JP6375377B2 - 低逆圧の暖房、通気、および/または空調システム用の空気取入ケーシング - Google Patents

低逆圧の暖房、通気、および/または空調システム用の空気取入ケーシング Download PDF

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Description

本発明は、自らの放出口において、暖房、通気、および/または空調(空気調和)システムへ給気を行う空気取入ケーシングであって、異なる供給源からの2つの空気の流れ同士の間の配分を制御するための手段を備えたものに関する。
暖房、通気、および/または空調システムは、自動車内部の外側からの空気(外気)と、自動車内部の内側からの空気(再循環気)とのいずれかを導入するために空気取入口を備えている。
この目的のために空気取入ケーシングは、暖房、通気、および/または空調システム内へと導入される流れを選択することを可能とするフラップを有している。それらのケーシングはまた、当該システムによって自動車内部へと導入される空気の質に処置をするための濾過手段を含んでいる。
暖房、通気、および/または空調システムは、空気を送出するために、両吸込型のエンジン・ファンないしブロア、でなければ複動式エンジン・ファンを用い得る。この場合、空気取入装置は、2つの放出口であって、それぞれが、入来する空気の流れが取り入れられて濾過された後に1つのブロアに給気を行う放出口を持てるようにされている。
暖房、通気、および/または空調システムはまた、異なる複数の動作形態を有し得る。それらの動作形態は、非限定的には、窓の曇り取り、急速暖房、および温度の維持である。これらの動作形態に応じて、一方ないし他方のブロア、或いは両方のブロアへ向かって様々な流れを送る必要が存在し得る。このことは、外気および再循環気の流れに対する各取入口の、また各ブロアに対応した2つの放出口の方に向けられる各プラップの選択の、比較的複雑なセットを伴って空気取入ケーシングが設計される、ということを意味する。
さらに、これらの設備は、とりわけ自動車の用途に対しては、軽量で、最小限の数の構成要素(特に選択プラップ)を有していなければならない。
動作上の目的、また互いに反対の2方向に供される同軸ブロアとの統合の目的に応ずるために、次のような空気取入ケーシングについての提案が成されている。即ち、第1の上方吸入開口に対向して、外気取入口、再循環気取入口、および2つの空気の流れ同士の間で選択を行うための選択フラップと、第2の下方吸入開口に近接して、隠蔽可能な再循環気取入口とを有した空気取入ケーシングである。そのケーシングは更に、所望の動作形態に応じて、2つの取入口を制御する各フラップの位置を定めるシステムによって制御される。
これらのような適用に不変の目的は、空気を循環させるのに消費されるエネルギを制限するように、空気回路内での圧力降下を減少させることである。さらに、これにより、エンジン・ファンによって要求される出力を減少させて、その寸法を制限することが可能となる。このことは、重量の点で有利な効果を有している。
上述した型式の、二層形態を可能とするように設計される取入ケーシングは、相当な圧力降下を生じさせる。それは、濾過手段が存在するという理由、或いは、各開口と、それらの開口を各ブロアに接続する配管の形状とに制約が課されるという理由のいずれかのためである。
本発明の目的は、様々な形態で動作しなければならない暖房、通気、および/または空調システムへ給気を行うように設計された空気取入ケーシングによる圧力降下への関与を低減させることである。
本発明は、自らの放出口において、暖房、通気、および/または空調システムへ給気を行うように企図された空気取入ケーシングであって、少なくとも1つの空気送出装置へ外気および/または再循環気を供給するように企図された第1回路と、前記システムに再循環気を供給するように企図された第2回路とを備えると共に、第1回路と連通し、第2回路によって供給される再循環気に対する追加的な再循環気の流れをもたらすことを可能とする手段を更に備え、前記第1回路は、その内部で、追加的な再循環気の流れの供給の上流側における圧力降下が生じるように構成されている、空気取入ケーシングに関するものである。
本発明は入来する再循環気を追加することによって働くものであるが、その再循環気については、空調システムと自動車内部との間の全体としての回路内に弱い逆圧が存在する。従って、再循環気の追加的な流れは、相応した外気の流れよりも送出に要するエネルギが小さい。その追加は、既存の再循環気の流量を、その目的のために既に設けられている回路内で増大させるか、或いは追加的な再循環気の流量を作り出すかのいずれかによって与えられる。外気の中に、ある割合の再循環気が許容されるからである。さらに、弱い逆圧の初期の利益を維持するために、追加的な再循環気は、圧力降下によって影響されないか、或いは控えめにしか影響されない回路の部分の中へと導入される。
特に、前記第1回路内に圧力降下を生じさせる要素が介在されている場合には、第2回路と、追加的な再循環気の流れをもたらすように企図された手段とは、圧力降下要素に対して、前記送出装置へ給気を行うように企図された側で第1回路と連通する。
前記第1回路は、第1の圧力降下を伴って第1の空気送出装置へ給気を行うように企図された少なくとも1つの第1部分の中へと開いている共通部分と、前記第1の圧力降下よりも大きい第2の圧力降下を伴って第2の空気送出装置へ給気を行うように企図された少なくとも1つの第2部分とを含んでおり、第2回路によって供給される再循環気に対する追加的な再循環気の流れをもたらすように企図された前記手段が、前記第2部分と連通していると有利である。
換言すれば、空気取入ケーシングは、それぞれが空調システムの異なる部分へ送気し得る2つの空気送出装置で当該システムへ給気を行うのである。さらに、再循環気は、2つの空気送出装置に共通の取入口によって、第2の装置内の圧力降下がより大きな状態で供給される。この第2の装置に優先事項として追加的な再循環気の流れをもたらす手段を備え付けることによって、当該手段の効果が最適化される。
当該ケーシングは、第1回路の前記共通部分内に濾過手段を含んでいてもよい。この、一般的には圧力降下の原因となる濾過手段は通常、外部から外気が通らねばならない回路において用いられる。他方では、この濾過は、既に濾過されてしまっている内部の空気から本来やって来る再循環気に対しては、用いる必要の無いものである。本発明の実施は、この濾過手段を外気および/または再循環気の取入口に近接して配置することができる、という事実を利用するものである。従って、空気送出装置へ給気を行うために、この圧力降下を回避しつつケーシング内の回路に再循環気の取入口を配置するための空間が残されるのである。
前記第1回路は、外気および/または再循環気用の少なくとも1つの取入口と、少なくとも1つのダクトとを含み、前記取入口は前記共通部分内へと開き、前記共通部分は、前記取入口と、前記第1の空気送出装置へ給気を行うように企図された少なくとも1つの放出口との間に連通をもたらし、前記少なくとも1つのダクトは、前記共通部分と、前記第2の送出装置へ給気を行うように企図された第2放出口との間に連通をもたらしていることが好ましい。この場合、前記第2回路は前記ダクト内へと開いていてもよい。当該共通部分のダクトにおける口の形状構成は、しばしば追加的な圧力降下を引き起こす、ということに留意されたい。
第2回路は、閉鎖手段であって、当該閉鎖手段が開放位置にあるとき、前記第2の送出装置へ給気を行うために当該ケーシング内へ再循環気が入り込むことを許容しつつ、第2回路の口と、前記放出口のうち第1のものとの間で前記ダクトを閉鎖することのできる閉鎖手段を含んでいてもよい。
第1モードの実施形態において、追加的な再循環気の流れをもたらすように企図された前記手段は、第2回路の口と前記第2放出口との間で前記ダクトに配置された空気取入口を同様に備えていてもよい。
第2モードの実施形態において、追加的な再循環気取入口は、前記閉鎖手段が前記ダクトを閉鎖する前記位置にあるとき、前記閉鎖手段に対して、前記ダクトにおける前記第2回路の口とは反対の側に定置されるように、前記ダクトに配置されている。
これら本発明の実施形態の各モードにおける、一緒に、或いは別々に採用され得る様々な変形例によれば:
− 追加的な開口には、圧力の差によって空気の進入を許すことのできる手段が備え付けられ、
− 圧力の差によって空気の侵入を許すことのできる手段は、自由フラップであり、
− 当該ケーシングは、前記自由フラップの位置を復元させるための手段を含み、
− 前記自由フラップを復元させるための手段は、重力または弾性手段であり、
− 追加的な開口には、空気の進入を許すことのできる制御式手段が備え付けられる。
本発明はまた、上述したような空気取入ケーシングを含んでいる空調ケーシングに関するものである。
添付図面を参照して以下の説明を読めば、本発明がより良好に理解され、本発明のその他の詳細、特徴、および利点が、より容易に明らかとなるであろう。
二層式の暖房、通気、および/または空調システムへ給気を行うための空気取入ケーシングの斜視図。 本発明による空気取入ケーシングの第1モードの実施形態の、第1動作形態における斜視図。 図2の空気取入ケーシングの、第2動作形態における斜視図。 本発明による空気取入ケーシングの第2モードの実施形態の斜視図。 本発明による空気取入ケーシングの第3モードの実施形態の斜視図。
図面を参照すると、本発明は、空調ケーシング内へと組み込まれる空気取入ケーシングに関するものである。当該ケーシングはこの場合、2つの空気送出ホイールを有する推進システムの設けられた2つの空気送出装置を含んでいる。推進システムおよび空気送出ホイールは、各図には示されていない。但し、それらの図では、一方の空気送出ホイールを取り囲む第1の上方スクロール1を見ることができる。その中へは、上方円形中央開口2を通じて空気が吸い込まれ、そして周縁管3によって、暖房、通気、および/または空調システムの第1回路へ向かって送り込まれる。第2の下方スクロール4が同様に、第2の送出ホイールを取り囲んでいる。その中へは、下方円形中央開口5を通じて空気が吸い込まれ、そして周縁管6によって、暖房、通気、および/または空調システムの第2回路へ向かって送り込まれる。上方開口2と下方開口5とはこの場合、同軸となっている。
空気取入ケーシングは、例えば:
− 第1スクロール1へ給気を行うための開口2に面して配置された上方ボリューム7と、
− 第2スクロール4へ給気を行うための開口5に面して配置された下方ボリューム8と、
− 2つのスクロール1および4をバイパスして、2つのボリューム同士、即ち上方と下方のボリューム同士の間の連通(流通可能な連絡)をもたらす中間ボリューム9と、
を備えている。
また、ケーシングはここでは、上方ボリュームに、車両の外側から外気を取り入れるように企図された開口10と、自動車内部から到来する再循環気を取り入れるように企図された開口11とを含んでいる。図示例においては、2つの開口同士の間でスライドする混合フラップと呼ばれるフラップ12が、当該開口の一方ないし他方を完全に閉鎖することができる。当該フラップは、中間位置において、2つの開口それぞれの中に同様に開いた区画を残して、外気に対する循環気の割合の変化を可能とし得る。さらに、この上方ボリュームを水平方向へ完全に横切って、濾過手段13が置かれている。この濾過手段は、一方の、上方ボリューム7の上に配置された外気取入口10および再循環気取入口11と、他方の、当該ボリュームの底部に開いた上方スクロール1の中央開口2との間に介在させられている。主に自動車内部の中への導入前に外気を濾過する目的で設計されているこの手段は、外気取入口10と、各空気送出装置へ向かう2つの放出口2および4との間で、最初の圧力降下を生じさせる。
中間ボリューム9、並びに、その中間ボリューム9の上方ボリューム7および下方ボリューム8との連結部が複雑な形状を有していることにも留意されたい。従って、濾過要素13を通過した空気を導くために、その複雑な形状によって形成されるダクトは、下方ボリューム8と共に、下方放出口5を通じて第2空気送出装置へ給気を行う回路内での、付加的な圧力降下の発生源となっている。これに比べれば、上方放出口2を通じた第1空気送出装置への給気回路は、遙かに直接的なものである。
このケーシングはまた、濾過要素13と下方放出口5との間の再循環気取入口14を含んでいる。図示例において、この再循環気取入口は、下方ボリューム8と中間ボリューム9との間の連結部の所に設置されている。変形実施形態においては、当該取入口は、少しだけ更に下方ボリューム8内まで、或いは中間ボリューム9内まで設置されていてもよい。この取入口14は、そこからの空気が、下方放出口5へ向かって、できるだけ最も直接的な回路に沿って進み得るように、即ち、圧力降下を最小限とするように構成されるのが有利である。
この空気取入口14の閉鎖を制御するための手段は、当該再循環気取入口14を閉鎖する位置にある際にケーシングの内壁に当たって定置される、再循環気取入口フラップ15によって形成されるのが有利である。当該フラップは、水平軸に対して上方へ軸周り回動することによって、再循環気取入口14が開放されることを可能とする。そのフラップはまた、再循環気取入口14が開放される際に、図2に示すような位置15aにおかれることができることを目的として構成されている。それは、当該再循環気取入口14が下方放出口5の側にある状態のままにしつつ、中間ボリューム9の上部と下部との間の連通が封鎖されるようにである。
このケーシングは、少なくとも以下の3つの形態に従って動作するようになっている。
− 「完全外気」形態:この場合、混合フラップ12は、再循環気取入口11を完全に閉鎖する位置におかれ、再循環気取入口フラップ15は、下方からの再循環気取入口14を閉鎖すると共に、上部と下部との間の連通を開放する。そして、2つのスクロール1および4は、取入口11からの外気のみを供給される。外気が下方スクロール4へ到達するためには、当該外気は、フィルタ13と、中間ボリューム9および下方ボリューム8によって形成されるダクトとを通過しなければならない。
− 「完全再循環気」形態:この場合、混合フラップ12は、外気取入口10を完全に閉鎖する位置におかれ、再循環気取入口フラップ15は、上部と下部との間の連通を閉鎖する位置15aにおかれる。従って、スクロール1は、フィルタ13を通過した、取入口11からの再循環気を供給される。下方スクロール4は、取入口14からの再循環気を供給される。この空気は、ケーシング内のフィルタを通過しない。
− 「二層」形態:この場合、混合フラップ12は、再循環気取入口11を完全に閉鎖する位置におかれ、再循環気取入口フラップ15は、上部と下部との間の連通を閉鎖する位置15aにおかれる。従って、スクロール1は、フィルタ13を通過した、取入口10からの外気を供給される。下方スクロール4は、取入口14からの再循環気を供給される。この再循環気は、ケーシング内のフィルタを通過しない。
「混合外気」と呼ばれ得る第3の動作形態も存在する。その動作形態においては、「完全外気」形態におけるように、再循環気取入口フラップ15が、下方からの再循環気取入口14を閉鎖する。但し、混合フラップ12は中間位置におかれる。その中間位置においては、依然としてある割合の再循環気が開口11を通過するのを許容しつつ、外気取入口10が大きく開放される。そして、この外気・再循環気の混合気は、上方放出口2および下方放出口5へ向かう、「完全外気」形態での外気と同じ回路に沿って進む。暖房、通気、および/または空調システムの動作形態が、ある割合の再循環気が外気と共に導入されるのを許容するとき、それは送出エネルギを節約することを可能とする。自動車内部とシステムとの間で空気が再循環される回路全体が、より低い逆圧を呈するからである。他方では、図1のケーシングにおいて、開口11からの再循環気は、上方スクロール1および下方スクロール4に到達するためには、濾過手段13を通過しなければならない。このことは、下方スクロール4に到達するための複雑な回路にも繋がる。これらの圧力降下は、(理論的には弱い逆圧の)再循環気を用いることの利点の一部を失うことに繋がる。
換言すれば、当該ケーシングは、第1および第2の各回路を備えている。第1回路は、1つないし複数の空気送出装置、この場合は第1送出装置1および第2送出装置4へ外気および/または再循環気を供給するように企図されている。「外気および/または再循環気を供給するように企図され」という表現は、次のことを意味するように理解されたい。即ち、第1回路が、3つのモードそれぞれに従って、外気のみ、再循環気のみ、または外気・再循環気の混合気を、選択された形態に応じての交替方式で供給されるように企図されている、ということである。従って、これは、外気のみ、或いは再循環気のみを供給されるように企図されるかもしれない回路には当て嵌まらない。前記第2回路は、別の経路によって前記システムに再循環気を供給するように企図されている。
ここで、前記第1回路は、外気取入口10および/または再循環気取入口11によって給気を行われる。当該第1回路は、上方ボリューム7と、下流側の2つに分かれた岐路、即ち、上方開口2を含んだ第1岐路、および連通ボリューム9を含んだ第2岐路とを包含している。当該第1回路は、上方開口2によって第1スクロール1内へと開いている。連通ボリューム9は、下方ボリューム8および下方開口5へと続いている。当該第1回路は、下方開口5によって第2スクロール4内へと開いている。
第2回路に関しては、その回路は空気通路14の所で再出発している。従って第2回路は、再循環気取入口と、(この場合は第1回路における、より特定的には前記連通ボリューム9における)第2回路の口との両方を構成する。これは、変形として当該第2回路が縦方向へ伸び得るときにそうなっている。
前記上方ボリューム7は同様に、必ずしも前記上方開口2を通じて前記第1空気送出装置内へとは開かない。例として、縦方向へ伸びる管が介在されていてもよい。
さらに、当該第1回路および当該第2回路は必ずしも、それらの回路同士の間で連通してはおらず、当該回路のそれぞれによって与えられる1つないし複数の送出装置に対する給気が独立したものであってもよい(その場合は図示されていないが)。
図2から図5に示すように、本発明によればケーシングは、下方スクロール4へ給気を行うように企図された放出口5と(濾過手段13に対して)同じ側から、開口14より生ずる再循環気に対しての追加的な再循環気の取入口をもたらすように企図された手段16を含んでいる。
換言すれば、追加的な再循環気の取入口をもたらすように企図された当該手段16は、前記第1回路と連通し、例えば前記連通ボリューム9ないし前記下方ボリューム8と連通しているのである。
より具体的には、図2および図3に示す第1モードの実施形態において、この追加的な再循環気の取入手段は、ケーシングの壁に形成された開口16を含んでいる。その開口16は、取入口14の制御式フラップ15がその位置15aにあるとき、下方放出口5の側に置かれ、それにより当該下方放出口5を上方ボリューム7から隔離する。例えば、この開口16は中間ボリューム9の壁に形成される。変形例では、その開口は下方ボリューム8の壁に形成されてもよい。
この開口16は、自由に回動可能なフラップ17を更に備えることが有利である。この自由フラップ17は従って、ケーシング内部の圧力が外部の圧力よりも弱いとき、典型的には、一方および/または他方の空気送出装置が作動しているときに開放される。その場合、自由フラップ17の重量が復元力の役目を果たす。
変形例では、自由フラップ17に弾性復元手段が設けられていてもよい。その復元力は、圧力差が所与の閾値を下回るか、或いはケーシングが垂直に配置されてはいないときに開口16を再閉鎖するために適合されていてもよい。
図2を参照すると、ケーシングが「完全再循環気」ないし「二層」動作形態にあるとき、即ち下方放出口5に再循環気が供給されるとき、開口16からの再循環気の流れが、開口14からの主流に対して加えられる。その開口14は、位置15aにある制御式フラップ15によって開放されている。中間ボリューム9によって形成される管を横切って配置される制御式フラップ15の寸法によって開口14の寸法が制限されることを考慮すれば、下方放出口5によって給気される空気送出装置へ向かう再循環気の流量が、かくして増大させられ、全体としての再循環気回路内において低い逆圧が維持される。
自由フラップ17は、開口16を通じて進入している空気の、当該開口16から生じ得る如何なる逆流をも回避する。
図3を参照すると、本発明によるケーシングが「完全外気」動作形態にあるとき、ケーシングの下部と自動車内部との間の圧力差は、自由フラップ17が起き上がって、再循環気の追加的な流れが開口16を通過するのを可能とすることを意味する。フィルタ13と中間ボリューム9とを通る外気の流れによって生み出される逆圧を考慮すれば、再循環気の追加的な流れは、下方スクロール4の方へ向けられる。
以下では「改良混合外気」と呼ばれる、この動作形態において、上方スクロール1には、ほぼ全体的に、フィルタ13を通過した取入口10からの外気が供給される。下方スクロール4には、その一部について、フィルタ13を通過した取入口10からの外気であって、開口16から直接的に到来して下方ボリューム8内のみを循環する再循環気の流れと混合された外気が供給される。
この形態において用いられる再循環気は、かくして出来るだけ小さな逆圧しか生じさせない回路に沿って進み、空気を送出するのに要するエネルギを低減させるために同再循環気を用いる利点を十分に得ることができる。
暖房、通気、および/または空調システムによって課される仕様は、再循環気の割合がある一定値、例えば15%を下回って設定されることを要求し得る。
その目的のために、本発明の第1変形例は、自由フラップ17によって与えられる隙間を、止め(ストッパ)によって制限するものである。
初期の「混合外気」形態が、本発明によるケーシングでも用いられてよい、ということに留意されたい。その場合、再循環気取入口11から上方ボリューム7へ進入する少量の再循環気もまた、上方スクロール1へ給気される。この形態は、暖房、通気、および/または空調システムの2つの回路へ混合外気を供給するために用いられていてもよい。
さらに、制御式の装置が自由フラップ17の開放を妨げる変形実施形態は、必要に応じて「完全外気」形態でのケーシングの使用を可能ともする。
図4に示す第2モードの実施形態においては、制御式フラップ15の設けられた再循環気取入口14の上方に開口16が形成されていてもよい。この再循環気取入口14が図4に示すように閉じられたとき、ケーシングは第1変形例におけるように、上方部分から到来する空気の流れに対して開口16からの再循環気の流れが加えられる状態で機能する。それは、フィルタ13を通過させずに下方放出口5へ給気を行うためである。
「改良混合外気」、「混合外気」、または「完全外気」の動作形態を許容するために、自由フラップ17に関しての、第1モードの実施形態におけるのと同様の各変形例が可能である。
制御式フラップ15が位置15aにあるとき、取入口16と下方放出口5との間の連通が断たれる。それと同時に、上方スクロール1に給気を行う上方放出口2へ向かう回路はより複雑ではあるが、取入口16からの再循環気もフィルタ13を通過せずに同放出口に到達し得るのである。
かくして「完全再循環気」形態においては、下方の再循環気取入口14から下方放出口5まで続く回路について第1モードの実施形態で説明したのと実質的に同じ効果を、上方の再循環気取入口11から上方放出口2まで続く回路に関して、当該開口が有することとなる。この場合、本発明は、上方スクロール1を通過する低い逆圧を有した再循環気の流れを増大させるのである。
「二層」形態においては、既に説明してきた変形実施形態の使用がなされるか、「混合二層」形態が許容されるかのいずれかである。前者においては、自由フラップ17の開放が妨げられる。後者においては、上方放出口2が、ある一定割合の再循環気を外気内に含む混合気を、上方からの送出装置へ供給する。
図5に示す第3モードの実施形態においては、自由フラップ17が、制御式の装置、例えば、追加的な開口16の前に配置された回転円筒体18に置き換えられている。図示例においては、追加的な開口16が、下方ボリューム8に、但し、取入口と放出口との間での異なる空気回路において、制御式フラップ15の設けられた再循環気取入口14に対して、上述した第1モードの実施形態と同様の相対位置で配置されている。従って、この第3モードの実施形態は、第1モードの実施形態と同様の各動作形態を有している。しかしながら、回転円筒体18が制御されるという事実によって、例えば1つないし複数の空気送出装置の作動状態に応じて、追加的な再循環気取入口16が用いられるか否かについての決定が可能となる。
当該追加的な開口16は、下方ボリューム8内への再循環気の半径方向の導入を可能とする1つないし複数のオリフィスを含んでいる。
上述した3つのモードの実施形態における、暖房、通気、および/または空調システムによって「完全再循環気」および「二層」の各動作形態が必要とはされない、特定の変形実施形態においては、下方の開口14を閉鎖したり、上方ボリューム7と下方ボリューム9との間の連通を妨げたりするために構成された制御式フラップ15を、ケーシングは備えていない。この場合、例えば1つないし複数の空気送出装置の作動状態が、暖房、通気、および/または空調システムにおける外気の最大流量での運転に対応するときに、開口16が再循環気の追加的な流れの進入を可能とする。本発明はさらに、単一の空気送出装置への給気用の空気取入ケーシングに対して、一般的なやり方で同様に適用可能である。その場合、前記第1回路は、異なる構成、特に2つの岐路へと分かれてはいない構成を有していてよい。
説明してきた装置は、空調ケーシングに用いられてもよい。このようなケーシングは特に、各スクロール1,4内に収容されてモータによって駆動される各送出ホイールを伴った、推進システムを含んでいる。そのモータは、本例においては、2つのスクロール同士の間の中央空間内に配置され得る。当該装置はまた、空調システムの動作形態に応じて空気の流れを選択するためのフラップ12,15の制御用の手段を備えてもいる。
図示しない変形例のように、スクロール1,4同士が共通の仕切りによって隔てられていてもよい。その場合、モータは、一方ないし他方のスクロール、好ましくは下方スクロールの軸線方向の延長部分内に設置される。
水平に配置される空調ケーシングか、さもなければ互いに向かい合っては配置されないエンジン・ファン同士を伴う他の諸構成も、もちろん本発明によって考えられ得る。

Claims (8)

  1. 自らの放出口において、暖房、通気、および/または空調システムへ給気を行うように企図された空気取入ケーシングであって、
    軸線方向に並んだ第1スクロール(1)及び第2スクロール(4)であって、前記軸線方向に関して、前記第1スクロールが第1の側にあり、前記第2スクロールが第2の側にあり、前記第1スクロールが、前記第1スクロールに空気を導入するための第1開口(2)を前記第1の側に有し、前記第2スクロールが、前記第2スクロールに空気を導入するための第2開口(5)を前記第2の側に有している、前記第1スクロール(1)及び前記第2スクロール(4)と、
    前記第1開口(2)に面するように配置され、前記第1スクロール(1)に空気を供給する第1ボリューム(7)と、
    前記第2開口(5)に面するように配置され、前記第2スクロール(4)に空気を供給する第2ボリューム(8)と、
    前記第1スクロール(1)及び前記第2スクロール(4)を介さずに前記第1ボリューム(7)と前記第2ボリューム(8)とを接続する中間ボリューム(9)と、
    外気を前記第1ボリューム(7)に導入するための外気取入口(10)と、
    再循環気を前記第1ボリューム(7)に導入するための第1再循環気取入口(11)と、
    再循環気を前記中間ボリューム(9)に導入するための第2再循環気取入口(14)と、
    前記第2再循環気取入口(14)に設けられた再循環気取入口フラップ(15)であって、前記第1ボリューム(7)と前記第2ボリューム(8)との連通を遮断するとともに前記第2再循環気取入口(14)を開いて前記第2ボリューム(8)にケーシング外部の再循環気を流入させることを可能とする第1位置と、前記再循環気取入口フラップ(15)が前記第2再循環気取入口(14)を閉じるとともに前記第1ボリューム(7)と前記第2ボリューム(8)とを連通させる第2位置と、をとることができる、前記再循環気取入口フラップ(15)と、
    前記中間ボリューム(9)または前記第2ボリューム(9)に外気を導入するために前記第2再循環気取入口(14)の下流側に設けられた、閉鎖手段(17,18)を備えた第3再循環気取入口(16)と、
    前記第1ボリューム(1)内に設けられたフィルタ(13)と、
    を備え、
    前記外気取入口(10)を介して前記第1ボリューム(1)内に導入された外気及び第1再循環気取入口(11)を介して前記第1ボリューム(1)内に導入された再循環気は、前記フィルタ(13)を通過した後に前記中間ボリューム(9)に流入し、前記第2再循環気取入口(14)を介して前記中間ボリューム(9)に流入した再循環気は前記フィルタ(13)を通過しない、空気取入ケーシング。
  2. 前記第3再循環気取入口(16)に設けられた前記閉鎖手段は自由フラップ(17)であり、前記自由フラップ(17)は、当該自由フラップ(17)の近傍の前記空気取入ケーシング内の圧力が前記空気取入ケーシング外の圧力より低い時に、圧力差によって開いて再循環気を前記空気取入ケーシング内に流入させる、請求項1記載の空気取入ケーシング。
  3. 前記自由フラップ(17)の開きが、止め手段によって範囲に関して制限されている、請求項記載の空気取入ケーシング。
  4. 前記自由フラップ(17)は、前記自由フラップ(17)に作用する重力が前記自由フラップ(17)を前記第3再循環気取入口(16)を閉じる位置に向けて付勢するように、設置されている、請求項2または3記載の空気取入ケーシング。
  5. 前記自由フラップ(17)は、弾性手段が、前記自由フラップ(17)を前記第3再循環気取入口(16)を閉じる位置に向けて付勢するように、設置されている、請求項2または3記載の空気取入ケーシング。
  6. 前記自由フラップ(17)は、前記第3再循環気取入口(16)を介して前記空気取入ケーシング内から前記空気取入ケーシング外へ空気が流れることを防止するように構成されている、請求項2から5のうちのいずれか一項に記載の空気取入ケーシング。
  7. 前記第3再循環気取入口(16)に設けられた前記閉鎖手段は、制御された閉鎖手段(18)である、請求項1記載の空気取入ケーシング。
  8. 請求項1からのうちのいずれか一項に記載の空気取入ケーシングを含んでいる空調ケーシング。
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