JP2017501924A - 外気の取入れと共に再循環気の流れを維持する、暖房、通気、および/または空調システム用の空気取入ケーシング - Google Patents

外気の取入れと共に再循環気の流れを維持する、暖房、通気、および/または空調システム用の空気取入ケーシング Download PDF

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Abstract

本発明は、暖房、通気、および/または空調システムへの外気および再循環気の供給用の空気取入ケーシングに関する。そのケーシングは、少なくとも1つの空気駆動装置への外気および/または再循環気の供給用の回路を備えている。当該ケーシングは、前記回路内への再循環気の流れの提供用の手段(16,17)を更に備えている。当該手段(16,17)は、圧力差によって開くことができる。前記回路は、少なくとも一時的に前記圧力差を生じさせる圧力降下が、その内部で作り出されるように構成されている。

Description

本発明は、自らの放出口において、暖房、通気、および/または空調(空気調和)システムへ給気を行う空気取入ケーシングであって、異なる供給源からの2つの空気の流れ同士の間の配分を制御するための手段を備えたものに関する。
暖房、通気、および/または空調システムは、自動車内部の外側からの空気(外気)と、自動車内部の内側からの空気(再循環気)とのいずれかを導入するために空気取入口を備えている。
この目的のために空気取入ケーシングは、暖房、通気、および/または空調システム内へと導入される流れを選択することを可能とするフラップを有している。それらのケーシングはまた、当該システムによって自動車内部へと導入される空気の質に処置をするための濾過手段を含んでいる。
暖房、通気、および/または空調システムは、空気を送出するために、両吸込型のエンジン・ファンないしブロア、でなければ複動式エンジン・ファンを用い得る。この場合、空気取入装置は、2つの放出口であって、それぞれが、入来する空気の流れが取り入れられて濾過された後に1つのブロアに給気を行う放出口を持てるようにされている。
暖房、通気、および/または空調システムはまた、異なる複数の動作モードを有し得る。それらの動作モードは、非限定的には、窓の曇り取り、急速暖房、および温度の維持である。これらの動作モードに応じて、一方ないし他方のブロア、或いは両方のブロアへ向かって様々な流れを送る必要が存在し得る。このことは、外気および再循環気の流れに対する各取入口の、また各ブロアに対応した2つの放出口の方に向けられる各プラップの選択の、比較的複雑なセットを伴って空気取入ケーシングが設計される、ということを意味する。
さらに、これらの設備は、とりわけ自動車の用途に対しては、軽量で、最小限の数の構成要素(特に選択フラップ)を有していなければならない。
動作上の目的、また互いに反対の2方向に供される同軸ブロアとの統合の目的に応ずるために、次のような空気取入ケーシングについての提案が成されている。即ち、第1の上方吸入開口に対向して、外気取入口、再循環気取入口、および2つの空気の流れ同士の間で選択を行うための選択フラップと、第2の下方吸入開口に近接して、隠蔽可能な再循環気取入口とを有した空気取入ケーシングである。そのケーシングは更に、所望の動作モードに応じて、2つの取入口を制御する各フラップの位置を定めるシステムによって制御される。
この構成によって、暖房、通気、および/または空調システムにおける特定型式の作動を最適化することが可能となる。例えば、当該ケーシングは、システムが再循環気しか利用しないときには2つの入口へ再循環気を直接的に供給したり、混合作動中には上部入口へ外気を、下部入口へ再循環気を直接的に供給したりするために構成されてもよい。
他方で、外気作動中に再循環気用の下方取入口が閉じられる場合、空気は、上方空気取入口から下方放出口へ向かって進むのに、ケーシング内の複雑な経路に沿って進まねばならない。このことは特に、上方フラップが、ある割合の再循環気を通過させられる位置におかれるときに不都合なことである。
具体的には、暖房、通気、および/または空調システムの再循環気回路内における逆圧は、比較的弱いものである。他方、上方空気取入口と下方放出口との間における空気の通過用の回路は、一体性や重量の要件の理由から、複雑であって、比較的大きな圧力降下を生じさせ得る。従って、この作動のモードにおける再循環気の使用に関連した利点の一つを失ってしまう危険性がある。
本発明の目的は、ケーシングが上部から給気を受ける動作のモードにおいて、再循環気回路内の逆圧を最小限にしつつ、下方空気送出装置へ向かって再循環気を送り込むことにある。
本発明は、暖房、通気、および/または空調システムに外気および再循環気を供給するように企図された空気取入ケーシングであって、少なくとも1つの空気送出装置へ外気および/または再循環気を供給するように企図された回路を備えると共に、前記回路へ再循環気の流れをもたらすように企図された手段を更に備え、前記手段は、圧力の差の結果として開くことができ、前記回路は、少なくとも一時的に前記圧力の差を生じさせる圧力降下が、その内部に作り出されるように構成されている、空気取入ケーシングに関するものである。
再循環気の流れをもたらすように企図された前記手段は、より直接的に再循環気放出口へ通じ、かくして再循環気回路内の圧力降下を制限する。従って、この補充的な手段を通過する再循環気の流れの部分については、自動車内部より到来する再循環気用の回路内での弱い逆圧によってもたらされる利点を利用することが可能となる。そして、このことは、制御式の開閉手段に頼ることなく達成されるのである。
特に、大きな圧力降下を生じさせる要素が前記回路内に介在されている場合には、再循環気の流れをもたらすように企図された、圧力の差の結果として開くことができる前記手段は、圧力降下要素に対して、前記送出装置へ給気を行うように企図された回路の側に置かれる。
前記回路は、第1の圧力降下を伴って第1の空気送出装置へ給気を行うように企図された少なくとも1つの第1部分の中へと開いている共通部分と、前記第1の圧力降下よりも大きい第2の圧力降下を伴って第2の空気送出装置へ給気を行うように企図された少なくとも1つの第2部分とを含んでおり、再循環気の流れをもたらすように企図された前記手段が、前記第2部分と連通していると有利である。
換言すれば、空気取入ケーシングは、それぞれが空調システムの異なる部分へ送気し得る2つの空気送出装置で当該システムへ給気を行うのである。さらに、再循環気は、2つの空気送出装置に共通の取入口によって、第2の装置内の圧力降下がより大きな状態で供給される。圧力の差の結果として開いて優先事項として当該第2の装置へ再循環気の流れをもたらす手段を備え付けることによって、当該手段の効果が最適化される。
当該ケーシングは、回路の前記共通部分内に濾過手段を含んでいてもよい。この、一般的には圧力降下の原因となる濾過手段は通常、外部からやって来た外気が通らねばならない回路において用いられる。他方では、この濾過は、既に濾過されてしまっている外部の空気から本来やって来る再循環気に対しては、用いる必要の無いものである。本発明の実施は、この濾過手段が概して外気の取入口に近接して配置される、という事実を利用するものである。従って、空気送出装置へ給気を行うために、この圧力降下を回避しつつケーシング内の回路に再循環気の取入口を配置するための空間が残されるのである。
前記回路は、外気および/または再循環気用の少なくとも1つの取入口と、少なくとも1つのダクトとを含み、前記取入口は前記共通部分内へと開き、前記共通部分は、前記空気取入口から、第1の空気送出装置へ給気を行うように企図された少なくとも1つの放出口との間に連通をもたらし、前記少なくとも1つのダクトは、前記共通部分と、前記第2の送出装置へ給気を行うように企図された第2放出口との間に連通をもたらし、再循環気の流れをもたらすように企図された前記手段は前記ダクト内へと開いていることが好ましい。共通部分のダクトにおける口の形状構成は、しばしば追加的な圧力降下を引き起こす、ということに留意されたい。
特定モードの実施形態において、空気取入ケーシングの前記回路は、前記空気送出装置のうち第1のものへ給気を行うように企図された、前記放出口のうち第1のものと、前記空気送出装置のうち第2のものへ給気を行うように企図された、前記放出口のうち第2のものと、圧力降下を生じさせる前記要素の下流側に設置されるダクトとを含んでいる。当該ダクトは、外気および/または再循環気用の前記取入口から前記第2の放出口へ給気を行い、そして再循環気の流れを供給するように企図された手段が、そのダクト内へと開いている。
この構成は、二層式ケーシングに対応している。この場合、追加的な再循環気取入口が、前記ダクトにおいて、第2空気送出装置(これに対する供給回路が最も長い)にできるだけ近接して設置されることが有利である。具体的には、これは、外気供給回路における圧力降下が最大となる空気送出装置である。
特定モードの実施形態によれば、当該空気取入ケーシングは、制御式閉鎖手段の備え付けられる再循環気取入口を更に備え、当該再循環気取入口が前記ダクト内へと開いている。この閉鎖手段は、主フラップと呼ばれるフラップであることが有利である。
本発明の実施形態の、一緒に、或いは別々に採用され得る様々なモードによれば:
− 圧力の差の結果として再循環気の流れをもたらすように企図された手段は、主フラップに形成された開口を含んでおり、
− 圧力の差の結果として再循環気の流れをもたらすように企図された手段は、当該ケーシングの内側で主フラップ上に配置された、復元手段を伴う追加的なフラップを含んでおり、
− 追加的なフラップの開きが、止め手段によって範囲に関して制限されており、
− 主フラップに形成された開口の断面が、格子によって部分的に塞がれており、
− 追加的なフラップを復元させるための手段は、重力であり、
− 追加的なフラップを復元させるための手段は、弾性手段であり、
− 閉鎖用の主フラップは、前記ダクトによる前記第2放出口への給気を閉ざす位置を有している。
本発明はまた、前記の空気取入ケーシングを備えている空調ケーシングに関するものである。
添付図面を参照して以下の説明を読めば、本発明がより良好に理解され、本発明のその他の詳細、特徴、および利点が、より容易に明らかとなるであろう。
二層式の暖房、通気、および/または空調システムへ給気を行うための空気取入ケーシングの斜視図。 図1と同じケーシングを異なる角度から示す図。 本発明による空気取入ケーシングの斜視図。 本発明による空気取入ケーシングの第1動作モードにおける空気の流れを示す図。 本発明による空気取入ケーシングの第2動作モードにおける空気の流れを示す図。
図1および図2を参照すると、本発明は、暖房、通気、および/または空調システム内へと組み込まれる空気取入ケーシングに関するものである。当該ケーシングはこの場合、2つの空気送出ホイールを有する推進システムの設けられた2つの空気送出装置を含んでいる。推進システムおよび空気送出ホイールは、各図には示されていない。但し、それらの図では、一方の空気送出ホイールを取り囲む第1の上方スクロール1を見ることができる。その中へは、上方円形中央開口2を通じて空気が吸い込まれ、そして周縁管3によって、暖房、通気、および/または空調システムの第1回路へ向かって送り込まれる。第2の下方スクロール4が同様に、第2の送出ホイールを取り囲んでいる。その中へは、下方円形中央開口5を通じて空気が吸い込まれ、そして周縁管6によって、暖房、通気、および/または空調システムの第2回路へ向かって送り込まれる。上方開口2と下方開口5とはこの場合、同軸となっている。
空気取入ケーシングは:
− 第1スクロール1へ給気を行うための開口2に面して配置された上方ボリューム7と、
− 第2スクロール4へ給気を行うための開口5に面して配置された下方ボリューム8と、
− 2つのスクロール1および4をバイパスして、2つのボリューム同士、即ち上方と下方のボリューム同士の間の連通(流通可能な連絡)をもたらす中間ボリューム9と、
を備えている。
また、ケーシングは、上方ボリュームに、車両の外側から外気を取り入れるように企図された開口10と、自動車内部から到来する再循環気を取り入れるように企図された開口11とを含んでいる。図示例においては、2つの開口同士の間でスライドする混合フラップと呼ばれるフラップ12が、当該開口の一方ないし他方を完全に閉鎖することができる。当該フラップは、中間位置において、2つの開口それぞれの中に同様に開いた区画を残して、外気に対する循環気の割合の変化を可能とし得る。さらに、この上方ボリュームを水平方向へ完全に横切って、濾過手段13が置かれている。この濾過手段は、一方の、上方ボリューム7の上に配置された外気取入口10および再循環気取入口11と、他方の、当該ボリュームの底部に開いた上方スクロール1の中央開口2との間に介在させられている。主に自動車内部の中への導入前に外気を濾過する目的で設計されているこの手段は、外気取入口10と、各空気送出装置へ向かう2つの放出口2および4との間で、最初の圧力降下を生じさせる。
ボリューム9、並びに、その中間ボリューム9の上方ボリューム7および下方ボリューム8との連結部が複雑な形状を有していることにも留意されたい。従って、濾過要素13を通過した空気を導くために、その複雑な形状によって形成されるダクトは、下方ボリューム8と共に、下方放出口5を通じて第2空気送出装置へ給気を行う回路内での、付加的な圧力降下の発生源となっている。これに比べれば、上方放出口2を通じた第1空気送出装置への給気回路は、遙かに直接的なものである。
このケーシングはまた、濾過要素13と下方放出口5との間の再循環気取入口14を含んでいる。図示例において、この再循環気取入口は、下方ボリューム8と中間ボリューム9との間の連結部の所に設置されている。変形実施形態においては、当該取入口は、少しだけ更に下方ボリューム8内まで、或いは中間ボリューム9内まで設置されていてもよい。この取入口14は、そこからの空気が、下方放出口5へ向かって、できるだけ最も直接的な回路に沿って進み得るように、即ち、圧力降下を最小限とするように構成されるのが有利である。
この空気取入口14の閉鎖を制御するための手段は、当該再循環気取入口14を閉鎖する位置にある際にケーシングの内壁に当たって定置される、再循環気取入口フラップ15によって形成されるのが有利である。当該フラップは、水平軸に対して上方へ軸周り回動することによって、再循環気取入口14が開放されることを可能とする。そのフラップはまた、再循環気取入口14が開放される際に、図2に示すような位置15aにおかれることができることを目的として構成されている。それは、当該再循環気取入口14が下方放出口5の側にある状態のままにしつつ、中間ボリューム9の上部と下部との間の連通が封鎖されるようにである。
このケーシングは、少なくとも以下の3つのモードに従って動作するようになっている。
− 「完全外気」モード:この場合、混合フラップ12は、再循環気取入口11を完全に閉鎖する位置におかれ、再循環気取入口フラップ15は、下方からの再循環気取入口14を閉鎖すると共に、上部と下部との間の連通を開放する。そして、2つのスクロール1および4は、取入口11からの外気のみを供給される。外気が下方スクロール4へ到達するためには、当該外気は、フィルタ13と、中間ボリューム9および下方ボリューム8によって形成されるダクトとを通過しなければならない。
− 「完全再循環気」モード:この場合、混合フラップ12は、外気取入口10を完全に閉鎖する位置におかれ、再循環気取入口フラップ15は、上部と下部との間の連通を閉鎖する位置15aにおかれる。従って、スクロール1は、フィルタ13を通過した、取入口11からの再循環気を供給される。下方スクロール4は、取入口14からの再循環気を供給される。この空気は、ケーシング内のフィルタを通過しない。
− 「二層」モード:この場合、混合フラップ12は、再循環気取入口11を完全に閉鎖する位置におかれ、再循環気取入口フラップ15は、上部と下部との間の連通を閉鎖する位置15aにおかれる。従って、スクロール1は、フィルタ13を通過した、取入口10からの外気を供給される。下方スクロール4は、取入口14からの再循環気を供給される。この再循環気は、ケーシング内のフィルタを通過しない。
「混合外気」と呼ばれ得る第3の動作モードも存在する。その動作モードにおいては、「完全外気」モードにおけるように、再循環気取入口フラップ15が、下方からの再循環気取入口14を閉鎖する。但し、混合フラップ12は中間位置におかれる。その中間位置においては、依然としてある割合の再循環気が開口11を通過するのを許容しつつ、外気取入口10が大きく開放される。そして、この外気・再循環気の混合気は、上方放出口2および下方放出口5へ向かう、「完全外気」モードでの外気と同じ回路に沿って進む。暖房、通気、および/または空調システムの動作モードが、ある割合の再循環気が外気と共に導入されるのを許容するとき、それは送出エネルギを節約することを可能とする。自動車内部とシステムとの間で空気が再循環される回路全体が、より低い逆圧を呈するからである。他方では、開口11からの再循環気は、上方スクロール1および下方スクロール4に到達するためには、濾過手段13を通過しなければならない。このことは、下方スクロール4に到達するための複雑な回路にも繋がる。これらの圧力降下は、(理論的には弱い逆圧の)再循環気を用いることの利点の一部を失うことに繋がる。
図3から図5に示すように、本発明によればケーシングは、再循環気の流れをもたらすように企図された、圧力の差の結果として開くことのできる手段16,17を含んでいる。当該手段は、この場合、空気取入ケーシングの下部に設置されて、弱い逆圧の回路に沿って再循環気が進むことを可能とする。それは、下方放出口5に近接した再循環気取入口14がフラップ15によって閉鎖されたときに、各空気送出装置、特に下方の装置へ給気を行うためである。
より具体的には、圧力の差の結果として作動する当該手段16,17は、例えばフラップ15に形成された開口16を含んでいる。ケーシングの内側には、追加的なフラップ17が設けられている。当該追加的なフラップ17は、前記開口16の前方でフラップ15に連結された水平軸に対して軸周り回動する。当該追加的なフラップ17は、フラップ15に対して当て置かれたときには、この開口16を閉鎖し、上方へ軸周り回動することによって開口16を開放する。
第1モードの実施形態において、このフラップ17は自由に回動することができる。従って、そのフラップは、ケーシング内部の圧力が外部の圧力よりも弱いとき、典型的には一方および/または他方の空気送出装置が作動しているときに開くのである。この場合、復元力の役目を果たすのはフラップの重量である。
変形例では、追加的なフラップに弾性復元手段が備え付けられていてもよい。この復元の力は、圧力の差が所与の閾値を下回るか、或いはケーシングが垂直姿勢にはないときに開口16を再閉鎖するために適合されていてもよい。
本発明によるケーシングは、図1および図2のケーシングの「混合外気」モードに対する代替案を提案するものである。それは、外気と再循環気との混合気を、特に下方スクロール4によって給気を行われる暖房、通気、および/または空調システムの回路へもたらすためである。
具体的には図4を参照すると、本発明によるケーシングが初めに規定されたような「完全外気」動作モードにあるとき、ケーシングの下部と自動車内部との間の圧力差は、フラップ17が起き上がって、再循環気の追加的な流れが開口16を通過するのを可能とすることを意味する。フィルタ13と中間ボリューム9とを通じた外気の通過によって生み出される逆圧を考慮すれば、再循環気の追加的な流れは、下方スクロール4の方へ向けられる。
「改良混合外気」となる、この動作モードにおいて、上方スクロール1には、事実上全体的に、フィルタ13を通過した取入口10からの外気が供給される。下方スクロール4には、その一部について、フィルタ13を通過した取入口10からの外気であって、開口16から下方ボリューム8を通じて直接的に到来する再循環気の流れと混合された外気が供給される。
このモードにおいて用いられる再循環気は、かくして出来るだけ小さな逆圧しか生じさせない回路に沿って進み、空気を送出するのに要するエネルギを低減させるために同再循環気を用いる利点を十分に得ることができる。
これに関しては、上記で示したように、最適モードの実施形態においては、下方放出口5へ向かって進んで出て行く流れにおける圧力降下を最小限にするために再循環気取入口14の場所が定められ、この最適化によって本発明による装置の開口16が恩恵を受けている、ということが指摘されるであろう。従って、「改良混合外気」動作モード中に装置を通過して、主に下方放出口5へ向かって進む再循環気の流れは、所与のケーシングにてあり得る最小量の逆圧しか受けないのである。
暖房、通気、および/または空調システムによって課される仕様は、再循環気の割合がある一定値、例えば15%を下回って設定されることを要求し得る。
その目的のために、本発明の第1変形例は、追加的なフラップ17によって与えられる隙間を、止め(ストッパ)によって制限するものである。
最初のものと組み合わされ得る別の変形例は、開口16を通る再循環気に対して与えられる通路の断面に関係するものである。例えば、この開口内に設置される格子18が、この通路の断面を制限する。
初期の「混合外気」モードが、本発明によるケーシングでも用いられてよい、ということに留意されたい。その場合、再循環気取入口11から上方ボリューム7へ進入する少量の再循環気もまた、上方スクロール1へ給気される。このモードは、下方スクロール4へ給気を行う再循環気についての弱い逆圧の利点を保ちつつ、暖房、通気、および/または空調システムの2つの回路へ給気を行うために用いられていてもよい。
さらに、追加的なフラップ17が開くのを制御によって妨げる変形実施形態は、必要ならば「完全外気」モードでのケーシングの使用を可能ともする。
最後に、追加的なフラップ17は「完全再循環気」モードや「二層」モードを変更するものではない、ということに留意されたい。具体的には、図5に示す場合、フラップ15はその、下部のボリューム8と上部のボリューム7との間の連通を妨げる位置15aにある。従って、下方ボリューム8内の弱い逆圧は、追加的なフラップ17が、それ自身の重量の影響でフラップ15に押し当てられたままになる、ということを意味する。従って、上部と下部との間には、如何なる連通も存在しないのである。必要ならば、既に説明した変形実施形態を用いて、適切なレベルで弾性復元力を及ぼす手段が適用される。
暖房、通気、および/または空調システムによって「完全再循環気」および「二層」の各動作モードが必要とはされない、特定モードの実施形態においては、下方スクロール4へ給気を行ったり、上方ボリューム7と下方ボリューム9との間の連通を妨げたりするために構成されたフラップ15を、ケーシングは備えていない。この場合、追加的な再循環気の流れを取り入れるための開口16は、フィルタ13に対して下方スクロール4の側の、下方ボリューム8ないし中間ボリューム9のレベルにて、ケーシングの壁に形成される。そして、追加的なフラップ17は、その壁に対して固定される。本発明はさらに、単一の空気送出装置へ給気を行うように企図された空気取入ケーシングに対して、同様に一般化することができる。
説明してきた装置は、空調ケーシングに用いられてもよい。このようなケーシングは特に、各スクロール1,4内に収容されてモータによって駆動される各送出ホイールを伴った、推進システムを含んでいる。そのモータは、図示例においては、2つのスクロール同士の間の中央空間内に配置され得る。当該装置はまた、空調システムの動作モードに応じて空気の流れを選択するためのフラップ12,15の制御用の手段を備えてもいる。

Claims (15)

  1. 暖房、通気、および/または空調システムに外気および再循環気を供給するように企図された空気取入ケーシングであって、少なくとも1つの空気送出装置へ外気および/または再循環気を供給するように企図された回路を備えると共に、前記回路へ再循環気の流れをもたらすように企図された手段(16,17)を更に備え、前記手段(16,17)は、圧力の差の結果として開くことができ、前記回路は、少なくとも一時的に前記圧力の差を生じさせる圧力降下が、その内部に作り出されるように構成されている、空気取入ケーシング。
  2. 圧力降下を生じさせる要素が前記回路内に介在されており、再循環気の流れをもたらすように企図された、圧力の差の結果として開くことができる前記手段(16,17)は、前記圧力降下要素に対して、前記送出装置へ給気を行うように企図された前記回路の側に置かれている、前記請求項に記載の空気取入ケーシング。
  3. 前記回路は、第1の圧力降下を伴って第1の空気送出装置へ給気を行うように企図された少なくとも1つの第1部分(2)の中へと開いている共通部分(7)と、前記第1の圧力降下よりも大きい第2の圧力降下を伴って第2の空気送出装置へ給気を行うように企図された少なくとも1つの第2部分(9,8,5)とを含んでおり、再循環気の流れをもたらすように企図された前記手段(16,17)は、前記第2部分に置かれている、前記請求項のいずれかに記載の空気取入ケーシング。
  4. 前記回路の前記共通部分(7)内に濾過手段(13)を含んでいる、前記請求項に記載の空気取入ケーシング。
  5. 前記回路は、外気および/または再循環気用の少なくとも1つの取入口(10)と、少なくとも1つのダクト(9,8)とを含み、前記取入口は前記共通部分(7)内へと開き、前記共通部分(7)は、前記空気取入口(10)から、前記第1の空気送出装置へ給気を行うように企図された少なくとも1つの放出口(2)との間に連通をもたらし、前記少なくとも1つのダクト(9,8)は、前記共通部分と、前記第2の送出装置へ給気を行うように企図された第2放出口(5)との間に連通をもたらし、再循環気の流れをもたらすように企図された前記手段(16,17)は前記ダクト(9,8)内へと開いている、請求項3または4記載の空気取入ケーシング。
  6. 前記回路は、再循環気をもたらすように企図された、制御式閉鎖手段(15)の備え付けられる取入口(14)を更に備え、前記取入口(14)が前記ダクト(9,8)内へと開いている、前記請求項に記載の空気取入ケーシング。
  7. 前記閉鎖手段は、主フラップと呼ばれるフラップ(15)である、前記請求項に記載の空気取入ケーシング。
  8. 圧力の差の結果として再循環気の流れをもたらすように企図された前記手段(16,17)は、前記主フラップ(15)に形成された開口(16)を含んでいる、前記請求項に記載の空気取入ケーシング。
  9. 圧力の差の結果として再循環気の流れをもたらすように企図された前記手段(16,17)は、当該ケーシングの内側で前記主フラップ(15)上に配置された、復元手段を伴う追加的なフラップ(17)を含んでいる、前記請求項に記載の空気取入ケーシング。
  10. 前記追加的なフラップ(17)の開きが、止め手段によって範囲に関して制限されている、前記請求項に記載の空気取入ケーシング。
  11. 前記主フラップ(15)に形成された前記開口(16)の断面が、格子(18)によって部分的に塞がれている、請求項8から10のいずれか一項に記載の空気取入ケーシング。
  12. 前記追加的なフラップ(17)を復元させるための前記手段は、重力である、請求項8から11のいずれか一項に記載の空気取入ケーシング。
  13. 前記追加的なフラップ(17)を復元させるための前記手段は、弾性手段である、請求項8から11のいずれか一項に記載の空気取入ケーシング。
  14. 閉鎖用の前記主フラップ(15)は、前記ダクト(9,8)による前記第2放出口(5)への給気を閉ざす位置(15a)を有している、請求項7から13のいずれか一項に記載の空気取入ケーシング。
  15. 前記請求項のうちいずれか一項に記載の空気取入ケーシングを含んでいる空調ケーシング。
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