFace、B/Lの
各モードにある場合には、スリット146に形状によっ
て、第5リンク136はデフモード(Def)の時と同
じ実線の位置となる。また、吹出口モードレバー160
がF/Dのモードにある場合には、スリット146に形
状によって、第5リンク136はフットモード(Foo
t)の時と同じ一点鎖線の位置となる。
【0078】第5リンク136が回転すると、スリット
138の側面によってピン134が押圧され、第4リン
ク128が実線の位置から一点鎖線の位置へ回転する。
この際、ブロア風量調整レバー106が風量大(Hi)
の位置にあり、第3リンク122が実線の位置にあるた
め、第4リンク128とともに、ブロアケーブル129
と第3リンク122が実線の位置から一点鎖線の位置へ
回転する。
【0079】第3リンク122が回転すると、スリット
124の側面によってピン120が押圧され、第2リン
ク116が実線の位置から一点鎖線の位置へ回転する。
【0080】第2リンク116が回転すると、ピン11
8によってスリット114の側面が押圧され、第1リン
ク112が実線の位置から一点鎖線の位置へ回転し、内
外気切り替えダンパ38を内気吸込口36を閉塞する外
気位置(実線の位置)から内気ダクト側開口34Aを閉
塞し、内気吸込口36を開放する内気位置(一点鎖線の
位置)へ切り替える。
【0081】次に、図14(B)に実線で示される如
く、ブロア風量調整レバー106がブロア停止位置(O
FF)にあり、図14(C)に示される如く、吹出口モ
ードレバー160をデフモード(Def)からフットモ
ード(Foot)へ操作した場合には、図14(A)に
示される如く、吹出口モードケーブル150を介して、
第6リンク144が実線の位置から一点鎖線の位置へ回
転する。
【0082】第6リンク144が回転すると、スリット
146の側面によってピン148が押圧され、第5リン
ク136が実線の位置から一点鎖線の位置へ回転する。
第5リンク136が回転すると、スリット138の側面
によってピン134が押圧され、第4リンク128が実
線の位置から一点鎖線の位置へ回転する。
【0083】この際、ブロア風量調整レバー106がブ
ロア停止の位置にあり、第3リンク122が実線の位置
にあるため、第4リンク128とともに、ブロアケーブ
ル129と第3リンク122が実線の位置から一点鎖線
の位置へ回転する。
【0084】第3リンク122が回転すると、スリット
124の側面によりピン120が押圧され、第2リンク
116が実線の位置から一点鎖線の位置へ回転する。
【0085】しかしながらこの場合には、第2リンク1
16が回転すると、ピン118がスリット114の円弧
状部114A内を移動するのみで、第1リンク112は
実線の位置から移動しない。よって、内外気切り替えダ
ンパ38は内気吸込口36を閉塞する外気位置(実線の
位置)のままとなる。
【0086】次に、図15(C)に示される如く、吹出
口モードレバー160がデフモード(Def)の位置に
あり、図15(B)に示される如く、ブロア風量調整レ
バー106をブロア停止位置(実線の位置)からブロア
風量大の位置(一点鎖線の位置)へ操作した場合には、
図15(A)に示される如く、吹出口モードケーブル1
50により、第6リンク144、第5リンク136、第
4リンク128が実線の位置にあり移動せず、ブロアケ
ーブル129により、第3リンク122が実線の位置か
ら一点鎖線の位置へ回転する。
【0087】第3リンク122が回転すると、スリット
124の側面によりピン120が押圧され、第2リンク
116が実線の位置から一点鎖線の位置へ回転する。
【0088】しかしながらこの場合には、第2リンク1
16が回転すると、ピン118がスリット114の円弧
状部114A内を移動するのみで、第1リンク112は
実線の位置から移動しない。よって、内外気切り替えダ
ンパ38を内気吸込口36を閉塞する外気位置(実線の
位置)のままとなる。
【0089】次に、図16(C)に示される如く、吹出
口モードレバー160がフットモード(Foot)の位
置にあり、図16(B)にブロア風量調整レバー106
をブロア停止位置(実線の位置)からブロア風量大の位
置(一点鎖線の位置)へ操作した場合には、図16
(A)に示される如く、吹出口モードケーブル150に
より、第6リンク144、第5リンク136、第4リン
ク128が実線の位置にあり移動せず、ブロアケーブル
129により、第3リンク122が実線の位置から一点
鎖線の位置へ回転する。
【0090】第3リンク122が回転すると、スリット
124の側面によりピン120が押圧され、第2リンク
116が実線の位置から一点鎖線の位置へ回転する。
【0091】第2リンク116が回転すると、ピン11
8によってスリット114の側面が押圧され、第1リン
ク112が実線の位置から一点鎖線の位置へ回転し、内
外気切り替えダンパ38を内気吸込口36を閉塞する外
気位置(実線の位置)から内気ダクト側開口34Aを閉
塞し、内気吸込口36を開放する内気位置(一点鎖線の
位置)へ切り替える。
【0092】この様に、本第5実施形態の車両用空気調
和装置では、吹出口モードレバー160がフットモード
(Foot)及びF/Dモードの位置にあり、且つブロ
ア風量調整レバー106がブロア風量大(Hi)の位置
にある場合のみに、内外気切り替えダンパ38が内気吸
込口36を開放する内気位置(一点鎖線の位置)とな
り、内気を取り込むようになっているため、外気の車室
内への逆流を防止できる。
【0093】また、本第5実施形態の車両用空気調和装
置では、ブロア停止時であり、フットモードもしくはフ
ットデフモード時のみ内気位置としているが、ブロア風
量小(Lo)の場合に内気位置としても良い。
【0094】また、本第5実施形態の車両用空気調和装
置では、第1リンク112、第2リンク116、第3リ
ンク122、第4リンク128、第5リンク136、第
6リンク144を有するリンク機構によって、内外気切
り替えダンパ38の開閉を制御する構成としたので、第
4実施形態の車両用空気調和装置に用いたサブ内外気切
り替えダンパが必要なくなる。
【0095】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、ダクト内を外
気と連通可能な第1通路と、内気と連通可能な第2通路
とに仕切り、第1通路と第2通路にそれぞれ単一モータ
で駆動されるブロアファンを配設している車両用空気調
和装置であって、第2通路に設けられた外気を導くバイ
パスダクトと、第2通路の内気吸込口に設けられた内外
気切り替え手段とを備え、第1通路から第2通路へ外気
の逆流が発生する状態では、内外気切り替え手段を外気
導入側に切り替え内気吸込口を閉塞する構成としたの
で、外気の車室内への逆流を防止でき、且つ第2通路へ
外気を導入して風量を確保できるので暖房性能の低下を
防止することができるという優れた効果を有する。
【0097】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用空気調和装置において、内外気切り替え手段をヒ
ータコントロールと連動させたので、外気の車室内への
逆流を防止できるとともに、装置の簡素化を図ることが
できるという優れた効果を有する。
【0098】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
車両用空気調和装置において、内外気切り替え手段は、
第2通路の内気吸込口に設けられた内外気切り替えダン
パと、第2通路の内気吸込口への内気の流入のみを許容
する逆流防止手段と、で構成されているので、簡単な構
造で外気の車室内への逆流を防止できるという優れた効
果を有する。請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
車両用空気調和装置において、ブロア風量が小さい場合
には、第2通路の内気吸込口を閉じる開閉手段を有する
構成としたので、ブロア風量が少ないために生じる外気
風の車室内への逆流を防止することができるという優れ
た効果を有する。
【0099】請求項5記載の本発明は、請求項4記載の
車両用空気調和装置において、開閉手段は第2通路の内
気吸込口に設けられたサブ内外気切り替えダンパである
ので、ブロア風量が少ない場合に、内気の第2通路から
の取り入れ中止することができ、外気風の車室内への逆
流を防止することができるという優れた効果を有する。
【0100】請求項6記載の本発明は、請求項4記載の
車両用空気調和装置において、開閉手段は第2通路の内
気吸込口に設けられた内外気切り替えダンパをヒータコ
ントロールレバーとブロア風量調整レバーとの操作状態
に応じて、ヒータコントロールレバーとブロア風量調整
レバーとに連動させるリンク機構で構成したので、請求
項3記載の効果に加えて、構成部品を増やすことなく内
外気切り替えダンパの開閉を制御することができるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用空気調和装
置の一部を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る車両用空気調和装
置の制御を説明する説明図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る車両用空気調和装
置を示す概略構成図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る車両用空気調和装
置の一部を示す概略構成図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る車両用空気調和装
置の制御を説明する説明図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る車両用空気調和装
置の一部を示す概略構成図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る車両用空気調和装
置の内気吸込口を示す概略構成図である。
【図8】本発明の第3実施形態の変形例に係る車両用空
気調和装置の内気吸込口を示す概略構成図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係る車両用空気調和装
置の一部を示す概略構成図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係る車両用空気調和
装置のリンク機構を示す概略構成図である。
【図11】本発明の第5実施形態に係る車両用空気調和
装置の一部を示す概略構成図である。
【図12】本発明の第5実施形態に係る車両用空気調和
装置のリンク機構を示す分解斜視図である。
【図13】(A)は本発明の第5実施形態に係る車両用
空気調和装置においてブロア風量大でデフモードからフ
ットモードに切り替えた場合のリンク機構を示す作用説
明図であり、(B)はその時のブロア風量調整レバーを
示す作用説明図であり、(C)はその時の吹出口モード
レバーを示す作用説明図である。
【図14】(A)は本発明の第5実施形態に係る車両用
空気調和装置においてブロア停止でデフモードからフッ
トモードに切り替えた場合のリンク機構を示す作用説明
図であり、(B)はその時のブロア風量調整レバーを示
す作用説明図であり、(C)はその時の吹出口モードレ
バーを示す作用説明図である。
【図15】(A)は本発明の第5実施形態に係る車両用
空気調和装置においてデフモードでブロア停止からブロ
ア風量大に切り替えた場合のリンク機構を示す作用説明
図であり、(B)はその時のブロア風量調整レバーを示
す作用説明図であり、(C)はその時の吹出口モードレ
バーを示す作用説明図である。
【図16】(A)は本発明の第5実施形態に係る車両用
空気調和装置においてフットモードでブロア停止からブ
ロア風量大に切り替えた場合のリンク機構を示す作用説
明図であり、(B)はその時のブロア風量調整レバーを
示す作用説明図であり、(C)はその時の吹出口モード
レバーを示す作用説明図である。
【図17】従来例に係る車両用空気調和装置を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
10 車両用空気調和装置 12 ブロアユニット 18 仕切りガイド 20 外気通路(第1通路) 22 内気通路(第2通路) 23 モータ 24 第1ブロアファン 26 第2ブロアファン 34 バイパスダクト 36 内気吸込口 38 内外気切り替えダンパ(内外気切り替え手段) 40 リンク 42 サーボモータ 44 制御用アンプ 46 内外気モードスイッチ 48 吹出口モードスイッチ 50 車速センサ 52 ブロア電圧検出回路 54 リレー回路 58 ブロアポジション検知用スイッチ 60 ケーブル 62 ゴムタレ(逆流防止手段) 66 逆流防止ダンパ(逆流防止手段) 68 スプリング(逆流防止手段) 90 サブ内外気切り替えダンパ 94 リンク 102 ブロアケーブル 106 ブロア風量調整レバー 112 第1リンク 116 第2リンク 122 第3リンク 128 第4リンク 129 ブロアケーブル 136 第5リンク 144 第6リンク 150 吹出口モードケーブル 160 吹出口モードレバー(ヒータコントロールレ
バー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 幸男 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト内を外気と連通可能な第1通路
    と、内気と連通可能な第2通路とに仕切り、前記第1通
    路と第2通路にそれぞれ単一モータで駆動されるブロア
    ファンを配設している車両用空気調和装置であって、 前記第2通路に設けられた外気を導くバイパスダクト
    と、 前記第2通路の内気吸込口に設けられた内外気切り替え
    手段と、 を備え、前記第2通路の内気吸込口を通して車室内への
    外気の逆流が発生する状態では、前記内外気切り替え手
    段を外気導入側に切り替え前記内気吸込口を閉塞するこ
    とを特徴とする車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記内外気切り替え手段をヒータコント
    ロールと連動させたことを特徴とする請求項1記載の車
    両用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記内外気切り替え手段は、前記第2通
    路の内気吸込口に設けられた内外気切り替えダンパと、
    前記第2通路の内気吸込口への内気の流入のみを許容す
    る逆流防止手段と、で構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 ブロア風量が小さい場合には、前記第2
    通路の内気吸込口を閉じる開閉手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の車両用空気調和装置。
  5. 【請求項5】 前記開閉手段は前記第2通路の内気吸込
    口に設けられたサブ内外気切り替えダンパであることを
    特徴とする請求項4記載の車両用空気調和装置。
  6. 【請求項6】 前記開閉手段は前記第2通路の内気吸込
    口に設けられた内外気切り替えダンパをヒータコントロ
    ールレバーとブロア風量調整レバーとの操作状態に応じ
    て、ヒータコントロールレバーとブロア風量調整レバー
    とに連動させるリンク機構で構成したことを特徴とする
    請求項4記載の車両用空気調和装置。
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